JPH0195024A - 冷媒配管材の製造方法 - Google Patents

冷媒配管材の製造方法

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JPH0195024A
JPH0195024A JP62254109A JP25410987A JPH0195024A JP H0195024 A JPH0195024 A JP H0195024A JP 62254109 A JP62254109 A JP 62254109A JP 25410987 A JP25410987 A JP 25410987A JP H0195024 A JPH0195024 A JP H0195024A
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JP
Japan
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covering
covering layer
heat
outer periphery
coating layer
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Pending
Application number
JP62254109A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kondo
今藤 雅之
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0195024A publication Critical patent/JPH0195024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエアコンに用いられる冷媒配管材の製造方法に
関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
エアコンは近年セパレートタイプが広範に使用されるよ
うになって来ている。このセパレートタイプは室内機と
室外機を結ぶ冷媒配管材として高発泡ポリエチレン等で
断熱被覆された断熱銅管が汎用されている。この断熱銅
管は第3図に示すように銅管(1)、(1′)の外周に
高発泡ポリエチレンから(2)、(2′)からなる断熱
層が被覆され、さらにその外周にエンボスポリエチレン
フィルム(3)、(3′)が被覆され、熱融着部(4)
、(4′)において熱融着して一体化されたものである
。この断熱銅管は、予めパイプカバーとして成形した断
熱層に銅管を挿入する方法により製造されている。しか
しこの方法においてはパイプカバー成形工程と銅管を挿
入する工程が別であるためにコスト面に問題があると共
にパイプカバー内に銅管を挿入する作業性に問題がある
などの難点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の問題について検討の結果、銅管挿入作業
が不要であり、かつ経済的に有利な連続工程による冷媒
配管材の製造方法を開発したものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は銅
管の外周にプラスチック断熱層を被覆した構造の冷媒配
管材の製造方法に際して(イ)銅管上に押出しによりポ
リプロピレンを主成分とする高発泡樹脂の第1の被覆層
を被覆する工程。
(ロ)その外周にポリエチレン発泡シートまたは、エン
ボスポリエチレンフィルムが貼合されたポリエチレン発
泡シートの第2の被覆層を被覆する工程。
(ハ)第1の被覆層と第2の被覆層を長手方向に熱融着
する工程。
上記の(イ)〜(ハ)の工程を順次連続的に行なうこと
を特徴とする冷媒配管材の製造方法である。
すなわち本発明は、第2図にその断面を示すように銅管
(1)、(1′)の外周にポリプロピレンを主成分とす
る高発泡ポリプロピレン(5)、(5′)の第1の被覆
層を被覆し、この外周にポリエチレン発泡シート(2)
、(2′)またはこれにエンボスポリエチレンフィルム
(3)、(3′)が貼合されたポリエチレン発泡シート
の第2の被覆を被覆し、これを熱融着部(4)、(4′
)により長手方向に熱融着して冷媒配管材とするもので
ある。
上記の冷媒配管材の製造方法について説明すると例えば
第1図に示すようにサプライスタンドより送り出された
銅管(1)、(1′)を押出機クロスヘツド00、(1
1”)を通過することによりポリプロピレンを主成分と
する樹脂により被覆する。この樹脂はポリプロピレンを
主成分とし、他の公知の改質材、銅害防止剤、老化防止
剤等を適宜配合することは何ら支障がなく、押出機(9
)、(9′)に内蔵にされているスクリューにより均一
に混練されるものであり、発泡剤は例えばポンプOω、
(10’ )により混練過程の樹脂中に定量供給される
ものである0本工程で得られるポリプロピレン高発泡樹
脂は発泡倍率が10倍以上のものが断熱性の点から望ま
しい。倍率を確保するために冷却機021. (12’
 )を通過させることが必要である。
上記の工程により得られた断熱管は送り出し装置0■、
(13’ ”)から送られた高発泡ポリエチレンシート
04)、(14’ )によりカバーリングされ熱融着機
0!9、(15’ )により熱融着成形される。これは
適宜成形品質を安定化させるために冷却ダイを使用する
こともできる0本工程で使用される熱融着機としては熱
風タイプのもの、もしくは半田ごてタイプのものが使用
できる。また本工程で使用される高発泡ポリエチレンシ
ートは外周上にポリエチレンフィルムが貼合されエンボ
ス成形されたものが施工時の曲げ、わん曲等における外
観問題を解消するために多く用いられるので、これを使
用することもできる。
以上の工程により被覆された断熱管2本は熱融着機(1
5”)により一体゛化される。この熱融着機も熱風タイ
プ半田ごてタイプのいずれも使用できる。
一体止された配管材は、引取機00により引取られ、所
定長さに切断iaa”nにより切断され巻取機0のによ
りコイルに巻取られる。
本発明は上記のように銅管上にポリプロピレンを主成分
と高発泡樹脂、その外周にポリエチレン発泡シートまた
はこれにエンボスポリエチレンフィルムが貼合されたポ
リエチレン発泡シートを順次被覆する工程およびこれを
熱融着する工程を一連の連続工程により行ない得るもの
で品質に優れかつ経済性にも優れた製造方法である。な
お(6)、(6′)は高発泡ポリプロピレン被覆部、(
7)、(7′)は高発泡ポリエチレン被覆部、(8)は
最終加工品である。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例について説明する。
第1図に示すようにサプライスタンドより送り出された
外径6.35+msおよび外径9.52mmの銅管(1
)、(1′)をクロスヘツド00、(11’ )を通過
させポリプロピレンを主成分とし他にEPRゴム、老化
防止剤、銅害防止剤を配合した樹脂を押出機(9)、(
9′)により均一に混練し、フロン系発泡剤を用いて倍
率15倍とした。次いで送り出し装置03)、(13’
 )から送り出された発泡率30倍の高発泡ポリエチレ
ンシート04. (14’ )に外周上にポリエチレン
フィルムが貼合されエンボス成形されたものを熱融着機
Q51. (15’ )により熱融着し、続いて熱融着
機(15”)により一体化し、引取elGGlにより引
取り、切断機07)により所定長さにより切断し、巻取
機側により巻取った。上記の工程により製造した製品の
断面は第2図に示すもので銅管(1)、(1′)上に倍
率15倍のポリプロピレン(5)、(5′)を主成分と
する高倍率の第1の被覆層を有し、その外周に30倍の
発泡ポリエチレン(2)、(2’ )とその外周にエン
ボスポリエチレンフィルム(3)、(3”)が貼合され
た第2層の被覆層を有し、これらが熱融着部(4)、(
4′)において熱融着され、かつ熱融着により一体化さ
れた、断面および全長にわたって均質な冷媒配管材が得
られた。
〔効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、連続工程によ
り銅管上に断熱層に形成するため工程が比較的簡単で、
経済性に優れ、かつ品質の均一な冷媒配管材が得られる
もので工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は本発
明により得られた冷媒配管材の断面図、第3図は従来の
冷媒配管材の断面図である。 1.1′・・・銅管、 2.2′・・・高発泡ポリエチ
L/7、 3.3’・・・エンボスフィルム、  4.
4’・・・熱融着部、 5.5′・・・高発泡ポリプロ
ピレン、6.6′・・・高発泡ポリプロピレン被覆部、
 7゜7′・・・高発泡ポリエチレン被覆部、 8・・
・最終加工品、 9.9′・・・押出機、 10.10
’・・・ポンプ、11、11’・・・クロスヘツド、 
12.12’・・・冷却機、13、13’・・・高発泡
ポリエチレンシート供給機、14、14’・・・高発泡
ポリエチレンシート、15.15’ 。 15″・・・熱融着機、 16・・・引取機、 17・
・・切断機、18・・・巻取機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅管の外周にプラスチック断熱層を被覆した構造
    の冷媒配管材の製造に際して (イ)銅管上に押出しによりポリプロピレンを主成分と
    する高発泡樹脂の第1の被覆層を被覆する工程。 (ロ)その外周にポリエチレン発泡シートまたは、これ
    にエンボスポリエチレンフィルムが貼合されたポリエチ
    レン発泡シートの第2の被覆層を被覆する工程。 (ハ)第1の被覆層と第2の被覆層を長手方向に熱融着
    する工程。 上記の(イ)〜(ハ)の工程を順次連続的に行なうこと
    を特徴とする冷媒配管材の製造方法。
  2. (2)前記(イ)の工程におけるポリプロピレンを主成
    分とする高発泡樹脂の発泡倍率を10倍以上とすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷媒配管材の
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113763A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Hero:Kk パイプに発泡体被覆層を形成する方法及び成形装置
JP2007032660A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Tokyo Gas Co Ltd 温水暖房用ペアチューブ
US20150308753A1 (en) * 2012-11-29 2015-10-29 Rehau Ag + Co Method for producing a multi-layer pipe line, pipe line, and air-conditioning system having such a pipe line

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