JP2002530830A - シールド電気ケーブルを作るための方法ならびに装置 - Google Patents

シールド電気ケーブルを作るための方法ならびに装置

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JP2002530830A
JP2002530830A JP2000584494A JP2000584494A JP2002530830A JP 2002530830 A JP2002530830 A JP 2002530830A JP 2000584494 A JP2000584494 A JP 2000584494A JP 2000584494 A JP2000584494 A JP 2000584494A JP 2002530830 A JP2002530830 A JP 2002530830A
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tape
insulating layer
heating
core
shielding member
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JP2000584494A
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ティモシー ヴィ デューガン
ラルフ ディ ヒルバーン
Original Assignee
コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/22Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers
    • H01B13/26Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping
    • H01B13/2613Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping by longitudinal lapping
    • H01B13/2626Sheathing; Armouring; Screening; Applying other protective layers by winding, braiding or longitudinal lapping by longitudinal lapping of a coaxial cable outer conductor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 中心となる導体と、この中心導体を取り囲む第1の絶縁層とからなるコアからシールド電気ケーブルをつくるための方法であって、最初に電気的に遮蔽するテープをコアの長さ方向に沿って、かつコアの周囲を取り囲む様にして貼り付けるという工程と、つぎに最初に熱活性化される粘着剤を、第1遮蔽部分を形成するため第1絶縁層の周囲にこの第1のテープを貼り付けるためにこの第1のテープ貼り付け工程を実行した直後ただちに活性化させるという工程からなる。この方法は同軸ケーブル、3軸ケーブル、及びその他のタイプのケーブルを作るための基礎として用いることができる。関連装置もまた開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は信号を伝送するためのシールド電気ケーブルを作るための方法並びに
装置、さらに特定的にはこの種のケーブルを迅速、経済的、かつ一定に製造する
ために改良した方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
信号伝送用シールドケーブルの製造は、一般に公知である。シールドケーブル
は通常少なくとも1個の導電層内に封入された1ないしそれ以上の絶縁導体のコ
アを含んでいる。導電層のシールドは、コアから信号が漏洩するのを防ぎ、さら
に外部電界の干渉作用を除去ないし低減する。
【0003】 現行の1タイプのシールド電気ケーブルは、その周囲に伸びてコアを形成する
発泡絶縁体を持つ中心導体からなる。コアの周囲をくるむテープによって第1シ
ールドが用意されている。このテープは細長い金属リボンでできている。この金
属テープの周囲に銅ないしアルミニュウムのモールで形成された第2の金属シー
ルドを用意することもまた可能である。それから、非金属材料の外側カバーない
しジャケットが第2の金属シールドの周囲に押出し成形される。先行のタイプの
シールド電気ケーブルは通常では標準形電気コネクタと共に使用するべく用意さ
れている。従って、これらのケーブルはこれらのコネクタと適合するべく選択さ
れた標準的な直径を持っている。編組(へんそ)したシールドは、ワイヤモール
間の空間のために、提供する被覆率は100%以下、故にコアの遮蔽率は100
%以下という欠点がある。従って、編組したシールドは切断して標準形電気コネ
クタに取り付けるのが難しく、据え付け時間と経費がかさむことになる。
【0004】 その他のシールド電気ケーブルの設計は、この種の編組(へんそ)したケーブ
ルの欠陥を克服するために、米国特許US第5,321,202号、5,424
,213号、及び5,521,331号に開示されているものを含めて、提案さ
れてきた。これらの特許に開示されたシールド電気ケーブルのいくつかでは、絶
縁導体を含むコアが、絶縁材料の細長いリボンと、このリボンと平行関係に配置
された1対の細長い金属箔片とから作られた第1被覆部材と共に用意されている
。これらの箔片はリボンの両側に貼り付けられている。第1遮蔽部材は、コアに
長さ方向に貼り付けられ、事実上閉じた2個の同心円の遮蔽層を形成しながら通
常は平行な関係でコアの周りに巻き付けられている。絶縁材料の層は第1遮蔽部
材を取り巻き、第2遮蔽部材は絶縁層を取り巻き、第2遮蔽部材は様々な種類の
非編組の金属材料でつくられることができる。シールド電気ケーブルには、第2
遮蔽部材の上に非電導性材料の外側ジャケットが備えられている。
【0005】 上記の特許はまた、この種の非編組のシールド電気ケーブルを作るための様々
な方法をも開示しており、これらの方法はケ-ブルの構成部品の形に従って変わ
ってくる場合もある。米国特許US第5,321,202号、5,424,21
3号、及び5,521,331号に開示されている通り、層の表面の間の湿気の
移動を最小化ないし防止するために、この種のシールド電気ケーブルの層の間に
少なくとも何らかの接着を施すことが望ましいかもしれない。3軸ケーブル内の
この種の層間に接着をほどこすためには、上記の3つの特許は、第1遮蔽部材を
コアに接着するため、第1遮蔽部材のために裏側に接着剤を塗ったテープを用い
ることを開示している。上記の3件の特許のうちの後の2件の特許は、a)第2
遮蔽部材上の外側のジャケットを押出し成形する際に活性化される、絶縁層に熱
活性化接着剤を貼り付けるか、あるいはb)絶縁材料の層を両方の遮蔽部材に接
着するため突き合わせ面上に接着剤を塗るかのどちらかを用いることも開示して
いる。上記の3件の特許のうちのあとの2件はまた、外側ジャケットが第2遮蔽
部材に接着されてもよいことも開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の特許に開示されているシールド電気ケーブル並びに製造方法は、その意
図する目的に良く適っている。しかしながら、ひとたびシールド電気ケーブルを
製造するための設備に資本投下が実行されると、ケーブル製造ラインの速度の緩
さ(秒ないし分単位で製造されるケーブルのフィートを計算した場合)が、その
製造効率に悪い影響を与えるおそれがある。
【0007】 例えば、編組した遮蔽層は、ほぼ10フィート/分以上の速度では電気ケーブ
ルに貼り付けることができない。しかしながら、たとえ非編組遮蔽層を用いて、
もっと速めのライン速度を可能にしたところで、さらに速いライン速度でケーブ
ル部品を組み立てることは難しいから、様々な不備が生じてくる可能性がある。
さらに、もし製造ラインがこのように速い速度でシールド電気ケーブルを製造す
るように設定されたなら、ちょっとした不備が生じることでたちまち廃棄しなけ
ればならない欠陥品の製造が相対的に高くなることになる。だから、シールド電
気ケーブルの迅速で、効率の良い、一定な製造方法が必要になってくるわけであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
よって、本発明に従えば、中心となる導体と、この中心導体を取り囲む第1の
絶縁層とからなるコアからシールド電気ケーブルをつくるための方法が提供され
る。この方法は、最初に電気的に遮蔽するテープをコアの長さ方向に沿って、か
つコアの周囲を取り囲む様にして貼り付けるという工程と、つぎに最初に熱活性
化される粘着剤を、第1遮蔽部分を形成するため第1絶縁層の周囲にこの第1の
テープを貼り付けるためにこの第1のテープ貼り付け工程を実行した直後ただち
に活性化させるという工程からなる。
【0009】 第1の活性化工程は、コアの少なくとも1つと、第1のテープと、及び第1の
熱活性化接着剤を、第1テープの貼り付け工程に先立って、工程中、あるいはそ
の直後に加熱するというものである。
【0010】 この方法には、第1活性化工程に先立って、もしくはこの工程の後で、第1熱
活性化接着剤をコアないし第1のテープに貼り付ける工程も含まれてもよいし、
さらに第1活性化工程に先立って第1絶縁層内に第1熱活性化接着剤を持つコア
を用意するかもしくは第1活性化工程に先立って第1熱活性化接着剤を含む第1
テープを用意する工程を含んでいてもよい。
【0011】 この方法はさらに、第1遮蔽部材を取り巻く第2絶縁層を貼り付ける、さらに
第2絶縁層を第1遮蔽部材に貼り付けるため、第2熱活性化接着剤を活性化する
工程を含んでいてもよい。この場合は、第2活性化工程は第1遮蔽部材の少なく
とも1個と、第2絶縁層と、及び第2熱活性化接着剤を、第2絶縁層を貼り付け
る工程に先立って加熱することを含んでいてもよい。
【0012】 この方法はさらに、第1遮蔽部材を取り囲む第2絶縁層を貼り付け、第2絶縁
層に沿って長さ方向にかつその周囲に第2の電気的遮蔽テープを貼り付け、そし
てこの第2のテープを第2絶縁層の周りに貼り付けて第2の遮蔽部材を作る工程
の直後にただちに第3の熱活性化接着剤を活性化するという工程を含んでいても
よい。
【0013】 この第3の活性化工程は第2のテープ、第2絶縁層、及び第3の熱活性化接着
剤のうちの少なくとも1つを、この第2テープを貼り付ける工程に先立って、こ
の工程中に、もしくはこの工程の後に加熱することを含んでいてもよい。
【0014】 この方法はさらに、第3の熱活性化接着剤を第2テープないし第2絶縁層に第
3の活性化工程に先立って、もしくはこの工程の後に貼り付ける工程、もしくは
第3の熱活性化接着剤を含む第2絶縁層を用意する工程を含んでいてもよい。
【0015】 第1活性化工程は好ましくは、コアの外側をほぼ65〜125℃に加熱するこ
と、さらに好ましくはコアの外側をほぼ80〜100℃に加熱することを含んで
いる。
【0016】 第3活性化工程は好ましくは、第2絶縁層をほぼ65〜135℃に加熱するこ
と、さらに好ましくは第2絶縁層をほぼ80〜100℃に加熱することを含んで
いる。
【0017】 好ましくは、第1テープを貼り付ける工程は、第1及び/もしくは第2テープ
を少なくともおよそ50フィート/分の速度で、さらに好ましくは少なくともお
よそ200フィート/分の速度で貼り付けることを含んでいる。
【0018】 好ましくは、第1及び第2テープを貼り付ける工程は、テープにおよそ10ポ
ンド以下、さらに好ましくは1ポンド以下の張力をかけることを含んでいる。
【0019】 本発明のさらに別の態様によれば、中心導体及び中心導体を取り囲む第1絶縁
層から成るコアからシールド電気ケーブルを作るための装置が用意されており、
この装置は、第1電気遮蔽テープをコアに沿って長さ方向に、かつその周囲に貼
り付けるための第1テープ貼り付け装置、及び第1熱活性化接着剤を活性化して
この第1テープを第1絶縁層の周りに貼り付けて第1遮蔽部材を作るため第1テ
ープ貼り付け装置のすぐ下流側に配置された第1加熱装置からなる。
【0020】 第1加熱装置は、コア、第1テープ、及び第1熱活性化接着剤の少なくとも1
つを加熱するための第1テープ貼り付け装置から下流側に配置された加熱ステー
ションか、第1テープ貼り付け装置の1部を形成する加熱テープダイか、もしく
は第1テープ貼り付け装置のすぐ下流側に位置する加熱ステーションを含んでい
てもよい。
【0021】 前記装置はさらに、第1遮蔽部材に対して第2絶縁層を貼り付けるための第1
テープ装置の下流側に絶縁装置と、第2絶縁層の長さに沿って、かつこの周りに
第2電気的遮蔽テープを貼り付けるための絶縁装置の下流側に第2のテープ貼り
付け装置と、及び第2テープを第2絶縁層に貼り付けて第2遮蔽部材を作るため
第2熱活性化接着剤を活性化するため、第2テープ貼り付け装置の必ずすぐ下流
側に配置された第2加熱装置とを含んでいてもよい。
【0022】 好ましくは、前記装置はさらに、絶縁装置と第2加熱装置との間に配置された
冷却装置を含んでいる。
【0023】 前記第2の加熱装置は好ましくは、第2絶縁層、第2テープ、及び第2熱活性
化接着剤のうちの少なくとも1つを加熱するための第2テープ貼り付け装置から
上流側に配置されている加熱ステーションか、第2テープ貼り付け装置の1部を
形成する加熱テープダイか、もしくは第2テープ装置からすぐ下流側に配置され
た加熱ステーションを含んでいる。
【0024】 好ましくは、第1及び/又は第2テープ貼り付け装置は、テープ折り返し具と
テープダイを含んでいる。
【0025】 従って、本発明は様々な設計のシールド電気ケーブルを、迅速に、効率よく、
一定に製造することを可能にする方法並びに関連装置を提供するという利点を持
っている。本発明の以上の目的及び特徴並びに他の目的及び特徴は、添付図面を
参照しての本発明の好適実施例の以下の説明から明らかとなるであろう。
【0026】
【発明を実施する形態】
図1から図4には、本発明方法並びに装置に従って製造されることが可能なシ
ールド電気ケーブルの2つの実施例を示してある。ただし、本発明方法並びに装
置から引き出されるケーブルの設計上のその他の変化型もまた、求めるケーブル
の仕様上の特徴、並びにこれに対応する方法工程並びに選択された装置の部分の
いかんによっては、本発明の範囲で可能であることが、理解されなければならな
い。
【0027】 概略的に見て、図1及び図2はいくつかの層からなるシールド電気ケーブル1
0を表わしている。ケーブル10は後ほど説明する通り、同軸ケーブルである。
図3及び図4は同軸ケーブル10と同じくいくつかの要素を持つ3軸シールド電
気ケーブル10aを表わしている。ケーブル10とケーブル10aに共通な要素
には、理解をしやすくするため、同じ参照番号を付してある。
【0028】 ケーブル10は、中心導体12とこの中心導体を取り囲む絶縁層14を含む。
同時に、中心導体12と絶縁層14はケーブル10のコア16を構成している。
第1遮蔽部材18は、コア16を囲み、ジャケット20は第1遮蔽部材18を囲
む。
【0029】 中心導体12は、任意の好適導体材料で作られることができる。通例では、銅
覆鋼が用いられるが、その他の金属ないしその他の材料も、本発明の範囲で、中
心導体12として用いることができよう。絶縁層14は好ましくは、熱可塑性発
泡ポリマーのような発泡絶縁材料から成る。例えば、ポリエチレン及びポリプロ
ピレンのようなポリオレフィン類、及びフッ素化エチレン・プロピレン・ポリマ
ーのようなフルオロポリマー類、もしくはペルフロロ・アルコキシ・コポリマー
ないしその様々な混合物を用いることができる。第1絶縁層14は、よく知られ
ている通り、コア16を作るため中心導体12上に押出されることができる。
【0030】 第1遮蔽部材18は好ましくは、コア16を囲む電気シールドを形成するため
好適な電気的遮蔽テープから成る。図2に示す通り、第1遮蔽部材18は金属材
料で作られ、コア16に沿って長さ方向に、かつその周囲に延伸する金属材料で
作られた単層テープから成る。第1遮蔽部材18は細長いアルミニュウム箔片で
作られたテープから成ることができ、あるいは、コア16のシールドを提供する
ため好適な銅もしくはその他の金属材料で作られることができる。これの代わり
として、第1遮蔽部材18はマルチパートテープから成ることもできる。この種
のテープはしばしば、絶縁材料の中央の片と、金属材料の1対の外側の片との、
少なくとも3つの層を含んでいる。この種のテープは、コア16の周りに巻かれ
ると、2つの同心円の事実上閉じたシールド部材をつくり、その各々が金属片の
1つによって形成されている。このテープをこのように用いることは、例えば米
国特許US第5,321,202号に開示されており、その説明をここに参考と
して引用する。市場で入手可能のマルチレイヤーテープの1つがAPAであって
、NJのFacile Technologies of Patterson社
の製品である。
【0031】 第1遮蔽部材18は本発明の範囲内で別の構造を持つこともできる。本出願人
はここでは以下に説明する本発明方法並びに装置のいくつかの背景を提供するた
め、図1及び図2との関連において第1遮蔽部材18として用いるための材料と
して2種類の具体例を取り上げるにとどめておく。
【0032】 同様に、遮蔽部材18の両端のジョイントは重ね継ぎ目として説明されている
。しかしながら、その他のタイプの継ぎ目も、本発明の範囲内で可能である。例
えば、おがみ合せ、Z折り返し、もしくは一重折り返し、二重連動折り返しのよ
うな短い折り返し、等々もまた本発明の範囲内で使用されることができる。
【0033】 ジャケット20は不導体材料で作られる。好ましくは、ジャケット20は押出
し整形されたポリエチレン、ポリ塩化ビニル、もしくは他のいくつかの好適不導
体材料で作られる。ジャケット20のために選択される材料はケーブル10の意
図する応用に適するように選択されるべきである。例えば、ケーブルが室内又は
室外で用いられるか、地上で又は地下で用いられるか、等々に応じて、ジャケッ
トの材質は様々な好適材料から選択されてよい。
【0034】 図3及び図4に示したケーブル10aは、ケーブル10aが3軸ケーブルであ
ること以外は、事実上図1及び図2のケーブル10と同じである。従って、ケー
ブル10aは、中央コア16と、第1遮蔽部材18と、ジャケット20とを含ん
でおり、すべて前記のケーブル10と同じである。従って、ケーブル10aは第
2絶縁層22と第2遮蔽部材24を含んでいる。
【0035】 第2絶縁層22は前記第1絶縁層14について説明したすべての材料もしくは
その混合物で構成されてよい。第2絶縁層22は第1絶縁層14と同じ材料で作
られてよく、あるいはある種の応用では別の材料で作られてもよい。
【0036】 同様に、第2遮蔽部材24は第1遮蔽部材18に好適と判断されたすべての材
料で作られてよいし、第2遮蔽部材24は第1遮蔽部材18と同じあるいは異な
る構造であってよい。また、第2遮蔽部材を上記の編組した金属シールドで構成
するかあるいはテープ以外の何らかの構造にすることも、本発明の最も広い範囲
として可能である。第2遮蔽部材のために、この種の編組金属シールドもしくは
その他の構造を用いることは、本発明方法並びに装置の請求範囲に何らかの利点
が得られる。しかしながら、第2遮蔽部材24が本発明の全範囲をカバーするた
めに金属編組よりはるかに迅速にケーブル10aに貼り付けることができるテー
プを幾分不足気味にすることが好ましい。
【0037】 同軸ないし3軸ケーブル以外のケーブルを任意に設計することもまた、一般に
メッセンジャ、シャムケーブル、等々と呼ばれているようなものも、本発明の範
囲内で可能である。
【0038】 図5は本発明請求範囲の装置を用いてシールド電気ケーブルを作るための、本
特許で請求している方法を概説したフローチャートである。ケーブル10のよう
な同軸ケーブルを作るか、ケーブル10aのような3軸ケーブルを作るかは、オ
プションとして図5に示されている。さらにその他の修正も、本発明の範囲内で
この種のケーブルの変化型を作るために図5に概略的に示した方法にとって可能
であることが理解されるべきである。
【0039】 図5に示す通り、コアからシールド電気ケーブルを作るための方法は、まず、
参照番号30で表わされたコアサプライで始まる。前記の通り、この種のコア1
6は通例では中心導体12上に絶縁層14を押出しすることによって作られる。
コアサプライ30は図6Aにも(概略的に)示されている。
【0040】 図5並びに図6Aに示されている通り、テープサプライすなわちテープフィー
ド32は、第1遮蔽部材18を作るために用いられる第1電気的シールドテープ
18aを供給するために用意されている。図6Aに概略的に示す通り、テープサ
プライ32は、テンションローラー36を介してテープ18aがそこから繰出さ
れるリール34を含んでいる。テープ18aは、好ましくは10ポンド以下、さ
らに好ましくは1ポンド以下で緊張される。このようなテンションレベルは、テ
ープ18aに損害を与えて、一定のシールディングを提供するためのシールド部
材18の能力に悪い影響を与える危険を減らす。もし必要なら、その他のガイド
及びドライブローラーも、制御及びフィードバックシステム(図示しない)に加
えて備えてもよい。
【0041】 図5並びに図6Bに示す通り、潤滑剤塗布ステーション38もオプションで、
潤滑剤芯42ないしその他の潤滑剤塗布部材の上を渡して第1遮蔽部材18を作
るために用いられる、テープ18aのガイド用ローラー40と共に備えられても
よい。潤滑剤はテープ18aがテープ貼り付け装置に移動し、後に説明する通り
ここを通過するときに摩擦を減らし、従ってケーブル10に沿って一定性が維持
され、ライン速度が上がるように用いられる。潤滑剤は脱水素されたミネラルオ
イルないしその他の同種の物質であることができる。
【0042】 先に述べた通り、潤滑剤ステーション38はオプションである。もし望むなら
ば、潤滑剤はテープ18aは製造中その片側ないし両側に配置してもよく、こう
すればステーション38は必要がなくなる。また、潤滑剤の要らないものを、こ
うすれば製造速度を落とし構成部品とテープ18a自体の摩擦が増え、遮蔽部材
18のシールドを害するおそれはあるが、用いることもできる。
【0043】 本発明によれば、第1遮蔽部材を形成するため、第1絶縁層の周りに第1テー
プを貼り付けるために熱活性化接着剤を活性化する第1活性化工程で加熱装置が
用いられる。この第1活性化工程は第1テープを貼り付ける工程の直後に直ちに
実行される。この「直後に」という用語の意味については後ほど定義する。
【0044】 加熱装置の1具体例は加熱ステーション44であって、図6Cに概略的に示さ
れており、いくつかの形式で具体化が可能で、配置も何例かが可能である。好ま
しくは、加熱ステーション44は、コア16のようなケーブル10の部材ないし
部分が通過するインレット48及びアウトレット50を含む細長い密閉ハウジン
グ46を含んでいる。いくつかの発熱体52がハウジング46内に配置されてお
り、いくつかの形を取ることができる。例えば、発熱体52は電気的、セラミッ
ク、ガス、もしくは本発明にもとずくその他の任意のタイプの発熱体から成るこ
とができる。オプションで、熱活性化接着剤を配置してコア16と第1遮蔽部材
18を貼り付ける方法も後ほど説明する。
【0045】 加熱ステーション44は、任意にはテープ貼り付け装置の上流側に配置するこ
とができ、第1テープ18aか、コア16のどちらかがそこを通過する。従って
第1テープ18aがコア16に貼り付けられるに先立って、テープかコアのどち
らかが加熱され、第1熱活性化接着剤が活性化される。代わりに、これらの2つ
の加熱ステーションを備えることも可能で、テープ18aをコア16に貼り付け
るに先立って、それぞれがテープとコアを加熱するようになっている。また、テ
ープ貼り付け装置の下流側のすぐ後ろに加熱ステーション44を配置することも
でき、こうして第1テープ18a(第1遮蔽部材18)、コア16、及び第1接
着剤のすべてを同時に加熱できる。「下流側の直後」という用語は、テープ貼り
付けステーションの下流側で、その他のあらゆるケーブル製造装置の上流側を意
味している。この製造装置には製造するケーブルの層もしくはその他の部分を付
加ないし修正するためのすべての装置が含まれる。従って下流側の加熱ステーシ
ョン44は、下流側の押出し器から供給される熱とは別に熱を発生する。より有
利には、下流側の直後の加熱ステーション44は、希望する温度、時間、その他
で制御された加熱を実行することができ、これは下流側押出し器ではできないで
あろう。こうして、第1テープ貼り付けステーションの下流側の押出し器はすべ
て、第1遮蔽部材18を作るため第1絶縁層14の周りに第1テープ18aを貼
り付けるための第1熱活性化接着剤を活性化するための第1加熱装置には含まれ
ない。
【0046】 加熱装置の第2の具体例は、テープ貼り付け装置の被加熱部分である。この被
加熱部分については、テープ貼り付け装置すなわちテープ貼り付けステーション
54の1具体例の説明に関連して、以下に説明する。この具体例では、第1遮蔽
部材18をコア16に貼り付ける熱活性化接着剤は、第1テープ18aをコア1
6に貼り付けるあいだに活性化される。したがって、第1テープ18a、コア1
6、及び接着剤はすべて同時にある程度加熱される。
【0047】 加熱装置の第3の具体例は、熱活性化接着剤の被加熱サプライである。したが
って、接着剤供給ステーション68は、以下に説明する通り、これもまた加熱さ
れ、テープをコアに貼り付けるに先立って、コア16か、第1テープ18aのど
ちらかに、活性化された熱活性化接着剤を供給する。
【0048】 こうして、第1遮蔽部材18をコア16に貼り付ける熱活性化接着剤は、第1
テープ18aが本発明の範囲内でコア16に貼り付けられるに先だって、ないし
その作業中か、もしくはその直後かに活性化されることができる。
【0049】 図5及び図6Dに示す通り、テープ貼り付け装置はコアサプライ30とテープ
サプライ32の下流側に備えられる。テープ貼り付け装置では、コア16は第1
テープ18aと結合されて、同軸(ジャケットを被せられていない)ケーブル部
分を形成する。図5に示す通り、ケーブル10のような同軸ケーブルが求められ
るか、ケーブル10aのような3軸ケーブルが求められるか、あるいはこれら2
種類のケーブルのどちらかを基礎にしたその他の何らかのタイプのケーブルが求
められるかにかかわらす、本発明に従うケーブル製造装置並びに方法のすべてが
、少なくともコアサプライ30と、テープサプライ32と、ある種の加熱装置と
及びテープ貼り付け装置を含んでいる。
【0050】 テープ貼り付け装置の1好適例は、テープ貼り付けステーション54から成っ
ており、このステーションは好ましくは図6Dに示す通り、ホルダー60によっ
て支えられたテープ折り返し具58を含んでいる。テープ折り返し具58は好ま
しくは、金属又はその他の何らかの材質の薄片で、その下流側の先端58aは平
たい形状をしており、他方側の先端58bで丸い形状となるまで、下流側方向に
沿って徐々に曲げられる。テープ折り返し具58は本発明に従ってその他の様々
な形状をもつことができ、例えば図1及び図3に示すような重なり継ぎ目以外の
継ぎ目ないし折り返しが用いられるならば、修正もしくは追加も可能である。例
えば、徐々に小さめのサイズになっていく開口を持った1連のブロック(図示せ
ず)を、折り返し具58に代用することもできよう。図6Dにはホルダー60が
概略的に図示されており、異なるサイズの折り返し具58、コア16、第1テー
プ18a、等々を調和させるため、様々な方向に調整が可能である。図6Dに示
す通り、第1テープ18aに接着剤が塗布ないし供給される場合は、第1テープ
18aは、折り返し具58に入るに先立ってこのテープの絶縁層14に向き合う
側に接着剤18bが載るように向き付けされなければならない。第1テープ18
aの上の潤滑剤はすべて折り返し具58に向き合う反対側に載っていなければな
らない。
【0051】 テープ貼り付けステーション54はまた好ましくは、着脱可能部66を介して
配置されたオリフィス64を含むテープダイ62を含んでおり、この着脱部をコ
ア16と第1テープ18aが通って、第1テープをコアに挟み込み、したがって
熱活性化接着剤が活性化されるとこれを介してそれらを一緒に密封する。また、
オリフィス64は精密に機械加工されることができ、コア16と第1遮蔽部材1
8(第1テープ18aから成る)が正確に寸法決定されるようにする。もし望む
ならば、オリフィス64は下流側方向に向かって僅かに直径が狭くなることもで
き、こうしてテープダイ62をスムーズに通過できるようにする。折り返し具5
8と着脱部66は、様々なサイズのケーブルを製造する当業者のためには、様々
なサイズの対応部品と取り替えることもできる。
【0052】 先に延べた通り、テープ貼り付け装置の1部は好ましくは、加熱されて、第1
テープをコアに貼り付けている間に熱活性化接着剤の追加的な活性化を行う。し
たがって、加熱ステーション54のテープダイ62は、例えば電気抵抗ヒーター
(図示せず)によって加熱されてもよい。この場合は、加熱されたテープダイ6
2は加熱装置の少なくとも1部とみなされるであろう。これに代わって、加熱テ
ープダイ62だけは加熱装置のすべてから成り、テープ貼り付けステーション5
4の上流側か下流側のどちらかに他の加熱ステーション44を用いる必要がない
。しかしながら、たいていの応用では、加熱装置として、これがコア16を加熱
するための上流側加熱ステーション44と加熱されたテープダイ62の両方を含
むことが好ましい。
【0053】 図5に示す通り、テープ貼り付けステーション54はさらに、熱活性化接着剤
がコア16内の熱によって適正に活性化されることを保証するために、第1テー
プ18aの折り返しの直前に、コア16の温度を監視するための温度センサ56
を含んでいてもよい。この種の温度センサ56は、コア16が上流側加熱ステー
ション44を通過するときに使用される。温度センサ56としては、赤外線セン
サ、等々のような通常に手に入る温度監視装置を使用することができる。
【0054】 図5のポイント70は、同軸ケーブル並びに3軸ケーブルを作るための概略的
に示した方法並びに装置が出発する時点を表わしている。もし、シールド電気ケ
ーブル10のような同軸ケーブルが求められるならば、結合されたコア16と遮
蔽部材18がパス72に沿ってまっすぐに進行し、押出し器76のようなジャケ
ット貼り付けステーションに向かう。もしシールド電気ケーブル10aのような
3軸ケーブルが求められるならば、結合されたコア16と遮蔽部材18がパス7
4を進んで、ジャケット貼り付け押出し器76に先行する追加温度ステーション
に向かう。留意すべきなのは、パス72と74は図5で、概略的な参照のために
用いられたものであって、本発明方法並びに装置の実施において別々の任意のフ
ィードパスが求められることを示しているものではないことである。実際問題と
して、製造ラインとして同軸ケーブルないしその他のタイプのケーブルを製造す
るため最終製品を変更するためラインからいくつかの要素を取り除くだけで、3
軸ケーブルパス74を設定することができよう。したがって、本発明は製造時に
容易に調整を行い、かつ製造能力の変更を容易に行い、その結果、1本の生産ラ
インを様々なケーブル製品を製造するために簡単に変更することができるように
する。
【0055】 図5並びに図6Eに示す通り、押出し器76が、製造されたケーブルの上に外
側ジャケット20を貼り付けるためのテープ貼り付けステーション54の下流側
に配置されている。パス72をたどれば、押出し器76は外側ジャケット20を
遮蔽部材18の上に貼り付けて、図1並びに図2に示す通り、同軸ケーブル10
を形成する。押出し器76は、ジャケット20を遮蔽部材18に押し出すことが
できる通常に入手可能の押出し器であってよい。熱活性化接着剤もまた遮蔽部材
18をジャケット20に貼り付けるために用いることができる。この種の接着剤
は遮蔽部材18上に載せられるか、ジャケット20と共に押出しされるかするこ
とができる。
【0056】 図5並びに図6Fに示す通り、冷却ステーション78のような冷却装置が、押
出し器76からジャケット20への押出しを冷却し、セットするために押出し器
76の下流側に配置される。図示の通り、冷却ステーション78はインレット8
2とアウトレット84をもつ細長いトレイ80を含んでいる。トレイ80は冷却
水86が満たされており、水はトレイの内外を循環してトレイを通過するケーブ
ルから伝わる熱を除去する。もし望むならば、洗浄ステーション(図示せず)が
アウトレット84に、ないいはその近傍に配置されることができ、仕上げられた
ケーブルの不純物やその他外部に付着した物質を取り除くことができる。洗浄ス
テーションは例えば拭ったり、空気流に通したり、あるいはその両方を行うこと
によって、あるいはその他の何らかの手段によって、ケーブルをきれいにするこ
とができる。それに代わって、冷却装置はチルドないし室温空気のような空気流
か、あるいはリキッドスプレイを用いて押出しされたものを冷却することができ
よう。冷却装置と押出し器との間の距離は、用いられた熱活性化接着剤が、冷却
が生じる以前に遮蔽部材18をジャケット10に貼り付けるのに充分に活性化さ
れるように選択されなければならない。
【0057】 ある種の巻き取り装置(図示せず)が、製造されたケーブルが冷却装置を離れ
た後、これを交換可能のスプールに巻き付けるために備えられてもよい。
【0058】 本発明に従う熱活性化接着剤の種類と配置を選択するためにはいくつかのオプ
ションがあり、そのすべてが熱活性化接着剤が活性化されるポイントに影響を与
える。例えば、熱活性化接着剤は第1テープ18aの片側あるいは両側に形成さ
れてもよく、あるいはまた絶縁層14及び/又はジャケット20を形成するため
に使われる押出し物の一部であることもできる。熱活性化接着剤はまた、製造中
に第1テープ18a、コア16、もしくは遮蔽部材18のいずれかに貼り付けら
れることもできようし、またこのような貼り付けは例えば、液体接着剤浴のよう
な熱間融解接着剤を用いた静電溶着、ウィッキング、ワイピング、あるいは本発
明の範囲に属するその他の任意の方法によって行われることができよう。したが
って、任意の接着剤貼り付けステーション68が、コア16又はテープ18aの
どちらかに、活性化状態でか、あるいは後工程で活性化するために非活性化状態
で接着剤を供給するものとして、図5に示してある。
【0059】 選択される接着剤は、絶縁層14の溶融温度より事実上低い温度で活性化され
る熱活性化接着剤でなければならない。同様に、選択される接着剤は、ケーブル
の該当部を結合する能力に従って選択されなければならず、そしてこの条件は適
応方法にとって決定的となるであろう。
【0060】 もし加熱装置がコア16を加熱するための上流側加熱ステーション44を含ん
でいれば、この加熱ステーションは絶縁層14が融解し、変質し、もしくは変形
し始める程までコア16を加熱してはならない。同様に、もし加熱装置が第1テ
ープ18aを加熱するための加熱ステーション44を含んでいれば、加熱ステー
ションはテープを害してはならない。したがって、この種の加熱ステーション4
4は、加熱ステーション44とテープ貼り付けステーション54の間の冷却を最
小化するかあるいは少なくとも低減して、熱活性化接着剤の効率の高い活性化を
経済的に実現するため、テープ貼り付けステーション54の上流側にこれに比較
的近くに配置されることが好ましい。もし下流側加熱ステーションが用いられて
いれば、同様の条件が遮蔽部材18とコア16に関して生じる。
【0061】 加熱部材52の温度、ハウジング46内の周囲大気温度、ハウジング46の長
さ、及びインレット48及びアウトレット50のサイズはすべて、熱活性化接着
剤を希望の温度に上げてこれを効果的に活性化するため、希望のラインスピード
に関連して選択されるべきである。中心導体12、絶縁層14、第1テープ18
a及び熱活性化接着剤の温度特性もすべて、加熱ステーション44の設計に関連
する。
【0062】 もし加熱装置がテープダイ62を介してコア16に熱を与えれば、テープダイ
62の温度、寸法、伝導性、等々のようなファクターもまた接着剤の活性化に影
響を与えるだろう。さらに、押出し器76の寸法、スペース、及び動作パラメー
ター、並びに冷却ステーション78のパラメーターもまた、接着剤の活性化に影
響するだろう。したがって上記のすべてのファクターは、ある種の接着剤を、あ
る種の応用にとってはよりすぐれたものとするか、あるいはあるタイプのケーブ
ルを製造するためには調整を必要とするだろう。
【0063】 3軸ケーブル10aが望まれる場合は、図5に示すように、任意のパス74が
選ばれるだろう。図5は押出し器76a、冷却ステーション78a、及び加熱ス
テーション44aがテープ貼り付けステーション54の下流側に配置された好適
配置を示している。押出し器76aは遮蔽部材18の周りに第2絶縁部材22を
押出し成形するために適した普通に入手可能の任意の押出し器であってよく、押
出し器76と同じタイプもしくは違ったタイプのものであってよい。同様に、冷
却ステーション78aは冷却ステーション78と同様かあるいは違っていてもよ
く、加熱ステーション44aはステーション44と同様であるかあるいは違って
いてもよい。また、接着剤ステーション68aは接着剤ステーション68と同様
であるかあるいは違っていてもよい。冷却ステーション78a、加熱ステーショ
ン44a、及び接着剤ステーション68aの配置、寸法、及び動作パラメーター
は、第2絶縁層22を形成するために用いられる押出し器の温度、製造ラインの
速度、接着剤のタイプと配置、等々に従って選択されなければならず、こうして
それらの上流側相対物とちがっていてもよい。
【0064】 図5に示す通り、第2遮蔽部材24を3軸ケーブルを作るために取り付けるた
め、任意の潤滑ステーション38aに加えて、第2テープ貼り付けステーション
54aと第2テープサプライ32aを用いてもよい。テープ貼り付けステーショ
ン54aは基本的にテープ貼り付けステーション54と同じであってもよいが、
ただし、テープ折り返し具とテープダイのオリフィス寸法は、製造されるケーブ
ルの直径が増えるのに合わせるためにステーション54でよりも僅かに大きくす
る必要がある。
【0065】 3軸ケーブルを作るためには、押出し器76aが第1遮蔽部材18の周囲に第
2絶縁層22を形成し、そして冷却ステーション78aが第2絶縁層22を適所
で冷却する。上述のようなある種の加熱装置が、第2絶縁層22を第1遮蔽部材
18に貼り付けるため、第2熱活性化接着剤を活性化するため、第2活性化工程
で用いられてよい。この活性化は押出しに先立って第1遮蔽部材18、第2絶縁
層22、及び第2接着剤の少なくとも1つを加熱することによって完了する。第
2接着剤は第1遮蔽部材18に貼り付けられてもよい。好ましくは、第2接着剤
は第2絶縁層22を形成するために用いられる押出し物と混合され、接着剤はこ
うして適所に押出され、同時に活性化される。
【0066】 つぎに、第2遮蔽部材24は3軸ケーブルを形成するために貼り付けられる。
好ましくは、第2遮蔽部材24は第3の熱活性化接着剤を介して第2絶縁層22
に貼り付けられ、そしてこの接合は第1遮蔽部材18と第1絶縁層14に関して
先に延べたいずれの方法によって実行されてもよい。好ましくは、第2テープ貼
り付けステーション54aの上流側の加熱ステーション44は第2絶縁層22に
熱を加えて、この層に加えて押出された熱活性化接着剤を活性化する。この場合
、第2及び第3熱活性化接着剤は実際上同じ材質であってよい。また、好ましく
は、第2加熱テープダイ(図示せず)もまた第3の熱活性化接着剤を活性化する
。貼り付けられるとはいえ、第3熱活性化接着剤は第2テープ貼り付け装置のす
ぐ下流側で活性化されなければならない。
【0067】 ひとたび第2遮蔽部材24が置かれると、ジャケット20は好ましくは押出し
器76によってケーブル10a上に置かれる。もし望む場合は、ジャケット20
は、押出し器76に先立って第2遮蔽部材24に貼り付けられるか、あるいはジ
ャケット20と共に押出される第4の熱活性化接着剤によって第2遮蔽部材24
に接合されてよい。
【0068】
【発明の効果】
したがって本発明は様々な形のケーブルを製造するための改良された方法並び
に装置を提供する。もし望む場合は、多数の層並びに部材間の接着を達成するこ
とができる。
【0069】 以下に、本出願人が請求する方法並びに装置に従って製造された、上記の通り
説明したケーブル10及び10aに相当するケーブルが、どのようにして、どこ
の層間で接合が達成されたかを説明する実際の例を示す。 実施例1部分 材料 数値(インチ) 中心導体 銅覆鋼 0.064 第1絶縁層 発泡ポリエチレン 0.280 接着剤 アクリル酸エチレン − (テープ上) 第1遮蔽部材 アルミニュウム/ ポリプロピレン/ アルミニュウムテープ 0.287 接着剤 アクリル酸エチレン − (第2絶縁層押出物内) 第2絶縁層 熱可塑性物質 0.314 接着剤 アクリル酸エチレン − (第2絶縁層押出物内) 第2遮蔽部材 アルミニュウム/ 0.321 ポリエステル/ アルミニュウムテープ 接着剤 アクリル酸エチレン − (ジャケット押出物内) ジャケット 低密度ポリエチレン 0.400
【0070】 上に示した実施例は、コアを加熱するため内部熱電対を介して測定した800
℃の温度に維持した上流側加熱ステーションを用いて、303フィート/分のラ
イン速度で製造された。第1テープ貼り付けステーションでは、コアの外側は赤
外線センサーを介して測定して95℃であった。第1ステーションのテープダイ
は熱電対を介して測定して88℃まで加熱された。第2絶縁層のための第1押出
物は熱可塑性物質とアクリル酸エチレンとの混合物であって、およそ400℃で
押出された。冷却ステーションが第1押出し器の後に位置した。内部熱電対を介
して測定して750℃に維持された第2加熱ステーションが第2絶縁層を、第2
テープ貼り付けステーション上で赤外線センサーを介して測定して、88℃まで
加熱した。第2テープダイは熱電対を介して測定して、88℃まで加熱された。
第2押出し器がジャケットを押出成形し、これはおよそ465℃で、低密度ポリ
エチレンとアクリル酸エチレンの混合物であった。第2冷却ステーションがこの
後に位置した。
【0071】 実施例2部分 材料 数値(インチ) 中心導体 銅覆鋼 0.040 第1絶縁層 発泡ポリエチレン 0.180 接着剤 アクリル酸エチレン − (テープ上) 第1遮蔽部材 アルミニュウム/ 0.187 ポリプロピレン/ アルミニュウムテープ 接着剤 アクリル酸エチレン − (第2絶縁層押出物内) 第2絶縁層 熱可塑性物質 0.216 接着剤 アクリル酸エチレン − (第2絶縁層押出物内) 第2遮蔽部材 アルミニュウム/ 0.221 ポリエステル/ アルミニュウムテープ 接着剤 アクリル酸エチレン − (ジャケット押出物内) ジャケット 低密度ポリエチレン 0.280
【0072】 上に示した実施例は、コアを加熱するため内部熱電対を介して測定した?00
℃(訳注:プリント不鮮明)の温度に維持した上流側加熱ステーションを用いて
、197フィート/分のライン速度で製造された。第1テープ貼り付けステーシ
ョンでは、コアの外側は赤外線センサーを介して測定して95℃であった。第1
ステーションのテープダイは熱電対を介して測定して88℃まで加熱された。第
2絶縁層のための第1押出物は熱可塑性物質とアクリル酸エチレンとの混合物で
あって、およそ400℃で押出された。冷却ステーションが第1押出し器の後に
位置した。内部熱電対を介して測定して595℃に維持された第2加熱ステーシ
ョンが第2絶縁層を、第2テープ装置上で赤外線センサーを介して測定して、1
00℃まで加熱した。第2テープダイは熱電対を介して測定して、88℃まで加
熱された。第2押出し器がジャケットを押出成形し、これはおよそ400℃で、
低密度ポリエチレンとアクリル酸エチレンの混合物であった。第2冷却ステーシ
ョンがこの後に位置した。
【0073】 図6Aから図6Fに示したすべての装置は一般の当業者によって組み立てられ
、もしくは供給業者から買い入れることができる通常に入手可能な装置であるこ
とが理解されるべきである。本出願人は、発明性のある装置、並びにこの種の装
置の配置並びにこの種の方法でのこの種の装置の使用に関してここに関連する方
法を特許請求した。図6Aから図6Fまでに示した装置は、もっぱら代表例とし
て意図したものであって、請求した装置もしくは方法の形式又は設計に関して制
限を加えるものとみなされるべきではない。さらに、以上説明した通り、様々な
任意の変更が本発明の範囲内で発明性のある方法及び装置として可能である。発
明性のある方法並びに装置へのこれらの任意の変更ないし追加は、請求した発明
とその等価物の範囲に含まれるべきである。
【0074】 上に開示した方法並びに装置に従って製造ラインの精密な作動を可能にするた
め、当業者によって上述の方法並びに装置に、制御システム、フィードバックシ
ステム、及び駆動システムが適用ないし追加され得ることもまた明らかとなるべ
きである。この種のシステムの詳細な説明は、本発明と協力してこの種のシステ
ムを使用することは、通常の関連技術の範囲内に含まれるものであるから、ここ
では行われていない。
【0075】 したがって総体的に見て、本発明においては本発明の範囲並びに精神を逸脱す
ることなく、様々な修正及び変更が行われ得ることが、当業者に明らかであろう
。本発明はこの種の修正ないし変更が、付随したクレーム及びその等価物の範囲
に含まれるものとして考えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って製造されたシールド電気ケーブルの1実施例の透視図
である。本図ではケーブルの構造を説明するため部分的省略が施してある。
【図2】 図2は、図1のII-II線に沿って表わしたシールド電気ケーブルの長さ方向の
断面図である。
【図3】 図3は、本発明に従って製造されたシールド電気ケーブルの別の実施例の透視
図である。本図ではケーブルの構造を説明するため部分的省略が施してある。 本発明に従って製造されたシールド電気ケーブルの1実施例の透視図である。本
図ではケーブルの構造を説明するため部分的省略が施してある。
【図4】 図4は、図3のIV-IV線に沿って表わしたシールド電気ケーブルの長さ方向の
断面図である。
【図5】 図5は、図1から図4までに示したシールド電気ケーブルもしくは他のシール
ド電気ケーブルを製造するのに役立つ本発明に従う装置部品並びに製造工程を概
略的に表わすフローチャートである。
【図6A】 図6Aは、図5に示したケーブルコア並びにテープのサプライの概略図である
【図6B】 図6Bは、図5に示したテープ潤滑剤のサプライの概略図である。
【図6C】 図6Cは、図5に示した1加熱ステーションの概略図である。この加熱ステー
ションは図5に示した他のステーションの代表例である。
【図6D】 図6Dは、図5に示した1テープ貼り付けステーションの概略図である。この
テープ貼り付けステーションは図5に示した他のステーションの代表例である。
【図6E】 図6Eは、図5に示した1押出しステーションの概略図である。この押出しス
テーションは図5に示した他のステーションの代表例である。
【図6F】 図6Fは、図5に示した1冷却ステーションの概略図である。この冷却ステー
ションは図5に示した他のステーションの代表例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヒルバーン ラルフ ディ アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29406 ハナハン オウドボン ドライヴ 1904 Fターム(参考) 5G327 CA08 CA16 CC02 CC03 CC04 CD05

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心となる導体と、この中心導体を取り囲む第1の絶縁層と
    からなるコアからシールド電気ケーブルをつくるための方法であって、 最初に電気的に遮蔽するテープをコアの長さ方向に沿って、かつコアの周囲を
    取り囲む様にして貼り付けるという工程と、 つぎに最初に熱活性化される粘着剤を、第1遮蔽部材を形成するため第1絶縁
    層の周囲にこの第1のテープを貼り付けるためにこの第1のテープ貼り付け工程
    を実行した直後ただちに活性化させるという工程と から成る方法。
  2. 【請求項2】 第1の活性化工程が、コアの少なくとも1つと、第1のテー
    プと、及び第1の熱活性化接着剤を、第1テープの貼り付け工程に先立って加熱
    するというものである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の活性化工程が、コアと、第1のテープと、及び第1の
    熱活性化接着剤を第1テープの貼り付け工程中に加熱するというものである、請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の活性化工程が、コアと、第1のテープと、及び第1の
    熱活性化接着剤を第1テープの貼り付け工程の直後に加熱するというものである
    、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、第1熱活性化接着剤を、第1活性化工程に先立って
    コアに貼り付ける工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、第1熱活性化接着剤を、第1活性化工程の後でコア
    に貼り付ける工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 さらに、第1活性化工程に先立って第1絶縁層内に第1熱活
    性化接着剤を持つコアを備える工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、第1活性化工程に先立って第1熱活性化接着剤を第
    1テープに貼り付ける工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、第1活性化工程の後で第1熱活性化接着剤を第1テ
    ープに貼り付ける工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、第1活性化工程に先立って第1熱活性化接着剤を
    含む第1テープを備える工程を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 さらに、以下の工程: 第1遮蔽部材を取り囲む第2絶縁層を貼り付けること、及び 第2絶縁層を第1遮蔽部材に貼り付けるため第2熱活性化接着剤を活性化する
    こと、 を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 第2活性化工程が、第1遮蔽部材、第2絶縁層、及び第2
    熱活性化接着剤のうちの少なくとも1つを、第2絶縁層を貼り付ける工程に先立
    って加熱することからなる、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 さらに、第2熱活性化接着剤を第1遮蔽部材に、第2絶縁
    層を貼り付ける工程に先立って貼り付ける工程を含んでいる、請求項11に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 さらに、第2熱活性化接着剤を含む第2絶縁層を備える工
    程を含んでいる、請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1テープを貼り付ける工程が、およそ10ポンド以下で
    第1テープを緊張することから成る、請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 さらに以下の工程: 第1遮蔽部材を取り巻く第2絶縁層を貼り付けること、 第2絶縁層の長さ方向に沿って、かつこの層の周りに第2の電気的にシールド
    するテープを貼り付けること、及び 第2遮蔽部材を形成するため、第2絶縁層の周りに第2のテープを貼り付ける
    ため第2テープを貼り付ける工程の直後にただちに第3の熱活性化接着剤を活性
    化すること、 を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 熱活性化接着剤がアクリル酸エチレンから成る、請求項1
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 第1活性化工程がコアの外側をおよそ65〜125℃に加
    熱することから成る、請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 第1のテープを貼り付ける工程が少なくともおよそ50フ
    ィート/分の速度で第1テープを貼り付けることから成る、請求項1に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 第1のテープを貼り付ける工程が少なくともおよそ200
    フィート/分の速度で第1テープを貼り付けることから成る、請求項1に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 中心導体及び中心導体を取り囲む第1絶縁層から成るコア
    からシールド電気ケーブルを作るための装置であって、 第1電気遮蔽テープをコアに沿って長さ方向に、かつその周囲に貼り付けるた
    めの第1テープ貼り付け装置と、 第1熱活性化接着剤を活性化してこの第1テープを第1絶縁層の周りに貼り付
    けて第1遮蔽部材を作るため第1テープ貼り付け装置のすぐ下流側に配置された
    第1加熱装置と から成る装置。
  22. 【請求項22】 第1加熱装置が、コア、第1テープ、及び第1熱活性化接
    着剤の少なくとも1つを加熱するための第1テープ貼り付け装置から下流側に配
    置された加熱ステーションを含んでいる、請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 第1加熱装置が、第1テープ貼り付け装置の1部を形成す
    る加熱テープダイを含んでいる、請求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】 第1加熱装置が、第1テープ貼り付け装置のすぐ下流側に
    位置する加熱ステーションを含んでいる、請求項21に記載の装置。
  25. 【請求項25】 さらに、以下の装置: 第1遮蔽部材に対して第2絶縁層を貼り付けるための第1テープ装置の下流側
    の絶縁装置と、 第2絶縁層の長さに沿って、かつこの周りに第2電気的遮蔽テープを貼り付け
    るための絶縁装置の下流側に第2のテープを貼り付ける装置と、及び 第2テープを第2絶縁層に貼り付けて第2遮蔽部材を作るため第2熱活性化接
    着剤を活性化するため、第2テープ貼り付け装置のすぐ下流側に配置された第2
    加熱装置 を含んでいる、請求項21に記載の装置。
  26. 【請求項26】 さらに、絶縁装置と第2の加熱装置の間に配置された冷却
    装置を含んでいる、請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 第2加熱装置が、第2絶縁層、第2テープ、及び第2熱活
    性化接着剤のうちの少なくとも1つを加熱するため第2テープ貼り付け装置から
    上流側に配置された加熱ステーションを含んでいる、請求項25に記載の装置。
  28. 【請求項28】 第2加熱装置が、第2テープ貼り付け装置の一部を形成す
    る加熱テープダイを含んでいる、請求項25に記載の装置。
  29. 【請求項29】 第2加熱装置が、第2テープ装置から直ぐ下流側に配置さ
    れた加熱ステーションを含んでいる、請求項25に記載の装置。
  30. 【請求項30】 第1テープ貼り付け装置が、テープ折り返し具とテープダ
    イを含んでいる、請求項21に記載の装置。
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