JP2002510607A - ヘアトリートメント組成物 - Google Patents
ヘアトリートメント組成物Info
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Abstract
Description
ゲルから形成される相を含んで成るヘアトリートメント組成物に関する。
化剤がヘアトリートメント組成物に使用される。
ールジステアレート)および無機構造剤(inorganic structu
rants)(例えば、膨潤クレー)を包含する。これらの物質は、粒状物質を
懸濁させるのに有効であるが、それらは起泡性に不利な影響を与え、組成物に望
ましくない濁った外見を付与する。さらに、組成物の使用の間に、付着すること
が望まれる成分と一緒にそれらが付着する傾向があり、これは、過度の付着およ
び減少した性能によって髪の艶を失わせる場合がある。
ことも提案している。天然ポリマーがこの目的に使用されており、特にキサンタ
ンガムが使用されている。キサンタンガムを含有する身体洗浄製品、特にシャン
プーが、例えば、US−A−5286405号および第GB−A−218806
0号に開示されている。問題は、得られる製品が、許容されない「粘質な」(s
tringy)手触りおよびぬるぬるした触感を有する場合が多いことである。
ある。カルボキシビニルポリマーは、B F Goodrichから商品名CA
RBOPOLとして入手できる、ポリアリルスクロースまたはポリアリルペンタ
エリトリトールによって架橋されたアクリル酸のコロイド性水溶性ポリマーであ
る。US5635171号は、そのようなポリマーに基づく透明または半透明ゲ
ルを開示しており、そのゲルは、非常に少量のガラクトマンナン(カラブ、グア
ール、またはタラガム)の水溶液を組み込むことによって硬質にされる。この硬
質化は、懸濁相の安定化を可能にする。
Hおよびイオン強度に対する過敏性ならびにエトキシル化界面活性剤との不相溶
性の故に、配合が困難なことである。
した際にゲルに戻るいわゆる可逆ゲルを形成する特性を有する。可逆ゲルを形成
する1つのよく知られている多糖の例は、寒天である。少ないパーセンテージの
寒天を含有する水溶液は、熱い場合に流動性液体であるが、冷ました際に、それ
自体の形を維持するのに充分な硬質性を有するゲルを形成する。可逆ゲルを形成
しうる他の天然由来ポリマーは、カラゲーナン、フルセレラン(furcell
eran)、ゲラン(gellan)およびペクチンである。
逆ゲルは一般に、ゲル化点と呼ばれる溶融温度または溶融温度範囲を有する。こ
れは、徐々に加熱した後に、この相互作用がほぼ消失する際に、ゲルが溶融する
のが観察される温度である。従って、ゲル化点より高くなると、ポリマーの加熱
溶液は流動性である。それがゲル化点未満に冷却されると、ポリマー分子の相互
作用によって、ポリマー分子が、試料中に広がる連続し枝分かれした網状構造を
形成する。連続し枝分かれした網状構造の形成と対照的に、水を増粘させる他の
いくつかの物質は、単に分子の局部的な一時的からみ合いによってそれを行う。
多糖およびそれらの機械的特性範囲に関して、「Gels and Gelli
ng」、Allan H Clark、Physical Chemistry
of Foods 第5章、SchwartzbergおよびHartel編
集、Marcel Dekker発行、1992年、に記載されている。ヒステ
リシスが存在する場合があり、溶融温度と硬化温度(setting temp
erature)が同じでない。
面に置き、次に、例えばプログラムを組み込める水浴において、温度を徐々に上
げることによって測定することができる。ゲル溶融温度は、鋼球が試料を通って
沈み始める温度である。そのような測定を行う装置は、例えば、Physica
AMV200 rolling ball viscometerとしてAn
ton Paar KGから入手しうる。
ll ordering)が完全に消失する遷移温度も有する。この遷移温度(
秩序から無秩序への)は、示差走査熱量計(DSC)によって測定することがで
きる。DSCによって測定される可逆ゲルの遷移温度は一般に、目視的に観察し
うるゲル溶融とほぼ一致する。
に暴露することによって、可逆ゲルを形成しうる多糖を使用して粘性かつ流動性
の液体組成物を形成しうることを開示している。得られる組成物は「剪断ゲル」
と呼ぶことができる。
成物が、懸濁物質の相分離および沈降に対する優れた抵抗性を有することを我々
は見い出した。剪断ゲルは、界面活性剤の存在に許容性であり、ある条件におい
て、ヘアトリートメントのコンディショニング性能を向上させる。
いヒドロゲル粒子を含有する液体身体洗浄剤のような水性組成物を開示している
。ヒドロゲル粒子は、これらの2種類のポリマーによって形成される網状構造に
、水不溶性有効物質(benefit agents)を捕捉する。この系は、
初めに長いポリマーゲルヌードル(noodles)を形成し、ゲル形成後にそ
れを所望のゲル粒子寸法にカットし/粉砕する故に、剪断ゲルではない。ゲル強
度を改質して、ポリマーヒドロゲル系における有効物質の安定化を補助するため
に、第二ポリマー(一般に、前記のCARBOPOLのようなアクリルポリマー
)が必要とされる。
身体ケア製品に使用されるゲル化および水和バイオポリマー粒子の懸濁または分
散を開示している。この系は、T(ゲル)に相当するかまたはそれより高い温度
における乾燥物質の粒状化の後に、T(ゲル)より低い温度における粒子の水和
を行う故に、剪断ゲルではない(「T(ゲル)」という用語は、冷却した際に、
当該バイオポリマーの水溶液がゲルに硬化する温度を意味する)。
であって、組成物中に剪断ゲル(即ち、ゲル形成が行われている間にポリマーを
剪断応力に暴露することによって形成される多数の分離ゲル粒子)として存在す
るポリマー、を含んで成る第一(剪断ゲル)相、および (ii)その中に懸濁される第二(懸濁)相 を含んで成る増粘液体形態のヘアトリートメント組成物を提供する。
しての剪断ゲルの使用を提供する。
物を意味する。
)の存在において安定に維持されるようにするために、ゲル網状構造の形成に導
く分子間会合を次に行うことができる先駆物質凝集体を形成するために、ポリマ
ーが多価カチオンを必要としないのが一般に好ましい。従って、加熱した蒸留水
または脱イオン水中に充分な濃度で溶解され、20℃の周囲温度に冷却される際
に、ポリマーが可逆ゲルを形成しうるのが好ましい。
。一方において、該組成物は、容易流動性、自己平滑性(self−level
ling)、および注入性(pourable)であるが、水より高い粘度であ
る。他方において、それらは、コラプシブル容器から絞り出すことができ、しか
も非常にゆっくりである場合を除いては、粘度が高すぎて注入できない粘性液体
として製造することができる。
容易であることが分かる故に、シャンプーおよびコンディショナーのようなヘア
トリートメント組成物において有用な特性となる剪断希薄性(shear−th
inning)である。粘性剪断ゲルの利点は、それらが絞り出された形を維持
できることであり、それによって、簡単な注ぎ出し(simple pouri
ng)以外の方法によって、例えば軟質または変形性スクィーズチューブから、
分配することができる。
粒子が溶融し、冷却した際に分離粒子として再形成されないが、可逆ゲルは一般
的な室温より充分に高い溶融温度を有するので、通常の使用において問題になる
ことはない。
に使用されるのと同じ方法によって測定することができる。1つの適切な装置は
、Haake Rotoviscometerであり、もう1つはCarri−
Med CSL 500 viscometerである。
速度において、0.1Pa.s〜1000Pa.sの粘度を有する。
い温度(および、おそらくは秩序無秩序遷移温度より高い温度)においてポリマ
ーの水溶液を製造し、次に、その溶液をゲル硬化温度より低い温度に冷却し、そ
の間に組成物に剪断応力を適用する。一般に、60℃またはそれ以上〜25℃ま
たはそれ以下に冷却する間に、溶液を剪断応力に暴露する。
を行い、勢いよく攪拌し、この間にビーカーの含有物を冷却させる。
heat exchanger)を使用する製造方法を記載する。これを部分真
空においてこれを行えるような装備にして、ゲル形成を行う際の組成物への気泡
の導入を減少させることができる。
tity of the gel)を形成し、次に、例えばホモジナイザーによ
ってポンピング(pumping)することによって、これを小さい粒子に粉砕
する方法である。
般的な成分である)の存在によってゲル形成が阻害され、界面活性剤を後に加え
た場合に、既に形成されているゲル粒子が安定に維持されることを、我々は見い
出した。
冷却することによってゲル粒子を形成し、次に、界面活性剤を加えるのが一般に
好ましい。選択的方法は、剪断応力下の冷却段階の前に、界面活性剤を水性組成
物に導入する方法であるが、この方法は全てのゲル形成ポリマーに可能なわけで
はない。
、その溶液をゲル温度に冷却し、冷却の間または冷却後にそれを剪断応力に暴露
し、および、ゲル温度に冷却する前に、好ましくは冷却した後に、界面活性剤を
導入することを含んで成る、前記ヘアトリートメント組成物の製造法を提供する
。
CO Labor mixerである。
ることができる食品の商業的製造に使用されており、そのような装置は、より大
きい規模で本発明の組成物を製造するのに使用することができる。そのような熱
交換器に関して、HarrodによってJournal of Food Pr
ocess Engineering 9(1986),P.1−62に記載さ
れている。そのような装置の供給源は、Armfield Ltd. Ring
wood, Hampshire, England、Alfa−Laval
Group, USAの一部門であるContherm Corporatio
n、およびAPV Projects(Crepaco)Ltd, Crawl
ey, West Sussex, Englandを含む。
て、界面活性剤または他の成分をおそらくは液体濃縮物として添加することがで
きる。ゲル粒子を形成するために使用されるスクレープト表面熱交換器を、特に
よりゆっくり操作して、より低い剪断応力を与えるようにすれば、後の混合操作
にも使用することができる。混合操作が、ゲル粒子を溶融させるのに充分な程度
に組成物を加熱してはならない。必要であれば、後の混合操作の前におよび/ま
たはその間に、ゲル粒子を含有する組成物を冷却しなければならない。
面図である。
らの間のスペースを循環できるように間隔を開けている内壁および外壁を有する
容器10を有する。該容器は上部クロージャー12を有する。容器内の回転子1
4が上部クロージャー12まで伸張し、ドライブモーター16に連接している。
回転子14は中央固定子18を囲んでいる。バフル20、22はそれぞれ回転子
および固定子から突出している。回転子が回転する際に、固定子18およびそれ
のバフル22に対する回転子14およびそれのバフル20の運動によって、容器
10内の液体が剪断応力に暴露される。さらに、回転子14から突出しているポ
リテトラフルオロエチレン製のフラップ24が、容器10の内壁を擦る。上部ク
ロージャー12は、真空ポンプに連接する手段を26において有する。気密シー
ルが、回転子14と上部クロージャー12の間に与えられる。従って、連接26
によって、容器10の内部に真空を適用することができる。
に加熱したポリマーの水溶液を容器に入れる。次に、上部クロージャー12を容
器の上に配置し、容器の壁の間のスペースに冷却剤を循環させることによって容
器の含有物を冷却する。同時に、回転子を回転させ、連接26に真空を適用し、
それによって、容器の含有物の冷却が剪断応力条件において行われるようにし、
その間に、空気出口26からの吸引によって気泡の形成を防止する。
さいゲル粒子が形成される。容器の含有物がゲル化点より低い温度に冷却され、
これらの粒子が形成された際に、上部クロジャーを除去して界面活性剤の液体濃
縮物を容器10に装填するか、または容器10の含有物および界面活性剤を分離
ミキサーに移すことによって、界面活性剤を容器含有物と混合する。
形態の装置を示す。
プP1によって、ここから、ポリマー溶液の流動のためにシリンダーの形態の、
冷却剤のためのジャケットによって囲まれているスクレープト表面熱交換器A1
に送る。この熱交換器内に、筒状容器壁の内表面に対して保持するためにバネ押
しされているスクレーパーブレードを取り付けた大きい直径の軸を配置させる。
モーターによるこの中心軸の回転によって、ポリマー溶液が熱交換器A1を通る
際に、ポリマー溶液に剪断応力が適用される。
てゲル化温度より低い温度に冷却され、これによって連続水性相にゲル粒子が形
成される。得られる組成物が、熱交換器A1から、より遅い速度において操作さ
れる以外はA1と同じである第二熱交換器A2に移動する。これは、組成物をさ
らに冷却するために使用される。
れる。しかし、このCユニット内には、熱交換器壁から内側に突出する静止バフ
ル、およびシリンダー壁の静止バフルの間に突出するバフルを有するモーター駆
動中央小直径軸が存在する。この装置にはスクレーパーが存在しない。ここにお
いて、組成物を、適切なポンプP2によって供給器T2から配給される界面活性
剤溶液と混合させる。高速ミキサーCから出る混合物が、本発明の組成物である
。組成物を最終製品として配給するかまたは容器に入れる前に、低速で操作され
る他のスクレープト表面熱交換器A3に通すことによって組成物を冷却するのが
好都合な場合もある。ポンプP1およびP2は、分離チャンネルの比例ピストン
ポンプとして与えるのが好ましく、これは、各タンクT1、T2から一定の比率
で配給されることを確実にするのに好都合な方法である。
、マーガリンおよび他の食用スプレッドに一般に使用されるタイプである。物質
流動を与えるスクレープト表面熱交換器の別の名称は、「ボーテータ」である。
これらの装置は、実験室ベンチに備え付けることができる小ユニットから、全規
模製造プラントに及ぶ寸法で製造することができる。そのような装置の製造会社
は、前記のArmfield Ltd., Contherm Corpora
tion、およびAPV Projects(Crepaco)Ltd.を含む
。
マーが、金属塩の存在を必要とせずにゲルを形成できるのが好ましい(ゲル形成
の必要条件としてイオン種の存在を必要とするポリマーは、剪断ゲル粒子として
形成される場合でさえ、界面活性剤によって不安定になりやすい)。一般に、こ
れは、0.1〜10重量%の濃度で脱イオン水に溶解したそのようなポリマーが
、24時間にわたって攪拌せずに90℃の高温から20℃に溶液を冷却した際に
、ゲルを形成することを意味する。
を形成してもよく、しなくてもよい。10重量%の高さの濃度を得ることができ
ないポリマーもある。24時間の長い時間にわたって静置せずにゲルを形成する
ことができるポリマーもある。
れ以上の多糖である。使用しうる1つの多糖は、生体外における微生物の増殖培
地としての使用がよく知られている寒天である。
ース残基およびα−1,4ガラクトース残基から構成される。後者は、3,6無
水物として存在し、L−鏡像異性体である。
α−1,4ガラクトース残基を有するが、スルフェート、ピルベート、および/
またはグルクロン酸残基も含む。
マー、即ち、交互に配列する1,3−D−ガラクトース残基および1,4−L−
ガラクトース残基を有する主鎖構造を有するポリマーのファミリーを包含する。
る記載が、Peter Harris, Elsevier,1990年発行の
、Tetsujiro Matsuhashiによる「Good Gels」、
第1章に見い出される。
いくつかの他の紅藻種に見い出される多糖である。それらは、交互に配列するβ
−1,3−およびα−1,4−結合ガラクトース残基から構成される線状多糖で
ある。1,4−結合残基はD−鏡像異性体であり、3,6−無水物として存在す
る場合もある。多くのガラクトース残基が硫酸化されている。
入手可能である。しかし、カラゲーナン源、および抽出後のそれの処理に依存し
て、これらの構造の変形が生じる。
arrageenans」にNormann F Stanleyによって記載
されている。
いるが、1,4−結合残基においては硫酸化されていない。イオータカラゲーナ
ンは、両方の残基において硫酸化されている。ラムダカラゲーナンは、1,4−
結合残基において2つの硫酸根を有し、70%の1,3−結合残基において1つ
の硫酸根を有する。
きる。イオタカラゲーナンの水溶液は、可逆ゲルとして存在するが、これらは自
己回復性(self−healing)であると考えられる。イオタカラゲーナ
ンを本発明の組成物の製造に使用することができるが、イオタカラゲーナンの自
己回復性の故に、保存の間につぶつぶ(lumpy)になり、従って、カッパカ
ラゲーナン、またはカッパカラゲーナンとイオタカラゲーナンの混合物を本発明
に使用するのが好ましい。
結果としての構造化を阻止する故に、ゲルを形成しない。しかし、ある種のラム
ダカラゲーナンは、カッパカラゲーナンとの混合物において含有することができ
、またはカッパまたはイオタカラゲーナンの商業製品に不純物として存在するこ
とができる。
は大部分の(多糖の2/1より多い)のカッパまたはカッパおよびイオタカラゲ
ーナン、ならびに少部分のラムダカラゲーナンを含有する。
フルセラランは、カッパカラゲーナンと同様であるが、1,3−結合ガラクトー
ス残基において部分的に硫酸化しているだけである。使用しうるバクテリア由来
のポリマーはゲランである。それは、グルコース、グルクロン酸、およびラムノ
ース残基を有するテトラサッカリド反復単位を有するポリマーである。アシル基
によるいくつかの置換が存在するが、製造の間に除去されて、低アシルゲランを
生じる場合が多い。ゲランは、G R Saundersonによって前記「F
ood Gels」の第6章に記載されている。2種類のポリマーの相互作用に
依存する相乗ゲルと呼ばれるものを使用することもできる。これらは一般に、そ
れのポリマー鎖にマンノース残基の配列を有するグルコマンナンである多糖、例
えば、イナゴマメガムまたはグアールガム、および、キサンタンまたはカラゲー
ナンである第二ポリマー、から形成される。
ードラン(curdlan)を、組成物に含有させることができる。これは、ゲ
ル粒子が界面活性剤の沿って形成された後で、添加するのも可能である。
.1〜5重量%を占める場合が多い。
度の増加に伴って増加する。
剪断応力を適用するのに使用される条件によっても影響を受ける。おそらくはゲ
ル粒子の形が球形およびフィラメント形の間で変化しうる故に、一般に、剪断の
間の可変冷却速度および種々の回転子速度の組み合わせによって、粒子分散平滑
性、懸濁特性、および粘度の最適化が可能である。
、それにもかかわらず、蒸留水または脱イオン水中でゲルを形成しうるある種の
ポリマーは、ある種の電解質が存在する場合に、より高い粘度のゲルを形成する
。特に、カッパカラゲーナンゲル分散物の粘度は、カリウムイオンの存在におい
て増加し、寒天ゲル分散物の粘度はカルシウムイオンの存在において増加する。
従って、剪断応力下に冷却されて本発明に必要とされるゲル粒子を形成するポリ
マー溶液は、得られるゲル粒子の強度を増加させる電解質を含有することができ
る。必要とされる電解質の量は、生成物に対して少ないパーセンテージ、例えば
1%である。
むことが一般に所望され、通常の保存条件において相分離および沈降に対してヘ
アトリートメント組成物中におけるある程度の安定化を必要とする物質を含んで
成ることができる。
い。
よび/または皮膚に特定のコンディショニング効果を与えるために使用される物
質を意味する。例えば、シャンプーおよびコンディショナーのような洗髪に使用
される組成物において、適切な物質は、艶、柔軟性、櫛通り性、湿潤取扱性、静
電防止性、ダメージに対する保護、コシ(body)、ボリューム、スタイリン
グ性、取扱い容易性に関係する1つまたはそれ以上の利益を与える物質である。
滑触感、および櫛通り容易性のような、湿潤および乾燥コンディショニング効果
を毛髪に与えるために使用される乳化シリコーンを包含する。
り、それらは当分野でよく知られており、文献に記載されている。
0,000cps〜5,000,000cpsであるのが好ましい。粘度は、D
ow Corning Corporate Test Method CTM
004、1970年7月20日において詳細に記載されているガラス細管粘度計
によって測定することができる。
コン(CTFA designation dimethicone)を有する
ポリジメチルシロキサンを包含する。それの例は、General Elect
ric CompanyからViscasilシリーズとして、およびDow
CorningからDC 200シリーズとして商業的入手可能な、25℃にお
いて最高100,000センチストークスの粘度を有するジメチコン流体である
。
FA呼称ジメチコノールを有するヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロ
キサンも、本発明の組成物に使用するのに適切である。
000〜1,000,000の分子量を有するポリジオルガノシロキサンを意味
し、その例は、ジメチコンガム、ジメチコノールガム、ポリジメチルシロキサン
/ジフェニル/メチルビニルシロキサンコポリマー、ポリジメチルシロキサン/
メチルビニルシロキサンコポリマー、およびそれらの混合物である。米国特許第
4152416号(Spitzer)、およびGeneral Electri
c Silicone Rubber product Data Sheet
SE30, SE33, SE54, SE76に記載されている物質もその
例に含まれる。
るシリコーンガムも本発明に使用するのに適切である。これらの物質は、髪に、
コシ、ボリューム、およびスタイリング性を与えることができ、良好な湿潤およ
び乾燥コンディショニングも与えることができる。
、100ミクロン未満、好ましくは30ミクロン未満、より好ましくは20ミク
ロン未満、最も好ましくは10ミクロン未満の平均シリコーン粒度を有する。
ticle Sizerを使用して、レーザー光散乱法によって測定することが
できる。
て商業的に入手しうる。これは、単純混合によって予備形成エマルジョンを洗浄
組成物に組み込むことができるので、特に好ましい。
エマルジョンDC2−1766およびDC2−1784である。これらはジメチ
コノールのエマルジョンである。架橋シリコーンガムも、配合を容易にするのに
有利な予備乳化形態で入手することできる。好ましい例は、Dow Corni
ngからDC X2−1787として入手できる架橋ジメチコノールガムのエマ
ルジョンである。
ングの程度、および使用される物質に依存する。好ましい量は、全組成物の0.
01〜約10重量%であるが、この範囲は絶対的ではない。下限は、コンディシ
ョニングを得る最少量によって決まり、上限は、髪および/または皮膚を許容で
きないほどべとつくのを防止する最大量によって決まる。全組成物に対して0.
5〜1.5重量%のシリコーンの量が特に適切な量であることを我々は見い出し
た。
びスタイリング性を向上させるために使用されるペル−アルカ(エン)イル炭化
水素物質である。
向上したコシを与えるのに適切なペル−アルカ(エン)イル炭化水素物質を記載
している。好ましい物質は、Presperse, Inc.からPERMET
HYLの商品名で入手しうるポリイソブチレン物質である。
、所望されるコシおよびボリュームの向上の程度、および使用される特定物質に
依存する。好ましい量は、全組成物の0.01〜約10重量%であるが、この範
囲は絶対的ではない。下限は、コシおよびボリュームの向上効果を得る最少量に
よって決まり、上限は、髪を許容できないほど硬くするのを防止する最大量によ
って決まる。全組成物に対して0.5〜2重量%のペル−アルカ(エン)イル炭
化水素物質の量が、特に適切な量であることを我々は見い出した。
、特に亜鉛ピリジンチオン、他の抗微生物剤、例えば、クリムバゾール(cli
mbazole)、ピロクトンオラミン、硫化セレン、およびケトコナゾールで
ある。これらの物質は典型的には、約0.2〜約50ミクロン、好ましくは約0
.4〜約10ミクロンの平均粒子直径を有する。
、全組成物に対して0.001〜約1重量%の量で、組成物に使用するのが好ま
しい。
料または着色剤、および金属コロイドである。
費者にとってより魅力あるものにするために、不透明化または真珠光沢化(pe
arlised)される場合が多い。
ジル、およびベヘニル)、固体エステル(例えば、セチルパルミテート、グリセ
リルラウレート、ステアラミドMEA−ステアレート)、高分子量脂肪酸アミド
およびアルカノールアミド、ならびに種々の脂肪酸誘導体、例えば、プロピレン
グリコールおよびポリエチレングリコールエステルである。ヘアトリートメント
組成物を不透明化させるために使用される無機物質は、珪酸アルミニウムマグネ
シウム、酸化亜鉛、および二酸化チタンを包含する。
形成する。これは、真珠光沢効果を与える。前記の不透明剤のいくつかは、それ
らが使用される媒体および使用される条件に依存して、真珠光沢剤として結晶化
することができる。
スチン酸、オレイン酸、およびベヘン酸)、C16〜C22脂肪酸とアルコール
のエステル、およびアルキレングリコール単位のような要素を組み込んでいるC
16〜C22脂肪酸のエステル、から選択することができる。適切なアルキレン
グリコール単位は、エチレングルコールおよびプロピレングルコールを包含する
。しかし、高アルキレン鎖長グリコールも使用することができる。適切な高アル
キレン鎖長グリコールは、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングルコ
ールを包含する。
ポリエチレングリコールモノまたはジエステル、およびC16〜C22脂肪酸の
エチレングリコールエステルである。好ましいエステルは、ポリエチレングリコ
ールジステアレートおよびエチレングリコールジステアレートである。商業的に
入手しうるポリエチレングリコールジステアレートの例は、EUPERLAN
PK900(Henkelから)、またはGENAPOL TS(Hoechs
tから)である。エチレングリコールジステアレートの例は、EUPERLAN PK3000(Henkelから)である。
ミド(例えば、ステアリン酸モノエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノール
アミド、ステアリン酸モノイソプロパノールアミド、およびステアリン酸モノエ
タノールアミドステアレート);長鎖脂肪酸の長鎖エステル(例えば、ステアリ
ルステアレート、セチルパルミテート);グリセリルエステル(例えば、グリセ
リルジステアレート)、長鎖アルカノールアミドの長鎖エステル(例えば、ステ
アラミドDEAジステアレート、ステアラミドMEAステアレート)、およびア
ルキル(C18〜C22)ジメチルアミンオキシド(例えば、ステアリルジメチ
ルアミンオキシド)を包含する。
質を包含する。その例は、二酸化チタン被覆雲母である。この物質の粒子は、直
径において2〜150ミクロンにわたって変化しうる。一般に、小さい粒子は真
珠外見を増加させ、一方、大きい平均直径を有する粒子は光輝組成物を生じる。
LAMENCO(Mearl)の商品名で市販されている。
物の0.01〜20重量%、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0
.02〜2重量%である。
み込むことができる他の種類の懸濁相である。これらは、均一な大きさにされ、
組成物中に均質に分散される場合に、使用者にとっての魅力を増すことができる
(ヘアスタイリングゲルのような透明または半透明組成物において一般に適用さ
れる)。
またはゲルとして配合することができる。特に好ましい製剤形態は、シャンプー
、コンデショナー、およびヘアスタイリングゲルである。
。
、1種類またはそれ以上の洗浄界面活性剤を含んで成る。さらに洗浄の目的に充
分な量が与えられない場合に、組成物中の乳化成分、例えば乳化シリコーンの乳
化剤として、他の界面活性剤を追加成分として存在させることができる。本発明
のシャンプー組成物が、洗浄効果(a cleansing benefit)
を与える少なくとも1種類の他の界面活性剤を含んで成るのが好ましい(乳化剤
に使用される界面活性剤に付加して)。
ニオン、両性、および両性イオン界面活性剤、ならびにそれらの混合物から選択
される。洗浄界面活性剤は、乳化剤と同じ界面活性剤であってもよく、異なる界
面活性剤であってもよい。
ェート、アルカリルスルホネート、アルカノイルイセチオネート、アルキルスク
シネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシネート、アルキ
ルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシ
レート、およびα−オレフィンスルホネート、特に、それらのナトリウム、マグ
ネシウム、アンモニウム、およびモノ−、ジ−、およびトリエタノールアミン塩
である。アルキルおよびアシル基は一般に、8〜18個の炭素原子を有し、不飽
和であってもよい。アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルホスフェ
ート、およびアルキルエーテルカルボキシレートは、1分子について1〜10個
のエチレンオキシド単位またはプロピレンオキシド単位を有することができる。
珀酸ナトリウム、ラウリルスルホ琥珀酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリエタノールアミンドデシルベ
ンゼンスルホネート、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸
ナトリウム、およびN−ラウリルサルコシン酸ナトリウムを包含する。最も好ま
しいアニオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、トリエタノールアミンモ
ノラウリルホスフェート、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 1EO、2EO、
および3EO、ラウリル硫酸アンモニウム、およびラウリルエーテル硫酸アンモ
ニウム 1EO、2EO、および3EOである。
ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタ
イン)、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルア
ンフォプロピオネート、アルキルアンフォグリシネート、アルキルアミドプロピ
ルヒドロキシスルタイン、アシルタウレート、およびアシルグルタメートを包含
し、それらにおいて、アルキルおよびアシル基は8〜19個の炭素原子を有する
。本発明のシャンプーに使用される典型的な両性および両性イオン界面活性剤は
、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタイン、好ましくは
ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、およびコカンフォプロピオン酸
ナトリウムを包含する。
助ける補助界面活性剤も含有することができる。好ましい例は、ノニオン界面活
性剤であり、これは、全組成物に対して0〜約5重量%の量で含有させることが
できる。
性剤は、脂肪族(C8〜C18)第一級または第二級直鎖または分岐鎖アルコー
ルまたはフェノールと、アルキレンオキシド、一般に6〜30個のエチレンオキ
シド基を有するエチレンオキシドとの縮合生成物を包含する。
アミドを包含する。その例は、ココモノ−またはジ−エタノールアミド、および
ココモノ−イソプロパノールアミドを包含する。
ポリグリコシド(APG)である。典型的には、APGは、1個またはそれ以上
のグリコシル基のブロックに結合された(任意に、架橋基によって)アルキル基
を有して成る。好ましいAPGは、下記式: RO−(G)n [式中、Rは、飽和または不飽和、分岐鎖または直鎖アルキル基であり、Gは糖
基である。] によって定義される。
〜約10.5である。Gは、C5またはC6単糖残基から選択することができ、
好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キシロース、ラクトース、フ
ラクトース、マンノース、およびそれらの誘導体から成る群から選択することが
できる。好ましくはGはグルコースである。
は、約1.1〜約2である。最も好ましくは、nの値は、約1.3〜約1.5で
ある。
例えば下記のものを包含する:SeppicからのOramix NS10;H
enkelからのPlantaren 1200およびPlantaren 2
000。
は乳化剤を含む)の合計量は一般に、全シャンプー組成物に対して0.1〜50
重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましくは10〜25重量%である。
コンディショニング性能を向上させる好ましい成分である。「付着ポリマー」と
いう用語は、使用の際に、シャンプー組成物から意図される部位、即ち髪および
/または頭皮へのシリコーン成分の付着を向上させる薬剤を意味する。
上のモノマーから形成することもできる。付着ポリマーの分子量は一般に、5,
000〜10,000,000、一般に少なくとも10,000、好ましくは1
00,000〜約2,000,000である。付着ポリマーは、カチオン窒素含
有基、例えば、第四アンモニウム基またはプロトン付加アミノ基、またはそれら
の混合物を有する。
置換基として存在する。従って、付着ポリマーがホモポリマーでない場合に、ス
ペーサー非カチオンモノマー単位を有することができる。そのようなポリマーが
、CTFA Cosmetic Ingredient Directory、
第三版に記載されている。カチオンモノマー単位/非カチオンモノマー単位の比
率は、必要とされる範囲のカチオン充填密度(cationic charge
density)を有するポリマーを得るように選択される。
ウム官能価を有するビニルモノマーと、水溶性スペーサーモノマー、例えば、(
メタ)アクリルアミド、アルキルおよびジアルキル(メタ)アクリルアミド、ア
ルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトン、およびビニルピロリジン
とのコポリマーである。アルキルおよびジアルキル置換モノマーは、C1〜C7
アルキル基、より好ましくはC1〜C3アルキル基を有するのが好ましい。他の
適切なスペーサーは、ビニルエステル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、プ
ロピレングルコール、およびエチレングリコールを包含する。
級、または第三級アミンであることができる。一般に、第二級および第三級アミ
ン、特に第三級アミンが好ましい。
に、第四級化によってアンモニウムに変換することができる。
ノマーおよび/または相溶性スペーサーモノマーから誘導されるモノマー単位の
混合物を含んで成ることができる。
agrance Association(CTFA)によってPolyqua
ternium−16と称される、1−ビニル−2−ピロリジンおよび1−ビニ
ル−3−メチル−イミダゾリウム塩(例えば、クロリド塩)のコポリマー。この
物質は、BASF Wyandotte Corp.(Parsippany,
NJ, USA)からLUVIQUATの商品名(例えば、LUVIQUAT
FC 370)で商業的入手可能である; − 工業(CTFA)において、Polyquaternium−11と称さ
れる、1−ビニル−2−ピロリジンおよびジメチルアミノエチルメタクリレート
のコポリマー。この物質は、Gaf Corporation(Wayne,
NJ, USA)から商品名GAFQUAT(例えば、GAFQUAT 755
N)として商業的入手可能である; − カチオンジアリル第四アンモニウム含有ポリマーであって、例えば、工業
(CTFA)においてそれぞれPolyquaternium 6およびPol
yquaternium 7とそれぞれ称される、ジメチルジアリルアンモニウ
ムクロリドホモポリマー、ならびにアクリルアミドおよびジメチルジアリルアン
モニウムクロリドのコポリマー; − 3〜5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸の、ホモ−およびコ−ポリ
マーのアミノ−アルキルエステルの鉱酸塩(米国特許第4009256号に開示
されている); − カチオンポリアクリルアミド(WO95/22311号に開示されている
)。
チオンセルロース誘導体、カチオンスターチ誘導体、およびカチオングアールガ
ム誘導体である。
アンヒドログルコース残基である。Rは、アルキレン基、オキシアルキレン基、
ポリオキシアルキレン基、またはヒドロキシアルキレン基、あるいはそれらの組
み合せである。R1、R2、およびR3は独立に、アルキル基、アリール基、ア
ルキルアリール基、アリールアルキル基、アルコキシアルキル基、またはアルコ
キシアリール基を表し、各基は最高約18個の炭素原子を含有する。各カチオン
成分の炭素原子の合計数(即ち、R1、R2、およびR3における炭素原子の合
計数)は約20またはそれ以下であるのが好ましい。Xは、アニオン対イオンで
ある] で示されるものを包含する。
J, USA)から、Polymer JR(商品名)およびLR(商品名)の
ポリマーシリーズにおいて、工業(CTFA)においてPolyquatern
ium 10と称される、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させた
ヒドロキシエチルセルロースの塩として入手可能である。他の種類のカチオンセ
ルロースは、工業(CTFA)においてPolyquaternium 24と
称される、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキ
シエチルセルロースのポリマー第四アンモニウム塩を包含する。これらの物質は
、Amerchol Corp.(Edison, NJ, USA)から商品
名Polymer LM−200として入手可能である。
ば、米国特許第3962418号に記載されている)、およびエーテル化セルロ
ースおよびスターチのコポリマー(例えば、米国特許第3958581号に開示
されている)を包含する。
誘導体、例えば、グアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Rhod
ia(前Rhone−Poulenc)から、商品名JAGUARシリーズにお
いて商業的入手可能)である。
S、中等度の置換度および低粘度を有するJAGUAR C15、JAGUAR
C17(高置換度、高粘度)、低レベルの置換基およびカチオン第四アンモニ
ウム基を有するヒドロキシプロピル化カチオングアール誘導体であるJAGUA
R C16、および低置換度を有する、高透明度、中等度の粘度のグアールであ
るJAGUAR 162である。
から選択するのが好ましい。特に好まし付着ポリマーは、JAGUAR C13
S、JAGUAR C15、JAGUAR C17、およびJAGUAR C1
6、ならびにJAGUAR C162である。
好ましくは約0.01〜1重量%、より好ましくは約0.02〜約0.5重量%
の量で存在する。
デショナーとしても配合することができる。
、1種類またはそれ以上のコンディショニング界面活性剤を含んで成る。適切な
コンディショニング界面活性剤は、単一でまたは組み合わせて使用されるカチオ
ン界面活性剤から選択される。その例は、第四アンモニウムヒドロキシドあるい
はそれらの塩、例えばクロリドである。
セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロ
リド、セチルピリジニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テト
ラエチルアンモニウムクロリド、オクチルトリメチルアンモニウムクロリド、ド
デシルトリエチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム
クロリド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、デシルジメチルベ
ンジルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド、ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアンモ
ニウムクロリド、タロートリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアン
モニウムクロリド、および対応するそれらのヒドロキシドを包含する。他の適切
なカチオン界面活性剤は、CTFA呼称Quaternium−5、Quate
rnium−31、およびQuaternium−18を有するカチオン界面活
性剤である。前記物質のいずれかの混合物も適切である。本発明のヘアコンディ
ショナーに使用するのに特に有用なカチオン界面活性剤は、例えば、GENAM
IN CTACとしてHoechst Celaneseから商業的に入手可能
なセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。
して、0.01〜10重量%、より好ましくは0.05〜5重量%、最も好まし
くは0.1〜2重量%の量である。
ンディショニング組成物における、脂肪アルコールおよびカチオン界面活性剤の
組み合せ使用は、カチオン界面活性剤がその中に分散される層状相(lamel
ler phase)の形成に導くので、特に有利である考えられる。
を含んで成る。適切な脂肪アルコールの例は、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、およびそれらの混合物である。これらの物質の使用は、それらが本発
明の組成物の全般的コンディショニング特性に寄与することにおいても有利であ
る。
.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%であるのが好ましい。カチオ
ン界面活性剤/脂肪アルコールの重量比は、適切には10:1〜1:10、好ま
しくは4:1〜1:8、最適には1:1〜1:4である。
ともできる。
は、アニオン、ノニオン、両性、またはカチオン樹脂である。特定の樹脂は、ポ
リビニルピロリドン(PVP)、PVPおよびメチルメタクリレートのコポリマ
ー、PVPおよびビニルアセテート(VA)のコポリマー、ポリビニルアルコー
ル(PVA)、PVAおよびクロトン酸のコポリマー、PVAおよび無水マレイ
ン酸のコポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルグアー
ルガム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、PVA/エチルメタクリレート/
メタクリル酸ターポリマー、ビニルアセテート/クロトン酸/ビニルネオデカノ
エートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレートコポリマー、ポリ(
メチルビニルエーテル/マレイン酸)のモノエチルエステル、およびオクチルア
クリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマーを
包含する。樹脂の混合物も使用することができる。PVP、およびPVPと他の
モノマーとのコポリマー、例えば、特に70/30の比率のポリビニルピロリド
ンとビニルアセテートとのコポリマーが好ましい。
には2〜5重量である。
0.3重量%の少量の界面活性剤が、本発明のヘアスタイリングゲルに存在する
ことができる。界面活性剤は、アニオン、ノニオン、またはカチオン乳化剤であ
る。特に好ましいのは、脂肪アルコール、脂肪酸、およびフェノールのような疎
水性物質のアルコキシル化によって形成されるノニオン乳化剤である。
含有することができる。これらの他の成分は、粘度改質剤、防腐剤、着色剤、グ
リセリンおよびポリプロピレングリコールのようなポリオール、EDTAのよう
なキレート化剤、酸化防止剤、香料、および日焼け止め剤を包含する。これらの
成分はそれぞれ、それの役割を果たすのに有効な量で使用される。一般に、これ
らの任意成分はそれぞれ、全組成物に対して最高約5重量%の量で含有される。
、そのような成分はそれぞれ、全組成物に対して最高2重量%、好ましくは最高
1重量%の量で含有される。
ルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、
メチオニン、セリン、およびバリン、および/またはそれらの先駆物質および誘
導体。アミノ酸は、単一で、混合して、またはペプチドの形態、例えば、ジ−お
よびトリペプチドの形態において、添加することができる。アミノ酸は、ケラチ
ンまたはコラーゲン水解物のようなタンパク質水解物の形態においても添加する
ことができる。適切な糖は、グルコース、デキストロース、およびフラクトース
である。これらは、単一で、または、例えば果物抽出物の形態で、添加すること
ができる。本発明の組成物に含有させるのに特に好ましい天然毛根栄養剤の組合
せは、イソロイシンおよびグルコースである。特に好ましいアミノ酸栄養剤はア
ルギニンである。
ts)。その例は下記のものである: 毛髪繊維に湿り気を与え、キューティクルの保全性を維持するセラミド。セラミ
ドは、天然源からの抽出によって、または合成セラミドおよび疑似セラミドとし
て、得ることができる。好ましいセラミドは、QuestからのCeramid
e IIである。Laboratoires Serobiologiques
からのCeramides LSのようなセラミドの混合物も適切である。
しながら、その溶液を25℃に冷却して、剪断ゲルを形成する。このゲルに、エ
トキシル化ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ココアミドプロピルベタイン、雲
母二酸化チタン、ポリジメチルシロキサンミクロエマルジョン、香料、グアール
ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、安息香酸ナトリウム、フェノキシエ
タノール、ビタミンEアセテート、および大部分の塩化ナトリムを、勢いよく攪
拌しながら添加して、良好な分散を確実にする。その混合物を充分に混合した際
に(いくらかの時間を要する場合がある)、20rpmで回転する4番スピンド
ルを取り付けたブルックフィールド粘度計を使用して粘度を測定する。必要であ
れば追加の塩化ナトリウムを加えて、4500〜6000センチポイズの粘度に
する。pHを測定し、必要であればクエン酸および/または水酸化ナトリウムを
加えて、4.5〜5.0のpHにする。
ムクロリドおよびセテアリル(cetearyl)アルコールを添加し、充分に
攪拌して、それらが溶融し確実に混合する。連続的に攪拌しながら、その溶液を
25℃に冷却して、剪断ゲルを形成する。このゲルに、ポリジメチルシロキサン
エマルジョン、香料、メチルパラベン、D−グルコース、およびL−イソロイシ
ンを、勢いよく攪拌しながら添加して、良好な分散を確実にする。pHを測定し
、必要であればクエン酸を加えて、4.5〜5.0のpHにする。
。少量の水、セトリモニウムクロリドおよびセテアリルアルコールを一緒に加熱
することによって、濃厚コンディショナーを別に製造する。温度が25℃に下が
るまで攪拌しながら冷却する。前もって形成した剪断ゲルに、濃厚コンディショ
ナー、ポリジメチルシロキサンエマルジョン、香料、メチルパラベン、D−グル
コース、およびL−イソロイシンを、勢いよく攪拌しながら添加して、良好な分
散を確実にする。pHを測定し、必要であればクエン酸を添加して、4.5〜5
.0のpHにする。
面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ヘアトリートメント組成物であって、該組成物が、 (i)可逆ゲルを形成しうる少なくとも1種類の天然由来ポリマーであって、
該ポリマーが組成物中に剪断ゲル(即ち、ゲル形成が行われている間に、ポリマ
ーを剪断応力に暴露することによって形成された多数の分離ゲル粒子)として存
在するポリマー、を含んで成る第一(剪断ゲル)相、および (ii)該相に懸濁される第二(懸濁)相 を含んで成る増粘流体形態を有する、ヘアトリートメント組成物。 - 【請求項2】 天然由来ポリマーがアガールを含んで成る、請求項1に記載
のヘアトリートメント組成物。 - 【請求項3】 第二(懸濁)相が、乳化シリコーンおよびペル−アルカ(エ
ン)イル炭化水素物質から選択されるコンディショニング剤を含んで成る、請求
項1または2に記載のヘアトリートメント組成物。 - 【請求項4】 第二(懸濁)相が、ピリジンチオンの重金属塩から選択され
、好ましくは亜鉛ピリジンチオンである固体抗微生物剤を含んで成る、請求項1
から3のいずれか1項に記載のヘアトリートメント組成物。 - 【請求項5】 第二(懸濁)相が、ポリエチレングリコールジステアレート
、エチレングリコールジステアレート、二酸化チタン被覆雲母粒子から選択され
る真珠光沢剤を含んで成る、請求項1から3のいずれか1項に記載のヘアトリー
トメント組成物。 - 【請求項6】 シャンプー組成物であり、 (a)全シャンプー組成物に対して5〜30重量%の界面活性剤、および (b)全シャンプー組成物に対して0.02〜0.5重量%のカチオン付着ポ
リマー をさらに含んで成る、請求項1から5のいずれか1項に記載のヘアトリートメン
ト組成物。 - 【請求項7】 コンディショナーであり、 (a)全組成物に対して0.05〜5重量%のカチオン界面活性剤、および (b)全組成物に対して0.1〜5重量%の脂肪アルコール をさらに含んで成る、請求項2から6のいずれか1項に記載のヘアトリートメン
ト組成物。 - 【請求項8】 ヘアトリートメント組成物中の懸濁系としての、剪断ゲルの
使用。
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