JP2003507590A - ウェブ材の処理及びウェブ材の挙動制御のための装置及び方法 - Google Patents
ウェブ材の処理及びウェブ材の挙動制御のための装置及び方法Info
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Abstract
Description
。本発明はまた請求項10に定義された装置に関する。
して様々な解決法が知られている。通常知られているのは、例えば抄紙機のプレ
ス部における中間のローラーと第4番目のプレスのローラーとからペーパーウェ
ブを剥離させるために、ローラー表面を擦過する(scrap)ドクター部材に潤滑
剤として働くように噴射水(jet)に除去剤が供給されるという解決法である。前
記化学物質の一部が前記ドクター部材と前記ローラー部材の間を通って前記ロー
ラー表面にフィルムを形成するであろうという期待のもとに、前記方法は実施さ
れている。前記化学物質によって形成されたフィルムの目的は、例えば前記化学
物質の組成に依存して、水の表面張力を増減させることにより、前記ウェブ材を
前記ローラー表面から剥離することを容易にすることである。
るときは、前記ローラー表面から全ての水、汚染された可能な化学物質をこすり
取るので、前記ドクターの後側にある前記ローラー表面は乾燥し、その表面上に
フィルムが残っていない。前記化学物質の効果が低いままであると、その多くの
量は無駄となる。他方、より多くの量の化学物質が前記ドクターと前記ローラー
との間に流し込まれると、これは擦り取る(scrap)効果が劣化することを意味し
、ウェブ破れ及び製造ロスを再びもたらすことになる。従来技術の供給方法では
、前記化学物質の効率は低いままで、前記化学物質の消費量はしばしば高くなり
すぎ、ペーパーウェブの剥離に十分な効果が達成されなかった。
紙及び走行性(runnability)に関する種々の問題を全く新しい解決方法によって
達成することにある。本発明は、気体例えば圧縮空気又は同等の媒体特に好まし
くは乾燥空気を使用することによりウェブ材の挙動が影響を受けるという工程に
、基づいている。前記気体は、特別な気体投与手段/装置及び/又は部材を介し
て、ウェブ材に向けて又はその極近傍に散布される。
散布する本発明の前記方法は、様々に適用して使用されることができる。それは
、例えばペーパーウェブのようなウェブ材を前記ローラーから剥離することにつ
いての改善及び制御に、使用されることができる。ウェブを剥離するときに生じ
る破壊(fluctuation)を以前よりもさらに効果的に管理することができ、したが
って前記ローラーから前記ペーパーウェブを剥離することが容易にさらに信頼性
をもってできるようになる。それ故に、前記剥離に必要な張力は最小ですむ。こ
のことは、前記ウェブが剥離されるために引き延ばされる必要がないので、前記
ペーパーウェブの強度が損なわれることがないということを意味する。前記事実
は、抄紙機のウェブ破れの傾向をも減らし、その潜在的速度をも増加させる。
(open)移動におけるウェブの動きが改善され、前記ペーパーウェブにおける端部
のしわ寄り、及び、前記ペーパーウェブにおける所謂空気による膨れ(bell)の
形成という起こり得る問題を減らすことができる。さらに、本発明の解決法は、
前記ペーパーウェブにおける端部領域のたるみの問題を減らし、制御するために
も使用されることができる。上述した管理と、前記ペーパーウェブにおける端部
のしわとたるみとの問題を減らすこととは、抄紙機の移動性(runnability)を
向上させ、同時に上述した問題による前記ペーパーウェブの高い張力を減少させ
、さらにウェブ破れしやすい前記抄紙機の傾向を減らし潜在的速度を増加させる
。
ター部材での水噴射の前記ペーパーウェブを湿らす効果を減らすことと、及び前
記投与された気体として例えば乾燥加熱空気を使用して前記ペーパーウェブの温
度を増加させることとによって、例えば湿気プロファイルの均一性と例えば前記
抄紙機の前記プレス部における乾燥物質含量等の前記ペーパーウェブの性質に、
影響を与えるために使用されることができる。紙製造において乾燥させるスチー
ムは最も大きな費用単位の一つであるので、前記プレス部後での前記ペーパーウ
ェブの増加した乾燥物質含量には、経済的に大きな重要性がある。
ウェブ材及びその性質に確実な効果を生じさせる方法を説明する。前記方法にお
いて、移動するウェブ材1は、気体2特に乾燥空気の活動に供され、そしてそれ
は、特別な気体散布/投与の手段及び/又は部材3を介して、ウェブ材に向けて
又はその極近傍例えばロール又はファブリックの表面へと強制的に流される。
bility)又は実質的に相応する要因に効果を与えるために使用される。前記気体
は、制御された方法で投与される。前記ウェブ材の通過は、レーザー距離メータ
ー、前記ペーパーウェブ張力又は張力プロファイルを計測する装置、前記抄紙機
のローラー間の速度差又は前記ウェブ材の上下における空気圧力差を観察する手
段によってモニターされるので、前記計測結果に基づいて、前記ウェブ材の動き
は、前記気体の投与、その方向、量、圧、流速、組成、温度及び/又は相応する
性質を制御することにより影響を受ける。
から前記ウェブ材を剥離すること。
面へ前記ウェブ材を付着させること。
減らすことによる、前記ウェブ材が含む水の量。
部領域のしわ寄りとうねりの問題。
の成分を含む。ウェブ材、その性質、及び/又はその動きにさらに影響を生じさ
せるために、追加の有効な成分を前記気体に加えることもある。
に関連して使用されることができる。図は、抄紙機のプレス部の一部を表す。図
示されている前記プレス部は、所謂ピックアップフェルト(pick up felt)4を含
み、前記ピックアップフェルトの下面上にある前記ペーパーウェブ1が前記プレ
ス部における前記真空ロール5に至る。その後、前記ペーパーウェブは前記セン
ターロール6の周囲を通って、開放されたギャップ7を横切ってガイドロール8
経由で下段に配置された吸込みロール(suction couch roll)に至る。その後、前
記ペーパーウェブは、フェルト11によって運ばれ、さらなる処理へと、例とし
て説明される第4番目のプレス10へと送り込まれる。前記ウェブは、再びもう
一つの開放ギャップ12を通過し、ガイドロール13を経由し、さらなる処理の
ための乾燥部へに至る。図示される前記プレス部において、前記ウェブ1は前記
真空ロール5、センターロール6及び第4番目のプレスロールに対して全部で4
回圧力を加えられ、その乾燥物質含量を増進する。
ーウェブの温度は上昇するので、前記センターロール及び第4番目のプレスロー
ルから前記ガイドロール7と12とへ向かって、前記開放ギャップ7と12とを
横切って前記ウェブを移動させることがさらに難しくなる。これらのウェブ移動
には、前記センターロール6及び第4番目のプレスロール11から前記ウェブを
剥離することが要求される。従来技術では、ドクターナイフ潤滑噴射(doctor kn
ife lubrication jets)15を使用して化学物質をロール表面に噴霧することに
より前記ウェブの剥離を促進する試みが、とられてきた。前記ドクター14が適
切に機能すると、前記ウェブ1と前記ロール6及び10との間に得られる化学物
質の量はウェブ剥離を促進するフィルムを形成するには不十分である。本発明の
解決法を用いて、言及した問題にもかかわらず、ウェブを剥離することが実質的
に改善される。
記センターロール6で使用される前記気体投与/散布の手段及び/又は部材は、
ノズル又は貫通孔列(perforation)を備えたパイプラインである。前記ウェブ1
上又はその極近傍に、要求される投与点へと制御された方法で前記気体が前記手
段により供給される。前記抄紙機の前記プレス部に加えて、相応する気体投与/
散布の部材が、例えばワイヤ部、乾燥部、リール上、コーティング及びサイジン
グのヘッドに設置されてもよい。
て、前記センターロールと第4番目のプレスロールから前記ペーパーウェブを開
放移動7及び12で剥離するのに困難があるならば、そのような状況が、適正な
気体投与/散布の部材を使用して気体を供給するという本発明によって、軽減さ
れる。本発明の解決法でもって、前記ウェブが前記ロールから剥離される時にウ
ェブとロールとの間に形成されるボイドを充填することが可能になる。このボイ
ドのために、前進する際、より長い距離を通して前記ウェブはロール表面に残存
する傾向がある。そしてそれ故に、あまり好ましくない位置で前記ウェブが前記
ロールから剥離する。このような現象が起こらないようするために現在使用され
ている手段は、前記ウェブの張力を増加させることであるが、そうすると紙の強
度が損なわれるという結果となり、前記抄紙機でウェブ破れし易くなるという傾
向が増し、操業速度が減少する。本発明による方法では、ウェブの改善された剥
離が、上述したボイドを気体で充填すること、及び/又は前記ウェブ1と前記ロ
ール(6,10)との間に気体マットレスを作り出すことによって、達成される
。これらは、ウェブを剥離するために必要とされる張力を減らし、同時にウェブ
破れを生じる前記抄紙機の傾向を減少させ、操業速度を増加させる。
に影響を及ぼす、空気流れから起こる前記ウェブ周囲に生じる空気圧の変化を補
正するために使用することができる。本発明によって与えられる投与/散布の部
材という手段によって気体を供給することにより、剥離度合いにより生じる急激
な変形、及び異なるグラマージュ(grammage)値を有するウェブ材に生じる剥離部
位の変化が、減少する。
布の部材を使用することにより、前記ペーパーウェブの端部領域におけるたるみ
及びしわの発生という問題を低減し、かつ制御するために使用することができ、
そのような方法によって前記ウェブ又はその極近傍へと前記機械の横断方向にお
けるゾーンにおいて気体を供給することが可能になる。
部材のための前記噴射水による前記ウェブを湿らす効果を減らすことにより、前
記ウェブの乾燥物質含量を増加するために使用することができる。本発明の前記
外接する(profile)気体投与/散布の部材は、例えば乾燥加熱された空気を前
記ウェブに供給することによって前記ウェブの湿度プロファイルを制御すること
に使用することができる。
ついての装置にも関する。前記装置は、ノズル又は貫通孔列(perforation)を備
えると共に、移動するウェブ材1に向けて及び/又はその極近傍例えばロール又
はファブリックの表面に向けて気体を導入し散布するように配置されたパイプラ
インのような、少なくとも一つの気体投与/散布の手段及び/又は部材3を備え
て成る。
材、好ましくは上記したノズル又は貫通孔列(perforation)を備えたパイプライ
ンを備える。本発明の前記気体投与/分布の部材は、別々に制御されるいくつか
のブロックで形成されることもあり、それによって前記ペーパーウェブの性質と
動きとに対するプロファイリング効果(a profiling effect)を奏することがで
きる。
び/又は調整可能な、又は調整不能な複数のノズル部材又は前記気体流れを制御
するための類似部材からなる例えば複数の平行なパイプラインのような、いくつ
かの分離した投与部から構成されてもよい。
気体を投与する前に、操作する手段も含む。前記ウェブに散布された水はウェブ
破れと同様に前記紙に孔を作るという理由により、投与された気体が水を滴の状
態で含まないことが、前記抄紙機の前記操作に関して、必須である。
自由な移動領域における前記気体投与位置と結合して、前記気体投与位置と関連
して前記ウェブ材の対向側に設置される、空気ドクター部材を含む。前記空気ド
クター部材の手段によって、例えば空気流れから生じる前記ウェブ材周囲の空気
圧変化を制御することができる。
調整し、測定する手段を含む。さらに、本発明の前記装置は、制御ユニットとそ
れに附属するソフトウェア及び自動化とを含む。本発明の装置を使用して、気体
特に乾燥空気の投与制御を行うことは、レーザー距離測定を介して得られる剥離
測定の度合いの結果に基づいて、及び/又は湿度センサーと圧力及び流れ変換器
から得られる情報に基づいて、実行されることができる。前記制御は、状況に応
じ、自動化制御として又は手動制御として実行されることができる。
(2)投与/散布の部材(3)例えば、ノズル又は貫通孔列(perforation)を備
えたパイプラインから構成され、該気体は、移動しているウェブ材に向かって又
はその極近傍に前記パイプにおける一つ又は一つ以上の穴から導かれる。前記気
体は、主気体ライン及び/又は気体コンテナー(16)から前記気体投与/散布
の部材の供給ライン(17)へと、供給される。前記供給ラインは、前記気体の
圧力と流れとを制御するために、調節部材(18)を備える。制御装置とソフト
ウェアとを使用し、調節部材を制御することもできる。前記供給ラインは、前記
気体の湿度を調整するために必要である部材(19)を備えることもできる。加
えて、前記気体供給ラインは、前記気体温度の制御に必要とされる、熱交換器(
20)などの部材を備える。
変形することができることは当業者にとって明らかである。
Claims (15)
- 【請求項1】 抄紙機又は板紙抄紙機におけるウェブ材の処理及び/又はその処理の管理をす
るための方法であって、実質的にウェブ材(1)に向かって、又はその極近傍に
向けて気体(2)を吹き付けることにより、移動するウェブ材(1)にその特性
及び/又はその挙動の向上を図るように気体(2)が使用されることを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 前記気体(2)例えば圧縮空気又は同等の媒体特に乾燥及び/又は加温空気が
、ウェブ材(1)に向けて、及び/又はその極近傍例えばロール又はファブリッ
クの表面に、導入されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記気体(2)が、ウェブ材(1)に向けて、及び/又はその極近傍に、例え
ばノズル又は貫通孔列を備えたパイプラインのような、少なくとも一つの投与/
散布の手段及び/又は部材(3)を使用して導入されることを特徴とする請求項
1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記気体流(2)が、得られた計測結果に基づいて自動的に又は手動的に制御
され、ウェブ材の処理のために、前記ウェブ材(1)の少なくとも一つの性質、
挙動、ウェブの移動及び/又はそれらに本質的に相応する要因に影響を与えるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記気体(2)は制御された方法により投与され、その状態がモニターされ、
前記投与手段に気体(2)を供給するのと実質的に同時に又はその前に作用が気
体に及ぼされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記気体(2)は、前記抄紙機のプレス部、すき網部(wire)又は乾燥部におけ
る、又は、リール又はコーティング及び/又はサイジングヘッドにおける一つ又
は一つ以上の部分で、ウェブ材(1)を処理するために制御されることを特徴と
する請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項7】 前記気体(2)が、以下のいずれか少なくとも一つについて影響を生ずるよう
に、使用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法; −前記ウェブ材(1)の強度、 −前記ウェブ材(1)の表面特性、 −前記投与位置又はその後に配置された例えばロールのような処理部材の表面
から前記ウェブ材(1)を剥離すること、 −前記投与位置又はその後に配置された例えばフェルトのような移送部材の表
面へ前記ウェブ材(1)を付着させること、 −例えばセンターロール上における噴射水によるウェブ湿し効果を減少させる
ことによる、前記ウェブ材(1)に含まれる水の量、 −前記ウェブ材(1)の走行性(runnability)を妨げる他の状況、例えば端部
領域のたるみとしわといった問題などのように、前記ウェブ材周囲の気体圧力変
化による走行性を妨げる状況。 - 【請求項8】 要すれば、前記気体(2)は、抄紙機又は板紙抄紙機における前記ウェブ材の
処理、特性及び/又は挙動に好適な効果を生じさせる異なる複数の成分からなる
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項9】 前記ウェブ材の動きは、レーザー距離メーターの手段により、前記紙ウェブの
伸張を観察し又は張力プロファイル測定装置を使用することにより、前記抄紙機
の前記ローラー間の速度差又は前記紙ウェブの上下面に普及する気体圧力差を観
察することによってモニターされ、その結果、得られる計測結果に基づいて、前
記気体の投与、その方向、その量、その圧力、その流通、その組成、その温度及
び/又はこれらに相応する特性を調整することによって、前記紙ウェブの搬送が
影響されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項10】 抄紙機又は板紙抄紙機におけるウェブ材の処理及び/又はその処理の管理をす
るための装置であって、ウェブ材に向けて又はその極近傍に気体を流通させるた
めの、少なくとも一つの、気体(2)を投与/散布する手段及び/又は部材(3
)を備えて成ることを特徴とする装置。 - 【請求項11】 前記投与/散布手段(3)は、ノズル又は貫通孔列を備えたパイプラインと、
移動しているウェブ材(1)に向かって又はその極近傍に向かって例えばロール
又はファブリックの表面に向かって前記気体(2)特に乾燥気体を導入し散布す
るように配置される投与装置とを備えて成ることを特徴とする請求項10に記載
の装置。 - 【請求項12】 前記投与/散布手段(3)は、一つ又はそれ以上の部材、例えば別個に制御可
能なブロック及び/又は分離した投与部、例えば、ノズル及び/又は調整可能な
又は調整不能なノズル部材又は前記気体を制御することについて同等の部材を有
する数個の平行なパイプラインで形成可能なことを特徴とする請求項10又は1
1に記載の装置。 - 【請求項13】 前記投与手段は、投与気体を調節するための少なくとも一つの調節部材と、投
与系の手動又は自動制御に要求される要素及びソフトウェアとを含むことを特徴
とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項14】 前記装置が、前記気体(2)の投与を外接する(profiling)ために必要な装
置及び調節部材と、前記気体(2)が投与される前に投与されるべき前記気体(
2)を処理するための手段とを有することを特徴とする請求項10〜13のいず
れか一項に記載の装置。 - 【請求項15】 前記気体(2)の前記温度、圧及び/又は流れの調整に必要な手段を有して成
ることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の装置。
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