JP2002535221A - トラクションシーブエレベータ - Google Patents
トラクションシーブエレベータInfo
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Abstract
Description
16の前段に記載のエレベータかごと、請求項17の前段に記載の方法と、エレベー
タかごを巻上ロープで懸垂する請求項18の前段に記載の方向転換プーリの使用と
に関するものである。
トを移動するエレベータかごが垂直なかごガイドレールにより案内される一方、
エレベータかごに対してかごガイドレールと同じ側に配されたガイドレールに沿
ってカウンタウェイトが移動する、機械室なしのトラクションシーブエレベータ
が記載されている。すべてのガイドレールがエレベータかごの一方の側に密集構
造として配されているこのような懸垂方式は、ピギーバック懸垂と称される。駆
動モータにはトラクションシーブが設けられていて、ガイドレールの上部に取り
付けられている。エレベータかごには2つのかご用ローププーリが連結されてい
て、エレベータかごの底部の下の両縁に配されている。そのロープの第1の端部
は、エレベータかごに対してかごおよびカウンタウェイトガイドレールが配置さ
れているのと同じ側で、エレベータシャフト上部の固定頂部構体に取り付けられ
ている。ロープは、その第1の端部の固定手段から、カウンタウェイトへ取り付
けられたカウンタウェイト用ローププーリを介して下へ送られ、そこから離脱し
て上昇し、駆動モータのトラクションシーブへ送られ、そこから更に離脱して下
降し、エレベータかご上に取り付けられた2つのローププーリを周回する。これ
によってロープはガイドレールが配置されたエレベータかごの一方の側面の下を
通過して他方の側面へ行き、更に、固定頂部構体にまで上昇する。固定頂部構体
にはロープの他端部が固定され、固定頂部構体は、かごおよびカウンタウェイト
ガイドレールの位置に対し、エレベータかごの他方の側に配される。このように
して、有利な2:1懸垂方式を達成し、機械装置をトルクの低い要求条件下で設
計できる。
エレベータの垂直方向に一定の空間を必要とすることである。これは特に、エレ
ベータシャフトを実質的に最下階の高さより下へ延ばすことができず、かごが最
下階にある場合にローププーリに対してエレベータかごの下に十分な空間を与え
ることができない建物において、問題となる。この問題にしばしば遭遇するのは
、シャフトの最下端部にわずかな空間しかない古いエレベータシャフトを近代化
する場合である。古い建物では、新しいエレベータシャフトを作り、あるいは古
いものをその最下階より明らかに低いレベルまで延長することは、大きな出費と
なる。同様に、最上端部で上方空間の高さが不十分であると、かご用ローププー
リをエレベータかごの頂部へ据え付ける際の障害となりかねない。一方、新しい
建物に関しては、垂直方向に可能な限りほとんど空間を要しないエレベータシャ
フトが有利であると考えられる。
よびカウンタウェイトガイドレールが配されている側の反対側に、ロープの通路
用に十分な空間をシャフト壁とエレベータかごの壁との間に作る必要があり、そ
れがエレベータかごの幅方向の寸法を制限し、エレベータシャフトの横断面積の
効率的利用を妨げることである。
平方向に最小限の空間しか必要とせず、可能な限り有効にシャフト空間を利用で
きるエレベータを開示することを目的とする。本発明は更に、既存のエレベータ
シャフトのエレベータ方式を近代化し、あるいは既存の建物にシャフトを後から
付け加える場合のエレベータとして使用するため、新しい建物および古い建物の
両方での使用によく適したエレベータを開示することを目的とする。
成要件と、本発明による方向転換プーリの使用とに関しては、特許請求の範囲を
参照されたい。
ドレールと、ガイドレールに沿って移動するように設計されたエレベータかごと
、エレベータシャフト内でエレベータかごに対してかごガイドレールと同じ側に
配置されたカウンタウェイトガイドレールと、カウンタウェイトガイドレールに
沿って移動するように設計されたカウンタウェイトと、エレベータシャフト上部
の固定頂部構体に据え付けられた上部ローププーリと、エレベータかごへ連結さ
れたかご用ローププーリと、カウンタウェイトへ連結されたカウンタウェイト用
ローププーリと、エレベータシャフトに配置されローププーリの1つを駆動する
駆動モータと、エレベータかごに対してかごおよびカウンタウェイトガイドレー
ルが配置されているのと同じ側でエレベータシャフト上部の固定頂部構体に第1
の端部が取り付けられたロープとを含み、ロープは第1の端部からカウンタウェ
イト用ローププーリ、上部ローププーリおよびかご用ローププーリを介して送ら
れ、第2の端部が固定頂部構体へ取り付けられている。
側で、固定頂部構体に取り付けられている。かご用ローププーリは、エレベータ
かごに対してかごおよびカウンタウェイトガイドレールと同じ側で、エレベータ
かごの側面に軸受けによって回転可能に取り付けられている。
、またはエレベータシャフトの頂部、シャフト上部のガイドレールもしくはそれ
らに相当する構体を言う。
の横断面積に関しては最大となるエレベータを建設できるという利点を有する。
機械装置全体と、ロープおよびローププーリとは、コンパクトなパッケージとし
てエレベータかごの一方の側に配置可能である。更に本発明は、新しい建物の建
設に加え、近代化計画への利用にも適するという利点を有する。更に、エレベー
タシャフトの底端部における空間を可能な限り小さい寸法に作ることができると
いう利点もある。更に本発明は、機械室のない、すなわちエレベータシャフト内
にエレベータ機械が据え付けられたエレベータとしての利用に適するという利点
を有する。
イドレールは互いに取り付けられ、エレベータシャフトの壁に相互に平行に並ん
で配され、カウンタウェイトガイドレールはエレベータシャフトの壁とかごガイ
ドレールとの間に配されている。
ごガイドレール間の間隔と等しい。カウンタウェイトの従来の設計では、カウン
タウェイトの質量は、かごが空の場合、すなわち指定荷重の半分が加えられた時
にかご重量と等しくなる。カウンタウェイトガイドレールを相互に最大の間隔で
配置することにより、カウンタウェイトの幅を最大限にすることができ、その結
果、垂直方向に短い寸法のコンパクトなカウンタウェイトが実現できる。
駆動輪である。この場合、駆動モータはエレベータシャフト上部のかごガイドレ
ールおよび/またはカウンタウェイトガイドレールに取り付けられ、これはエレ
ベータが機械室を有しないことを意味する。また、上述のローププーリ以外の1
つを駆動輪として用いてもよい。
はかごに取り付けられ、かごガイドレールおよびカウンタウェイトガイドレール
が配置されている側のエレベータかご側壁と、エレベータかご底部の下面とに延
びている。かご用ローププーリおよびかごガイドレールと共働するガイド部品が
このフレーム構体に連結されている。
でその底部近くに配されている。
画成された空間に配置し、コンパクトな空間の利用を行う。
にカウンタウェイト用ローププーリの垂直方向接線と一直線に並んでいて、これ
により、両者の間のロープ部分は実質的に垂直になっている。したがって、上部
ローププーリの垂直方向接線は、実質的にかご用ローププーリの垂直方向接線と
一直線に並び、それらのプーリ間のロープ部分も実質的に垂直になっている。
面は、かご用ローププーリの中央回転面に平行である。上部ループプーリの中央
回転面はかご用ローププーリおよびカウンタウェイト用ローププーリの中央回転
面に対してある角度を成している。この場合、かご用ローププーリの中央回転面
をエレベータかごの側壁に対して平行とし、あるいは、かご用ローププーリの中
央回転面をエレベータかごの側壁に対してある角度を成すようにすることができ
る。
部ローププーリはモータの回転子と一体化している。
タかごの側面に取り付けて用い、かごを巻上ロープで懸垂することによって、従
来の高さより低い高さ寸法を有するエレベータシャフトにエレベータを設置でき
る。原則として、このような方式は、機械室が上方にあるエレベータおよび機械
室が下方にあるエレベータの両方で用いることができる。エレベータシャフトの
横断面積を節約するためには、エレベータかごへ取り付けられる方向転換プーリ
を、かご壁に対して平行にし、または壁に対して適度に傾斜させる必要がある。
1つの経済的な方式としては、巻上機をエレベータシャフトの固定構体に据え付
けることがある。しかし、機械室が下方にあるエレベータでは、方向転換プーリ
およびロープを含む材料の量が多くなり、方向転換プーリの数量およびローププ
ーリ間のロープ部分が増大する結果、機械室が下方にある方式では、機械室が上
方にあるエレベータより若干大きい高さ寸法のエレベータになる。方向転換プー
リをエレベータかごの側面で用いてエレベータの懸垂を行う場合、エレベータシ
ャフトにおいて、エレベータかごが機械の横のある位置へ移動できる高さに駆動
機械を配することによって、高さ寸法を最小限とすることができる。
する。
エレベータの図を示す。かごガイドレール1はエレベータシャフト内のエレベー
タかごに対して一方の側に垂直に配置され、エレベータかご2はかごガイドレー
ル1に沿って移動するように配設されている。カウンタウェイトガイドレール3
はエレベータシャフト内でエレベータかごに対してかごガイドレール1と同じ側
に配置されている。かごガイドレール1およびカウンタウェイトガイドレール3
は互いに取り付けられていて、エレベータシャフトの壁12(図1には図示しない
が、図2を参照)へ設置され、互いに近接して平行に並んで取り付けられ、カウ
ンタウェイトガイドレール3はかごガイドレール1とエレベータシャフトの壁12
との間に配置されている。カウンタウェイトガイドレール3相互の間隔は、かご
ガイドレール1相互の間隔と等しく、カウンタウェイトガイドレールに沿って移
動するカウンタウェイト4を、幅が広く長さが短い形にすることができる。
17に取り付けられている。駆動モータ8は永久磁石同期モータであり、その回転
子と駆動用ローププーリ5とが一体化している。
ご1のうち、かごガイドレール1およびカウンタウェイトガイドレール3が配置
されている側の側壁14と、エレベータかごの底部15の下面とに延びていて、かご
を支えている。かごガイドレール1と共働するガイド部品16は、フレーム構体13
へ連結されている。フレーム構体13には、更にかご用ローププーリ6も連結され
ている。かご用ローププーリ6は、エレベータかご1に対してかごガイドレール
1およびカウンタウェイトガイドレール3と同じ側で、エレベータかご2の側面
下部に配置され、かご用ローププーリ6はかご1の下方、またはフレーム構体13
の外部へは突出していない。
いて、そこからカウンタウェイト用ローププーリ7に下降し、カウンタウェイト
4の上部縁上に至る。ここからロープは転向して上昇し、駆動モータ8のトラク
ションシーブ5へ行き、そこから再び下方へ転向してエレベータかご2の側面に
取り付けられたローププーリ6へ送られ、そこから上方へ転向してガイドレール
1、3間の支持体17における第2の端部11の固定手段へ送られる。したがって、
エレベータかごはトラクションシーブ5とロープ端部11との間におけるロープル
ープで懸垂される。ローププーリ5、6、7はすべてエレベータかごに対して同
じ側に配置されていて、ロープ9はガイドレール1、3間の空間を実質的に完全
に走行できる。
レベータにおいて通常そうするように、1束のロープまたは複数の隣接するロー
プを含んでもよいことが明らかである。更に、ローププーリ5、6、7は単純な
溝付き車輪として示しているが、複数の隣接するロープを用いる場合には、それ
らのローププーリを連成式とし、あるいはいくつかのローププーリを並べて配し
てもよいことは明らかである。ローププーリには半円形の断面を有する溝を設け
てよく、トラクションシーブに逃げ溝を設けて摩擦を大きくしてもよい。
実施例を示す。同図では、駆動モータ8および駆動ローププーリ5は破線で描い
ているが、カウンタウェイト用ローププーリ7およびかご用ローププーリ6は実
線で描いている。両実施例における目的は、ロープが1つの車輪リムから次の車
輪リムへ通過する際にロープ用車輪溝にねじれ引きがほとんど加わらないように
ローププーリ5、6、7を配設することである。下記の配置なしには、カウンタ
ウェイト用ローププーリ7がトラクションシーブ5に近接した高い位置にある時
や、同様にかご用ローププーリ6がトラクションシーブ5に近接している時に、
ねじれ引きが生じる可能性がある。
ト用ローププーリ7の垂直方向接線と実質的に一直線に並べ、これによってこれ
らのローププーリ間のロープ部分を実質的に垂直とし、上部ローププーリ5の接
線をかご用ローププーリ6の垂直方向接線と実質的に一直線に並べ、これによっ
てこれらのプーリ間のロープ部分9を同様に実質的に垂直とする配置を用いるこ
とによって、ねじれ引きを解消する。
共に同じ位置に配置され、それらの中央回転面は互いに平行とされ、トラクショ
ンシーブ5の中央回転面に対してある角度を成す。トラクションシーブ5の中央
回転面はエレベータかごの側壁14およびシャフト壁に対して平行になっているの
に対し、かご用ローププーリ6およびカウンタウェイト用ローププーリ7の中央
回転面は、エレベータかごの側壁14およびシャフト壁に対して傾斜角を成す。
共に同じ位置に配置され、それらの中央回転面は互いに平行とされ、トラクショ
ンシーブ5の中央回転面に対してある角度を成す。駆動モータ8は傾斜姿勢で配
されていて、トラクションシーブ5の中央回転面はエレベータかごの側壁14およ
びシャフト壁に対してある角度を成すが、かご用ローププーリ6およびカウンタ
ウェイト用ローププーリ7の中央回転面はエレベータかごの側壁14およびシャフ
ト壁に対して平行である。
発明の概念の範囲内で多くの改変が可能である。
Claims (19)
- 【請求項1】 エレベータかごを方向転換プーリによって巻上ロープで懸垂
するトラクションシーブエレベータにおいて、該方向転換プーリは該エレベータ
かごの側面に取り付けられることを特徴とするトラクションシーブエレベータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトラクションシーブエレベータにおいて、
該トラクションシーブエレベータの巻上機はエレベータシャフト内に配置される
ことを特徴とするトラクションシーブエレベータ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のトラクションシーブエレベータにおいて、
頂部構造に関し、 − かごガイドレール(1)はエレベータシャフト内に垂直方向に配置され、 − エレベータかご(2)は前記かごガイドレールに沿って移動するように配設
され、 − カウンタウェイトガイドレール(3)はエレベータシャフト内に前記エレベ
ータかごに対して前記かごガイドレールと同じ側に配置され、 − カウンタウェイト(4)は前記カウンタウェイトガイドレールに沿って移動
するように配設され、 − 上部ローププーリ(5)はエレベータシャフト上部の固定頂部構体に取り付
けられ、 − かご用ローププーリ(6)は前記エレベータかごへ連結され、 − カウンタウェイト用ローププーリ(7)は前記カウンタウェイトへ連結され
、 − 駆動モータ(8)はエレベータシャフト内に配置され、前記ローププーリの
1つを駆動し、 − ロープ(9)の第1の端部は、前記エレベータかごに対して、かごおよびカ
ウンタウェイトガイドレールと同じ側で、エレベータシャフト上部の固定頂部構
体に取り付けられ、そこから前記ロープは、前記カウンタウェイト用ローププー
リ、上部ローププーリおよびかご用ローププーリを介して送られ、前記ロープの
第2の端部は固定頂部構体へ取り付けられ、 − 該ロープ(9)の第2の端部(11)は、前記エレベータかごに対して第1の
端部(10)と同じ側で固定頂部構体に取り付けられ、前記かご用ローププーリ(
6)は、前記エレベータかごに対してかごおよびカウンタウェイトガイドレール
と同じ側で、前記エレベータかご(2)の側面に軸受けによって回転可能に取り
付けられていることを特徴とするトラクションシーブエレベータ。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のエレベータにおいて、
前記かごガイドレール(1)およびカウンタウェイトガイドレール(3)は互い
に取り付けられ、更にエレベータシャフトの壁(12)へ取り付けられ、互いに平
行方向に並んで配置され、前記カウンタウェイトガイドレールは、エレベータシ
ャフトの壁と前記かごガイドレールとの間に存在することを特徴とするエレベー
タ。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のエレベータにおいて、
前記カウンタウェイトガイドレール(3)間の間隔は、前記かごガイドレール(
1)間の間隔と等しいことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のエレベータにおいて、
前記上部ローププーリ(5)は前記駆動モータに連結された駆動輪であり、該駆
動モータは前記かごガイドレール(1)および/またはカウンタウェイトガイド
レール(3)に取り付けられていることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のエレベータにおいて、
該エレベータは前記かごへ取り付けられたL型フレーム構体を含み、該構体は前
記エレベータかごのうち、前記かごガイドレール(1)およびカウンタウェイト
ガイドレール(3)が配置されている側の側壁(14)と、前記エレベータかごの
底部(15)の下面とに延びていて、前記かご用ローププーリ(6)、および前記
かごガイドレール(1)と共働するガイド部品(16)は、前記フレーム構体へ連
結されていることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のエレベータにおいて、
前記かご用ローププーリ(6)は、エレベータかごの下部でその底部(15)近辺
に配されていることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項9】 請求項7または8に記載のエレベータにおいて、前記かご用
ローププーリ(6)は、前記エレベータかご(2)およびフレーム構体(13)に
よって画成された空間に配置されていることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載のエレベータにおいて
、前記上部ローププーリ(5)の垂直方向接線は、前記カウンタウェイト用ロー
ププーリ(7)の垂直方向接線と実質的に一直線に並んでいて、これによってこ
れらのプーリ間のロープ部分は実質的に垂直であることを特徴とするエレベータ
。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載のエレベータにおいて
、前記上部ローププーリ(5)の垂直方向接線は、前記かご用ローププーリ(6
)の垂直方向接線と実質的に一直線に並んでいて、これによってこれらのプーリ
間のロープ部分は実質的に垂直であることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載のエレベータにおいて
、前記カウンタウェイト用ローププーリ(7)の中央回転面は、前記かご用ロー
ププーリ(6)の中央回転面と平行であり、前記上部ローププーリ(5)の中央
回転面は、前記かご用ローププーリおよびカウンタウェイト用ローププーリの中
央回転面に対してある角度を成すことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項13】 請求項12に記載のエレベータにおいて、前記かご用ロープ
プーリ(6)の中央回転面は、前記エレベータかご(2)の側壁(14)に対して
平行であることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項14】 請求項12に記載のエレベータにおいて、前記かご用ロープ
プーリ(6)の中央回転面は、前記エレベータかご(2)の側壁(14)に対して
ある角度を成すことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載のエレベータにおいて
、前記駆動モータ(8)は永久磁石同期モータであり、前記上部ローププーリ(
5)は該モータの回転子と一体化していることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項16】 エレベータかごの側面の1つに配され該かごを巻上ロープ
で懸垂する方向転換プーリを含むことを特徴とするエレベータかご。 - 【請求項17】 エレベータかごの一方の側面に配した方向転換プーリを該
エレベータかごに設け、上方に開口したループを巻上ロープに作り、該エレベー
タかごをその側面に取り付けた方向転換プーリによってこのループ内で懸垂する
ことを特徴とするエレベータかごの巻上ロープによる懸垂方法。 - 【請求項18】 エレベータかごの一方の側面に取り付けられエレベータか
ごを巻上ロープで懸垂する方向転換プーリの使用。 - 【請求項19】 請求項18に記載の使用において、前記エレベータかごは機
械室のないトラクションシーブエレベータの一部であることを特徴とする使用。
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