JPH06284417A - マルチメディア多重化信号蓄積再生方法 - Google Patents

マルチメディア多重化信号蓄積再生方法

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JPH06284417A
JPH06284417A JP5069514A JP6951493A JPH06284417A JP H06284417 A JPH06284417 A JP H06284417A JP 5069514 A JP5069514 A JP 5069514A JP 6951493 A JP6951493 A JP 6951493A JP H06284417 A JPH06284417 A JP H06284417A
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JP5069514A
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Shinji Ushida
真治 牛田
Osamu Nakamura
修 中村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】センタ・ツウ・エンド型の動画像蓄積交換シス
テムにおいて,端末の通信能力に応じた蓄積交換サービ
スを実現することを目的とする。 【構成】画像,音声,データからなるマルチメディア多
重化信号を蓄積する際,多重化の通信条件情報を付加し
て蓄積することにより,再生時に,その通信条件情報
と,再生要求を行なった端末の通信能力とを比較し,端
末の通信能力に応じてマルチメディア多重化信号のデー
タ形式を変更して送出する,または送信不可の表示を送
出するなどの処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,動画像,音声,データ
などのマルチメディア情報を符号化及び多重化し,それ
を蓄積し,その後,復号,再生するセンタ・ツウ・エン
ドの通信形態を用いた動画像蓄積交換システムにおける
マルチメディア多重化信号蓄積再生方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のセンタ・ツウ・エンド型の静止画
をベースとした画像蓄積サービスのシステム構成を図
8,動画テレビ電話のシステム構成を図9,CCITT
勧告Hシリーズに従う動画テレビ電話で用いられる動画
像伝送方法を図10に示す。
【0003】図8で,センタ803と端末801は通信
網802を介して接続されている。端末801もしくは
センタ内のホスト810からの接続要求により,通信網
802を介して通信路が確立される。通信路が確立され
ると,センタ803から端末801に対して,静止画像
の案内画面のデータが転送され,端末801のモニタ8
06に表示される。端末801側のユーザは案内画面に
沿って,メニュー選択を行う。画像の蓄積を選択する
と,カメラ805からの画像とハンドセット807から
の音声が各々画像符号化・復号化部808,音声符号化
・復号化部809で符号化されて,通信路を経由してセ
ンタ803へ送られ,ホスト810の制御により蓄積装
置804に格納される。再生を選択すると,センタ80
3の蓄積装置804に蓄積されている符号化画像,符号
化音声が読み出され,通信路を経由して端末801へ送
られ,画像符号化・復号化部808,音声符号化・復号
化部809で画像と音声が復号化され,モニタ806に
静止画像,ハンドセット807に音声が出力される。
【0004】ここで,画像・音声に関する端末の能力は
固定であるとしているため端末を問わず読み出すことが
できる。一方,動画テレビ電話の動作は以下のようにな
る。図9において,自側端末901のカメラ904aか
ら入力された画像は,画像符号化・復号化部908aで
フレーム間予測符号化方式により符号化され,分離・多
重化部909aに入力される。ハンドセット906aか
ら入力された音声信号は,音声符号化・復号化部910
aで符号化され,分離・多重化部909aに入力され
る。分離・多重化部909aでは,制御部907aの制
御により,前記の符号化画像と前記符号化音声と制御部
907aから指示されるデータを一緒にして多重化を行
い,通信網903を経由して相手側端末902に多重化
データ(以下,マルチメディア多重化信号と呼ぶ)を送
信する。自側端末901から送られてきたマルチメディ
ア多重化信号は分離・多重化部909bで受信され,デ
ータと符号化画像と符号化音声に分離される。データは
制御部907bに,符号化画像は画像符号化・復号化部
908bに,符号化音声は音声符号化・復号化部910
bに各々転送される。画像符号化・復号化部908bで
フレーム間予測符号化された符号化画像が復号され,モ
ニタ905bに再生出力され,符号化音声は音声符号化
・復号化部910bで復号化され,ハンドセット906
bに出力される。データは制御部907bで処理され
る。
【0005】次に,図10において,動画像の伝送方法
について説明する。自側端末901の制御部907aは
呼接続要求を送出し,相手側端末902の制御部907
bは,呼接続要求通知に対して応答し,制御部907a
と制御部907bの間で回線の接続が確立する。この
後,各々の端末の通信能力(オーディオ能力,転送レー
ト,ビデオ能力等)の交換を行い,通信するモードが決
定される。この後に,自側端末901からは,相手側端
末902に対してフレーム間予測の基準画面となる更新
画面の送信要求を出す。この情報を受信すると,相手側
端末902の制御部907bは画像符号化・復号化部9
08bに対し,更新画面送出指示を出し,相手側端末9
02の画像符号化・復号化部908bは更新画面データ
を自側端末901向けに送出する。このような手順によ
り,回線接続後,一番早いタイミングで良好な画像を自
側端末901で見ることができる。
【0006】図8に示したシステムに対して,図9,図
10で示したCCITT勧告Hシリーズに従う動画テレ
ビ電話を用いて動画像蓄積交換サービスを実現しようと
した場合,センタとの間に通信路が確立した後のセンタ
−動画テレビ電話間の通信能力交換手順の結果,動画テ
レビ電話の通信能力(オーディオ能力,ビデオ能力,転
送レートなど)に応じた通信モードが決定される。この
ため,センタには通信能力の異なる動画テレビ電話から
のマルチメディア多重化信号が蓄積されることになる。
通信能力の異なるマルチメディア多重化信号の再生要求
が行われた場合には,そのマルチメディア多重化信号は
再生要求を行った動画テレビ電話に対して,送信されな
いか,送信されたとしても,動画テレビ電話側で画像ま
たは音声の復号エラーが発生することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】CCITT勧告Hシリ
ーズに従う動画テレビ電話を用いて,動画像蓄積交換サ
ービスを実現しようとした場合,センタとの間に通信路
が確立し,センタ側から前述したマルチメディア多重化
信号を送信しようとしたときに,マルチメディア多重化
信号の多重化の条件によっては,画像・音声が再生され
ないケースが発生する。
【0008】本発明は,上記の点に鑑みなされたもの
で,センタ接続後に通信能力を決定した後,端末の通信
能力が前述したマルチメディア多重化信号の多重化の条
件と異なっていても,端末が前述したマルチメディア多
重化信号の多重化の条件の通信能力を包含している場合
には,画像・音声を再生できる動画像蓄積交換システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,入力された画
像を符号化または復号化する第1の符号化・復号化手段
と,入力された音声を符号化または復号化する第2の符
号化・復号化手段と,符号化した画像を符号化音声やデ
ータと多重化して送信する第1の送信手段と,多重化さ
れたマルチメディア多重化信号を受信して符号化画像と
符号化音声とデータとに分離する第1の受信手段と,そ
れらを制御する第1の制御手段とを備えた端末と,前記
第1の送信手段から伝送されてきたマルチメディア多重
化信号を受信してマルチメディア多重化信号の一部を分
離,再多重する第2の受信手段と,前記第2の受信手段
で分離,再多重されたマルチメディア多重化信号を蓄積
する蓄積手段と,蓄積したマルチメディア多重化信号を
読み出す読み出し手段と,読み出したマルチメディア多
重化信号を送信する第2の送信手段と,それらを制御す
る第2の制御手段とを備えたセンタとが通信網を介して
接続されたセンタ・ツウ・エンド型の動画像蓄積交換シ
ステムにおいて,マルチメディア多重化信号蓄積再生方
法において,マルチメディア多重化信号を蓄積するとき
に,前記第1の送信手段で多重化された画像,音声,デ
ータの多重化の条件を前記第2の受信手段で通信条件情
報としてマルチメディア多重化信号に付加して蓄積を行
い,マルチメディア多重化信号を再生するときに,前記
通信条件情報をもとに,前記第2の送信手段でマルチメ
ディア多重化信号の多重化された条件を判別し,その条
件に合わせて前記第1の受信手段でマルチメディア多重
化信号を分離し,画像,音声,データを復号する。
【0010】
【作用】本発明は,動画テレビ電話とセンタとの間での
通信路開設に続く,センタ−動画テレビ電話間の通信能
力交換手順で得られた動画テレビ電話の通信能力と再生
要求されたマルチメディア多重化信号に蓄積時に付与さ
れた通信条件情報を比較して,同一であれば,該マルチ
メディア多重化信号をそのままセンタから動画テレビ電
話に送信して動画テレビ電話側で再生を行わせる。
【0011】前者の通信能力が後者の通信能力を包含し
ていれば,センタ側から該マルチメディア多重化信号の
通信条件に合う通信モードに切り替えることを動画テレ
ビ電話側に対して通知した後,該マルチメディア多重化
信号をセンタから動画テレビ電話に送信して動画テレビ
電話側で再生を行わせる。
【0012】前者の通信能力が後者の通信能力を包含し
ていなければ,センタ側で動画テレビ電話側の通信能力
に合うように,該マルチメディア多重化信号のデータ形
式を変換した後に送信を行い,動画テレビ電話で再生を
行わせるか,もしくは該動画テレビ電話の通信能力に合
ったセンタで内蔵するマルチメディア多重化信号による
システムメッセージを送信することにより,動画テレビ
電話側に送信不可である旨の表示を行わせる。
【0013】これにより,動画テレビ電話の通信能力に
応じたマルチメディア多重化信号の再生処理が可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下,本発明の実施例を詳細に説明する。本
発明によるマルチメディア多重化信号蓄積再生方法を用
いる動画像蓄積交換システムの構成を図1,CCITT
勧告H.221のフレーム構成を図2,マルチメディア
多重化信号蓄積フォーマット及び通信条件情報を図3,
センタと端末の間の画像伝送方法を図4から図7に示
す。
【0015】図1において,101は動画テレビ電話,
102はセンタ,103は通信網である。動画テレビ電
話101は,カメラ104,モニタ105,ハンドセッ
ト106,制御部107,画像符号化・復号化部10
8,音声符号化・復号化部110,分離・多重化部10
9から構成され,センタ102は,制御部111,分離
・多重化部112,蓄積装置113から構成される。
【0016】図2において,201は分離・多重化部1
09,112で組み立てられるCCITT勧告H.22
1に準拠したフレーム構成,202はフレーム同期信号
(以下FASという),203はビットレート割当信号
(以下BASという)であり,端末の通信能力や通信条
件のネゴシエーションに使われる。204は符号化画
像,符号化音声,一般のデータが多重化されたデータ,
205はISDNの基本インタフェースを2つで使用す
る場合のフレーム構成を表す。
【0017】本実施例におけるマルチメディア多重化信
号の蓄積フォーマットは,図3に示すように,ヘッダ部
300,パケット構成条件301,通信条件情報30
2,マルチメディア多重化データ部303で構成され
る。ここで通信条件情報302は,CCITT勧告H.
221に準拠したBAS203で設定する画像・音声・
データの符号化方式,転送レート,網条件等で構成さ
れ,端末の通信能力に応じて設定される。
【0018】図1,図2及び図3に従って,動画テレビ
電話を用いた動画像蓄積交換システムの動作概要を説明
する。動画テレビ電話101からセンタ102へ通信網
103を経由して接続を行い,通信路が確立した後,動
画テレビ電話101内の制御部107とセンタ102内
の制御部111で図2に示すBAS203を用いて,端
末との通信能力交換手順を行う。それにより,制御部1
07の指示でセンタ102との画像通信が行われる。即
ち,動画テレビ電話101側のカメラ104からの動画
像は,画像符号化・復号化部108でフレーム間予測符
号化される。符号化画像は,ハンドセット106から入
力されて音声符号化・復号化部110で符号化された符
号化音声と,制御部107からのデータと一緒に,分離
・多重化部109で多重化され,マルチメディア多重化
信号として,通信網103を経てセンタ102内の分離
・多重化部112に伝送される。
【0019】センタ102側では,分離・多重化部11
2でマルチメディア多重化信号を受信すると,動画テレ
ビ電話101の利用者からの蓄積要求を受けた制御部1
11の指示により,図2に示すフレーム構成201(も
しくは205)はそのままにして,分離・多重化部11
2で通信条件情報302を付加して図3に示すフォーマ
ットで蓄積装置113に格納する。動画テレビ電話10
1の利用者からの蓄積指示がなければ,マルチメディア
多重化信号は分離・多重化部112で廃棄される。
【0020】蓄積されたマルチメディア多重化信号は,
動画テレビ電話101の利用者からの要求を受信した制
御部111の指示により,蓄積装置113から分離・多
重化部112に転送される。分離・多重化部112で
は,通信路開設時に通信能力交換手順で得た動画テレビ
電話101の通信能力情報と,再生要求されたマルチメ
ディア多重化信号の通信条件情報302との整合性をチ
ェック後,必要とあれば,センタ−動画テレビ電話間の
現在の通信モードの変更手順を行い,前記マルチメディ
ア多重化信号を,通信網103を通じて動画テレビ電話
101に伝送する。
【0021】動画テレビ電話101では,センタから送
られてきたマルチメディア多重化信号を分離・多重化部
109で符号化画像,符号化音声,データに分離する。
分離された符号化画像は画像符号化・復号化部108,
符号化音声は音声符号化・復号化部110,データは制
御部107に転送される。符号化画像については,画像
符号化・復号化部108で制御部107からの指示に従
い,動画の復号,再生が行われ,モニタ105に表示さ
れる。符号化音声については,音声符号化・復号化部1
10で復号,再生が行われ,ハンドセット106から出
力される。このようにして,動画テレビ電話101から
のメッセージをセンタ102に蓄積したり,蓄積されて
いるメッセージを検索し,読み出すことができる。
【0022】次に,本発明の基本部分についての動作を
詳しく説明する。図4から図7にセンタと端末の間の動
画を用いた画像伝送方法を示す。図4に示すように,動
画テレビ電話101の制御部107から送出する呼接続
要求に,センタ102の制御部111が応答し,通信網
103を介して動画テレビ電話101とセンタ102と
の間の回線の接続が確立する。その後,動画テレビ電話
101側の制御部107とセンタ102側の制御部11
1の間で,前述のBAS203を用いて,双方の通信能
力交換を行う。
【0023】通信能力を相互に通知した後,通信モード
が決定すると,センタ102側では,制御部111の指
示により,蓄積装置113から初期メニューデータが呼
び出される。制御部111は初期メニューデータを分離
・多重化部112,通信網103を経由して動画テレビ
電話101へ送信する。動画テレビ電話101では,通
信網103から受信したマルチメディア多重化信号につ
いて,分離・多重化部109,画像符号化・復号化部1
08を経由させ,モニタ105で画像を再生する。
【0024】一方,動画テレビ電話101とセンタ10
2の間では,制御部107と制御部111の間でネゴシ
エーションされた結果に従い,動画テレビ電話側から,
H.221フレームデータ形式としてマルチメディア多
重化信号が送信されてきており,センタ102側の分離
・多重化部112で廃棄している。
【0025】次に,図5に従って,マルチメディア多重
化信号を動画テレビ電話101からセンタ102に蓄積
する場合について述べる。動画テレビ電話101でのメ
ニュー選択を契機として,動画テレビ電話101側の制
御部107から分離・多重化部109に対し,画像蓄積
開始要求をBASにより伝送するよう指示を行う。セン
タ102では,分離・多重化部112で画像蓄積開始要
求をBASで受信し,その内容を制御部111に通知す
る。制御部111では,分離・多重化部112に対し,
蓄積開始指示を出す。分離・多重化部112はフレーム
間予測の基準画面となる更新画面の送信要求を動画テレ
ビ電話101の制御部107にBASを用いて通知す
る。
【0026】動画テレビ電話101側の制御部107で
は,センタ102側からの更新画面要求を受けて,画像
符号化・復号化部108に対して画面更新の指示を与え
る。画像符号化・復号化部108は更新画面をセンタ1
02に向けて送出する。センタ102内の分離・多重化
部112では,制御部111から蓄積開始指示を受けた
直後から,動画テレビ電話101側から送信されてきて
いるH.221フレームデータ形式のマルチメディア多
重化信号を一定サイズのパケットに分割する。該パケッ
トは,図3に示すマルチメディア多重化データ部303
に設定され,さらに動画テレビ電話101から送信され
ている通信モードを設定した通信条件情報302,ヘッ
ダ部300,パケット構成条件301とで構成する蓄積
フォーマットに組み立てて,蓄積装置113に順次,蓄
積を行い,動画テレビ電話101からの蓄積終了要求を
受信するまで続ける。このとき,蓄積装置113に蓄積
されるフォーマット及び通信条件情報の内容は,前述の
図3に示したとおりである。
【0027】次に,図6に従って再生方法について述べ
る。蓄積されたマルチメディア多重化信号をセンタ10
2から読み出す場合,マルチメディア多重化信号の蓄積
時と同様に,動画テレビ電話101でのメニュー選択を
契機として,再生要求がBASにより通信網103を介
してセンタ102の制御部111へ送信される。その
後,制御部111の指示により,蓄積装置113よりマ
ルチメディア多重化信号を読み出す。制御部111で
は,マルチメディア多重化信号に付加されている前記通
信条件情報302と回線接続後に通信能力交換手順で取
得した動画テレビ電話101の通信能力との比較を行
い,同等の通信能力ならば,制御部111,分離・多重
化部112,通信網103を介して動画テレビ電話10
1へマルチメディア多重化信号を送信する。
【0028】もし,動画テレビ電話101とセンタ10
2側との通信能力が不一致で,前記通信条件情報302
の通信能力を動画テレビ電話101の通信能力が包含し
ている場合には,マルチメディア多重化信号を送信する
前に動画テレビ電話側の制御部107とセンタ側の制御
部111の間で,センタ102から前記通信条件情報3
02に合う通信モードに切り替えることを通知するた
め,分離・多重化部112,通信網103を介して,動
画テレビ電話101側の分離・多重化部109を経て制
御部107にセンタ側通信能力調整通知を送る(図6に
示すセンタ側通信能力調整通知送信手順114)。その
後,動画テレビ電話101では,センタ102から送ら
れてくるH.221フレームデータ形式のマルチメディ
ア多重化信号を受信する。例えば,蓄積画像の映像符号
化方式がQCIFで,動画テレビ電話101の映像符号
化方式がCIFの機能を有し,QCIFの機能を包含し
ている場合などである。
【0029】また,動画テレビ電話101とセンタ10
2側との通信能力が不一致で,前記した通信条件情報3
02の通信能力を動画テレビ電話101が包含していな
い場合には,図7に示すように,動画テレビ電話101
の通信能力に合ったセンタ102で内蔵するマルチメデ
ィア多重化信号によるシステムメッセージを送信するこ
とにより,動画テレビ電話101に送信不可である旨の
表示を行わせる(図7に示すシステムメッセージ送信手
順115)。もしくは,そのままのマルチメディア多重
化信号の送信は行わず,センタ102で動画テレビ電話
101の通信能力に合うように,マルチメディア多重化
信号のデータ形式を変換した後に送信を行い,動画テレ
ビ電話101で再生を行わせるようにする。
【0030】このようにして,蓄積されたマルチメディ
ア多重化信号の通信条件及び通信路開設時に通信能力交
換手順で取得した動画テレビ電話101の通信能力をも
とに通信モードの制御を行うことにより,動画テレビ電
話101の通信能力に応じた蓄積交換サービスが可能と
なる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
画像,音声,データからなるマルチメディア多重化信号
を蓄積する際,多重化の条件を付加して蓄積するため,
再生時に呼び出されたマルチメディア多重化信号につい
て,再生要求を行った端末の通信能力に合わせた処理を
行うことができ,端末の通信能力に応じた汎用性のある
蓄積交換サービスを実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する動画像蓄積交換システムの構
成を示す図である。
【図2】本発明での蓄積画像フレームの構成例を示す図
である。
【図3】マルチメディア多重化信号蓄積フォーマット及
び通信条件情報を示す図である。
【図4】本発明の実施例によるセンタと端末の間の画像
伝送方法を示す図である。
【図5】本発明の実施例によるセンタと端末の間の画像
伝送方法を示す図である。
【図6】本発明の実施例によるセンタと端末の間の画像
伝送方法を示す図である。
【図7】本発明の実施例によるセンタと端末の間の画像
伝送方法を示す図である。
【図8】従来の静止画をベースとした画像蓄積サービス
のシステム構成を示す図である。
【図9】従来の動画テレビ電話のシステム構成を示す図
である。
【図10】動画テレビ電話で用いられる動画像伝送方法
の説明図である。
【符号の説明】
101 動画テレビ電話 102 センタ 103 通信網 104 カメラ 105 モニタ 106 ハンドセット 107 制御部 108 画像符号化・復号化部 109 分離・多重化部 110 音声符号化・復号化部 111 制御部 112 分離・多重化部 113 蓄積装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像を符号化または復号化す
    る第1の符号化・復号化手段と,入力された音声を符号
    化または復号化する第2の符号化・復号化手段と,符号
    化した画像を符号化音声やデータと多重化して送信する
    第1の送信手段と,多重化されたマルチメディア多重化
    信号を受信して符号化画像と符号化音声とデータとに分
    離する第1の受信手段と,前記第1の符号化・復号化手
    段,前記第2の符号化・復号化手段,前記第1の送信手
    段及び前記第1の受信手段を制御する第1の制御手段と
    を備えた端末と, 前記第1の送信手段から伝送されてきたマルチメディア
    多重化信号を受信してマルチメディア多重化信号の一部
    を分離,再多重する第2の受信手段と,前記第2の受信
    手段で分離,再多重されたマルチメディア多重化信号を
    蓄積する蓄積手段と,蓄積したマルチメディア多重化信
    号を読み出す読み出し手段と,読み出したマルチメディ
    ア多重化信号を送信する第2の送信手段と,前記第2の
    受信手段及び前記第2の送信手段を制御する第2の制御
    手段とを備えたセンタとが通信網を介して接続されたセ
    ンタ・ツウ・エンド型の動画像蓄積交換システムにおけ
    るマルチメディア多重化信号蓄積再生方法において, マルチメディア多重化信号を蓄積するときに,前記第1
    の送信手段で多重化された画像,音声,データの多重化
    の条件を,前記第2の受信手段で通信条件情報としてマ
    ルチメディア多重化信号に付加して蓄積を行い, マルチメディア多重化信号を再生するときに,前記通信
    条件情報をもとに,前記第2の送信手段でマルチメディ
    ア多重化信号の多重化された条件を判別し,その条件に
    合わせて前記第1の受信手段でマルチメディア多重化信
    号を分離し,画像,音声,データを復号するようにした
    ことを特徴とするマルチメディア多重化信号蓄積再生方
    法。
JP5069514A 1993-03-29 1993-03-29 マルチメディア多重化信号蓄積再生方法 Pending JPH06284417A (ja)

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JP5069514A JPH06284417A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 マルチメディア多重化信号蓄積再生方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257743A (ja) * 1996-05-15 2008-10-23 Intertrust Technologies Corp 閉鎖、接続された機器における記憶媒体電子権利管理用の暗号法の方法、機器およびシステム

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JP2008257743A (ja) * 1996-05-15 2008-10-23 Intertrust Technologies Corp 閉鎖、接続された機器における記憶媒体電子権利管理用の暗号法の方法、機器およびシステム

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