JP2002526518A - プロセス - Google Patents
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- JP2002526518A JP2002526518A JP2000574491A JP2000574491A JP2002526518A JP 2002526518 A JP2002526518 A JP 2002526518A JP 2000574491 A JP2000574491 A JP 2000574491A JP 2000574491 A JP2000574491 A JP 2000574491A JP 2002526518 A JP2002526518 A JP 2002526518A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/48—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C67/52—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation
- C07C67/54—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation by distillation
Abstract
Description
酸エチルの回収のためのプロセスに関する。
5/186392中に開示され、これは組成物を蒸留コラムに供給して酢酸エチル、エ
タノール及び水を含む擬共沸混合物を得て、夫れを凝縮し、凝縮物を有機層及び
水性層へと分離し、有機層をコラムへ戻し、そして酢酸エチルをボトム生成物と
してコラムから回収することによる。
粋な酢酸エチルを回収することは困難である。何故なら酢酸エチルとエタノール
の沸点は相互に近くにあって、且つ両化合物は酢酸エチルの沸点と沸点が近い酢
酸エチルとの二成分共沸混合物を形成するからである。加うるに酢酸エチル、エ
タノール及び水は三成分共沸混合物を形成し、その沸点は酢酸エチルの夫れに近
い。
提案された。ポリエチレングリコール、ジエチレングリコール又はトリエチレン
グリコールから成る抽出剤の使用がUS-A-4569726に記載されているが、一方ジメ
チルスルホキシドから成る抽出剤の同じ目的のための使用がUS-A-4379028中に示
唆されている。
ために使用され得ることが知られている。この技術の概説が発行されている:"O
ptimize Pressure-Sensitive Distillation",Benjamin A. Horvitz著,Chemica
l Engineering Progress, 1997年4月,47〜52頁。彼の圧力スイング蒸留(PSD)
の論議中に於て、この概説の著者は47頁に次の如く述べている:”しかし、第一
に、PSDの背後にある基本コンセプトについて明らかにしよう:それは圧力によ
る二成分共沸混合物の組成に於ける変化を利用する”。彼は次の如く続ける:”
PSDは勿論万能薬ではない。多くのシステム(例えば、エタノール/水)に対し
て、共沸混合物の組成は圧力では、全くではないが、殆ど変化しない。これはPS
Dを成分の分離のための実行可能な選択(オプション)としては排除する”。
Sensitive Distillation"はChemical Engineering Progress, 1997年4月,53〜6
3頁に現われた。これは次の如く述べている:”周知の商業的に実行可能なPSDの
応用はテトラヒドロフラン(THF)/水、アセトニトリル/水、メタノール/メ
チルエチルケトン(MEK)、及びアセトン/メタノールの分離を含む。
A-4362603及びUS-A-5346595が参照され得る。
されている。かくしてUS-A-5679872には少なくとも二つの炭素原子を含む脂肪族
モノアルコールと少なくとも四つの炭素原子を含むイソオレフィンとから形成さ
れたエーテルの、該エーテル、該モノアルコール及びイソオレフィンの夫れと同
数の炭素原子を含む炭化水素類を含む混合物からの精製に対してあるプロセスが
述べられている。このプロセスに於て、混合物は第一の蒸留帯域中に導入され、
そこから炭化水素類の殆ど凡てが塔頂に回収され、そして精製されたエーテル(
例えばエチルt−ブチルエーテル)がボトムから回収され、一方少なくとも一つ
の相が第一の蒸留帯域から側部流として抽出されて、第一の蒸留帯域の夫れより
も低い圧力に於て作動する第二の蒸留帯域へ送られ、精製されたモノアルコール
がボトムから回収され、且つモノアルコール、エーテル及び炭化水素類の混合物
が塔頂流出物として回収され、そして第一の蒸留帯域へリサイクルされる。
酸エチルの回収のための新規なプロセスを提供することを求める。それは更に酢
酸エチルに加えて又水及びエタノール及び恐らく他の少量成分を含む複雑な混合
物からの実質上純粋な酢酸エチルの回収を可能にするプロセスを提供することを
求める。加うるにそれは酢酸エチル、エタノール及び水を含む混合物から、抽出
蒸留に於て必要とされる如き添加された溶剤を必要としないで実質上純粋な酢酸
エチルを回収するためのプロセスを提供することを求める。尚再びそれは酢酸エ
チル、エタノール及び水から成る混合物から99.5モル%より大きい純度をもつ酢
酸エチルを得るためのプロセスを提供することを求める。
粋な酢酸エチルの回収のためのプロセスが提供され、これは次のものから成る: (a)第一の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持された第一の蒸留帯域を提
供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から成る混合物からの酢酸エチ
ル、エタノール及び10モル%より多くない水を含む第一の留分の蒸留のために有
効で、且つエタノール及び水を含むエタノールに富むボトム生成物を生じること
; (b)第一の蒸留圧力よりも高い第二の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持
された第二の蒸留帯域を提供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から
成る混合物からのエタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分の蒸
留のために有効で、且つ実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を生じること; (c)第一の蒸留帯域及び第二の蒸留帯域から選ばれた一つの帯域へ酢酸エチル
、エタノール及び水から成る原料を供給すること; (d)酢酸エチル、エタノール及び約10モル%より多くない水を含む第一の留分
を第一の蒸留帯域から回収すること; (e)第一の留分の材料を第二の蒸留帯域へ供給すること; (f)エタノール及び水から成るエタノールに富むボトム生成物を第一の蒸留帯
域から回収すること; (g)実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を第二の蒸留帯域から回収すること
; (h)エタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分を第二の蒸留帯
域から回収すること;及び (i)ステップ(h)の第二の留分の材料を第一の蒸留帯域へリサイクルするこ
と。
形成する。加うるにエタノール及び酢酸エチルの混合物は二成分共沸混合物を形
成出来、又酢酸エチルと水の混合物のみならず又エタノールと水の混合物も出来
る。ここから、かかる混合物の分離は実質上純粋な形での少なくとも一成分の回
収が望まれる時極めて困難であり得る。
される最小沸点の三成分共沸混合物の組成が蒸留が行われる圧力に依存するとい
う事実を利用する過程により遂行される。
給される。あるケースに於ては、原料を第一の蒸留帯域に供給するのが有利であ
るが、それはこれが第一の留分の流速、そしてこのため又第二の留分の対応する
流速を、最適な低い値に減少させることを可能にするからである。これらの流速
を出来るだけ減少させることにより、二つの蒸留帯域の作動のための熱の要求が
減少され得る。かくして例えば原料の水含量が低い時、例えばそれが約20モル%
より小さい時は、通常それを第一の蒸留帯域へ供給するのがより都合がよいであ
ろう。併しながら、原料が高い水含量である時はそれを第二の蒸留帯域へ供給す
るのがより都合がよいかも知れない。それはその場合には第一の留分の流速、そ
してそのため第二の留分の流速を最適な最小値へ減少させ得るからである。
む第一の留分の第一の蒸留帯域に於ける生産、並びにエタノール、水及び小割合
(即ち50モル%より少ない)の酢酸エチルを含む第二の留分の第二の蒸留帯域に
於ける生産を包含する。
小さい圧力で作動される。第一の蒸留帯域は好ましくは4バール(4×105Pa)
より小さく、好ましくは約1バール(105Pa)から約2バール(2×105Pa)の圧
力に於て作動され、一方第二の蒸留帯域は第一の蒸留帯域の夫れより高い圧力、
例えば約4バール(4×105Pa)から約25バール(2.5×106Pa)、好ましくは約
9バール(9×105Pa)から約15バール(1.5×106Pa)の圧力で作動される。
速及び第二の蒸留帯域から第一の蒸留帯域への第二の留分の対応する流速は蒸留
帯域の一つをその帯域内に形成される関連する留分がその圧力に於ける三成分共
沸混合物の夫れに非常に近い組成を有する様に設計し且つ操作することにより最
小化され得る。併しながら、関連する留分がその操作圧力に於ける三成分共沸混
合物の夫れに近い組成を有する様にその帯域を作動するためには、高度の分離が
要求され、それは多くの蒸留トレイ及び高い熱入力の使用を必要とする。加うる
に、水は三成分共沸混合物の三成分の中で最高の蒸発潜熱を有するから、二つの
帯域への合計熱入力は蒸留帯域への供給物の水含量を最小化することにより最小
化され得る。従って、第一の留分中の水の量、そしてこのため第二の留分中の水
の対応する量が実際上可能な限り低く、即ち約6モル%より少なく、そして好ま
しくは約2モル%より少なくなる様にプロセスを操作することが好ましい。
の成分の一つと二成分共沸混合物を形成し得る。第二の蒸留帯域の作動圧力はそ
の圧力に於けるエタノールと酢酸エチルの間の二成分共沸混合物がその圧力に於
ける三成分共沸混合物よりも低い酢酸エチル含量を有する様に選択すること、そ
して更に第一の留分が出来るだけ低い水含量を有する様に第一の蒸留帯域に対す
る作動圧力を選択し、且つ蒸留帯域間の留分の流速を調節することが好ましい。
この様にして、第二の蒸留帯域から回収される第二の留分は酢酸エチルの低い含
量を有し、加うるに二つの蒸留帯域に対する熱入力の要求は出来る限り低く保た
れ得る。
り少なく、その場合にはそれは好ましくは第一の蒸留帯域へ供給されるであろう
。酢酸エチル、エタノール及び水に加えて、それは更に”軽い(light)”成分
を含有し得る。
む流れは第一の蒸留帯域のボトム部分から回収され、一方第一の蒸留帯域に供給
された原料中に存在する”軽い”成分を含む塔頂の流れは第一の蒸留帯域から回
収され、そして第一の留分は第一の蒸留帯域の上部領域から液体引出流れとして
回収される。”軽い”成分なる用語により酢酸エチルより低い沸点を有する成分
及びその水及びエタノールとの共沸混合物を意味する。
アセトンの如き、原料中に存在する”軽い”成分を含む。それは燃料として燃焼
され得る。
分(heavies)”、即ち未知の生成物を含めて、エタノール及び酢酸エチルの夫
等と匹敵する高沸点をもつ生成物を含むであろう。これらはエタノール及び水か
ら蒸留により、所望ならば、結果として生ずる留分からの水の除去を行なわせる
前に分離され得る。エタノールに富む流れから、又は”重質分”除去から結果と
して生ずる留分からの水の除去のための一つの適当な方法は、モレキュラーシー
ブ吸着である。ベンゼンの如き適当な共沸剤(entrainment agent)との共沸蒸
留がその代りに使用され得る。膜は現在発達途上であり、それはエタノールから
の水の分離を可能とするであろう;これらは殆ど商業的開発のために用意されて
いると報告されている。このため膜の使用はエタノールに富む流れから水を分離
するために利用し得る他の選択肢である。
よりも少なく、且つ好ましくは約2モル%より少ない。
約10モル%より少ない水含量、好ましくは約6モル%より少なく、例えば約1モ
ル%から約6モル%の水含量を有する第一の蒸留帯域の一つのトレーから第一の
留分がとられる。
の酢酸エチル、約2モル%より多くない他の成分(好ましくは約1モル%より多
くない他の成分)及びバランスのエタノールから成る。かくしてそれは典型的に
は約45モル%の酢酸エチル、約50モル%のエタノール、約4モル%の水及び約1
モル%の他の成分を含み得る。この第一の留分は次で第二の蒸留帯域(それは典
型的には約4バール(4×105Pa)から約25バール(2.5×106Pa)、好ましくは
約9バール(9×105Pa)から約15バール(1.5×106Pa)の圧力で作動される)
へと通過される。
を含むボトム生成物は第二の蒸留帯域のボトム部分から回収される。第二の留分
は典型的には約25モル%の酢酸エチル、約68%のエタノール、約6モル%の水、
及び約1モル%の他の成分を含む。第二の蒸留帯域からのボトム生成物は典型的
には約99.8モル%から約99.95モル%の酢酸エチルを含む。このボトム生成物は
所望ならば再蒸留され得る。
ム(単数又は複数)のデザイン(特にコラム中の理論段の数)、リボイリングの
目的に対し供給される熱、及び操作の圧力に依存するであろう。このため理論段
の数は所望の組成の第一の留分、即ち低い水含量(好ましくは約6モル%より少
ない)をもつものが夫々の設計作動圧力に於て形成されるのを許容するに充分で
あらねばならない。同様に、第二の蒸留帯域は所望の組成の、又低い水含量をも
つ第二の留分の分離及び実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物の形成を許すのに
充分な理論段をもつ様に設計されねばならない。又第一の留分が第一の蒸留帯域
の作動圧力に於ける三成分共沸混合物の組成に近い又はその組成にある組成を有
する様に第一の蒸留帯域を設計することが有利であるだろうことが予期され得る
けれども、これは驚くべきことにそうではないことが判る。その代りに第一の留
分が実用可能な限り低い水含量を有する組成を持つ様に第一の蒸留帯域を設計す
ることがベターである。第一の蒸留帯域への熱入力がこの様にして実質上最小化
され得るのみならず、又第一の蒸留帯域を構成する蒸留コラム(単数又は複数)
が減少された数の理論蒸留段を要求する。このため操作コスト及び構築コストの
両者が最小化され得る。加うるに第一の留分が三成分共沸混合物の近くの組成を
有する様な操作は留分の組成が操作条件に於ける小さな変動で著しく容易に変化
し得るから、達成するにはいくらかやりにくい。このためかかる条件下で第一及
び第二の蒸留帯域の安定な操作を達成することが困難であり得る。他方第一の留
分の水含量が実行可能な限り低い様な条件下での第一の蒸留帯域の作動は作動条
件に於ける小さな変化に余り影響をうけやすくないことがわかり、プラントの安
定な操作がより容易に達成される。
及びブタン−2−オンの如き化合物を含まないものであるべきで、原料中のそれ
らの存在はもし原料が直接に精製さるべきであったなら分離の問題を惹起するで
あろう。何故ならそれらの沸点が酢酸エチルの夫れに近く、そして酢酸エチルは
かかる化合物と蒸留分又は共沸物を形成し易いからである。本発明のプロセスに
於けるかかる化合物の、例え0.1モル%又はそれ以下、例えば約0.01モル%又は
それ以下という少量でさえも、その存在による問題を最小化するため、それらは
吾々の共出願中の本願と同時に出願された国際特許出願番号 (Case PL626
47EP)及び (Case PL62041EP) 中に述べられた如く、適当な選択的
水素化触媒を用いる選択的水素化により除去され得る。
、約6モル%の水及び約1モル%の他の成分という典型的組成を有する第二の留
分が第二の蒸留帯域から塔頂(オーバーヘッド)の流れとして回収され、一方酢
酸エチルからなるボトム生成物が第二の蒸留帯域から回収され、それは典型的に
は約99.8モル%から約99.95モル%の酢酸エチルを含む;この第二の留分は第一
の蒸留帯域へ戻される。もし原料が第一の蒸留帯域へ供給されるならば、その時
第二の留分は好ましくは第一の蒸留帯域へ原料の供給点の上方の点で戻される。
ボトム生成物は所望ならば、もしより高純度の酢酸エチル生成物が要求されるな
らば再蒸留され得る。
ための好ましいプラントの形及び本発明に従うプロセスが以下例示としてのみ、
添付図面を参照して述べられるであろう。
)ドラム、フラッシュドラム、熱交換器、温度コントローラ、圧力コントローラ
、保持(holding)タンク、温度ゲージ、圧力ゲージ等の如き、操作プラントで
必要されるであろう所の多くの慣用の設備アイテムは簡略化のために省略されて
いることが当業者には認識されるであろう。かかる設備アイテムは実際のプラン
トに於ては標準の化学工学のプラクティスに従って組入れられるであろうし、本
発明の部分を形成しないであろう。更に熱交換を実行する多くのやり方があり、
各々それ自身の加熱又は冷却ラインをもつ別個の熱交換器の叙述は必ずしも単一
の熱交換器ユニットが必要であることを意味しない。実際多くの場合に於て一個
の代りに二個の別個の熱交換器を各々に於て起る温度のステップ変化を以て使用
することはより実用的且つ経済的であり得る。又慣用の熱回収技術を用いてプラ
ントの他の流れとの熱交換により一つの流れから熱を回収すること、又はその温
度を増加することは実用的である。
示せず)からライン1に於て16.2バール絶対(16.2×105Pa)及び約30℃の温度
に於てポンプで送られ、且つライン2からのリサイクルされた物質と混合される
。ライン3中のその結果生じた混合物は熱交換器4により166℃まで加熱され、
それにより蒸気状流れを形成し、これはライン5中に通過させられ、ライン6か
らの水素の流れと混合される。結果として得られた混合物はライン7中に通過し
、過加熱器(superheater)8中で高圧流を用いて過加熱され、そしてライン9
中に14.8バール絶対(14.8×105Pa)及び235℃の温度に於て出る。ライン9は第
一の脱水素反応器10へ導き、これはある仕込量の還化酸化銅触媒を含む。適当な
触媒はMallinckrodt Specialty Chemicals, Inc.によりE408Tuの名称で販売され
るものである。第一の脱水素反応器10を通過する際、エタノール及び水素の混合
物は一部上記式(3)による脱水素によって転化されて、酢酸エチルを形成する
。この脱水素反応は吸熱である。
てライン11に出て、加熱器12に於て高圧流れの影響下に再加熱される。再加熱さ
れた混合物はライン13に於て第二の脱水素反応器14へ流れ、これは又ある仕込量
の反応器10内のものと同じ脱水素触媒を含む。エタノールの酢酸エチルへの更な
る脱水素が第二の脱水素反応器14を通過する際に生起する。
器14をライン15に於て出て、高圧流の手段により加熱される。再加熱器16に於て
再加熱される。再加熱された流れはライン17に於て第三の脱水素反応器18へ流れ
、これは反応器10及び14内に存在するものと同じ脱水素触媒のある仕込量を含む
。
れも又高圧流の手段により加熱される。再加熱された混合物はライン21内を第四
の脱水素反応器22へと流れ、これは第一、第二及び第三の脱水素反応器10、14及
び15中に仕込まれる同じ脱水素触媒の更なる仕込量を含む。
過する際冷却され、そしてライン25に60℃の温度及び11.3バール(11.3×105Pa
)絶対の圧力に於て出現する。
供給物中の汚染又は反応器10、14、18及び22内の副反応の何れかから存在する少
量の不純物からなる。これらの不純物の例はイソ−プロパノール、アセトアルデ
ヒド、ジエチルエーテル、メタノール、アセトン、ジ−イソ−プロピルエーテル
、n−ブチルアルデヒド、ブタン−2−オン、二級ブタノール、酢酸イソ−プロ
ピル、ペンタン−2−オン、n−ブタノール、酢酸二級ブチル、酪酸エチル、酢
酸n−ブチル及びジ−n−ブチルエーテルを含む。本発明に関連して特別に重要
なのはそれらの沸点が酢酸エチルの夫れに近いか、又は酢酸エチルと共沸混合物
を形成する所のそれらの不純物である。これらはエタノール、並びにアセトン、
アセトアルデヒド及びブタン−2−オンの如きある種のカルボニル含有化合物を
包含する。
れには冷却された冷却剤が供給される凝縮器(図示せず)が設けられる。未凝縮
のガスは今や−10℃の温度にあり、ライン27中に回収される。これらのガスの一
部はライン28に於てリサイクルされ且つガスリサイクルコンプレッサー29の手段
により15.5バール(1.55×106Pa)絶対の圧力へ圧縮され、第一の脱水素反応器1
0への供給のためのライン6内のガス流を形成する。他の部分はライン30内に以
下に述べられるであろう目的のために取られる。パージ流はライン31に於て取ら
れる。
)によって熱交換器33へポンプで送られる。今や60℃乃至80℃の温度にある結果
として生ずる再加熱された液体はライン34を通って供給され、119℃の温度にあ
り、第二のガスコンプレッサー35により43.1バール(4.31×106Pa)絶対の圧力
まで圧縮されてライン36に沿って通過する様にされた水素含有ガスと混合される
。結果として生ずる混合物はライン37中を反応器38へと流れ、これは選択的水素
化触媒のある仕込量を含有しており、この触媒はn−ブチルアルデヒド、ブタン
−2−オン等の如き反応性カルボニル含有化合物を夫々の対応するアルコールへ
選択的に水素化するが、酢酸エチルのエタノールへの顕著な水素化を何ら行なわ
ない様に選択される。反応器37への入口温度は触媒の不活性化の程度に依存する
が、受容可能な反応速度を得ることと調和して出来る限り低くある様に選ばれる
60℃から80℃までの範囲内の温度に必要に応じ調整されるが、これは平衡が高温
度に於けるよりもより低い温度に於て好ましいからである。好ましい触媒はEnge
lhardから入手可能な炭素上の5%ルテニウムである。
ケトン類の如き反応性カルボニル化合物を本質的に含有せず、そして反応器38を
未反応の水素と混合して、ライン39に於て70℃乃至90℃の温度に於て出る。この
ラインは第一の蒸留コラム40の低部へと導き、これは1.5バール(1×105Pa)絶
対の圧力に維持される。ボトム生成物は蒸留コラム40からライン41内へ引き出さ
れる。この一部分はライン42、コラムリボイラー43及びライン44を通って蒸留コ
ラムへリサイクルされる。残りはライン45により精製セクション(又は水除去パ
ッケージ)46へと通過され、この中で任意の便宜なやり方でそれからの水(及び
出来れば他の不純物)の除去のため処理され、ライン2による第一の脱水素反応
器10へのリサイクルのための適度に乾いたエタノールの流れを生ずる様にする。
水除去パッケージ46の精確な設計はライン1に於けるエタノール供給流の組成に
依存するであろう。ライン41中のボトム生成物は典型的には主としてエタノール
と、例えば、イソ−プロパノール、水、C4+アルカノール類の少量、及びケトン
類、他のエステル類及びエーテル類の痕跡量とを含む。
ール、n−ブチルアルデヒド及びアルカン類、並びに痕跡量のアルデヒド、酢酸
エチル及び水のより少ない量とからなる塔頂留出物流はライン47に於て回収され
、凝縮器48の手段により凝縮される。未凝縮ガスはライン49に於てパージされ、
一方結果として得られた凝縮物は蒸留コラム38の頂部へライン50中のリフラック
ス流としてリサイクルされる。側部引出流が蒸留コラム40からライン51に於て取
られ、ポンプ(図示せず)により第二の蒸留コラム52へポンプで送られ、これは
12バール(1.2×106Pa)絶対の塔頂圧力に保持される。
於て回収され、その一部は蒸留コラム52の低部へとライン54、コラムリボイラー
55及びライン56によりリサイクルされる。残部はプラントからのライン中の製品
流を形成する;これは貯蔵へと取ることが出来、又は更に一つ又はより多くの更
なる蒸留コラム中で、所望ならば酢酸イソプロピル、ジ−プロピルエーテル及び
1−エトキシブタンの少量を除くために更に蒸留され得る。
タノール、ジエチルエーテル及びジ−プロピルエーテルの少量と、アルカン類の
痕跡量とからなる塔頂留出生成物はライン58に於て取られ、凝縮器59によって凝
縮される。結果として生ずる凝縮物はライン60内を通過し、ある部分はライン61
により第一の蒸留コラムへリサイクルされ、一方残部はリフラックス流として第
二の蒸留コラム52へライン62に於てリサイクルされる。参照番号63は水除去パッ
ケージ46からの水及び他の物質の回収のためのラインを指示する。
表1中に設置される。
物の蒸留特性を図示する三角図表であり、その中では三つの成分の異なる混合物
に対する蒸留ラインがプロットされている。図3は9308mmHg(12.41×106Pa)に
於ける同じ三元システムの蒸留特性を図示する同様な図表である。異なる操作圧
力に於て観察される蒸留ラインの間には顕著な差異が存在することが注目される
であろう。図2に於ては、図1のプラントのライン39に於て供給されるかも知れ
ない典型的な供給物の組成が点Aにより指示される。点Bはこの供給物に対する
ライン51に於ける側部引出流の組成を指示する。点Cはライン41に於ける結果と
して生ずるボトム流の組成を指示し、又点Dはライン61に於ける流れの組成を指
示する。コラム40への有効な供給物組成はA及びDを結ぶ直線の点B及びCを結
ぶ直線との交点上にある。図3に於て点B及びDは図2の三角図表中の対応する
点と同じ組成を表わす。点Eはライン45に於て回収された実質上純粋な酢酸エチ
ルの組成を表わす。
た。使用された装置はステンレススチール管で作られた脱水素反応器を包含し、
これはある仕込量の還元酸化銅触媒を含み、且つそれは加熱目的のための熱オイ
ル浴中に浸漬された。
手し得るタブレット化された酸化銅触媒の200mlの仕込量(charge)が反応器中
に置かれ、それは次で14.5バール(14.5×105Pa)に於て窒素でパージされた。
3バール(3×105Pa)にあるN2中の希釈されたH2のガス状混合物が触媒上に時
間当り600標準リットルの速度で60時間通過され、触媒還元を行なわせた。オイ
ル浴は下記の表2中に指示された温度まで上げられた。ガス供給物は次で純粋な
水素へ変更された。
及び流れ制御器によりオイル浴の底部に浸漬されたラインを通して導入された。
表2中にその組成が提示されているエタノール流が液体として200ml/時の速度
で気化器へ供給され、そして水素と混合された。結果として生ずるエタノールと
水素の蒸気状混合物は脱水素反応器へ供給された。
析された。得られた結果は表2中に総括される。
水素化が加熱目的のため熱オイル浴中に浸漬されたステンレススチールから構成
された水素化反応器を用いて調査された。
Englehardの炭素上5%ルテニウム粒状触媒の充填量を含んでいた。
素が7.9バール(7.9×105Pa)の圧力で供給され、且つ室温から時間当り20℃の
速度で180〜200℃へ温められた。反応器は180〜200℃に於て1時間保持され、次
で冷却された。この過程の終りに於て触媒は完全に還元された。
が、加熱器へ130ml/時の速度で導入され、選択的水素化反応器への受入れの前
に毎時7.8標準リットルの水素と混合された。反応生成物は冷却され、そして液
体凝縮物はガスクロマトグラフィーにより分析された。結果は表3中に総括され
る。
した量は単に供給物中に存在するn−ブチルアルデヒドの水素化により形成され
たn−ブタノールに帰せられるのみならず(その量は、如何なる場合も、測定す
ることが困難である)、又C4基を含み且つ供給物中の”その他”に対して与え
られた数字中に含まれる他の生成物の水素化からのn−ブタノールのためである
。例10乃至12 例6乃至9の一般的過程が異なる供給物及び異なる反応条件を用いて繰返され
た。結果は下記の表4中に提示される。
52の一般的レイアウトを、ライン51がコラム40中のいくらかより低く位置された
出口からの側部引出流よりもむしろライン50からの凝縮物を受けることを除いて
、有する連続的供給実験室蒸留装置中で蒸留された。O2を含まない窒素のブリー
ド(bleed)がコラム40へ供給され、アルデヒドの如きライン39中の供給物中の
任意の酸素感受性成分の酸化を防止するために酸素がコラム40から排除されるこ
とを保証する様にする。このためコラム40は大気圧を超える数ミリバールに於て
操作される。コラム30への供給物はコラム40中への導入の前にO2を含まない窒素
流中に気化された。コラム40中の還流温度は64℃、塔頂温度は72℃、そしてコラ
ムのボトムに於ける温度は73℃であった。還流比は5:1であった。コラム52中
の操作圧力は12.4バール(1.24×106Paゲージ)であった。塔頂温度は160℃、還
流温度は150℃、そしてリボイラーの温度は204℃であった。還流比は2.8:1で
あった。蒸留コラムは頂部の近く、中間点及び底部近くに三個の熱電対を有し、
それらの読取りは夫々163℃、180℃及び180℃であった。得られた結果は表5に
表示され、それらの量は重量%である。
造のためのプラントのフロー図である;
混合物の沸騰挙動を図示される三角図表である。
混合物の沸騰挙動を図示される三角図表である。
酸エチルの回収のためのプロセスに関する。
5/186392中に開示され、これは組成物を蒸留コラムに供給して酢酸エチル、エ
タノール及び水を含む擬共沸混合物を得て、夫れを凝縮し、凝縮物を有機層及び
水性層へと分離し、有機層をコラムへ戻し、そして酢酸エチルをボトム生成物と
してコラムから回収することによる。
粋な酢酸エチルを回収することは困難である。何故なら酢酸エチルとエタノール
の沸点は相互に近くにあって、且つ両化合物は酢酸エチルの沸点と沸点が近い酢
酸エチルとの二成分共沸混合物を形成するからである。加うるに酢酸エチル、エ
タノール及び水は三成分共沸混合物を形成し、その沸点は酢酸エチルの夫れに近
い。
提案された。ポリエチレングリコール、ジエチレングリコール又はトリエチレン
グリコールから成る抽出剤の使用がUS-A-4569726に記載されているが、一方ジメ
チルスルホキシドから成る抽出剤の同じ目的のための使用がUS-A-4379028中に示
唆されている。
ために使用され得ることが知られている。この技術の概説が発行されている:"O
ptimize Pressure-Sensitive Distillation",Benjamin A. Horvitz著,Chemica
l Engineering Progress, 1997年4月,47〜52頁。彼の圧力スイング蒸留(PSD)
の論議中に於て、この概説の著者は47頁に次の如く述べている:”しかし、第一
に、PSDの背後にある基本コンセプトについて明らかにしよう:それは圧力によ
る二成分共沸混合物の組成に於ける変化を利用する”。彼は次の如く続ける:”
PSDは勿論万能薬ではない。多くのシステム(例えば、エタノール/水)に対し
て、共沸混合物の組成は圧力では、全くではないが、殆ど変化しない。これはPS
Dを成分の分離のための実行可能な選択(オプション)としては排除する”。
Sensitive Distillation"はChemical Engineering Progress, 1997年4月,53〜6
3頁に現われた。これは次の如く述べている:”周知の商業的に実行可能なPSDの
応用はテトラヒドロフラン(THF)/水、アセトニトリル/水、メタノール/メ
チルエチルケトン(MEK)、及びアセトン/メタノールの分離を含む。
A-4362603及びUS-A-5346595が参照され得る。
からの製造のためのプロセスを述べており、このプロセスでは反応生成物混合物 は一級C2+アルカノールの2倍の数の炭素原子を含むC2+アルキルエステルを含 む。14頁23〜25行にはエチルアルコールの脱水素からの反応生成物はエタノール 、アセトアルデヒド及び酢酸エチルに加えて、不特定量の水を含むことが開示さ れている。この書面の第3図は酢酸エチルの製造のためのプラントのフロー図表 を示す。副生物アセトアルデヒドの蒸留後、反応生成物混合物は第一に低圧蒸留 コラム中で、そして次で高圧蒸留コラム中で蒸留に付される。二成分の酢酸エチ ル/エタノール共沸混合物(53.8/46.2モル比)が低圧蒸留コラムの頂部から回 収され、一方実質上純粋なエタノールがボトム生成物として回収される。この二 成分共沸混合物は第二の高圧蒸留コラム中で再蒸留され、頂部生成物としてもう 一つの二成分の酢酸エチル/エタノール共沸混合物(20/80モル比)を生じ、一 方殆ど純粋な酢酸エチルが高圧蒸留コラムのボトムから回収される。
されている。かくしてUS-A-5679872には少なくとも二つの炭素原子を含む脂肪族
モノアルコールと少なくとも四つの炭素原子を含むイソオレフィンとから形成さ
れたエーテルの、該エーテル、該モノアルコール及びイソオレフィンの夫れと同
数の炭素原子を含む炭化水素類を含む混合物からの精製に対してあるプロセスが
述べられている。このプロセスに於て、混合物は第一の蒸留帯域中に導入され、
そこから炭化水素類の殆ど凡てが塔頂に回収され、そして精製されたエーテル(
例えばエチルt−ブチルエーテル)がボトムから回収され、一方少なくとも一つ
の相が第一の蒸留帯域から側部流として抽出されて、第一の蒸留帯域の夫れより
も低い圧力に於て作動する第二の蒸留帯域へ送られ、精製されたモノアルコール
がボトムから回収され、且つモノアルコール、エーテル及び炭化水素類の混合物
が塔頂流出物として回収され、そして第一の蒸留帯域へリサイクルされる。
酸エチルの回収のための新規なプロセスを提供することを求める。それは更に酢
酸エチルに加えて又水及びエタノール及び恐らく他の少量成分を含む複雑な混合
物からの実質上純粋な酢酸エチルの回収を可能にするプロセスを提供することを
求める。加うるにそれは酢酸エチル、エタノール及び水を含む混合物から、抽出
蒸留に於て必要とされる如き添加された溶剤を必要としないで実質上純粋な酢酸
エチルを回収するためのプロセスを提供することを求める。尚再びそれは酢酸エ
チル、エタノール及び水から成る混合物から99.5モル%より大きい純度をもつ酢
酸エチルを得るためのプロセスを提供することを求める。
粋な酢酸エチルの回収のためのプロセスが提供され、これは次のものから成る: (a)第一の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持された第一の蒸留帯域を提
供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から成る混合物からの酢酸エチ
ル、エタノール及び10モル%より多くない水を含む第一の留分の蒸留のために有
効で、且つエタノール及び水を含むエタノールに富むボトム生成物を生じること
; (b)第一の蒸留圧力よりも高い第二の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持
された第二の蒸留帯域を提供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から
成る混合物からのエタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分の蒸
留のために有効で、且つ実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を生じること; (c)第一の蒸留帯域及び第二の蒸留帯域から選ばれた一つの帯域へ酢酸エチル
、エタノール及び水から成る原料を供給すること; (d)酢酸エチル、エタノール及び約10モル%より多くない水を含む第一の留分
を第一の蒸留帯域から回収すること; (e)第一の留分の材料を第二の蒸留帯域へ供給すること; (f)エタノール及び水から成るエタノールに富むボトム生成物を第一の蒸留帯
域から回収すること; (g)実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を第二の蒸留帯域から回収すること
; (h)エタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分を第二の蒸留帯
域から回収すること;及び (i)ステップ(h)の第二の留分の材料を第一の蒸留帯域へリサイクルするこ
と。
形成する。加うるにエタノール及び酢酸エチルの混合物は二成分共沸混合物を形
成出来、又酢酸エチルと水の混合物のみならず又エタノールと水の混合物も出来
る。ここから、かかる混合物の分離は実質上純粋な形での少なくとも一成分の回
収が望まれる時極めて困難であり得る。
される最小沸点の三成分共沸混合物の組成が蒸留が行われる圧力に依存するとい
う事実を利用する過程により遂行される。
給される。あるケースに於ては、原料を第一の蒸留帯域に供給するのが有利であ
るが、それはこれが第一の留分の流速、そしてこのため又第二の留分の対応する
流速を、最適な低い値に減少させることを可能にするからである。これらの流速
を出来るだけ減少させることにより、二つの蒸留帯域の作動のための熱の要求が
減少され得る。かくして例えば原料の水含量が低い時、例えばそれが約20モル%
より小さい時は、通常それを第一の蒸留帯域へ供給するのがより都合がよいであ
ろう。併しながら、原料が高い水含量である時はそれを第二の蒸留帯域へ供給す
るのがより都合がよいかも知れない。それはその場合には第一の留分の流速、そ
してそのため第二の留分の流速を最適な最小値へ減少させ得るからである。
む第一の留分の第一の蒸留帯域に於ける生産、並びにエタノール、水及び小割合
(即ち50モル%より少ない)の酢酸エチルを含む第二の留分の第二の蒸留帯域に
於ける生産を包含する。
小さい圧力で作動される。第一の蒸留帯域は好ましくは4バール(4×105Pa)
より小さく、好ましくは約1バール(105Pa)から約2バール(2×105Pa)の圧
力に於て作動され、一方第二の蒸留帯域は第一の蒸留帯域の夫れより高い圧力、
例えば約4バール(4×105Pa)から約25バール(2.5×106Pa)、好ましくは約
9バール(9×105Pa)から約15バール(1.5×106Pa)の圧力で作動される。
速及び第二の蒸留帯域から第一の蒸留帯域への第二の留分の対応する流速は蒸留
帯域の一つをその帯域内に形成される関連する留分がその圧力に於ける三成分共
沸混合物の夫れに非常に近い組成を有する様に設計し且つ操作することにより最
小化され得る。併しながら、関連する留分がその操作圧力に於ける三成分共沸混
合物の夫れに近い組成を有する様にその帯域を作動するためには、高度の分離が
要求され、それは多くの蒸留トレイ及び高い熱入力の使用を必要とする。加うる
に、水は三成分共沸混合物の三成分の中で最高の蒸発潜熱を有するから、二つの
帯域への合計熱入力は蒸留帯域への供給物の水含量を最小化することにより最小
化され得る。従って、第一の留分中の水の量、そしてこのため第二の留分中の水
の対応する量が実際上可能な限り低く、即ち約6モル%より少なく、そして好ま
しくは約2モル%より少なくなる様にプロセスを操作することが好ましい。
の成分の一つと二成分共沸混合物を形成し得る。第二の蒸留帯域の作動圧力はそ
の圧力に於けるエタノールと酢酸エチルの間の二成分共沸混合物がその圧力に於
ける三成分共沸混合物よりも低い酢酸エチル含量を有する様に選択すること、そ
して更に第一の留分が出来るだけ低い水含量を有する様に第一の蒸留帯域に対す
る作動圧力を選択し、且つ蒸留帯域間の留分の流速を調節することが好ましい。
この様にして、第二の蒸留帯域から回収される第二の留分は酢酸エチルの低い含
量を有し、加うるに二つの蒸留帯域に対する熱入力の要求は出来る限り低く保た
れ得る。
り少なく、その場合にはそれは好ましくは第一の蒸留帯域へ供給されるであろう
。酢酸エチル、エタノール及び水に加えて、それは更に”軽い(light)”成分
を含有し得る。
む流れは第一の蒸留帯域のボトム部分から回収され、一方第一の蒸留帯域に供給
された原料中に存在する”軽い”成分を含む塔頂の流れは第一の蒸留帯域から回
収され、そして第一の留分は第一の蒸留帯域の上部領域から液体引出流れとして
回収される。”軽い”成分なる用語により酢酸エチルより低い沸点を有する成分
及びその水及びエタノールとの共沸混合物を意味する。
アセトンの如き、原料中に存在する”軽い”成分を含む。それは燃料として燃焼
され得る。
分(heavies)”、即ち未知の生成物を含めて、エタノール及び酢酸エチルの夫
等と匹敵する高沸点をもつ生成物を含むであろう。これらはエタノール及び水か
ら蒸留により、所望ならば、結果として生ずる留分からの水の除去を行なわせる
前に分離され得る。エタノールに富む流れから、又は”重質分”除去から結果と
して生ずる留分からの水の除去のための一つの適当な方法は、モレキュラーシー
ブ吸着である。ベンゼンの如き適当な共沸剤(entrainment agent)との共沸蒸
留がその代りに使用され得る。膜は現在発達途上であり、それはエタノールから
の水の分離を可能とするであろう;これらは殆ど商業的開発のために用意されて
いると報告されている。このため膜の使用はエタノールに富む流れから水を分離
するために利用し得る他の選択肢である。
よりも少なく、且つ好ましくは約2モル%より少ない。
約10モル%より少ない水含量、好ましくは約6モル%より少なく、例えば約1モ
ル%から約6モル%の水含量を有する第一の蒸留帯域の一つのトレーから第一の
留分がとられる。
の酢酸エチル、約2モル%より多くない他の成分(好ましくは約1モル%より多
くない他の成分)及びバランスのエタノールから成る。かくしてそれは典型的に
は約45モル%の酢酸エチル、約50モル%のエタノール、約4モル%の水及び約1
モル%の他の成分を含み得る。この第一の留分は次で第二の蒸留帯域(それは典
型的には約4バール(4×105Pa)から約25バール(2.5×106Pa)、好ましくは
約9バール(9×105Pa)から約15バール(1.5×106Pa)の圧力で作動される)
へと通過される。
を含むボトム生成物は第二の蒸留帯域のボトム部分から回収される。第二の留分
は典型的には約25モル%の酢酸エチル、約68%のエタノール、約6モル%の水、
及び約1モル%の他の成分を含む。第二の蒸留帯域からのボトム生成物は典型的
には約99.8モル%から約99.95モル%の酢酸エチルを含む。このボトム生成物は
所望ならば再蒸留され得る。
ム(単数又は複数)のデザイン(特にコラム中の理論段の数)、リボイリングの
目的に対し供給される熱、及び操作の圧力に依存するであろう。このため理論段
の数は所望の組成の第一の留分、即ち低い水含量(好ましくは約6モル%より少
ない)をもつものが夫々の設計作動圧力に於て形成されるのを許容するに充分で
あらねばならない。同様に、第二の蒸留帯域は所望の組成の、又低い水含量をも
つ第二の留分の分離及び実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物の形成を許すのに
充分な理論段をもつ様に設計されねばならない。又第一の留分が第一の蒸留帯域
の作動圧力に於ける三成分共沸混合物の組成に近い又はその組成にある組成を有
する様に第一の蒸留帯域を設計することが有利であるだろうことが予期され得る
けれども、これは驚くべきことにそうではないことが判る。その代りに第一の留
分が実用可能な限り低い水含量を有する組成を持つ様に第一の蒸留帯域を設計す
ることがベターである。第一の蒸留帯域への熱入力がこの様にして実質上最小化
され得るのみならず、又第一の蒸留帯域を構成する蒸留コラム(単数又は複数)
が減少された数の理論蒸留段を要求する。このため操作コスト及び構築コストの
両者が最小化され得る。加うるに第一の留分が三成分共沸混合物の近くの組成を
有する様な操作は留分の組成が操作条件に於ける小さな変動で著しく容易に変化
し得るから、達成するにはいくらかやりにくい。このためかかる条件下で第一及
び第二の蒸留帯域の安定な操作を達成することが困難であり得る。他方第一の留
分の水含量が実行可能な限り低い様な条件下での第一の蒸留帯域の作動は作動条
件に於ける小さな変化に余り影響をうけやすくないことがわかり、プラントの安
定な操作がより容易に達成される。
及びブタン−2−オンの如き化合物を含まないものであるべきで、原料中のそれ
らの存在はもし原料が直接に精製さるべきであったなら分離の問題を惹起するで
あろう。何故ならそれらの沸点が酢酸エチルの夫れに近く、そして酢酸エチルは
かかる化合物と蒸留分又は共沸物を形成し易いからである。本発明のプロセスに
於けるかかる化合物の、例え0.1モル%又はそれ以下、例えば約0.01モル%又は
それ以下という少量でさえも、その存在による問題を最小化するため、それらは
吾々の共出願中の本願と同時に出願された国際特許出願PCT/GB99/03230(WO-A-0 0/20375)及びPCT/GB99/03228(WO-A-99/20374)中に述べられた如く、 適当な選
択的水素化触媒を用いる選択的水素化により除去され得る。
、約6モル%の水及び約1モル%の他の成分という典型的組成を有する第二の留
分が第二の蒸留帯域から塔頂(オーバーヘッド)の流れとして回収され、一方酢
酸エチルからなるボトム生成物が第二の蒸留帯域から回収され、それは典型的に
は約99.8モル%から約99.95モル%の酢酸エチルを含む;この第二の留分は第一
の蒸留帯域へ戻される。もし原料が第一の蒸留帯域へ供給されるならば、その時
第二の留分は好ましくは第一の蒸留帯域へ原料の供給点の上方の点で戻される。
ボトム生成物は所望ならば、もしより高純度の酢酸エチル生成物が要求されるな
らば再蒸留され得る。
ための好ましいプラントの形及び本発明に従うプロセスが以下例示としてのみ、
添付図面を参照して述べられるであろう。
)ドラム、フラッシュドラム、熱交換器、温度コントローラ、圧力コントローラ
、保持(holding)タンク、温度ゲージ、圧力ゲージ等の如き、操作プラントで
必要されるであろう所の多くの慣用の設備アイテムは簡略化のために省略されて
いることが当業者には認識されるであろう。かかる設備アイテムは実際のプラン
トに於ては標準の化学工学のプラクティスに従って組入れられるであろうし、本
発明の部分を形成しないであろう。更に熱交換を実行する多くのやり方があり、
各々それ自身の加熱又は冷却ラインをもつ別個の熱交換器の叙述は必ずしも単一
の熱交換器ユニットが必要であることを意味しない。実際多くの場合に於て一個
の代りに二個の別個の熱交換器を各々に於て起る温度のステップ変化を以て使用
することはより実用的且つ経済的であり得る。又慣用の熱回収技術を用いてプラ
ントの他の流れとの熱交換により一つの流れから熱を回収すること、又はその温
度を増加することは実用的である。
示せず)からライン1に於て16.2バール絶対(16.2×105Pa)及び約30℃の温度
に於てポンプで送られ、且つライン2からのリサイクルされた物質と混合される
。ライン3中のその結果生じた混合物は熱交換器4により166℃まで加熱され、
それにより蒸気状流れを形成し、これはライン5中に通過させられ、ライン6か
らの水素の流れと混合される。結果として得られた混合物はライン7中に通過し
、過加熱器(superheater)8中で高圧流を用いて過加熱され、そしてライン9
中に14.8バール絶対(14.8×105Pa)及び235℃の温度に於て出る。ライン9は第
一の脱水素反応器10へ導き、これはある仕込量の還化酸化銅触媒を含む。適当な
触媒はMallinckrodt Specialty Chemicals, Inc.によりE408Tuの名称で販売され
るものである。第一の脱水素反応器10を通過する際、エタノール及び水素の混合
物は一部上記式(3)による脱水素によって転化されて、酢酸エチルを形成する
。この脱水素反応は吸熱である。
てライン11に出て、加熱器12に於て高圧流れの影響下に再加熱される。再加熱さ
れた混合物はライン13に於て第二の脱水素反応器14へ流れ、これは又ある仕込量
の反応器10内のものと同じ脱水素触媒を含む。エタノールの酢酸エチルへの更な
る脱水素が第二の脱水素反応器14を通過する際に生起する。
器14をライン15に於て出て、高圧流の手段により加熱される。再加熱器16に於て
再加熱される。再加熱された流れはライン17に於て第三の脱水素反応器18へ流れ
、これは反応器10及び14内に存在するものと同じ脱水素触媒のある仕込量を含む
。
れも又高圧流の手段により加熱される。再加熱された混合物はライン21内を第四
の脱水素反応器22へと流れ、これは第一、第二及び第三の脱水素反応器10、14及
び15中に仕込まれる同じ脱水素触媒の更なる仕込量を含む。
過する際冷却され、そしてライン25に60℃の温度及び11.3バール(11.3×105Pa
)絶対の圧力に於て出現する。
供給物中の汚染又は反応器10、14、18及び22内の副反応の何れかから存在する少
量の不純物からなる。これらの不純物の例はイソ−プロパノール、アセトアルデ
ヒド、ジエチルエーテル、メタノール、アセトン、ジ−イソ−プロピルエーテル
、n−ブチルアルデヒド、ブタン−2−オン、二級ブタノール、酢酸イソ−プロ
ピル、ペンタン−2−オン、n−ブタノール、酢酸二級ブチル、酪酸エチル、酢
酸n−ブチル及びジ−n−ブチルエーテルを含む。本発明に関連して特別に重要
なのはそれらの沸点が酢酸エチルの夫れに近いか、又は酢酸エチルと共沸混合物
を形成する所のそれらの不純物である。これらはエタノール、並びにアセトン、
アセトアルデヒド及びブタン−2−オンの如きある種のカルボニル含有化合物を
包含する。
れには冷却された冷却剤が供給される凝縮器(図示せず)が設けられる。未凝縮
のガスは今や−10℃の温度にあり、ライン27中に回収される。これらのガスの一
部はライン28に於てリサイクルされ且つガスリサイクルコンプレッサー29の手段
により15.5バール(1.55×106Pa)絶対の圧力へ圧縮され、第一の脱水素反応器1
0への供給のためのライン6内のガス流を形成する。他の部分はライン30内に以
下に述べられるであろう目的のために取られる。パージ流はライン31に於て取ら
れる。
)によって熱交換器33へポンプで送られる。今や60℃乃至80℃の温度にある結果
として生ずる再加熱された液体はライン34を通って供給され、119℃の温度にあ
り、第二のガスコンプレッサー35により43.1バール(4.31×106Pa)絶対の圧力
まで圧縮されてライン36に沿って通過する様にされた水素含有ガスと混合される
。結果として生ずる混合物はライン37中を反応器38へと流れ、これは選択的水素
化触媒のある仕込量を含有しており、この触媒はn−ブチルアルデヒド、ブタン
−2−オン等の如き反応性カルボニル含有化合物を夫々の対応するアルコールへ
選択的に水素化するが、酢酸エチルのエタノールへの顕著な水素化を何ら行なわ
ない様に選択される。反応器37への入口温度は触媒の不活性化の程度に依存する
が、受容可能な反応速度を得ることと調和して出来る限り低くある様に選ばれる
60℃から80℃までの範囲内の温度に必要に応じ調整されるが、これは平衡が高温
度に於けるよりもより低い温度に於て好ましいからである。好ましい触媒はEnge
lhardから入手可能な炭素上の5%ルテニウムである。
ケトン類の如き反応性カルボニル化合物を本質的に含有せず、そして反応器38を
未反応の水素と混合して、ライン39に於て70℃乃至90℃の温度に於て出る。この
ラインは第一の蒸留コラム40の低部へと導き、これは1.5バール(1×105Pa)絶
対の圧力に維持される。ボトム生成物は蒸留コラム40からライン41内へ引き出さ
れる。この一部分はライン42、コラムリボイラー43及びライン44を通って蒸留コ
ラムへリサイクルされる。残りはライン45により精製セクション(又は水除去パ
ッケージ)46へと通過され、この中で任意の便宜なやり方でそれからの水(及び
出来れば他の不純物)の除去のため処理され、ライン2による第一の脱水素反応
器10へのリサイクルのための適度に乾いたエタノールの流れを生ずる様にする。
水除去パッケージ46の精確な設計はライン1に於けるエタノール供給流の組成に
依存するであろう。ライン41中のボトム生成物は典型的には主としてエタノール
と、例えば、イソ−プロパノール、水、C4+アルカノール類の少量、及びケトン
類、他のエステル類及びエーテル類の痕跡量とを含む。
ール、n−ブチルアルデヒド及びアルカン類、並びに痕跡量のアルデヒド、酢酸
エチル及び水のより少ない量とからなる塔頂留出物流はライン47に於て回収され
、凝縮器48の手段により凝縮される。未凝縮ガスはライン49に於てパージされ、
一方結果として得られた凝縮物は蒸留コラム38の頂部へライン50中のリフラック
ス流としてリサイクルされる。側部引出流が蒸留コラム40からライン51に於て取
られ、ポンプ(図示せず)により第二の蒸留コラム52へポンプで送られ、これは
12バール(1.2×106Pa)絶対の塔頂圧力に保持される。
於て回収され、その一部は蒸留コラム52の低部へとライン54、コラムリボイラー
55及びライン56によりリサイクルされる。残部はプラントからのライン中の製品
流を形成する;これは貯蔵へと取ることが出来、又は更に一つ又はより多くの更
なる蒸留コラム中で、所望ならば酢酸イソプロピル、ジ−プロピルエーテル及び
1−エトキシブタンの少量を除くために更に蒸留され得る。
タノール、ジエチルエーテル及びジ−プロピルエーテルの少量と、アルカン類の
痕跡量とからなる塔頂留出生成物はライン58に於て取られ、凝縮器59によって凝
縮される。結果として生ずる凝縮物はライン60内を通過し、ある部分はライン61
により第一の蒸留コラムへリサイクルされ、一方残部はリフラックス流として第
二の蒸留コラム52へライン62に於てリサイクルされる。参照番号63は水除去パッ
ケージ46からの水及び他の物質の回収のためのラインを指示する。
表1中に設置される。
物の蒸留特性を図示する三角図表であり、その中では三つの成分の異なる混合物
に対する蒸留ラインがプロットされている。図3は9308mmHg(12.41×106Pa)に
於ける同じ三元システムの蒸留特性を図示する同様な図表である。異なる操作圧
力に於て観察される蒸留ラインの間には顕著な差異が存在することが注目される
であろう。図2に於ては、図1のプラントのライン39に於て供給されるかも知れ
ない典型的な供給物の組成が点Aにより指示される。点Bはこの供給物に対する
ライン51に於ける側部引出流の組成を指示する。点Cはライン41に於ける結果と
して生ずるボトム流の組成を指示し、又点Dはライン61に於ける流れの組成を指
示する。コラム40への有効な供給物組成はA及びDを結ぶ直線の点B及びCを結
ぶ直線との交点上にある。図3に於て点B及びDは図2の三角図表中の対応する
点と同じ組成を表わす。点Eはライン45に於て回収された実質上純粋な酢酸エチ
ルの組成を表わす。
た。使用された装置はステンレススチール管で作られた脱水素反応器を包含し、
これはある仕込量の還元酸化銅触媒を含み、且つそれは加熱目的のための熱オイ
ル浴中に浸漬された。
手し得るタブレット化された酸化銅触媒の200mlの仕込量(charge)が反応器中
に置かれ、それは次で14.5バール(14.5×105Pa)に於て窒素でパージされた。
3バール(3×105Pa)にあるN2中の希釈されたH2のガス状混合物が触媒上に時
間当り600標準リットルの速度で60時間通過され、触媒還元を行なわせた。オイ
ル浴は下記の表2中に指示された温度まで上げられた。ガス供給物は次で純粋な
水素へ変更された。
及び流れ制御器によりオイル浴の底部に浸漬されたラインを通して導入された。
表2中にその組成が提示されているエタノール流が液体として200ml/時の速度
で気化器へ供給され、そして水素と混合された。結果として生ずるエタノールと
水素の蒸気状混合物は脱水素反応器へ供給された。
析された。得られた結果は表2中に総括される。
水素化が加熱目的のため熱オイル浴中に浸漬されたステンレススチールから構成
された水素化反応器を用いて調査された。
Englehardの炭素上5%ルテニウム粒状触媒の充填量を含んでいた。
素が7.9バール(7.9×105Pa)の圧力で供給され、且つ室温から時間当り20℃の
速度で180〜200℃へ温められた。反応器は180〜200℃に於て1時間保持され、次
で冷却された。この過程の終りに於て触媒は完全に還元された。
が、加熱器へ130ml/時の速度で導入され、選択的水素化反応器への受入れの前
に毎時7.8標準リットルの水素と混合された。反応生成物は冷却され、そして液
体凝縮物はガスクロマトグラフィーにより分析された。結果は表3中に総括され
る。
した量は単に供給物中に存在するn−ブチルアルデヒドの水素化により形成され
たn−ブタノールに帰せられるのみならず(その量は、如何なる場合も、測定す
ることが困難である)、又C4基を含み且つ供給物中の”その他”に対して与え
られた数字中に含まれる他の生成物の水素化からのn−ブタノールのためである
。例10乃至12 例6乃至9の一般的過程が異なる供給物及び異なる反応条件を用いて繰返され
た。結果は下記の表4中に提示される。
52の一般的レイアウトを、ライン51がコラム40中のいくらかより低く位置された
出口からの側部引出流よりもむしろライン50からの凝縮物を受けることを除いて
、有する連続的供給実験室蒸留装置中で蒸留された。O2を含まない窒素のブリー
ド(bleed)がコラム40へ供給され、アルデヒドの如きライン39中の供給物中の
任意の酸素感受性成分の酸化を防止するために酸素がコラム40から排除されるこ
とを保証する様にする。このためコラム40は大気圧を超える数ミリバールに於て
操作される。コラム30への供給物はコラム40中への導入の前にO2を含まない窒素
流中に気化された。コラム40中の還流温度は64℃、塔頂温度は72℃、そしてコラ
ムのボトムに於ける温度は73℃であった。還流比は5:1であった。コラム52中
の操作圧力は12.4バール(1.24×106Paゲージ)であった。塔頂温度は160℃、還
流温度は150℃、そしてリボイラーの温度は204℃であった。還流比は2.8:1で
あった。蒸留コラムは頂部の近く、中間点及び底部近くに三個の熱電対を有し、
それらの読取りは夫々163℃、180℃及び180℃であった。得られた結果は表5に
表示され、それらの量は重量%である。
Claims (14)
- 【請求項1】 酢酸エチル、エタノール及び水から成る原料からの実施上純
粋な酢酸エチルの回収のためのプロセスであって、 (a)第一の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持された第一の蒸留帯域を提
供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から成る混合物からの酢酸エチ
ル、エタノール及び10モル%より多くない水を含む第一の留分の蒸留のために有
効で、且つエタノール及び水を含むエタノールに富むボトム生成物を生じること
; (b)第一の蒸留圧力よりも高い第二の蒸留圧力の使用を含む蒸留条件下に保持
された第二の蒸留帯域を提供し、この条件は酢酸エチル、エタノール及び水から
成る混合物からのエタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分の蒸
留のために有効で、且つ実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を生じること; (c)第一の蒸留帯域及び第二の蒸留帯域から選ばれた一つの帯域へ酢酸エチル
、エタノール及び水から成る原料を供給すること; (d)酢酸エチル、エタノール及び約10モル%より多くない水を含む第一の留分
を第一の蒸留帯域から回収すること; (e)第一の留分の材料を第二の蒸留帯域へ供給すること; (f)エタノール及び水から成るエタノールに富むボトム生成物を第一の蒸留帯
域から回収すること; (g)実質上純粋な酢酸エチルボトム生成物を第二の蒸留帯域から回収すること
; (h)エタノール、水及び小割合の酢酸エチルを含む第二の留分を第二の蒸留帯
域から回収すること;及び (i)ステップ(h)の第二の留分の材料を第一の蒸留帯域へリサイクルするこ
と、 から成るプロセス。 - 【請求項2】 ステップ(d)に於て、原料は約20モル%より少ない水含量
を有し、且つ第一の蒸留帯域へ供給される、請求項1によるプロセス。 - 【請求項3】 第一の蒸留帯域が約4バール(4×105Pa)より少ない圧力
で操作される請求項1又は請求項2によるプロセス。 - 【請求項4】 第一の蒸留帯域が約1バール(105Pa)から約2バール(2
×105Pa)までの圧力で操作される請求項1乃至3の何れか1項によるプロセス
。 - 【請求項5】 第二の蒸留帯域が約4バール(4×105Pa)から約25バール
(2.5×106)までの圧力で操作される請求項1乃至4の何れか1項によるプロセ
ス。 - 【請求項6】 第二の蒸留帯域が約9バール(9×105Pa)絶対から約15バ
ール(1.5×106Pa)絶対までの圧力で操作される請求項1乃至5の何れか1項に
よるプロセス。 - 【請求項7】 第一の留分が約1モル%から約6モル%までの水含量を有す
る請求項1乃至6の何れか1項によるプロセス。 - 【請求項8】 第一の蒸留帯域へ供給される原料が更に「軽い」成分を含み
、エタノールに富む流れが第一の蒸留帯域のボトム部分から回収され、第一の蒸
留帯域へ供給された混合物中に存在する「軽い」成分を含む塔頂流が第一の蒸留
帯域から回収され、且つ第一の留分は第一の蒸留帯域の上部区域から液体引出流
として回収される請求項1乃至7の何れか1項によるプロセス。 - 【請求項9】 第一の蒸留帯域のボトム部分から回収されたエタノールに富
む流れはそれから水を除去するための処理に付せられ、それにより比較的に乾い
たエタノールの流れを生成する請求項8によるプロセス。 - 【請求項10】 第一の留分が約1モル%乃至約6モル%の水、約40モル%
乃至約55モル%の酢酸エチル、約1モル%を超えない他の生成物及びバランスの
エタノールを含む請求項1乃至9の何れか1項によるプロセス。 - 【請求項11】 第一の留分が約45モル%の酢酸エチル、約50モル%のエタ
ノール、約4モル%の水及び約1モル%の他の成分を含む請求項1乃至10の何
れか1項によるプロセス。 - 【請求項12】 第二の留分が第二の蒸留帯域から塔頂流として回収され、
酢酸エチルからなるボトム生成物が第二の蒸留帯域から回収され、第二の留分が
第一の蒸留帯域へ第一の蒸留帯域への原料の供給点より上方の点で戻される請求
項1乃至11の何れか1項によるプロセス。 - 【請求項13】 第二の蒸留帯域からのボトム生成物が約99.8モル%から約
99.95%までの酢酸エチルを含む請求項1乃至12の何れか1項によるプロセス
。 - 【請求項14】 第二の留分が約25モル%の酢酸エチル、約68モル%のエタ
ノール、約6モル%の水及び約1モル%の他の成分を含む請求項1乃至13の何
れか1項によるプロセス。
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