JP2002527514A - 公知のブラジキニン拮抗剤のガラス体 - Google Patents

公知のブラジキニン拮抗剤のガラス体

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Abstract

(57)【要約】 この発明は、8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキシ]−2−メチルキノリン(FR173657)のガラス体に関する。このガラス体は、固体安定性に優れることから、医薬として一定の品質を保持したFR173657物質を製造し、供給する上で有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3
−イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベン
ジルオキシ]−2−メチルキノリン(以下、FR173657と称する)のガラ
ス体およびそれを含有する医薬組成物に関するものである。
【0002】 背景技術 FR173657は、特開平7−2780号公報またはジャーナル・オブ・メ
ディシナル・ケミストリー、1998年、第41巻、第21号、第4062−4
079頁に開示されている下記式[I]
【0003】
【化1】 で表される化合物である。このものは、ブラジキニン拮抗剤としての活性を有し
、例えばアレルギー、炎症、自己免疫疾患、ショック、疼痛等の予防および/ま
たは治療剤として有用である。
【0004】 FR173657は、優れたブラジキニン拮抗剤としての活性を有するが、上
記公報に記載のFR173657は、溶媒中で固化して得られた非晶質体であり
、この非晶質体は、融点の幅も133−139℃と広く、固体安定性が不十分であり、
医薬として一定の品質を保持したものを製造し供給する上で問題があった。 FR173657には結晶多形が存在し、その中で純度が高く、固体安定性に
優れかつ医薬製造上取り扱いが容易なFR173657の水和物の結晶、より好
ましくはA型結晶、B型結晶、C型結晶と称される3種の結晶が見出された(特
開平10−316677号公報)。しかしながら、A型結晶は、固体安定性、溶
出性に優れているものの、場合によりC型結晶の混入が生じ一定の品質のものを
製造できないこと、B型結晶は、最安定形で製造上の問題点もないものの、溶出
性がA型結晶と比べかなり低下すること、C型結晶は固体安定性はB型結晶に劣
り、溶出性はA型結晶に劣ること等、それぞれに問題点があり、医薬としてより
最適なFR173657のその他の形のものを更に検討する必要があった。 そこで本発明者らは、FR173657につき鋭意検討した結果、純度が高く
、固体安定性、溶解性、溶出性に優れかつ一定の品質で製造できるFR1736
57のガラス体を見出し、本発明を完成した。
【0005】 発明の開示 「ガラス体」とは、非晶質の固体物質でガラス状態にある物質を指し、溶融状
態にある液体物質を結晶化させることなく冷却することによって得られる。本明
細書中では、ガラス体ではないその他の非晶質の固体物質を、便宜上、「非晶質
体」と称する。
【0006】 FR173657のガラス体は、下記の物理化学的特性を有する。 測定条件 赤外吸収スペクトル: ヌジョール法による測定 示差走査熱量測定(DSC): 昇温速度:10℃/分 FR173657のガラス体の物理化学的特性 (a)赤外吸収スペクトルにおける特徴的な吸収 1684、1662、1524、1236および836cm-1 赤外線吸収スペクトルを図1に示す。 (b)示差走査熱量測定(DSC) 115〜122℃付近にガラス転移に基づく吸熱ピーク(ピーク頂点:1
26〜128℃付近)を示す。 示差走査熱量測定(DSC)プロファイルを図2に示す。
【0007】 本発明のFR173657のガラス体は、非晶質体または結晶あるいはそれら
の混合物であるFR173657またはその溶媒和物[例えば、水和物、エタノ
レート等]を溶融温度以上に加熱し、次いで冷却することによって製造すること
ができる。
【0008】 溶融温度は、使用するFR173657またはその溶媒和物の状態(非晶質体
、結晶あるいはそれらの混合物の比率)によって異なるが、それらが溶融する温
度であればいかなる温度でもよく、通常は、130〜220℃の範囲で溶融させ
る。 溶融温度以上へ加熱する方法は特に限定されず、使用するFR173657ま
たはその溶媒和物を、低温、常温あるいは加熱状態の容器に供給した後、溶融温
度以上まで上昇させて溶融させるか、または溶融温度付近あるいはそれ以上に加
熱した状態の容器に供給して溶融させることができる。溶融後は、直ちに冷却し
ても良いが、20〜40分間ほど溶融を維持した後冷却するのが好ましい。 冷却方法は、特に限定されないが、通常は放置により冷却する。 得られたFR173657のガラス体は、医薬組成物を製造するために、機械
的に粉砕しても良い。
【0009】 使用するFR173657またはその溶媒和物は、非晶質体または結晶あるい
はそれらの混合物のいかなる状態のものでもよい。FR173657の溶媒和物
の結晶は、例えば特開平7−2780号公報に開示の公知の方法によりFR17
3657の非晶質体を製造した後、FR173657を溶媒中で加温ないし加熱
下で攪拌後冷却して結晶を析出させる方法、FR173657を酸性条件下で溶
媒中に溶解させ、次いで塩基および必要に応じて水または含水溶媒を加えて中和
することにより結晶を析出させる方法、FR173657の結晶を水蒸気中また
は有機溶媒蒸気中にさらす方法、またはそれらを組み合わせた方法等の常法によ
り製造することができる。
【0010】 結晶の析出に使用される溶媒としては、水、例えばメタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール等のアルコール、アセトン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、アセトニトリル、ジメチ
ルスルホキシド等の慣用の有機溶媒またはこれらの混合溶媒が挙げられ、より好
ましくは、含水メタノール、含水エタノール等の含水アルコール、含水アセトン
、水と酢酸エチルとの組み合わせ等の水と有機溶媒との混合溶媒が挙げられる。
【0011】 更に上記のA型、B型およびC型各々の結晶に関しては、例えば、下記の製造
例に記載の方法またはその類似の方法により製造することができる。
【0012】 本発明のFR173657のガラス体は、ブラジキニン拮抗剤としての強力な
活性を有し、人類または動物におけるブラジキニンまたはその類縁体が誘発する
疾患、たとえばアレルギー、炎症、自己免疫疾患、ショック、疼痛などの治療お
よび/または予防に有用である。
【0013】 治療のためには、本発明のFR173657のガラス体を有効成分として、経
口投与;静脈内注射、筋肉内注射、皮下注射または関節内注射などの非経口投与
;経皮のような外用、腸内投与、直腸投与、経膣投与、吸入、点眼、点鼻、舌下
投与などに適した有機または無機の固体、半固体または液体の賦形剤などの医薬
として許容される担体と共に含有する医薬製剤の形で用いることができる。この
医薬製剤は、カプセル剤、錠剤、糖衣剤、顆粒剤、坐剤、液剤、ローション剤、
懸濁剤、乳剤、軟膏剤、ゲル剤、クリーム剤などであってもよい。必要ならば上
記製剤に、補助剤、安定化剤、湿潤剤または乳化剤、緩衝剤および他の通常使用
される添加剤等を配合させてもよい。
【0014】 FR173657のガラス体の用量は、患者の年令および症状により変動する
が、前記の疾患の予防および/または治療には、FR173657のガラス体の
平均1回量を約0.1mg、1mg、10mg、50mg、100mg、250
mg、500mgおよび1000mgとして用いればよい。一般的には、1日当
たりに0.1mg/個体ないし1,000mg/個体の量を用いればよい。
【0015】 一般的にガラス体は、結晶化が非常に速く安定性が悪いとされているが、本発
明のFR173657のガラス体は、熱、湿度および物理的処理によっても、結
晶化および分解は全く確認されず、極めて安定なガラス体であることが明らかと
なった。 本発明のFR173657のガラス体は、公知のFR173657と比べ、純
度が高く、固体安定性に優れ、またFR173657の結晶多形よりも溶解度が
高く、溶出性に優れることから、医薬として一定の品質を保持したものを製造し
、供給する上で有用である。
【0016】 実施例 以下製造例および実施例により、本発明をより具体的に説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。 製造例1 8−[3−(N−グリシル−N−メチルアミノ)−2,6−ジクロロベンジル
オキシ]−2−メチルキノリン(100mg)、(E)−3−(6−アセトアミ
ドピリジン−3−イル)アクリル酸(56.1mg)およびN,N−ジメチルホ
ルムアミド(2ml)の混合物に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(43.4
mg)および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
塩酸塩(56.9mg)を窒素気流中0℃で加え、混合物を室温で2時間攪拌し
た。反応混合物を水に注ぎ、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、水および食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去した。残渣を分取用薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロ
ロメタン=1:10,v/v)で精製し、ジエチルエーテルおよび酢酸エチルで
固化して、8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−
イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジ
ルオキシ]−2−メチルキノリン(FR173657)(78.8mg)を灰色
がかった白色固体として得た。 mp : 133−139℃ NMR (CDCl3,δ) : 2.22 (3H, s), 2.74 (3H, s), 3.27 (3H, s), 3.67 (1H, dd,
J=16.5, 5.5 Hz), 3.96 (1H, dd, J=16.5, 5.5Hz), 5.62 (1H, d, J=11.0Hz),
5.67 (1H, d, J=11.0Hz), 6.46 (1H, d, J=16.0Hz), 6.73 (1H, br t, J=5.5 Hz
), 7.21-7.33 (3H, m), 7.38-7.51 (3H, m), 7.52 (1H, d, J=16.0 Hz), 7.82 (
1H, dd, J=8.5, 1.5Hz), 8.03 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13-8.25 (2H, m), 8.33 (1
H, d, J=1.5Hz)
【0017】 製造例2 メタノール(720ml)にFR173657(7g)を60℃で加え、還流
下5分間攪拌した。混合物を30℃以下に冷却後、20〜30℃で2時間攪拌し
、晶析させた。晶析液を濾過し晶析物をメタノール(14ml)で洗浄後、40
℃で真空乾燥してFR173657(6.3g)の粗無水結晶(以下粗FR17
3657結晶と称する)を得た。この結晶は、約5%メタノール含有晶であった
【0018】 製造例3 粗FR173657結晶(100g)および精製水(500ml)の混合物に
、10℃以下で攪拌しながら濃塩酸(28.1ml)を加え溶解させた。炭末(
5g)を加え2.5時間攪拌した後、炭末を濾去し、精製水(200ml)およ
び濃塩酸(1.4ml)で洗浄した。得られた濾液を、アセトン(700ml)
およびトリエチルアミン(35.87g)の混合物に55℃で加え、同温で5分
間攪拌後、20分間還流した。40℃まで冷却後、析出した結晶を濾取した。5
0%アセトンで洗浄し真空乾燥して、FR173657の水和物の結晶(A型結
晶)(88.7g)を得た。 赤外線吸収スペクトル図 図3に示す通り
【0019】 製造例4 粗FR173657結晶(50g)および精製水(250ml)の混合物に、
5℃で攪拌しながら濃塩酸(14.1ml)を加え溶解させた。炭末(2.5g
)を加え30分間攪拌した後、炭末を濾去し、希塩酸で洗浄した。得られた濾液
を、酢酸エチル(350ml)およびトリエチルアミン(17.93g)の混合
物に70℃で加え、2時間還流下で攪拌した。20℃まで冷却後、同温で更に2
時間攪拌し析出した結晶を濾取した。酢酸エチル(100ml)および精製水(
100ml)で洗浄し、40℃で真空乾燥して、FR173657の水和物の結
晶(B型結晶)(44.51g)を得た。 赤外線吸収スペクトル図 図4に示す通り
【0020】 製造例5 粗FR173657結晶(260g)および精製水(1300ml)の混合物
に、5℃で攪拌しながら濃塩酸(73ml)を加え10分間攪拌して溶解させた
。濾過後希塩酸で洗浄した。得られた濾液を、アセトン(6500ml)、精製
水(4680ml)およびトリエチルアミン(93.3g)の混合物に20℃で
30分間かけて滴下し、C型結晶の種晶(26mg)を加えた。混合物を同温で
2.5時間攪拌後、3℃まで冷却し、更に2時間攪拌した。析出した結晶を濾取
し、50%アセトン(520ml)で洗浄し40℃で真空乾燥して、FR173
657の水和物の結晶(C型結晶)(236.68g)を得た。 赤外線吸収スペクトル図 図5に示す通り
【0021】 実施例1 熱風循環定温恒温器内にトレイを入れ、230℃で空焚き後100℃以下に冷
却した。再度160℃に設定し、設定温度に達したことを確認後、FR1736
57の水和物の結晶(A型結晶)をトレイ内に均一に広げて加熱を再開した。品
温が160℃に到達後30分間維持し、次いで放冷して、FR173657のガ
ラス体を得た。 赤外線吸収スペクトル図 図1に示す通り 示差走査熱量測定(DSC)プロファイル図 図2に示す通り
【0022】 実施例2 熱風循環定温恒温器内にトレイを入れ、230℃で空焚き後100℃以下に冷
却した。再度220℃に設定し、設定温度に達したことを確認後、FR1736
57の水和物の結晶(B型結晶)をトレイ内に均一に広げて加熱を再開した。品
温が220℃に到達後30分間維持し、次いで放冷して、FR173657のガ
ラス体を得た。 赤外線吸収スペクトル、示差走査熱量測定(DSC)プロファイルは、各々実
施例1で得られたガラス体のものと一致した。
【0023】 実施例3 熱風循環定温恒温器内にトレイを入れ、230℃で空焚き後100℃以下に冷
却した。再度160℃に設定し、設定温度に達したことを確認後、FR1736
57の水和物の結晶(C型結晶)をトレイ内に均一に広げて加熱を再開した。品
温が160℃に到達後30分間維持し、次いで放冷して、FR173657のガ
ラス体を得た。 赤外線吸収スペクトル、示差走査熱量測定(DSC)プロファイルは、各々実
施例1で得られたガラス体のものと一致した。
【0024】 実施例4 熱風循環定温恒温器内にトレイを入れ、230℃で空焚き後100℃以下に冷
却した。再度160℃に設定し、設定温度に達したことを確認後、FR1736
57の水和物の結晶(A型結晶とC型結晶の混合)をトレイ内に均一に広げて加
熱を再開した。品温が160℃に到達後30分間維持し、次いで放冷して、FR
173657のガラス体を得た。 赤外線吸収スペクトル、示差走査熱量測定(DSC)プロファイルは、各々実
施例1で得られたガラス体のものと一致した。
【0025】 実施例5 FR173657のガラス体 15mg 乳糖 適量 クロスカルメロース ナトリウム 10mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 上記成分を常法により造粒し打錠して、素錠部を得、次いで常法によりフィル
ムコートすることにより、FR173657のガラス体を含有する錠剤を得た。
【0026】 実施例6 FR173657のガラス体 15mg D−マンニトール 適量 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 10mg 結晶セルロース 20mg ヒドロキシプロピルセルロース 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 上記成分を常法により造粒し打錠して、素錠部を得、次いで常法によりフィル
ムコートすることにより、FR173657のガラス体を含有する錠剤を得た。
【0027】 実施例7 FR173657のガラス体 15mg 乳糖 適量 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 20mg 結晶セルロース 10mg ポリビニルピロリドン 4mg ステアリン酸マグネシウム 1mg 上記成分を常法により造粒し打錠して、素錠部を得、次いで常法によりフィル
ムコートすることにより、FR173657のガラス体を含有する錠剤を得た。
【0028】 実施例8 溶解度試験 方法 溶解度試験は、第13改正日本薬局方の溶出試験パドル法に従って行った。試
験溶液として、900mlの蒸留水を使用した。パドル速度は、50rpmに設
定した。FR173657のガラス体(100g)を試験溶液に加え、各測定時
におけるサンプルとして、試験溶液を10ml分取した。各々のサンプルは、0
.45μmフィルターで濾過した後、高速液体クロマトグラフィーで分析した。 対照として、FR173657の水和物のA型結晶、B型結晶、C型結晶、並
びにA型結晶及びC型結晶の混合物を用いた。 結果 試験結果を図6に示す。 これらの結果から、本発明のFR173657のガラス体は、他のFR173
657の結晶多形と比べ、高い溶解度を有することが明らかとなった。
【0029】 実施例9 安定性試験 機械的に粉砕したFR173657のガラス体の安定性試験結果を以下の表に
示す。
【0030】
【表1】
【0031】 これらの結果から、本発明のFR173657のガラス体は、熱、湿度および
物理的処理によっても結晶化および分解は全く確認されず、長期保存下で極めて
安定であることが明らかとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 FR173657のガラス体の赤外線吸収スペクトル図
【図2】 FR173657のガラス体の示差走査熱量測定(DSC)プロフ
ァイル図
【図3】 FR173657の水和物の結晶(A型結晶)の赤外線吸収スペク
トル図
【図4】 FR173657の水和物の結晶(B型結晶)の赤外線吸収スペク
トル図
【図5】 FR173657の水和物の結晶(C型結晶)の赤外線吸収スペク
トル図
【図6】 実施例8の溶解度試験結果
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月25日(2002.3.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA ,ZW Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC14 DD12 EE01 4C086 AA01 AA04 BC28 GA08 MA04 MA35 NA03 ZB07 ZB11 ZB13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジ
    ン−3−イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロ
    ロベンジルオキシ]−2−メチルキノリンのガラス体。
  2. 【請求項2】 結晶である8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトア
    ミドピリジン−3−イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,
    6−ジクロロベンジルオキシ]−2−メチルキノリンを実質的に含有しない請求
    項1に記載のガラス体。
  3. 【請求項3】 非晶質体または結晶あるいはそれらの混合物である8−[3
    −[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)アクリロイル
    グリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキシ]−2−メ
    チルキノリンまたはその溶媒和物を溶融温度以上に加熱し、次いで冷却すること
    によって得られる8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン
    −3−イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロ
    ベンジルオキシ]−2−メチルキノリンのガラス体。
  4. 【請求項4】 A型結晶であるか、またはA型結晶及びC型結晶の混合物で
    ある8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)
    アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキ
    シ]−2−メチルキノリンの水和物を溶融温度以上に加熱し、次いで冷却するこ
    とによって得られる請求項3に記載のガラス体。
  5. 【請求項5】 示差走査熱量測定(DSC;昇温速度:10℃/分)におい
    て、126〜128℃付近にガラス転移に基づく吸熱ピーク頂点を示す8−[3
    −[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)アクリロイル
    グリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキシ]−2−メ
    チルキノリンのガラス体。
  6. 【請求項6】 長期保存下、部分的または完全に結晶化せず、または分解す
    ることのない8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3
    −イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベン
    ジルオキシ]−2−メチルキノリンのガラス体。
  7. 【請求項7】 非晶質体または結晶あるいはそれらの混合物である8−[3
    −[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)アクリロイル
    グリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキシ]−2−メ
    チルキノリンまたはその溶媒和物を溶融温度以上に加熱し、次いで冷却すること
    を特徴とする8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3
    −イル)アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベン
    ジルオキシ]−2−メチルキノリンのガラス体の製造法。
  8. 【請求項8】 A型結晶であるか、またはA型結晶及びC型結晶の混合物で
    ある8−[3−[N−[(E)−3−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)
    アクリロイルグリシル]−N−メチルアミノ]−2,6−ジクロロベンジルオキ
    シ]−2−メチルキノリンの水和物を溶融温度以上に加熱し、次いで冷却するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の製造法。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5または6に記載のガラス体を有効
    成分として、医薬として許容され実質的に無毒の担体または賦形剤と共に含有す
    る医薬組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5または6に記載のガラス体を有
    効成分として含有するブラジキニンまたはその類縁体が誘発する疾患の予防およ
    び/または治療剤。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5または6に記載のガラス体を人
    類または動物に投与することからなるブラジキニンまたはその類縁体が誘発する
    疾患の予防および/または治療方法。
  12. 【請求項12】 薬剤としての請求項1、2、3、4、5または6に記載の
    ガラス体の使用。
  13. 【請求項13】 ブラジキニンまたはその類縁体が誘発する疾患の予防およ
    び/または治療のための薬剤を製造するための請求項1、2、3、4、5または
    6に記載のガラス体の使用。
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