JP2002373184A - 図面の出図システム - Google Patents

図面の出図システム

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JP2002373184A JP2001179986A JP2001179986A JP2002373184A JP 2002373184 A JP2002373184 A JP 2002373184A JP 2001179986 A JP2001179986 A JP 2001179986A JP 2001179986 A JP2001179986 A JP 2001179986A JP 2002373184 A JP2002373184 A JP 2002373184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予約出図など一度に複数の図面を印刷する処理
において、入力された部品番号から重複している図面を
自動的に検出し、その図面を重複して印刷しない図面管
理システムを提供する。 【解決手段】この図面管理システムは、入力された複数
の部品番号に対応する複数の図面を印刷する図面管理シ
ステムであって、部品番号に関連付けて複数の図面ファ
イルを記憶する図面データベースと、前記入力された複
数の部品番号に対応する複数の図面ファイルを前記図面
データベースから検索する手段と、前記検索された複数
の図面ファイルから重複している図面ファイルを検出す
る手段と、前記検索された複数の図面ファイルの図面を
印刷する印刷手段と、を備え、前記重複した図面ファイ
ルの検出に応答して、該重複した図面ファイルに含まれ
る図面を重複して印刷しないよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子化された図
面を出図するコンピュータ・システムに関連し、具体的
には、複数の図面印刷において重複する図面を検出し、
重複する図面を印刷しないよう構成される図面管理シス
テムに関連する。
【0002】
【従来の技術】製品の部品図面は、その部品を製作する
際に使用されるだけでなく、他の関連部門でも頻繁に使
用される。例えば、物流部門では包装の仕様作成のため
に部品図面を必要とするし、品質部門では部品受け入れ
検査や市場問い合わせなどで部品図面を必要とする。こ
のため、メーカーでは、全社で共通の図面を使用できる
よう部品図面を管理しなければならない。
【0003】これらの管理対象となる部品図面は、現在
から過去までの製品において使用された全部品図面であ
る。このため、歴史のある大企業の場合、膨大な数の図
面を管理しなければならない。例えば自動車会社などで
は、1つの車種に使用される部品点数が多く、それらの
部品点数に応じた数の図面が存在する。さらに製品の定
期的なモデルチェンジに応じて図面の数は増加する。
【0004】通常、メーカーでは、この様な膨大な数の
図面を管理するために図面管理専用の部門を設けてい
る。従来、図面管理部門ではマイクロフィルムや紙など
の記録媒体を使用して登録図面を管理してきたが、近年
ではコンピュータの発展に伴い登録図面が電子化され管
理されている。この様な電子化された図面を管理するコ
ンピュータ・システムを図面管理システムと呼ぶ。
【0005】図面管理システムでは、各部品の図面は、
電子化され、図面管理部門に設置された図面管理サーバ
によって一元的に集中管理される。図面管理部門は、製
品が量産化されて各部品の仕様が定められたときに、そ
れらの部品図面を受け取り、部品の種類を一意的に識別
する部品番号を付与して、その図面ファイルを図面デー
タベースに登録する。
【0006】図面データベースへのアクセス権限を有す
る社内ユーザが図面を見たいときには、図面管理サーバ
と相互接続された端末で所望の部品番号を指定すること
によって、その部品番号に対応した図面を閲覧すること
ができる。
【0007】この様な図面管理システムでは、1枚の図
面に対して1個のファイルが生成され図面データベース
に記憶されている。しかしながら、1個の図面ファイル
が1個の部品番号に対応しているとは限らず、1個の図
面ファイルが複数の部品番号に対応している場合があ
る。
【0008】より詳細に説明すると、部品番号は、製品
に使用されている全部品に基本的に付与される。しかし
ながら、それらの部品の中には同一形状を有する部品が
存在し、左右対称の形状を有する部品も存在する。例え
ば自動車などでは、右側で使用される部品と左側で使用
される部品とで同一形状を有する場合があるが、これら
の部品にはそれぞれ別個の部品番号が付与されている。
【0009】図面管理システムでは、1個の同じ図面
(すなわち同じ画像)に対して複数の図面ファイルが生
成され記憶されることは、無駄な記憶容量を浪費するの
で好ましくない。したがって、同一形状または左右対称
形状を有する複数の部品の場合、図面ファイル自体は1
個で、その1個の図面ファイルに複数の部品番号が対応
付けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図面管理システムの処
理の1つに「予約出図」がある。予約出図は、あるユー
ザが複数の図面の印刷を図面管理サーバに予約し、図面
管理サーバに接続された印刷装置で出図をまとめて行う
処理である。
【0011】例えば予約出図は、ユーザがたくさんの部
品図面を取引先メーカーに一括して提出しなければなら
ないときなどに使用される。ユーザは、提出すべき図面
に対応する複数の部品番号が記載されたリストを生成
し、図面管理部門に提出する。図面管理部門では、その
部品番号リストに基づいて複数の図面を印刷装置で一度
に印刷し、それらの印刷図面を図面の依頼元かまたは図
面の提出先に配送する。
【0012】従来の図面管理システムでは、この様な複
数の図面を一度に印刷する場合、複数の部品番号をまと
めて入力し、それら複数の部品番号をキーにして、対応
する全ての図面を印刷していた。このとき、入力された
複数の部品番号が1個の図面ファイルに対応付けされて
いたとしても、図面管理システムは、入力された部品番
号の数だけ図面を印刷していた。
【0013】例えば、1個の図面ファイルに15個の部
品番号が対応付けされている状況を考える。それら15
個の部品番号が部品番号リストに記載されている場合、
部品番号だけでは15個の部品番号に対応する図面が全
て同一であることが分からないので、15個の同一図面
が印刷されることになる。すなわち、14個の無駄な図
面が印刷されることになる。
【0014】したがって、予約出図など一度に複数の図
面を印刷する処理において、入力された部品番号から重
複している図面を自動的に検出する図面管理システムが
求められる。さらに、検出された重複する図面を重複し
て印刷しないような図面管理システムが求められる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の図面管理システムは、入力された複数の部
品番号に対応する複数の図面を印刷する図面管理システ
ムであって、部品番号に関連付けて複数の図面ファイル
を記憶する図面データベースと、前記入力された複数の
部品番号に対応する複数の図面ファイルを前記図面デー
タベースから検索する手段と、前記検索された複数の図
面ファイルから重複している図面ファイルを検出する手
段と、前記検索された複数の図面ファイルの図面を印刷
する印刷手段と、を備え、前記重複した図面ファイルの
検出に応答して、該重複した図面ファイルに含まれる図
面を重複して印刷しないよう構成される。
【0016】この発明によれば、複数の部品番号を含む
部品番号リストに対応する図面ファイルの重複を自動的
に検出することができ、重複が検出された図面を重複し
て印刷しないので、無駄な図面の印刷を無くすことがで
きる。
【0017】本発明の1つの形態によると、前記入力さ
れた複数の部品番号に対応する複数の図面が正しく印刷
されたかどうかを示す出図明細書を印刷し、前記重複検
出手段によって検出された重複が部品番号と対応して該
明細書に示されるよう構成される図面管理システム。
【0018】この形態によれば、図面の重複が部品番号
に対応付けられて出図明細書に記載されるので、ユーザ
がこの出図明細書を確認することで、要求した図面が正
しく出図されているかを確認することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の図面管理システムの実
施例の概要を示している。図1には、ある会社における
図面管理室11が示されている。この例では、具体的に
図面管理室11は、会社構内に存在する1つの部屋であ
る。
【0020】図面管理室11には、図面データベース1
7に接続された図面管理サーバ15が設置されており、
図面データベース17には、社内での正式な登録を受け
た図面(すなわち正式な番号を付与され、承認された図
面)が電子的図面ファイルとして記憶されている。
【0021】例えば図面ファイルは、TIFFファイ
ル、BMPファイル、またはJPEGファイルなどの画
像ファイルであり、実際の紙面上に描かれた図面をスキ
ャナなどで電子的に取り込むことにより作成される。別
の実施形態では、図面ファイルのフォーマットは、画像
ファイルではなく、CADシステムなどで使用される座
標データに基づくファイル・フォーマットでもよい。
【0022】図面管理サーバ15および図面データベー
ス17は、図面管理部門における管理担当者によって管
理端末13を介してメインテナンスされる。例えば、新
規の部品図面を図面データベース17に登録する場合、
管理担当者は、その図面に対して一意的に識別すること
ができる部品番号を付与し、画像ファイルにして図面デ
ータベース17に登録する。
【0023】管理担当者が任意の部品図面を参照したい
場合、管理端末13を介して図面管理サーバ15にアク
セスし、部品番号をキーとして図面データベース17を
検索することによって、部品番号に対応する図面を管理
端末13のモニタ上に表示させることができる。さら
に、図面管理サーバ15には、プリンタまたはプロッタ
19などの印刷装置が接続され、図面を印刷出力するこ
とができる。
【0024】図面管理室11に設置された図面管理サー
バ15は、他の場所に設置されたユーザ端末27に任意
のネットワークを介してそれぞれ接続される。図面デー
タベース17に記憶されている図面ファイルを不法アク
セスから保護する必要があるので、通常、ユーザ端末2
7と図面管理サーバ15とを結び付けるネットワークに
は社内専用回線が使用される。
【0025】図1の場合、図面管理サーバ15に接続さ
れる各ユーザ端末27は、設置される場所に基づいてグ
ループ化され示されている。例えば、同一構内21に設
置されたユーザ端末27、国内遠隔地23に設置された
ユーザ端末27、および国外25に設置されたユーザ端
末27がそれぞれグループ化されて示されている。
【0026】同一構内21とは、図面管理室11とは異
なる部屋であるが、同一の建物または同一の事業所など
に設置されたユーザ端末27である。国内遠隔地23と
は、図面管理室11が存在する事業所とは異なる場所に
存在する、この会社の関連会社または事業所などに設置
されたユーザ端末27である。国外25とは、図面管理
室11が存在する国とは異なる国に存在する、この会社
の関連会社または事業所などに設置されたユーザ端末2
7である。
【0027】これらの様々な場所に設けられた複数のユ
ーザ端末27は、ネットワークを介して図面管理サーバ
15に接続される。先に述べた様に図面データベース1
7自体は図面管理室11に存在し、社内における登録図
面は一元的にここで管理されている。したがって、各場
所に存在する社内ユーザは、最寄りのユーザ端末27を
介して図面管理サーバ15にアクセスし、図面データベ
ース17内の図面ファイルを各ユーザ端末27で出力す
る。
【0028】一般に、全ての社員が登録図面を閲覧また
は印刷する権限を有しているわけではない。すなわち、
図面を必要とする部門の社員だけが登録図面を閲覧する
権限を有しており、それらの部門における特定の社員だ
けが登録図面を印刷する権限を有しているのが一般的で
ある。
【0029】このため、ユーザ端末27からの図面管理
サーバ15へのアクセスには、社員ユーザを特定するた
めの認証を必要とする。ユーザ認証を経て図面管理サー
バ15との接続が確立された後では、ログインしたユー
ザによって図面の検索、表示、印刷などが実行される。
【0030】これらの一連の作業を処理するために、ユ
ーザ端末27には、図面出力処理専用のアプリケーショ
ン・ソフトウェアがインストールされている。この明細
書では、このユーザ端末27にインストールされるアプ
リケーション・ソフトウェアを「ユーザ端末ソフトウェ
ア」と呼ぶ。
【0031】「ユーザ端末ソフトウェア」に対して、図
面管理サーバ15にインストールされているソフトウェ
アを「図面管理ソフトウェア」と呼ぶ。図面管理ソフト
ウェアは、ユーザ端末ソフトウェアにおける図面の検
索、表示、印刷などの機能を含んでいると共に、各ユー
ザの認証処理、図面データベースの管理処理などの図面
管理システム全体を維持するための機能を含んでいる。
【0032】ユーザ端末27にインストールされたユー
ザ端末ソフトウェアと図面管理サーバ15にインストー
ルされた図面管理ソフトウェアは、それぞれ相互に連携
して動作し、ネットワークを介して様々な機能を提供す
ることができる。
【0033】本発明に従う図面管理システムの機能の1
つに「予約出図」がある。予約出図は、ユーザが複数の
図面の印刷を図面管理サーバ15に予約し、それら複数
の図面を図面管理サーバ15またはユーザ端末27に接
続された印刷装置で一度に印刷する機能である。
【0034】例えば予約出図は、取引先メーカーにたく
さんの部品図面を一度に提出しなければならないときな
どに使用される。ユーザは、ユーザ端末27を使用して
図面管理サーバ15に接続し、必要な図面に対応する部
品番号のリストを送信する。図面管理サーバ15は、指
定された部品番号のリストに基づいて複数の図面を一度
に印刷する。
【0035】図2は、予約出図の機能を備える図面管理
サーバ15とユーザ端末27の機能ブロック図であり、
この図を参照して本発明に従う図面管理システムが処理
する予約出図を説明する。以下の説明では、ユーザ端末
27と図面管理サーバ15との接続が既に確立されてお
り、予約された図面は、図面管理サーバ19に接続され
たプリンタ19で一度に印刷されるものとする。
【0036】ユーザ端末27は、例えばキーボードおよ
びマウスなどの入力装置43、モニタ47などの出力装
置を備える。1つの実施形態では、これらのユーザ端末
27は、一般的なパーソナルコンピュータであってよ
い。複数の図面を一度に印刷したいユーザは、ユーザ端
末27のモニタ47に表示される部品番号の入力画面を
通じて出図の予約を行う。
【0037】図3は、部品番号の入力画面51の実施例
を示している。部品番号の入力画面51では、1つまた
は複数の部品番号からなる部品番号リストを生成し、そ
の部品番号リストを図面管理サーバ15に送信すること
ができる。部品番号リストを生成するために、入力画面
51には、部品番号の入力フォーム53、関連図の入力
フォーム55、部品番号リスト・ウインドウ57、追加
ボタン59、修正ボタン61、削除ボタン63、および
予約ボタン65が設けられる。
【0038】部品番号リストを生成する場合、ユーザ
は、部品番号入力フォーム53に所望の部品番号を入力
して追加ボタン75をクリックし、部品番号を部品番号
リストに追加する。部品番号が部品番号リストに追加さ
れた場合、その部品番号に対して通し番号が付与され、
部品番号リスト・ウインドウ57に表示される。複数の
図面を出図する場合、複数の部品番号が部品番号リスト
に追加される。
【0039】入力画面57の修正ボタン61は、部品番
号リスト内に表示されている部品番号のいずれかを修正
したい場合に使用される。ユーザは、リスト内で表示さ
れている任意の部品番号を1つ選択し、修正ボタン61
をクリックすることによって、選択した部品番号を修正
することができる。
【0040】入力画面57の削除ボタン63は、部品番
号リスト内に表示されている部品番号のいずれかを削除
したい場合に使用される。ユーザは、リスト内の任意の
部品番号を1つ選択し、削除ボタン63をクリックする
ことによって、選択した部品番号をリスト内から削除す
ることができる。
【0041】関連図入力フォーム55は、部品番号入力
フォーム53に入力されている部品番号に関連した図面
を印刷するかどうかを定めるために使用される。関連図
の出図を望む場合、ユーザは、関連図入力フォーム55
に「1」の値を入力して関連図の出図を指定する。関連
図を必要としなければ入力フォーム55はブランクにさ
れる。
【0042】部品番号入力画面51の予約ボタン65を
クリックすると、予約確認画面67がユーザ端末27の
モニタ47に表示される。この予約確認画面67の実施
例を図4に示す。予約確認画面67には、部品番号リス
ト・ウインドウ69、要求ボタン71、戻るボタン73
が設けられる。
【0043】予約確認画面67の部品番号リスト・ウイ
ンドウ69には、部品番号入力画面51の最終的な部品
番号リストが表示される。ユーザは、この予約確認画面
67で部品番号リストを最終確認する。
【0044】部品番号リストに問題が無ければ、要求ボ
タン71をクリックし、部品番号リストを図面管理サー
バ15に送信する。部品番号リストを再び修正する必要
がある場合には、戻るボタン73をクリックすることに
よって部品番号入力画面51に戻ることができる。
【0045】予約確認画面67で部品番号リストが確認
され、要求ボタン71がクリックされた場合、図2に示
すユーザ端末27の図面要求送信部45は、部品番号リ
ストを図面管理サーバ15に送信する。図面要求送信部
45によって送信された部品番号リストは、図面管理サ
ーバ15の図面要求受信部45で受信され、図面要求受
信部45から図面ファイルリスト生成部33に送信され
る。
【0046】図面ファイルリスト生成部33は、部番対
応テーブル29を参照して部品番号リストに対応する図
面ファイルリストを生成する。部番対応テーブル29
は、図面データベース41に記憶している図面ファイル
に部品番号を対応付けて記憶している。
【0047】図面ファイルリスト生成部33は、部番対
応テーブル29を参照して、部品番号リスト内の部品番
号に対応する図面ファイル名を取得し、図面ファイルリ
ストを生成する。もし部品番号に対応する図面ファイル
が部番対応テーブル29から見つからなければ、図面フ
ァイルリスト生成部33は、そのことを図面ファイルリ
ストに記録する。
【0048】生成された図面ファイルリストは、重複図
面ファイル検出部34に送られる。重複図面ファイル検
出部34は、図面ファイルリスト内に含まれる複数の図
面ファイル名に重複が存在するかどうかを検出する。図
面ファイル名に重複が存在している場合、重複した図面
ファイル名に重複識別子が付与される。この重複識別子
を参照することにより、複数の図面を印刷するときに、
重複した図面の印刷が回避される。
【0049】重複図面ファイル検出部34が図面ファイ
ルリストに重複識別子を付与した後で、図面ファイルリ
ストは、図面ファイル取得部35に送信される。図面フ
ァイル取得部35は、図面ファイルリストに含まれる図
面ファイルを図面データベース17から取得し、順番に
印刷部39に送信する。印刷部39は、図面ファイル取
得部35から受信された順番で図面をプリンタ19で印
刷する。この時、重複識別子が付与されている図面ファ
イルは、印刷が回避される。
【0050】重複識別子が与えられた図面ファイルリス
トは、出力リスト生成部37にも送信される。出力リス
ト生成部37は、図面ファイルリストに基づいて「予約
出図明細書」を生成し、印刷部39に送信する。予約出
図明細書は、ユーザによって予約された図面の印刷が完
了したときに印刷されるものであり、今回の予約出図に
ついての明細が記載されている。
【0051】図5は、予約出図明細書の実施例を示して
いる。予約出図明細書には、出図した日付、受付番号、
依頼元のユーザID、入力部番数(ユーザが出図を依頼
した部品番号の個数)、出図図面数(実際に出図された
図面数)、およびエラー数(何らかの理由により出図さ
れなかった図面の数)などと共に、各部品番号それぞれ
についての処理結果を示す一覧表が含まれる。
【0052】予約出図明細書の一覧表では、部品番号に
通し番号が付与される。一覧表の処理結果の項目には、
部品番号に対応する図面が出図完了したかどうかがそれ
ぞれ示される。もし、何らかの理由により部品番号に対
応する図面が印刷されなかった場合、処理結果の項目に
は「エラー」が示される。さらに、重複する図面が存在
した場合、処理結果の項目に重複元の通し番号が示さ
れ、図面が出力されなかったことが示される。この時、
出図部番の項目には、重複元の部品番号が示される。一
覧表の関連図ありの項目は、その部品番号に対応する図
面に関連図が存在することを示す。
【0053】印刷部39は、全図面ファイルを印刷した
後で、出力リスト生成部37から送信されてきた予約出
図明細書を印刷する。ユーザは、印刷された予約出図明
細書によって、依頼した図面が正しく印刷されているか
どうかを確認することができる。
【0054】図6から図9は、図面管理サーバ15にお
ける予約出図の処理を示すフローチャートであり、図6
は、予約出図処理の全体のフローチャートを示してい
る。
【0055】最初にステップ101で図面管理サーバ1
5は、任意のユーザ端末27から部品番号リストを受信
する。次にステップ103で、受信された部品番号リス
トに基づいて図面ファイルリストを生成する。
【0056】図7は、図面ファイルリストの生成処理の
フローチャートを示す。ステップ201でフローの繰り
返し回数kが0に初期化され、次にステップ203でk
の値に1が加算される。ステップ205では、k番目の
通し番号を付与された部品番号が部品番号リストから取
得され、部番対応テーブル29を参照して、この部品番
号に対応する図面ファイル名が検索される。
【0057】先に述べたように、部番対応テーブル29
は、図面データベース41が記憶する図面ファイル名に
部品番号を対応付けたテーブルである。入力された部品
番号に対応する図面ファイルが図面データベース41に
存在すれば、対応する図面ファイル名が部番対応テーブ
ル29から取得されるはずである。しかしながら、何ら
かの理由により部品番号に対応する図面ファイルが図面
データベース41に存在していない場合(例えば誤った
部品番号が入力された場合など)、図面ファイル名を取
得することができない。
【0058】このため、ステップ207では、部品番号
に対応する図面ファイル名が部番対応テーブル29で見
つかったかどうかを判定する。図面ファイル名が見つか
った場合、ステップ211で検索されたファイル名が図
面ファイルリストに追加される。図面ファイル名が検索
されなかった場合、ステップ209でエラーがその部品
番号に対して返されて図面ファイルリストに記憶され
る。
【0059】ステップ213では、繰り返し回数kが部
品番号の総数nに達したかどうかが判定される。ここで
部品番号の総数nとは、部品番号リストに含まれる部品
番号の全個数である。ステップ213においてk=nに
達していなければ、部品番号リストに含まれる全部品番
号に対して図面ファイル名が取得されていない。したが
って、ステップ203に戻り、一連の処理が繰り返され
る。ループを繰り返した結果、ステップ213でk=n
に達した場合、部品番号リストに含まれる全部品番号に
対して図面ファイル名が得られる。
【0060】部番対応テーブル29では、先に述べた様
に1個の図面ファイル名が複数の部品番号に対応して記
憶されている。このため、生成された図面ファイルリス
トの図面ファイル名は、部品番号リストの内容に応じて
重複している場合がある。この図面ファイルリストにお
ける図面ファイル名の重複は、図6に示すフローチャー
トのステップ105で検出される。
【0061】図8は、ステップ105の処理を詳細に示
すフローチャートである。ステップ301でフローの繰
り返し回数kが1に初期化され、次にステップ303で
kの値に1が加算される。ステップ305では、図面フ
ァイルリストのk番目の図面ファイル名と同じファイル
名がk番目以前に存在するかどうかが判定される。例え
ばk=10の場合、図面ファイルリストの10番目の図
面ファイル名に一致するファイル名が、図面ファイルリ
ストの1番目から9番目に存在するかどうかが判定され
る。
【0062】ステップ305でk番目の図面ファイル名
に一致するファイル名が検出された場合、ステップ30
7で図面ファイルリストのk番目の図面ファイル名に重
複識別子が付与される。この重複識別子は、図面ファイ
ルリストにおける異なる部品番号が同一の図面ファイル
(同一の画像または図面)に関連付けられていることを
示している。
【0063】例えば図面ファイルリストの10番目の図
面ファイル名が3番目のファイル名と同一であれば、1
0番目の図面ファイル名に3の値を有する重複識別子が
付与され、図面ファイルリストに記憶される。
【0064】ステップ309では、繰り返し回数kが図
面ファイル名の総数nに達したかどうかが判定される。
ここで図面ファイル名の総数nとは、図面ファイルリス
トに含まれる図面ファイル名の全個数であり、部品番号
リストに含まれる部品番号の全個数と同数となる。
【0065】ステップ309でk=nに達していなけれ
ば、図面ファイルリストに含まれる全図面ファイル名に
対して重複が検出されていないので、ステップ303に
戻り、一連の処理が繰り返される。ステップ309でk
=nに達した場合、図面ファイルリストに含まれる全図
面ファイル名に対して重複が検出される。
【0066】図9は、最終的に得られた図面ファイルリ
ストの例を示す。この例では、通し番号23の図面ファ
イル名が通し番号22の図面ファイル名に一致している
ので、通し番号23の重複識別子の項目に22の値が付
与されている。この様に、ファイル名の重複が存在する
場合、図面ファイル名に付与された重複識別子の値を参
照することによって、図面ファイル名の重複元を判断す
ることができる。
【0067】図6のステップ107では、生成された図
面ファイルリストに基づいて図面の印刷が実行される。
図10は、この図面の印刷処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【0068】図10のステップ401でフローの繰り返
し回数kが0に初期化され、次にステップ403でkの
値に1が加算される。ステップ405では、図面ファイ
ルリストにおけるk番目にエラーが示されているかどう
かが判定される。図面ファイルリストのk番目にエラー
が示されている場合、図面ファイルが存在しないので、
ステップ411に進む。エラーが示されていない場合に
はステップ407に進む。
【0069】ステップ407では、k番目の図面ファイ
ル名に重複識別子があるかどうかが判定される。ステッ
プ407で重複識別子がなければ場合、ステップ409
に進み、k番目の図面ファイル名に対応する図面ファイ
ルが図面データベース17から取得され、その図面がプ
リンタ19で印刷される。
【0070】ステップ407でk番目の図面ファイル名
に重複識別子が付与されていると判定された場合、この
図面ファイルの図面が既に印刷されているので、ステッ
プ409には進まず、この図面の印刷を実行しない。
【0071】ステップ411では、繰り返し回数kが図
面ファイル名の総数nに達したかどうかが判定される。
ステップ411でk=nに達していなければ、図面ファ
イルリストに含まれる全図面ファイル名に対して印刷処
理が実行されていないので、ステップ403に戻り、一
連の処理が繰り返される。ステップ411でk=nに達
した場合、図面ファイルリストに含まれる全図面ファイ
ル名に対する印刷処理が完了する。
【0072】図面の印刷処理が完了すると、図6のステ
ップ109で、生成された図面ファイルリストに基づい
て予約出図明細書が生成され、この明細書がプリンタ1
9で印刷される。ユーザは、印刷された予約出図明細書
によって、依頼した図面が正しく出図されたかどうかを
確認することができる。
【0073】以上この発明を特定の実施例について説明
したが、この発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、当業者が容易に行うことができる種々の変形
もこの発明の範囲に含まれる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、一度に複数の図面を印
刷する処理において、入力された部品番号から重複して
いる図面を自動的に検出することができる。さらに検出
された重複する図面は、1回しか印刷されないので、効
率的に複数の図面を出図することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面管理システムの実施例。
【図2】図面管理サーバとユーザ端末の機能ブロック
図。
【図3】部品番号の入力画面の実施例。
【図4】予約確認画面の実施例。
【図5】予約出図明細書の実施例。
【図6】予約出図処理の全体のフローチャート。
【図7】図面ファイルリストの生成処理のフローチャー
ト。
【図8】図面ファイル名の重複を検出する処理のフロー
チャート。
【図9】図面ファイルリストの実施例。
【図10】図面の印刷処理のフローチャート。
【符号の説明】
13 管理端末 15 図面管理サーバ 17 図面データベース 19 プリンタ 27 ユーザ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 あけみ 東京都港区南青山2丁目1番1号 本田技 研工業株式会社内 Fターム(参考) 5B046 BA10 CA06 GA01 GA02 HA05 KA01 KA05 5B075 ND06 PQ03 UU21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された複数の部品番号に対応する複数
    の図面を印刷する図面管理システムであって、 部品番号に関連付けて複数の図面ファイルを記憶する図
    面データベースと、 前記入力された複数の部品番号に対応する複数の図面フ
    ァイルを前記図面データベースから検索する手段と、 前記検索された複数の図面ファイルから重複している図
    面ファイルを検出する手段と、 前記検索された複数の図面ファイルの図面を印刷する印
    刷手段と、を備え、 前記重複した図面ファイルの検出に応答して、該重複し
    た図面ファイルに含まれる図面を重複して印刷しないよ
    う構成された図面管理システム。
  2. 【請求項2】前記入力された複数の部品番号に対応する
    複数の図面が正しく印刷されたかどうかを示す出図明細
    書を印刷し、前記重複検出手段によって検出された重複
    が部品番号と対応して該出図明細書に示される請求項1
    に記載の図面管理システム。
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KR101592213B1 (ko) * 2015-04-13 2016-02-12 주식회사 엔에스이 도면 추적 관리 시스템

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