JP2002533457A - パロキセチン酢酸塩またはパロキセチンアナログの製造法 - Google Patents

パロキセチン酢酸塩またはパロキセチンアナログの製造法

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JP2002533457A JP2000591032A JP2000591032A JP2002533457A JP 2002533457 A JP2002533457 A JP 2002533457A JP 2000591032 A JP2000591032 A JP 2000591032A JP 2000591032 A JP2000591032 A JP 2000591032A JP 2002533457 A JP2002533457 A JP 2002533457A
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デイビッド・アラン・ジョーンズ
ジョン・マン
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スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(1)[式中、Rは置換フェニル基、好ましくは3,4−メチレンジオキシフェニルである]で示される化合物の酢酸塩の新規製造法に関し、該方法は式(1)で示される化合物の溶液を酢酸および共溶媒で処理することを含む。4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3’,4’−メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジンの(−)trans体(パロキセチン)は抗鬱および抗パーキンソン特性を有する重要な化合物である。この化合物は塩酸塩として、特に鬱、強迫性疾病(OCD)およびパニックの治療に用いられる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、医薬上活性な化合物およびその中間体の新規製造法に関する。
【0002】 (背景技術) 抗鬱および抗パーキンソン特性を有する医薬品は、米国特許出願第39127
43号および米国特許出願第4007196号に記載されている。開示されてい
るもののうち特に重要な化合物は、パロキセチン、すなわち4−(4’−フルオ
ロフェニル)−3−(3”,4”−メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリ
ジンの(−)トランス体である。この化合物は塩酸塩として療法において、中で
も、鬱、強迫性疾病(OCD)およびパニックを治療するために用いられる。 本出願人の以前の出願である欧州特許EP0223403の実施例2において
、パロキセチンは酢酸塩の中間体水性溶液を経てトルエン溶液から得られる。同
出願の実施例8において、固体パロキセチン酢酸塩は、遊離塩基のエーテル溶液
に過剰の酢酸およびジエチルエーテルを添加することにより単離される。
【0003】 ジエチルエーテルの使用は、特に製造環境において非常に引火性が高く、特に
乾燥工程中に爆発の可能性があるので、危険である。したがって、製造規模の操
作は、費用のかかる予防策と特別な装置を要し、運転費および資本経費を増大さ
せる。さらに、ジエチルエーテルはパロキセチン遊離塩基を製造するのに都合の
良い溶媒ではない。文献においては、遊離塩基を製造するためにトルエンが典型
的に用いられるが、塩基を単離するために蒸留工程が必要であり、その結果、非
常に粘稠なシロップの形態で製造される。この蒸留工程は不便で付加的なプロセ
スであり、さらに製造費が増加する。
【0004】 したがって、大規模製造に適したパロキセチンの酢酸塩またはそのアナログの
製造法が必要とされる。 最も広い意味において、本発明は式(1):
【化2】 (式中、Rは置換フェニル基、好ましくは3,4−メチレンジオキシフェニル
である)で示される化合物の酢酸塩の製造法を提供し;該方法は式(1)で示さ
れる化合物の溶液を酢酸および共溶媒で処理することを含む。
【0005】 1の具体例において、式(1)で示される化合物の溶液に共溶媒を添加する。 別の具体例において、共溶媒および酢酸を混合し、次いで、式(1)で示され
る化合物の溶液に添加する。 好ましくは、共溶媒は酢酸エチル、プロパン−2−オール、プロパン−1−オ
ール、アセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトンおよびエタノールから選択
される。酢酸エチルが特に適している。 典型的には、式(1)で示される化合物の溶液はトルエンまたはテトラヒドロ
フラン中のものである。
【0006】 酢酸塩の製造後、これをアルコール、ケトン、エステル、酢酸またはエーテル
から再結晶することができる。特に適した溶媒としては、酢酸エチル、エタノー
ル、プロパン−1−オール、プロパン−2−オール、アセトン、ブタノン、およ
びイソブチルメチルケトン単独または組合せが挙げられる。再結晶工程は、要す
れば、たとえばディーン・スターク装置を用いた水の除去を含む加熱、不純物を
除去するために用いられる活性炭、シリカまたは同様の物質での処理、ろ過、濃
縮、冷却および種晶添加を含む。
【0007】 別法として、または追加的に、蒸発化、凍結乾燥、または噴霧乾燥により酢酸
塩を固体として単離することができる。ガラス転移点より低い温度で満足できる
乾燥を達成するためには、有機溶媒から、または水と有機溶媒から噴霧乾燥する
のが好ましい。好ましい方法は、蒸発または固体担体上への直接噴霧乾燥、特に
錠剤またはカプセルを形成するための賦形剤として有用な担体上へ直接噴霧乾燥
することである。 本発明の方法は、米国特許出願第3912743号および米国特許出願第40
07196号に記載されている活性化合物を製造するために用いることができ、
好ましくは、パロキセチン半水和物を製造するために用いることができる。半水
和物を単離する別法として、溶媒和生成物、無定形生成物、または無水生成物を
すでに開示された方法に従って単離することができる。
【0008】 パロキセチン酢酸塩を塩酸塩に変換することができ、欧州特許出願番号EP−
A−0223403に記載されているように該塩の半水和物に変換するのが最も
好ましい。本発明は、化合物パロキセチン、特にパロキセチン塩酸塩を、特に本
発明のいずれかの態様により得られる半水和物としてその範囲内に含み、さらに
記載された方法から得られる任意の新規中間体をその範囲内に含む。 パロキセチンは、4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”−メチ
レンジオキシフェノキシメチル)ピペリジンの(−)−トランス体である。欧州
特許EP−0152273の方法に従って、フェノールとカップリングさせる前
に光学分割を行うことができる。別法として、分割を他の段階、たとえばピペリ
ジン窒素の脱保護の後などで行うことができる。参考例はN−脱保護化合物を分
割するための二通りの適当な方法を記載する。
【0009】 本発明を用いて得られるパロキセチンはEP−A−0223403またはWO
96/24595に記載されているような投与形において、経口または非経口用
固体処方あるいは溶液のいずれかとして治療用に処方できる。 パロキセチン、特に本発明を用いて得られるパロキセチン塩酸塩の治療用途は
、以下に「疾病」と記載する、アルコール中毒、不安、鬱、強迫性疾病、パニッ
ク疾病、慢性痛、肥満、老人性痴呆、偏頭痛、病的飢餓、食欲不振、対人恐怖症
、月経前症候群(PMS)、青年期鬱、抜毛症、気分変調、および物質乱用の治
療を包含する。
【0010】 したがって、本発明はさらに: 本発明の方法を用いて得られるパロキセチンまたはパロキセチン塩酸塩と医薬
上許容される担体とを含んでなる疾病の治療または予防用医薬組成物、 疾病の治療または予防用医薬を製造するための、本発明の方法を用いて得られ
るパロキセチンまたはパロキセチン塩酸塩の使用;および 有効量または予防量の本発明の方法を用いて得られるパロキセチンまたはパロ
キセチン塩酸塩を、1またはそれ以上の疾病にかかっている人に投与することを
含む疾病の治療法を提供する。
【0011】 本発明を以下の実施例により説明する。 実施例 調製例1 トルエン/プロパノール−2−オールからのパロキセチン酢酸塩の調製 無水硫酸マグネシウムで前以て乾燥させたトルエン中パロキセチン塩基の溶液
(0.42g/ml溶液5ml)をプロパン−2−オール(20ml)で希釈し
、結晶パロキセチン酢酸塩を種晶添加した。酢酸を添加し、溶液を約20℃で一
晩撹拌した。生じた固体を濾過により集めて、パロキセチン酢酸塩を白色結晶性
固体として得た。
【0012】 調製例2 パロキセチン酢酸塩の調製 トルエン(75.0リットル)中(−)−trans−N−フェノキシカルボ
ニル−4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3’,4’−メチレンジオキシ
−フェノキシメチル)ピペリジン(5.0kg)および水酸化カリウム薄片(4
.5kg)の混合物を還流温度、窒素雰囲気下で4時間加熱し、混合物を20〜
30℃に冷却した。水(50.0リットル)を添加し、混合物を30分間撹拌し
、30分間静置した。有機層を分離し、硫酸マグネシウム(6.0kg)で乾燥
させ、15分間撹拌し、ろ過した。酢酸エチル(15リットル)中の氷酢酸(0
.67kg)の溶液を濾液に添加し、溶液を約20℃で30分撹拌した。次いで
、溶液に結晶性パロキセチン酢酸塩(10g)を種晶添加し、さらに1.5時間
撹拌した。得られた白色結晶を遠心分離により単離し、酢酸エチル/トルエン(
体積比1:5,10リットル)で洗浄し、40℃にて16時間減圧乾燥した。 収量2.8kg。
【0013】 調製例3 プロパン−2−オールからのパロキセチンの再結晶 パロキセチン酢酸塩(0.5g)のプロパン−2−オール(5ml)中懸濁液
を激しく撹拌しながら還流するまで加熱して溶解させた。得られた溶液を0−5
℃まで2時間冷却すると、白色沈殿が生じた。固体をろ過により集め、プロパン
−2−オール(1ml)で洗浄し、五酸化リン上真空乾燥して、パロキセチン酢
酸塩を得た。 パロキセチン酢酸塩を、プロパン−1−オール、アセトン、ブタノン、および
イソブチルメチルケトンからも同様の方法で再結晶した。
【0014】 調製例4 パロキセチン酢酸塩(1g)を穏やかに加熱しながら水(3ml)中に溶解さ
せた。イソブチルメチルケトン(15ml)を添加し、溶液をディーン・スター
ク装置中できるだけ多くの水が除去されるまで還流温度で加熱した。溶液を0−
5℃に冷却し、白色結晶性沈殿が生じた。固体をろ過により集め、イソブチルメ
チルケトンで洗浄し、乾燥して、白色粒状固体のパロキセチン酢酸塩(0.84
g)を得た。
【0015】 参考例 (±)trans4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”−メチ
レンジオキシフェノキシメチル)ピペリジンの分割によるパロキセチン塩酸塩の
調製 i)(±)trans4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”−
メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジン(1.0g)をメタノール(1
0ml)中に溶解させ、L(−)−ジ−p−トルオイル酒石酸(1.25g)の
メタノール(10ml)中溶液に添加した。混合物に種結晶を添加し、室温で静
置し、以下の系を用いたキラルHPLCにより結晶性生成物を試験した。 カラム: Chiralpak AD(Diacel Chemical In
dustries) 寸法/粒子径: 250×4.6mm、10μm 溶離剤: ヘキサン/エタノール/トリフルオロ酢酸 88:12:0.06 溶離液流量: 1ml/分 検出: 295nmでのUV カラム温度: 25℃ 注入体積: 20マイクロリットル 条件: イソクラチック サンプル調製: ヘキサン/エタノール/メタノール(80:10:10)中0
.3mg/ml キラルHPLC分析により、実質的に純粋な(−)trans(L)−ジ−p
−トルオイル酒石酸塩が単離されたことが確認された。塩をさらにメタノールか
ら再結晶することにより精製した。
【0016】 ii)(±)trans4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”
−メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジン(0.50g)をアセトニト
リル(10ml)中に溶解させ、L−(−)−ジベンゾイル酒石酸(0.65g
)のアセトニトリル(10ml)中溶液に添加した。混合物に種結晶を添加し、
室温で撹拌した。結晶性生成物は、キラルHPLCにより(−)transジベ
ンゾイル酒石酸塩が有意に豊富化されていることが証明された。
【0017】 iii)パロキセチン遊離塩基を(−)trans4−(4’−フルオロフェ
ニル)−3−(3”,4”−メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジンジ
−p−トルオイルまたはジベンゾイル酒石酸塩からトルエンおよび希水酸化ナト
リウム水溶液の混合物中で撹拌することにより遊離させる。相を分離し、トルエ
ン相を水で洗浄する。濃塩酸水溶液を添加し、結晶性沈殿をろ過により集め、乾
燥する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 9/02 602 B01D 9/02 602A 602B 602Z 608 608A F26B 5/06 F26B 5/06 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デイビッド・アラン・ジョーンズ イギリス、ティエヌ11・9エイエヌ、ケン ト、トンブリッジ、ニア・リー、オール ド・パウダー・ミルズ、スミスクライン・ ビーチャム・ファーマシューティカルズ (72)発明者 ジョン・マン イギリス、ティエヌ11・9エイエヌ、ケン ト、トンブリッジ、ニア・リー、オール ド・パウダー・ミルズ、スミスクライン・ ビーチャム・ファーマシューティカルズ Fターム(参考) 3L113 AC21 AC23 BA01 4C063 AA01 BB08 CC81 DD10 EE01 4C086 AA01 AA04 BC21 BC70 GA02 GA07 MA01 MA04 NA14 ZA12 ZA15

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、Rは置換フェニル基である) で示される化合物の酢酸塩の製造方法であって、式(1)で示される遊離塩基の
    溶液を酢酸および共溶媒で処理することを含む方法。
  2. 【請求項2】 酢酸を添加した後で、共溶液が式(1)で示される化合物の
    溶液に添加される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 共溶媒および酢酸が混合され、次いで、式(1)の化合物の
    溶液に添加される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 共溶媒が酢酸エチル、プロパン−2−オール、プロパン−1
    −オール、アセトン、ブタノン、メチルイソブチルケトンおよびエタノールから
    選択される請求項1ないし3のいすれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 共溶媒が酢酸エチルである請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 式(1)で示される化合物がトルエンまたはテトラヒドロフ
    ラン溶液中にある請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 さらに、アルコール、ケトン、エステル、またはエーテルか
    ら、あるいは酢酸から;あるいはそれらの混合物から再結晶する工程を含む請求
    項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 酢酸エチル、エタノール、プロパン−1−オール、プロパン
    −2−オール、アセトン、ブタノン、またはイソブチルメチルケトン、あるいは
    それらの混合物から再結晶させることを含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、蒸発、凍結乾燥、または噴霧乾燥により固体を単離
    する工程を含む前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 有機溶媒;有機溶媒の混合物;水と1またはそれ以上の有
    機溶媒の混合物から固体を単離する請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 蒸発または直接固体担体上に噴霧乾燥することにより固体
    を単離する請求項9または10記載の方法。
  12. 【請求項12】 Rが3’,4’−メチレンジオキシフェニルである前記請
    求項のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1項の方法を組み入れた(
    −)trans−4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”−メチレ
    ンジオキシフェノキシメチル)ピペリジンの製造法。
  14. 【請求項14】 前記請求項1ないし13のいずれか1項の方法を含む方法
    により得られる(−)trans−4−(4’−フルオロフェニル)−3−(3
    ”,4”−メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジン。
  15. 【請求項15】 塩酸塩の形態の請求項14記載の(−)trans−4−
    (4’−フルオロフェニル)−3−(3”,4”−メチレンジオキシフェノキシ
    メチル)ピペリジン。
  16. 【請求項16】 請求項14または15記載の化合物と医薬上許容される担
    体とを含んでなる、疾病を治療または予防するための医薬組成物。
  17. 【請求項17】 疾病を治療または予防するための医薬の製造における請求
    項14または15記載の化合物の使用。
  18. 【請求項18】 有効量または予防量の請求項14または15記載の化合物
    を1またはそれ以上の疾病にかかっている人に投与することを含む疾病の治療法
JP2000591032A 1998-12-29 1999-12-22 パロキセチン酢酸塩またはパロキセチンアナログの製造法 Pending JP2002533457A (ja)

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