JP2002544388A - 単層を調製するためにヒドリドシランを用いた表面改変 - Google Patents
単層を調製するためにヒドリドシランを用いた表面改変Info
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Abstract
Description
フィーおよびガスクロマトグラフィーのための分離基質、毛管ゾーン電気泳動の
ための基質、バイオセンサー、超小型電子装置、触媒、充填剤、および顔料を含
む様々な材料および成分を製造することができる。これらの多くの用途のために
、金属酸化物表面を、例えば、表面の吸着、接着、湿潤、または触媒の特性を変
更することにより、改変することが望ましい。
官能基を有するシラン化合物を結合することである。クロロシランおよびアルコ
キシシランが、このような表面改変に使用される。しかし、クロロシランおよび
アルコキシシランは感湿性であり腐蝕剤として作用することがあるので、これら
のシラン化合物の使用は不確かでありうる。加えて、クロロシランと金属酸化物
表面との反応は、副産物として塩酸を産生し、かつ改変された金属酸化物表面を
塩酸が腐蝕しうる。更に、いくつかのクロロシランおよびアルコキシシランは、
金属酸化物表面と反応しない。
ヒドリドシランのケイ素原子と表面のヒドロキシル基の酸素原子の間に共有結合
を形成するのに十分な時間及び条件下で、表面を、ヒドリドシランと接触する段
階を含む。このヒドリドシランは下記式を有する:
、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20アラルキル、C6-10アリー
ル、または分子量約1000〜約100,000を有するポリマー部分である。ポリマー部
分は、炭化水素ポリマー、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、ポリアク
リレート、ポリウレタン、エポキシ、およびポリメタクリレートからなる群より
選択される。Ra、Rb、RcおよびRdの各々は、任意に からなる群より選択される1つまたは複数の置換基で置換される。各々のRe、Rf
、Rg、Rh、Ri、Rj、Rk、Rl、Rm、Rn、Rp、Rq、Rs、Rt、Ru、Rv、Rw、Rx、Ry、お
よびRzは、独立して、H、線状C1-10アルキル、分枝C1-10アルキル、環状C3-8ア
ルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状C2-10アルキニル、
分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、またはC6-10アリールであり、かつ任
意に、-F、-Cl、および-Brからなる群より選択される1つまたは複数の置換基に
より置換される。各々のRaa、Rbb、およびRccは、独立して、線状C1-10アルキル
、分枝C1-10アルキル、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10ア
ルケニル、線状C2-10アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、C6- 10 アリール、-F、-Cl、-BrまたはORddであり、式中、Rddは、線状C1-10アルキル
または分枝C1-10アルキルである。Ra、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つはHであ
り、かつRa、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つはHでない。おそらく、Ra、Rb、Rc およびRdのうち2つまたは3つがHであろう。
ミニウム表面、鉄表面、ニッケル表面、クロム表面、マンガン表面、ジルコニウ
ム表面、ニオブ表面、モリブデン表面、またはタングステン表面からなる群より
選択することができる。表面はまた、金属酸化物表面またはメタレート表面であ
ることもできる。あるいは、表面は、金属合金を含むことができる。好ましい態
様は、単層が改変された金属表面を含む。
状C1-30アルキル、分枝C1-30アルキル、環状C3-30アルキル、線状C2-30アルケニ
ル、分枝C2-30アルケニル、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20 アラルキル、またはC6-10アリールである。好ましくは、Ra、Rb、RcおよびRdの
少なくとも1つが、線状C1-20アルキルまたは分枝C1-20アルキルもしくはフェニ
ルである。より好ましくは、Ra、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つが、置換され
ていない線状C1-20アルキル、置換されていない分枝C1-20アルキル、または置換
されていないフェニルである。
キシル基の酸素原子の間に共有結合を形成するのに十分な時間及び条件下で、金
属表面を、ヒドリドシロキサン含有ポリマーと接触させる段階を含む、単層が改
変された金属表面を形成する方法も特徴とする。ポリマーは、式Rdd[-O-Si(Ree)
(Rff)]n-Rggを有し、式中、RddおよびRggは、独立して、C1-6アルコキシまたはC 1-6 アルキルであり、ReeおよびRffの各々は、独立して、HまたはC1-6アルキルで
あり、nは10〜1000である。
ルシロキサンのコポリマーである。好ましくは、コポリマーは、少なくとも50モ
ル%のヒドリドメチルシロキサン、約25モル%〜約30モル%のヒドリドメチルシ
ロキサン、もしくは約1モル%〜約5モル%のヒドリドメチルシロキサンである。
。MはTi、Sn、Al、Fe、またはNiである。Ra、Rb、およびRcの1つまたは2つはHで
あり、Ra、Rb、およびRcの残りの1つまたは2つは、独立して、H、線状C1-30アル
キル、分枝C1-30アルキル、環状C3-30アルキル、線状C2-30アルケニル、分枝C2- 30 アルケニル、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20アラルキル
、もしくはC6-10アリール、または分子量約1000〜約100,000を有するポリマー部
分である。ポリマー部分は、炭化水素ポリマー、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リエーテル、ポリアクリレート、ポリウレタン、エポキシ、およびポリメタクリ
レートからなる群より選択される。Ra、Rb、RcおよびRdの各々は、任意に、 からなる群より選択される1つまたは複数の置換基で置換される。Re、Rf、Rg、R h 、Ri、Rj、Rk、Rl、Rm、Rn、Rp、Rq、Rs、Rt、Ru、Rv、Rw、Rx、Ry、およびRz
は、独立して、H、線状C1-10アルキル、分枝C1-10アルキル、環状C3-8アルキル
、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状C2-10アルキニル、分枝C2- 10 アルキニル、C6-12アラルキル、またはC6-10アリールであり、かつ任意に、-F
、-Cl、および-Brからなる群より選択される1つまたは複数の置換基で置換され
る。Raa、Rbb、およびRccは、各々独立して、線状C1-10アルキル、分枝C1-10ア
ルキル、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状
C2-10アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、C6-10アリール、-F
、-Cl、-BrまたはORddであり、式中、Rddは、線状C1-10アルキルまたは分枝C1-1 0 アルキルである。好ましくは、Ra、Rb、およびRcのうち2つがHである。好まし
い表面は、単層が改変された金属表面である。
れらの全てが、金属原子に共有結合されている酸素原子に共有結合されている、
多数のシラン残基を含む表面を意味する。
ができ共有結合されたオルガノシラン残基を含む、改変された表面がもたらされ
る。オルガノシラン残基上の官能基を、改変された表面の特性に有害に作用しな
いように選択することができる。
を提供する。一般に、ヒドリドシランは、対応するクロロシランおよびアルコキ
シシランよりも低い沸点を有する。更に、ヒドリドシランは、感湿性がなく、か
つ腐食性でない。加えて、金属酸化物表面を含むほとんどの表面とこれらが反応
する場合、これらは、腐食性の副産物を生成しない。その代わり、反応の副産物
は水素ガス(H2)である。結果として、ヒドリドシランを、気相(vapor phase)
技術を用いて蒸着することができる。
産物は、水素ガスである。得られた表面は、金属原子に共有結合されている酸素
原子に共有結合したシラン残基を有する。-OH残基は-O-SiRaRbRc残基で置換され
るので、表面の特性は変化する。
結晶、チタン箔、およびチタンフィルムの表面を改変することができる。スズ、
アルミニウム、鉄、ニッケル、クロム、マンガン、ジルコニウム、ニオブ、モリ
ブデンおよびタングステンを含むその他の金属表面も、改変することができる。
これらの金属のうちの1種の酸化物で構成された表面、例えばセラミックス表面
も改変することができる。加えて、メタレート表面、例えばチタン酸塩、ニオブ
酸塩、モリブデン酸塩、またはタングステン酸塩の表面などを改変することがで
きる。これらの金属の合金を含有する表面、例えばステンレス鋼も改変すること
ができる。
、本発明において使用することができる。ジヒドリドシランは、Ra、Rb、Rc、Rd のうち少なくとも2つがHであるような、式Iのシランである。トリヒドリドシラ
ンは、Ra、Rb、Rc、Rdのうち少なくとも3つがHであるような、式Iのシランであ
る。ヒドリド置換基は、分枝アルキル置換基のような、かさ高い(bulky)置換
基を伴うシラン残基よりも小さい。ジヒドリドシランおよびトリヒドリドシラン
は結果的に、モノヒドリドシランにより提供されるよりもより高度な表面被覆を
提供する。有用なトリヒドリドシランの例は、C8H17SiH3、C6F13(CH2)2SiH3、C6 H5SiH3、CH2=CH-CH2SiH3、Br(CH2)3SiH3、およびC13H37SiH3である。
ヒドリドシランが好ましい。疎水性表面に有用なシランの例は、(i-Pr)3-SiH、
t-BuSiMe2H、C18H37SiMe2H、およびC6F13(CH2)2SiMe2Hがある。
。例えば、1つのポリマーユニットにつき1つのシラン残基であるように1つのポ
リマーにつき1つのシラン残基で官能基化されたポリマーが、時々使用される。
シラン残基で官能基化された炭化水素ポリマー、例えばポリスチレンおよびポリ
エチレンなどを使用することができる。加えて、官能基化されたポリエステル、
ポリアミド、ポリエーテル、ポリアクリレート、ポリウレタン、エポキシおよび
ポリメタクリレートを、表面の改変に使用することができる。
ポリマーのようなヒドリドシロキサン含有ポリマーが使用される。ヒドリドメチ
ルシロキサンおよびジメチルシロキサンのコポリマーは、式[Si(H)(CH3)-O-]お
よび[Si(CH3)3-O-]を有するモノマーユニットからなる。ポリマーの3モル%〜50
モル%がヒドリドメチルシロキサンであるコポリマーが好ましい。小さい分子の
代わりにポリマーを使用する利点の1つは、ポリマーを使用した場合により厚い
単層が形成できることである。
すなわちヒドロキシル化)かつ透明(clean)であることを確実にするために表面を
前処理することが望ましい。前処理は、より高度の表面被覆、より均一な表面被
覆、またはその両方につながる。平面基質(substrate)の表面の前処理を、以
下のように行うことができる。チタンの単結晶、箔、またはフィルムを、水、DD
Sナトリウムのような界面活性剤、および/または有機溶媒で洗浄する。有用な溶
媒は、塩化メチレン、アルカン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ア
セトニトリル、酢酸エチル、ベンゼン、エタノール、メタノールおよびトルエン
を含む。その後基質を、強力な酸化剤、例えば硫酸、過酸化水素、クロム酸、ま
たは酸素プラズマなどで処理する。あるいは、基質を酸素の存在下で加熱するこ
とができる。
は、基質粉末、多孔質粒子、または膜を高温で真空下に配置することにより、こ
の表面の前処理を行うことができる。例えば100℃〜200℃の高温、20 mTorrを使
用することができる。あるいは、基質は酸素の存在下で加熱することができる。
応は、様々な条件下で行うことができる。改変反応は、気相、液相、または超臨
界流体において行うことができる。加えて反応は、希釈または濃縮した溶液中で
、高温または低温で行うことができる。
いて、気相蒸着技術を用いて表面を改変するのが便利である。更なる利点は、気
相技術を使用した場合、副産物の生成がより少ないことである。気相技術を使用
する表面改変は、基質を望ましいヒドリドシラン蒸気で飽和した環境に配置する
ことにより実現することができる。反応混合物は、室温または例えば100℃のよ
うな高温で、数時間から数日間の間維持される。使用した温度は、使用したシラ
ンの蒸気圧によって決まる。
リゴマーおよびオクタデシルジメチルシランなどには好ましい。液相改変は以下
のように行うことができる。基質は、不活性有機溶媒中のヒドリドシランの溶液
に転換される。使用することができる溶媒は、液体アルカン、ベンゼンおよびト
ルエンである。あるいは、基質を希釈していないヒドリドシランで被覆すること
ができる。反応混合物は、室温または高温で、数時間から数日間の間維持される
。
生じる。反応が迅速に生じる場合、貧弱な単層パッキングをもたらし得る加熱は
不要である。障害(hindered)ヒドリドシラン(例えばトリイソプロピルシラン
およびt-ブチルジメチルシラン)は、低温でいくつかの表面と反応しないか、も
しくは、極めて緩徐に反応するため、これらのシランが使用される場合、加熱が
必要である。多くの場合、表面被覆の80%が、1時間後に形成される。より密な
被覆が望ましい場合には、例えば24時間まで反応時間を延長することができる。
酸化チタンの疎液性を改善するために使用することができる。従ってこれらの方
法は、チタニア吸着剤、触媒(例えば光触媒)、膜、およびクロマトグラフィー定
常相の表面改変に有用である。これらはさらに、化学的に改変されたチタニア電
極およびセンサーの調製、ならびにチタニアの単結晶および酸化したチタン表面
の十分特徴付けられた自己堆積型(self-assembling)単層の調製にも有用である
。具体的用途には、歯科用および医科用のインプラントおよび印刷版への応用が
含まれる。
の置換基は、改変された表面に望ましい特性を提供するように選択され得る。表
面の疎水化のためには、置換されていない線状または分枝アルキル基またはアリ
ール基を含むシラン残基が好ましい。接着促進のためには、R1-R4がアルケニル
基またはアリール基であるシラン残基が好ましい。アルケニルまたはアリール基
は、ヒドリドシリル基、アミノ基、クロロ基、ブロモ基、アルコキシ基、または
カルボキシル基で置換することができる。表面の疎油化(oleophobilization)の
ためには、R1-R4がC1-3アルキル基、分枝アルキル基、フルオロアルキル基、ア
ルキルシロキサン、またはフルオロアルキルシロキサンであるシラン残基が好ま
しい。
モ、アルコキシ、カルボキシ、およびヒドリドシリル基で置換されたシラン残基
が好ましい。チタニアクロマトグラフィー定常相および膜の用途のためには、R1 -R4がC8-22アルキルまたはC1-10アリールであるシラン残基が好ましい。アルキ
ルまたはアリール基は、アミノまたはカルボキシル基で置換することができる。
施例は、いかなる意味においても本発明の範囲または内容を制限するものではな
い。
チタン99.99%、1.5×1.5cm、厚さ0.2mm)を、空気の存在下、炉の中で450℃で2
時間か焼(calcine)した。
ランの5%溶液(総容量10ml)で被覆した。反応混合液を室温で120時間維持した。
反応が完了した後、試料を、ヘプタン(5×20ml)、エタノール(3×20ml)、水(2×
20ml)で洗浄し、炉(100℃)中で20分間乾燥した。
art社の入れ子式(telescopic)ゴニオメーターを用いて測定した。高い方の接触
角をもつ試料は、低い方の接触角をもつ試料よりも疎水性が高かった。本試料の
水接触角(前進/後退)は、100°/46°であった。この結果は、改変されたチタン
表面は未改変表面よりもより疎水性であることを明らかにした。
て改変した。結晶は、下記のように前処理した。結晶(10×10mm、片側が研磨さ
れた単結晶、厚さ1mm)を、98%硫酸を溶媒とする二クロム酸ナトリウム5%溶液
に2時間浸漬した。その後これを水(10×20ml)で乾燥し、かつ100℃の炉で1時間
乾燥した。
ヒドリドシラン(0.5ml)をシリンジで添加した。反応混合液を24時間60℃〜70℃
に保った。反応が完了した後、試料を、熱ヘプタン(60℃)(5×20ml)、ヘプタン(
5×20ml)、イソプロパノール(2×20ml)、水(2×10ml)で洗浄し、かつ100℃の炉
で20分間乾燥した。
たチタン表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにしている。
リドシランを用いて改変した。フィルム(110シリコンウェファ上に支持された厚
さ〜0.4μのチタン層、1.5×1.5mm、厚さ0.5mm)を、実施例2に記したように前処
理した。
たフラスコ中に入れた。フラスコを、60℃〜70℃で48時間維持した。反応が完了
した後、試料を、ヘプタン(5×10ml)、イソプロパノール(2×20ml)、水(2×10ml
)で洗浄し、100℃の炉で20分間乾燥した。
たチタン表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにしている。
チル-ジメチルシロキサンのコポリマーを用いて改変した。フィルム(ポリ(エチ
レンテレフタレート)上に支持された厚さ〜0.02μのチタン層、1.5×1.5mm、厚
さ0.2mm)を、前処理せずに使用した。
ンのコポリマー(0.5ml、ヒドリドメチルシロキサンユニット50モル%、MW2000)
を、シリンジで添加した。反応混合液を、60℃〜70℃で48時間維持した。反応が
完了した後、試料を、ヘプタン(10×20ml)、イソプロパノール(2×20ml)、水(2
×10ml)で洗浄し、かつ100℃の炉で20分間乾燥した。
たチタン表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにしている。
ニア粉末(0.5g、比表面積〜50m2/g、球状非多孔質粒子、100%ルチル型、平均粒
度〜29nm)を、120℃の炉で2時間加熱した。
ドシラン(0.5ml)をシリンジで添加した。反応混合液を、60℃〜70℃で24時間維
持した。反応が完了した後、試料を、ヘプタン(60℃)(5×20ml)、ヘプタン(5×2
0ml)で洗浄し、20mTorrで一晩減圧し、その後100℃の炉で1時間乾燥した。
定することにより決定した。未改変のチタニア粉末は、炭素を全く含んでいなか
った。試料中の炭素の存在は、疎水性の増加を示すであろう。炭素分析は、試料
がCを2.16 質量%含有することを示した。この結果は、改変された粉末が、未改
変の粉末よりもより疎水性であることを示した。
レート(15×15mm、厚さ0.5mm)を、セッケンおよび水により3回洗浄した。次にこ
のプレートを、水(5×10ml)、エタノール(2×10ml)、および水(3×10ml)で洗浄
した。プレートを、100℃の炉で2時間乾燥した。
シラン(0.5ml)をシリンジで添加した。反応混合物を、60℃〜70℃で24時間維持
した。反応が完了した後、試料をヘプタン(5×20ml)、イソプロパノール(2×20m
l)、水(2×10ml)で洗浄し、100℃の炉で20分間乾燥した。
たステンレス鋼表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにして
いる。
(99.99%ニッケル、15×15mm、厚さ0.2mm)を、実施例2に示したように前処理した
。更にこれを、実施例2に示したように改変した。
たニッケル表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにしている
。
9.99%スズ、15×15mm、厚さ0.2mm)を、実施例2に示したように前処理した。更に
これを、実施例1に示したように改変した。
スズ表面が未改変の表面よりもより疎水性であることを明らかにしている。
許が具体的かつ独立して本明細書に参照として組入れられていることが指摘され
るのと同じように、本明細書に参照として組入れられている。
あろう。このような態様は、前記特許請求の範囲の範囲内に含まれる。
Claims (21)
- 【請求項1】 ヒドリドシランが下記式を有し、 【化1】 式中、Ra、Rb、RcおよびRdの各々は、独立して、H、線状C1-30アルキル、分枝(
branched)C1-30アルキル、環状C3-30アルキル、線状C2-30アルケニル、分枝C2- 30 アルケニル、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20アラルキル
、C6-10アリール、または、ポリマー部分が、炭化水素ポリマー、ポリエステル
、ポリアミド、ポリエーテル、ポリアクリレート、ポリウレタン、エポキシ、お
よびポリメタクリレートからなる群より選択される、約1000〜約100,000の分子
量を有するポリマー部分であり、 Ra、Rb、RcおよびRdの各々は、 からなる群より選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換され、 式中、Re、Rf、Rg、Rh、Ri、Rj、Rk、Rl、Rm、Rn、Rp、Rq、Rs、Rt、Ru、Rv、Rw 、Rx、Ry、およびRzは、独立して、H、線状C1-10アルキル、分枝C1-10アルキル
、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状C2-10
アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、またはC6-10アリールで
あり、かつ任意に、-F、-Cl、および-Brからなる群より選択される1つまたは複
数の置換基で置換され、並びに、 Raa、Rbb、およびRccは各々、独立して、線状C1-10アルキル、分枝C1-10アルキ
ル、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状C2-1 0 アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、C6-10アリール、-F、-C
l、-BrまたはORddであり、式中Rddは、線状C1-10アルキルまたは分枝C1-10アル
キルであり、 但しRa、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つはHであり、かつRa、Rb、RcおよびRdの
少なくとも1つはHでない、 ヒドリドシランのケイ素原子及び表面のヒドロキシル基の酸素原子の間に共有結
合を形成するのに十分な時間及び条件下で、ヒドリドシランと表面を接触させる
段階を含む、表面の改変法。 - 【請求項2】 表面が金属表面である、請求項1記載の方法。
- 【請求項3】 金属表面が、チタン表面、スズ表面、アルミニウム表面、鉄
表面、ニッケル表面、クロム表面、マンガン表面、ジルコニウム表面、ニオブ表
面、モリブデン表面、またはタングステン表面からなる群より選択される、請求
項2記載の方法。 - 【請求項4】 金属表面がチタン表面である、請求項3記載の方法。
- 【請求項5】 表面が金属酸化物表面である、請求項1記載の方法。
- 【請求項6】 表面がメタレート表面である、請求項1記載の方法。
- 【請求項7】 表面が金属合金を含む、請求項1記載の方法。
- 【請求項8】 方法が、単層が改変された金属表面を形成する段階を含む、
請求項2記載の方法。 - 【請求項9】 Ra、Rb、RcおよびRdのうち2つがHである、請求項1記載の方
法。 - 【請求項10】 Ra、Rb、RcおよびRdのうち3つがHである、請求項1記載の方
法。 - 【請求項11】 Ra、Rb、RcおよびRdの各々が、独立して、H、線状C1-30アル
キル、分枝C1-30アルキル、環状C3-30アルキル、線状C2-30アルケニル、分枝C2- 30 アルケニル、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20アラルキル
、またはC6-10アリールである、請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 Ra、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つが、線状C1-20アルキル
または分枝C1-20アルキルである、請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 Ra、Rb、RcおよびRdの少なくとも1つがフェニルである、請
求項12記載の方法。 - 【請求項14】 ポリマーが式Rdd[-O-Si(Ree)(Rff)]n-Rggを有し、 式中、RddおよびRggは、独立して、C1-6アルコキシまたはC1-6アルキルであり、
ReeおよびRffの各々は、独立して、HまたはC1-6アルキルであり、nは10〜1000で
ある、 ポリマーの少なくとも1つのケイ素原子及び金属表面のヒドロキシル基の酸素原
子の間に共有結合を形成するのに十分な時間及び条件下で、金属表面をヒドリド
シロキサン含有ポリマーと接触させる段階を含む、単層が改変された金属表面を
形成するための方法。 - 【請求項15】 ポリマーが、ヒドリドメチルシロキサンおよびジメチルシロ
キサンのコポリマーである、請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 コポリマーが、少なくとも50モル%のヒドリドメチルシロキ
サンである、請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 コポリマーが、約25モル%〜約30モル%のヒドリドメチルシ
ロキサンである、請求項15記載の方法。 - 【請求項18】 コポリマーが、約1モル%〜約5モル%のヒドリドメチルシロ
キサンである、請求項15記載の方法。 - 【請求項19】 多数のM-O-Si-(Ra)(Rb)(Rc)部分を含む表面であり 式中、MはTi、Sn、Al、Fe、またはNiであり、Ra、Rb、およびRcの1つまたは2つ
はHであり、かつ残りのRa、Rb、およびRcの1つまたは2つは、独立して、H、線状
C1-30アルキル、分枝C1-30アルキル、環状C3-30アルキル、線状C2-30アルケニル
、分枝C2-30アルケニル、線状C2-30アルキニル、分枝C2-30アルキニル、C6-20ア
ラルキル、もしくはC6-10アリール、または、ポリマー部分が、炭化水素ポリマ
ー、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、ポリアクリレート、ポリウレタ
ン、エポキシ、およびポリメタクリレートからなる群より選択される、約1000〜
約100,000の分子量を有するポリマー部分であり Ra、Rb、RcおよびRdの各々は、任意に、 からなる群より選択される1つまたは複数の置換基で置換され、 式中、Re、Rf、Rg、Rh、Ri、Rj、Rk、Rl、Rm、Rn、Rp、Rq、Rs、Rt、Ru、Rv、Rw 、Rx、Ry、およびRzは、独立して、H、線状C1-10アルキル、分枝C1-10アルキル
、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、線状C2-10
アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、またはC6-10アリールで
あり、かつ任意に、-F、-Cl、および-Brからなる群より選択される1つまたは複
数の置換基で置換され、ならびに 式中、Raa、Rbb、およびRccの各々は、独立して、線状C1-10アルキル、分枝C1-1 0 アルキル、環状C3-8アルキル、線状C2-10アルケニル、分枝C2-10アルケニル、
線状C2-10アルキニル、分枝C2-10アルキニル、C6-12アラルキル、またはC6-10ア
リール、-F、-Cl、-BrまたはORddであり、式中、Rddは、線状C1-10アルキルまた
は分枝C1-10アルキルである。 - 【請求項20】 表面が、単層が改変された金属表面である、請求項19記載の
表面。 - 【請求項21】 Ra、Rb、およびRcのうち2つがHである、請求項19記載の表
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