JP2002542970A - 巻取紙のコンディショニング方法及びコンディショニング装置 - Google Patents

巻取紙のコンディショニング方法及びコンディショニング装置

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JP2002542970A
JP2002542970A JP2000615227A JP2000615227A JP2002542970A JP 2002542970 A JP2002542970 A JP 2002542970A JP 2000615227 A JP2000615227 A JP 2000615227A JP 2000615227 A JP2000615227 A JP 2000615227A JP 2002542970 A JP2002542970 A JP 2002542970A
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ロルフ・エンダース
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バルトウィン・グラフォテック・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、印刷直後に乾燥された巻取紙1の再湿し処理に用いられる湿し液にシリコーンを混合して0.1%〜2%の溶液とすることを提案する。このようにすると、巻取紙の再湿し処理とシリコーン処理とを単一段階で行うことができる。このような手法で巻取紙1をコンディショニングするためには、散布装置9を備えたコンディショニング装置8を用いる。少なくとも散布装置9は、巻取紙1の印刷面のそれぞれの側に設けられ、散布装置9には、湿し液とシリコーンとが供給可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明に係る第1の進歩的思想は、印刷直後に乾燥され、乾燥後に冷却された
巻取紙を、最終冷却工程中に、好ましくは最終冷却工程に先行して再“湿し”処
理するための方法に関するものである。本発明に係る他の進歩的思想は、上記方
法を実行するための装置に関するものである。該装置は、巻取紙の搬送平面の上
方と下方とに配置された散布装置を備え、該散布装置は、乾燥機の下流側に配置
された冷却装置によって規定される領域の好ましくは冷却装置より上流側に配置
され、かつコンディショニング液を供給されて再湿し処理を行うことが可能とさ
れている。
【0002】
【従来の技術】
乾燥機で乾燥された巻取紙に、乾燥工程中に失われた水分を、いわゆる再湿し
工程により戻す技術は公知である。そのために、冷却ローラースタンドを通過中
の、または通過前の乾燥した巻取紙に水分が付与される。印刷された巻取紙の印
刷面を、シリコーンを用いて耐水処理する技術も公知である。そのために、以前
は、冷却ローラースタンドの下流側に配置されたシリコーンプラントと称される
ものが使用されていた。従って、巻取紙の処理に、再湿し液とシリコーンとを用
いる2つの独立した処理が必要とされ、冷却ローラースタンドによって互いに離
隔配置された2つの独立装置が必要とされていた。これは煩雑な配置であり、望
ましいものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、冒頭に述べたような方法及び装置を、簡単かつ低コ
ストな手段で改良し、上記の問題点を解消することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、再湿し液とシリコーンとの混合液からなるコンディショニング
液を、巻取紙の少なくとも一側の印刷面に向けて付与することにより達成される
【0005】 ハードウェアの観点から言えば、本解決法では、少なくとも巻取紙の面の各側
に割り当てられた散布装置に、再湿し液とシリコーンとの混合液が供給可能とさ
れている。
【0006】 本発明の手法によれば、再湿し工程においてシリコーンも付与される。従って
、前述のようなシリコーンプラントは必要なく、それに伴う構造部及び空間が不
要になる。このことは、従来はシリコーンプラントが配置されていた冷却ローラ
ースタンドと下流側フォルダーとの間の領域において巻取紙へのアクセスが容易
になるという利点をも奏する。本発明による他の特別な利点は、再湿し液と共に
シリコーンが、事実上飽和状態となるまで、巻取紙に深く浸透できることである
。従来のシリコーン処理とは異なり、巻取紙は、その表面のみにシリコーンが付
与されるのではなく、より深い断面領域にまでシリコーンが浸透する。このこと
により、表面粗さが向上するだけでなく、巻取紙全体が非常に柔軟になり、種々
の形状形成が可能になるという好適な結果が得られる。その結果、縦方向及び横
方向の折り曲げ時に、好適に、シャープな折り曲げ線を形成することができる。
こうして、多くの場合に、折り曲げ補助手段を用いた予備処理が不要になる。シ
リコーン処理が湿し処理と統合され、従って、従来より上流側で行われるので、
冷却ローラースタンドの冷却ローラーがわずかにシリコーンを吸着するようにな
り、冷却ローラーへの色素の付着が阻止され、熱伝導性が向上し、冷却作用が向
上する。加えて、本発明による深層シリコーン浸透処理された巻取紙では、静電
荷の蓄積が低減され、例えば折り曲げ機における処理など、さらなる処理が容易
になる。
【0007】 従属請求項には、有利な実施態様、及び一般的な手法の現実的なさらなる構成
を記載している。
【0008】 例えば、巻取紙の各面には、再湿し液とシリコーンの混合物を用いた処理を適
宜施すことができる。これにより、片面または両面の印刷にかかわらず、巻取紙
が好適な形態で柔軟になる。加えて、このことによって、片面印刷された巻取紙
から両面印刷された巻取紙へと交換する際に、いかなる調整の必要性も排除され
る。
【0009】 他の有利な手法は、0.1%〜2%のシリコーンと残り部分の水とからなりコンデ
ィショニング液を構成する混合物を用いることにより実現される。このようにす
ると、上記のような優れた結果を得ながら、シリコーンの消費を抑制することが
可能である。
【0010】 一般的な手法のさらなる構成によれば、散布装置には、ポンプによって作動す
る計量装置を設けることができる。ポンプの吸入側は、液面高さスイッチを有す
る容器に接続されている。この容器は、前記液面高さスイッチによって作動する
チェックバルブと計量装置とを備えた給水配管に接続され、かつ混合装置によっ
てシリコーンの供給を受けることができるように構成されている。混合装置は計
量ポンプを有し、この計量ポンプは計量装置の出力に応じて作動し、その吸入側
はシリコーン容器に接続されている。これらの装置により、簡単な手法で、シリ
コーンの量を正確に計量することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
さらなる有利な実施態様、及び一般的な手法のさらなる構成は、残りの従属請
求項に記載されており、それらは、添付図面を参照しながら行う以下の詳細説明
によってさらに明瞭に理解される。
【0012】 本発明は概して、巻取紙の形態で給紙が行われ、下流側に乾燥機を備え、続い
て冷却ローラースタンドが配置されている印刷工程に応用される。この種の装置
は公知であるので、さらなる詳細説明は不要である。
【0013】 図1に示す巻取紙1は、巻取紙印刷装置(図示せず)によって、その両面に印
刷が行われる。巻取紙1は、乾燥機2を通過し、次いで冷却ローラースタンド3
を通過する。乾燥機2は、巻取紙1の給紙方向に順次配置された3つの領域を有
している。3つの領域とは、加熱領域4、保温領域5、及び温度下降領域6であ
る。乾燥機2の区画は各領域に対応している。連続する区画の間には分離壁が設
けられ、各分離壁は、巻取紙1を通すためのスリットを有している。
【0014】 加熱領域4及び保温領域5において、巻取紙1は、ノズル7で示すように高温
空気にさらされる。温度下降領域6に割り当てられた区画内には、全体を符号8
で示すコンディショニング装置が配置されている。印刷直後に加熱領域4及び保
温領域5内で乾燥されることによって水分を大部分を失った巻取紙1は、湿し液
及びそれと同時に使用されるシリコーンを用いて、コンディショニング装置によ
り処理される。再“湿し“には水が用いられ、この水が、巻取紙1が乾燥工程中
に失った水に置き換わる。印刷直後に乾燥された巻取紙1にシリコーン処理を施
すことにより、表面の目止めがされ、表面粗さが向上し、柔軟性及び折り曲げ性
が向上する。
【0015】 片面のみに印刷が行われた巻取紙の場合には、シリコーン処理は、巻取紙の印
刷面に限定することができる。しかし、シリコーンが表面にのみ付着しているこ
とは好ましくなく、紙に優れた柔軟性を与えるためには、シリコーンが再湿し液
と共に深層部にまで浸透していることが望ましい。片面印刷された巻取紙の非印
刷面に、再湿し液だけでなくシリコーンをも含む処理を施すのはそのためである
。図示の実施形態では、巻取紙1の両面に印刷が行われているので、いずれにせ
よ、両面にシリコーン処理が施される。
【0016】 シリコーンは、再湿し液として機能する水に混合される。ここで、シリコーン
の濃度は、紙の種類、給紙速度等にもよるが、0.1%〜2%とされる。残りの部分
は水である。従って、巻取紙1を、上記の混合液からなるコンディショニング液
を用いて処理することによって、巻取紙1には、再湿し処理とシリコーン処理と
が同時に施される。
【0017】 本工程において巻取紙1に付与されるコンディショニング液の一部は揮発する
。巻取紙1からは気化熱が奪われ、こうして巻取紙は好適に冷却される。もちろ
ん、コンディショニング液のこの揮発部分は、供給量を計量する際に考慮される
【0018】 上記の混合液から構成されるコンディショニング液は、非接触形態で巻取紙1
に適宜散布される。図示の実施形態では、この散布は、なおも乾燥機2の内部で
行われる。詳しく言えば、乾燥機2の出口を備えた温度下降領域6内で行われる
。しかし、コンディショニング装置8を乾燥機2の外部、すなわち、おおまかに
は、乾燥機2と冷却ローラースタンド3との間、または冷却ローラースタンド3
の中に配置することも考えられる。コンディショニング装置8は再湿し処理のた
めに用いられるので、コンディショニング装置を冷却ローラースタンドの下流側
に配置する必要はない。
【0019】 上記のコンディショニング装置8は、巻取紙1の搬送面の上方及び下方にノズ
ルビーム9を収容しており、これらノズルビームは幅方向全体にわたって配置さ
れている。もちろん、複数のノズルビームを備えた散布装置を用いてもよい。ノ
ズルビーム9に供給されたコンディショニング液は圧縮空気によって噴出されて
細かい散布ジェット10となる。散布ジェット10は、巻取紙に付着している空
気層を破壊することができる。巻取紙には、揮発性溶液などが付着している。ノ
ズルビーム9には、供給配管11,12を通じてコンディショニング液と圧縮空
気とが供給される。供給配管11はコンディショニング液に割り当てられ、供給
配管12は圧縮空気に割り当てられている。
【0020】 散布ジェット10の排出を確実に行うために、屋根型またはV字型の断面を有
する散布チャンバ13がノズルビーム9に設けられている。上方の散布チャンバ
13において、屋根型をなし、互いに傾斜している壁体の下端部には、液滴捕集
部を設けることができる。散布チャンバ13の各々には、吸引チャンバ14が設
けられている。吸引チャンバ14内の空気は送風機15によって吸引される。こ
のようにして、液体を含む空気がコンディショニング装置8の外に飛散し、乾燥
機2の外部で凝縮することが防止される。送風機15は乾燥機2内に空気を吹き
出してよい。その結果、外部から吸引された空気は既に予加熱された空気と混合
されるので、エネルギ消費が低減される。各送風機15の上流側には冷却装置1
6が設けられている。この装置は、空気中の液体を分離するコンデンサとして機
能する。空気中の液体は、主として水であるが、シリコーン及び溶媒も含まれて
いる。
【0021】 各供給配管11,12には、バルブ17,18の形態で流量制御装置が設けら
れている。バルブ17,18は、符号を付していない信号配線を通じ、コントロ
ーラまたはレギュレータ19によって操作される。コントローラ19は、例えば
コンディショニング装置8前後で計測される巻取紙の温度及び/または水分など
、種々の現在値を分類し、バルブ17,18に送る適切な制御パルスを選択する
。上記の現在値は、詳細を図示しないセンサーによって測定され、信号配線を経
由してコントローラ19に伝達される。コントローラ19は、現在値を取り込む
適切な入力端子20を備えている。
【0022】 供給配管11,12は、それぞれに割り当てられたバルブ17,18を通過し
た後、2つの平行な配管に枝分かれし、それぞれ、1つのノズルビーム9に接続
されている。しかし、各ノズルビームそれぞれに、対応する供給装置を設けるこ
とも考えられる。
【0023】 圧縮空気に割り当てられた供給配管12は、バルブ18の上流側で、例えば圧
縮空気配管群といった圧縮空気源21に接続されている。コンディショニング液
に割り当てられた供給配管11は、バルブ17の上流側で、給水管とシリコーン
混合装置とを備えた供給装置22に接続されている。図示の実施形態では、上記
供給装置はポンプ23を備えている。ポンプ23の吸入側は容器24に対面して
配置されている。この容器は、前述したように、濃度0.1%〜2%のシリコーンと
水との混合液からなるコンディショニング液を収容している。ポンプ23は、平
行な信号配線で示すように、下流側のバルブ17と並列配置されたコントローラ
19によって作動可能とされている。
【0024】 容器24は給水管25によって、例えば水配管群といった水供給源に接続され
ている。給水管25は、流量を測定する水量計26を備えている。水量計26の
下流側にはチェックバルブ27が配置されている。容器24には液面高さスイッ
チ28が設けられていり。液面スイッチ28は、信号配線を通じてチェックバル
ブ27を操作することができる。シリコーンを混合するための混合装置は、計量
ポンプ29を備えている。計量ポンプ29の吸入側はシリコーン用容器30に対
面して配置され、吐出側は容器24内に開口している。信号配線で示すように、
計量ポンプ29は、水とシリコーンとの望ましい混合比を実現すべく、水量計2
6を通じて操作される。容器24内での混合液の分離を防止するために、容器2
4に循環装置または攪拌装置を設けてもよい。
【0025】 以上、詳細にわたり説明した本発明の実施形態は、特に好ましい形態であるが
、本発明を限定するものではない。当業者であれば、それぞれの裁量の下に、本
発明の底流にある思想を実際にある個々のケースに応用することができる。例え
ば、前述したように、コンディショニング装置8を乾燥機2の出口と第1冷却ロ
ーラー3との間に配置すること、あるいは、コンディショニング装置8を冷却ロ
ーラースタンド3と一体化することも考えられる。重要なのは、シリコーンと水
との混合液を用いて、巻取紙1が冷却ローラースタンドを離れる前に、再湿し処
理とシリコーン処理とを常に同時に行う点のみである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置を、長手方向断面を含めて示す概略図である。
【符号の説明】
1 巻取紙 2 乾燥機 3 冷却ローラースタンド(冷却装置) 4 加熱領域 5 保温領域 6 温度下降領域 9 散布装置 13 散布チャンバ 14 吸引チャンバ 15 送風機(吸引装置) 16 コンデンサ(冷却装置) 17 バルブ(流量制御装置) 23 ポンプ 24 容器 25 給水管 26 水量計(計量装置) 28 液面スイッチ 29 計量ポンプ 30 シリコーン用容器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷直後に乾燥され、乾燥後に冷却され、最終冷却工程の前
    に再湿し処理のためのコンディショニング液を両面に付与される巻取紙のコンデ
    ィショニング方法において、 前記巻取紙の少なくとも1つの印刷面を、再湿し液とシリコーンとからなる混
    合液により構成されるコンディショニング液によって処理し、かつ、前記混合液
    を、前記巻取紙の冷却前に前記巻取紙に付与することを特徴とするコンディショ
    ニング方法。
  2. 【請求項2】 前記巻取紙の各面を、再湿し液とシリコーンとからなる混合
    液によって処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記コンディショニング液を構成する混合液は、0.1%〜2%
    のシリコーンを含み、残りの部分は水から構成されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記コンディショニング液を構成する混合液を、非接触形態
    で前記巻取紙に散布することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記巻取紙を、乾燥機から搬出される前に、シリコーンと水
    とからなるコンディショニング液によって処理することを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法を実施するため
    の装置であり、巻取紙(1)に搬送面の上方と下方とに散布装置(9)を備え、
    該散布装置は乾燥機(2)の下流側に配置された冷却装置(3)によって規定さ
    れる領域内における該冷却装置(3)の上流側に配置され、これら散布装置が、
    再湿し処理を行うためのコンディショニング液を供給されて作動する装置におい
    て、 前記巻取紙(1)の各印刷面に割り当てられた前記散布装置(9)には再湿し
    液とシリコーンとが供給可能とされ、再湿し液とシリコーンとが供給可能とされ
    た各散布装置(9)は前記冷却装置(3)の上流側に配置され、再湿し液とシリ
    コーンとを計量して供給するための装置(25,27;29,30)が、各散布
    装置(9)の上流側に配置されていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記巻取紙(1)の面の両側に配置された前記散布装置(9
    )には、湿し液とシリコーンとからなる混合液が供給可能とされていることを特
    徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記乾燥機(2)は、加熱領域(4)と保温領域(5)と温
    度下降領域(6)とを備え、前記巻取紙(1)には、前記温度下降領域(6)に
    おいて、前記コンディショニング液を構成するシリコーンと水とに混合液が付与
    可能とされていることを特徴とする請求項6または7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記散布装置(9)には、コンディショニング液と該コンデ
    ィショニング液を噴射するための圧縮空気とが供給可能とされていることを特徴
    とする請求項6から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記散布装置(9)の各々は、散布チャンバ(13)内に
    配置され、該散布チャンバは吸引チャンバ(14)内に収容され、該吸引チャン
    バは、割り当てられた吸引装置(15)によって空気吸引可能とされ、前記吸引
    装置は、好ましくは前記乾燥機(2)内に空気を放出し、かつ好ましくは上流側
    に冷却装置(16)を有していることを特徴とする請求項6から9のいずれか1
    項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記散布装置(9)の少なくともコンディショニング液の
    側には流量制御装置(17)が設けられ、該流量制御装置は、液面スイッチ(2
    8)を有する容器(24)に接続されたポンプ(23)によって作動可能とされ
    、かつ混合装置によってシリコーンを供給可能とされていることを特徴とする請
    求項6から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記液面スイッチ(28)と計量装置(26)とによって
    操作可能とされたチェックバルブ(27)を有する給水管(25)を備え、前記
    シリコーン混合装置は計量ポンプ(29)を備え、該計量ポンプは、前記計量装
    置(26)の出力に応じて作動可能とされ、かつ吸入側はシリコーン容器(30
    )に接続され、吐出口は前記容器(24)内に開口していることを特徴とする請
    求項11に記載の装置。
JP2000615227A 1999-05-03 2000-05-03 巻取紙のコンディショニング方法及びコンディショニング装置 Withdrawn JP2002542970A (ja)

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