JP2002503489A - 小骨を除去するための方法および装置 - Google Patents

小骨を除去するための方法および装置

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JP2002503489A
JP2002503489A JP2000532018A JP2000532018A JP2002503489A JP 2002503489 A JP2002503489 A JP 2002503489A JP 2000532018 A JP2000532018 A JP 2000532018A JP 2000532018 A JP2000532018 A JP 2000532018A JP 2002503489 A JP2002503489 A JP 2002503489A
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JP2000532018A
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ローレンス ブイ. コジッキ,
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ユニバーシティ オブ アラスカ フェアバンクス
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    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/16Removing fish-bones; Filleting fish
    • A22C25/166Removing loose pin bones, e.g. from fish fillets

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  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 魚の切身から小骨を除去するための装置および方法。本発明の装置は、バネにより調節される複数のシートメタルディスク(20)を使用する。各ディスクの周縁は、非直線状であっても直線状であっても良い。これらのディスクが組み立てられて、ディスクのスタック(40)を形成し、周縁が少なくとも1つの「つまみポイント」(42)を形成するように、ディスクが整列する。このつまみポイントにおいて、2つのディスクの周縁が互いに接触して、小骨をつかむ。ディスクのスタックが回転されて、切身上を移動させられる。小骨が、回転する2つの隣接するディスクの間(44)に位置する。ディスク間の隙間がつまみポイントに近付くと、小骨が押し込まれ、押し込まれた小骨が回転するディスクにより引かれるので、切身から引き抜かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、魚から骨を除去するための装置および方法に関連し、より詳細には
、サケ、タラ、サバ、マス、シロマス、ハドック、スクロッドなどの切身から小
骨を除去するための装置および方法に関連する。
【0002】 (背景技術) 魚は、脊柱または背骨を有する骨格構造を有し、これから棘が、上方(背側の
棘)および下方(腹側の棘)に伸びている。しかしながら、腹側の棘は、魚の腹
腔の部分には見出されない。椎骨は、正中の両側に短い距離で腹腔の頂部上に伸
びており、これから肋骨がぶら下がり、下方へ湾曲して腹腔を取り囲んでいる。
小骨は、肋骨から水平に伸び、そして皮膚またはその付近で終わる。サケでは、
約40本の小骨がある。
【0003】 魚を手または機械により切身にする普通の方法は、背側から腹側のひれまで骨
の線に従って魚を切り開き、そして肋骨を避けて通ることであり、これは、小骨
と肋骨との間の接続に役立つ。従って、小骨のラインは切身に残る。
【0004】 切身から残っている小骨を除去するために、通常、2つの方法が使用される:
小骨を切り取るかまたはそれらを引き抜くこと。第1の選択に関しては、骨無し
の魚の切身を生成し得る切身化機械が先行技術に存在するが、しかし、その収量
は、全体の腹部皮弁が小骨の完全な除去を保証するために切り離されるので、実
質的に低下する。腹部皮弁の肉は、それを骨分離デバイスに通過させた後に、細
かく刻んだ形態で回収され得る。
【0005】 しかしながら、サケおよび他の魚は高価であるので、実質的な量の肉を取り去
ることのない小骨の除去が望まれる。従って、骨を切身から引き抜くことである
、小骨除去の第2の選択が使用される。最も古い技術は、プライヤのようなグリ
ップツールを使用して骨を引き抜くことである。しかしながら、この選択は時間
が掛かり、そして労働集約的であり、これは、消費者にとってより高いコスト、
および、労働者にとって手根管症候群のような潜在的な障害の原因となる。
【0006】 米国特許第4,771,511号は、小骨を個々に引き抜く代わりに、複数の
小骨を同時に除去するツールを教示する。この開示されたデバイスは、鉗子に結
合した一対の向き合うプレートを備える。これらのプレートにより、このデバイ
スは同時に一本以上の小骨を除去することが可能となる。しかしながら、この技
術はなお手動の労働に頼っており、従って上記の不都合を被る。
【0007】 米国特許第4,945,607号は、別の先行技術において使用される一対の
ジョー(jaw)を開示する。このジョーの1つは固定して配置され、そして第
2のジョーは、開いた位置と閉じた位置との間で空気の作用シリンダーにより、
第1のジョーに対して回転される。小骨が、開いた位置でこれらのジョーの間に
置かれる場合、シリンダーは閉じた位置まで第2のジョーを移動し、これは、小
骨が切身から引き抜かれ得るように、小骨をつかむ。しかしながら、このデバイ
スは、かさ高く、小骨と並べるのは困難である。
【0008】 さらに別の先行技術のデバイスは、魚の骨を受容するための複数の孔を有する
回転可能なシリンダーである。オペレーターが魚の切身の表面を横切って回転シ
リンダーを移動するときに、小骨はシリンダー内の孔に捕らえられる。骨が孔に
保持され、そして切身から引き抜かれるのを確実にするため、タングまたはリッ
プは孔の端に対して小骨をつかむように移動する。小骨が除去された後、このシ
リンダーは切身から回転し去りながら、タングは孔の端から分離して小骨を離す
。真空吸引デバイスは、シリンダーから収集容器に中に骨を運び去る。米国特許
第5,525,101号は、この設計の実施態様を開示する。
【0009】 この回転可能シリンダー設計はまた、他の先行技術のシステムと同様に欠点を
有する。1つの問題は、オペレーターが切身を横切ってシリンダーを移動すると
き、骨が捕らえられる領域がはっきりしないことである。その結果、小骨は、シ
リンダーがこれらの骨を捕らえないように、平らにされ、オペレーターが骨を全
て取り出すのを妨げ、そしてオペレーターにそのプロセスを繰返すことを必要と
する。別の潜在的な問題は、切身に対して回転シリンダーを押し付けるオペレー
ターが、潜在的に切身から肉を取り去り得、そして魅力的でない外観を呈し得る
ことである。さらに、除去された小骨は、小骨を除去するために使用されるシリ
ンダーの孔にはりつき得、これは、最終的に、シリンダーを洗浄するために操作
の中断を必要とする。関連して、このデバイスを完全に洗浄することは、時間が
かかり、そして面倒である。コストが、この回転シリンダー設計の別の欠点であ
る。
【0010】 それゆえ、魚から小骨を除去するのに比較的安価なデバイスのための必要性が
、当該分野に存在する。機械を手動で操縦することにより骨を除去するオペレー
ターを有する代わりに、デバイスが自動化プロセスで使用され得ることが望まれ
る。かなりの量の肉を切身から取り去り、魅力のない表面外観を生じ、さもなけ
れば切身を損なうことなく、小骨を確実に抜き去るデバイスのためのさらに別の
必要性が、当該分野にある。
【0011】 (発明の要旨) 本発明は、当該分野におけるこれらおよび他の必要性を満たす。本発明の装置
および方法は、複数の同一のバネにより調節される(spring−tempe
red)シートメタルディスクを含み、これは、各々が非線形または線形のいず
れかであり得る周縁(periphery)を有する。ディスクは、シャフト上
に組み立てられ、整列されたディスクのスタックを形成し、従って、これらの周
縁は、少なくとも1個の「つまみポイント(pinch−point)」を形成
し、このつまみポイントにおいて、2個のディスクの周縁は互いに接触し、小骨
をつかむ。
【0012】 切身は、好ましくは、コンベヤーラインに沿って移動する。スタックは、イン
フィードテーブル(in−feed table)とアウトフィードテーブル(
out−feed table)との間に配置され、フィードテーブルの最上表
面は、スタック内のディスクのピーク部分すなわち最高部分よりわずかに下にあ
り、従ってディスクのピーク部分は、切身の下側に接触する。スタックは、ディ
スクの周縁が切身に接触するポイントで切身が移動しているのと同一の方向に、
回転する。
【0013】 スタック上に配置された浮き供給ローラー(floating feed r
oller)からの軽い圧力が、切身がスタックの最上部に配置された場合、切
身の上側に付与され、そして各小骨の部分が、切身の下側からわずかに外へ下向
きに伸長する。突き出た小骨は、アウトフィードテーブルと接触することによっ
て、前方へ反らされることが止まる。各小骨は、まず、スタック内の2個の隣接
するディスクの周縁の中間の1つの間隙に配置される。スタックが回転する時、
次いで小骨は、つまみポイント付近の隣接する2個の各ディスクのそれぞれの周
縁の部分によってつかまれる。小骨のつかまれた部分は、回転スタックのつまみ
ポイントの1つによって保持され、そしてそれと共に持ち運ばれる。
【0014】 アウトフィードテーブルは切身を支持し、そしてそれが小骨を保持するスタッ
クの部分と共に持ち運ばれることを防ぎ、その結果、骨は切身から引き抜かれる
。つまり、小骨は2個のディスクの間にあるので、ディスクのスタックと小骨と
の間の連続する相対的な移動によって、切身から骨が抜かれる。切身から引き抜
かれた骨は、ディスク間から除去され、次いで回転して切身の下側の別の部分に
接触する。あるいは、小骨をつかむつまみポイントを形成する2個の隣接するデ
ィスクが互いから解放する時、骨は、重力のために単に落下し得る。
【0015】 1実施態様において、本発明は、複数のディスクを備える小骨除去装置を開示
し、各ディスクは、中心、中心を囲む周縁、直径、第1側部、および対向する第
2側部を備え、ここで各ディスクの直径が実質的に同一の寸法である。この装置
はまた、互いに相対的なディスクを配置するための手段を有し、従って、各ディ
スクの中心は、実質的に直線的に配列されてディスクのスタックを形成し、スタ
ックは、その中心を通って延びる長手軸を有し、ここでスタックにおける隣接す
るディスクの周縁は、異なる距離で互いに分離されており、ここで2個の隣接す
るディスクの周縁を分離する最も近い距離は、小骨の幅より短い。さらに、この
装置は、スタックの長手軸の周りでディスクのスタックが回転するための手段を
有する。
【0016】 本発明の別の実施態様によると、上側、下側、およびその中の少なくとも1本
の小骨を有する切身を処理する装置は、複数のディスクの組み合わせを備え、各
ディスクは、中心、中心を囲む周縁、直径、第1側部、および対向する第2側部
を備え、ここで各ディスクの直径が実質的に同一の寸法である。この装置はまた
、互いに相対的なディスクを配置するための手段を有し、従って、各ディスクの
中心は、実質的に直線的に配列されてディスクのスタックを形成し、スタックは
、その中心を通って延びる長手軸を有し、ここでスタックにおける隣接するディ
スクの周縁は、異なる距離で互いに分離されており、ここで2個の隣接するディ
スクの周縁を分離する最も近い距離は、切身の小骨の幅より短い。さらに、この
装置は、切身とディスクのスタックとの間の相対的な動きを生じさせるための手
段を有し、従って切身は、ディスクのスタック付近を通過し、そして従って小骨
の部分は、スタック内の隣接する2個のディスクの周縁の中間を横断する。
【0017】 本発明のさらなる実施態様によると、小骨の除去装置は、複数のディスク(各
ディスクは、中心、周縁および開口(これは、この中にキー溝を有し、ここでこ
のキー溝は、互いに接続する第1スロットおよび第2スロットを有する)を有す
る)、第1端部、第2端部、複数の凹部、および長手軸を有するシャフトを備え
る。この装置はまた、第1非線形面を規定するシャフトの第1端部に隣接して配
置された第1カムおよび第2カム、第2非線形面を規定するシャフトの第2端部
に隣接して配置された第3カムおよび第4カムを有する。さらに、この装置は、
第1アーム、第2アーム、第1カム従動節、および第2カム従動節を備える。こ
の第1アームは本体、およびそれぞれ隣接した一組の歯の間の溝を規定する複数
の広がって離れた歯を有し、各溝はディスクが入る寸法に合わせられ、ここでこ
の第1アームはシャフトの凹部の1つに入れられ、そしてディスクのキー溝の第
1スロットを介してディスクを係合し、その結果、この第1アームはシャフトと
共に回転し、そして同時にディスクを回転させる。この第2アームは本体、およ
びそれぞれ隣接した一組の歯の間の溝を規定する複数の広がって離れた歯を有し
、各溝はディスクが入る寸法に合わせられ、ここでこの第2アームはシャフトの
凹部の1つに入れられ、そしてディスクのキー溝の第2スロットを介してディス
クを係合し、その結果、この第2アームはシャフトと共に回転し、そして同時に
ディスクを回転させる。第1カム従動節は、第1非線形面および第1アームを係
合し、第2カム従動節は、第2非線形面および第2アームを係合する。使用中、
シャフトが回転すると、第1カム従動節はこのシャフトと共に回転し、そして第
1非線形面は、第1アームがシャフトの長手軸に沿って移動するように、第1カ
ム従動節をシャフトの長手軸に沿って移動させ、そして、シャフトが回転すると
、第2カム従動節はこのシャフトと共に回転し、そして第2非線形面は、第2ア
ームがシャフトの長手軸に沿って、第1アームの長手軸方向と反対に移動するよ
うに、第2カム従動節をシャフトの長手軸に沿って移動させ、その結果、第1ア
ームにより収容されるディスクは、第1方向に傾き、そして第2アームにより収
容されるディスクは、逆の第2方向に傾き、そして隣接したディスクは、周期的
に互いに傾けられ、小骨をつかむための寸法のディスクの周縁に、つまみポイン
トを形成し、そして、互いに離れるように傾けられ、その結果、隣接したディス
クの周縁は間隔を空けられる。
【0018】 本発明を実施するための1つの方法は、切身を複数のディスクのスタック上に
配置し、各ディスクは、中心およびこの中心を囲む周縁を有し、これらのディス
クのスタックは、これらのディスクの中心を通って伸長する長手軸を有し、ここ
で、このスタックにおける複数の隣接したディスクの周縁は、様々な間隔で互い
に離され、この中で、複数の2つの隣接したディスクを隔てる最も短い距離は、
小骨の幅未満であり、そして、これらのディスクのスタックおよび切り身を互い
に関して動かし、その結果、小骨がこのスタック中の複数の2つの隣接したディ
スクの中間に配置され、そして小骨が複数の各2つの隣接するディスクの部分を
係合した場合、それによって除去され、この隣接するディスクの間隔は小骨の幅
より狭く、ディスクのスタックと小骨との間に相対運動が存在することを、必要
とする。
【0019】 (発明の詳細な説明) 本発明は、その多数の改変および変更が当業者に明らかであるので、例示する
ことのみが意図される、以下の実施例においてより詳細に説明される。本明細書
および特許請求の範囲中で使用される「1つの(a)」は、これが使用される文
脈に基づいて1つ以上を意味する。ここで好ましい実施態様が、図面を参照して
記載され、ここで、各々の図面にわたって、同一の数字は同一の部分を表す。
【0020】 プロセスを開始するために、魚は内臓をとられ、断頭される。次いで、機器ま
たは操作者は、骨に切り込むことなく、できるだけ脊柱に接近して長手軸方向に
切断し、切身上に肉の最大量を残す。しかし、長手軸方向切断はまた、肋骨から
小骨を切断し、その結果、小骨は切身内に残る。
【0021】 図1〜7を一般に参照して、本発明は、切身F中に残る小骨(図示せず)を除
去するための方法および装置10を含む。好ましい実施態様は、互いに関して整
列され配置される複数のディスク20を使用し、ここで、相対運動は、切身Fと
ディスク20との間に存在する。ディスク20は小骨を係合し、保持し、そして
それらの間の相対運動によって小骨が切身Fから抜かれる。
【0022】 各ディスク20は、中心22、中心22に外接する周縁24、第1側部26、
および反対の第2側部28を有する。ディスク20は、好ましくは、耐腐食性の
バネにより調節されるシートメタルから形成されるが、任意の適切な材料から形
成され得る。ディスク20は、平面図(plan view)において、すなわ
ち、ディスク20が水平方向に配置される場合に、すぐ上または下から第1側部
26または第2側部28を見て、実質的に円状である。ディスク20はまた、周
縁24の反対部分から、ディスク20の中心22を通って広がる直径を有する。
現在好ましい実施態様において、この直径は、2インチと10インチとの間であ
る。ディスク20の形状が平面図で円形でない(例えば、楕円形)である場合、
直径は断面積を用いて算出される「有効」直径である。すなわち、 D=4×(A/π)0.5=2.26×(A)0.5 であり、ここで、Dは有効直径であり、Aは断面積であり、そしてπは定数パイ
である。
【0023】 各ディスク20の第1側部26および第2側部28は、平面でないか、または
実質的に平面であり得る。図1は、本発明の第1の実施態様において使用される
非平面ディスク20を示す。より詳細には、第1側部26および第2側部28が
水平に配置される場合、各ディスク20の周縁24は非平面であり、波状パター
ンを形成する。対照的に、コンパクトディスクは、実質的に平面であり、そして
直線の周縁を有する。ディスク20は通常、プレスされ、それらのそれぞれの周
縁24において形成される波を呈する。
【0024】 なお図1を参照して、ディスク20の周縁24は、複数の上向きに配置された
セクション30、複数の下向きに配置されたセクション32、および周縁24中
の複数の接続セクション34を形成し、この接続セクション34は、上向きに配
置されたセクション30と複数の下向きに配置されたセクション32とを接続す
る。上向きに配置されたセクション30および下向きに配置されたセクション3
2は、ディスク20の周縁24の周りで逐次互い違いである。周縁24の上向き
に配置されたセクション30は、互いに実質的に同一平面にあり、そして下向き
に配置されたセクション32はまた、互いに実質的に同一平面にある。従って、
接続セクション34は、上向きに配置されたセクション30および複数の下向き
に配置されたセクション32に対して非平行角で配置される。従って、図1に示
されるように水平面上に配置される場合、ディスク20は、その周縁24の3つ
の等しく間隔を空けられた部分からなり、これは下向きに配置されたセクション
32であり、そして3つの対向する等しく間隔を空けられた部分が上向きに伸び
ており、これは上向きに配置されたセクション30である。
【0025】 当業者は、他のパターンの波状周縁24が使用され得る(例えば、正弦パター
ン、四角ステップパターン(squared step pattern)など
)ことを理解する。
【0026】 ここで図2を参照して、本発明の第1の実施態様は、複数の非平面ディスク2
0を利用し、スタック40を形成する。詳細には、この実施態様は、互いに関し
てディスク20を位置決めし、スタック40を形成するための手段を包含する。
ディスク20のそれぞれの中心22は、互いに実質的に直線的に配列され、その
結果、スタック40は、ディスク20のそれぞれの中心22を通って伸びる長手
軸LAを有する。また、ディスク20のそれぞれの直径は、好ましくは同じであ
る。
【0027】 スタック40内において隣接するディスク20の周縁24は、異なる距離で互
いに分離されている。2つの隣接するディスク20の周縁24を分離する最も接
近している距離は、切身Fにおける小骨の幅より狭い。好ましくは、隣接するデ
ィスク20の各々の周縁24の部分は、互いに接触しており、これは明らかに、
スタック40における2つの隣接するディスク20の周縁24を分離する最も接
近した距離である。ディスク20の周縁24の接触部分は、「つまみポイント」
42として公知である。隙間44は、放射状に分離したつまみポイント42の間
に存在し、ここで隣接するディスク20の各々の周縁24は1つのつまみポイン
ト42で互いに接触し、互いに湾曲して離れ、隙間44を形成し、再度収束し、
別のつまみポイント42を形成する。好ましくは、隙間44を形成する隣接する
ディスク20の周縁24の分離距離は、最小で、切身Fにおける小骨の幅の少な
くとも2倍である。現在好ましい実施態様において、放射状に広がる隙間44の
最も幅の広い部分は、約0.125インチである。
【0028】 さらに、図2を参照し、スタック40のディスク20のうち1枚を第1ディス
ク46とみなし得、そして、隣接するディスクを第2ディスク48とみなし得る
。第1ディスク46の周縁24で下向きに配置したセクション32の各々は、第
2ディスク48の周縁24でそれぞれ上向きに配置した1つのセクションと重ね
合わされ、かつ、接触し、つまみポイント42を形成する。関連して、第1ディ
スク46で上向きに配置したセクション30の各々は、第2ディスク48でそれ
ぞれ下向きに配置した1つのセクションに合わせ、かつ、これと間隔を空けて配
置され、放射状に拡大する、隙間44で最も広い部分を形成する。
【0029】 あるいは、本発明の第2の実施態様に関して図3に示されるように、スタック
40のディスク20は、各々が実質的に平面である。平面ディスクに関して、デ
ィスク20の側部が、長手軸LAに沿って隣接するディスクの側部と平行に配置
して整列され得る。この配置において、スタック40の2枚の隣接するディスク
の側部は実質的に、互いに平行であるが、傾けられ得、その結果、スタック40
の2枚の隣接するディスクの側部が互いに向かって動かされ、以下に記載される
ような単一のつまみポイントを形成し得る。
【0030】 好ましくは、種々の構造が、互いに相対してディスクを配置するために使用さ
れ、スタック40を形成する。この構造は、ディスク20が非平面であるか、ま
たは、平面であるかに依存する。ここで、互いに相対した非平面ディスク20を
配置し、スタック40を形成するための手段に取り組むために、図2を参照し、
各ディスク20の中心22は好ましくは、そこを通過する開口36を規定する。
定常位置決め手段は、シャフト(図示せず)を備え、このシャフトは、各ディス
ク20の開口36によって、相補的に受容かつ配置されるような大きさの円周を
有し、その結果、このシャフトがスタック40の長手軸LAに沿って配置される
。より好ましくは、各ディスク20の開口36が、さらにキー溝38を規定し、
そして、このシャフトにキー溝をつけ(spline)、開口36のキー溝38
に相補的に受容されるようにする。従って、キー溝38とスプラインの境界によ
って、シャフトとスタック40のディスク20との間の相対的な回転運動が防止
される。図2は、整列したディスク20を示し、これは、つまみポイント42お
よび隙間44の交互パターンを形成するキー溝を付けたシャフト上で組み立てら
れる。また、定常位置決め手段は、スタック40の各ディスク20間で適切なス
ぺサー(図示せず)を備え得、所望の軸伸長を提供する。シャフト上でのディス
ク20とスぺーサーの組み立ては、任意の適切な長さを有し得る。現在好ましい
第1の実施態様において、各スタック40は、1つの直線基部につき約132枚
のディスクを備え、これらは魚の大きさに依存する。
【0031】 第2の実施態様において、互いに相対する平面ディスク20を配置し、スタッ
ク40を形成する手段は、種々の構造を有する。図3に示されるように、配置手
段50は、シャフト52を有し、このシャフト52が、各ディスク20の開口3
6によって、相補的に受容され、かつ、配置されるべき大きさの円周を有し、そ
の結果、シャフトがスタック40の長手軸LAに沿って配置される。シャフト5
2は第1端部52aおよび第2端部52bを有する。さらに、シャフト52は複
数の凹部54を規定し、各凹部は一対のアーム56aおよび56bを受容する大
きさである。一対より多いアームがシャフト52によって受容され得る。図3に
示される第2の実施態様に関して、四(4)対のアームが使用され得る。明らか
に、各凹部54が一対のアーム56a、56bを受容する必要はなく、この凹部
が1本のアームのみを受容することができる。1本より多いアームが使用される
場合、それらのアームは実質的に、互いの形状に類似している。
【0032】 第1アーム56aは、本体部分58および歯の部分60を有する。第1アーム
56aの本体部分58は、凹部54によって、相補的に受容されかつ配置される
大きさであり、その結果、シャフト52が回転する場合、第1アーム56aがシ
ャフト52と共に同様に回転する。歯の部分60は、その中にディスク46の1
つのキー溝38を相補的に受容する大きさである。図4に示されるように、この
実施態様において、キー溝38は、第1スロット38aおよび第2スロット38
bを備えた階段構造を有する。各アームの歯の部分は、2本のアーム56a、5
6bがキー溝38内で両方とも受容される場合、第1アーム56aがスロット3
8a内に受容され、第2アーム56bがスロット38b内に受容されるような大
きさである。
【0033】 図3に戻って参照し、各アーム56a、56bの歯の部分60は、間隔を空け
て配置した複数の歯64を備え、これらの歯が各隣接するペアの歯64の間で溝
62を規定する。各溝62は、歯の部分60とキー溝の境界を介するディスク2
0のうち1枚を受容するような大きさである。ディスク、すなわちディスク46
が溝62内に受容されるとき、ディスク46の対向する側部の各々が、溝62に
隣接する2つの歯64と接触する。従って、歯64はスペーサーとして機能し、
互いに適切な、相対的な軸上での分離を伴う適切な軸の位置において、スタック
40のディスク20を配置する。それ故、キー溝38および歯の部分60の境界
が、相対的な回転運動ならびに相対的な横方向運動を、シャフト52とスタック
40のディスク20との間で防止する。また、スタック40のディスク20の総
数は、必要に応じて容易に調節され得る。図3の第2の実施態様に関して、各ス
タック40は約86枚のディスクを備える。
【0034】 好ましくは、第1アーム56aおよび第2アーム56bを対で、スタック40
のディスク20を保持するために働かせる。図4に示されるように、各ディスク
20は、4個のキー溝38を有する。単一のキー溝38に焦点を当てると、ディ
スク46は、キー溝38のスロット38bを介して、第1アーム56aの溝62
によって受容される。ディスク48(ディスク46に隣接する)は、4個のキー
溝38の各々において、ディスク46とは逆のスロット38a,38bの位置を
有する。ディスク48の側部は、スロット38aを介して、第2アーム56bの
溝62によって受容される。従って、ディスク46および48の単一のキー溝3
8に対して、第1アーム56aは、対応するスロットがより高いので、歯64で
ディスク46と係合し、かつディスク48と接触せず、そして、第2アーム56
bは、この歯でディスク48と係合し、かつディスク46と接触しない。このパ
ターンを、長手軸LAに沿って繰り返し、これにより各アーム56a,56bを
スタック40の他のすべてのディスク20と係合させることにより、ノッチのパ
ターンを提供する。明らかに、シャフト52ならびに第1アーム56aおよび第
2アーム56bによって提供されるこの係合機構は、少しの改変でスタック40
を形成するように、互いに関連して、図1および2に示される非平面のディスク
20を位置づけるために使用され得る。
【0035】 2個の定常第1カム66aおよび定常第2カム66bは、第1カム従動節68
aおよび第2カム従動節68bを有するシャフト52の第1端部52a付近に配
置される。同様に、2個の類似の定常第3カム66cおよび定常第4カム66d
(図示せず)、ならびに第3カム従動節68cおよび第4カム従動節68dは、
シャフト52の第2端部52b付近に配置される。この第1カム66aおよび第
2カム66bは、非直線表面69aを規定し、そして第3カム66cおよび第4
カム66dはまた、類似の非直線表面を規定する(図示せず)。第1カム従動節
68aおよび第2カム従動節68bをシャフト52に接続させ、そして非直線表
面69aで連結させる。従って、この第1カム従動節68aおよび第2カム従動
節68bは、シャフト52によって回転され、そして非直線表面69a(定常的
に、シャフト52に外接した状態で配置される)と接触される場合、長手軸LA
に沿って、戻ったり前進したりする。同様に、第3カム従動節68cおよび第4
カム従動節68dは、第3カム66cおよび第4カム66dによって形成される
非直線表面で連結し、そしてまた、これらがシャフト52によって回転される場
合、長手軸に沿って移動する。各カム従動節はまた、1個のアームに係合する(
例えば、カム従動節68bはアーム56aに係合し、一方でカム従動節68dは
アーム56bに係合する)。カム従動節68bおよびカム従動節68dは、シャ
フト52の反対の端部に配置されるので、これらは、反対の方向に動く。よって
、このシャフト52が、回転する場合、第2カム従動節68bにより、アーム5
6aが長手軸LAに沿って、同時に動かされ、第4カム従動節68dにより、ア
ーム56bが長手軸LA(しかし、アーム位56aの軸または長手軸の動きと反
対の方向)に沿ってまた、動かされ得る。その結果、ディスクは、第1方向(例
えば、左)にアーム56a傾斜によって受容され、そしてこのディスクは、第1
方向とは反対の第2方向(例えば、右)にアーム56b傾斜によって受容される
。よって、2個の隣接ディスクは、互いに関して傾き、湾曲し、そして小骨をつ
かむためにディスクの周縁につまみポイントを形成する。シャフト52を回転し
続けると、アーム56a、56bの相対的な動きによって、2個の隣接ディスク
が反対の方向に傾けられ、従って、この2個のディスクは、互いに解放され分離
され、そしてつまみポイントは、もはや存在しなくなる。複数のアームが、シャ
フト52による完全な回数の回転の間に、より多くのつまみポイントを形成する
ために利用され得る。図3および4に示される実施態様において、4組のアーム
がディスク20と係合する。あるいは、アームは、異なるキー溝に別個に導入さ
れ得る。
【0036】 切身Fから小骨を除去するために、ここで図5〜7を参照すると、本発明は、
切身Fとディスク20のスタック40との間に相対的な動きを生じるための手段
を含む。概観すると、切身Fは、スタック40に隣接して配置され、そして小骨
の一部分は、スタック40の2個の隣接するディスク20の周縁24の間の1つ
の隙間44に配置される。切身Fおよびディスク20のスタック40は、互いに
相対的に動くので、この小骨は、骨とつまみポイント42が互いにより接近して
動くように、隙間44の一部で挟まれる。切身Fおよび小骨を取り外し可能に保
持する周縁24の一部が、互いから分離するので、さらなる相対的な動きにより
、挟まれた小骨が、切身Fから引き抜かれる。結果として、小骨の除去は、切身
Fから肉を除去することまたは見かけの悪い外観となることなしで行われる。
【0037】 ここで図5を参照すると、この中でスタック40は、非平面のディスク20で
形成される。そして図6を参照すると、この中でスタック40は、平面ディスク
20で形成され、好ましい相対的な動きを生じる手段は、切身Fが、ディスク2
0のスタック40を通過するような第1方向FDに切身Fを動かすための手段、
および長手軸LAの周りのディスク20のスタック40を回転させるための手段
を含む。この回転手段は、モーター(図示せず)、またはスタック40のシャフ
ト52が連結される回転出力を生じるようなものであり得る。
【0038】 本発明の1つの実施態様における移動手段は、2つの長手軸方向に伸長するエ
ンドレスベルト70を備え、ここで、エンドレスベルト70のそれぞれは、第1
方向FDで動く最上表面72を備える。エンドレスベルト70は、空間的に離れ
た関係で長手軸方向に連続して整列し、そしてディスク20の回転スタック40
は、2つのエンドレスベルト70の間に配置されるので、スタック40の長手軸
LAは、第1方向FDに対して実質的に垂直に向く。好ましくは、切身Fがスタ
ック40の上に配置される場合、切身Fに接触するディスク20の周縁24の一
部はまた、第1方向FDに動く。
【0039】 ここで、図5を参照すると、スタック40は、インフィードテーブル80とア
ウトフィードテーブル82との間に位置する。インフィードテーブル80および
アウトフィードテーブル82は、異なる形態を取り得、一体化され得る。このよ
うなテーブルの1つは、部分的に図6に示される。図5と6とを両方参照すると
、それぞれのテーブル80、82の上部表面88は、ディスク20の周縁24の
上部の少し下に配置され、従って、切身Fのより下側Lが回転スタック40のデ
ィスク20の周縁24の一部分と接触する。インフィードテーブル80およびア
ウトフィードテーブル82の縁部84は、好ましくは、ディスク20の周縁24
に隣接して近くに位置されるように輪郭をなす。上部表面88およびアウトフィ
ードテーブル82輪郭表面は、角端部86を形成する。
【0040】 本発明は、好ましくは、切身Fから小骨を伸長するための手段をさらに含む。
伸長手段は、セグメント92およびこのセグメント92に載備されるホイール9
0を備える浮き供給ローラー90を含む。セグメント92は、第1端部94およ
び対向する第2の端部96を備える。セグメント92の第1端部94は、フレー
ム98または他の種類の支持体に旋回可能に接続され、セグメント92の第2端
部96の上に配置される。
【0041】 ホイール100は、セグメント92の第2の端部96に回転可能に接続され、
外周102を有し、この外周102は、第1方向FDに動く場合に、切身Fの上
側Uの上を転がるのに適している。1つのホイール100は、図5および6に示
されるように、回転スタック40の各々の上に配置される。従って、ホイール1
00は、切身Fにその上側U上で接触し、スタック40のディスク20の周縁2
4は、同時に切身Fの下側Lと接触する。ホイール100は、上側U上に軽い圧
力を付与し、これによって、小骨が下側Lから伸長させられ、切身Fから少し下
向きに突出する。ホイール100から下向きに及ぼされる力は、魚の大きさに依
存して、約1〜4ポンドである。
【0042】 切身Fの下側Lから突出する小骨の部分は、回転スタック40の隣接ディスク
20の隙間44に伸長する。小骨の突出端部は、アウトフィードテーブル82の
角端部86によって、接近するつまみポイント42から離れた位置に逸らされる
ことから妨げられる。すなわち、小骨の部分は、アウトフィードテーブル82の
角端部86と、2つのディスク20の間のつまみポイントとの間に挟まれる。ス
タック40の回転運動によって、2つの隣接ディスク20の周縁24の間の分離
が減少し、小骨の伸長部分がつかまれる。アウトフィードテーブル82の角端部
86は、切身Fを支持し、小骨と共に回転シャフトの周りで切身Fが運ばれるこ
とを妨げる。従って、回転スタック40の引っ張り力が切身F中に小骨を保持す
る抵抗力を超えるので、つかまれた小骨は切身Fから去される。
【0043】 除去された小骨は、スタック40が回転する時、2つのディスク20の周縁2
4の間に残る。除去された小骨およびいくらかの残りの肉は、隙間中に留まって
蓄積し得、これはディスクが非平面であれ平面であれ、除去されていない小骨を
捕まえるための隙間の利用可能な空間を減少し得、従って操作の効率を減少させ
る。上で議論された第2の実施態様においてさえ、平面ディスクは、「永久的な
」つまみポイントを形成せず、ディスクがお互いに離れる場合に、除去された小
骨は、ただ落ちて離れ、残りの肉は、なおディスクの表面を覆う。除去された小
骨および残りの肉を処理するために、本発明は、さらに切身Fから抜き取られ、
そしてスタック40の2つの隣接するディスク20の周縁24の間で保持される
、小骨を除去する手段を有する。好ましい実施態様は、スタック40のディスク
20の周縁24に向けられた振動洗浄アセンブリ110のノズル112からの高
圧の水噴射(water blast)である。水は、つまみポイント42から
隙間44のより広い部分に、小骨を押し離す。従って、振動水ジェットは、小骨
がディスク20の間にもはやきつくつかまれないで、そして次いで小骨が骨にあ
たる水の力、重力または遠心力の結果としてスタック40から分離するように、
小骨を動かす。高圧の水噴射はまた、切身Fの下側Lからスタック40のディス
ク20の周縁24上に移された、任意の他の残りの物質を除去する。除去手段の
他の実施態様は、減圧(図示せず)または除去を容易にするためにディスク間に
延びる物理的な手段などが使用され得る。
【0044】 ディスク20の回転スタック40、インフィードテーブル80およびアウトフ
ィードテーブル82、浮き供給ローラー90、ならびに振動洗浄アセンブリ11
0の開示した構成は、連続した回数繰り返され、これによって切身Fの引きプロ
セスを適切な回数行い、切身Fの全ての骨を確実に除去する。ディスク20の回
転スタック40の、連続して整列したもののいくつかは、好ましくは互いに横方
向にずれており、小骨がディスク20の周縁24の端部と常に接触して2つのデ
ィスク20の間の隙間44に決して配置されない可能性を防止する。さらに、図
7に示すように、異なる大きさのディスクを用いるスタックが、魚の切身Fの異
なる部分から小骨を除去するように、連続的に整列され得る。また、好ましい実
施態様においては、多数の切身が、構成要素の配置を通して連続的に供給される
【0045】 多数の改変が、本発明の意図の内でなされ得る。例えば、このプロセスは、ア
ウトフィードテーブルを使用せずに実施され得るが、小骨がつまみポイント42
の経路から逸れ、つかまれないという問題が生じ得る。あるいは、スタック40
を静止したままにして、切身Fをスタック40上を移動させること、または、ス
タック40を、切身Fがスタック40上を移動するのとは反対の方向に回転させ
ることが、可能である。
【0046】 さらに別の代替は、スタック40を加工システムから独立させて使用すること
である。この実施態様においては、平面状ではないディスクを用いてスタック4
0を形成するのが好ましい。使用において、スタック40は移動可能な回転手段
に接続され得、この手段が、回転出力(手動型の変速電気ドリルなど)を発生し
、ここで操作者が、回転スタック40を切身Fの長さに沿って手動で移動させる
。この代替の利点はコストがより低いことであり、これによって個人の漁師が本
発明の利点を享受することが可能となる。
【0047】 本発明を、そのある実施態様の特定の詳細を参照して記載したが、このような
詳細が、添付の特許請求の範囲に含まれる場合およびその範囲までを除き、本発
明の範囲を限定するとみなされるべきであることは、意図されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施態様と共に使用される1つのディスクの側面図で
ある。
【図2】 図2は、第1の実施態様の、ディスク(この1つは、図1で示される)のスタ
ックの前面斜視図であり、ここで、隙間およびつまみポイントはこのスタック中
の隣接したディスクの周縁の間に形成される。
【図3】 図3は、第2の実施態様のディスクのスタックの前面斜視図であり、ここで、
ディスクは実質的に平面であり、これらのディスクの側面は平行配置で並べられ
る。
【図4】 図4は、図3に示された第2の実施態様において使用される1つのディスクの
上面図である。
【図5】 図5は、各々が図2に示されたディスクの1つのスタックを使用する、複数の
連続して並べられた小骨除去ステーションの側面図である。
【図6】 図6は、各々が図3で示されたディスクの1つのスタックを使用する、複数の
連続して並べられた小骨除去ステーションの側面図である。
【図7】 図7は、図6の代替の実施態様の上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小骨除去装置であって、以下: a.複数のディスクであって、各ディスクが、中心、該中心を囲む周縁、直径
    、第1側部、および対向する第2側部を有し、ここで該各ディスクの該直径が、
    実質的に同一寸法である、ディスク; b.該ディスクを互いに位置決めする手段であって、これによって該ディスク
    の各々の該中心が実質的に直線状に整列して、該ディスクのスタックを形成し、
    該スタックが、その中心を通って延びる長手軸を有し、ここで該スタックにおい
    て隣接する該複数のディスクが、異なる距離で互いから離されており、ここで隣
    接する2つのディスクの該周縁を離す最も近い距離が、小骨の幅より小さい、手
    段;および c.該ディスクのスタックを、該スタックの該長手軸の周りで回転させるため
    の手段、 を備える、小骨除去装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクの平面図が実質的に円形であり、そして各ディ
    スクの前記第1側部および前記第2側部が平面状ではない、請求項1に記載の小
    骨除去装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクの平面図が実質的に円形であり、そして各ディ
    スクの前記第1側部および前記第2側部が平面状である、請求項1に記載の小骨
    除去装置。
  4. 【請求項4】 前記スタックにおいて隣接する2つのディスクの前記周縁を
    離す前記最も近い距離が、該隣接するディスクの該周縁が互いに接触する位置で
    ある、請求項1に記載の小骨除去装置。
  5. 【請求項5】 前記スタックにおける前記隣接するディスクの各々の前記周
    縁の少なくとも一部が、前記小骨の幅の少なくとも2倍の距離だけ互いに間隔を
    空けている、請求項1に記載の小骨除去装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスクの前記中心が、それを通る開口を規定し、 ここで、前記位置決めする手段がシャフトを有し、該シャフトの円周が、各デ
    ィスクの該開口により相補的に受容され、かつそれを通って配置される、大きさ
    であり、これによって該シャフトが前記スタックの前記長手軸に沿って配置され
    る、 請求項1に記載の小骨除去装置。
  7. 【請求項7】 前記各ディスクの前記開口が少なくとも1つのキー溝をさら
    に規定し、そして前記シャフトが該開口の該キー溝中に相補的に受容されるよう
    にスプラインを付けられ、その結果該キー溝と該スプラインとの相互作用が、前
    記スタックにおける該シャフトと該ディスクとの間の相対的な回転運動を防止す
    る、請求項6に記載の小骨除去装置。
  8. 【請求項8】 前記各ディスクの中心がそこを通る開口を規定し、そして ここで、前記位置決めする手段が以下: a.第1端部、第2端部、少なくとも1つの凹部、および各ディスクの該開口
    により相補的に受容され、そしてそこを通って配置されるようなサイズにされた
    円周を有するシャフトであって、そのために該シャフトが前記スタックの長手軸
    に沿って配置される、シャフト、および b.第1アームおよび第2アームであって、各アームは本体および複数の間隔
    を空けた歯を有し、該歯は各隣接する歯の対の間に溝を規定する、アーム、 を具備し、 ここで、該各アームの本体は該シャフトの該凹部の中に相補的に受容され、そ
    のために各アームは、該シャフトが回転するにつれて該シャフトとともに回転し
    、ここで、各溝は1つの該ディスクの該周縁の一部を受容するようなサイズにさ
    れ、そしてここで、該歯は該ディスクの該スタックの該長手軸に沿って該隣接す
    るディスクを分離するようなサイズにされる、 請求項1に記載の小骨除去装置。
  9. 【請求項9】 前記各ディスクの前記開口が第1スロットおよび第2スロッ
    トを有する少なくとも1つのキー溝をさらに規定し、そしてここで、前記第1ア
    ームおよび前記第2アームの前記歯は、該開口の該キー溝の該第1スロットおよ
    び該第2スロットのうちの1つの中で相補的に受容されるようなサイズにされ、
    そのために該キー溝と該歯の係合が、前記スタックにおける前記シャフトと該デ
    ィスクとの間の相対的な回転運動を防止し、そして該シャフトが回転するにつれ
    て、該ディスクが該シャフトとともに回転を引き起こす、請求項8に記載の小骨
    除去装置。
  10. 【請求項10】 前記位置決めする手段が以下: a.第1非線形表面を規定する前記シャフトの前記第1端部に隣接して配置さ
    れた第1カムおよび第2カム、 b.第2非線形表面を規定する前記シャフトの前記第2端部に隣接して配置さ
    れた第3カムおよび第4カム、 c.該第1非線形表面と接触状態にある第1カム従動節であって、ここで、該
    第1カム従動節は該シャフトの凹部の中で、その中に受容される前記第1アーム
    と係合するように受容される、第1カム従動節、 d.該第2非線形表面と接触状態にある第2カム従動節であって、ここで、該
    第2カム従動節は該シャフトの凹部の中で、その中に受容される前記第2アーム
    と係合するように受容される、第2カム従動節、 をさらに具備し、 ここで、該第1カム従動節は、該シャフトが回転するにつれて該シャフトとと
    もに回転し、そして該第1非線形表面は、該第1アームを該シャフトの該長手軸
    に沿って移動させるにつれて、該第1カム従動節を該シャフトの前記長手軸に沿
    って移動させ、そして該第2カム従動節は、該シャフトが回転するにつれて該シ
    ャフトとともに回転し、そして該第2非線形表面は、該第2アームを該第1アー
    ムの長手方向運動と反対の方向で該シャフトの該長手軸に沿って移動させるため
    に、該第2カム従動節を該シャフトの前記長手軸に沿って移動させ、そのために
    第1方向に対して傾いた該第1アームにより受容されたディスク、および反対の
    第2方向に対して傾いた該第2アームにより受容されたディスクおよび隣接する
    ディスクは互いに向かって周期的に傾き、小骨を把持しそして互いから離して傾
    けるようなサイズのディスクの周縁でつまみポイントを形成し、そのために該隣
    接するディスクの該周縁は間隔を空けられる、 請求項8に記載の小骨除去装置。
  11. 【請求項11】 2つの隣接するディスクの周縁の間に配置された小骨を除
    去するための手段をさらに具備する、請求項1に記載の小骨除去装置。
  12. 【請求項12】 上側および下側を有する切身から該小骨を伸ばすための手
    段をさらに備える、請求項1に記載の小骨除去装置。
  13. 【請求項13】 前記伸ばす手段が、浮き供給ローラーを具備し、該供給ロ
    ーラーは以下、 a.フレーム、 b.該フレームに旋回可能に接続された第1端部、および反対側の第2端部を
    有するセグメントであって、ここで、該セグメントの該第1端部が該第2端部の
    上に配置される、セグメント、および、 c.該セグメントの該第2端部に回転可能に接続され、そして前記切身の上側
    の上で転がるように適合された外周を有するホイールであって、ここで、該ホイ
    ールと該切身との間の接触が小骨をその下側から伸長させる、ホイール、 を備える、 請求項12に記載の小骨除去装置。
  14. 【請求項14】 その第1側部および第2側部が水平に配置されるとき、各
    ディスクの周縁が波状パターンを形成する、請求項1に記載の小骨除去装置。
  15. 【請求項15】 各ディスクの周縁が複数の上向きに配置されたセクション
    、複数の下向きに配置されたセクション、および該ディスクの周縁で順次交替す
    る上向きおよび下向きに配置されたセクションを接続する複数の接続セクション
    を形成し、ここで該上向きに配置されたセクションが互いにほぼ同一平面であり
    、該下向きに配置されたセクションが互いにほぼ同一平面であり、そして該接続
    セクションが該上向きおよび下向きに配置されたセクションに対して非平行角度
    で配置される、請求項14に記載の小骨除去装置。
  16. 【請求項16】 前記ディスクのスタックが、第1ディスクおよび隣接する第
    2ディスクを含み、そして ここで、該第1ディスクの周縁の各下向きに配置されたセクションが、該第2
    ディスクの周縁の1つの各上向きに配置されたセクションと整列(in reg
    istry with)して接触し、該各第1ディスクの上向きに配置されたセ
    クションが、該第2ディスクの1つの各下向きに配置されたセクションと整列し
    、そして該下向きに配置されたセクションから間隔が空けられる、請求項15に
    記載の小骨除去装置。
  17. 【請求項17】 以下の組み合わせ: a.上側および下側およびその中に少なくとも1つの小骨を有する切身; b.複数のディスクであって、各ディスクが中心、該中心を囲む周縁、直径、
    第1側部、および対向する第2側部を有し、ここで各該ディスクの直径がほぼ同
    じ寸法である、ディスク; c.該ディスクを互いに対して配置する手段であって、各該ディスクの中心が
    ほぼ直線状に整列されて該ディスクのスタックを形成し、該スタックが、その中
    心を通って延びる長手軸を有し、ここで、該スタック中の隣接するディスクの周
    縁が互いに異なる距離で分離され、該2つの隣接するディスクの周縁を分離する
    最も近い距離が該切身の小骨の幅より小さい、手段;および d.前記切身および前記ディスクのスタックの間で相対運動を生成する手段で
    あって、それにより該切身が該ディスクのスタックに隣接して通過し、そしてそ
    れにより小骨の部分が、該スタック中の2つの隣接する周縁を介して横切る、手
    段。
  18. 【請求項18】 前記相対運動を生成する手段が、以下: a.前記切身を第1方向に動かし、該切身が該ディスクのスタックを越えて通
    過するようにする手段;および b.該ディスクのスタックを該スタックの長手軸の周りに回転させ、それによ
    り、該切身が該スタックを覆って配置されるとき、該切身に隣接する該ディスク
    の周縁の一部が、前記第1方向に動くようにする、手段、を備える、請求項17
    に記載の組み合わせ。
  19. 【請求項19】 前記動かす手段が、2つの長手に延びるエンドレスベルト
    を備え、ここで該エンドレスベルトの各々が、前記第1方向へ動く最上表面を有
    し、ここで該エンドレスベルトが長手におよび順次に間隔を空けられた関係で整
    列し、そして前記回転するディスクのスタックが該2つのエンドレスベルトの間
    に配置され、その中で該スタックの長手軸が該第1方向に対してほぼ垂直に配向
    される、請求項18に記載の組み合わせ。
  20. 【請求項20】 浮き供給ローラーをさらに備え、該供給ローラーが以下: a.フレーム; b.該フレームに旋回的に接続される第1端部および対向する第2端部を有す
    るセグメントであって、ここで該セグメントの第1端部が該第2端部の上に配置
    される、セグメント;および c.前記ディスクのスタックを覆って配置されるホイールであって、該セグメ
    ントの第2端部に旋回可能に接続され、そして前記切身が前記第1方向に動くと
    き該切身の上側を転がるように適合された外周を有し、ここで該ホイールと該切
    身との間の接触により該小骨がその下側から延びる、ホイール、を備える、請求
    項17に記載の組み合わせ。
  21. 【請求項21】 各ディスクの前記第1側部および第2側部が水平に配置さ
    れる際に、各ディスクの前記外周が波状のパターンを形成する、請求項17に記
    載の組み合わせ。
  22. 【請求項22】 各ディスクの前記外周が実質的に円形である、請求項17
    に記載の組み合わせ。
  23. 【請求項23】 小骨除去装置であって、以下: a.複数のディスクであって、各ディスクが中心、外周、および開口を有し、
    該開口はその中にキー溝を有し、ここで、該キー溝は、互いに接続している第1
    のスロットおよび第2のスロットを有する、ディスク; b.シャフトであって、第1端部、第2端部、複数の凹部、および長手軸を有
    する、シャフト; c.第1カムおよび第2カムであって、第1非線形表面を規定する該シャフト
    の該第1端部に隣接して配置される、第1カムおよび第2カム; d.第3カムおよび第4カムであって、第2非線形表面を規定する該シャフト
    の第2端部に隣接して配置される、第3カムおよび第4カム; e.第1アームであって、該第1アームが、本体および間隔を空けた複数の歯
    を有し、該間隔を空けた複数の歯が、歯の各隣接した組の間の溝を規定し、各溝
    がディスクを受け取るような大きさにされ、ここで、該第1アームが該シャフト
    の該凹部の1つ内に受け取られ、そして該ディスクのキー溝の該第1スロットを
    通して該ディスクを係合し、その結果、該第1アームが該シャフトと共に回転し
    、そして該ディスクが同時に回転する、第1アーム; f.第2アームであって、該第2アームが、本体および間隔を空けた複数の歯
    を有し、該間隔を空けた複数の歯が、歯の各隣接した組の間の溝を規定し、各溝
    がディスクを受け取るような大きさにされ、ここで、該第2アームが該シャフト
    の該凹部の1つ内に受け取られ、そして該ディスクのキー溝の該第2スロットを
    通して該ディスクを係合し、その結果、該第2アームが該シャフトと共に回転し
    、そして該ディスクが同時に回転する、第2アーム; g.第1カム従動節であって、該第1非線形表面および該第1アームを係合す
    る、第1カム従動節;および h.第2カム従動節であって、該第2非線形表面および該第2アームを係合す
    る、第2カム従動節; を備え、 ここで、該第1カム従動節が該シャフトが回転する際に該シャフトと共に回転
    し、そして、該第1非線形表面によって該第1カム従動節が該シャフトの該長手
    軸に沿って移動し、これによって該第1アームが該シャフトの該長手軸に沿って
    移動し、そして該シャフトが回転する際に該第2カム従動節が該シャフトと共に
    回転し、該第2非線形表面によって該第2カム従動節が該シャフトの該長手軸に
    沿って移動し、これによって、該第2アームが、該第1アームの該長手軸運動の
    反対方向に、該シャフトの該長手軸に沿って移動し、その結果、第1方向に対し
    て傾斜した該第1アームによって受け取られる該ディスク、ならびに反対の第2
    方向に対して傾斜した該第2アームによって受け取られる該ディスクおよび隣接
    したディスクが、互いに向かって周期的に傾斜して、小骨をつかむための大きさ
    の該ディスクの該外周にてつまみポイントを形成し、そして互いから離れて傾斜
    して、その結果、該隣接したディスクの該外周が間隔を空けて離れている、小骨
    除去装置。
  24. 【請求項24】 切り身から小骨を除去する方法であって、該小骨は幅を有
    し、該方法は、以下: a.該切身を複数のディスクのスタック上に配置する工程であって、各ディス
    クが中心および該中心を囲む外周を有し、該ディスクの該スタックが、該ディス
    クの該中心を通って延びている長手軸を有し、ここで、該スタック内の隣接した
    ディスクの該外周が異なる距離で互いから隔離されており、2つの隣接したディ
    スクの該外周を隔離する最短距離が該小骨の該幅未満である、工程;および b.該ディスクの該スタックおよび該切身を互いに対して移動させる工程であ
    って、その結果、該小骨が該スタック内の二つの隣接したディスクの該外周の中
    間に配置され、該小骨が該二つの隣接したディスクのそれぞれの外周の一部と係
    合する際に、該ディスクによって除去され、該二つの隣接したディスクの間の隔
    離が、該小骨の幅未満であり、そして相対的移動が該ディスクの該スタックと該
    小骨との間に存在する、工程、 を包含する、方法。
  25. 【請求項25】 前記移動させる工程が、以下: a.前記切身を第1の方向に移行させる工程であって、その結果該切身が前記
    ディスクの前記スタック上を通過する、工程;および b.該スタックの前記長手軸の周りに該ディスクの該スタックを回転させる工
    程、 を包含する、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記切身が前記ディスクの前記スタック上に配置される場
    合、該切身に隣接した該ディスクの前記外周の一部が前記第1方向に移動する、
    請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 さらに、前記切身が前記ディスクの前記スタック上を通過
    する場合、前記小骨を該切身から延ばす工程を包含する、請求項26に記載の方
    法。
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