JP2002531380A - ケラチン繊維に永続的な形を与えるための方法および調製物 - Google Patents

ケラチン繊維に永続的な形を与えるための方法および調製物

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Abstract

(57)【要約】 ケラチン繊維を機械的な変形処理の前および/またはその後においてケラチン還元物質の水性調製物で処理し、接触時間の後に洗浄し、酸化剤の水性調製物で固定し、そして接触時間の後に洗浄および必要に応じて後処理することを含んで成る、ケラチン繊維を永続的に変形するための方法。前記の2つの水性調製物の少なくとも一方または第1の洗浄液が、2相系または多相系の形態で存在し、該系が、少なくとも1つの油成分および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換されるということによって、本発明の方法は特に効果的であり穏やかである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ケラチンのジスルフィド結合の還元的切断および酸化的再生によっ
てケラチン繊維(より詳しくはヒト毛髪)を永続的に変形させるための方法、な
らびにこの方法に好適な調製物に関する。
【0002】 (背景技術) ケラチン繊維の永続的な変形は、通常、繊維を機械的に変形させ、そして好適
な補助剤でその変形を固定することによって行われている。その変形前および/
または変形後において、繊維はケラチン還元物質の水性調製物で処理され、そし
て所定の接触時間の後に水または水溶液で洗浄される。別の工程において、繊維
は酸化剤の水性調製物で処理される。一定の接触時間の後、酸化剤もまた洗浄し
て除かれ、そして機械的な変形補助具(カーラー、ローラー)が繊維から除かれ
る。
【0003】 ケラチン還元剤の水性調製物は、通常の場合にはアルカリ性にされており、そ
の結果、一方では十分なチオール官能基が脱プロトン化され、他方では繊維は膨
潤して、ケラチン還元物質がより深く繊維内に浸透できるようになる。ケラチン
還元物質により、ケラチンのジスルフィド結合の一部が-SH基に切断され、その
結果、ペプチド結合が緩められ、そしてその機械的な変形によって繊維を伸ばす
ことにより、ケラチンの構造が再配向させられる。酸化剤の影響下において、ジ
スルフィド結合が再生され、そしてこのようにして、ケラチンの構造が受けた変
形が固定される。問題としているタイプの知られているプロセスは、ヒト毛髪の
永続的なウエーブ形成である。このプロセスは、直毛においてカールおよびウエ
ーブを生じさせるために、そしてまたカールした毛髪をまっすぐにするために適
用することができる。
【0004】 残念なことに、この方法で行われた毛髪の永続的なウエーブ形成の好ましくな
い副作用は、多くの場合、毛髪がもろくなり、つやを失うことである。さらに、
濡れた時および乾燥時のくし通り性、触感、柔軟性、滑らかさ、光沢および引裂
き強度などの他の性質もまた、有害な影響を受けることが多い。
【0005】 従って、この状況を改善しようとする試みが数多くなされてきた。 還元溶液の対応する改変は、ウエーブ形成性能を一般に満足できないものにし
ている。ストラクチュラント、ポリマー、フィルム形成剤および架橋樹脂などの
知られている添加剤の添加、あるいは中性pHまたは微酸性pHへの調製物の調整は
、毛髪に対して及ぼされる損傷を低下させることができるが、毛髪は、その構造
が多少なりとも弱められたままである。さらなる後処置による毛髪の手入れは毛
髪の性質を再度改善し得るが、これは、さらに多くの時間がかかり、そして一般
には少なくとも1つの他の配合物の使用を伴う。
【0006】 従って、言及された望ましくない副作用がさらに低下されているか、または完
全に除去されている、ケラチン繊維を永続的に変形させるための方法を見出すこ
とが依然として求められていた。
【0007】 (発明の開示) 今回、驚くべきことに、変形させたケラチン繊維の性質における著しい改善(
改善されたくし通り性および状態など)が、変形処理プロセスにおいて使用する
少なくとも1つの調製物を多相調製物として調製し、かつ特殊な化合物を含有さ
せる場合に達成され得ることが見出された。
【0008】 従って、本発明は、繊維を機械的な変形処理の前および/またはその後におい
てケラチン還元物質の水性調製物で処理し、一定の接触時間の後に第1の洗浄液
で洗浄し、酸化剤の水性調製物で固定し、そしてやはり一定の接触時間の後に洗
浄および必要に応じて後処理することを含んで成る、ケラチン繊維を永続的に変
形するための方法に関する。この方法は、前記の2つの水性調製物の少なくとも
一方または第1の洗浄液が、2相系または多相系の形態であって、これが、少な
くとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコー
ルを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される
ことを特徴とする。
【0009】 下記の用語が以下使用される: ・「ウエーブローション」、これはケラチン還元物質の水性調製物を意味し、 ・「中間洗浄液」、これは第1の洗浄液を意味し、そして ・「固定剤」、これは酸化剤の水性調製物を意味する。
【0010】 本発明による方法において、ウエーブローション、中間洗浄液および/または
固定剤は、2相系または多相系として調製される。本発明に従って使用される2
相系または多相系は、少なくとも2つの異なる連続相が存在する系である。その
ような系の例は、下記の相を含有する調製物である。 ・互いに分かれて存在する水性相および非水性相 ・分かれて存在する水性相および2つの非水性非混和相 ・水中油型エマルションおよび別個の非水性相 ・油中水型エマルションおよび別個の水性相 連続相が1つだけ存在する系、例えば、単なる水中油型エマルションまたは油
中水型エマルションなどは、本発明の範囲における2相系ではない。
【0011】 本発明による方法において使用される2相系または多相系を含有する配合物は
、それらが均一な形態でケラチン繊維に適用されたときにのみ、その完全な作用
を発揮する。この目的のために、配合物は、機械的な作用によって、例えば、そ
れらを収容している容器を手で単に振とうすることによって均一な系に変換され
る。ケラチン繊維に均一に適用することを確実にするために、この均一な状態は
、個々の相が再形成される前、十分な時間にわたってそのまま維持されなければ
ならない。本発明による教示には、境界層、すなわち個々の相の形成が観測者に
見えるまで少なくとも20秒間(より詳細には少なくとも30秒間)、この均一な状
態が安定に持続すれば十分であることがわかっている。
【0012】 水に加えて、本発明に従って使用される2相系および多相系は、必須成分とし
て、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つの
アルコールを含有する。
【0013】 本発明に従って使用される好適な油成分は、原理的には、任意の油および脂肪
化合物、ならびに固体のパラフィンおよびワックスとのそれらの混合物である。
好ましい油成分は、水における溶解度が20℃で1重量%未満(より詳細には0.1重
量%未満)である油成分である。個々の油成分または脂肪成分の融点は、好まし
くは約40℃未満である。室温(すなわち、約25℃未満)で液体である油成分は、
本発明の目的のためには特に有利であり得る。しかし、複数の油成分および脂肪
成分ならびに必要に応じて固体のパラフィンおよびワックスが使用される場合、
これらの油成分および脂肪成分ならびに必要に応じて使用されたパラフィンおよ
びワックスの混合物がこれらの条件を満たしさえすれば、通例十分である。
【0014】 油成分の好ましい群は植物油である。そのような油の例には、杏仁油、アボカ
ード油、ヒマワリ油、オリーブ油、ダイズ油、ナタネ油、アーモンド油、ホホバ
油、オレンジ油、コムギ胚芽油、桃仁油、およびココナッツ油の液体画分が挙げ
られる。しかし、牛脂の液体画分などの他のトリグリセリド、および合成トリグ
リセリド油もまた好適である。
【0015】 本発明に従って使用される好適な油成分の別の特に好ましい群は、液体のパラ
フィン油および合成炭化水素であり、そしてまた、合計で12個〜36個の炭素原子
(より詳細には12個〜24個の炭素原子)を含有するジ-n-アルキルエーテル、例
えば、ジ-n-オクチルエーテル、ジ-n-デシルエーテル、ジ-n-ノニルエーテル、
ジ-n-ウンデシルエーテル、ジ-n-ドデシルエーテル、n-ヘキシル-n-オクチルエ
ーテル、n-オクチル-n-デシルエーテル、n-デシル-n-ウンデシルエーテル、n-ウ
ンデシル-n-ドデシルエーテルおよびn-ヘキシル-n-ウンデシルエーテル、および
ジ-tert-ブチルエーテル、ジイソペンチルエーテル、ジ-3-エチルデシルエーテ
ル、tert-ブチル-n-オクチルエーテル、イソペンチル-n-オクチルエーテルおよ
び2-メチルペンチル-n-オクチルエーテルである。市販の製品として入手可能な
化合物である1,3-ジ-(2-エチルヘキシル)シクロヘキサン(Cetiol(登録商標)S
)およびジ-n-オクチルエーテル(Cetiol(登録商標)OE)を好ましく使用でき
る。
【0016】 本発明に従って使用される好適な他の油成分は、脂肪酸エステルおよび脂肪ア
ルコールエステルである。脂肪酸と、3個〜24個の炭素原子を含有するアルコー
ルとのモノエステルが好ましい。この群の化合物は、8個〜24個の炭素原子を含
有する脂肪酸、例えば、カプロン酸、カプリル酸、2-エチルヘキサン酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミト
レイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペト
ロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガド
レイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸ならびにそれらの工業用混合物(例えば、天
然油脂の加圧加水分解、またはRoelenオキソ合成からのアルデヒドの還元、また
は不飽和脂肪酸の二量体化において得られる)と、アルコール、例えば、イソプ
ロピルアルコール、グリセロール、カプロンアルコール、カプリルアルコール、
2-エチルヘキシルアルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、イソ
トリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレ
イルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイル
アルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアル
コール、リノレニルアルコール、エレオステアリルアルコール、アラキルアルコ
ール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコールおよび
ブラシジルアルコールならびにそれらの工業用混合物(例えば、油脂に基づく工
業用メチルエステルまたはRoelenオキソ合成から得られるアルデヒドの高圧水素
添加において得られ、そして不飽和脂肪アルコールの二量体化におけるモノマー
画分として得られる)とのエステル化反応の生成物である。本発明により、ミリ
スチン酸イソプロピル、イソノナン酸C16〜18アルキルエステル(Cetiol(登録
商標)SN)、ステアリン酸2-エチルヘキシルエステル(Cetiol(登録商標)868
)、オレイン酸セチル、グリセロールトリカプリレート、ココ脂肪アルコールカ
プレート/カプリレート、およびステアリン酸n-ブチルが特に好ましい。
【0017】 本発明に従って使用される好適な他の油成分は、アジピン酸ジ-n-ブチル、ア
ジピン酸ジ-(2-エチルヘキシル)、コハク酸ジ-(2-エチルヘキシル)、およびアゼ
ライン酸ジイソトリデシルなどのジカルボン酸エステル、ならびにエチレングリ
コールジオレエート、エチレングリコールジイソトリデカノエート、プロピレン
グリコールジ-(2-エチルヘキサノエート)、プロピレングリコールジイソステア
レート、プロピレングリコールジペラルゴネート、ブタンジオールジイソステア
レート、およびネオペンチルグリコールジカプリレートなどのジオールエステル
、ならびに例えばジアセチルグリセロールモノステアレートなどの複合エステル
である。
【0018】 最後に、本発明のために好ましく使用される他の油成分は、シリコーン油であ
り、より詳細には、ジアルキルシロキサンおよびアルキルアリールシロキサンで
あり、例えば、ジメチルポリシロキサンおよびメチルフェニルポリシロキサンな
らびにそのアルコキシル化アナログおよび第四級化アナログなどである。そのよ
うなシリコーン油の例は、DC190、DC200およびDC1401の名称でDow Corningによ
って販売されている製品であり、Dow Corningの市販製品のDC344およびDC345で
あり、Q2-7224(製造者:Dow Corning;安定化されたトリメチルシリルアモジメ
チコーン)、Dow Corning(登録商標)929エマルション(ヒドロキシルアミノ修
飾型シリコーンを含有し、これはアモジメチコーンとしても知られている)、SN
-2059(製造者:General Electric)、SLM-55067(製造者:Wacker)、ならびに
Abil(登録商標)Quat3270および3272(製造者:Th. Goldschmidt;ジ第四級ポ
リジメチルシロキサン、Quaternium-80)である。
【0019】 最後に、本発明に従って使用される好適な他の油成分は、特にここに引用する
るドイツ国特許出願公開DE-OS 197 101 54に詳しく記載されている炭酸ジアルキ
ルである。炭酸ジオクチル類(より詳細には炭酸ジ-2-エチルヘキシル)は、本
発明のために好ましい油成分である。
【0020】 本発明により、水混和性の低いアルコールは、言及された油成分の代替物とし
て、あるいは言及された油成分に加えて使用することができる。 「水混和性の低いアルコール」は、(水の重量に基づいて)10重量%以下が20
℃で水に溶解するアルコールであることが理解される。
【0021】 多くの場合、トリオールおよび特にジオールは、本発明のために特に好適であ
ることが明らかにされている。4個〜20個(より詳細には4個〜10個)の炭素原子
を含有するアルコールを本発明に従って使用することができる。本発明に従って
使用されるアルコールは、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状
であり得る。本発明に従って使用される好適なアルコールの例には、1-ブタノー
ル、シクロヘキサノール、1-ペンタノール、デカノール、オクタノール、オクテ
ノール、ドデセノール、デセノール、オクタジエノール、ドデカジエノール、デ
カジエノール、オレイルアルコール、エルシルアルコール、リシノリルアルコー
ル、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ラ
ウリルアルコール、ミリスチルアルコール、アラキジルアルコール、カプリルア
ルコール、カプリンアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール
およびベヘニルアルコールおよびそれらのGuerbetアルコールが挙げられる(こ
の列挙は、純粋に例示的であり、本発明を決して限定するものではない)。しか
し、これらの脂肪アルコールは、好ましくは天然の脂肪酸に由来し、通常、脂肪
酸のエステルから還元によって得られる。本発明により、天然に存在するトリグ
リセリド(牛脂、パーム油、ピーナッツ油、ナタネ油、綿実油、ダイズ油、ヒマ
ワリ油および亜麻仁油など)の還元、または対応するアルコールとのそのエステ
ル交換反応生成物から形成される脂肪酸エステルの還元によって製造され、従っ
て種々の脂肪アルコールの混合物を表す脂肪アルコール画分を使用することもま
た可能である。
【0022】 本発明により、好ましいアルコールは、2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、1-
ブタノール、シクロヘキサノール、1-ペンタノールおよびブタン-1,2-ジオール
である。2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、1-ブタノールおよびシクロヘキサノ
ールが特に好ましい。
【0023】 水性相および非水性相は、1:200〜1:1(好ましくは1:40〜1:5、より好ま
しくは1:20〜1:10)の重量比で、本発明による方法において使用される配合物
中に存在する。いくつかの非水性相が提供される場合、これらの数字は、非水性
相に全体として適用される。
【0024】 本発明による教示はまた、多相調製物を2つまたはそれ以上の別々に作製され
た出発調製物から使用直前に作製する本発明方法の実施形態をも包含する。この
実施形態は、非適合性が大きい成分の場合には好まれ得る。
【0025】 本発明はまた、本発明による方法を行うために使用される調製物に関する。 ケラチン繊維を永続的に変形させるための方法において、これらの調製物は、
還元工程を行うために、あるいは酸化工程を行うために、あるいは還元工程の後
で洗浄するために使用され、そして原理的には、本発明による条件(2相系また
は多相系の存在および迅速な混和性)が満足されるならば、そのような調製物の
典型的な成分のいずれかを含有することができる。 本発明による方法は、好ましくは、ヒトの毛髪を永続的にウエーブ処理するか
、またはまっすぐにするために使用される。
【0026】 本発明による方法の1つの好ましい実施形態において、ウエーブローションが
、上に述べた2相系または多相系の形態で調製される。驚くべきことに、この方
法で調製されたウエーブローションは、同じ量の特定のケラチン還元成分につい
てはるかに強力なウエーブ作用を有することが見出された。同様に、本発明に従
って調製されていないウエーブローションで達成されるウエーブ化性能が、本発
明ではケラチン還元物質の量が明らかに少ないウエーブローションで達成され得
る。これは、毛髪および頭皮の両方にとって有益である。
【0027】 さらに、ウエーブローションを2相系または多相系として調製することによっ
て、着香に関わる様々な困難さを明瞭に軽減させ得ることが見出された。ウエー
ブローションの必須成分(ケラチン還元性チオ化合物、必要に応じてアンモニア
またはアルカノールアミンなどのアルカリ)のにおいはほとんどの使用者には受
け入れられないので、着香は実際には不可欠である。問題は、これらのウエーブ
ローションにおける芳香成分はほとんどが貯蔵において不安定であるということ
である。従って、そのようなローションのための香料選択は極めて制限される。
今回、驚くべきことに、本発明による2相系または多相系が使用された場合、数
多くの他の芳香成分をウエーブローションに安定に配合できることが見出された
。さらなる芳香成分は、本発明に従って構成された固定液に安定に配合されるこ
ともまた見出された。本発明による2相系および多相系を含有する中間洗浄液の
場合、芳香成分を配合するために乳化剤または可溶化剤を多くの場合に使用する
必要がないことが見出された。
【0028】 従って、第2の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形さ
せる方法の還元工程を行うための調製物であって、ケラチン還元物質および典型
的な成分を含有する調製物に関する。これは、少なくとも1つの油成分、および
/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多
相系の形態で存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0029】 本発明によるウエーブローションは、ケラチン還元物質として知られているメ
ルカプタンを必須成分として含有する。そのような化合物の例には、チオグリコ
ール酸、チオ乳酸、チオリンゴ酸、メルカプトエタンスルホン酸ならびにそれら
の塩およびエステル、システアミン、システイン、Bunte塩、および亜硫酸の塩
が挙げられる。チオグリコール酸および/またはチオ乳酸のアルカリ金属塩また
はアンモニウム塩ならびに遊離酸が特に好適である。それらは、ウエーブローシ
ョンにおいて、好ましくは0.5〜1.0モル/kgの濃度で、そして5〜12(より好まし
くは7〜9.5)のpH値で使用される。このpH値を調節するために、本発明によるウ
エーブローションは、通常、アンモニア、アルカリ金属およびアンモニアの炭酸
塩および炭酸水素塩、またはモノエタノールアミンのような有機アミンなどのア
ルカリ化剤を含有する。
【0030】 さらに、本発明によるウエーブローションは、例えば下記のような、そのウエ
ーブ力を高める成分を含有することができる: ・複素環化合物、例えば、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジン、ジオキソラ
ン、ジオキサン、モルホリンおよびピペラジンならびにこれらの化合物の誘導体
(例えば、C1〜4アルキル誘導体、C1〜4ヒドロキシアルキル誘導体およびC1〜4
アミノアルキル誘導体など)など。複素環系の炭素原子および窒素原子の両方に
おいて存在し得る好ましい置換基は、メチル基、エチル基、β−ヒドロキシエチ
ル基およびβ−アミノエチル基である。本発明によると、複素環化合物の好まし
い誘導体は、例えば、1-メチルイミダゾール、2-メチルイミダゾール、4(5)-メ
チルイミダゾール、1,2-ジメチルイミダゾール、2-エチルイミダゾール、2-イソ
プロピルイミダゾール、N-メチルピロリジン、1-メチルピペリジン、4-メチルピ
ペリジン、2-エチルピペリジン、4-メチルモルホリン、4-(2-ヒドロキシエチル)
モルホリン、1-エチルピペラジン、1-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン、1-(2-
アミノエチル)ピペラジンである。本発明によると、他の好ましいイミダゾール
誘導体は、ビオチン、ヒダントインおよびベンゾイミダゾールである。イミダゾ
ールが特に好ましい。
【0031】 ・アミノ酸、例えば、特にアルギニン、シトルリン、ヒスチジン、オルニチンお
よびリジンなど。これらのアミノ酸は、遊離のアミノ酸として、そして例えば塩
酸塩のような塩として使用することができる。言及されたアミノ酸の含有量の高
い(>50%、より詳細には>70%)平均して2個〜3個のアミノ酸を有するオリゴ
ペプチドもまた、本発明に従った使用のために好適であることが明らかにされて
いる。本発明により、アルギニンおよびアルギニン塩およびアルギニンが多いオ
リゴペプチドが特に好ましい。 ・ジオール、例えば、2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、ブタン-1,3-ジオール、
ブタン-1,4-ジオール、プロパン-1,2-ジオール、プロパン-1,3-ジオール、ネオ
ペンチルグリコールおよびエチレングリコールなど。1,3-ジオール、より詳細に
は、2-エチルヘキサン-1,3-ジオールおよびブタン-1,3-ジオールは、特に好適で
あることが明らかにされている。
【0032】 ウエーブ力を高めるこれらの成分に関するさらなる情報はドイツ国特許出願公
開DE-OS 44 36 065および欧州特許EP-B1 36057 (これらを特にここに引用する)
に見出すことができる。 ウエーブ力を高める化合物は、本発明によるウエーブローションにおいて、ウ
エーブローション全体に基づいて0.5〜5重量%の量で存在し得る。1〜4重量%の
量、そしてジオールの場合には0.5〜3重量%の量が十分であることが明らかにさ
れたので、これらの量が特に好ましい。
【0033】 第3の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法
の酸化工程を行うための調製物であって、酸化剤および典型的な成分を含有する
調製物に関する。この調製物は、少なくとも1つの油成分、および/または水混
和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多相系の形態で
存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0034】 本発明の固定用調製物の必須成分は、酸化剤であり、例えば、臭素酸ナトリウ
ム、臭素酸カリウム、過酸化水素、および水性の過酸化水素調製物を安定化させ
るために通常的に使用されている安定化剤などである。通常の場合には約0.5〜1
5重量%のH2O2を含有し、そして即用形態の場合には通例約0.5〜3重量%のH2O2
を含有するそのような水性過酸化水素調製物のpH値は、好ましくは2〜6の範囲内
であり、より好ましくは2〜4の範囲内である。pH値は、無機酸によって調節され
、好ましくはリン酸によって調節される。臭素酸塩に基づく固定用調製物は、臭
素酸塩を通常の場合には1〜10重量%の濃度で含有し、溶液のpH値は4〜7のpHに
調節される。酸化剤(より詳細にはH2O2)を含有するとしても極く少量含有する
、酵素(例えば、ペルオキシダーゼ)を含有する固定用調製物もまた好ましい。
【0035】 第4の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法
の還元工程後の洗浄用の調製物であって、典型的な成分を含有する洗浄用調製物
に関する。この洗浄用調製物は、少なくとも1つの油成分、および/または水混
和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多相系の形態で
存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0036】 本発明による調製物が、タンパク質加水分解物およびその誘導体から選択され
る毛髪手入れ成分を含有することが有利であることもまた見出された。 好適なタンパク質加水分解物は、特に、エラスチン、コラーゲン、ケラチン、
ミルクタンパク質、絹タンパク質、ダイズタンパク質、アーモンドタンパク質、
エンドウマメタンパク質、ジャガイモタンパク質、オートムギタンパク質、トウ
モロコシタンパク質およびコムギタンパク質の加水分解物である。本発明により
、植物に基づく生成物を好ましく使用できる。
【0037】 タンパク質加水分解物の好適な誘導体は、特に、それらと脂肪酸および脂肪酸
混合物(オレイン酸、ミリスチン酸、ウンデシレン酸、ココ脂肪酸およびアビエ
チン酸など)との縮合生成物である。これらの縮合生成物は、塩の形態で、より
詳細には、ナトリウム塩、カリウム塩およびトリエタノールアミン塩の形態で提
供してもよい。
【0038】 他の好適な誘導体は、第四級化されたタンパク質加水分解物である。このクラ
スの化合物の例は、Lamequat(登録商標)L(CTFA名:ラウリルジモニウムヒド
ロキシプロピルアミノ加水分解動物タンパク質;Gruenau)、Croquat(登録商標
)WKPおよびGluadin(登録商標)WQの名称で市販されている製品である。これら
の製品の最後の物は、植物に基づいており、好ましいと考えられる。タンパク質
誘導体は、本発明による調製物において、調製物全体に基づいて、好ましくは0.
1〜10重量%の量で、より好ましくは0.1〜5重量%の量で存在する。
【0039】 さらに、本発明による調製物は、少なくとも1つのコンディショニング剤を含
有する。 好ましいコンディショニング剤はカチオン性ポリマーである。カチオン性ポリ
マーは通例、第四級窒素原子を例えばアンモニウム基として有するポリマーであ
る。好ましいカチオン性ポリマーの例を次に挙げる:
【0040】 ・Celquat(登録商標)およびPolymer JR(登録商標)の名称で市販されて
いる第四級化セルロース誘導体。好ましい第四級化セルロース誘導体は、Celqu
at(登録商標)H100、Celquat(登録商標)L200およびPolymer JR
(登録商標)400である。 ・第四級基を有するポリシロキサン。 ・ジメチルジアリルアンモニウム塩のポリマー、並びにアクリル酸およびメタク
リル酸のエステルおよびアミドとのそのコポリマー。このようなカチオン性ポリ
マーの例は、Merquat(登録商標)100(ポリ(ジメチルジアリルアンモニウ
ムクロリド))およびMerquat(登録商標)550(ジメチルジアリルアンモニ
ウムクロリド/アクリルアミドコポリマー)の名称の市販品である。 ・ビニルピロリドンとジアルキルアミノアクリレートおよびメタクリレートの第
四級化誘導体とのコポリマー、例えば硫酸ジエチルで第四級化したビニルピロリ
ドン/ジメチルアミノメタクリレートコポリマー。このような化合物は、Gafqu
at(登録商標)734、およびGafquat(登録商標)755の名称で市販されて
いる。 ・Luviquat(登録商標)の名称で市販されている、ビニルピロリドン/ビニル
イミダゾリウムメトクロリドコポリマー。 ・第四級化ポリビニルアルコール。 ・Polyquaternium 2、 Polyquaternium 17、 Polyquaternium 18、および Polyquaternium 27 の名称で知られる、ポリマー主鎖に第四級窒素原子を有するポリマー。
【0041】 他の適当なコンディショニング剤は、いわゆる両性ポリマーである。両性ポリ
マーは、両性のポリマー、すなわち分子内に遊離のアミノ基と遊離の−COOH
または−SOHの両方を含み、分子内塩を形成しうるポリマー;分子内に第四
級アンモニウム基と−COOまたは−SO 基とを含む双性イオン性ポリマ
ー;および−COOHまたは−SOH基と第四級アンモニウム基とを含むポリ
マーである。本発明に従って使用するのに適する両性ポリマーの1例は、Amp
homer(登録商標)の名で入手できるアクリル樹脂、すなわちt−ブチルア
ミノエチルメタクレートと、N−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−ア
クリルアミドと、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの単純なエステルから
なる群から選択する2種またはそれ以上のモノマーとのコポリマーである。他の
好ましい両性ポリマーは、不飽和カルボン酸(たとえばアクリル酸およびメタク
リル酸)、カチオン性の不飽和カルボン酸誘導体(たとえば、塩化アクリルアミ
ドプロピル=トリメチル=アンモニウム)および、場合により他のイオン性また
はノニオン性モノマー(たとえば、DE−OS 39 29 973およびその中
に引用されている先行文献に開示されているもの)から成る。本発明によると、
特に好ましい両性ポリマーは、アクリル酸、メチルアクリレートおよびメタクリ
ルアミドプロピルトリモニウムクロリドのターポリマーで、Merquat(登録商標
)2001Nの名称で市販されているもの、および市販生成物Merquat(登録商
標)280である。 カチオン性および両性ポリマーは、本発明の調製物中に、調製物全体に対して
好ましくは0.1〜5重量%の量で存在する。
【0042】 コンディショニング剤として適当なシリコーン油およびシリコーンゴムは、と
りわけジアルキルおよびアルキルアリールシロキサン、例えばジメチルポリシロ
キサンおよびメチルフェニルポリシロキサン、並びにそれらのアルコキシル化お
よび第四級化類似体である。そのようなシリコーンの例は、Dow Corningから
DC190、DC200およびDC1401の名称で市販されている生成物、お
よび市販生成物Fancorsil(登録商標)LIM−1である。 本発明によると、他の適当なコンディションニング剤は、カチオン性シリコー
ン油、例えば市販生成物であるQ2−7224(製造者:Dow Corning; 安定
化したトリメチルシリルアモジメチコン)、Dow Corning(登録商標)929
エマルジョン(アモジメチコンとしても知られるヒドロキシルアミノ修飾シリ
コーンを含有)、SN−2059(製造者:General Electric)、SLM−
55067(製造者:Wacker)、並びにAbil(登録商標)−Quat3270お
よび3272(製造者:Th. Goldschmidt; ジ第四級ポリジメチルシロキサン
、Quaternium−80)である。適当なアニオン性シリコーン油は、Dow Corn
ing(登録商標)1784である。
【0043】 本発明の調製物中にコンディショニング剤として使用するのに適当なカチオン
性界面活性剤の例は、とりわけ、第四級アンモニウム化合物である。好ましいカ
チオン性界面活性剤は、次のようなハロゲン化アンモニウム(とりわけ、塩化お
よび臭化アンモニウム)である: アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジ
アルキルジメチルアンモニウムクロリドおよびトリアルキルメチルアンモニウム
クロリド、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリ
ルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロ
リドおよびトリセチルメチルアンモニウムクロリド。更に、易生分解性の第四級
エステル化合物、いわゆる「エステルクォート(esterquat)」、例えばメチルヒ
ドロキシアルキルジアルコイルオキシアルキルアンモニウムメトスルフェート[
Dehyquart(登録商標)およびStepantex(登録商標)の商品名で市販されてい
る]も使用し得る。 アルキルアミドアミン、とりわけ脂肪酸アミドアミン、例えばTego Amid(
登録商標)S18として市販されているステアリルアミドプロピルジメチルアミ
ンは、好ましいコンディショニング効果を示し、しかも、とりわけ易生分解性で
ある。
【0044】 更に、本発明の調製物に特に好ましい外観を付与するために、各相を色素で着
色することが有利であり得る。そのような色素は、目に見える着色をもたらす量
で水相のみ、または少なくとも一つの非水性相のみに可溶であることが好ましい
。非水性相と水相とを異なる色素で(好ましくは異なる色に)着色することも可
能である。しかし、非水性相のみに着色することが好ましい。
【0045】 本発明の調製物における他の通常の成分を次に挙げる: ・アニオン性界面活性剤、例えば石鹸、アルキルスルフェートおよびアルキルポ
リグリコールエーテルスルフェート、式: R−O−(CH2CH2O)x−CH2−C
OOH[式中、Rは炭素数10〜22の直鎖アルキル基であり、x=0または1
〜16である。]で示されるエーテルカルボン酸の塩、アシルサルコシド、アシ
ルタウリド、アシルイセチオネート、スルホコハク酸モノ−およびジアルキルエ
ステル、直鎖アルカンスルホネート、直鎖α−オレフィンスルホネート、α−ス
ルホ脂肪酸メチルエステル、酒石酸およびクエン酸、アルキルグリコシドまたは
炭素数8〜22の脂肪アルコールにエチレンオキシドおよび/またはプロピレン
オキシド約2〜15分子が付加した生成物の形態のアルコールとのエステル。 ・双性イオン性界面活性剤、例えばベタインおよび2−アルキル−3−カルボキ
シメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン。
【0046】 ・両性界面活性剤、例えばN−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、
N−アルキルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシ
エチル−N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−ア
ルキルサルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸
。 ・ノニオン性界面活性剤、例えば、炭素数8〜22の直鎖脂肪アルコール、炭素
数12〜22の脂肪酸、およびアルキル基の炭素数8〜15のアルキルフェノー
ルの、エチレンオキシド2〜30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5
モル付加物、グリセロールのエチレンオキシド1〜30モル付加物の、C12-22
脂肪酸モノエステルおよびジエステル、C8-22アルキルモノ−およびオリゴグリ
コシド並びにそれらのエトキシル化類似体、ヒマシ油および水素化ヒマシ油のエ
チレンオキシド5〜60モル付加物。
【0047】 ・ノニオン性ポリマー、例えばビニルピロリドン/ビニルアクリレートコポリマ
ー、ポリビニルピロリドン、およびビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリ
マー。 ・アニオン性ポリマー、例えばポリアクリル酸およびポリメタクリル酸、それら
の塩、それらとアクリレートおよびメタクリレート並びにアクリル酸およびメタ
クリル酸アミドとのコポリマー、多官能性剤で架橋することにより得られるそれ
らの誘導体、ポリオキシカルボン酸、例えばポリケト−およびポリアルデヒドカ
ルボン酸およびそれらの塩、クロトン酸ポリマー、およびクロトン酸とアクリル
酸およびメタクリル酸のエステルおよびアミドとのコポリマー、例えば酢酸ビニ
ル/クロトン酸コポリマーおよび酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル/クロトン酸
コポリマー。
【0048】 ・有機増粘剤、例えば寒天、グアーガム、アルギネート、セルロースエーテル(
例えばメチルセルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロース)、ゼラチ
ン、ペクチンおよび/またはキサンタンガム。エトキシル化脂肪アルコール(特
に狭範囲のもの)、例えばArlypon(登録商標)(HENKEL)として市販さ
れている生成物、アルコキシル化メチルグルコシドエステル、例えば市販生成物
Glucamate(登録商標)DOE120(Amerchol)、およびエトキシル化プロ
ピレングリコールエステル、例えば市販生成物Antil(登録商標)141(Gol
dschmidt)が、好ましい有機増粘剤であり得る。 ・構造剤、例えばグルコース、およびマレイン酸。 ・ヘアコンディショニング化合物、例えばリン脂質(例えば大豆レシチン、卵レ
シチンおよびケファリン)。
【0049】 ・香油。 ・可溶化剤、例えばエタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセロール、ジエチレングリコール、エトキシル化トリグ
リセリドおよび脂肪アルコールエトキシレート、並びにそれらの誘導体。 ・フケ防止剤、例えばClimbazol、Piroctone OlamineおよびZinc Omadin
e。 ・活性物質、例えばビザボロール、アラントイン、パンテノール、ナイアシンア
ミド、トコフェロールおよび植物抽出物。 ・UVフィルター。 ・コンシステンシー調節剤、例えば糖エステル、ポリオールエステルまたはポリ
オールアルキルエーテル。
【0050】 ・脂肪および蝋、例えば鯨蝋、蜜蝋、モンタン蝋、パラフィン、エステル、グリ
セリドおよび脂肪アルコール。 ・脂肪酸アルカノールアミド。 ・錯化剤、例えばEDTA、NTA、β−アラニン二酢酸およびホスホン酸。 ・膨潤および浸透剤、例えばPCA、グリセロール、プロピレングリコールモノ
エチルエーテル、カーボネート、水素カーボネート、グアニジン類、尿素類、第
一、第二および第三ホスフェート。 ・乳濁剤、例えばラテックスまたはスチレン/アクリルアミドコポリマー。 ・真珠光沢剤、例えばエチレングリコールモノ−およびジステアレートまたはP
EG−3ジステアレート。 ・直接染料。 ・プロペラント、例えばプロパン/ブタン混合物、N2O、ジメチルエーテル、
CO2および空気。
【0051】 本発明の調製物の他の成分およびその通常の使用量に関する情報は、既知の文
献、例えばUmbach, Kosmetik, 第2版, Georg Thieme Verlag, シュトゥットガル
ト/ニューヨーク, 1995 および Kh. Schrader, Grundlagen und Rezepturen der
Kosmetika, 第2版, Huethig Buch Verlag, ハイデルベルク, 1989 から得るこ
とができる。 以下の実施例は本発明を説明することを意図したものである。
【0052】 実施例 量はいずれも、特記しない限り重量部で表す。
【表1】 1 コラーゲン加水分解物/ヤシ油脂肪酸縮合物, ナトリウム塩 (水中、活性物質
約32%; INCI 名: カリウム ココイル 加水分解コラーゲン) (HENKEL)2 ケラチン加水分解物 (水中、活性物質20%; INCI 名: 加水分解ケラチン) (HE
NKEL)3 ヒドロキシエチルセルロース (INCI 名: ヒドロキシエチルセルロース) (HER
CULES)
【0053】 本発明のウェーブローションは2相(油相、水相)を有していた。本発明のウ
ェーブローションは、比較例の1相ウェーブローションよりも顕著に良好なウェ
ービング結果をもたらした。しかも、毛髪が特に「手入れの行き届いた」外観を
呈し、毛髪がより滑らかで、特に良好な感触を有していた。
【0054】
【表2】 4 2-ヒドロキシ脂肪アルコールエトキシレート (INCI 名: PPG-1-PEG-9-ラウリ
ル グリコール エーテル) (HENKEL)5 多糖に固定したコラーゲン (INCI 名: 可溶性コラーゲン) (GfN)
【0055】 本発明のウェーブローションは2相(油相、水相)を有していた。本発明のウ
ェーブローションは、比較例の1相ウェーブローションよりも顕著に良好なウェ
ービング結果をもたらした。しかも、毛髪が特に手入れの行き届いた外観を呈し
た。
【0056】
【表3】 6 グリセロール モノオレエート (INCI 名: グリセリル オレエート) (HENKEL)
7 ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド) (活性物質40%; INCI 名: ポ
リクォーターニウム-6) (CHEMVIRON)8 第四級化小麦タンパク質加水分解物 (水中、活性物質約33%; INCI 名: ラウ
リルジモニウム ヒドロキシプロピル 加水分解小麦タンパク質) (GRUENAU)
【0057】
【表4】 9 オクタメチル シクロテトラシロキサン (INCI 名: シクロメチコン) (DOW CO
RNING)
【0058】
【表5】 このウェーブローションは、非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらし
た。この処理の後、毛髪は非常に手入れが行き届いて見え、櫛通りが良好であっ
た。
【0059】
【表6】 この中間洗浄液の適用によって、毛髪は櫛を通し易くなり、処理後に非常に手
入れの行き届いた外観を呈した。
【0060】
【表7】 10 N,N-ジメチル-N-ヤシ油アルキルアミン-N-オキシド (水中、活性物質30%; I
NCI 名: コカミン オキシド) (AKZO)11 1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸 (水中、活性物質約60%; INCI 名:
エチドロン酸) (HENKEL) 本発明によるこの固定処理の後、毛髪は非常に櫛を通し易く、非常に手入れの
行き届いた外観を呈した。
【0061】
【表8】 このウェーブローションは、多孔性毛髪に非常に弾みのある強い均一なウェー
ブをもたらした。処理後の毛髪は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通
し易かった。
【0062】
【表9】 12 第四級化ケラチン加水分解物 (水中、活性物質約32%; INCI 名: ココジモニ
ウム ヒドロキシプロピル 加水分解ケラチン) (CRODA)
【0063】 使用前に成分A(52ml)と成分B(23ml)とを混合した。形成したこの即
用混合物は、一時的に均一であっただけで、数分後には目に見えて2相に分離し
た。このウェーブローションは、非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたら
した。処理後の毛髪は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通し易かった
【0064】
【表10】
【0065】 使用前に成分A(60ml)と成分B(15ml)とを混合した。形成したこの即
用混合物は、混合前よりも温度が15〜20℃高く、一時的に均一であっただけ
で、数分後には目に見えて2相に分離した。このウェーブローションは、多孔性
毛髪において非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらした。処理後の毛髪
は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通し易かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルシュテン・クナッペ ドイツ連邦共和国デー−22525ハンブルク、 メランヒトンシュトラーセ15番 (72)発明者 ハルトムート・マンネック ドイツ連邦共和国デー−23860クライン・ ヴェーゼンベルク、アルテ・ドルフシュト ラーセ37アー番 (72)発明者 ディルク・ビヒェルス ドイツ連邦共和国デー−40489デュッセル ドルフ、イム・シュピッヒ32番 Fターム(参考) 4C083 AA121 AA122 AB012 AB082 AB312 AB412 AC021 AC061 AC112 AC122 AC172 AC332 AC482 AC562 AC772 AC852 AC892 AD151 AD282 AD411 AD412 AD432 AD442 BB11 BB53 CC34 DD05 EE25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維を機械的な変形処理の前および/またはその後
    においてケラチン還元物質の水性調製物で処理し、一定の接触時間の後に第1の
    洗浄液で洗浄し、酸化剤の水性調製物で固定し、そしてやはり一定の接触時間の
    後に洗浄および必要に応じて後処理することを含んで成る、ケラチン繊維を永続
    的に変形するための方法であって、前記の2つの水性調製物の少なくとも一方ま
    たは第1の洗浄液が、2相系または多相系の形態で存在し、該系が、少なくとも
    1つの油成分および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有
    し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される方法。
  2. 【請求項2】 油成分は、植物油、パラフィン油およびシリコーンから選択
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 水混和性の低いアルコールがジオールまたはトリオールであ
    る請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 水混和性の低いアルコールが4〜20個の炭素原子を有する
    請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 ケラチン還元物質および通常の成分を含有する、ケラチン繊
    維を永続的に変形させる方法の還元工程を行うための調製物であって、2相系ま
    たは多相系の形態で存在し、該系は、少なくとも1つの油成分および/または水
    混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有し、機械的な作用によって均一
    な系に変換され得る調製物。
  6. 【請求項6】 酸化剤および通常の成分を含有する、ケラチン繊維を永続的
    に変形させる方法の酸化工程を行うための調製物であって、2相系または多相系
    の形態で存在し、該系は、少なくとも1つの油成分および/または水混和性の低
    い少なくとも1つのアルコールを含有し、機械的な作用によって均一な系に変換
    され得る調製物。
  7. 【請求項7】 通常の成分を含有する、ケラチン繊維を永続的に変形させる
    方法の還元工程後の洗浄を行うための調製物であって、2相系または多相系の形
    態で存在し、該系は、少なくとも1つの油成分および/または水混和性の低い少
    なくとも1つのアルコールを含有し、機械的な作用によって均一な系に変換され
    得る調製物。
  8. 【請求項8】 タンパク質加水分解物およびその誘導体から選択する活性物
    質を更に含有する請求項5〜7のいずれかに記載の調製物。
  9. 【請求項9】 コンディショニング剤を含有する請求項5〜8のいずれかに
    記載の調製物。
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