JP2001022841A - インターネットediシステム及びedi方法 - Google Patents

インターネットediシステム及びedi方法

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JP2001022841A
JP2001022841A JP19194699A JP19194699A JP2001022841A JP 2001022841 A JP2001022841 A JP 2001022841A JP 19194699 A JP19194699 A JP 19194699A JP 19194699 A JP19194699 A JP 19194699A JP 2001022841 A JP2001022841 A JP 2001022841A
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JP19194699A
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English (en)
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Akira Yokoyama
明 横山
Yoshiaki Miyauchi
義明 宮内
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FUJI FP KK
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FUJI FP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注元及び受注先の労力を軽減し、精細な図
面を印刷することができるインターネットEDIシステ
ム及びEDI方法を提供する。 【解決手段】 WWWサーバ32は、ブラウザでPC5
2から商取引データを要求されたときに、データベース
サーバ34に照会を行い、当該所定商取引データに関連
する画情報の有無を表す情報を含む当該所定商取引デー
タをブラウザに設定してPC52に送信し、画情報が要
求されたときに、FTPサーバに格納された書庫ファイ
ルを参照して図面ファイルサーバ40から当該画情報を
取得し、圧縮ファイルを該所定クライアントにFTP送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットED
Iシステム及びEDI方法に係り、特に、ブラウザを使
用したインターネット通信プロトコルによって企業間の
商取引データを電子的に伝達し合うインターネットED
Iシステム及び該インターネットEDIシステムのED
I方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラウザを使用したインターネッ
ト通信プロトコルによって企業間の商取引データを電子
的に伝達し合う(以下、このような電子情報の交換をE
DI(Electronic Data Interchange)という。)サーバ
・クライアント型のインターネットシステムでは、発注
元等の情報発信側が発注伝票、見積依頼書等の商取引情
報をWWW(World Wide Web)又はFTP(File Transfer
Protocol)等のインターネットサーバに送信し、受注先
等の情報受信側で受信する際は、図面情報とは無関係に
商取引情報の受信を行っていた。
【0003】そして、図面情報は、例えば、DXF(Dra
wing Interchange File)等の画像情報ファイルに変換し
てインターネットEDIシステムとは別に、発注元から
受注先へ電子メールで送信したり、又は、紙に印刷した
図面を郵送若しくはファクシミリ(以下、FAXとい
う。)送信していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかしながら、紙に印刷
した図面を郵送又はFAX送信する場合には、例えばC
AD(Computer Aided Design) システム内の図面等の画
情報を格納したCADサーバ等の記憶装置から所定の画
情報を呼び出して印刷した後、郵送又はFAX送信する
必要があるので、発注元の担当者は時間及び労力を多く
費やさざるを得なかった。
【0005】また、スキャナ等で取り込んだ画情報をフ
ァイルにして電子メールで送信する場合もあるが、この
場合に解像度を高くするとファイルサイズが大きくなる
ので、送信側(発注元)では通信費が多く掛かると共に
受信側(受注先)では取り扱いが難しくなり、逆に、解
像度を低くすると図面品質が低下するので、正確な情報
を伝達できない、という問題があった。
【0006】更に、ブラウザの印刷機能を使用する場合
には高精細な図面の線図を完全に印刷することができな
いので、高精細な線図を印刷するために、例えば、DX
Fファイル等のCAD等の汎用外部ファイル形式に変換
して送信する場合には、受注先のパーソナルコンピュー
タ(以下、PCという。)等にDXFファイルを表示・
印刷可能なCAD用ソフトウエアをインストールしなけ
ればならず、CAD用ソフトウエアのライセンス費用や
インストールの手間を受注先が負担せざるを得ない、と
いう問題があった。
【0007】本発明は、上記事案に鑑み、発注元及び受
注先の労力を軽減し、ブラウザを使用したEDIにおい
て商取引情報と共に精細な図面を印刷することができる
インターネットEDIシステム及びEDI方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、ブラウザを使用したインタ
ーネット通信プロトコルによって企業間の商取引データ
を電子的に伝達し合うインターネットEDIシステムに
おいて、サーバサイトに配備され、前記商取引データ及
び画情報を格納する情報格納サーバと、前記インターネ
ットに接続され、送受信するファイルを管理すると共に
前記画情報に基づいて図面が印刷可能な図面印刷プログ
ラムを格納した格納サーバを有し、前記ブラウザで所定
クライアントから所定商取引データを要求されたとき
に、前記情報格納サーバに照会を行い、当該所定商取引
データに関連する画情報の有無を表す情報含む当該所定
商取引データを前記ブラウザに設定して該所定クライア
ントに送信し、当該所定商取引データに関連する画情報
を要求されたときに、前記格納サーバに格納されたファ
イル情報に基づいて前記情報格納サーバから当該画情報
を取得し、該画情報及び前記図面印刷プログラムを該所
定クライアントへ送信するWWWサーバと、を備えてい
る。本態様では、サーバサイトに情報格納サーバが配備
され、商取引データ及び画情報が格納される。WWWサ
ーバは、インターネットに接続され、送受信するファイ
ルを管理すると共に画情報に基づいて図面が印刷可能な
図面印刷プログラムを格納した格納サーバを有し、ブラ
ウザで所定クライアントから所定商取引データを要求さ
れたときに、情報格納サーバに照会を行い、当該所定商
取引データに関連する画情報の有無を表す情報含む当該
所定商取引データをブラウザに設定して該所定クライア
ントに送信し、当該所定商取引データに関連する画情報
を要求されたときに、格納サーバに格納されたファイル
情報に基づいて情報格納サーバから当該画情報を取得
し、該画情報及び図面印刷プログラムを該所定クライア
ントへ送信する。本態様によれば、所定クライアントは
当該所定商取引データに関連する画情報の有無を表す情
報を参照して画情報が有るときに画情報を要求すること
により、画情報及び図面印刷プログラムがWWWサーバ
から送信されるので、精細な図面を印刷することができ
る。
【0009】この場合において、WWWサーバは、画情
報を圧縮した圧縮ファイルで所定クライアントへ送信す
るようにすれば、画情報は圧縮されているので、通信時
間を短縮することができる。また、圧縮ファイルのファ
イル名に、所定商取引データを特定する情報を含むよう
にすれば、所定商取引データを特定する情報と圧縮ファ
イル名とを関連づけることができるので、所定クライア
ントは所定商取引データを特定する情報により所定商取
引データに関連する圧縮ファイルをWWWサーバから送
信を受けることができる。更に、WWWサーバは、所定
クライアントから最初に画情報を要求されたときに、図
面印刷プログラムを該所定クライアントに送信するよう
にすれば、次回以降印刷プログラムを送信しなくてもよ
いので、送信時間を短縮することができる。このとき、
図面印刷プログラムがJAVAスクリプトで記述される
ようにすれば、OSの種類を問わず図面印刷プログラム
が機能するので、所定クライアントは既存のシステムに
より図面を印刷することができる。また、図面印刷プロ
グラムには所定クライアントの記憶装置に該図面印刷プ
ログラムを格納する命令が記述され、所定クライアント
においてブラウザで表示された所定コマンドボタンがク
リックされたときに、図面印刷プログラムが記憶装置か
ら呼び出されるようにすれば、所定クライアントは手動
で図面印刷プログラムを記憶装置に格納したり、記憶装
置から図面印刷プログラムを呼び出す手間を省くことが
できるので、労力を軽減することができると共にEDI
事務処理時間を短縮することができる。更に、インター
ネットに接続可能であり、情報格納サーバに格納された
所定商取引データを参照し、該所定商取引データに関連
する画情報をWWWサーバに送信して情報格納サーバに
格納させる画情報送信手段を発注元に備えるようにすれ
ば、所定商取引データを参照して当該所定商取引データ
に関連する画情報を情報格納サーバに格納することがで
きるので、当該所定商取引データと図面とを関連づける
ことができる。
【0010】本発明の第2の態様は、ブラウザを使用し
たインターネット通信プロトコルによって企業間の商取
引データを電子的に伝達し合うインターネットEDIシ
ステムのEDI方法であって、サーバサイトに、画情報
に基づいて図面を印刷可能な図面印刷プログラムを予め
格納し、画情報の有無を表す情報を含む前記商取引デー
タを格納し、前記商取引データに関連する画情報を格納
し、前記サーバサイトに、前記ブラウザで所定クライア
ントから所定商取引データを要求されたときに、当該所
定商取引データに関連する画情報の有無を表す情報含む
当該所定商取引データを前記ブラウザに設定して該所定
クライアントに送信し、当該所定商取引データに関連す
る画情報を要求されたときに、前記情報格納サーバから
当該画情報を取得し、該画情報及び前記図面印刷プログ
ラムを該所定クライアントへ送信する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を適
用したインターネットEDIシステムの一実施形態につ
いて説明する。本実施形態では、発注元にはインターネ
ットに接続された発注元システムが配備されており、E
DIシステムを有するEDI取引先とはインターネット
を通じて発注等のEDI処理を行い、EDI取引システ
ムの整備が整わない取引先とはFAXにより発注等の処
理を行うものである(以下、FAXにより取引を行う取
引先をFAX取引先という。)。
【0012】まず、本実施形態のインターネットEDI
システムの概略構成について説明する。
【0013】図1に示すように、インターネット90に
は、専用回線92を介して発注元の発注元システム10
が接続されている。発注元システム10はバス型のLA
N(Local Area Network)24を備えている。LAN24
には、LANインターフェースボードを介して複数の担
当者用PC16、担当者用PC16から入力された生産
管理情報や経理情報等の基幹系情報処理を行う汎用コン
ピュータ12(以下、汎用機12という。)及び図示し
ないプリンタやスキャナ等の周辺機器が接続されてい
る。また、LAN24には、後述するようにホスティン
グサーバサイト30に配備されたデータベースサーバ3
4内のデータベースを更新するためのデータ更新用PC
14及びFAX取引先に対してのFAX送信内容を作成
・管理するFAX送信用PC18が接続されている。F
AX送信用PC18には、公衆回線84を介してFAX
取引先へFAX送信をするためのTA・FAXモデム2
8が接続されている。また、LAN24には製品開発部
門の設計者が図面、仕様書等の設計情報を画情報として
入力するための複数のCAD用ワークステーション21
及びCAD用ワークステーション21の画情報を蓄積す
るCAD用サーバ20が接続されている。更に、LAN
24にはLAN24の内部ネット上の情報や発注元シス
テムを外部ネットからの侵入による漏洩、改ざん、破壊
等から保護するためのファイアウォール22が接続され
ており、ファイアウォール22にはインターネットのプ
ロトコル定義に基づいてパケットの中継・交換を行うル
ータ26が接続されている。このルータ26が上述した
専用回線92を介してインターネット90に接続されて
いる。従って、各担当者は担当者用PC16で通信アプ
リケーションプログラムを起動させて自己宛の電子メー
ル等の着信確認や発信を行うことも可能である。
【0014】また、インターネット90は、専用回線9
4を介して、所定のインターネット通信プロトコルによ
って企業間の商取引データを一時的に保存するホスティ
ングサーバサイトシステム30のルータ38に接続され
ている。ルータ38はホスティングサーバサイトシステ
ム30を外部ネットからの不正アクセスに対して武装
(保護)するファイアウォール36に接続されており、
更に、ファイアウォール36はバス型のLAN42に接
続されている。LAN42には、HTML(HyperText M
arkup Language)スクリプト、帳票印刷プログラム、図
面印刷プログラム等が格納されると共にインターネット
90上にハイパーテキストを構築するWWW(FTP)
サーバ32、WWWサーバ32の支配下にあり、取引先
マスタ、注文書、見積依頼書、検収明細書、支払通知書
等種々の商取引データが格納されるデータベースサーバ
34、並びに、圧縮図面ファイル等の画情報が格納され
る図面ファイルサーバ40、及び図示しないPCが接続
されている。
【0015】また、インターネット90は、専用回線9
6を介して、EDI取引先AのEDI取引先システム5
0のルータ54に接続されている。ルータ54はリング
状に複数のPC52に接続されており、更に、所定のP
C52にはプリンタ56が接続されている。
【0016】更に、インターネット90は、専用回線9
8を介して、インターネットサービスプロバイダ80に
接続されている。インターネットサービスプロバイダ8
0のシステムは図示しないWWWサーバ等を含んで構成
されており、公衆回線82を介してEDI取引先Bと接
続される。EDI取引先BのEDI取引先システム60
は、TA・モデム64、PC62及びプリンタ66等で
構成されている。なお、上述した発注元システム10、
ホスティングサーバサイトシステム30並びにEDI取
引先システム50及び60間の通信では、送信時に公開
鍵方式の暗号化を行って商取引データの秘密性を保持し
ている(図1の鍵マーク参照)。
【0017】そして、FAX取引先には、FAX72か
らなるFAX取引先システム70が配備されており、公
衆回線84を介して発注元とFAX通信が可能な構成と
なっている。
【0018】次に、本実施形態のインターネットEDI
システムの作用について説明する。なお、説明を簡単に
するために、発注元が取引先に対して発行する見積依頼
書及び取引先が発注元に対して行う見積回答を中心に詳
述する。
【0019】まず、発注元の設計部門の設計者はCAD
用ワークステーション21に自己のパスワードを入力し
てCAD用アプリケーションプログラムを立ち上げて、
グラフィックディスプレイを介してコンピュータの支援
を得ながら自己に割り当てられた所定部品の図面を作成
又は修正し、CAD用サーバ20にその画情報を蓄積す
る。CAD用サーバ20には、開発機種、開発機種を構
成するアセンブリー、アセンブリーを構成するサブアセ
ンブリー等の順にツリー構造に従って画情報を格納する
フォルダが形成されている。サブアセンブリーのフォル
ダには、部品自体の図面の他に必要に応じて型図面や仕
様書等の画情報が格納される。
【0020】一方、発注元の発注業務を担当する担当者
(以下、発注担当者という。)は、担当者用PC16に
自己のパスワードを入力して、担当者用PC16のハー
ドディスクに保存されている生産管理システムのアプリ
ケーションプログラムを立ち上げる。生産管理システム
のメニューは発注管理サブシステムを含んでいる。発注
担当者がマウス等のポインティングデバイスで生産管理
システムのメニューから発注管理サブシステムを選択す
ると、図2に示すように、担当者用PC16のディスプ
レイに管理メニューがブラウザで表示される。管理メニ
ューには見積依頼書を作成する画面に移行するための見
積依頼書作成ボタン102、取引先が見積依頼書と共に
図面の提供が受けられるように見積依頼に対応する図面
を登録するための画面に移行するための見積依頼・図面
登録ボタン104、取引先からの見積依頼に対する回答
を確認する画面に移行するための見積回答確認ボタン1
06等種々のコマンドボタンが配置されている。これら
のコマンドボタンには、JAVAスクリプトで記述され
たプログラムが割り当てられている。
【0021】見積依頼書作成ボタン102がクリックさ
れると、担当者用PC16はディスプレイ上に図3に示
す見積依頼書作成画面をブラウザで表示する。この見積
依頼書作成画面は、罫線が入っていない点を除き、錯誤
を招かないように帳票(伝票)の見積依頼書とほぼ同一
の表示形態とされている。発注担当者が見積依頼書を作
成するには、まず、取引先コードのインプットボックス
108に取引先(EDI取引先、FAX取引先を問わな
い。)の取引先コードをキーボードから入力する。この
入力を開始すると、生産管理システムアプリケーション
プログラムに従って担当者用PC16のCPUは直ちに
データの重複を禁止するためのシリアルナンバーを付与
してこのシリアルナンバーをレコードナンバー116と
して表示する。取引先コードの第1桁目は、EDI取引
先の場合には「1」が付与され、FAX取引先の場合に
は「0」が付与されている。取引先コードが入力され、
エンターキーが押下されると、見積依頼書作成画面に
は、担当者用PC16のCPUが図示しないテーブルを
参照して取引先会社名(本例の場合には、「取引先株式
会社」)を表示する。
【0022】次に、発注担当者は見積依頼に必要な項目
が表示された見積依頼欄110内の各ラベルに対応する
インプットボックスにテキストデータをキーボードから
入力する。見積依頼に添付される図面がある場合には、
コンボボックス110aのリストから「有」を選択す
る。なお、チェックボックス110bへの入力は禁止さ
れており、未入力(null)のままとされる。この入力が完
了し、更新ボタン118をクリックすると、担当者用P
C16のCPUは必須項目の入力漏れや例えば、半角/
全角入力等の方式的過誤がないか等の入力条件を検査し
て、入力条件に合致していれば、レコードを追加又は更
新し、入力条件に合致していなければ、その旨表示して
発注担当者に適正な入力を促す。
【0023】また、発注担当者が図面ボタン117をク
リックすると、担当者用PC16からCAD用サーバ2
0に格納されている開発機種のフォルダ名のリストを参
照することができる。発注担当者は開発機種フォルダ名
リストから開発機種フォルダを構成するアセンブリーフ
ォルダ、アセンブリーフォルダを構成するサブアセンブ
リーフォルダの順にフォルダ名のリストをクリックして
いき、サブアセンブリーフォルダに格納された見積依頼
対象部品(又は型、仕様書)の画情報ファイルのリスト
を選択し図示しない転送ボタンをクリックすることによ
り、CAD用サーバ20に格納された見積依頼対象部品
の画情報ファイルをDXFファイル等汎用外部ファイル
形式で担当者用PC16のハードディスク内の所定格納
部(所定フォルダ)へ出力させる。これに伴って、PC
16のRAMワークエリアでは、汎用外部ファイル形式
の画情報ファイルのファイル名や格納アドレス等を記述
した書庫ファイルが作成される。
【0024】また、発注担当者が印刷ボタン120をク
リックすると、見積依頼書が図示しないプリンタにより
印刷され、見積依頼書内容を帳票により確認することが
可能となる。この確認作業が終了した時点で、検索ボタ
ン114をクリックし図示しない検索画面に見積依頼ナ
ンバーをインプットボックスに入力して当該見積依頼作
成画面を表示させ、ブラウザのファイル()をクリッ
クし図示しないドロップダウンメニューを表示して、ド
ロップダウンメニューの中の「転送」をクリックするこ
とにより、追加又は更新されたレコードがLAN24を
介して汎用機12へ転送される。なお、EDI取引先の
見積回答が表示される見積回答欄112へのカーソルの
移動は禁止されており、発注担当者は見積回答欄112
へ入力することはできない。従って、この時点では取引
先からの回答がないので、見積回答欄112の各インプ
ットボックス内は未入力のままとされている。また、見
積依頼書であることを特定するために、更新ボタン11
8がクリックされた時点で担当者用PC16のCPUは
生産管理システムアプリケーションプログラムに従って
レコード上のデータ区分フィールドに見積依頼書のデフ
ォルト値である「03」を挿入する(表1、図4(A)
の符号128参照)。
【0025】担当者用PC16からの転送レコードを受
信した汎用機12では、担当者用PC16のレコードナ
ンバー116を汎用機12側の重複が禁止された新たな
レコードナンバー(図4(A)の符号122参照)に置
き換えると共に、発注元をWWWサーバ32に対して特
定する発注元コード(図4(A)の符号124参照)を
挿入して、担当者用PC16からの転送レコードを図示
しない記憶装置に記憶し、後述するように所定時間毎に
追加又は更新されたレコードをテキストファイルとして
データ更新用PC14へ出力する。なお、汎用機12は
24時間稼動しており担当者用PC16からのデータの
追加、更新を常時受け入れることが可能である。
【0026】図4(A)に示すように、汎用機12から
データ更新用PC14へ出力されるテキストファイルの
各レコードは、発注元レコードナンバーフィールド12
2、発注元コードフィールド124、取引先コードフィ
ールド126、データ区分フィールド128、追加(例
えば、デフォルト値「1」)又は変更(例えば、デフォ
ルト値「0」)を示す変更区分フィールド130及び種
々のデータフィールド132A〜132Nで構成されて
いる。取引先コードフィールド126及びデータフィー
ルド132A〜132Nは、図3に示した見積依頼欄1
10の各インプットボックスに担当者が入力したテキス
トデータを含んで構成されている。ここで、データ区分
について詳述すれば、次表1に示す通りである。
【0027】
【表1】
【0028】従って、汎用機12からデータ更新用PC
14へ出力されるテキストファイルのレコードは文字列
群で構成され、ホスティングサーバサイトシステム30
への送信時間を短縮するために、図3に示した見積回答
欄112のテキストデータ(上述したようにnull)はデ
ータ更新用PC14へ出力されるテキストファイルのレ
コードフィールドを構成していない。
【0029】データ更新用PC14では、汎用機12か
らテキストファイルが出力されたかを常時監視する監視
プログラムが立ち上げられている。この監視プログラム
は、EDI取引とFAX取引とを識別し、その識別結果
に応じて取引先のシステムに適合した商取引データを送
信する監視送信ルーチンを実行する。
【0030】図5に示すように、この監視送信サブルー
チンでは、まず、ステップ202において、汎用機12
からテキストファイルが出力されるまで待機し、テキス
トファイルが出力されると、次のステップ204におい
て、テキストファイルのテキストデータ(レコード)を
データ更新用PC14の図示しないRAMに格納する。
【0031】次に、ステップ206において、所定時間
が経過したか否かを判断し、否定判断されたときは、ス
テップ202へ戻り、肯定判断されたときは、次のステ
ップ208へ進む。この所定時間は、本実施形態では1
0分〜20分とされ、データ更新用PC14の図示しな
い内部時計で計測することができる。
【0032】ステップ208では、上記所定時間内にテ
キストファイルが汎用機12から出力されたか否かを判
断するために、例えば、ディレクトリ検査関数を使用し
て自己のディレクトリを検査することにより判定し、否
定判定されたときは、テキストファイルが汎用機12か
ら出力されるまで待機するために、ステップ202へ戻
り、肯定判定されたときは、次のステップ210におい
て、取引先がEDI取引先か否かを判断する。この判断
はレコードの取引先コードフィールドの第1桁を検査す
ることにより判断することができる。
【0033】ステップ210において、肯定判断された
場合は、次のステップ212で、EDI取引先の各レコ
ードを1つにまとめたテキストファイルを作成し、ブラ
ウザを起動させて、次のステップ214でホスティング
サーバサイトシステム30のWWWサーバ32にFTP
でテキストファイルを送信する。なお、本実施形態のブ
ラウザには、HTMLでWWWサーバ32のアドレスが
記述され、HTML上にJAVAスクリプトで所定プロ
グラムが記述されている。また、ブラウザには、WWW
サーバ32にアクセスするための識別コード(以下、I
Dコードという。)が設定されており、IDコードは発
注元システム10のシステム管理者により変更可能とさ
れている。更に、EDIの安全性を確保するために、ス
テップ214では公開鍵暗号方式の暗号化処理が実行さ
れる。また、データ更新用PC14のワークエリアの負
荷を軽減するために、RAMからWWWサーバ32に送
信したテキストファイルのテキストデータを削除してス
テップ202へ戻る。
【0034】一方、ステップ210において、否定判断
された場合には、ステップ216でFAX取引先にFA
X送信するためにFAX取引先の各レコードを1つにま
とめたテキストファイルを作成し、FAX送信用PC1
8にテキストファイルを転送し、RAMからFAX送信
用PC18へ転送したテキストファイルのテキストデー
タを削除してステップ202へ戻る。
【0035】ホスティングサーバサイトでは、WWWサ
ーバ32のマルチCPUが発注元及び取引先間のEDI
を機能させるために図6に示すサーバ処理ルーチンを実
行する。
【0036】このサーバ処理ルーチンでは、まず、ステ
ップ300でIDコードが登録されたIDコードと一致
するか否かを判断し、否定判断のときは、ステップ30
4において、ホスティングサーバサイトシステム30を
不正アクセスから保護するために、IDコードの不一致
を発注元等のクライアントに通知してステップ300へ
戻る。一方、ステップ300で肯定判断のときは、次の
ステップ302において、データ更新用PC16から送
信されたテキストファイルを秘密鍵により復号化する。
【0037】次のステップ306では、テキストファイ
ル中の最初のレコードを参照して登録された発注元(正
規クライアント)か否かを、図4(A)に示したように
発注先コードが取引先コードより前の所定のフィールド
に配置されていることから判断する。この判断が肯定さ
れたときは、データベースサーバ34に蓄積されるデー
タを保護するために、WWWサーバ32に格納された図
示しない発注先登録テーブルを参照して正規クライアン
トの発注元か否かを確認する。また、EDI取引先(例
えば、取引先株式会社)が発注元(例えば、発注元株式
会社)に逆発注する場合もあり、ステップ306ではそ
のような場合の対応も可能にするものである。ステップ
306で肯定判断された場合には、正規クライアントの
発注元からのアクセスであるので、次のステップ308
においてデータベースサーバ34のレコードの追加・更
新であるか否かを判断する。
【0038】ステップ308で肯定判断されたときは、
次のステップ310において、発注元からのレコードの
追加・更新をデータベースサーバ34に許容してステッ
プ300へ戻る。これにより、データベースサーバ34
では、発注元から送信されたレコードが追加又は更新さ
れる。
【0039】すなわち、データベースサーバ34は、図
4(A)に示した変更区分フィールド130を参照し
て、デフォルト値が「1」(レコード追加)の場合に
は、図4(B)に示すように、データベースサーバ34
がシリアルで付与するサーバレコードナンバーをサーバ
レコードナンバーフィールド140に挿入して、発注元
レコードナンバーフィールド142、発注元コードフィ
ールド144、取引先コードフィールド146、データ
区分フィールド148、データフィールド150A〜1
50N、デフォルト値「0」が挿入される図面登録フィ
ールド154、発注元が当該サーバレコードを参照した
回数を示す参照回数フィールド155、見積回答欄(図
2の106参照)のデータフィールド156A〜156
N(この時点ではnull)、取引先が当該サーバレコード
を参照した回数を示す参照回数フィールド158の各フ
ィールドで構成されるレコードを新たに追加し、発注元
レコードナンバーフィールド142に発注元レコードナ
ンバーフィールド122の値を、発注元コードフィール
ド144に発注元コード124の値を、取引先コードフ
ィールド146に取引先コードフィールド126の値
を、データ区分フィールド148にデータ区分フィール
ド128の値を、データフィールド150A〜150N
に各々データフィールド132A〜132Nの値を、そ
れぞれコピーすると共に、取引先及び発注元のいずれも
が当該レコードを参照していないので、参照回数フィー
ルド155及び158に「0」を挿入する。一方、変更
区分フィールド130のデフォルト値が「0」の場合に
は、既に当該見積依頼に対応するレコードが存在してい
るので、発注元レコードナンバーフィールド122の値
と同一の値を発注元レコードナンバーフィールド142
で検索し当該レコードを、変更区分フィールド130の
デフォルト値が「1」の場合と同様にコピーする。従っ
て、図4(B)に示したレコードのうち、発注元は発注
元変更可能フィールド152を変更することができ、発
注元変更可能フィールド152には、変更区分フィール
ド130を除き、図4(A)に示したデータと同一のデ
ータが格納される。また、サーバレコードナンバーフィ
ールド140、図面登録フィールド154、参照回数フ
ィールド155、158へはデータベースサーバ34が
値を挿入又は更新する。
【0040】一方、図6のステップ308で否定判断さ
れたときは、次のステップ312において、データベー
スサーバ34に格納されたレコードの発注元からの参照
か否かを判断する。肯定判断のときは、ステップ314
において、参照又は当該レコードに対応する画像データ
の登録を行うための参照・画像データ登録処理サブルー
チンが実行される。
【0041】ところで、発注担当者が図2に示した見積
依頼・図面登録ボタン104をクリックすると、図7に
示すように、担当者用PC16のディスプレイ上には注
文書確認・図面登録画面がブラウザで表示され、担当者
用PC16はインターネット90を介してWWWサーバ
32に接続される。発注担当者がインプットボックス1
61に見積依頼ナンバーを入力してキーボードのエンタ
ーキーを押下すると、注文書確認・図面登録画面にはス
テップ310でデータベースサーバ34に格納された当
該見積依頼レコードのうち一部のフィールドのテキスト
データ167が表示される。
【0042】発注担当者がコンボボックス168のボタ
ンをクリックすると、コンボボックス168のリストに
は上述した書庫ファイルの画情報のファイル名が値とし
てリスト表示される。なお、本実施形態のコンボボック
ス168のリストの値で、例えば、「PCX500_2
32_00.dxf」の「PCX500」、「23
2」、「00」及び「.dxf」は、それぞれ開発機種
名、部品番号、図面修正回数及びDXFファイルの拡張
子を表している。発注担当者がコンボボックス168の
リストから見積依頼対象部品のファイル名を選択してク
リックするとリストは閉じられ、拡張子を非表示にして
DXFファイル名がコンボボックス168内に挿入され
る。
【0043】次に、発注担当者が参照ボタン162をク
リックすると、参照ボタン162にはJAVAスクリプ
トでDXFファイル等のCAD用の汎用外部ファイル形
式を画面上にブラウザで表示する画像表示プログラムが
記述されており、コンボボックス168の値に従って書
庫ファイルを参照して上述した所定格納部からDXFフ
ァイルが呼び出されて図示しない図面表示画面がブラウ
ザで表示される。これにより発注担当者は見積依頼ナン
バーと図面とが一致しているか否かを確認することがで
きる。図示しない図面表示画面には圧縮ボタンが配置さ
れており、発注担当者が圧縮ボタンをクリックすること
により、当該画像ファイルは一旦一つのファイルで圧縮
される。この際に、圧縮された圧縮ファイル名に見積依
頼ナンバー(発注書の場合には発注ナンバー)が含まれ
るようにプログラムされている。圧縮形式には、例え
ば、LHA(拡張子.lzh)が使用され、圧縮ファイ
ル名には、圧縮ファイル名に見積依頼ナンバーとの関連
性を持たせるために、圧縮ファイル名と見積部品番号と
を「_」で連結した「PCE99000346_PCX
500_232_00.lzh」とされる。更に、見積
依頼に当該図面の他に、例えば、仕様書等がある場合に
は、図示しない図面表示画面に配置された戻るボタンを
クリックして注文確認・図面登録画面に戻り、上記と同
様にコンボボックス168のリストから仕様書等(例え
ば、PCX500_232_S1.dxf)を選択し
て、圧縮を行い、圧縮ファイル名は「PCE99000
346_PCX500_232_S1.lzh」とされ
る。
【0044】次に、発注担当者が登録ボタン164をク
リックすると、圧縮された図面ファイルを一つの格納フ
ァイルにまとめて格納してFTPによりインターネット
90を介してWWWサーバ32へ送信する。なお、クリ
アボタン166には、誤った図面をWWW32へ送信し
た場合に、その図面をホスティングサーバサイト30側
で削除させる命令がJAVAスクリプトで記述されてお
り、既に送信済みの圧縮ファイルを削除することが可能
である。
【0045】この間、WWWサーバ32のマルチCPU
は、図8に示すように、参照・画像データ登録処理サブ
ルーチンを実行している。すなわち、ステップ402で
図7に示したファイル()のメニューから終了が選択
・クリックされてブラウザによるWWWサーバ32との
送受信が終了したか否かを判断し、肯定判断のときは、
参照・画像データ登録処理サブルーチンを終了してステ
ップ300へ戻り、否定判断のときは、インプットボッ
クス161(図7参照)に見積依頼ナンバーが入力され
エンターキーが押下されることにより担当者用PC16
から所定見積依頼ナンバー(又は注文ナンバー)のレコ
ードの参照要請があるか否かを判断する。
【0046】ステップ404で否定判断の場合には、参
照要請があるまで待機するためにステップ402へ戻
り、肯定判断の場合には、ステップ406において、デ
ータベースサーバ34にインプットボックス161の値
と同一の値を見積依頼ナンバーフィールドに有するレコ
ードを検索させて当該レコードデータを取得し、ステッ
プ408において、ブラウザに所定情報を設定して担当
者用PC16に送信する。これにより担当者用PC16
のディスプレイには、図7に示したように、テキストデ
ータ167が表示される。
【0047】次のステップ410では、上述した格納フ
ァイルが担当者用PC16から送信されたか否かを判断
する。否定判断のときは、ステップ402へ戻り、肯定
判断のときは、次のステップ412において、個々の圧
縮ファイルがまとめて格納された格納ファイルから圧縮
された個々の圧縮ファイルを取り出して、格納ファイル
内の書庫ファイルを参照して圧縮ファイル名から見積依
頼ナンバー(又は注文ナンバー)を取得し、ステップ4
14で図面ファイルサーバ40へFTPで転送して各圧
縮ファイルを格納させる。その際、書庫ファイルには図
面ファイルサーバ40に格納した各圧縮ファイルのアド
レスが追加記述される。次のステップ416では、デー
タベースサーバ34に当該見積依頼ナンバーを通知し、
当該見積依頼ナンバーと同一の値を見積依頼ナンバーに
有するレコードの図面登録フィールド154の値を
「0」から「1」に更新させて、ステップ402へ戻
る。
【0048】一方、図6のステップ306で否定判断さ
れた場合には、すなわち、EDI取引先A(又はEDI
取引先B)から所定のブラウザで問い合わせを受けたと
きには、次のステップ322においてEDI取引先が発
注元からの商取引データを参照するための取引先参照処
理サブルーチンを実行する。
【0049】図9に示すように、この取引先参照処理サ
ブルーチンでは、ステップ512において、取引先コー
ドがデータベースサーバ34の取引先マスタに登録され
ているか否かをデータベースサーバ34に照会して照会
結果から、クライアントが発注元の取引先か否かを判定
する。否定判定のときは、発注元の取引先ではないの
で、ステップ514において、取引先マスタに登録され
ていない旨をクライアントに通知して取引先参照処理サ
ブルーチンを終了しステップ300へ戻る。一方、肯定
判定のときは、次のステップ516において、データベ
ースサーバ34にレコードを追加、更新した発注元を照
会しデータベースサーバ34から照会結果を取得して、
ステップ518でブラウザにレコードを追加した発注元
会社名を設定して、EDI取引先Aにブラウザにより照
会結果を送信する。
【0050】これにより、EDI取引先システム50の
PC52(又は、EDI取引先システム60のPC6
2)のディスプレイには、図10に示すように、一覧表
示がなされる。EDI取引先Aの担当者(以下、取引先
担当者という。)が詳細を知りたいときには、詳細参照
ボタン170をクリックすることにより、図11に示す
ように、発注元からの詳細の帳票件数がディスプレイ表
示される。
【0051】取引先担当者が見積図面発行ボタン172
をクリックすることにより、図12に示すように、見積
図面発行画面がブラウザで表示される。見積図面発行画
面のダウンロード178の箇所をクリックすることによ
り、図面ファイルサーバ40に格納された当該見積依頼
ナンバーに対応する圧縮ファイルをWWWサーバ32か
らダウンロードすることができる。図13はダウンロー
ド時の見積図面発行画面を示したものであり、当該圧縮
ファイルがダウンロードされると、図12に示した発行
欄の「未」は「済」に変更される。続いて、PC52の
ハードディスクから圧縮ファイルを解凍する解凍ソフト
ウエアが呼び出され、圧縮画像が解凍されて印刷され
る。なお、PC52には圧縮ファイルの格納先及び解凍
先等を指定するLASAがインストールされている。
【0052】また、取引先担当者が図11の見積回答入
力コマンドボタン174をクリックすることにより、図
14に示すように、発注元が希望する見積依頼の一覧が
表示される。更に、取引先担当者が詳細コマンドボタン
182をクリックすると、図2に示した発注元の見積依
頼書作成画面と同様の見積回答画面が表示される。見積
依頼作成画面と表示上異なっているのは、図8のステッ
プ416で図4の図面登録フィールド154がデフォル
ト値「1」に変更されているので、チェックボックス1
10bにチェックマークが入っている点である。発注元
担当者と同様に、取引先担当者が印刷ボタン120をク
リックすると、プリンタ56からは帳票の当該見積依頼
書が出力される。取引先担当者が、見積依頼書及び図面
を参照し、PC52にインストールされた自己のアプリ
ケーションプログラムを新たに立ち上げ、見積回答のた
めの情報を取得して、見積回答欄112に依頼のあった
見積の回答をキーボードから入力し、更新ボタン118
をクリックすると、見積回答欄112の各インプットボ
ックスに入力されたテキストデータが入力条件に合致す
るかが検査され、入力条件に合致していると見積回答欄
のテキストデータがWWWサーバ32へ送信される。W
WWサーバ32がこのデータを受信してデータベースサ
ーバ34の当該レコードの変更を許容すると、図14に
示した見積依頼一覧の当該見積依頼の回答は「未」から
「済」へ変更される。
【0053】なお、取引先担当者が、図11に示した見
積データ保存176をクリックすると、図2に示した見
積依頼の全データ及び見積回答をした場合にはその回答
内容も含めてPC52にデータが保存される。従って、
取引先担当者は、見積回答をするのに確認作業が必要な
場合には、見積データ保存ボタン176をクリックして
一旦データを保存するようにしてもよい。また、取引先
担当者は、図10〜図14に示したブラウザのファイル
)のドロップダウンメニューの「終了」をクリック
してホスティングサーバサイトとのインターネット通信
をいつでも終了可能である。
【0054】この間、WWWサーバ32のマルチCPU
が実行する取引先参照処理サブルーチンは次の通りであ
る。図9のステップ520において、取引先がブラウザ
による送受信を終了したか否かを判断し、肯定判断のと
きは、取引先参照処理サブルーチンを終了してステップ
300へ戻り、否定判断のときは、次のステップ522
において、詳細情報の要求がある(例えば、詳細参照コ
マンドボタン170や詳細コマンドボタン182がクリ
ックされた場合)か否かを判断する。このような判断
は、例えば、ブラウザのHTMLに記述され、コマンド
ボタンに割り当てられたJAVAスクリプトによるプロ
グラムに対応して行うことができる。
【0055】肯定判断の場合には、次のステップ524
において、データベースサーバ34に照会しレコードデ
ータ取得後、ステップ526で、取得したレコードデー
タをブラウザに設定してEDI取引先のPC52に送信
してステップ520へ戻る。これにより、PC52で
は、図10乃至図14又は図2に示したように順次発注
元からの見積依頼書等の詳細内容を確認することが可能
となる。
【0056】一方、ステップ522で否定判断の場合に
は、次のステップ528において、見積回答があるか、
換言すれば、PC52からレコードの更新要請があるか
否かを判断する。見積回答がある場合には、次のステッ
プ530で見積回答が入力条件に適合するかを検査し、
適合しないときは、ステップ532でブラウザにより入
力条件不適合をPC52へ通知してステップ520へ戻
り、適合するときは、ステップ534において見積回答
のデータをデータベースサーバ34に更新することを許
容する。これにより、データベースサーバ34の当該レ
コードでは、取引先変更可能フィールド160(図4
(B)参照)の値が更新される。次のステップ536で
は、更新終了時等の更新記録を保存してステップ520
へ戻る。なお、取引先担当者は取引先変更可能フィール
ド160の更新、すなわち、見積回答のみが可能であ
り、発注元変更可能フィールド152等の他のフィール
ドの更新は禁止されている。
【0057】一方、ステップ528において、否定判断
された場合には、次のステップ538においてテキスト
データの印刷要求がある(例えば、図3の印刷ボタン1
20がクリックされた)か否かを判断し、否定判断のと
きは、ステップ544へ進み、肯定判断のときは、ステ
ップ540で当該テキストデータの印刷情報をブラウザ
に設定して送信し、ステップ542で取引先の参照回数
フィールド158(図4(B)参照)の値を1インクリ
メントしてステップ556へ進む。
【0058】次に、ステップ544では、ブラウザで図
面印刷要求があるか否かを判断し、否定判断のときは、
ステップ520へ戻り、肯定判断のときは、次のステッ
プ546において、発注元に対する取引先の図面印刷要
求が初めてか否かをデータベースサーバ34に照会す
る。データベースサーバ34は、取引先マスタの図面印
刷要求フィールドを参照して値をWWWサーバ32へ返
す。この値は、例えば、かつて要求があったときは
「1」、いままで要求がなかったときは「0」としても
よい。返された値に従って、初めてと判断したときは、
ステップ548においてFTPによりWWWサーバ32
内のFTPサーバに格納されているLASA、LHA解
凍プログラム及び図面印刷プログラムをPC52へFT
P送信し、ステップ550でデータベースサーバ34の
取引先マスタの図面印刷要求フィールドの値を変更する
ように指示する。これにより、取引先マスタの図面印刷
要求フィールドの値は、例えば、「0」から「1」へ変
更される。また、ステップ546で初めてでないと判断
したときには、そのままステップ552へ進む。なお、
LASA、LHA解凍プログラム及び図面印刷プログラ
ムにはPC52の図示しないハードディスクにこれらの
プログラムを保存する命令がJAVAスクリプトで記述
されている。
【0059】ステップ552では、図面印刷要求のあっ
た見積依頼ナンバー(又は、注文ナンバー)を含む圧縮
ファイル名をFTPサーバに格納された書庫ファイルで
参照しアドレスを取得し、要求のあった圧縮ファイルを
図面ファイルサーバ40からFTP転送させ、更に、E
DI取引先システム50のPC52にFTP送信する。
これにより、PC52ではブラウザでWWWサーバ32
から圧縮ファイルが送信されてきたときに、ハードディ
スクに格納されたLASAにより圧縮ファイルの格納先
及び画情報の解凍先が指定され、LHA解凍プログラム
により画情報が解凍され、図面印刷プログラムが呼び出
され、プリンタ56による当該見積依頼に関連する図面
の印刷が可能となる。次のステップ554ではFTP送
信した圧縮ファイルを削除するように図面ファイルサー
バ40に指示すると共にFTPサーバから当該圧縮ファ
イルに対応する書庫ファイル上のデータを削除し、ステ
ップ556で参照終了時間等を記録してステップ520
へ戻る。
【0060】ところで、発注担当者が図2の見積回答確
認ボタン106をクリックすると、取引先の見積回答を
図3に示したブラウザで確認することができる(図6の
ステップ402〜410)。この場合には、インプット
ボックス内の発注元コード及び見積依頼ナンバー等をキ
ーとしてデータベースサーバ34に格納されたレコード
をデータベースサーバ34に検索させ、検索結果をブラ
ウザに設定して送信し、参照回数フィールド155(図
4(B)参照)の値を1インクリメントし、参照終了時
等の記録を残す。これにより、発注元担当者は取引先か
らの見積回答をオンラインで確認し、上司への決済等の
発注元所定手続を経て、上述した見積依頼作成画面とほ
ぼ同様の図示しない発注書作成画面からEDI取引先へ
インターネットにより発注を行うことが可能となり、E
DI取引先では上述したように注文書及び図面をプリン
タ56から出力することが可能となる。なお、担当者用
PC16からの図3に示した発注元の見積依頼書作成画
面によるブラウザの参照では、図4(B)に示したレコ
ードデータをブラウザで見ることは可能であるが、いず
れのフィールドの書き換えも許容されていない。
【0061】一方、図6のステップ312において、否
定判断されたときは、次のステップ316において図面
印刷プログラム変更処理の実行か否かを判断する。この
図面印刷プログラム変更処理では、データ更新用PC1
4から送信されたブラウザのHTMLに記述されたJA
VAスクリプトによるプログラムが図面印刷プログラム
の変更を指示するものである場合に限って実行される。
肯定判断のときは、ステップ318において、FTPプ
ロトコルに従ってWWWサーバ32内のFTPサーバの
図面印刷プログラムが格納されたアドレスのプログラム
を新たなJAVAスクリプトで記述されたプログラムに
差し替え、データベースサーバ34へ取引先マスタの図
面印刷要求フィールドの値を全ての取引先に対して
「0」とするように指示して、サーバ処理ルーチンを終
了してステップ300へ戻る。なお、この間、発注元及
び取引先からのデータ更新許容や参照処理は中断するよ
うにすることが好ましい。ステップ316で否定判断さ
れたときは、ステップ320において、例えば、HTM
Lで記述された発注元から図面様式の変更等のお知らせ
事項(いわゆるホームページ)を更新したり、発注元の
IDを変更、参照回数や変更時間等を参照する等の別処
理を実行してステップ300へ戻る。
【0062】FAX送信用PC18では、EDIの環境
が整わないFAX取引先のために、見積依頼書や図面を
作成管理しFAX送信をするFAX送信処理ルーチンが
実行される。
【0063】図15に示すように、このFAX送信処理
ルーチンでは、まず、ステップ602において、データ
更新用PC14からテキストファイルの転送(図5のス
テップ216参照)があるまで待機し、転送があると、
ステップ604において転送されたテキストファイルの
テキストデータを取り込む。次に、ステップ606で所
定時刻か否かを判断する。この所定時刻は、例えば、
0:00、12:00、16:00、20:00等に設
定することができる。所定時刻と判断すると、ステップ
608において、取り込んだデータをFAX取引先毎に
ソートする。この間発注先担当者は図7に示した注文書
確認・図面登録画面によりFAX送信用PC18に転送
されたレコードを参照して見積依頼ナンバーに対応する
図面の登録を行う。
【0064】次のステップ610では、A4用紙毎のF
AX送信回数nを0としてFAX送信用PC18のワー
クエリアに保存し、ステップ612において、見積依頼
書及び図面の画像を作画してFAX送信用PC18の図
示しないVRAMに格納する。次に、ステップ614で
は、VRAMから取引先毎の画像を呼び出して公衆回線
84を介してFAX取引先へファクス送信を開始し、次
のステップ616でFAX送信回数nを1インクリメン
トする。
【0065】次にステップ618において、FAX取引
先への送信が完了したか否かを判断し、否定判断の場合
には、ステップ628で所定時間待機して次のステップ
630においてFAX送信回数nがh(例えば、FAX
専用機で一般に設定されている3)と等しいか否かを判
断し、等しくなければ、再度FAX送信を行うためにス
テップ614へ戻り、等しければ、ステップ632でF
AX取引先へ作画した画像が未着であることを担当者に
知らせるために未送信通知を図示しないプリンタから出
力すると共に、FAX送信用PC18のVRAMの負荷
を軽減するために作成した画像を削除し、また、RAM
からも当該テキストデータを削除する。これにより、未
着信通知を参照した担当者は、見積依頼作成画面の検索
ボタン114(図3参照)をクリックして当該データを
呼び出し印刷ボタン120をクリックして帳票の見積依
頼書及び当該見積依頼用図面をCAD用サーバ20から
呼び出し印刷して郵送したり、FAX取引先に架電して
確認する等の対応を採ることが可能となる。
【0066】一方、ステップ618において肯定判断さ
れた場合には、次のステップ620で送信終了時等を記
録し、ステップ622で汎用機12の該当するレコード
のFAX送信済フィールドのデフォルト値を「0」(F
AX未送信)から「1」に変更するように通知する。こ
れにより、発注元の担当者は汎用機12のレコードを参
照するブラウザによってFAX未着信一覧をオンライン
で表示させて自己の発注担当分が確実に取引先にFAX
送信されたか否かを確認することも可能である。
【0067】次に、ステップ624では、FAX送信用
PC18からFAX送信済のテキストデータ及び画像デ
ータを削除して、次のステップ626において、FAX
取引先への送信が全て終了したか否かを判断し、否定判
断の場合には、次のFAX取引先へFAXを送信するた
めに、ステップ610へ戻り、肯定判断の場合には、全
てのFAX送信が終了したので、ステップ602へ戻
る。
【0068】以上のように本実施形態のインターネット
EDIシステムでは、ホスティングサーバサイトシステ
ム30にEDIのテキストデータ(レコード)が蓄積さ
れ、発注元システム10のデータ更新用PC14及びF
AX送信用PC18は自動的に見積依頼や発注等のED
Iに必要な処理を行うので、従来手動でインターネット
サーバに送信していた人件費が不要となると共に、送信
時間も所定勤務時間に制限されることなく円滑に取引先
に見積依頼や発注等を行うことができる。付随して、発
注元の注文書等のテキストデータを自動的にWWWサー
バ32を介してデータベースサーバ34のレコードの追
加、更新の即時性を高めることも可能となる。
【0069】また、本実施形態のインターネットEDI
システムでは、特別な図面印刷プログラムをEDI取引
先のPC52やPC62にインストールする必要がない
ので、アプリケーションプログラムのライセンス費用や
インストールの手間が省け取引先側の負担が軽減される
と共に、WWWサーバ32にインターネットにより接続
してブラウザを使用できる環境があれば即座に発注元の
伝票情報を参照してプリンタ56や66で高精細な図面
を印刷することができるので、使用開始のための即時性
を高めることができる。また、本実施形態のインターネ
ットEDIシステムでは、JAVAスクリプトで記述さ
れたLASA、LHA及び図面印刷プログラムを取引先
に送信するようにしたので、取引先では、図面印刷プロ
グラムがPC52のオペレーティングシステムの種類を
問わず機能し、取引先は発注先とのEDI取引を開始す
るにあたって既存のシステムをそのまま使用することが
できる。
【0070】更に、本実施形態のインターネットEDI
システムでは、図面等のレイアウトが変更されても、W
WWサーバ32の図面印刷プログラムを変更すればよい
ので(ステップ318参照)、アップデートプログラム
をEDI取引先へ別途配布して再インストールする手間
が不要であり、特にEDI取引先の数が多い場合には作
業労力及びコストを大幅に削減することが可能となる。
これに付帯して、図面のレイアウトの変更容易性を確保
することができる。
【0071】また、本実施形態のインターネットEDI
システムでは、取引先では図面印刷までの操作を一連に
行うことができるので、見積依頼書(発注書)と見積図
面(発注図面)との関連性が高まり図面との不対応から
生じる見積違いを低減させることができると共に、発注
元では帳票や図面を必ずしも印刷する必要がないので、
ペーパーレス化を図ることができ、また、見積依頼から
見積回答までの時間を短縮することができるので、発注
元での受注に対して納期の短縮を図ることができる。
【0072】更に、本実施形態のインターネットEDI
システムでは、図3に示したように、図面の添付の有無
を表示するようにしたので(コンボボックス110
a)、取引先担当者は一見して図面や仕様書が添付され
ていることがわかる。また、見積依頼ナンバー(注文ナ
ンバー)に対応する圧縮ファイルが図面ファイルサーバ
40に格納されたときに、データベースサーバ34が図
面登録フィールド154の値を「0」から「1」に変更
し、図3のチェックボックス110bにはチェックマー
クが入るので、取引先担当者はコンボボックス110a
と双方を確認して見積に必要な図面や仕様書が抜けてい
ないかを確認することができる。
【0073】更にまた、本実施形態のインターネットE
DIシステムでは、画情報を圧縮して送信するので、図
面ファイルサーバ40のディスクスペースが節約できる
と共に、公衆回線82を介してインターネット90に接
続しているEDI取引先にとってはダウンロードに掛か
る時間を短くすることができるので、通信費を節約する
ことができる。
【0074】更に、図面ファイルサーバ40はデータベ
ースサーバ34と同じファイアウォールの内部に配置さ
れているので、圧縮ファイルの機密性を保つことができ
る。
【0075】また、本実施形態のインターネットEDI
システムでは、EDI取引先は取引先変更可能フィール
ド160の値を更新することができるので、(ステップ
534)、見積や納期の回答を対話することができ、利
便性の上でも、また、取引安全性の上でも、発注元及び
取引先双方にとって有益である。
【0076】そして、本実施形態のインターネットED
Iシステムでは、インターネットに接続していない取引
先にはFAXにより同一の図面等を送信するので、取引
先の状況に応じた柔軟性を確保することができる。
【0077】なお、本実施形態では、WWWサーバ32
からPC52へ図面印刷プログラム等を初回にのみ送信
するようにしたが、PC52が印刷情報を要求する度に
(ダウンロード178がクリックされる度に)送信する
ようにしてもよい。このようにすれば、PC52のハー
ドディスクには図面印刷プログラム等を格納する必要が
ないので、空き領域を多く確保することができる。
【0078】また、本実施形態では、説明を簡単にする
ために、データ更新用PC14とFAX送信用PC18
とを、及び、データベースサーバ34と図面ファイルサ
ーバ40とをそれぞれ物理的に分離したが、同一のPC
又はサーバで処理することができることはいうまでもな
い。そしてまた、本実施形態では、発注元から見積金額
を取引先に問い合わせて取引先が発注元に見積回答を行
う場合について詳述したが、同様に納期等について問い
合わせ、回答が可能であることも言を待たない。
【0079】更に、本実施形態では、ホスティングサー
バサイトシステム30の発注元を複数社としたが、単独
の発注元が自己のホスティングサーバサイトシステム3
0を有するようにしてもよい。このようにすれば、秘密
鍵暗号方式(慣用鍵暗号方式)を採用することができる
ので、外部ネットに対する商取引データの秘密性を更に
高めることが可能となる。
【0080】また、本実施形態では、FAX送信用PC
18を発注元システム10に配備したが、ホスティング
サーバサイトシステム30に配備するようにしてもよ
い。このようにすれば、発注元は多くのFAXをホステ
ィングサーバサイトに集約することができるので、自己
のFAX配備台数を削減することができる。
【0081】そして、本実施形態では、図面印刷プログ
ラムをFTPサーバに格納した例について説明したが、
図面印刷プログラムはFTPサーバに限らず例えばWW
Wサーバに格納してもよく、また、図面印刷プログラム
の言語をJAVAスクリプトの場合を例示したが、これ
に限定されることなく、例えば、VB(Visual Basic)ス
クリプト、VB又はC++等で記述するようにしてもよ
い。更に、本実施形態では、図面印刷プログラムをFT
P送信する例を示したが、HTTP送信するようにして
もよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定クライアントは当該所定商取引データに関連する画
情報の有無を表す情報を参照して画情報が有るときに画
情報を要求することにより、画情報及び図面印刷プログ
ラムがWWWサーバから送信されるので、精細な図面を
印刷することができる、という効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される実施形態のインターネット
EDIシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】担当者PC16のディスプレイに表示された発
注管理メニューの説明図である。
【図3】担当者用PC16のディスプレイに表示された
見積依頼書作成画面の説明図である。
【図4】(A)は、汎用機12からデータ更新用PC1
4へ出力されるテキストファイルのレコードの各フィー
ルドを模式的に示した説明図であり、(B)はデータベ
ースサーバ34に格納されたレコードの各フィールドを
模式的に示した説明図である。
【図5】データ更新用PC14のCPUが実行する監視
送信ルーチンのフローチャートである。
【図6】WWWサーバ32のマルチCPUが実行するサ
ーバ処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】担当者用PC16のディスプレイに表示された
注文書確認・図面登録画面である。
【図8】図6のステップ314の詳細を示す参照・画像
データ登録処理サブルーチンのフローチャートである。
【図9】図6のステップ322の詳細を示す参照・画像
データ登録処理サブルーチンのフローチャートである。
【図10】ブラウザでPC52のディスプレイに表示さ
れる発注元の一覧を示す説明図である。
【図11】ブラウザでPC52のディスプレイに表示さ
れる発注元の詳細帳票件数を示す説明図である。
【図12】ブラウザでPC52のディスプレイに表示さ
れる見積図面発行画面を示す説明図である。
【図13】ブラウザでPC52のディスプレイに表示さ
れる圧縮ファイルのダウンロード状態を示す説明図であ
る。
【図14】ブラウザでPC52のディスプレイに表示さ
れる見積依頼一覧を示す説明図である。
【図15】FAX送信用PC18のCPUが実行するF
AX送信処理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
14 データ更新用PC 16 担当者用PC 18 FAX送信用PC 20 CAD用サーバ 21 CAD用ワークステーション 30 ホスティングサーバサイトシステム 32 WWWサーバ 34 データベースサーバ 40 図面ファイルサーバ 52 PC 56 プリンタ 90 インターネット 152 発注元変更可能フィールド 154 図面登録フィールド 160 取引先変更可能フィールド
フロントページの続き (72)発明者 宮内 義明 愛知県名古屋市西区上名古屋3丁目25の28 第7猪村ビル5F 株式会社富士エフ・ピ ー内 Fターム(参考) 5B049 BB07 BB11 CC05 EE07 FF02 GG02 5B082 AA00 EA09 GA01 GA06 HA05 HA08 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 HB04 JA08 JA32 JB07 JB22 KH28 LB12 LB14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザを使用したインターネット通信
    プロトコルによって企業間の商取引データを電子的に伝
    達し合うインターネットEDIシステムにおいて、 サーバサイトに配備され、前記商取引データ及び画情報
    を格納する情報格納サーバと、 前記インターネットに接続され、送受信するファイルを
    管理すると共に前記画情報に基づいて図面が印刷可能な
    図面印刷プログラムを格納した格納サーバを有し、前記
    ブラウザで所定クライアントから所定商取引データを要
    求されたときに、前記情報格納サーバに照会を行い、当
    該所定商取引データに関連する画情報の有無を表す情報
    含む当該所定商取引データを前記ブラウザに設定して該
    所定クライアントに送信し、当該所定商取引データに関
    連する画情報を要求されたときに、前記格納サーバに格
    納されたファイル情報に基づいて前記情報格納サーバか
    ら当該画情報を取得し、該画情報及び前記図面印刷プロ
    グラムを該所定クライアントへ送信するWWWサーバ
    と、 を備えたことを特徴とするインターネットEDIシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記WWWサーバは、前記画情報を圧縮
    した圧縮ファイルで前記所定クライアントへ送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインターネットEDI
    システム。
  3. 【請求項3】 前記圧縮ファイルのファイル名には、前
    記所定商取引データを特定する情報を含むことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のインターネットED
    Iシステム。
  4. 【請求項4】 前記WWWサーバは、前記所定クライア
    ントから最初に前記画情報を要求されたときに、前記図
    面印刷プログラムを該所定クライアントに送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
    載のインターネットEDIシステム。
  5. 【請求項5】 前記図面印刷プログラムは、JAVAス
    クリプトで記述されたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれか1項に記載のインターネットEDIシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記図面印刷プログラムには前記所定ク
    ライアントの記憶装置に該図面印刷プログラムを格納す
    る命令が記述され、前記所定クライアントにおいて前記
    ブラウザで表示された所定コマンドボタンがクリックさ
    れたときに、前記図面印刷プログラムが前記記憶装置か
    ら呼び出されることを特徴とする請求項5に記載のイン
    ターネットEDIシステム。
  7. 【請求項7】 更に、前記インターネットに接続可能で
    あり、前記情報格納サーバに格納された所定商取引デー
    タを参照し、該所定商取引データに関連する画情報を前
    記WWWサーバに送信して前記情報格納サーバに格納さ
    せる画情報送信手段を発注元に備えたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインター
    ネットEDIシステム。
  8. 【請求項8】 ブラウザを使用したインターネット通信
    プロトコルによって企業間の商取引データを電子的に伝
    達し合うインターネットEDIシステムのEDI方法で
    あって、 サーバサイトに、画情報に基づいて図面を印刷可能な図
    面印刷プログラムを予め格納し、画情報の有無を表す情
    報を含む前記商取引データを格納し、前記商取引データ
    に関連する画情報を格納し、 前記サーバサイトに、前記ブラウザで所定クライアント
    から所定商取引データを要求されたときに、当該所定商
    取引データに関連する画情報の有無を表す情報含む当該
    所定商取引データを前記ブラウザに設定して該所定クラ
    イアントに送信し、当該所定商取引データに関連する画
    情報を要求されたときに、前記情報格納サーバから当該
    画情報を取得し、該画情報及び前記図面印刷プログラム
    を該所定クライアントへ送信する、 ステップを含むEDI方法。
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