JPS6148414B2 - - Google Patents

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JPS6148414B2
JPS6148414B2 JP52112908A JP11290877A JPS6148414B2 JP S6148414 B2 JPS6148414 B2 JP S6148414B2 JP 52112908 A JP52112908 A JP 52112908A JP 11290877 A JP11290877 A JP 11290877A JP S6148414 B2 JPS6148414 B2 JP S6148414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin piece
film layer
foam
outer film
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52112908A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5446270A (en
Inventor
Homare Hioki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP11290877A priority Critical patent/JPS5446270A/ja
Publication of JPS5446270A publication Critical patent/JPS5446270A/ja
Publication of JPS6148414B2 publication Critical patent/JPS6148414B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、長尺方向に割れ目を有する管状発
泡体の外周面を外面フイルムで覆い、該割れ目近
傍に接着性のあるひれ片を設けた断熱用パイプカ
バーを得る方法に関する。
水道管の凍結防止あるいは建造物内の空調機器
等の配管の保温、保冷のためにパイプの外表面を
被覆する断熱用パイプカバーとしては、管状の樹
脂発泡体を二つに縦割りしたもの、あるいは管状
発泡体の一側に割れ目を設けたものがあり、これ
らはいずれもパイプに被着した後、管状発泡体の
接合面を合着し、その後その外周を粘着テープ等
でらせん巻にして固定仕上げするものが多用され
ている。一方近時においては、現場での施工なら
びに仕上げが容易なことから、その長尺方向に割
れ目を設けた管状発泡体の外周面をビニールフイ
ルム等の粘着フイルムで被覆し、割れ目近傍にお
いて該粘着フイルムの一部を余部として留保し、
該余部における粘着面を離型紙で保護しひれ部と
したものも用いられている。この種のひれ付のパ
イプカバーにあつては、パイプに被着した後ひれ
部の離型紙を剥し、ひれ部をパイプカバー表面に
接着すれば、固着と仕上げが同時にかつ容易にで
きる利点がある。
しかるに、この種のひれ付のパイプカバーを得
るには、管状発泡体の外表面に粘着フイルムを貼
り合せることが行なわれているのであるが、この
種の製品が通常2〜5m程の長尺物であることか
ら、割れ目に沿つて所定位置へ粘着フイルムを貼
着することが困難で、時にはシワ、気泡が生ずる
等の欠点を有するのみならず、発泡体と粘着フイ
ルムとの粘着力が弱いため輸送中に粘着フイルム
がずれたりあるいは離脱したりする欠点があつ
た。
この発明は、円筒形発泡体の外周面に外面フイ
ルム層およびひれ片を一体に成形することによつ
て上記の欠点を解消するとともに、粘着層の形成
およびこれに続く割れ目の形成が何ら特別な治具
等を用いることなく、簡略な工程によつて実現す
ることができ、かつパイプに対する合着性も極め
て良好なパイプカバーの製造方法を提案するもの
である。
以下図面に従つてこの発明の実施例を説明する
と、この発明による製造方法は、円筒形発泡体1
2の外周面に外面フイルム層13およびひれ片1
3aを一体的に成形する工程と、該ひれ片13a
の片面に粘着層14を形成する工程、および割れ
目19を形成する工程とからなるものである。
まず、円筒形発泡体12の外周面に外面フイル
ム層13およびひれ片13aを一体に成形する第
1の工程においては、(イ)あらかじめ、あるいは他
の工程で成形された管状発泡体12に外面フイル
ム層13およびひれ片13aを被覆成形する場
合、または(ロ)円筒形発泡体12の押出成形と同時
に外面フイルム層13およびひれ片13aを成形
する場合がある。
前者の実施例について説明すると、あらかじ
め、あるいは他の工程によつて円筒形に成形され
たポリエチレン、ポリプロピレン等の発泡体12
は、送りローラーによつて被覆用金型20内に送
りこまれる。被覆用金型20の先端押出口は、送
り出されてくる円筒形発泡体12の外表面全面に
外面フイルム層13およびひれ片13aが一体に
成形されるように構成されていて、ホツパ22か
ら供給されるポリエチレンもしくはエチレン酢酸
ビニルコポリマーまたはこれらにアイオノマー樹
脂を混入させた樹脂等が可塑化溶融しながら円筒
形発泡体12の外周面に押出被覆される。円筒形
発泡体12は、前記被覆樹脂の押出方向に連続的
に送り出されてくるので、ひれ片13aは押出口
のスリツトによつて円筒形発泡体12の長手方向
に容易に成形することができる。
円筒形発泡体の押出成形と同時に行なう後者の
実施例について説明すると、第6図に示したよう
に円筒形発泡体12を構成する発泡剤を含有させ
たポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂が、押
出機および金型20′を通じ可塑化溶融しながら
円筒形に発泡成形される。円筒形に成形するに際
しては、金型20′内のトーピード23から空気
を徐々に吹き込みながら内径を保持させることが
望ましい。
この管状発泡体12の成形と同時に、この金型
20′に連結された他の押出機25からは、外面
フイルム層13およびひれ片13aを構成するポ
リエチレンもしくはエチレン酢酸ビニルコポリマ
ー又はこれらにアイオノマー樹脂等を混入させた
樹脂が、同じく可塑化溶融しながら、金型の押出
口において前記円筒形発泡体12の外周面に押出
被覆される。もちろん前述したと同様に押出口
は、外面フイルム層13とひれ片13aが一体に
成形されるように構成されている。
第1の工程において外面フイルム層13および
ひれ片13aが成形された後には、冷却装置19
を介在せしめることもある。
次に、外面フイルム層13と一体に成形された
ひれ片13aの片面に、粘着層14が形成され
る。実施例では、両面テープが圧着ロール30に
より圧着されている。当然のことながら粘着層1
4の表面は、シリコン紙15等の非粘着紙(離型
紙)で被覆保護されている。35は引取ロールで
ある。
次に、粘着層14を形成したひれ片13aの根
元近傍の外面フイルム層13より中心方向へ円筒
形発泡体層を切断して長手方向に連続する割れ目
19が形成される。この工程は、カツターナイフ
40を所定箇所にあてがうことにより容易に行な
うことができる。なお、この割れ目19の形成工
程は、前に述べた粘着層1の形成と同時に行なう
こともできる。
このようにして得られたパイプカバーは、次の
第2引取ロール45によりひれ片13aが管状体
外周面に圧接され、定尺カツター50により所定
の長さに切断される。
なお、粘着層14の表面に被覆する離型紙をひ
れ片13aの幅よりわずかに狭くし、ひれ片13
aの上端が管状体表面に貼着するようにしておけ
ば、ひれ片の損傷が防止できるのみならず、製品
の管理、輸送に便利である。
上述の実施例では、管状発泡体12が一層のも
のを示したが、二層以上のものについても全く同
様である。
上述したように、この発明による断熱用パイプ
カバーの製造方法によれば、断熱材である円筒形
発泡体と、外面フイルム層およびひれ片が一体的
に成形されるので、従来のように管状発泡体の外
周面に粘着フイルムを粘着する必要がないばかり
か、一体的に成形されるものであるから外面フイ
ルムと発泡体との粘着力は極めて強固である。ま
た、粘着層の形成および割れ目の形成は実施例で
も述べたように、例えば両面粘着テープの圧着お
よびカツターの設置のみで実施でき、特殊な治具
等を用いることなく極めて簡略な工程で実施する
ことができる。さらに、この発明によれば、パイ
プカバーの割れ目は円筒形発泡体およびその外周
面全面を被覆した外面フイルム層を切断すること
によつて形成されるので、割れ目形成後にあつて
も割れ目を形成した端面どうしが合着しようとす
る応力(復元力)が働く。従つて、このパイプカ
バーの割れ目を開いてパイプに被着したときに
は、その自己復元力によつてパイプをしつかりと
包着し、合着性が良好となり、それゆえに断熱性
も高くなる。このように、この発明によれば、断
熱性が高く、品質の安定した製品を、大量にかつ
容易に得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断熱用パイプカバーの斜視
図、第2図は本発明の実施例を示す工程図、第3
図は第2図の3―3線における断面図、第4図は
同じく第2図の4―4線における断面図、第5図
は同じく第2図の5―5線における断面図、第6
図は管状発泡体と外面フイルム層およびひれ片を
同時に成形する場合における金型の押出口付近の
断面図である。 12……管状発泡体、13……外面フイルム
層、13a……ひれ部、14……粘着層、15…
…離型紙、19……割れ目、20,20′……金
型、25……押出機、29……冷却装置、30…
…圧着ローラー、40……カツターナイフ、50
……定尺カツター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ成形された円筒形発泡体の外周面
    全面に外面フイルム層とその一部に長手方向に連
    続するひれ片を一体に押出成形し、前記ひれ片の
    片面に粘着層を形成し、次いで前記ひれ片の粘着
    層を形成した面の根元近傍の外面フイルム層より
    中心方向へ円筒形発泡体層を切断して長手方向に
    連続する割れ目を形成することを特徴とする断熱
    用パイプカバーの製造方法。 2 円筒形発泡体の押出成形と同時に、その外周
    面全面に外層フイルム層とその一部に長手方向に
    連続するひれ片を一体に押出成形し、前記ひれ片
    の片面に粘着層を形成し、次いで前記ひれ片の粘
    着層を形成した面の根元近傍の外面フイルム層よ
    り中心方向へ円筒形発泡体層を切断して長手方向
    に連続する割れ目を形成することを特徴とする断
    熱用パイプカバーの製造方法。
JP11290877A 1977-09-20 1977-09-20 Method of making pipe cover for heat insulation Granted JPS5446270A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11290877A JPS5446270A (en) 1977-09-20 1977-09-20 Method of making pipe cover for heat insulation

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JP11290877A JPS5446270A (en) 1977-09-20 1977-09-20 Method of making pipe cover for heat insulation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5446270A JPS5446270A (en) 1979-04-12
JPS6148414B2 true JPS6148414B2 (ja) 1986-10-24

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ID=14598494

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JP11290877A Granted JPS5446270A (en) 1977-09-20 1977-09-20 Method of making pipe cover for heat insulation

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5595539A (en) * 1979-01-12 1980-07-19 Inoue Mtp Co Ltd Manufacture of heat-insulating pipe cover with outer skin
CN104781491A (zh) * 2012-11-05 2015-07-15 巴斯夫欧洲公司 制备成型件的方法

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JPS5446270A (en) 1979-04-12

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