JP2002512271A - セルロースの活性化及び誘導体化の方法 - Google Patents

セルロースの活性化及び誘導体化の方法

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JP2002512271A JP2000544699A JP2000544699A JP2002512271A JP 2002512271 A JP2002512271 A JP 2002512271A JP 2000544699 A JP2000544699 A JP 2000544699A JP 2000544699 A JP2000544699 A JP 2000544699A JP 2002512271 A JP2002512271 A JP 2002512271A
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    • C08B1/00Preparatory treatment of cellulose for making derivatives thereof, e.g. pre-treatment, pre-soaking, activation
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、セルロースを活性化する方法、活性化されたセルロースを誘導体化する方法、並びにこの結果得られるセルロース誘導体に関する。本発明によれば、活性化段階は三級アミンオキシドの存在下で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、セルロースの活性化の方法、活性化されたセルロースの誘導体化(
derivatisation)の方法並びにそれから得られるセルロース誘導
体に関する。本方法により製造される生成物は、例えば改良された溶解性等の有
利な特性によって特徴づけられる。
【0002】 セルロースのアクセシビリティー(accessibility)及び反応性
がその超分子構造(supermolecular structure)に影
響されることは公知である。これは結晶化、繊維の微結晶(fibrillar
crystallites)、並びに内部表面(internal surf
aces)の数、サイズ及び有効性の異なる程度の領域の存在により特徴づけら
れる。セルロースは、通常の溶媒、例えば水、希釈酸及びアルカリ溶液において
、また市販により入手可能な有機溶媒においても不溶性である。それゆえ、これ
らの溶媒における誘導体化は、少なくとも反応の最初において不均一な状態下で
進行する。しかしながら、最初に、セルロースは、セルロース中の水酸基のアク
セシビリティー及び反応性を増加させるために適当な方法で活性化されなければ
ならない。
【0003】 セルロースを活性化する公知の方法は、すべて(内部)表面の開放(open
ing)又は拡大(expansion)、繊維の凝集の分割、結晶領域の破壊
、並びに結晶サイズ及び結晶の変態(modification)の改変を指向
している。セルロースの続いての反応への活性化の効果が、例えば粉砕、電子(
ドイツ特許(DE)第2,941,624号)、マイクロ波又はγ−波の照射、
加水分解、酸化、熱的処理、凍結乾燥、或は膨潤作用を有する物質での処理(水
酸化アルカリ、アミン及びアミン錯体、アンモニア(欧州特許(EP)第0,1
08,991号)、無機酸及び塩の水溶液)(Summary in Hans
A. Kraessig, セルロース−構造、アクセシビリティー及び反応
性、ポリマーモノグラフ 第11巻、Gordon and Breach S
cience Publishers S.A., 215−277頁、199
3年)により達成される。
【0004】 現在、専ら不均一な反応条件下で行われる、セルロースエーテルの技術的生産
物の場合においては、セルロースは、通常濃縮されたアルカリ溶液での前処理を
用いて活性化される。この方法へのアプローチにおける欠点は以下のものである
。 1.単に触媒量の塩基を必要とする反応の場合(例えば、ヒドロキシルアルキル
化、スルホエチル化又はシアノエチル化)においてさえも、高濃度の水酸化アル
カリがセルロースを膨潤させ、そして活性化させるために必要であり、 2.アルカリの大量の結果として、セルロース鎖の分解 並びに使用されたアル
カリ溶液が中和される場合の高い塩負荷(salt load)が避けられず、 3.低い置換度での、高粘度のセルロースエーテルの完全な溶解を達成すること
はできず、そして 4.セルロース鎖に沿って及びその間に導入される置換基の分布は均一(eve
n)ではない。
【0005】 セルロースの本来の超構造(superstructures)が破壊され、
それらの結晶性が減少する活性化前処理として、従来の技術の事情は、また適当
な非誘導体化の溶媒系におけるセルロースの溶解及びその後の沈殿を提案する。
この文脈で使用される溶媒系は、二酸化硫黄/ジメチルアミン/ジメチルスルホ
キシドの混合物(A.Isogai, A.Ishizu, J.Nakano
, J. Appl. Polymer Sci. 31, 341−352頁
,1986年)、N,N−ジメチルアセトアミド/塩化リチウム(日本特許(J
P)第59,038,203号)及びジメチルスルホキシド/パラホルムアルデ
ヒド(ソビエト(SU)第3,453,670号)の混合物である。
【0006】 これらのセルロース溶媒系は、特に高分子量のセルロースに関する、それらの
限定された溶解能力、並びに困難で、場合によっては高価な、含まれる試薬の回
収のために、これまでのところ工業的規模で使用されていない。
【0007】 セルロース溶媒のさらなる種類は、三級アミンオキシドにより提供される。あ
る種の三級アミンオキシドにより、セルロースは誘導体化しなくても溶解し、セ
ルロース型の本体、例えば繊維は、沈殿により得られることが米国特許明細書(
US−PS)第2,179,181号から公知である。繊維及びフィルムの製造
のためのセルロース溶媒としては、N−メチルモルホリン−N−オキシド1水和
物(NMMNO−MH)が最近市場の注目を集めている(米国特許明細書(US
−PS)第3,447,956号、米国特許明細書(US−PS)第4,196
,282号、欧州特許(EP)第453,610号、WO95/11,261)
【0008】 記載されたセルロースの誘導体化のための公知の方法の欠点から出発して、本
発明の目的は、活性化及び誘導体化試薬の減少した量により特徴づけられ並びに
改良された溶解特性(ゲル及び繊維の低い割合、非常に透明な溶液)を有する生
産物の市場への提示を与える、セルロースの活性化並びに、場合により続いての
誘導体化のための方法を発展させることである。
【0009】 それゆえ、本発明は以下の段階を含むセルロースの活性化のための方法に関す
る。 a) 場合により少なくとも一つの適当な安定化剤の添加による、水含有三級ア
ミンオキシド中でのセルロースの溶解 b) 適当な沈殿剤の添加による溶解したセルロースの凝結(coagulat
ion)、そして c) 場合により段階b)から得られた非晶質セルロースのアルカリ化。
【0010】 以下のものは、本発明の方法のためのセルロース出発物質として好適に使用さ
れる。それは、化学的セルロース、コットン・リンター、亜硫酸針葉樹(con
iferous wood sulfite)、硫酸針葉樹及び/又は広葉樹(
hardwood)セルロースで、重合のレベルを極端に変えられるものである
【0011】 N−メチルモルホリン−N−オキシド(NMMNO)、N−メチル−ピペリジ
ン−N−オキシド、N−メチル−ピロリジン−N−オキシド、N,N−ジメチル
シクロヘキシルアミン−N−オキシド、N,N−ジメチル−エタノールアミン−
N−オキシド及びトリエチルアミン−N−オキシドの群から選択されるアミンオ
キシド、及び水(例えば、NMMNO−MH)、或は水及び双極性−非プロトン
性化合物、例えば特に、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、ジメチ
ルアセトアミド又はジメチルホルムアミドの混合物が好適には水含有三級アミン
オキシドとして使用される。
【0012】 セルロース溶液は、公知の方法(米国特許明細書(US−PS)第4,145
,532号、米国特許明細書(US−PS)第4,196,282号、欧州特許
(EP)第452,610号、WO第95/11261号)において、85〜1
15℃の温度で、NMMNO−MHの融解物(melt)中でセルロースを溶解
することによって調製される。セルロース物質は一般にNMMNO水溶液に室温
で撹拌され、水は減圧下で85〜115℃の温度で留去される。重合の程度に依
存して、セルロースの濃度は2から20%、好適には3〜15%である。
【0013】 溶解工程の間のセルロースの分解を最小にするために、少なくとも一つの安定
化剤が好都合なことには使用される。欧州特許出願公報(EP−A)第047,
929号に記載された安定化剤が適当であり、特に没食子酸プロピルエステルが
適当である。安定化剤の好適な量は、セルロースの量に関して1重量%である。
【0014】 水含有のアミンオキシドは、例えば、三級アミン及び/又は水酸化アルカリの
ような塩基として作用する少量の化合物を含んでもよい。
【0015】 溶解したセルロースの凝結に適する沈殿剤は、特には有機溶媒、例えばエーテ
ル、特にジメチルエーテル、ケトン、特にはアセトン、好ましくは1−6炭素原
子のアルコール、特にはメタノール、エタノール、2−プロパノール又は2−メ
チル−2−プロパノール、並びにアセトニトリル又はこれらの溶媒の混合物であ
る。有機溶媒は、例えば三級アミン及び/又は水酸化アルカリ及び/又は四級ア
ンモニウム塩基等の塩基として作用する少量の化合物を含んでもよい。
【0016】 沈殿剤は、セルロース溶液に連続的に、そして段階的に加えられてもよく、ま
た好都合なことには、アミンオキシドの沈殿したセルロース中に残った量を洗浄
するのに用いられる。
【0017】 本発明の活性化方法は、溶解の活性化を伴う公知の方法と比較して、以下の利
点を有する。 −予活性化段階におけるセルロースの溶解性に残余のリグニンが影響を与えない −簡単な工程設計、準備及び溶媒の処理 −低コスト、簡単及び完全な活性化剤の回収 −活性化されたセルロースからの活性化剤のより簡単な除去(塩はない) −環境汚染がなく、密閉溶媒循環系の可能性 −高分子量のセルロースにも該当する高い溶解力 −予めの膨潤(水、水蒸気、液体アンモニア)、続いての溶媒の置換が溶媒の準
備のために必要でない。
【0018】 本発明の活性化方法は増大した反応性を有する非晶質のセルロースを導き、先
行するアルカリ化段階がなくても直接の誘導体化を与え(例えば、セルロースア
セテート、−ニトレート又は−ラクテートを生成するエステル化及び/又はイソ
シアナートによる転化)、それによって、改良された溶解性を有するセルロース
誘導体の改善された収率が達成される。
【0019】 それゆえ、本発明は以下の段階を含むセルロースの誘導体化の方法にも関する
。 a) 場合により適当な安定化剤を添加する、水含有三級アミンオキシド中での
セルロースの溶解。 b) 沈殿剤の添加を通じての溶解したセルロースの凝結。 c) 場合により段階b)から得られた非晶質セルロースのアルカリ化。 d) 段階b)又はc)より得られた非晶質セルロースの、場合により適当な溶
媒の存在下における、誘導体化。
【0020】 セルロース誘導体は、適当な誘導体化剤とのセルロースの転化生成物、例えば
セルロースエステル(例えば、セルロースアセテート、セルロースラクテート、
セルロースニトレート)、セルロースエーテルエステル、セルロースカルバメー
ト、及び、特に水溶性及び/又は有機溶性セルロースエーテル、例えばカルボキ
シアルキルセルロース、(例えば、カルボキシメチルセルロース)、ヒドロキシ
アルキルセルロース(例えば、ヒドロキシエチル−及びチドロキシプロピルセル
ロース)、カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロース(例えば、カルボ
キシメチルヒドロキシエチル−、カルボキシメチルヒドロキシプロピルセルロー
ス)、スルホアルキルセルロース誘導体(例えば、スルホエチルセルロース、ス
ルホプロピルセルロース、メチルスルホエチルセルロース、メチルスルホプロピ
ルセルロース、カルボキシメチルスルホエチルセルロース、カルボキシメチルス
ルホプロピルセルロース、ヒドロキシエチル−/ヒドロキシプロピルスルホプロ
ピル−セルロースエーテル)、アルキルセルロ−ス(例えば、メチルセルロース
、エチルセルロース)、アルキルヒドロキシアルキルセルロース(例えば、メチ
ルヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒ
ドロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシプロピルセルロース)、アルキ
レンセルロース(例えば、アリルセルロース)、アルキレンアルキルセルロース
(例えば、アリルメチルセルロース、アリルエチルセルロース)、ジアルキルア
ミノアルキルセルロース(例えば、ジエチルアミノエチルセルロース)、ジアル
キルアミノアルキルヒドロキシアルキルセルロース(例えば、ジエチルアミノエ
チルヒドロキシエチルセルロース)、並びに上に挙げた官能基からの二級又は三
級の、イオン性又は非イオン性セルロースエーテルを含むものと理解される。
【0021】 誘導体化は、好適には溶解したセルロースの凝結のために使用される沈殿剤の
存在下で行なう。適当な沈殿剤は有機溶媒、例えば2−プロパノール、2−メチ
ル−2−プロパノール、アセトニトリル、アセトン、ジメチルエーテル、ジオキ
サン、塩化メチル、塩化エチル(エーテル化、カルバミン化(carbamin
ation))、及び塩化メチレン、氷酢酸、カルボン酸無水物、例えば酢酸無
水物、プロピオン酸無水物及び酪酸無水物(エステル化)、及びこれらの溶媒の
混合物である。
【0022】 本発明のセルロース誘導体化の方法は、好適には以下の方法で実施される(i
mplement): a) セルロースは、安定化剤の添加されたアミンオキシド/水系に溶解され、 b) 溶解したセルロースは有機溶媒の添加により沈殿され、そして付着した(
attached)アミンオキシドは沈降(sedimentation)のた
めに使用された溶媒を用いての洗浄により除去され、そして d) 上述のように得られた非晶質セルロースが、凝結の為に使用された有機溶
媒の存在下で転化され、ここで、段階c)(アルカリ化)は省略される。
【0023】 本発明はまた、本発明の誘導体化の方法によって製造されたセルロース誘導体
も提供する。
【0024】 本発明によるセルロース誘導体は改良した溶解性を示し、繊維及びゲル粒子が
ほとんどない。本発明によるこれらの置換の程度の低いセルロース誘導体でさえ
も、なお水及び/又は有機溶媒中において優れた溶解性を示す。
【0025】 本発明によるセルロースの活性化及び続いてのセルロース誘導体への転化は、
以下の実施例を参照としてより詳細に記載されるだろう。
【0026】
【実施例】 実施例1 セルロースの活性化 53gのセルロース(セルロース、DPCuoxam580、水含量5.7%)は、
2800gの46%N−メチルモルホリン−N−オキシド(NMMNO)溶液へ
、0.75gの没食子酸プロピルエステルを添加して懸濁された。105℃の温
度及び60−65mbarの圧力で、1320gの水が留去され、これによりセ
ルロースを溶解する。85℃において、1500mlの2−プロパノ−ルがセル
ロース溶液へ撹拌して加えられた。セルロース沈降物(sediment)は濾
別され、NMMNOを除くために2−プロパノールで洗浄され、濾過遠心(fi
lter centrifuge)で約10%の乾燥含量まで調整された。
【0027】 活性化されたセルロース(DPCuoxam550)のX線調査において、出発物質
の結晶性部分はもはや検出できなかった。活性化されたセルロースの保水値(w
ater retaining value,WRV)は3.30cm3-1
あった。比較すると、非活性化の出発セルロースは、単に0.65cm3-1
WRV値を有するだけであった。
【0028】 コットン・リンター(DPCuoxam640、WRV=0.60cm3-1)を使
用した場合には、これに対応して活性化された物質の保水値は、3.37cm3
-1(DPCuoxam560)であった。
【0029】 使用された活性化されたセルロースは、続いての転化のために2−プロパノー
ルで浸された。
【0030】 実施例2 ヒドロキシエチルセルロース 2−プロパノール中に浸された、活性化されたセルロース(リンターから製造
、DPCuoxam560)は、窒素雰囲気下で2−プロパノール及び2−メチル−2
−プロパノールの1:1(重量/重量)混合物中で懸濁され(懸濁混合物中で7
.5重量%のセルロース)、そして10℃で、セルロースの無水グルコース単位
(AGU)1モル当たり0.8モルの水酸化ナトリウム 及びAGU1モル当た
り5モルの水が加えられた。この温度で160分間撹拌した後に、AGU1モル
当たり2モルのエチレンオキシドが計量された量(doses)で加えられ、反
応混合物は25℃で80分間 調整(temper)された。反応混合物はその
後さらに75℃で100分間撹拌された。室温へ冷却した後、残ったエチレンオ
キシドは減圧下で取除かれ、窒素で換気され、反応混合物は酢酸で中和された。
反応生成物は濾別され、メタノールで塩が除去されるように洗浄され、減圧中で
乾燥された。得られたヒドロキシエチルセルロースは、MS=1.34(67%
のエチレンオキシドの試薬収率と当量)のモル置換レベルを示し、7%の水不溶
性物質を含んでいた。
【0031】 活性化していないセルロース(リンター、DPCuoxam640)が同じ反応条件
下で使用された場合では、MS=0.33及び17%のエチレンオキシドの試薬
収率のヒドロキシエチルセルロースが得られた。水溶液は81%の非溶解性繊維
及びゲル粒子を含んでいた。
【0032】 実施例3 スルホエチルセルロース 2−プロパノール中に浸された、活性化されたセルロース(セルロースーから
製造、DPCuoxam1120、乾燥含量10%)は、浴比(bath ratio
)1:22で、88.6体積%の2−プロパノール、4.4体積%のメタノール
及び7.0体積%の水の混合物中において懸濁された。 AGU1モル当たり2.4モルの水酸化ナトリウムの添加の後に、アルカリ化が
20℃で80分間、窒素雰囲気下で行われた。その後、AGU1モル当たり0.
8モルのナトリウムビニルスルホネートが30%水溶液の形で加えられた。30
分以上をかけて、反応混合物は70℃まで加熱され、その後この温度で120分
間撹拌された。室温への冷却の後、反応混合物は酢酸で中和され、濾別された。
反応生成物は、70%水性メタノールで塩を除去するために洗浄され、外界(a
mbient)空気乾燥キャビネットで60℃で乾燥された。このようにして得
られたスルホエチルセルロースは、24%のナトリウムビニルスルホネートの反
応収率を有したDS=0.19の置換の程度を示した。2%水溶液は、D=2.
55s-1のせん断勾配(shear gradient)でη=32000mP
asの粘度を有した。
【0033】 非活性化のセルロース(DPCuoxam1620)を使用した場合は、29%の試
薬収率を有するDS=0.23のスルホエチルセルロースが得られた。2%水溶
液は繊維及びゲル粒子を含んでいた。
【0034】 実施例4 カルボキシメチルセルロース 2−プロパノール中に浸された、活性化されたDPCuoxam830を有するセル
ロース90g(36ミリモルのセルロースを含む)が、250mlの撹拌容器中
で、98.4mlの2−プロパノール、14.7mlのエタノール、22.8m
lの水の混合物中で懸濁された。室温及び酸素の排除下で、セルロースのAGU
1モル当たり2.6モルの水酸化ナトリウムが加えられ、80分間撹拌された。
AGU1モル当たり1.3モルのモノクロロ酢酸(80%水溶液で)の添加の後
、反応混合物は70℃まで加熱され、この温度で120分間撹拌され、そして室
温へ冷却された。反応生成物は濾別され、80%水性エタノールで中和及び塩素
が除去されるまで洗浄され、その後乾燥された。水中に透明な溶液として生成し
たカルボキシメチルセルロースの置換の程度は、71%のモノクロロ酢酸の試薬
収率に対応するDS=0.92であった。
【0035】 非活性化のセルロースを使用した場合は、58.5%の試薬収率を有するDS
=0.76のカルボキシメチルセルロースが得られた。2%水溶液は繊維及びゲ
ル粒子を含んでいた。
【0036】 実施例5 メチルセルロース 2−プロパノール中に浸された、活性化されたセルロース(セルロースから製
造、 DPCuoxam1270)は、窒素雰囲気下で、浴比 1:20で、2−プロパ
ノール、メタノール及び水の18:1:1.5の比率の混合物中において懸濁さ
れた。セルロースのAGU1モル当たり11モルの水酸化ナトリウムの添加の後
に、反応混合物は25℃で90分間 撹拌された。その後、AGU1モル当たり
10モルの塩化メチルが計量した量で加えられ、反応混合物は、30分以上をか
けて85℃まで加熱され、この温度で120分間撹拌された。室温への冷却の後
、圧力を通常の圧力まで減圧し、揮発性部分を減圧下で取除いた。残った乾燥残
渣は、沸騰水中に置かれ、氷酢酸で中和され、塩が除去されるまで熱水中で洗浄
された。反応混合物はまだ熱い間に濾過され、残渣は、外界空気乾燥キャビネッ
トで乾燥された。得られたメチルセルロースは、5%の水不溶性粒子を有するD
S=1.38の置換の程度であった。
【0037】 非活性化のセルロース(DPCuoxam1620)を、同じ反応条件下で使用した
場合には、DS=1.17及び57%の水不溶性粒子を有するメチルセルロース
が得られた。
【0038】 実施例6 セルロースラクテート 2−プロパノール中に浸された、活性化されたセルロース(リンターから製造
、DPCuoxam560、31ミリモルのAGUと当量の乾燥含量18.35%)が
、室温で150mlジメチルアセトアミド中で懸濁された。混合物中に存在する
2−プロパノールは撹拌しながら減圧下で定量的に留去された。セルロースのA
GU1モル当たり4モルのL−ラクチド(L−3,6−ジメチル−1,4−ジオ
キサン−2,5−ジオン)の添加の後、反応混合物は130℃まで加熱され、こ
の温度で5時間 撹拌された。その後、反応混合物は室温へ冷却され、500m
lの水が加えられ、混合物は濾別された。残渣は、それぞれの場合水及びアセト
ン(3:1、体積/体積)の混合物500mlで2回洗浄され、55℃で外界空
気乾燥キャビネットで乾燥された。NMR分光学的に測定して得られたセルロー
スラクテートの置換のモルの程度は、MS=1.8であった。生成物の軟化点(
softening point)は、約230℃(Kofler bench
)であった。
【0039】 本来の出発物質(リンター)が使用される場合は、反応は起こらない。NMR
分光法により、単離された物質は、不変のセルロースI−変態(modific
ation)であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 コツホ,ボルフガング ドイツ・デー−29669ボムリツツ・アンデ アバルナウ40 (72)発明者 スツアブリコウスキ,クラウス ドイツ・デー−29664ヴアルスロデ・クラ ウデイウスシユトラーセ5 (72)発明者 バゲンクネヒト,ボルフガング ドイツ・デー−14513テルトウ・ルールス ドルフアーシユトラーセ5 (72)発明者 ロト,フリツツ ドイツ・デー−14513テルトウ・マルコバ ーシユトラーセ211 (72)発明者 ベツツエル,ヘンドリク ドイツ・デー−12105ベルリン・ラトハウ スシユトラーセ65 Fターム(参考) 4C090 AA05 BA25 BA28 BA29 BA33 BB02 BB52 BB54 BB92 BB97

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の段階、 a) 水含有三級アミンオキシド中でのセルロースの溶解、 b) 適当な沈殿剤の添加による溶解したセルロースの凝結、そして c) 場合により段階b)から得られた非晶質セルロースのアルカリ化、 の段階を含んでなるセルロースの活性化の方法。
  2. 【請求項2】 N−メチルモルホリン−N−オキシド(NMMNO)、N−
    メチル−ピペリジン−N−オキシド、N−メチル−ピロリジン−N−オキシド、
    N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン−N−オキシド、N,N−ジメチル−エ
    タノールアミン−N−オキシド及びトリエチルアミン−N−オキシドの群から選
    択されるアミンオキシド、並びに水、或は水及び双極性−非プロトン性化合物の
    混合物が、水含有三級アミンオキシドとして使用されること特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 段階a)におけるセルロースの溶解が、少なくとも一つの安
    定化剤を用いて行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 段階a)における水含有三級アミンオキシド中でのセルロー
    スの溶解が、双極性−非プロトン性化合物の存在下で行われることを特徴とする
    、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 段階a)におけるセルロースの溶解が、塩基として作用する
    化合物の存在下において、特に三級アミン及び/又は水酸化アルカリの存在下で
    行われることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 エーテル、特にジメチルエーテル、ケトン、特にアセトン、
    好ましくは1分子当たり1−6個の炭素原子を有するアルコール、特にメタノー
    ル、エタノール、2−プロパノール又は2−メチル−2−プロパノール、アセト
    ニトリル及びこれらの化合物の混合物が、段階b)における有機沈殿剤として使
    用されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 段階b)における沈殿剤の添加が段階的に行われることを特
    徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 段階b)における溶媒が、塩基として作用する化合物、特に
    三級アミン及び/又は水酸化アルカリ及び/又は四級アンモニウム塩基を含むこ
    とを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 以下の段階、 a) 水含有三級アミンオキシド中での、セルロースの溶解、 b) 適当な沈殿剤の添加による、溶解したセルロースの凝結、 c) 場合により段階b)から得られた非晶質セルロースのアルカリ化、そして d) 段階b)又はc)より得られた非晶質セルロースの、場合により適当な溶
    媒の存在下における、誘導体化、 の段階を含むことを特徴とする、セルロースの誘導体化の方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の方法から製造することができるセルロース誘導
    体。
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