JP2002510860A - 高密度プラズマ処理システムにより基板のシリコン層にトレンチを形成するための技術 - Google Patents

高密度プラズマ処理システムにより基板のシリコン層にトレンチを形成するための技術

Info

Publication number
JP2002510860A
JP2002510860A JP2000541727A JP2000541727A JP2002510860A JP 2002510860 A JP2002510860 A JP 2002510860A JP 2000541727 A JP2000541727 A JP 2000541727A JP 2000541727 A JP2000541727 A JP 2000541727A JP 2002510860 A JP2002510860 A JP 2002510860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
source
variable
etching
plasma processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000541727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002510860A5 (ja
Inventor
ケナルド・マーク・エー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lam Research Corp
Original Assignee
Lam Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lam Research Corp filed Critical Lam Research Corp
Publication of JP2002510860A publication Critical patent/JP2002510860A/ja
Publication of JP2002510860A5 publication Critical patent/JP2002510860A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32697Electrostatic control
    • H01J37/32706Polarising the substrate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/3065Plasma etching; Reactive-ion etching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/32Processing objects by plasma generation
    • H01J2237/33Processing objects by plasma generation characterised by the type of processing
    • H01J2237/334Etching
    • H01J2237/3343Problems associated with etching
    • H01J2237/3347Problems associated with etching bottom of holes or trenches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単結晶シリコン層にトレンチをエッチングするための方法を提供する。 【解決手段】 この方法は、プラズマ処理チャンバを備えたプラズマ処理システムを提供する工程を備える。このプラズマ処理システムは、可変のプラズマ生成源と可変のイオンエネルギ源とを備え、そのうち可変のプラズマ生成源は可変のイオンエネルギ源から独立して制御されるように構成されている。この方法はさらに、O2と、ヘリウムと、SF6およびNF3のうちの少なくとも1種と、を含むエッチャントソースガスをプラズマ処理チャンバに流す工程を備える。この方法はさらにまた、可変のプラズマ生成源と可変のイオンエネルギ源とを両方とも活性化させて、エッチャントソースガスからプラズマを形成する工程を備え、さらに、プラズマを利用してトレンチをエッチングする工程をも備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
本発明は、半導体デバイスの製造に関し、特に、独立したプラズマ生成源とイ
オンエネルギ源とを有するプラズマ処理チャンバの中で、基板のシリコン層にト
レンチを形成するための、改良技術に関する。
【0002】 半導体デバイス(例えば集積回路やフラットパネルディスプレイ)を製作する
にあたり、基板(例えばシリコンウエハやガラスパネル)のシリコン層にトレン
チを形成することがある。このようなトレンチは、プラズマ処理チャンバで、マ
スク(例えばフォトレジストやハードマスク)の開口部からシリコン材料をエッ
チングできるようなプラズマを利用してエッチングできることが知られている。
【0003】 議論を容易にするため、図1に、シリコン層104上に配置されたマスク層1
02を含む、積層体100の概略を示した。マスク層102は、フォトレジスト
またはハードマスク(例えば、SiO2、Si34、Sixy、オキシナイトラ
イド、及び同等品)等の任意の適切なマスク層で良い。シリコン層104は、基
板の単結晶シリコン層でも良いし、基板そのもの(例えば半導体ウエハやガラス
パネル)でも良い。議論を簡単にするため、図には代表的な層のみを示してある
。周知のように、図示された層の上、下、または間に他の層(例えば、接着層、
種子層、反射防止膜層、または別の層等を含む)が設けられていても良い。
【0004】 マスク層102には、エッチングプラズマが進入してシリコン層104の材料
を除去し、望ましいトレンチを形成できるような、典型的な開口部106が示さ
れている。ここで、本明細書で使用する「トレンチ」という用語が、コンタクト
ホールやヴァイア、及びこれに類するものの、シリコン層にエッチングされる他
の構造をも包括している点に留意する必要がある。従来技術によるトレンチのエ
ッチングでは、フッ化炭素ベースのエッチャントソースガスを利用したプラズマ
エッチング工程が採用されている。デバイスが比較的低密度で、得たいトレンチ
のアスペクト比が比較的小さい場合は、フッ化炭素ベースのプラズマエッチング
技術でも十分に機能することができる。しかしながら、基板上における半導体デ
バイスの密度の増大、および/またはトレンチのアスペクト比の増加にともなっ
て、フッ化炭素ベースのプラズマエッチング技術には限界が生じてしまう。
【0005】 例えばフッ化炭素ベースのプラズマエッチングでは、得られるエッチング速度
が低く、プラズマ処理チャンバからの基板のスループットを下げる要因となる。
このため、単位時間当たりに処理できる基板数が減り、工程がコスト高になる。
さらに重要なのは、フッ化炭素ベースのプラズマエッチング技術が、通常はかな
り「汚い」工程だと考えられていることである。つまり、フッ化炭素ベースのプ
ラズマエッチング技術では、プラズマ処理チャンバの内壁表面に蓄積する微粒子
汚染を形成しやすい。このため、プラズマ処理チャンバを頻繁に掃除しないと、
蓄積した微粒子汚染が処理中の基板上に剥がれ落ち、欠陥の生成および歩留り低
下の原因となる。一般に、フッ化炭素ベースのエッチングで利用されるプラズマ
処理チャンバは、ウエハが10〜20枚処理されるごとに掃除して、微粒子汚染
のレベルを許容可能な低さに維持する必要がある。
【0006】 シリコン層にトレンチをエッチングするのに使用できる代替の化学剤として、
SF6/O2が挙げられる。用語を明確にするため、本明細書で使用される中密度
または低密度のプラズマ処理システムは、生成されるプラズマの密度が約1011 イオン/cm3未満のプラズマ処理システムを指すものとする。
【0007】 高密度プラズマ処理チャンバ(すなわち生成されるプラズマの密度が約1012 イオン/cm3を超えるプラズマ処理チャンバ)でSF6/O2化学剤を使用する
と、上述した、デバイスが高密度かつ/またはトレンチが高アスペクト比である
際に、商業的に許容できないエッチング結果を生じる。エッチング結果を商業的
に許容できるようにするためには、エッチングプロフィル、エッチング速度、マ
スクの選択性、ARDE(アスペクト比依存型エッチング[Aspects Ratio Depen
dent Etching]:サイズが異なる特徴間でエッチング速度が一致しないエッチン
グを指す)等に関する基準が、使用されるデザインルールを満足する必要がある
。商業的に許容できるエッチング結果は、あるエッチング工程が、半導体製品の
生産に使用できるのか、それとも学問的な実験としてのみ可能であってエッチン
グ基準を欠いており、このため生産には非実用的な工程であるのか、を判断可能
とするので重要である。
【0008】 議論を促進するため、図2に、高密度の誘導結合プラズマ処理チャンバ内で、
エッチャントソースガスとしてSF6/O2を使用してシリコン層104にエッチ
ングされた、トレンチ202を示した。図2に示されるように、領域204では
マスクのアンダカットが生じる。これは、トレンチ202の開口部付近において
、側面方向のエッチングが多量に進行するためである。さらに下方に行くと、今
度はトレンチの内壁でいくらかのデコボコが見られる。領域206で見られるこ
のデコボコは、これらの領域における不充分なパッシベーションが部分的要因で
あると考えられる。
【0009】 重要なのは、ARDE(Aspect Ratio Dependent Etching)が基板上で特に困
難であることである。例えば、0.8ミクロンのトレンチおよび1.5ミクロン
のトレンチでのエッチング速度を比較すると、場合によってはARDEがほぼ1
00%達成されることがわかる(すなわち、1.5ミクロンのトレンチにおける
エッチング速度が0.8ミクロンのトレンチにおけるエッチング速度のほぼ2倍
となる)。ARDEが高い程度で実施されると、基板上付近でエッチング結果の
良くないトレンチが生じ、その結果、SF6/O2化学剤ベースのエッチング技術
が、高密度・誘導結合プラズマ処理チャンバでの使用に適さないものとなる。
【0010】 以上から、高密度のプラズマ処理チャンバを使用し、基板のシリコン層にトレ
ンチをエッチングするための、改良技術が望まれていることがわかる。
【0011】
【発明の概要】
本発明の一実施形態は、単結晶のシリコン層にトレンチをエッチングするため
の方法に関する。この方法は、プラズマ処理チャンバを有したプラズマ処理シス
テムを提供する工程を含む。このプラズマ処理システムは、可変のプラズマ生成
源と可変のイオンエネルギ源とを備え、可変のプラズマ生成源は、可変のイオン
エネルギ源から独立して制御されるように構成されている。この方法はさらに、
2と、ヘリウムと、少なくともSF6およびNF3のうちの1種とを含んだエッ
チャントソースガスを流す工程を含む。この方法はさらにまた、エッチャントソ
ースガスからプラズマを生成させるために可変のプラズマ生成源と可変のイオン
エネルギ源の両方を活性化させる工程を含む。この方法はまた、プラズマを利用
してトレンチをエッチングする工程を含む。
【0012】 本発明の別の一実施形態は、シリコン層にトレンチをエッチングするための方
法に関する。この方法は、プラズマ処理チャンバを有したプラズマ処理システム
を提供する工程を含む。このプラズマ処理システムは、可変のプラズマ生成源と
可変のイオンエネルギ源とを備え、可変のプラズマ生成源は、可変のイオンエネ
ルギ源から独立して制御されるように構成されている。この方法はさらに、O2
と、ヘリウムと、SF6とを含み、且つそのうちヘリウムの流量がエッチャント
ソースガスの総流量の約65%を超えるような、エッチャントソースガスを流す
工程を含む。この方法はさらにまた、可変のプラズマ生成源と可変のイオンエネ
ルギ源との両方を活性化させて、エッチャントソースガスからプラズマを生成さ
せる工程と、プラズマを利用してトレンチをエッチングする工程と、を含む。
【0013】 以下の詳細な説明と添付した各種図面から、本発明の上述したおよびその他の
利点がいっそう明らかとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
ここでは、本発明の詳細を、添付した図面に示される幾つかの好ましい実施形
態との関連のもとで説明する。以下の説明では、本発明の完全な理解を促すため
に多くの項目を特定している。しかしながら、当業者には明らかなように、本発
明は、これらの項目の一部または全てを特定しなくても実施することが可能であ
る。また、本発明を不必要に不明瞭化するのを避けるため、周知の工程および/
または構造の説明は省略した。
【0015】 本発明の一態様に従って、比較的高流量で無炭素の酸素/フッ素ベースの化学
剤にヘリウムを添加することにより、高密度プラズマチャンバにおけるトレンチ
のエッチングを可能にする。特に、O2/SF6(またはNF3)化学剤に比較的
高流量の(例えば総流量の約65%を超える流量の)ヘリウムを添加することに
より、高密度プラズマチャンバにおけるトレンチのエッチングを可能にする。
【0016】 プラズマ源とイオンエネルギ源とを個別に制御できる高密度プラズマ処理チャ
ンバにおいて、ヘリウムが高流量を占める酸素/フッ素ベースの化学剤を利用す
ることが好ましい。すると、フッ化炭素ベースの化学剤またはSF6/O2(高流
量のヘリウムを含まない)を利用した従来のエッチング技術に比べ、マスクの選
択性、ARDE、エッチング速度、および微粒子汚染を十分に改善することがで
きる。
【0017】 理論に縛られることは望まないものの、比較的高流量のヘリウムを添加すると
、イオンエネルギが増大してエッチングの方向性が改善される結果、マスクのア
ンダカットが軽減されるだけでなく、トレンチの垂直方向のエッチング速度も増
大すると考えられる。ヘリウム自体のイオン化エネルギが、SF6またはO2のい
ずれのイオン化エネルギよりも相当大きいことから、高流量のヘリウムの添加に
よって、プラズマのイオンエネルギを十分に増大させられると考えられる。大体
積の(総流量の約65%を超える流量の)ヘリウムを添加すると、ヘリウムがイ
オン化される前に、使用可能なSF6およびO2がチャンバ内でほぼ全てイオン化
される。このように、電子やイオンを追加で生成しなくても電極の電位を高める
ことができ、それによって、プラズマ処理チャンバ内のプラズマのイオンエネル
ギだけでなく、頂点間電圧をも増加させることが可能となる。高流量のヘリウム
によって生じるプラズマの高イオンエネルギと、プラズマ処理システムのバイア
ス電力によって供給されるイオンエネルギとが作用し合うことによって、エッチ
ングの方向性が改善されるのである。
【0018】 上述したように、本発明は、プラズマ生成源とイオンエネルギ源とを独立制御
できるような、高密度のプラズマ処理チャンバで利用することが好ましい。イオ
ンエネルギの供給源を独立制御することにより、イオン密度に無関係にエッチン
グ工程を最適化し、増大するプラズマのイオンエネルギ(高流量のヘリウムを部
分的な要因とする)を調整することが可能となる。
【0019】 低密度のプラズマ処理チャンバにおいて、本発明で開示する高流量のヘリウム
を添加せずにSF6/O2化学剤を利用すると、商業的に許容できないエッチング
結果が生じる。例えばLegtenbergとSayauは、著しいマスクアンダカット、反対
側に傾斜する輪郭、マイクロマスキング、エッチング速度の低下、望ましくない
トレンチ形状、またはこれら要素の任意の組み合わせを報告している。参考とし
て、例えば、R. Legtenberg, H. Jansen, M. de Boer, M. Elwenspoekらによる
「Anisotropic Reactive Ion Etching of Silicon Using SF6/O2/CHF3 (J. Elec
trochem. Soc. Vol. 142, No.6, (1995))」、およびT. Syau, B. Baliga, R. Ha
makerらによる「Reactive Ion Etching of Silicon Trenches Using SF6/O2 Gas
Mixtures (J. Electrochem. Soc. Vol. 138, No. 10, (1991))」を参照すると
良い。
【0020】 驚くことに、たとえ比較的高流量のヘリウムをO2/SF6化学剤に添加したと
しても、低密度のプラズマ処理システムでは望ましいエッチング結果を得ること
ができない。議論を容易にするため、図3に、低密度・平行平板型プラズマ処理
システムの中で、ハードマスク層304の開口部を経てシリコン層104にエッ
チングされた、トレンチ302を示した。図3の例において、プラズマ処理シス
テム内のエッチング中のイオンエネルギは、おおよそ1010〜1011イオン/c
3である。図3に示されるように、ヘリウム/O2/SF6を低密度の平行平板
型プラズマ処理システムで試みると、領域306でマスクが著しくアンダカット
される。また、このようなエッチングプロフィルが特徴とする傾斜した側壁30
8は、許容できないトレンチ形状の原因となる。また、トレンチ302の底部に
も著しい凹凸が見られ、傾斜した側壁308とトレンチ底部とに挟まれたコーナ
ー領域には微細なトレンチが形成される。本発明の発明者らにも完全には定かで
はない要因によって、高流量のヘリウムを含んだ酸素/フッ素ベースの化学剤は
、高密度プラズマ処理システムでのみ、より好ましくはプラズマ生成源とイオン
エネルギ源とを独立制御する高密度プラズマ処理システムでのみ、商業的に許容
できるエッチング結果を生じ得るようである。
【0021】 やはり驚くことに、ヘリウムを別の不活性ガスで代用してもエッチング結果は
悪化する。このため、ヘリウムのイオン化エネルギを、その希釈効果および高密
度プラズマ処理システムの使用と組み合わせることが、商業的に許容可能なエッ
チング結果を生み、同時に高密度プラズマ処理チャンバでトレンチをエッチング
するための、決定的な要件だと考えられる。
【0022】 本発明による、トレンチをエッチングするための改良技術は、ドライエッチン
グ、プラズマエッチング、反応性イオンエッチング(RIE)、磁気強化反応性
イオンエッチング(MERIE)等に適応したシステムを含む、任意の適切なプ
ラズマ処理システム(すなわちイオン密度が約1012イオン/cm3を超えるも
の)で実施できると考えられる。これは、プラズマへのエネルギ供給が、電子サ
イクロトロン共鳴(ECR)源、マイクロ波プラズマ源、または誘導結合RF源
(ヘリコン共振器、ヘリカル共振器、および誘導コイル[極性か無極性かを問わ
ない]等)の、いずれを介してなされるかに依存しない。なかでもECRおよび
TCPブランド(トランスフォーマ結合プラズマ)は、カリフォルニア州フリー
モント市に所在のラム・リサーチ・コーポレーションより入手することができる
。上述したように、本発明は、プラズマ生成源をイオンエネルギ源から独立して
制御できるようなプラズマ処理システムで実施することが好ましい。
【0023】 上述したように、任意の従来型且つ適切なプラズマ処理システムが使用可能で
あるが、本発明の一実施形態は、ラム・リサーチ・コーポレーションより入手可
能なTCP(商標)9400SE 低圧・高密度プラズマリアクタで実施するも
のとする。図4は、プラズマ処理チャンバ402を備えたTCP(商標)940
0 プラズマリアクタ400の概略を示した図である。チャンバ402の上方に
は電極404が設けられ、図4では誘導コイルで具現されている。コイル404
はプラズマ生成源を表わし、整合回路網(図4では省略)を介してRFジェネレ
ータ406により活性化される。コイル404に供給されるRF電力のRF周波
数は、例えば13.56MHzで良い。
【0024】 チャンバ402にはガス散布板408が設けられており、この板は、エッチャ
ントソースガス等のガス状のソース材料を、自身と基板410の間に位置するR
F誘導プラズマ領域に散布するための、複数の穴を備えていることが好ましい。
ガス状のソース材は、チャンバの壁自体に組み込まれたポートから、または、シ
ャワーヘッドのように基板上に配置された別のガス散布装置から散布することも
可能である。基板410は、チャンバ402に挿入されてチャック412の上に
配置される。このチャック412は底部電極として作用し、RFジェネレータ4
14により(また通常は整合回路網を介して)バイアスをかけられることが好ま
しい。RFジェネレータ414によって供給されるRFエネルギは、プラズマの
イオンエネルギを部分的に制御するものであり、例えば約13.56MHzのR
F周波数を有するが、他のRF周波数も可能である。チャック412は、任意の
適切なワークホルダで良く、例えば、静電(ESC)チャック、メカニカルチャ
ック、真空チャック等で具現されていても良い。プラズマエッチング中、チャン
バ402内の圧力は低く抑えられていることが好ましく、例えば一実施形態では
約30〜60ミリトルであることが好ましい。
【0025】 図5は、高流量のヘリウムを含む酸素/フッ素ベースの化学剤を利用し、高密
度プラズマ処理チャンバのなかでシリコン層にトレンチをエッチングするための
改良技術を、本発明の一実施形態に従って示した流れ図である。
【0026】 工程502において、プラズマ処理チャンバを備えた高密度プラズマ処理シス
テムを提供する。上述したように、高密度プラズマ処理システムは、エッチング
のために生成されるプラズマのイオン密度が1011/1012イオン/cm3を超
えるプラズマ処理システムを指す。対する中密度または低密度のプラズマ処理シ
ステムは、プラズマ密度が約1011イオン/cm3未満のプラズマを生成するプ
ラズマ処理システムである。工程502で提供される高密度プラズマ処理システ
ムは、プラズマ生成源とイオンエネルギ源との独立制御を可能にすることにより
、プラズマ密度とプラズマイオンエネルギとを個別に制御することが好ましい。
工程504において、O2と、ヘリウムと、無炭素のフッ素含有ガス(すなわち
炭素を含有しないフッ素含有ガス)とを含んだエッチャントソースガスがプラズ
マ処理チャンバに流される。工程504における無炭素のフッ素含有ガスは、S
6および/またはNF3であることが好ましい。
【0027】 工程506において、工程504で提供されたエッチャントソースガスからプ
ラズマが生成される。そして、エッチャントソースガスを使用して、基板のシリ
コン層にトレンチをエッチングする(工程508)。上述したように、シリコン
層は単結晶のシリコン層である。既定の時間が経過した後か、またはエッチング
中にトレンチの深さをモニタリングすることにより、トレンチが望ましい深さに
到達した時点でエッチングを終了させる。
【0028】 以下の実施例において、厚さ0.5ミクロンのハードマスクが載った6インチ
の単結晶シリコンウエハをエッチングするためには、以下に挙げるようなパラメ
ータが適切だと考えられる。さらに、以下で説明するおおよそのパラメータは、
ガスリング誘電を用いた上記TCP(商標)9400 SEプラズマ処理システ
ムで実施される典型的なエッチングに適したものである。しかしながら、本発明
がそれほど限定的ではないこと、そしてここで開示されるパラメータおよび技術
を特定のプラズマ処理システムおよび/または基板の要求に見合うよう最適化す
ることは、当業者の技術レベルの範囲内であることを、留意する必要がある。
【0029】 本実施例において、エッチングされるトレンチは約0.15〜2ミクロンの開
口部を有し、約1〜15ミクロンの深さまでエッチングされる。エッチングは、
プラズマ生成源とイオンエネルギ源との独立制御を可能とする高密度プラズマ処
理チャンバ内で、比較的高流量のヘリウムを利用することによって実施される。
【0030】 この典型的なエッチングにおいて、総流量に占めるヘリウムの流量は約65〜
90%、より好ましくは約70〜85%であり、好ましくは約75%である。O 2 対SF6の流量比もまた重要なパラメータであり、その範囲は約0.8〜2.0
、好ましくは約1〜1.6であり、好ましくは約1.3である。総流量に占める
酸素の流量は約5〜20%、好ましくは約8〜15%であり、好ましくは約10
%である。総流量に占めるSF6の流量は約8〜30%、より好ましくは約10
〜20%であり、好ましくは約15%である。
【0031】 この典型的なエッチングにおいて、総流量を立方センチメートル毎秒(scc
m)で表わすと、約40〜600sccm、より好ましくは約60〜300sc
cmであり、好ましくは約100sccmである。しかしながら、当業者には分
かるように、総流量は、処理する基板のサイズだけでなく、チャンバの設計やそ
の他の考慮すべきトレードオフにも依存する。底部の電力は約10〜50ワット
、より好ましくは約15〜40ワットであり、好ましくは約30ワットである。
プラズマ処理チャンバの圧力は約30〜120ミリトル(mT)、より好ましく
は約40〜90mTであり、好ましくは約60mTである。チャックの温度は約
−30〜+80度、より好ましくは約0〜50度であり、好ましくは約20度で
ある。ここで、チャックの温度とO2の流量とが互いにバランスされている点に
留意する必要がある。これは、温度の低下がパッシベーション率を増大させやす
く、それを補償するためには、酸素の流量を減少させて、トレンチ底部における
過剰のパッシベーションがエッチング工程を中断させるのを阻止する必要がある
ためである。上部(TCP)の電力は約300〜800ワット、より好ましくは
約400〜600ワットであり、好ましくは約500ワットである。エッチング
の継続時間は、エッチングする深さに依存する。例えば、深さが約15ミクロン
のトレンチの場合、一例としてエッチングは8分間継続する。
【0032】 本発明による、高流量の酸素/フッ素ベースの化学剤を利用し、高密度プラズ
マ処理システムでシリコン層にトレンチをエッチングすると、エッチング速度を
十分に改善することができる。例えば典型的なエッチングでは、1.5〜3ミク
ロン/分のエッチング速度が観測された。これに対して従来技術による工程では
、エッチング速度は約1ミクロン/分にしか達しなかった。また、エッチングプ
ロフィルおよびマスクのアンダカットの程度も、生産ベースのIC製造における
、商業的に有利な範囲内であった。エッチング速度がアスペクト比に依存する程
度も十分に軽減された。高流量のヘリウムを添加すると、典型的なエッチングで
は、1ミクロンおよび0.5ミクロンのトレンチサイズに対して(従来技術にお
ける約100%と比較して)約25%のARDEが観測された。本発明によるエ
ッチング技術は、例えばトレンチの深さが最高8ミクロンでアスペクト比が最大
約30:1(0.25ミクロンのマスクを使用した場合)の現代の高密度ICを
エッチングするのに適していると思われる。本発明は、開口部の寸法が0.15
ミクロンひいてはそれ以下の小ささで且つアスペクト比が約1:1〜40:1の
トレンチをエッチングするのに利用することができるが、アスペクト比がさらに
大きい(例えば約100:1またはそれ以上)トレンチをエッチングするのにも
利用できると考えられる。
【0033】 さらに重要なのは、かなり汚い工程と考えられ且つプラズマ処理チャンバを頻
繁に掃除する必要がある、前述したフッ化炭素ベースの化学剤を利用しなくても
、高いエッチング速度およびその他商業的に許容可能なエッチング結果を得られ
るということである。チャンバの掃除回数が減ると、基板のスループットが向上
するため、結果として半導体デバイスの生産コストを下げることが可能となる。
【0034】 以上、本発明をいくつかの好ましい実施形態にもとづいて説明したが、本発明
の範囲内における他の選択肢、変形、および同等物を実施することも可能である
。また、本発明による方法および装置は、代替の方式により具現化しても良い。
このため、添付した請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲を逸脱しない全
ての選択肢、変形、および同等物を含むものとして解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シリコン層にトレンチをエッチングするために利用される、シリコン層とマス
ク層とを含む積層体を、議論を容易にする目的で示した概略図である。
【図2】 高密度・誘導結合プラズマ処理チャンバで、エッチャントソースガスとしてS
6/O2を使用してシリコン層にエッチングされたトレンチを示した図である。
【図3】 低密度・平行平板型プラズマ処理システムで、ハードマスク層の開口部を経て
シリコン層にエッチングされたトレンチを示した図である。
【図4】 本発明での使用に適したプラズマ処理チャンバである、TCP(商標)940
0 SE プラズマリアクタを示した概略図である。
【図5】 高密度プラズマ処理チャンバで、エッチャントソースガスとしてヘリウム/O 2 /無炭素のフッ素含有ガスを利用し、基板のシリコン層にトレンチを形成する
際に使用される工程を、本発明の一実施形態に従って示した流れ図である。
【符号の説明】
100…積層体 102…マスク層 104…シリコン層 106…開口部 202…トレンチ 204…アンダカットが生じる領域 206…デコボコが生じる領域 302…トレンチ 304…ハードマスク層 306…アンダカットが生じる領域 308…傾斜した側壁 400…TCP(登録商標)9400プラズマリアクタ 402…プラズマ処理チャンバ 404…電極(誘導コイル) 406…RFジェネレータ 408…バス分布板 410…基板 412…チャック 414…RFジェネレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA05 BA04 BA08 BA14 BA20 BB11 BB13 CA02 CA03 DA17 DA18 DA22 DA26 DB01 EB01 EB04 EB05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶のシリコン層にトレンチをエッチングするための方法
    であって、 プラズマ処理チャンバと、可変のプラズマ生成源と、可変のイオンエネルギ源
    とを備え、前記可変のプラズマ生成源が前記可変のイオンエネルギ源から独立し
    て制御されるように構成されているプラズマ処理システムを提供する工程と、 O2と、ヘリウムと、SF6およびNF3のうちの少なくとも1種と、を含むエ
    ッチャントソースガスを前記プラズマ処理チャンバに流しこむ工程と、 前記エッチャントソースガスからプラズマを形成するために、前記可変のプラ
    ズマ生成源と前記可変のイオンエネルギ源とを、両方とも活性化させる工程と、 前記プラズマを利用して前記トレンチをエッチングする工程と、 を備える、エッチング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、 前記可変のプラズマ生成源は誘導源である、エッチング方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法であって、 前記誘導源は、RFエネルギを供給されると前記プラズマと誘導結合するよう
    に構成されているコイルである、エッチング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、 前記プラズマのイオン密度は約1011イオン/cm3を超える、エッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法であって、 前記プラズマのイオン密度は約1012イオン/cm3を超える、エッチング方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の方法であって、 前記ヘリウムの流量は、前記エッチャントソースガスの総流量の約65%を超
    える、エッチング方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法であって、 前記可変のプラズマ生成源は誘導源である、エッチング方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法であって、 前記プラズマのイオン密度は約1011イオン/cm3を超える、エッチング方
    法。
  9. 【請求項9】 単結晶のシリコン層にトレンチをエッチングするための方法
    であって、 プラズマ処理チャンバと、可変のプラズマ生成源と、可変のイオンエネルギ源
    とを備え、前記可変のプラズマ生成源が前記可変のイオンエネルギ源から独立し
    て制御されるように構成されている高密度プラズマ処理システムを提供する工程
    と、 O2と、ヘリウムと、少なくともSF6とNF3のうちの1種と、を含むエッチ
    ャントソースガスを前記プラズマ処理チャンバに流す工程と、 前記エッチャントソースガスからプラズマを形成するために、前記可変のプラ
    ズマ生成源と前記可変のイオンエネルギ源とを両方とも活性化させる工程と、 前記プラズマを利用して前記トレンチをエッチングする工程と、 を備える、エッチング方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法であって、 前記ヘリウムの流量は、前記エッチャントソースガスの総流量の約65%を超
    える、エッチング方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の方法であって、 前記ヘリウムの流量は、前記エッチャントソースガスの総流量の約70〜約8
    5%である、エッチング方法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の方法であって、 前記可変のプラズマ生成源は電子サイクロトロン共鳴源である、エッチング方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の方法であって、 前記可変のイオンエネルギ源はRFジェネレータである、エッチング方法。
  14. 【請求項14】 請求項9記載の方法であって、 O2の流量に対するSF6の比は約0.8〜約2.0である、エッチング方法。
  15. 【請求項15】 請求項9記載の方法であって、 前記プラズマのイオン密度は約1011イオン/cm3を超える、エッチング方
    法。
JP2000541727A 1998-03-31 1999-03-30 高密度プラズマ処理システムにより基板のシリコン層にトレンチを形成するための技術 Withdrawn JP2002510860A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/052,997 US5935874A (en) 1998-03-31 1998-03-31 Techniques for forming trenches in a silicon layer of a substrate in a high density plasma processing system
US09/052,997 1998-03-31
PCT/US1999/006995 WO1999050897A1 (en) 1998-03-31 1999-03-30 Techniques for forming trenches in a silicon layer of a substrate in a high density plasma processing system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002510860A true JP2002510860A (ja) 2002-04-09
JP2002510860A5 JP2002510860A5 (ja) 2006-07-20

Family

ID=21981252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000541727A Withdrawn JP2002510860A (ja) 1998-03-31 1999-03-30 高密度プラズマ処理システムにより基板のシリコン層にトレンチを形成するための技術

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5935874A (ja)
EP (1) EP1070342B1 (ja)
JP (1) JP2002510860A (ja)
KR (1) KR100574141B1 (ja)
AT (1) ATE389238T1 (ja)
DE (1) DE69938342T2 (ja)
TW (1) TW520405B (ja)
WO (1) WO1999050897A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134660A (ja) * 2005-10-12 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエッチング方法
JP2018098371A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 エイブリック株式会社 半導体装置の製造方法

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6107192A (en) 1997-12-30 2000-08-22 Applied Materials, Inc. Reactive preclean prior to metallization for sub-quarter micron application
DE19826382C2 (de) * 1998-06-12 2002-02-07 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum anisotropen Ätzen von Silicium
US6642149B2 (en) * 1998-09-16 2003-11-04 Tokyo Electron Limited Plasma processing method
US7053002B2 (en) * 1998-12-04 2006-05-30 Applied Materials, Inc Plasma preclean with argon, helium, and hydrogen gases
US6355564B1 (en) * 1999-08-26 2002-03-12 Advanced Micro Devices, Inc. Selective back side reactive ion etch
US6389207B1 (en) * 1999-12-13 2002-05-14 Corning Incorporated Dispersion managed fiber
US6500356B2 (en) * 2000-03-27 2002-12-31 Applied Materials, Inc. Selectively etching silicon using fluorine without plasma
US20030010354A1 (en) * 2000-03-27 2003-01-16 Applied Materials, Inc. Fluorine process for cleaning semiconductor process chamber
US6372567B1 (en) 2000-04-20 2002-04-16 Infineon Technologies Ag Control of oxide thickness in vertical transistor structures
US6843258B2 (en) * 2000-12-19 2005-01-18 Applied Materials, Inc. On-site cleaning gas generation for process chamber cleaning
US6653237B2 (en) * 2001-06-27 2003-11-25 Applied Materials, Inc. High resist-selectivity etch for silicon trench etch applications
JP3527901B2 (ja) * 2001-07-24 2004-05-17 株式会社日立製作所 プラズマエッチング方法
US20090001524A1 (en) * 2001-11-26 2009-01-01 Siegele Stephen H Generation and distribution of a fluorine gas
US20040037768A1 (en) * 2001-11-26 2004-02-26 Robert Jackson Method and system for on-site generation and distribution of a process gas
US20030121796A1 (en) * 2001-11-26 2003-07-03 Siegele Stephen H Generation and distribution of molecular fluorine within a fabrication facility
US20040151656A1 (en) * 2001-11-26 2004-08-05 Siegele Stephen H. Modular molecular halogen gas generation system
US6905968B2 (en) * 2001-12-12 2005-06-14 Applied Materials, Inc. Process for selectively etching dielectric layers
KR100430583B1 (ko) * 2001-12-20 2004-05-10 동부전자 주식회사 플라즈마 에칭 장비를 이용한 반도체 소자의 프로파일조절 방법
US6921724B2 (en) * 2002-04-02 2005-07-26 Lam Research Corporation Variable temperature processes for tunable electrostatic chuck
US6706586B1 (en) 2002-10-23 2004-03-16 International Business Machines Corporation Method of trench sidewall enhancement
US6797610B1 (en) 2002-12-11 2004-09-28 International Business Machines Corporation Sublithographic patterning using microtrenching
DE10331526A1 (de) * 2003-07-11 2005-02-03 Infineon Technologies Ag Verfahren zum anisotropen Ätzen einer Ausnehmung in ein Siliziumsubstrat und Verwendung einer Plasmaätzanlage
JP4723871B2 (ja) * 2004-06-23 2011-07-13 株式会社日立ハイテクノロジーズ ドライエッチング装置
US20060054183A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-16 Thomas Nowak Method to reduce plasma damage during cleaning of semiconductor wafer processing chamber
US20060090773A1 (en) * 2004-11-04 2006-05-04 Applied Materials, Inc. Sulfur hexafluoride remote plasma source clean
KR100814901B1 (ko) * 2007-05-22 2008-03-19 한국전자통신연구원 건식 식각 공정을 이용한 산화물 박막 트랜지스터 소자의제조방법
US7704849B2 (en) * 2007-12-03 2010-04-27 Micron Technology, Inc. Methods of forming trench isolation in silicon of a semiconductor substrate by plasma
US20130288485A1 (en) * 2012-04-30 2013-10-31 Applied Materials, Inc. Densification for flowable films

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365625A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 インタ−ナショナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−ション エッチング方法
JPH04290428A (ja) * 1990-12-03 1992-10-15 Applied Materials Inc Uhf/vhf共振アンテナ供給源を用いたプラズマリアクタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4895810A (en) * 1986-03-21 1990-01-23 Advanced Power Technology, Inc. Iopographic pattern delineated power mosfet with profile tailored recessed source
US5182234A (en) * 1986-03-21 1993-01-26 Advanced Power Technology, Inc. Profile tailored trench etch using a SF6 -O2 etching composition wherein both isotropic and anisotropic etching is achieved by varying the amount of oxygen
FR2616030A1 (fr) * 1987-06-01 1988-12-02 Commissariat Energie Atomique Procede de gravure ou de depot par plasma et dispositif pour la mise en oeuvre du procede
JPH02138472A (ja) * 1988-11-16 1990-05-28 Canon Inc 推積膜形成装置の洗浄方法
US5277752A (en) * 1992-10-19 1994-01-11 At&T Bell Laboratories Method for controlling plasma processes
US5783492A (en) * 1994-03-04 1998-07-21 Tokyo Electron Limited Plasma processing method, plasma processing apparatus, and plasma generating apparatus
US5811022A (en) * 1994-11-15 1998-09-22 Mattson Technology, Inc. Inductive plasma reactor
US5605603A (en) * 1995-03-29 1997-02-25 International Business Machines Corporation Deep trench process

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365625A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 インタ−ナショナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−ション エッチング方法
JPH04290428A (ja) * 1990-12-03 1992-10-15 Applied Materials Inc Uhf/vhf共振アンテナ供給源を用いたプラズマリアクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134660A (ja) * 2005-10-12 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエッチング方法
JP2018098371A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 エイブリック株式会社 半導体装置の製造方法
CN108231576A (zh) * 2016-12-14 2018-06-29 艾普凌科有限公司 半导体装置的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69938342D1 (de) 2008-04-24
EP1070342B1 (en) 2008-03-12
US5935874A (en) 1999-08-10
DE69938342T2 (de) 2009-03-12
KR20010042106A (ko) 2001-05-25
KR100574141B1 (ko) 2006-04-25
TW520405B (en) 2003-02-11
WO1999050897A1 (en) 1999-10-07
EP1070342A1 (en) 2001-01-24
ATE389238T1 (de) 2008-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002510860A (ja) 高密度プラズマ処理システムにより基板のシリコン層にトレンチを形成するための技術
TWI756234B (zh) 使用材料變性及rf脈衝的選擇性蝕刻
TWI706460B (zh) 電漿蝕刻方法
JP3122601B2 (ja) プラズマ成膜方法及びその装置
KR100718072B1 (ko) 기판의 실리콘층에 직통으로 접촉홀을 형성하기 위한 방법
JP3527901B2 (ja) プラズマエッチング方法
JP4593402B2 (ja) エッチング方法およびエッチング装置
US6489245B1 (en) Methods for reducing mask erosion during plasma etching
US20060043066A1 (en) Processes for pre-tapering silicon or silicon-germanium prior to etching shallow trenches
US6514378B1 (en) Method for improving uniformity and reducing etch rate variation of etching polysilicon
US20060021704A1 (en) Method and apparatus for etching Si
JP4653603B2 (ja) プラズマエッチング方法
JP2005508078A (ja) 高アスペクト比形態のエッチング方法
US5522966A (en) Dry etching process for semiconductor
US10854470B2 (en) Plasma etching method
JP4351806B2 (ja) フォトレジストマスクを使用してエッチングするための改良技術
TW202226364A (zh) 脈衝式電容耦合電漿製程
TWI512826B (zh) Dry etching method
JP5774356B2 (ja) プラズマ処理方法
TWI812575B (zh) 電漿處理方法
US20090117745A1 (en) Methods for selectively etching a barrier layer in dual damascene applications
JP2004119972A (ja) Siエッチング方法及びエッチング装置
JPH10261629A (ja) 集積回路構造の選択性の高い酸化物エッチングプロセス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101221

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110119

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110210

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20111130