JP2002541962A - 胎児頭皮電極等の特に医学的な使い捨て用品のための電気的な圧接コンタクト - Google Patents

胎児頭皮電極等の特に医学的な使い捨て用品のための電気的な圧接コンタクト

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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S439/909Medical use or attached to human body

Abstract

(57)【要約】 本発明は、第2のコンタクト部分(30)との電気的な接触を形成する第1のコンタクト部分(20)であって、2つのコンタクト部分(20,30)を互いにガイドする際にコンタクトエレメント(50)が電気的な導線(60,63)内に食い込むことによって第1のコンタクト部分(20)と第2のコンタクト部分(30)との電気的な接触が形成されるようになっている形式のものに関する。本発明によれば、電気的な導線(60,63)を接触側で電気的に絶縁する被覆部(20)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、第2のコンタクト部分との電気的な接触を形成する第1のコンタク
ト部分であって、2つのコンタクト部分を互いにガイドする際にコンタクトエレ
メントが電気的な導線内に食い込むことによって第1のコンタクト部分と第2の
コンタクト部分との電気的な接触が形成されるようになっている形式のものに関
する。
【0002】 差込み接続は、1つ又は多数のコンタクトの、一般的に解除可能又は解除不能
な接続部であって、この場合、電気的な接触は、互いに差し込まれる相補的なコ
ンタクト部分例えばプラグ、ソケット等によって行われる。
【0003】 解除可能なコンタクトにおいては、接続は規則的に、一方のコンタクト部分が
ばね弾性的に他方のコンタクト部分に当接するか又は他方のコンタクト部分に緊
締されるような形式で行われる。この場合、非常に多くのバリエーションがある
。つまり例えばソケットとばね弾性的なピン、ばね弾性的なソケットとピン、平
らな板ばね、剪断緊締(Scherklemmen)、心線による緊締、ピンよ
り緊締、心線又はピンによるねじ緊締その他の多くのバリエーションがある。こ
のような形式の差込み接続は頻繁な繰り返し差込みのために一般的に設けられて
いる。
【0004】 解除可能な接続とは異なり、解除不能な電気的な接続においては、規則的に1
回だけの解除不能な電気的な接続を成す電気的な接触を形成しなければならない
。解除不能な電気的な接続とは、圧接エッジ部材を用いて絶縁ケーブルを通して
1回だけの接触を行う、圧接結線接続のことである。この場合の接触は、一般的
な形式で電気導線の被覆部に対して垂直に行われる。
【0005】 厳密な意味での解除可能な又は解除不能な接続の他に、程度の差はあるが頻繁
な繰り返し差込みを行うために設計された、つまり差込み繰り返しの所定の回数
のために設けられた圧接結線接続等の混合形式もある。このような圧接結線接続
は、例えばヨーロッパ公開特許第131705号明細書又は国際公開第98/2
9031号明細書に記載されている。
【0006】 解除可能な電気的な接続のための典型的な例は、出産モニターの医学的な分野
において、胎児の心機能をモニターするためのいわゆる胎児の頭の皮電極又は胎
児頭皮電極(fetal−Skalp−Elektrode)のために使用され
ている。胎児頭皮電極によって、まだ生まれていない胎児から2つの電極を用い
てEKG(心電図)が取り出される。この場合、頭皮電極側には、錫メッキされ
た2つの開放した(絶縁被覆が剥がされた)心線が位置しており、これらの心線
は、ばね弾性的な2つのジョーとの接触のための対応コンタクトとして装置側に
設けられている。このような形式の胎児頭皮電極は、本特許出願人によって特に
アメリカ合衆国特許第5423314号明細書又は同第3750650号明細書
に記載されている。
【0007】 従って、このような胎児頭皮電極は、その他の医学的な使い捨て用品と同様に
可能な限り安価なものでなければならない。この場合、簡単な裸のコンタクト心
線が、このようなコストの条件を満たすことができる。
【0008】 FDA(Food and Drug Administration)又は
MDD(Medical Device Directive)等の国際規定に
よれば、胎児頭皮電極においては、接触エラーから患者を保護するために、開放
した導電性の心線が絶縁性の差込み接続部を絶縁された差込み接続部に変えなけ
ればならない。
【0009】 胎児頭皮電極における別の要求は、プラグ部分ができるだけ小さいものでなけ
ればならないということである。何故ならば公知の実施形態においては導入器具
の内管を通して容易に引き抜くことができなければならないからである。
【0010】 特に前記のような安全規定を有する胎児頭皮電極のためのこのような形式の差
込み接続部は、ヨーロッパ公開特許第484107号明細書により公知である。
このような形式の差込みシステムにおいては、(公知のラチェット形差込み結合
部に相応して)2つの心線が絶縁されたソケットに結合されていて、この絶縁さ
れたソケットがピンに被せ嵌められるようになっている。しかしながらこのよう
な要求においては、プラグ部分の大きさ限界に基づいてプラグ部分は非常に高価
であって製造には高いコストがかかるという欠点がある。
【0011】 発明の要約 そこで本発明の課題は、一方では例えば前記安全規定を満たすために絶縁され
た差込み接続部を用いることができ、他方ではプラグ部分の寸法をできるだけ小
さくすることができるような電気的な接触形式を提供することである。本発明に
よる接触形式は、例えば胎児頭皮電極等の特に医学的な使い捨て用品のために適
したできるだけ安価な差込み接触を可能にするものでなければならない。この課
題は、独立請求項に記載した特徴によって解決された。有利な実施例は従属請求
項に記載されている。
【0012】 本発明は、プラグとソケットとから形成された圧接結線接続において、プラグ
部分が次のように構成されていることに基づいている。つまり、電気的な接触を
形成する前にプラグ部分が、(少なくとも接触しようとする)プラグの電気的な
導線を接触側で電気的に完全に絶縁する成形部によって取り囲まれるように構成
されていることに基づいている。次いで電気的な接触は、コンタクトエレメント
がプラグの相応の電気的な導線内に食い込むことによって行われる。成形部は、
プラグ導線と一体的に結合されるか又は別個の部分として構成することができ、
有利にはプラグが接触のために導入される、ソケットの対応する切欠に対してほ
ぼ相補的(konmpirimentaer;互いに補い合う)な形状を有して
いる。プラグは、実施形状に応じて、プラグ導線の引張方向でプラグ導線に対し
て垂直に又は任意の角度を成してソケット内に導入され、この場合、適当な形状
によって、接続を解除するための及び/又はケーブルを引き抜くための引張力を
規定及び確定することができる。
【0013】 公知の圧接結線接続(特に上記ヨーロッパ公開特許第131705号明細書又
は国際公開第98/29031号明細書参照)においては、大抵の場合、ケーブ
ル絶縁部によって絶縁されたケーブルだけが相応のカッタによって切り開かれ、
電気的な導線の接触側の端部(一般的に切り落とされるだけである)が不都合な
電気的接触を生ぜしめることがある。これに対して本発明によれば、成形部によ
って、電気的な導線の接触側の端部のための電気的な絶縁も得られ、それによっ
て不都合な電気的接触は避けられる。
【0014】 しかも成形部と相応のソケット切欠とのほぼ相補的な形状によって、圧接切断
過程は正確に、かつ規定された導入位置で実現される。さらにまた適当なコード
化及び/又は錠止機構は、それぞれの使用形式に応じて用いることができる。
【0015】 本発明による解決策は特に、胎児頭皮電極のために必要とされた安全な接触を
可能にするために適している。勿論本発明による解決策は、一般的な医学的分野
又は特別な胎児頭皮電極だけに限定されるものではなく、プラグ側に少ない差込
み繰り返し回数しか要求しない、すべての差込み結合部のために適している。こ
のようなプラグ側に少ない差込み繰り返し回数しか要求しない場合とは特に、解
除可能な接触が得られるが、標準的には1回又は少数回の開閉しか必要としない
、使い捨て用品又はその他の使用に関するものである。
【0016】 本発明の解決策を特に胎児頭皮電極に使用する場合、安全規定は安価なコスト
で確実に維持される。しかも電気的な接続過程はすべての使用のために著しく簡
単である。使用者は一般的な形式で安全手袋を装着し、この安全手袋は胎児頭皮
電極を膣から導入することによって濡れるので、従来一般的なスプリングジョー
(Federbacken)の操作及び絶縁された心線の挿入は簡単ではない。
これは本発明による差込み接続部によって著しく改善された。何故ならば使用者
は手によってもプラグを確実に操作することができるからである。
【0017】 それぞれの使用分野とは無関係に、本発明による解決策によれば、少ない差込
み繰り返し回数のために必要な差込み接触が適当なコストで得られる。特に本発
明によれば、差込み接続部の一部だけ有利には絶縁されたプラグ部分だけを非常
に安価に製造することができる。この場合、差込み接続部の第2の部分は、現在
用いられている解決策に相当するコストで製造される(例えば絶縁された心線を
錫メッキするためのコストはケーブルを本発明によりプラグによって射出成形で
被覆するコストに相当する)。このことはつまり、本発明による解決策の原則の
利点は、特に、例えばプラグが安価であって少ない差込み回数のためにだけ必要
される差込み接続部のためのコストにあるということである。これによって本発
明は特に、衛生上の理由によりまさに医学的な分野でしばしば利用される使い捨
て用品のために適している。
【0018】 本発明による差込み接続部の有利な実施例によれば、ケーブルの一方側で、(
有利には絶縁されていない)ケーブル上に存在するプラグ部分が、有利にはプラ
スチックによってケーブルが射出成形で被覆されていて、接触しようとする他方
側でプラグ部分を受容するためのソケット部分を有している。特にプラグ部分の
ための、ケーブル絶縁のための同じプラスチック材料を使用することによって、
プラグ部分とケーブル絶縁部との間の良好な接続が得られる。この場合、ケーブ
ル側のプラグ部分は、有利な形式で回動防止されたソケット部分の開口内に挿入
されるように成形されている。挿入過程中に、ソケット部分の開放したスペース
内に突入するコンタクト圧接エッジは絶縁部を通ってケーブル導線内に食い込み
、それによってソケット部分のコンタクト部とケーブル導線との間の電気的な接
続が得られる。これに相応して、多数のケーブル導線が存在する場合には、多数
のコンタクト圧接エッジを設けることができ、これらの圧接エッジは、それぞれ
ソケット部分のコンタクト部とそれぞれのケーブル導線との間の電気的な接続が
形成される。
【0019】 有利な実施例によれば、ソケット部分は、取り出し可能若しくは交換可能な部
分として設けられており、それによって例えば、切れ味が鈍くなった場合に又は
ソケット部分を洗浄或いは滅菌するために、ソケットを迅速に交換することがで
きる。それぞれに使用に応じてソケット部分は使い捨て用品として構成すること
もできる。
【0020】 別の実施例では、ソケット部分は、例えばカッタ装置又は脚プレート(胎児頭
皮電極において)等の接続エレメントに差し込み可能に接続され、それによって
迅速かつ簡単な交換が保証される。この場合、この差込み接続部を相応に設計及
び/又は寸法構成することによって、場合によっては必要な引張力が得られる。
この引張力によって、ソケット部分は引張力を受けて接続エレメントとの接続か
ら解除される。これは特に、胎児頭皮電極などの医学的な使用分野において必要
であるか又は望まれている。
【0021】 プラグは有利な形式で、規定回数だけ圧接結線接続が実施された後でもまだ電
気的な絶縁が保たれるように(これが場合によっては限定的な範囲内であるにせ
よ)構成される。これは例えば、ケーブル絶縁部及び/又は成形部の適当な材料
選択及び/又は寸法選定によって得られるので、例えばケーブル絶縁部及び/又
は成形部は、圧接結線接続部の解除後に所定の程度だけその初期位置に(圧接結
線接続の形成前)戻るようになっている。これに応じて、適当な空気通路を設け
ることによって、圧接結線接続の解除後に不都合な電気的接触の危険に対して対
処することができる。
【0022】 図面の簡単な説明 本発明を以下に図面を参照しながら説明する。図面中、同じ特徴又は類似の特
徴を有する部材には同じ符号を記した。
【0023】 図1は、本発明による電気的な差込み接続部の有利な実施例、 図2は、図1に示したプラグ部分20を拡大して、異なる方向から見た図、 図3のA及び図3のBは、図1に示したソケット30の拡大した詳細を示す図
、 図4のA及び図4のBは、カッタ50の選択的な実施例を示す図、 図5は、カッタ50の適当な実施例を示す図、 図6は、ソケット部分30の実施例を示す図、 図7のA〜図7のCは、本発明の別の実施例を示す図である。
【0024】 図面の説明 図1は、本発明の電気的な差込み接続部10の有利な実施例が示されている。
この場合、プラグ部分20(以下では単にプラグとも称呼されている)は、部分
的に断面して示されたソケット部分30(以下では単にソケットとも称呼されて
いる)内にガイドされている。プラグ20及びソケット30の形状は、互いに合
致されており、この場合、プラグ及びソケットの用語は、本発明では、プラグ部
分がソケット部分のソケット通路35内に導入可能である(又は差し込み可能で
ある)という意味で用いられている。ソケット30に結合されたコンタクト40
Aは、プラグ部分20に向けられた側で(コンタクト)圧接エッジ50A(図1
では一部だけ示されている)を有している。圧接エッジ50Aは、接触状態で、
ソケット30のコンタクト部分40A(有利な外方に向かってガイドされている
)と、プラグ20の相応の電気的な導線との間の電気的な接触を形成する。
【0025】 図1に示した実施例では、プラグ20は2つのケーブル(又は心線)60A及
び60Bを有しており、これらのケーブルは、それぞれ被覆され、従って絶縁さ
れた電気的な導線(図2の符号63参照)を有している。コンタクト40Aの圧
接エッジ50Aは、導線60Aへの電気的な接触を形成し、相応の圧接エッジ5
0Bを備えた別のコンタクト40B(図1の選択的な実施例ではそれぞれ図示さ
れていない)は、導線60Bとの接触のために設けられている。
【0026】 プラグ部分20は有利な形式で、例えばプラスチック射出成形によって被覆さ
れていて、絶縁されたケーブル60を形成しており、これはプラグ部分20の安
価な製造が可能である。図1に示した2つの絶縁された心線60A及び60Bの
代わりに、使用に応じて1つ又は多数の心線60を使用してもよい。
【0027】 図2には図1に示したプラグ部分20を拡大して異なる方向から見た図が示さ
れている。プラグ部分20の外側形状は、ソケット30の外側形状に対してほぼ
相補的であって、これによってプラグ20とソケット30との互いに差し込みが
保証される。
【0028】 図1及び図2に示した実施例では、プラグ部分20は有利にはさらに適した外
側形状を有していて、これによって、ソケット部分30に対するプラグ部分20
の位置決めが保証され、不都合な回動が避けられる。このような形式で、多数の
ケーブル60において、例えば個別の極性の正しいコンタクト、若しくは個別の
ケーブル60をそれぞれ相応のコンタクト40に対応配置することが確実に行わ
れる。図1及び図2に示した実施例では、プラグ部分20はそのソケット30に
向いた側で、互いに鏡面対称的に押しつけられていて、逆F字形(別の言い方を
すれば、ヘッド部水平線に対して平行な中央ステーを備えた逆T字形)の形状を
有している。これによって得られた、相応の中央水平H(導入方向)に対して非
軸線対称的な(及び図2では上側の水平線の上側に位置している)ヘッド部又は
ウエブ57が、プラグ20をソケット30内に正しい位置決めで導入することが
できる。
【0029】 プラグ部分20(特に端面側70に応じて)を適当に形状付与することによっ
て、さらに、例えば不適当なソケット30に不都合に接続されるのを阻止するた
めに、種々異なるプラグ型式をコード化することができる。
【0030】 プラグ部分20を回動防止する必要がない場合には、プラグ部分20及び特に
端面側70を相応に(軸線又は点)対称的に構成することができるので、プラグ
部分20とソケット30とのそれぞれの接触は、大きい回転角度例えばそれぞれ
180゜で可能である。この場合、例えばH形状(例えば図2に示したように横
向きで)又はこれと類似のものが適している。
【0031】 プラグ部分20の適当に構成された形状付与(有利にはケーブル60を被覆す
るか又は射出成形することによる)は、プラグ側で絶縁されたケーブル60を包
囲していて、プラグの位置を固定し、プラグを保持する。圧接エッジ50がそれ
ぞれの心線60に係合するプラグ部分20の側でに、有利な形式で凹部又は切欠
80が設けられており、この切欠80は、カッタ50が本来の接触の前に不必要
に負荷されるのを避ける。
【0032】 差込み方向でケーブル60のケーブル端部を十分に絶縁するために、このケー
ブル端部は有利な形式で端面側70まで達しているのではなく、この端面側70
に対して所定の間隔を保つように構成されている。絶縁をさらに高めるために、
有利な実施例では、それぞれのケーブル60の端部と切欠80との間に、有利に
はプラスチックより成る薄い層90が設けられている。
【0033】 図2の下側部分に図示されているように、ケーブル60は有利には(電気的な
)導線63と、この導線63を取り囲む絶縁部65とから構成されている。この
場合、導線63は、個別導線であるか又は多数の個別ファイバ導線又は素線より
成っていてよい。勿論、本発明は、このような図2に示したケーブルの接触だけ
に限定されるものではなく、その他の任意のケーブルを使用してもよい。特に、
プラグ部分30は絶縁部65に接続されるのではなく、導線63に直接当接して
いてよいので、例えばプラグ側で絶縁部65が取り除かれたケーブルを使用する
こともできる。
【0034】 図3のA及び図3のBは、図1に示したソケット30の拡大した詳細を示して
おり、この場合図3のAはソケット30の斜視図、図3のBはA−A線に沿った
断面して矢印A方向で見た図を示している。コンタクト40A及び40Bは、ソ
ケット通路35の互いに逆側に突き出しており、この場合、圧接エッジ50A及
び50Bはそれぞれソケット通路35内に侵入している。
【0035】 ソケット通路35の形状付与は、互いに容易に接合できるようにするために、
プラグ20の形状付与にほぼ対応している。それと同時にソケット通路35の形
状付与は、プラグ20の、場合によっては構成される回動防止及び/又はコード
化に合わせられていて、それに応じて回動防止部材及び/又はデコード部材を有
している。図3のA及び図3のBに示した実施例では、ソケット通路35は、図
2に示したプラグ20の形状付与に応じて、ウエブ75に対応する切欠37を有
している。
【0036】 図3のA及び図3のBでは、コンタクト40の、圧接エッジ50とは反対側の
端部が、極端に接触させるためにソケット30のケーシングから突き出している
。勿論、それぞれに使用状況に応じて、コンタクト40をソケット30から任意
の別の形状で突き出すガイド又はその他の構成も可能である。従って例えばコン
タクト40を、ソケット30内でケーブル軸線方向に貫通ガイドさせて、ソケッ
ト通路35のプラグ導入開口とは反対側の、ソケット30の側から突き出すこと
ができる。
【0037】 プラグ20(図2参照)をソケット部分30(図3のB参照)内に挿入するこ
と(図1参照)によって、接触が形成される。(コンタクト)圧接エッジ50は
、有利にはカッタ50として構成されていて、導入過程中にまずプラグ20の切
欠又はスリット80(図2参照)内に滑動案内し、次いで(安全性の理由から、
接触保護を保証するために)、絶縁されたケーブル0内に所定の深さだけ切り込
み、(電気的な)接触を形成するようになっている。
【0038】 図4のA及び図4のBは、多数の個別のケーブル列60i(i=A,B,…)
を備えたケーブル60との接触のための圧接エッジ50が示されている。図4の
Aでは、ケーブルが互いに平行に一列に並んで配置されている。それに応じてソ
ケット30は、一列に互いに並んで配置された多数のコンタクト圧接エッジ50
iを有している。これに対して図4のBでは、プラグ20が互いに平行に2列の
ケーブル60iを有していて、それに応じてソケット30はそれぞれ一列のコン
タクト圧接エッジ50iを、ケーブル列60iの上側及び下側に有している。
【0039】 有利な実施例では、ケーブル60iの絶縁のために、プラグ部分20のための
材料と同じ材料、有利にはプラスチックが使用されている。プラスチックを使用
した場合、有利にはプラグ部分20はこのプラスチックによってケーブル60i
が射出成形で被覆されている。ケーブル60i及びプラグ部分20の被覆/絶縁
のための材料を相応に選択することによって、また有利には同じ材料を使用する
ことによって、これらの材料の緊密な結合が保証される。
【0040】 有利な実施例では、コンタクト圧接エッジ又はカッタ50iは、非常に硬くて
錆びにくく、良好なコンタクトが得られる材料から製造されている。さらにまた
、コンタクトカッタ50iは、十分に多い反復差込み回数を保証するために、で
きるだけ長期にわたって鋭利な状態が維持されるように成形されている。
【0041】 切欠80を設けることによって、及びひいてはソケット部分30のソケット通
路35内にプラグ部分20が十分長く正確にガイドされることによって、コンタ
クト40iの圧接エッジ50iに横方向力が加えられることはなく、ひいては圧
接エッジ50iの破壊が避けられる。圧接エッジ50i自体においては、圧接切
断を行う部分と、コンタクトをガイドする部分とを区別しなければならない。圧
接切断を行う部分は、常に鋭利な部分を保つようにするためにできるだけ長くな
ければならない。これに対して、コンタクトを形成する部分は、すべてのファイ
バ(又は素線)が同時に切り裂かれるのを避けるために、できるだけ傾斜して、
例えばケーブル60i内に存在する素線に対して45゜よりも小さい角度を成す
ように構成されなければならない。
【0042】 図5には、圧接エッジ50の適当な構成が示されている。圧接エッジは、ケー
ブル60の導線63との接触を形成するための、有利には約40゜〜50゜(特
に有利には45゜)の角度だけ折り曲げられた第1の領域を有している。この第
1の領域150に第2の領域160が続いていて、この第2の領域160は、有
利には約10゜〜30゜(特に有利には22゜)だけ折り曲げられていて、絶縁
部65と導線63のほんの一部とを切り込む。実験によれば、このような構成の
圧接エッジは600回の反復差込み回数が可能であることが分かった。
【0043】 図6には、有利な実施例によるソケット部分30の上方及び側方から見た図が
示されており、この実施例では、プラグ20が、ソケット30とは逆方向に引き
抜くことによってソケット30から解除されるようになっている。この解決策で
は、例えば切断力が弱くなった場合、又はソケット30を洗浄或いは滅菌するた
めに、ソケット部分30を容易に交換することができる。一方側で本発明による
圧接エッジ形ソケット30を有するプラスチック体300が、押しボタン式結合
部材320を用いて支持体310(例えばスタンダード型EKGケーブル電極)
にスナップ式に被せ嵌められる。スタンダード型EKGケーブル電極320の場
合には、この電極320は、プラスチック体300と協働して例えば、患者の脚
に固定するためのパッシブな脚プレートを形成する。プラスチック体300は有
利には他方側で、別のコンタクト結合部330例えばアメリカ合衆国特許第56
15674号明細書によるソケットを有している。
【0044】 プラグ20とソケット30との結合時、及び例えばケーブル60に引張負荷を
加えた時(図6には示されていない)に、プラスチック体300は押しボタン式
結合部材320を中心にして引っ張り方向で回転する。これによって引張力が常
にプラグ20の引き出し方向に作用し、差し込み結合を容易に解除することがで
きる。
【0045】 プラグ20は、有利な形式で、圧接切断過程に伴って作用する摩擦力によって
ソケット30内で保持される。勿論、このような緊締結合と共に又はその代わり
に、例えば錠止及び/又は固定(例えばピボット又はピンによる)による別の保
持形式を用いることも可能である。
【0046】 本発明によるコンタクトシステムの有利な実施例は、胎児頭皮電極の接触のた
めのものをサンプル的に示したものである。これは特に図1〜図3に示されてい
るが、この図1〜図3は、胎児頭皮電極のための使用に限定されるものではない
【0047】 プラグ部分20(安価な部分として)は、図2の右側に示されていて、左側に
は圧接エッジ50のための切欠80が示されており、圧接エッジ50は、図3の
ソケット側に示されている。切欠80の領域内で、圧接エッジ50は自由であっ
て、プラグ20に係合していない。プラグ20をさらにソケット30内に導入す
ると(切欠80の領域を越えて)、有利には非常に短い絶縁層90が断ち切られ
、次いで絶縁部65を備えたケーブル60の導線63が切り開かれ、プラグ部分
20をさらに押し込むと、導線63の銅素線との接触が形成される。
【0048】 回動防止として、及びソケット30とプラグ20との間のガイドを改善するた
めに、プラグ20の上部領域にウエブ75が設けられていて、ソケット通路35
の上部領域に、ウエブ75を補完する切欠37が設けられている。この切欠37
は、プラグ20がソケット30内に整列されながら導入されることを保証する。
【0049】 図1及び図2に示された、プラグ20のストッパ200は、導入過程を止める
ために設けられている。この場合、プラグ20のストッパ200は、プラグに向
けられたソケット30の正面に当接する。このストッパ200は、特に胎児にお
いて使用する場合に効果的である。何故ならば、ソケット通路35が汚れている
場合に、この汚れをソケット通路35の後ろの領域に押しやり、ここで図1に示
した開口210を通して外に押し出すことができるからである。これはソケット
通路35の端面に設けられたストッパでは保証されない。
【0050】 プラグ部分20を形成するために、図1に示したケーブル60A及び60Bが
適当な工具内に挿入され、左右で位置保持される。次いでプラスチック体とケー
ブル60の絶縁部65との間の結合を形成するプラスチック射出成形過程が行わ
れる。これによってプラグ20は機械的に頑丈になり、良好にソケット30内に
挿入することができる。ケーブル口金及び折れ曲がりに対する保護は設けること
ができるが、胎児頭皮電極に使用するためには必要ない。何故ならば胎児頭皮電
極に使用する場合には、所望のプラグ20は有利には非常に小さく延性だからで
ある。
【0051】 プラグ部分20を胎児頭皮電極と接触させるために設けられたソケット30は
、図3のA及び図3のBに示したように構成されているが、別の形状を有してい
てもよい。コンタクト40と堅固に結合されている圧接エッジ50は、有利な形
式でソケット30内の正しい位置に堅固に射出成形されている。圧接エッジ50
自体は有利な形式で図5に示した形状を有している。
【0052】 ソケット30は、有利な形式で図6に従って、アメリカ合衆国特許第5615
674号明細書に記載されたスタンダード型胎児ソケット330(Standa
rd−Fetal−Buchse330)と共に、押しボタン式結合部材320
を用いて、プラスチック体300内でスタンダードEKGケーブル電極310に
スナップ式に被せ嵌められる。
【0053】 図7のA〜図7のCは本発明の別の実施例を示している。図1に示した緊締差
込み結合においては、接触過程がほぼケーブル軸線方向で行われ、これに対して
図7に示した緊締差込みにおいては、接触過程ケーブル軸線に対してほぼ垂直方
向で行われる。
【0054】 図7のAに示した斜視図では、プラグ部分20が矢印方向でソケット部分30
のソケット通路35内に導入される。圧接エッジ50は接触状態で、ケーブルを
介して外に導出されたソケット30のコンタクト40と、これに対応するプラグ
20の電気的な導線60との間の電気的なコンタクト(接触)を形成する。図7
に示した実施例では、プラグ20とソケット30とはそれぞれ2つの絶縁された
ケーブルを有している。
【0055】 プラグ20とソケット通路35との合致し合うほぼ相補的な形状によって、プ
ラグ20とソケット30との電気的な接触が互いに堅固に関連づけされるので、
接触しようとするケーブルが多数ある場合に、2つの可能性だけ、つまり図1及
び図7のAに関連して図示された差込み方向又は、ケーブル軸線を中心にして1
80゜回転せしめられたプラグ20に応じた2つの可能性だけが許容される。前
述のように、このような組み合わせの可能性は、相応にコード化するか又はその
他の適当な手段によって1つの可能性だけに限定される。
【0056】 図7のAでは、以上のような組み合わせの制限が、プラグ部分20内の有利に
は鼻状部又は突起700によって行われる。この場合、突起700は、側方の導
入形式(このために、図7のAではプラグ20を180゜だけ回転させなければ
ならない)において、ソケット通路35内の対応する切り込み部又は凹部(図7
のAには図示されていない)と協働する。このような形式のコード化の代わりに
、又はこのようなコード化と組み合わせて、突起700をばね弾性的に構成し、
それによって突起700がソケット通路35内に設けられた対応する凹部710
と協働し、正しい導入方向で、規定可能な所定の導入深さで、例えばスナップ結
合の形式で凹部710内に係止するようにしてもよい。導入が行われないと、突
起700は、2つの導入方向が許容されないようにばね弾性的に構成されている
。この場合、第1の導入方向(これに相応して突起700と凹部710とが一緒
にガイドされる際に)、係止が(場合によっては安全性が高められて)行われ、
これに対して第2の導入方向(突起700と凹部710とを一緒に導入すること
なしに)は、勿論係止なしで、同様に許容される。
【0057】 図7のAに示したプラグ20とソケット30との接合は、矢印方向で行われる
。この場合、電気的な接触を形成するために、プラグ20が、ソケット通路35
内に存在する圧接エッジ又はカッタ50に対して押しつけられる。この場合、図
7のAに示した実施例では、各ケーブル60のためにそれぞれ2つのカッタ50
が設けられており、これらのカッタ50は、ケーブル方向で種々異なる位置に作
用する。この場合、一緒のガイドは、手によって又は適当な装置、例えばレバー
機構又はこれと類似のものによって行われるか補助される。さらにまた、プラグ
20とソケット30とが結合された後で、この結合は、適当な被覆又は閉鎖によ
って、汚れの侵入及び/又は不都合な開口に対して保護される。被覆/閉鎖に加
えて、解除/取り出し機能も有しているので、プラグ20とソケット30との分
離が機械的に補助される。
【0058】 図7のBには、図7のAに示したプラグ20の有利な実施例が示されている。
この実施例ではプラグ20は、上部750と下部760とから組み合わされてい
る。2つの(絶縁された)ケーブル60A及び60B(それに応じて1つだけの
又は2つ以上のケーブルであってよい)は、プラグ20を組み立てるために、上
部750又は下部760の相応に構成されたケーブル通路770A及び770B
内に挿入され、次いでプラグ20(同様に相応のケーブル通路770A及び77
0Bを備えている)の対応する対抗部材と組み合わせられ、この場合上部750
と下部760とがケーブル60A及び60Bを固定する。上部750と下部76
0との間の寸法を相応に合致させることによって(特にケーブル通路770A及
び770Bの直径)、ケーブル60を引き出す(矢印方向とは逆方向に)ために
必要な引き出し力が調節される。同様に、上部750及び下部760の相応の構
成及び形状付与を介して、上部750と下部760との間の解除不能な又は、程
度の差はあるが容易に解除可能な結合が得られるので、プラグ20は組立後に使
い捨て部分として構成されるか又は場合によっては再使用可能である。
【0059】 図7のCには、特に、図7のBに図示された下部760の特別な構成で、18
0゜回転されていて、既にケーブル60と上部750とに結合されている状態が
示されている。この場合、下部760は、各ケーブル60のために少なくとも1
つの切欠780をケーブル通路770の領域内で有しているので、カッタ50は
ケーブル絶縁部の直ぐ下に挿入することができ、まずプラグ20を切断する必要
はない。これによって、カッタ50は大切にされる。しかもこれによって、プラ
グ20も厚壁で及び/又は硬い材料から圧刻成形することができる。
【0060】 図7のAから分かるように、ソケット3及びプラグ20はそれぞれ、ケーブル
40及び60のケーブル端部に位置するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気的な差込み接続部の有利な実施例を示す、一部断面した概略
的な斜視図である。
【図2】 図1に示したプラグ部分20を拡大して、異なる方向から見た図である。
【図3】 A及びBは、図1に示したソケット30の拡大した詳細を示す図である。
【図4】 A及びBは、カッタ50の選択的な実施例を示す図である。
【図5】 カッタ50の適当な実施例を示す図である。
【図6】 ソケット部分30の実施例を示す図である。
【図7】 A〜Cは、本発明の別の実施例を示す図である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2のコンタクト部分(30)との電気的な接触を形成する
    ための第1のコンタクト部分(20)であって、2つのコンタクト部分(20,
    30)を互いにガイドする際にコンタクトエレメント(50)が電気的な導線(
    60,63)内に食い込むことによって第1のコンタクト部分(20)と第2の
    コンタクト部分(30)との電気的な接触が形成されるようになっている形式の
    ものにおいて、 電気的な導線(60,63)を接触側で電気的に絶縁する成形部(20)が設
    けられていることを特徴とする、第1のコンタクト部分。
  2. 【請求項2】 前記成形部(20)が切欠領域(80)を有していて、この
    切欠領域(80)が、2つのコンタクト部分(20,30)を互いにガイドする
    第1の段階中にコンタクトエレメント(50)をガイドするために用いられ、か
    つ/又は前記切欠領域(80)は、この第1の段階中にコンタクトエレメント(
    50)が電気的な導線(60,63)内に全く食い込まないか又は少しだけ食い
    込むように成形されている、請求項1記載の第1のコンタクト部分。
  3. 【請求項3】 2つのコンタクト部分(20,30)を正確に位置決めしな
    がら互いに確実にガイドするための回動防止装置(75)及び/又は、第1のコ
    ンタクト部分(20)が第2のコンタクト部分(30)の前もって規定された所
    定の型式のものだけによって電気的な接触が形成されることを保証するためのコ
    ード化装置が設けられている、請求項1又は2記載の第1のコンタクト部分。
  4. 【請求項4】 回動防止(75)を形成するための成形部(20)及び/又
    はコード化装置が、少なくとも中心軸線に対して非軸線対称的な横断面形状を有
    している、請求項3記載の第1のコンタクト部分。
  5. 【請求項5】 前記成形部(20)が、2つのコンタクト部分(20,30
    )が所定のポイントを超えて互いにガイドされるのを阻止するためのストッパ(
    200)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の第1のコンタ
    クト部分。
  6. 【請求項6】 前記成形部(20)が、電気的な導線(60,63)の接触
    側の端部と切欠領域(80)との間に、有利にはプラスチックより成る薄い層(
    90)を有している、請求項2から4までのいずれか1項記載の第1のコンタク
    ト部分。
  7. 【請求項7】 成形部(20)が第2のコンタクト部分(30)に対してほ
    ぼ相補的な形状に成形されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の第
    1のコンタクト部分。
  8. 【請求項8】 前記成形部(20)が、電気的な導線(60,63)な電気
    的な絶縁部を取り囲んでいる、請求項1から7までのいずれか1項記載のコンタ
    クト部分。
  9. 【請求項9】 前記成形部(20)が、有利にはプラスチックで射出成形に
    よって、電気的な導線(60,63)の電気的な絶縁部に一体的に組み込まれて
    いる、請求項1から8までのいずれか1項記載の第1のコンタクト部分。
  10. 【請求項10】 前記成形部(20)が、電気的な導線(60,63)の電
    気的な絶縁部に及び/又は電気的な導線(60,63)に有利には緊締結合及び
    /又は押しつぶし結合及び/又はスナップ結合によって取り付けられた少なくと
    も1つの部材より成っている、請求項1から9までのいずれか1項記載の第1の
    コンタクト部分。
  11. 【請求項11】 前記成形部(20)が、電気的な導線(60,63)の電
    気的な絶縁部及び/又は電気的な導線(60,63)に取り付けられた2つの部
    材より成っている、請求項10記載の第1のコンタクト部分。
  12. 【請求項12】 有利にはプラスチックより成る成形部(20)が、電気的
    な導線(60,63)を接触側で、電気的な接触を形成する前に単独で又は電気
    的な導線(60,63)の絶縁部と組み合わせて完全に電気的絶縁するように取
    り囲んでいる、請求項1から11までのいずれか1項記載のコンタクト部分。
  13. 【請求項13】 成形部(20)が、多数の電気的な導線(60,63)を
    接触側で電気的に完全に絶縁しながら取り囲んでいる、請求項1から12までの
    いずれか1項記載の第1のコンタクト部分。
  14. 【請求項14】 成形部(20)が切欠を有しており、この切欠は、コンタ
    クトエレメント(50)が導線(60,63)を取り囲む電気的な絶縁部内に直
    接食い込むように配置されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の
    第1のコンタクト部分。
  15. 【請求項15】 第2のコンタクト部分において、 請求項1から14までのいずれか1項記載の第1のコンタクト部分(20)を受
    容するためのコンタクト通路(35)が設けられており、2つのコンタクト部分
    (20,30)間の電気的な接触を形成するために2つのコンタクト部分(20
    ,30)を互いにガイドする間、第1のコンタクト部分(20)の電気的な導線
    (60,63)内に食い込むための、コンタクト通路(35)内に自由に突入す
    るコンタクトエレメント(50)が設けられていることを特徴とする、第2のコ
    ンタクト部分。
  16. 【請求項16】 コンタクトエレメント(50)が設けられており、 電気的な導線(60,63)の導電性の領域(63)と接触するために、ガイド
    軸線に対して有利には約40゜〜45゜だけ折り曲げられた第1の領域が設けら
    れており、 電気的な導線(60,63)の導電性の領域(63)を被覆する絶縁部(65
    )及び場合によっては導電性の領域(63)の小さい部分を切り込むための、前
    記第1の領域に続いて、導入軸線に対して有利には10゜〜30゜だけ折り曲げ
    られた第2の領域(160)が設けられており、 2つのコンタクト部分(20,30)を互いにガイドする際に、まずコンタクト
    エレメント(50)の第2の領域(160)が電気的な導線(60,63)と接
    触し、第2の領域(160)の角度が第1の領域(150)の角度よりも大きい
    、請求項15記載の第2のコンタクト部分。
  17. 【請求項17】 コンタクト通路(35)が端部領域でガイド方向に、コン
    タクト通路(35)内に収集された物質例えば汚れを排出させるための開口を有
    している、請求項15又は16までのいずれか1項記載の第2のコンタクト部分
  18. 【請求項18】 第2のコンタクト部分(30)が、別の部分に解除可能に
    連結するための手段を有しており、これによって、第2のコンタクト部分(30
    )が交換可能なエレメントとして別の部分に連結可能であって、これによって特
    にコンタクトエレメント(50)の切れ味が鈍くなった場合に又は第2のコンタ
    クト部分(30)を洗浄或いは滅菌するために、第2のコンタクト部分(30)
    を交換することができる、請求項15から17までのいずれか1項記載の第2の
    コンタクト部分(30)。
  19. 【請求項19】 第2のコンタクト部分(30)が別の部分に差し込み可能
    に連結可能であって、この場合有利には、第2のコンタクト部分(30)が引張
    力を受けて結合解除されるようになっている、請求項18記載の第2のコンタク
    ト部分。
  20. 【請求項20】 請求項1から19までのいずれか1項記載のコンタクトエ
    レメント(20,30)を有することを特徴とする、医学的な使い捨て用品有利
    には胎児頭皮電極。
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