JP2002502728A - リングバインダー機構 - Google Patents

リングバインダー機構

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JP2002502728A
JP2002502728A JP2000530376A JP2000530376A JP2002502728A JP 2002502728 A JP2002502728 A JP 2002502728A JP 2000530376 A JP2000530376 A JP 2000530376A JP 2000530376 A JP2000530376 A JP 2000530376A JP 2002502728 A JP2002502728 A JP 2002502728A
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JP2000530376A
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バウマン−アエビ,マンフレート
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ブレインウェイブ リミテッド
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    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F13/00Filing appliances with means for engaging perforations or slots
    • B42F13/16Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings
    • B42F13/20Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges
    • B42F13/22Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges in two sections engaging each other when closed

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純で、費用効果がある大規模生産を可能にするリングバインダー機構を提供する。 【解決手段】 少なくとも二つのリング部材(2、3)からなる二つのリングを備えたリングバインダー機構に関する。リング部材(2、3)は、パッド(1)に旋回可能に固定されているため、リング部材(2、3)の端部領域(9、10)は閉じた端部位置で互いに接触する。また、リング部材(2、3)はプラスチックから作られており、ヒンジ部材(11)手段によってパッド(1)に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リングバインダー機構に関し、特に少なくとも二つのリングを備え
たホルダーの一部として機能するリングバインダー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホルダーのリングバインダー機構としては種々の方法が採用されている
。 例えば、欧州で用いられる商業目的で利用可能なホルダーの場合には、二つの
堅い金属製クリップが用いられている。かかるクリップによれば、文章を含む頁
や、あるいは文章を含まない多くの頁を適切なホルダー内で保持することができ
る。 これらのほとんどのホルダーには、D字状リングが設けてあり、スプリングお
よびそれに関連したブラケットの付勢(助力)を伴う機構により開閉可能に構成
してある。したがって、概して、これらのD字状リングは、ホルダーの背面(ス
パイン)において配列されている。
【0003】 また、より少ない頁の量に対しては、2、3あるいは4個のリングを備える弾
性を利用したリングバインダー機構が用いられている。 すなわち、通常は金属で作られた堅いカバーの下に、二つの金属製ストリップ
が挿入され、これらは互いに平行に配列されるとともに、予め張力が与えられて
いる。そして、これらの金属製ストリップは、ハーフリングが相応して設けられ
た穴にリベットで止められている。したがって、開いたハーフリングに圧力を加
えることによって、それらを閉じることが可能となる。その場合、ハーフリング
により、二つの金属製ストリップは動かない中心部分を介して、閉じた状態での
第2の安定した位置へ移動することになる。 このようなリングバインダー機構に拠る方法では、文章を含む頁や、あるいは
文章を含まない多くの頁を、本の背(ブックスパイン)のようなカバー内に集め
ることができるとともに、必要されるたびごとに一頁づつ交換することも可能で
ある。また、金属製ストリップは基本的にレール状であり、したがって、そのレ
ール状の金属製ストリップは、ブックカバー上に止められた2以上のリングと共
にブックカバー内に止められることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような金属製のリングバインダー機構は高価であり、取り
扱いに苦労するという問題が見られた。 したがって、本発明の目的は、このような従来技術をもとに、序論で述べたタ
イプのリングバインダー機構を製造することであり、それは費用効果のある方法
で、かつより少ない原材料でリングバインダー機構を製造することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、各リングは、二つのリング部材を含み、これらのリング部材
はパッドに対して、旋回可能に止められており、リング部材は閉じられた端部位
置では、リング部材の端部領域は互いに接触している構造である。また、本発明
の目的は、リング部材がプラスチック材から作られ、ヒンジ部材を介してパッド
に止められる構造によって成し遂げられる。 また、リングバインダー機構をプラスチック材を用いて構成することによって
、特に射出成形されたプラスチック部材を用いることによって、ほとんど製造中
に組立が必要とされないという利点を得ることができる。すなわち、このように
製造することにより、リングバインダー機構を大量生産したとしても、製造自体
がかなり単純化されることになる。 また、本発明の別な態様においては、リングバインダー機構が一つの射出成形
されたプラスチック部分を含んでいることが好ましい。 なお、本発明のさらに好ましい態様については、請求項における従属する請求
項の中で特徴が開示されている。
【0006】
【発明の実施の形態】 本発明の種々の実施形態は、図中に示す実施例の形態で例証されている。それ
らを以下に示す。 なお、図面を参照して本発明を説明する前に、いくつかのホルダー装置に関す
る用語をもとに説明する。すなわち、かかる用語に基づいたリングバインダー機
構を含む種々のホルダー装置の内容を、より容易に理解するためである。 まず、フロントおよびリヤのカバーサイド、例えばA4フォームを備えたホル
ダー装置(ホルダー)、およびこれらのカバーサイドより狭いフロントサイドを
有するホルダー装置が対象である。このようなホルダー装置に適したリングバイ
ンダー機構は、カバーサイドおよびフロントサイドとの間のヒンジ部材の軸方向
において、フロントサイドか、リヤカバーサイドのいずれかに通常、止められて
いることが好ましい。
【0007】 また、別なホルダー装置としては、バインダースパイン(背面)において、リ
ングバインダー機構を単独に用いることもできる。一方、このようなホルダー装
置のリヤサイドは、上記のフロントサイドの構成に対応したものが好ましい。こ
のようなホルダー装置である場合には、だれでもカバーサイドなしで、リングバ
インダー機構をそのまま扱えることが可能である。 なお、このようなリングバインダー機構を有するホルダー装置の変形について
も、以下の実施形態の説明から理解できるであろう。
【0008】 [第1の実施形態] 図1は、本発明の第1の実施形態におけるリングバインダー機構の断面図であ
る。 かかるリングバインダー機構は、ブックカバーあるいはホルダー内に止めるた
めに設けられており、端部に穴のあいたペーパーシートを収容することを意図と
している。この意図を達成するために、断面図ではリングバインダー機構は、パ
ッド1を有している。そして、このパッド1は、好ましくはブックカバーの長手
方向に沿って横断するように伸びている。 また、少なくとも2個、例えば4個、あるいはより多数の、例えば20個のリ
ングがパッド1に設けられており、各々のリングは2つのハーフリング2、3か
ら構成されている。 このようなハーフリング2、3は、当然、半径に関する限り種々の大きさに変
更できるため、リング部材として定義することできる。そして、閉じた円周を二
等分にしている円形のハーフリングの場合には、発明の構成上、より有利である
と考えられる。ただし、リング部材の下では、閉じたトーラスの中で共に結合さ
れるD形状、矩形あるいは多角形の部材に構成することも好ましい。
【0009】 また、第1の実施形態では、パッド1は、U字形や、上向きに先細りになるト
ラピーズ形状に構成されており、より広いベースを備えたホルダー内に止められ
ている。したがって、このようにして、2つの傾斜した側面4、5を形成するこ
とができる。 また、半円形のハーフリング2、3は、これらの傾斜した側面に取り付けられ
ていることが好ましい。そして、図1から理解できるように、側面4、5の想像
上の延長線は、直線6に交差しており、図1上の直線6は、図面に対して垂直で
あり、同時にハーフリング2、3の中心を成していることが好ましい。
【0010】 また、ハーフリング2、3は、相補的な止具部材7、8を有しており、これら
の相補的な止具部材7、8により、ハーフリング2、3の各々の端部面9、10
は互いに接触していることが好ましい。 また、片方の止具部材8は、プレスボタンであり、かかるプレスボタンは、も
う片方の相補的な凹部としてのスペースを有する止具部材7と係合することが好
ましい。このように構成することにより、閉じたリングを形成する際のハーフリ
ング2、3のロックが、簡単な方法で成し遂げられることになる。
【0011】 また、より好ましい方法では、リングバインダー機構全部が、例えば射出成形
によってプラスチック材から作られていることである。このようなプラスチック
材による構成は、複数のハーフリング2、3およびパッド1の両方についても好
ましいことである。 また、このようなハーフリング2、3は、薄肉の物体として射出成形されると
ともに、接着されたフィルム状物(単に、フィルムと称する場合がある。)11
の付勢する力(助力)によってパッド1に止められていることが好ましい。 なお、フィルム11の厚みについては、図1において、多少誇張して示してあ
る。また、フィルム11は、フィルム状のヒンジ構造を成していることが好まし
い。 また、個々のリング2、3は、それぞれ互いに隣接して、位置合わせして設け
られ、各リングの面4、5上の連続的で、途切れのない小さいプレートに止めら
れており、このプレートから伸びていることが好ましい。したがって、個々のリ
ング2、3を閉じることにより、リングブックは挿入された頁を確実に保持する
ことができるようになる。また、リングを開くには、長めの物体、例えば鉛筆あ
るいは指を、軸6の周囲に形成された開口部中で一方向に加圧することで十分で
ある。その結果、個々のハーフリング2、3は、軸6方向に沿って次々に開くこ
とになる。
【0012】 なお、有効に傾斜し、トラピーズ形状の側面4、5の代わりに、個々のリング
は、垂直状に伸びたパッドに配列することができるし、また一平面内に一列に整
列、すなわち、互いに隣接して横に配列させることもできる。さらに、ハーフリ
ング2、3についても、完全な円を形成したり、あるいは、パッドの領域におい
て、厚くなった断面を有する構造とすることもできる。
【0013】 [第2の実施形態] 図2、3は、それぞれ本発明における第2の実施形態の構造を示す。なお、全
ての図面において、同じ構造は同じ参照番号を用いて示している。 2つのハーフリング2、3は、またここでも見られが、端部面を備えトラピー
ズ形状のパッド1に接していることが好ましい。 同時にヒンジ部材は、ピボットベアリング21によって各側に形成されている
ことが好ましい。このピボットベアリング21の平面図は、図3に示してある。
このヒンジ部材であるピボットベアリング21は、側面5に止められたブラケッ
ト22を含んでいることが好ましい。また、ハーフリング2、3は、L字状のフ
ック部12を有しており、L字状のフック部12はヒンジ部材の開口部23に係
合することができるように構成してあることが好ましい。
【0014】 また、ハーフリング2、3の底部13は、先端部よりも広く構成してあること
が好ましい。このように構成すると、ヒンジ部材21に対して十分なあき(接触
部)を残せるためである。したがって、リング2、3はそれ自身、周知のバイン
ダースパイン(突起)配列としてより薄くすることができることになる。 また、同時に斜面4、5は、ハーフリング2、3に対する止具を形成している
ことが好ましい。これにより、ハーフリング2、3は互いに上端部面9、10で
接していることになる。 したがって、ハーフリング2、3のこれらの端部領域および端部面9、10は
、好ましくは図1に示した止具部材7、8を備えていることである。
【0015】 [第3の実施形態] 図4および5は、それぞれ本発明にける第3の実施形態の構造を示しており、
ハーフリング3の側面図および平面図である。この場合には、斜面4、5に加え
て、2つの横に伸びるウェブ部材31、32が設けられており、これらウェブ部
材31、32の上部には、リングバインダー機構の長手方向の軸6に沿って伸び
る溝33を有していることが好ましい。 また、これらの溝で係止(補充)するために、ペグ(ピン)34が、ハーフリ
ング2、3に設けられていることが好ましい。これらのペグ34は、一体で作ら
れていることが好ましく、また、ハーフリング2、3内に対応して設けられた穴
に、押圧された状態で挿入してあることが好ましい。
【0016】 また、これらのペグ(ピン)34は、以下の方法により、ハーフリング2、3
の側方に突き出ていることが好ましい。すなわち、ハーフリング2、3がパッド
1上に置かれた場合に、ピン34はウェブ部材の突起部35上を滑って、ロック
される位置である溝33に至って静止することが可能となるためである。 なお、側面4、5上のハーフリング2、3に圧縮応力を加えるという方法にお
いては、このように簡単な構造であれば、プレスボタン機構は、ハーフリング2
、3の端部面9、10に設ける必要はない。
【0017】 [第4の実施形態] 図6は、閉じた状態における第4の実施形態のリングバインダー機構のリング
の側面図を示す。 この場合におけるU字状のパッド1は、リング領域内では個々の部材から構成
されていることが好ましい。そして、第1の剛体性の側部41、および反対側の
第2の剛体性の側部42を含んでいることが好ましい。また、リングの中心6に
向き、カバー面上には、溝44を備えた可動タブ43が設けられていることが好
ましい。さらに、溝44は、ハーフリング2の部材46に設けられた突起45と
係合していることが好ましい。 また、このような第4の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、この
ハーフリング2の部材46は、フック部12を有していることが好ましい。この
ようなフック部12は、ヒンジ部材に形成された小穴21の回りを通って形成し
てあることが好ましい。 なお、フック部12の代わりに、リング部材2、3は、細くて、貫通している
ペグに対応した小穴を有することも好ましい。
【0018】 また、各リングは、リング部材2、3から対称的に構成されていることが好ま
しい。このことの意味は以下の通りである。すなわち、リング部材が断面部を有
し、かかる断面部がリングバインダー機構の長手方向においてこれらリング部材
2、3からずれたとしても、わずかであることが好ましい。 さらにタブ43(図示せず。)が設けてあり、これは例証されたタブ43に対
して逆平行に伸びていることが好ましい。そこでは、側部分47もまたフック部
12および突起45(図示せず。)を有しており、突起45がタブ43(図示せ
ず。)に係合していることが好ましい。
【0019】 [第5の実施形態] 図7は、本発明の第5の実施形態を示している。そこでは、両ハーフリング2
、3は対称構造を成していることが好ましい。したがって、同じ構造のハーフリ
ングがパッド1に対して有効に機能することになる。 すなわち、パッド1は、傾斜して伸長している部材51を有しており、断面内
ではかかる部材51は開口部52をなし、リングの位置で開いていることが好ま
しい。また、ベースは、横方法に伸びるウェブ部材53を有していることが好ま
しい。 また、図に例証されているように、突起55を備えたフック部54は、開口部
52に係合していることが好ましい。このように構成する効果は、ハーフリング
2の例において例証されている。すなわち、突起55は、L字状の側部部材51
の後側から係合している。その結果、これに(突起55)よって生じた圧縮応力
により、それぞれ側部4、5は、ハーフリング2、3に相互に接触することにな
る。
【0020】 [第6の実施形態] 図8、9および10は、ハーフリング2、3の端部領域での結合の変形例に関
する第6の実施形態を示す。 まず、図8は、以下の構造を示している。すなわち、ハーフリング2が、ピラ
ミッド形状の先端61を有している。この先端61は、センタリングのため、ハ
ーフリング3の対応する中空スペース62内に突き出ていることが好ましい。加
えて、図8ではリングバインダー機構が示されており、そこではカバー頁なしに
ビンディングスパイン(突起)として用いることもできる。 また、リングバインダー機構上で、書くことを可能にするためには、透明プラ
スチック材から作られたビューアーウインドー(のぞき窓)90をベース1の背
面側部19に設けることが好ましい。このビューアーウインドー90は、側部の
挿入縁部で保持されており、ラベルを収容するため背面側部19に向いている狭
い中空スペースを有していることが好ましい。したがって、平らなベース1であ
れば、例えば、自己粘着性のラベルを用いることによって直接に書くことができ
るようになる。
【0021】 [第7の実施形態] 図9、10に示す第7の実施形態の場合には、ハーフリング2、3の端部に、
組み合わせ物体(フィギュア)71、72を設けてあることが好ましい。これら
は特に図10の平面図から理解できる。 すなわち、フィギュアの間に存在する開口部73を利用して、他のリング部材
の相補的なフィギュアを互いに結合することが好ましい。したがって、このよう
にして通常の負荷に耐える堅い接合をリングの先端で行うことができる。 また、ハーフリングの個々の部材は、当然、他のヒンジ部材による連結手段と
兼ね合わせることもできる。
【0022】 一方、環境によい方法であるリングブックの嵌合を可能することで費用効果的
で量産できる製品を作ることは常に利点がある。ブックカバーの中にパッド1の
背面側部19を接着するということは、特に実行可能である。例示されたリング
バインダー機構は従来の技術と比較するとかなり経済的に有利である。 また、薄いフィルム11、あるいは一体的構造とした場合、さらには射出成形
を用いた場合には、多数のリングで、小さいリングブック径とすることが好まし
い。一方、プレスボタン機構およびピラミッド頭部のようなセンタリング手段を
用いる構成では、大きな径とすることが好ましい。例えば、図4に示す構成では
、少数のリングを意図することになる。
【0023】 [実施形態の変形例] また、図11〜14には、分離したベースを備える上記実施形態の一つによる
リングバインダー機構の側面図、断面図、平面図およびさらに断面図を示す。 リング2、3は、上記の方法ではパッド1に止められている。パッドは、この
場合、プラスチック材あるいは金属からできたベース81に止められている。こ
のベース81は、平らな平行パイプであり、パッド1はこの場合には凹部形状で
ある。一方では、このことは材料の削減を可能にし、他方では、円形形状が軸6
の回りに形成される。 また、パッド1は少なくとも2つの射出成形されたフック部82の付勢(助力
)によりベース81に対して止められている。このことは特に図12、14から
明らかになる。この方法により製造可能なユニットは、例えばピン83手段によ
りブックスパイン(背面)に対して止められている。また、ピン83は、例えば
ベース81に固定される。
【0024】 また、図12は、ベース81の上へ形成されたフック部82を示している。反
対側に位置した弾性体のフック部材84を構成するために、ベース81は開口部
85を有している。そして、2つのフック部材84は、それらの間にウェブ部材
86を有しており、したがって、かかるウェブ部材86が、2つのフック部材8
4とベース81を連結することになる。また、フック部82、84は、パッド1
内の穴を貫いて伸びていることが好ましい。 また、図13によれば、フック部82はリング2、3の間の中間スペースに設
けられていることが好ましい。しかしながら、少なくとも2つのフック部および
関連する開口部は反対側に位置した端部にもあることが好ましい。
【0025】 また、ベース81それ自身は、図14により、ブックスパイン(背面)または
同種の上にピン83によって止められていることが好ましい。この組立法によれ
ば、同じブックスパイン(背面)において種々のビンディング高さを伴うような
パッド1であっても、使用可能にするものである。 この目的を達成するために、ベース81は予め組み立てられていることが好ま
しく、したがって、種々のビンディング機構/パッド1は単にクリップで挟み込
まれているにすぎない。また、ベース81は非常に薄いので、底部および、例え
ば側部の一つのブックスパイン(背面)には2つ以上、予め組み込まれているこ
とが好ましい。その結果、ユーザーは望んだ位置において、所望の色および大き
さのバインダースパインだけを選択して、止めることになる。 なお、ベース81は、当然に、開口部を有することもでき、フック部82はパ
ッド1上に形成されることも可能である。
【0026】 また、上述したリングバインダー機構の全ての利点を備えている、特に簡単な
ホルダーは、次の通りに組み立てられることが可能である。 まず、一つのカバーサイドにより、ホルダーの底部を形成することができる。
パッド1は、カバーサイド上、例えば、カバーサイドの左縁に止められることが
好ましい。 また、仮に、有利な方法において、2〜3cmの距離がカバーサイドの左縁と
パッドの間で維持されると、一方では、この縁は棚の底部に垂直に配置されたホ
ルダーを引き出すためのグリップとして用いられ、他方では、この領域を利用し
て、書き込むことが可能である。 そして棚状に接して立っているので、サイド(横方向)から、この各々のホル
ダーの記述を、タブに接着された既知のものであっても対応して読むことができ
る。この場合には、個々のカバーサイドと、その後ろに配列された隣接するホル
ダーのカバーシートとを同時に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は第1の実施形態におけるリングバインダー機構の断面図である。
【図2】 図2は第2の実施形態におけるリングバインダー機構の部分断面側面図である
(その1)。
【図3】 図3は第2の実施形態におけるリングバインダー機構の詳細図である(その2
)。
【図4】 図4は、第3の実施形態におけるリングバインダー機構の部分断面側面図であ
る(その1)。
【図5】 図5は、第3の実施形態におけるリングバインダー機構の平面図である(その
2)。
【図6】 図6は、第4の実施形態におけるリングバインダー機構である。
【図7】 図7は、第5の実施形態におけるリングバインダー機構である。
【図8】 図8は、第6の実施形態におけるリングバインダー機構である。
【図9】 図9は、本発明のリングバインダー機構におけるハーフリングの端部領域での
他の実施形態(第7の実施形態)である。
【図10】 図10は、本発明のリングバインダー機構におけるハーフリングの端部領域で
の他の実施形態(第7の実施形態)である。
【図11】 図11は、分離したベースを備える上記の実施形態の一つによるリングバイン
ダー機構の側面図である。
【図12】 図12は、分離したベースを備える上記の実施形態の一つによるリングバイン
ダー機構の断面図である。
【図13】 図13は、分離したベースを備える上記の実施形態の一つによるリングバイン
ダー機構の平面図である。
【図14】 図14は、分離したベースを備える上記の実施形態の一つによ
るリングバインダー機構の断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つのリングを備え、各々のリングは二つのリン
    グ部材(2、3)を含むとともに、当該リング部材(2、3)は旋回可能にパッ
    ド(1)に止められており、当該リング部材(2、3)が閉じた端部位置では、
    リング部材の端部領域(9、10)は互いに接触している構成のリングバインダ
    ー機構であって、 前記リング部材(2、3)は、プラスチック材から作られるとともに、ヒンジ
    部材(11、21)を介してパッド(1)に止められていることを特徴とするリ
    ングバインダー機構。
  2. 【請求項2】 前記リング部材(2、3)の端部領域(9、10)には、止
    具部材(7、8)が設けてあり、当該止具部材(7、8)は、互いに相補的であ
    って、前記リング部材(2、3)を開閉可能とすることを特徴とする請求項1に
    記載のリングバインダー機構。
  3. 【請求項3】 前記相補的な止具部材(7、8)は、互いに嵌合する部材で
    あることを特徴とする請求項2に記載のリングバインダー機構。
  4. 【請求項4】 前記相補的な止具部材(7、8)は、プレスボタン機構を含
    むことを特徴とする請求項2に記載のリングバインダー機構。
  5. 【請求項5】 前記リング部材(2、3)は、前記パッド(1)の外側に接
    着されたフィルム(11)により、パッド(1)に止められていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一項に記載のリングバインダー機構。
  6. 【請求項6】 前記リング部材(2、3)および前記パッド(1)が、一体
    的に作られていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のリング
    バインダー機構。
  7. 【請求項7】 前記パッド(1)に面している側部において、前記リング部
    材(2、3)はフック部(12)を有し、当該フック部(12)が、前記パッド
    (1)に対応して設けられている穴(23)の中に収容される構成であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のリングバインダー機構。
  8. 【請求項8】 各リング部材(2、3)において、パッド(1)は、ロック
    部材(44)を備えるタブ(43;51)を有しているとともに、各リング部材
    (2、3)のロック部材に対応する係合部(45;54、55)が、前記ロック
    部材(44)に勘合する構造であることを特徴とする請求項6に記載のリングバ
    インダー機構。
  9. 【請求項9】 前記パッド(1)は、ベース(81)を有しておりし、当該
    ベース(81)は、少なくとも一つのピン手段(83)によってバインダーベー
    スに止められており、当該ベース(81)は、さらに少なくとも一つのフック部
    (82)あるいは開口部を有し、相補的な部材、パッド(1)の開口部あるいは
    フック部と勘合することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のリン
    グバインダー機構。
  10. 【請求項10】 前記フック部(82)および相補的な部材は、二つの隣接
    したリング部材(2、3)の間に設けられていることを特徴とする請求項9に記
    載のリングバインダー機構。
JP2000530376A 1998-02-05 1999-02-05 リングバインダー機構 Pending JP2002502728A (ja)

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CH30198A CH692495A5 (de) 1998-02-05 1998-02-05 Ringbuchmechanik.
CH301/98 1998-02-05
PCT/CH1999/000053 WO1999039920A1 (de) 1998-02-05 1999-02-05 Ringbuchmechanik

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