JP2002536561A - 混合ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する方法及び装置並びに該装置を使用する方法 - Google Patents

混合ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する方法及び装置並びに該装置を使用する方法

Info

Publication number
JP2002536561A
JP2002536561A JP2000598696A JP2000598696A JP2002536561A JP 2002536561 A JP2002536561 A JP 2002536561A JP 2000598696 A JP2000598696 A JP 2000598696A JP 2000598696 A JP2000598696 A JP 2000598696A JP 2002536561 A JP2002536561 A JP 2002536561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
twist
yarns
nozzle
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000598696A
Other languages
English (en)
Inventor
ラッハー ルートヴィヒ
シュヴァルツ エルヴィン
ベルチュ ゴットヒルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heberlein AG
Original Assignee
Heberlein Fasertechnologie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heberlein Fasertechnologie AG filed Critical Heberlein Fasertechnologie AG
Publication of JP2002536561A publication Critical patent/JP2002536561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G13/00Mixing, e.g. blending, fibres; Mixing non-fibrous materials with fibres
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
    • D02G1/04Devices for imparting false twist
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J1/00Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
    • D02J1/08Interlacing constituent filaments without breakage thereof, e.g. by use of turbulent air streams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明はエンドレスフィラメントヤーン、特にエンドレスElastan糸をステープルファイバヤーンと結合することを提案している。両方の糸に一緒に与えられる撚りを介して両方の糸に緊密な結合が形成されることが判明した。スパンヤーンとフィラメントヤーンは一緒に空気処理装置を通して導かれ、その際に短い区間に亘って停止させられた。結合は、高速で通過する糸に仮撚りを生ぜしめることで生じる。この際、連続的にフィラメントヤーンはスパンヤーンに係留される。最適な解決策は撚り方向を2度交代させてS撚りーZ撚り−S撚り又はZ撚り−S撚り−Z撚りがそれぞれ隣りあった撚り形成器の間に自由な間隔をおいて行うことであることがこれまで証明された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、少なくとも1本のエンドレスフィラメントヤーン並びに少なくとも
1本のステープルファイバヤーンもしくはスパンヤーンとから成るマルチコンポ
ーネントヤーンもしくは混合ヤーンを製造する方法並びに装置に関する。
【0002】 この新しい発明はヤーン品質改善の中心の問題、すなわちエンドレスフィラメ
ントとステープルファイバとの両方を有する混合ヤーンの結合に関連するもので
ある。多くの、費用のかかる試みにも拘らず、相応に結合された糸もしくは混合
ヤーンのために、該当するヤーンの使用分野の理論的な可能性に基づき期待され
る大きな経済的な成果をもたらすことは今日まで成し得なかった。
【0003】 公知技術 WO95/23886号にはマルチコンポーネントヤーンもしくは混合ヤーン
を製造するための方法が記載されている。天然繊維、例えば木綿又はウールから
成る古来のヤーンの場合には結合技術は、繊維が結合される撚りを伴う紡績プロ
セスにて生じる。原料の性質と紡績過程とによって最終生産品には、糸の毛羽立
ちを少なくとするということも含む繊維的な特徴が与えられる。合成フィラメン
トヤーンが導入されて以来、個々のヤーンコンポーネントの安定した結合のため
並びにヤーンの処理もしくは高級化のために多くの方法が出現した。合成的なフ
ィラメントヤーンの結合もしくは高級化のためにはなかんづく市場では2つの空
気技術が開発された。すなわち、それは空気うず巻かせ技術とエアブラストテク
スチャード加工である。ステープルファイバの空気紡績とは異なって、空気うず
巻かせ技術は、繊維ヤーンコンポーネントを巻付けかつしっかりした複合体とす
るために、フィラメントヤーンを保持体として必要とする。空気うず巻かせで巻
付けられたマルチコンポーネントヤーンは特別な使用のために付加的に高級化さ
れる前記マルチコンポーネントヤーンはすでに、後からの加工、例えば製織、編
成等のための完成生産品である場合もしばしばある。空気うず巻かせ技術では付
加的に紡績過程では達成され得ない特性と効果とが生ぜしめられる。エアブラス
トテクスチャード加工はエンドレスフィラメントヤーンをマルチコンポーネント
ヤーンに結合しかつ高級化することを許す。滑らかなエンドレスフィラメントヤ
ーンからいわゆるループヤーンが生ぜしめられる。エアブラストテクスチャード
加工のためのコア部材はエアブラストテクスチャードノズルである。エアブラス
トテクスチャードノズルへのフィラメントヤーンの供給速度は送出又は引出し速
度よりも高い。過剰供給と呼ばれる異なった速度はループを形成するために必要
である。フィラメントの間の相応の長手方向の移動は流動する空気によって引き
起される。ループ形成はヤーン長さの効果的な短縮を引き起す。ノズルは「食糸
」を行う。つまり送出し速度よりも大きい送込み速度に基づき、引出される糸長
さよりも多くの糸長さが供給される。しかしながら見せかけの消滅した糸長さは
ループの形で再び見い出すことができる。これはノズルの後ろで番手を高めかつ
糸に軽い弾性的な特性を与えるかもしくは相応する完成織布をもたらす。
【0004】 完全に新しい状況はElastanの導入で発生した。Elastan糸は合成的なフィラメ
ントヤーン(たいていはマルチフィラメントとして;糸番手11−2.600d
texであって、少なくとも85Gew、%はセグメント化されたポリウレタン
から成る。このElastan糸は弾性的な伸張が高いことで優れている。引張り応力
のもとではElastan糸はその出発長さの6〜8倍まで伸すことができ、応力が除
かれると即座にかつ完全に元の長さに戻る。Elastanファイバは良好に着色可能
で、耐酸化性でかつ耐光性でかつゴム糸よりも細く製造できるので、Elastanフ
ァイバからはゴム糸からよりも細かくかつ軽量の織地及び編地が形成され得る。
これについてはドイツ専門書出版ans J. Koslowskiの化学繊維
事典を参照されたい。エラスタンは特別な性質を有している。適切な手入れを行
った場合には汗及び化粧油に対する耐性を有し、洗濯性が良くかつ適度な耐ブラ
ッシング性を有している。密度は1.15g/cm、吸湿性は1.0〜1.3
%、融点は約250℃、軟化点は175℃である。150℃よりも高い温度では
黄色変色並びに分解が生じる。伸張は500〜700%である。Elastanファイ
バの中心は弾性的な伸びである。この弾性的な伸びは永久的な伸びとは異なって
、負荷が除かれたあとで再び出発形態へ戻る。いわゆるモノフィラメントは特に
特殊な使用分野で使用される。したがってスクリーン印刷型、ろ材並びにリボン
織物のために使用される。
【0005】 Elastanは高い価格の他に別の特殊性を古来のフィラメントヤーンと較べて有
している。紡績材料を調温されたシャフト内で紡績する場合には、受容する巻取
機の引出し応力のもとで規定された細さの単フィラメントが形成される。単フィ
ラメントは仮撚りによって紡績シャフト内でまだ粘性の状態で互いに接触させら
れかつこのようにして互いに接着させられる。このような形式でElastan糸の典
型的な横断面像が形成される。単フィラメントが多かれ少なかれ固く接着させら
れる結果、次いで行われる空気うず巻かせ又はエアブラストテクスチャード加工
はまったく可能ではなくなる。したがってブランクであるかまたは裸である糸と
してのElastanの周囲にただステープルファイバが巻付けられるか紡績されるか
撚り合わされるか又はうずまかされかつこのような形式でテクスタイル特性がEl
astanに与えられる。Elastanのきわめて強い弾性特性により古来から多くのテク
スタイル使用分野があるが、これは常に他の繊維ファイバと一緒に用いられる。
500から700%の伸張性はたいていの繊維製品では必要とされず又望まれる
こともない。したがってElastan糸は前述の特殊分野のようなオリジナル状態の
代りにコアヤーンとして使用される。この場合、コア糸は伸張可能なElastanヤ
ーンから成り、他の繊維の巻付けでかさ高性と改善された耐こすり性とをもたら
す。このための使用分野は例えば弾性的なコルセット、ブラジャ、靴下、ソック
ス、パンティストキング、水着並びに横方向及び縦方向に弾性的なパンツ、スポ
ーツウエア及びレジャウエアである。
【0006】 発明の開示 本発明の課題は2本のヤーン、一方はステープルファイバから成るヤーン、他
方はエンドレスフィラメントヤーンを唯一の糸もしくは混合ヤーン又はコンビネ
ーションヤーンに結合する結合を開発することである。さらに前記複合体にとっ
てエンドレスフィラメントヤーンとしてエンドレスElastan糸を用いることも課
題の1部である。
【0007】 本発明による方法はスパンヤーンとフィラメントヤーンとが一緒に、空気処理
ノズル装置を通して導かれ、その際に短い区間に亘って停止させられることを特
徴としている。この場合、結合は迅速に通過するヤーンの上に仮撚りを生ぜしめ
ることで連続的に生ぜしめられかつフィラメントヤーンがスパンヤーン内に係留
させられる。
【0008】 本発明の装置の特徴は、装置がステープルファイバヤーンをエンドレスフィラ
メントヤーンと結合する仮撚りを形成するために、圧縮空気接続部を有する撚り
形成器、特に仮撚り形成器を有していることである。
【0009】 驚くべきことに、圧縮空気によって生ぜしめられた仮撚りによって完全に新し
い効果が達成可能であることが示された。ステープルファイバヤーンはそのため
に使用された、たいていは長さ数センチメートルであるファイバに基づき、毛羽
だった外観を呈する。毛羽だち性は個々のファイバ端部の突出によって生じる。
類似した理由から、特にエンドレスフィラメントヤーンがElastan糸であると、
ステープルファイバはテクスチャード加工によってもうず巻かせによってもエン
ドレスフィラメント糸に結合させられることはできない。これに対し本発明によ
れば前記結合をエアツイスト発生器によって達成することに成功した。
【0010】 本発明はスパンヤーン、例えば紡績された古来のヤーンとフィラメントから出
発している。エアブラストテクスチャード加工並びにうず巻かせ加工に際しては
、相互のからみ結合もしくはループ形成によって結合を行うか強化させ、それに
も拘らずテクスタイルな特性を維持し、高めることすらできるように多数のエン
ドレスフィラメントが使用される。これは少なくともElastanの場合にはフィラ
メントが紡績プロセスの直後に接着させられるので可能ではない。問題はそれに
も拘らずどのようにして結合を生ぜしめることができるかである。発明者によっ
ては、前記課題は、従来のエアノズル処理とは反対の方法、すなわちスパンヤー
ン内にフィラメントヤーンを結合する方法が見い出されなければ最適に解決され
得ないことが認識された。スパンヤーンは通常は、糸製造もしくは糸紡績の結果
として真撚りを有している。これは、だいたい、ヤーンを纏めて保持するファイ
バの撚りでしかない。スパンヤーンの1部分を両手の人さし指と親指との間で単
フィラメントよりも長い間隔をおいて掴み、真撚りとは反対の方向に同じように
撚り戻すと、ヤーンはほとんど力を使わずに互いに引離すことができる。仮撚り
作用のもとでは撚られた糸が脱落しない秘密は、仮撚りが停止している糸ではな
く高速で通過する糸に与えられており、糸が結合過程のために短い距離に亘って
、有利には単フィラメントよりも短い距離に亘って停止させられることにある。
仮撚りによってスパンヤーンは局所的に軽く開放されるかもしくは開放撚りされ
る。その際にエンドレスフィラメントも同時に撚られるので、エンドレスフィラ
メントは多くの個所で、撚りのいくらか開かれた個所へ位置させられるからであ
る。メリセカンドの時間帯だけにて与えられた仮撚りはノズルのすぐあとで再び
消滅し、仮撚りが消滅したあとでエンドレスフィラメントだけが多くの個所にて
同じようにワインディングに挟持されたままになる。この結果は混合糸の驚くほ
ど強い結合である。さらに新しい結合プロセスではフィラメントの突出端部も参
加しかつ部分的に一緒に撚られ、部分的に混合糸の周囲に巻付けられる。ステー
プルファイバヤーンが軽く開放されるこの方法では、若干の実験に際し、毛羽だ
ち性の上昇が確認された。これによって完全に新しい結合形式が開発された。こ
のための前提条件はいずれの場合でも少なくとも1つのステープルファイバヤー
ンもしくはスパンヤーンが参加していることである。対応部分としてはそれぞれ
1本又は複数本のElastan及び/又はフィラメントヤーンを使用することができ
る。第1の実験では滑らかなフィラメントヤーンと出発材料としてエアブラスト
テクスチャード加工されるか又は機械的なスピンドル(FZ)を介してテクスチ
ャード加工されているフィラメントヤーンの場合に、ポジティブな結果が示され
た。きわめて興味のあることに、すべての実験において、500もしくは600
m/minを越える部分的に高い速度で結合の質がより良好であることが観察さ
れた。
【0011】 本発明はきわめて数多くの有利な構成を可能にする。これらの構成については
請求項2から9まで並びに11から15までを参照されたい。有利には空気処理
ノズル装置の入口及び出口の領域における仮撚り形成の長手方向領域はヤーン結
合に対する撚り作用を局部的に強化するために制限され、場合によっては調節可
能に制限されている。入口側においては有利には本来の撚り止めが使用されてい
る。空気処理装置は貫通する糸通路を有する少なくとも1つの空気ノズルを有し
、該空気ノズルは、前記糸通路に接線方向で開口する空気供給部を有している。
質に対する要求の低い特別な場合には唯一の空気処理ノズルで十分であることが
実験で示された。しかしながら撚り形成が少なくとも2段階、有利には3段階で
構成され、撚り方向の交代と撚り形成段階の間の間隔とをもって構成されている
と有利である。具体的にはたいていの有利な構成では撚り形成器は3つの個別の
ツイストノズル、2つのS撚りと1つのZ撚り又は2つのZ撚と1つのS撚りと
から成っている。
【0012】 ノズルの間の自由な間隔は発明にしたがって制限しておきたい。特殊な糸質に
応じて、特にステープルファイバの平均長さに応じて撚り形成個所の間の間隔と
特に撚り止めと、第1の撚り形成器との間の間隔とは約1〜10cmである。有
利には少なくとも入口においては、スパンヤーンとフィラメントヤーンは一緒に
1つの撚り止めを介して走行する。撚り止めと第1の撚り形成器との間の寸法は
撚り形成器間の寸法よりも大きいことができる。きわめて多くの場合には、特殊
な混合糸質を保記するためにはフィラメントヤーンの小さなパーセンテージしか
要求されなくなる。これはElastanの場合に多くあてはまる。何故ならば相応す
る原料の価格は古来のステープルファイバヤーンに比して数倍であるからである
。本発明ではElastan糸がきわめて細い場合に、Elastan糸が特に良好に結合可能
であることが示されている。多くの場合にはだいたいにおいてスパンヤーンによ
って、コンビネーションヤーンの番手が決定される。この場合、スパンヤーンは
混合ヤーンの少なくとも70%、有利には90%以上を占めることができる。供
給空気の空気圧は1〜5bar、有利には2〜4barであることができる。エ
ンドレスフィラメントヤーンは単数又は複数のエンドレスElastan糸又は1本又
は複数本の伝統的なエンドレスフィラメント糸又は両方の組合せから成っている
ことができる。この場合、エンドレスフィラメント糸はすでに空気処理されてい
ることができる。有利には撚り形成器はエアノズルとして構成され、貫通する糸
通路と該糸通路に接線方向で開口する空気供給部とを有している。もっとも良好
な質的成果は、撚り形成器が3段階で構成され、撚り方向が2度交代させられて
いることで達成される。具体的な構成では撚り形成器は2つのSノズル並びに1
つのZノズル又は2つのZノズル並びに1つのSノズルを有するDetorqueノズル
から構成されている。これについてはEP532458号による特別な構成を参
照されたい。この文献は本願明細書に統合される構成部分を成す。エアツイスト
によっては一方では結合しようとする糸に対する仮撚りが生じる。EP5324
58号による仮撚りの思想は糸における永久的な撚りに存するのではない。むし
ろ仮撚りによっては残留ねじりモーメントが除かれる。新しい使用ではツイスト
ノズルは複数が間隔をおいて直接相前後して使用される。撚り作用はそれぞれ逆
向きに撚られることにより中央のツイストノズルに関し強く上昇させられる。こ
の場合には最適な接線方向の空気流によって生ぜしめることのできる撚り作用が
一次的に利用される。今日の結合メカニズムから判るように主作用はきわめて強
い仮撚り作用にある。SからZへもしくはZからSへの2度の交代によって中央
のノズルにおいて特に力強い撚り作用が生ぜしめられる。
【0013】 EP638673号には毛羽だち性が抑えられる機械的な撚り形成器が開示さ
れている。EP811711号には撚り作用をわずかなうず巻かせ作用と組合わ
せて生ぜしめる空気ノズルが示されている。この場合には純接線方向の空気入口
の代りにいくらか中心へずらした空気入口が提案されている。個々のケースでは
1つ、2つ又は3つノズルタイプをEP811711号にしたがって使用するこ
とが可能である。さらに種々のノズルタイプを組合わせることもできる。この場
合には中央に、きわめて強力な撚り作用を有する純然たるツイストノズルを使用
することが有利である。EP532458号の場合にもEP811711号の場
合にもノズルはいわゆる開いたツイストノズルである。この開いたツイストノズ
ルは糸を通すことが容易であるために、プラクティスな理由から有利である。し
かしながら多くの使用ではWO98/33964号に開示されているような単数
又は複数の閉じられたノズルを使用することもできる。
【0014】 有利には空気処理ノズル装置は3部分から構成され、有利には隣合った2つの
単個撚り形成器の間にそれぞれ自由な間隔を有している。この自由な間隔は有利
には1〜10cmである。さらに撚り形成器は3部構造で、個々の撚り形成器の
撚り方向が交代するように構成されていることができる。この場合、3部構造の
撚り形成器を介してはほぼ直線的な糸道が方向変換なしで又はわずかな方向変換
だけで達成される。具体的な構成では有利には3つの同じ、いわゆるDetorqueノ
ズルが使用される。この場合、中央のDetorqueノズルとしては反対に向けられた
撚り方向を有するものが使用され、有利には3つのノズルはすべて共通の圧縮空
気分配体の上に配置される。撚り形成器の前後には糸案内が、例えばエンドレス
Elastanヤーン並びにステープルファイバヤーンが互いに境界を接する撚り形成
器の中心軸線にて共通して案内されるように配置されることができる。有利には
装置は構成グループとして、共通の1つの圧縮空気接続と有利には固定的に配置
された糸ガイドを有する撚り形成ユニットを形成する。糸ガイドは糸入口側では
自体公知の撚り止めであるか又は撚り止めの前に付加的に配置されいることがで
きる。さらに本発明は装置の使用にも関し、2本又は3本以上のステープルファ
イバヤーンと2本又は3本以上のフィラメントヤーンとを結合することを特徴と
している。
【0015】 本発明の実施例 図1aには概略的にノズルを用いたうず巻かせを介して与えられる糸のかさ高
が概略的に示されている。平滑ヤーン2はかさ高加工後には太い個所と細い個所
もしくは節3を有する典型的な外観を呈する。糸通路4は孔から成り、該孔の中
央領域に圧縮空気DPが吹込まれる。相応する空気供給部5は、たいてい正確に
糸通路の中心線に向けられ、いわゆるダブルツイストが生じるようになっている
。このダブルツイストは糸を開きかつ空気流の脈動によって繰返される節形成が
生じる。図1bはテクスチャードノズル6を用いたエアブラストテクスチャード
を示している。2本の平滑ヤーン2,2′がノズルに供給されかつここでも貫通
する糸通路7を通ってテクスチャードノズルの出口領域8に達する。通常は4〜
12barである圧縮空気DPは糸通路7内へ供給されかつうず巻かせ圧に対し
部分的に数倍高い圧力のためだけではなく、出口領域8にて超音波流を生ぜしめ
る。ループヤーン9は糸通路7へのフィラメント開口と出口領域における超音波
流の衝突波とによってからみ点Fの領域で生ぜしめられる。空気を用いた糸処理
ノズルの第3のタイプは図1cにてDetorqueduese10として示されている。こ
こでは圧縮空気は供給導管11を介し、糸通路12へ導かれる。空気の侵入は糸
通路12へ接線方向に開口する供給部13を介して行われる。これは左の拡大図
にもう一度示されている。供給部13は値bだけ糸通路2の中心線X−Xからず
らされている。したがって供給部13の左側(図1c)は糸通路の外側の円筒面
に対する接線を形成している供給部13と同じ方向で糸通路しスリット14が糸
通路12へ導かれている。Detorqueノズルの記述した構成によって糸通路12に
強い撚り流(矢印15)が生じる。撚り流は糸に適当な回転もしくは適当な撚り
を与える。
【0016】 図2aには概略的に、エンドレスフィラメントヤーン20が示され、このエン
ドレスフィラメントヤーン20は若干数の単フィラメント21から成っている。
図2aには平滑ヤーンはシンボル化して示されている。図2bにはステープルフ
ァイバヤーン22が個々のステープルファイバの典型的な突出するファイバ端部
23と共に示されている。2つの矢印24,25で両方の糸が個所Aにて合体さ
せられていることが示されている。ここで、両方の糸が矢印26に相応して撚り
の形成に供給されて新しいプロセスが開始される。図2cは概略的に、本発明に
したがって2つの交代する撚り方向S,Z及びSで行われる有利な糸処理
が示されている。この撚りは糸28に実際に与えられる。しかし仮撚りとしての
撚りは各ノズルをあとにするとただちに消滅する。結合された糸29が第3のノ
ズルをあとにした後は撚りはもはや確認されないが、強い機械的なねじり作用に
よって両方の糸は結合され、当初突出していた端部23は部分的に結合されたヤ
ーンの周囲に巻付けられる(図2d参照)。新しいヤーンはスパンジェットヤー
ンと呼ぶことにする。興味深いことには、普通のエンドレスフィラメントヤーン
は図示のように結合されるが、しかしながら同様にステープルファイバと、平ら
なヤーンとして著しく大きな緊張で例えば1:3及びそれ以上で方法ゾーンを通
して導かれエンドレスElastanヤーンも結合され、かつ同じ又は比較的に低い緊
張力で巻上げることができるという事実である。ステープルファイバヤーンとエ
ンドレスElastan糸との結合の負荷が完全に除かれたあとですら、コンビヤーン
はコンパクトな糸として維持される。
【0017】 図3a〜3cには拡大した寸法で、3部分の撚り形成器30が正面図(3a)
、底面図(3b)並びに側面図(3d)で示されている。撚り形成器30は保持
体31とそれ自体同じである3つのDetorqueノズル32,33,34とから成っ
ている。この場合、Detorqueノズル33はDetorqueノズル32と34とに対し1
80°回動させられて組込まれている。図3cから判るように糸通路12は値Y
/2だけ中心線35に対してずらされて配置されている。図3aと関連して、糸
通路は共通の線35の上に位置している。ノズル長さもしくは各糸通路の長さは
DLで示されかつ2つのDetorqueノズルの間の間隔は符号fAで示されている。
空気供給部は空気分配室36が形成されている。この場合、空気接続は孔37又
は38を介して行うことができる。使用されていない接続部は閉鎖されなければ
ならない。空気分配室からはそれぞれ1つの孔39が前室40に通じ、該前室4
0から1つの供給導管11もしくはそれぞれ3つの個別の供給部13が糸通路へ
開口する。
【0018】 特定の使用に対しては、間隔fAを可変にすることが考えられる。圧縮空気は
通常は室内温度である。まずツイスト流の機械的な力が活用される。
【0019】 図5は個々のDetorqueノズル32,33,34が正面図、側面図、底面図で示
されている。Detorqueノズル32,33,34は扁平に構成されかつ3つの接線
方向の空気供給部13を有している。
【0020】 実験によれば、所定の場合には、複数のノズル、例えば2つの又は4つ又はそ
れより多数のノズルを使用することもできる。しかしながら前景は奇数のノズル
、したがって3つ又は場合によっては5つのノズルである。
【0021】 図6には工業的な構造で組立てられた試験装置が示されている。この場合、圧
縮空気供給部は壁の背後に配置されていて見えない。図の右上には、例えばElas
tanであることのできるエンドレスフィラメントもしくはフィラメント20とし
てのボビン20が示されている。エンドレスフィラメント20は糸緊張装置51
と撚り止め41(ストッパ)とを介して直接的に、3部分から成る撚り形成器3
0に供給される。撚り止め41は図6にもう一度拡大して示してある。図の左側
にはゴデットシステム52を介し、同様に撚り止め41を介して撚り形成器30
に供給される紡績ヤーン22の供給が示されている。撚り止め41は公知の構造
であり、適当に突出する鋭っていない針体から形成されたV字形の走行路を有し
ていることができる。撚り止め30′のあとで、結合されたスパンジェットヤー
ンはワインダ53に供給される。1つの実験例の場合にはWO95/23886
号に相応したテクスチャードノズルの後に3つのDetorqueノズルが用いられ、糸
における羽毛だち性が減少させられた。このような3つのDetorqueユニットでは
、Ne78/1gekの木綿糸2本を1本のLycra dtex44と組合わすこと(5
00m/min、2bar、OF4%)が試みられた。両方のコンポーネントの
間にはきわめて良好な結合が得られたが、これは後続加工には不十分であった。
第1のツイストノズルの前に撚り止めを使用すること及びノズル配置Z−S−Z
又はS−Z−Sを使用することによって、実験室にて、規則正しくかつずれ動く
ことのなく結合されたコンビネーションヤーンを得ることができた。この糸は困
難を伴うことなく直接的に実験編み機で編成することができた。羽毛だったファ
イバヤーンは羽毛だち性の低いヤーンよりも、低い空気圧と高い速度とでより良
く結合され得ることが判明した。しかしながら埃及び繊維の遊離は粗い糸ほど増
大する(粗い糸は撚られ方が少ない)。繊維飛翔の問題は完全には排除され得な
かったが、空気うず巻かせノズルを使用した場合よりも著しく低減させられた。
飛翔はノズル圧、速度及び特にファイバヤーンの特性(kard,gek、ロングステー
プル、中間ステープル、ショートステープル、ステープル紡績方法、例えばリン
グ、オープンエンド又はエア紡績方法)に関連する。しかし、前記繊維の飛翔は
さらに最適化試験で検出されたように、これが工業的なプラクティスでもはや有
害ではなくなるまで強く減退させられた。
【0022】 以下に基本データを用いたヴァリエーション例について記述する。この場合、
最終生産品は新しい「スピンジェットヤーン」として図7のVar.A-Eに占めされ
ている。
【0023】
【表1】
【0024】 ヴァリアンテA: この実験ではエンドレスフィラメントとしてLycra dtex44が木綿ステープル
ファイバヤーンNe78/1/2倍と結合された。ファイバヤーンは撚り合わさ
れていない2本の平行なステープルファイバヤーンである。実験のためには3つ
のノズル配置Z−S−Zが入口におけるただ1つの撚り止めと共に使用された。
空気圧はノズルに対する空気圧供給部にて3barに調節された。搬送速度は2
00から500m/minまで変化させた。ヴァリアンテAは300m/min
の糸速度を示している。具体的な場合にはこの場合に実験装置において最適な品
質が達成された。この結合(図7、Var.A)はサンプルから分かるように連
続的である。したがってうず巻かせの場合のような点は見られない。結合個所は
短い、規則的な間隔で製作されているので、新しい多成分ヤーンは直接的に撚り
合わされるか編成されることができる。
【0025】 ヴァリアンテB: (Lycra dtex78)いくらか粗いフィラメントが50%のポリエステルステー
プルファイバと50%の木綿とから成る同様に比較的に粗いステープルファイバ
混合ヤーンと結合された調節はVar.Aの場合と似たように選択されたが、空気圧
は約2barに低減させられることができる。新しい生産品の品質はさらに2つ
の別の加工分野を可能にした。新しいスパンジェットヤーンは編み機で直接的に
加工させるか又はツウフォワンマシーンでツイストされることができる。これは
今までは方法技術的には不可能であった。これはこのようなコンビネーションヤ
ーンのハイツイストのためのそれ自体きわめて効率のよいツウフォワンツイスト
法を保証する。
【0026】 ヴァリアンテC: この場合にはコード化された木綿ヤーンが使用されている。この木綿ヤーンは
公知の形式で短いファイバ長さと低い撚り密度とを有している。最良の品質はそ
れぞれ2つのDetorqueノズルの間の間隔がほぼ平均のファイバー長さにまで減じ
られていると達成される。撚り止めまでの自由な間隔はいくらか大きいことがで
きる。ここではノズルfAもしくはfADと撚り止めとの間の自由な間隔と平均
ステープル長さとの間に、ある程度の直接的な関連性が示された。新しいコンビ
ヤーンの別の使用に関してはヴァリアンテBについて述べたことが当嵌まる。
【0027】 ヴァリアンテD/E: 実験Dでは出発材料としてDTY(draw textured filamento yarn)が木綿ス
テープルファイバヤーンと一緒に用いられている。実験Eではテクスチャード加
工されていないFDY(fully draw filament yarn)もしくは平滑ヤーンが使用
されている。いずれの場合にも結合は連続的で、規則的でかつ織物又は編物工場
での後続加工にとって十分であることが示された。搬送速度は、割合もしくはフ
ィラメント数が比較的に高いので、最適には400〜500m/minであった
【0028】 さらに品質要求に応じてより高い搬送速度、例えば800…1000m/mi
n又はそれよりも高い搬送速度も可能であることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1aは公知の空気うず巻かせ原理を示した図であり、1bは公知の空気テクス
チャード原理を示した図であり、1cはEP532458号によるDetorqueノズ
ルを示した図。
【図2】 2aは滑らかなフィラメントヤーンを示した図であり、2bはステープルファ
イバヤーンを示した図であり、2cは2aと2bに示したヤーンから成る、撚り
が2度交代させられた混合ヤーンを、あらたに解したあと撚り形成が最大である
段階で示した図であり、2dは撚り形成器から出たあとの2cの混合ヤーンを示
した図(この場合、2つのコンポーネントが連続的に結合され、ステープルファ
イバの端部は部分的に糸の周面に巻付けられている)。
【図3】 3a、3b、3cは本発明による構成ユニットとしての3部構造の撚り形成器
を示した図。
【図4】 構成ユニットとしての3部構造の撚り形成器を稼働位置で示した図。
【図5】 個々の単個撚り形成器を3つの異なる方向から見た図。
【図6】 新しいスパンジェットヤーンを製作するための試験装置を示した図。
【図7】 糸コンビネーションの種々の変化例A−Eを示した図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月28日(2000.8.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 本発明による方法はスパンヤーンとフィラメントヤーンとが一緒に、空気処理
ノズル装置を通して導かれ、その際に短い区間に亘って停止させられることを特
徴としている。この場合、結合は迅速に通過するヤーンの上に仮撚りを生ぜしめ
ることで連続的に生ぜしめられかつフィラメントヤーンがステープルファイバヤ
ーンもしくはスパンヤーン内に係留させられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】 本発明の装置の特徴は、装置が単数又は複数本のステープルファイバヤーンも
しくはスパンヤーンをエンドレスフィラメントヤーンと結合する仮撚りを形成す
るために、圧縮空気接続部を有する撚り形成器、特に仮撚り形成器を有している
ことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 エルヴィン シュヴァルツ スイス国 ウリスバッハ オーベレ レフ ィーアシュトラーセ 1 (72)発明者 ゴットヒルフ ベルチュ スイス国 エプナート−カッペル ポッツ ィシュトラーセ 2 Fターム(参考) 4L036 MA33 MA35 MA39 PA05 PA33 PA43 RA04 UA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のエンドレスフィラメントヤーン並びに少な
    くとも1本のステープルファイバヤーンもしくはスパンヤーンから成る混合ヤー
    ンを製造する方法において、スパンヤーンとフィラメントヤーンとを一緒に、空
    気処理ノズル装置を通して導きかつその際、短い区間に互いに停止させ、高速で
    通過するヤーンの上に仮撚りを生ぜしめることにより結合を連続的に生ぜしめか
    つフィラメントヤーンをスパンヤーン係留することを特徴とする、混合ヤーンを
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 ヤーンの結合に対する撚り作用を局所的に強化するために、
    空気処理ノズル装置の両側で、仮撚りを発生させる長さ領域を制限する、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 空気処理ノズル装置が貫通するヤーン通路と該ヤーン通路内
    へ接線方向で開口する空気供給部とを備えた少なくとも1つの空気ノズルを有し
    ている、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 撚りの形成を少なくとも2段階で、有利には3段階で、その
    つど撚り方向を変えてかつ撚り形成段階の間に間隔をおいて行う、請求項1から
    3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 2度のS撚り並びに1度のZ撚り又は2度のZ撚り並びに1
    度のS撚りを行う3つの個別のDetorqueノズルから成る撚り形成器を用いる、請
    求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 撚り形成個所の間の間隔が5〜100mmであって、少なく
    とも入口にてステープルヤーンとフィラメントヤーンとが一緒に1つの糸ガイド
    を介して導かれる、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 Elastanと組合わされたヤーンを製造するために主としてス
    パンヤーンが混合ヤーンの番手を決定し、その際、スパンヤーンが混合ヤーンの
    少なくとも70%、有利には90%よりも多くを占める、請求項1から6までの
    いずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 供給空気の空気圧が1〜5bar、有利には2〜4barで
    ある、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 エンドレスフィラメントヤーンが単数又は複数のエンドレス
    Elastan糸から成っている、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1本のエンドレスフィラメントヤーン、特にエ
    ンドレスElastan糸と少なくとも1本のステープルファイバヤーンもしくはスパ
    ンヤーンとを結合することにより混合ヤーンを製造する装置において、単数又は
    複数のステープルファイバヤーンを単数又は複数のエンドレスフィラメントヤー
    ンと結合するための撚りを形成するために圧縮空気接続部を有する撚り形成器を
    有し、撚り形成器への入口領域に撚り止めを有していることを特徴とする、混合
    ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する装置。
  11. 【請求項11】 撚り形成器が3段の空気ノズルとして構成され、貫通する
    ヤーン通路と該ヤーン通路に接線方向で開口する空気供給部を有し、撚り方向が
    2度変えられており、撚り形成器が2つのSノズルと1つのZノズルを有するか
    又は2つのZノズルと1つのSノズルとを有する、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 3部分から構成され、2つの隣接した単個撚り形成器の間
    にそれぞれ自由な間隔があり、該間隔が5〜100mmである、請求項10又は
    11記載の装置。
  13. 【請求項13】 中央のノズルが他の2つのノズルに対し、少なくとも1つ
    の平面内で、ヤーンを安定的に案内するためもしくは糸が飛出すことを回避する
    ためにシフトされている、請求項10から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】 撚り形成器が3つの同じDetorqueノズルを有する3部構造
    であって、反対に向けられた回転方向を有する中央のDetorqueノズルが使用され
    ており、3つのDetorqueノズル全部が有利には1つの共通の圧縮空気分配体の上
    に配置されている、請求項10から13までのいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 1つの共通の圧縮空気接続と有利には不動に配置されたヤ
    ーンガイド又は入口における撚り止めとを有する撚り形成ユニットを構成グルー
    プとして備えている、請求項10から14までのいずれか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 2本又は複数本のステープルファイバヤーンと2本又は複
    数のフィラメントヤーンとが結合される、請求項10から15までのいずれか1
    項記載の装置。
  17. 【請求項17】 単数又は複数本のステープルファイバヤーンと単数又は複
    数本のElastan糸とが結合されている、請求項10から15までのいずれか1項
    記載の装置の使用法。
JP2000598696A 1999-02-08 1999-05-28 混合ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する方法及び装置並びに該装置を使用する方法 Pending JP2002536561A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29902103U DE29902103U1 (de) 1999-02-08 1999-02-08 Vorrichtung zur Verbindung eines Endlosfilamentgarnes und eines Stapelfasergarnes
DE29902103.3 1999-02-08
PCT/CH1999/000232 WO2000047804A1 (de) 1999-02-08 1999-05-28 Verfahren und vorrichtung sowie verwendung der vorrichtung zur herstellung eines mischgarnes bzw. kombinierten garnes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002536561A true JP2002536561A (ja) 2002-10-29

Family

ID=8069039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000598696A Pending JP2002536561A (ja) 1999-02-08 1999-05-28 混合ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する方法及び装置並びに該装置を使用する方法

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP1159473A1 (ja)
JP (1) JP2002536561A (ja)
KR (1) KR20020081662A (ja)
CN (1) CN1095885C (ja)
AU (1) AU3808599A (ja)
DE (1) DE29902103U1 (ja)
ID (1) ID28881A (ja)
TW (1) TW473569B (ja)
WO (1) WO2000047804A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009008054A1 (de) * 2009-02-09 2011-02-17 Kunert Fashion Gmbh & Co. Kg Mehrkomponentengarn und daraus hergestelltes Beinbekleidungsstück
DE102013020472A1 (de) * 2013-12-03 2015-06-03 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Formgebung eines fadenförmigen Gutes
WO2017014241A1 (ja) * 2015-07-22 2017-01-26 東レ株式会社 嵩高糸
CN109288141A (zh) * 2018-09-05 2019-02-01 广东广纺检测计量技术股份有限公司 一种具有单向导湿快干和保暖功能的袜子及其生产方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3279164A (en) * 1959-05-04 1966-10-18 Du Pont Fluid jet process for twisting yarn
EP0532458B1 (de) * 1991-09-12 1996-09-25 Heberlein Maschinenfabrik AG Blasdüse sowie Verfahren zum Verringern oder Beseitigen des Torsionsmomentes eines falschdralltexturierten Garnes
TW344003B (en) * 1996-06-07 1998-11-01 Fibreguide Ltd Yarn processing method and apparatus
DE19703924C2 (de) * 1997-02-03 1999-11-18 Heberlein Fasertech Ag Verfahren, Düse und Anlage zum Luftbehandeln von Filamentgarn

Also Published As

Publication number Publication date
CN1095885C (zh) 2002-12-11
CN1308691A (zh) 2001-08-15
EP1159473A1 (de) 2001-12-05
ID28881A (id) 2001-07-12
AU3808599A (en) 2000-08-29
WO2000047804A1 (de) 2000-08-17
DE29902103U1 (de) 2000-06-15
TW473569B (en) 2002-01-21
KR20020081662A (ko) 2002-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1718791B1 (en) Spun yarn, and method and apparatus for the manufacture thereof
CN100595358C (zh) 一种仿毛涤纶复合长丝的制造方法
US6105224A (en) Bulk yarns having improved elasticity and recovery, and processes for making same
US20080299855A1 (en) Core yarn and woven and knitted fabric
GB2287256A (en) Manufacture of a continuous filament and staple fibre yarn
JPS60246838A (ja) 混紡糸を製造する方法及び装置
JP2002536561A (ja) 混合ヤーンもしくはコンビネーションヤーンを製造する方法及び装置並びに該装置を使用する方法
SK280721B6 (sk) Spôsob výroby súdržného bezzákrutového alebo nízko
PL178618B1 (pl) Sposób wytwarzania nici
JP2006225827A (ja) コアヤーンおよび織編物
JPS6140771B2 (ja)
KR950013483B1 (ko) 아세테이트 복합사의 제조방법
IE45829B1 (en) Yarn processing
JPS60126340A (ja) コアヤ−ンの製造方法
JPS6094635A (ja) 紡績繊維糸タイプの織編用製造物並びにその製法及び製造装置
JPS5831416B2 (ja) ポリエステル嵩「だかし」
JP2986366B2 (ja) 複合仮撚嵩高糸
JPS5939529B2 (ja) 紡績糸風糸の製造方法
PL178619B1 (pl) Sposób wytwarzania nici
JPS602715A (ja) 複合紡績糸の製造方法
JPS597814B2 (ja) 紡績糸様糸条の製造方法
JPH04108130A (ja) 弾性仮撚複合糸とその製造方法
JPS59216941A (ja) 紡績糸様意匠糸の製造方法
JPH08296137A (ja) 複合嵩高糸
JPS58144131A (ja) 結束紡績糸の製造方法