JP2002511918A - 調節可能なガスばねサスペンション装置 - Google Patents

調節可能なガスばねサスペンション装置

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Abstract

(57)【要約】 自転車または他の車両または装置用のサスペンション装置。この装置は第1入れ子部材および第2入れ子部材よりなる少なくとも1つの入れ子ストラットを有しており、第1および第2入れ子部材は、ストラットが互いに向かう入れ子部材の相対移動により圧縮可能であり、また互いに離れる方向の入れ子部材の相対移動により拡張可能であるように互いに入れ子式に同軸に係合されている。第2入れ子部材とピストンが連結されたおり、このピストンは第1入れ子部材内に摺動可能に位置決めされている。ピストンは主圧縮ばねチャンバを調節可能なポートにより連結された2つのガスチャンバに分離しており、それによりストラットの圧縮または拡張により入れ子部材の上記相対移動を阻止する減衰力を生じる。その結果、主圧縮ばねは周波数感知ばね率を有する。サスペンション装置のクラック力、ばね率および他の特性はピストンの高さを調節するピストン位置調節器および/または入れ子ストラットに圧縮予負荷力を加える負の予負荷ばねを使用して調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 調節可能なガスばねサスペンション装置関連仮出願のクロスレファレンス 本願は1997年7月16日に出願された出願中の米国仮特許出願第60/052, 707号の先の出願日の利益を主張する。発明の分野 本発明はサスペンション装置の設計および構成に関する。より詳細には、本発 明は、液圧減衰機構との組み合わせで使用される、周波数感知ばね率調節器と、 ガスピストン位置調節器と、負のばね予負荷調節器とを備えた完全に調節可能な ガスばねサスペンション装置に関する。更に詳細には、本発明は自転車のような 2輪車両に使用されるこのようなサスペンション装置に関する。発明の背景 過去において、サスペンション装置は一般に、車両および機械が受ける衝撃、 振動または他の外乱を緩和することを含めて、多くの用途に使用されていた。代 表的な用途としては、例えば、自転車および自動2輪車におけるサスペンション 装置の使用がある。 例えば、隆起、轍、岩、穴ぼこ、または他の障害物および道路変化に接触する と、乗り手が受ける衝撃または振動を緩和するためのサスペンション装置を備え た自転車が開発されてきた。代表的には、このような自転車サスペンション装置 は、位置のなかでも、前部または後部自転車フォーク、前部フォークを自転車フ レームおよびハンドルに連結するヘッド管、シートポストにおいて、および後輪 揺動アーム組立体と関連して使用されるように構成されていた。 自転車サスペンション装置を自転車フォーク内に位置決めすることが益々大衆 的になってきた。自転車サスペンションフォークは少なくとも1つのフォーク脚 またはストラットを備えており、通常、2つのこのようなストラットを備えてお り、各ストラットは内輪および外側入れ子フォーク部材または管を有している。 自転車フォークサスペンション装置は、しばしば、フォーク管を互いに離れる方 向に名目上付勢し、且つ自転車の運転中に受ける衝撃および振動の結果、フォー クに加えられる圧縮力を吸収するために使用される種類のばねのなかでも、コイ ルばね、弾性ばね、弧状ばねディスク、板ばね、ガスばね、例えば、空気ばねの ようなばね装置を有していた。このようにばね装置を使用することにより、フォ ーク部材は衝撃または他の力の入力に応答して圧縮し、力を除去すると、拡張し 、すなわち、跳ね返り、内側および外側フォーク部材または管が互いにに対して 間隔を隔てたそれらの元の位置へ戻るようになっている。また、かかる自転車サ スペンション装置は、フォーク部材の圧縮または跳ね返りを引き起こす衝撃また は他の力の入力により自転車に与えられるエネルギの幾らかを吸収し、それによ り互いに対するフォーク部材の移動を阻止する、液圧減衰機構または摩擦減衰機 構のような減衰装置との組み合わせでばね装置を有していた。 従来のサスペンション装置、特に、自転車サスペンションフォークに組み込ま れるもののような車両サスペンション装置と関連した1つの問題は、これらの車 両サスペンション装置が不必要に重いという点である。例えば、自転車フォーク の重量は自転車の操向に影響し、且つ自転車の全体重量を増大し、乗り手は自転 車を推進したり制御したりするように働かなければならない。従って、重量はす べての自転車乗り手にとって、特に重量の低減が重要な競争的有利をもたらすよ うなレーシング用途に関わる者にとって大きな関心問題である。従って、サスペ ンション装置、特に、軽量であるように設計された自転車サスペンションフォー クの必要性がある 過去において、自転車サスペンションフォークのようなサスペンション装置に おいて、重量の節約は金属コイルばね等のような重いばね装置の代わりに、ガス ばねをばね装置として使用することによって重量の節約が達成された。しかしな がら、この様なガスばね式設計は、旋回性が制限されること、従って、種々様々 な乗り手の好みに対処することが出来ないことを含む欠点があった。その結果、 ガスばね式サスペンション装置、特に、全旋回可能であるように設計されたガス ばね式自転車サスペンション装置の必要性がある。 サスペンションフォークのようなガスばね式サスペンション装置に組入れられ た1つの調節可能な特徴はサスペンション装置におけるガス圧を増減することが できることである。自転車サスペンションフォークにおいては、他のサスペンシ ョン装置おけると同様に、この調節特徴と関連した1つの問題はフォークのガス 圧の増減の結果、ばね力が対応して増減し、従って、衝撃または他の力の入力( この力は一般に「クラック力」として知られている)に応答して内側および外側 フォーク管が圧縮し始める前に、フォークの加えられる必要がある圧縮力が対応 して増減するという点である。かくして、ガスばねのガス圧に応じて、サスペン ション装置が望ましくなく硬く、また大きな入力に対してのみ適切に応答するだ けである。 例えば、ガスばね式自転車サスペンションフォークでは、クラック力が所定の 乗り手に取って多き過ぎると、フォークは比較的小さい力入力に応答して剛性の 未懸架フォークに非常に似たように作用する。クラック力が小さ過ぎると、フォ ーク管は容易に圧縮し、乗り手の重量に応じて大きくたわみ、かくして使用中、 フォーク管の有孔な圧縮移動を減じる。いずれの状態も望ましくなく、潜在的な 乗り手の重量および好みの広い範囲により、予め設定された或いは不適当に調節 可能なクラック力の使用が問題になる。かくして、ガスばね式サスペンション装 置、特に、フォークのクラック力を調節するための改良調節特徴を有するように 設計されたガスばね式サスペンション自転車フォークの必要性がある。 ガスばね式サスペンションでは、サスペンション装置の入れ子部材の圧縮によ りガスを圧縮する。ガスの非線形ばね率(「ばね率」はサスペンション装置を所 定距離、圧縮するか或いは拡張するのに必要とされる力の量として定められる) により、ガスチャンバにより発生されたばね力は入れ子部材の移動端に向けて劇 的に増大する。ガスばね力のこの増大の立上りを遅らすことにより、サスペンシ ョンが柔らかくなり、その一方、ばね力のこの増大の立上りを速めることにより 、サスペンションが硬くなる。懸架すべき様々な重量に対処するために、また自 転車のような車両に関する場合、広い範囲の使用者の好みに対処するために、ば ね力の増大位置を調節することができることが望ましい。かくして、ガスばね式 サスペンション装置、特に、圧縮中、ばね力の増大の立上りを調節するための改 良調節特徴を有するように設計されたガスばね式サスペンション自転車フォーク の必要性がある。 また、先のサスペンション装置の設計、詳細には自転車サスペンションフォー クの設計は代表的にはサスペンション装置の低速および高速の圧縮または跳ね返 り中、単一のばね率に限定されていた。これはガスばね式サスペンション装置並 びにガス以外のばね装置を使用したサスペンション装置の場合に言える。一般に は、柔軟なサスペンションを達成するためには、小さい衝撃および他の低速入力 に対して小さいばね率が望ましく、その一方、サスペンション装置による過反応 的の応答を回避するためには、高速入力に対して比較的大きいばね率が望ましい 。 この原理は、小さい衝撃等に対しては、ばね率が小さいほど、乗り心地が良く なり、比較的大きいばね率では、大きい衝撃および急な衝撃に応じて、より優れ た制御が行われる。かくして、サスペンション装置、特に、圧縮または跳ね返り の速度または周波数に基づいて変化するばね率を有する自転車サスペンション装 置の必要性がある。 先に指摘したように、多くの用途において、特に、自転車乗り用途および自転 車レーシング用途において、サスペンション装置の性能特性を調節することがで きることの望ましさは重要である。従って、サスペンション装置、特に、ばね率 が周波数感知性であり、且つばね率の速度感知性が調節可能であるような自転車 サスペンション装置の必要性がある。 また、上記の特徴の各々を有するサスペンション装置、その結果、一般にサス ペンション用途、特に、自転車サスペンション用途に適しており、且つ種々様々 な乗り心地の好みに対して活性であり且つ旋回可能であるサスペンション装置を 有することが望ましい。 サスペンション装置の圧縮および/または跳ね返りのより優れた制御を行うた めには、サスペンション装置が液圧減衰との組み合わせで上記特徴の各々を有す ることが望ましい。 従って、本発明の一目的はサスペンション装置、特に、軽量であるように設計 された自転車サスペンション装置を提供することである。 他の目的はガスばね式サスペンション装置、特に、完全に旋回できるように設 計されたガスばね式自転車サスペンションフォークを提供することである。 本発明のなお一層の目的はガスばね式サスペンション装置、特に、クラック力 を調節するための改良調節特徴を有するように設計されたガスばね式サスペンシ ョン自転車フォークを提供することである。 更に他の目的はガスばね式サスペンション装置、特に、圧縮中、ばね力の増大 の立上りを調節するための改良調節特徴を有するように設計されたガスばね式サ スペンション自転車フォークを提供することである。 更に他の目的はサスペンション装置、特に、圧縮または跳ね返りの速度または 周波数に基づいて変化するばね率を有する自転車サスペンション装置を提供する ことである。 他の目的はサスペンション装置、特に、ばね率が周波数感知性であり、且つば ね率の速度感知性が調節可能である自転車サスペンション装置を提供することで ある。 更に他の目的はフォークのクラック力を調節するための改良調節特徴と、圧縮 中、ばね力の増大の立上りを調節するための改良調節特性と、圧縮または跳ね返 りの速度または周波数に基づいて変化するばね率とを有し、ばね率の速度感知性 を調節することができ、その結果、一般にサスペンション用途、特に自転車サス ペンション用途に適しており、様々な乗り心地の好みに対して活性であり且つ旋 回可能である軽量で完全に旋回可能なサスペンション装置を提供することである 。発明の概要 本発明は、機械または例えば自転車のような車両に対して衝撃吸収を行うサス ペンション装置に向けられている。本発明内に含まれる種類のサスペンション装 置は、例えば、第1入れ子部材および第2入れ子部材よりなる少なくとも1つの 入れ子ストラットを有しており(しかし、自転車フォークに使用する場合、通常 は、2のこのようなストラットを有している)、ストラットが互いに向かう入れ 子部材の相対移動により圧縮可能であり、また互いに離れる方向の入れ子部材の 相対移動により拡張可能であるように、第1および第2部材が互いに入れ子式に 同軸に係合されている。自転車サスペンション装置または他のサスペンション装 置は、第2入れ子部材と連結されていて、第1入れ子部材内に摺動可能に位置決 めされているピストンを有するのがよい。ガスを収容しているガスチャンバのよ うなばね要素がピストンと第1入れ子部材の第1端部との間で第1入れ子部材内 の位置決めされて、主ばねチャンバを構成している。 好ましくは、ピストンは主ばねチャンバを少なくとも1つのポートにより連結 された2つのガスチャンバに分離しているが、単一のばねチャンバを使用しても よい。2つのガスチャンバを使用する場合、ストラットの圧縮または拡張は2つ のガスチャンバ間のガスの流れを引起し、且つ入れ子部材の相対移動に抵抗する 減衰力を生じ、その結果、主圧縮ばねは周波数感知性ばね率を有する。ポートは 調節可能であるように構成され、使用者は結果として生じた周波数感知性ばね率 を調節することができる。 再2ガスチャンバはピストンが取付けられた中空のピストンロッド内に構成され ているのがよい。これにより、当業界で公知な方法で第2入れ子部材の底端部を 通して外側から位置決めされたボルト、スクレーダ(Schrader)弁または他の留 め具またはポート閉鎖体との組み合わせで、サスペンション装置の分解または組 み立て中、第1および第2ガスチャンバの危険な減圧を防ぐための安全機能を備 える。 本発明の好適な実施例では、サスペンション装置の特性を幾つかの方法で調節 し得る。例えば、ピストンの位置を調節するためのガスピストン位置調節器が設 けられており、それにより主ばねの特性、すなわち、ばね率の増減の変化を許容 する。また、サスペンション装置は入れ子ストラットに圧縮予負荷の力を加え、 それによりサスペンション装置のクラック力の減少を可能にするために、第1お よびぢ2入れ子部材間に位置決めされた負の予負荷ばねを有するのがよい。この 負の予負荷ばねは例えばコイルばねまたはガスばねである。コイルばね、弾性ば ねまたは他の非ガスばねを使用する場合、負予負荷ばね予負荷調節器を使用して 、或いは負予負荷ばねをより硬いまたはより柔らかいばね率を有するたのばねと 交換することによって、ばね予負荷を調節し得る。 負のガスばねを使用する場合、関連して外側から位置決めされたスクレーダ弁 または他の機構を使用して主または負ばねを加圧するか或いは減圧することによ ってサスペンション装置のばね率は変化することができる。また、サスペンショ ン装置は圧縮不可能な流体の減衰機構を有するのがよく、この減衰機構はストラ ットの圧縮および/または拡張を阻止すべく第2減衰力を生じるための当業界で 公知なカートリッジ型ダンパーまたは他の減衰機構よりなるのがよい。 本発明は任意の種類のサスペンション装置に使用し得るが、前側または後側自 転車サスペンションフォークのような軽量な自転車サスペンション装置に使用す るのが理想的である。自転車サスペンションフォークは少なくとも1、通常、2 つの入れ子ストラットに連結された操向管を有する。ストラットは操向管に合流 するようにそれらの上端部で湾曲されてもよいし、或いは真っ直ぐであって、1 つまたはそれ以上のフォーククラウンによって操向管に連結されてもよい。代表 的には、自転車サスペンションフォークの2つのストラットは、装置に構造安定 性をもたらすために、ブレーキケーブルをフォークに対して適所に保持するため に、或いは他の目的を達成するために使用し得るフォーククロス部材により連結 されている。また、2つのストラットは各々それらの下端部に自転車ホイールを 連結するためのドロップアウトを有している。 本発明の更に他の目的および利点は、本発明を実施するのに意図された最良の 形態の例示により本発明の好適な実施例のみを説明する下記の詳細な説明から当 業者には容易に明らかになるであろう。実現される場合、本発明は、それから逸 脱することなしに、異なる実施例を行うことが可能であり、その幾つかの詳細が 種々の明らかな点で変更可能である。従って、図面および説明は性質が限定する ものではなく例示するものと見做すべきである。図面の簡単な説明 本発明は図面と関連して行う下記の詳細な説明からより十分に理解され、認め られるであろう。 第1図は本発明の負のばね子負荷調節器の一具体例の負のばね調節表面をピス トンロッドに沿った幾つかの別々の着座位置のうちの2つに示している、本発明 のサスペンション装置の実施例の部分断面図である。 第2図は本発明のサスペンション装置の別の実施例の部分断面図である。 第3図は本発明のサスペンション装置のガスピストンの断面図である。 第4図は第3図の線4−4に沿った本発明のサスペンション装置のガスピスト ンの部分断面頂面図である。 第5図はガスピストンをピストンロッドに沿った幾つかの別々の着座位置のう ちの2つに示している、本発明のサスペンション装置の実施例の部分断面図であ る。 第6図は本発明のガスピストン位置調節器の別な具体例の断面図である。 第7図は第6図の線7−7に沿った本発明のガスピストン位置調節器の頂面立 面図である。 第8図はガスピストンをピストンロッドに沿った幾つかの別々の位置のうちの 2つに示している、本発明のサスペンション装置の実施例を組み入れた自転車サ スペンションフォークの部分断面図である。好適な実施例の詳細な説明 第1図を参照すると、本サスペンション装置10の好適な実施例が示されてお り、このサスペンション装置10は互いに入れ子式に同軸に係合される第1入れ 子部材12と第2入れ子部材14とよりなる入れ子ストラットを有している。第 2入れ子部材14として役立つピストンロッド18には、ガスピストン16が第 3図および第4図に示すように取付けられている。更に、ガスピストン16は第 1入れ子部材12の内面20と摺動可能なシール係合状態にある。当業者には明 らかなように、ガスピストン16は第1入れ子部材12にも取付けられていて、 ピストンロッド18と摺動可能なシール係合にあってもよい。 サスペンション装置10は様々な装置、機械および車両に利用し得るが、第8 図は自転車サスペンションフォーク22における本発明の例示的使用を示してい る。第8図の実施例では、ガスピストン16は第2入れ子部材として役立つ外側 フォーク管24に連結されたピストンロッド18に取付けられている。 第1図に示すように、ピストンロッド18は中空管を備えており、また第1端 部26(第1図における上端部)および第2端部28(第1図における下端部) を有している。第1入れ子部材12内には、第1ガスチャンバ30がピストン1 6の第1側32(第1図における頂側)に位置決めされている。中空ピストンロ ッド18内には、第2ガスチャンバ34がピストン16の第2側35(第1図に おける下側)に位置決めされている。以下に更に詳細に論述するように、周波数 感知性ばね率を与えるために、ガスピストン16を通るまたはガスピストン16 を迂回する流れを許容すべく少なくとも1つのポート33を設けなければならな い。第3図および第5図の実施例に示すように、ガスピストン16は第1ガスチ ャンバ30を第2ガスチャンバ34と連結するように作用する複数のポート 33を有している。 好ましくは、この実施例の第1および第2ガスチャンバ30、34に使用され るガスは空気である。第1および第2ガスチャンバ30、34はばね率を有する 空気ばねを備えている。空気ばねのばね率は第1ガスチャンバ30または第2ガ スチャンバ34の中へ延びているポート(図示せず)を使用して第1および第2 ガスチャンバ30)34の空気圧を高めることによって調節し得る。例えば、第 8図で説明する実施例において、このようなポート(図示せず)は取外し可能な キャップ36の下に位置決めされており、第1ガスチャンバ30の中へ延びてい る。第8図で説明する自転車のサスペンションフォーク22の実施例では、フォ ーク空気ばね圧は好ましくは約80psiまで調節し得る。 代表的には、空気ばねは非線形漸増減的ばね率を有しており、すなわち、ばね を圧縮するにつれて、ばねを圧縮するのに必要とされる力の量が非線形に増大す る。その結果、ばねの圧縮中の或る時点で、ばね力の顕著な上昇が起こり、従っ て、ばねを初めに圧縮し始めるときに必要とされる力と比較して、ばねを圧縮す るのに著しく大きい力を加えなければならない。かくして、第1図、第3図、第 5図および第8図で説明する実施例は、空気ばねのばね率を調節するために、詳 細には、空気ばねが圧縮するにつれて空気ばね力の増大の立上りを遅らしたり速 めたりすることによってばね率を漸次小さくしたり大きくしたりするために、更 に他の装置、すなわち、ガスピストン位置調節器38よりなるピストン調節機構 を有している。詳細には、ガスピストン16はその第2の側35に円筒形部分4 0を有している。円筒形部分40はピストンロッド18の内面に対してシールす るOリング(図示せず)を着座させるためのOリング溝42と、ピストン16を ピストンロッド18に密封連結し、且つ調節すべきピストンロッド18に対する ピストン16の位置決めを許容するために、ピストンロッド18の内面のねじ部 と相互連結するねじ部46とを設けている。第5図はピストンロッド18に対す る第1位置48から第2位置50へにのガスピストン16の移動を示している。 ガスピストン16をピストンロッド18の第2端部28に向けて調節すると、 サスペンションがより柔らかになる一方、ガスピストン16をピストンロッド1 8の第2端部28から離れる方向および第1入れ子部材12の第1端部52に 向かう方向に調節すると、サスペンションが漸次的により堅くなる。例えば、第 7図の実施例では、結果的には、ばね率の漸増減を簡単に調節して様々な使用者 の好みに対処することができる。 第1図、第3図、第5図および第8図のピストン調節機構の別な実施例が第6 図および第7図に示されており、これらの図はガスピストン位置調節器104を 示している。ガスピストン位置調節器104は出すピストン106および頂キャ ップ組立体108を備えている。第5図のガスピストン16と同様に、ガスピス トン106は第1入れ子部材12の内面20と摺動可能な係合状態にあり、Oリ ング110により内面20に対してシールされている。ガスピストン106は界 面部分112を有しており、この界面部分112は好ましくはガスピストン10 6と一体に構成されている。界面部分112は環状であり、また好ましくは調節 ロッド126と連通する六角形の内面124を有している。調節ロッド126は 摺動可能動軸に界面部分112へ延びており、Oリング128により界面部分1 12と共にシールされている。 頂キャップ組立体108は調節ボディ116と、この調節ボディ116に対し て回転移動可能な調節ノブ130とを備えている。調節ボディ116はその軸線 のまわりに回転可能に調節ロッド126と連結されており、調節ノブ130の回 転により調節ロッド126の回転を行うようになっている。ガスピストン106 の界面部分112は調節ボディ116とねじ連結可能に構成された一連の雄ねじ 山114を有している。調節ボディ116は環状であって、雄ねじ山118を有 しており、このねじ山118は、第1入れ子部材12の第1端部52を開じ、且 つガスピストン位置調節器104を調節ボディ116に取付けるために第1入れ 子部材12の内面20に形成された一連のねじ山120と協働する。また、調節 ボディ116はガスピストン106の界面部分112の雄ねじ山114と協働す る雌ねじ山122を有している。 作動においては、調節ノブ130を一方向に回すと、調節ロッド126および ガスピストン106が調節ノブ130とともに回り、界面部分112の雄ねじ山 114と調節ボディ116の雌ねじ山122との連結により、界面部分112お よびガスピストン106を調節ノブ130から離れる方向、且つ更に第1入れ部 材の中へ移動させる。かかる移動により空気ばねのばね率を増大させ、かくして ばね力の増大の立上りを早め、且つサスペンションが漸次的により堅くなる。調 節ノブ130を他の方向に回すと、反対の結果が行われる。 界面部分112には、第6図に示すようにワッシャ132がスナップリング1 34により連結されるのがよく、界面部分112およびガスピストン106が更 に第1入れ子部材12の中へ移動すると、ワッシャ132は遂には調節ボディ1 16に形成された肩部136に接触し、それにより、その方向におけるガスピス トン106の更なる移動を防ぐようになっている。また、第6図および第7図の 実施例では、調節ロッド126は、ガス充填フォットボールを加圧するのに従来 使用されている型のものようなスクレーダ(Schrader)型または他の型のガス弁 140により第1空気チャンバ30に対してガスを挿入したり除去したりし得る ように通路138を設けている。 また、本発明のサスペンション装置10はそのクラック力の大きく調節するよ うになっている装置を設けてある。この装置は負の予負荷調節器54であり、予 負荷調節器54は好ましくは第1図の実施例では環状のフランジまたはカラーで ある第1ばね支持表面56と、好ましくは取外し可能な留め具に当接する第2ば ね支持表面58よりなる負のばね調節表面とを備えている。第1図の実施例では 、第2ばね支持表面58は第1ばね支持表面56のものと同様な環状のフランジ またはカラーである。第1図、第5図および第8図に示す本発明の実施例でわか るように、第1ばね支持表面56は第1入れ子部材12に連結されており、また ピストンロッド18の第1および第2端部26、28間に位置決めされている。 これらの実施例では、ばね61の第1端部60は第1ばね支持表面56に係合ば ね61の第2端部62はばね61とピストンロッド18の第1端部26との間に 位置決めされた第2ばね支持表面58に係合している。 第1および第2ばね支持表面を押圧するように位置決めされると、ばね61は 第1および第2入れ子部材12、14を引っ張って、第1および第2入れ子部材 12、14を分離するように作用する空気ばねの力を消す負予負荷ばねとして作 用する。また、この実施例では、負のばね表面のばね支持表面58は第1図に示 すようにピストンロッド18に沿った1つまたはそれ以上の位置で取外し可能に 固着可能であり、負の予負荷ばね61の公称圧縮(すなわち、第1および第2入 れ子部材12、14がそれらの中立の間隔を隔てた未圧縮状態にあるときの負予 負荷ばね61の圧縮)を変化させ、それによりサスペンション装置10のクラッ ク力を変化させるようになっている。有利には、負のばね61はトップアウトば ねの機能を果たすのがよく、すなわち、サスペンション装置10の跳ね返り中、 第1および第2入れ子部材間の衝突を防ぐのがよい。過去においてトップアウト 衝撃を緩和するのに種々の種類のばねが使用されていたが、ガスばねは使用され ておらず、或いはトップアウトバンパーとして使用可能であるとは認められてい なかった。しかしながら、本発明により認められているように、ガスばねの漸増 減ばね率および他の特徴により、トップアウト衝撃に対する除々の容易に回転可 能な抵抗を与える独特な潜在性がガスばねに与えられる。 ばね61はコイルばね、弾性部材、空気ばね、弧状ばねディスクまたは他の公 知なばね、又はばねの組合わせのような任意の種類のばね材料で構成することが できる。第1図、第5図および第8図に開示した実施例では、ばね61はコイル ばねであり、ばね調節表面の取外し可能な留め具はピストンロッド18に形成さ れた4つのばねクリップ溝64のいずれにも係合するように構成されたばねクリ ップすなわちCクリップ63よりなる。また、好ましいように、第1ばね支持表 面56として作用するピストンロッドフランジは第1入れ子部材12に固着され た以下により詳細に説明する液圧ダンパーカートリッジ66を備えた液圧緩和機 構に当接している。ばねクリップ63の位置を調節することによって、負ばね6 1の圧縮が調節され、その結果、主ばねのクラック力が調節される。 例えば、自転車サスペンションフォークの別の実施例では、第8図に示すよう に、比較的軽い体重の自転車乗り手はより楽な乗り心地を望むかも知れず、この より楽な乗り心地は第2ばね支持表面58をピストンロッド18の(第1図でわ かるような)第2端部28に向けて移動させて第1および第2入れ子部材12、 14を互いに引き寄せる力を増大させ、それによりガスばねのクラック力を減少 させることによって達成される。逆に、重い乗り手はより硬いサスペンションを 望むかも知れなく、このより硬いサスペンションは第2ばね支持表面58をピス トンロッド18の第1端部に向けて移動させて第1および第2入れ子部材12、 14を互いに引き寄せる力を減少させ、それによりガスばねのクラック力を増大 させることによって達成される。もちろん、負のばね61はサスペンション装置 10の硬さを更に変化させるために、より硬いか、或いはより柔らかいばねに交 換してもよいし、或いは全体的に除去してもよい。 負のばね予負荷調節器54のための更に別の実施例が第2図に設けられている 。この図は、負のばね予負荷調節器54が負のばねピストン68を備えており、 この負のばねピストン68が、第1入れ子部材12の内面および負のばねピスト ン68により構成された負のばねチャンバ70に圧縮ガス量、好ましくは、空気 を密封的に収容するようにピストンロッド18に固定されていることを除いて、 第1図に示すものと同様なサスペンション装置を示している。当業者には求めら れるように、ガスピストン16は負ばねピストン68としても役立つ。負のばね チャンバ70内の空気圧は好ましくは調節可能であり、当業界で公知なスクレー ダ(Schrader)弁または他の弁によって負のばねチャンバ70に対して空気を挿 入したり放出したりすることにより増大したり低減したりし得る。例えば、第2 図には示していないが、このようなスクレーダ弁はこの実施例ではピストンロッ ド18の第2端部28を通して位置決めされる。 第3図に戻って説明すると、押えねじまたは他の種類のニードル弁72を備え たポート調節機構がピストン16の第1側32にねじ込まれており、このポート 調節機構を調節して第1空気チャンバ30から第2空気チャンバ34への空気の 流れを可変的に制限し得る。この構成は調節可能な周波数感知ばね率を与える周 波数感知ばね率調節器を備えている。詳細には、ポート33が実質的に閉塞され ないようにニードル弁72を回すことによって、生じた減衰を減少され、第1お よび第2空気チャンバ30、34は単一の空気ばねとして作用し、その結果、ば ね率が増大し、入力を強いるべくサスペンション装置の応答性が概ね上昇する。 この2チャンバ式装置の利点は重要である。例えば、第8図の自転車サスペンシ ョンフォーク22に使用する場合、2チャンバ式空気ばねによれば、サスペンシ ョン装置は入力強いるべく概ねより応答性であり、それにより、より軽快な乗り 心地を乗り手に与えることができる。逆に、ポート33が部分的に閉塞されるよ うにニードル弁72を調節することによって、空気の流れはより制限され、(圧 縮/跳ね返り中の)速度感知性減衰が起こり、その結果、空気の流速が上昇する につれて、ばね率が漸次増大する。従って、サスペンション装置は漸次剛性にな り、より硬い乗り心地を与える。空気の流れが非常に制限されるか或いは全く遮 断されるようにニードル弁72をさらに調節すると、第2チャンバ34は実質的 に或いは全くばねとして作用しないようにされ、従って、サスペンション装置は 第1チャンバ30だけを備えることになる。本発明の好適な実施例では、第2空 気チャンバ34は空気チャンバの全容積の略30%よりなる。 当業者には明らかなように、圧縮/跳ね返り中に第1および第2ガスチャンバ 30、34の連通を可能にするのにピストン16を通る或いはピストン16を迂 回する別々な流路を使用し得る。その結果、例えば、夫々の圧縮/跳ね返り流路 用に、大きさが異なり且つ/或いは調節可能なピストンポートを設けることによ って異なる圧縮/跳ね返り減衰特性が達成される。例えば、異なる横断面積を有 する2つの一方向弁を使用すればよく、一方は第1および第2入れ子部材12、 14の圧縮中、ガスピストン16を横切る流れを許容し、他方は跳ね返り中、ガ スピストン16を横切る流れを許容する。他の実施例では、かかる一方向弁は調 節可能なニードル弁、リード弁または当業界で公知な他の弁であることができる 。 本発明の好適な実施例の周波数感知性空気ばねは第1入れ子部材12の外側か ら調節可能ではない。例えば、第8図では、ニードル弁72が利用されており、 このニードル弁72は第1入れ子部材12(内側フォーク管)の第1端部52に 位置決めされた頂キャップ36を取り外すことによって調節される。しかしなが ら、ニードル弁72は本発明の好適な実施例のばね率調節/ガス減衰機構に重量 を追加するが、この機構は当業界で公知な方法でスクレーダ弁または他の弁の使 用により外部から調節可能である。また、本発明の好適な実施例は周波数感知ば ね率を与えるためにばねとして空気を利用しているが、この目的で適切である窒 素のような他のガスを使用してもよいこともわかるであろう。 わかるように、本発明のサスペンション装置10は、ガスピストン位置調節器 38と、負ばね予負荷調節器54と、調節可能な周波数感知ばね率調節器とを有 する軽量な一杯に旋回可能なガスばねサスペンション装置をなす。しかしながら 、サスペンション装置10が好ましくはこれらの装置すべてよりなるが、これら の 装置の任意の組み合わせよりなってもよく、或いはこれらの装置の何れか1つよ りなってもよいことはわかるであろう。 本発明のサスペンション装置10は任意の種類の機械または車両に使用し得る が、前方または後方自転車サスペンションフォークのような軽量な自転車サスペ ンション装置に使用するの特に適している。第8図に示すように、前側自転車サ スペンションフォーク22は少なくとも1つ、通常は2つの入れ子ストラット7 6、78に連結された操向管94(これは自転車フレーム(図示せず)を自転車 サスペンションフォーク22に連結する)を有している。ストラット76、78 は操向管94に合流するようにそれらの上端部が湾曲されてもよいし、或いは第 8図に示すように真っ直ぐであって、1つまたはそれ以上のフォーククラウン9 7によって操向管94に連結されてもよい。また、ストラット76、78は好ま しくは、ブレーキケーブルをフォーク22に対して適所に保持するか、或いは他 の目的を達成するために、サスペンションフォーク22に構造安定性をもたらす のに使用されるフォーククロス部材98によって連結される。また、ストラット 76、78は自転車(図示せず)を自転車ホイール(図示せず)に連結するため のドロップアウト100、102を有している。 第8図の実施例では、自転車フォークストラット76、78の一方のみにおい て本発明の特徴が示されているが、本発明の特徴の何れかまたは全てが自転車フ ォークのストラットの一方または両方に使用し得ることを意図している。更に、 本発明の特徴は第8図の内側または外側入れ子部材80、82のいずれかに配置 してもよく、当業界で公知なように、内側フォーク管80はフォークの下側管よ りなり、外側フォーク管82はフォークの上側管よりなってもよい。 本発明の軽量な完全調節可能なサスペンション装置の特徴のうちの1つまたは それ以上を圧縮不可能な流体減衰と関連して使用してもよい。例えば、第1図、 第2図、第5図および第8図に示すように、液圧ダンパーカートリッジ66を使 用してもよく、この液圧ダンパーカートリッジ66は(例えば、第1および第2 入れ子部材が高速で圧縮されたり拡張されたりする場合)高速減衰を行うのが好 ましい。好ましくは、ダンパーカートリッジ66は第1入れ子部材80に連結さ れるか、第1入れ子部材80と一体であるか、或いは第1入れ子部材80で構成 され、且つ液圧流体を内蔵した密封円筒形部材86よりなる。本発明の好適な実 施例では、減衰流体用に、好ましくは略SAE重量5を有する一般グレードの液 圧流体が使用される。しかしながら、その代わりに、魚油、グリセリンまたは水 又はそれらの組合わせのような様々な流体を使用し得ることはわかるであろう。 また、好ましくは、カートリッジ66は円筒形部材86を2つの液圧流体チャン バに分割する(第2図に示すような)ピストン88を収容している。ピストン8 8はピストンロッド90に固定されており、ピストン88またはピストンロッド 90には、弁(図示せず)が設けられており、第1入れ子部材が第2入れ子部材 82に対して圧縮されるか、或いは拡張されると、液圧流体が弁を通って流れ、 その結果、サスペンション装置の移動が減衰される。 ここに論述するように使用される好適なカートリッジはサンジョース(カルフ ォルニア)のロックショックス社により製造されている「C−3」カートリッジ である。カートリッジは異なるフォーク減衰率を達成すために異なる減衰特性を 有するカートリッジと交換してもよい(或いはカートリッジ内の弁装置または流 体を変えてもよい)。このようなカートリッジにより行われる減衰を再調節する ために、減衰弁は公知の方法で内部または外部で調節可能である。 第8図の自転車サスペンションフォークの実施例と関連して、中空のピストン ロッド18は前述のものに加えて或る目的を果たす。詳細には、ボルト92が第 2入れ子部材82(下側フォーク管)を通して中空のピストンロッド18にねじ 込まれている。交換または整備のためにダンパーカートリッジ66を取り外すの が望ましい場合、ボルト92を緩めて外す。ピストンロッド18はその長さ全体 にわたって中空であるので、ボルト92を緩めるにつれて、ピストン18の内側 の第1空気チャンバおよび第2空気チャンバ(図示せず)内の空気圧が次第に解 放される。これにより、フォークを分解するときに起こる空気圧の危険な減圧の 可能性を回避する。 本発明の特徴を有する幾つかの特定な構造をを示して説明したが、根元的な本 発明の概念の精神および範囲を逸脱することなしに部品の変更または再構成を行 うことができること、および本発明がここに示して説明した特定な形態に限定さ れないことは当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 バルドメロ リカード アール アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95018 フェルトン ヴェラ アベニュー 10715

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1入れ子部材および第2入れ子部材よりなる入れ子ストラットを備え、上 記第1および第2入れ子部材は互いに入れ子式に同軸に係合されており、上記 入れ子ストラットは互いに向かう上記第1および第2入れ子部材の相対移動に より圧縮可能であり、また互いに離れる方向の上記第1および第2入れ子部材 の相対移動により拡張可能であり、 上記第1および第2入れ子部材間に位置決めされた正のばねを備え、それに より拡張力を上記入れ子ストラットに加えることができ、 上記第1および第2入れ子部材間に位置決めされた負のばねを備え、それに より上記圧縮力に対向する圧縮力を上記入れ子ストラットに加えることができ ることを特徴とするサスペンション装置。 2.上記第1入れ子部材に係合する第1ばね支持表面と、 上記第2入れ子部材に係合する第2ばね支持表面とを更に備えてており、 上記負の予負荷ばねは上記第1および第2ばね支持表面間に位置決めされて いることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置。 3.上記第2入れ子部材は上記第1入れ子部材の中へ延びるロッドを備えており 、上記第2ばね支持表面は、上記負予負荷ばねが上記ロッドを更に上記第1入 れ子部材の中へ押し入れる傾向があるように、上記ロッドに係合していること をことを特徴とする請求項2に記載のサスペンション装置。 4.上記第2ばね支持表面は上記圧縮予負荷力を調節し得るように調節可能であ ることを特徴とする請求項3に記載のサスペンション装置。 5.上記第2ばね支持表面は取外し可能な留め具を備えており、 上記ロッドは複数の溝を備えた外面を有しており、上記溝は上記取外し可能 な留め具を上記ピストンロッドに固着するように構成されており、 それにより上記負の予負荷ばねにより上記入れ子ストラットに加えられた上 記圧縮予負荷力を、上記取外し可能な留め具を上記溝のうちの1つに着座させ ることによって調節することができることを特徴とする請求項4に記載のサス ペンション装置。 6.上記負の予負荷ばねはコイルばねよりなることを特徴とする請求項5に記載 のサスペンション装置。 7.上記第1入れ子部材内に摺動可能に位置決めされたピストンを更に備えてお り、 上記正ばねは、ばね率を有しており、また上記ピストンと上記第1入れ子部 材の上記第1端部との間で上記第1入れ子部材内に位置決めされており、 上記ピストンと連結されて、上記ピストンを上記第1入れ子部材に対する第 1位置から上記第1入れ子部材に対する第2位置へ調節するためのピストン位 置調節器を更に備えており、それにより上記正ばねの上記ばね率を調節するこ とができることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置。 8.上記第1入れ子部材は第1端部および第2端部を有しており、 上記入れ子ストラットには、上記第1入れ子部材の上記第1端部に近接して 調節ノブが回転可能に外側から取付けられており、 上記調節ノブは、その回転により上記ピストンを上記第1位置から上記第2 位置へ移動させるように上記ピストンと連結だれていることを特徴とする請求 項7に記載のサスペンション装置。 9.自転車フレームを自転車ホイールに連結するための自転車サスペンションフ ォークにおいて、 第1入れ子ストラットを備え、該第1入れ子ストラットは第1入れ子部材お よび第2入れ子部材よりなり、上記第1入れ子ストラットの上記第1入れ子部 材は上記第1入れ子ストラットの上記第2入れ子部材と入れ子式に同軸に係合 されており、上記自転車サスペンションフォークは互いに向かう上記第1およ び第2入れ子部材の相対移動により圧縮可能であり、また互いに離れる方向の 上記第1および第2入れ子部材の相対移動により拡張可能であり、 上記自転車フレームと係合可能に構成された操向管と、 上記第1入れ子ストラットに取付けられて上記自転車サスペンションフォー クを上記自転車ホイールに連結するためのドロップアウトと、 上記第1入れ子ストラットの上記第1および第2入れ子部材間に位置決めさ れて、それにより拡張力を上記フォークに加えることができる正ばねとを備え 、 上記自転車サスペンションフォークはクラック力を有しており、 上記自転車サスペンションフォークの上記クラック力を調節するための手段 を備えていることを特徴とする自転車サスペンションフォーク。 10.上記自転車サスペンションフォークの上記クラック力を調節するための上記 手段は上記第1入れ子ストラットの上記第1および第2入れ子部材間に位置決 めされ、それにより上記拡張力に対向する圧縮力を上記フォークに加えること ができる負の予負荷ばねよりなることを特徴とする請求項9に記載の自転車サ スペンションフォーク。 11.上記第1入れ子ストラットの上記第1入れ子部材に係合する第1ばね支持表 面と、 上記第1入れ子ストラットの上記第2入れ子部材に係合する第2ばね支持表 面とを更に備え、 上記負の予負荷ばねは上記第1および第2ばね支持表面間に位置決めされて いることを特徴とする請求項10に記載の自転車サスペンションフォーク。 12.上記第1入れ子ストラットの上記第2入れ子部材は上記第1入れ子ストラッ トの上記第1入れ子部材の中へ延びるロッドを備えており、上記第2ばね支持 表面は、上記負の予負荷ばねが上記ロッドを更に上記第1入れ子部材の中へ押 し入れる傾向があるように、上記ロッドに係合していることをことを特徴とす る請求項11に記載の自転車サスペンションフォーク。 13.上記第2ばね支持表面は上記圧縮予負荷力を調節し得るように調節可能であ ることを特徴とする請求項12に記載の自転車サスペンションフォーク。 14.上記第2ばね支持表面は取外し可能な留め具を備えており、 上記ロッドは複数の溝を備えた外面を有しており、上記溝は上記取外し可能 な留め具を上記ピストンロッドに固着するように構成されており、 それにより上記負の予負荷ばねにより自転車サスペンションフォークに加え られた上記圧縮予負荷力を、上記取外し可能な留め具を上記溝のうちの1つに 着座させることによって調節することができることを特徴とする請求項13に 記載の自転車サスペンションフォーク。 15.上記負の予負荷ばねはコイルばねよりなることを特徴とする請求項14に記 載の自転車サスペンションフォーク。 16.液圧減衰機構を更に備えていることを特徴とする請求項10に記載の自転車 サスペンションフォーク。 17.第2入れ子ストラットを更に備え、上記第2入れ子ストラットは第1入れ子 部材および第2入れ子部材よりなり、上記第2入れ子ストラットの第1入れ子 部材は上記第2入れ子ストラットの第2入れ子部材と入れ子式に同軸に係合さ れており、 上記第1および第2入れ子ストラットのうちの少なくとも一方の上記第2入 れ子部材は上記少なくとも一方のストラットの上記第1入れ子部材の中へ延び るロッドを備えており、上記液圧減衰機構は 上記第1および第2入れ子ストラットのうちの上記少なくとも一方のストラ ットの上記第2入れ子部材と連結されているピストンを備えており、上記ピス トンは上記少なくとも一方のストラットの上記第1入れ子部材内に摺動可能に 位置決めされており、且つ第1および第2側を有しており、 液圧流体を備えており、 上記少なくとも一方のストラットの上記第1入れ子部材および上記ピストン の上記第1側は第1液圧流体チャンバを構成しており、上記少なくとも一方の ストラットの上記第1入れ子部材および上記ピストンの上記第2側は第2液圧 流体チャンバを構成しており、上記第1および第2液圧流体チャンバは上記液 圧流体を収容しており、 上記第1液圧流体チャンバから上記第2液圧流体チャンバまで延びているポ ートを備えており、 それにより上記第1および第2入れ子ストラットの上記少なくとも一方のス トラットの上記第1入れ子部材と上記第2入れ子部材との相対移動により、上 記ピストンと上記少なくとも一方のストラットの上記第1入れ子部材との相対 移動を引起し、且つ上記ポートを通る上記第1および第2液圧流体チャンバ間 の上記液圧流体の流れを引起し、上記ポートを通る上記液圧流体の上記流れは 上記第1および第2入れ子ストラットの上記少なくとも一方のストラットの上 記第1入れ子部材と第2入れ子部材との相対移動を阻止するために減衰力を生 じることを特徴とする騎虎16に記載の自転車サスペンションフォーク。 18.上記液圧減衰機構はカートリッジ型ダンパーよりなることを特徴とする騎虎 17に記載の自転車サスペンションフォーク。 19.上記第1および第2入れ子ストラットの上記少なくとも一方のストラットの 上記第1入れ子部材は第1および第2端部を有しており、上記カートリッジ型 ダンパーは第1および第2端部を有しており、上記負予負荷ばねは上記カート リッジ型ダンパーの第2端部と上記第1および第2入れ子ストラットの上記少 なくとも一方のストラットの上記第1入れ子部材の上記第2端部との間に位置 決めされていることを特徴とする騎虎18に記載の自転車サスペンションフォ ーク。 20.自転車フレームを自転車ホイールに連結するための自転車サスペンションフ ォークにおいて、 第1入れ子ストラットおよび第2入れ子ストラットを備え、上記第1および 第2入れ子ストラットは共に第1入れ子部材および第2入れ子部材よりなり、 上記第1入れ子ストラットの上記第1入れ子部材は上記第2入れ子ストラット の上記第2入れ子部材と入れ子式に同軸に係合されており、上記自転車サスペ ンションフォークは上記第1および第2入れ子ストラットの上記第2入れ子部 材に向かう上記第1および第2入れ子ストラットの上記第1入れ子部材の相対 移動により圧縮可能であり、また上記第1および第2入れ子ストラットの上記 第2入れ子部材から離れる方向の上記第1および第2入れ子ストラットの上記 第1入れ子部材の相対移動により拡張可能であり、 自転車フレームと係合可能に構成された操向管と、 上記入れ子ストラットに取付けられて上記自転車サスペンションフォークを 自転車ホイールに連結するためのドロップアウトと、 上記入れ子ストラットの上記入れ子部材間に位置決めされた正のばねとを備 え、それにより拡張力を上記フォークに加えることができ、 上記自転車サスペンションフォークはクラック力を有しており、 上記自転車サスペンションフォークの上記クラック力を調節擦るための手段 を備えていることを特徴とする自転車サスペンションフォーク。 21.第1端部および第2端部を有する第1入れ子部材と、第2入れ子部材よりな る入れ子ストラットを備え、上記第1および第2入れ子部材は互いに入れ子式 に同軸に係合されており、上記入れ子ストラットは互いに向かう上記第1およ び第2入れ子部材の相対移動により圧縮可能であり、また互いに離れる方向の 上記第1および第2入れ子部材の相対移動により拡張可能であり、 上記第1入れ子部材内に摺動可能に位置決めされたピストンと、 ばね率を有し、上記ピストンと上記第1入れ子部材の上記第1端部との間で 上記第1入れ子部材内に位置決めされたガスばねと、 上記ピストンと連結され、上記第1入れ子部材に対する第1位置から上記第 1入れ子部材に対する第2位置へ上記ピストンを調節するためのピストン位置 調節器とを備え、それにより上記ガスばねの上記ばね率を調節することができ ることを特徴とするサスペンション装置。 22.上記第2入れ子部材に取付けられたピストンロッドを更に備え、上記ピスト ン位置調節器は以下のようにしてなり、 上記ピストンが上記入れ子部材と連結され、ねじ部分を有しており、 上記ピストンロッドがねじ部分を有しており、上記ピストンおよびピストン ロッドがそれらのねじ部分でねじ連結されており、 それにより上記ピストンロッドに対する上記ピストンの回転により上記ピス トンを上記第1位置から上記第2位置まで移動されることを特徴とする請求項 21に記載のサスペンション装置。 23.上記入れ子ストラットには、上記第1入れ子部材の上記第1端部に近接して 調節ノブが外側から回転可能に取付けられており、 上記調節ノブは、その回転により上記ピストンを上記第1位置から上記第2 位置まで移動させるように上記ピストンと連結されていることを特徴とする請 求項21に記載のサスペンション装置。 24.上記ピストンは内面および外面を有する界面部分を備えており、上記界面部 分は上記調節ノブと上記ピストンとの間に配置されており、 調節ロッドが上記界面部分の内面へ摺動可能に延びており、 上記調節ロッドは調節ノブと回転可能に連結されており、上記調節ロッドお よび上記界面部分の上記内面は回転可能に係合するように構成されており、 上記界面部分の上記外面は上記調節ボディとねじ係合可能に構成されており 、それにより上記調節ノブの回転により、上記調節ロッド、上記界面部分およ び上記ピストンの回転を行い、且つ上記ピストンを上記第1位置から上記第2 位置まで移動させることを特徴とする請求項23に記載のサスペンション装置 。 25.上記調節ノブは弁を内蔵しており、上記調節ロッドは、上記ガスばねを外部 から加圧したり減圧したりし得るように、そこを通って延びる通路を有してい ることを特徴とする請求項24に記載のサスペンション装置。 26.上記第2入れ子部材に取付けられたピストンロッドを更に備え、上記ピスト ン位置調節器は以下のようにしてなり、 上記ピストンがねじ部分を有しており、上記ピストンロッドがねじ部分を有 しており、上記ピストンおよび上記ピストンロッドがそれらのねじ部分でねじ 連結されており、 それにより上記ピストンの回転により上記ピストンを上記第1入れ子部材に 対する上記第1位置から上記少なくとも一方の第2位置まで移動させることを 特徴とする請求項21に記載のサスペンション装置。 27.第1入れ子部材および第2入れ子部材よりなる第1入れ子ストラットを備え 、上記第1および第2入れ子部材は互いに入れ子式に同軸に係合されており、 上記第1入れ子ストラットは互いに向かう上記第1および第2入れ子部材の相 対移動により圧縮可能であり、また互いに離れる方向の上記第1および第2入 れ子部材の相対移動により拡張可能であり、 上記第2入れ子部材と連結され、上記第1入れ子部材内に摺動可能に位置決 めされたピストンと、 ガスを収容した第1ガスチャンバ、およびガスを収容した第2ガスチャンバ とを備え、上記第1および第2ガスチャンバは上記ピストンにより分離されて おり、 上記第1ガスチャンバかた上記第2ガスチャンバまで延びている少なくとも 1つのポートと備え、 それにより上記第1および第2入れ子部材間の相対移動により、上記ピストン と上記第1入れ子部材との相対移動、および上記少なくとも1つのポートを通 る上記第1および第2ガスチャンバ間の上記ガスの流れを引起し、上記少なく とも1つのポートを通る上記ガスの流れは上記第1および第2入れ子部材間の 相対移動を阻止するために減衰力を生じることを特徴とする自転車サスペンシ ョンフォーク。 28.上記ピストンは上記第2入れ子部材に取付けられた中空のピストンロッドに 取付けられており、上記中空のピストンロッド内には、第2ガスチャンバが構 成されていることを特徴とする請求項27に記載の自転車サスペンションフォ ーク。 29.サスペンション装置の組立てまたは分解中、上記第1および第2ガスチャン バの危険な減圧を防ぐための安全機構を更に備えていることを特徴とする請求 項28に記載の自転車サスペンションフォーク。 30.ポート調節機構を更に備えており、それにより上記少なくとも1つのポート を通る上記ガスの流れおよび上記減衰力を調節し得ることを特徴とする請求項 27に記載の自転車サスペンションフォーク。 31.上記ポート調節機構はガス押えねじよりなることを特徴とする請求項30に 記載の自転車サスペンションフォーク。 32.上記ピストンと連結され、上記ピストンを上記第1入れ子部材に対する第1 位置から上記第1入れ子部材に対するすくなくとも1つの第2位置へ調節する ためのピストン位置調節器を更に備えていることを特徴とする請求項27に記 載の自転車サスペンションフォーク。 33.上記第1入れ子部材と第2入れ子部材との間に位置決めされた負の予負荷ば ねを更に備え、それにより圧縮予負荷力を上記第1入れ子ストラットに加える ことができることを特徴とする請求項27に記載の自転車サスペンションフォ ーク。 34.第2入れ子ストラットを更に備え、該第2入れ子ストラットは第1入れ子部 材および第2入れ子部材よりなり、上記第2入れ子ストラットの上記第1入れ 子部材は上記第2入れ子ストラットの上記第2入れ子部材と入れ子式に同軸に 係合されており、 上記第1および第2入れ子ストラットのうちの少なくとも一方は上記第1お よび第2入れ子ストラットの上記第1および第2入れ子部材間の相対移動を阻 止するために第2減衰力を生じる液圧減衰機構を備えていることを特徴とする 請求項27に記載の自転車サスペンションフォーク。
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