JP2002544406A - 繊維製品柔軟化組成物 - Google Patents

繊維製品柔軟化組成物

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JP2002544406A JP2000618411A JP2000618411A JP2002544406A JP 2002544406 A JP2002544406 A JP 2002544406A JP 2000618411 A JP2000618411 A JP 2000618411A JP 2000618411 A JP2000618411 A JP 2000618411A JP 2002544406 A JP2002544406 A JP 2002544406A
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グレインジヤー,デイビツド・スチーブン
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、悪臭発生に対して高い耐性を有し、i)環状ポリオールまたは還元糖中のヒドロキシル基の35〜100%がエステル化またはエーテル化されている環状ポリオール(CPE)または還元糖(RSE)の液体または軟質固体誘導体、ここにおいて、CPEまたはRSEは独立してC8−22アルキルまたはアルケニル鎖に結合した2つ以上のエステルまたはエーテル基を有し、前記エステルまたはエーテル基に結合している鎖の少なくとも1本が少なくとも1つの不飽和結合を有している、ii)付着助剤、及びiii)1つ以上の酸化防止剤を含み、i)対iii)の重量比が20:1以上である繊維製品柔軟化組成物を提供する。本発明はまた、少なくとも1つの酸化防止剤を添加することにより上記したCPEまたはRSEを含む組成物における悪臭を低減させる方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は繊維製品柔軟化組成物、特に繊維製品の吸収性に悪影響を及ぼすこと
なく柔軟化し、製造、貯蔵または使用中に悪臭が発生する傾向の低い組成物に関
する。
【0002】 (背景及び従来技術) リンスを添加した繊維製品柔軟化組成物は公知である。しかしながら、従来の
リンスコンディショナーに関連する欠点は、該コンディショナーは繊維製品の柔
軟性を高めるが、同時にその吸収性をしばしば低下させることである。これは、
水を吸収する能力が低下することを意味する。これは、消費者がふわふわであり
ながら高い吸収性を求めているタオルの場合特に不利である。
【0003】 国際特許出願公開第98/16538号パンフレット(Unilever)は
、良好な柔軟性を付与し且つ繊維製品の吸収性を維持する環状ポリオールまたは
還元糖の液体のまたは軟固体の誘導体を含む繊維製品コンディショニング組成物
を開示している。
【0004】 欧州特許出願公開第0 380 406号明細書(Colgate−Palm
olive)は、少なくとも1本の脂肪酸鎖を有する糖または還元糖エステルを
含む洗剤組成物を開示している。
【0005】 国際特許出願公開第95/00614号パンフレット(花王株式会社)は、多
価アルコールエステル及びカチオン化セルロースを含む柔軟化組成物を開示して
いる。
【0006】 米国特許第5,447,643号明細書(Huls)は、ノニオン性界面活性
剤及び特定ポリオールのモノ−、ジ−もしくはトリ−脂肪酸エステルを含む水性
繊維製品柔軟化剤を開示している。
【0007】 国際特許出願公開第96/15213号パンフレット(Henkel)は、エ
ステル化後は固体であるアルキル、アルケニル及び/またはアシル基含有糖誘導
体をノニオン性及びカチオン性乳化剤と共に含むテキスタイル柔軟化剤を開示し
ている。
【0008】 上記した吸収性の問題を解決する本明細書に定義しているCPEまたはRSE
のような液体のまたは軟固体の繊維製品柔軟化剤は、しばしばエステルまたはエ
ーテル官能基上に不飽和(通常、主に不飽和)の脂肪酸鎖を使用することにより
得られている。しかしながら、そのような組成物は製造、貯蔵または使用時に製
品悪臭を発生することがある。これは非常に望ましくない。
【0009】 国際特許出願公開第97/13828号パンフレット(P&G)は、重金属イ
オン封鎖剤を含む繊維製品コンディショニング組成物を開示している。
【0010】 国際特許出願公開第96/21714号パンフレット及び同第96/2171
5号パンフレット(P&G)は、キレート化剤を含む繊維製品コンディショニン
グ組成物を開示している。
【0011】 国際特許出願公開第96/03481号パンフレット(P&G)は、1〜20
重量%の酸化防止剤を含む繊維製品コンディショニング組成物を開示している。
【0012】 本発明の目的は、上記した問題を解消することにある。
【0013】 本発明の組成物の主たる効果は、該組成物が繊維製品の吸収性を損なうことな
く繊維製品を柔軟化すること、該組成物が簡単に製造されること、及び該組成物
は製造、貯蔵または使用中に許容できないレベルの悪臭を発生しないことである
【0014】 (発明の定義) 本発明の1態様によれば、i)環状ポリオールまたは還元糖中のヒドロキシル
基の35〜100%がエステル化またはエーテル化されている環状ポリオール(
CPE)または還元糖(RSE)の液体のまたは軟固体の誘導体、ここにおいて
、CPEまたはRSEは独立してC8−22アルキルまたはアルケニル鎖に結合
した2つ以上のエステルまたはエーテル基を有し、前記エステルまたはエーテル
基に結合している鎖の少なくとも1本は少なくとも1つの不飽和結合を有してい
る、ii)付着助剤、及びiii)1つ以上の酸化防止剤を含み、i)対iii
)の重量比が20:1以上である繊維製品柔軟化組成物が提供される。
【0015】 驚くことに、上記組成物は、同時に繊維製品を柔軟化し、吸収性を保持する予
期せぬ組合せを与え、高温であっても悪臭に対して改善された耐性を示すことが
判明した。
【0016】 本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの酸化防止剤を添加することによ
り製造、貯蔵または使用時に本明細書に記載のCPEまたはRSEを含む組成物
における悪臭を低下させる方法を提供する。
【0017】 (発明の詳細な説明) 本明細書中、頭文字CPEまたはRSEは、それぞれ環状ポリオールまたは還
元糖のヒドロキシル基の35〜100%をエステル化またはエーテル化して得ら
れる環状ポリオールまたは還元糖の誘導体を指し、前記CPEまたはRSEはそ
れぞれ独立してC8−22アルキルまたはアルケニル鎖に結合した2つ以上のエ
ステルまたはエーテル基を有し、前記エステルまたはエーテル基に結合している
前記鎖の少なくとも1本は少なくとも1つの不飽和結合を有する。
【0018】 CPEまたはRSE 本発明で使用されるCPEまたはRSEは20℃で実質的に結晶性でない。逆
に、前記CPEまたはRSEは20℃で本明細書に定義する液体のまたは軟固体
の状態にあることが好ましい。
【0019】 本発明の(以下に定義する)液体のまたは軟固体のCPEまたはRSEは、該
CPEまたはRSEが所要の液体のまたは軟固体の状態にあるように、出発物質
の環状ポリオールまたは還元糖のヒドロキシル基の35〜100%をエステル化
またはエーテル化して得られる。これらの基は通常不飽和、分枝鎖または混合鎖
長を含む。
【0020】 典型的には、CPEまたはRSEは3個以上(例えば、3〜8個、特に3〜5
個)のエステル基及び/またはエーテル基を有する。好ましくは、CPEまたは
RSEの2つ以上のエステルまたはエーテル基が相互に独立してC8−22アル
キルまたはアルケニル鎖に結合している。前記C8−22アルキルまたはアルケ
ニル基は直鎖でも分枝炭素鎖であってもよい。
【0021】 好ましくはヒドロキシル基の35〜85%、より好ましくは40〜80%、更
に好ましくは45〜75%(例えば、45〜70%)がエステル化またはエーテ
ル化されている。
【0022】 好ましくは、CPEまたはRSEは少なくとも35%(例えば、少なくとも4
0%)のトリ−またはより高いエステルを含む。
【0023】 CPEまたはRSEは、少なくとも1つの不飽和結合を有するエステルまたは
エーテル基に独立して結合した鎖の少なくとも1本を有する。こうすると、CP
EまたはRSEを液体または軟固体とするための原価効率の良い方法が提供され
る。例えばナタネ油、綿実油、大豆油、オレイン酸、獣脂、パルミトオレイン酸
、リノール酸、エルカ酸または他の不飽和植物脂肪酸の源から誘導される主に不
飽和の脂肪鎖がエステル/エーテル基に結合していることが好ましい。
【0024】 上記鎖を、以下(CPEまたはRSEの)エステルまたはエーテル鎖と呼ぶ。
【0025】 CPEまたはRSEのエステルまたはエーテル鎖が主に不飽和であることが好
ましい。好ましいCPEまたはRSEには、スクローステトラタローエート、ス
クローステトララピエート、スクローステトラオレエート、大豆油または綿実油
のスクロートテトラエステル、セロビオーステトラオレエート、スクローストリ
オレエート、スクローストリアペエート、スクロースペンタオレエート、スクロ
ースペンタラピエート、スクロースヘキサオレエート、スクロースヘキサラピエ
ート、大豆油または綿実油のスクローストリ−、ペンタ−及びヘキサエステル、
グルコーストリオレエート、グルコーステトラオレエート、キシローストリオレ
エート、或いは主に不飽和の脂肪酸鎖の混合物のスクローステトラ−、トリ−、
ペンタ−もしくはヘキサエステルが含まれる。最も好ましいCPEまたはRSE
はモノ不飽和脂肪鎖を有する、すなわちポリ不飽和が部分水素化により除去され
ている化合物である。しかしながら、ポリ不飽和の大部分が部分水素化により除
去されているならば、ポリ不飽和脂肪酸鎖を主成分とする数種のCPEまたはR
SE、例えばスクローステトラリノレエートを使用し得る。
【0026】 最も好ましい液体CPEまたはRSEは、ポリ不飽和が部分水素化により除去
されている上記化合物である。
【0027】 好ましくは、脂肪酸鎖の40%以上、より好ましくは50%以上、最も好まし
くは60%以上が不飽和結合を含む。多くの場合、65〜100%(例えば、6
5〜95%)が不飽和結合を含む。
【0028】 CPEが本発明で使用するのに好ましい。イノシトールが環状ポリオールの好
ましい例である。イノシトール誘導体が特に好ましい。
【0029】 本発明において、用語「環状ポリオール」はすべての形態の糖を含む。実際、
糖は本発明で使用するのに特に好ましい。CPEまたはRSEを誘導するための
好ましい糖の例は単糖及び二糖である。
【0030】 単糖の例には、キシロース、アラビノース、ガラクトース、フルクトース、ソ
ルボース及びグルコースが含まれる。グルコースが特に好ましい。二糖の例には
、マルトース、ラクトース、セロビオース及びスクロースが含まれる。スクロー
スが特に好ましい。還元糖の例はソルビタンである。
【0031】 液体または軟質固体CPEは当業者に公知の方法により製造され得る。これら
の方法には、環状ポリオールまたは還元糖の酸クロリドによるアシル化、環状ポ
リオールまたは還元糖脂肪酸エステルの各種触媒を用いるエステル交換、環状ポ
リオールまたは還元糖の酸無水物によるアシル化、及び環状ポリオールまたは還
元糖の脂肪酸によるアシル化が含まれる。例えば、米国特許第4,386,21
3号明細書及びオーストラリア特許出願公開第14416/88号明細書(共に
P&G)を参照されたい。
【0032】 CPEまたはRSEが3つ以上、好ましくは4つ以上のエステルまたはエーテ
ル基を有することが好ましい。CPEが二糖の場合、その二糖が3つ以上のエス
テルまたはエーテル基を有することが好ましい。特に好ましいCPEは3〜5の
エステル度を有するエステル、例えばスクローストリ−、テトラ−及びペンタエ
ステルである。
【0033】 環状ポリオールが還元糖の場合、CPEの各環が1つのエステルまたはエーテ
ル基を好ましくはC位に有することが有利である。前記化合物の好適例にはメ
チルグルコース誘導体が含まれる。
【0034】 好適なCPEの例にはアルキル(ポリ)グルコシドエステル、特に1〜2の重
合度を有するアルキルグルコシドエステルが含まれる。
【0035】 CPEまたはRSE中の不飽和(及び存在するならば飽和)鎖の長さはC8− 22 、好ましくはC12−22である。余り好ましくはないが、1本以上のC −8 鎖を含むことも可能である。
【0036】 本発明の液体または軟固体CPEまたはRSEは、20℃でT緩和時間NM
Rで測定して固体:液体比が50:50〜0:100、好ましくは43:57〜
0:100、最も好ましくは40:60〜0:100(例えば、20:80〜0
:100)の物質として特徴づけられる。TNMR緩和時間は通常脂肪やマー
ガリンのような軟固体製品における固体:液体比を特徴づけるために使用されて
いる。本発明では、100μs未満のTを有する信号の化合物を固体成分と見
做し、100μs以上のTを有する化合物を液体成分と見做す。
【0037】 CPE及びRSEに関して、接頭辞(例えば、テトラやペンタ)は平均エステ
ル化度のみを指す。化合物はモノエステル乃至完全エステル化エステルの範囲の
物質の混合物として存在する。本明細書では、CPE及びRSEを定義するのに
平均エステル度を使用する。
【0038】 CPEまたはRSEのHLBは通常1〜3である。
【0039】 CPEまたはRSEは本発明の組成物中に好ましくは組成物の全重量の0.5
〜50重量%、より好ましくは1〜30重量%(例えば、2〜20重量%を含め
た2〜25重量%)の量存在する。
【0040】 組成物中に使用するためのCPE及びRSEには、スクローステトラオレエー
ト、スクロースペンタエルカート、スクローステトラエルカート及びスクロース
ペンタオレエートを含めた下記実施例に挙げられているものが含まれる。
【0041】 付着助剤 本発明において、付着助剤は、洗濯過程で特定CPEまたはRSEの繊維製品
への付着を助ける物質として定義される。
【0042】 付着助剤は、カチオン性化合物(例えば、カチオン性界面活性剤)、ノニオン
性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ポリマー付着助剤及びその混合物から選
択され得る。第4級アンモニウム化合物が特に有利であることが判明した。好ま
しい種類の付着助剤は繊維製品柔軟化化合物である。
【0043】 付着助剤がカチオン性であることが好ましい。カチオン性界面活性剤またはカ
チオン性柔軟化助剤が組成物中に存在しないときには、カチオン性ポリマー付着
助剤を存在させることが好ましい。最も好ましくは、付着助剤はカチオン性の繊
維製品柔軟化化合物である。
【0044】 付着助剤の混合物、例えばカチオン性界面活性剤とノニオン性界面活性剤の混
合物、または繊維製品柔軟化化合物とポリマー付着助剤の混合物を使用し得る。
【0045】 好適なカチオン性付着助剤には、水溶性一本鎖第4級アンモニウム化合物が含
まれる。例えば、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルア
ンモニウムブロミド、または欧州特許出願公開第258 923号明細書(Ak
zo Nobel)に記載されている化合物が挙げられる。
【0046】 しかしながら、付着助剤が実質的に水不溶性の繊維製品柔軟化化合物であるこ
とが好ましい。特に、C20以上の平均鎖長を有するアルキルまたはアルケニル
鎖を一本含む実質的に水不溶性の第4級アンモニウム化合物が好ましい。更に好
ましくは、極性頭基と各鎖がC14以上の平均鎖長を有するアルキルまたはアル
ケニル鎖を2本含む化合物である。
【0047】 好ましい繊維製品柔軟化付着助剤は、2本のC14以上の平均鎖長を有する長
鎖アルキルまたはアルケニル基を有する。より好ましくは、各鎖はC16以上の
平均鎖長を有する。最も好ましくは、各長鎖アルキルまたはアルケニル基の少な
くとも50%がC18の鎖長を有する。
【0048】 繊維製品柔軟化付着助剤の長鎖アルキルまたはアルケニル基が主に直鎖状であ
ることが好ましい。
【0049】 本発明の組成物に使用される繊維製品柔軟化付着助剤は優れた柔軟性を与える
化合物である。
【0050】 本発明の「実質的に水不溶性」の繊維製品柔軟化付着助剤は、20℃の脱イオ
ン水中で1×10−3重量%未満の溶解度を有する繊維製品柔軟化付着助剤とし
て定義される。好ましくは、繊維製品柔軟化付着助剤は1×10−4重量%未満
の溶解度を有する。最も好ましくは、繊維製品柔軟化付着助剤は20℃の脱イオ
ン水中で1×10−8〜1×10−6重量%の溶解度を有する。
【0051】 好ましい繊維製品柔軟化付着助剤は第4級アンモニウム化合物、好ましくは少
なくとも1つのエステル結合を有する第4級アンモニウム化合物である。
【0052】 特に好ましくは、繊維製品柔軟化付着助剤は少なくとも1つのエステル結合を
介して分子に結合した2つのC12−18アルキルまたはアルケニル基を有する
化合物からなる水不溶性第4級アンモニウム化合物である。第4級アンモニウム
化合物が2つのエステル結合を有することがより好ましい。本発明で使用するた
めの特に好ましいエステル結合第4級アンモニウム化合物は、式(I):
【0053】
【化1】 [式中、各Rは独立してC1−4アルキル、ヒドロキシアルキルまたはC2− アルケニル基から選択され、各Rは独立してC8−28アルキルまたはアル
ケニル基から選択され、Tは−O−C(=O)−または−C(=O)−O−であ
り、Xは適当なアニオンであり、nは0または1〜5の整数である] で表され得る。
【0054】 この種の好ましい化合物には、ジ(タローイルオキシエチル)ジメチルアンモ
ニウムクロリド及びメチルビス[エチル(タローイル)]−2−ヒドロキシエチ
ルアンモニウムメチルスルフェートが含まれる。
【0055】 第2の種類の好ましい第4級アンモニウム化合物は、式(II):
【0056】
【化2】 (式中、R、n、X及びRは上記と同義である) で表され得る。
【0057】 第4級アンモニウム化合物が生分解性であることが環境上の理由で有利である
【0058】 この種の好ましい化合物、例えば1,2−ビス(硬化タローイルオキシ)−3
−トリメチルアンモニウムプロパンクロリド及びその製造方法は、例えば米国特
許第4,137,180号明細書(Lever Brothers)に記載され
ている。好ましくは、前記化合物は米国特許第4,137,180号明細書に記
載されているように1−硬化タローイルオキシ−2−ヒドロキシ−3−トリメチ
ルアンモニウムプロパンクロリドのような対応モノエステルを少量含む。
【0059】 組成物の繊維製品柔軟化付着助剤は、式(III):
【0060】
【化3】 [式中、Xはアニオンであり、 Aはp個のヒドロキシル基を有し、炭素:酸素の原子比が1.0〜3.0の範囲
であり、ヒドロキシル基1個あたり最高2個のエチレンオキシド及び/またはプ
ロピレンオキシド基を含む脂肪族ポリオールから(m+n)のヒドロキシル基を
除去した後に残る(m+n)価の基であり、 mは0または1〜p−nの整数であり、nは1〜p−mの整数であり、pは少な
くとも2の整数であり、 Bは1〜4個の炭素原子を含むアルキレンまたはアルキリデン基であり、 R、R、R及びRは相互に独立して、任意に1個以上の官能基で置換さ
れている及び/または最高10個のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオ
キシド基によるかまたは最高2個の
【0061】
【化4】 から選択される官能基により中断されている直鎖もしくは分枝鎖C1−48アル
キルまたはアルケニル基であり、 またはR11及びR12は環中に5または6個の原子を含む環系を形成し得、 但し平均化合物は22〜48個の炭素原子を有するR基を少なくとも1個、また
は16〜20個の炭素原子を有するR基を少なくとも2個、または10〜14個
の炭素原子を有するR基を少なくとも3個有する] を有する化合物でもあり得る。この種の好ましい化合物は欧州特許出願公開第6
38639号明細書(Akzo)に記載されている。
【0062】 付着助剤は異なる繊維製品柔軟化化合物の混合物、例えば式(I)の化合物と
式(II)の化合物の混合物であってもよい。
【0063】 付着助剤はノニオン性界面活性剤、例えば約10〜約20のHLBを有するノ
ニオン性エトキシル化界面活性剤であってもよい。界面活性剤のアルキル基が少
なくとも12個の炭素原子を含むことが有利である。
【0064】 本発明で使用するのに適したポリマー付着助剤には、カチオン性及びノニオン
性ポリマー付着助剤が含まれる。
【0065】 好適なカチオン性ポリマー付着助剤には、カチオン性グアーポリマー(例えば
、Rhodia製Jaguarポリマーシリーズ)、カチオン性セルロース誘導
体(例えば、National Starch製Celquats)、Amer
chol製Ucareポリマー、カチオン性スターチ、例えばポテトスターチ(
例えば、Avebe製BDAのようなSoftGels及びSolvitose
、Cerestar製Cボンドポリマーシリーズ)、カチオン性ポリアクリル
アミド(例えば、Allied Colloids製PCG、National
Starch製Flocaidポリマーシリーズ)、並びにカチオン性キトサ
ン及び誘導体が含まれる。カチオン性ポリマー助剤は、組成物中に他のカチオン
性物質が存在しないときに特に好ましい。
【0066】 好適なノニオン性付着助剤には、BASF製Pluronics、ジアルキル
PEG、英国特許出願公開第213730号明細書(Unilver)に記載さ
れているようなセルロース誘導体、ヒドロキシエチルセルロース、スターチ及び
Rohm & Haas製Acusol 880/882のような疎水性修飾し
たノニオン性ポリオールが含まれる。
【0067】 上記付着助剤の混合物を使用してもよい。
【0068】 繊維製品柔軟化組成物におけるCPEまたはRSE対付着助剤の重量比は、好
ましくは15:1〜1:10、より好ましくは10:1〜1:5、最も好ましく
は8:1〜1:3の範囲である。
【0069】 繊維製品に対して特に高い吸収性を有する組成物が求められる場合には、CP
EまたはRSE対付着助剤の重量比は少なくとも1:1であることが(特に、付
着助剤が繊維製品柔軟化化合物のときには)有利である。
【0070】 高柔軟化組成物が求められる場合には、柔軟化付着助剤対CPEまたはRSE
の重量比が少なくとも2:3、好ましくは少なくとも1:1であることが有利で
ある。
【0071】 繊維製品に対して優れた柔軟性及び疎水性を与えるためには、柔軟化付着助剤
対CPEまたはRSEの重量比が3:2〜1:10、より好ましくは2:3〜1
:10であることが有利である。
【0072】 繊維製品柔軟化組成物は、20:1以上のCPEまたはRSEに対する重量比
で1つ以上の酸化防止剤を含む。
【0073】 付着助剤は組成物中に好ましくは組成物の全重量に基づいて0.05〜15重
量%、より好ましくは0.1〜10重量%(例えば、0.5〜7.5重量%)存
在させる。
【0074】 酸化防止剤 適当な酸化防止剤を本発明に従って使用し得る。好ましい酸化防止剤は少なく
とも1つの開始抑制剤または少なくとも1つの増殖抑制剤からなる。前記した2
種類の酸化防止剤の混合物が、特に中〜長期間にわたり悪臭を低減させる点で特
に有効であることが判明した。下記の例に挙げられている酸化防止剤を使用する
ことができる。
【0075】 組成物は、組成物の全重量に基づいて(総量で)0.0001〜1重量%、よ
り好ましくは0.00015〜0.75重量%、更に好ましくは0.002〜0
.5重量%(例えば、0.002〜0.45重量%)の酸化防止剤を含む。
【0076】 開始抑制剤からなる酸化防止剤は短期間及び長期間にわたり悪臭を良好に抑制
し得るが、増殖抑制剤と開始抑制剤の混合物からなる酸化剤は短期間及び長期間
にわたり驚くほど良好に悪臭を抑制し得ることが判明した。
【0077】 好適な開始抑制剤の酸化防止剤には、過酸化物分解剤、例えば硫化物、アルキ
ル及びアリール亜リン酸塩、数種のチオジプロピオネートの金属塩、キサントゲ
ン酸塩及びジチオリン酸塩が含まれる。
【0078】 好適な過酸化物分解剤には、(ROCCHCHS(式中、R=C 25、C1429またはC1837)、すなわちそれぞれIrgafo
s 186、Sandostab P−EPQ及びIrgafos P−EPQ
として入手可能なTNPP(トリス−ノニルフェニルホスファイト)が含まれる
。使用する場合、過酸化物分解剤は好ましくは0.001〜0.5重量%、最も
好ましくは0.005〜0.1重量%の量存在させる。
【0079】 別の種類の好適な開始抑制剤の酸化防止剤は金属イオン封鎖剤または失活剤で
ある。この種の好適な物質には、N,N’−ジサリチリデン−1,2−プロパン
ジアミン、オキサリルビス−(ベンジリデンヒドラジド)、エチレンジアミンテ
トラ酢酸(EDTA)、エチレンジアミンN,N’−ジコハク酸(EDDS)、
N−ヒドロキシエチレンジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸(NTA)、エチ
レンジアミンテトラプロピオン酸、エチレンジアミン−N,N’−ジグルタミン
酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N,N’−ジコハク酸、トリエチレン
トリアミンヘキサ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DETPA)、トラ
ンス1,2−ジアミノシクロヘキサン−N,N,N’,N’−テトラ酢酸、エタ
ノールジグリシン、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸)(ED
TMP)、1−ヒドロキシエタン1,1−ジホスホン酸(HEDP)、ヒドロキ
シエタンジメチレンホスホン酸、グルコール酸、クエン酸、酒石酸、イソプロピ
ルクエン酸、オキシジコハク酸、ジピコリン酸、4,5−ジヒドロキシ−m−ベ
ンゼンスルホン酸、8−ヒドロキシキノリン、ジチオカルバミン酸ナトリウム、
ナトリウムテトラフェニルボロン、アンモニウムニトロソフェニルヒドロキシル
アミン、エチレンジアミンモノコハク酸(EDMS)、イミノジコハク酸ナトリ
ウム塩(IDS Na塩)、テトラキス[メチレン(3,5−ジ−tert−ブ
チル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)]メタン(Irganox 101
0)、テトラキス[メチレン(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナメート)]メタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(
Irganox 1330及びジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネ
ート)(Dequest 2066)が含まれる。
【0080】 金属イオン封鎖剤は、好ましくは組成物の全量に基づいて0.0001〜0.
5重量%、最も好ましくは0.005〜0.1重量%の量存在させる。
【0081】 増殖抑制剤の酸化防止剤は主にヒンダードフェノール/ポリフェノールからな
る。これらには、食品またはプラスチック業界で通常使用されているもの、例え
ばブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(B
HT)、tert−ブチルヒドロキノン(TBHQ)、トコフェロール、トコト
リエノール、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコビル、没食子酸オクチル、没
食子酸プロピル、没食子酸ラウリル、N,N−ビス(エチル3’,5’−ジ−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート)、2−(N,N−ジメチルアミ
ノ)エチル3’,5’−ジ−tert−4’−ヒドロキシベンゾエート−N−コ
コアミン、2−(N−メチル−N−ココアミノ)エチル3’,5’−ジ−ter
t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、2,2’−メチレンビス(4−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(2−t
ert−ブチル−5−メチルフェノール)、n−オクタデシル3,5−ジ−te
rt−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナート、1,1,3−トリス(3−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)ブタンが含まれる。
【0082】 抑制剤の酸化防止剤は、好ましくは組成物の全重量に基づいて0.0001〜
0.5重量%、より好ましくは0.0002〜0.05重量%、最も好ましくは
0.0002〜0.02重量%の量存在させる。
【0083】 開始抑制剤(i)対増殖抑制剤(ii)の重量比は、好ましくは10:1〜1
:10、より好ましくは10:1〜1:5、更に好ましくは8:1〜1:1(例
えば、6:1〜1:1)である。
【0084】 CPEまたはRSE対全酸化防止剤の重量比は20:1以上、好ましくは50
:1以上、より好ましくは75:1以上である。前記重量比は1500:1ほど
高くてもよい。好ましくは、前記重量比の上限は3000:1(例えば、250
0:1)である。
【0085】 組成物のpH 本発明の組成物は、好ましくは1.5〜7,より好ましくは1.5〜5のpH
を有する。
【0086】 他の成分 組成物は脂肪酸、例えばC8−24アルキルまたはアルケニルモノカルボン酸
またはポリカルボン酸を含み得る。好ましくは、飽和脂肪酸、特に硬化獣脂C 6−18 脂肪酸が使用される。
【0087】 組成物は電解質、非水性溶媒、pH緩衝剤、香料、香料担体、蛍光物質、着色
剤、ハイドロトロープ、消泡剤、再付着防止剤、ポリマー及び他の増粘剤、酵素
、増白剤、乳白剤、防縮剤、しわ防止剤、耐汚点剤、殺菌剤、真菌剤、腐蝕防止
剤、ドレープ付与剤、静電防止剤、サンスクリーン、着色ケア剤及びアイロニン
グ助剤から選択される1つ以上の任意成分を含み得る。
【0088】 製品が液体のときには、粘度調整剤を使用することが有利であり得る。本発明
では、リンスコンディショナーと共に粘度調整剤、例えばキサンタンガム(Ke
lsan製Kelco及びRhone−Poulenc製Rhodopol)、
グアーガム(Rhone−Poulenc製Jaguar)、スターチ及びセル
ロースエーテルのような生物学的ポリマーを使用することが適当である。ポリア
クリル酸、ポリビニルピロリドン、ポリエチレン、カルボマー、架橋ポリアクリ
ルアミド(例えば、Acosol 880/882)、ポリエチレン及びポリエ
チレングリコールのような合成ポリマーも有用な粘度調整剤である。
【0089】 組成物が実質的に漂白剤を含まないことが好ましい。好ましくは、組成物は全
く漂白剤を含まない。
【0090】 脱カップリングポリマー及び解膠剤も好適な粘度調整剤である。
【0091】 製品形態 組成物は繊維製品柔軟化組成物用に慣用されている任意の形態、例えば粉末、
ペースト、ジェルまたは液体の形態をとり得る。液体、特にエマルションが好ま
しい。
【0092】 組成物は好適な方法により製造され得る。酸化防止剤が油溶性のとき、例えば
増殖抑制剤のときには、酸化防止剤をCPEまたはRSEに前添加することが適
当である。酸化防止剤が水溶性のとき、例えば開始抑制剤、特に金属イオン封鎖
剤のときには、開始抑制剤は通常CPEまたはRSEを含む予備形成エマルショ
ンに後添加される。
【0093】 (実施例) 本発明を下記する非限定的実施例により説明する。本発明の範囲内の更なる例
は当業者に自明である。
【0094】 例1〜13及び14〜24 CPE及び付着助剤を含む繊維製品柔軟化組成物における貯蔵時の悪臭発生の
低減に関する酸化防止剤の効果を以下に示す。
【0095】 %はすべて組成物の全重量に対する重量基準であり、活性化合物の量を表す。
例1及び14は酸化防止剤を含まない対照である。Ryoto 0−170にお
いて、脂肪酸鎖の85%以上が不飽和結合を含む。
【0096】 例2〜13の組成物は、増殖抑制剤の酸化防止剤(Irganox 1330
またはIrganox 1010)をCPE(Ryoto 0−170)に溶解
し、これをカチオン性物質及び水(組成物を100重量%にする量)の混合物に
添加することにより製造した。生じた組成物を低剪断Heidolphミキサー
を用いて混合して、エマルションを得た。
【0097】 例6及び13では、開始抑制剤の酸化防止剤(Dequest 2066)を
前記エマルションに後添加した。
【0098】 例14〜24の組成物は、カチオン性界面活性剤(CTAC)を水と混合し、
その後この混合物に室温で高剪断条件下でCPE(Ryoto 0−170)を
添加してエマルションを得ることにより製造した。
【0099】 例15及び22〜24では、増殖抑制剤の酸化防止剤(Irganox 10
10)をCPEに添加した後乳化した。
【0100】 例16〜24では、開始抑制剤の酸化防止剤(Dequest 2066、D
TPAまたはNa IDS)を最終エマルションに後添加した。
【0101】 例1〜13及び14〜24の組成をそれぞれ表1及び2に示す。
【0102】
【表1】 Mitsubishi−Kagaku Food Corporation
製スクロースペンタオレエート、 Aldrich製セチルトリメチルアンモニウムクロリド(25%溶液とし
て)、 Solutia製ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、
“A” Ciba Geigy製Irganox 1330;1,3,5−トリ
メチル−2,4,6−トリス(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン、 “B” Ciba Geigy製Irganox 1010;テトラキス[メチ
レン(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)]
メタン。
【0103】
【表2】 (注) Solutia製ジエチレントリアミン−N,N,N’,N”,N”−ペン
タキスメチレンリン酸、 Akzo Nobel製ジエチレントリアミンペンタアセテート、 Bayer製イミノジコハク酸ナトリウム塩。
【0104】 サンプルを上部にスクリューを有するビンにおいて37〜45℃で貯蔵した。
表3及び4に示す間隔で、ビンを貯蔵から取りだし、サンプルを(存在する腐敗
「脂肪」臭のレベルを評価することにより測定した)悪臭発生について調べた。
各評価前に、サンプルを室温で平衡化した。平衡化したサンプルからの臭いをか
ぎ、悪臭レベルを表示するために0〜5の値を割り当てることにより、悪臭を室
温で評価した。サンプルが感知できる腐敗臭を有していなかった場合には0とし
、非常に強い腐敗臭を有する場合には5とした。最低10人が各サンプルを評価
し、彼らの回答から平均値を算出した。
【0105】 5と判定される腐敗脂肪のマーカーとして、1重量%のCTAC及び4.5重
量%のPriolube 46(Unichema製ネオペンチルグリコールジ
オレエート)を含むエマルションを45℃で4週間貯蔵した。
【0106】 例1〜13及び14〜24の悪臭値をそれぞれ表3及び4に示す。
【0107】 下表3は、例1〜13の組成物について27週の試験期間にわたり37〜45
℃で貯蔵して調べた悪臭値を示す。
【0108】
【表3】
【0109】 上記結果は、主に不飽和のCPE及び付着助剤を含むサンプルにおける悪臭が
酸化防止剤の添加により抑制されることを示す。酸化防止剤が増殖抑制剤と開始
抑制剤の混合物である場合には、より長く悪臭が抑制された。
【0110】 0.01重量%の開始抑制剤と0.00225〜0.0045重量%の増殖抑
制剤を使用すると、更に有利な相乗効果が得られた(例6〜9参照)。
【0111】 下表4は、例14〜24の組成物について4週の試験期間にわたり45℃で貯
蔵して調べた悪臭値を示す。
【0112】
【表4】
【0113】 表4の結果は、存在させる酸化防止剤が開始抑制剤のみのときに悪臭が抑制さ
れたことを示す。酸化防止剤が増殖抑制剤及び開始抑制剤の両方を含むときには
、有意に改善された悪臭抑制が得られた。これは、存在させる酸化防止剤が悪臭
抑制剤のみのときには全くまたは殆ど臭いが抑制されなかったことにてらし驚く
ことである。
【0114】 従って、増殖抑制剤と開始抑制剤の間には明らかな相乗効果がある。
【0115】 増殖抑制剤及び開始抑制剤の存在下で高い悪臭抑制を示す別の組成物を以下に
示す。
【0116】 例25〜34 下表5の例25〜28の組成物は、リストした成分を水中で混合して製造した
【0117】
【表5】
【0118】 Irganox 1010、Dequest 2066及びCTACは上記し
た通りである。 Ryoto製品はMitsubishi−Kagaku Food Corp
orationから入手可能である。
【0119】 下表6〜9の例の組成物は、諸成分を80℃で加熱し、高剪断下で混合して製
造した。
【0120】
【表6】
【0121】
【表7】
【0122】 例35 4.5%のスクローステトラエルカート(油性液体、Ryoto ER−29
0)、0.5%のCTAC、0.01%Dequest 2066、0.004
5%のIrganox 1010及び0.2%の以下に示すポリマー付着助剤を
含む例35の組成物は、活性成分総量が5%の水中エマルション/分散液として
製造した。
【0123】 例35a National Starch製FlocAid 34、 例35b Avebe製Softgel BDA。
【0124】 例36 例36の組成物は、高温で混合することによりDEEDMAC:スクロースペ
ンタオレエート(Ryoto 0−170)の1:4エマルション/分散液とし
て製造した。ここに、0.01%のDequest 2066及び0.004%
のIrganox 1010を添加した。
【0125】 例37 本発明の完全処方の繊維製品柔軟化組成物を以下のように製造した。
【0126】
【表8】
【0127】 例38 表8は、本発明で使用されるCPE及びRSEのTNMR固体:液体比を
示す。この比は20℃で測定した。エステル化/エーテル化度を記載する。
【0128】
【表9】 Ryoto物質は上記した通りである。
【0129】 例39〜52 表9の組成物はすべて以下のように製造した。増殖抑制剤を99.9:0.1
の重量比でスクローステトラオレエート中に溶解した。次いで、この混合物をT
EA及びココ−15EOと共に溶融した後、低剪断Heidolphミキサーを
用いて撹拌しながら60℃の水に添加した。生じた混合物を10分間撹拌した後
、室温に冷却した。開始抑制剤を使用した場合には、最終混合物に混合しながら
5%水溶液として後添加した。
【0130】
【表10】 Goldschmidt(Witco製)からRewoquat WE18
の商標で90%ペーストとして入手可能なメチレンビス−[エチル(タローイル
)]−2−ヒト゜ロキシエチルアンモニウムメチルスルフェート、 約4のエステル化度を有するスクロースポリオレエート、 Associated Octel製エチレンジアミン−N,N’−ジコハ
ク酸、 Contract Chemicals製エチレンジアミンテトラ酢酸、 Solutia製エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)。
【0131】 下表10は、例39〜52の組成物について9週の試験期間にわたり45℃で
貯蔵して調べた悪臭値を示す。
【0132】 すべてのサンプルを緩く閉じたガラス瓶において45℃で貯蔵した。週間隔で
、サンプルをオーブンから取りだし、室温に冷却後パネリングした。悪臭スコア
を0〜5[0=悪臭なし、5=非常に強い悪臭]でランク付けた。結果を表10
に示す。
【0133】
【表11】
【0134】 結果は、柔軟化組成物中に増殖抑制剤のみを使用したときには9週間にわたり
良好な悪臭抑制が観察された。柔軟化組成物中に増殖抑制剤と開始抑制剤の混合
物を使用したときには9週間にわたり更に良好な悪臭抑制が観察された。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月15日(2001.6.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヤンセン,フランス・ヨース オランダ国、エヌ・エル−3133・アー・テ ー・フラールデインゲン、オリビア・フア ン・ノールトラーン・120、ユニリーバ ー・リサーチ・フラールデインゲン Fターム(参考) 4L033 AC02 AC15 BA13 BA14 BA22 BA85

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)環状ポリオールまたは還元糖中のヒドロキシル基の35
    〜100%がエステル化またはエーテル化されている環状ポリオール(CPE)
    または還元糖(RSE)の液体のまたは軟固体の誘導体、ここにおいて、CPE
    またはRSEは独立してC8−22アルキルまたはアルケニル鎖に結合した2つ
    以上のエステルまたはエーテル基を有し、前記エステルまたはエーテル基に結合
    している鎖の少なくとも1本は少なくとも1つの不飽和結合を有している、ii
    )付着助剤、及びiii)1つ以上の酸化防止剤を含み、i)対iii)の重量
    比が20:1以上であることを特徴とする繊維製品柔軟化組成物。
  2. 【請求項2】 CPEまたはRSEが少なくとも35%のトリ−もしくはよ
    り高いエステルを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 CPEまたはRSEが40〜80%、好ましくは45〜75
    %のエステル化及び/またはエーテル化ヒドロキシル基を有することを特徴とす
    る請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 CPEまたはRSEが4個以上のエステル化またはエーテル
    化ヒドロキシル基を有することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 CPEまたはRSEが単糖類または二糖類から誘導されるこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 付着助剤がカチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
    アニオン性界面活性剤、ポリマー付着助剤、繊維製品柔軟化化合物及びその混合
    物から選択されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 繊維製品柔軟化化合物が第4級アンモニウム化合物であるこ
    とを特徴とする請求の範囲第6項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 0.5〜50重量%、好ましくは1〜30重量%のCPEま
    たはRSEを含むことを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 1つ以上の酸化防止剤が少なくとも1つの開始抑制剤、少な
    くとも1つの増殖抑制剤またはその混合物からなることを特徴とする請求の範囲
    第1項〜第8項のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 1つ以上の酸化防止剤を0.0001〜1重量%含むこと
    を特徴とする請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 CPEまたはRSE対酸化防止剤の重量比が50:1以上
    、好ましくは75:1以上であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項
    のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 液体、好ましくはエマルションであることを特徴とする請
    求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの酸化防止剤を添加することによる請求の
    範囲第1項に記載のCPEまたはRSEを含む組成物における悪臭を低下させる
    方法。
  14. 【請求項14】 酸化防止剤が請求の範囲第9項〜第11項のいずれか1項
    に記載されていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。
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