JP2002541793A - 膵臓プロカルボキシペプチダーゼb、そのアイソフォームおよび突然変異タンパク質の製造ならびにそれらの使用 - Google Patents
膵臓プロカルボキシペプチダーゼb、そのアイソフォームおよび突然変異タンパク質の製造ならびにそれらの使用Info
- Publication number
- JP2002541793A JP2002541793A JP2000611652A JP2000611652A JP2002541793A JP 2002541793 A JP2002541793 A JP 2002541793A JP 2000611652 A JP2000611652 A JP 2000611652A JP 2000611652 A JP2000611652 A JP 2000611652A JP 2002541793 A JP2002541793 A JP 2002541793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxypeptidase
- sequence
- isoform
- nucleic acid
- precursor form
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
Description
製造、ならびにバイオテクノロジー法で活性なカルボキシペプチダーゼBを製造
のためのプロカルボキシペプチダーゼBの使用に関する。
分解すべきタンパク質またはペプチドのカルボキシル末端から個々のアミノ酸を
加水分解により段階的に除去することによってタンパク質およびペプチドを分解
する。したがってカルボキシペプチダーゼはエキソペプチダーゼに属する。動物
のカルボキシペプチダーゼは前駆体(プロカルボキシペプチダーゼ)として膵臓
で形成され、腸においてトリプシンによりその活性型に変換され、そこでペプチ
ド、タンパク質の一次切断生成物の消化にきわめて重要である。その基質特異性
により様々なカルボキシペプチダーゼに分類される。
オルニチンのような塩基性アミノ酸を放出する。カルボキシペプチダーゼはカル
ボキシル末端上のアミノを酸をそれらの補助によって同定できるので、ペプチド
およびタンパク質の配列決定の助けになる。さらに、タンパク質はカルボキシペ
プチダーゼBの使用により所望のようにあつらえることができる。
製造がある。このペプチドホルモンの製造は欧州特許出願EP−A 0 489
780にとくに記載されている。この出願では、カルボキシペプチダーゼBはプ
ロインスリン構造をトリプシンで開裂してインスリンへ変換する重要な工程にお
いて使用される。
に、市販品を入手できるカルボキシペプチダーゼBプレパレーションに由来する
。これらはブタ膵臓から得ることが好ましい(Folk, J.E., Meth. Enzym. 19: 5
04, 1970)。
いる危険を有する可能性があるという欠点がある。ウイルスを含まないことの検
定は複雑であり、製造経費の計算に重大な因子として算入される。酵素が、大規
模な工業的方法たとえばインスリンの工業的生産に用いられると、さらに凍結膵
臓の取得および保存のための高い論理的経費という欠点がある。
ペプチダーゼBの製造の別法として提供される。この方法には多数の既知経路が
ある。たとえば、直接細胞内発現、または細菌内における融合タンパク質たとえ
ばβ−ガラクトシダーゼ-カルボキシペプチダーゼB融合タンパク質の形態で(J
. Biol. Chem. 267: 2575-2581, 1992)、または酵母における相当する発現があ
る。これのさらに別法としては、カルボキシペプチダーゼBのアミノ酸配列プラ
ス発現産物の分泌を招来するシグナル配列から構成されるカルボキシペプチダー
ゼBの前駆体、プロカルボキシペプチダーゼBの発現がある。適当な発現系とし
てはBacillus subtilis, Streptomyces, E. coliおよび酵母Saccharomyces, Can
dida, Hansenula polymorphusおよびPichia pastorisについて報告があり、それ
らの一部については市販品を入手することが可能である。
件は、選択された宿主株の生育がそれぞれの場合、発現が最初容易に可能である
ように活性なカルボキシペプチダーゼBの存在により阻害されないことである。
この性質を有する宿主株は通常、空間および時間を通じて相対的に乏しい収率で
あるので、発酵が困難である。
ての発現)における1つの問題は、タンパク質が最初は正しい空間的構造で存在
せず、したがって不活性なことである。したがって、それは精製またはプロセッ
シング時にインビトロでフォールディングさせなければならない。この方法では
、酵素の活性および特異性に悪影響のある欠陥のあるフォールディングを生じる
ことがあり、医薬製剤における使用が困難になる。
を示す。発酵時に、基質として認識される細胞構成成分または栄養メジウム構成
成分のペプチド様フラグメントとの反応によって、カルボキシペプチダーゼBは
常に不活性化され、収率の低下を生じる。
プチダーゼBの発現および分泌である。酵素との反応により、活性なカルボキシ
ペプチダーゼBはこの前駆体からインビトロで製造することができる。この状況
において「活性なカルボキシペプチダーゼB」とは天然に見いだされるカルボキ
シペプチダーゼBたとえばヒトのカルボキシペプチダーゼBまたはその天然に存
在するアイソフォームを意味する。「活性なカルボキシペプチダーゼB」はまた
、天然に存在するカルボキシペプチダーゼBの突然変異タンパク質を意味するこ
ともある。アミノ酸配列の欠失、付加または置換が生じてはいるが、突然変異タ
ンパク質の酵素活性は天然に存在するカルボキシペプチダーゼBの酵素活性に定
量的に相当する。上述の前駆体は天然のプロカルボキシペプチダーゼBまたはそ
の誘導体たとえばペプチド配列の付加によって不活性化されたカルボキシペプチ
ダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質であってもよい。付加さ
れたタンパク質配列の性質は以下に詳細に述べる。プロカルボキシペプチダーゼ
Bまたはその誘導体は、このタンパク質から驚くほど容易に制御可能な方法で活
性なカルボキシペプチダーゼBが製造できるので好ましい。さらに、カルボキシ
ペプチダーゼBの保存時には活性の喪失が観察されるのに対し、プロカルボキシ
ペプチダーゼBもしくはその上述の誘導体は比較的長期間保存することができる
。
のアミノ酸配列に加えて、発現に用いた宿主生物体からその誘導体を排除するた
めのシグナルペプチドのアミノ酸配列を有するN末端に結合したペプチド、10
0アミノ酸長までの任意所望のアミノ酸配列およびその誘導体のカルボキシペプ
チダーゼB部分から付加的なN末端に結合したペプチドの酵素的除去を可能にす
るエンドペプチダーゼ認識配列を含有する。このタイプのエンドペプチダーゼ認
識配列の例には、トリプシン、第Xa因子、エラスターゼ、キモトリプシンおよ
びコラーゲナーゼの相当する既知の認識配列がある。
ロインスリンおよびトリプシンと反応することが可能であり、新たに形成された
活性なカルボキシペプチダーゼBを直ちに認識して、生成したインスリンB鎖の
カルボキシ末端アルギニンを加水分解することが見いだされたのである。この過
程で生成したカルボキシペプチダーゼBは、以前に保存されついでプロインスリ
ンとの反応に加えられたカルボキシペプチダーゼBよりも活性が高い。反応混合
物中に存在するトリプシンはプロカルボキシペプチダーゼBの活性化に働くのみ
でなくプロインスリンを特異的に切断して成熟インスリンの放出に寄与する。
チダーゼBまたは上述の誘導体のN末端におけるテトラ−His配列の付加によっ
て有害に影響されることがない。このような付加の利点は、それによりタンパク
質が、ニッケルキレートとの複合によるアフィニティクロマトグラフィーにおけ
る容易な精製を可能にするという事実にある。このような修飾されたカルボキシ
ペプチダーゼBの使用は同じく本発明の主題である。
を発現させた。しかしながら、DNAおよびタンパク質プレーンの両者において
ヒト酵素とたとえばウシ、ラット、ブタまたは他の種からの膵臓組織を形成する
相当する酵素とでは配列の相同性が高いこと、このような種のDNA配列もヒト
DNA配列の代わりに同様に使用できることは明らかである。カルボキシペプチ
ダーゼBの突然変異タンパク質をコードする相当するDNAも使用することがで
きる。同様に、天然のまたは人工的に産生されたカルボキシペプチダーゼBまた
はプロカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームをコードするDNA配列も使
用することができる。さらに、天然には存在しない、遺伝暗号の縮重によってカ
ルボキシペプチダーゼBまたはプロカルボキシペプチダーゼBをコードする上述
のDNA配列または各場合のそれらの突然変異タンパク質における配列を置換で
きるすべてのDNA配列が使用できることは当然である。
としては、Invitrogen社から入手可能な市販品、Pichia pastorisの発現系が同
様に使用できる。本技術分野の熟練者には明らかなように、細菌の系たとえば欧
州特許出願EP−A 0 448 093号に記載された大腸菌セクリーター突然
変異体も、そこに記載されたヒルジン配列をプロカルボキシペプチダーゼAの配
列で置換すれば使用することができる。更なる変法として、たとえば欧州特許出
願EP−A 0 504 798号に記載されたグルタリルアミダーゼの発現の場
合のようにストレプトマイセスにおいてヒトプロカルボキシペプチダーゼBを発
現することが可能であると考えられる。 比較的大量の酵素の単離方法の大規模工業的使用において先行技術としての例
に記載した以外の他のタンパク質の精製に使用できることも同様に明らかである
。
ルボキシペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質の製造方
法において、 (a) カルボキシペプチダーゼBまたはカルボキシペプチダーゼBのアイソフ
ォームもしくは突然変異タンパク質の天然のまたは非天然前駆体型を、微生物中
分泌様式により発現させ、 (b) 分泌様式により発現された前駆体型を精製し、および (c) 精製された前駆体型を酵素処理によって、活性なカルボキシペプチダー
ゼBまたはカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパ
ク質に変換する方法に関し、とくに膵臓カルボキシペプチダーゼBまたはそのア
イソフォームはヒト起源であるタイプの方法、好ましくは天然に存在する前駆体
型はプロカルボキシペプチダーゼBまたはそのアイソフォームに相当するタイプ
の方法に関する。
、以下、言及がとくに他の方法を指していない場合に用いられる。カルボキシペ
プチダーゼBの「天然」および「非天然」前駆体型は、天然に存在するタイプの
分子(「天然前駆体型」)またはこのタイプの天然前駆体型からアミノ酸の置換
、付加または欠失によって生じるタイプの分子(「非天然前駆体型」)である。
しかしながら、非天然前駆体型は酵素処理により活性な膵臓カルボキシペプチダ
ーゼBまたはそのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質に変換できる。
グナルペプチドであり、 Asは任意所望の遺伝子によってコード可能なアミノ酸であり、 Eはエンドペプチダーゼ認識配列から構成されるペプチドリンカーであり、 CBは、カルボキシペプチダーゼBまたはカルボキシペプチダーゼBのアイソ
フォームもしくは突然変異タンパク質のアミノ酸配列であり、 xは0〜100の整数である)を有するタイプの方法である。
体型の精製を可能にする天然または非天然前駆体型に結合するタイプの方法、と
くに好ましくはアフィニティクロマトグラフィーによる精製のために結合してい
る配列が1〜6個、好ましくは4個のヒスチジン残基であるタイプの方法に関す
る。
られるタイプの方法に関する。 本発明のさらに他の主題は、酵素トリプシン、エラスターゼ、第Xa因子、キ
モトリプシンまたはコラーゲナーゼ、好ましくはトリプシンを酵素処理に使用す
るタイプの方法である。
リン前駆体型またはインスリン誘導体の存在下に適当な反応条件で進行させ、こ
の過程において成熟インスリンまたは成熟インスリン誘導体が形成され、これを
反応混合物から単離する方法に関する。 本発明の更なる主題は、プロカルボキシペプチダーゼBおよびカルボキシペプ
チダーゼBのこのタイプの方法における使用である。
のアイソフォームもしくは突然変異タンパク質の天然もしくは非天然前駆体型を
コードするDNA配列からなり、上述のコード配列は適当な微生物中における前
駆体型の発現を可能にするプロモーターに機能性に連結されている核酸構築体に
関する。好ましくは、本発明はDNA配列が式Iのタンパク質をコードする核酸
構築体に関する。さらに本発明は、1〜6個好ましくは4個のヒスチジン残基を
コードするDNA配列がさらにカルボキシペプチダーゼBの天然または非天然の
前駆体型またはカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タ
ンパク質をコードするDNA配列に結合している核酸構築体に関する。 記載された核酸構築体に言及する場合に一般に「このタイプの核酸構築体」と
いう表現は、以下、言及がとくに他の核酸構築体を指していない場合に用いられ
る。
のタイプの核酸構築体の使用に関する。 本発明はまた、上述の核酸構築体からなる宿主細胞、および適当な微生物に上
述の核酸構築体が包含されているこのタイプの宿主細胞の製造方法に関する。 本発明はまた、膵臓カルボキシペプチダーゼBの上述の製造方法におけるこの
タイプの宿主細胞の使用に関する。
ボキシペプチダーゼBの発現および精製方法を例示を意図するものである。さら
に、プロカルボキシペプチダーゼBのトリプシンによる、すなわちいずれも単離
型での活性化方法ならびにインスリンの製造のためのトリプシンとプロカルボキ
シペプチダーゼBの併用について説明する。
pastoris株の調製を記載する。使用した出発原料は、ヒト膵臓組織から単離され
たRNAより既知の方法で調製されるcDNAプレパレーションである。このタ
イプのcDNAプレパレーションは市販品たとえばClontech社(カタログ番号7
410−1)から入手できる。所望のcDNA標的配列の増幅のためには、2つ
のプライマーを合成する。このための配列は遺伝子バンクのデータベースから採
用した。ヒト膵臓カルボキシペプチダーゼBのcDNA配列は「受入番号」M81
057でそこから入手できる。順行プライマー配列 P-CPBf22 は領域22bp〜32b
pに相当し、逆行プライマー配列 P-CPBrev1271 は領域1271bp〜1250bp
に相当する。増幅のためには、標準的なポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を実施
する。PCRの反応産物をゲル電気泳動によって分離し、期待された長さ約12
50bpの得られたDNAバンドを溶出し、InvitrogenからのオリジナルTAクロ
ーニング(登録商標)キットのpCR(登録商標)ベクターとのライゲーション
反応で反応させる。キットの構成成分として付加的に供給された大腸菌株INV
αF′のコンピテント細胞をライゲーション混合液でトランスフォームし、プレ
ート上にプレーティングし、25mg/Lのアンピシリンを含むNAプレート上3
7℃でインキュベートする。生育したコロニーから採取した細胞を翌朝、滅菌水
20μlに再懸濁して、94℃で10分間インキュベートする。各場合につき、
0.2μgの2種のプライマー P-CPBf22 および P-CPBrev1271を含有するPCR
反応緩衝液を、ついで標準的PCR反応を100μlの反応容量で実施できる懸
濁液に加える。ついで反応産物をゲル電気泳動によって分析する。増幅すると約
1250bpのフラグメントを与えることができるDNAを含有するトランスフォ
ーマントが正しいとして認識される。この方法で特定されるクローンの1つから
プラスミドDNAを単離し、挿入されたcDNA配列を配列分析に付し、その特
性を完全に明らかにする。測定された配列は Aloyら(Biol.Chem. 379: 149-155
, 1988)により報告された配列と完全に同一であることが分かる。報告に従い、
プロカルボキシペプチダーゼのアミノ酸−95〜307をコードするコドンを発
現に用いる。使用した発現ベクターはCregg, J.M.ら(Bio/Technologie 11: 90
5-910, 1993)およびScorer, C.A.ら(Bio/Technologie 12: 181-184, 1994)
により記載されたプラスミドpPIC9である。このためには、プラスミドpP
IC9 を制限酵素XhoIおよびEcoRIを用いて開裂させる。ベクターへのc
DNA配列の挿入には2つのプライマーを合成する。順行プライマー PPICCPBf
は配列: XhoI プロカルボキシペプチダーゼ→ 5′TTTTTTCTCGAGAAAAGACATCATGGTGGTGAGCAC 3′ (配列番号:1)
を有し、逆行プライマー PPICCPBrev は構造: EcoRI プロカルボキシペプチダーゼ 5′TTTTTTGAATTCCTTACTACTAGTACAGGTGTTCCAGGAC 3′ (配列番号:2)
を有する。
フラグメントを精製後、酵素XhoIおよびEcoRIで消化する。この方法であつ
らえたフラグメントを反応混合物から沈殿させ、水中に取り、開裂したベクター
フラグメントとリガーゼ反応で反応させる。コンピテントなINVαF′細胞を
ライゲーション混合液を使用してトランスフォームし、選択プレート上で培養器
で培養する。所望の発現プラスミドを含有するコロニーを記載のようにPCR法
で同定する。正しいとして認識されるクローンからプラスミドDNAが得られる
。このDNAをヒスチジンの栄養要求株のP.pastoris株GS115(Scorer C.A.ら
, Biotech-nology 12: 181-184, 1994)中にCregg J.M.らによって記載された方
法により導入する。トランスフォーメーション後に、ヒスチジンに原栄養株にな
ったコロニーをプロカルボキシペプチダーゼタンパク質の発現について詳細に調
べる。このためには、Clare, J.J.ら(Gene 105: 205-212, 1991)によって記載
されたように50のクローンを発現させる。発現の終了時に1mlの培養メジウム
を採取し、細胞を遠心分離により除去して澄明な上清を凍結乾燥する。上清のア
リコートをSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分析する。クマシー
ブルー染色後、一部の上清サンプル中には澄明なバンドを45,000dt分子量
の範囲に見ることが可能であり、これは非誘導培養の上清サンプル中には観察さ
れない。このバンドは、Chemicon(注文番号AB1801)からの抗−ブタカルボキ
シペプチダーゼB抗体のウエスタンブロット分析において明瞭に認識される。プ
ロカルボキシペプチダーゼBを発現し、実施例2によって単離された、この実験
で最高の収率で産生されたクローンの培養液100mlを2Lのクロスバフル(cr
ossbaffle)シェーカーフラスコ中で培養する。
プチダーゼBの精製を記載する。最初に細胞を遠心分離で除去する。澄明な上清
をついで硫酸アンモニウムで約55%濃度の飽和が達成されるまで処理する。沈殿
したタンパク質を遠心分離で除き、ペレットを1mMのEDTAからなる5mlの5
0mMトリス塩酸塩溶液(pH7.5)に溶解する。タンパク質懸濁液をついで、
DEAEセルロースクロマトグラフィーで分離する。溶出クロマトグラムを0〜
0.5M NaClの勾配にわたってプロットする。所望のタンパク質を含有する
分画をウエスタンブロット分析で同定する。それらの分画を合わせて限外ろ過に
よって濃縮する。残留液中のタンパク質濃度をBradfordによるタンパク質定量方
法で測定する。この方法で濃縮されたプロカルボキシペプチダーゼをついで保存
のために凍結乾燥するか、または実施例4に従ってトリプシン処理により直接活
性化する。ゲル電気泳動により分離した物質のクマシーブルー染色では約60%の
物質が約45,000dt分子量のタンパク質バンド中に見いだされることを示す
。このバンドは、ウエスタンブロットで同定された領域に相当する。
ターの調製を記載する。構築は実施例1に記載の経路に従って実施する。プライ
マーPPICCPBrevを使用する(実施例1参照)。順行プライマーはそれがヒスチジ
ンの付加的な4個のコドンを含むように修飾される。プライマーPCPBHisfの配列
はしたがって以下のように読める: XhoI プロカルボキシペプチダーゼ→ 5′TTTTTTCTCGAGAAAAGACACCATCACCACCATCATGGTGGTGAGCAC 3′ (His)4 (配列番号:3)
プチダーゼBタンパク質は溶液中硫酸アンモニウムで沈殿させたのちにニッケル
親和性クロマトグラフィー工程によって直接精製する。使用したクロマトグラフ
ィー支持材料は「ProBond」(登録商標)ニッケルキレーティング樹脂(Invitro
genカタログ番号R801−01)であり、製造業者の詳細な説明書に従って使
用した。クマシーブルー染色後、ゲル電気泳動による分析は実際、分子量約45
,000dtを有するただ1個の可視バンドを示す。このバンドはウエスタンブロ
ット実験に用いた抗体により認識される。この方法で精製された物質を限外ろ過
して、Bradfordの方法でタンパク質を定量したのち、保存のために凍結乾燥する
か、または実施例4によって直接活性化する。
性化を記載する。これには、実施例2からの凍結乾燥物質22mgを0.1モルの
HCl溶液(pH7.8)14mlに溶解し、26℃に加熱してトリプシン溶液(
0.1U/ml)15μlと混合し、撹拌しながら3時間インキュベートする。つい
で溶液を大豆トリプシンインヒビターと混合し、トリプシン、このインヒビター
、プロペプチドフラグメントをカルボキシペプチダーゼBから除去し、他の構成
成分は分子量排除限界30,000dtのCentriprep(登録商標)フィルターユニ
ット(アミコン(Amicon)によってマイクロろ過してカルボキシペプチダーゼB
から分離する。活性なカルボキシペプチダーゼBを5mMのトリス緩衝液(pH7
.5)中で凍結させて保存する。Folk, J.E. の操作(Meth. Enzym. 19: 504-508
, 1970)によってタンパク質の濃度を測定したのちに比活性を測定する。実施例
3によって調製された出発原料を使用する場合は活性化には15mgのみの出発原
料を使用する。
ンとプロカルボキシペプチダーゼBの併用を記載する。欧州特許出願EP−A
0 347 781号の実施例6には1個の同じ反応容器中でのモノ−Argインス
リンのトリプシンおよびプロカルボキシペプチダーゼBの反応が記載されている
。この実施例では、欧州特許出願EP−A 0 347 781号の実施例6にお
けるカルボキシペプチダーゼBが本出願の実施例2からのプロカルボキシペプチ
ダーゼB 15μgまたは本出願の実施例3からのプロカルボキシペプチダーゼB
10μgによって置換される。両反応とも、2.5μlの保存溶液(欧州特許出願
EP−A 0 347 781号の実施例6による)の代わりに3μlのトリプシン
を使用してトリプシン濃度を上昇させる。
Claims (18)
- 【請求項1】 膵臓カルボキシペプチダーゼBまたはカルボキシペプチダー
ゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質の製造方法において、 (a) 天然もしくは非天然前駆体型カルボキシペプチダーゼBまたはカルボキ
シペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質を微生物中分泌
様式により発現させ、 (b) 分泌様式により発現された前駆体型を精製し、および (c) 精製された前駆体型を酵素処理によって活性型カルボキシペプチダーゼ
BまたはカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク
質に変換することからなる方法。 - 【請求項2】 膵臓カルボキシペプチダーゼBまたはそのアイソフォームは
ヒト起源である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 天然の前駆体型は、プロカルボキシペプチダーゼBまたはプ
ロカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームに相当する請求項1または2記載
の方法。 - 【請求項4】 非天然前駆体型は以下の構造: S−(As)x−E−CB (I) (式中、 Sは、発現時に形成される融合タンパク質の各微生物からの分泌をもたらすシ
グナルペプチドであり、 Asはいずれか所望の遺伝学的にコード可能なアミノ酸であり、 Eはエンドペプチダーゼ認識配列から構成されるペプチドリンカーであり、 CBは、カルボキシペプチダーゼBまたはカルボキシペプチダーゼBのアイソ
フォームもしくは突然変異タンパク質のアミノ酸配列であり、 xは0〜100の整数である)を有する請求項1または2記載の方法。 - 【請求項5】 ペプチド配列は天然または非天然前駆体型に結合し、それが
前駆体型のアフィニティクロマトグラフィーによる精製を可能にする請求項1〜
4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 アフィニティクロマトグラフィーによる精製のために結合す
る配列は1〜6個、好ましくは4個のヒスチジン残基である請求項5記載の方法
。 - 【請求項7】 発現に用いられる微生物は酵母のPichia pastorisである請
求項1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 酵素トリプシン、エラスターゼ、第Xa因子、キモトリプシ
ンまたはコラーゲナーゼ、好ましくはトリプシンが酵素処理に使用される請求項
1〜7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 工程(c)はインスリンのB、CおよびA鎖からなるインス
リン前駆体型またはインスリン誘導体の存在下に適当な反応条件で進行させ、こ
の過程において成熟インスリンまたは成熟インスリン誘導体が形成され、これを
反応混合物から単離する請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の方法におけるプロカルボキシペプチダーゼ
BおよびカルボキシペプチダーゼBまたはそれらのアイソフォームもしくは突然
変異タンパク質の使用。 - 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載の過程において使用する核
酸構築体において、カルボキシペプチダーゼBの天然または非天然前駆体型また
はカルボキシペプチダーゼBのアイソフォームもしくは突然変異タンパク質をコ
ードするDNA配列からなり、上述のコード配列は適当な微生物中における前駆
体型の発現を可能にするプロモーターに作動的に連結されている核酸構築体。 - 【請求項12】 DNA配列は式Iのタンパク質をコードする請求項11記
載の核酸構築体。 - 【請求項13】 1〜6個好ましくは4個のヒスチジン残基をコードするD
NA配列はさらにカルボキシペプチダーゼBの天然または非天然前駆体型をコー
ドするDNA配列に結合する請求項11または12に記載の核酸構築体。 - 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかに記載の核酸構築体の製造方
法において、 (a) 上述のDNA配列を単離または調製し、ついで (b) 適当な方法でベクター中に挿入することからなる方法。 - 【請求項15】 請求項1〜9のいずれかに記載の方法における請求項11
〜13のいずれかに記載の核酸構築体の使用。 - 【請求項16】 請求項11〜13のいずれかに記載の核酸構築体からなる
宿主細胞。 - 【請求項17】 請求項16記載の宿主細胞を調製する方法において、適当
な微生物に請求項1〜9のいずれかに記載の核酸構築体を包含させる方法。 - 【請求項18】 請求項1〜9のいずれかに記載の方法における請求項16
記載の宿主細胞の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19915938.6 | 1999-04-09 | ||
DE19915938A DE19915938A1 (de) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | Herstellung von pankreatischer Procarboxypeptidase B, Isoformen und Muteinen davon und ihre Verwendung |
PCT/EP2000/002571 WO2000061727A2 (de) | 1999-04-09 | 2000-03-23 | Herstellung von pankreatischer procarboxypeptidase b, isoformen und muteinen davon und ihre verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002541793A true JP2002541793A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=7903951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000611652A Pending JP2002541793A (ja) | 1999-04-09 | 2000-03-23 | 膵臓プロカルボキシペプチダーゼb、そのアイソフォームおよび突然変異タンパク質の製造ならびにそれらの使用 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6531294B1 (ja) |
EP (1) | EP1169461B1 (ja) |
JP (1) | JP2002541793A (ja) |
KR (1) | KR100714116B1 (ja) |
CN (1) | CN100362105C (ja) |
AT (1) | ATE341630T1 (ja) |
AU (1) | AU777408B2 (ja) |
BR (1) | BR0009636B1 (ja) |
CA (1) | CA2369973C (ja) |
DE (2) | DE19915938A1 (ja) |
ES (1) | ES2270827T3 (ja) |
HK (1) | HK1044566B (ja) |
IL (2) | IL145646A0 (ja) |
NO (1) | NO326247B1 (ja) |
NZ (1) | NZ514657A (ja) |
WO (1) | WO2000061727A2 (ja) |
ZA (1) | ZA200108241B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509929A (ja) * | 2006-11-22 | 2010-04-02 | ノボ・ノルデイスク・エー/エス | 活性化カルボキシペプチダーゼの製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7291587B2 (en) | 2001-11-09 | 2007-11-06 | Novo Nordisk Healthcare A/G | Pharmaceutical composition comprising factor VII polypeptides and TAFI polypeptides |
EP1538203B1 (en) * | 2003-12-05 | 2010-01-20 | Roche Diagnostics GmbH | Recombinantly expressed carboxypeptidase B and purification thereof |
JP4411192B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2010-02-10 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | 組換えで発現されるカルボキシペプチダーゼbおよびその精製 |
JP5114201B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2013-01-09 | サノフイ−アベンテイス・ドイチユラント・ゲー・エム・ベー・ハー | 組み換えカルボキシペプチダーゼb |
CN101058805B (zh) * | 2007-03-21 | 2011-09-07 | 北京贯虹科技有限公司 | 突变羧肽酶原b及突变羧肽酶b的生产方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285298A (ja) * | 1988-06-23 | 1990-03-26 | Hoechst Ag | ミニ‐プロインシュリン、その製造および使用 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GR1005153B (el) | 1989-08-29 | 2006-03-13 | The General Hospital Corporation | Πρωτεινες συντηξεως, παρασκευη τους και χρηση τους. |
WO1991006655A1 (en) * | 1989-10-31 | 1991-05-16 | Schering Corporation | E. coli secretory strains |
DE4009268A1 (de) | 1990-03-22 | 1991-09-26 | Consortium Elektrochem Ind | Sekretion von hirudinderivaten |
NZ239652A (en) * | 1990-09-05 | 1992-09-25 | Hoechst Ag | Hydrolysis of preproinsulin to insulin and analogues using clostripain and optionally carboxypeptidase |
DE4136389A1 (de) | 1991-03-18 | 1992-10-08 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von glutarylacylase in grossen mengen |
CA2175834A1 (en) * | 1993-11-16 | 1995-05-26 | Jeffrey Tobin Fayerman | Dna sequences encoding porcine pancreatic carboxypeptidase b |
US5658755A (en) | 1994-07-15 | 1997-08-19 | Eli Lilly And Company | Method for extra-cellular expression of protein |
IL116696A (en) | 1995-01-25 | 1999-08-17 | Bio Technology General Corp | Production of enzymatically active recombinant carboxypeptidase b |
-
1999
- 1999-04-09 DE DE19915938A patent/DE19915938A1/de not_active Ceased
-
2000
- 2000-03-22 US US09/532,730 patent/US6531294B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-23 EP EP00926751A patent/EP1169461B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-23 JP JP2000611652A patent/JP2002541793A/ja active Pending
- 2000-03-23 ES ES00926751T patent/ES2270827T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-23 KR KR1020017012888A patent/KR100714116B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-03-23 CN CNB008060800A patent/CN100362105C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-03-23 AU AU45394/00A patent/AU777408B2/en not_active Ceased
- 2000-03-23 DE DE50013563T patent/DE50013563D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-23 NZ NZ514657A patent/NZ514657A/en not_active IP Right Cessation
- 2000-03-23 BR BRPI0009636-9A patent/BR0009636B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-03-23 AT AT00926751T patent/ATE341630T1/de active
- 2000-03-23 CA CA2369973A patent/CA2369973C/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-23 WO PCT/EP2000/002571 patent/WO2000061727A2/de active IP Right Grant
- 2000-03-23 IL IL14564600A patent/IL145646A0/xx active IP Right Grant
-
2001
- 2001-09-25 IL IL145646A patent/IL145646A/en not_active IP Right Cessation
- 2001-10-03 NO NO20014815A patent/NO326247B1/no not_active IP Right Cessation
- 2001-10-08 ZA ZA200108241A patent/ZA200108241B/xx unknown
-
2002
- 2002-08-22 HK HK02106158.3A patent/HK1044566B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285298A (ja) * | 1988-06-23 | 1990-03-26 | Hoechst Ag | ミニ‐プロインシュリン、その製造および使用 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509929A (ja) * | 2006-11-22 | 2010-04-02 | ノボ・ノルデイスク・エー/エス | 活性化カルボキシペプチダーゼの製造方法 |
JP2013255513A (ja) * | 2006-11-22 | 2013-12-26 | Novo Nordisk As | 活性化カルボキシペプチダーゼの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NZ514657A (en) | 2003-11-28 |
CN100362105C (zh) | 2008-01-16 |
HK1044566A1 (en) | 2002-10-25 |
ATE341630T1 (de) | 2006-10-15 |
WO2000061727A2 (de) | 2000-10-19 |
NO20014815D0 (no) | 2001-10-03 |
EP1169461A2 (de) | 2002-01-09 |
BR0009636B1 (pt) | 2010-11-16 |
CA2369973C (en) | 2011-09-27 |
NO20014815L (no) | 2001-11-20 |
DE50013563D1 (de) | 2006-11-16 |
AU777408B2 (en) | 2004-10-14 |
KR100714116B1 (ko) | 2007-05-07 |
CN1346407A (zh) | 2002-04-24 |
DE19915938A1 (de) | 2000-10-19 |
AU4539400A (en) | 2000-11-14 |
NO326247B1 (no) | 2008-10-27 |
WO2000061727A3 (de) | 2001-02-01 |
EP1169461B1 (de) | 2006-10-04 |
ES2270827T3 (es) | 2007-04-16 |
US6531294B1 (en) | 2003-03-11 |
IL145646A0 (en) | 2002-06-30 |
CA2369973A1 (en) | 2000-10-19 |
KR20010109348A (ko) | 2001-12-08 |
IL145646A (en) | 2008-03-20 |
ZA200108241B (en) | 2002-11-27 |
BR0009636A (pt) | 2002-01-08 |
HK1044566B (zh) | 2008-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5512459A (en) | Enzymatic method for modification or recombinant polypeptides | |
AU2006261909B2 (en) | Cell lines for expressing enzyme useful in the preparation of amidated products | |
KR920007666B1 (ko) | 변형된 섬유소 용해제의 제조방법 | |
JPH11504217A (ja) | 抗肥満タンパク質を製造する方法 | |
JP4199543B2 (ja) | 酵母による分泌を介して組換えタンパク質を生産するためのn−末端部分がヒルジン誘導体である融合タンパク質の使用 | |
EP1364030B1 (en) | Supersecretable peptides, processes for their production, and parallel improvement of the secreted form of one or more other polypeptides | |
JP2637393B2 (ja) | プロインシュリンおよびプレプロインシュリン産生暗号を有するヒト遺伝子 | |
JP2002541793A (ja) | 膵臓プロカルボキシペプチダーゼb、そのアイソフォームおよび突然変異タンパク質の製造ならびにそれらの使用 | |
WO1991011454A1 (en) | Method of purifying recombinant polypeptides | |
JP2020522999A (ja) | グルコースオキシダーゼCnGODA及びその遺伝子ならびに使用 | |
CN116478969A (zh) | 胶原酶突变体、促进重组胶原酶分泌表达的方法及其应用 | |
JPH02190193A (ja) | アミド化ペプチドの製造方法 | |
JP2938352B2 (ja) | 組換え人マトリライシンの製造方法 | |
JP2877253B2 (ja) | 融合タンパク質の選択的切断方法 | |
MXPA01009979A (en) | Production of pancreatic procarboxy-peptidase b, isoforms and muteins thereof, and their use | |
EP3221449B1 (en) | Process for refolding recombinant chymotrypsin | |
JP3023008B2 (ja) | プロテア−ゼインヒビタ−遺伝子 | |
JPH01181796A (ja) | 組換えdna法を用いたポリペプチドの製造法 | |
JPH02186988A (ja) | 抗ウイルス性タンパク質の製造方法 | |
JPH0591877A (ja) | 安定化されたヒトウロキナ−ゼ前駆体誘導体 | |
JPWO2002081708A1 (ja) | チオールプロテアーゼd3の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070312 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100514 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100514 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110419 |