JPH08241633A - 同軸ケーブルおよびその製造方法 - Google Patents
同軸ケーブルおよびその製造方法Info
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- JPH08241633A JPH08241633A JP7070841A JP7084195A JPH08241633A JP H08241633 A JPH08241633 A JP H08241633A JP 7070841 A JP7070841 A JP 7070841A JP 7084195 A JP7084195 A JP 7084195A JP H08241633 A JPH08241633 A JP H08241633A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好なシールド特性を有し,長尺品の製造が
可能であり、保護被覆層を効率良く形成でき,高周波伝
送特性が安定であり,細径化が可能な同軸ケーブルを提
供する。また、その同軸ケーブルを好適に製造しうる製
造方法を提供する。 【構成】 中心導体となる銅線1の外周に低誘電率絶縁
体としてフッ素樹脂絶縁体2を設け、この外周に、長尺
リボン状の銅箔3aが長手方向に管状に整形加工され,
線軸に平行した突き合わせシーム部s1或は重ね合わせ
シーム部s2を有する管状銅被覆層3と,該銅被覆層3
の外周に設けられた溶融はんだめっき層4とからなる外
部導体5を設けて同軸ケーブル6とする。更に外部導体
5の外周に保護被覆層hを設けた同軸ケーブル6として
もよい。
可能であり、保護被覆層を効率良く形成でき,高周波伝
送特性が安定であり,細径化が可能な同軸ケーブルを提
供する。また、その同軸ケーブルを好適に製造しうる製
造方法を提供する。 【構成】 中心導体となる銅線1の外周に低誘電率絶縁
体としてフッ素樹脂絶縁体2を設け、この外周に、長尺
リボン状の銅箔3aが長手方向に管状に整形加工され,
線軸に平行した突き合わせシーム部s1或は重ね合わせ
シーム部s2を有する管状銅被覆層3と,該銅被覆層3
の外周に設けられた溶融はんだめっき層4とからなる外
部導体5を設けて同軸ケーブル6とする。更に外部導体
5の外周に保護被覆層hを設けた同軸ケーブル6として
もよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルおよびそ
の製造方法に関する。さらに詳しくは、中心導体の外周
に低誘電率絶縁体を設けた絶縁導体の外径が0.5〜4
mm径の比較的細い絶縁線材の外周に0.03〜1.0
mm厚の外部導体を設けた同軸ケーブルおよびその製造
方法に関する。
の製造方法に関する。さらに詳しくは、中心導体の外周
に低誘電率絶縁体を設けた絶縁導体の外径が0.5〜4
mm径の比較的細い絶縁線材の外周に0.03〜1.0
mm厚の外部導体を設けた同軸ケーブルおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器は高周波領域での使
用が多くなり、それによる電磁波障害が社会問題となっ
てきている。そのため中心導体の外周に低誘電率の絶縁
体を形成し、その絶縁体の外周に金属層を設けて電磁波
シールド層を形成した同軸ケーブルが用いられるように
なってきている。この同軸ケーブルは情報通信機器,情
報処理機器等の電子機器の高周波回路基板,高周波部品
の信号伝達線路として用いられている。
用が多くなり、それによる電磁波障害が社会問題となっ
てきている。そのため中心導体の外周に低誘電率の絶縁
体を形成し、その絶縁体の外周に金属層を設けて電磁波
シールド層を形成した同軸ケーブルが用いられるように
なってきている。この同軸ケーブルは情報通信機器,情
報処理機器等の電子機器の高周波回路基板,高周波部品
の信号伝達線路として用いられている。
【0003】図6に、公知の一般の同軸ケーブルの一例
を一部切欠正面図で示す。この同軸ケーブル60は、中
心導体1の外周に低誘電率の絶縁体62を形成し、その
絶縁体62の外周に金属細線の編組,横巻き,金属箔の
巻回等による外部導体63を設け、その外部導体63の
外周に例えばポリ塩化ビニル(PVC)樹脂を溶融押出
しした保護被覆層64を設けた構造である。
を一部切欠正面図で示す。この同軸ケーブル60は、中
心導体1の外周に低誘電率の絶縁体62を形成し、その
絶縁体62の外周に金属細線の編組,横巻き,金属箔の
巻回等による外部導体63を設け、その外部導体63の
外周に例えばポリ塩化ビニル(PVC)樹脂を溶融押出
しした保護被覆層64を設けた構造である。
【0004】図7に公知のセミリジット同軸ケーブルの
一例を示す。このセミリジット同軸ケーブル70は、銅
導体等からなる中心導体1の外周に低誘電率の絶縁体7
1,例えば四弗化エチレン−パーフロロアルキルビニル
エーテル共重合体(PFA)樹脂等を溶融押出しにより
形成し、その外周に銅パイプ等の金属パイプを密着して
設けて外部導体73を形成した構造である。
一例を示す。このセミリジット同軸ケーブル70は、銅
導体等からなる中心導体1の外周に低誘電率の絶縁体7
1,例えば四弗化エチレン−パーフロロアルキルビニル
エーテル共重合体(PFA)樹脂等を溶融押出しにより
形成し、その外周に銅パイプ等の金属パイプを密着して
設けて外部導体73を形成した構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の一般の同軸
ケーブル60では、外部導体63に隙間があるので、シ
ールド特性が良好でない問題点がある。
ケーブル60では、外部導体63に隙間があるので、シ
ールド特性が良好でない問題点がある。
【0006】一方、上記従来のセミリジット同軸ケーブ
ル70では、外部導体73に隙間がないので、シールド
特性が良好である。しかし、次の問題点がある。セミリ
ジット同軸ケーブル70を製造するには、まず絶縁導体
72を作成し、その絶縁導体72を太めの銅パイプに封
入する。次に、その銅パイプをダイスを用いて引抜加工
し、絶縁導体72と銅パイプを密着させて外部導体73
とする。密着性を良くするために絶縁導体72の外径と
銅パイプの内径とを近似値とする必要があるが、そうす
ると摩擦が大きくなって封入が困難となる。このため、
短尺品(例えば30m程度)しか製造できない問題点が
ある。
ル70では、外部導体73に隙間がないので、シールド
特性が良好である。しかし、次の問題点がある。セミリ
ジット同軸ケーブル70を製造するには、まず絶縁導体
72を作成し、その絶縁導体72を太めの銅パイプに封
入する。次に、その銅パイプをダイスを用いて引抜加工
し、絶縁導体72と銅パイプを密着させて外部導体73
とする。密着性を良くするために絶縁導体72の外径と
銅パイプの内径とを近似値とする必要があるが、そうす
ると摩擦が大きくなって封入が困難となる。このため、
短尺品(例えば30m程度)しか製造できない問題点が
ある。
【0007】また、銅パイプは、独立した別工程で製造
されるうえに、真円度を要求される。このため、かなり
の厚みが必要とされる(例えば0.30mm) 。この厚み
は、引抜加工しても少ししか変わらない(例えば0.26m
m) ので、曲げにくく、巻取りが困難である。この点で
も、短尺品しか製造できない問題点がある。また、上記
のように短尺品しか製造できないので、銅パイプの表面
に更に耐蝕性やはんだ付け性改善のための金属めっきを
施す場合、能率のよい工程を得にくいことも有り、生産
性が低く、コストの低減が難しいという問題がある。更
に保護被覆層を効率よく形成することが出来ず、保護被
覆層がない。このため、用途が限定される問題点があ
る。
されるうえに、真円度を要求される。このため、かなり
の厚みが必要とされる(例えば0.30mm) 。この厚み
は、引抜加工しても少ししか変わらない(例えば0.26m
m) ので、曲げにくく、巻取りが困難である。この点で
も、短尺品しか製造できない問題点がある。また、上記
のように短尺品しか製造できないので、銅パイプの表面
に更に耐蝕性やはんだ付け性改善のための金属めっきを
施す場合、能率のよい工程を得にくいことも有り、生産
性が低く、コストの低減が難しいという問題がある。更
に保護被覆層を効率よく形成することが出来ず、保護被
覆層がない。このため、用途が限定される問題点があ
る。
【0008】また、引抜加工時にかなり強いストレスが
加わり、寸法精度が低下しやすい。このため、特性イン
ピーダンス,電圧定在波比(VSWR)等の高周波伝送
特性が安定しない問題点がある。
加わり、寸法精度が低下しやすい。このため、特性イン
ピーダンス,電圧定在波比(VSWR)等の高周波伝送
特性が安定しない問題点がある。
【0009】なお、前記した従来の一般の同軸ケーブル
の外部導体をめっきにより設けた構造の同軸ケーブル
も、例えば特開平5−81938号公報に記載されてい
るように公知である。この同軸ケーブルにおいて、ワイ
ヤ絶縁層がフッ素系樹脂の場合には、テトラエッチ
((株)潤工社,商品名)液によって表面を粗化し、銅
めっきとの密着性を高めることが望ましいと記載されて
いる。また表面の粗化方法としては実公昭43−200
14号公報にも金属ナトリウムを用いて低誘電率絶縁体
の表面を化学的エッチングを行うことが記載されてい
る。しかしながらこれらの処理剤は高価であるうえに危
険性が高く実用性に欠けているものである。
の外部導体をめっきにより設けた構造の同軸ケーブル
も、例えば特開平5−81938号公報に記載されてい
るように公知である。この同軸ケーブルにおいて、ワイ
ヤ絶縁層がフッ素系樹脂の場合には、テトラエッチ
((株)潤工社,商品名)液によって表面を粗化し、銅
めっきとの密着性を高めることが望ましいと記載されて
いる。また表面の粗化方法としては実公昭43−200
14号公報にも金属ナトリウムを用いて低誘電率絶縁体
の表面を化学的エッチングを行うことが記載されてい
る。しかしながらこれらの処理剤は高価であるうえに危
険性が高く実用性に欠けているものである。
【0010】そこで、本発明の目的は、良好なシールド
特性を有し,長尺品の製造が可能であり、保護被覆層を
効率良く形成でき,高周波伝送特性が安定であり,細径
化が可能な同軸ケーブルを提供することを目的とする。
また、その同軸ケーブルを好適に製造しうる製造方法を
提供することを目的とする。
特性を有し,長尺品の製造が可能であり、保護被覆層を
効率良く形成でき,高周波伝送特性が安定であり,細径
化が可能な同軸ケーブルを提供することを目的とする。
また、その同軸ケーブルを好適に製造しうる製造方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、中心導体の外周に低誘電率絶縁体を設け、
この低誘電率絶縁体の外周に、長尺リボン状の金属箔が
長手方向に管状に整形加工され,線軸に平行した突き合
わせシーム部或は重ね合わせシーム部を有する管状金属
被覆層と,該金属被覆層の外周に設けられた溶融金属め
っき層とからなる外部導体を設けた同軸ケーブルにあ
る。
に本発明は、中心導体の外周に低誘電率絶縁体を設け、
この低誘電率絶縁体の外周に、長尺リボン状の金属箔が
長手方向に管状に整形加工され,線軸に平行した突き合
わせシーム部或は重ね合わせシーム部を有する管状金属
被覆層と,該金属被覆層の外周に設けられた溶融金属め
っき層とからなる外部導体を設けた同軸ケーブルにあ
る。
【0012】また本発明は、前記低誘電率絶縁体がフッ
素樹脂系またはポリオレフィン樹脂系の低誘電体樹脂か
らなり、また、前記長尺リボン状の金属箔が、不可避的
不純物を含む銅,銀または銀複合銅の何れかからなり、
また前記溶融金属が、不可避的不純物を含む錫または錫
合金からなり、また、前記突き合わせシーム部或は重ね
合わせシーム部が前記溶融金属により接合,封止されて
いる同軸ケーブルにある。更に、前記外部導体の外周に
保護被覆層を設けた同軸ケーブルにある。
素樹脂系またはポリオレフィン樹脂系の低誘電体樹脂か
らなり、また、前記長尺リボン状の金属箔が、不可避的
不純物を含む銅,銀または銀複合銅の何れかからなり、
また前記溶融金属が、不可避的不純物を含む錫または錫
合金からなり、また、前記突き合わせシーム部或は重ね
合わせシーム部が前記溶融金属により接合,封止されて
いる同軸ケーブルにある。更に、前記外部導体の外周に
保護被覆層を設けた同軸ケーブルにある。
【0013】また本発明は、中心導体の外周に低誘電率
絶縁体を被覆する絶縁体被覆工程;と、得られた低誘電
率絶縁導体の外周に該絶縁導体の外周を囲包するに足り
る幅寸法を有する長尺リボン状の金属箔を線軸に沿って
縦添えしながら走行させてU字曲げ加工及び管状整形加
工を施し、突き合わせシーム部或は重ね合わせシーム部
を有する管状金属被覆層を設ける管状整形加工工程;
と、得られた管状金属被覆線材の表面を清浄化する清浄
化処理工程;と、清浄化された管状金属被覆線材を溶融
金属中に導いて前記各シーム部を接合,封止するととも
に、管状金属被覆層の外周に溶融金属めっきを施す溶融
金属めっき工程;とを有する同軸ケーブルの製造方法に
ある。
絶縁体を被覆する絶縁体被覆工程;と、得られた低誘電
率絶縁導体の外周に該絶縁導体の外周を囲包するに足り
る幅寸法を有する長尺リボン状の金属箔を線軸に沿って
縦添えしながら走行させてU字曲げ加工及び管状整形加
工を施し、突き合わせシーム部或は重ね合わせシーム部
を有する管状金属被覆層を設ける管状整形加工工程;
と、得られた管状金属被覆線材の表面を清浄化する清浄
化処理工程;と、清浄化された管状金属被覆線材を溶融
金属中に導いて前記各シーム部を接合,封止するととも
に、管状金属被覆層の外周に溶融金属めっきを施す溶融
金属めっき工程;とを有する同軸ケーブルの製造方法に
ある。
【0014】また本発明は、前記管状金属被覆線材が溶
融金属浴面から導出される部分を非酸化性ガス雰囲気中
とするとともに、前記管状金属被覆線材は溶融金属浴面
から垂直上方向に導出される同軸ケーブルの製造方法に
ある。
融金属浴面から導出される部分を非酸化性ガス雰囲気中
とするとともに、前記管状金属被覆線材は溶融金属浴面
から垂直上方向に導出される同軸ケーブルの製造方法に
ある。
【0015】また本発明は、溶融金属めっき工程に用い
る溶融めっき装置の溶融金属中に整形維持ダイスを設け
るとともに、溶融金属中の最後の整形維持ダイスは、前
記管状金属被覆線材が非酸化性ガス雰囲気中にある溶融
金属浴面より垂直上方向に導出される該浴面直下に設け
られている同軸ケーブルの製造方法にある。更に本発明
は、前記シールド層の外周に保護被覆層を設ける外被形
成工程をさらに有する同軸ケーブルの製造方法にある。
る溶融めっき装置の溶融金属中に整形維持ダイスを設け
るとともに、溶融金属中の最後の整形維持ダイスは、前
記管状金属被覆線材が非酸化性ガス雰囲気中にある溶融
金属浴面より垂直上方向に導出される該浴面直下に設け
られている同軸ケーブルの製造方法にある。更に本発明
は、前記シールド層の外周に保護被覆層を設ける外被形
成工程をさらに有する同軸ケーブルの製造方法にある。
【0016】前記低誘電率絶縁体は、四弗化エチレン樹
脂(PTFE),四弗化エチレン−パーフロロアルキル
ビニルエーテル共重合体樹脂(PFA),四弗化エチレ
ン−六弗化プロピレン共重合体樹脂(FEP),四弗化
エチレン−エチレン共重合体樹脂(ETFE)等のふっ
そ樹脂系の低誘電体樹脂、或はポリエチレン樹脂(P
E),ポリプロピレン樹脂(PP)等のポリオレフィン
樹脂系の低誘電体樹脂から構成する。
脂(PTFE),四弗化エチレン−パーフロロアルキル
ビニルエーテル共重合体樹脂(PFA),四弗化エチレ
ン−六弗化プロピレン共重合体樹脂(FEP),四弗化
エチレン−エチレン共重合体樹脂(ETFE)等のふっ
そ樹脂系の低誘電体樹脂、或はポリエチレン樹脂(P
E),ポリプロピレン樹脂(PP)等のポリオレフィン
樹脂系の低誘電体樹脂から構成する。
【0017】また、本発明の管状整形加工工程に用いる
管状整形治具の一例としては、ラッパ状の孔形を有し、
先に行くにしたがって孔径が減じていく形状のいわゆる
一般の線引ダイスと似ている構造のものが挙げられる。
この管状整形治具で特に加工部分の材質としては、ダイ
ヤモンド,サファイヤ或は超硬合金等が挙げられる。ま
た、U字曲げ加工としては、ローラー等により金属箔を
押し曲げる方法等が挙げられる。
管状整形治具の一例としては、ラッパ状の孔形を有し、
先に行くにしたがって孔径が減じていく形状のいわゆる
一般の線引ダイスと似ている構造のものが挙げられる。
この管状整形治具で特に加工部分の材質としては、ダイ
ヤモンド,サファイヤ或は超硬合金等が挙げられる。ま
た、U字曲げ加工としては、ローラー等により金属箔を
押し曲げる方法等が挙げられる。
【0018】
【作用】本発明の同軸ケーブルの外部導体の管状金属被
覆層に用いるリボン状の金属箔は、近年の精密圧延加工
の技術進歩によって得られた均一な厚さを有する極めて
薄い金属箔を、スリッターを用い,低誘電率絶縁体の外
周寸法に合わせた所定の幅に長尺リボン状に切断したも
のであり、寸法精度がよい。従って、この長尺リボン状
金属箔がU字曲げ加工及び管状整形加工され、精密に突
き合わされるか重ね合わされ、突き合わせシーム部或は
重ね合わせシーム部が形成された管状金属被覆層とな
る。更に各シーム部は溶融金属により接合、封止され
る。また、外部導体の溶融金属めっき層は溶融めっきさ
れた錫或は錫合金などの金属が管状被覆金属の酸化変色
を防ぎ、はんだ付け性を改善する。従って、本発明の外
部導体は、電気めっきにより得られる電着金属と異な
り、金属特有の伸び特性、引張り強さ或は折り曲げ強さ
等の機械的特性を十分生かせる良質の金属被覆層とな
る。
覆層に用いるリボン状の金属箔は、近年の精密圧延加工
の技術進歩によって得られた均一な厚さを有する極めて
薄い金属箔を、スリッターを用い,低誘電率絶縁体の外
周寸法に合わせた所定の幅に長尺リボン状に切断したも
のであり、寸法精度がよい。従って、この長尺リボン状
金属箔がU字曲げ加工及び管状整形加工され、精密に突
き合わされるか重ね合わされ、突き合わせシーム部或は
重ね合わせシーム部が形成された管状金属被覆層とな
る。更に各シーム部は溶融金属により接合、封止され
る。また、外部導体の溶融金属めっき層は溶融めっきさ
れた錫或は錫合金などの金属が管状被覆金属の酸化変色
を防ぎ、はんだ付け性を改善する。従って、本発明の外
部導体は、電気めっきにより得られる電着金属と異な
り、金属特有の伸び特性、引張り強さ或は折り曲げ強さ
等の機械的特性を十分生かせる良質の金属被覆層とな
る。
【0019】また、本発明の同軸ケーブルはセミリジッ
ト同軸ケーブルと異なり、長尺で寸法の安定した同軸ケ
ーブルを容易に得ることが出来る。また、各シーム部は
錫或は錫合金などの溶融金属によって強固に接合、封止
されるために、セミリジット同軸ケーブルと比較して電
磁波シールド特性等の各種特性は何等遜色がないものと
なる。更に、外部導体の外周に保護被覆層を設けたもの
はその用途が広くなる。
ト同軸ケーブルと異なり、長尺で寸法の安定した同軸ケ
ーブルを容易に得ることが出来る。また、各シーム部は
錫或は錫合金などの溶融金属によって強固に接合、封止
されるために、セミリジット同軸ケーブルと比較して電
磁波シールド特性等の各種特性は何等遜色がないものと
なる。更に、外部導体の外周に保護被覆層を設けたもの
はその用途が広くなる。
【0020】本発明の同軸ケーブルの製造方法に於いて
は大きなポイントが2つ挙げられる。第1のポイントと
しては、リボン状金属箔を如何にして効率よく、正確に
低誘電率絶縁導体の外周に被覆するである。この点に関
しては、リボン状金属箔にU字曲げ加工を施すことによ
り絶縁導体の外周に金属箔が包み込まれるようになり、
次いで管状整形加工により、金属箔が管状に被覆され、
絶縁導体の外周にシーム部或は重ね合わせシーム部が正
しく安定して設けられた管状金属被覆層が形成される。
は大きなポイントが2つ挙げられる。第1のポイントと
しては、リボン状金属箔を如何にして効率よく、正確に
低誘電率絶縁導体の外周に被覆するである。この点に関
しては、リボン状金属箔にU字曲げ加工を施すことによ
り絶縁導体の外周に金属箔が包み込まれるようになり、
次いで管状整形加工により、金属箔が管状に被覆され、
絶縁導体の外周にシーム部或は重ね合わせシーム部が正
しく安定して設けられた管状金属被覆層が形成される。
【0021】第2のポイントとしては、管状整形加工時
に形成された各シーム部の接合,封止及び管状金属被覆
層の外周に設ける溶融金属めっき層の形成方法である。
この点に関しては、管状金属被覆線材に清浄化処理をし
てから、整形維持ダイスを設けた溶融金属中を通過さ
せ、非酸化性ガス雰囲気中の浴面から垂直上方向に導出
することによりシーム部の接合,封止と溶融金属めっき
とを同時に行うことができ、効率的である。
に形成された各シーム部の接合,封止及び管状金属被覆
層の外周に設ける溶融金属めっき層の形成方法である。
この点に関しては、管状金属被覆線材に清浄化処理をし
てから、整形維持ダイスを設けた溶融金属中を通過さ
せ、非酸化性ガス雰囲気中の浴面から垂直上方向に導出
することによりシーム部の接合,封止と溶融金属めっき
とを同時に行うことができ、効率的である。
【0022】
【実施例】本発明の内容について図1〜5を用いて詳し
く説明する。図1は本発明の同軸ケーブルの一実施例を
示す断面図である。同図(a) は突き合わせシーム部を有
する同軸ケーブルであり、また同図(b) は重ね合わせシ
ーム部を有する同軸ケーブルである。図2は本発明の同
軸ケーブルの製造方法の一実施例を示す工程図である。
図3は本発明の同軸ケーブルの製造に用いる製造装置の
一実施例を示す略図である。同図(a) は絶縁体被覆工程
に用いる装置を示し、また同図(b) は絶縁体被覆工程以
降の製造工程に用いる装置を示す。図4(a) は本発明の
管状整形加工治具により管状金属被覆層が形成されてい
く状態を示す一部切欠略図である。同図(b) は図4(a)
のb−b部に於いて、U字曲げ加工が施されたリボン状
金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示す断面図であり、
同図(c) は図4(a) のc−c部に於いて、管状整形加工
途中のリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示す
断面図であり、また、同図(d) は図4(a) のd−d部に
於いて、管状整形加工が終了し、突き合わせシーム部が
形成された管状金属被覆線材を示す断面図である。図5
は本発明の管状整形加工工程により重ね合わせシーム部
が形成された管状金属被覆線材の一実施例を示す略図で
ある。同図(a) は斜視図であり、また同図(b) は断面図
である。なお、本発明は本実施例に限定されるものでは
なく、広く応用が可能である。
く説明する。図1は本発明の同軸ケーブルの一実施例を
示す断面図である。同図(a) は突き合わせシーム部を有
する同軸ケーブルであり、また同図(b) は重ね合わせシ
ーム部を有する同軸ケーブルである。図2は本発明の同
軸ケーブルの製造方法の一実施例を示す工程図である。
図3は本発明の同軸ケーブルの製造に用いる製造装置の
一実施例を示す略図である。同図(a) は絶縁体被覆工程
に用いる装置を示し、また同図(b) は絶縁体被覆工程以
降の製造工程に用いる装置を示す。図4(a) は本発明の
管状整形加工治具により管状金属被覆層が形成されてい
く状態を示す一部切欠略図である。同図(b) は図4(a)
のb−b部に於いて、U字曲げ加工が施されたリボン状
金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示す断面図であり、
同図(c) は図4(a) のc−c部に於いて、管状整形加工
途中のリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示す
断面図であり、また、同図(d) は図4(a) のd−d部に
於いて、管状整形加工が終了し、突き合わせシーム部が
形成された管状金属被覆線材を示す断面図である。図5
は本発明の管状整形加工工程により重ね合わせシーム部
が形成された管状金属被覆線材の一実施例を示す略図で
ある。同図(a) は斜視図であり、また同図(b) は断面図
である。なお、本発明は本実施例に限定されるものでは
なく、広く応用が可能である。
【0023】実施例1 まず絶縁体被覆工程;として、中心導体1となる0.2
mmφの銅線1を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置
8により低誘電率絶縁体2としてフッ素樹脂(PFA)
を0.33mm厚さに押し出してフッ素樹脂絶縁体2を
設けてから水冷装置9中を走行させて冷却し、次いで表
面の水分を乾燥領域kを走行させて乾燥し、外径0.8
6mmの低誘電率絶縁導体6aを製造し、巻き枠m2に
巻き取った。
mmφの銅線1を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置
8により低誘電率絶縁体2としてフッ素樹脂(PFA)
を0.33mm厚さに押し出してフッ素樹脂絶縁体2を
設けてから水冷装置9中を走行させて冷却し、次いで表
面の水分を乾燥領域kを走行させて乾燥し、外径0.8
6mmの低誘電率絶縁導体6aを製造し、巻き枠m2に
巻き取った。
【0024】次に管状整形加工工程;として、まず巻き
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.1mmで幅が3.33mmにスリットされ,
巻き枠m3に貯留されていたリボン状銅箔3aを用意し
た。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銅箔3aをそ
れぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、両者が長手方
向に相接するような状態でガイド部を兼ねたU字曲げ加
工装置10に20m/分の速度で導き、リボン状銅箔3
aにU字曲げ加工を施した。次に管状整形加工治具11
によりU字曲げ加工されたリボン状銅箔3aを管状に整
形加工し、突き合わせシーム部s1を有する管状金属被
覆層3を形成し、管状金属被覆線材6bとした。なお、
リボン状銅箔3aに耳部付け加工を施してからU字曲げ
加工を施してもよい。
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.1mmで幅が3.33mmにスリットされ,
巻き枠m3に貯留されていたリボン状銅箔3aを用意し
た。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銅箔3aをそ
れぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、両者が長手方
向に相接するような状態でガイド部を兼ねたU字曲げ加
工装置10に20m/分の速度で導き、リボン状銅箔3
aにU字曲げ加工を施した。次に管状整形加工治具11
によりU字曲げ加工されたリボン状銅箔3aを管状に整
形加工し、突き合わせシーム部s1を有する管状金属被
覆層3を形成し、管状金属被覆線材6bとした。なお、
リボン状銅箔3aに耳部付け加工を施してからU字曲げ
加工を施してもよい。
【0025】この際、管状整形加工治具11により管状
銅被覆層3が形成されていく状態を図4を用いて説明す
る。まず図4(a)に示すように,前記U字曲げ加工が施
されたリボン状銅箔3aと低誘電率絶縁導体6aを管状
整形加工治具11の円錐状穴11aの入口部に導き、該
円錐状穴中を通過させて絶縁導体6aの外周にリボン状
銅箔3aを密着囲包させながら突き合わせて管状銅被覆
層3を形成し、突き合わせシーム部s1付の管状金属被
覆線材6bとする。このとき、図4(a) のb−b部に於
いては、U字曲げ加工が施されたリボン状銅箔3aと低
誘電率絶縁導体6aの状態は同図(b) に示すようにな
る。また、図4(a) のc−c部に於いては、管状整形加
工途中のリボン状銅箔3aと低誘電率絶縁導体6aの状
態は同図(c) に示すようになる。更に、図4(a) のd−
d部に於いては、管状整形加工が終了し、突き合わせシ
ーム部s1が形成された管状金属被覆線材6bとなり、
同図(d) に示すようになる。また、この管状整形加工工
程に於いて、管状整形加工治具11の出口近傍にシーム
部監視装置12を設置し、突き合わせシーム部s1の状
態を監視した。
銅被覆層3が形成されていく状態を図4を用いて説明す
る。まず図4(a)に示すように,前記U字曲げ加工が施
されたリボン状銅箔3aと低誘電率絶縁導体6aを管状
整形加工治具11の円錐状穴11aの入口部に導き、該
円錐状穴中を通過させて絶縁導体6aの外周にリボン状
銅箔3aを密着囲包させながら突き合わせて管状銅被覆
層3を形成し、突き合わせシーム部s1付の管状金属被
覆線材6bとする。このとき、図4(a) のb−b部に於
いては、U字曲げ加工が施されたリボン状銅箔3aと低
誘電率絶縁導体6aの状態は同図(b) に示すようにな
る。また、図4(a) のc−c部に於いては、管状整形加
工途中のリボン状銅箔3aと低誘電率絶縁導体6aの状
態は同図(c) に示すようになる。更に、図4(a) のd−
d部に於いては、管状整形加工が終了し、突き合わせシ
ーム部s1が形成された管状金属被覆線材6bとなり、
同図(d) に示すようになる。また、この管状整形加工工
程に於いて、管状整形加工治具11の出口近傍にシーム
部監視装置12を設置し、突き合わせシーム部s1の状
態を監視した。
【0026】次に清浄化処理工程;として、前記管状金
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
【0027】次に溶融めっき工程;として、清浄化処理
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃のSn/Pb=6/
4の溶融はんだ15中に浸漬し、孔径が1.2mmφの
整形維持ダイス16a〜16c,及びターン滑車17を
走行させてシーム部s1を接合,封止するとともに、溶
融はんだめっきを施してから、非酸化性ガス雰囲気18
としての窒素ガスに覆われた該溶融はんだ浴面15aか
ら垂直上方向に導出し、次いで冷却領域r中を走行させ
て溶融はんだを凝固して厚さ約10μmの溶融はんだめ
っき層4を設け、外径が約1.1mmの同軸ケーブル6
を製造し、巻き枠mに巻き取った。なお、図3に於いて
は絶縁体被覆工程とそれ以降の工程を分離した図となっ
ているが、全ての工程を連続して行うことももちろん可
能である。
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃のSn/Pb=6/
4の溶融はんだ15中に浸漬し、孔径が1.2mmφの
整形維持ダイス16a〜16c,及びターン滑車17を
走行させてシーム部s1を接合,封止するとともに、溶
融はんだめっきを施してから、非酸化性ガス雰囲気18
としての窒素ガスに覆われた該溶融はんだ浴面15aか
ら垂直上方向に導出し、次いで冷却領域r中を走行させ
て溶融はんだを凝固して厚さ約10μmの溶融はんだめ
っき層4を設け、外径が約1.1mmの同軸ケーブル6
を製造し、巻き枠mに巻き取った。なお、図3に於いて
は絶縁体被覆工程とそれ以降の工程を分離した図となっ
ているが、全ての工程を連続して行うことももちろん可
能である。
【0028】実施例2 まず絶縁体被覆工程;として、0.32mmφの銅線1
を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置8によりフッ素
樹脂を0.36mm厚さに押し出してフッ素樹脂絶縁体
2を設けてから水冷装置9中を走行させて冷却し、次い
で表面の水分を乾燥領域kを走行させて乾燥し、外径
1.04mmの低誘電率絶縁導体6aを製造し、巻き枠
m2に巻き取った。
を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置8によりフッ素
樹脂を0.36mm厚さに押し出してフッ素樹脂絶縁体
2を設けてから水冷装置9中を走行させて冷却し、次い
で表面の水分を乾燥領域kを走行させて乾燥し、外径
1.04mmの低誘電率絶縁導体6aを製造し、巻き枠
m2に巻き取った。
【0029】次に管状整形加工工程;として、まず巻き
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.1mmで幅が3.9mmにスリットされ,巻
き枠m3に貯留されていたリボン状銀箔3aを用意し
た。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銀箔3aをそ
れぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、両者が長手方
向に相接するような状態でガイド部を兼ねたU字曲げ加
工装置10に18m/分の速度で導き、リボン状銀箔3
aにU字曲げ加工を施した。次に実施例1と同様にして
管状整形加工治具11により突き合わせシーム部s1付
の管状銀被覆層3を形成し、管状金属被覆線材6bとし
た。
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.1mmで幅が3.9mmにスリットされ,巻
き枠m3に貯留されていたリボン状銀箔3aを用意し
た。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銀箔3aをそ
れぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、両者が長手方
向に相接するような状態でガイド部を兼ねたU字曲げ加
工装置10に18m/分の速度で導き、リボン状銀箔3
aにU字曲げ加工を施した。次に実施例1と同様にして
管状整形加工治具11により突き合わせシーム部s1付
の管状銀被覆層3を形成し、管状金属被覆線材6bとし
た。
【0030】次に清浄化処理工程;として、前記管状金
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
【0031】次に溶融めっき工程;として、清浄化処理
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃のSn/Pb=6/
4の溶融はんだ15中に浸漬し、孔径が1.3mmφの
整形維持ダイス16a〜16c,及びターン滑車17を
走行させてシーム部s1を接合するとともに、溶融はん
だめっきを施してから、窒素ガス18に覆われた該溶融
はんだ浴面15aから垂直上方向に導出し、次いで冷却
領域r中を走行させて溶融はんだを凝固して厚さ約10
μmの溶融はんだめっき層4を設け、外径が約1.36
mmの同軸ケーブル6を製造し、巻き枠mに巻き取っ
た。
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃のSn/Pb=6/
4の溶融はんだ15中に浸漬し、孔径が1.3mmφの
整形維持ダイス16a〜16c,及びターン滑車17を
走行させてシーム部s1を接合するとともに、溶融はん
だめっきを施してから、窒素ガス18に覆われた該溶融
はんだ浴面15aから垂直上方向に導出し、次いで冷却
領域r中を走行させて溶融はんだを凝固して厚さ約10
μmの溶融はんだめっき層4を設け、外径が約1.36
mmの同軸ケーブル6を製造し、巻き枠mに巻き取っ
た。
【0032】実施例3 まず絶縁体被覆工程;として、0.16mmφの銅線1
を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置8によりポリエ
チレン樹脂を0.20mm厚さに押し出してポリエチレ
ン樹脂絶縁体2を設けてから水冷装置9中を走行させて
冷却し、次いで表面の水分を乾燥領域kを走行させて乾
燥し、外径0.56mmの低誘電率絶縁導体6aを製造
し、巻き枠m2に巻き取った。
を巻き枠m1より繰り出し、押出し装置8によりポリエ
チレン樹脂を0.20mm厚さに押し出してポリエチレ
ン樹脂絶縁体2を設けてから水冷装置9中を走行させて
冷却し、次いで表面の水分を乾燥領域kを走行させて乾
燥し、外径0.56mmの低誘電率絶縁導体6aを製造
し、巻き枠m2に巻き取った。
【0033】次に管状整形加工工程;として、まず巻き
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.035 mmで幅が2.3mmにスリットされ,
巻き枠m3に貯留されていたリボン状銀複合銅箔3aを
用意した。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銀複合
銅箔3aをそれぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、
両者が長手方向に相接するような状態でガイド部を兼ね
たU字曲げ加工装置10に30m/分の速度で導き、リ
ボン状銀複合銅箔3aにU字曲げ加工を施した。次に管
状整形加工治具11により、図5に示すように、重ね合
わせシーム部s2付の管状銀複合銅被覆層3を形成し、
管状金属被覆線材6bとした。
枠m2に貯留されていた低誘電率絶縁導体6aを用意し
た。また、この低誘電率絶縁導体6aの外周に管状金属
被覆層3を形成するためのリボン状金属箔3aとして、
厚さが0.035 mmで幅が2.3mmにスリットされ,
巻き枠m3に貯留されていたリボン状銀複合銅箔3aを
用意した。次に低誘電率絶縁導体6aとリボン状銀複合
銅箔3aをそれぞれの巻き枠m2,m3より引き出し、
両者が長手方向に相接するような状態でガイド部を兼ね
たU字曲げ加工装置10に30m/分の速度で導き、リ
ボン状銀複合銅箔3aにU字曲げ加工を施した。次に管
状整形加工治具11により、図5に示すように、重ね合
わせシーム部s2付の管状銀複合銅被覆層3を形成し、
管状金属被覆線材6bとした。
【0034】次に清浄化処理工程;として、前記管状金
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
属被覆線材6bをロジンのアルコール溶液が入った清浄
化処理槽13中を走行させて銅被覆層3の表面を清浄化
した。
【0035】次に溶融めっき工程;として、清浄化処理
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃の溶融錫15中に浸
漬し、孔径が0.69mmφの整形維持ダイス16a〜
16c,及びターン滑車17を走行させてシーム部s2
を接合するとともに、溶融錫めっきを施してから、窒素
ガス18に覆われた該溶融錫浴面15aから垂直上方向
に導出し、次いで冷却領域r中を走行させて溶融錫を凝
固して厚さ約10μmの溶融錫めっき層4を設け、外径
が約0.67mmの同軸ケーブル6を製造し、巻き枠m
に巻き取った。
された管状金属被覆線材6bを溶融金属めっき浴14に
導き、溶融金属15として210℃の溶融錫15中に浸
漬し、孔径が0.69mmφの整形維持ダイス16a〜
16c,及びターン滑車17を走行させてシーム部s2
を接合するとともに、溶融錫めっきを施してから、窒素
ガス18に覆われた該溶融錫浴面15aから垂直上方向
に導出し、次いで冷却領域r中を走行させて溶融錫を凝
固して厚さ約10μmの溶融錫めっき層4を設け、外径
が約0.67mmの同軸ケーブル6を製造し、巻き枠m
に巻き取った。
【0036】以上の実施例1〜3により得られた同軸ケ
ーブル6の溶融はんだ或は錫めっき層4は偏肉がなく、
均一な厚さを有していた。また、管状金属被覆層3の突
き合わせシーム部s1或は重ね合わせシーム部s2は溶
融はんだ或は錫からなる溶融金属によって完全に固着さ
れていた。従って、同軸ケーブルのシールド層として十
分な構造と性能のものが得られた。
ーブル6の溶融はんだ或は錫めっき層4は偏肉がなく、
均一な厚さを有していた。また、管状金属被覆層3の突
き合わせシーム部s1或は重ね合わせシーム部s2は溶
融はんだ或は錫からなる溶融金属によって完全に固着さ
れていた。従って、同軸ケーブルのシールド層として十
分な構造と性能のものが得られた。
【0037】実施例4 前記実施例1で得られた図1(a) に示す同軸ケーブル6
の外周に、押出し装置を用い常法によりポリ塩化ビニル
樹脂(PVC)を0.5mm厚さに押出被覆して保護被
覆層hを設け、図1(c) に示す同軸ケーブル6を製造し
た。
の外周に、押出し装置を用い常法によりポリ塩化ビニル
樹脂(PVC)を0.5mm厚さに押出被覆して保護被
覆層hを設け、図1(c) に示す同軸ケーブル6を製造し
た。
【0038】
【発明の効果】本発明の同軸ケーブルの外部導体は、電
気めっきにより得られる電着金属と異なり、金属特有の
伸び特性、引張り強さ或は折り曲げ強さ等の機械的特性
を十分生かせる良質の金属被覆層となる。また本発明の
同軸ケーブルはセミリジット同軸ケーブルと異なり、長
尺で寸法の安定した同軸ケーブルを容易に得ることが出
来る。また各シーム部は錫或は錫合金などの溶融金属に
よって強固に接合、封止されるために、セミリジット同
軸ケーブルと比較して電磁波シールド特性等の各種特性
は何等遜色がないものとなる。更に外部導体の外周に保
護被覆層を設けたものはその用途が広くなる。
気めっきにより得られる電着金属と異なり、金属特有の
伸び特性、引張り強さ或は折り曲げ強さ等の機械的特性
を十分生かせる良質の金属被覆層となる。また本発明の
同軸ケーブルはセミリジット同軸ケーブルと異なり、長
尺で寸法の安定した同軸ケーブルを容易に得ることが出
来る。また各シーム部は錫或は錫合金などの溶融金属に
よって強固に接合、封止されるために、セミリジット同
軸ケーブルと比較して電磁波シールド特性等の各種特性
は何等遜色がないものとなる。更に外部導体の外周に保
護被覆層を設けたものはその用途が広くなる。
【0039】本発明の同軸ケーブルの製造方法に於いて
は、まずU字曲げ加工を施すことにより絶縁導体の外周
にリボン状金属箔が包み込まれるようになり、次いで管
状整形加工により、リボン状金属箔が管状に被覆され、
絶縁導体の外周にシーム部或は重ね合わせシーム部が正
しく安定して設けられた管状金属被覆層が形成される。
また、管状金属被覆線材は清浄化処理されてから、整形
維持ダイスを設けた溶融金属中を通過させ、非酸化性ガ
ス雰囲気中の浴面から垂直上方向に導出することにより
シーム部の接合,封止と溶融金属めっきとを同時に行う
ことができるので効率的である。従って、長尺の同軸ケ
ーブルが得られるようになり、産業上に寄与するところ
極めて大である。
は、まずU字曲げ加工を施すことにより絶縁導体の外周
にリボン状金属箔が包み込まれるようになり、次いで管
状整形加工により、リボン状金属箔が管状に被覆され、
絶縁導体の外周にシーム部或は重ね合わせシーム部が正
しく安定して設けられた管状金属被覆層が形成される。
また、管状金属被覆線材は清浄化処理されてから、整形
維持ダイスを設けた溶融金属中を通過させ、非酸化性ガ
ス雰囲気中の浴面から垂直上方向に導出することにより
シーム部の接合,封止と溶融金属めっきとを同時に行う
ことができるので効率的である。従って、長尺の同軸ケ
ーブルが得られるようになり、産業上に寄与するところ
極めて大である。
【図1】本発明の同軸ケーブルの一実施例を示す断面図
である。(a) は突き合わせシーム部を有する同軸ケーブ
ルである。(b) は重ね合わせシーム部を有する同軸ケー
ブルである。
である。(a) は突き合わせシーム部を有する同軸ケーブ
ルである。(b) は重ね合わせシーム部を有する同軸ケー
ブルである。
【図2】本発明の同軸ケーブルの製造方法の一実施例を
示す工程図である。
示す工程図である。
【図3】本発明の同軸ケーブルの製造に用いる製造装置
の一実施例を示す略図である。(a) は絶縁体被覆工程に
用いる装置を示す。(b) は絶縁体被覆工程以降の製造工
程に用いる装置を示す。
の一実施例を示す略図である。(a) は絶縁体被覆工程に
用いる装置を示す。(b) は絶縁体被覆工程以降の製造工
程に用いる装置を示す。
【図4】(a) 本発明の管状整形加工治具により管状金属
被覆層が形成されていく状態を示す一部切欠略図であ
る。(b) 図4(a) のb−b部に於いて、U字曲げ加工が
施されたリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示
す断面図である。(c) 図4(a) のc−c部に於いて、管
状整形加工途中のリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の
状態を示す断面図である。(d) 図4(a) のd−d部に於
いて、管状整形加工が終了し、突き合わせシーム部が形
成された管状金属被覆線材を示す断面図である。
被覆層が形成されていく状態を示す一部切欠略図であ
る。(b) 図4(a) のb−b部に於いて、U字曲げ加工が
施されたリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の状態を示
す断面図である。(c) 図4(a) のc−c部に於いて、管
状整形加工途中のリボン状金属箔と低誘電率絶縁導体の
状態を示す断面図である。(d) 図4(a) のd−d部に於
いて、管状整形加工が終了し、突き合わせシーム部が形
成された管状金属被覆線材を示す断面図である。
【図5】本発明の管状整形加工工程により重ね合わせシ
ーム部が形成された管状金属被覆線材の一実施例を示す
略図である。(a) は斜視図である。(b) は断面図であ
る。
ーム部が形成された管状金属被覆線材の一実施例を示す
略図である。(a) は斜視図である。(b) は断面図であ
る。
【図6】公知の一般の同軸ケーブルを示す一部切欠正面
図である。
図である。
【図7】公知の一般のセミリジット同軸ケーブルを示す
断面図である。
断面図である。
1 中心導体 2 低誘電率絶縁体 3 管状金属被覆層 3a リボン状金属箔 4 溶融金属めっき層 5 外部導体 6 同軸ケーブル 6a 低誘電率絶縁導体 6b 管状金属被覆線材 8 押出し装置 9 水冷装置 10 ガイド部を兼ねたU字曲げ加工装置 11 管状整形加工治具 12 シーム部監視装置 13 清浄化処理槽 14 溶融金属めっき浴 15 溶融金属 15a 溶融金属浴面 16a〜16c 整形維持ダイス 17 ターン滑車 18 非酸化性ガス雰囲気 h 保護被覆層 k 乾燥領域 r 冷却領域 s1 突き合わせシーム部 s2 重ね合わせシーム部
Claims (9)
- 【請求項1】 中心導体の外周に低誘電率絶縁体を設
け、この低誘電率絶縁体の外周に、長尺リボン状の金属
箔が長手方向に管状に整形加工され,線軸に平行した突
き合わせシーム部或は重ね合わせシーム部を有する管状
金属被覆層と,該金属被覆層の外周に設けられた溶融金
属めっき層とからなる外部導体を設けたことを特徴とす
る同軸ケーブル。 - 【請求項2】 前記低誘電率絶縁体がフッ素樹脂系また
はポリオレフィン樹脂系の低誘電体樹脂からなることを
特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。 - 【請求項3】 前記長尺リボン状の金属箔が、不可避的
不純物を含む銅,銀または銀複合銅の何れかからなり、
また前記溶融金属が、不可避的不純物を含む錫または錫
合金からなることを特徴とする請求項1または2記載の
同軸ケーブル。 - 【請求項4】 前記突き合わせシーム部或は重ね合わせ
シーム部が前記溶融金属により接合,封止されているこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の同軸ケーブ
ル。 - 【請求項5】 前記外部導体の外周に保護被覆層を設け
たことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の同
軸ケーブル。 - 【請求項6】 中心導体の外周に低誘電率絶縁体を被覆
する絶縁体被覆工程;と、得られた低誘電率絶縁導体の
外周に該絶縁導体の外周を囲包するに足りる幅寸法を有
する長尺リボン状の金属箔を線軸に沿って縦添えしなが
ら走行させてU字曲げ加工及び管状整形加工を施し、突
き合わせシーム部或は重ね合わせシーム部を有する管状
金属被覆層を設ける管状整形加工工程;と、得られた管
状金属被覆線材の表面を清浄化する清浄化処理工程;
と、清浄化された管状金属被覆線材を溶融金属中に導い
て前記各シーム部を接合,封止するとともに、管状金属
被覆層の外周に溶融金属めっきを施す溶融金属めっき工
程;とを有することを特徴とする同軸ケーブルの製造方
法。 - 【請求項7】 前記管状金属被覆線材が溶融金属浴面か
ら導出される部分を非酸化性ガス雰囲気中とするととも
に、前記管状金属被覆線材は溶融金属浴面から垂直上方
向に導出されることを特徴とする請求項6記載の同軸ケ
ーブルの製造方法。 - 【請求項8】 溶融金属めっき工程に用いる溶融めっき
装置の溶融金属中に整形維持ダイスを設けるとともに、
溶融金属中の最後の整形維持ダイスは、前記管状金属被
覆線材が非酸化性ガス雰囲気中にある溶融金属浴面より
垂直上方向に導出される該浴面直下に設けられているこ
とを特徴とする請求項6または7記載の同軸ケーブルの
製造方法。 - 【請求項9】 前記シールド層の外周に保護被覆層を設
ける外被形成工程をさらに有することを特徴とする請求
項6、7または8記載の同軸ケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070841A JPH08241633A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 同軸ケーブルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070841A JPH08241633A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 同軸ケーブルおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241633A true JPH08241633A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13443201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070841A Pending JPH08241633A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 同軸ケーブルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08241633A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004289308A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Sony Corp | アンテナ装置、及びアンテナ装置の製造方法 |
JP2006331710A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 同軸ケーブル製造方法 |
JP2008084868A (ja) * | 2002-03-06 | 2008-04-10 | Commscope Inc Of North Carolina | 主同軸ケーブルに結合された少なくとも1個の同軸ケーブルジャンパアセンブリとから成る同軸ケーブルシステム及びその製造方法 |
KR101017397B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2011-02-28 | (주)프론텍 | Sr 동축케이블의 제조방법 |
CN115255579A (zh) * | 2022-09-28 | 2022-11-01 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种同轴电缆外导体焊缝对中系统以及安装方法 |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP7070841A patent/JPH08241633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008084868A (ja) * | 2002-03-06 | 2008-04-10 | Commscope Inc Of North Carolina | 主同軸ケーブルに結合された少なくとも1個の同軸ケーブルジャンパアセンブリとから成る同軸ケーブルシステム及びその製造方法 |
JP2004289308A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Sony Corp | アンテナ装置、及びアンテナ装置の製造方法 |
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