JP2002209195A - 通信サービスユニットおよびマルチメディア通信方式 - Google Patents

通信サービスユニットおよびマルチメディア通信方式

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JP2002209195A
JP2002209195A JP2001003622A JP2001003622A JP2002209195A JP 2002209195 A JP2002209195 A JP 2002209195A JP 2001003622 A JP2001003622 A JP 2001003622A JP 2001003622 A JP2001003622 A JP 2001003622A JP 2002209195 A JP2002209195 A JP 2002209195A
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Takeshi Mio
武史 三尾
Susumu Oka
進 岡
Yukinari Matsuda
幸成 松田
Morio Yoshimoto
守男 吉本
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04N21/63Control signaling related to video distribution between client, server and network components; Network processes for video distribution between server and clients or between remote clients, e.g. transmitting basic layer and enhancement layers over different transmission paths, setting up a peer-to-peer communication via Internet between remote STB's; Communication protocols; Addressing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側端末へのメディア情報の切り替え時
に、当該受信側端末や、その他の受信側端末でのメディ
ア復号処理を円滑に行う。 【解決手段】 通信サービスユニット2の通信制御部2
8は、受信側端末3に対する映像符号化信号送信開始時
や、映像送信元端末を変更する場合、受信側端末3の通
信制御部(図示せず。)との間で、映像の論理チャネル
の設定(送信元端末を変更する場合は切断して再設定)
に関し、制御用論理チャネル等の通信チャネルを介して
メッセージ交換処理を行う。この時、映像の論理チャネ
ル設定または再設定メッセージに予め記憶しておいた新
たな送信元端末の映像符号化パラメータを加える。受信
側端末3では、制御用論理チャネルを介して受信した映
像論理チャネル設定メッセージに含まれる映像符号化パ
ラメータを元に映像符号化信号の復号処理を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の送信側端末
からの受信情報から単数あるいは複数のメディア情報を
分離し、メディア毎に受信側端末に情報送信すべき送信
元端末の送信側端末を選択し、必要に応じて加工して、
再び複数のメディアを多重し、前記単数あるいは複数の
受信側端末に送信し、単数あるいは複数の受信側端末に
て複数のメディア情報を復号・処理表示する通信サービ
スユニットおよびマルチメディア通信方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】MPEG4等の映像符号化方式を用いた
従来の通信端末では、映像信号の復号処理に必要な映像
符号化パラメータが、映像符号化信号を転送する論理チ
ャネルの設定時、もしくは映像符号化情報の送信開始時
にしか相手端末である受信側のマルチメディア通信端末
に対して伝えないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、複数の送信
元端末からの各メディア情報を選択し、必要に応じて加
工し、再び複数のメディア情報を多重し、単数あるいは
複数の受信側端末に対し送信する通信サービスユニット
において、受信側端末へ送信している送信側端末を切り
替えようとすると、切替えようとする新たな送信元端末
が切替え前の送信元端末と異なるメディア符号化パラメ
ータを用いてメディア符号化していた場合、受信側端末
では、新たなメディア符号化パラメータを認識できず、
復号処理に支障をきたす、という問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記のような問題点を
解決するためになされたものであり、受信側端末へのメ
ディア情報の切り替え時に、当該受信側端末や、その他
の受信側端末でのメディア復号処理を円滑に行うことの
できる通信サービスユニットおよびマルチメディア通信
方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、複数の送信側端末からの受信情報から
単数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア情
報毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、そ
の後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記受
信側端末に送信する通信サービスユニットであって、任
意のもしくは一部のメディア情報の送信元端末を切り替
える際に、予め記憶しておいた新たな送信元端末のメデ
ィア符号化パラメータを受信側端末に逐一送信すること
を特徴とする。
【0006】また、メディア情報の送信元端末を切り替
える際に、受信側端末との間の当該メディア情報転送用
論理チャネルを再設定し、この再設定動作にともなって
制御用論理チャネルを用いて予め記憶しておいた新たな
送信元端末のメディア符号化符号化パラメータを受信側
端末に送信することを特徴とする。
【0007】また、受信側端末との間のメディア情報転
送用論理チャネルを片方向論理チャネルのみとすること
を特徴とする。
【0008】また、メディア情報の送信元端末を切り替
える際に、予め記憶しておいた新たな送信元端末のメデ
ィア符号化パラメータを当該メディア情報に多重し、当
該メディア情報転送用論理チャネルを用いて受信側端末
に送信することを特徴とする。
【0009】また、複数の送信側端末からの受信情報か
ら単数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア
情報毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、
その後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記
受信側端末に送信する通信サービスユニットであって、
通信開始時に、全てもしくは一部のメディア情報につい
て、所定のグループ内の全ての送信側端末がそのグルー
プ内の全ての受信側端末で復号可能な共通のメディア符
号化パラメータを用いてメディア符号化を行うように送
信側端末を制御することを特徴とする。尚、全ての送信
側端末がそのグループ内の全ての受信側端末で復号可能
な共通のメディア符号化パラメータを用いてメディア符
号化を行うというのは、例えば、MPEG4等のよう
に、ある符号化方式にて複数の符号化パラメータを設定
し得る符号化方式で一つの符号化パラメータを選択して
メディア符号化を行うことをいう。
【0010】また、通信開始時に、所定のグループ内の
全ての送信側端末およ受信側端末との間で能力交換を行
い、送信側端末のメディア符号化パラメータを制御する
ことを特徴とする。
【0011】また、通信開始時に、制御用論理チャネル
を用いて、所定のグループ内の全ての送信側端末およ受
信側端末との間で能力交換を行い、送信側端末のメディ
ア符号化パラメータを制御することを特徴とする。
【0012】また、通信開始時に、マルチメディア通信
用の通信チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通
信チャネルを用いて、所定のグループ内の全ての送信側
端末およ受信側端末との間で能力交換を行い、送信側端
末のメディア符号化パラメータを制御することを特徴と
する。
【0013】また、複数の送信側端末からの受信情報か
ら単数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア
情報毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、
その後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記
受信側端末に送信する通信サービスユニットであって、
通信開始時に、全てもしくは一部のメディア情報につい
て、所定のグループ内の全ての送信側端末および受信側
端末でメディア符号化パラメータが一意に決定するメデ
ィア符号化方式を用いてメディア符号化を行うように送
信側端末を制御することを特徴とする。尚、全ての送信
側端末および受信側端末でメディア符号化パラメータが
一意に決定するメディア符号化方式を用いてメディア符
号化を行うというのは、例えば、H.263等のよう
に、符号化方式が決まると符号化パラメータも決定する
符号化方式を使用してメディア符号化を行うことをい
う。
【0014】また、通信開始時に、所定のグループ内の
全ての送信側端末およ受信側端末との間で能力交換を行
い、送信側端末のメディア符号化方式を制御することを
特徴とする。
【0015】また、通信開始時に、制御用論理チャネル
を用いて、所定のグループ内の全ての送信側端末およ受
信側端末との間で能力交換を行い、送信側端末のメディ
ア符号化方式を制御することを特徴とする。
【0016】また、通信開始時に、マルチメディア通信
用の通信チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通
信チャネルを用いて、所定のグループ内の全ての送信側
端末およ受信側端末との間で能力交換を行い、送信側端
末のメディア符号化方式を制御することを特徴とする。
【0017】また、送信側端末は、受信側端末でもあ
り、メディア情報の送受を行うことを特徴とする。
【0018】また、前記一部のメディア情報に音声情報
が含まれることを特徴とする。
【0019】また、前記一部のメディア情報に映像情報
が含まれることを特徴とする。
【0020】また、前記一部のメディア情報にユーザデ
ータ情報が含まれることを特徴とする。
【0021】また、複数の送信側端末からの受信情報か
ら単数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア
情報毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、
その後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記
受信側端末に送信する際のマルチメディア通信方式であ
って、任意のもしくは一部のメディア情報の送信元端末
を切り替える際に、予め記憶しておいた新たな送信元端
末のメディア符号化パラメータを受信側端末に逐一送信
することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1の通信サービスユニットを含むマルチメディア通信
システムの構成図である。本図において、1a〜1nは
送信側のマルチメディア通信端末(以下、送信側端末と
略す。)、2は通信サービスユニット、3は受信側のマ
ルチメディア通信端末(以下、受信側端末と略す。)で
ある。つまり、この図1は、複数の送信側端末1a〜1
nからのマルチメディア情報を通信サービスユニット2
で選択し、必要に応じて加工して、再び複数メディアを
多重し、受信側端末3に伝送するマルチメディア通信シ
ステムを示している。
【0023】図2は、実施の形態1における通信サービ
スユニット2の内部構成を示したブロック図である。本
図において、21a〜21nは送信端末側回線I/F
部、22a〜22nは送信端末側メディア多重分離部、
23は映像処理部、24は音声処理部、25はデータ処
理部、26は受信端末側メディア多重分離部、27は受
信端末側回線I/F部、28は通信制御部、29は映像
符号化パラメータ記憶部である。なお、ここで示した機
能部の他に、本ユニットの制御等を行う装置制御部など
も必要であるが、本発明には直接関係が無いため省略す
る。また、送信端末側メディア多重分離部22a〜22
nと映像処理部23、音声処理部24、データ処理部2
5の間、映像処理部23、音声処理部24、データ処理
部25と受信端末側メディア多重分離部26の間には、
図示されているものと逆方向の信号の流れも存在する
が、本発明に直接関係が無いため省略する。
【0024】次に、以上のように構成された実施の形態
1における複数の送信側端末1a〜1nからのマルチメ
ディア情報を通信サービスユニット2で選択し、必要に
応じて加工して、再び複数メディアを多重し、受信側端
末3に送信するマルチメディア通信システムの動作につ
いて説明する。なお、各機能部間の信号の流れは基本的
に双方向であるが、以下の説明において、本発明と直接
関係の無い方向の信号の流れについては省略する。
【0025】図1において、送信側端末1a〜1nは、
映像信号の符号化方式として例えばMPEG4を採用し
た通信端末であり、端末間の通信制御を行う通信制御情
報、MPEG4による符号化した映像符号化信号、任意
の音声符号化方式にて圧縮した音声符号化信号、それら
に任意のユーザデータを、例えばITU−T勧告H.2
23などの多重化方式にてメディア多重化処理を実施し
た後に通信サービスユニット2に出力する。なお、IT
U−T勧告H.223では、同一物理チャネル内に情報
転送用に各々の情報に対応する個別の論理チャネルを設
定することにより多重を行う。
【0026】通信サービスユニット2では、送信側端末
1a〜1nからのデータを送信端末側回線I/F部21
a〜21nにて回線種別に応じた受信処理を実施した
後、各々送信端末側メディア多重分離部22a〜22n
に出力する。
【0027】送信端末側メディア多重分離部22a〜2
2nでは、送信端末側回線I/F部21a〜21nから
の入力信号に対してメディア分離処理を実施し、分離さ
れた映像、音声、データの各メディア情報(あるいはメ
ディア符号化信号)を各々メディア毎の処理を行う映像
処理部23、音声処理部24、データ処理部25に出力
し、通信制御情報を通信制御部28に出力する。
【0028】映像処理部23は、各メディア処理部22
a〜22nからの映像符号化信号を図示しない装置制御
部の指示等により、受信側端末3に送出すべき映像符号
化信号を選択して、受信端末側メディア多重分離部26
に出力する。
【0029】音声処理部24は、各メディア処理部22
a〜22nからの音声符号化信号を、図示しない装置制
御部の指示等により、選択あるいは復号後にミキシング
処理及び再符号化処理などを行い、受信端末側メディア
多重分離部26に出力する。
【0030】データ処理部25は、各メディア処理部2
2a〜22nからのデータ信号を、図示しない装置制御
部の指示等により、選択あるいは加工処理を行い受信端
末側メディア多重分離部26に出力する。
【0031】一方、通信サービスユニット2の通信制御
部28では、送信端末側メディア多重分離部22a〜2
2nにてメディア情報から分離されて入力した通信制御
情報を解析し、全送信側端末1a〜1nからの映像の論
理チャネル開設メーセージより映像符号化パラメータを
抽出して、映像符号化パラメータ記憶部29に出力す
る。
【0032】映像符号化パラメータ記憶部29では、通
信制御部28より入力された全ての送信側端末1a〜1
nからの映像符号化信号に対応する映像符号化パラメー
タを記憶する一方、図示しない装置制御部からの指示等
に従い、新たに接続される送信側端末の映像符号化信号
を選択して、その選択された映像符号化信号に対応する
映像符号化パラメータを、通信制御部28に通知する。
【0033】通信制御部28では、映像符号化パラメー
タ記憶部29からの映像符号化パラメータを常時または
映像符号化信号送信開始時や映像符号化信号送信元の変
更時に受信端末側メディア多重分離部26へ出力する。
【0034】受信端末側メディア多重分離部26では、
各処理部23〜25から入力した映像や音声、データの
各メディア情報、及び通信制御部28から入力する通信
制御情報を再び多重化し、受信端末側回線I/F部27
に出力し、受信端末側回線I/F部27では、回線種別
に応じた送信処理を実施して、受信側端末3に対し送信
する。
【0035】これにより、受信側端末に対する映像符号
化信号送信開始時や、映像符号化信号の送信元を変更す
る場合、通信サービスユニット2から受信側端末3に対
し、新たに接続される送信側端末の映像符号化信号の映
像符号化パラメータが通信制御情報として、通信制御用
の論理チャネルを介し常時または一定時間毎等の逐一送
信されることになる。
【0036】受信側端末3では、送信側端末1a〜1n
と同様に映像信号の符号化方式としてMPEG4を採用
し、メディア多重分離方式としてITU−T勧告H.2
23を採用する通信端末であり、通信サービスユニット
2を介し送信側端末1a〜1nから送信されてくる各種
信号についてメディア分離処理を実施し、次いで通信制
御情報に従って各メディアに応じた復号処理等を実施
し、出力表示する。
【0037】次に、映像の符号化信号を例に挙げ、通信
サービスユニット2が受信側端末3に対して映像符号化
信号の送信を開始する場合や、映像送信元端末を変更す
る場合の動作について説明する。
【0038】つまり、通信サービスユニット2の通信制
御部28では、受信側端末3に対する映像符号化信号送
信開始時や、映像送信元端末を変更する場合、図示しな
い装置制御部の指示等により、受信側端末3の通信制御
部(図示せず)との間で、映像の論理チャネルの設定
(送信元端末を変更する場合は切断して再設定)に関
し、制御用論理チャネル等を介してメッセージ交換処理
を行う。この時、通信制御部28は、予め記憶しておい
た新たな接続先または切替先となる送信元端末の映像符
号化パラメータを、映像の論理チャネル設定または再設
定メッセージに加えて、制御用論理チャネル等を介した
メッセージ交換処理を行う。
【0039】すると、受信側端末3との間での映像論理
チャネル設定メッセージ交換の結果、映像論理チャネル
設定が決定した場合、通信サービスユニット2の通信制
御部28は、受信端末側メディア多重分離部26に対し
て映像論理チャネル設定を指示する通信制御情報を出力
する。
【0040】受信端末側メディア多重分離部26では、
通信制御部28からの映像論理チャネル設定を指示する
通信制御情報に基づき、映像論理チャネルの設定または
再設定処理を行い、映像処理部23からの新たな映像送
信元端末からの映像符号化信号を他のメディア情報と多
重化して受信端末側回線I/F部27を経由して受信側
端末3に出力する。
【0041】すると、受信側端末3では、制御用論理チ
ャネルを介して受信した映像論理チャネル設定メッセー
ジに含まれる映像符号化パラメータを元に映像符号化信
号の復号処理を行うことができる。
【0042】なお、実施の形態1においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものと説明しているが、図3に示す様に各通
信端末1a〜1nが双方向通信可能、すなわち同時に送
信側および受信側であるようなシステムでも、構成装置
が送信端末側機能と受信端末側機能を併せ持つことによ
って対応可能である。
【0043】以上のように、実施の形態1では、全ての
送信側端末の出力する映像符号化パラメータを通信サー
ビスユニット内で記憶し、受信側端末に対する映像符号
化信号送信開始時や、映像符号化信号の送信元を変更す
る場合、制御用論理チャネルを介して映像の論理チャネ
ル設定や再設定を行い、この設定に伴ない映像の論理チ
ャネル設定メッセージに新たな送信元端末の映像符号化
パラメータを加えるようにしたので、受信側端末に対し
新たな送信元端末に伝送される映像符号化情報に関する
映像符号化パラメータを通知することができる。その結
果、映像符号化信号送信開始時や、映像符号化信号送信
元切り替え時に、受信側端末での映像信号の復号処理を
円滑に行うことが可能となる。
【0044】尚、上記実施の形態1の説明では、受信側
端末に対する映像符号化信号送信開始時や、映像符号化
信号の送信元を変更する場合に説明したが、本発明で
は、これに限らず、音声符号化信号送信開始時や、音声
符号化信号の送信元を変更する場合、さらにはデータ符
号化信号送信開始時や、データ符号化信号の送信元を変
更する場合、さらには、これらの各種メディア情報の任
意の組み合せの送信開始時や、送信元変更する場合に
も、同様に適用される。このことは、これから以下で説
明する実施の形態2以降でも同様である。
【0045】実施の形態2.実施の形態2は、実施の形
態1において全ての通信端末1a〜1nが双方向通信可
能、すなわち同時に送受を兼ねる場合の一形態である。
【0046】図3は、実施の形態2の通信サービスユニ
ット2を含むマルチメディア通信システムの構成図であ
る。つまり、この図3は、各通信端末1a〜1nは通信
サービスユニット2を介して双方向通信を行って映像や
音声、データ等の各種メディア情報の送受を行うシステ
ムを示している。
【0047】図4は、実施の形態2における通信サービ
スユニット2の内部構成を示したブロック図である。図
4において、21a’〜21n’は回線I/F部、22
a’〜22n’はメディア多重分離部、23は映像処理
部、24は音声処理部、25はデータ処理部、28は通
信制御部である。
【0048】次に動作について説明する。尚、実施の形
態2では、構成装置の各機能部において送信側機能と受
信側機能を併せ持つことを除いて実施の形態1と同一の
動作を行うため、実施の形態2に特徴的な動作を行う通
信サービスユニット2の通信制御部28の動作について
のみ説明を行う。
【0049】つまり、本実施の形態2の場合も、実施の
形態1の場合と同様に、通信サービスユニット2は、映
像符号化信号の受信側となる通信端末に対して映像符号
化信号の送信を開始する場合や、ある通信端末が映像符
号化信号の送信元を変更する場合、図示しない装置制御
部の指示等により、受信側の通信端末1a〜1n内の通
信制御部(図示せず。)との間で、制御用論理チャネル
を介したメッセージ交換処理を行い、映像論理チャネル
を設定(送信元切り替え時は切断して再設定)し、論理
チャネル設定メッセージに新たな送信元端末の映像符号
化パラメータを加えるようにする。
【0050】また、本実施の形態2の場合、通信サービ
スユニット2の通信制御部28では、その通信開始時
や、ある通信端末が映像符号化信号の送信元を変更する
場合に、各通信端末1a〜1nとの間で、図示しない装
置制御部の指示等により、制御用論理チャネルを介した
メッセージ交換による能力ネゴシエーションを実施す
る。
【0051】この時、通信制御部28は、全ての通信端
末1a〜1nに対して通信中に映像符号化信号を転送す
る論理チャネルを、双方向を対で管理する双方向論理チ
ャネルでは無く、後述するように双方向を独立に管理す
る片方向論理チャネルを双方向に設定するよう指示す
る。尚、この実施の形態2において片方向の論理チャネ
ルを設定するよう指示する全ての通信端末1a〜1nと
は、通信サービスユニット2が例えば複数の通信端末間
の多地点通信サービスを提供している場合には、各種多
地点通信サービス毎の全ての通信端末、すなわち各多地
点通信サービスが提供される同一グループを構成する全
ての通信端末という意であり、多地点通信サービスの場
合にはグループと関係のない通信端末までは含まないも
のとするものとする。
【0052】すると、通信サービスユニット2より片方
向の論理チャネルを設定するよう指示された通信端末1
a〜1nでは、通信サービスユニット2の指示に従っ
て、映像符号化信号伝送用の論理チャネルを後述するよ
う片方向のみの設定とし、通信サービスユニット2も通
信端末1a〜1nとの間の映像符号化信号伝送用の論理
チャネルを片方向のみの設定とすることにより、映像符
号化信号の転送用論理チャネルは、すべて片方向論理チ
ャネルとなる。従って、後は、片方向チャネルを前提と
する図1に示す実施の形態1の場合と同様となる。
【0053】次に、通信端末1aを一例として通信端末
1aが映像符号化信号の送信元を変更する場合の動作に
つき、図5を用いて説明する。尚、映像符号化信号の受
信側となる通信端末に対して映像符号化信号の送信を開
始する場合も同様である。
【0054】図5の(a)では、通信端末1aには、通
信サービスユニット2にて選択された通信端末1bの映
像符号化信号が入力され、復号表示されている。一方、
通信端末1b及び1nには、通信サービスユニット2に
て選択された通信端末1aの映像符号化信号が入力さ
れ、復号表示されている。尚、各通信端末1a〜1nは
通信サービスユニット2を介し送信および受信用の論理
チャネルを設定している。
【0055】ここで、通信サービスユニット2が通信端
末1aに対する映像符号化信号の送信元を、通信端末1
bから通信端末1nに変更する場合は、通信サービスユ
ニット2と通信端末1a間で制御用論理チャネルを介し
たメッセージ交換処理により、論理チャネルの切断、再
設定を行い、予め記憶しておいた新たな映像符号化信号
送信元端末の映像符号化パラメータを論理チャネル設定
メッセージに加えるようにする。
【0056】これにより、通信端末1aでは、映像符号
化信号の送信元端末が通信端末1bから通信端末1nに
変わった場合でも、新たな送信元端末1nからの映像符
号化信号の映像符号化パラメータを知ることにより、映
像信号の復号処理を円滑に行うことができる。
【0057】この時、通信端末1aからの送信映像符号
化信号について考慮すると、図5(b)に示すように、
仮に通信端末1aと通信サービスユニット2との間の映
像符号化信号転送用の論理チャネルが双方向の論理チャ
ネルで有る場合、論理チャネルを切断、再設定する場合
に、通信サービスユニット2から通信端末1aの方向の
みならず、逆方向の通信端末1aから通信サービスユニ
ット2の方向の論理チャネルも切断されることになり、
通信端末1aからの映像符号化信号を復号表示している
通信端末1b及び通信端末1n、その他の通信端末にお
いて、一旦映像信号の復号に破綻を生じてしまう。
【0058】このため、実施の形態2では、図5(c)
に示すように、各通信端末1a〜1nが片方向の論理チ
ャネルを双方向に設定して双方向通信可能な通信端末で
あり、例えばその双方向通信可能な通信端末1aにて映
像符号化信号送信開始時や、映像符号化信号の送信元を
変更する場合、通信サービスユニット2は、少なくとも
通信端末1aとの間の映像符号化信号受信用、すなわち
通信サービスユニット2から通信端末1aの方向の片方
向の論理チャネルのみを切断して再設定するので、逆方
向、すなわち通信端末1aから通信サービスユニット2
方向への片方向の論理チャネルにて伝送される映像符号
化信号を受信復号している通信端末1b及び通信端末1
nや、その他の通信端末において、映像信号の復号処理
を正常にし続けることが出来る。
【0059】以上のように、実施の形態2では、双方向
通信可能な通信端末にて映像符号化信号送信開始時や、
映像符号化信号の送信元を変更する場合、各通信端末と
通信サービスユニットとの間の論理チャネルを全て片方
向論理チャネルにするようにしたので、その通信端末か
ら通信サービスユニット方向への論理チャネルにて伝送
される映像符号化信号を受信復号している他の通信端末
1b及び通信端末1nにおいても、映像信号の復号処理
を正常にし続けることが出来る。
【0060】尚、実施の形態2の説明では、受信側端末
に対する映像符号化信号送信開始時や、映像符号化信号
の送信元を変更する場合に説明したが、本発明では、こ
れに限らず、上記実施の形態1のとこでも述べたよう
に、音声符号化信号送信開始時や、音声符号化信号の送
信元を変更する場合、さらにはデータ符号化信号送信開
始時や、データ符号化信号の送信元を変更する場合、さ
らには、これらの各種メディア情報の任意の組み合せの
送信開始時や、送信元変更する場合にも、同様に適用さ
れる。このことは、これから以下で説明する実施の形態
2以降でも同様である。
【0061】また、上記実施の形態2の説明では、IT
U−T勧告H.223等の送受を独立で管理し、設定、
切断を独立に行い得る「片方向論理チャネル」を送受に
張る方法を前提とし、受信側端末に対する映像符号化信
号送信開始時や、映像符号化信号の送信元を変更する場
合に、全ての通信端末1a〜1nの映像符号化信号を転
送する論理チャネルを片方向の論理チャネルを設定する
ように説明したが、本発明ではこれに限らず、少なくと
も送信元端末の切替えを行う通信端末(図3の場合に
は、通信端末1a)に対し、映像符号化信号受信用の論
理チャネルのみを切断して再設定するように指示し、映
像符号化信号送信用の論理チャネルのほうはそのまま接
続を切断しないように指示するようにしても良い。この
ようにすれば、他の通信端末1b〜1n間における多地
点通信サービス等の双方向通信を何ら妨害せずに、当該
他の通信端末1b〜1nは映像信号の復号処理を正常に
し続けることが出来る。
【0062】実施の形態3.実施の形態3の構成図は、
実施の形態1と同じく図1である。図6は、実施の形態
3における通信サービスユニット2の内部構成を示した
ブロック図である。本図において、各機能部は図2と同
じである。尚、この図6では、通信制御部28を図示し
ていないが、通信制御部28はあるものとすとする。ま
た、ここで示した機能部の他に、本ユニットの制御等を
行う装置制御部、通信制御部なども必要であるが、本発
明には直接関係が無いため省略する。また、送信端末側
メディア多重分離部22a〜22nと映像処理部23、
音声処理部24、データ処理部25の間、映像処理部2
3、音声処理部24、データ処理部25と受信端末側メ
ディア多重分離部26の間には、図示されているものと
逆方向の信号の流れも存在するが、本発明に直接関係が
無いため省略する。
【0063】次に動作を説明する。尚、実施の形態3で
は、映像符号化パラメータ記憶部29にて各送信側端末
1a〜1nからの映像符号化情報に対応する映像符号化
パラメータを記憶し、受信側端末3に対する映像符号化
信号送信開始時や、映像符号化信号送信元を変更する場
合、予め記憶しておいた新たな映像符号化信号に対応す
る映像符号化パラメータを受信側端末3に対し通知する
という点では実施の形態1と共通であり、通信サービス
ユニット2を構成する多くの機能部は実施の形態1と同
一の動作を行うため、実施の形態3に特徴的な動作を行
う通信サービスユニット2の映像処理部23、および映
像符号化パラメータ記憶部29についてのみ説明を行
う。
【0064】つまり、実施の形態3では、通信サービス
ユニット2の映像処理部23は、各送信端末側メディア
多重分離部22a〜22nから入力する映像符号化信号
の先頭部に設定されている映像符号化パラメータを抽出
して、映像符号化パラメータ記憶部29に出力してい
る。
【0065】映像符号化パラメータ記憶部29は、映像
処理部23より入力された各送信側端末1a〜1nから
の映像符号化情報に対応する映像符号化パラメータを記
憶する一方、受信側端末3に対する映像符号化信号送信
開始時や、映像符号化信号送信元の変更があると、図示
しない装置制御部からの指示に従い、変更先さとなる映
像符号化情報に対応する映像符号化パラメータを映像処
理部23に出力する。
【0066】すると、映像処理部23は、図示しない装
置制御部の指示等により、受信側端末3に送出すべき映
像符号化信号を選択して、映像符号化パラメータ記憶部
29より入力された映像符号化パラメータを映像符号化
信号に多重した後に受信端末側メディア多重分離部26
に出力する。
【0067】このため、受信側端末3では、受信した映
像符号化信号に多重されている映像符号化パラメータを
元に映像符号化信号の復号処理を行う。
【0068】なお、実施の形態3においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものとしているが、図3に示す実施の形態2
の様に各通信端末1a〜1nが同時に送信側であり、受
信側であるようなシステムでも、構成装置が送信端末側
機能と受信端末側機能を併せ持つことによって対応可能
である。
【0069】以上のように、実施の形態3では、全ての
送信側端末の出力する映像符号化パラメータを、通信サ
ービスユニット内で記憶し、受信側端末に対する通信開
始時や映像符号化信号の送信元を変更する場合に、新た
に選択され、受信側端末に対して出力される映像符号化
信号に対して新たな送信元端末の映像符号化パラメータ
を多重するようにしたので、受信側端末に対して新たに
伝送される映像符号化情報に関する映像符号化パラメー
タを通知することができ、通信開始時及び映像符号化信
号送信元切り替え時にも受信側端末での映像信号の復号
処理を円滑に行うことができる。
【0070】なお、実施の形態3では、映像処理部23
が映像符号化パラメータ記憶部29に対し映像符号化パ
ラメータを直接記憶するように説明したが、本発明で
は、これに限らず、図1に示す実施の形態1と同様に、
通信制御部28が各メディア多重分離部22a〜22n
から映像符号化パラメータを抽出して映像符号化パラメ
ータ記憶部29に書き込むようにしても勿論良い。
【0071】実施の形態4.実施の形態4のシステム構
成図は、実施の形態1と同じく図1である。図7は、実
施の形態4における通信サービスユニット2の内部構成
を示したブロック図である。本図において、各機能部は
図2と同じであるが、図2の場合とは異なり、映像符号
化パラメータ記憶部29を不要としている。これは、本
実施の形態4では、後述するように通信開始時に各通信
端末で映像符号化パラメータを1つに決めてしまうから
である。なお、ここで示した機能部の他に、本ユニット
の制御等を行う装置制御部なども必要であるが、本発明
には直接関係が無いため省略する。また、送信端末側メ
ディア多重分離部22a〜22nと映像処理部23、音
声処理部24、データ処理部25の間、映像処理部2
3、音声処理部24、データ処理部25と受信端末側メ
ディア多重分離部26の間には、図示されているものと
逆方向の信号の流れも存在するが、本発明に直接関係が
無いため省略する。
【0072】次に動作について説明する。尚、実施の形
態4において、通信サービスユニット2を構成する多く
の機能部は実施の形態1と同一の動作を行うため、実施
の形態に特徴的な動作を行う通信サービスユニット2の
通信制御部28の動作についてのみ説明を行う。
【0073】つまり、実施の形態4の場合、通信サービ
スユニット2の通信制御部28は、通信開始時に、送信
側端末1a〜1n、受信側端末3との間で、図示しない
装置制御部の指示等により、制御用論理チャネルを介し
たメッセージ交換による能力ネゴシエーションを実施す
る。
【0074】この時、通信制御部28は、映像符号化能
力に関し、受信側端末3が復号可能、且つ、全ての送信
側端末が符号化可能な映像符号化パラメータを少なくと
も一種選択し、全ての送信側端末に対してその選択した
共通の本映像符号化パラメータを使用するよう指示す
る。尚、実施の形態2でも説明したが、全ての通信端末
とは、通信サービスユニット2が例えば複数の通信端末
間の多地点通信サービスを提供している場合には、各種
多地点通信サービス毎の全ての通信端末、すなわち各多
地点通信サービスが提供される同一グループを構成する
全ての通信端末という意であり、多地点通信サービスの
場合にはグループと関係のない通信端末までは含まない
ものとする。
【0075】すると、送信側端末は、通信サービスユニ
ット2より指示された映像符号化パラメータを採用する
ことにより、通信サービスユニット2に入力される全て
の送信側端末からの送信映像符号化信号は共通の映像符
号化パラメータを持つことになる。
【0076】送信側端末1a〜1nから送信されたスト
リームは、通信サービスユニット2に入力され、各送信
側端末1a〜1nに対応した送信端末側回線I/F部2
1a〜21n、送信端末側メディア多重分離部22a〜
22nにて前述の処理を行われた後、各メディア情報毎
に映像処理部23、音声処理部24、データ処理部25
に出力される。
【0077】映像処理部23は、各メディア処理部22
a〜22nからの映像符号化信号を図示しない装置制御
部の指示等により、受信側端末3に送出すべき映像符号
化信号を選択して受信端末側メディア多重分離部26に
出力する。
【0078】その後、各メディア情報は、受信端末側メ
ディア多重分離部26、受信端末側回線I/F部27に
て各々の処理が行われた後に、受信側端末3に出力され
る。
【0079】受信側端末3では、通信開始時に通信サー
ビスユニット2より、制御用論理チャネルを介したメッ
セージ交換による能力ネゴシエーションの結果指示され
た映像符号化パラメータにて映像符号化信号の復号処理
を行う。他のメディア情報に関する処理は、本発明と直
接関係が無いため、省略する。
【0080】なお、実施の形態4においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものとしているが、図3に示す様に各通信端
末1a〜1nが同時に送信側であり、受信側であるよう
なシステムでも、装置構成が送信端末側機能と受信端末
側機能を併せ持つことによって対応可能である。
【0081】以上のように、実施の形態4では、通信開
始時に通信サービスユニットと送信側端末、受信側端末
の間で制御用論理チャネルを介したメッセージ交換によ
る能力ネゴシエーションを実施し、受信側端末が復号可
能で、且つ、送信側端末が符号化可能な映像符号化パラ
メータを通信サービスユニットが決定して各通信端末に
指示するようにしたので、全ての通信端末の映像符号化
パラメータが一致し、映像符号化信号送信開始時及び映
像符号化信号送信元切り替え時にも受信側端末での映像
信号の復号処理を円滑に行うことができる。
【0082】尚、上記実施の形態4の説明では、映像の
メディア情報に関しその通信開始時に通信サービスユニ
ットと送信側端末、受信側端末の間で制御用論理チャネ
ルを介したメッセージ交換による能力ネゴシエーション
を実施するように説明したが、本発明では、これに限ら
ず、音声やデータさらには、これらの各種メディア情報
の任意の組み合せの送信開始時にも、同様に適用するよ
うにしても勿論良い。
【0083】実施の形態5.図8は、実施の形態5の通
信サービスユニットを含むマルチメディア通信システム
の構成図である。図1に示す実施の形態1等と同様に、
複数の送信側端末1a〜1nからのマルチメディア情報
を通信サービスユニット2で選択し、必要に応じて加工
して、再び複数メディアを多重し、受信側端末3に伝送
するマルチメディア通信システムを示している。
【0084】図1とは、送信側端末1a〜1nと通信サ
ービスユニット2間と、通信サービスユニット2と受信
側メディア端末3間に、図上破線で示すように、マルチ
メディア通信用の通信チャネルとは異なる独立な呼とし
て扱われる通信チャネルが通信制御用に追加されている
点が異なる。なお、送信端末側メディア多重分離部22
a〜22nと映像処理部23、音声処理部24、データ
処理部25の間、映像処理部23、音声処理部24、デ
ータ処理部25と受信端末側メディア多重分離部26の
間には、図示されているものと逆方向の信号の流れも存
在するが、本発明に直接関係が無いため省略する。
【0085】図9は、実施の形態5における通信サービ
スユニット2の内部構成を示したブロック図である。本
図において、各機能部は図2と同じである。なお、ここ
で示した機能部の他に、本ユニットの制御等を行う装置
制御部なども必要であるが、本発明には直接関係が無い
ため省略する。また、送信端末側メディア多重分離部2
2a〜22nと映像処理部23、音声処理部24、デー
タ処理部25の間、映像処理部23、音声処理部24、
データ処理部25と受信端末側メディア多重分離部26
の間には、図示されているものと逆方向の信号の流れも
存在するが、本発明に直接関係が無いため省略する。
【0086】次に動作について説明する。尚、実施の形
態5は、通信開始時に通信サービスユニット2と、送信
側端末1a〜1n、受信側端末3との間で、メッセージ
交換による能力ネゴシエーションを実施して、映像符号
化パラメータを一致させるという点で実施の形態4と共
通であり、通信サービスユニット2を構成する多くの機
能部において実施の形態4と同一の動作を行うため、実
施の形態に特徴的な動作を行う通信制御部28の動作に
ついてのみ説明を行う。
【0087】つまり、実施の形態5では、通信サービス
ユニット2の通信制御部28は、通信開始時に、送信側
端末1a〜1n、受信側端末3との間で、図示しない装
置制御部の指示等により、マルチメディア通信用の通信
チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通信チャネ
ル(図8において破線で示している通信制御用物理チャ
ネル)を通信制御用チャネルとして使用してメッセージ
交換による能力ネゴシエーションを実施して、全ての送
信側端末1a〜1n、受信側端末3で共通に使用しうる
映像符号化パラメータを決定し、各端末に対して共通の
映像符号化パラメータの指示する。尚、実施の形態2,
4でも説明したが、全ての通信端末とは、通信サービス
ユニット2が例えば複数の通信端末間の多地点通信サー
ビスを提供している場合には、各種多地点通信サービス
毎の全ての通信端末、すなわち各多地点通信サービスが
提供される同一グループを構成する全ての通信端末とい
う意であり、多地点通信サービスの場合にはグループと
関係のない通信端末までは含まないものとする。
【0088】このため、本実施の形態5では、マルチメ
ディア通信用物理チャネルとは独立な呼として扱われる
通信チャネル(図8において破線で示している通信制御
用物理チャネル)を通信制御用チャネルとして使用して
メッセージ交換による能力ネゴシエーションを実施され
るので、独立な呼として扱われる通信チャネルの分だけ
通信料金は必要になるが、マルチメディア通信用物理チ
ャネルとは独立な呼の通信チャネルなので、マルチメデ
ィア通信用物理チャネルとの間で相互に帯域制限や影響
を受けなくなる。
【0089】この結果、実施の形態4と同様に、送信側
端末1a〜1nと受信側端末3が通信サービスユニット
2より指示された映像符号化パラメータを採用すること
になり、通信サービスユニット2に入力される全ての送
信側端末1a〜1nからの映像符号化信号は共通の映像
符号化パラメータを持つことになる。
【0090】なお、実施の形態5においては、通信サー
ビスユニット2がマルチメディア通信用の通信チャネル
とは異なる独立な呼として扱われる通信チャネルを通信
制御用チャネルとして使用して送信側端末1a〜1n、
受信側端末3が共通で使用する映像符号化パラメータを
決定し、同じ通信制御用チャネルにて各端末に指示して
いるが、ユーザによるマニュアル設定により、受信側端
末が復号可能で、且つ、送信側端末が符号化可能で映像
符号化パラメータが一意に決定する映像符号化方式(例
えば、ITU−T勧告H.263準拠方式)を通信サー
ビスユニットを介し、あるいは介さずに各端末に直接指
示する形式でも構わない。
【0091】また、実施の形態5においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものとしているが、図3に示す様に各通信端
末1a〜1nが双方向通信可能、すなわち同時に送信側
であり、受信側であるようなシステムでも、構成装置が
送信端末側機能と受信端末側機能を併せ持つことによっ
て対応可能である。この場合、図3には示されていない
が、各通信端末1a〜1nは、通信サービスユニット2
との間にマルチメディア信号の伝送に使用する物理チャ
ネル(図3上実線で示している)とは別の独立な呼によ
り設定した通信制御用のチャネルを使用して、メッセー
ジ交換による能力ネゴシエーションを実施することにな
る。
【0092】以上のように、実施の形態5では、通信開
始時に通信サービスユニットと送信側端末、受信側端末
の間でマルチメディア通信用の通信チャネルとは異なる
独立な呼として扱われる通信チャネルを制御用通信チャ
ネルとして使用して能力ネゴシエーションを実施し、あ
るいはユーザによるマニュアル設定によって、受信側端
末が復号可能で、且つ、送信側端末が符号化可能な映像
符号化パラメータを通信サービスユニットが決定して各
端末に指示するようにしたので、全ての通信端末の映像
符号化パラメータが一致し、映像符号化信号送信開始時
及び映像符号化信号送信元切り替え時にも受信側端末で
の映像信号の復号処理を円滑に行うことができる。
【0093】実施の形態6.実施の形態6の構成図は、
実施の形態1と同じく図1である。また、通信サービス
ユニット2の内部構成を示すブロック図は、実施の形態
4と同じく図7である。送信端末側メディア多重分離部
22a〜22nと映像処理部23、音声処理部24、デ
ータ処理部25の間、映像処理部23、音声処理部2
4、データ処理部25と受信端末側メディア多重分離部
26の間には、図示されているものと逆方向の信号の流
れも存在するが、本発明に直接関係が無いため省略す
る。
【0094】実施の形態6では、送信側端末1a〜1n
及び受信側マルチメディア端末3は、MPEG4だけで
なく、ITU−T勧告H.263などの映像符号化パラ
メータが一意に決定する映像符号化方式も選択して使用
可能であるものとする。
【0095】次に動作を説明する。尚、実施の形態6に
おいて、通信サービスユニット2を構成する多くの機能
部において実施の形態1と同一の動作を行うため、実施
の形態に特徴的な動作を行う通信制御部28の動作につ
いてのみ説明を行うものとする。
【0096】実施の形態6の場合、通信サービスユニッ
ト2の通信制御部28は、通信開始時に、送信側端末1
a〜1n、受信側端末3との間で、図示しない装置制御
部の指示等により、制御用論理チャネルを介したメッセ
ージ交換による能力ネゴシエーションを実施する。
【0097】この時、通信制御部28は、映像符号化能
力に関し、受信側端末3が復号可能であり、且つ、全て
の送信側端末1a〜1nが符号化可能で映像符号化パラ
メータが一意に決定する映像符号化方式(ここでは、I
TU−T勧告H.263)を選択し、全ての端末で本映
像符号化方式を使用するよう、各送信側端末1a〜1n
に対して指示する。尚、実施の形態2,4,5でも説明
したが、全ての通信端末とは、通信サービスユニット2
が例えば複数の通信端末間の多地点通信サービスを提供
している場合には、各種多地点通信サービス毎の全ての
通信端末、すなわち各多地点通信サービスが提供される
同一グループを構成する全ての通信端末という意であ
り、多地点通信サービスの場合にはグループと関係のな
い通信端末までは含まないものとする。
【0098】すると、送信側端末1a〜1nは、通信サ
ービスユニット2より指示された映像符号化方式(IT
U−T勧告H.263)を採用することにより、通信サ
ービスユニット2に入力される全ての送信側端末1a〜
1nからの映像符号化信号は映像符号化パラメータが一
意に決定する映像符号化方式となる。
【0099】このため、送信側端末1a〜1nから送信
されたストリームは、通信サービスユニット2に入力さ
れ、各送信側端末1a〜1nに対応した送信端末側回線
I/F部21a〜21n、送信端末側メディア多重分離
部22a〜22nにて前述の処理を行われた後、各メデ
ィア情報毎に映像処理部23、音声処理部24、データ
処理部25に出力される。
【0100】映像処理部23は、各メディア処理部22
a〜22nからの映像符号化信号を図示しない装置制御
部の指示等により、受信側端末3に送出すべき映像符号
化信号を選択して受信端末側メディア多重分離部26に
出力する。
【0101】その後、各メディア情報は、受信端末側メ
ディア多重分離部26、受信端末側回線I/F部27に
て各々の処理が行われた後に、受信側端末3に出力され
る。
【0102】受信側端末3では、通信開始時に通信サー
ビスユニット2より、制御用論理チャネルを介したメッ
セージ交換による能力ネゴシエーションの結果指示され
た映像符号化方式(ITU−T勧告H.263)にて映
像符号化信号の復号処理を行う。他のメディア情報に関
する処理は、本発明と直接関係が無いため、省略する。
【0103】なお、実施の形態6においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものとしているが、図3に示す様に各通信端
末1a〜1nが双方向通信可能、すなわち同時に送信側
であり、受信側であるようなシステムでも、構成装置が
送信端末側機能と受信端末側機能を併せ持つことによっ
て対応可能である。
【0104】以上のように、実施の形態6では、通信開
始時に通信サービスユニットと送信側端末、受信側端末
の間で制御用論理チャネルを介したメッセージ交換によ
る能力ネゴシエーションを実施し、受信側端末が復号可
能で、且つ、送信側端末が符号化可能で映像符号化パラ
メータが一意に決定する映像符号化方式(例えば、IT
U−T勧告H.263等)を通信サービスユニットが決
定して各端末に指示することにより、全ての通信端末の
映像符号化方式が一致し、映像符号化信号送信開始時及
び映像符号化信号送信元切り替え時にも受信側端末での
映像信号の復号処理を円滑に行うことができる。
【0105】実施の形態7.実施の形態7の構成図は、
実施の形態5と同じく図8である。また、通信サービス
ユニット2の内部構成を示すブロック図は、実施の形態
5と同じく図9である。送信端末側メディア多重分離部
22a〜22nと映像処理部23、音声処理部24、デ
ータ処理部25の間、映像処理部23、音声処理部2
4、データ処理部25と受信端末側メディア多重分離部
26の間には、図示されているものと逆方向の信号の流
れも存在するが、本発明に直接関係が無いため省略す
る。
【0106】次に動作について説明する。尚、実施の形
態7は、通信開始時に通信サービスユニット2と送信側
端末1a〜1n、受信側端末3の間で映像符号化パラメ
ータが一意に決定する映像符号化方式(例えば、ITU
−T勧告H.263等)に一致させるという点で実施の
形態6と共通であり、通信サービスユニット2を構成す
る多くの機能部において実施の形態6と同一の動作を行
うため、実施の形態7に特徴的な動作を行う通信制御部
28の動作についてのみ説明を行う。
【0107】つまり、実施の形態7の場合、通信サービ
スユニット2の通信制御部28は、通信開始時に、送信
側端末1a〜1n、受信側端末3との間で、図示しない
装置制御部の指示等により、マルチメディア通信用の通
信チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通信チャ
ネルを通信制御用チャネルとして使用して送信側端末1
a〜1n、受信側端末3で共通に符号化、復号可能で且
つ映像符号化パラメータが一意に決定する映像符号化方
式(ここでは、ITU−T勧告H.263)を決定し、
各端末に対して共通の映像符号化方式の指示する。
【0108】この結果、実施の形態6と同様に送信側端
末1a〜1nと受信側端末3が通信サービスユニット2
より指示された共通の映像符号化パラメータが一意に決
定する映像符号化方式を採用するので、通信サービスユ
ニット2に入力される全ての送信側端末1a〜1nから
の送信ストリームにおいて、映像符号化パラメータが一
意に決定する映像符号化方式となる。
【0109】なお、実施の形態7においては、説明を簡
易化するために送信側端末1a〜1nと受信側端末3の
動作を別なものとしているが、図3に示す様に各通信端
末1a〜1nが同時に送信側であり、受信側であるよう
なシステムでも、構成装置が送信端末側機能と受信端末
側機能を併せ持つことによって対応可能である。この場
合、実施の形態5のところでも説明したが、各通信端末
1a〜1nは、通信サービスユニット2との間にマルチ
メディア信号の伝送に使用する物理チャネル(図3上実
線で示している)とは別の独立な呼により設定した通信
制御用のチャネルを使用して、メッセージ交換による能
力ネゴシエーションを実施することになる。
【0110】以上のように、実施の形態7では、通信開
始時に通信サービスユニットと送信側端末、受信側端末
の間でマルチメディア通信用チャネルとは異なる独立な
呼として扱われる通信チャネルを通信制御用チャネルと
して使用して能力ネゴシエーションを実施、あるいはユ
ーザによるマニュアル設定により受信側端末が復号可能
で、且つ、送信側端末が符号化可能で映像符号化パラメ
ータが一意に決定する映像符号化方式(例えば、ITU
−T勧告H.263準拠方式)を通信サービスユニット
を介し各端末に指示することにより、全ての通信端末の
映像符号化パラメータが一致し、映像符号化信号送信開
始時及び映像符号化信号送信元切り替え時にも受信側端
末での映像信号の復号処理を円滑に行うことができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各々の送信側端末のメディア符号化パラメータを通信サ
ービスユニットで記憶し、送信元メディア符号化信号を
切り替える際に受信側端末との間のメディア符号化信号
を転送する論理チャネルを再設定し、この再設定動作に
ともなって制御用論理チャネルを用いて予め記憶してお
いた新たな送信元端末の通信端末のメディア符号化パラ
メータを受信側端末に送信するようにしたので、送信側
メディア符号化信号の切り替え時にも受信側端末でのメ
ディア復号処理を円滑に行うことができる。
【0112】また、通信端末が送受の双方を兼ねている
場合に、双方向論理チャネルにてメディア符号化信号を
転送することにより発生する双方向論理チャネル再設定
時のメディア符号化信号断を避け、通信サービスユニッ
トによる自由な論理チャネル再設定を可能とするため
に、通信サービスユニットが通信開始時に制御用論理チ
ャネルを用いて、通信端末に片方向論理チャネル動作を
指示するようにしのたで、メディア符号化信号の切り替
え時にも、ある送信側端末からのメディア情報を受信し
ている他の受信側端末でのメディア復号処理を円滑に行
うことができる。
【0113】また、各々の送信側端末のメディア符号化
パラメータを通信サービスユニットで記憶し、送信元メ
ディア符号化信号を切り替える際に、予め記憶しておい
た新たな送信元端末の通信端末のメディア符号化パラメ
ータをメディア情報に多重し、当該メディア情報転送用
の論理チャネルを用いて受信側端末に送信するようにし
たので、送信側メディア符号化信号の切り替え時にも受
信側端末でのメディア復号処理を円滑に行うことができ
る。
【0114】また、通信サービスユニットが通信開始時
に、制御用論理チャネルを用いて、送信側端末のメディ
ア符号化パラメータが全端末で共通となるように制御す
るようにしたので、送信側メディア符号化信号の切り替
え時にも受信側端末でのメディア復号処理を円滑に行う
ことができる。
【0115】また、通信サービスユニットが通信開始時
に、マルチメディア通信用の通信チャネルとは異なる独
立な呼として扱われる通信チャネルを用いて、送信側端
末のメディア符号化パラメータが全端末で共通となるよ
うに制御するようにしたので、送信側メディア符号化信
号の切り替え時にも受信側端末でのメディア復号処理を
円滑に行うことができる。
【0116】また、通信サービスユニットが通信開始時
に、制御用論理チャネルを用いて、送信側端末の全ても
しくは一部のメディア情報について、メディア符号化パ
ラメータが一意に決定するメディア符号化方式になるよ
うに制御するようにしたので、送信側メディア符号化信
号の切り替え時にも受信側端末でのメディア復号処理を
円滑に行うことができる。
【0117】また、通信サービスユニットが通信開始時
に、マルチメディア通信用の通信チャネルとは異なる独
立な呼として扱われる通信チャネルを用いて、送信側端
末の全てもしくは一部のメディア情報について、メディ
ア符号化パラメータが一意に決定するメディア符号化方
式になるように制御するようにしたので、送信側メディ
ア符号化信号の切り替え時にも受信側端末でのメディア
復号処理を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1,3,4,6の通信サービスユ
ニットを含むマルチメディア通信システムの構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1の通信サービスユニット2の内
部構成を示したブロック図である。
【図3】 実施の形態2の通信サービスユニット2を含
むマルチメディア通信システムの構成図である。
【図4】 実施の形態2の通信サービスユニット2の内
部構成を示したブロック図である。
【図5】 実施の形態2の動作を説明する図である。
【図6】 実施の形態3における通信サービスユニット
2の内部構成を示したブロック図である。
【図7】 実施の形態4,6における通信サービスユニ
ット2の内部構成を示したブロック図である。
【図8】 実施の形態5,7の通信サービスユニット2
を含むマルチメディア通信システムの構成図である。
【図9】 実施の形態5,7における通信サービスユニ
ット2の内部構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1n 送信側マルチメディア通信端末、2 通信
サービスユニット、3は受信側マルチメディア通信端
末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 幸成 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉本 守男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK00 MA00 RB01 RB20 RC11 SS06 UA02 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA11 CA23 DA07 DA13 5C064 BA01 BB10 BC16 BD08 BD09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信側端末からの受信情報から単
    数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア情報
    毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、その
    後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記受信
    側端末に送信する通信サービスユニットであって、 任意のもしくは一部のメディア情報の送信元端末を切り
    替える際に、予め記憶しておいた新たな送信元端末のメ
    ディア符号化パラメータを受信側端末に逐一送信するこ
    とを特徴とする通信サービスユニット。
  2. 【請求項2】 メディア情報の送信元端末を切り替える
    際に、受信側端末との間の当該メディア情報転送用論理
    チャネルを再設定し、この再設定動作にともなって制御
    用論理チャネルを用いて予め記憶しておいた新たな送信
    元端末のメディア符号化パラメータを受信側端末に送信
    することを特徴とする請求項1記載の通信サービスユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 受信側端末との間のメディア情報転送用
    論理チャネルを片方向論理チャネルのみとすることを特
    徴とする請求項2記載の通信サービスユニット。
  4. 【請求項4】 メディア情報の送信元端末を切り替える
    際に、予め記憶しておいた新たな送信元端末のメディア
    符号化パラメータを当該メディア情報に多重し、当該メ
    ディア情報転送用論理チャネルを用いて受信側端末に送
    信することを特徴とする請求項1記載の通信サービスユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 複数の送信側端末からの受信情報から単
    数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア情報
    毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、その
    後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記受信
    側端末に送信する通信サービスユニットであって、 通信開始時に、全てもしくは一部のメディア情報につい
    て、所定のグループ内の全ての送信側端末がそのグルー
    プ内の全ての受信側端末で復号可能な共通のメディア符
    号化パラメータを用いてメディア符号化を行うように送
    信側端末を制御することを特徴とする通信サービスユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 通信開始時に、所定のグループ内の全て
    の送信側端末およ受信側端末との間で能力交換を行い、
    送信側端末のメディア符号化パラメータを制御すること
    を特徴とする請求項5記載の通信サービスユニット。
  7. 【請求項7】 通信開始時に、制御用論理チャネルを用
    いて、所定のグループ内の全ての送信側端末およ受信側
    端末との間で能力交換を行い、送信側端末のメディア符
    号化パラメータを制御することを特徴とする請求項5記
    載の通信サービスユニット。
  8. 【請求項8】 通信開始時に、マルチメディア通信用の
    通信チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通信チ
    ャネルを用いて、所定のグループ内の全ての送信側端末
    およ受信側端末との間で能力交換を行い、送信側端末の
    メディア符号化パラメータを制御することを特徴とする
    請求項5記載の通信サービスユニット。
  9. 【請求項9】 複数の送信側端末からの受信情報から単
    数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア情報
    毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、その
    後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記受信
    側端末に送信する通信サービスユニットであって、 通信開始時に、全てもしくは一部のメディア情報につい
    て、所定のグループ内の全ての送信側端末および受信側
    端末でメディア符号化パラメータが一意に決定するメデ
    ィア符号化方式を用いてメディア符号化を行うように送
    信側端末を制御することを特徴とする通信サービスユニ
    ット。
  10. 【請求項10】 通信開始時に、所定のグループ内の全
    ての送信側端末およ受信側端末との間で能力交換を行
    い、送信側端末のメディア符号化方式を制御することを
    特徴とする請求項9記載の通信サービスユニット。
  11. 【請求項11】 通信開始時に、制御用論理チャネルを
    用いて、所定のグループ内の全ての送信側端末およ受信
    側端末との間で能力交換を行い、送信側端末のメディア
    符号化方式を制御することを特徴とする請求項9記載の
    通信サービスユニット。
  12. 【請求項12】 通信開始時に、マルチメディア通信用
    の通信チャネルとは異なる独立な呼として扱われる通信
    チャネルを用いて、所定のグループ内の全ての送信側端
    末およ受信側端末との間で能力交換を行い、送信側端末
    のメディア符号化方式を制御することを特徴とする請求
    項9記載の通信サービスユニット。
  13. 【請求項13】 送信側端末は、受信側端末でもあり、
    メディア情報の送受を行うことを特徴とする請求項1〜
    請求項12のいずれかに記載の通信サービスユニット。
  14. 【請求項14】 前記一部のメディア情報に音声情報が
    含まれることを特徴とする請求項1〜請求項13のいず
    れかに記載の通信サービスユニット。
  15. 【請求項15】 前記一部のメディア情報に映像情報が
    含まれることを特徴とする請求項1〜請求項14のいず
    れかに記載の通信サービスユニット。
  16. 【請求項16】 前記一部のメディア情報にユーザデー
    タ情報が含まれることを特徴とする請求項1〜請求項1
    4のいずれかに記載の通信サービスユニット。
  17. 【請求項17】 複数の送信側端末からの受信情報から
    単数あるいは複数のメディア情報を分離し、メディア情
    報毎に受信側端末に送信すべき送信側端末を選択し、そ
    の後前記分離した複数のメディア情報を多重し、前記受
    信側端末に送信する際のマルチメディア通信方式であっ
    て、 任意のもしくは一部のメディア情報の送信元端末を切り
    替える際に、予め記憶しておいた新たな送信元端末のメ
    ディア符号化パラメータを受信側端末に逐一送信するこ
    とを特徴とするマルチメディア通信方式。
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