JP2002518645A - ガイドチューブを備える液圧制御クラッチ装置、およびこのガイドチューブを製造する方法 - Google Patents

ガイドチューブを備える液圧制御クラッチ装置、およびこのガイドチューブを製造する方法

Info

Publication number
JP2002518645A
JP2002518645A JP2000555012A JP2000555012A JP2002518645A JP 2002518645 A JP2002518645 A JP 2002518645A JP 2000555012 A JP2000555012 A JP 2000555012A JP 2000555012 A JP2000555012 A JP 2000555012A JP 2002518645 A JP2002518645 A JP 2002518645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
guide tube
guide
punch
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000555012A
Other languages
English (en)
Inventor
トミル シルヴェーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo SA
Original Assignee
Valeo SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo SA filed Critical Valeo SA
Publication of JP2002518645A publication Critical patent/JP2002518645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/082Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
    • F16D25/087Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation the clutch being actuated by the fluid-actuated member via a diaphragm spring or an equivalent array of levers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/02Making uncoated products
    • B21C23/04Making uncoated products by direct extrusion
    • B21C23/08Making wire, bars, tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/02Making uncoated products
    • B21C23/20Making uncoated products by backward extrusion
    • B21C23/205Making products of generally elongated shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/15Making tubes of special shape; Making tube fittings
    • B21C37/154Making multi-wall tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D23/14Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/082Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
    • F16D25/083Actuators therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2300/00Special features for couplings or clutches
    • F16D2300/08Details or arrangements of sealings not provided for in group F16D3/84
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/4927Cylinder, cylinder head or engine valve sleeve making

Abstract

(57)【要約】 本発明は、リング状をした盲キャビティ(40)を構成するガイドチューブ(4)と一体的な外側本体(6)を含み、キャビティ内で、ガイドチューブ(4)によってピストン(3)がガイドされて移動するようになっている装置に関する。ガイドチューブ(4)は、衝撃押し出し法によって製造される。本発明は、自動車に適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、クラッチ、特に自動車の機械式ダイヤフラムクラッチのためのクラ
ッチ解除装置に関する。
【0002】 より詳細には、本発明は、クラッチのクラッチ解除装置、例えばダイヤフラム
に作用するようになっており、軸方向に移動するようになっているピストンによ
って支持されたクラッチ解除ベアリングと、同心状に取り付けられた、外側本体
を含む固定部分と称される部分と内側チューブガイドとの間に構成された、軸方
向を向く盲キャビティとを備え、前記ピストンが、チューブガイドに沿って軸方
向にスライドして、盲キャビティ内に進入し、ピストンと共に、可変容積チャン
バを構成するようになっている、液圧制御式クラッチ解除装置に関する。
【0003】 また本発明は、チューブガイドを製造する方法にも関する。
【0004】 ピストンにより液圧制御するこのタイプのクラッチ解除装置は、フランス国特
許公開第2730532号公報に記載されている。
【0005】 上記フランス国特許明細書では、盲キャビティの、境界は、チューブガイドま
たはガイドチューブおよび外側本体によって定められている。
【0006】 前記チューブは、後端部にプレート部分を有し、このプレート部分は、外側本
体と固定部分との間にグリップされている。
【0007】 チューブガイドのプレート部分と外側本体との間には、シールが挟持されてお
り、キャビティをシールしている。従って、軸方向を向く環状盲キャビティの標
準化が困難である。 この欠点を、簡単かつ安価に克服するために、フランス国特許公開第2531164
号公報に記載されているのと同じタイプの解決案、すなわち、ガイドチューブに
よって、軸方向を向く盲環状キャビティの境界を定めるという解決案を検討でき
る。このガイドチューブは、この目的のために外側チューブを、この外側チュー
ブよりも長い内側チューブに接続するベース部分を有する。
【0008】 このようなキャビティの境界を確定することは、板金をプレス加工することに
よって行うことができる。
【0009】 しかし、かかる構造では、外側チューブと内側チューブとの間の同軸状態が、
所望するように良好とならないので、完全に満足できるものとは言えない。更に
、内側チューブの内側面と外側チューブの外側面は、所望するようにスムーズと
はならない。
【0010】 本発明の目的は、これらの欠点を、簡単かつ安価に克服することにある。従っ
て、本発明の目的は、外側チューブと内側チューブとの同軸度を良好にすること
にある。本発明の更に別の目的は、ピストンをガイドするための内外チューブの
面の質を良好にすることにある。
【0011】 本発明によれば、好ましくは、アルミニウムをベースとする材料製のスラグを
衝撃絞り加工することによって、ガイドチューブが得られる。別の変形例では、
スラグはマグネシウムをベースとする材料、または軟鋼または真ちゅうまたは銅
、またはその他の任意の可鍛性の材料である。この方法は、少なくとも1つのパ
ンチと、スラグを変形するための、中実であるダイとを必要とする。変形例では
、ダイには、スラグの金属をガイドしながら流動化させるための中心孔を設けて
ある。
【0012】 このように、内外チューブのそれぞれの内外面は、ピストンのシールを保護で
きるようにする程度の小さい凹凸を有するので、内外チューブの間の良好な同軸
度が得られる。
【0013】 一般には、部品に対する動作を繰り返さなくても、精密度が良好であり、かつ
幾何学的な形状の質が良好なガイドチューブが得られる。
【0014】 パンチおよびダイのサイズを調節することによって、内外チューブの間の肉厚
を容易に変えることができる。キャビティのベースは、特にパンチの助けにより
多かれ少なかれスラグを変形し、ダイのプロフィルを変えることにより、所望す
る形状および所望する厚さとすることができる。
【0015】 ベース部分は、内外チューブよりも厚さが厚くても良い。外側本体は、ガイド
チューブと別個でも良い。 別の変形例では、本発明の方法を使用することにより、本体は、ガイドチュー
ブを自動車の固定部品に締結するための手段を含むガイドチューブと一体的とな
っている。
【0016】 第1実施例では、絞り加工は、円筒形カップを製造する第1作業と、同心状の
外側チューブと内側チューブとによって境界が定められた、軸方向を向く環状盲
キャビティを備えたチューブガイドを得るよう、カップのベースを深絞りする第
2作業とから成っている。この場合、スラグは中実である。
【0017】 第2実施例では、第1パンチを囲む第2パンチを用いて、ダイを中空パンチに
進入させ、ガイドチューブに締結するためのカラー部分を形成する1回の作業で
、ガイドチューブが得られるよう、このスラグは中心孔を有している。これによ
り、クラッチ解除装置は安価となる。ガイドチューブは内側チューブの長さより
も短いか、または同じ長さの外側チューブを有するものとすることができる。
【0018】 従って、本発明により、盲キャビティを簡単かつ安価に標準化できる。
【0019】 これに関連し、各応用例に従って、特に、外側本体が固定されているケーシン
グの形状に従って、外部本体を変更すれば十分である。
【0020】 外側本体も標準化し、これをケーシングに取り付けるためのソールプレートに
、バヨネットタイプの取り付けによって、外側本体を取り付けることができる。
かかる取り付けは、例えばフランス国特許公開第2,745,616号公報に記載されて
おり、このフランス国特許出願の内容を、本願の一部として参照されたい。従っ
て、チューブガイドと本体の双方を、同時に標準化することができる。
【0021】 一般的には、本発明により、従来技術で本体とチューブガイドのプレート機素
との間に挟持されていた補助シールは省略される。こうして、漏れの危険性が少
なくなっている。
【0022】 前記キャビティは、単一部材によって構成されているので、クラッチが係合し
たり、または解除、すなわち切られたりする間に生じる圧力変動の影響により、
盲キャビティはあまり変形をしない。
【0023】 このように、ピストンをガイドするためのチューブガイドの内側チューブの変
形が小さくなっているので、優れたピストンのガイドが得られる。こうして、本
発明に係わるクラッチ解除装置は、頑丈となっている。
【0024】 更に、ピストンの後端部におけるシールは、本発明に係わるチューブガイドの
みとしか協働しない。すなわち、単一の材料としか協働しないので、シール材料
の選択がより容易となる。このようなシールは、信頼性が高く、従って本装置の
有効寿命も長くなり、漏れの危険性も小さくなっている。
【0025】 外側本体は、鋳製可能な材料、例えばアルミニウムをベースとする材料、また
はプラスチック材料から構成されているので、安価かつ軽量とすることができる
。チューブガイドへの本体の取り付けが容易である。この本体は、チューブガイ
ドに成形することにより形成されたプラスチック材料から成っている。
【0026】 別の変形例では、この本体をプラスチック材料製とし、チューブガイドにスナ
ップ嵌合することによって取り付けられる。
【0027】 チューブガイドには、本体に対する回転を防止するためのリセスまたは突起機
素を設けることができる。例えば鋳製作業中、本体の材料は、リセスに進入した
り、またはチーブの突出機素、例えばプレス加工によって形成された機素をコー
ティングしたりする。衝撃絞り加工により、突出機素、または、例えばノッチ状
となっているリセスを容易に得ることができる。
【0028】 本体の材料は、チューブガイドのベースと一致し、チューブガイドの外側チュ
ーブの前端部に係合するので、チューブガイドの軸方向の固定が容易に得られる
【0029】 いずれのケースにおいても、クリップ留めまたは鋳製により、本体は、チュー
ブガイドのベース部分、および外側チューブの形状と一致する。
【0030】 本体は、従来技術よりも広いチューブの表面積と接触するので、この本体は、
チューブガイドをより強化できる。
【0031】 従って、盲キャビティの変形量は更に小さくなっている。例えば、鋳製により
チューブガイドに本体を取り付ける前に、キャビティへの供給ダクトに孔を開け
ることができる。
【0032】 この作業により、キャビティを盲キャビティに連通させるための孔が、チュー
ブガイドにも形成される。
【0033】 本体は、供給ダクトが内部に延びている入口を支持している。この入口は、本
体と共に鋳製によって形成するか、またはレーザータイプの溶接のような熱を間
接的に加える溶接により、または超音波溶接による接着により、本体にシール状
態となるようにして取り付けてもよい。
【0034】 本発明における絞り加工により、チューブガイドに対する良好な表面状態が得
られる。このことは、ピストンがスライドする上で有利であり、ピストンをシー
ルする上で有利であることが理解できよう。
【0035】 チューブガイドには、キャビティが形成されていることに起因し、ピストンが
有するリップは、1種類の材料としか協働しないので、ピストンでは一定の摩耗
しか生じない。
【0036】 添付図面を参照して、次に、本発明について説明する。
【0037】 図1は、クラッチ用の液圧制御式クラッチ解除装置を示す。このクラッチは、
本例では、例えばフランス国特許公開第2730532号公報に記載されているような
、自動車用の機械式ダイヤフラムクラッチである。
【0038】 クラッチのダイヤフラム100は、クラッチ解除装置の作動機素11が作用す
るようになっているクラッチのクラッチ解除装置を構成している。
【0039】 作動機素11は、ボールベアリングの外側回転リングから成り、このリングは
、本例では、スラストモードにおいて、ダイヤフラム100のフィンガーの内端
部に作用するように構成されている。
【0040】 ロールベアリングの内側リングは、回転しないように固定されており、リング
11と12との間にはボールが挟持されている。本例におけるリング11、12
は、金属プレス加工品である。
【0041】 当然ながら、構造を逆にすることも可能である。すなわち、ロールベアリング
の外側リングを回転しないように固定し、一方、ベアリングの内側リングを、回
転自在とするように、構造を逆にすることも可能である。
【0042】 より詳細については、例えば上記フランス国特許公開第2730532号公報を参照
されたい。
【0043】 従って、回転リングは、ダイヤフラム100のフィンガーと点接触するように
、弓形または平らにすることができる。
【0044】 回転リング11と固定リング12とから成る組立体は、従来クラッチ解除ベア
リング1と称されており、このクラッチ解除ベアリング1は、本例では、スラス
トモードにおいてダイヤフラム100に作用するようになっている。
【0045】 このベアリング1は、制御部材、本例ではガイドチューブとも称されるチュー
ブガイド4に沿って、軸方向に移動するようになっているピストン3による作用
を受ける。このベアリング1は、クラッチ解除装置100に作用するようになっ
ており、ピストン3によって支持されている。
【0046】 より詳細に言うと、図1に示された液圧クラッチ解除装置は、同心タイプの液
圧制御式クラッチ解除装置である。
【0047】 この液圧クラッチ解除装置は、液圧クラッチ制御システムの受圧器を構成して
いる。制御用流体は、液体でもよいし、または圧縮空気であってもよい。いずれ
の場合においても、この制御方法を液圧制御と呼ぶことにする。
【0048】 従って、本装置は、本例ではチューブ状をした入口5を有し、本例では、弾性
スプリングクリップ16によるクリップ留めによりパイプ11が接続されている
。このパイプ11は、マスターシリンダ(図示せず)の出力端に接続されており
、マスターシリンダは、クラッチペダルまたは別の例ではクラッチ解除動作を実
行するよう、所定のプログラムに従って電動モータを制御するコンピュータに結
合された電動モータを含むアクチュエータによって制御される。このマスターシ
リンダは、ピストンと可変容積液圧制御チャンバとを含んでいる。
【0049】 同じことが、受圧器、すなわち本発明に係わるクラッチ解除装置にも当てはま
る。
【0050】 公知の方法では、例えば運転者がクラッチペダルを踏むと、マスターシリンダ
のピストンは軸方向に変位し、受圧器に向けて制御流体を押し出し、受圧器の液
圧制御チャンバを加圧する。この場合には、このチャンバの容積が増加し、クラ
ッチ解除ベアリング1は、ピストン3と共に、図1の下方部分からよく判るよう
に、図1の右側に向かって変位する。この場合、ダイヤフラムは枢動し、クラッ
チの圧力プレートに対するダイヤフラム100の作用を弛緩し、クラッチの摩擦
ディスクを解放する。
【0051】 運転者がクラッチペダルへの踏み込みを解放すると、マスターシリンダのピス
トンは元の位置へ戻る。このことは、図1の上方部分から判るように、受圧器の
ピストン3についても当てはまる。
【0052】 次に、クラッチ解除ベアリング1とピストン3とを図1の左側に向けて押圧す
るダイヤフラム100の作用により復帰運動が行われて、制御チャンバが減圧さ
れる。こうしてクラッチは係合する。
【0053】 回転リング11をダイヤフラムに永続的に係合状態に保持するための予負荷ス
プリング48が設けられている。
【0054】 このスプリング48は、本体2とピストン3との間で軸方向に作用し、クラッ
チが係合状態にあるとき(図1の上方部分)、圧縮され、クラッチが切られると
(図1の下方部分)、伸長する。
【0055】 クラッチが係合状態にあると、自動車のエンジンからギアボックスの入力シャ
フトにトルクが伝達される。クラッチが解除、すなわち切られると、クラッチの
摩擦ディスクが、シャフト101に共に回転するようになっており、ダイヤフラ
ムの作用により、クラッチの圧力プレートと反作用プレートとの間にグリップさ
れることを条件に、トルクが伝達されなくなる。
【0056】 これらのいずれも公知であり、例えばフランス国特許公開第2730532号公報に
記載されている。当然ながら、クラッチ機構は、コイルスプリングに作用するク
ラッチ解除レバーを含むことができる。このクラッチ解除レバーは、ベルビーユ
リングに作用する疑似ダイヤフラムから構成できる。
【0057】 本明細書では、制御用流体はオイルであるが、変形例として、圧縮空気とする
こともできる。簡潔にするために、本発明に係わるクラッチ解除装置を、液圧制
御式クラッチ解除装置と呼ぶ。
【0058】 本装置は、同心タイプのものである。その理由は、シャフトが、この装置、本
例では図1に破線で示されたギアボックスのシャフト101を貫通するようにな
っているからである。
【0059】 従って、この装置は、軸方向の対称軸線X−Xを有し、ガイドチューブ4は入
力シャフト101を囲んでいる。
【0060】 上記のように、本装置は、可変容積液圧制御チャンバを有し、この制御チャン
バは、チューブガイド4に沿って軸方向に移動自在なピストン3によって境界が
定められている。
【0061】 チャンバは、軸方向に向いた環状の盲キャビティ40によっても境界が定めら
れている。このキャビティ40には、キャビティ40のベース部分46の領域に
おいてキャビティ40内に開口するチューブ状の入口5からの加圧流体が供給さ
れるようになっている。従って、キャビティ40は、制御流体およびピストン3
の、より詳細には、ピストン3のシール31に対するレセプタクルとして働く。
ピストン3は、キャビティ40内に進入している。
【0062】 パイプ111に形成された内側ダクト43、および入口5に開口するポート4
2がキャビティ40に設けられている。このキャビティ40の後部の境界は、ベ
ース部分41によって定められており、前方は、ピストン3によってシールされ
た状態に閉じられている。
【0063】 キャビティ40は、コストを削減するために、チューブ4によって構成されて
いる。全体がチューブ状をした本体2には、チューブガイド4が固定されている
。このチューブガイド4は、固定部品として知られる液圧クラッチ解除装置の部
品をチューブ本体2と共に形成している。
【0064】 本体2は、固定壁に固定されるようになっており、固定壁は、本例では、クラ
ッチのケーシングまたは自動車のギアボックスのケーシングの前方壁となってい
る。
【0065】 例えばフランス国特許公開第2753505号に記載されているように、自動車の固
定壁には、ソールプレートが取り付けられており、本体2とソールプレートとの
間には、バヨネットタイプの取り付け手段が挟持されている。
【0066】 本例では本体2は、上記フランス国特許公開第2730532号公報に記載されてい
るように、ネジによって自動車の固定壁に本体2を締結するための耳部(図1は
見ることができない)を有する。
【0067】 一般的に、本体は、自動車の固定部品に直接または間接的に取り付けられる。
【0068】 この本体は、鋳製可能な材料、例えばアルミニウムをベースとする材料から製
造される。
【0069】 本例では本体2は、成形可能なプラスチック材料製であり、入口5は、成形に
より本体2と一体的に形成されている。
【0070】 本体2は、本体2の内部に取り付けられたチューブガイド4を囲んでいる。従
って、本体2は、内側チューブを構成するチューブガイド4に対して外側本体と
なっている。この本体2とチューブ4とは、軸方向の同一の対称軸線X−Xを有
するように同心状に取り付けられている。
【0071】 チューブガイド4は、本体2よりも軸方向に長くなっているので、本体2に対
して軸方向に突出し、本体2は、本例では予負荷スプリング48の軸方向後端部
に対する当接ショルダー44を構成するよう、段付きの外径部を有する。
【0072】 予負荷スプリング48の他端部、すなわち前端部は、ピストン3の前方自由端
部の厚さに対するインクリメント部を形成する、全体が横方向に向いたカラー部
分210の背面に当接している。
【0073】 カラー部分の前面は、内側リング12に対する当接部、より詳細には、リング
12の内周部に形成された内側ラジアルフランジに対する当接部として働く。軸
方向に作用するスプリング110は、内側ラジアルフランジとカラー部分210
とを接触状態に保持している。このスプリング110は、ピストン3の前端部の
ショルダー(符号なし)に当接する。リング12、従ってベアリング1は、スプ
リング110、本例では、ベルビーユリングの制御によりカラー部分210と接
触するように径方向に変位できるようになっている。従って、クラッチ解除ベア
リング1には、自動センタリング能力がある。
【0074】 別の変形例では、このベアリングは、ピストン3に圧嵌めされるので、自動セ
ンタリング能力はない。いずれのケースにおいても、ベアリング1はピストン3
に対して軸方向に取り付けられる。
【0075】 予負荷スプリング41は、最小径の本体2の前端部204を囲み、最大径の本
体2の後端部205は、自動車の固定壁に本体2を締結するための耳部を有する
。入口5は、後端部205と一体的に形成されている。
【0076】 保護ベローズが設けられている。このベローズ15は、ゴムのような弾性材料
製であり、予負荷スプリング48を囲み、両端部にビードを有する。ベローズ1
5および予負荷スプリング48の前端部は、ダイヤフラム100に小さい力を加
えるようになっており、カラー部分210の外周部の両側に配置されている。
【0077】 カラー部分210は、ベローズ15に対してスプリング48が係合するのを防
止し、ベローズの前端部を固定するのにベアリング1を利用している。従来は、
補助部品を介し、ベローズ15の前端部にスプリング48が当接するので、部品
の数が少なくなっている。
【0078】 図12の内側ラジアルフランジは、互いに軸方向かつ径方向にずれた2つの部
分を有し、それぞれ、ベローズ15の前端部をカラー部分210の外周部の前面
に接触した状態にグリップすると共に、この前端部を、カラー部分210の前面
に接触させるようになっていることが理解できよう。
【0079】 成形によってプラスチック材料から形成されたチューブ形状のピストン3は、
チューブガイド4(本例では金属製)の外周部に沿って、より詳細には、チュー
ブガイド4の内側チューブ407に沿って、軸方向にスライド運動するようにガ
イドされる。
【0080】 ピストン3は、内周部にスリーブ30を有する。このスリーブ30は、ピスト
ン3に固定されており、その内周部は、チューブ407の外周部に密に接触して
いる。
【0081】 本例ではプラスチック材料であるスリーブ30の材料は、良好なスライド特性
を有するように選択されている。
【0082】 ピストン3は、上記のように前方自由端部に作動機素11を支持している。
【0083】 ピストン3は、その後端部にダイナミックシール31を支持している。このダ
イナミックシール31は、盲キャビティ40、従ってピストン3とキャビティ4
0によって構成された容積可変チャンバをシール状態で閉じている。このシール
31はニップを有し、プラスチック材料製の接続部品32の背面に固定されてい
る。
【0084】 この接続部品32は、ピストンの背面と協働するよう、球面の一部の形状をし
た前面を有し、ピストンの背面は、部品32の形状と相補的な、球面の一部の形
状となっている。別の変形例では、これらの面は切頭円錐形となっている。
【0085】 部品32は、軸方向を向く環状フランジ132をその外周部に有し、この環状
フランジ132は、ピストン3の後端部より上で、径方向の間隙をもって延びて
いる。
【0086】 フランジ132には、長円形の孔が設けられており、この長円形の孔には、ピ
ストン3の外周部から突出する突起33が、軸方向の間隙をもって進入している
。従って、ピストン3と接続部品32との間で、軸方向かつローリング運動が可
能となっており、これによって、シール31を保護している。
【0087】 これに関連し、ダイヤフラム100のフィンガーは、すべてが同一平面にある
わけではないので、クラッチ解除ベアリングは振動できる。このような構造によ
って、クラッチが係合位置にあるとき、ピストン3は、シール31に対して変位
できる。
【0088】 従って、部品32に固定されたシール31とピストン3との間で変位するため
の手段が設けられている。
【0089】 図21の変形例では、構造が逆になっている。すなわち、突起133がピスト
ン内の溝233に軸方向かつ径方向の間隙をもって進入するよう、部品32の一
部となっている。
【0090】 内側ガイドチューブ407は、前端部に止め輪45が嵌合される溝を有し、こ
の止め輪45は、ピストン3に対する軸方向の当接部を構成し、キャビティ40
からシール31が抜けるのを防止している。更に、このガイドチューブ407は
、予負荷スプリング48の作用によってピストン3が抜けることがないように、
自動車へ取り付ける前に、取り扱い、かつ搬送が可能な組立体を製造できるよう
にしている。
【0091】 ベローズ15は、汚染物による盲キャビティ40の汚染を防止している。
【0092】 本発明に係わる液圧制御装置は、安価でかつ軽量となっている。このような液
圧制御装置により、盲キャビティ40を標準化し、本体2を種々の自動車に取り
付けることが可能となっている。このような解決案によって、シールの数を少な
くすることが可能となっている。
【0093】 これは、ガイドチューブ、すなわちチューブガイド4内に、盲キャビティ40
を形成したことによるものである。
【0094】 本発明によれば、可鍛性材料の中実または中空のスラグを支持する、少なくと
も1つのパンチおよびダイの助けにより、衝撃絞り加工を行うことによって、ガ
イドチューブ4は製造される。
【0095】 図1において、この絞り加工プロセスは、2つの作業、すなわち、間接衝撃絞
り加工の第1作業(図3Aおよび3C)と、深絞り加工、すなわち間接衝撃絞り
加工の第2作業(図4A〜4C)とによって実行される。
【0096】 このチューブ4は、本例ではアルミニウム製の中実のスラグ402から形成さ
れている。
【0097】 絞り加工は、丸い端部を有する移動パンチと固定ダイとを用いて、好ましくは
冷間状態でプレス内で実行される。
【0098】 第1の作業中、円形のスラグ402は、円筒形カップ403に変換される。
【0099】 より詳細には、中心部が中空となっている第1ダイ401(図3A)内にスラ
グ402を入れ、大きさがダイ401内のリセスよりも小さい第1パンチ400
を下方に降ろし、スラグ402を変形させて、カップを形成する(図3B)。
【0100】 ダイ401内の盲リセス404の円筒形の側面と、パンチ400の円筒形外周
部との間に存在する環状空間により円筒形となっているカップ403およびパン
チ400を引き上げる。
【0101】 従って、第1作業の終了時に、カップ403は外側チューブ405と、チュー
ブ405よりも厚くなっているベース部分406とを含んでいる。その後、カッ
プ403を裏返しにする。
【0102】 第2作業では、裏返しにしたカップを固定された第2のダイ内に入れる。この
第2のダイは、2つの同心状の管状部品501、502を含んでいる。これら2
つの部品501、502は、両者の間に環状空間を構成し、この環状空間内に、
外側チューブ405がはめ込まれている(図4A)。
【0103】 ダイ501、502のベースには工具503が設けられている。この工具は、
ダイ501、502の内側環状部品502の内側ボア504内に軸方向に相補的
に変位でき、従って内側ボア504の中心は、中空となっている。
【0104】 ダイ501、502の上方には、第2パンチ500も設けられ、このダイも、
ボア504内で変位できるようになっている。パンチ500の外周部とボア50
4の輪郭との間に環状の間隙が存在している。
【0105】 このため、パンチ500は、降下中にカップのベース部分406に接触し、ベ
ース部分406の材料を変位させ、本発明の液圧クラッチ解除装置の軸方向対称
軸線X−Xに対して、横方向を向く環状ベース部分401を介して、外側チュー
ブ405に接続された内側チューブ407を形成する。
【0106】 次にパンチ500を引き上げ、チューブガイド4を絞り加工するためのイジェ
クタを構成する工具503も引き上げる。こうして、ガイドチューブ4は、内側
チューブ407よりも軸方向の長さが短い外側チューブ405によって囲まれた
内側チューブ407と、チューブ405と407とを共に接合する環状ベース部
分41とを含んでいる。
【0107】 ベース部分41は、丸くされた部分408、409を介して、それぞれチュー
ブ407および405に接合されている。
【0108】 ダイ501、502の内側部品502の上端部の形状によって、これら丸くさ
れた部分408、409が得られる。これら部分によって、本体2が、チューブ
ガイド4を満足した状態で保持できるようになっている。
【0109】 前記上端部を別の形状にすることにより、ベース部分に対し、必ずしも横方向
に延びない別の形状、例えば傾斜した形状とすることができる。スラグ402が
アルミニウムから成る場合、ベース部分406の材料を流動化し、この材料を変
位させるようなスラグ402の変形を実行することが容易である。
【0110】 また、内側チューブ407は、ピストンをガイドし、チューブガイドを構成し
ている。外側チューブ405は、ピストン3のシール31および部品32をガイ
ドする。衝撃絞り加工方法により、チューブ405、407の面は極めて精密で
あり、幾何学的な質が良好である。より詳細には、作業を繰り返すことなく、チ
ューブ405、407の極めて高い同軸度が得られる。
【0111】 従って、金属製であり、厚さが薄く、頑丈な形状のチューブガイド4だけで、
盲キャビティ40が構成される。その後、ダクト43とピストン3が嵌合される
キャビティ40とを連通させるように、上方チューブ405内に孔42が形成さ
れる。このシール31のリップは、内側チューブ407の外周部、およびより短
くなっている外側チューブ405の内周部と協働する。シール31は、1つの材
料としか接触しないので、均一に摩耗する。
【0112】 更に、本発明に係わる衝撃絞り加工により、チューブ405の内周部およびチ
ューブ407の外周部は凹凸がなく、シール31を摩耗させない。
【0113】 シール31を備えるピストン3および接続部品32は、シール31により、キ
ャビティ40内でシールされた状態で変位する。キャビティ40は、クラッチが
係合されているとき(図1)、ベース部分41とシール31との間に軸方向に位
置するポート42を介して、加圧される。
【0114】 チューブ405内に形成されたポート42は、盲キャビティ40内に形成され
、ピストン3によって境界が定められた容積可変チャンバの最小保留容積内に開
口しており、ピストン3は、本体2および固定ガイドチューブに対して軸方向に
移動自在となっている。
【0115】 上記作業の後、ガイドチューブ4を長くする作業(図5)を実行する。このチ
ューブは、互いに平行かつ軸線X−Xと同心状のチューブ405、407が存在
しているので、同心状となっている。
【0116】 この作業は、図5における矢印の方向に変位される工具700、701によっ
て実行される。これらの工具は、それぞれ外側チューブ405、およびこの外側
チューブよりも長い内側チューブ407の長さまでトリミングされる。工具70
2の助けにより、ピストン3の前端部に対する端部ストッパーを構成する止め輪
45を嵌合するための溝が形成される。
【0117】 一実施例では、チューブガイド4上にプラスチック本体2が形成される。この
目的のために、チューブ4には、本体2に対するチューブ4の軸方向の変位を防
止するための手段と共に、本体2に対するチューブ4の回転を防止するための手
段が設けられる。
【0118】 例えば図6および図7では、外側チューブ405は、その前端部にノッチ46
を有する。本体2を所定位置に成形した後に、本体2の材料47(図10および
11)はノッチ46内に局部的に進入し、本体2に対するチューブ4の相対的回
転を防止する。
【0119】 本体の材料147は、ベース部分41の形状に従い、外側チューブ405の正
面と接触するので、チューブ4の本体2に対する軸方向の移動が防止される。
【0120】 このことは、図12および図13にも当てはまる。
【0121】 内側チューブ4が外側本体2に対して回転しないように相対的にブロックする
ことは、突起機素、本例では、ベース部分(図8および図9)にプレス加工によ
って形成された機素146によって行われる。
【0122】 鋳製作業(図12および図13)を行った後、本体2の材料147は、回転を
防止するようにプレス加工によって形成された機素を覆い隠す。一般には、本体
2は、外側チューブ405、従ってガイドチューブ4を囲んでいる。本体2は、
チューブ405、407に対して同心状に取り付けられており、ベース部分を有
する。このベース部分をシャフト101が貫通しており、このベース部分は、こ
のベース部分41に対する当接部として働く。
【0123】 ノッチ46およびプレス加工によって形成された機素146は、上記衝撃絞り
加工によって容易に形成することができる。従って、一実施例では、第1パンチ
400は、ノッチ46の形状に対して相補的な形状となっている突出した機素を
有する。パンチ400上の突出機素の位置は、用途に応じて決まり、特に外側チ
ューブ405の長さに応じて決まる。このように、図3Bではノッチ46が形成
されている。
【0124】 ダイ部品502を使ってプレス加工される機素146を形成することは容易で
ある。この目的のためには、部品502の上端部に突出機素を設け、第2パンチ
500を使って機素146を形成すれば十分である。本例では、機素146は円
筒形のピップ状となっている。
【0125】 本発明により、第1パンチ400および部品502の突起を適当な形状にする
ことにより、ノッチ46とプレス加工により形成される機素146とを、任意の
形状とすることができる。
【0126】 以上の図では、チューブ405、407とベース部分41とは、厚さが同じで
あるが、このことは必ずしもそうであるとは言えない。
【0127】 例えば図4Bに示されるように、第2パンチ500の外径を調節することによ
り、外側チューブ405よりも厚い内側チューブ407を得ることが可能である
【0128】 特にダイ501、502のうちの部品502を用いて、カップ403のベース
部分406の厚みを選択することにより、図20に示すようなチューブ405、
407の厚さより厚いベース部分41を有するチューブガイド4を得ることが可
能である。
【0129】 本発明に従って、パンチ400、500の軸方向の変位量を調節することによ
り、チューブ405、407の軸方向長さを制御することが可能である。
【0130】 こうして、衝撃絞り加工により、多数の可能性が得られる。
【0131】 図1の実施例では、外側チューブ405は、その前端部にラジアル環状フラン
ジ48を有する。このフランジは、分割されており、本体2の前面と協働するよ
うに、軸線X−Xから外側に離間するように延びている。
【0132】 チューブ4は、本体2の前端部204の内周部から突出するラグ207によっ
て、本体2に対して回転しないようにされている。これらラグ207は、外側チ
ューブ405の前端部に形成されたリセス208に進入している。従って、外側
チューブは、このチューブが本体に対して回転しないように防止するためのリセ
スを有する。別の変形例では、これらリセスは、突出する機素と置換されている
【0133】 本体の前端部204は、厚さが薄いので、本体2にチューブ4をスナップ嵌合
できる。
【0134】 こうして、ラグ207がリセス208内に落下するまで、チューブ4は本体内
に軸方向に挿入される。次にチューブ4は、チューブ405のフランジ48およ
びチューブ4のベースと協働する本体2のベースによってブロックされる。かか
る構造は図21からも判る。図21では、本体2の前端部204は、ラグ207
を有する径方向に弾性変形可能なフィンガーを軸方向スロット内に有する。
【0135】 図1では、入口5は本体2と一体的となっている。 図10〜図15では、入口50は、符号52にてクリップ留めにより、または
他の変形例では、接着、摩擦、バヨネット取り付け、ネジ締結、クリップ留め、
または超音波溶接、またはレーザー溶接のように熱を間接的に加えることにより
、本体2に取り付けられている。
【0136】 図10、図12、図14および図15では、自動車の固定部品に本体2を締結
するための耳部の1つが58に示されている。これら耳部58は、本体2と一体
的である。
【0137】 図10〜図12では、入口50が外側チューブ405と接触するので、単一の
シール51が必要である。 図14および図15では、本体2に入口50が取り付けられるので、入口50
と本体2の間に、第1シール56を設け、本体2と外側チューブ405との間に
、第2シールを設ける必要がある。
【0138】 この第1シール56は、例えばOリングシールとされる。 図14では、第2シールは、環状盲キャビティ40の供給ポート42の両側に
配置された2つのOリングシール57から成っている。
【0139】 図15では、シールは、ポートの領域に孔が開けられたゴム製のバンドから成
っている。
【0140】 後で判るように、チューブ4を標準化できる。このチューブは上記のように、
内側チューブ407と平行に延びる外側チューブ405を含んでいる。
【0141】 従って、図16では、チューブは、図8および図9、または図6および図9の
チューブと同一となっている。
【0142】 本体2は、実際の使用例に応じて決まり、このことは、ピストン3およびクラ
ッチ解除ベアリング1についても当てはまる。
【0143】 図16では、ピストン3は、カラー部品1210を支持している。 このカラー部品は、鋳造またはスナップ嵌合により、ピストン3の前端部に取
り付けられている。
【0144】 カラー部品1210は、軸方向に作用する弾性リング110(本ケースではベ
ルビーユリング)と、ベローズ15の前端部を支持しているので、カラー部品1
210は、例えば曲げ部を有する板金から製造される。カラー部品1210は、
予負荷スプリングの前端部に当接するように働き、スプリング48の前端部を係
止するように構成されている。
【0145】 カラー部品1210の横方向ショルダーの両側に、ベローズ15およびスプリ
ング48の前端部が配置されている。
【0146】 スプリング48の後端部は、中間圧力部品148と本体2のショルダー44と
の間にベローズ15の後方ビードを捕捉するよう、中間圧力部品148に係合し
ている。
【0147】 カラー部品1210の管状部分、およびピストン3の前端部によって境界が定
められているキャビティ40内に、リップシール49が固定されている。このシ
ール49は、漏れたオイルがクラッチの摩擦ライナーに到達するのを防止する。
【0148】 端部ストッパーは、図1のシール45の代わりに、スプリットリング145か
ら成っている。
【0149】 シール31は部品32を横断し、部品32の反対側にヘッドを有するスピゴッ
トを備えるように、射出成形により接続部品32に固定されている。
【0150】 ピストン3が部品32に対し、三次元で回転できるように、部品32の外周部
132とピストン3の外周部との間に、図1のようにラジアル間隙が存在してい
る。
【0151】 特に、カラー部品1210の詳細については、これら構造のすべてについて述
べている1997年11月12日に出願されたフランス国特許出願第97/15834号
を参照されたい。 シール31は、射出成形されたスピゴットにより部品32内に固定されている
ので、図1および図16の接続部品32は、比較的厚くなっている
【0152】 接続部品32とシール31とから成る組立体の軸方向の寸法を縮小するために
、いわゆる同時成形のようなタイプの2つの材料を使った射出成形により、プラ
スチック材料製の接続部品32にシール31を接合することが提案される(図1
7)。
【0153】 図17では、シール31と接続部品32との間の接続表面232は、部品32
の背面から成っている。 従って、リップシール31のスピゴットは、部品32を貫通しないので、部品
32の厚さを、特にその内周部で薄くすることができる。これによって、ピスト
ンガイドの表面を広げるか、または本発明に係わる液圧制御クラッチ解除装置の
軸方向の寸法を縮小することが可能となっている。
【0154】 当然ながら、図18から判るように、ベローズ15の後端部に、2種材料の射
出成形、すなわち、同時成形により、図16におけるプラスチック材料製の圧力
部材148を固定することが可能である。
【0155】 別の変形例では、同時成形、すなわち、2つの材料を用いた射出成形により、
プラスチック材料製の本体2にベローズ15が固定される。 図18から判るように、接続表面115は、ベローズ15の後端部を構成する
厚くされた部分215の内側面から成り、部材148は、図16に示されている
部材と対照的に平坦となっているので、簡略化されている。
【0156】 これにより、軸方向の寸法を縮小でき、ベローズの端部におけるビードの形成
を防止できるので、ベローズの取り付けが簡略化される。
【0157】 当然ながら、ベローズ15の前端部を、後端部と同じように構成することがで
きる。この場合、スプリング48の前端部は、圧力部品に当接する。
【0158】 図19から判るように、ピストン3のスリープ30上に、同時成形、すなわち
2つの材料を射出成形することによって、リップシール49を固定できる。ピス
トンには、プラスチック材料製のスリーブ30が固定されている。こうして、リ
ップシール49は少ない材料しか使用せず、軸方向により短くなっているので、
簡略化され、安価となっている。これにより、軸方向の寸法は縮小され、ピスト
ンがガイドされる長さを長くすることができる。
【0159】 当然ながら、ピストンは、プラスチック製スリーブ30に対して軸方向に移動
できるようにできる。 従って、スリーブ30は、軸方向を向く環状プレート機素234を、その後端
部に有する(図20)。 このプレート機素234の背面235には、2つの材料を射出成形することに
りシール31が固定されている。
【0160】 プレート機素234の前面236、およびピストン3の背面には、2成分を射
出成形することにより、弾性材料231(本例ではゴムのようなエラストマー)
製のブロックが固定されており、ダイヤフラム10の回転効果によりクラッチが
係合している時に、ピストン3は、スリーブ30およびシール31に対して軸方
向に変位できる。
【0161】 フィンガーは、すべて同じ平面にあるわけではないので、作動機素11、解除
ベアリング1およびピストン3は軸方向に変位でき、より詳細には、軸方向に振
動できる。こうしてブロック231は振動を吸収できる。
【0162】 この構造によって、図1または図19の接続部品32を省略でき、この接続部
品を、より簡単で安価なプレート機素234に置換することが可能となっている
。シール31に対する振動の伝達は、更に制限される。
【0163】 図2では、入口5に取り付けられた、プラスチック材料製のショルダー付きチ
ューブ12に2つの成分を射出成形することにより、シール51を固定すること
が可能である。入口5の内径部には段部が付けられ、ショルダー10を形成して
いる。ショルダー10の上方には。チューブ12のより大径のヘッド9が位置し
ている。
【0164】 チューブ12は、このチューブ内のより小径の軸方向の溝に係合する軸方向の
突起またはキーを有する。従って、シール51に固定されたチューブ12と入口
5との間には、回転ストッパー手段8が配置されている。 チューブ12は、パイプ111を延長しており、パイプ11およびチューブ1
2の内径部には、ダクト43が形成されている。
【0165】 パイプ111の端部とチューブ12のヘッド10との間には、Oリングシール
13が設けられている。チューブ12は、弾性スプリングクリップ16によって
所定位置に保持されており、クリップ16は、パイプの外周部に形成された溝、
およびこの溝に対向する入口5の内周部に形成された2つの通路に係合している
【0166】 上記説明(図7〜図20)では、シール51、31、49、ベローズ15、ま
たはブロック231は、当然、弾性材料製である。本例ではこの弾性材料は、ゴ
ムのようなエラストマーであり、シール、ベローズまたはブロックが固定される
部品12、32、30、2、148、3のプラスチック材料と適合性のある材料
となっている。
【0167】 従って、例えば図20では、スリーブ30のプラスチック材料は、シール31
、49およびブロック231の材料と適合性のあるものでなければならないが、
他方、ピストン3のプラスチック材料は、ダンパーとして働くブロック231の
プラスチック材料と適合性があるものとなっている。
【0168】 2つの材料を用いる射出成形は、例えば2工程の熱間成形で実行される。 第1の工程では、当該成分のプラスチック材料をモールドに注入し、次に冷却
前に、当該弾性成分のエラストマーを同じモールド、特にプラスチック材料に弾
性材料が付着する接続表面の領域に注入する。
【0169】 例えば図17では、接続部品32の材料をモールド内に注入し、次に部品32
が冷却状態となる前に、接続表面232に接触するよう、モールド内にシール3
1のエラストマーを注入する。
【0170】 液圧クラッチ解除装置に対して2つの材料を使う射出成形の利点は、部品を簡
略化できること、軸方向の寸法を縮小できること、およびピストンのガイドされ
る長さを長くできる点である。これにより、組み立てがより容易となる。
【0171】 更に、弾性材料の部品12、30、32、3、149、2にプラスチック材料
製の部品51、49、31、231、15のエラストマーを接着するのに、添加
剤は全く不要である。これにより、良好な溶着状態が得られ、割れる可能性も少
なくなっている。
【0172】 更に、制御用流体との適合性も改善される。 例えば、公知の接着剤としてグルーが使用される。 2つの材料を射出成形することにより、グルーは不要となっており、これによ
ってかさが少なくなっている。
【0173】 更に、接合部に対して重要なグルーの厚さを制御することが不要となっている
。グルーが過度に厚くなった場合、接合部は脆弱となる。弾性材料、すなわちエ
ラストマーはシーラントであることが好ましい。したがって、シール31と材料
231とはシーラントであることが好ましい。
【0174】 変形例では、モールド内にプラスチック材料を注入する代わりに、既にモール
ド内に注入されているプラスチック材料を入れ、次にプラスチック材料が冷却状
態となる前に、モールド内に当該弾性材料のエラストマーを注入する。
【0175】 別の変形例では、モールド内に、当該プラスチック成分のエラストマーを注入
する代わりに、当該成分のモールド内にて、プラスチック成分の上方にエラスト
マーのスラブを載せ、モールドを圧縮することによってスラブに加硫を行う。
【0176】 2成分の射出成形を行う代わりに、当然ながら、接着をしてもよい。 図16〜図17および図19、ならびに図20の実施例は、例えばフランス国
特許公開第2730532号公報に記載されているような任意のタイプのキャビティ4
0に適用できるが、衝撃絞り加工によって得られるキャビティ40により極めて
良好な結果が得られる。すなわち、図19および図20のピストンは、良好な条
件、特にチューブ405と407とが同軸状であるように変位した状態にある。
【0177】 本体2は、プラスチック材料製であることが好ましいので、本発明に係わるク
ラッチ解除装置は、軽量であることが理解できよう。
【0178】 更に、キャビティ40はクラッチが係合したり切られたりする間、キャビティ
内で発生する圧力変動にほとんど影響されない。
【0179】 上記実施例では、中空ダイ内に進入する中実のパンチ400、500による2
工程の作業で、衝撃絞り加工プロセスを実行している。
【0180】 図22A〜図22Cの別の変形例では、スラグ1402は中心に孔を有し、一
方、パンチ1400は、中心部が中空であり、ダイ1401内に進入している。
ダイ1401は、T字形の横断面を有する中心の円筒形部分1500を有する。
この円筒形部分は、パンチ1400内に進入させられる。従って、ダイは、内側
ボア1404を有する同心状の外側部分1501と、外側部分1501によって
囲まれた中心部分1500とを有する。
【0181】 スラグ1402内の中心孔は、中心部分の寸法によって決まるので、図22A
では、スラグ1402が中心部分1500のベースに係合するまで、中心部分1
500の円筒体上にスラグ1402が嵌合される。
【0182】 次にスラグは、円筒形の外側部分1501と中心部分との間に挟持される。次
にスラグ1402を変形するように、パンチ1400を下方に押し下げ、他の方
法と同じように、ダイに沿って、パンチからの衝撃によって材料を引き抜くこと
により、キャビティ40(図22B)を形成する。次にガイドチューブ4と共に
パンチ1400を引き上げる(図22C)。
【0183】 このように工具を使用することにより、ガイドチューブを裏返しにすることな
く、1回の作業で衝撃絞り加工を実行しうる。次に、所望する長さとなるように
、外側チューブ405をカットする。
【0184】 内側ボアの直径に対し、パンチ1400のサイズを調節することにより、外側
チューブ405よりも厚い厚さの内側チューブ407または内側チューブ407
よりも厚い外側チューブ405を得ることができる。中心部分1500のベース
の形状によってベース部分41を所望する形状にすることができる。例えば切頭
円錐形ベースにより、傾斜したベース部分41が得られる。
【0185】 上記図面では、外側本体はガイドチューブと別個になっているが、図24では
、ガイドチューブ4は外側本体と一体的であり、自動車の固定部品に外側本体と
締結するための手段158を含んでいる。この手段は、径方向外側に突出するカ
ラー部分から成り、このカラー部分158は、ベース部分41を径方向外側に延
長し、ベース部分41よりも厚くなっており、ベース部分41自体は、外側チュ
ーブ405および内側チューブ407よりも厚くなっている。
【0186】 カラー部分158は、このカラー部分を自動車の固定部品に締結するための部
材を貫通するための軸方向孔159を有し、この自動車の固定部品は、本例では
ギアボックスのケーシング2000となっている(図24)。 これら締結部材は、ネジ状となっており、孔159は、一定の間隔で離間され
ている。 従って、このカラー部分158によって、チューブ4をケーシング2000に
直接固定できるようになっている。
【0187】 このカラー部分158は、キャビティ40に流体を供給するよう、キャビティ
40のベースに開口するラジアル孔143も有する。この孔143は、図1のシ
ール51を省略するように、図1のダクト43の代わりとなっている。
【0188】 図1のパイプ111を取り付けるよう、カラー部分にエンド部品を取り付けで
きる。当然ながら、孔143には、パイプをネジ締結するためのネジを切ること
ができる。この孔は傾斜していてもよい。これらはいずれも、実際の使用例に応
じて決まる。
【0189】 パンチ1400を囲む第2の中空パンチ1600の助けにより、図23A〜図
23Cから判るようなカラー部分が得られる。パンチ1400自体は、中心部分
1500を囲むようになっており、外側部品の内側ボア404は、第2パンチ1
600の外周部をガイドするように働く。この方法は、図22Aおよび図22B
に示されるように、2つのパンチ1400、1600を使ってスラグ1402の
材料を変形させ、外側チューブ405を形成するように、2つのパンチ1400
と1600との間にスラグ1402の材料を流すように続く。
【0190】 図22Aおよび図22Bに示されるように、この材料は、中心部分1500と
第1パンチ1400との間を流れ、内側チューブ1405を形成する。作業の終
了後、2つのパンチを引き上げる。いずれのケースにおいても、第1パンチ14
00の内側ボアは、中心部分1500の外径よりも大きい直径を有する。図22
Aおよび図22Bでは、パンチ1400と外側部分との間を材料が流れ、外側チ
ューブを形成する。
【0191】 図22A〜図23Cでは、外側チューブ405と内側チューブとは同一長さで
あるので、外側チューブ405を、図5に示されているように、所望の長さにカ
ットするよう、作業を繰り返すことが必要である。
【0192】 カラー部分158の厚さを変えるには、パンチ1600の端部にノッチを付け
る。 カラー部分の厚さを可変できるように、中心部分1500のベースに突起を設
け、カラー部分を、ギアボックスの輪郭に合わせることができるようにすること
ができる。
【0193】 当然ながら、外側本体が必ずしも外側チューブ405の形状に従わないように
、カラー部分158に外側本体を成形することが可能である。
【0194】 カラー部分158に対して繰り返し作業を行うことができる。フランス国特許
公開第2753505号公報に記載されているように、ソールプレートにカラー部分を
取り付けるためのバヨネットタイプのマウントとなるように、スロットによって
分離された突起部分を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる液圧制御式クラッチ解除装置の軸方向横断面図である。
【図2】 クラッチ解除装置の入力側を示す、図1よりも拡大された部分図である。
【図3】 クラッチ解除装置のガイドチューブの製造における第1の間接衝撃絞り加工を
示す図である。
【図4】 ガイドチューブの製造における負荷絞り加工または間接衝撃絞り加工を示す図
である。
【図5】 同心状ガイドチューブを所定の長さにする第2作業を示す図である。
【図6】 回転ストッパーノッチが設けられたガイドチューブの軸方向追う断面図である
【図7】 図6における矢印Aの方向に見た図である。
【図8】 回転ストッパーノッチが設けられた別の実施例の、図6に類似する図である。
【図9】 回転ストッパーノッチが設けられた別の実施例の、図7に類似する図である。
【図10】 クラッチ解除装置の外側本体が同心状ガイドチューブに取り付けられている、
図6と同様の図である。
【図11】 クラッチ解除装置の外側本体が同心状ガイドチューブに取り付けられている、
図7と同様の図である。
【図12】 クラッチ解除装置の外側本体が同心状ガイドチューブに取り付けられている、
図8と同様の図である。
【図13】 クラッチ解除装置の外側本体が同心状ガイドチューブに取り付けられている、
図9と同様一の図である。
【図14】 シールに関し、更に別の変形例を示す、図10に類似した軸方向横断面図であ
る。
【図15】 シールに関し、更に別の変形例を示す、図11に類似した軸方向横断面図であ
る。
【図16】 更に別の実施例におけるクラッチ解除装置の軸方向半横断面図である。
【図17】 盲キャビティをシールするシールリングが設けられた接続部品の軸方向横断面
図である。
【図18】 クラッチ解除装置のベローズの一部である圧力部材が設けられた保護ベローズ
の軸方向断面図である。
【図19】 別の実施例におけるクラッチ解除装置のピストンの軸方向断面図である。
【図20】 更に別の実施例の、図19に類似した図である。
【図21】 更に別の実施例における、ベローズのないクラッチ解除装置の軸方向部分断面
図である。
【図22】 更に別の実施例の、図3に類似した図である。
【図23】 本発明の第3実施例の、図3に類似した図である。
【図24】 図23におけるガイドチューブの軸方向断面図である。
【符号の説明】
3 ピストン 4 ガイドチューブ 6 外側本体 40 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16D 25/12 F16D 25/12 B

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部品にクラッチ解除装置を締結するための本体(2)と
    、該本体(2)に固定され、シャフト(101)を貫通させるようになっている
    金属製ガイドチューブ(4)と、制御流体を受けるよう、本体(2)とガイドチ
    ューブ(4)とから成る組立体に形成された、軸方向を向く環状盲キャビティ(
    40)と、まず、可変容積制御チャンバを構成するよう盲キャビティ(40)内
    に進入し、ついでガイドチューブ(4)に沿って軸方向にスライド運動できるよ
    うになっているピストン(3)と、クラッチのクラッチ解除装置(100)に作
    用するよう、ピストン(3)によって支持された作動機素(11)とを備え、盲
    キャビティ(40)が、ガイドチューブ(4)に形成されており、ピストン(3
    )をガイドするための内側チューブ(407)を有し、該内側チューブが、ベー
    ス部分(41)と共に同心状外側チューブ(405)によって囲まれており、ベ
    ース部分(41)が、内側チューブ(407)と外側チューブ(405)とを接
    合するようになっている、自動車用機械式クラッチのためのクラッチ解除装置(
    8)を有する、クラッチのための液圧制御式クラッチ解除装置であって、 金属スラグ(402)(1402)から、衝撃絞り加工によりガイドチューブ
    (4)が形成されていることを特徴とする、液圧制御式クラッチ解除装置。
  2. 【請求項2】 スラグ(402)(1402)が、アルミニウムをベースと
    する材料から成ることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 外側チューブ(405)が、ベース部分(41)の近くに流
    体供給ポート(42)を有することを特徴とする、請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 ベース部分(41)が、横方向を向いており、それぞれの丸
    くされた部分(408、409)によって、前記ベース部分が、内側チューブ(
    407)および外側チューブ(405)に接合されていることを特徴とする、請
    求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 ベース部分(41)が、内側チューブ(407)および外側
    チューブ(405)よりも厚いことを特徴とする、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 ガイドチューブ(4)を固定部品に締結するための径方向に
    突出する手段を有するガイドチューブ(4)と外側本体が、一体的となっている
    ことを特徴とする、請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 外側本体が、別体であり、ガイドチューブのベース部分(4
    1)の形状に従っていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 外側本体(6)が、ガイドチューブ(4)と離間しており、
    外側チューブ(405)の形状に従っていることを特徴とする、請求項1記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 モールドによって、ガイドチューブに外側本体(6)が形成
    されていることを特徴とする、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 ガイドチューブ(4)に、外側本体(6)がスナップ嵌合
    されていることを特徴とする、請求項8記載の装置。
  11. 【請求項11】 ガイドチューブ(4)が、本体(2)に対するガイドチュ
    ーブ(4)の回転を防止するよう、本体(2)と協働するリセスまたは突出機素
    を有することを特徴とする、請求項8記載の装置。
  12. 【請求項12】 プレス加工によって形成された機素(146)から成る突
    出機素が、ガイドチューブ(4)のベース部分(41)に形成されていることを
    特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 リセスが、外側チューブ(405)に形成されたノッチ(
    46)から成ることを特徴とする、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 中実の金属スラグ(402)により開始し、このスラグを
    第1ダイ(401)内のリセス(404)に入れ、次に第1パンチ(400)の
    助けによりスラグ(402)を変形し、外側チューブ(405)によって囲まれ
    た円筒形カップ(403)を形成することを特徴とする、請求項1記載のガイド
    チューブ(4)を製造する方法。
  15. 【請求項15】 カップ(403)を形成した後にパンチ(400)を引き
    上げ、中心部が中空となっており、カップ(403)の外側チューブ(405)
    を受けるための環状空間を構成する第2ダイ(501)(502)内にカップを
    入れることを特徴とする、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 第2パンチ(500)を用い、このパンチをダイの内側に
    進入させ、外側チューブ(407)を形成しながら、カップ(403)のベース
    部分(406)をプレス加工によって形成することを特徴とする、請求項15記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 第2パンチ(500)を引き上げ、第2ダイ(501)(
    502)の中心ボアに進入させたイジェクタにより、ガイドチューブ(4)を放
    出することを特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 中心孔を有するスラグ(1402)から開始し、スラグ(
    1402)が嵌合された中心部分(1500)を有するダイの外側部分(150
    1)のリセス(1404)内にスラグを配置し、次に、中心部分(1500)の
    直径よりも大きい直径を有する内側ボアを有する中空パンチ(1400)により
    スラグ(1402)を変形させて、ガイドチューブ(4)を形成することを特徴
    とする、請求項1記載のガイドチューブを製造する方法。
  19. 【請求項19】 ガイドチューブ(4)を形成した後に、パンチ(1400
    )を引き上げることを特徴とする、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 ダイの外側部分(1501)によって外側がガイドされて
    おり、第1パンチ(1400)を囲む第2パンチ(1600)を用いてスラグを
    局部的に変形し、ガイドチューブ(4)上にカラー部分を形成することを特徴と
    する請求項19記載の方法。
JP2000555012A 1998-06-19 1999-06-21 ガイドチューブを備える液圧制御クラッチ装置、およびこのガイドチューブを製造する方法 Pending JP2002518645A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9807970A FR2780121B1 (fr) 1998-06-19 1998-06-19 Dispositif de debrayage a commande hydraulique dotee d'un tube de guidage et procede d'obtention d'un tel tube
FR98/07970 1998-06-19
PCT/FR1999/001483 WO1999066226A1 (fr) 1998-06-19 1999-06-21 Dispositif de debrayage a commande hydraulique dotee d'un tube de guidage et procede d'obtention d'un tel tube.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002518645A true JP2002518645A (ja) 2002-06-25

Family

ID=9527785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000555012A Pending JP2002518645A (ja) 1998-06-19 1999-06-21 ガイドチューブを備える液圧制御クラッチ装置、およびこのガイドチューブを製造する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6325194B1 (ja)
EP (1) EP1003981B1 (ja)
JP (1) JP2002518645A (ja)
KR (1) KR100582315B1 (ja)
DE (1) DE19981349B4 (ja)
ES (1) ES2229791T3 (ja)
FR (1) FR2780121B1 (ja)
WO (1) WO1999066226A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340031A (ja) * 2001-05-21 2002-11-27 Koyo Seiko Co Ltd 油圧式クラッチ遮断装置
KR101532434B1 (ko) * 2007-02-07 2015-06-29 발레오 앙브라이아쥐 유압 제어 해제 장치

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2789140B1 (fr) * 1999-01-29 2001-03-02 Valeo Dispositif de debrayage a commande hydraulique
DE10039242A1 (de) * 1999-08-24 2001-03-08 Luk Lamellen & Kupplungsbau Ausrücksystem
FR2803346B1 (fr) * 1999-12-30 2002-04-26 Valeo Embrayage double, en particulier pour vehicule automobile
TW514572B (en) 2000-04-25 2002-12-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Radioactive substance containment vessel, and radioactive substance containment vessel producing device and producing method
DE10021175A1 (de) * 2000-04-29 2001-08-23 Daimler Chrysler Ag Zentralausrücker aus Blech
FR2830305B1 (fr) 2001-09-28 2003-11-28 Valeo Ensemble de transmission pour vehicule automobile muni d'un embrayage commande par une butee
JP4295468B2 (ja) * 2001-12-21 2009-07-15 ポリマテック株式会社 照光式押釦スイッチ用カバー部材
FR2842266B1 (fr) * 2002-06-28 2006-01-20 Renault Sa Dispositif de commande hydraulique d'embrayage
DE10307864A1 (de) * 2003-02-25 2004-09-02 Zf Sachs Ag Betätigungseinrichtung, insbesondere für eine Fahrzeugkupplung
GB2410778A (en) * 2004-02-04 2005-08-10 Automotive Prod France Annular clutch actuator with deep drawn single piece cylinder
DE102010010137B4 (de) 2009-03-23 2019-08-14 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Nehmerzylinder
EP2554868B2 (de) * 2011-08-05 2024-01-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Ausrücksystem
BR112014001819B1 (pt) * 2011-08-05 2021-05-25 Schaeffler Technologies AG & Co. KG sistema de desengate para o acionamento de uma embreagem
WO2014048428A1 (de) * 2012-09-26 2014-04-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Nehmerzylinder
WO2014079428A1 (de) * 2012-11-22 2014-05-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Nehmerzylinder
FR3012191B1 (fr) * 2013-10-23 2017-01-06 Valeo Embrayages Butee d'embrayage a commande hydraulique
US9360052B2 (en) 2014-02-04 2016-06-07 Innovation First, Inc. Shaft collar
FR3053753B1 (fr) * 2016-07-06 2019-05-24 Valeo Embrayages Cylindre hydraulique recepteur pour un systeme de commande hydraulique
US10731713B1 (en) * 2019-01-18 2020-08-04 Bettcher Industries, Inc. Power operated trimming tool with clutch drive
DE102020108189B4 (de) * 2020-03-25 2022-08-18 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Zentralausrückeranordnung
DE102020111380B3 (de) * 2020-04-27 2021-10-28 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Zentralausrückeranordnung

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1672694A (en) * 1926-01-09 1928-06-05 Colona Mfg Company Method of making thread protectors
US3029507A (en) * 1957-11-20 1962-04-17 Coors Porcelain Co One piece thin walled metal container and method of manufacturing same
US4395811A (en) * 1980-05-09 1983-08-02 Frye Richard D Hose connectors and methods for making and applying same
DE8221436U1 (de) * 1982-07-28 1982-10-21 Skf Kugellagerfabriken Gmbh, 8720 Schweinfurt Hydraulisch betaetigte ausrueckeinheit, insbesondere fuer fahrzeugkupplungen
JPS5926629A (ja) * 1982-08-06 1984-02-10 Sanden Corp 電磁クラッチロ−タの成形方法
JPS63158330A (ja) * 1986-08-06 1988-07-01 Koyo Seiko Co Ltd 油圧式クラツチレリ−ズ装置
US4938332A (en) * 1988-08-30 1990-07-03 Federal-Mogul Corporation Hydraulically actuated clutch release mechanism
DE3936106A1 (de) * 1989-10-30 1991-05-02 Taisei Kako Co Aluminiumrohr-herstellungsvorrichtung
FR2697879B1 (fr) * 1992-11-10 1994-12-23 Automotive Prod France Cylindre asservi d'embrayage hydraulique dont le piston comporte une partie extensible télescopiquement.
DE4412928A1 (de) * 1994-04-15 1995-10-19 Schaeffler Waelzlager Kg Hydraulisch betätigbare Vorrichtung zum Ausrücken einer Schalttrennkupplung eines Kraftfahrzeugs
DE4434594A1 (de) * 1994-09-28 1996-04-04 Schaeffler Waelzlager Kg Kupplungsausrücksystem
FR2730532B1 (fr) 1995-02-09 1997-04-04 Valeo Butee de debrayage a commande hydraulique pour embrayage a diaphragme, notamment pour vehicule automobile comportant un manchon de guidage
DE19523011A1 (de) * 1995-06-24 1997-01-02 Schaeffler Waelzlager Kg Hydraulische Ausrückvorrichtung für eine Reibungskupplung
FR2745616B1 (fr) * 1996-02-29 1998-04-10 Valeo Dispositif de maintien, notamment pour vehicule automobile
DE29608918U1 (de) * 1996-05-17 1996-08-14 Schaeffler Waelzlager Kg Führungshülse eines Nehmerzylinders, deren Ringflansch außenseitig durch eine Verstemmung am Druckgehäuse befestigt ist
US5944157A (en) * 1996-09-17 1999-08-31 Valeo Friction clutch, in particular for a motor vehicle, including a wear compensating device
FR2772443B1 (fr) 1997-12-11 2001-09-28 Valeo Recepteur hydraulique de commande d'embrayage notamment pour vehicule automobile
US5761949A (en) * 1997-02-19 1998-06-09 Trans-Matic Manufacturing Company Deep-drawn stamping process including side piercing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340031A (ja) * 2001-05-21 2002-11-27 Koyo Seiko Co Ltd 油圧式クラッチ遮断装置
JP4734758B2 (ja) * 2001-05-21 2011-07-27 株式会社ジェイテクト 油圧式クラッチ遮断装置
KR101532434B1 (ko) * 2007-02-07 2015-06-29 발레오 앙브라이아쥐 유압 제어 해제 장치

Also Published As

Publication number Publication date
FR2780121A1 (fr) 1999-12-24
ES2229791T3 (es) 2005-04-16
DE19981349B4 (de) 2011-09-29
KR100582315B1 (ko) 2006-05-23
WO1999066226A1 (fr) 1999-12-23
EP1003981A1 (fr) 2000-05-31
FR2780121B1 (fr) 2000-08-18
EP1003981B1 (fr) 2004-09-29
US6325194B1 (en) 2001-12-04
KR20010023008A (ko) 2001-03-26
DE19981349T1 (de) 2000-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002518645A (ja) ガイドチューブを備える液圧制御クラッチ装置、およびこのガイドチューブを製造する方法
US6769254B2 (en) Hydraulic operating systems for clutches and the like
US7059128B2 (en) Hydraulic system for a motor vehicle
US6659252B2 (en) Clutch actuating apparatus
EP0168932B1 (en) Hydraulic slave cylinder
KR100613236B1 (ko) 클러치용 유압 조절식 디클러칭 장치
KR100914367B1 (ko) 밀봉장치
US20070251380A1 (en) Piston
US4872396A (en) Hydraulic cylinder with liner and a retainer
JP2008128392A (ja) キャンセルプレート
EP1816367A1 (en) Clutch piston
EP1424503B1 (en) A hydraulic master cylinder
US6354188B1 (en) Hydraulic actuator, in particular for engaging, a tube guide integral with an external body
KR100470621B1 (ko) 클러치용유압식제어리시버
JP2005265073A (ja) ピストン装置
US6711986B2 (en) Device for coupling a lever to a shift cylinder piston
JP2006292109A (ja) キャンセルプレートの支持構造
US20090038906A1 (en) Seal integral type piston
US3970177A (en) Hydraulic release mechanism for clutches
JP2802398B2 (ja) 摩擦締結要素
US20090038907A1 (en) Cancel plate
JP2002139075A (ja) 油圧式クラッチ遮断装置
JPH03186616A (ja) 摩擦締結要素
JP2009052608A (ja) 自動変速機用ピストン
JPH0914295A (ja) クラッチ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090406

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110