JP2002511037A - 多重船殻タンカー/コンテナ運搬船 - Google Patents

多重船殻タンカー/コンテナ運搬船

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Abstract

(57)【要約】 双胴または三胴型式の多重船殻タンカー船舶10であって、その比較的狭い船殻30は縦方向に配列された大堆積の液体貯蔵タンク32を有しており、この貯蔵タンク32は船殻30中の使用可能な区域の全んどを占めている。各船殻30は喫水線99の上方に延在する上部34と、中部と、喫水線99の下方に位置する下部35とを有しており、該下部35は横方向に延在して、中部38より広幅となっている。下部34は好ましくは楕円形の断面を有しており、船首11および船尾12において先細りとなっている。貯蔵タンク32の形状は船殻30の形状に対応しており、かつ下部35中で横方向に延在している。船舶10には堆積された貨物コンテナを収容する上面(デッキ面)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 多重船殻タンカー/コンテナ運搬船 発明の背景 この発明は貨物運搬船に関するものであり、特に比較的大容積の液状貨物を運 搬すべく設計された貨物運搬船またはタンカーに関するものであり、さらに特に は大容量の液状貨物および上面デッキ上に多数の貨物コンテナを運搬するための 組合せ型運搬船に関するものである。 このタンカー運搬船は多数の個別の船殻を有しており、該船殻は喫水線上方に において架橋デッキまたはプラットフォームにより連結されており、所謂双胴型 または三胴型として知られている船殻設計である。これら多数の船殻の内容積は 液状貨物を貯蔵するための大容積である、各船殻は水面下に横方向に延在する下 部と縦方向に配列された貯蔵タンクとを有している。 油などの液状貨物を運搬する大容積のタンカー運搬船はよく知られており、一 般に深くて広いU字形の船殻を有しており、安全のためにこの船殻は好ましくは 多重壁構造で、業界においては多重船殻として知られている。与えられた運搬船 においてこの形状は貯蔵容積を大きくはするが、水中を航行するには最も効果的 であるとは言いかねる。深くて広い船殻は、水面下での水および水面における水 の作用により生じる前進に対する大きな抵抗に遭遇する。 同様に上面デッキ上に多数の貨物コンテナを堆積して運搬する運搬船も知られ ており、通常コンテナ運搬船と呼ばれている。この場合も船殻は深く広くU字形 で、動きがよいようにされている。 他にもタンカー運搬船に特有な問題としては、目的地で一旦液状貨物なりコン テナなどを積み降ろしたら、帰りまたはつぎの寄港地への航行は空船腹のままで ということになり、船主の収入に寄与しないということがある。 この発明の第1の目的は液状貨物運搬船のための新規な船殻および貯蔵タンク 構造を提供することにあり、船殻面積を最小とし、水面における幅を最小とし、 水面および水面下での船殻形状を流線形とすることにより水の抵抗に因る上記の ような問題を回避するものである。 この発明の他の目的は、上面デッキ上に多数の貨物コンテナを収容運搬できる ようにして、運搬船がタンカーのみならずコンテナ運搬船としても機能でき、か つ両者の組合せ型としても機能できるようにすることにある。かくして空船腹で 航行するという不都合を回避するのである。 これらの目的を達すべく、この発明にあっては多重船殻運搬船を双胴または三 胴型として、貨物を収容する大きな開放上部デッキを具えたものである。多重船 殻は薄くてその下部は横方向に延在していて、円形または楕円形の断面形状であ る。これにより船殻の壁間に大きな容積領域を確保して、縦方向に配列された液 体貯蔵タンクとするのである。 発明の要旨 液状貨物を運搬するこの発明のタンカー運搬船は複数の船殻を有しており、各 船殻は左右の舷において喫水線を横切って延在して双胴または三胴型運搬船を形 成しており、多重船殻は水面上において架橋ブリッジまたはプラットフォームに より連結されている。架橋ブリッジは多数の水平なデッキを有している。好まし くはその上面は海運業界でよく知られている貨物コンテナを体積収容できるよう になっている。すなわちタンカー運搬船としてもコンテナ運搬船としても機能で きるのである。 各多重船殻は大容量で縦方向に配列された液体貯蔵タンクにより港間を運搬す るもので、船殻の利用できる容積の大部分は液体の貯蔵に利用される。各船殻の 下部は横方向に延在しており、その幅は隣接する中部より顕著に大きくなってい る。これにより船殻は断面が逆T字形の形状であって、横方向に延在している下 部の断面は楕円形、円形などである。船殻の中部と上部とは若干外側に傾斜した 真っ直ぐまたは湾曲した縦壁を有している。各縦型の貯蔵タンクは船殻の底部ま たは底部の近くまで延在している。これらの貯蔵タンクは船殻の下部内において 横方向に張り出して貯蔵容積を増加させてある。これに代えて、別個に独立して 横方向に延在している貯蔵タンクを船殻の下部内に設けてもよい。 船殻の縦壁は、単胴運搬船や通常の双胴運搬船の広いU字またはV字形に対比 して、平行であるか若干傾斜して発散している。かくして運搬船により大量の液 体が運搬される場合でも、多重船殻は喫水線においては比較的小さい幅であり、 これにより波の運動に起因する抵抗を低減している。船殻と貯蔵タンクとの寸法 と形状とは長手方向に変動しても良く、これにより水中での通過を改善している 。例えば船首または船尾を縦方向に先細りとして鋭さを少なくして、長手方向の 船殻壁に沿っての流体の流れを改善してもよい。横方向に張り出している船殻下 部は荷重があってもなくても喫水線下方に位置しており、縦形貯蔵タンクは全て の条件下で喫水線の上下に延在している。 船殻はその下部内にバラスト室をも有しており、これには海水などを充填して 喫水線に対して運搬船の喫水を適正に位置させ、与えられた荷重で水面における 最適な船殻幅としている。加えて、運搬船が水上貨物プラットフォームとしても 構成されている場合、特に運搬船が貨物コンテナの堆積を収容するプラットフォ ームを具えたタンカー/貨物コンテナ組合せ型運搬船である場合には、充填され た貯蔵タンクは運搬船全体の重心を下げてプラットフォーム上の貨物コンテナの 高い堆積と釣り合い、過剰な横揺れや縦揺れを防止している。 図面の簡単な説明 図1はこの発明の組合せ型タンカー/貨物コンテナ運搬船の一実施例の斜視図 であり、 図2は図1中で線II−IIに沿ってとった断面図であり、 図3は図1中で゛線III−IIIに沿ってとった断面図であり、 図4a〜dは船殻の他の実施例の断面図である。 発明の説明 以下図面によりこの発明の好ましい実施例を説明する。この発明は一般に、従 来海運業界で行われているシステムよりもより早くかつ効率的なやりかたで、5 万〜30万トンの大量の原油などの液状貨物を港から港まで運搬するために建造 された運搬船に関するものである。該運搬船は好ましくは組合せ型タンカー/貨 物コンテナ運搬船であって、該コンテナは業界において広く知られたものであっ て、大寸法の金属製方形容器であり、トラックや鉄道などの車輌により運搬船ま で運ばれて、クレーンにより吊り上げられて運搬船の上部デッキ上に堆積され、 到着地で再び陸上運搬手段に引き渡されるものである。 この発明の運搬船は双胴式または三胴式の多数の別個の船殻を有しており、こ れらが喫水線上方で架橋デッキにより相互に連結されている。各船殻は該デッキ から相互に独立に水中に懸下されている。運搬船の液体貯蔵タンクは各船殻中に 含まれていて、その配置は主として縦形であり、その下部は好ましくは横方向に 延在している。船殻の形状は断面がほぼ逆T字形であり、船殻の縦壁は平行であ るか、それとも若干上方に向けて発散している。船殻中において貯蔵タンクが縦 形状であるので、喫水線の位置においては流線形でしかも比較的薄く、これによ り波の抵抗が低減されている。 貯蔵タンク32は喫水線99の上下に延在しており、液状貨物の一部は水面よ り下において運搬され、一部は水面より上において運搬される。貯蔵タンク32 は船殻30の実質的に全長または船首から船尾までに亙って延在しており、その 形状は船殻30の形状に対応しているのが望ましく、これにより貯蔵容積を大き くしている。船殻の長手方向の縦中央面98において測定して、ほぼ全ての地点 において各貯蔵タンク32の高さはその幅より大きい。すなわちその縦方向の広 がりは横方向の広がりを凌いでいるのである。この結果全体が流線形となり、運 搬船10の前進運動に対する抵抗が最小となる。 加えて、船殻30は船首11または船尾12において縦横方向に傾斜または縮 小する構造にしてもよい。これにより図2に示すように面積が小さくなり尖った 形状となる。また狭い多数の船殻30内に貯蔵タンク32を配置することにより 、隣接する船殻30間の流路50が形成され、隣接する船殻30間での水や氷の 移動が容易となる。 各貯蔵タンク32を分割して横方向に延在する貯蔵タンク33を形成してもよ く、船殻の長手方向中央線上の全ての地点で該貯蔵タンクの幅が高さを超えるよ うになっている。すなわち図3に示すように、その断面または横方向の広がりは 常にその縦方向の広がりを凌いでいる。これに代えて、貯蔵タンク32それ自身 を下部35において横方向に張り出すように構成して、船殻全体の構造と同じよ うに逆T字形の構造としてもよい。縦方向貯蔵タンク32同じく横方向貯蔵タン ク33も船殻30の全長に亙って延在するのが望ましい。貯蔵タンク33を形成 したことにより、貯蔵タンク32だけの場合より、運搬中の喫水線99より下方 に貯蔵される液状貨物の量を大きくできる。 貯蔵タンク32および貯蔵タンク33の形状は図3、4に示すように種々変化 させることができる。図3、4b、4dに示すように、貯蔵タンク32の好まし い形状としては通常真っ直ぐな縦壁を有しているが、図4a、4cに示すように 若干外側に傾斜または湾曲していてもよい。同様に貯蔵タンク33の形状も方形 、楕円形または円形と変化させることができる。図2に示すように各船殻30は エンジン室51を有しているのが望ましく、このようにすると個々の船殻の推力 を変えることにより操舵ができるので、操縦性が改良される。 バラスト室40は海水などの液体を収容・排出することができ、好ましくは船 殻30の下部35内に配置されている。このバラスト室40は荷重量に応じて喫 水を適正に調節するもので、これによりいかなる荷重または航行条件に対しても 船殻の最適な(すなわち最も狭い)横方向形状が与えられる。運搬船10の液状 貨物がないかまたは少量である場合には、バラスト室40を一部または全部充填 して、運搬船10に適正な喫水を与える必要がある。特に架橋デッキ20の上面 21に貨物コンテナが積載されている場合にはこの必要がある。なぜなら運搬船 10の重心を下げて過剰な縦揺れや横揺れを回避する必要があるからである。バ ラスト室40はまた船殻中部38の貯蔵タンク32、33を保護する安全障壁を 提供するものである。 上記したように、多量の液状貨物を運搬できる大容積の運搬船10は多重船殻 構造に構成して作業効率を向上させることができる。多重船殻運搬船10の開放 上面21は堆積された貨物コンテナを収容できる。例えば三胴型の50000ト ンのタンカーは長さがほぼ230mで、船殻は深さがほぼ20mで、下部35の 最大ビーム幅はほぼ19mである。ほぼ1/4の液状貨物が横方向貯蔵タンク3 3中において運搬され、残りは縦方向貯蔵タンク32中に収容される。3000 00トンタンカーの場合には、長さがほぼ480mであり、船殻の深さはほぼ2 7mであり、下部35の最大ビーム幅はほぼ35mである。液状貨物は比較的均 等に貯蔵タンク33と32とに分割収容される。 以上種々の実施例を説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、 種々の均等物置換や変更が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月14日(1999.1.14) 【補正内容】 明細書(補正) 多重船殻タンカー/コンテナ運搬船 発明の背景 この発明は貨物運搬船に関するものであり、さらに詳しくは比較的大容積の液 状貨物を運搬するべく設計されたタンカーに関するものであり、特に大容積の液 状貨物および多数の貨物コンテナを上面デッキに積載して運搬する組合せ型運搬 船に関するものである。さらにこの発明は喫水線上において架橋デッキまたはプ ラットフォームにより連結された多数の別個の船殻を有したタンカー運搬船に関 するものであり、各船殻は双胴または三胴式として知られている設計になってい る。多数の船殻の内部には液状貨物のための大容積の貯蔵タンクが設けられてお り、各船殻水面下に横方向に延在している下部と縦方向に配列された貯蔵タンク が設けられている。 油などの液状貨物を運搬する大容積のタンカー運搬船はよく知られており、一 般に深く広いU字形の船殻を有している。該船殻は安全のために好ましくは多重 壁構造であって、海運業界では多重船殻として知られている。与えられた運搬船 にあってこの形状は最大の貯蔵容積を与えるものの、水中を航行するには最も効 率的な設計であるとは言えない。深くて広い船殻は水面下の水の摩擦および水面 での波の運動などに起因する前進に対する大きな抵抗に遭遇するのである。同様 に上面デッキに多数の貨物コンテナを堆積して運搬する運搬船もコンテナ運搬船 として知られているが、これらもまた深くて広いU字形の形状の船殻を有してお り、これまた効率的な運動を阻害するものである。 この種のタンカー運搬船ときにはコンテナ運搬船においてはその他にも、液状 貨物やコンテナを一旦陸揚げした後は、船腹を空のままで航行しなければならな く、船主にとっては経済的に不利であるという、問題がある。 この発明の目的は、液状貨物タンカー運搬船のための新規で斬新な船殻および 貯蔵タンク形状を提供することにあり、水面レベルでは船殻の面積と幅を最少に して波に起因する抵抗の問題を回避するとともに、水面下における船殻形状を流 線形にしようとするものである。 さらにこの発明の目的は、タンカー運搬船の上面デッキ上に多数の貨物コンテ ナを堆積収容するようにして、空の船腹で航行するという不利を回避することに ある。すなわち運搬船はタンカーとしてもコンテナ運搬船としても両様に機能す るのである。 このためにこの発明の運搬船は双胴または三胴式の構造であって、その大きな 上面デッキにはコンテナを収容することができ、多重船殻は薄く、その下部は横 方向に延在しており、その断面は望ましくは円形または楕円形である。これによ って船殻の壁間に大きな容積を確保し、そこに縦方向に配列された液体貯蔵タン クを配置するのである。 発明の要旨 この発明は液状貨物を運搬すべく複数の別設の船殻を具えたタンカー運搬船に 関するもので、各船殻は左右舷において喫水線を横切って双胴または三胴式の運 搬船を構成している。多重船殻は上部において架橋デッキまたはプラットフォー ムにより連結されている。架橋デッキは多数の水平デッキを具えていて、自動車 などの貨物を収容するものである。好ましくは上面は海運業界でよく知られてい る貨物コンテナを堆積収容するようになっており、タンカー運搬船としてもコン テナ運搬船としても両様に機能するものである。 各多重船殻は大容積の縦方向に配列された貯蔵タンクに運搬のための貯蔵タン クを有しており、各船殻の総容積の全んどが液体の貯蔵に使えるのである。各船 殻の下部の断面は上の部分より横方向に延在している。すなわち下部は中部より も広くなっている。これによりその断面は逆T字形状をなしている。下部は楕円 形、円形または他の形状 請求の範囲(補正) 5.縦方向の貯蔵タンクが船殻の下部内で横方向に延在している ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 6.さらに船殻の下部内には横方向に延在している貯蔵タンクが設けられている ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 7.船殻の下部の断面が楕円形である ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 8.船首および船尾において船殻が横方向に先細りになっている ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 9.複数の別設の船殻が喫水線上方において貨物を収容する上面を具えた架橋デ ッキにより連結されており、 各船殻は二重壁構造であって、喫水線上方の上部と、喫水線を横切る中部と、喫 水線下方において横方向に延在している下部とを有していて下部が中部より広く 、左舷および右舷外面の一部が喫水線の上方に位置し、 長手方向の中央面が設けられており、 各船殻は主として縦方向の貯蔵タンクからなり、該貯蔵タンクは液状貨物のため の多数の房室に分割されており、貯蔵タンクは船殻の容積の全んどを占めるとと もに船殻のほぼ全長に亙って延在しており、 各貯蔵タンクは縦横の広がりを有していて、船殻の中央面に沿って実質的に全て の地点において縦方向の広がりが横方向の広がりを凌いでおり、 貯蔵タンクは喫水線の上下に亙って延在しており、 船殻の下部はバラストタンクを有していて、これにより全ての状態下において喫 水を制御し、かつ上面に貨物コンテナが堆積され貯蔵タンクが空のときに運搬船 の重心を低く保ち、かつタンカーとしてもコンテナ運搬船としても機能できる ことを特徴とする組合せ型タンカー/コンテナ運搬船。 10.船殻中部の左舷外面が右舷中部の外面と平行である ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 11.船殻中部が下部から上部に向けて若干外側に傾斜している ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 12.船殻中部が下部から上部に向けて若干外側に湾曲している ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 13.縦型貯蔵タンクが船殻下部中で横方向に張り出している ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 14.さらに船殻下部中に横方向に張り出した貯蔵タンクが設けられている ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 15.船殻下部の断面が楕円形である ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 16.船首と船尾において船殻が横方向に先細りである ことを特徴とする請求項9に記載の運搬船。 【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 クレイン,ザッカリー エイ. アメリカ合衆国 フロリダ 32217 ジャ クソンビル ミッション ドライブ 3913 #8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.喫水線上方において、堆積された貨物コンテナを収容する上面を有した架橋 デッキにより複数の別個の船殻が連結されており、 各船殻は複壁構造であって、該複壁は喫水線上方の上部と、喫水線を通る中部と 喫水線下方を横方向に延在する下部とを有しており、 船殻の下部が中部より広く、 左舷外面の一部が喫水線上方に位置するとともに、右舷外面も一部が喫水線上方 に位置し、 長手方向に中央面が設けられており、 各船殻は液状貨物のための多数の房室に分割された縦形の貯蔵タンクを主として 含んでおり、該房室は船殻容積の全んどを占めるとともに船殻のほぼ全長に亙っ て延在しており、 各貯蔵タンクは横方向の広がりと縦方向の広がりとを有しており、 長手方向の中央面に沿って実質的に全ての地点において、貯蔵タンクの縦方向の 広がりが横方向の広がりを越えており、 貯蔵タンクが喫水線の上下に亙って延在しており、 船殻の下部が、バラストタンクを有しており、 こバラストタンクが、全ての条件下において運搬船の喫水を制御するとともに、 架橋デッキの上面に貨物コンテナが積載され貯蔵タンクが空のときに運搬船の重 心を低くし、 かつタンカーとコンテナ船のいずれとしても独立に機能し得る ことを特徴とする組合せ型タンカー/貨物コンテナ運搬船。 2.船殻中部の左舷外面が船殻中部の右舷外面と平行である ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 3.船殻中部が下部から上部にかけて若干外方に傾斜している ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 4.船殻中部が下部から上部にかけて若干外方に湾曲している ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 5.縦方向の貯蔵タンクが船殻の下部内で横方向に延在している ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 6.さらに船殻の下部内には横方向に延在している貯蔵タンクが設けられている ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 7.船殻の下部の断面が楕円形である ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。 8.船首および船尾において船殻が横方向に先細りになっている ことを特徴とする請求項1に記載の運搬船。
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