JP4635768B2 - バインダー - Google Patents

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Description

この発明は、書類等の冊子を綴じるバインダーに関するものであり、特に、リング部の嵌合機構を改良したバインダーに関するものである。
市販のルーズリーフ用紙や、多穴ペーパーパンチにて穿孔処理した書類を綴じるためのプラスチック製バインダーが知られている(特許文献1参照)。このバインダーは、背骨部の両側に多数の1/2リング部を一定間隔で配列したもので、背骨部自体が二つ割りのヒンジとなっている一体成形品である。背骨部を挟んで一方の列の1/2リング部の先端には球形突起が形成されており、他方の列の1/2リング部の先端には突起に対応する形状の穴が形成されていて、球形突起と穴を嵌合させることにより対を成す二つの1/2リング部が連結されてルーズリーフ用紙が綴じられる構造となっている。
OA機器の分野では、複写機にステープラを内蔵し、複写から綴じ処理までを行うものが知られているが、複写された紙にパンチ穴を成形してバインダーの装着を行う自動処理機があれば便利であり、このようなバインド処理機の潜在的需要は大きいと予測できる。
此の種のバインド処理機を実現するに際しては、バインダーの取扱い手段が重要な要素となり、バインダーの送りや保持及び嵌合について、バインダーが機械的な取扱いに適した構造である必要があるが、特許文献1記載のバインダーは、手作業で装着することを想定した構造であって、機械的に取扱うことは想定しておらず、バインド処理機に転用することは困難である。
そこで、本願出願人は、バインド処理機での使用を考慮した構造のバインダーを提案している。その一つは、バインダーの背骨部を前方または背面側へ突出させて、複数のバインダーを重ねたときに一方のバインダーの背骨部と他方のバインダーの前面または背面が接触するように形成したもので、これにより、多数のバインダーを積層しても個々のバインダーがその原形状を維持したまま積層され、バインド処理機のカートリッジに装填した場合の送り及び装着の円滑性を改善している(特許文献2)。
また、他の提案は、バインダーの背骨部の前面または背面のいずれかに一つまたは複数の凹部を設け、他方の面に前記凹部と嵌合対偶をなす凸部を設けて、複数のバインダーを重ねて連結できるように形成したもので、積層したバインダーの取扱いの容易性を備えている(特許文献3)。
また、プラスチック製バインダーの嵌合対偶をなす分割リング部の端部に、対称的な半径方向の段差を設けて相欠け継ぎ構造とするとともに、一端にフック部を設け他端に前記フック部と嵌合対偶をなすキャッチ部を形成して分割リング部の嵌合手段を構成したバインダー(特許文献4)は、特許文献1の球形突起と穴を嵌合させる構成よりも、嵌合に要する力が少なくてすむとともに、成形金型の構造もより簡単になるという特徴を備えている。
特開2000-289376号公報 特開2004-237578号公報 特開2004-237579号公報 特開2004-237580号公報
バインダーの嵌合機構に求められる性能としては、分割されているリング部の端部を嵌合させるときに相互に位置ずれを起こさないことが望ましい。特にバインド処理機で機械的に圧力を加えて嵌合させる場合は、手動操作時のような手加減ができないので、嵌合すべき一対のリング部の先端が自動的に位置決めされれば、嵌合不良が生じることを防止できる。その他には、嵌合に要する力が小さくて済むこと、即ちバインド処理機の嵌合駆動機構の負荷が小さいことや、生産性が良いことなどが挙げられる。そこで、本発明は、上記の条件を満足するバインダーを提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明は、用紙の端縁部に形成された穿孔を綴じるプラスチック製バインダーであって、背骨部を介して複数の開閉できる分割リング部を一定間隔で配列し、嵌合対偶をなす分割リング部の先端を嵌合させて用紙を綴じるバインダーにおいて、
分割リング部の先端部の中央から半分に上向きフック部を設け、他の半分に下向きフック部を設け、一方の分割リング部の上向きフック部と他方の分割リング部の下向きフック部とが対向する対称形状としたことを特徴とするバインダーを提供するものである。
また、請求項2記載の発明は、上記下向きフック部の後端に半径方向へ貫通する穴を形成し、上記上向きフック部と下向きフック部を係合させた状態で前記貫通穴内に上向きフック部が露出するように構成した請求項1記載のバインダーを提供するものである。
また、請求項3記載の発明は、用紙の端縁部に形成された穿孔を綴じるプラスチック製バインダーであ、背骨部を介して複数の開閉できる分割リング部を一定間隔で配列し、嵌合対偶をなす分割リング部の先端を嵌合させて用紙を綴じるバインダーであって
対をなす分割リング部の先端に、対称的な半径方向の段差を設けるとともに、一方の分割リング部の先端近傍中央部にフック部を設け、他方の分割リング部の先端近傍中央部に前記フック部が係合するキャッチ部を形成し、前記キャッチ部のフック部係止壁並びに前記フック部は夫々分割リング部の先端よりも後退した位置にあるバインダーにおいて、
前記フック部を設けた一方の分割リング部の段差は該フック部の両側に下向きに形成され、他方、前記キャッチ部を形成した分割リング部の段差は該キャッチ部の両側に上向きに形成され、前記フックに前記キャッチが嵌合して、両分割リング部の段差が密着するように構成してなることを特徴とするバインダーを提供するものである。
本発明のバインダーは、従来型バインダーなどのようなアンダーカット形状を設けずに成形できるので、複雑なスライドコア金型を用いずに成形でき、金型及び成形に要するコストを抑制でき、低コストのバインダーを提供できる。
また、球形部を穴へ圧入する構造などの従来型バインダーよりも嵌合に要する力が小さくてすみ、バインド処理機の嵌合駆動機構の負荷を軽減できる。
また、一対の分割リング部を嵌合させる際に、相互の先端部が自動的に位置合わせされるので嵌合が簡単であり、バインド処理機にて装着を行う場合に嵌合不良が生じることを防止できる。特に、フック部とキャッチ部を夫々分割リング部の先端よりも後退した位置に配置したバインダーにおいては、双方の分割リング部の先端部が正確に位置合わせされてからフック部とキャッチ部が嵌合するので、嵌合の安定性が良好である。
本発明は、背骨部を介して複数の開閉できる分割リング部を一定間隔で配列したプラスチック製バインダーにおいて、対をなす分割リング部の先端に、対称的な半径方向の段差を設けるとともに、一方の分割リング部の先端中央部から後退した位置にフック部を設け、他方の分割リング部の先端中央部から後退した位置にキャッチ部のフック部係止壁を形成することにより、軽負荷で嵌合でき、嵌合不良が生じる虞がないバインダーを提供するという目的を達成した。
図1乃至図4はバインダー11bを示し、T型断面の背骨部12でリング部13, 14, 15を一定間隔に連結したプラスチック射出成形品であり、リング部は背骨部12へ結合されている中央1/3リング部13と、その両端に薄肉のヒンジ部を介して連結されている1/3リング部14, 15とに三分割されている。
図1及び図3に示すように、1/3リング部14, 15の内周面には周方向の溝16が形成されており、一方の1/3リング部14の先端にフック部17が設けられていて、他方の1/3リング部15の先端にはフック部17が嵌合するキャッチ部18が形成されている。対を成す1/3リング部14, 15を折り曲げて相互のフック部17とキャッチ部18とを嵌合させることによりリングが形成される構造となっている。
図1及び図3に示すように、バインダー11bの長手方向の中央に位置する中央1/3リング部13と両端から夫々四番目の中央1/3リング部13の内周面中央にピン19が形成されており、図2及び図4に示すように、これら三つの中央1/3リング部13の外周面中央にはピン19に対応するピン穴20が設けられていて、複数のバインダー11bを積重ねてピン19とピン穴20を嵌合させることにより複数のバインダー11bが積層状態で連結される。
ピン19とピン穴20を形成した上記三つの中央1/3リング部13以外の中央1/3リング部13には、背骨部12の中心線と直交する部位に矩形の貫通穴21が形成されており、中央1/3リング部13の幅方向の撓みを許容するようにしている。この為、中央1/3リング部13のリング間距離の伸縮を貫通穴21で吸収できる。この結果、温度による線膨張によってバインダー11bの長手方向へ応力がかかった場合に中央1/3リング部13は幅方向へ縮み、または伸びて応力を吸収することができる。
図5はバインダーの1/3リング部14, 15を折り曲げて相互に嵌合させる直前の状態を示し、(b)は図1乃至図4のバインダー11bであり、(a)はバインダー11bより小径のバインダー11aを示している。バインダー11aとバインダー11bはリングピッチやリング部13, 14, 15の幅などは同一であり、外径及び内径が相違していて、綴じる用紙の枚数に応じて適切な径のバインダーを選択してバインド処理機に装填して使用できるようにシステム化を図っている。
図6に1/3リング部14, 15を嵌合させた状態を示す(ここでは背骨部12の図示を省略している)。図6(a1)(b1)は夫々嵌合部位を上に向けた状態で、図6(a2)(b2)は夫々嵌合部位を下に向けた状態である。
図7(a1)(b1)は嵌合直前の状態の断面を示し、図7(a2)(b2)は嵌合状態の断面を示している。図7(a1)(b1)に示すように、リング径の異なる二種のバインダー11aとバインダー11bは、中央1/3リング部13の中央部における径方向の厚さtが同一である。また、中央1/3リング部13には、外周面中央部を貫通穴21と等しい幅で法線直交方向に切り欠いた形状の平面部22が形成されていて、二種のバインダー11aとバインダー11bの夫々の平面部22とこれに平行な外周面の接線との距離dも同一である。
図8(a1)(b1)に示すように、二種類のバインダー11a, 11bの中央1/3リング部13の厚さtは同一であり、複数のバインダーを隙間なく密着させて積層することができるから、図8(a2)(b2)に示すように、夫々同じ数量(ここでは8本)のバインダー11a, 11bを積層した場合の厚さも同一となる。したがって、バインド処理機において、カートリッジ内のバインダーの送り量制御や、送りのためにバインダーを押すプッシャーの移動量からバインダーの残量を検出する制御などを画一化でき、制御部の処理が簡単になる。
図9は図1及び図2中のA部の拡大図であり、図1に示す三箇所のA部で指示した中央1/3リング部13の両側面には位置規制部として球面形状の凸部23が形成されている。図示は省略するが、バインド処理機のカートリッジに積層して装填したバインダーは、カートリッジ内の送りガイドGによって横方向の移動を規制されて、図9において紙面の奥方向へ送られるが、バインダーに線膨張が生じた場合であっても、前述したように中央1/3リング部13のリング間距離の伸縮を貫通穴21で吸収して、リング部の位置を正規の位置に保つことができ、バインダーの綴じ動作を好適に行える。また、バインダーの側面が送りガイドGの壁面に接触しても、一つまたは複数のリング部の片側面または両側面に設けた凸部23によって、中央1/3リング部13の側面は送りガイドの壁面へ点接触の状態となり、リング部全体が送りガイドに面接触することがなく、低摩擦抵抗で円滑に送られる。
図10は、リング部の先端の嵌合機構を示し、(a)(c)に示すように、上方へ隆起するフック部17を設けた1/3リング部14の内周面左右両側にステップ形の段差部24を形成し、キャッチ部18を設けた1/3リング部15の外周面の左右両側には、他方の1/3リング部14の段差部24と対応する段差部25を形成して、双方の段差部24, 25を重ねると一体化する相欠け継ぎ構造としている。
1/3リング部14のフック部17は、その左右の段差部24よりも奥へ後退した位置にあり、段差部24との間にはスリットが設けられていて、フック部17は自由に撓むことができる。
他方の1/3リング部15のキャッチ部18は、その後端の垂直なフック部係止壁にフック部17を係合させるもので、フック部係止壁の位置は左右の段差部25よりも奥へ後退した位置にあるが、キャッチ部18の先端は段差部25より前方へ突出している。
対向する一対の1/3リング部14, 15を嵌合させるべく接近させると、先ず一方の1/3リング部15のキャッチ部18の先端が他方の1/3リング部14の左右の段差部24の間に入って、横方向の位置決めが行われるとともに、双方の段差部24, 25が摺接して縦方向(半径方向)の位置が合い、さらに一対の1/3リング部14, 15を閉じていくとフック部17の上向きの爪がキャッチ部18の後端のフック部係止壁に係合して両者が結合される。
このように、一対の1/3リング部14, 15を閉じるときに、双方の段差部24, 25の先端部が摺り合い、続いてフック部17とキャッチ部18が接触することによって、双方の段差部24, 25が上下方向に押さえられて接触した状態で、フック部17がキャッチ部18へ誘導され、双方の上下及び左右の位置決めがされて嵌合するので、対向するリング部14, 15の位置が多少ずれていても確実に嵌合され、嵌合不良が生じることがない。
1/3リング部15のキャッチ部18の背後には半径方向へ貫通する穴26が設けられており、図7(a2)(b2)に示すように、嵌合状態においてフック部17の先端が穴26内に露出して見えるので、穴26の上からピンなどでフック部17を押し下げてフック部17とキャッチ部18との係合を解除することにより、一対の1/3リング部14, 15を開放することができる。
また、図7及び図10から判断できるように、一対の1/3リング部14, 15の嵌合機構をアンダーカット部分が無い断面形状とし、複雑なスライドコア金型を用いずに成形できるようにしているので生産性がよい。
尚、嵌合した一対の1/3リング部14, 15を指などで押し広げれば、その応力によりフック部17が弾性変形して一対の1/3リング部14, 15を開放することができるので、上記の穴26は必須のものではなく、図11(a)のバインダー31に示すように穴を設けなくともよいが、穴を設けることによってフック部17に引張応力をかけずにリング部を開放することができ、フック部17が摩滅したり破損したりする虞が少ないという利点がある。
図11(b)は他の実施形態を示し、バインダー41の一対の1/3リング部42, 43は略対称形であって、木工用語でいう所謂いすか継ぎに近い形状で、夫々外周面の先端中央から半分を先端に向けて下降する傾斜面とし、その先端部に上向きフック部44を設け、夫々内周面の先端中央から半分を先端に向けて上昇する傾斜面とし、その先端部に下向きフック部45を設けており、1/3リング部42, 43を閉じると対向している上向きフック部44と下向きフック部45とが係合して1/3リング部42, 43が結合される。
尚、一本のバインダーの両端の1/3リング部または両端から複数個の1/3リング部のフック部の爪の高さを、他の1/3リング部の爪の高さよりも高く形成して、係合強度を強くしてもよい。バインダーで綴じた冊子を落下した場合などは冊子の背の端部に衝撃が加わり、バインダーの一端側の一つまたは複数のリング部が開いてしまうことがあるが、バインダーの両端部のリング部のみの係合強度を強くしておくことにより、全体としての嵌合負荷をさほど増大させないで、リング部が開いてしまう事故を防止できる。
図12及び図13は、バインド処理機のバインダピックアップユニット51がバインダー11bを掴んだ状態を示している。バインド処理機については種々の構成が考えられるが、バインダピックアップユニット51は、多数のバインダーが積層状態で装填されたカートリッジから一つのバインダーを取出して、用紙へ装着する綴じ処理機構部へバインダーを供給する手段の一例である。
バインダピックアップユニット51は、図14に示すテーブルブロック52とその前後両面に配置されるフックレバーブロック53とをフレーム(図示せず)に組み付けたものである。テーブルブロック52の上面にはバインダー11bのリングピッチと同一ピッチで平面テーブル54が設けられていて、この平面テーブル54の上面で図7に示したバインダー11a, 11bの中央1/3リング部13の平面部22を受ける。前後で対をなすフックレバーブロック53は、複数のフックレバー55をリングピッチと同一ピッチで櫛歯形に配列したもので、対向するフックレバー55は複数の平面テーブル54の間に千鳥配置され、レバー開閉機構(図示せず)により対称的に開閉し、閉じることによってバインダー11a, 11bのT型断面背骨部12の段差部分を掴む。
図15にその詳細を示す。(1)はバインダー11bを把持したバインダピックアップユニットを示し、(a0)(b0)は二種のバインダー11aとバインダー11bを示し、(a1)(a2)(b1)(b2)は夫々バインダピックアップユニット51がバインダー11aとバインダー11bを掴んだ状態の断面を示している。
既に述べたように、二種のバインダー11aとバインダー11bの夫々の平面部22とこれに平行な外周面の接線との距離dは同一であるので、平面部22と背骨部12との位置関係も同一であり、(a2)(b2)に示すように前後一対のフックレバー55は、バインダーのサイズにかかわらず夫々T型断面の背骨部12の段差部分に掛かって背骨部12をテーブルブロック52に押さえつけ、平面部22もテーブルブロック52の平面テーブル54へ押し当てられる。
バインダー11a, 11bに平面部22を設け、平面部22をテーブルブロック52の平面テーブル54で受けるようにしたことにより、バインダー11a, 11bの姿勢が傾くことがなく、正規の姿勢で安定して把持される。また、バインダー11a, 11bの平面部22の左右は中央1/3リング部13の側面壁にかこまれているので、テーブルブロック52の平面テーブル54が平面部22に嵌合することにより、バインダー11a, 11bの長手方向の位置決めが行われる。また、前述したように中央1/3リング部13に貫通穴21を形成して幅方向の撓みを許容するようにしているので、熱変化によりバインダー11a, 11bの全長が延びた場合であっても、中央1/3リング部13の平面部22がテーブルブロック52の平面テーブル54に嵌合することにより、リングピッチの偏差が強制的に矯正され、正規のリングピッチでバインド処理を行うことができる。
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明のバインダーの一実施形態を示す斜視図。 図1のバインダーを上下反転した状態の斜視図。 図1のバインダーの内周面側を示す正面図。 図1のバインダーの外周面側を示す背面図。 (a)は小径バインダーの斜視図、(b)は大径バインダーの斜視図である。 (a1)(a2)は小径バインダーの斜視図、(b1)(b2)は大径バインダーの斜視図である。 (a1)(a2)は小径バインダーの断面図、(b1)(b2)は大径バインダーの断面図である。 (a1)は小径バインダーの側面図、(a2)は小径バインダーを積層した状態の側面図、(b1)は大径バインダーの側面図、(b2)は大径バインダーを積層した状態の側面図である。 図1及び図2中のA部の拡大図。 リング部の先端の嵌合機構を示し、(a)は平面図、(b)は側面断面図、(c)は側面図である。 (a)(b)は夫々バインダーの他の実施形態を示す斜視図。 自動バインド処理機のバインダピックアップユニットの斜視図。 図12の一部拡大図。 バインダピックアップユニットの構成部材を示す分解図。 (1)はバインダーを保持したバインダピックアップユニットの正面図、(a0)は小径バインダーの側面断面図、(a1)は(1)のA-A線断面図、(a2)は(1)のB-B線断面図、(b0)は大径バインダーの側面断面図、(b1)は(1)のA-A線断面図、(b2)は(1)のB-B線断面である。
符号の説明
11a. 11b バインダー
12 背骨部
13 中央1/3リング部
14. 15 1/3リング部
17 フック部
18 キャッチ部
19 ピン
20 ピン穴
21 貫通穴
22 平面部
23 凸部
24. 25 段差部
31 バインダー
41 バインダー
42. 43 1/3リング部
44 上向きフック部
45 下向きフック部
51 バインダピックアップユニット
52 テーブルブロック
53 フックレバーブロック
54 平面テーブル
55 フックレバー

Claims (3)

  1. 用紙の端縁部に形成された穿孔を綴じるプラスチック製バインダーであって、背骨部を介して複数の開閉できる分割リング部を一定間隔で配列し、嵌合対偶をなす分割リング部の先端を嵌合させて用紙を綴じるバインダーにおいて、
    分割リング部の先端部の中央から半分に上向きフック部を設け、他の半分に下向きフック部を設け、一方の分割リング部の上向きフック部と他方の分割リング部の下向きフック部とが対向する対称形状としたことを特徴とするバインダー。
  2. 上記下向きフック部の後端に半径方向へ貫通する穴を形成し、上記上向きフック部と下向きフック部を係合させた状態で前記貫通穴内に上向きフック部が露出するように構成した請求項1記載のバインダー。
  3. 用紙の端縁部に形成された穿孔を綴じるプラスチック製バインダーであ、背骨部を介して複数の開閉できる分割リング部を一定間隔で配列し、嵌合対偶をなす分割リング部の先端を嵌合させて用紙を綴じるバインダーであって
    対をなす分割リング部の先端に、対称的な半径方向の段差を設けるとともに、一方の分割リング部の先端近傍中央部にフック部を設け、他方の分割リング部の先端近傍中央部に前記フック部が係合するキャッチ部を形成し、前記キャッチ部のフック部係止壁並びに前記フック部は夫々分割リング部の先端よりも後退した位置にあるバインダーにおいて、
    前記フック部を設けた一方の分割リング部の段差は該フック部の両側に下向きに形成され、他方、前記キャッチ部を形成した分割リング部の段差は該キャッチ部の両側に上向きに形成され、前記フックに前記キャッチが嵌合して、両分割リング部の段差が密着するように構成してなることを特徴とするバインダー。
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