JP2002516452A - 同時にアクセスおよびリフレッシュ動作を行うダイナミックランダムアクセスメモリシステムならびにその使用方法 - Google Patents

同時にアクセスおよびリフレッシュ動作を行うダイナミックランダムアクセスメモリシステムならびにその使用方法

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JP2002516452A
JP2002516452A JP2000550106A JP2000550106A JP2002516452A JP 2002516452 A JP2002516452 A JP 2002516452A JP 2000550106 A JP2000550106 A JP 2000550106A JP 2000550106 A JP2000550106 A JP 2000550106A JP 2002516452 A JP2002516452 A JP 2002516452A
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Abstract

(57)【要約】 第1および第2のワード線(303aおよび303b)に連結された各行のセルにおける2トランジスタ−1キャパシタメモリセル(301)の行および列のアレイ(201)、ならびに一組のビット線(302aおよび302b)に連結された各列のセルを含むメモリ(200)。リフレッシュ回路機構(208)は、第1のワード線(303a)に加え選択された該行を起動し、その行のセル(301)を、各列のビット線のうち第1のビット線(302a)を介してリフレッシュする。データアクセス回路機構(202および204)は、実質的に同時に、第2の選択された行の第2の該ワード線(303b)を起動し、対応する列のビット線のうち第2のビット線を介して、第2の行の選択されたセルにアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野) 本発明は、該して電子メモリに関し、より詳細には、同時にアクセスおよびリ
フレッシュ動作を行うダイナミックランダムアクセスメモリシステムならびにそ
の使用方法に関する。
【0001】 (発明の背景) ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)は、パーソナルコンピュー
タ(PCS)のようなほとんどのアプリケーションにおいて用いられるメモリの
主要な種類である。例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)と
比べると、DRAMはより安価で、実質的により少ない電力を消費し、ならびに
同じチップ空間においてより多くのビット(すなわちより高いセル密度)を提供
する。DRAMは、通常それらの、節電機能および高いセル密度が速度よりも重
大であるメモリサブシステム(例えばシステムメモリおよびディスプレイフレー
ムバッファ)を構成するために用いられる。ほとんどのコンピューティングシス
テムでは、これらのサブシステムがシステムアーキテクチャの多くを占めるため
、DRAMが市場におけるメモリデバイスの一般的な種類となった。
【0002】 それらの顕著な利点にも関わらず、DRAMはまた、これらの構成および動作
されなければならない様式のせいで、大きな規制の対象にもなる。詳細には、各
セルがキャパシタ上に充電する際にデータを格納する(すなわち、論理1として
予め決められた電圧に充電し、論理0として約0ボルトに放電する)ことから、
あるビット(特に論理1ビット)が所定のセル内に格納され得る時間の長さは、
電荷を保持するキャパシタ能力の関数である。電荷保持(ひいてはデータ保全性
)は、それ自体電荷漏れの関数である。
【0003】 2つの特定的な電荷漏れメカニズムが、ここでの説明の目的として考慮される
。第1のメカニズムでは、十分なキャパシタンスをもつ小さなキャパシタを作製
するために用いられる高い誘電性層の損失が大きいため、キャパシタ格納プレー
トからプレートへの漏れが起こる。第2に、セルの格納プレート上の電荷は、ト
ランジスタオフ状態の間にパストランジスタを介して戻って漏れる(「閾値下漏
れ」)。ローバストなDRAM設計においては、これらの問題の各々に取り組ま
なければならない。
【0004】 ほとんど全てのDRAMは、電荷がキャパシタから漏れると劣化するデータ保
全性を、メモリセルの周期的リフレッシュを介して論理1データの電圧をフル格
納電圧へ戻して維持する。このことは、単にセルアレイにおけるセル内のデータ
を行毎に読み出し、復元することにより行われる。リフレッシュスキームに依存
して、アレイまたはサブアレイにおける全ての行は、単一のシーケンスにおける
行を介するステッピング、あるいは、読み出しもしくは書き込み動作と書き込み
動作との間のアレイにおける行のより小さなグループのリフレッシュを分配する
ことにより、リフレッシュされ得る。任意の事象において、リフレッシュはDR
AMの性能に重大な衝撃を与え得る。とりわけリフレッシュは、読み出しおよび
書き込みとして利用することのできるメモリサイクルを消費し、行のリフレッシ
ュ毎に、新たなプレチャージ/アクティブサイクルを必要とする。リフレッシュ
に用いられる各サイクルにより、プレチャージされている行を含むアレイまたは
サブアレイは、読み出しおよび書き込みアクセスに利用できない。リフレッシュ
の問題点は、高密度デバイスを意図するときに悪化していくため、システムがメ
モリにアクセスし得る時間を低減することなく、リフレッシュ期間がアレイ全体
をリフレッシュし得るように低減されなければならない。
【0005】 データの保全性がより長い時間的期間の間維持され得、それにより要求される
リフレッシュ間の期間が相応して長くなるように、セル漏れを最少化するための
試みがなされてきた。一つの方法は、セルが閾値下漏れを低減するために存在し
ている基板をバイアスすることである。nチャネルパストランジスタの場合を考
える。トリプルウェルプロセスにおいて、DRAMセル(および格納キャパシタ
)アレイ内のnチャネルパストランジスタは、それ自体はn型ウェル内に存在し
ている、隔離されたp型ウェル内に存在する。n型ウェルは、予めp型基板内に
形成されている。その中にセルが存在するp型ウェルは、接地基板に対して陰極
電圧VBB(典型的には−1v前後である)によりバイアスされる。このことは、
効率的に、セルパストランジスタの閾値電圧を上げ、閾値下漏れを中断させる。
分離されたpウェルは、セルアレイをバイアスすることが接地基板を有する周辺
回路の性能を低下させないように、アレイを周辺から隔離するために用いられる
。隔離されたpウェルなしに、基板をバイアスすることはまた、高性能周辺回路
内のトランジスタの閾値を上げ、そしてこれらの性能を劣化させる。
【0006】 バイアス電圧VBBを生成する充電ポンプ(charge pump)に伴うト
リプルウェルプロセスは、実施することが難しく、費用がかかる。それらを排除
する能力は、従来技術に対して実質的な利点を提供し、DRAM技術における実
質的な飛躍を意味する。さらに、隔離されたpウェル、およびそれに相応して介
在するnウェルの排除により、セルアレイの製作プロセスがチップ上の残りの回
路機構(特に、周辺にある高性能回路機構)のものとの互換性がより高まる。
【0007】 DRAMセル密度が増加すると、セルサイズ、およびそれに相応して格納キャ
パシタサイズは縮小されなければならない。キャパシタサイズは、キャパシタ誘
電性材料の関数であり、より高い誘電率の材料が選択されると、より高いキャパ
シタンスがユニットエリア毎に達成され得る。高誘電性材料はより小さなキャパ
シタの製作を可能にするが、そのような材料はそれらの物理的性質のために漏れ
やすく、より高い率でリフレッシュされなければならない。一方、低い誘電率の
材料は、漏れにくいが、より大きなキャパシタプレートの使用が強いられる。結
果として、トレンチ型、スタック型、および他の複合型キャパシタ構造が、より
低い誘電率、より低い漏れ材料の使用を可能にするために開発されてきており、
このことは結果的にキャパシタプレートサイズを増大させるが、それでもなおセ
ルの全体的なサイズを小さくする。
【0008】 従って、DRAMアレイの効果的なリフレッシュを支持する回路、システムお
よび方法の必要性が生じる。そのような回路、システムおよび方法は、トリプル
ウェルプロセスおよび関連の充電ポンプが排除され得るように、十分にロバスト
であるべきである。さらに、より小さなメモリセルの構成における、漏れやすい
、高誘電性材料を用いる能力もまた、対処されるべきである。
【0009】 (発明の要旨) 本発明の原理における1つの実施形態によると、メモリは、2トランジスタ−
1キャパシタメモリセルの行および列のアレイ、第1および第2のワード線に結
合されている各行のセル、ならびに一組のビット線に結合されている各列のセル
を含む。選択された行の該第1のワード線を起動し、該列の各々の該ビット線の
うち第1のビット線を介して、選択された行のセルをリフレッシュするためのリ
フレッシュ回路機構もまた開示されている。データアクセス回路機構は、実質的
に同時に、行のうち第2の行の第2のワード線を起動し、対応する列のビット線
のうち第2のビット線を介して、第2の行の選択されたセルにアクセスするため
に提供される。本発明の原理における別の実施形態によると、行および列におい
て配列されている、複数の漏れメモリセルを含むメモリが開示されており、ここ
で行Jは一組のワード線WLjAおよびWLjBを備え、ならびに列Iは一組のビ
ット線BLiAおよびBliBを備え、ここでIおよびJは整数である。センス増
幅器SiAは列Iのビット線BLiAに結合され、センス増幅器SiBは列Iのビ
ット線BLiBに結合される。アクセス回路機構は、行J上のセルに、ワード線
WLiB、ビット線BLiBおよびセンス増幅器SiBを用いて選択的にアクセス
する。リフレッシュ回路機構は、セルの行jをワード線WLjA、ビット線BLi Aおよびセンス増幅器SiAを用いてリフレッシュする。
【0010】 本発明の原理は、また2トランジスタ−1キャパシタメモリセルの行および列
のアレイ、第1および第2のワード線に結合された各行のセル、ならびに第1お
よび第2のビット線(各ビット線はセンス増幅器に結合されている)に結合され
た各列のセルを有するメモリを動作する方法において実現される。アレイ内のセ
ルは、第1の行の第1のワード線を起動して、アレイ内の第1の行を選択するこ
とによりアクセスされ、そして第1の行内の選択されたセルに、選択されたセル
を含む列の第1のビット線を介してアクセスする。選択されたセルのアクセス動
作とアレイ内の第2の行の少なくとも一つがリフレッシュされるのとは、実質的
に同時である。アレイ内の少なくとも1つの第2のセルの第2のワード線が起動
され、少なくとも1つの第2の列におけるセル内のデータは、アレイ内の第2の
ビット線および列の第2のビット線に結合されたセンス増幅器を用いて復元され
る。
【0011】 本発明の教示は、DRAM技術における実質的な前進的飛躍を提供する。特に
、リフレッシュ率は従来のDRAMに対して大きく増加され得、プレーナ形キャ
パシタ(planar capacitor)を用いて小さなメモリセルを使用
することを可能にする。より高いセル漏れの度合いが許容されることから、DR
AMデバイスの製作において現在用いられているトリプルウェルプロセス(およ
びそれに対応した充電ポンプ)が排除され得る。さらに、リフレッシュのために
要求されるシステムオーバーヘッドは、実質的に低減または排除され得る。
【0012】 本発明およびその利点のより完全な理解のために、ここで添付の図面を参照し
ながら以下に説明する。
【0013】 (発明の詳細な説明) 本発明の原理およびその利点は、本願の図面の図1〜図5に図示する実施形態
を参照することにより最も良く理解される。図中、同じ参照符号は同じ部分を示
す。図1Aおよび図1Bは、それぞれ、パーソナルコンピュータ(PCS)が備
えているような典型的なアーキテクチャである、2つの基本システムアーキテク
チャ100Aおよび100Bを示す。これら基本アーキテクチャについてさまざ
まな変形例があるが、図1Aおよび図1Bは、ほとんどのPCSの基本構造およ
び動作を説明するのに適している。システム100Aおよび100Bの両方が、
単一の中央処理ユニット101、CPUローカルデータバス102、CPUロー
カルアドレスバス103、外部(L2)キャッシュ104、コア論理/メモリコ
ントローラ105、およびシステムメモリ106を含む。システム100Aにお
いて、周辺機器108は、バス107を介して、コア論理/メモリコントローラ
105に直接結合される。この場合、バス107は、好適には、周辺コントロー
ラインターフェース(PCI)バスであるが、あるいは、バス107は、当業者
に公知のISA、一般、または特別目的バスであり得る。システム100Bにお
いて、コア論理/メモリコントローラ105は、再びバス107に結合される。
PCIバスブリッジは、次にバス107をPCIバス110にインターフェース
させ、PCIバス110には周辺機器111が結合される。外部デバイスまたは
システム(図示せず)から周辺機器111へのアクセスのために、さらなるバス
112が提供される。このバス112は、ISA、PCI、VESA、IDE、
一般、または特別目的バスであり得る。
【0014】 単一のCPUシステム100Aおよび100Bにおいて、CPU101は、動
作システムおよびアプリケーションソフトウェアと共に、システム100の動作
全体を制御する「マスター」である。他のもののうち、CPU101は、数値処
理およびワードプロセッシングを含むさまざまなデータ処理機能を実行し、グラ
フィックデータを生成し、そして、システム管理全体を実行する。CPU101
は、例えば、Intel PentiumTMクラスマイクロプロセッサ等の複合
命令セットコンピュータ(CISC)、Apple PowerPCTMマイクロ
プロセッサ等の縮小命令セットコンピュータ(RISC)、または超長命令ワー
ド(VLIW)マシンであり得る。
【0015】 CPU101は、CPUローカルアドレスならびにデータバス102および1
03を介してシステム100の残りの部分と通信し、データバス102および1
03の各々は、例えば、当業者に公知の、特別バスまたは一般バスであり得る。
【0016】 コア論理/メモリコントローラ105は、CPU101の指示下で、バス10
7および/またはPCIバスブリッジ109を介して、CPU101、システム
メモリ105、および周辺機器108/111の間でのデータ、アドレス、制御
信号および命令の交換を制御する。コア論理/メモリコントローラにより、タス
クをCPUからシフトさせることができ、これにより、CPUは、他のCPU集
約型タスク(CPU−intensive task)を処理できるが、CPU
は、常に、コア論理/メモリコントローラ105に優先し、より高い優先度のタ
スクの実行を開始し得る。
【0017】 コア論理およびメモリコントローラは、PC産業において幅広く利用可能であ
り、それらの選択および応用は当業者に周知である。メモリコントローラは、独
立デバイスであるか、または、コア論理として同じチップセットに組み込まれる
かのいずれかであり得る。メモリコントローラは、通常、SCLK(システムク
ロック)、/RSA、/CAS、R/W、およびバンク選択等の、メモリクロッ
クおよび制御信号の生成を行い、セルリフレッシュの監視および制御を行う。メ
モリコントローラはまた、ページのシーケンスにアクセスするための、いくつか
のアドレス生成能力を有し得る。
【0018】 コア論理は、通常、典型的には「アドレスおよびシステムコントローラ集約型
」である1個以上のチップならびに典型的には「データ集約型」である1個以上
のチップを有するチップセットを含む。他のもののうちで、アドレス集約型チッ
プは、CPU101をアドレスバス103とインターフェースさせ;キャッシュ
タグ、セット連想型キャッシュタグ、および、キャッシュコヒーレンス(cac
he coherency)を補償するために必要な他のデータを含む、キャッ
シュコヒーレンスを維持し;キャッシュ「バススヌーピング」を実行し;システ
ムメモリまたはキャッシュ内のDRAMに要求される制御信号を生成し;そして
、一般管理トランザクションを制御する。データ集約型チップは、通常、CPU
101をデータバス102とインターフェースさせ;サイクル完了応答(cyc
le completion response)を発行し;それらのサイクル
が不完全である場合に動作を中止し;そして、バス102のデータパスの調停を
行う。
【0019】 CPU101は、コア論理/メモリコントローラ105と、または外部(L2
)キャッシュ104を介して、直接に通信し得る。L2キャッシュ104は、例
えば、256Kバイトの速さのSRAMデバイスであり得る。通常、CPUはま
た、16キロバイトまでのオンチップ(L1)キャッシュを維持する。
【0020】 PCIバスブリッジ109等のPCIバスブリッジはまた、当業者に周知であ
る。典型的なPCにおいて、CPUは、システム全体についてのバスマスターで
あり、したがって、PCIバスブリッジ等のデバイスは、CPUのコマンドに基
づいて動作するスレイブデバイスである。
【0021】 周辺機器107/111は、ディスプレイコントローラおよび関連するフレー
ムバッファ、フロッピードライブコントローラ、ディスクドライブコントローラ
、および/またはモデムを含み得る。但し、ここではいくつかの名前を挙げたに
すぎない。
【0022】 図2は、本発明の教示を具体化した、DRAMメモリ200の高レベル機能ブ
ロック図である。メモリ200は、図1Aおよび図1Bに示す例示的処理環境の
いずれかにおける、システムメモリ106等のアプリケーションに適している。
メモリ200の多くの他のアプリケーションが可能である。
【0023】 メモリ200は、サブアレイ201aおよびサブアレイ201bの対として構
成されたアレイ201(集合的にアレイ201と呼ぶ)を含む。サブアレイ20
1aおよびサブアレイ201bの各々が、DRAMセルの行および列を含む。セ
ルの各行は少なくとも2つの導電性ワード線に関連し、セルの各列は少なくとも
2つの導電性ビット線に関連する。この独自の二重ビット線/二重ワード線アプ
ローチについて、以下に詳細に説明する。
【0024】 通常、アクセスの間に、アレイ201内のセルの行は、行デコーダ202aま
たは202bの一方により、受け取られた行アドレスに応答して選択される。所
定のデコーダは、その行に関連する導電性ワード線の対の一方を活性化する。デ
ータは、受け取られた列アドレスに応答して、対応する列および列デコーダ20
4に関連するビット線の対の一方を介して、この行に沿って、各選択されたセル
に入力されるか、または、そのセルから出力される。
【0025】 読み出しの間に、セルの活性状態にある行全体からのデータが、センス増幅器
203によりセンスおよびラッチされる。説明を目的として、ビット線は、オー
プンビット線(open−bitline)の様態で、センス増幅器203に結
合され、相補ビット線がそれぞれサブアレイ201aおよび201bに配置され
る。好適には、所定の列の各対のビット線の各ビット線は、センス増幅器ブロッ
ク203内の専用センス増幅器と関連する。列デコーダ204は、受け取られた
列アドレスに応答して、(例えばビット、バイト、またはワードの)所望のデー
タを、活性状態の行に沿った適切な位置に対応するセンス増幅器203から、読
み出しバッファ(ブロック207)に選択的に渡す。書き込みの間に、データは
、活性状態の行に沿って、書き込みバッファ(ブロック207)により、直接行
デコーダ204を介して、列アドレスによってアドレスされた位置に転送される
。(本来、センス増幅器203内のデータは上書きされる。) 図示した実施形態において、列デコーダ204によって渡されたデータは、Y
本の対応する多重化されたアクセスアドレス線(ADD[0:Y])において受
け取られた行および列アドレスに応答して、Z本のアクセスデータ入力/出力線
(DQ[0:Z])を介して、デバイス200へ選択的に入力、またはデバイス
200から選択的に出力される。集合的に、アクセスデータ線およびアクセスア
ドレス線は、アクセスポート205を含む。
【0026】 外部/RASの立ち下がりエッジにおいて、行アドレスは、多重化されたアド
レス線を介して、ブロック207内のアドレスラッチにラッチされる。外部/C
ASの立ち下がりエッジにおいて、少なくとも1つの列アドレスが、アクセスア
ドレス線を介して同時にラッチされる。(ページおよびバーストモードアクセス
について、列アドレスは、外部で生成され、かつ、外部/CASで入力され得る
か、もしくは、内部で生成され得る。)外部/RASはまた、セルの各列に関連
する2つのビット線のうち、一方のビット線のみのプレチャージの時間を決定す
る。(以下に説明するように、各列の他のビット線は、リフレッシュのために使
用され、かつ、内部/RAS信号またはクロックに基づくプレチャージタイミン
グを有する。) ブロック207は、通常、従来の入力/出力回路を含む。入力/出力回路は、
読み出しおよび書き込みバッファ、アドレスラッチ、電力分配回路、およびクロ
ック発振回路を含む。DRAM200が同期型DRAMである場合、DRAM2
00は、全体のタイミングを制御する、同期型DRAMマスタークロック(SC
LK)を含む。
【0027】 DRAM200はさらに、リフレッシュ/プレチャージコントローラ208、
プレチャージ回路209、およびマルチプレクサ210を内部に含む。集合的に
、この回路により、アレイ内のセル内の選択された行内のデータを、同じアレイ
内の他の選択された行へのデータアクセスで、同時にリフレッシュすることが可
能になる。さらに、行全体が読み出され、そして、リフレッシュの間に再び格納
される(つまり、リフレッシュの間にページングおよびバースティングが行われ
ない)ので、/RAS活性期間は、比較的短くなり得る。したがって、リフレッ
シュビット線のプレチャージを制御する内部/RASは、外部/RASと非同期
で実行されるのみならず、より高い周波数で実行され得る。
【0028】 図3は、サブアレイ201aおよび201bの一部、および対応するセンス増
幅器を示す。詳細には、図3は、m行×n列アレイの、3つの例示的物理列(列
0、列1、および列n)ならびに2つの例示的行(行0および行1)を示す。こ
こで、半分の行は、サブアレイ201aおよび201bの各々に配置されている
。実際のインプリメンテーションにおいて、行および列の数はずっと多く、この
アレイは、例えば1024行×1024列(つまりm=n=1024)以上であ
り得る。
【0029】 図示した図3の実施形態において、オープンビット線構成が用いられるが、折
り返しビット線アプローチ(folded bitline approach
)も選択され得る。各サブアレイ201内の各セル301は、ビット線302a
および302b(BLiAおよびBLiBで示す。ここでiは0とnとの間の行の
数である)の対、ならびに、ワード線303aおよび303b(WLjAおよび
WLjBで示す。ここでjは0とmとの間の列の数である)の対に結合される。
各行の各ビット線302a/302bは、対応する専用センス増幅器304aま
たは304bに結合され、同じセンス増幅器304に結合されたサブアレイ20
1aおよび201bの対応するビット線は相補的である。図示のために、偶数番
号のワード線の対303をサブアレイ201b内に示し、奇数番号の対をサブア
レイ201a内に示す。
【0030】 セル301は、好適には、図4に示した、2トランジスタ−1キャパシタ(2
T−1C)セルとして構成される。説明を目的として、ワード線WL0Aおよび
WL0Bならびにビット線BL0AおよびBL0Bの交差部のセルを参照のために
示す。各セルは、WL0Aに印加された活性(ハイ)電圧に応答して、ビット線
データ格納キャパシタ402の第1のプレートをビット線BL0Aに結合する第
1のパストランジスタ401aを含む。第2のパストランジスタ401bは、同
様に、活性(ハイ)電圧がワード線WL0B上に存在する場合、格納キャパシタ
402をビット線BL0Bに選択的に結合する。同じ「格納キャパシタ」を共有
する両方のパストランジスタが、同時に「オン」されない。セル301およびそ
の利点についての完全な説明のために、ここで、同時係属であり、同時譲渡され
た、1997年8月15日に出願された「LOW LATENCY DRAM
CELL AND METHOD THEREFOR」(代理人事件整理番号第
17200−P011US)というタイトルの特許出願シリアル番号第08/9
11,737号、および1998年1月30日に出願された「LOW LATE
NCY MEMORIES AND SYSTEMS USING THE S
AME」(代理人事件整理番号第17200−P014US)というタイトルの
特許出願シリアル番号第09/016,559号を参照する。なお、両出願を本
明細書中で参考として援用する。
【0031】 本発明の原理によると、アレイ201内の選択された行がアクセスされ得る一
方で、他の選択された行は同時にリフレッシュされる。通常、同時アクセスおよ
びリフレッシュ動作は、アクセスポート205を介したデータアクセスのために
、各列の1本のビット線および各行の1本のワード線を用い、内部リフレッシュ
/プレチャージコントローラ208の制御下でリフレッシュを行うために、各列
の残りのビット線および各行の残りのワード線を用いることにより達成され得る
。他の構成も可能であるが、説明を簡単にするために、リフレッシュのためにリ
フレッシュコントローラ208によって内部で生成されたアドレスは、もっぱら
ワード線WLjAにアクセスするために復号化され、リフレッシュは、ビット線
BLjAおよび対応するセンス増幅器304aによって達成される。結果的に、
アクセスポート205において受け取られたアドレスは、センス増幅器304b
を介してもっぱらワード線WLjBおよびビット線BLjBにアクセスするために
復号化される。
【0032】 ここで、メモリ200の動作を、簡略化された概念的タイミング図である図5
を参照して説明し得る。/RASおよび/CASを用いる従来の動作スキームを
示すが、本発明が教示する全ての実施形態でこれらのストローブが要求されるわ
けではない。例えば、同期型の実施形態において、全てのタイミングは、システ
ムクロック(SCLK)のみに基づき得る。
【0033】 /RASの立ち下がりエッジにおいて、行アドレスがラッチイン(latch
in)されて、所望のデータアクセスが実行されている行に関連するワード線
をWLjB選択する。選択された行は、アレイ201内の任意の行であり得る。
説明を目的として、行1がアクセスのために選択されたとする。/RASがロー
に遷移したすぐ後に、ワード線WL1Bがハイに遷移し、行1の各セル301の
パストランジスタ401aがオンされ、その行についてのキャパシタ402が、
ビット線BLjBを介したアクセスに利用可能である。
【0034】 読み出しのために、セル301の選択された行全体からのデータがセンス増幅
器304bによってセンスおよびラッチされる。行1が選択された場合、サブア
レイ201aのビット線BLjBは、センス増幅器にデータを搬送し、そして、
サブアレイ201bのビット線BLjBは、センシングのための相補ビット線と
して使用される。書き込みの間に、センス増幅器304b内のデータは、新たな
データとして上書きされ、書き込みバッファ207から駆動される。
【0035】 /CASの立ち下がりエッジ毎に、列アドレスはアクセスポート205のアド
レス線を介してラッチインされ、データのワードが、アクセスポートDQ0のデ
ータ線を介して、アドレスされた列のセンス増幅器304bへ、または、センス
増幅器304bから転送される。(/CASはまた、チップ上で生成され得る。
)データの各ワードの幅は設計事項であり、例えば、16個のデバイスにより、
列アドレス(/CASサイクル)毎に16ビットがアクセスされる。/RASが
ローである間にページインまたはページアウトされるワードの数は、アプリケー
ションに応じて、1から行あたりのワードの最大個数までの間で変動し得る。こ
の例において、リフレッシュ/プレチャージコントローラ208により、アクセ
スポート205を介して行われるいずれのデータアクセスからも独立して、リフ
レッシュが実行される。図5に示すように、内部/RAS信号または同様にクロ
ックが、データアクセスを制御する外部で生成された信号と非同期のリフレッシ
ュタイミングを制御する。説明のために、リフレッシュ動作は内部/RAS信号
によって調節されている。
【0036】 内部/RASがハイである各期間内に、リフレッシュ/プレチャージコントロ
ーラ208およびプレチャージ回路209は、アレイ201のビット線BLj
をプレチャージする。次に、内部/RASの立ち下がりエッジにおいて、活性リ
フレッシュ期間が始まる。リフレッシュ/プレチャージコントローラ208は、
アレイ201内の任意の行へのリフレッシュ行アドレスを生成する。具体的には
、このリフレッシュ行アドレスは、リフレッシュされる行のワード線WLjAを
選択する。例えば、行0のワード線WL0Aを選択するとする。行アドレスが復
号化され、ワード線WL0Aが活性化され、そして、セルの各々のパストランジ
スタ401a、行0に沿った行セルがオンされる。次に、行0に格納されたデー
タが読み出され、センス増幅器304aにより、ビット線BL0Aを介して再格
納される。次に、ビット線BL0Aは、戻されてプレチャージされる。これらの
行リフレッシュサイクルは、アクセスポートおよび外部/RASタイミングによ
って実行されるデータアクセスから実質的に独立して、連続的に実行され得る。
【0037】 コントローラ208は、数あるスキームのうちのいずれか1つを用いてビット
線をリフレッシュし得る。例えば、カウンタを用いて行アドレスを単純に連続し
て生成し、そして、行0から始まる順序で、全アレイ201内の行をリフレッシ
ュし得る。あるいは、リフレッシュは、サブアレイ上で、サブアレイ毎に、分配
されたブロック毎に、さらには、分配された行毎に行われ得る。
【0038】 本発明の教示の主要な利点は、他の行がアクセスされる間に、1つ以上の行が
リフレッシュされ得るので、具体化されたデバイスは極めて速く動作し得る。特
に、リフレッシュレートは、従来のDRAMデバイスと比べて著しく向上され得
る。向上されたリフレッシュレートは、DRAMセルアレイ内のデバイスについ
てのより高い許容漏洩レート(leakage rate)を提供する。したが
って、より小さなプラナー格納キャパシタ402を形成するのにより高い誘電率
を有する材料が必要である。よって、積層型キャパシタ技術またはトレンチキャ
パシタ技術を必要とせずに、より小さなセル301が製造され得る。さらに、よ
り高いセル漏れが許容されるので、トリプルウェルプロセスおよびそれに伴う充
電ポンプを除去し得る。
【0039】 本発明の教示による例示的なセルは、例えば、tREFについて規定された、
以下の漏れ特性を有する。tREFは、tREFmaxとtREFminとの間のリフ
レッシュ時間である。
【0040】 tREFmax = 3.8マイクロ秒 × アレイ201内の行の数 tREFmin = tRESTORE × アレイ201内の行の数 3.8マイクロ秒は、行をリフレッシュするための最大期間(つまりリフレ
ッシュオーバーヘッド)である。
【0041】 tREFmaxは、所定の行のセルについての、リフレッシュサイクル間の最
大時間である。
【0042】 tREFminは、所定の行のセルについての、リフレッシュサイクル間の最
小時間である。
【0043】 tRESTOREは、行アドレスの変化から、アドレスされた行のセンス/
リストア機能が、適用された製造および設計技術において利用可能な時間の最小
量で完了するまでの時間である。
【0044】 これらの仕様は、システムの最大リフレッシュレートが3.0マイクロ秒であ
る従来技術とは極めて対照的である。換言すると、従来のDRAMを用いる場合
、システムは、データアクセスの、たった少なくとも3.0マイクロ秒後に、セ
ルの行をリフレッシュするために、タイムアウトを取る。本発明では、リフレッ
シュオーバーヘッドはゼロまで低減され得、アレイに対して100パーセントの
時間アクセスがなされ得る。
【0045】 図6は、本発明の回路を具体化する半導体チップ600の大幅に拡大した部分
である。詳細には、アレイ201および周辺回路601の両方が、ここでは、(
アレイ201のために単独のpウェルを必要とすることなく)同じ基板602内
に形成され得る。例えば、周辺601およびアレイ201内の全てのnチャネル
トランジスタが、ここでは、p基板602内に形成される。
【0046】 接地された基板上へのDRAMの製造に関する費用節約(つまりトリプルウェ
ルプロセスなし)に加えて、別の重要な利点がメモリデバイスの性能を向上する
。集積回路技術がより小さなフィーチャサイズにスケールダウンされると、トラ
ンジスタの動作電圧を下げる必要がある。従来のDRAM技術において、グラウ
ンドに対する負電圧で通常通りにバイアスされる基板は、他のコア回路と同様、
信号の雑音限界(noise margin)およびセンシング速度性能を犠牲
にすることなく、センス増幅器の動作電圧の大きさを変えることを妨害する。こ
のことは、基板バイアスにより引き起こされる、より高い有効閾値電圧に起因す
る。接地された基板で、いくつかのプロセス(例えばASIC論理)は、動作電
圧を1ボルト未満に降下させさえする。非携帯アプリケーションの場合であって
も、このより低い電圧の結果、システム全体で大きな電力節約が達成される。こ
のプロセスで製造されたDRAMは、速度および信頼性を犠牲にすることなく、
これらの恩恵を利用し得る。
【0047】 詳細な実施形態を参照して本発明を説明したが、制限的な意味に解釈されるこ
とは意図していない。本発明の説明を参照すると、本発明の別の実施形態に加え
て、開示された実施形態のさまざまな改変例が当業者に明らかになる。したがっ
て、請求の範囲が、本発明の真の範囲内に含まれるこのような改変例または実施
形態のいかなるものもカバーすることが企図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 典型的にパーソナルコンピュータにおいて見られる、基本システムアーキテク
チャを表すブロック図である。
【図1B】 典型的にパーソナルコンピュータにおいて見られる、基本システムアーキテク
チャを表すブロック図である。
【図2】 本発明の原理を実現するDRAMメモリの上位レベルの機能ブロック図を示す
【図3】 図2に示すメモリアレイの小部分を大きく拡大した図である。
【図4】 図3のメモリセルを大きく拡大した図である。
【図5】 図2のメモリの代表的動作シーケンスのタイミング図である。
【図6】 本発明の原理を実現するメモリセルの基板レベル部分を含む、半導体製品の小
断面を示す図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2トランジスタ−1キャパシタメモリセルの行および列から
    なるアレイであって、該行の各々の該セルが第1および第2のワード線に結合さ
    れ、該列の各々の該セルが1対のビット線に結合された、アレイと、 該列の各々の該ビット線のうちの第1のビット線を介して、選択された該行の
    該第1のワード線を活性化し、そして、該行の該セルをリフレッシュする、リフ
    レッシュ回路と、 対応する該列の該ビット線のうちの第2のビット線を介して、第2の選択され
    た該行の該第2のワード線を実質的に同時に活性化して、該第2の行の選択され
    た該セルにアクセスする、データアクセス回路と、 を含むメモリ。
  2. 【請求項2】 前記リフレッシュ回路は、前記アレイ内の前記行のうちの選
    択された行を、前記データアクセス回路が該行のうちの選択された行にアクセス
    するレートとは実質的に異なるレートでリフレッシュするように動作可能である
    内部リフレッシュコントローラを含む、請求項1に記載のダイナミックメモリ。
  3. 【請求項3】 前記データアクセス回路は、データの入力および出力ならび
    にアドレスの入力を行う専用アクセスポートを含む、請求項1に記載のダイナミ
    ックメモリ。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルの各々は、 格納キャパシタと、 対応する前記行の前記第1のワード線の活性化に応答して、該格納キャパシタ
    を、対応する前記列の前記第1のビット線と選択的に結合する第1のトランジス
    タと、 対応する前記行の前記第2のワード線の活性化に応答して、該格納キャパシタ
    を、対応する前記列の前記第2のビット線と選択的に結合する第2のトランジス
    タと、 を含む、請求項1に記載のダイナミックメモリ。
  5. 【請求項5】 前記格納キャパシタは、漏れやすい誘電体(leaky d
    ielectric)を含む、請求項4に記載のダイナミックメモリ。
  6. 【請求項6】 前記誘電体は高い誘電率を有する、請求項5に記載のダイナ
    ミックメモリ。
  7. 【請求項7】 行および列に構成された複数の漏れやすいメモリセルであっ
    て、行jがワード線WLjAおよびWLjBの対を含み、列iがビット線BLi
    およびBLiBの対を含み、iおよびjが整数である、メモリセルと、 列iのビット線BLiAに結合されたセンス増幅器SiA、および、列iのビッ
    ト線BLiBに結合されたセンス増幅器SiBと、 ワード線WLjB、ビット線BLiB、およびセンス増幅器SiBを用いて、行
    j上のメモリセルに選択的にアクセスするアクセス回路と、 ワード線WLiA、ビット線BLiA、およびセンス増幅器SiAを用いて、セ
    ルの行をリフレッシュするリフレッシュ回路と、 を含むメモリ。
  8. 【請求項8】 前記セルの各々は、2トランジスタ−1キャパシタダイナミ
    ックランダムアクセスメモリセルを含む、請求項7に記載のメモリ。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルの各々は、 漏れやすい誘電体を用いて製造された格納キャパシタと、 行jのワード線WLjAの活性化に応答して、列iのキャパシタおよびビット
    線BLiAを選択的に結合する第1のトランジスタと、 行jのワード線WLjBの活性化に応答して、列iのキャパシタおよびビット
    線BLiBを選択的に結合する第2のトランジスタと、 を含む、請求項7に記載のダイナミックメモリ。
  10. 【請求項10】 前記アレイは、半導体基板内に孤立することなく形成され
    る、請求項9に記載のダイナミックメモリ。
  11. 【請求項11】 前記基板内に孤立することなく形成された周辺回路をさら
    に含む、請求項10に記載のダイナミックメモリ。
  12. 【請求項12】 前記アクセス回路および前記リフレッシュ回路は、異なる
    タイミング信号に応答して動作する、請求項7に記載のダイナミックメモリ。
  13. 【請求項13】 前記アクセス回路は、外部で生成されたタイミング信号に
    応答してデータにアクセスし、前記リフレッシュ回路は、内部で生成されたタイ
    ミング信号に応答して動作する、請求項12に記載のダイナミックメモリ。
  14. 【請求項14】 2トランジスタ−1キャパシタメモリセルの、行および列
    からなるアレイを有するメモリを動作する方法であって、各行の該セルは第1お
    よび第2のワード線に結合され、各列の該セルは第1および第2のビット線に結
    合され、各ビット線はセンス増幅器に結合され、該方法は、 該アレイ内の選択されたセルにアクセスするステップであって、該ステップは
    、 該第1の行の該第1のワード線を活性化することにより、該選択されたセ
    ルを含む該アレイ内の第1の行を選択するサブステップと、 該選択されたセルを含む該列の該第1のビット線および該列の該第1のビ
    ット線に結合されたセンス増幅器を介して、該第1の行内の選択されたセルにア
    クセスするサブステップと、 を含むアクセスを行うステップと、 該アクセスするステップと実質的に同時に、該アレイ内の少なくとも1つの第
    2の行をリフレッシュするステップであって、該リフレッシュするステップは、 前記アレイ内の少なくとも1つの第2の行の該第2のワード線を活性化す
    るサブステップと、 該第2のビット線および該アレイ内の該列の該第2のビット線に結合され
    た該センス増幅器を用いて、該セル内のデータを、該少なくとも1つの第2の行
    に再格納するサブステップと、 を含むリフレッシュを行うステップと、 を含む方法。
  15. 【請求項15】 前記アクセスするステップが、第1のタイミング信号によ
    り調節され、前記リフレッシュするステップが、第2のタイミング信号により調
    節され、該第2のタイミング信号が該第1のタイミング信号の周波数よりも高い
    周波数を有する、請求項14に記載の動作方法。
  16. 【請求項16】 前記リフレッシュするステップが、前記アクセスするステ
    ップと実質的に同時に、複数の行をリフレッシュするサブステップを含む、請求
    項15に記載の動作方法。
  17. 【請求項17】 前記サブステップが、 前記アクセスするステップよりも前に、前記第1のビット線をプレチャージす
    るステップと、 前記複数の行の各々をリフレッシュするステップよりも前に、前記第2のビッ
    ト線をプレチャージするステップと、 を含む、請求項16に記載の動作方法。
  18. 【請求項18】 前記プレチャージするステップが、第1のタイミング信号
    により調節され、前記第2のビット線をプレチャージするステップが、第2のタ
    イミング信号により調節され、該第2のタイミング信号の周波数が該第1のタイ
    ミング信号の周波数よりも高い、請求項17に記載の動作方法。
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