JP2002529170A - シラン共重合体コーティング - Google Patents
シラン共重合体コーティングInfo
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Abstract
Description
ンおよびコーティングが困難な他の材料のコーティングへの使用に関する。さら
に詳細には、本発明は、乾燥時には弾性があり、湿潤摩耗耐性である親水性コー
ティングと、ポリジメチルシロキサン(シリコン)ゴム基質のコーティングとし
ての使用に関する。
液や組織に医療機器を接触させたりすることが必要な診断および治療手順が多数
ある。このような機器としては、ガイドワイヤ;フォーリー、血管形成、診断お
よびバルーンカテーテルを含むカテーテル;インプラント機器;コンタクトレン
ズ;IUD;蠕動ポンプチャンバ;気管内チューブ;胃腸供給チューブ;動静脈
シャント;コンドーム;酸素付加器および腎臓膜が挙げられる。患者に対する負
傷、刺激作用または炎症を防止し、医療および外科手順を容易するために、これ
らの医療機器の表面の摩擦係数を低くすることが必要である。
ベルは、器具を患者の湿潤組織に接触した場合に非常に滑りやすいレベルである
が、乾燥時にはあまり滑りがよくないため、医療従事者が取り扱いにくい。その
ような医療器具の現在の材料としては、シリコンゴム、テフロン(登録商標)、
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、
ポリウレタン(PU)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ナイロン(
登録商標)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、およびガラスが挙げられ
る。しかしながら、これらの材料は、望ましい程度の滑りやすさを欠いている。
料で作成された器具を各種コーティング組成物で被覆することである。これらの
コーティングは、器具にコーティングを噴霧または塗装することによって、また
は器具をコーティング溶液中に浸漬することによって施せる。コーティングとし
て採用されている物質の一部は、テフロン(登録商標)、シリコン液、グリセリ
ン、鉱物油、オリーブ油、K−Yゼリーおよびフッ化炭素である。しかしながら
、これらの物質は、親水性を欠き、使用期間中に器具表面に保持されず、耐久性
がない、あるいは潤滑性保持力が不十分であるため、完全に満足できるものでは
ない。
り、ポリウレタンやラテックスゴムなどのコーティングを被覆するさらに容易な
コーティングを多数施すために上手に使用されてきた。しかしながら、これらの
コーティングは、シリコンゴムへの接着性が低いため、機器が湿った場合に洗い
落とされる。
蠕動ポンプチャンバ、気管内チューブ、胃腸供給チューブ、動静脈シャント、コ
ンドーム、酸素付加器、腎臓膜などの医療機器の多くは、シリコンゴムまたは、
テフロン(登録商標)、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのコーティング
しにくい材料から製造される。したがって当業者では、これらおよび同様にコー
ティングが困難な基質の親水性コーティングが特に必要である。
シリコンと共有結合を生成しないために困難である。結果として、コーティング
は、接着性が低く、耐性は低下し、湿潤摩耗に対する耐性も乏しい。
は、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポ
リビニルピロリドン(PVP)およびポリウレタン(PU)が挙げられる。PE
OおよびPEGは、さまざま分子量で市販されている、摩擦を低下させる血液適
合性ポリマーである。どちらも他の各種材料と組み合わせて使用され、医療機器
の潤滑性コーティングを生成する。例えば、PEOとイソシアネートを含むコー
ティングが当該分野において既知である(Lambertに対する米国特許第5
,459,317号、4,487,808号および4,585,666号;およ
びFanらに対する米国特許第5,558,900号)。さらに、このようなP
EO/イソシアネートコーティングにポリオールを加えて、PEOを捕捉する架
橋ポリウレタン(PU)ネットワークを生成してもよい(Eltonに対する米
国特許第5,077,352号および5,179,174号)。PEOは高分子
量の構造用プラスチックと組み合わされて、摩擦性の低下したコーティングを生
成してきた(Rowlandに対する米国特許第5,041,100号)。
のコーティング用には許容できない。これらのコーティングは基質のシリコン表
面と共有結合を生成しないため、接着性と耐久性が低く、基質が濡れていると表
面から洗い流されやすい。
ドン(PVP)である。PVPは単独で、あるいは他のポリマーと組み合わせて
コーティングとして使用される。例えば、ポリビニルピロリドンは、熱活性化フ
リーラジカル開始剤、UV光活性化フリーラジカル開始剤またはE−光線照射に
よって基質に結合させることができる(WO89/09246)。そのようなコ
ーティングを使用する不利な点の1つは、E−光線照射が医療機器で使用されて
いる一部の材料に悪影響を与える場合があることである。
グの1つは、PVPとアクリル酸グリシジルより作成される。このコーティング
の場合、PVP含有共重合体を基質に共有結合させるために、アクリル酸グリシ
ジルのエポキシ基と反応するアミノ基が、基質表面に存在する必要がある(Na
goachaら、Biomaterials,419(1990))。シリコン
ゴムは遊離アミノ基を全く含んでいないため、この種のコーティングはシリコン
基質と共有結合を生成せず、結果として接着性は低くなる。
ィングは、湿潤時に低摩擦の表面を与える。このようなコーティングの1つは、
ポリビニルピロリドン−ポリウレタンインターポリマーである(Micklus
らに対する米国特許第4,100,309号および4,119,094号)。別
のそのようなコーティングは、ポリビニルピロリドン(PVP)および線形性能
ポリウレタンの親水性ブレンドである(Cresyに対する米国特許第4,64
2,267号)。さらにPVPは、ポリイソシアネートとポリオールをPVP溶
液と組み合わせることによって、PUネットワークに組み込むことができる(E
ltonに対する米国特許第5,160,790号および5,290,585号
)。さらに別のそのようなコーティングは2層、すなわちプライマーとトップコ
ートからなる。プライマーコートは遊離イソシアネート基を含むポリウレタンプ
レポリマーであるが、トップコートは、PVPと、アクリルアミドなどの活性水
素基を持つポリマーとの親水性共重合体である(Winnに対する米国特許第4
,373,009号)。
難な他の基質のコーティング用には許容できない。これらのコーティングは基質
のシリコン表面と共有結合を生成しないため、接着性と耐久性が低く、基質が濡
れていると表面から洗い流されやすい。
にも使用されている。例えば、従来技術は、水性液相中に分散されたポリイソシ
アネートおよびポリエーテルのランダム混合物を含む、ポリウレタンハイドロゲ
ルからなるコーティングを開示している(Haradaらに対する米国特許第4
,118,354号)。ポリウレタンは、鎖延長親水性熱可塑性ポリウレタンポ
リマーと、親水性高分子量の各種非ウレタンポリマーを含む組成物で、コーティ
ングとしても使用されている(Karkelleらに対する米国特許第4,99
0,357号)。ウレタンをシリコンまたはシロキサンエマルジョンと混合する
ことも既知である。その後、基質およびコーティングのカルボキシル基が、多官
能性アジリジンなどの架橋剤と結合される(Kiezulasらに対する米国特
許第5,026,607号)。
面と反応できないため、生じたコーティングは、特にシリコン表面に対する接着
性が乏しい。また、シリコン表面は遊離カルボン酸基を含まないため、多官能性
アジリジンなどの架橋剤は、既知のコーティングをシリコン基質の表面に共有結
合させない。
合に滑りやすくなり、シリコンおよび他のコーティングが困難な材料から製造さ
れた医療器具に接着する、改良コーティングが非常に必要としている。
および他のコーティングが困難な材料から製造された医療器具に接着するコーテ
ィングも必要としている。
、シリコンおよび他のコーティングが困難な材料から製造された医療器具に接着
するコーティングも必要としている。
れた医療器具のための、簡単および効果的であり、バッチ間で均一性が得られる
、潤滑性コーティングを調製するプロセスを必要としている。
びポリジメチルシロキサンおよびコーティングが困難な他の基質へのコーティン
グとしての使用に関する。本発明のコーティングは、耐久性、均一性、およびシ
リコンや、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのコーティングが困難な他の表面
などへの接着性の向上など、有利な特性を備えている。本発明のコーティングは
、潤滑性を保持し、経時的に過剰に浸出しないため有用である。
ソシアネートと、イソシアネート官能基と反応性である少なくとも2個の同一ま
たは異なる官能基を持つ、さらに潤滑性の高いポリマーと、イソシアネート官能
基と反応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基とシリコンゴム基質
と反応性である少なくとも1個の官能基を持つ、1種類以上の有機官能性シラン
から、シラン共重合体を調製する方法を含む。本発明は、上記のプロセスから作
成されるシラン共重合体も含む。
ロキサンおよび他のコーティングが困難な基質に使用することを含む。このコー
ティングは単一層または複数層からなる。1つの好ましい実施形態において、本
発明の共重合体は、上にトップコートを塗布するプライマーコートとして使用さ
れる。別の好ましい実施形態において、このコーティングはカテーテルへの唯一
のコーティングとして利用される。また別の好ましい実施形態において、共重合
体コーティングは、他の親水性ポリマーを含む、追加成分を含む。また、本発明
には、シラン共重合体から作成されたコーティングと、このようなコーティング
を含む物品も含まれる。
には滑りやすくなる、シリコンおよび他のコーティングが困難な基質への改良コ
ーティングを供給することである。
ティングを供給することである。
接着性が向上したコーティングを供給することである。
ある。
ィングを供給することである。
らなる多層コーティングを供給することである。
とである。
れる、潤滑性コーティングを調製するプロセスを供給することである。
は、多くの異なる形式をとり、多くの異なる方法で作成可能であり、本明細書の
好ましい実施形態の開示が本発明の範囲を制限しないことを理解されたい。
ると、本発明は第1の態様において、1種類以上のポリイソシアネートと、イソ
シアネート官能基と反応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基を持
つ、さらに潤滑性の高いポリマーと、イソシアネート官能基と反応性である少な
くとも2個の同一または異なる官能基を有し、シリコンゴム基質と反応性である
少なくとも1個の官能基を持つ1種類以上の有機官能性シランから、シラン共重
合体を調製する方法を含む。
ン共重合体は、最初にポリイソシアネートと潤滑性ポリマーからプレポリマーを
作成し、次に有機官能性シランと反応させて調製することができる。あるいは、
本発明のシラン共重合体は、最初にポリイソシアネートとシランからプレポリマ
ーを作成し、次に潤滑性ポリマーと反応させて調製することができる。さらに、
本発明のシラン共重合体は、本発明の共重合体を作成するためにポリイソシアネ
ート、潤滑性ポリマーおよびシランを同時に加え、相互に反応させて調製するこ
とができる。
本発明のプロセスは、ポリウレタン−尿素−シラン共重合体の製造によってさら
に説明される。しかしながら、これらの特定の共重合体は単なる好ましい実施形
態であり、本発明の範囲を決して制限するものではないことを理解されたい。
触媒の存在下で、過剰な1種類以上のポリイソシアネートと反応させる。この第
1ステップのポリウレタン生成物を次に1種類以上のアミノ官能性アルコキシシ
ランと反応させ、ペンダントアルコキシ基を持つポリウレタン−尿素−シラン共
重合体を生成させる。次に、このポリウレタン−尿素−シラン共重合体を、アル
コール、好ましくはアルコキシ基と水との反応で生成されたアルコールを添加し
て、溶液内で随意に安定させる。
を過剰なジイソシアネートと反応させて、イソシアネート冠ポリウレタンプレポ
リマーを生成させる。このプレポリマーの生成は、過剰なポリイソシアネートを
用いると促進できる。言い換えれば、反応混合物中に存在するイソシアネート官
能基の数が、反応混合物中に存在するアルコール官能基の数よりも大きい。イソ
シアネート官能基と、アルコールまたは他のイソシアネート反応性官能基の比が
、1.1:1〜2:1であることが好ましい。さらに好ましくは、イソシアネー
ト官能基とアルコール官能基の比はが、1.5:1〜2:1であり、最も好まし
くは1.6〜1.8である。
る。適切な触媒の限定しない実施例は、N,N−ジメチルアミノエタノール、N
,N−ジメチル−シクロヘキサミン−ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテ
ル、N−エチルモルホリン、N,N,N’,N’,N’’−ペンタメチル−ジエ
チレン−トリアミン、1−2(ヒドロキシプロピル)イミダゾールなどの3級ア
ミン、およびスズ、スズオクトエート、ジラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン
酸ジオクチルスズ、ジブチルスズメルカプチド、アセトン酸鉄アセチル、鉛オク
トエート、ジリシノール酸ジブチルスズなどの金属触媒である。好ましい触媒は
スズである。最も好ましい触媒はジラウリン酸ジオクチルスズである。
官能性シランと反応して、ペンダントアルコキシ基を持つポリウレタン−尿素−
シラン共重合体を生成する。本発明のプロセスでは、イソシアネート官能基と反
応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基シリコンゴム基質と反応性
である少なくとも1個の官能基を持つ、有機官能性シランはどれでも使用できる
。反応は、重合を無水有機溶媒中で行うことで促進され得る。シランのシリコン
反応性基がアルコキシである場合、随意の第3ステップは、アルコキシ基と水の
反応生成物に相当するアルコールのアルコールを添加することによって、ポリウ
レタン−尿素−シラン共重合体のアルコキシ基を安定させることからなる。
ランは過剰な1種類以上のポリイソシアネート、好ましくはジイソシアネートと
反応する。この第1ステップのポリ尿素生成物は次に、随意にスズ触媒などの触
媒の存在下で1種類以上のポリオールと結合する。触媒を使用した場合、ポリウ
レタン−尿素−シラン共重合体はペンダントアルコキシ基を持つ。そして、この
ポリウレタン−尿素−シラン共重合体は随意に、アルコキシ基と水の反応によっ
て生成されたアルコールに相当するアルコールを添加することによって、ポリウ
レタン−尿素−シラン共重合体のアルコキシ基が安定される。
ランは過剰な1種類以上のポリイソシアネート、好ましくはジイソシアネートと
、1種類以上のポリオールと、随意にスズ触媒などの触媒の存在下で反応して、
ペンダントアルコキシ基を持つポリウレタン−尿素−シラン共重合体が生成する
。そして、このポリウレタン−尿素−シラン共重合体は随意に、アルコキシ基と
水の反応によって生成されたアルコールに相当するアルコールを添加することに
よって、ポリウレタン−尿素−シラン共重合体のアルコキシ基が安定される。
ラン共重合体は、シリコン表面と反応するが、反応系内に存在する水とも反応す
る多数の遊離アルコキシ基を含む。アルコキシ基と水との反応は、共重合体から
アルコールを切断し、アルコキシ基の代わりにシラノール基を残す。これらのシ
ラノールは、シリコン基質または相互に反応し、後者はコーティング特性に影響
を与える共重合体中の架橋を生成する。
ルを共重合体溶液に添加すると、アルコキシ基と水の反応を抑制することによっ
て、共重合体を安定させるのに有用である。そのようなアルコールの実施例とし
ては、これに限定するわけではないが、メタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、およびオクタノールが挙
げられる。使用される特定のアルコールは、アルコキシ基のアルキル位置によっ
て変わる。例えば、メタノールは、メトキシ基を含む共重合体を安定させるのに
用いる。アルコールは一般に、重合の終わりに、溶媒組成物全体の5〜50%の
量、好ましくは10〜30%の量を添加する。
00ppm未満になるまで乾燥させる。このようなポリオールの実施例としては
、これに限定するわけではないが、Desmophen A450、Desmo
phen A365、Desmophen A160(Mobay Corpo
ration、Pittsburg,PA)を含む、ポリエチレングリコール、
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、キャスタオイルポリオール
、およびポリアクリル酸ポリオールが挙げられる。
ルとしては、これに限定するわけではないが、ポリ(アジピン酸エチレン)、ポ
リ(アジピン酸ジエチレングリコール)、ポリカプロラクトンジオール、ポリカ
プロラクトン−ポリアジピン酸共重合体ジオール、ポリ(エチレン−テレフタレ
ート)ジオール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレンエーテルグリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレンジオールのエチレンオ
キシド付加物、ポリオキシプロピレントリオールのエチレンオキシド付加物が挙
げられる。好ましいポリオールは、ジオールポリエチレングリコールである。最
も好ましいポリエチレングリコールは、Carbowax 1450である(U
nion Carbideから入手可能)。
ソシアネート官能化ポリ尿素を生成する本発明のプロセスにおいて、アミン官能
性ポリマーを使用できる。さらに、アミン官能性鎖拡張はポリウレタン合成の技
術に共通であり、アミンを生成するためのイソシアネートとの反応により、ポリ
尿素も生成する水も使用される。このような鎖拡張を含むモノマーも、ポリ尿素
を生成する。ポリオールを、イソシアネートと反応性のある官能基を持つ他のポ
リマーと置換することはもちろん、当業者に既知の他の一般的なポリウレタン/
ポリ尿素合成手法の使用も、本発明のプロセスによって予見される。
アネートは芳香族、脂肪族または環状脂肪族でもよい。そのようなポリイソシア
ネートの限定しない実施例としては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートおよびその位置異性体、2,4−および2,6−トルエンジイソシアネート
(TDI)およびその位置異性体、3,4−ジクロロフェニエルジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(HMDI)、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HDI)およびその位置異性体、イソホロンジイソシアネー
ト(IPDI)、トリメチオールプロパンの付加物、およびジフェニルメタンジ
イソシアネートまたはトルエンジイソシアネートなどの、ジイソシアネートの付
加物が挙げられる。好ましいポリイソシアネートは、ジイソシアネートジシクロ
ヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(HMDI)である。
の同一または異なる官能基とシリコン表面と反応性である少なくとも1個の官能
基を持つ、どの有機官能性シランでも使用できる。有機官能性シランの限定しな
い実施例としては、N−ベータ−(アミノエチル)−ガンマ−アミノプロピル−
トリメトキシシラン、およびN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメ
チル−ジメトキシシランが挙げられる。好ましい有機官能性シランは、N−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチル−ジメトキシシランなどのジアミ
ノ−アルコキシシランである。
アネート反応で有用であることが知られているどの触媒でも使用できるが、本発
明の好ましい触媒は、任意の三級アミンまたは金属触媒である。適切な触媒の限
定しない実施例としては、N,N−ジメチルアミノエタノール、N,N−ジメチ
ル−シクロヘキサミン−ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N−エチ
ルモルホリン、N,N,N’,N’,N’’−ペンタメチル−ジエチレン−トリ
アミン、1−2(ヒドロキシプロピル)イミダゾールなどの3級アミン、スズ、
スズオクトエート、ジラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン酸ジオクチルスズ、
ジブチルスズメルカプチド、アセトン酸鉄アセチル、鉛オクトエート、およびジ
リシノール酸ジブチルスズなどの金属触媒である。好ましい触媒はスズであり、
最も好ましい触媒はジラウリン酸ジオクチルスズである。
有利である。粘度のレベルは、本発明の共重合体の重合時には重要である。重合
中に共重合体の粘度が高くなりすぎると、溶液がゲルを形成することがあり、ゲ
ルからは品質のよいコーティングは作成できない。いったん重合が完了し、共重
合体溶液の粘度が高すぎる場合、作成されるコーティングは濃すぎて、基質上に
均一な薄いコーティングを形成することができない。このようなコーティングは
、ひび割れによって耐久性も低いことがある。他方、共重合体溶液の粘度が低す
ぎると、作成されるコーティングは接着性が乏しく、不均一となる。
えることで制御される。浸漬コーティング用の好ましい共重合体溶液の場合、運
動粘度の範囲は1.5〜20cS(センチストークス)、好ましくは2.0〜1
0cS、最も好ましくは2.5〜5cSである。好ましい共重合体溶液の固体含
有量の範囲は、約0.4〜5%であり、最も好ましくは0.6〜1.5%である
。
る汚染を防ぐために、溶媒を無水にすることが好ましいが必須ではない。溶媒の
含む水は、好ましくは200ppm未満である。本発明で有用な溶媒としては、
これに限定するわけではないが、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、酢酸エ
チル、塩化メチレン、ジブロモメタン、クロロホルム、ジクロロエタン、および
ジクロロエチレンであり、好ましくはテトラヒドロフランである。
む。これらの共重合体は好ましくは、ポリウレタン−尿素−シラン共重合体であ
る。特に好ましい共重合体は、共重合体全体の重量に対するシランの重量が7〜
12%のポリウレタン−尿素−シラン共重合体である。本発明の最も好ましい共
重合体は、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、N−(2−
アミノエチル)−3−アミノプロピルメチル−ジメトキシシランおよびCarb
owax 1450からなる共重合体である。
剤、抗酸化剤、従来の顔料、排気剤または消泡剤、他の親水性ポリマーを含むこ
とがある。
れる。有用な抗酸化剤の限定しない例は、ビタミンE、イソシアヌル酸トリス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)、2,2’−メチレンビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−2,4
,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、
ブチル−ヒドロキシトルエン、オクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシシンナマート、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェ
ノール)、p,p’−ジオクチル−ジフェニルアミン、1,1,3−トリス−(
2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタンである。
は共重合体から製造されるコーティングの美観を向上させるために加えることが
できる。
面への潤滑性コーティングを作成するのに用いる方法を含む。好ましい基質はポ
リシロキサンゴムであるが、共重合体は、例えばポリエチレンおよびポリプロピ
レンはもちろん、他のポリマー、ガラス、金属およびセラミックなどのコーティ
ングが困難な表面のコーティングにも有用である。ガイドワイヤ;フォーリー、
血管形成、診断およびバルーンカテーテルを含むカテーテル;インプラント機器
;コンタクトレンズ;IUD;蠕動ポンプチャンバ;気管内チューブ;胃腸供給
チューブ;動静脈シャント;コンドーム;酸素付加器および腎臓膜などの多くの
医療器具は、シリコンゴムおよびこれらの他の基質から作成されている。
る。一般に、基質は本発明の共重合体溶液に浸漬する。好ましくは、基質は共重
合体溶液に、約15〜18インチ/分(ipm)の速度で、好ましくは約40i
pmの速度で浸漬する。基質はコーティング溶液中に0〜30秒間、好ましくは
約5〜15秒間保持することが好ましく、その後、約10〜80ipm、好まし
くは15〜30ipmの速度で引き上げる。いったん基質が本発明の共重合体で
コーティングしたら、少なくとも1時間空気乾燥させる。基質は残った溶媒を除
去するために、随意に、温風流によって、または約50〜100℃の温度の乾燥
機内で、約5〜60分間乾燥させてもよい。
よって、独特の各種コーティングを作成するのに使用できる。共重合体の一部は
、非常に潤滑性でありながら、基質への接着性も備えている。これらの共重合体
は単独で基質へのコーティングに使用できる。本発明の他の共重合体は、潤滑性
はより低いが、優れた接着性を備えている。これらの共重合体はプライマーコー
トとして使用でき、その上に潤滑性のトップコートを加えてもよい。
マーコートとして塗布し、その後、その上に第2の潤滑性トップコートを塗布す
る。本実施形態において、シラン共重合体はプライマーとして作用し、第2のト
ップコートを基質に接着しやすくする。トップコートはどんな方法で塗布しても
よいが、プライマーを塗布したのど同様の方法で、プライマー基質をトップコー
ト溶液中に浸漬して塗布すると有利である。
リエチレングリコール(PEG)である。PEGは、さまざまな分子量で入手可
能なポリマー性ジオールである。分子量の異なるPEGを使用すると、作成され
るコーティングの分子量と潤滑性が影響を受ける。シラン共重合体をプライマー
コートとして使用する場合、Carbowax 1450などの低分子量のPE
Gを使用する。Carbowax 1450を使用すると、ゲル透過クロマトグ
ラフィ(GPC)の測定により、分子量が一般に約1,900〜25,000の
プレポリマーが得られる。このようなプレポリマーから作成された共重合体は、
プライマーコートの基質に対する接着性を向上させる。
。1つの好ましいトップコートは、Hydroslide 121(C.R.B
ard,Inc.,Murray Hill,N.J.)などの高分子量ポリエ
チレンオキシドまたはポリビニルピロリドンと、多官能性イソシアネートおよび
ポリオールの反応性混合物との組み合わせである。そのようなトップコートの実
施例は、米国特許第5,077,352号、5,179,174号、5,160
,790号および5,209,585号に開示されているコーティングを含み、
参照して本明細書に組み込まれる。
wax 8000などの高分子量PEGで作成した本発明のシラン共重合体であ
る。Carbowax 8000などの高分子量PEGから作成した共重合体は
、プライマーコートに使用したより分子量の低いPEGで作成した共重合体より
も、潤滑性が向上している。
wax 8000などの十分な潤滑性のポリオールが共重合体に含まれている場
合に、単一コーティングとして基質に塗布してもよい。本発明の共重合体は、単
一コーティングとして単独で使用してもよく、コーティングに望ましい特性を与
えるために、共重合体中に追加の親水性ポリマーを含んでいてもよい。本実施形
態の好ましい共重合体は、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリエチレンオ
キシド(PEO)またはポリビニルピロリドン(PVP)などの、少なくとも1
種類の追加の親水性ポリマーを含む。
はないが、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリエチレングリコール(PEG
)、多糖類、ヒアルロン酸およびその塩ならびに誘導体、アルギン酸ナトリウム
、硫酸コンドロイチン、セルロース、キチン、キトサン、アガロース、キサンタ
ン、硫酸デルマタン、硫酸ケラチン、エマルサン、ゲラン、カードラン、アミロ
ース、カラゲナン、アミロペクチン、デキストラン、グリコーゲン、デンプン、
硫酸ヘパリン、限界デキストリンおよびそのフラグメント;合成親水性ポリマー
、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(N−ビニル)ピロリドン(PVP)が挙げ
られる。本発明で使用する好ましい親水性ポリマーは、ポリエチレングリコール
である。
えている。これらの特性としては、湿潤時の低い摩擦係数、非常に滑りやすい表
面、シリコンおよび他のコーティングが困難な基質に対するコーティング接着性
の向上、このような基質でのコーティング耐久性の向上が挙げられる。
グの滑りやすさの尺度である。COFが低下すれば、コーティングはさらに滑り
やすくなる。湿潤時に表面が滑りやすくなる医療器具は、患者の不快感を低減さ
せ、患者の組織に対する外傷も少なくする。したがって、湿潤時にCOFが可能
な限り低いコーティングを作成することが望ましい。本発明のコーティングの湿
潤時のCOFは0.01〜0.2であり、好ましくは0.01〜0.12であり
、さらに好ましくは0.01〜0.06である。これに対して、大半の医療器具
の未コーティング表面では一般に、湿潤時のCOFは0.35より大きい。した
がって、本発明のコーティングは表面のCOFを低下させるため、特にシリコン
や他のコーティングが困難な表面で作成されている医療器具の表面に使用すると
良好である。
。一方、分子量は多くの要素によって変わる:(1)ポリオールに当初存在して
いた水の量、(2)プレポリマーの最終分子量、(3)プレポリマーのイソシア
ネートの官能性、(4)プレポリマーのイソシアネート基と有機官能性シランの
アミン基の比が、化学量論比1:1にどれだけ近づいているか、(5)シランモ
ノマーの純度、(6)使用する溶媒の含水量、(7)最終希釈前に共重合体が達
した粘度の程度。
による汚染である。水は共重合体の分子量と共重合体合成の再現性に複数の方法
で影響を与える。第1に、水がイソシアネート基と反応して1級アミンを生成す
るため、重合の化学量論に影響を与えることがある。第2に、水はDASのメト
キシ基と反応して、共重合体に架橋を形成するため、共重合体の分子量を劇的に
上昇させる。したがって、コーティングの製造時には存在する水の量を制限する
ことが望ましい。水汚染を制限する方法の一部は、モレキュラーシーブ、真空乾
燥、無水試薬、乾燥不活性雰囲気を使用することである。共重合体の合成でポリ
エチレングリコールまたは他の吸湿性開始材料を使用する場合、使用前に一貫し
た湿度レベルまで十分に乾燥させることが好ましい。ポリエチレングリコールな
どの吸湿性材料は、短時間で空気からかなりの量の水を吸収することがある。
重合体の分子量に影響を与える。1:1の比は、無限分子量に近づく共重合体を
生成する。プレポリマーに存在する遊離イソシアネート基の数が、有機官能性シ
ランのアミン基との反応に利用できる部位を制限する。同様に、シランの純度も
反応に利用できるアミン基の数に影響を与える。
て発明の範囲に制限を加えるものではないと解釈すべきである。
n Carbide)を入れ、次に50gのモレキュラーシーブを加えた。瓶を
68℃の乾燥機に入れ、完全真空下で72時間放置した。その後、PEGの含水
量は、カールフィッシャー(Karl Fischer)滴定で分析し、454
ppmであった。
ト、窒素バブラーを取り付けた。フラスコを70℃の油浴に入れた。窒素バブラ
ーを除去し、11.60gの乾燥させた溶融PEG1450を注射器でフラスコ
内に注入した。溶融PEG1450に、4.03gのDesmodur W(B
ayer,Germany)を注射器で加えた。その後フラスコを窒素で洗浄し
、この手順の間、反応混合物上の窒素雰囲気を維持した。
オクチルスズを注射器で反応混合物に加えた。その後、混合物を68℃で1.2
時間攪拌すると、ウレタンプレポリマーが生成した。
トを備えた追加漏斗、窒素バブラー(アウトレット)を備えた隔壁シールを取り
付けた。この系を窒素で洗浄した。111.5gの乾燥(水は100ppm未満
)テトラヒドロフラン(THF)を実施例2で調製したウレタンプレポリマーに
加え、混合物が均質になるまで攪拌した。
ジメトキシシラン(DAS)(Gelest,Inc.)を38.63gのTH
Fに溶解させ、追加漏斗によって、プレポリマー溶液に約5分間の間、連続的に
加え、重合を開始させた。溶液の固体濃度は、この時点で約10%であった。
8.3gの無水THFを加えた。再度70.0cPに達したときに、49.33
gの無水THFを加えた。このプロセスを繰り返し、67.6cPに達したとき
に、さらに48.62gの無水THFを加えた。粘度が4回目の到達値66.0
cPに達したときに、30.16gのTHFを加え、5%固体溶液を作成した。
粘度が最終粘度の67.1cPに達したときに、溶液を690gのTHFを含む
2Lの容器に移し、均質になるまで攪拌した。そして、354.3gのメタノー
ルを加えてシラン共重合体を安定させ、固体が1.2%の採取溶液濃度を作成し
た。溶媒混合物のメタノール量は、全溶媒中の最終メタノール濃度を25%とす
るのに十分であった。その後、共重合体溶液を、75%THFおよび25%メタ
ノールの溶液で固体が0.81%となるまで希釈し、最終粘度を4.02cPと
した。
0.6gのジクロロメタンに溶解した。次に1.09gのPolycin 12
(Caschem,Inc.)をPolyox溶液に加え、均質になるまで攪拌
した。さらに0.96g Desmodur CB60N(Bayer,Ger
many)を溶液に加え、均質になるまで攪拌した。
mの速度で浸漬した。カテーテルはコーティング溶液中に10秒間放置し、約1
4.9impの速度で引き上げた。カテーテルをカテーテルの排水ルーメンに緩
やかな気流を約5分間通過させて空気乾燥させ、続いて1時間空気乾燥させた。
de 121溶液に41.1ipmの速度で浸漬し、15.2ipmの速度で引
き上げた。次にカテーテルをカテーテルの排水ルーメンに緩やかな気流を約5分
間通過させて空気乾燥させ、さらに30分間空気乾燥させた後に、80℃の乾燥
器に15分間入れた。カテーテルを徐冷し、包装し、エチレンオキシド(ETO
)で滅菌した。滅菌後、シリコン共重合体コーティングカテーテル10組の摩擦
係数を、37℃の水中でインキュベートして21日間にわたって評価した。コー
ティングしていないシリコンカテーテルの摩擦係数と比較した場合、結果により
、シリコンカテーテル上の高い潤滑性、耐久性の親水性コーティングが確認され
た。
請求の範囲および精神から逸脱せずに、当業者が他の変形を考え付くことがある
ことを理解されたい。
Claims (58)
- 【請求項1】 ポリシロキサンゴム基質および潤滑性シラン共重合体コーテ
ィングを含む製品であって、前記共重合体コーティングがゴム基質の表面を被覆
する層を形成することを特徴とする製品。 - 【請求項2】 基質が医療器具であることを特徴とする請求項1に記載の製
品。 - 【請求項3】 医療器具がカテーテルであることを特徴とする請求項2に記
載の製品。 - 【請求項4】 潤滑性シラン共重合体が、1種類以上のポリイソシアネート
と、イソシアネート官能基と反応性である少なくとも2個の同一または異なる官
能基を持つ1種類以上の潤滑性ポリマーと、イソシアネート官能基と反応性であ
る少なくとも2個の同一または異なる官能基を有し、シリコンゴム基質と反応性
である少なくとも1個の官能基を持つ1種類以上の有機官能性シランと、の反応
生成物であることを特徴とする請求項1に記載の製品。 - 【請求項5】 1種類以上のポリイソシアネートを、イソシアネート官能基
と反応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基を持つ1種類以上の潤
滑性ポリマーと、イソシアネート官能基と反応性である少なくとも2個の同一ま
たは異なる官能基を有し、シリコンゴム基質と反応性である少なくとも1個の官
能基を持つ1種類以上の有機官能性シランと反応させることからなる、シラン共
重合体の調製プロセス。 - 【請求項6】 さらに溶媒の添加を含む、請求項5に記載のプロセス。
- 【請求項7】 さらに触媒の添加を含む、請求項5に記載のプロセス。
- 【請求項8】 触媒が、N,N−ジメチルアミノエタノール、N,N−ジメ
チル−シクロヘキサミン−ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N−エ
チルモルホリン、N,N,N’,N’,N’’−ペンタメチル−ジエチレン−ト
リアミン、1−2(ヒドロキシプロピル)イミダゾール、スズオクトエート、ジ
ラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン酸ジオクチルスズ、ジブチルスズメルカプ
チド、アセトン酸鉄アセチル、鉛オクトエート、およびジリシノール酸ジブチル
スズからなる群から選択されることを特徴とする請求項7に記載のプロセス。 - 【請求項9】 ポリオールがジオールであることを特徴とする請求項5に記
載のプロセス。 - 【請求項10】 ジオールが、ポリ(アジピン酸エチレン)、ポリ(アジピ
ン酸ジエチレングリコール)、ポリカプロラクトンジオール、ポリカプロラクト
ン−ポリアジピン酸共重合体ジオール、ポリ(エチレン−テレフタレート)ジオ
ール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリオキシプロピレンジオールのエチレンオキシド付加
物、およびポリオキシプロピレントリオールのエチレンオキシド付加物からなる
群から選択されることを特徴とする請求項9に記載のプロセス。 - 【請求項11】 ポリエチレングリコールが低分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項10に記載のプロセス。 - 【請求項12】 低分子量ポリエチレングリコールがCarbowax 1
450であることを特徴とする請求項11に記載のプロセス。 - 【請求項13】 ポリエチレングリコールが高分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項10に記載のプロセス。 - 【請求項14】 ポリイソシアネートがジイソシアネートであることを特徴
とする請求項5に記載のプロセス。 - 【請求項15】 ジイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネートおよびその位置異性体、2,4−および2,6−トルエンジイソシア
ネート(TDI)およびその位置異性体、3,4−ジクロロフェニエルジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(HMDI)
、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)およびその位置異性体、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)、ジイソシアネートの付加物からなる群から選択されるこ
とを特徴とする請求項14に記載のプロセス。 - 【請求項16】 ジイソシアネートがジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジイソシアネート(HMDI)であることを特徴とする請求項15に記載のプロ
セス。 - 【請求項17】 有機官能性シランがアミノ官能性アルコキシシランである
ことを特徴とする請求項5に記載のプロセス。 - 【請求項18】 アミノ官能性アルコキシシランがN−(2−アミノエチル
)−3−アミノプロピル−メチルジメトキシシランであることを特徴とする請求
項17に記載のプロセス。 - 【請求項19】 ポリイソシアネートがジシクロヘキシルメタン−4,4’
−ジイソシアネート(HMDI)であり、アミノ官能性アルコキシシランがN−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル−メチルジメトキシシランであり、
ポリオールがCarbowax 1450であることを特徴とする請求項5に記
載のプロセス。 - 【請求項20】 (a)イソシアネート基末端を持つポリウレタン−尿素プ
レポリマーを形成するために、1種類以上のポリオールを触媒の存在下で、過剰
のポリイソシアネートと反応させるステップと、 (b)シラン共重合体を作成するために、ステップ(a)で形成したプレポリ
マーを、ポリウレタン−尿素プレポリマーのイソシアネート基と反応性である少
なくとも2個の同一または異なる官能基を有し、シリコンゴム基質と反応性であ
る少なくとも1個の官能基を持つ1種類以上の有機官能性シランを反応させるス
テップと、および (c)ステップ(b)で形成した共重合体を、アルコールを用いて処理するこ
とによって随意に安定させるステップと、 を含むことを特徴とする請求項5に記載のプロセス。 - 【請求項21】 ステップ(a)がさらに溶媒の添加を含むことを特徴とす
る請求項20に記載のプロセス。 - 【請求項22】 触媒が、N,N−ジメチルアミノエタノール、N,N−ジ
メチル−シクロヘキサミン−ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N−
エチルモルホリン、N,N,N’,N’,N’’−ペンタメチル−ジエチレン−
三級アミン、1−2(ヒドロキシプロピル)イミダゾール、スズオクトエート、
ジラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン酸ジオクチルスズ、ジブチルスズメルカ
プチド、アセトン酸鉄アセチル、鉛オクトエート、およびジリシノール酸ジブチ
ルスズからなる群から選択されることを特徴とする請求項20に記載のプロセス
。 - 【請求項23】 ポリオールがジオールであることを特徴とする請求項20
に記載のプロセス。 - 【請求項24】 ジオールが、ポリ(アジピン酸エチレン)、ポリ(アジピ
ン酸ジエチレングリコール)、ポリカプロラクトンジオール、ポリカプロラクト
ン−ポリアジピン酸共重合体ジオール、ポリ(エチレン−テレフタレート)ジオ
ール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリオキシプロピレンジオールのエチレンオキシド付加
物、ポリオキシプロピレントリオールのエチレンオキシド付加物からなる群から
選択されることを特徴とする請求項23に記載のプロセス。 - 【請求項25】 ポリエチレングリコールが低分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項24に記載のプロセス。 - 【請求項26】 低分子量ポリエチレングリコールがCarbowax 1
450であることを特徴とする請求項25に記載のプロセス。 - 【請求項27】 ポリエチレングリコールが高分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項24に記載のプロセス。 - 【請求項28】 ポリイソシアネートがジイソシアネートであることを特徴
とする請求項20に記載のプロセス。 - 【請求項29】 ジイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネートおよびその位置異性体、2,4−および2,6−トルエンジイソシア
ネート(TDI)およびその位置異性体、3,4−ジクロロフェニエルジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(HMDI)
、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)およびその位置異性体、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)、およびジイソシアネートの付加物からなる群から選択さ
れることを特徴とする請求項28に記載のプロセス。 - 【請求項30】 ジイソシアネートがジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジイソシアネート(HMDI)であることを特徴とする請求項29に記載のプロ
セス。 - 【請求項31】 有機官能性シランがアミノ官能性アルコキシシランである
ことを特徴とする請求項20に記載のプロセス。 - 【請求項32】 アミノ官能性アルコキシシランがN−(2−アミノエチル
)−3−アミノプロピル−メチルジメトキシシランであることを特徴とする請求
項31に記載のプロセス。 - 【請求項33】 (a)イソシアネート基末端を持つポリ尿素プレポリマー
を形成するために、イソシアネート官能基と反応性である少なくとも2個の同一
または異なる官能基を有し、シリコンゴム基質と反応性である少なくとも1個の
官能基を持つ1種類以上の有機官能性シランを、過剰のポリイソシアネートと反
応させるステップと、 (b)シラン共重合体を作成するために、ステップ(a)で形成したポリ尿素
プレポリマーを、触媒の存在下で1種類以上のポリオールと反応させるステップ
と、および (c)ステップ(b)で形成した共重合体を、アルコールを用いて処理するこ
とによって随意に安定させるステップと、 を含むことを特徴とする請求項5に記載のプロセス。 - 【請求項34】 ステップ(a)がさらに溶媒の添加を含むことを特徴とす
る請求項33に記載のプロセス。 - 【請求項35】 触媒が、N,N−ジメチルアミノエタノール、N,N−ジ
メチル−シクロヘキサミン−ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N−
エチルモルホリン、N,N,N’,N’,N’’−ペンタメチル−ジエチレン−
三級アミン、1−2(ヒドロキシプロピル)イミダゾール、スズオクトエート、
ジラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン酸ジオクチルスズ、ジブチルスズメルカ
プチド、アセトン酸鉄アセチル、鉛オクトエート、およびジリシノール酸ジブチ
ルスズからなる群から選択されることを特徴とする請求項33に記載のプロセス
。 - 【請求項36】 ポリオールがジオールであることを特徴とする請求項33
に記載のプロセス。 - 【請求項37】 ジオールが、ポリ(アジピン酸エチレン)、ポリ(アジピ
ン酸ジエチレングリコール)、ポリカプロラクトンジオール、ポリカプロラクト
ン−ポリアジピン酸共重合体ジオール、ポリ(エチレン−テレフタレート)ジオ
ール、ポリカーボネートジオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリオキシプロピレンジオールのエチレンオキシド付加
物、およびポリオキシプロピレントリオールのエチレンオキシド付加物からなる
群から選択されることを特徴とする請求項36に記載のプロセス。 - 【請求項38】 ポリエチレングリコールが低分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項37に記載のプロセス。 - 【請求項39】 低分子量ポリエチレングリコールがCarbowax 1
450であることを特徴とする請求項38に記載のプロセス。 - 【請求項40】 ポリエチレングリコールが高分子量ポリエチレングリコー
ルであることを特徴とする請求項37に記載のプロセス。 - 【請求項41】 ポリイソシアネートがジイソシアネートであることを特徴
とする請求項33に記載のプロセス。 - 【請求項42】 ジイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネートおよびその位置異性体、2,4−および2,6−トルエンジイソシア
ネート(TDI)およびその位置異性体、3,4−ジクロロフェニエルジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(HMDI)
、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)およびその位置異性体、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)、およびジイソシアネートの付加物からなる群から選択さ
れることを特徴とする請求項41に記載のプロセス。 - 【請求項43】 ポリイソシアネートがジシクロヘキシルメタン−4,4’
−ジイソシアネート(HMDI)であることを特徴とする請求項42に記載のプ
ロセス。 - 【請求項44】 有機官能性シランがアミノ官能性アルコキシシランである
ことを特徴とする請求項33に記載のプロセス。 - 【請求項45】 アミノ官能性アルコキシシランがN−(2−アミノエチル
)−3−アミノプロピル−メチルジメトキシシランであることを特徴とする請求
項44に記載のプロセス。 - 【請求項46】 1種類以上のポリイソシアネート、1種類以上の有機官能
性シランおよび1種類以上のポリオールを含むことを特徴とするシラン共重合体
。 - 【請求項47】 ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(
HMDI)、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル−メチルジメトキ
シシランおよびCarbowaxを含むことを特徴とする請求項46に記載のシ
ラン共重合体。 - 【請求項48】 シラン共重合体を含むことを特徴とする潤滑性コーティン
グ。 - 【請求項49】 シラン共重合体がポリウレタン−尿素−シラン共重合体で
あることを特徴とするであることを特徴とする請求項48に記載のコーティング
。 - 【請求項50】 コーティングがさらに親水性ポリマーを含むことを特徴と
する請求項48に記載のコーティング。 - 【請求項51】 親水性ポリマーが、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポ
リエチレングリコール(PEG)、多糖類、ヒアルロン酸およびその塩ならびに
誘導体、アルギン酸ナトリウム、硫酸コンドロイチン、セルロース、キチン、キ
トサン、アガロース、キサンタン、硫酸デルマタン、硫酸ケラチン、エマルサン
、ゲラン、カードラン、アミロース、カラゲナン、アミロペクチン、デキストラ
ン、グリコーゲン、デンプン、硫酸ヘパリン、限界デキストリンおよび、合成親
水性ポリマー、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(N−ビニル)ピロリドン(P
VP)のフラグメントからなる群から選択されることを特徴とする請求項50に
記載のコーティング。 - 【請求項52】 シラン共重合体を含むプライマーコートおよびトップコー
トからなることを特徴とする潤滑性コーティング。 - 【請求項53】 プライマーコートが、1種類以上のポリイソシアネートと
、イソシアネートと反応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基を有
し、シリコンゴム基質と反応性である少なくとも1個の官能基を持つ1種類以上
の有機官能性シランと、低分子量ポリエチレングリコールの反応生成物であるこ
とを特徴とする請求項52に記載のコーティング。 - 【請求項54】 低分子ポリエチレングリコールがCarbowax 14
50であることを特徴とする請求項53に記載のコーティング。 - 【請求項55】 トップコートが、高分子量ポリエチレンオキシドと、多官
能性イソシアネートおよびポリオールの反応性混合物の組み合わせであることを
特徴とする請求項52に記載のコーティング。 - 【請求項56】 トップコートが、ポリビニルピロリドンと、多官能性イソ
シアネートおよびポリオールの反応性混合物の組み合わせであることを特徴とす
る請求項52に記載のコーティング。 - 【請求項57】 トップコートが、1種類以上のポリイソシアネートと、イ
ソシアネートと反応性である少なくとも2個の同一または異なる官能基を有し、
シリコンゴム基質と反応性である少なくとも1個の官能基を持つ1種類以上の有
機官能性シランと、高分子量ポリエチレングリコールの反応生成物であることを
特徴とする請求項52に記載のコーティング。 - 【請求項58】 高分子量ポリエチレングリコールがCarbowax 8
000であることを特徴とする請求項57に記載のコーティング。
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