JP2002534936A - マルチメディア装置におけるビットレート制御 - Google Patents

マルチメディア装置におけるビットレート制御

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JP2002534936A
JP2002534936A JP2000593107A JP2000593107A JP2002534936A JP 2002534936 A JP2002534936 A JP 2002534936A JP 2000593107 A JP2000593107 A JP 2000593107A JP 2000593107 A JP2000593107 A JP 2000593107A JP 2002534936 A JP2002534936 A JP 2002534936A
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ホウルンランタ,アリ
ルオミ,マルコ
オヤラ,パシ
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ノキア モービル フォーンズ リミティド
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Abstract

(57)【要約】 マルチメディア端末装置が、第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1のビット・ストリーム(107)を生成する第1のエンコーダ(100)と;第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリーム(112)を生成する第2のエンコーダ(110)と;少なくとも前記第1のビット・ストリーム(106)と前記第2のビット・ストリーム(112)とを組み合わせて第3のビット・ストリーム(123)に変えるマルチプレクサ(120)と、を有する。端末装置は、第1のエンコーダ(100)と第2のエンコーダ(110)とに接続される優先順位情報(131)を受信する入力素子(130)を有し、優先順位情報(131)が、第3のビット・ストリーム内での第1および第2の媒体タイプの好適な組み合わせを示し、第1および第2のビットレートに影響を与える。したがって、伝送容量はさらに最適化されて利用され、様々な媒体タイプの比率が情報転送の目的に従ってより好適に調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はマルチメディア端末装置に関し、特に、第1のビットレートを有し、
第1の媒体タイプの第1のビット・ストリームを生成するために第1の信号を符
号化する第1のエンコーダと、第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの
第2のビット・ストリームを生成するために第2の信号を符号化する第2のエン
コーダと、少なくとも上記第1および第2のビット・ストリームを組み合わせて
第3のビット・ストリームに変えるマルチプレクサと、を有するマルチメディア
端末装置に関する。
【0002】 マルチメディア伝送では、送信側の様々な媒体ソース(ビデオ、音声、データ
、および、制御信号など)から個々に符号化されたビット・ストリームが多重化
されて単一のビット・ストリームに変換され、受信端においてこのビット・スト
リームは再び逆多重化され、様々なマルチメディア・ストリームに変換されて適
切に復号化が行われる。図1のブロック図は、テレビ電話端末装置内の符号化さ
れた音声データ・ストリームとビデオ・データ・ストリームとを組み合わせるた
めの、従来技術の解決策による多重化原理を例示する図である。端末装置はビデ
オ・エンコーダ100と音声エンコーダ110とを有する。音声入力信号114
とビデオ入力信号106とは、対応する個々のエンコーダへ出力され、そこでこ
れらの信号は符号化アルゴリズムを用いて処理される。この結果得られる符号化
ビット・ストリーム112、107はエンコーダの関連するビット・ストリーム
・バッファ111、101へ出力される。ビデオ・ビット・ストリーム・バッフ
ァからのビット・ストリーム105と、音声ビット・ストリーム・バッファから
のビット・ストリーム113とはマルチプレクサ120へ入力され、マルチプレ
クサ120はこれら別々のビット・ストリームを組み合わせて1つの合成ビット
・ストリーム123に変換する。この合成されたビット・ストリーム123はマ
ルチメディア端末装置の伝送手段へ転送される。
【0003】 上記符号化アルゴリズムによってデータは効率的に圧縮されるものの、この処
理の制限要因、特に、無線インターフェースを介して作動する端末装置における
制限要因として伝送容量がある。したがってこの限られた資源の利用の最適化は
非常に重要である。テレビ電話による解決策では、ビデオ・エンコーダ出力スト
リームのビットレート制御が一般に可能であり、この事実を利用して、多重化デ
ータ・フローの様々な媒体タイプ間で、限られた伝送資源の分割が行われてきた
【0004】 文献ITU電気通信セクタ“ビデオ用コーデック・テストモデル”(最近版8(
TMN8)、文献Q15−A−59、ポートランド、1997年6月24−27
日)には、音声エンコーダの一定のビット・ストリームがまず定義され、その後
、ビデオ符号化の空間分解能を調整することにより、可変レートのビデオ・エン
コーダ出力ストリームを残り容量に適合させるようなっている、典型的従来技術
によるテレビ電話アプリケーションについての記載がある。所定の目標が満たさ
れた場合、ビデオ・エンコーダによって一定のビットレートでビット・ストリー
ムが作成される。少なくとも1つの機能(音声符号化など)、あるいは、さらに多
くの機能(信号設定など)に対して可変ビットレートを設ける状況にとって、上記
調整方式はあまりに厳しすぎて、最適に利用可能な伝送能力を利用することがで
きない。なぜなら、マルチプレクサ・バッファ内に空間が未使用のまま残されて
いるかもしれないからである。
【0005】 さらに、様々な媒体ソースの利用と重要性は、接続の目的と環境に応じて非常
に大きく変動する。従来、他の種類の媒体よりも音声の方に明らかな優先順位が
与えられてきた。端末装置が改善され、端末装置の使用状況が多様化するにつれ
て、様々な状況での優先順位もまた変動する。音声の方がビデオより優先される
場合もあるが、場合によっては、ビデオの良い品質での伝送の方が重要であると
考えられる場合もある。時として、伝送条件に対して調整されるこれら2つの間
の適当な妥協が好適である場合もある。したがって、多重化されたマルチメディ
ア・データ・ストリームの伝送容量の利用の最適化を図りたいという本来の要望
に加えて、ユーザーの目的と状況や使用中の送信リンクの条件に応じて、異なる
データ・ストリーム間でのトレードオフを調整したいという要望が増大している
【0006】 現在、マルチメディア端末装置およびマルチメディア端末装置における利用方
法が発明され、これらを利用して、提示された欠点を減らすことが可能となり、
これらの新しい目的を満たす可能性が拡張されている。本発明の第1の態様によ
れば、マルチメディア端末装置と、第1のビットレートを有し、第1の媒体タイ
プの第1のビット・ストリームを生成するために第1の信号を符号化する第1の
エンコーダと、第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・
ストリームを生成するために第2の信号を符号化する第2のエンコーダと、少な
くとも上記第1および第2のビット・ストリームを組み合わせて第3のビット・
ストリームに変えるマルチプレクサと、が提供される。この端末装置は、上記第
1のエンコーダおよび第2のエンコーダと接続された、優先順位情報を受信する
入力素子を有し、上記第3のビット・ストリームの中で、前記優先順位情報が上
記第1および第2の媒体タイプの好適な組み合わせを示し、上記第1および第2
のビットレートに影響を与えることを特徴とする。
【0007】 本発明では、目標ビットレートがリアルタイムでインターラクティブに定義さ
れ、異なるエンコーダの符号化機能に影響を与える制御情報によって制御される
。上記端末装置には、多重化されたビット・ストリーム内の様々な媒体タイプ間
の優先順位を示す情報を受信する手段が設けられる。受信された優先順位情報は
符号化処理時に制御情報として使用される。したがって、伝送容量はさらに最適
化されて利用され、様々な媒体タイプの比率が情報転送の目的に従ってより好適
に調整される。
【0008】 本発明の第2の態様によれば、第1のマルチメディア端末装置と第2のマルチ
メディア端末装置との間に通信用プロトコルが提供される。前記第1のマルチメ
ディア端末装置は、第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1のビッ
ト・ストリームを生成するために第1の信号を符号化する第1のエンコーダと、
第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリームを生
成するために第2の信号を符号化する第2のエンコーダと、上記第1および第2
のビット・ストリームを組み合わせて第3のビット・ストリームに変えるマルチ
プレクサと、を有し、前記プロトコルは第1および第2のマルチメディア端末装
置間で情報を転送するためのフォーマットされた信号を有する。該プロトコルは
、第1のマルチメディア端末装置によって受信される優先順位情報に従って第1
および第2のビットレートを制御する第1のマルチメディア端末装置の能力を示
すメッセージを有し、前記優先順位情報が、第3のビット・ストリーム内での第
1および第2の媒体タイプの好適な組み合わせを示し、上記第1および第2のビ
ットレートに影響を与えることを特徴とする。
【0009】 本発明の第3の態様によれば、マルチメディア伝送の多重化を制御する方法が
提供される。該方法は、第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1の
ビット・ストリームを生成するために第1の信号を符号化するステップと、第2
のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリームを生成す
るために第2の信号を符号化するステップと、少なくとも第1および第2のビッ
ト・ストリームを組み合わせて第3のビット・ストリームに変えるステップと、
を有する。上記方法は、優先順位情報であって、第3のビット・ストリーム内の
、第1および第2の媒体タイプの好適な組み合わせを示す前記優先順位情報を受
信し、該受信された優先順位情報に従って上記第1および第2のビットレートを
調整することを特徴する。
【0010】 本発明をさらによく理解するために、また、同発明を実施できる方法を示すた
めに、例として添付図面を参照する。
【0011】 本発明には他の形式のものも存在するが、マルチメディア通信端末装置のため
のH.324およびその他の関連する勧告の用語と関連して、また、それらの用
語を用いて本発明の好適な実施例について説明する。図2の機能ブロック図は、
汎用H.324マルチメディア・テレビ電話システムを例示する。このシステム
は、端末ユニット20と、インターフェース・ユニット21と、GSTN(一般
電話交換網)ネットワーク22と、マルチポイント制御ユニット(MCU)23と
、から構成される。H.324を用いる実現装置は各機能素子を備える必要がな
い。移動端末装置には、インターフェース・ユニット21として任意の適切な無
線インターフェースを設けることができる(H.324添付書類C)。
【0012】 MCU23は、GSTNネットワーク22内での情報の流れを集中的に方向づ
けるブリッジとして機能し、いくつかの端末ユニット20間の通信を可能にする
。インターフェース21は、同期多重化されたビット・ストリームを変換して、
GSTN上で伝送可能な信号に変え、受信信号を同期ビット・ストリームに変換
する。この同期ビット・ストリームは端末装置20の多重化/逆多重化プロトコ
ル・ユニット201へ送られる。多重化プロトコルは、伝送されたビデオ、音声
、データ、および、制御信号ストリームを多重化して単一のビット・ストリーム
に変え、また、受信したビット・ストリームを逆多重化して様々なマルチメディ
ア・ストリームに変換する。さらに、多重化プロトコルは、各媒体タイプにとっ
て適切となるように、論理フレーミング、シーケンス番号化、誤り訂正を再送な
どによって行う。システム制御206の制御プロトコル202は、マルチメディ
ア端末装置の操作を行うための終端間信号設定を行い、他のすべての終端間シス
テム機能の信号設定を行う。制御プロトコル202は、能力の交換と、コマンド
と指示の信号設定と、論理チャネルのコンテンツを開きかつ完全に記述するメッ
セージを与える。データ・プロトコル203は、電子ホワイトボード、静止画像
転送、ファイル交換、データベース・アクセス、音声画像(audiographics)会議
、遠隔装置制御、ネットワーク・プロトコルなどのようなデータ・アプリケーシ
ョン207をサポートする。音声用コーデック204は、音声用I/O装置20
8からの可聴信号を伝送用に符号化し、また、符号化された音声ストリームの復
号化を行う。この復号化された可聴信号は音声用I/O装置を用いて再生される
。ビデオ用コーデック205は、ビデオ用I/O装置209から発するビデオ・
ストリームの符号化を行い、また、表示を行うために、符号化されたビデオ・ス
トリームの復号化を行う。
【0013】 本発明に準拠する可変レート・ビット・ストリームの制御を例示するために、
ビデオビット・ストリームおよび音声ビット・ストリームの制御を意図する本発
明の実施例について本明細書で説明する。他の媒体タイプから成るいくつかのビ
ット・ストリームの対応する実施例の生成が可能である。図1に例示されている
従来技術のテレビ電話用アプリケーションでは、音声エンコーダ110は一定の
ビットレートで作動し、当業者には既に公知のように、おそらく音声アクティビ
ティ検出(VAD)とサイレンス・フレームとが利用される。音声エンコーダのビ
ット・ストリーム112は、まず、音声エンコーダ用ビット・ストリーム・バッ
ファ111へ入力され、そこから、バッファされたビット・ストリーム113が
マルチプレクサ120へ入力される。ビデオ・エンコーダ100の作動は、いく
つかのビデオ・エンコーダ制御用パラメータ102に従ってビットレート制御素
子103によって制御される。一般に、利用可能なマルチプレクサ・バッファ1
21からの割振り(音声データ、制御データ、多重化オーバーヘッドなど)が行わ
れ、次いで、ビデオ・エンコーダ用の利用可能な総ビット・ストリームが、マル
チプレクサ・バッファの、割振り後の利用可能な部分から計算される。利用可能
なビットレートが与えられると、ビデオ・エンコーダ100は、与えられたビッ
トレートの範囲内で、ビデオ符号化アルゴリズムの性能についての従来の情報に
基づいて、目標フレーム・レートの計算を行うことができる。簡単に説明すれば
、上記オペレーションは、所定のビットレートの範囲に対して適正な空間品質を
可能にするフレーム・レートの選択に対応する。利用可能なビットレートと目標
フレーム・レートとが与えられると、ビデオ・エンコーダ100は、各フレーム
について使用可能なビット数の計算を行うことができる(フレーム当たりビット
bpf)。ビデオ・エンコーダ100はその空間分解能を調整して、ビデオ・フ
レーム内部のその量子化を増減することにより、bpf要件を満たすようにする
ことができる。ビデオ・エンコーダは、その時間分解能を調整して、以前のもの
と比較して多くの変更があるビデオ画像が現れたとき、いくつかのフレームを落
として、さらに多くの符号化を容易にすることなどにより、bpf要件を満たす
ようにすることも可能である。
【0014】 ビデオ・エンコーダのこの適合性に起因して、マルチメディア端末装置のレー
ト制御は一般にマルチプレクサ・バッファ空間によって決定され、ビデオ・エン
コーダの作動に最大の影響を与えてきた。この状況は、2以上の可変レート・ビ
ット・ストリームが使用される状況では変化する。
【0015】 図3は、可変レートの音声エンコーダの平均ビットレート制御システムを例示
する図である。制御を目的として、音声エンコーダ110から出力されるビット
・ストリーム112のビットレートはモニターされ、フィードバック・フィルタ
306へ出力され、そこで該ビットレートは平均されビットレート内の短期間の
変動が平滑化される。実際の平均ビットレート307は音声エンコーダ110の
目標ビットレート307から減じられて(308)、誤差信号303が得られ、こ
の誤差信号303は制御装置304へ出力され、この制御装置304によって音
声エンコーダ110のための制御情報305が生成される。音声エンコーダ内で
用いられるアルゴリズムは制御装置304から受信されたこの制御情報に従って
調整される。制御装置304内では、任意の制御アルゴリズムあるいは論理回路
の使用が可能である。例えば、一般に当業者に公知のPI(比例積分)タイプの制
御が可能である。
【0016】 制御ループの機能は実質的には、実際の平均ビットレート301を駆動して、
所定の目標ビットレート307を追求することであり、入力音声信号714は制
御ループに対する外乱とみなすことができる。例えば、ソース制御エンコーダの
場合、ビットレートは適応型の閾値を用いて選択される。音声エンコーダ110
用適応型閾値の選択用同調係数として制御装置304からの入力信号305を使
用することができる。ビットレートを制御するための適応型閾値の具体的利用に
ついては、文献“Toll quality variable rate speech codec”(Pasi Ojala, 音
響、音声及び信号処理に関するIEEE国際会議会報、ミュンヘン、ドイツ、1
997年4月)にさらに詳細な記載がある。平均ビットレートの制御に加えて、
最大ビットレートを必要とするコードブックの使用を限定することにより、音声
エンコーダの最大ビットレートの制御を行うことも可能である。音声エンコーダ
の平均ビットレートと最大ビットレートの制御を利用して、エンコーダからのビ
ットレート112を所定の目標レベルに設定することができる。
【0017】 図4には、音声エンコーダについての平均ビットレート制御実験から得られる
結果が例示されている。図4では、目標ビットレートとエンコーダの実際のビッ
トレートとがおよそ1500個の連続フレームの中で検討されている。時間P1
(フレーム100−300)中では最大ビットレートは6Kbit/秒に設定され
ており、時間P2(フレーム300−550)中では最大ビットレートは8Kbi
t/秒に設定されている。時間P3(フレーム550−1000)では、最大ビッ
トレートは10Kbit/秒に設定されており、目標平均ビットレートはより低
いレベル(6Kbit/秒と9Kbit/秒)に設定されている。図4からわかる
ように、音声エンコーダに対する平均ビットレートと最大ビットレート制御の影
響は相対的に効果的である。
【0018】 音声エンコーダとビデオ・エンコーダ双方のビットレートが制御可能なテレビ
電話用アプリケーションが確かに存在するが、様々な媒体タイプのビットレート
は一般にマルチプレクサ・バッファ空間によって個々に制御される。このような
解決策が、例えば、参考文献:Takahiro Unno, Thomas P. Bamwell, Mark A. Cl
ements著“The multimodal multipulse excitation vocoder”(ICASSP 97, ドイ
ツ、ミュンヘン、1997年4月21−24日)に記載されている。いずれにせ
よ、マルチプレクサ・バッファの状態は多重化処理の短期間の状況を示すものに
すぎず、したがって、ビット・ストリームの長期の振舞いに関する情報を示すこ
とはできない。音声内の無音時に起因してバッファ空間の一時的増加が生じるが
、その状況の持続時間に関するさらなる情報が存在しないため、このような状況
に対するいずれのエンコーダの適合化も役に立たない。(オーバーフローの危険
がある場合などの)状況によっては、時間分解能の短期間の減少は必要であるが
、さらなる多重化機能と、特に、異なるビット・ストリームの比率間の調整の長
期の最適化とに対しては、さらに双方向の制御操作が必要となる。
【0019】 図5の実施例は、本発明に準拠するマルチメディア端末装置内での制御機能を
例示する。ビデオ・エンコーダ100は、入力側制御情報に応じてビデオ・エン
コーダ100の作動を制御するビデオ・ビットレート制御素子103を備えてい
る。これに対応して、音声エンコーダ110は、入力側制御情報に応じて音声エ
ンコーダ110の作動を制御する音声ビットレート制御素子115を備えている
。図1の従来技術による解決策に加えて、端末装置は、多重化されたビット・ス
トリーム123内に在る様々な媒体タイプ間の好適な比率を定義する優先順位情
報131を転送する入力素子130を有する。この情報は、エンコーダの制御素
子115、103へ直接的、間接的に入力される制御情報132に好適に変換さ
れる。
【0020】 入力素子130へ出力される優先順位情報131は多くの様々なソースから発
している可能性がある。この入力は、入力素子が端末装置のユーザー・インター
フェースの一部である送信用端末のユーザーから着信する場合もある。このこと
は、例えば、キーボードと、スクリーンと、ユーザーが出したコマンドを、フォ
ーマットされた優先順位を示す指示に変換する、適切なソフトウェアとの組合せ
を意味する。スライド・スイッチなどの助けを借りてこのような解決策での優先
順位の調整も可能である。その場合、一方の端へのスイッチのスライドは高品質
の音声を表す100%の優先順位を意味し、また、反対側の端へのスイッチのス
ライドは高画質のビデオを表す100%の優先順位を意味する。両端の間のどこ
かへのスイッチのスライドは音声とビデオ間のトレードオフを示す。上記入力は
何らかの外部ソース(受信側ユーザーなど)から着信する場合もある。その場合、
入力素子は端末装置の受信機能の一部分である。このアプローチについては、本
発明の実施例と関連して後程さらに詳細に考察することにする。
【0021】 図5の実施例では、平均ビットレートの制御と最大ビットレートの制御を利用
して、エンコーダ100、110の作動制御が行われる。優先順位の指示131
によって、多重化されたビット・ストリーム内でのビット・ストリームの好適な
組み合わせが示され、その可能なオプションの中には、1つのビット・ストリー
ムに対する最小の優先順位(0%)から最大の優先順位(100%)までの任意の組
合せが含まれ、その間の任意のトレードオフの組合せが含まれる。この優先順位
情報は、本実施例では、最大ビットレートと平均ビットレートの目標値を含む制
御情報132に変換される。前記制御情報132は音声およびビデオ・ビットレ
ート制御ユニット103、115に入力される。音声ビットレート制御ユニット
115とビデオ・ビットレート制御ユニット103とは、優先順位の指示によっ
て設定された好適な比率に従って符号化の目標ビットレートを調整するように構
成される。この後、エンコーダは前記目標ビットレート・レベルで作動するよう
に構成される。本実施例では、優先順位が高い音声品質に関するものである場合
、入力素子130は、音声エンコーダ用として相対的に高い平均ビットレート値
と最大ビットレート値を有し、ビデオ・エンコーダ用としては相対的に低い目標
ビットレート値と最大ビットレート値とを有する制御情報132を出力する。優
先順位が、高いビデオ品質にある場合には、入力素子130によって、相対的に
低い平均ビットレート値と最大ビットレート値が音声エンコーダ110に対して
出力され、また、相対的に高い平均ビットレートと最大ビットレートがビデオ・
エンコーダ100に対して出力される。音声エンコーダ110は、前述のように
、量子化精度の調整やコードブックの選択などによって、ビットレートの調整が
できるように構成される。ビデオ・エンコーダ100は、当業者には公知の方法
でその空間分解能および時間分解能を調整し、前述したように優先順位の指示に
従って設定された目標ビットレートを満たすように構成される。
【0022】 このようにビット・ストリームを制御することにより、現在の接続目的と接続
状況に合わせてエンコーダの操作の調整が可能である。また、従来技術による解
決策と比較して、限られた伝送容量がより最適に利用される。このことは、典型
的な従来技術による解決策では、目標ビットレートと目標フレーム・レートが満
たされる場合はいつでも、ビデオ・エンコーダが一定レベルで符号化を行うよう
に構成されるという事実に起因する。従来技術によるビデオ・エンコーダは、音
声エンコーダの振舞いに関する情報を手元に全く有していず、したがってどの位
の期間バッファ内で空間が利用可能な状態のままになるを知らないために、従来
技術のビデオ・エンコーダにはその時間分解能または空間分解能の変更を行うだ
けの価値がない。本発明に準拠する端末装置では、音声エンコーダ110は、制
御用パラメータによって設定された制限によって束縛される。したがって利用可
能な伝送容量をさらに余すところなく利用することが可能となる。音声ビット・
ストリームとビデオ・ビット・ストリームとをジョイントしたこの制御に起因し
て、バッファ・オーバーフローの危険が減り、その結果、最適の場合、バッファ
空間を少なくすることができ、それによって伝送遅延を減らすことが可能となる
【0023】 例えば、ビデオ映像の中にイントラ(INTRA)フレームとして符号化を行う必要
がある場面のカットが含まれる場合、大きなビデオ・バーストが生じる可能性が
ある。これは、目標とされているフレームより5〜10倍多くのフレーム当たり
のビットを必要とする。さらなる本発明の実施例では、異なるエンコーダ間でマ
ルチプレクサ・バッファ・オーバーフローを妨げる必要があるアクションを双方
向に分割する手段が端末装置に設けられる。音声エンコーダ・ビットレート・フ
ィードバック・ループ124と、ビデオ・エンコーダ・ビットレート・フィード
バック・ループ104とが、マルチプレクサ・バッファ121から音声およびビ
デオ・ビットレート制御ユニット115、103へそれぞれ情報を配信するよう
に構成される。オプションとして、音声用バッファ111から音声ビットレート
制御素子115へのフィードバック・ループと、ビデオ・バッファ101からビ
デオ・ビットレート制御ユニット103へのフィードバック・ループとを設ける
ことも可能である。図6は、1つの実施例で使用されるレベルを例示する図であ
る。この実施例では、マルチプレクサ・バッファ・オーバーフローを防止するた
めに適切なアクションを選択する手段に対して、マルチプレクサ・バッファ12
1の占有レベルの異なる閾値A、B、Cが設けられる。元のパラメータ値は、入
力された優先順位情報に従って閾値AとBとの間にバッファ内容を保持するよう
に設定される。バッファ占有レベルが(例えば大きなビデオ・バーストに起因し
て)Bを超えた場合、この状況を補償するアクションが必要となる。本明細書に
記載の実施例では、音声エンコーダ・ビットレート制御素子115は、マルチプ
レクサ・バッファ121からの音声ビットレート・フィードバック・ループ12
4から受信した情報に従って、音声エンコーダの目標ビットレート(平均ビット
レート、最大ビットレートあるいはその双方など)を一時的に減らすように構成
される。このようにして音声エンコーダのビットレートを調整してビデオ・エン
コーダからの突然のバーストを受け入れることがあり得るが、伝送される音声の
音質の著しい低下を伴わずにこれを行うには一定の限界がある。ビデオ・エンコ
ーダの場合には、この限界を越えていくつかのアクションを行う必要がある。バ
ッファ占有レベルが閾値Cを超えた場合、ビデオ・エンコーダ100は、マルチ
プレクサ・バッファ121から出るビデオ・ビットレート・フィードバック・ル
ープ104から受信した情報に従っていくつかのフレームをスキップすることに
よりその時間分解能を調整するように構成される。バースト処理後、目標ビット
レートは復元されて所定の優先順位と一致するように成される。
【0024】 図7のフローチャートは、本発明に準拠するマルチメディア端末装置における
符号化操作を制御する、発明された方法の実施例を例示する。ステップ71では
、優先順位情報131が入力素子130で受信され、ステップ72では、音声ビ
デオ・ビットレート112およびビデオ・ビットレート107用の目標値が、受
信された優先順位情報に従って調整される。次いで、端末装置が目標ビットレー
トに従って作動する(ステップ73)。マルチプレクサ・バッファ121内に利用
可能な空間がありそうな(すなわちマルチプレクサ・バッファが満たされていな
い)場合(ステップ74)には、受信された優先順位情報131にそのまま従って
、音声ビットレートとビデオ・ビットレート112、107の目標値が再調整さ
れる。この再調整には、或る所定の方式に好適に従ってエンコーダ100、11
0のいずれかあるいは双方のパラメータを含むことができる。すなわち、ビデオ
の方に高い優先順位がある場合には、ビデオの符号化の目標値の方を増加し、音
声の方に高い優先順位がある場合には、音声の符号化の目標値の方を増加するよ
うにする。マルチプレクサ・バッファが十分に満たされ、かつ、オーバーフロー
が検知されない場合(ステップ75)、端末装置は現在の目標ビットレートに従っ
て作動する。オーバーフローが検知された場合には、その状況を処理する或る所
定の方式に従う。好適には、前記方式が優先順位情報131に従って機能し、さ
らにこの方式が優先順位情報131から決定できることが望ましい。本実施例で
は、音声用バッファが所定の最低レベルで既に作動しているかどうかを判定する
チェックが行われる(ステップ76)。この最低レベルに達するまで、音声用ビッ
トレートの目標値は調整される(ステップ78)。この最低レベルに達した後、1
以上のフレームをスキップすることなどにより、ビデオ・ビットレートの目標値
の調整が行われる(ステップ77)。オーバーフロー状況が続くかぎりこの調整が
続けられる(ステップ79)。オーバーフローが終了したとき、現在の優先順位情
報に従って音声およびビデオ制御用パラメータが再調整される(ステップ72)。
【0025】 図8は、本発明に準拠するマルチメディア端末装置用の或る実施例の機能モジ
ュールを例示する。中央演算処理装置81は、メモリ(MEM)82、無線周波数
ブロック(RF)83、ユーザー・インターフェース(UI)84、インターフェー
ス・ユニット(IU)85などの、移動局の様々な機能に責任を負うブロックを制
御する。CPUには、典型的には、1以上の機能的に内部作動するマイクロプロ
セッサが設けられる。メモリはROM(リード・オンリー・メモリ)、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)を好適に備え、SIMユーザー識別モジュールが設
けられメモリによって一般に補足される。マイクロプロセッサは、そのプログラ
ムに従って、無線経路で信号を送受信するRFブロック83を利用する。ユーザ
ーとの通信は、典型的には、スピーカー、ディスプレイ、キーボードを有するU
I84を介して処理される。インターフェース・ユニット85はデータ処理エン
ティティとリンクし、CPU81によって制御される。データ処理エンティティ
は、統合型データ・プロセッサあるいは外部データ処理装置などであってもよい
。本発明に準拠する移動端末装置は、少なくとも2つのコーデック86、87を
有し、1つはビデオ(86)用、1つは音声データ(87)用である。コーデックと
は、データの符号化と復号化を行うエンコーダとデコーダとを好適に備える装置
である。移動端末装置はマルチプレクサ88も具有し、該マルチプレクサ88は
、異なるエンコーダによって出力された別個のビット・ストリームと、制御情報
とを有する合成ビット・ストリームを生成し、受信ビット・ストリームから、異
なるデコーダ用の分解されたビット・ストリームを生成する。マルチプレクサは
、符号化された多重化ビット・ストリームをマルチプレクサ・バッファの中へ出
力するように構成される。コーデック86、87は制御手段を有し、図5と関連
して説明したように符号化処理オペレーションを制御する制御データ・フィード
バックループによって接続される。図8には2つのビット・ストリームしか示さ
れていないが、3つ以上のビット・ストリーム(制御データ、データ・アプリケ
ーション用データなど、図2参照)を含むこともできる。次いで、各ビット・ス
トリームの目標値が、端末装置によって受信された優先順位情報に従って設定さ
れ、マルチプレクサ・バッファ・オーバーフローが生じた場合に目標値の調整を
行うためのポリシーが前述の方法で定義される。
【0026】 移動端末装置内の入力素子130は、図5で説明したように、ユーザー・イン
ターフェース84を介して優先順位情報を受信するように構成することが可能で
ある。移動端末装置内の入力素子130は、2つの端末エンティティ間で使用さ
れる通信プロトコルが出力する制御信号を用いて交信している端末装置から優先
順位情報を受信するように構成することが可能である。一般に、プロトコルとは
、2つまたはそれ以上の機能間での通信を確保するために採用される処理手順の
公式の記述である。ITU−T H.324とH.323等の最新のITU−T(
ITU通信標準化セクタ)電気通信テレビ電話規格では、接続の初期化(論理チャ
ネルのオープンや能力セットの交換など)のためのH.245制御プロトコルが用
いられる。この制御プロトコルを用いて、コマンドと指示とを接続中に送信する
こともできる。図9は、受信用端末から、本発明に準拠する制御入力を容易にす
るために前記プロトコル内で使用可能な制御信号の一例を示す。この信号設定は
、送信端末MSAと受信端末MSB間のネットワーク・エレメントに対して実質
的に透過的であるため、端末装置だけしか本図には示されてない。
【0027】 接続の確立時に、H.245能力交換処理手順を用いて、第1の端末装置MS
Aはその端末能力セットをMSBへ送信する。この端末能力セットの中には、音
声ビット・ストリームとビデオ・ビット・ストリームとの間で本発明に準拠して
トレードオフを変更する指示を行うフィールドが含まれる。第2の端末MSBに
は、端末MSBのユーザーが、前述したような音声ビット・ストリームとビデオ
・ビット・ストリーム間の自分の優先順位を示すことを可能にするユーザー・イ
ンターフェースが含まれる。これらの優先順位は、整数値1...Nなどの範囲と
対応づけられ、音声に対する優先順位は一方の端の値によって示され、ビデオに
対する優先順位はもう一方の端の値によって示される。優先順位の変更を望むと
きはいつでも、端末MSBのユーザーはユーザー・インターフェースを介して端
末装置へ指示を与え、端末MSBは、この優先順位を整数値などに変換し、前記
整数値を有するAudioVideoTradeoffコマンドを端末装置MSAへ送信するように
構成される(信号9.1)。第1の端末装置MSAは、このコマンドを受信し、前
述したように音声エンコーダとビデオ・エンコーダの制御パラメータとを調整し
、オプションとして、端末装置MSAの端(信号9.2)で使用される現在の優先
順位を示す、第2の端末MSBへの確認応答(H.245指示)を生成するように
構成される。このタイプの実施例では、端末MSBのユーザーには、ユーザーが
送信している信号、並びに、受信している信号と関連して優先順位を調整する可
能性がある。
【0028】 図10は、少なくとも音声、ビデオ、および、その他の種類のデータ伝送が可
能な、本発明に準拠するマルチメディア端末装置の優先順位情報のソースを例示
する。入力素子130は、図5と関連して説明したように端末装置のユーザーか
ら優先順位情報の受信を行うことができる。入力素子は、図9と関連して説明し
たように外部ソースから情報を受信することができる。外部ソースSは、端末装
置と統計データを交換するコンピュータを含む任意の外部ソースであってもよい
。このような場合、コンピュータはデータの100%の優先順位を自動的に示す
ことも可能であり、それによって音声ビット・ストリームとビデオ・ビット・ス
トリームに対する不要な割振りが回避される。この優先順位情報は、より一般的
な端末制御操作から生じた結果または副産物として、端末装置の制御ユニットC
PU81から着信する場合もある。
【0029】 好適な実施例に関して本発明を例示し説明してきたが、当業者であれば、以下
に請求されているように、本発明の範囲から逸脱することなく、この好適な実施
例に対して改変を行うことができることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるテレビ電話用アプリケーションを例示する。
【図2】 汎用H.324マルチメディアテレビ電話システムを例示する。
【図3】 可変レートの音声エンコーダ用平均ビットレート制御システムを例示する。
【図4】 音声エンコーダ用平均ビットレート制御実験から得られた結果を例示する。
【図5】 本発明に準拠するマルチメディア端末装置内の制御機能を例示する。
【図6】 本発明の1つの実施例で閾値として用いられるレベルを例示する。
【図7】 本発明に準拠する方法を例示する。
【図8】 本発明に準拠するマルチメディア端末装置用の実施例の機能モジュールを例示
する。
【図9】 受信端末からの本発明に準拠する制御入力を容易にするために使用可能な信号
設定の一例を例示する。
【図10】 優先順位情報のための様々なソースを例示する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月12日(2001.2.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 オヤラ,パシ フィンランド国,エフイーエン−33880 レンパーラ,ラウリンティエ 4 デー Fターム(参考) 5C059 KK34 KK35 MC11 RB01 SS07 SS30 TA46 TA75 TC36 UA02 UA05 UA32 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 CA20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1のビッ
    ト・ストリーム(107)を生成するために第1の信号(106)を符号化する第1
    のエンコーダ(100)と、 第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリーム(
    112)を生成するために第2の信号(114)を符号化する第2のエンコーダ(1
    10)と、 少なくとも前記第1のビット・ストリーム(106)と前記第2のビット・スト
    リーム(112)とを組み合わせて第3のビット・ストリーム(123)に変えるマ
    ルチプレクサ(120)と、を有するマルチメディア端末装置において、 優先順位情報(131)を受信する入力素子(130)が前記第1のエンコーダ(
    100)と前記第2のエンコーダ(110)とに接続されており、前記優先順位情
    報(131)が、前記第3のビット・ストリーム内での前記第1および第2の媒体
    タイプの好適な組み合わせを示して前記第1および第2のビットレートに影響を
    与えることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチメディア端末装置において、前記第
    1のエンコーダ(100)は、第1の制御情報(132)を受信し、前記第1の制御
    情報に従って前記第1のビットレートを制御する第1の制御素子(103)を備え
    ており、 前記第2のエンコーダ(110)は、第1の制御情報(132)を受信し、前記第
    1の制御情報に従って前記第2のビットレートを制御する第2の制御素子(11
    5)を備えており、 前記入力素子(130)は、前記優先順位情報(131)に従って生成される前記
    第1の制御情報(132)を、前記第1の制御素子(103)と前記第2の制御素子
    (115)とに出力するように構成されていることを特徴とするマルチメディア端
    末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のマルチメディア端末装置において、前記第
    2の制御素子(115)が、第1のフィードバック・ループ(301、306)と、
    比較手段(308)と、制御装置(304)と、を有しており、 前記第1のフィードバック・ループ(301、306)は前記第2のビット・ス
    トリームの実際の平均ビットレート(301)に関する情報を前記比較手段(30
    8)に転送するように構成されており、 前記比較手段(308)に目標平均ビットレート(307)が供給され、前記第2
    のビット・ストリームの前記実際の平均ビットレート(301)と前記目標平均ビ
    ット・レート(307)との間の差分(303)を計算し、前記計算された差分(3
    03)を前記制御装置へ出力するように構成されており、 前記制御装置(304)は、前記計算された差分(303)の受信に対する応答と
    して、前記第2のエンコーダ(110)に制御信号(305)を出力するように構成
    されており、 前記第2のエンコーダ(110)は、前記制御装置(304)からの前記受信され
    た制御信号(305)に従って前記第2のビット・ストリーム(112)のビットレ
    ートを調整するように構成されていることを特徴とするマルチメディア端末装置
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のマルチメディア端末装置において、 伝送用マルチプレクサ(120)からデータを格納するマルチプレクサ・バッフ
    ァ(121)を有しており、 前記マルチプレクサ・バッファ(121)は、前記マルチプレクサ・バッファ(
    121)の占有レベルに関する情報を転送するように構成される第2のフィード
    バック・ループ(104、124)と接続されており、前記占有レベルが前記バッ
    ファ内に格納されているデータの現在量を示すことを特徴とするマルチメディア
    端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のマルチメディア端末装置において、前記第
    2の制御素子(115)は、前記第2のフィードバック・ループ(104、124)
    から受信されるフィードバック情報に従って、前記第2のビット・ストリームの
    ビットレートをさらに調整するように構成されていることを特徴とするマルチメ
    ディア端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のマルチメディア端末装置において、前記第
    1の制御素子(103)は、前記第2のフィードバック・ループ(104、124)
    から受信されるフィードバック情報に従って、前記第1のビット・ストリームの
    ビットレートをさらに調整するように構成されていることを特徴とするマルチメ
    ディア端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のマルチメディア端末
    装置において、前記第1のエンコーダ(100)はビデオ・エンコーダであって、
    前記第1の制御素子(103)は、前記入力素子(130)から受信される前記制御
    情報(132)に従って、ビデオ符号化の空間分解能を調整するように構成されて
    いることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のマルチメディア端末装置において、前記第
    1の制御素子(103)は、前記第2のフィードバック・ループ(104、124)
    から受信されるフィードバック情報に従って、ビデオ符号化の時間分解能を調整
    するように構成されていることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のマルチメディア端末装置において、前記マ
    ルチプレクサ・バッファ(121)に対して第1の閾値(B)が設けられ、前記第1
    の閾値(B)を超える前記マルチプレクサ・バッファ(121)の占有レベルに対す
    る応答として、前記第1の制御素子(103)と前記第2の制御素子(103、1
    15)のいずれかが、対応するビット・ストリームのビットレートを調整するよ
    うに構成されていることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のマルチメディア端末装置において、前記
    第2のエンコーダ(110)は音声エンコーダであって、前記第1の閾値(B)を超
    える前記マルチプレクサ・バッファ(121)占有レベルに対する応答として、前
    記第2の制御手段(115)が、前記第2のビット・ストリームのビットレートを
    調整するように構成されることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のマルチメディア端末装置において、前
    記マルチプレクサ・バッファ(121)に対して、マルチプレクサ・バッファ占有
    レベルを示す第2の閾値(C)が設けられ、前記第2の閾値の方が前記第1の閾値
    (B)より高くなるように設けられ、さらに、前記第1の制御手段(103)が、前
    記第2の閾値(C)を超える前記マルチプレクサ・バッファ(121)占有レベルに
    対する応答として、前記第1のビット・ストリームのビットレートを調整するよ
    うに構成されていることを特徴とするマルチメディア端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマルチメディア端
    末装置において、前記端末装置は、ビデオ用コーデック(86)および音声用コー
    デック(87)、ならびに、移動通信網と通信を行うための手段(83)を有するこ
    とを特徴とするマルチメディア端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のマルチメディア端末装置において、前
    記優先順位情報(131)を入力するためのユーザー・インターフェース(84)を
    有することを特徴とするマルチメディア端末装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のマルチメディア端末装置において、前
    記ユーザー・インターフェース(84)はスライド式スイッチを有することを特徴
    とするマルチメディア端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のマルチメディア端末装置において、移
    動通信網から優先順位情報(131)を受信する手段(81、83)を有することを
    特徴とするマルチメディア端末装置。
  16. 【請求項16】 第1のマルチメディア端末装置(MSA)と第2のマルチメ
    ディア端末装置(MSB)との間で通信を行うためのプロトコルであって、前記第
    1のマルチメディア端末装置(MSA)は、 第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1のビット・ストリーム(
    107)を生成するために第1の信号(106)を符号化する第1のエンコーダ(1
    00)と、 第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリーム(
    112)を生成するために第2の信号(114)を符号化する第2のエンコーダ(1
    10)と、 前記第1のビット・ストリーム(107)と前記第2の(112)ビット・ストリ
    ームとを組み合わせて第3のビット・ストリーム(123)に変えるマルチプレク
    サ(120)と、を有し、 前記第1のマルチメディア端末(MSA)と前記第2のマルチメディア端末装置
    (MSB)との間で情報を転送するためのフォーマットされた信号を有する前記プ
    ロトコルにおいて、 第1のマルチメディア端末装置(MSA)によって受信された優先順位情報に従
    って、前記第1ビットレートと前記第2のビットレートとを制御する、前記第1
    のマルチメディア端末装置(MSA)の能力を示すメッセージを有し、前記優先順
    位情報(131)が、前記第3のビット・ストリーム内での、前記第1の媒体タイ
    プと第2の媒体タイプとの好適な組み合わせを示し、前記第1および第2のビッ
    トレートに影響を与えるように構成されていることを特徴とするプロトコル。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のプロトコルにおいて、前記第2のマル
    チメディア端末装置(MSB)から前記第1のマルチメディア端末装置(MSA)へ
    前記優先順位情報(131)を配信するメッセージ(9.1)をさらに有することを
    特徴とするプロトコル。
  18. 【請求項18】 第1のビットレートを有し、第1の媒体タイプの第1のビ
    ット・ストリーム(107)を生成するために第1の信号(106)を符号化するス
    テップと、 第2のビットレートを有し、第2の媒体タイプの第2のビット・ストリーム(
    112)を生成するために第2の信号(114)を符号化するステップと、 少なくとも前記第1のビット・ストリーム(107)と前記第2のビット・スト
    リーム(112)とを組み合わせて第3のビット・ストリーム(123)に変えるス
    テップと、を有する方法において、 優先順位情報(131)であって、第3のビット・ストリーム内での第1および
    第2の媒体タイプの好適な組み合わせを示す前記優先順位情報(131)を受信す
    るステップと、 前記受信された優先順位情報に従って前記第1のビットレートと前記第2のビ
    ットレートとを調整するステップとを有することを特徴とするマルチメディア伝
    送の多重化制御方法。
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