JP2002512897A - 2つの平行リンク機構を有する装置 - Google Patents

2つの平行リンク機構を有する装置

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JP2002512897A
JP2002512897A JP2000545678A JP2000545678A JP2002512897A JP 2002512897 A JP2002512897 A JP 2002512897A JP 2000545678 A JP2000545678 A JP 2000545678A JP 2000545678 A JP2000545678 A JP 2000545678A JP 2002512897 A JP2002512897 A JP 2002512897A
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JP2000545678A
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ポール フリーデリクス,
ピンクステレン, アドリアヌス ヴァン
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エフシーアイズ−ヘルトゲンボッシュ ビー.ブイ.
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    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H21/02Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides the movements of two or more independently-moving members being combined into a single movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 2つのリンク機構を有する装置であって、前記各リンク機構が、少なくとも3つのバー(B11,B21,B51)を具備し、第1および第2のバーが相互に平行に延びかつ同じ長さを有していて、少なくとも第3のバーによって回転可能に相互に連結されている。両リンク機構の2つの第1のバーおよび2つの第3のバーは、共通の主枢軸(MP)において回転可能に連結されている。主枢軸から離れた位置に配される第1のバーのヒンジ点(HP1,HP2)は、直線経路に沿って独立して移動可能である。装置には、さらに、前記主枢軸を具備する工具(T)が設けられている。各リンク機構の第1および第2のバーは、第3のバーと平行に配されかつ同じ長さを有する第4のバー(B41,B42)によって回転可能に連結されている。第4のバーは、第1のバーのヒンジ点回りに回転可能である。第1および第2のリンク機構の第3および第2のバーの軸支点(P231,P232)は、それぞれ工具および工具の一部に接続されており、それによって、第1のリンク機構の第4のバーをヒンジ点回りに回転させることにより、工具の主枢軸回りの回転を生じさせ、第2のリンク機構の第4のバーをヒンジ点回りに回転させることにより、工具の一部を主枢軸回りに回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、各々が、相互に平行に延びる同じ長さの第1および第2のバーと
、これら第1および第2のバーを回転可能に連結する少なくとも第3のバーとか
らなる少なくとも3つのバーを有する2つのリンク機構を具備する装置に関し、
両リンク機構の2つの第1のバーおよび2つの第3のバーが、共通の主枢軸にお
いて回転可能に接続され、該主枢軸から離れて配置されている前記第1のバーの
ヒンジ点が、直線経路に沿って独立して移動可能であり、更に、前記主枢軸に、
工具が設けられている装置に関するものである。
【0002】 米国特許第4687400号明細書によって知られているそのような装置によ
れば、前記工具は2つの爪を有するグリッパ手段を具備している。主枢軸は両方
の爪に接続されていると同時に、各爪において、第2および第3のバーの2つの
軸支点が接続されている。両方のヒンジ点を、同一の平行な垂直輸送方向に、同
じ距離だけ移動させることにより、工具が垂直に移動させられる。ヒンジ点の一
方のみを移動させることにより、工具は主として水平方向に移動させられる。第
2のバーの内の少なくとも一方を移動することにより、グリッパ手段の爪が開閉
させられる。
【0003】 第2のバーは、第3のバーから離れた位置に配されている第2のバーの端部を
前記第1のバーのヒンジ点の輸送方向に平行な垂直方向に移動することにより移
動させられる。この結果、前記第2のバーの端部とヒンジ点との間の距離が変化
する。このことは、第1および第2のバーが平行に維持されないことを意味し、
それによって、所望の正確な移動の制御がかなり困難なものとなる。さらに、米
国特許第4687400号明細書に記載された装置によれば、その工具を、爪の
間に配置されている物体を回転させるために主枢軸回りに回転させることはでき
ない。
【0004】 したがって、この発明の目的は、工具を少なくとも2つの異なる方向に移動さ
せることができるのみならず、主枢軸回りに回転させることもできる装置を提供
することである。
【0005】 この発明の目的は、各リンク機構の第1および第2のバーが、第3のバーに平
行に配されかつ該第3のバーと同じ長さを有する第4のバーに回転可能に接続さ
れることにより達成される。第4のバーは第1のバーのヒンジ点回りに回転可能
であり、第1および第2のリンク機構の第3および第2のバーの軸支点が、工具
および工具の一部にそれぞれ接続され、それによって、第1のリンク機構の第4
のバーをヒンジ点回りに回転させると、工具の主枢軸回りの回転が生じ、第2の
リンク機構の第4のバーをヒンジ点回りに回転させると、工具の一部の主枢軸回
りの回転が生ずる。
【0006】 この出願において、バーは、2つの軸支点間に回転可能に接続された任意の接
続要素であると考える。
【0007】 第4のバーの一方を回転させることにより、工具がそれ自体で回転させられる
一方、工具の一部、例えば、グリッパ手段は、必ずしも工具に対して回転されな
い。
【0008】 2つのヒンジ点を移動させ、2つの第4のバーを回転させることにより、工具
は2つの直交する方向に移動し、主枢軸回りに回転させられ、かつ、グリッパ手
段の開閉、マニピュレータに接続され工具内に配置されたギヤの回転等の他の動
作を行う。
【0009】 この発明に係る装置の一態様によれば、少なくとも1つのリンク機構が、第1
のバーと平行に配されかつ同じ長さを有する第5のバーを具備し、前記第1およ
び第5のバーが、相互に平行に配されかつ同じ長さを有する第6および第7のバ
ーによって回転可能に接続されており、第6のバーが、第1のバーに、主枢軸に
おいて回転可能に接続され、第3のバーと角度をなしている。
【0010】 このようにして、第4のバーは、第3および第4のバーが第1および第2のバ
ーに対して平行に延びる、いわゆる死点において、該第4のバーが一方向に回転
し続ける一方で、第3のバーがその回転方向を変化させるという事態を生ずるこ
となく、ヒンジ点回りに完全に回転することができる。
【0011】 この発明に係る装置の他の態様は、第4のバーが角度倍加機構に回転可能に接
続されていることを特徴としている。 角度倍加機構の入力において、90°の回転が行われる場合には、第4のバー
は180°にわたって回転する。
【0012】 この装置は、さらに、添付図面を参照して説明される。 図1は、この発明に係る装置の図2Aにおける線A−AB−Bに沿う側面図で
ある。 図2A−図2Bは、グリッパ手段の閉位置における図1に示された装置の正面
図である。 図3は、図1の装置の詳細を示す正面図である。 図4A,図4Bは、図1に示された装置のグリッパ手段を示す正面図および側
面図である。 図5は、工具の移動が行われる、図1に示された装置の一部を示す概略図であ
る。 図6は、角度倍加機構が示された、図1に示された装置の概略図である。 図7は、工具のギヤの回転が行われる、図1に示された装置の概略図である。 図8は、主枢軸回りの工具の回転が行われる、図1に示された装置の一部を示
す概略図である。 図9A−Fは、主枢軸回りの工具の回転を3段階で示している。 図10A−Eは、この発明に係る装置のいくつかの動作位置を示している。
【0013】 各図面において、同様の部材には同様の符号が付され、バーは符号Bの後に数
字を付し、軸支点は、ヒンジ点HP1,HP2、および主枢軸MPを除き符号P
の後に数字を付し、バーのスロットは符号Sの後に数字を付して示している。例
えば、軸支点P231は、リンク機構M1のバーB21とバーB31との間の軸
支点Pを意味している(図8参照)。
【0014】 図1,2A,2Bは、この発明に係る装置であって、2つのリンク機構M1,
M2と、2つの角度倍加機構D1,D2と、1つの工具Tとを具備する装置を示
している。各リンク機構M1,M2は、ヒンジ点HP1,主枢軸MPおよびヒン
ジ点HP2,主枢軸MPに回転可能に接続された主なバーB11,B12を具備
している。軸MPは、両機構M1,M2に共通の軸であり、主枢軸MPと呼ばれ
ている。この主枢軸MPは、工具T上に配置されている。
【0015】 リンク機構M1は、第1のバーB11に平行に延び、該第1のバーB11と同
じ長さを有する2つのバーB21,B51を具備している。バーの適切な長さは
、バーの各端部における枢軸間の距離によって決定される。 バーB11,B21は、第3および第4のバーB31,B41によって相互に
連結されている。バーB31は、軸支点P231と主枢軸MPとの間の距離によ
って決定されている。
【0016】 第5のバーB51は、バーB61,B71によってバーB11に回転可能に接
続されている。 バーB71の長さは、ヒンジ点HP1と軸支点P571との間の固定された距
離によって決定されている。
【0017】 第2の機構M2は、第1のリンク機構M1と同様であり、リンク機構M1のバ
ーと同様の方法で相互に回転可能に連結されたバーB22,B32,B42,B
52,B62,B72を具備している。バーB32の長さは、図3に示されるよ
うに、ディスク2上の2つの軸支点MP,P232間の距離によって決定されて
いる。バーB62の長さは、主枢軸MPとディスク2上の軸支点P562との間
の距離によって決定されている。
【0018】 リンク機構M1のヒンジ点HP1は、リニアモータによって、矢印A1で示さ
れた方向に移動可能なスライダ3上に配置されている。スライダ3の端部近傍に
は、ヒンジ点HP1の周りに配置される角度スロットS01が設けられている。
このスロットS01を貫通して、軸P241を構成するピンが延びている。前記
軸P241には、点P241,HP1間の距離の√2倍の長さを有するリンク4
が接続されている。このリンク4は、軸支点P45において、固定軸P5の周り
に回転可能なレバー5に回転可能に接続されている。軸P5とヒンジ点HP1と
の間の距離は、ヒンジ点HP1と軸P241との間の距離と等しい。点P5とP
45との間の距離は、前記距離の2倍である。前記レバー5は、軸支点P45か
ら離れた端部に、A1に平行な矢印A2により示された方向に、リニアモータに
よって移動可能なロッド6(図6参照)に接続するための軸支点P56が設けら
れている。レバー5およびリンク4は角度倍加機構D1を構成している。
【0019】 同様にして、ヒンジ点HP2は、矢印A3によって示された方向にリニアモー
タによって移動可能なスライダ7上に配置されている。スライダ7の端部近傍に
は、ヒンジ点HP2の周りに配置される角度スロットS02が設けられている。
このスロットS02を貫通して、軸支点P242を構成するピンが延びている。
前記軸支点P242には、固定軸P9の周りに回転可能なレバー9に軸支点P8
9において回転可能に接続され、軸支点P242とヒンジ点HP2との間の距離
の√2倍に等しい長さを有するリンク8が接続されている。軸支点P9とヒンジ
点HP2との間の距離は、ヒンジ点HP2と軸支点P242との間の距離に等し
い。軸支点P9と軸支点P89との間の距離は前記距離の2倍である。レバー9
には、軸支点P89から離れた端部に軸支点P910が設けられ、A3に平行な
矢印A4によって示された方向にリニアモータによって移動可能なロッド10(
図6参照)に接続されている。レバー9およびリンク8は、角度倍加機構D2を
構成している。
【0020】 工具Tには、主枢軸MP回りに回転可能なギヤ11が設けられ、該ギヤ11に
は、軸支点P232,P562が、結合片20およびディスク2を介して接続さ
れている(図1参照)。 さらに、工具Tには、ギヤ11の反対側に配置され、グリッパ手段16の左爪
14および右爪15にそれぞれ接続された2つのラック12,13が設けられて
いる。前記爪14,15の間の間隔は、部品をピックアップするために必要であ
る。
【0021】 バーB21,B51,B22,B52には、ヒンジ点HP1,HP2の近傍に
、軸支点P241,P571,P242,P571の周りにそれぞれ配置された
円弧状のスロットS21,S51,S22,S52が設けられ、該スロットを貫
通して、ヒンジ点HP1,HP2を形成するピンが延びている。スロットの角度
範囲は、工具Tおよびギヤ11が回転される必要のある角度に依存している。図
示された装置において、スロットは、工具Tおよびギヤ11が180°の範囲で
回転することができるように、180°の範囲にわたって延びている。
【0022】 この装置1の作用を、図5〜図8を参照して、いくつかのステップを用いて説
明する。 工具Tの矢印X,Yによって示された方向への移動のための装置1の各部分は
、図5に概略的に示されている。
【0023】 スライダ3,7を矢印A1,A3で示された方向に同じ距離だけ移動させるこ
とにより、工具Tが矢印Xで示された方向に同じ距離だけ移動させられる。スラ
イダ3のみを矢印A1で示された方向に並進移動させる場合には、工具Tは矢印
Yにより示される方向に主として並進移動させられる。実際には、バーB12が
ヒンジ点HP2回りに回転させられるようになり、それによって、工具Tの主枢
軸MPが矢印Xにより示される方向に微少変位することになる。スライダ3,7
の矢印A1,A3で示される方向への変位を調節することにより、工具Tの主枢
軸MPを所望の位置に移動させることができる。
【0024】 角度倍加機構D1,D2の作用は、図6により理解することができる。ロッド
6を矢印A2で示される方向に移動させることにより、レバー5が、例えば、9
0°の範囲にわたって回転させられる。これにより、枢軸P45によってレバー
5に回転可能に接続されたリンク4が変位させられ、それによって、枢軸P24
1はHP1回りに180°回転させられるようになる。この最終的な位置は、角
度倍加機構D2により、反転した形態で示されている。レバー5からバーB41
へ角度が倍加する理由は、角度倍加機構のヒンジ点HP1,P241,P5,P
45の距離の間の選択された関係により生ずる。距離P5−HP1は、HP1−
P241に等しく、距離P5−P45は、前記距離の2倍であり、前記距離P2
41−P45は、前記距離の√2倍である。
【0025】 図7は、ギヤ11の回り方について示している。バーB42は角度倍加機構D
2によって、ヒンジ点HP2回りに回転させられる。バーB12,B22,B4
2,B32が平行四辺形機構を構成しているので、バーB32はバーB42と同
じ回転をする。バーB32を主枢軸MP回りに回転させることにより、ギヤ11
も回転させられるようになり、それによって、バーB62も回転し、バーB72
がヒンジ点HP2回りに同じ回転をするようになる。
【0026】 図8には、工具T全体の主枢軸MP回りの回転に関連する部分のみが示されて
いる。バーB41をヒンジ軸HP1回りに回転させることにより、バーB31が
主枢軸MP回りに同じ回転を行う。軸支点P231は、工具Tに接続されている
ので、工具Tもこの回転を行う。工具Tを回転させることによりバーB61が回
転させられる。
【0027】 図9A−図9Fは、爪14,15が上方に向けられている位置(図9A,図9
B)からレバー5が45゜の範囲で回転させられると同時にバーB41が90゜
の範囲で回転させられ、前記爪14,15が右方向に向けられる位置(図9C,
図9D)を介して、レバー5が90゜の範囲で回転させられると同時にバーB4
1が180゜の範囲で回転させられ、前記工具Tの爪14,15が下方に向けら
れる位置(図9E,図9F)まで、工具Tの回転を3段階で示している。工具T
に配置されたギヤ11は、工具Tとともに主枢軸MP回りに回転させられるので
、第2のリンク機構M2のバーも同じ回転をしなければならない。このことは、
工具Tの回転を行うための矢印A2によって示された方向へのロッド6の移動中
に、ロッド10も同じ距離だけ矢印A4により示された方向に移動しなければな
らないことを意味している。
【0028】 ロッド10のみが矢印A4によって示された方向に移動する場合には、ギヤ1
1は工具Tに対して回転させられることになり、ラック12,13が矢印A5,
A6(図4A)で示された方向に変位させられ、それによって、ラック12,1
3に接続された爪14,15が離れる方向に移動させられる。
【0029】 図10A−図10Eは、工具Tおよび該工具Tに配置された爪14,15の5
つの異なる位置を示している。 図10Bに示される位置は、図10Aに示される位置から、スライダ3,7と
ロッド6,10が矢印A1−A4により示される方向に同じ距離だけ並進移動す
ることによって得ることができる。
【0030】 図10Cに示された位置は、図10Bに示された位置から、ロッド10のみを
矢印A4により示される方向に変位させることのみによって得ることができる。 図10Dに示される位置は、図10Aに示される位置から、ロッド6,10お
よびスライダ7を、矢印A2,A4,A3によりそれぞれ示された方向へ調節さ
れた量だけ変位させることによって得ることができる。
【0031】 図10Eに示される位置は、図10Dに示される位置から、ロッド6,10を
、矢印A2′,A4′によって示される方向に、同じ距離だけ変位させることに
よって得ることができる。
【0032】 グリッパ手段16に代えて、他のマニピュレータまたは装置、例えば、切断手
段、曲げ手段、溶接手段、彫刻手段、測定手段等が、ギヤ11に接続されてもよ
い。 上述した装置により、スライダ3,7は、平行な直線経路に沿って移動可能で
ある。しかしながら、例えば、相互に直交する方向にスライダを移動させること
も可能であり、それによって、工具およびグリッパの同様の動作を実現すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る装置の図2Aにおける線A−AB−Bに沿う側面
図である。
【図2A−B】 グリッパ手段の閉位置における図1に示された装置の正面
図である。
【図3】 図1の装置の詳細を示す正面図である。
【図4A−B】 図1に示された装置のグリッパ手段を示す正面図および側
面図である。
【図5】 工具の移動が行われる、図1に示された装置の一部を示す概略図
である。
【図6】 角度倍加機構が示された、図1に示された装置の概略図である。
【図7】 工具のギヤの回転が行われる、図1に示された装置の概略図であ
る。
【図8】 主枢軸回りの工具の回転が行われる、図1に示された装置の一部
を示す概略図である。
【図9A−F】 主枢軸回りの工具の回転を3段階で示す図である。
【図10A−E】 この発明に係る装置の動作位置を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3C007 BS21 BT01 HT11 3J062 AA21 AB01 AB26 AC01 BA12 BA35 CB02 CB14 CB32 【要約の続き】 りの回転を生じさせ、第2のリンク機構の第4のバーを ヒンジ点回りに回転させることにより、工具の一部を主 枢軸回りに回転させる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に延び、同じ長さを有する第1および第2のバー
    と、該第1および第2のバーに回転可能に接続される第3のバーとからなる少な
    くとも3つのバーをそれぞれ有する2つのリンク機構を具備し、両方のリンク機
    構の2つの第1のバーと2つの第3のバーとが共通の主枢軸において回転可能に
    接続され、前記主枢軸から離れて配される第1のバーのヒンジ点が、直線経路に
    沿って独立して移動可能であり、 さらに、前記主枢軸に工具が設けられ、 前記各リンク機構の第1および第2のバーが、前記第3のバーと平行に配され
    かつ同じ長さを有する第4のバーによって回転可能に接続され、 該第4のバーが、前記第1のバーの前記ヒンジ点回りに回転可能であり、前記
    第1および第2のリンク機構の前記第3および第2のバーの軸支点が、工具およ
    び工具の一部にそれぞれ接続され、それによって、第1の機構の第4のバーを前
    記ヒンジ点回りに回転させることにより、工具を前記主枢軸回りに回転させ、前
    記第2のリンク機構の第4のバーを前記ヒンジ点回りに回転させることにより、
    工具の一部を前記主枢軸回りに回転させることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのリンク機構が、前記第1のバーに平行に配
    されかつ同じ長さを有する第5のバーを具備し、前記第1および第5のバーが、
    相互に平行に配されかつ同じ長さを有する第6および第7のバーにより回転可能
    に接続され、 前記第6のバーが前記主枢軸において前記第1のバーに回転可能に接続される
    とともに、前記第3のバーに対して角度をなして配されていることを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第4のバーが、角度倍加機構に回転可能に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記角度倍加機構は、一端が軸支点回りに回転可能であり、
    他端がリンクに回転可能に接続されたレバーを具備し、前記リンクが、前記ヒン
    ジ点から、前記レバーの軸支点と前記ヒンジ点との間の距離に等しい距離を開け
    て配される第4のバーの軸支点に接続され、前記レバーが、前記距離の2倍の長
    さを有し、前記リンクが前記距離の√2倍の長さを有することを特徴とする請求
    項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記工具の前記一部がギヤからなることを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記工具は、ラックがそれぞれ設けられた2つの爪を有する
    グリッパ手段を具備し、前記ラックが、前記ギヤによって反対方向に向けて直線
    的に駆動されることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記2つの第4のバーを同じ角度だけ回転させることにより
    、前記工具自体を回転させ、前記2つの第4のバーを異なる角度だけ回転させる
    ことにより、前記グリッパ手段を開閉させることを特徴とする請求項6記載の装
    置。
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