JPH09110655A - パーマネントウェーブ組成物 - Google Patents
パーマネントウェーブ組成物Info
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- JPH09110655A JPH09110655A JP8243015A JP24301596A JPH09110655A JP H09110655 A JPH09110655 A JP H09110655A JP 8243015 A JP8243015 A JP 8243015A JP 24301596 A JP24301596 A JP 24301596A JP H09110655 A JPH09110655 A JP H09110655A
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- Epidemiology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 （Ａ）還元性チオ化合物から選ばれる１
種以上、（Ｂ）天然又は合成油又は油脂類、脂肪族アル
コール及び脂肪酸エステルから選ばれる親油性物質の１
種以上を全組成物中、０．０５〜５重量％、及び（Ｃ）
カチオン性ポリマーの１種以上を全組成物中０．１〜５
重量％を含有することを特徴とするパーマネントウェー
ブ組成物。 【効果】 繰り返し処理しても髪にダメージや炎症を与
えることなく、優れたウェーブ効果、くし通り性及び光
沢を付与することができる。
種以上、（Ｂ）天然又は合成油又は油脂類、脂肪族アル
コール及び脂肪酸エステルから選ばれる親油性物質の１
種以上を全組成物中、０．０５〜５重量％、及び（Ｃ）
カチオン性ポリマーの１種以上を全組成物中０．１〜５
重量％を含有することを特徴とするパーマネントウェー
ブ組成物。 【効果】 繰り返し処理しても髪にダメージや炎症を与
えることなく、優れたウェーブ効果、くし通り性及び光
沢を付与することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り返し使用して
も毛髪に損傷を与えることなく優れたウェーブ効果、く
し通り性及び光沢を付与することのできるパーマネント
ウェーブ組成物に関する。
も毛髪に損傷を与えることなく優れたウェーブ効果、く
し通り性及び光沢を付与することのできるパーマネント
ウェーブ組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】パーマネントウェーブは２つの工程によ
り形成されることが知られている。即ち、還元剤の作用
により毛髪のシスチン（ジスルフィド）結合を還元切断
する工程と、その後の酸化剤を使用した中和又は固定工
程であり、この後者の工程によりシスチン（ジスルフィ
ド）結合が復元する。
り形成されることが知られている。即ち、還元剤の作用
により毛髪のシスチン（ジスルフィド）結合を還元切断
する工程と、その後の酸化剤を使用した中和又は固定工
程であり、この後者の工程によりシスチン（ジスルフィ
ド）結合が復元する。
【０００３】今日最も多用されている還元剤はチオグリ
コール酸、特にそのアンモニウム塩である。その他にも
多くのチオ化合物が還元剤とし提案されているが、実用
に供されてはいない。
コール酸、特にそのアンモニウム塩である。その他にも
多くのチオ化合物が還元剤とし提案されているが、実用
に供されてはいない。
【０００４】チオグリコレート組成物は通常、pH値８〜
１０、特に８．５〜９．５で使用されるが、このpH値に
おいて短い期間内に繰り返してウェーブをかけると毛髪
を損傷することがある。
１０、特に８．５〜９．５で使用されるが、このpH値に
おいて短い期間内に繰り返してウェーブをかけると毛髪
を損傷することがある。
【０００５】このような不都合を解決するため、pH約
６．８〜７．８、即ちほぼ中性で使用される、いわゆる
「酸性パーマネントウェーブ組成物」が試みられてき
た。この酸性パーマネントウェーブ組成物において最も
多用される還元剤はチオグリコール酸モノグリセロール
エステルである。しかし、使用者によってはこの物質に
対して感作性があるので、これによる解決は最善なもの
ではない。
６．８〜７．８、即ちほぼ中性で使用される、いわゆる
「酸性パーマネントウェーブ組成物」が試みられてき
た。この酸性パーマネントウェーブ組成物において最も
多用される還元剤はチオグリコール酸モノグリセロール
エステルである。しかし、使用者によってはこの物質に
対して感作性があるので、これによる解決は最善なもの
ではない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、短
期間内に繰り返し使用しても毛髪を損傷することなく、
また皮膚に対する影響も小さく、しかも優れたウェーブ
効果、くし通り性と光沢を与えるパーマネントウェーブ
組成物を提供することを目的とする。
期間内に繰り返し使用しても毛髪を損傷することなく、
また皮膚に対する影響も小さく、しかも優れたウェーブ
効果、くし通り性と光沢を与えるパーマネントウェーブ
組成物を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、還元性チオ化合物に特
定の油剤とカチオン性ポリマーを併用することにより、
上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成する
に至った。
発明者は鋭意検討を行った結果、還元性チオ化合物に特
定の油剤とカチオン性ポリマーを併用することにより、
上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【０００８】すなわち、本発明は、（Ａ）還元性チオ化
合物から選ばれる１種以上、（Ｂ）天然又は合成の油又
は油脂類、脂肪族アルコール及び脂肪酸エステルから選
ばれる親油性物質の１種以上０．０５〜５重量％、及び
（Ｃ）カチオン性ポリマーの１種以上０．１〜５重量％
を含有することを特徴とするパーマネントウェーブ組成
物を提供するものである。
合物から選ばれる１種以上、（Ｂ）天然又は合成の油又
は油脂類、脂肪族アルコール及び脂肪酸エステルから選
ばれる親油性物質の１種以上０．０５〜５重量％、及び
（Ｃ）カチオン性ポリマーの１種以上０．１〜５重量％
を含有することを特徴とするパーマネントウェーブ組成
物を提供するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明で使用される（Ａ）成分の
還元性チオ化合物としては、特に制限されず、チオグリ
コール酸、チオ乳酸又はそれらの塩、システイン又はそ
の塩、ホモシステイン、システアミン、Ｎ−アセチルシ
ステイン、チオグリセロール、モノチオグリコール酸エ
チレングリコール、モノチオグリコール酸１，２−プロ
ピレングリコール（国際公開ＷＯ−Ａ９３／１７９
１）、モノチオグリコール酸トリメチレングリコール又
はその異性体混合物、モノチオグリコール酸１，３−ブ
タンジオール及びモノチオグリコール酸１，４−ブタン
ジオール又はその異性体混合物、モノチオ乳酸エタンジ
オールモノチオ乳酸１，２−プロパンジオール及びモノ
チオ乳酸１，３−プロパンジオール又はその異性体混合
物、モノチオ乳酸１，３−ブタンジオール及びモノチオ
乳酸１，４−ブタンジオール又はその異性体混合物、モ
ノチオグリコール酸又はモノチオ乳酸ジ−、トリ−又は
テトラエチレングリコール等のモノチオグリコール酸又
はモノチオ乳酸ポリエチレングリコール、モノチオグリ
コール酸又はモノチオ乳酸ジ−、トリ又はテトラプロピ
レングリコール等のモノチオグリコール酸又はモノチオ
乳酸ポリプロピレングリコール、モノチオ乳酸グリセロ
ール及び他のチオ酸又はチオエステル又はその混合物等
が挙げられる。このうち、チオグリコール酸、チオ乳酸
又はそれらの塩が好ましく、特にチオグリコール酸、チ
オ乳酸のアンモニウム塩又はエタノールアミン塩が好ま
しい。
還元性チオ化合物としては、特に制限されず、チオグリ
コール酸、チオ乳酸又はそれらの塩、システイン又はそ
の塩、ホモシステイン、システアミン、Ｎ−アセチルシ
ステイン、チオグリセロール、モノチオグリコール酸エ
チレングリコール、モノチオグリコール酸１，２−プロ
ピレングリコール（国際公開ＷＯ−Ａ９３／１７９
１）、モノチオグリコール酸トリメチレングリコール又
はその異性体混合物、モノチオグリコール酸１，３−ブ
タンジオール及びモノチオグリコール酸１，４−ブタン
ジオール又はその異性体混合物、モノチオ乳酸エタンジ
オールモノチオ乳酸１，２−プロパンジオール及びモノ
チオ乳酸１，３−プロパンジオール又はその異性体混合
物、モノチオ乳酸１，３−ブタンジオール及びモノチオ
乳酸１，４−ブタンジオール又はその異性体混合物、モ
ノチオグリコール酸又はモノチオ乳酸ジ−、トリ−又は
テトラエチレングリコール等のモノチオグリコール酸又
はモノチオ乳酸ポリエチレングリコール、モノチオグリ
コール酸又はモノチオ乳酸ジ−、トリ又はテトラプロピ
レングリコール等のモノチオグリコール酸又はモノチオ
乳酸ポリプロピレングリコール、モノチオ乳酸グリセロ
ール及び他のチオ酸又はチオエステル又はその混合物等
が挙げられる。このうち、チオグリコール酸、チオ乳酸
又はそれらの塩が好ましく、特にチオグリコール酸、チ
オ乳酸のアンモニウム塩又はエタノールアミン塩が好ま
しい。
【００１０】本発明において、還元性チオ化合物は、単
独又は２種以上を組合せて使用することができ、該還元
性チオ化合物を含めた還元剤の配合量としては、遊離チ
オグリコール酸換算で約２．５〜１５重量％とするのが
好ましい。
独又は２種以上を組合せて使用することができ、該還元
性チオ化合物を含めた還元剤の配合量としては、遊離チ
オグリコール酸換算で約２．５〜１５重量％とするのが
好ましい。
【００１１】（Ｂ）成分の油又は油脂類は、天然又は合
成のいずれも使用することができ、天然の油又は油脂類
としては、例えばアボカド油、ココナッツ油、パーム
油、胡麻油、ピーナッツ油、向日葵の種油、アーモンド
油、ピーチケルネル油、小麦胚芽油、マカダミアナッツ
油、プリムローズ油、ホホバ油、ヒマシ油、オリーブ油
及び大豆油等の植物油、抹香鯨油、ラノリン又はその誘
導体、パラフィン誘導体等の鉱油、ペトロラタム及びワ
ックス類が挙げられる。このうち、植物油が好ましい。
成のいずれも使用することができ、天然の油又は油脂類
としては、例えばアボカド油、ココナッツ油、パーム
油、胡麻油、ピーナッツ油、向日葵の種油、アーモンド
油、ピーチケルネル油、小麦胚芽油、マカダミアナッツ
油、プリムローズ油、ホホバ油、ヒマシ油、オリーブ油
及び大豆油等の植物油、抹香鯨油、ラノリン又はその誘
導体、パラフィン誘導体等の鉱油、ペトロラタム及びワ
ックス類が挙げられる。このうち、植物油が好ましい。
【００１２】合成の油又はワックス類としては、ポリエ
チレングリコール、不揮発性シリコーン油等が好まし
い。
チレングリコール、不揮発性シリコーン油等が好まし
い。
【００１３】（Ｂ）成分の脂肪族アルコールとしては、
特に制限されないが、例えばミリスチル、セチル、ステ
アリル及びココイルアルコール及びワックスアルコール
類等の分子中、炭素数が８〜３６、特に１２〜３６の脂
肪族アルコールが好ましい。また、脂肪酸エステルとし
ては、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
テート、イソプロピルステアレート、イソプロピルイソ
ステアレート、オレイルオレート、イソセチルステアレ
ート、ヘキシルラウレート、ジブチルアジペート、ジオ
クチルアジペート、ミリスチルミリステート、オレイル
エルケート、ＰＥＧ−７−グリセリルココエート等のポ
リエチレングリコールとポリグリセリル脂肪酸のエステ
ル及びセチルパルミテート等が挙げられる。
特に制限されないが、例えばミリスチル、セチル、ステ
アリル及びココイルアルコール及びワックスアルコール
類等の分子中、炭素数が８〜３６、特に１２〜３６の脂
肪族アルコールが好ましい。また、脂肪酸エステルとし
ては、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
テート、イソプロピルステアレート、イソプロピルイソ
ステアレート、オレイルオレート、イソセチルステアレ
ート、ヘキシルラウレート、ジブチルアジペート、ジオ
クチルアジペート、ミリスチルミリステート、オレイル
エルケート、ＰＥＧ−７−グリセリルココエート等のポ
リエチレングリコールとポリグリセリル脂肪酸のエステ
ル及びセチルパルミテート等が挙げられる。
【００１４】（Ｂ）成分の親油性物質は、１種又は２種
以上を組合せて配合することができ、その配合量として
は、全組成物中、０．０５〜５重量％、好ましくは０．
２５〜２．５重量％である。
以上を組合せて配合することができ、その配合量として
は、全組成物中、０．０５〜５重量％、好ましくは０．
２５〜２．５重量％である。
【００１５】（Ｃ）成分のカチオン性ポリマーとして
は、特に制限されないが、"ＣＴＦＡInternational Cos
metic Ingredient Dictionary"第５版に記載されたカチ
オン性ポリマーが好ましい。具体的には、“ポリマーＪ
Ｒ”型の第４級化セルロース誘導体、登録商標「メルク
ウェット（Merquat）」で市販されているジメチルジア
リルアンモニウムクロライドの第４級化ホモ又は共重合
体、登録商標「ガフクウェット（Gatquat）」で市販さ
れているビニルピロリドン／ジアルキルアミノアルキル
（メタ）クリレート共重合体第４級化物等の第４級化ポ
リビニルピロリドン誘導体、登録商標「ルビウェット
（Luviquat）」で市販されているビニルピロリドン／ビ
ニルイミダゾリウムメトクロライド共重合体、登録商標
「カルタレチンＦ（CartaretineF）」で市販されている
アジピン酸／ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチ
レントリアミン共重合体及び登録商標「ミラポールＡ１
５（Mirapol Ａ１５）」で市販され、また米国特許番号
第４１５７３８８号に記載の尿素構造体を有するビス第
４級化長鎖アンモニウム化合物等が挙げられる。
は、特に制限されないが、"ＣＴＦＡInternational Cos
metic Ingredient Dictionary"第５版に記載されたカチ
オン性ポリマーが好ましい。具体的には、“ポリマーＪ
Ｒ”型の第４級化セルロース誘導体、登録商標「メルク
ウェット（Merquat）」で市販されているジメチルジア
リルアンモニウムクロライドの第４級化ホモ又は共重合
体、登録商標「ガフクウェット（Gatquat）」で市販さ
れているビニルピロリドン／ジアルキルアミノアルキル
（メタ）クリレート共重合体第４級化物等の第４級化ポ
リビニルピロリドン誘導体、登録商標「ルビウェット
（Luviquat）」で市販されているビニルピロリドン／ビ
ニルイミダゾリウムメトクロライド共重合体、登録商標
「カルタレチンＦ（CartaretineF）」で市販されている
アジピン酸／ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチ
レントリアミン共重合体及び登録商標「ミラポールＡ１
５（Mirapol Ａ１５）」で市販され、また米国特許番号
第４１５７３８８号に記載の尿素構造体を有するビス第
４級化長鎖アンモニウム化合物等が挙げられる。
【００１６】かかるカチオン性ポリマーとしては、独国
出願番号第２５２１９６０、２８１１０１０、３０４４
７３８及び３２１７０５９に記載のカチオン性ポリマー
及び欧州特許出願番号第３３７３５４号の第３〜７頁に
記載の生成物が挙げられる。
出願番号第２５２１９６０、２８１１０１０、３０４４
７３８及び３２１７０５９に記載のカチオン性ポリマー
及び欧州特許出願番号第３３７３５４号の第３〜７頁に
記載の生成物が挙げられる。
【００１７】また、登録商標“レキセイン ＱＸ ３０
００”、“マクプロ ＮＬＰ”、“マクプロ ＫＬ
Ｐ”、“マクプロ ＳＬＰ”、“マクプロ ＮＬＷ”及
び“ラメクウット”等の第４級化蛋白質加水分解物を使
用することもできる。
００”、“マクプロ ＮＬＰ”、“マクプロ ＫＬ
Ｐ”、“マクプロ ＳＬＰ”、“マクプロ ＮＬＷ”及
び“ラメクウット”等の第４級化蛋白質加水分解物を使
用することもできる。
【００１８】上記カチオン性ポリマーは、１種又は２種
以上を組合せて配合することができ、その配合量として
は、全組成物中、０．１〜５重量％、好ましくは０．２
５〜２．５重量％である。
以上を組合せて配合することができ、その配合量として
は、全組成物中、０．１〜５重量％、好ましくは０．２
５〜２．５重量％である。
【００１９】本発明のパーマネントウェーブ組成物は、
上記必須成分の他に、アルカリ化剤を含むことができ
る。かかるアルカリ化剤としては、例えば、カルバミン
酸アンモニウム、アンモニア、炭酸（水素）アンモニウ
ム等が挙げられる。アルカリ化剤の配合量としては、還
元剤の種類、組成物のpH値により異なるが、組成物中、
約０．１〜５重量％、特に約０．５〜２．５重量％とす
ることが好ましい。また、アルカリ化剤により調整され
る組成物のpH値としては、好ましくは約６．５〜９．
５、特に好ましくは約７〜８．５の範囲である。
上記必須成分の他に、アルカリ化剤を含むことができ
る。かかるアルカリ化剤としては、例えば、カルバミン
酸アンモニウム、アンモニア、炭酸（水素）アンモニウ
ム等が挙げられる。アルカリ化剤の配合量としては、還
元剤の種類、組成物のpH値により異なるが、組成物中、
約０．１〜５重量％、特に約０．５〜２．５重量％とす
ることが好ましい。また、アルカリ化剤により調整され
る組成物のpH値としては、好ましくは約６．５〜９．
５、特に好ましくは約７〜８．５の範囲である。
【００２０】本発明のパーマネントウェーブ組成物はア
ニオン性、カチオン性、ノニオン性又は両性の界面活性
剤を配合することができる。還元性パーマネントウェー
ブ組成物及び中和性パーマネントウェーブ組成物に用い
られる界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤が好
ましく、これはノニオン性界面活性剤と組合せて用いる
ことができる。
ニオン性、カチオン性、ノニオン性又は両性の界面活性
剤を配合することができる。還元性パーマネントウェー
ブ組成物及び中和性パーマネントウェーブ組成物に用い
られる界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤が好
ましく、これはノニオン性界面活性剤と組合せて用いる
ことができる。
【００２１】アニオン性界面活性剤としては、例えばア
ルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸、
好ましくはそれらのアルカリ塩、蛋白質脂肪酸縮合物等
が挙げられる。
ルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸、
好ましくはそれらのアルカリ塩、蛋白質脂肪酸縮合物等
が挙げられる。
【００２２】ノニオン性界面活性剤としては、例えば炭
素数８〜１８の脂肪族アルコールポリグリコールエーテ
ル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アルカノー
ルアミド、アミンオキシド、更に、好ましくは炭素数８
〜１８のアルキルポリグルコシドが好ましい。
素数８〜１８の脂肪族アルコールポリグリコールエーテ
ル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アルカノー
ルアミド、アミンオキシド、更に、好ましくは炭素数８
〜１８のアルキルポリグルコシドが好ましい。
【００２３】両性界面活性剤としては、例えばベタイン
及びアミドベタインが挙げられる。また、カチオン性界
面活性剤としては、カチオン性中和剤で用いる第４級ア
ンモニウム化合物が挙げられる。
及びアミドベタインが挙げられる。また、カチオン性界
面活性剤としては、カチオン性中和剤で用いる第４級ア
ンモニウム化合物が挙げられる。
【００２４】上記界面活性剤は、１種又は２種以上を組
合せて配合することができ、その配合量としては、還元
性組成物中、約０．１〜１０重量％、特に約１〜５重量
％が好ましい。
合せて配合することができ、その配合量としては、還元
性組成物中、約０．１〜１０重量％、特に約１〜５重量
％が好ましい。
【００２５】本発明のパーマネントウェーブ組成物は、
更にアニオン性、ノニオン性又は両性のポリマー類を配
合することが好ましい。
更にアニオン性、ノニオン性又は両性のポリマー類を配
合することが好ましい。
【００２６】ポリマー類は１種又は２種以上を組合せて
配合することができ、その配合量としては、組成物中、
約０．１〜５重量％が好ましく、特に約０．２５〜５重
量％が好ましい。
配合することができ、その配合量としては、組成物中、
約０．１〜５重量％が好ましく、特に約０．２５〜５重
量％が好ましい。
【００２７】本発明において、還元性パーマネントウェ
ーブ組成物に配合される他の成分としては、炭素数３〜
６のアルカンジオール又はそのエーテル類が好ましく、
特にその炭素数１〜３のモノアルキルエーテル類が好ま
しい。この例としては１，２−プロパンジオール、１，
３−プロパンジオール、１−メトキシプロパノール（−
２）、１−エトキシプロパノール（−２）、１，３−ブ
タンジオール、１，４−ブタンジオール、ジエチレング
リコール又はそのモノメチルエーテル、モノエチルエー
テル及びジプロピレングリコール又はそのモノメチルエ
ーテル、モノエチルエーテルが挙げられる。
ーブ組成物に配合される他の成分としては、炭素数３〜
６のアルカンジオール又はそのエーテル類が好ましく、
特にその炭素数１〜３のモノアルキルエーテル類が好ま
しい。この例としては１，２−プロパンジオール、１，
３−プロパンジオール、１−メトキシプロパノール（−
２）、１−エトキシプロパノール（−２）、１，３−ブ
タンジオール、１，４−ブタンジオール、ジエチレング
リコール又はそのモノメチルエーテル、モノエチルエー
テル及びジプロピレングリコール又はそのモノメチルエ
ーテル、モノエチルエーテルが挙げられる。
【００２８】ジオール類は１種又は２種以上を組合せて
配合することができ、その配合量としては、組成物中、
０．５〜３０重量％が好ましく、特に約１〜１５重量
％、更に約５〜１０重量％が好ましい。
配合することができ、その配合量としては、組成物中、
０．５〜３０重量％が好ましく、特に約１〜１５重量
％、更に約５〜１０重量％が好ましい。
【００２９】上記炭素数３〜６のアルカンジオール又は
そのエーテル類に、更にモノアルコール類又はポリアル
コール類を配合することができる。かかるアルコール類
としては、エタノール、プロパノール−１、プロパノー
ル−２、グリセロール、ヘキサントリオール、エチルカ
ルビトール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタ
ノール、プロピレンカルボキシレート（４−メチル
１，３−ジオキソラン−２−オン）、Ｎ−アルキルピロ
リドン及び尿素等が挙げられる。
そのエーテル類に、更にモノアルコール類又はポリアル
コール類を配合することができる。かかるアルコール類
としては、エタノール、プロパノール−１、プロパノー
ル−２、グリセロール、ヘキサントリオール、エチルカ
ルビトール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタ
ノール、プロピレンカルボキシレート（４−メチル
１，３−ジオキソラン−２−オン）、Ｎ−アルキルピロ
リドン及び尿素等が挙げられる。
【００３０】本発明の組成物にはまた、パーマネントウ
ェーブ組成物に通常使用される任意の成分を配合するこ
とができ、組成物の形態としては、（水性）溶液、エマ
ルション、クリーム、フォーム剤等が挙げられる。
ェーブ組成物に通常使用される任意の成分を配合するこ
とができ、組成物の形態としては、（水性）溶液、エマ
ルション、クリーム、フォーム剤等が挙げられる。
【００３１】反復を避けるため、例えば、「Ullmann's
Encyclopedia of Industrial Chemistry 、第Ａ１２巻
（１９８６）、５８８〜５９１頁」、特にケイ・シュレ
イダー（K. Schrader）のモノグラフ「Grundlagen und
Rezepturen der Kosmetika、第２版（１９８９、Huethi
g Verlag、Heidelberg）、８２３〜８４０頁」、また、
ディー・ホランベルグ（D. Hollenberg）らによる調査
報告書「Seifen-Oele-Fette-Wachse、１１７（１９９
１）、８１〜８７頁」に記載されている現行技術を参照
することができる。
Encyclopedia of Industrial Chemistry 、第Ａ１２巻
（１９８６）、５８８〜５９１頁」、特にケイ・シュレ
イダー（K. Schrader）のモノグラフ「Grundlagen und
Rezepturen der Kosmetika、第２版（１９８９、Huethi
g Verlag、Heidelberg）、８２３〜８４０頁」、また、
ディー・ホランベルグ（D. Hollenberg）らによる調査
報告書「Seifen-Oele-Fette-Wachse、１１７（１９９
１）、８１〜８７頁」に記載されている現行技術を参照
することができる。
【００３２】これらの文献に開示されている組成物や成
分を本発明の組成物に使用してもよい。
分を本発明の組成物に使用してもよい。
【００３３】必要であれば、例えば、ドイツ特許出願第
３７ ４０ ９２６号に記載されているように、還元剤
組成物を適用する前にプレコンディショニングトリート
メント剤を適用してもよい。このプレコンディショニン
グトリートメント剤の適用時に毛髪をカーラーに巻き、
その後に還元剤組成物を適用する。約１５〜３０分間処
理した後に水ですすぎ、次いで通常の過酸化物組成物又
は臭素酸塩組成物を適用して毛髪を中和する。
３７ ４０ ９２６号に記載されているように、還元剤
組成物を適用する前にプレコンディショニングトリート
メント剤を適用してもよい。このプレコンディショニン
グトリートメント剤の適用時に毛髪をカーラーに巻き、
その後に還元剤組成物を適用する。約１５〜３０分間処
理した後に水ですすぎ、次いで通常の過酸化物組成物又
は臭素酸塩組成物を適用して毛髪を中和する。
【００３４】更に、還元工程と中和工程との間に中間ト
リートメント工程を設けることもできる。
リートメント工程を設けることもできる。
【００３５】
【発明の効果】繰り返し処理しても、髪にダメージを与
えることなく、また皮膚に炎症をおこすことなく、優れ
たウェーブ効果、くし通り性及び光沢を付与することが
できる。
えることなく、また皮膚に炎症をおこすことなく、優れ
たウェーブ効果、くし通り性及び光沢を付与することが
できる。
【００３６】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、これは単に例示であって、本発明を制限するもの
ではない。
るが、これは単に例示であって、本発明を制限するもの
ではない。
【００３７】実施例１ 表１に示す組成のパーマネントウェーブ組成物（ソリュ
ーション）を調製した。次いで、該組成物で、カールク
リップに巻かれた毛髪を２０〜３０分間処理し、水洗後
表２に示す組成物で中和した。
ーション）を調製した。次いで、該組成物で、カールク
リップに巻かれた毛髪を２０〜３０分間処理し、水洗後
表２に示す組成物で中和した。
【００３８】
【表１】
【００３９】
【表２】
【００４０】上記の処理により、毛髪は光沢を有し、容
易にウェーブがかかり、思い通りの毛髪形態となった。
また、繰り返し処理しても皮膚が過敏に反応することは
なかった。また、登録商標「アボカディン」、ペトロラ
タム及びビサボロール無添加の組成物について同様の処
理を行ったが、ウェーブのかかりが悪く、思い通りの形
態とならず、光沢やくし通りについても劣った。これ
は、特にハーフ・サイドテスト（half-side Testing;頭
髪を左右に分け、その各々に比較の対象となる剤をそれ
ぞれ適用し、効果を確認するテスト）において、目視で
区別できる程顕著であった。
易にウェーブがかかり、思い通りの毛髪形態となった。
また、繰り返し処理しても皮膚が過敏に反応することは
なかった。また、登録商標「アボカディン」、ペトロラ
タム及びビサボロール無添加の組成物について同様の処
理を行ったが、ウェーブのかかりが悪く、思い通りの形
態とならず、光沢やくし通りについても劣った。これ
は、特にハーフ・サイドテスト（half-side Testing;頭
髪を左右に分け、その各々に比較の対象となる剤をそれ
ぞれ適用し、効果を確認するテスト）において、目視で
区別できる程顕著であった。
【００４１】実施例２ 表３に示す組成のパーマネントウェーブ組成物を調製し
た以外は実施例１と同様の処理を行った。
た以外は実施例１と同様の処理を行った。
【００４２】
【表３】
【００４３】実施例１と同様、毛髪は光沢を有し、容易
にウェーブがかかり、思い通りの毛髪形態となった。ま
た、繰り返し処理しても皮膚が過敏に反応することはな
かった。
にウェーブがかかり、思い通りの毛髪形態となった。ま
た、繰り返し処理しても皮膚が過敏に反応することはな
かった。
【００４４】実施例３ 表４に示す組成のパーマネントウェーブ組成物を調製し
た。
た。
【００４５】
【表４】
【００４６】実施例４ 表５（第１剤）及び表６（第２剤）に示す組成の２浴式
中性パーマネントウェーブ組成物を調製した。
中性パーマネントウェーブ組成物を調製した。
【００４７】
【表５】
【００４８】
【表６】
【００４９】上記第１剤と第２剤を２区画に仕切られた
公知の浴槽にそれぞれ分けて入れた。毛髪を処理する前
に、区画する壁に穴をあけ、両剤を混ぜて一様にした。
この生成液はpH７．４５であった。次いで、公知のパー
マネントウェーブ処理、中間処理及び中和化処理したと
ころ、思い通りのウェーブが得られた。毛髪は明るく光
沢があり、くし通り性の良いものであった。また、皮膚
が過敏に反応することはなかった。
公知の浴槽にそれぞれ分けて入れた。毛髪を処理する前
に、区画する壁に穴をあけ、両剤を混ぜて一様にした。
この生成液はpH７．４５であった。次いで、公知のパー
マネントウェーブ処理、中間処理及び中和化処理したと
ころ、思い通りのウェーブが得られた。毛髪は明るく光
沢があり、くし通り性の良いものであった。また、皮膚
が過敏に反応することはなかった。
Claims (5)
- 【請求項１】 （Ａ）還元性チオ化合物から選ばれる１
種以上、（Ｂ）天然又は合成の油又は油脂類、脂肪族ア
ルコール及び脂肪酸エステルから選ばれる親油性物質の
１種以上０．０５〜５重量％、及び（Ｃ）カチオン性ポ
リマーの１種以上０．１〜５重量％を含有することを特
徴とするパーマネントウェーブ組成物。 - 【請求項２】 親油性物質（Ｂ）を０．２５〜２．５重
量％含有するものである請求項１記載の組成物。 - 【請求項３】 親油性物質と（Ｂ）が、少なくとも植物
油を含有するものである請求項１又は２記載の組成物。 - 【請求項４】 脂肪族アルコールが、炭素数８〜３６の
脂肪族アルコールである請求項１又は２記載の組成物。 - 【請求項５】 カチオン性ポリマー（Ｃ）を０．２５〜
２．５重量％含有するものである請求項１記載の組成
物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19534722:6 | 1995-09-19 | ||
| DE1995134722 DE19534722C3 (de) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | Mittel zur dauerhaften Verformung von menschlichen Haaren |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110655A true JPH09110655A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=7772566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8243015A Pending JPH09110655A (ja) | 1995-09-19 | 1996-09-13 | パーマネントウェーブ組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09110655A (ja) |
| DE (1) | DE19534722C3 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11130638A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用剤組成物 |
| JPH11130637A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用剤組成物 |
| JP2001010936A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法 |
| JP2002531380A (ja) * | 1999-07-03 | 2002-09-24 | ハンス・シュヴァルツコプフ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディットゲゼルシャフト | ケラチン繊維に永続的な形を与えるための方法および調製物 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19952794A1 (de) * | 1999-11-03 | 2001-05-10 | Beiersdorf Ag | Haarkosmetische Zubereitungen auf der Grundlage eines Gemisches aus kationischen Polymeren, Celluloseethern, Polyethylenglycolen und Silicontensiden |
| DE10109730A1 (de) * | 2001-02-28 | 2002-09-05 | Schwarzkopf Gmbh Hans | Verfahren zur dauerhaften Verformung keratinischer Fasern und Mittel |
| DE102010064110A1 (de) * | 2010-12-23 | 2012-06-28 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Haarbehandlungsmittel zur Glättung keratinhaltiger Fasern |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3009763A1 (de) * | 1980-03-14 | 1981-09-24 | Wella Ag, 6100 Darmstadt | Kosmetische mittel |
| LU83020A1 (fr) * | 1980-12-19 | 1982-07-07 | Oreal | Composition huileuse destinee au traitement des matieres keratiniques et de la peau |
| DE3401221A1 (de) * | 1984-01-14 | 1985-07-25 | Goldwell Gmbh, Chemische Fabrik H.E. Dotter, 6100 Darmstadt | Dauerverformungsmittel fuer und verfahren zur dauerhaften verformung von menschlichen haaren |
| DE4115952A1 (de) * | 1991-05-16 | 1992-11-19 | Hartmann Haarkosmetik Gmbh | Verfahren zur herstellung lagerstabiler, wirksamer, vertraeglicher, fluessiger haardauerverformungsmittel der reduzierenden stufe und daraus resultierende mitttel |
| DE9300409U1 (de) * | 1993-01-14 | 1993-04-08 | Hartmann-Haarkosmetik GmbH, 6101 Messel | Naturstoffkombination in parfümölfreien Haardauerverformungsmitteln der reduzierenden Stufe zum Zwecke der Alkali- und Reduktionsmittelgeruchseliminierung und Wirkung gegen Haaraustrocknung und Haarversprödung |
-
1995
- 1995-09-19 DE DE1995134722 patent/DE19534722C3/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8243015A patent/JPH09110655A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11130638A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用剤組成物 |
| JPH11130637A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用剤組成物 |
| JP2001010936A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Hoyu Co Ltd | パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法 |
| JP2002531380A (ja) * | 1999-07-03 | 2002-09-24 | ハンス・シュヴァルツコプフ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディットゲゼルシャフト | ケラチン繊維に永続的な形を与えるための方法および調製物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19534722C3 (de) | 2002-01-10 |
| DE19534722C2 (de) | 1998-04-09 |
| DE19534722A1 (de) | 1997-03-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040416 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |