JP2002522732A - 連結装置 - Google Patents

連結装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、２本の硬質管状物体を連結するための装置に関する。前記装置は、オス部（６）とメス部（１）とを有する。オス部（６）の外壁には、少なくとも一つの横断エッジ（８，９）が設けられている。また、スリーブ状エレメント（１１）が、用意されており、オス部がメス部に挿入される際に、オス部とメス部との間に配置される。エレメントには、少なくとも一つの弾性舌部（１２，１３）が設けられている。弾性舌部は、エレメントをメス部に挿入する際に、メス部の凹部（３，４）と弾性的に係合するように配置される第１部材（１４，１５）と、オス部をエレメントに挿入する際に、オス部の横断エッジの背後の位置に、弾性的にスナップ嵌めされるように配置される第２部材（１６，１７）とを有する。弾性舌部は、エレメントをオス部に対して回転させ、弾性舌部の第２部材を、オス部の横断エッジの側面に配置することによって、および／または、弾性舌部の第１部材を動かし、メス部の凹部との係合を解除することによって、メス部とオス部とが分離することを許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明は、連結自在であるオス部およびメス部を有し、２本の硬質管状物体を連
結するための装置に関する。
【０００２】 ２本のホースあるいはホースと管とを連結させることを意図する多様なタイプ
の連結装置が知られている。すなわち、物体の少なくとも一方は、弾性体から形
成されている。例えば、ＰＣＴ／ＳＥ９６／０１７５２は、弾性舌部を有するス
リーブ形状のメス部と、横断エッジが外壁に形成された管部の形態からなるオス
部とを開示している。弾性舌部は、オス部をメス部に挿入する際に、オス部の横
断エッジの背後の位置で、弾性的にスナップ嵌めされて、メス部をオス部に連結
するように、配置される。したがって、当該構造は、メス部に配置される舌部が
、弾性を有する場合にのみ、機能する。一方、このことは、メス部およびオス部
を、回転させることによって、分離可能とするためには、少なくともメス部を、
従来のホースのような弾性体から形成される物体に取り付ける必要があることを
意味する。
【０００３】 しかしながら、２つの硬質物体を連結するために使用できる連結装置は、知ら
れていない。当該物体は、例えば、非弾性硬質材料から形成される２本の管であ
る。この場合においては、メス部は、硬質材料から構成される。
【０００４】 本発明の目的は、したがって、２本の剛性を有する好ましくは管状物体、例え
ば、硬質プラスチック管を連結するために使用できる連結装置を、提供すること
である。
【０００５】 本発明によると、当該目的は、上記タイプであって、 前記メス部は、スリーブを有し、前記スリーブの一端部は、前記物体の一方に
連結される、あるいはその一体部分を構成しており、また、前記スリーブの他端
部には、少なくとも一つの凹部が、設けられており、 前記オス部は、管部を有し、前記管部の一端部は、前記物体の他方に連結され
る、あるいはその一体部分を構成しており、また、前記管部の他端部の外壁には
、少なくとも一つの横断エッジが、設けられており、また、 前記オス部を前記メス部に挿入する際に、前記部の間に配置されるスリーブ状
エレメントが用意されており、前記エレメントには、少なくとも一つの弾性舌部
が設けられており、 前記弾性舌部は、前記エレメントを前記メス部に挿入する際に、前記メス部の
凹部と弾性的に係合するように配置される第１部材と、前記オス部を前記エレメ
ントに挿入する際に、前記オス部の横断エッジの背後の位置に、弾性的にスナッ
プ嵌めされるように配置される第２部材とを有し、 前記弾性舌部は、前記エレメントを前記オス部に対して回転させ、弾性舌部の
第２部材を、前記オス部の横断エッジの側面に配置することによって、および／
または、弾性舌部の第１部材を動かし、前記メス部の凹部との係合を解除するこ
とによって、前記メス部と前記オス部とが分離することを許容する ことを特徴とする装置によって、達成される。
【０００６】 さらに、本発明に係る連結装置は、単純であり、かつ、製造することが安価な
高信頼の連結装置である。
【０００７】 本発明に係る連結装置の好ましい他の特徴は、付属する特許請求の範囲におい
て、説明される。
【０００８】 以下において、本発明は、添付される概略図を参照して、更に詳細に説明され
る。当該図は、例として、本発明に係る連結装置の現在のところ好ましい実施の
形態を示す。
【０００９】 好適な実施の形態に係る連結装置は、メス部１を有する。メス部１の主要な構
成要素は、スリーブ２である。スリーブ２は、例えば、非弾性硬質プラスチック
材料からなる管形状に形成することが可能である。図１から明らかなように、ス
リーブ２は、その開口において、開口部２ａを有する。開口部２ａは、スリーブ
の残余部２ｂよりも大きな内径および外径を有する。なお、これらの部分の間の
移行部は、２ｃで示される。図２から明白であるように、直径方向の両側に位置
する２つの凹部３，４は、スリーブの開口部に配置されており、スリーブ２の開
口５から同一距離離れている。メス部は、開口の反対側の端部（図示せず）にお
いて、例えば、第１硬質プラスチック管（図示せず）とネジ締めされるねじ部が
、設けられている、あるいは、それと一体化されている。
【００１０】 図１のオス部６は、管部を有する。管部の一端部（図示せず）には、第１プラ
スチック管に連結される第２硬質プラスチック管（図示せず）とネジ締めされる
ねじ部が、設けられている。あるいは、オス部は、冷却器のようなユニットとし
て、一体化される管部を、有することも可能である。他端部７において、オス部
の外壁には、直径方向の両側に位置する２つの横断エッジ８，９が、設けられて
いる。横断エッジ８，９は、他端部７の端面から等間隔に配置されている。これ
らの横断エッジは、例えば、機械加工によりオス部の外壁の材料を除去すること
によって、形成することが可能である。また、これらは、材料をプレスすること
よって、あるいは、オス部６がプラスチックから構成される場合、オス部を射出
成形することによって、形成することが可能である。横断フランジ１０が、オス
部に配置されており、他端部７からの距離は、メス部の横断エッジ８，９より大
きい。
【００１１】 図１から明白であるように、スリーブ状エレメント１１は、オス部をメス部に
挿入する際に、オス部とメス部との間に配置されるように適合されている。なお
、エレメント１１には、直径方向の両側に位置する２つの弾性舌部１２，１３が
、設けられている。図２によってさらに好都合に説明されるように、弾性舌部１
２，１３の自由外端には、それぞれ、肉厚部が設けられている。肉厚部は、それ
ぞれ、エレメントの外壁から突出するストップ突起１４，１５を形成する。スト
ップ突起１４，１５は、エレメントをメス部に挿入する際に、メス部の凹部３，
４と、それぞれ、弾性的に係合するように配置されている。弾性舌部１２，１３
の自由外端は、オス部の横断エッジ８，９と当接する面において、それぞれ、エ
レメントの内壁から突出するストップエッジ１６，１７を形成する。ストップエ
ッジは、オス部をエレメント１１に挿入する際に、オス部の横断エッジの背後の
位置に、弾性的にスナップ嵌めされるように、配置されている。さらに図２から
明白であるように、弾性舌部の下面は、凹面を有している。凹面は、オス部がエ
レメントに挿入される際に、弾性舌部とオス部の横断エッジにおける外壁との間
にスペース２３，２４を形成することになる。図３は、弾性舌部１２ａの下面が
、さらに直線的な形状を有することも可能であることを示している。この場合、
対応するスペースが消失する一方、弾性舌部の外面とメス部１ａの開口における
内面との間にスペース２５が形成される結果となる。弾性舌部を別の方法で形成
する代わりに、オス部の外面を、異なる方法で形成し、弾性舌部と横断エッジに
おけるオス部との間のスペースのサイズを、減少あるいは増加させることは、も
ちろん可能である。
【００１２】 エレメントは、その外端部の一方に、横断フランジ１８が設けられている。横
断フランジ１８は、弾性舌部のストップ突起が、それぞれ、メス部１の凹部と係
合する際に、スリーブの開口５に対して当接するように、配置されている。メス
部とエレメントとを連結することを容易にするため、エレメント１１の横断フラ
ンジ１８は、鼻部２１が設けられている。一方、開口５におけるメス部は、鼻部
に対応する形状を有する溝２２が設けられている。
【００１３】 図２は、エレメント１１の外径が、開口部２ａにおけるメス部の内径より若干
小さい一方、残余部２ｂの内径より大きことを、さらに示している。なお、残余
部２ｂの内径は、エレメントの内径に略対応する。したがって、エレメントの肉
厚は、開口部の内径と残余部の内径との差の略２分の１に等しい。さらに、横断
フランジ１８とその反対側に位置する外端部１９との間のエレメントの長さは、
メス部の開口部の長さより若干短い。その結果、エレメントの横断フランジ１８
が、スリーブの開口５に対して当接するため、外端部１９は、スリーブ２の第１
および残余部の間の移行部２ｃの前面に短い距離をおいて、配置される。
【００１４】 スリーブの開口部２ａとその残余部２ｂとの間の移行部２ｃには、Ｏリング２
０が、配置される。Ｏリング２０は、連結装置が連結されている状態において、
オス部６の外壁およびスリーブの内側に当接して、シールする。
【００１５】 図２は、他端部７と横断フランジ１０との間の部分に沿ったオス部の外径が、
エレメントの内径および残余部の内径より、若干小さく、また、当該部分の長さ
が、メス部の開口部２ａの長さより大きいことを、示している。したがって、オ
ス部の他端部７は、オス部の横断フランジ１０が、エレメントの横断フランジ１
８に対して当接する場合、エレメントの反対側の外端部１９を通り越して、スリ
ーブの残余部２ｂの中を一定の距離延長する。
【００１６】 第１プラスチック管が、第２プラスチック管に連結される場合、メス部１およ
びオス部１は、それぞれのプラスチック管に取り付けられる。ただし、これらが
、射出成形により、管の一体部分として形成されている場合は、不要である。そ
して、Ｏリング２０は、メス部の開口部と残余部との間の移行部２ｃに、配置さ
れる。その後、エレメント１１は、メス部１に挿入される。なお、弾性舌部１２
，１３は、鼻部２１がメス部の開口の溝２２と係合するように、メス部の凹部３
，４に関して配置される。したがって、ストップ突起１４，１５は、凹部３，４
と係合し、また、図１のサイドエッジの一方３ｂと当接する。すなわち、いわゆ
る正確な回転ポジションに配置される。このような方法においては、ストップ突
起が凹部３，４と係合する際のスナップ嵌めの音に聞き耳を立てる必要がなく、
あるいは、前記部材を再度引き離そうとすることによって連結を検査する必要が
なく、メス部とエレメントとが正しく連結していることの明白な視覚表示が、得
られる。正確な回転ポジションにおいては、横断フランジ１８がメス部の開口５
に対して当接すると同時に、エレメントの反対側の外端部１９は、Ｏリング１０
に対して押圧される。そして、オス部６は、エレメント１１に挿入される一方、
横断エッジ８，９は、弾性舌部１２，１３の反対側に配置される。弾性舌部のス
トップエッジは、オス部の横断エッジの背後の位置にスナップ嵌めされる。した
がって、オス部がエレメントに取り付けられると、次に、エレメントが、メス部
に取り付けられる。したがって、メス部１とオス部６との連結は、迅速な連結を
構成する。加えて、気付くべき重要なことは、本連結装置においては、前記ＰＣ
Ｔ出願に係る連結装置とは逆に、使用に関連して発生する軸方向力は、オス部に
向かう下流方向に、弾性舌部の外端部の回転を引き起こすことである。これは、
軸方向力が強まるほど、雌型およびオス部に対する弾性舌部の連結が良好となる
ことを意味する。一方、従来の連結装置においては、軸方向力は、弾性舌部にお
いて直接の圧力として機能するため、弾性舌部は、屈曲しないように、全ての圧
力に耐える必要がある。したがって、本連結装置における弾性舌部よりも大きな
寸法を有する必要がある。
【００１７】 図２に示される弾性舌部の実施の形態においては、横断フランジ１８を用いて
、エレメントの弾性舌部を、オス部に関して回転させ、弾性舌部１２，１３のス
トップエッジ１６，１７を、オス部の横断エッジ８の側面に配置し、ストップ突
起１４，１５を、凹部の反対側のサイドエッジ３ａに対して当接させることによ
って、オス部６とメス部１との分離が、実施できる。また、これらの部材の分離
は、弾性舌部のストップ突起１４，１５を押圧して、メス部の凹部３，４との係
合を解除することによっても、実施できる。これは、弾性舌部の下方に、スペー
ス２３，２４が存在するためである。しかし、図３に示される弾性舌部の実施の
形態においては、オス部とメス部との分離は、オス部の横断エッジの側面に配置
されるように、弾性舌部のストップエッジを回転させることによってのみ、発生
させることができる。したがって、オス部は、回転の際に、弾性舌部のストップ
突起によってメス部にまだ連結されているエレメントから、外すことができる。
一方、メス部は、押圧される場合、オス部にまだ連結されているエレメントから
、外すことができる。そして、エレメントは、それぞれ、押圧および回転させる
ことによって、メス部およびオス部から、それぞれ、外すことができる。
【００１８】 本発明は、図に示され説明され実施の形態に限定されず、付属する特許請求の
範囲において、多様な方法で、変更できる。メス部１は、２つの凹部の代わりに
、一つ以上、例えば、４つの凹部を設けることも可能である。また、凹部が３つ
の場合、凹部は、スリーブの開口５から同一の距離において、スリーブの周囲に
、均等に配置され、オス部６およびエレメント１１は、それぞれ、凹部の数に等
しい数の横断エッジおよび弾性舌部が、設けられ、横断フランジからの同一距離
において、オス部およびエレメントの周囲に、それぞれ、均等に配置される。ま
た、横断フランジ１０，１８を有しないオス部およびエレメントを、それぞれ形
成することも可能である。この場合、エレメントは、メス部によって間接的に、
オス部に関して回転させる必要がある。メス部とエレメントとの正確な相対回転
ポジションは、メス部１の開口の溝２２とエレメント１１の横断フランジ１８の
鼻部２１とによる以外の方法で示すことが、当然、可能である。例えば、これら
部材の材料に、罫書きされたラインあるいは色マークを設ける。安全上の理由か
ら、スリーブの開口部と残余部との間の移行部２ｃに、２つのＯリング２０を配
置することも可能である。また、連結されるオス部とメス部および管状物体を、
円柱以外の形状、例えば、長方形や正方形等の形状に、形成することも、当然、
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 第１実施の形態に係る連結装置の分解図である。
【図２】 連結状態にある図１に係る連結装置の断面図である。
【図３】 第２実施の形態に係る連結装置の一部の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3J039 AA03 BB01 FA14 JA17 LA04 MA01 3J106 AA02 AA06 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE30 CA01 EA03 EB02 EB05 EB12 EC01 EC07 ED03 ED04 ED12 ED24 EE02 EE15 EF04 EF11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ２本の管状物体を連結するための装置であって、連結自在なオス部（６；６ａ
    ）とメス部（１；１ａ）とを有し、 前記メス部（１；１ａ）は、スリーブ（２）を有し、前記スリーブ（２）の一
    端部は、前記物体の一方に連結される、あるいはその一部分を構成しており、ま
    た、前記スリーブ（２）の他端部には、少なくとも一つの凹部（３，４）が、設
    けられており、 前記オス部（６；６ａ）は、管部を有し、前記管部の一端部は、前記物体の他
    方に連結される、あるいはその一部分を構成しており、また、前記管部の他端部
    （７）の外壁には、少なくとも一つの横断エッジ（８，９）が、設けられており
    、また、 前記オス部を前記メス部に挿入する際に、前記部の間に配置されるスリーブ状
    エレメント（１１；１１ａ）が用意されており、前記エレメントには、少なくと
    も一つの弾性舌部（１２，１３；１２ａ）が設けられており、 前記弾性舌部は、前記エレメントを前記メス部に挿入する際に、前記メス部の
    凹部（３，４）と弾性的に係合するように配置される第１部材（１４，１５）と
    、前記オス部を前記エレメントに挿入する際に、前記オス部の横断エッジの背後
    の位置に、弾性的にスナップ嵌めされるように配置される第２部材（１６，１７
    ）とを有し、 前記弾性舌部は、前記エレメントを前記オス部に対して回転させ、弾性舌部の
    第２部材を、前記オス部の横断エッジの側面に配置することによって、および／
    または、弾性舌部の第１部材を動かし、前記メス部の凹部との係合を解除するこ
    とによって、前記メス部と前記オス部とが分離することを許容する ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】 前記弾性舌部（１２，１３）の第１手段は、外壁から突出しているストップ突
    起（１４，１５）を有することを特徴とする請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記弾性舌部（１２，１３）の第２手段は、内壁から突出しているストップエ
    ッジ（１６，１７）を有することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の装
    置。
  4. 【請求項４】 前記メス部（１）の前記スリーブ（２）は、開口（５）において、開口部（２
    ａ）を有し、前記開口部は、前記スリーブの残余部（２ｂ）より大きい外径およ
    び内径を有し、かつ、 前記凹部（３，４）は、スリーブの開口から所定の距離おいて、前記開口部に
    配置されることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記オス部（６）の横断エッジは、他端部（７）から所定の距離をおいて配置
    されることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記エレメント（１１）は、外端部の一方において、横断フランジ（１８）が
    、設けられており、 前記横断フランジ（１８）は、弾性舌部（１２，１３）のストップ突起（１４
    ，１５）が、メス部（１）の凹部（３，４）と係合する際に、スリーブ（２）の
    開口（５）に対して当接するように配置されることを特徴とする請求項２〜５の
    いずれか１項に記載の装置。
  7. 【請求項７】 前記オス部（６）には、他端部（７）から横断エッジ（８，９）より離れた距
    離に、横断フランジ（１０）が設けられており、かつ 前記横断フランジは、弾性舌部（１２，１３）のストップエッジ（１６，１７
    ）が、前記オス部の横断エッジに対して当接する際に、前記エレメント（１１）
    の横断フランジ（１８）に対して当接することを特徴とする請求項６に記載の装
    置。
  8. 【請求項８】 前記エレメント（１１）の外径は、開口部（２ａ）における前記メス部（１）
    の内径より、若干小さい一方、残余部（２ｂ）の内径より、大きく、また、横断
    フランジ（１８）とその反対側に位置する外端部（１９）との間の前記エレメン
    トの長さは、前記メス部（１）の開口部の長さより、若干短く、したがって、 前記エレメントの前記外端部は、前記エレメントの横断フランジが、前記スリ
    ーブ（２）の開口（５）に対して、当接する場合、前記スリーブの開口部と残余
    部との間の移行部（２ｃ）の前面に、小さい距離をおいて配置されることを特徴
    とする請求項６又は請求項７に記載の装置。
  9. 【請求項９】 他端部（７）と横断フランジ（１０）との間の部分における前記オス部（６）
    の外径は、前記エレメント（１１）の内径および残余部（２ｂ）の内径より、若
    干小さく、かつ、 前記部分の長さは、前記メス部（１）の開口部（２ａ）の長さを、越えており
    、したがって、 前記オス部の他端部は、前記オス部の横断フランジ（１０）が前記エレメント
    の横断フランジ（１８）に対して当接する場合、前記エレメントの外端部（１９
    ）を越えて、前記スリーブの残余部に、一定の距離だけ延長することを特徴とす
    る請求項６〜８のいずれか１項に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 前記スリーブ（２）の開口部（２ａ）と残余部（２ｂ）との間の移行部（２ｃ
    ）には、少なくとも１つのＯリング（２０）が、用意されており、 前記Ｏリングは、前記スリーブの内側および前記オス部（６）の外壁に対して
    当接してシールすることを特徴とする請求項９に記載の装置。
  11. 【請求項１１】 前記メス部（１）は、前記スリーブの開口（５）から同一距離おいて、前記ス
    リーブ（２）に沿って、均等に配置される一対の凹部（３，４）が、設けられて
    おり、また、 前記オス部（６）および前記エレメント（１１）は、それぞれ、横断エッジ（
    ８，９）および弾性舌部（１２，１３）が、凹部（３，４）の数に等しい数だけ
    設けられており、かつ、横断フランジ（１０，１８）から同一距離おいて、前記
    オス部および前記エレメントに沿って、それぞれ、均等に配置されていることを
    特徴とする請求項８〜１０のいずれか１項に記載の装置。
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