JPH02502539A - 毛髪のパーマネント加工用薬剤および方法 - Google Patents
毛髪のパーマネント加工用薬剤および方法Info
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- JPH02502539A JPH02502539A JP63509213A JP50921388A JPH02502539A JP H02502539 A JPH02502539 A JP H02502539A JP 63509213 A JP63509213 A JP 63509213A JP 50921388 A JP50921388 A JP 50921388A JP H02502539 A JPH02502539 A JP H02502539A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
毛髪のパーマネント加工用薬剤および方法本発明は、システィンおよび特定のア
ルカンジオールを含んだ混合物であるパーマネント加工用薬剤と、この薬剤を用
いた毛髪のパーマネント加工方法に関するものである。
毛髪のパーマネント加工を行う際、一般的にはケラチン還元用添加剤としてチオ
グリコール酸あるいはその塩を含むアルカリ化された加工用薬剤が用いられてい
る。しかし、適切な条件で使用されない場合には、このような加工用薬剤によっ
て、肌にアレルギー性反応が生じ、たとえば、髪が裂けたり、変色したり、ぬけ
たりするような髪の損傷が生じる。
そのため最近、ケラチン還元用添加剤として、天然に(たとえば、髪のケラチン
成分として)存在するアミノ酸であるシスティンを含んだパーマネント加工用薬
剤が提案されている。
しかし、システィンを多く含んだ加工用薬剤は、チオグリコール酸を多く含んだ
加工用薬剤よりも、安全で、髪に優しい加工用薬剤となりうるが、システィンを
多く含んだ加工用薬剤には、他に欠点が見られるため、今日まで広く使用される
には至っていない。
システィンは、造形力が弱いだけでなく、その安定性が少し欠けている。髪に対
してシスティンを多く含んだ加工用薬剤を用いた時、システィンは、すぐに水中
に存在する大気の酸素によって難溶性のシスチンに酸化される。酸化によって生
成したシスチンは、除去することが因難で邪魔になり、髪あるいは皮膚を白くす
る粉末の形で貯蔵され、これによってパーマネント加工用製品の品質が低下され
ることになる。
先に示した課題を解決するために、すでに多くの実験が行われてきている。たと
えば、システィンを多く含んだ加工用薬剤の酸化に対する安定性および貯蔵安定
性を、特定のシスティン誘導体を添加することによって改良することが試みられ
た。US−PS 4 153 681においては、邪魔になるシスチンの粉末
が生成しないように(すなわち、酸化に対する安定性を向上させるために)、シ
スティンの特定のアルキルエステル体を使用することが紹介されており、一方、
DE−AS 1 208 450においては、N−アルカノイルおよびN−ア
ロイル−システィンを用いることが紹介されている。DE−O52951923
によれば、この薬剤の中に、N−カルバモイルシスティンを添加することによっ
て、システィンを多く含んだ加工用薬剤の貯蔵安定性が改良できることが書かれ
ている。さらに、JP−A3 48−711 495においては、システィンを
基本とする加工用薬剤の中に、チオグリコール酸および特定の複合成分を少量添
加することによって、この薬剤の酸化に対する安定性が改良でき、嫌な硫化水素
の臭いの発生が避けられることが書かれている。また、US−PS 4 32
2 401からは、髪へ邪魔になる粉末が形成されるのを避け、安定化させるた
めに、特定の有機酸無水物を添加したシスティンを基本とするアルカリ性の加工
用薬剤が知られている。
しかし、システィンを基本とする加工用薬剤に発生する課題を解決するために、
従来より完成され提案されてきたものは、いずれも満足のいくものではなく、提
案されてきた加工用薬剤の造形適性は、不十分なものであつた。
さらに、文献として、たとえば、US−PS 3 433 868からは、特
定のアルカンジオール(例としては、1.2−プロパンジオールあるいは1.3
−ブタンジオール)を添加することによって、特定のメルカプトカルボン酸を多
(含んだ(たとえば、チオグリコール酸を多く含んだ)加工用薬剤のウェーブ適
性が改良できることが知られている。しかしながら、システィンを多く含んだ加
工用薬剤において、この種のアルカンジオールを使用することを記載した文献は
知られていない。
本発明は、一方では、優れた貯蔵安定性を有し、すなわち酸化に対しては反応性
を持たず、貯蔵中に硫化水素が生成せず、しかも邪魔になる粉末の生成もなく、
他方では、優れた造形性を有する、毛髪のパーマネント処理を行う際に用いるシ
スティンを基本とするパーマネント加工用薬剤を提供することを課題としている
。
一種類あるいは数種類の分岐を持たないC1〜C,のアルキル鎖を有するアルカ
ンジオールを、システィンを多く含んだ加工用薬剤Jこ添加することによって、
硫化水素が生成することなく、また、貯蔵中に邪魔になるシスチンの粉末が生成
されることもなく、この薬剤の造形力が高められるという、顕著な実証が本発明
によって得られた。
それゆえ、本発明の対象物は、C8〜C,のアルキル鎖を育する分岐を持たない
アルカンジオールが一種類以上含まれ、このアルカンジオールがシスティンの量
に対して3倍以上含まれることを特徴とするシスティンを基本とした毛髪のパー
マネント加工用薬剤である。
本発明に使用されるアルカンジオールとしては、アルキル鎖の炭素数が3〜6で
ある直鎖のジヒドロキシアルカンであって、たとえばn−プロパンジオール、n
−ブタンジオール、n−ベンタンジオール、n−ヘキサンジオールが挙げられ、
特に1,2−プロパンジオールと1.2−ブタンジオールならびに、これらの両
方の化合物の混合物が好ましい。
本発明の加工用薬剤には、このアルカンジオールの量が、好ましくは約20ル7
5
毛髪の造形効果のために、髪のケラチン還元成分には、本発明の加工用薬剤であ
るシスティンが、約2〜25重量パーセント、好ましくは約6〜20重量パーセ
ントの割合で含まれ、システィンは、その塩(たとえば、システィンヒドロクロ
リド−そ)水和物)の形でも存在することができる。
本発明の薬剤において、アルカンジオールに対するシスティンの音量比率は、1
:3以上であり、好ましくは1:3〜1:5である。
このパーマネント加工用薬剤は、好ましくは水溶性の溶液またはエマルジ會ンの
形で存在し、約7〜lOのpH値を有する。しかし、これは、水溶性の薬剤から
mMされた形、特にクリームとしても存在することができる。この際に必要なア
ルカリ度は、アンモニア、有機アミン、炭酸−あるいは炭酸水素−アンモニウム
およびアルカリを添加することによって得られる。
もちろん、本発明のパーマネント加工用薬剤には、このような薬剤に対して一般
的かつ良く知られている全ての添加剤、たとえばカオリン、ベントナイト、脂肪
酸、高級脂肪アルコール、デンプン、ポリアクリル酸およびその誘導体、セルロ
ース誘導体、アルギン酸塩、ワセリンまたはパラフィン油などの増粘剤、アニオ
ン系、カチオン系、両性あるいは非イオン系の界面活性剤の類である湿潤剤また
は乳化剤、たとえば、脂肪族アルコール硫酸塩、脂肪族アルコールエーテル硫酸
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼン硫酸塩、第四級アンモニウム塩、
アルキルベタイン、ヒドロキシエチル脂肪族アルコール、ヒドロキシエチルアル
キルフェノール、脂肪酸アルカノールアミドあるいはヒドロキシエチル脂肪酸エ
ステル、さらにはポリエチレングリコールエステルのような懸濁剤あるいはエタ
ノール、プロパツール、イソプロパツールあるいはグリセリンのようなアルコー
ル、溶解中間体、安定剤、緩衝物質、香料、染料、ならびに毛髪の調湿成分と毛
髪の保護成分、たとえば、カチオン性ポリマー、キトサン誘導体、ラノリン誘導
体、フレステリン、パントテン酸あるいはベタインを含むことができる。ここに
挙げた成分は、このような目的に対して一般的な量で使用され、たとえば、湿潤
剤や乳化剤の濃度は、約0.2〜10重量パーセントであり、一方、増粘剤では
この薬剤の中に約1. 0〜25重量パーセント含まれるようにして使用される
。
さらに、この薬剤には、良く知られていて付加的に用いられる作用増加剤、たと
えば、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルあるいは2−ピロリドンを約
2〜30重量パーセントの量で添加することができる。
本発明のパーマネント加工用薬剤は、酸化に対して安定であり、長期貯蔵の場合
にも硫化水素の臭いがないように改良されており、使用する場合に邪魔になる粉
末の生成が起こらない。本発明の薬剤では、従来のシスティンを基本とした加工
用薬剤よりも毛髪の造形効果が明らかに高められており、邪魔になる副効果が現
れることなく、これまでよりもシスティン成分の割合を多くすることができる。
−成分調製型の代わりに二成分調製型の薬剤にすれば、両方の成分を混合するこ
とによって使用する直前に薬剤を準備することができるので(ただし、その際、
第1の成分はシスティンおよびアルカンジオールを含む無水成分であり、一方、
第2の成分はアルカリ性物質ならびにパーマネント加工用薬剤において一般に添
加される物質を含む水溶性成分である)、この加工用薬剤の優れた貯蔵能力を、
さらに高めることができる。
さらに、本発明は毛髪のパーマネント加工の処理方法に関するもので、加工用薬
剤を用いて処理を行い、所望の髪型にする前および/あるいは後において、髪を
処理し、水で洗い、それから酸化による後処理を行い、水で洗い、続いてセット
し、そして乾燥させるものであって、加工処理を行う際には、前述の、すなわち
、C8〜C5のアルキル鎖を有するアルカンジオールがシスティンの量に対して
3倍以上含まれるシスティンを基本とした加工用薬剤が使用されることを特徴と
する。
本発明の方法を詳しく述べると、まず、髪をそれぞれ髪の束に分割し、直径が約
5〜13mmのカーラーを用いてカールさせる。それから、パーマネント加工に
適した量として、本発明の加工用薬剤を、好ましくは約80〜120g用いて髪
を処理する。
本発明に記載された方法を、さらに詳しく述べると、髪を洗髪した後、加工用薬
剤、好ましくは約40〜60gで湿らせ、それぞれ髪の束に分割し、カーラーで
カールさせる。それから、残りの加工用薬剤、好ましくは約40〜60gを使用
して、もう一度処理を行う。
パーマネント加工において、充分な作用時間とは、毛髪の性質、pH値と加工用
薬剤の造形力に応じたものであって、また使用温度にも依存するが、約5〜45
分間(5〜30分間は加熱反応で、20〜45分間は非加熱反応)であり、髪を
水で洗った後、続いて酸化による後処理を行う(固定化)。後処理剤は、髪の量
に応じて約80〜100gの量が使用される。
酸化による後処理には、このような処理に従来より使われてきたあらゆる任意の
後処理剤が使用できる。このような後処理剤として利用できる酸化剤には、たと
えば、臭素酸ナトリウムおよびカリウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素およ
び過酸化水素がある。
酸化剤の濃度は、使用される時間(標準的には5〜15分間)および使用温度の
違いに依存し、一般的には、水溶性の後処理剤中の酸化剤は、約0.5〜lO重
量パーセントの割合で存在する。酸化による後処理に用いる試薬には、もちろん
、次のような物質、たとえば、湿潤剤、弱酸、緩衝剤あるいは過酸化物安定剤な
どが含まれ、水溶性溶液あるいはエマルジョンの形でも、また、水溶性塩基から
濃縮された形、特にクリーム、ゲルあるいはペーストであってもよい。
続いて、カーラーを取り除く。必要な場合には、その後、巻かれていない髪にも
う一度酸化による後処理をすることもできる。それから、髪を水で洗って、カー
ルさせ、最後に乾燥させる。
次に示した実施例は、本発明の詳細な説明するものであるが、これに限定される
ものではない。
実施例
実施例1: 二成分系のパーマネントウェーブ剤成分1: システィンヒドロク
ロリド−モノ水和物(システィン=10.3g) 15g1.2
−ブタンジオール 25g1.2−プロパンジオール
10g0g
成分2: アンモニア、25%水溶液 15.OOgココナツツ油酸ジ
ノチルアンモニウムベタイン(デバイトン@AB30.ヘンケルKGaA。
デュッセルドルフ) 0.50g香料
0.15g水 34
. 35g使用する前に、両方の成分をいっしょに混合する。使用直前のパーマ
ネントウェーブ剤は、9.1〜9.3の間のpH値を有する。
洗った後、タオルで乾かせた髪を直径7mmのカーラーでカールし、続いて前述
のパーマネントウェーブ剤で、十分湿らせる。それから、プラスチック製の帽子
で髪を覆う。室温で25分間作用させた後、覆いを取り、髪を水で洗浄し、それ
から3%の過酸化水素水溶液100gで、酸化による後処理を行う。カーラーを
取り除いた後、髪を再び水で洗浄し、カールし、それから乾燥させる。
これによって、髪へ邪魔になるシスチンが沈澱することなく、釣合いのとれた髪
型が維持された。
実施例2: システィンを基本としたパーマネントウェーブ剤システィン
10.0g1.2−ブタンジオール 40
.0gアンモニア、25%水溶液 4.5g香料
0.5g水(塩を全く含まない) 45.0
gこの加工用薬剤のpH値は、9.1であった。
髪を、中性のシャンプーで洗う。続いてタオルで乾燥させた髪を、先に示したウ
ェーブ用液体の約半分の量を用いて湿らせ、直径8mmのパーマネントウェーブ
用カーラーでカールさせ、それから、残りのパーマネントウェーブ用液体を用い
て再び湿らせる。続いて、プラスチックフィルムで髪に覆いをする。50℃、1
2分間の作用時間後、覆いを取って、カールした髪を水で充分に洗い、その後3
%の過酸化水素水溶液80gで、酸化による後処理を行う。カーラーを取った後
、髪を再び水で洗浄し、続いてセットし、乾燥させる。
このようにして処理を行った髪は、釣合いのとれたカールを有し、このカールは
優れた弾性および反発力を示し、邪魔になるシスチンの沈澱はなかった。
実施例3: パーマネントウェーブ剤システィンヒドロクロリド−モノ水和物
(システィン=15.0g) 22、Ogl、2−ブタンジオール
45.0gアンモニア、25%水溶液 33.0gこの
パーマネントウェーブ剤のpH値は、9.5であった。
毛髪のウェーブ処理は、前述の実施例2と同じ方法により行った。
比較実験
次の5つのパーマネントウェーブ剤のウェーブ適性を、束髪を用いた実験により
比較した。
(A)実施例1に記載のパーマネントウェーブ剤(B)実施例3に記載のパーマ
ネントウェーブ剤(C)ブタンジオール成分の割合を45重量パーセントの代わ
りに10重量パーセントとした実施例3に記載のパーマネントウェーブ剤
CD)ブタンジオール/プロパンジオール35重量パーセントの代わりに5重量
パーセントのプロパンジオール成分を用いた実施例1に記載のパーマネントウェ
ーブ剤
(E)ブタンジオールが添加されていない実施例3に記載のノく−マネントウエ
ーブ剤
例(C)、(D)および(E)においては、使用されるパーマネントウェーブ剤
のアルカンジオールが不足する分を、水によって補充した。
束髪を用いた実験は、次のようにして行った。
はじめに、束髪を螺旋状のカーラーに巻き、パーマネントウェーブ剤(A)でし
っかり湿らせる。45℃、20分間の作用時間後、髪を水で洗って、それから、
2.5%の過酸化水素水溶液で固定化し、再び水で洗った。続いて、カーラーを
取り去り、束髪を乾燥させ、束髪の長さく向かい合った端と端の間の直線距離)
を測定した(測定方法(a))。
続いて、束髪を5時間、相対湿度80%の加湿器の中に吊るして、それから水の
中に1時間吊り下げた。その後、再び束髪の長さを測定した(測定方法(b))
。
ウェーブを保持した値から、ウェーブ効率を次の式によって調査した。
e−L
ウェーブ効率〔%] = −X 100L、−L。
式中、Lo=最初の束髪の長さ
L =処理した後の束髪の長さ
り、=カールした状態での束髪の長さ
ウェーブ効率の他に、処理された束髪の状態と関係のある髪の光沢、手触りおよ
び外観を評価した。
パーマネントウェーブ剤(B)、(C)、(D)および(E)のウェーブ効率に
ついても、薬剤(A)において行った前述の方法によって調査を行い、その際、
すべての比較実験において使用された束髪は、同じ物性であるもの(束髪には、
16cmの長さをもち、0.1gの重さである、傷がなく正常な髪が使用)が、
使用された。
使用された螺旋状のカーラーの直径は、8mmであった。
この比較実験の結果を、次の表1にまとめた。
(a)ヘアフオーム処理直後のウェーブ効率(b)加湿器に5時間入れ、水で処
理を1時間行った後のウェーブ効率
表1から明らかなように、本発明の薬剤(パーマネントウェーブ剤(A)および
(B))は、パーマネントウェーブ処理直後から、等量のシスティン成分をもっ
た本発明のものとは異なる薬剤(パーマネントウェーブ剤(C)ないしくE))
に比べて、わずかに高いウェーブ強度を育している。
しかしも、相対湿度80%で5時間保存した後、水の中に1時間入れられた束髪
においては、パーマネントウェーブ剤(A)および(B)は、パーマネントウェ
ーブ剤(C)、(D)および(E)に比べて、明らかに高いウェーブ強度を有し
ている。このことは、本発明の薬剤(A)および(B)が、ウェーブ安定性(す
なわち、パーマネントウェーブの安定性)において、システィンとアルカンジオ
ールの比率が1:3よりも小さいパーマネントウェーブ剤(パーマネントウェー
ブ剤(CL (D)および(E))に比べて、実質的に優れていることを意味
している。
さらに、パーマネントウェーブ剤(D)および(E)によりて処理された髪は、
いくらか白くなり、シスチンの分離によって不快な臭いが生じた。これとは対照
的に、本発明のパーマネントウェーブ剤(A)および(B)には、このような現
象は現れず、髪には優れた光沢があった。また、パーマネントウェーブ剤(A)
および(B)の場合では、不快な臭いについても、パーマネントウェーブ剤(C
)、(D)および(E)よりも実質的に少なかった。
処理された髪をつかんだ時の感覚および手触りに関しては、パーマネントウェー
ブ剤(C)、(D)および(E)により処理された髪の表面は、柔らかさがなく
、髪の手触りが固いのに対して、パーマネントウェーブ剤(A)および(B)に
より処理された髪は非常に柔らかく、なめらかな手触りを示した。
国際調査報告
′Nm″” ” PC”/HP 88101001国際調査報告
EP8801002
SA 25207
Claims (10)
- 1.炭素数が3〜6のアルキル鎖であって、しかも分岐していないアルカンジオ ールを一種類以上含み、上記アルカンジオールがシステインの量に対して3倍以 上含まれることを特徴とするシステインを基本とした毛髪のパーマネント加工用 薬剤。
- 2.システインが2〜25重量パーセントの割合で含まれることを特徴とする請 求項1記載の薬剤。
- 3.アルカンジオールが20〜75重量パーセントの割合で含まれることを特徴 とする請求項1または2記載の薬剤。
- 4.pH値が7〜10であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記 載の薬剤。
- 5.アルカンジオールが、1,2−プロパンジオールと1,2−ブタンジオール から選択されたものであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載 の薬剤。
- 6.システインとアルカンジオールの重量比が1:3〜1:5であることを特徴 とする請求項1ないし5いずれか1項記載の薬剤。
- 7.二成分系に調製されたものであって、第1の成分がシステインおよびアルカ ンジオールを含む無水成分であり、第2の成分がアルカリ性物質ならびにパーマ ネント加工用薬剤の一般的な添加剤を含有する水性成分であることを特徴とする 請求項1ないし6いずれか1項記載の薬剤。
- 8.毛髪を所望の型にしょうとする前および/あるいは後において、加工用薬剤 で処理し、水で洗った後、酸化による後処理を行い、水で洗った後、続いてセッ トし、乾燥させるものであって、上記加工用薬剤として請求項1ないし7いずれ か1項記載の薬剤を使用することを特徴とする毛髪のパーマネント加工方法。
- 9.上記加工用薬剤を髪に5〜45分間作用させることを特徴とする請求項8記 載の方法。
- 10.上記加工用薬剤を80〜120グラム使用することを特徴とする請求項8 または9記載の方法。
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