JP2002531661A - 改良された外観を有するエラストマー組成物 - Google Patents

改良された外観を有するエラストマー組成物

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JP2002531661A
JP2002531661A JP2000586811A JP2000586811A JP2002531661A JP 2002531661 A JP2002531661 A JP 2002531661A JP 2000586811 A JP2000586811 A JP 2000586811A JP 2000586811 A JP2000586811 A JP 2000586811A JP 2002531661 A JP2002531661 A JP 2002531661A
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ローブ,スティーブン
カーティン,マイケル
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Cabot Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon

Abstract

(57)【要約】 エラストマーおよびカーボンブラックからなる組成物が開示され、それらはN650のような工業用の標準カーボンブラックを用いて生成される物品よりも高い光沢および/または漆黒度を有する物品を生成するのに使用されうる、カーボンブラックはINo、約80〜400mg/g、DBP値約50〜約175cc/100g、着色力値約100〜約175%ITRB、NSA値約80〜約450m/g、および/またはCTAB値約80〜300m/gで特徴づけられる、さらに、この組成物から得られる物品、およびその物品を製造するための方法も記載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は改良された外観を有するエラストマー組成物に関する。
【0002】 さらに詳しくは、本発明はエラストマーおよびカーボンブラックを含むエラス
トマー組成物に関し、改良された目にみえる特性、たとえば漆黒度(jetne
ss)および光沢(gloss)を有するエラストマー組成物を供給するもので
ある。 発明の背景 カーボンブラックは高温燃焼ガスで炭化水素原料を熱分解し粒子状カーボンブ
ラックを含む燃焼生成物を得ることによりファーネス型反応器内で製造するのが
通常である。
【0003】 カーボンブラックは、表面積、表面の化学的性質、凝集径および粒径を含むが
これらに限定ない分析的性質にもとづいて特徴づけられるのが通常である。カー
ボンブラックの性質はたとえばCTAB,DBP、および着色力値(Tint)
を含む当業者に知られる試験により分析的に測定される。さらにカーボンブラッ
クはCDBP、ヨウ素表面積(I2 No.)および窒素表面積(N2 SA)、な
らびにその他の性質によっても特徴づけられうる。
【0004】 カーボンブラックは、顔料、充填剤、補強剤として、および種々の他の用途に
用いられうる。たとえば、カーボンブラックはゴムおよびプラスチックのコンパ
ウンドの配合および調製において充填剤および補強顔料として広く利用されてい
る。さらに詳しくは、カーボンブラックは、タイヤの調製における使用のために
意図された加硫ゴムの調製に有効である。
【0005】 カーボンブラックの性質はカーボンブラックを含むゴムもしくはプラスチック
コンパウンドの性質に影響することが一般的に理解されている。このようにカー
ボンブラックの性質は、カーボンブラックを含むタイヤコンパウンドの性質に影
響する。 乗用車、軽トラック、中型トラックおよび類似のタイヤの側面部(sidew
all)領域は、長い間広範な化粧の注意の対象である。タイヤおよび自動車産
業の両方における製造者、卸売業者、小売商人および消費者は、タイヤ側面部の
目にみえる外観に重きを置く、限定しない例により、タイヤは伝統的な白い側面
部、浮き出た黒い文字、浮き出た白い文字、二重の側面部ストライプ、白以外の
色の側面部、そして輪郭(白)を浮き出された文字は種々の時代および/または
場所ですべて「流行にかなってきた」(“in style”). 目下、単一の黒い側面部が流行にかなっている。しかし、タイヤ製造で現在使
用されるカーボンブラックおよびエラストマーにより、黒い側面部の外観は2つ
の点で衰える。
【0006】 ・使用されるカーボンブラックは非常に低表面積で半補強型であり、後述のよ
うに魅力的な外観を与えない。現在の産業の実施はたいていの場合約50m2
gより小さいCTABを有するカーボンブラックを用いることである。 ・タイヤ製造で用いられるエラストマーは従来の、不飽和エラストマーであり
、構成要素にさらされて生じる劣化からそれらを保護するためにオゾン劣化防止
剤および抗酸化剤に依存する。これらの劣化防止剤はその表面に「ブルーミング
」(“bloom”)して、オゾンと反応しエラストマーに保護を与える。あい
にく、そうすることにおいて、これらの劣化防止剤は褐色に変り、すでにどんよ
りした側面部のコンパウンドの外観を次第にさらに悪化する。
【0007】 タイヤの買い手はタイヤを度々洗浄し、種々の種類の「タイヤ化粧仕上げ」(
“tire dressings”)を適用することによりこれと立ち向ってい
る。実際、北米において消費者はタイヤの側面部および他の車構成要素の外観を
向上させるために1年に8000万ドル以上を費やす。 タイヤの外観を決定するのに加えて、側面部コンパウンドはある性能要件を満
たさなければならない。主な要件は屈曲疲れ(flex fatigue)であ
り、コンパウンドがタイヤ寿命にわたってき裂(cracking)、チェッキ
ング(checking)、スプリット(splitting)等を発生しては
ならないことを意味する。2つの他の一般に容認される要件はカット/チップ性
(cutting/chipping resistance)および摩耗抵抗
であり、その両方はへり石(curbs)による衝撃により生じる損傷に抵抗す
るのを助ける。これらの性能要件の厳しさはタイヤ/タイヤが受ける業務の種類
により広く変動する。
【0008】 現在、約41のグレードのカーボンブラックが製造され、エラストマー用途、
特にタイヤ構成成分のようなゴム用途に日常的に用いられている。これらのカー
ボンブラックの使用は機能的な考慮、すなわち得られる生成物がもつように望ま
れ、もしくは要求される機能的性質によってのみ制御されるのが通常である。 加えて、一連のカーボンブラックはインク、塗料およびプラスチックのような
非エラストマー用途における使用のために製造される。これらの用途の大部分に
おいて、これらの特別のカーボンブラックの重要な機能は、インクもしくは塗料
であることが多い最終生成物に美的に快適な外観を付与することである。漆黒度
(jetness)、色味(undertone)(青もしくは茶色)、および
光沢(gloss)のような用語は、このような生成物の特徴を説明するのに用
いられ得、そして特徴はこれらの生成物によりインクおよび塗料に付与されうる
【0009】 ある特別のカーボンブラック生成物がタイヤ側面部コンパウンドを含むエラス
トマーコンパウンドの外観を向上させ得るが、重要な機能的基準はなお満足する
ことが意外にもここに見出された。 発明の要約 本発明は、望ましい物理的性質とともに高い光沢および漆黒度を好適に示すカ
ーボンブラックエラストマー組成物に広く関する。組成物はエラストマーおよび
好適にはファーネスカーボンブラックである特定のカーボンブラックを含む。
【0010】 ゴム組成物のカーボンブラック成分は約80から、もしくは約100から、好
ましくは約125から、もっと好ましくは約140mg/gから、約400まで、
好ましくは約375まで、そして最も好ましくは約360mg/gまでであるI2
No.を有するファーネスカーボンブラックである。 カーボンブラックは少なくとも約50cc/100gのDBP値、少なくとも約
100%ITRBの着色力値、および少なくとも約80m2 /gのCTAB値を
有しうる。
【0011】 本発明の配合物のエラストマー成分は、いかなる適した天然もしくは合成ゴム
、またはそれらのゴムの混合物およびそれらの誘導体であってもよい。エラスト
マーは、1,3−ブタジエン、スチレン、イソプレン、イソブチレン、2,3−
ジメチル−1,3−ブタジエン、アクリロニトリル、エチレンおよびプロピレン
、SBR(溶液SBR、機能性溶液SBRおよび/またはエマルションSBRを
含む)、ならびに天然ゴムを含みうるか、これらに限定されない。特定の用途を
有することが見出されたゴムは、天然ゴム、ブタジエンゴムおよびそれらのブレ
ンドを含む、ハロブチル、スチレン化ハロブチル、EPDM等も興味深い。なぜ
ならこれらのエラストマーはそのうえに「褐変」(“browning”)オゾ
ン劣化防止剤/抗酸化剤の使用の減少をもたらすからである。
【0012】 エラストマー組成物の適用は、乗用車、軽トラック、中型/大型トラックのタ
イヤ、航空機、レーシングおよび大きい「建設車両」(“off the ro
ad”)タイアの上述の側面部領域を含むが、これらに限定されない。これらの
用途において、本発明のゴム組成物は側面部領域にわたる化粧板(veneer
s)として、もしくは側面部全体のコンパウンドとして使用されうる。加えて、
他の自動車構成要素も改良された外観から利益をうけ、目詰め材料(weath
er−stripping)、ホース、フロントガラスワイパー、およびベルト
を含む。側面部の例におけるように、物品は完全に本発明のゴム組成物から製造
され得るが、本発明は別な方法で、さらされた表面を被覆する化粧板として単に
使用されうる。
【0013】 タイヤおよび自動車の領域で使用されるエラストマー組成物に加えて、本発明
は、本発明の実施により対応して得られうる機能的性質に対する必要性にもかか
わらず、光沢ある美的外観が望まれ環で使用されるエラストマー組成物への適用
を有する。このような適用は、装飾用刳形のような建設もしくは建築材料;はき
もの(スニーカー、ブーツおよびシューズを含むが限定されない)のような消費
者アパレル;家具のガードおよびバンパー;ならびに子供のおもちゃおよび遊戯
設備、たとえばブランコのシート、を含むが、これらに限定されない。
【0014】 以後、本発明組成物はゴムの用語で説明および例証される;しかし、説明はゴ
ムに限定されるものではなく、エラストマーおよびポリマー一般に適用しうるこ
とが理解されるであろう。 本発明のゴム組成物はゴム100質量部あたりカーボンブラック約20〜約2
00質量部からなるのが通常である。(ゴム100質量部あたりのカーボンブラ
ックの質量部の数量化は以後「phr 」として略称され;したがって、20phr カ
ーボンブラックを含有する組成物はゴム100質量部あたり20質量部のカーボ
ンブラックを含有する。)しかし、約25〜約125phr のカーボンブラックを
使用するのが好ましく、特に約25〜約75phr のカーボンブラックを含有する
組成物が好ましい。
【0015】 ゴム組成物は、硬化剤、処理用添加物、炭化水素オイル、促進剤、協力剤(c
oagents)、抗酸化剤等のような従来の添加剤を含みうる。 発明の詳細な説明 本発明は改良された外観および望ましい物理的性質の組合わせを有するゴム組
成物を提供する。好適には、物品もしくはその1部は少なくとも1つのエラスト
マーおよび本発明のカーボンブラックを含有し、そこでは物品は、タイヤの側面
部;シューズもしくはスニーカーの頂面および/または端部;目詰め材料;サイ
ドミラー枠のような自動車の成型部品;等のような非研磨表面を有する。研磨表
面は、たとえば、タイヤのトレッドもしくはコンベアベルト表面である。本発明
のカーボンブラックは、表面にガラスの所望平面を付与するために少なくとも非
研磨エラストマー表面に存在する。カーボンブラックは次の特性の1つ以上から
選択される。
【0016】 ゴム組成物のカーボンブラック成分は約80、もしくは約100から、好まし
くは約125から、もっと好ましくは約140mg/gから、約400まで、好ま
しくは約375まで、最も好ましくは約360mg/gまでのI2 No.を有しう
る。 カーボンブラックは少なくとも約50cc/100gのDBP値を有しうる。好
ましくは、DBP値は約55から、好ましくは約100cc/100gから、約1
75まで、好ましくは約160まで、もっと好ましくは約150cc/100gま
でである。
【0017】 さらに、カーボンブラックは少なくとも約100%ITRBの着色力値を有し
うる。好適は着色力値は約110から、好ましくは約130から、もっと好まし
くは約135%ITRBから、約175まで、好ましくは約165まで、そして
もっと好ましくは約160%ITRBまでである。 カーボンブラックはさらに約80から、好ましくは約100から、もっと好ま
しくは110から、さらにもっと好ましくは約120m2 /gから、約450ま
で、好ましくは約400まで、もっと好ましくは約385まで、さらにもっと好
ましくは約375m2 /gであるN2 SA値を有しうる。
【0018】 最後に、カーボンブラックは少なくとも約80m2 /gのCTAB値を有しう
る。好ましくはCTAB値は約100から、もっと好ましくは約110から、そ
してさらにもっと好ましくは約120m2 /gから、約300まで、好ましくは
275まで、そしてもっと好ましくは約255m2 /gまでである。 上述のとおり、本発明で使用されうるカーボンブラックは、上述の性質の1つ
以上を有する。好ましくは、カーボンブラックは少なくとも約50cc/100g
のDBP値、少なくとも約100%ITRBの着色力値、および少なくとも約8
0m2 /gのCTAB値を有する。もっと好ましくは、カーボンブラックは上述
のDBP値、着色力値およびCTAB値、ならびに約80〜約400mg/gのI 2 No.および/または約80〜約450m2 /gのN2 SA値を有する。さら
にカーボンブラックは上述の個々の各性質の種々の好適な範囲の組合わせであっ
てもよい。
【0019】 さらに、カーボンブラックは好ましくはファーネスカーボンブラックであるが
、上述の種々の性質を有する、他のカーボンブラックも使用されうる。 さらに、上述の1つ以上の性質を有し得ない他のカーボンブラックも上述のカ
ーボンブラックに添加して使用されうる。さらに、シリカのような従来の充填剤
もエラストマー組成物に使用されうる。
【0020】 エラストマーと述べた1つ以上の性質を有する上述のカーボンブラックを含有
する本発明組成物は、とくに、同一充填含量でN650カーボンブラックを用い
た組成物から形成される物品と比べるときに、その組成物から形成されるエラス
トマーに比較的高い光沢および/または比較的低い漆黒度値を好適に付与する。
この光沢改良は同一充填含量でN650カーボンブラックを用いて形成された同
一物品の光沢よりも少なくとも約33%大きいのが通常である。さらに、好適に
は組成物は、組成物から形成された物品に約10.5以下の漆黒度値を付与する
【0021】 次のASTM試験法がここで開示されるカーボンブラックの分析的性質を測定
するのに用いられた。 性質 ASTM法2 No. D−1510 CTAB D−3765 Tint D−3265 DBP D−2414 N2 SA D−3037 表1はコンパウンド1〜9のカーボンブラックの分析的性質を示す。コンパウ
ンド2〜9は本発明のファーネスブラックを含有する。コンパウンド1は従来の
ファーネスカーボンブラック対照を含有する。
【0022】
【表1】
【0023】 本発明の有効性および利点はコンパウンド1〜9で示されるゴム組成物により
さらに例示される。表2はコンパウンド1〜9の配合処方を示す。ゴム組成物を
調製するのに際して、ゴム組成物を含有する成分を混合する方法は重要ではない
。いかなる従来の混合法も使用されうる。この場合、混合は次の手順を用いてバ
ンバリーミキサー(1575cc容量)で実施された。
【0024】 段階1: 「BR」バンバリー、77RPM、32℃、40PSIラム 0′ NR,BR充填 30″ カーボンブラック、酸化亜鉛、ステアリン酸、TMQ、 6PPD、ワックス充填 約138℃ スウィープ、オイル添加、RPM115へ増加 (280°F) 約149℃ ミル投入、シートオフ (300°F) 段階2: 49℃ミルについて: ミルにMB添加、混合;TBBSおよびイオウ添加;6×6ミル運転
【0025】
【表2】
【0026】 次の試験法はコンパウンド1〜9のゴム組成物の物理的性質を評価するために
用いられた: 弾性、引張および破断時伸び D−412 屈曲疲れ−切傷成長 MERL MK IV、シヌソイド図モード、 43℃で試験 摩耗抵抗 Akron Angle Abrader、角度20° 反発弾性 D−1054 光沢 BYK-Gardner Macro TKI グロスメータ 漆黒度 Hunter Labscan 6000, 10°, D65 CIELAB Color Space 最も重要なことは、光沢は60°の角度の反射光のもとでBYK−Gardn
er Micro TKIグロスメータを用いて水に供されない引張スラブにつ
いて測定されたことである。漆黒度はHunter Labscan 6000
,10度、D65 CIELAB Color Spaceで測定され、N65
0を55phr を含有する対照試料に対して、各コンパウンドを測定した。各コン
パウンドは漆黒度(L* )のため5回スキャンされ、平均が示された。
【0027】 屈曲疲れ−切傷成長は、変動する引裂きエネルギーを与えるように種々のひず
みでシヌソイド図モード下、43℃+−3℃でMERL MK IV Crac
k Growth Fatigue Machineを用いて試験された。試験
片は人造の切開を含むゴム加硫片である。 表3は選ばれたゴム組成物の物理的性質を示す。結果は、本発明のもとでカー
ボンブラックDを含むゴム組成物が対照のファーネスブラックASTM N65
0を用いたコンパウンドのゴム組成物に比べて高い光沢と低い漆黒度を示すこと
を表わす。さらに表3は、本発明のゴム組成物が、対照ASTM N650カー
ボンブラックを用いる組成物に比べて低い充填のカーボンブラックを含みうるこ
とを示す。さらに結果は本発明のファーネスカーボンブラックで調製されたゴム
組成物は、対照カーボンブラック、N650を含む組成物により所有されるもの
と比較して屈曲疲れ(き裂成長)のような重大な物理的性質を示すことも表わす
。さらに結果は、本発明のカーボンブラックを含む組成物は、引張り強さのよう
な重要な性質における比較しうる結果および摩耗抵抗における利点を示す。これ
らの破損の性質はタイヤの側面部のような研磨性もしくは鋭い表面と接触するゴ
ム物品において特に有利でありうる。図1は、引裂エネルギー対切傷成長を示し
、対照N650と比較されるとき、本発明のゴム組成物に対するすべての引裂き
エネルギーで、屈曲疲労における利点を示す。最後に、本発明のカーボンブラッ
クを含むゴム組成物は比較的高いヒステリシス(比較的低い反発弾性)を示すが
、本発明のカーボンブラックの比較的低い充填は非常に高いレベルの補強を維持
するのにこの見掛けの不足を最小化する。
【0028】
【表3】
【0029】 カーボンブラックの特性(Tint,CTAB,InNo.等)およびカーボ
ンブラック充填含量のようなパラメータは光沢もしくは漆黒度の所望のレベルを
得るために調整されうる。このように上述の別々のデータ点により示される光沢
および漆黒度の改良のみならず、これらの点で示される範囲内のそれをも達成す
ることができる。したがって、当業者は本出願の教示を用いて、N650カーボ
ンブラックを配合した対照物品よりも1%〜100%以上の範囲で高い、すなわ
ち25%高い、50%高い、75%高い、100%高い等、光沢を有する物品を
得ることができる。同様に、14.94より低い範囲から6より低い範囲まで、
すなわち約14.5より低い、約10、約10より低い、約7より低い、約6よ
り低い等、の漆黒度を有する物品を得ることができる。
【0030】 最後に、表4にみられるように、充填は低いカーボンブラックのストラクチャ
アレベル(100より低いDBP)では漆黒度に影響しない。充填が増加しても
、試験されたカーボンブラックおよび充填について、漆黒度に有意の変化はみら
れなかった。この効果は高いストラクチャアレベル(100を超えるDBP)で
あてはまるようにみえる。充填が増加するにつれて、コンパウンドは、もっと黒
い色(すなわち低目の漆黒度数)を示す。試験されたカーボンブラックおよび充
填について、充填はいかなるストラクチャア/表面積レベルでも光沢に著しくは
影響しない。
【0031】
【表4】
【0032】 本発明は、ある特定の方法および材料への言及によりここで当然説明された。
これらの方法および材料の列挙は単に例示的であり、本発明の範囲を何ら限定す
るものではない。当業者は本発明の範囲を逸脱しないで、ここに提供された特定
の教示の変更もしくは代替物を認識し、実施しうることが期待される。特に、本
発明は、タイヤ用途におけるゴム組成物の使用に焦点を置いているが、ここで述
べられる美的および物理的性質の組合わせが望まれるいかなる用途もしくは環境
で有用であることが留意されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 引裂きエネルギー対切傷成長を示すグラフであり、本発明および対照の種々の
エラストマー組成物についての屈曲疲れを示す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月22日(2001.6.22)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN ,YU,ZA,ZW (72)発明者 カーティン,マイケル アメリカ合衆国,ジョージア 30518,シ ュガー ヒル,スノーウィー オーキッド ドライブ 5559 Fターム(参考) 4F071 AA11 AA12 AA13 AB03 AE09 AF32 AH07 AH08 BC07 4J002 AC011 AC021 AC121 BB151 DA036 FD096 GN00 GN01

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非研磨表面を有する物品であり、該表面は少なくとも1つの
    エラストマー、ならびに少なくとも約50cc/100gのDBP値、少なくと
    も約100%ITRBの着色力値、および少なくとも約80m2/gのCTAB
    値を有するカーボンブラックを含む物品。
  2. 【請求項2】 同一充填含量でN650カーボンブラックを用いた組成物か
    ら形成される物品に関して、該組成物は該組成物から形成された物品に比較的高
    い光沢、比較的高い漆黒度もしくはその両方を付与する請求項1記載の物品。
  3. 【請求項3】 該カーボンブラックがファーネスカーボンブラックである請
    求項1記載の物品。
  4. 【請求項4】 該カーボンブラックがファーネスカーボンブラックである請
    求項2記載の物品。
  5. 【請求項5】 該組成物が、同一充填含量でN650カーボンブラックを用
    いて形成される同一物品の光沢よりも少なくとも約33%大きい光沢を、該組成
    物から形成された物品に付与する請求項1記載の物品。
  6. 【請求項6】 該組成物が、約10.5以下の漆黒度値を該組成物から形成
    される物品に付与する請求項1記載の物品。
  7. 【請求項7】 該DBP値が約55〜約160cc/100gである請求項
    1記載の物品。
  8. 【請求項8】 該DBP値が約100〜約150cc/100gである請求
    項1記載の物品。
  9. 【請求項9】 該着色力値が約110〜約175%ITRBである請求項1
    記載の物品。
  10. 【請求項10】 該着色力値が約120〜約175%ITRBである請求項
    1記載の物品。
  11. 【請求項11】 該着色力値が約130〜約165%ITRBである請求項
    1記載の物品。
  12. 【請求項12】 該着色力値が約135〜約160%ITRBである請求項
    1記載の物品。
  13. 【請求項13】 該CTAB値が約100〜約300m2/gである請求項
    1記載の物品。
  14. 【請求項14】 該CTAB値が約110〜約275m2/gである請求項
    1記載の物品。
  15. 【請求項15】 該CTAB値が約120〜約255m2/gである請求項
    1記載の物品。
  16. 【請求項16】 該DBP値が約50〜約175cc/100gである請求
    項1記載の物品。
  17. 【請求項17】 該着色力値が約100%ITRB〜約175%ITRBで
    ある請求項1記載の物品。
  18. 【請求項18】 該CTAB値が約80〜約300m2/gである請求項1
    記載の物品。
  19. 【請求項19】 該DBP値が約50〜約175cc/100g,該着色力
    値が約100%ITRB〜約175%ITRB,そして該CTAB値が約80〜
    約300m2/gである請求項1記載の物品。
  20. 【請求項20】 該DBP値が約100〜約150cc/100g,該着色
    力値が約135%ITRB〜約160%ITRB,そして該CTAB値が約12
    0〜約255m2/gである請求項1記載の物品。
  21. 【請求項21】 該カーボンブラックが約80〜約400mg/gのI2
    o.を有する請求項1記載の物品。
  22. 【請求項22】 該I2No.が約100〜約400mg/gである請求項
    1記載の物品。
  23. 【請求項23】 該I2No.が約125〜約375mg/gである請求項
    1記載の物品。
  24. 【請求項24】 該I2No.が約140〜約360mg/gである請求項
    1記載の物品。
  25. 【請求項25】 該カーボンブラックが約80〜約450m2/gのN2SA
    を有する請求項1記載の物品。
  26. 【請求項26】 該N2SAが約110〜約385m2/gである請求項1記
    載の物品。
  27. 【請求項27】 該N2SAが約120〜約375m2/gである請求項1記
    載の物品。
  28. 【請求項28】 該エラストマーが1,3−ブタジエン、スチレン、イソプ
    レン、イソブチレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、アクリロ二トリ
    ル、エチレン、プロピレン、SBR、天然ゴム、ハロブチル、スチレン化ハロブ
    チル、もしくはEPDMの少なくとも1つのホモ−もしくはコ−ポリマーを含む
    請求項1記載の物品。
  29. 【請求項29】 該エラストマーが天然ゴム、ブタジエンゴム、ハロブチル
    ゴム、スチレン化ハロブチル、もしくはEPDMの少なくとも1つである請求項
    1記載の物品。
  30. 【請求項30】 約20〜200phrのカーボンブラックを含む請求項1
    記載の物品。
  31. 【請求項31】 約25〜125phrのカーボンブラックを含む請求項1
    記載の物品。
  32. 【請求項32】 約20〜75phrのカーボンブラックを含む請求項1記
    載の物品。
  33. 【請求項33】 該表面が少なくとも1つのエラストマー、ならびに少なく
    とも約50cc/100gのDBP値、少なくとも約100%ITRBの着色力
    値、および少なくとも約80m2/gのCTAB値を有するカーボンブラックを
    含む組成物から調製される製造物品。
  34. 【請求項34】 同一充填含量でN650カーボンブラックを用いて形成さ
    れる同一物品の光沢よりも少なくとも約33%大きい光沢を有する、請求項33
    記載の製造物品。
  35. 【請求項35】 同一充填含量でN650カーボンブラックを用いて形成さ
    れる同一物品の光沢よりも少なくとも約50%大きい光沢を有する、請求項34
    記載の製造物品。
  36. 【請求項36】 同一充填含量でN650カーボンブラックを用いて形成さ
    れる同一物品の光沢よりも少なくとも約70%大きい光沢を有する、請求項34
    記載の製造物品。
  37. 【請求項37】 同一充填含量でN650カーボンブラックを用いて形成さ
    れる同一物品の光沢よりも少なくとも約100%大きい光沢を有する、請求項3
    4記載の製造物品。
  38. 【請求項38】 約10.5以下の漆黒度値を有する、請求項33記載の製
    造物品。
  39. 【請求項39】 約10以下の漆黒度値を有する、請求項33記載の製造物
    品。
  40. 【請求項40】 約7以下の漆黒度値を有する、請求項33記載の製造物品
  41. 【請求項41】 約6.75以下の漆黒度値を有する、請求項33記載の製
    造物品。
  42. 【請求項42】 該物品がタイヤ側面部、ホース、目詰め材料、もしくはフ
    ロントガラスワイパーを含む請求項33記載の製造物品。
  43. 【請求項43】 該物品がアパレル物品を含む請求項33記載の製造物品。
  44. 【請求項44】 該アパレル物品が、スニーカー、ブーツ、もしくはシュー
    ズを含む請求項43記載の製造物品。
  45. 【請求項45】 該物品が遊戯設備品目である請求項33記載の製造物品。
  46. 【請求項46】 該遊戯設備物品がブランコもしくは滑り台である請求項4
    5記載の製造物品。
  47. 【請求項47】 ゴム物品の製造方法であり、該方法はエラストマー、なら
    びに少なくとも約50cc/100gのDBP値、少なくとも約100%ITR
    Bの着色力値、および少なくとも約80m2/gのCTAB値を有するファーネ
    スカーボンブラックを含む組成物から該ゴム物品の少なくとも1部を形成する段
    階を含み、それによって該物品は同一の充填含量でN650カーボンブラックを
    用いて形成される物品に関して比較的大きい光沢および/または比較的低い漆黒
    度を示す製造方法。
  48. 【請求項48】 それによって該物品は同一充填含量でN650カーボンブ
    ラックを用いて形成される同一物品の光沢よりも少なくとも約33%大きい光沢
    を示す請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 該物品は約10.5以下の漆黒度値を示す請求項47記載
    の方法。
  50. 【請求項50】 該ゴム物品の表面の少なくとも1部にわたる層として該組
    成物を供給することをさらに含む請求項47記載の方法。
  51. 【請求項51】 該ゴム物品の表面の実質的に全部にわたる層として該組成
    物を供給することをさらに含む請求項47記載の方法。
  52. 【請求項52】 該ゴム物品の実質的に全部が該組成物から形成される請求
    項47記載の方法。
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