JP2004054324A - ソフトウェア提供システム、ソフトウェア提供サーバ、ソフトウェア提供方法、及びソフトウェア提供プログラム - Google Patents

ソフトウェア提供システム、ソフトウェア提供サーバ、ソフトウェア提供方法、及びソフトウェア提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易にライセンスキーを確認することができるソフトウェア提供システムこと。
【解決手段】ユーザは、ソフト販売サーバ5にログインするに際し、ユーザIDとパスワードを用いて認証サーバ4で認証を受ける。これにより、アクセスしてきたユーザを特定することができる。ソフト販売サーバ5は、ユーザにアプリケーションソフトをネットワークで送信することにより販売するが、その際に販売したアプリケーションソフトの名称と、このアプリケーションソフトに付属させたライセンスキーを購入履歴データベース16に記憶させておく。ユーザからライセンスキーの問い合わせがあった場合は、このユーザに特化した画面(Webページ)を生成し、この画面中でこのユーザが過去に購入したアプリケーションソフトと、これに付随するライセンスキーの一覧を表示する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトウェア提供システムなどに関し、ユーザごとに特化したWebページを用いることにより、ユーザが購入したアプリケーションソフトのライセンスキーをユーザに提示するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネットの急激な普及により、インターネットを介したソフトウェアのダウンロード販売が行われるようになってきた。
ここで、ダウンロード販売とは、サーバ装置からユーザの端末装置にアプリケーションソフトウェアなどのソフトウェアをネットワークを介して送信することにより販売することをいう。
これら販売されたソフトウェアには、当該ソフトウェアに一意的に設定された、数字や文字の組み合わせなどからなるライセンスキーが設定してある。
【0003】
これらの、ライセンスキーは、ユーザがソフトウェアを購入した後、電子メールを用いてユーザに送信されたりなどしてユーザに通知される。
販売されたソフトウェアは、通知されたライセンスキーを組み込むことにより利用可能となるようになっている。
【0004】
ライセンスキーを販売されたソフトウェアに組み込むタイミングは、ソフトウェアごとにより異なるが、ソフトウェアインストール時にユーザが通知されたライセンスキーを入力するように構成するのが一般的である。
【0005】
ライセンスキーの通知は、ユーザがソフトウェアを購入した時に一度だけ行われるようになっており、ユーザがライセンスキーを失念した場合は、再度ベンダー側への問い合わせを行っている。
このライセンスキー再発行の問い合わせは、電話、電子メールなどの手段が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ライセンスキーを再通知する際にユーザが行う手順は、ソフトウェア購入時に行った初回のライセンスキー通知手順と異なるため、ユーザがライセンスキーの再通知を受けるのが困難な場合があった。
更に、ライセンスキーの再通知が困難な場合、ユーザはサポートセンタに問い合わせをする場合があり、サポートコストが高い原因の一つとなっていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、容易にライセンスキーを確認することができるソフトウェア提供システムなどを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、ソフトウェア提供サーバがネットワークを介してユーザの端末にソフトウェアを提供するソフトウェア提供システムであって、ユーザは、端末から当該ユーザを特定するユーザ特定情報と共に、ソフトウェア送信要求を前記ソフトウェア提供サーバに送信し、前記ソフトウェア提供サーバは、前記送信要求を受信して前記ソフトウェアを前記端末に送信すると共に、前記ソフトウェアと当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報を前記ユーザ特定情報で特定されたユーザに対応付けて記憶し、前記ユーザから送信済みソフトウェアの一覧要求があった場合に、前記ソフトウェア提供サーバは、前記記憶したソフトウェアと当該ソフトウェアのライセンス情報の一覧を前記端末に送信することを特徴とするソフトウェア提供システムを提供する。
また、本発明は、前記目的を達成するためにネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信手段と、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信手段と、前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成手段と、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信手段と、を具備したことを特徴とするソフトウェア提供サーバを提供する。
ここで、前記ソフトウェア提供サーバは、前記ユーザのユーザ特定情報と、当該ユーザに送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられているライセンス情報とを関連付けて記憶する記憶手段を更に具備し、前記ライセンス情報生成手段は、前記記憶手段で記憶した情報を用いて前記ライセンス情報を生成するように構成することもできる。
また、前記ライセンス表示情報生成手段は、端末からの要求があった場合に、前記ライセンス表示情報を生成するように構成するたことができる。
また、前記ライセンス情報は、少なくとも、前記ソフトウェアをインストールする際に入力が要求される入力情報を含んでいるように構成することもできる。更に、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからソフトウェアの一覧要求があった場合、既に送信したソフトウェアを除いた一覧を送信するように構成することもできる。
また、本発明は、前記目的を達成するために、ユーザ特定情報受信手段と、ソフトウェア送信手段と、ライセンス表示情報生成手段と、表示情報送信手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記ユーザ特定情報受信手段で、ネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信ステップと、前記ソフトウェア送信手段で、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信ステップと、前記ライスセンス表示情報生成手段で、前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成ステップと、前記表示情報送信手段で、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信ステップと、から構成されたことを特徴とするソフトウェア提供方法を提供する。
また、本発明は、前記目的を達成するために、ネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信機能と、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信機能と、前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成機能と、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信機能と、をコンピュータで実現するためのソフトウェア提供プログラムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
ユーザは、ソフト販売サーバ5(図1)からユーザ端末3にアプリケーションソフトをダウンロードすることにより、アプリケーションソフトを購入することができる。
ユーザはソフト販売サーバ5が提供するサービスを受ける(アプリケーションソフトの購入や、既に購入したアプリケーションソフトの一覧表示など)ためには、認証サーバ4でユーザを認証させる必要がある。これにより、ソフト販売サーバ5は、ユーザを識別し、このユーザに特化した画面(Webページ)を生成することができる。
ソフト販売サーバ5は、ユーザが購入したアプリケーションソフトをインストールするのに必要となるライセンスキー(入力情報)をこのユーザに特化した画面に表示することができる。そのため、第三者に不用意にライセンスキーを提示することなく、このユーザにライセンスキーを提示することができる。
【0010】
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態に係るソフトウェア販売システム1のシステム構成をし示した図である。
ソフトウェア販売システム1は、ベンダーシステム8、ユーザ端末3、3、・・・ソフト会社端末7、7・・・などがインターネット9で接続可能に配設されている。
更に、ベンダーシステム8は、認証サーバ4、ソフト販売サーバ5、ライセンスキー投入サーバ6から構成されている。
ベンダーシステム8は、ソフトウェア販売の委託を受けたベンダーが、これらのアプリケーションソフトを販売するためのシステムである。
【0011】
ユーザ端末3、3、・・・は、ユーザがベンダーシステム8からアプリケーションソフトを購入してこれらをダウンロードするための端末装置である。ユーザ端末3、3、・・・は、例えば、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータなどで構成されている。
以降は、ユーザ端末3、3、・・・を特に区別しないので、これらのうちの任意のユーザ端末3について説明する。
【0012】
ユーザ端末3は、インターネット9を介してベンダーシステム8が提供するアプリケーションソフトを閲覧し、所望のアプリケーションソフトを購入してダウンロードすることができる。
ユーザは、ダウンロードしたアプリケーションソフトを、ユーザ端末3のローカルディスクなどに記憶する。アプリケーションソフトには、インストーラ(アプリケーションをインストールするためのプログラムであり、セットアッププログラムなどとも呼ばれる)が付属しており、このインストーラを実行すると、ダウンロードしたアプリケーションソフトをユーザ端末3にインストールすることができる。
最もアプリケーションソフトのインストール先は、ユーザ端末3に限定するものではなく、ダウンロードしたアプリケーションソフトを他のコンピュータにコピーし、このコンピュータにインストールしてもよい。
【0013】
アプリケーションソフトをユーザ端末3にインストールする際に、アプリケーションソフトに対応付けられたライセンスキーの入力を要するものがある。
この場合は、アプリケーションソフトをインストールしていると、ある段階で「製品のライセンスキーを入力してください」などといった、製品のライセンスキーの入力を促す表示がなされ、ユーザはこの表示に従って、アプリケーションソフトに対応付けられたライセンスキーを入力する。
一般に、このライセンスキーの入力が正しくなされない場合は、アプリケーションソフトのインストールを行うことはできないように設定されている。
【0014】
アプリケーションソフトのライセンスキーは、アプリケーションソフトに対して設定された値であり、「PQ−4587−45−85B5A」などいった、英字、数字、記号の組み合わせが用いられる場合が多い。
購入したアプリケーションソフトのライセンスキーは、後述するようにユーザ端末3に表示されるので、ユーザは、表示されたライセンスキーをコピーアンドペーストなどを行って、インストール時のライセンスキー入力欄にこれを貼り付けて入力するか、あるいはユーザ端末3に表示されたライセンスキーを控えておき、これをライセンスキー入力欄に入力する。
本実施の形態では、同じ商品のアプリケーションソフトであっても、同じライセンスキーを有するものはないとするが、これに限定するものではなく、同じライセンスキーを重複して発行するように構成してもよい。
【0015】
ライセンスキーは、主にソフト会社(アプリケーションソフトの製造元会社)などが、顧客管理するために用いる。ライセンスキーは、インストール時にユーザが入力する他、例えば、ユーザがアプリケーションソフトの操作などで不明な点などがあり、ソフト会社のサポートセンタに電話や電子メールで連絡する場合などに用いたりする。
後述するように、ベンダーシステム8は、ユーザIDなどで個々のユーザを識別し、このユーザ専用のWebページで、ライセンスキーを表示するため、ユーザは、いつでもWeb上で自分の所有するアプリケーションソフトのライセンスキーを閲覧することができる。
【0016】
ソフト会社端末7、7、・・・は、ベンダーシステム8にアプリケーションソフトの販売を委託しているアプリケーションソフト製造会社やアプリケーションソフト販売会社などの端末装置であり、例えば、インターネット9に接続可能なパーソナルコンピュータなどにより構成されている。
以下、個々のソフト会社端末7、7、・・・を区別しないので、これらのうちの任意のソフト会社端末7について説明する。
【0017】
ソフト会社は、ソフト会社端末7からベンダーシステム8にアクセスし、自社の製品の売り上げ状況などをWeb上で確認することができる。
ソフト会社は、それぞれ固有の会社IDとパスワードを持っており、これらを入力してベンダーシステム8にログインする。そして、ベンダーシステム8は、このソフト会社が委託しているアプリケーションソフトの出荷数、売上高などを集計し、これを閲覧可能にソフト会社端末7に送信する。
【0018】
ベンダーシステム8は、アプリケーションソフトの販売委託を受けたベンダーのシステムであって、認証サーバ4、ソフト販売サーバ5、ライセンスキー投入サーバ6などから構成されている。
認証サーバ4は、ユーザ端末3からベンダーシステム8にアクセスしてきたユーザを認証するためのサーバ装置である。認証サーバ4で認証されると、ユーザは、ソフト販売サーバ5にログインすることができる。
また、認証サーバ4は、ソフト会社端末7からアクセスしたソフト会社の認証も行う。
【0019】
ソフト販売サーバ5は、ログインしてきたユーザにアプリケーションソフトを販売するサーバ装置である。
ソフト販売サーバ5は、ユーザ端末3に、販売しているアプリケーションソフトの一覧を表示したり、ユーザが購入を希望するアプリケーションソフトを送信してこれを販売したり、あるいは、このユーザが既に購入したアプリケーションソフトの一覧をライセンスキーと共に一覧表示したりなどする。
また、ソフト販売サーバ5は、ユーザ端末3へ送信するアプリケーションソフトに付与するライセンスキーの管理も行う。これらライセンスキーは、委託元のソフト会社から予め預かったものである。
【0020】
ライセンスキー投入サーバ6は、ソフト会社から預かったライセンスキーを投入するサーバ装置である。
新規にアプリケーションソフトを受け付けた場合や、現在販売中のアプリケーションソフトのライセンスキーが不足した場合は、ソフト会社から新たなライセンスキーを預かり、これをライセンスキー投入サーバ6からソフト販売サーバ5に送信する。
また、ライセンスキーを発行する際に、ライセンスキーを生成するアルゴリズムを利用する場合は、これもライセンスキー投入サーバ6からソフト販売サーバ5に送信する。
【0021】
図2は、ベンダーシステム8の各サーバの構成を模式的に示した図である。認証サーバ4は、認証部10、ユーザ情報データベース11を備えている。
ユーザがユーザ端末3からベンダーシステム8にアクセスすると、認証サーバ4は、ユーザのログインを認証するためのログイン画面をユーザ端末3に送信する。
ユーザは、ログイン画面から自己のユーザIDとパスワードを入力し、認証サーバ4に送信することになる。ユーザIDとパスワードは、何れもユーザを特定するためのユーザ特定情報である。
認証サーバ4の認証部10は、ユーザ端末3から受信したユーザIDとパスワードをユーザ情報データベース11に格納されているデータと照合して、このユーザのログインを認めるか否かを判断する。
このように、ベンダーシステム8は、ユーザが入力したユーザIDやパスワードを用いてユーザを特定するため、ユーザがどのユーザ端末3からアクセスしてきたかは問わない。
【0022】
図3は、ユーザ情報データベース11に記憶されているデータの論理的な構成の一例を示した図である。
図に示したように、ユーザ情報データベース11には、各ユーザに一意的に付与したユーザID、各ユーザが設定したパスワード、各ユーザの氏名、住所、電話番号、性別、年齢、などのユーザ情報が格納されている。
認証部10は、ユーザ端末3から送信されてきたユーザIDとパスワードの組と符合するユーザIDとパスワードの組がユーザ情報データベース11にあった場合は、このユーザのソフト販売サーバ5へのログインを認め、なかった場合はログインを認めない。
【0023】
また、図示しないが、認証サーバ4(図2)は、新規ユーザを登録する登録部を備えている。
ユーザIDを発行する他、新規ユーザが設定したパスワードや新規ユーザのユーザ情報を登録する。
新規ユーザの登録は、新規登録用の登録画面に必要事項を入力してユーザ端末3から認証サーバ4に送信された内容を用いて行ってもよいし、ユーザが必要事項を記入した用紙をベンダーの店舗の窓口に提出するか、又は郵送し、用紙に記入されている事項を用いて行ってもよい。
【0024】
ソフト販売サーバ5は、販売部13、ライセンスキー投入部18、売上集計部20などの機能部の他、商品データベース14、ライセンスキー管理データベース15、購入履歴データベース16などから構成されている。
以下では、まず、ソフト販売サーバ5が備えているデータベースの構成について説明した後、各機能部の働きについて説明する。
【0025】
図4は、商品データベース14の論理的な構成の一例を示した図である。
商品データベース14には、ソフト会社、商品コード、アプリケーションソフトを送信するために圧縮した送信ファイルと、図示しないそのアプリケーションソフトに関する情報(ソフトウェア名、バージョン、パック商品か単体商品かの区別、お勧め度、ソフト会社名、ソフト会社のソフトウェア紹介サイトへのリンク先URL、リリース日、価格、販売かフリーウェアか体験版かの提供区分、詳細解説文、問い合わせ先)、ライセンスキーを発行するのか否かという属性、このアプリケーションソフトの使用許諾契約などが記憶されている。
ソフト会社は、アプリケーションソフトの販売を委託した委託元の会社である。
商品コードは、ベンダー側が、各アプリケーションソフトを一意的に識別するために各ソフトウェアに付与したコードである。
【0026】
また、アプリケーションソフトは、所定のライセンスキーをインストール時に入力しないと、インストールできないようになっているが、本実施の形態では、対応させられた所定のライセンスキーによってアプリケーションソフトがインストールできるように、このアプリケーションソフトを加工してからユーザ端末3に送信するように構成した。
即ち、Aというライセンスキーでインストールできるように加工したアプリケーションソフトは、A以外のライセンスキーを用いてインストールすることはできない。
また、ライセンスキーごとに予めアプリケーションソフトを用意しておくように構成してもよい。
【0027】
アプリケーションソフトは、ソフト販売サーバ5からユーザ端末3への送信を容易にするように、アプリケーションソフトのインストールに要するファイル一式を所定のアルゴリズムにより一つの送信ファイルに圧縮した形となっている。送信ファイルは、ダウンロード後ユーザ端末3で伸張されて、圧縮前のファイルに復元される。
【0028】
図5は、ライセンスキー管理データベース15(図2)の論理的な構成の一例を示した図である。
図に示したように、ライセンスキー管理データベース15は、商品コード、ライセンスキー、フラグの各項目から構成されている。
ライセンスキーは、商品コードで特定されるアプリケーションソフトに付与するためにソフト会社から預かっているライセンスキーである。ライセンスキーは、販売するアプリケーションソフトごとに付与される。
【0029】
フラグは、ライセンスキーが既に使用されたか、まだ使用されていないかを判別するための判別情報であり、既にアプリケーションソフトに付与されたライセンスキーに対しては、フラグが1になり、まだ使用していないライセンスキーのフラグは0になっている。
本実施の形態では、予めライセンスキーを記憶しておき、これをアプリケーションソフトに付与することとしたが、これは、ライセンスキーの付与方法を限定するものではない。
例えば、ライセンスキーを発行するためのアルゴリズムをソフト会社から提供してもらい、アプリケーションソフトを販売するごとに、このアルゴリズムに従ってライセンスキーを生成し、これをアプリケーションソフトに付与するように構成してもよい。
【0030】
図6は、購入履歴データベース16(図2)の論理的な構成の一例を示した図である。購入履歴データベース16は、ユーザごとに、今までにユーザが購入したアプリケーションソフトを管理するためのデータベースである。
購入履歴データベース16では、ユーザIDに、商品コード、ライセンスキー、ダウンロード回数などが対応付けられて記憶されている。
商品コードは、ユーザIDで特定されるユーザが今までに購入したアプリケーションソフトの商品コードである。
ライセンスキーは、商品コードで特定されるアプリケーションソフトをユーザに送信した際に、このアプリケーションソフトに付与したものである。
ダウンロード回数は、今までこのユーザに商品コードで特定されるアプリケーションソフトがダウンロードされた回数を記録したものである。
このように、購入履歴データベース16は、ユーザのユーザ特定情報(ユーザID)と、このユーザに送信したソフトウェア(商品コード)と、この送信したソフトウェアに対応付けられているライセンス情報(ライセンスキー)とを関連付けて記憶する記憶手段を構成している。
販売部13は、購入履歴データベース16に記憶してあるこれらの情報を用いてライセンス表示情報(後述)を生成し、ユーザが購入したアプリケーションソフトと、このアプリケーションソフトに対応付けられたライセンスキーをダウンロード画面68で表示することができる。
【0031】
販売部13(図2)は、各種のWebページ(画面)を生成してユーザ端末3に送信し、これらのWebページを用いてアプリケーションソフトの販売を行う機能部である。
販売部13は、購入履歴データベース16を用いて、既にユーザが購入しているアプリケーションソフトを把握し、これによりログインしたユーザに固有のWebページを生成してユーザ端末3に送信する。
【0032】
販売部13は、これらWebページを用いて主に次の2つの機能を発揮する。(1)アプリケーションソフトの販売
ユーザ端末3で、ベンダーシステム8が販売しているアプリケーションソフトの情報を提供し、ユーザにアプリケーションソフトを購入してもらう。
ユーザがアプリケーションソフトを購入する場合、このアプリケーションソフトにライセンスキーを付与して、送信ファイルと共にユーザ端末3に送信する他、購入履歴データベース16のこのユーザのエリアに販売したアプリケーションソフトの商品コードとこのアプリケーションソフトに付与したライセンスキーを記憶する。
【0033】
(2)購入済みのアプリケーションソフトの一覧表示
ユーザが既に購入しているアプリケーションソフトとそのアプリケーションソフトに付与したライセンスキーを一覧表示した画面を生成し、ユーザ端末3に送信する。この画面は、ユーザごとに生成されるものであり、閲覧するユーザに特化したものである。
これにより、ユーザは、ライセンスキーが必要な場合は、容易にWebページ上でこれを閲覧することができる。
ライセンスキーは一般に公開すべきでない情報であるため、ユーザは、ライセンスキーが再度必要な場合、従来は、複雑な操作をWeb上で行ったり、サポートセンタに電話、電子メールなどによる問い合わせを行うことによってこれを取得していた。
ところが、本実施の形態では、各ユーザに特化したWebページを生成するため、このWebページ上にライセンスキーを表示することができる。
【0034】
売上集計部20は、ソフト会社端末7からの問い合わせに対し、購入履歴データベース16を集計して、アプリケーションソフトの販売状況を送信する機能部である。ソフト会社に知らせる情報としては、各アプリケーションソフトごとの販売数、売り上げ、購入したユーザに関する情報などがある。
これにより、各ソフト会社は、自社が販売を委託しているアプリケーションソフトの販売状況を知ることができる。
図示しないが、各ソフト会社は、会社IDとパスワードを有しており、ソフト販売サーバ5にログインする際に認証サーバ4で認証される。
【0035】
ライセンスキー投入部18は、ライセンスキー投入サーバ6から、新規に販売するアプリケーションソフトに添付するライセンスキーや不足しているライセンスキーを受け取って、ライセンスキー管理データベース15に投入する機能部である。
ライセンスキーは、アプリケーションソフトの提供元であるソフト会社から預かって、販売するアプリケーションソフトごとに添付するため、アプリケーションソフトの販売数が増加すると、ライセンスキーが不足することがある。その場合は、更にソフト会社からライセンスキーを預かりライセンスキー管理データベース15に投入する。
また、ライセンスキー投入部18は、ライセンスキー管理データベース15を検索してライセンスキーの使用状況を取得し、ライセンスキー投入サーバ6に送信することもできる。
【0036】
ライセンスキー投入サーバ6は、ベンダーがアプリケーションソフトに添付するライセンスキーの管理を行うためのサーバ装置であって、専用回線により、ソフト販売サーバ5と接続されている。
ベンダーは、ライセンスキー投入サーバ6から、各アプリケーションソフトごとにライセンスキーの使用状況の確認、ライセンスキーの追加を行ったり、新規に販売するアプリケーションソフトのライセンスキーをソフト販売サーバ5に設定したりなどできる。
【0037】
次に、認証サーバ4、販売部13がユーザ端末3に送信するWebページ(各画面)について説明する。
図7は、ベンダーシステム8がユーザ端末3に送信する画面の遷移を示した図である。ただし、認証画面60は、認証サーバ4が提供するものである。
ユーザが認証画面60にユーザIDとパスワードを入力し、ソフト販売サーバ5へのログインが認証されると、販売部13は、ラインナップ画面61→商品詳細画面62→使用許諾契約画面63→購入内容確認画面64→購入完了画面65といった遷移順序で各種Webをユーザ端末3に提供する。
また、ラインナップ画面61、商品詳細画面62、使用許諾契約画面63、購入内容確認画面64、購入完了画面65からダウンロード画面68に遷移することができる。図7では、ラインナップ画面61からダウンロード画面68への遷移関係だけ示してある。
【0038】
図8は、ラインナップ画面61の一例を示した図である。これは販売部13が生成してユーザ端末3に送信し、ユーザ端末3で表示されたものである。
ラインナップ画面61は、販売部13が商品データベース14などを用いて生成したものである。
ラインナップ画面61は、ラインナップ画面タブ70、ダウンロード画面タブ71を備えている。
【0039】
ラインナップ画面タブ70とダウンロード画面タブ71は、マウス操作でクリックするなどして、選択可能となっており、ラインナップ画面タブ70が選択されるとラインナップ画面61が表示され、ダウンロード画面タブ71が選択されるとダウンロード画面68が表示される。
これは、何れのタブが選択されたかという情報がインターネット9を介してユーザ端末3からソフト販売サーバ5に送信され、それに応じた画面を販売部13が生成してユーザ端末3に送信するためである。
ユーザがソフト販売サーバ5にログインした直後では、ラインナップ画面タブ70がデフォルトで選択された状態となっている。
【0040】
アプリケーションソフトエリア73には、販売されているアプリケーションソフトに関する情報が表示される。
アプリケーションソフトエリア73には、アプリケーションソフトをイメージとして表した画像やソフトウェア名、バージョン、リリース日、提供区分、販売元のソフト会社名、簡単な説明、価格、及び詳細ボタンなどから構成されている。
これらのうち提供区分は、アプリケーションソフトにはユーザに対価を要求しないフリーウェアも含まれているため、対価を要求するものと要求しないものとの区別を表示したものである。
アプリケーションソフトエリア73は、詳細ボタン76が設けられており、これを選択すると、このアプリケーションソフトに関する商品詳細画面62が表示される。これは、このアプリケーションソフトを選択したというソフトウェア選択情報がユーザ端末3からソフト販売サーバ5に送られ、これに応じてソフト販売サーバ5がユーザ端末3に商品詳細画面62を送信したものである。
【0041】
アプリケーションソフトエリア73は、1画面につき10件程度表示される。アプリケーションソフトエリア73が複数ページに渡って表示される場合は、次ページボタン79、及び前ページボタン80を選択することにより、それぞれ次のページ、及び前のページに遷移することができる。
ユーザは、アプリケーションソフトエリア73を参照して、購入したいアプリケーションソフトを探すことができる。
なお、ラインナップ画面61には、ユーザが既に購入したアプリケーションソフトは表示されない。これは、販売部13が購入履歴データベース16からユーザが既に購入したアプリケーションソフトを認識し、全アプリケーションソフトの一覧からユーザが購入したアプリケーションソフトを除外したものである。
【0042】
並べ替え順設定欄74は、アプリケーションソフトエリア73で表示するアプリケーションソフトを並べる順序を設定する欄である。
並べ替え順設定欄74は、ドロップダウンメニューとなっており、右端の矢印ボタンをマウス操作などで選択すると、「価格の安い順」、「価格の高い順」、「商品名順」、「リリース日の新しい順」、「販売数順」などのメニュー項目が一覧表示され、ユーザは、これらのうちから所望のものを選択することができる。選択されたメニュー項目は、並べ替え順設定欄74に入力される。この状態で並べ替えボタンを75を選択すると、販売部13が選択されたメニュー項目に従ってアプリケーションソフトをソートしてラインナップ画面61を生成する。これを表示することにより、アプリケーションソフトの並べる順序が変更される。
【0043】
図9は、ダウンロード画面68の一例を示した図である。この画面は、販売部13が生成したライセンス表示情報をユーザ端末3が表示したものである。このように、販売部13は、ライセンス表示情報生成手段を構成している。
ダウンロード画面68は、ユーザがベンダーシステム8から既に購入したアプリケーションソフトに関する情報を一覧表示するためのWeb画面である。
ダウンロード画面68は、販売部13が購入履歴データベース16でこのユーザのアプリケーションソフト購入履歴などを参照して生成し、ユーザ端末3に送信したものである。
【0044】
購入済みソフト表示エリア83は、ユーザが購入したアプリケーションソフトごとに区分されて表示される。購入済みソフト表示エリア83は、一画面につき4件程度表示され、購入済みのソフトが多い場合は複数画面に渡って表示される。この場合は、次ページボタン87、及び前ページボタン88を選択することにより、表示させる画面を遷移させて、全てのアプリケーションソフトに関する情報を閲覧することができる。
【0045】
ダウンロード画面68は、購入済みソフト表示エリア83を備えている。購入済みソフト表示エリア83には、ソフトウェア名、パッケージ名、ファイルサイズ、ダウンロード有効期限、ダウンロード可能回数、ダウンロード実行回数、ダウンロードボタン85、ライセンスキー84などが表示される。
ソフトウェア名は、ユーザが購入したアプリケーションソフトの名称であり、送信ファイルのファイル名を添付されている。
パッケージ名は、複数のアプリケーションソフトを組み合わせて販売した場合のパッケージ名であって、パッケージ名が存在しないものに関しては表示されない。
【0046】
ファイルサイズは、送信ファイルのデータ量をバイト単位で表示したものである。
ダウンロード有効期限は、アプリケーションソフトをダウンロードできる期限を表示したものである。
購入したアプリケーションソフトは、購入日から所定の期間の間、ソフト販売サーバ5からダウンロードすることができる。この所定の期間は、アプリケーションソフトごとに設定することができる。
【0047】
購入履歴データベース16には、図示しないがユーザがアプリケーションソフトを購入した日付が記憶されており、一方、これも図示しないが商品データベース14には、アプリケーションソフトごとにダウンロード可能期間が記憶してある。
販売部13は、これらの値を用いてダウンロード有効期限を算出し、これをダウンロード画面68に表示する。
ダウンロード可能回数は、アプリケーションソフトごとに設定されており、図示しないが商品データベース14に記憶されている。ダウンロード画面68中のダウンロード可能回数は、これを表示したものである。
ダウンロード実行回数は、現在までにユーザが何回アプリケーションソフトをダウンロードしたかを表示したものである。この値は、購入履歴データベース16に記憶されているダウンロード回数である。
【0048】
ダウンロードボタン85は、購入済みソフト表示エリア83に表示されているアプリケーションソフトをソフト販売サーバ5からダウンロードするためのボタンである。
このボタンを選択すると、ダウンロード先を設定するダイアログウィンドウがポップアップ表示され、ユーザは、ダウンロード先のドライブやディレクトリなどを設定することができる。そして、ソフト販売サーバ5からダウンロードしたアプリケーションソフトはこの設定したダウンロード先にダウンロードされる。
【0049】
ライセンスキー84は、アプリケーションソフトのライセンスキーを表示したものである。これは、ユーザがアプリケーションソフトを購入する際に、販売部13が購入履歴データベース16に記録したものをそのまま表示したものである。
ライセンスキー84は、テキスト文字列により作成されている。そのため、ライセンスキー84をコピーアンドペーストにより、アプリケーションソフトをインストールする際のライセンスキー入力欄に貼り付けることができる。
また、ライセンスキーが、シリアルナンバとオンライン登録ナンバの2種からなる場合でも、一つのテキストデータ(1フィールド)として構成されている。
【0050】
次に、図示しないが他のWebページについて説明する。
商品詳細画面62は、ラインナップ画面61で詳細ボタン76を選択すると表示される画面であって、選択したアプリケーションソフトの詳細な情報が表示される。
ここで表示される詳細な情報としては、例えば、商品のイメージ画像、ソフトウェア名、バージョン、商品のタイプ(パック商品か単体商品かの区別)、お勧め度、ソフト会社名、ソフト会社のソフトウェア紹介サイトへのリンクボタン、リリース日、価格、提供区分(販売、フリーウェア、体験版などの区別)、詳細解説文、問い合わせ先、パックの場合含まれるアプリケーションソフトの商品情報などである。
なお、パック商品とは、複数のアプリケーションソフトを組み合わせた商品のことである。
【0051】
商品詳細画面62は、ラインナップ画面61へ戻るためのラインナップへ戻るボタンと購入手続きボタンを備えている。商品の購入を希望する場合は、購入手続きボタンを選択する。すると商品詳細画面62から使用許諾契約画面63に画面が遷移する。
これは、販売部13が購入手続きボタンが選択されたことを示す情報がユーザ端末3からソフト販売サーバ5に送信され、これに応じて販売部13が使用許諾契約画面63を生成してユーザ端末3に送信したためである。
なお、アプリケーションソフトがフリーウェアの場合は、購入手続きボタンの代わりに選択ボタンが表示される。この選択ボタンを選択するとソフトウェア使用許諾契約画面が表示される。
【0052】
使用許諾契約画面63には、使用許諾契約が表示され、その下に同意するボタンと同意しないボタンが表示される。
同意しないボタンを選択すると、購入をキャンセルしてラインナップ画面61に遷移する。
同意するボタンを選択すると、購入内容確認画面64に遷移する。
【0053】
購入内容確認画面64は、商品詳細画面62で選択したアプリケーションソフトを購入するか否かを確認するための画面である。
商品詳細画面62には、ユーザが購入しようとするアプリケーションソフトの商品名、ソフト会社名、価格が表示される他、ユーザがこのアプリケーションソフトを購入する上での規約が表示される。
【0054】
規約に関しては、同意するボタン、同意しないボタン、キャンセルボタンが表示される。同意するボタンを選択すると、このアプリケーションソフトの購入が確定し、購入完了画面65に遷移する。ユーザは、購入完了画面65からこのアプリケーションソフトをダウンロードできる。また、購入したアプリケーションソフトは、ダウンロード画面68にも掲載されるので、ダウンロード画面68からダウンロードすることもできる。
同意しないボタンを選択すると、このアプリケーションソフトの選択(購入申し込み)をキャンセルしてラインナップ画面61に戻る。
キャンセルボタンを選択すると、アプリケーションソフトの選択を維持したままラインナップ画面61に戻る。
【0055】
購入完了画面65は、ユーザが購入した購入内容確認画面64で購入を確定したアプリケーションソフトに関する情報と、ダウンロードボタンが表示される。このアプリケーションソフトに関して表示される情報としては、ソフトウェア名(選択するとこのアプリケーションソフトの商品詳細画面62が表示される)、パッケージ名(購入した商品がパック商品の場合)、ファイルサイズ、ダウンロード有効期限、ダウンロード可能回数、ダウンロード実行回数などである。
ダウンロードボタンを選択すると、ダウンロード先設定ダイアログボックスが表示され、アプリケーションソフトのダウンロード先を設定することができる。通常は、ローカルディスクの適当なディレクトリなどをダウンロード先として設定する。そして、ダウンロード先設定ダイアログボックスで設定されたダウンロード先にアプリケーションソフトがダウンロードされる。
【0056】
また、適宜、各画面にプライバシーポリシーボタンとヘルプボタンを表示するように構成することもできる。
プライバシーポリシーボタンを選択すると、ベンダーが掲げるプライバシーポリシーが表示される。プライバシーポリシーとは、ベンダーがユーザから取得した個人情報をどのように取り扱うかといったような指針である。
ヘルプボタンを選択すると、ユーザのアプリケーションソフト購入を支援するための情報を検索するためのヘルプ画面が表示される。
【0057】
図10は、ユーザ端末3のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
ユーザ端末3は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、携帯型パーソナルコンピュータなどのパーソナルコンピュータで構成されている。
ユーザ端末3は、制御手段30に、入力手段34、出力手段35、通信制御手段36、記憶手段38、記憶媒体駆動手段39、入出力インターフェース(I/F)40が、バスライン37を介して接続することにより構成されている。
【0058】
バスライン37は、制御手段30とその他の構成要素との間のデータ信号、制御信号などの送受信を媒介する。
制御手段30は、CPU31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33から構成されている。
CPU31は、所定のプログラムに従って、各種の演算、情報処理、及びユーザ端末3全体の制御などを行う。
本実施の形態では、CPU31は、購入したアプリケーションソフトのダウロード、これらのアプリケーションソフトのライセンスキーの表示などを行うことができる。
【0059】
ROM32は、CPU31が各種演算や制御を行うための各種プログラム、データ及びパラメータなどを格納した読み込み専用の記憶装置である。CPU31は、ROM32からプログラムやデータ、パラメータなどを読み込むことはできるが、これらを書き換えたり消去することはできない。
RAM33は、CPU31にワーキングメモリとして使用されるランダムアクセス可能な記憶装置である。CPU31は、RAM33にプログラムやデータなどを書き込んだり消去したりすることができる。本実施の形態では、RAM33には、CPU31がアプリケーションソフトのダウンロードを行ったり、また、ダウンロードしたアプリケーションソフトを起動したりなどするためのエリアが確保可能となっている。
【0060】
入力手段34は、例えばキーボードやマウスなどの入力装置から構成されている。
キーボードは、ユーザ端末3に対して文字や数字などの情報を入力するための装置であり、仮名や英文字などを入力するためのキーや数字を入力するためのテンキー、各種機能キー、カーソルキー及びその他のキーによって構成されている。
【0061】
キーボードは、例えばユーザが認証サーバ4に送信するユーザIDをユーザ端末3に入力したり、アプリケーションソフトがワードプロセッサであった場合、アプリケーションソフトの画面から入力文書を入力したりなどすることができる。
マウスは、ポインティングデバイスである。GUI(Graphical User Interface)などを用いてユーザ端末3を操作する場合、表示装置上に表示されたボタンやアイコンなどをマウスでクリックすることにより、所定の情報の入力を行うことができる。
例えば、アプリケーションソフトのインストール後に、アプリケーションソフトを表すアイコンを表示装置上に表示し、このアイコンをマウスでクリックするなどして、アプリケーションソフトを起動するように構成することもできる。
【0062】
出力手段35は、例えば表示装置、印刷装置などから構成されている。
表示装置は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどで構成された情報を画面上に提示するための装置である。
表示装置は、認証画面60、ラインナップ画面61、商品詳細画面62、使用許諾契約画面63、購入内容確認画面64、購入完了画面65、ダウンロード画面68を表示することができる。
印刷装置は、例えば、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ、熱転写プリンタ、ドットプリンタなどの各種プリンタ装置によって構成されている。
印刷装置は、出力結果(文書や画像など)を紙などの印刷媒体に印刷することができる。
【0063】
通信制御手段36は、インターネット9を介してユーザ端末3を各種サーバ装置(認証サーバ4、ソフト販売サーバ5、その他のWebサーバ、メールサーバ、・・・など)に接続するための装置であり、例えば、モデム、ターミナルアダプタ、その他の装置によって構成されている。
インターネット9を介した通信には、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)やその他のプロトコルが用いられる。
通信制御手段36は、ユーザ端末3と認証サーバ4、ソフト販売サーバ5との通信を確立・維持し、アプリケーションソフトをダウンロードしたり、ユーザ端末3と認証サーバ4及びソフト販売サーバ5とのデータの送受信を行い、ユーザ特定情報送信手段、ソフトウェア選択情報送信手段、ソフトウェア受信手段、ライセンス表示情報を要求する要求手段などを構成している。
【0064】
記憶手段38は、読み書き可能な記憶媒体と、その記憶媒体に対してプログラムやデータを読み書きするための駆動装置によって構成されている。当該記憶媒体として主にハードディスクが使用されるが、その他に、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの他の読み書き可能な記憶媒体によって構成することも可能である。
本実施の形態では、記憶手段38はハードディスクから構成されたローカルディスクとする。
【0065】
記憶手段38は、ユーザがソフト販売サーバ5からダウンロードしたアプリケーションソフト、仮名を漢字に変換するための漢字仮名変換ソフト、認証サーバ4やソフト販売サーバ5などが送信してきた画面を表示装置に表示するためのブラウザソフト、通信制御手段36を制御してインターネット9を介した通信を維持する通信プログラムや、メモリ管理やファイル入出力管理などのユーザ端末3を動作させるための基本ソフトウェアであるOS(Operating System)などが記憶されている。
【0066】
記憶媒体駆動手段39は、着脱可能な記憶媒体を駆動してデータの読み書きを行うための駆動装置である。着脱可能な記憶媒体としては、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリ、データをパンチした紙テープ、CD−ROMなどがある。なお、CD−ROMや紙テープは、読み込みのみ可能である。
入出力インターフェース40は、例えば、シリアルインターフェースやその他の規格のインターフェースにより構成されている。入出力インターフェース40に当該インターフェースに対応した外部機器を接続することにより、ユーザ端末3の機能を拡張することができる。このような外部機器として例えば、ハードディスクなどの記憶装置、スピーカ、マイクロフォンなどがある。
【0067】
図11は、ソフト販売サーバ5のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
ソフト販売サーバ5は、制御手段41に、記憶手段46、入力手段55、出力手段56、通信制御手段58、専用回線通信手段59、記憶媒体駆動手段67などがバスライン54を介して接続することにより構成されている。
制御手段41は、CPU42、ROM44、RAM43などから構成されている。
CPU42は、所定のプログラムに従って各種の演算・情報処理やソフト販売サーバ5全体の制御などを行う。
より具体的には、CPU42は、所定のプログラムに従って動作することにより、販売部13、ライセンスキー投入部18、売上集計部20などをソフトウェア的に構成する。
【0068】
ROM44は、読み込み専用の記憶装置であり、ソフト販売サーバ5を動作させるための基本的なプログラムやデータ、パラメータなどが格納されている。
RAM43は、ランダムアクセス可能な記憶装置であり、例えば、CPU42がアプリケーションソフトの販売やライセンスキーの投入などを行う際のワーキングエリアを提供する。
記憶手段46は、例えば、大容量のハードディスクなどで構成された読み書き可能な記憶媒体であり、プログラム格納部47やアプリケーションソフト格納部48などが設けられている。
【0069】
プログラム格納部47には、OS50、ソフト販売プログラム51、売上集計プログラム52、ライセンスキーキー投入プログラム53、その他のプログラムが格納されている。
ソフト販売プログラム51は、ユーザにアプリケーションソフトを送信して販売するための機能をCPU42に発揮させるためのプログラムであり、CPU42は、ソフト販売プログラム51を実行することにより、販売部13を構成する。
CPU42は、ソフト販売プログラム51に従って動作することにより、ソフト販売サーバ5は、ラインナップ画面61、ダウンロード画面68、その他の画面をユーザ端末3に送信したり、ユーザが購入したアプリケーションソフトをユーザ端末3に送信したりすることができる。
【0070】
売上集計プログラム52は、ソフト会社端末7からの問い合わせに対して、アプリケーションソフトの販売状況をソフト会社端末7に送信する機能をCPU42に発揮させるためのプログラムであって、CPU42に売上集計プログラム52を実行することにより売上集計部20が構成される。
ライセンスキー投入プログラム53は、ライセンスキー投入サーバ6から受信したライセンスキーをライセンスキー管理データベース15に投入したり、ライセンスキー管理データベース15に記憶されているライセンスキーの使用状況を把握したりする機能をCPU42に発揮させるためのプログラムであり、CPU42は、ライセンスキー投入プログラム53を実行することによりライセンスキー投入部18を構成する。
【0071】
アプリケーションソフト格納部48には、ソフトウェア会社から販売委託を受けている各種のアプリケーションソフトが格納されている。
アプリケーションソフトには、ワードプロセッサソフト、表計算ソフト、データベースソフト、画像編集ソフト、ゲームソフト、エディタソフトなど各種のものが用意されている。なお、無料でユーザに提供されるフリーウェアも含まれている。
【0072】
入力手段55は、キーボードやマウスなどの入力装置が構成されている。
出力手段56は、表示装置や印刷装置などの出力装置から構成されている。
記憶媒体駆動手段67は、着脱可能な記憶媒体を駆動してデータの読み書きを行うための駆動装置である。
これら機能部の機能は、ユーザ端末3のものと基本的に同じであるので説明を省略する。
【0073】
通信制御手段58は、インターネット9を介して、ユーザ端末3やその他の端末、サーバ装置などと通信するための機能部である。
通信制御手段58を介してアプリケーションソフトがダウンロード販売される。
通信制御手段58は、ユーザ特定情報受信手段、ソフトウェア選択情報受信手段、ソフトウェア送信手段、表示情報送信手段などを構成している。
専用回線通信手段59は、専用回線で結ばれた端末装置やサーバ装置などと通信を行う。
本実施の形態では、専用回線通信手段59は、認証サーバ4、ライセンスキー投入サーバ6と接続している。
ソフト販売サーバ5は、専用回線通信手段59を介して、ライセンスキー投入サーバ6からライセンスキーの投入を受けたり、認証サーバ4からユーザの認証の結果を受信したりなどする。
【0074】
本実施の形態では、専用回線を介してソフト販売サーバ5を認証サーバ4とライセンスキー投入サーバ6と接続したが、これに限定するものではなく、インターネット9、LANなどで接続してもよい。
【0075】
図12は、ユーザがソフト販売サーバ5にログインする際のユーザ端末3とベンダーシステム8の動作を説明するためのフローチャートである。
以下で説明するユーザ端末3の動作は、CPU31が行うものであり、認証サーバ4の動作は認証サーバ4のCPU42が行うものである。
【0076】
まず、ユーザ端末3は、ブラウザにベンダーシステム8のURL(Uniform Resource Locators)に入力するなどして、ベンダーシステム8にアクセスする(ステップ5)。
すると、ベンダーシステム8では、認証サーバ4が認証画面60をユーザ端末3に送信する(ステップ50)。
ユーザ端末3は、認証画面60を受信してこれを表示装置に表示する。ユーザは、表示された認証画面からユーザIDとパスワードを入力し、これら入力した値を認証サーバ4に送信する(ステップ10)。
【0077】
認証サーバ4は、ユーザ端末3から受信したユーザIDとパスワードをユーザ情報データベース11に記憶してあるユーザIDとパスワードとを照合し、符合するものがあることを確認してユーザを認証する(ステップ55)。そして、認証サーバ4は、ユーザのソフト販売サーバ5へのログインを認めて(ステップ60)、ユーザを特定する情報(ユーザIDなど)をソフト販売サーバ5に送信する。ソフト販売サーバ5は、この情報により、ログインしたユーザを特定することができる。
なお、ユーザ端末3から受信したユーザIDとパスワードが、ユーザ情報データベース11に記憶してあるユーザIDとパスワードに符合しなかった場合は、ユーザのログインは拒否される。
【0078】
図13は、ユーザがソフト販売サーバ5からアプリケーションソフトを購入する場合のユーザ端末3とソフト販売サーバ5の動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザの認証は既に終え、ユーザはソフト販売サーバ5にログインしているものとする。
以下で説明するユーザ端末3の動作は、CPU31が行うものであり、ソフト販売サーバ5の動作はCPU42が行うものである。
【0079】
ユーザが認証サーバ4によって認証されると、ソフト販売サーバ5は、このユーザが既に購入したアプリケーションソフトを購入履歴データベース16を検索して調べる。そして、ユーザが既に購入したアプリケーションソフトを除いてラインナップ画面61を生成し、これをユーザ端末3に送信する(ステップ215)。
ユーザ端末3は、ソフト販売サーバ5からラインナップ画面61を受信し、これを表示装置に表示する。
【0080】
ユーザは、ラインナップ画面61に一覧表示されたアプリケーションソフトを参照しながら、購入したいアプリケーションソフトを探す。そして、購入したいアプリケーションソフトがあった場合は、そのアプリケーションソフトに設けられた詳細ボタンを選択する(ステップ110)。すると、ユーザ端末3からソフト販売サーバ5へユーザが選択したアプリケーションソフトを特定する情報が送信される。
【0081】
ソフト販売サーバ5は、この情報をユーザ端末3から受信してユーザが選択したアプリケーションソフトを特定する。そして、そのアプリケーションソフトに関する詳細解説を商品データベース14で検索した後、これを用いて商品詳細画面62を生成し、これをユーザ端末3に送信する(ステップ220)。
ユーザ端末3は、この商品詳細画面62を受信して表示装置に表示する。ユーザは、商品詳細画面62の詳細解説を参照し、このアプリケーションソフトを購入するか否かを判断する。購入する場合は、商品詳細画面62に設けられた購入手続きボタンを選択して、購入を申し込む(ステップ115)。すると、ユーザ端末3からソフト販売サーバ5へ、ユーザが購入手続きボタンを選択したことを示す情報が送信される。
【0082】
ソフト販売サーバ5は、この情報を受信すると、このアプリケーションソフトの使用許諾契約を商品データベース14で検索して使用許諾契約画面63を生成し、これをユーザ端末3に送信する(ステップ225)。
ユーザ端末3は、この使用許諾契約画面63を受信して、表示装置に表示する。
ユーザは、使用許諾に同意するか否かを判断する。ここでは、同意するものとし、ユーザは使用許諾契約画面63の同意するボタンを選択する(ステップ120)。すると、ユーザ端末3からソフト販売サーバ5へユーザが同意するボタンを選択したことを示す情報が送られる。
【0083】
ソフト販売サーバ5は、この情報を受信すると、ユーザの購入意志を確認するため購入内容確認画面64を生成し、ユーザ端末3に送信する(ステップ230)。
ユーザ端末3は、ソフト販売サーバ5から購入内容確認画面64を受信し、表示装置に表示する。
ユーザは、購入内容確認画面64で表示されたアプリケーションソフトに関する情報とアプリケーションソフトの購入に際しての規約を確認し、この規約に同意するか否かを判断する。ここでは、同意するものとして、ユーザは、同意するボタンを選択し、購入内容確認画面64に表示された内容を確認したことをソフト販売サーバ5に知らせる(ステップ125)。すると、ユーザ端末3からソフト販売サーバ5へユーザが同意するボタンを選択したことを示す情報が送信される。
【0084】
ソフト販売サーバ5は、この情報を受信すると購入完了画面65を生成し、ユーザ端末3に送信する(ステップ235)。
ユーザ端末3は、ソフト販売サーバ5から購入完了画面65を受信し、表示装置に表示する。ユーザは、購入完了画面65に表示されたダウンロードボタンを選択し、アプリケーションソフトの送信をソフト販売サーバ5に指示する(ステップ130)。
【0085】
ソフト販売サーバ5は、ユーザ端末3からアプリケーションソフトの送信を指示する情報を受信すると、このアプリケーションソフトがライセンスキーの発行を必要とするものか否かを判断し、ライセンスキーが必要である場合は、このアプリケーションソフトをインストールするのに必要なライセンスキーをライセンスキー管理データベース15から取得する。ここでは、ライセンスキーを発行するものとする。
そして、アプリケーションソフトの送信を開始する(ステップ240)。更に、ソフト販売サーバ5は、ユーザがこのアプリケーションソフトを購入したことを購入履歴データベース16に記録すると共に、このアプリケーションソフトに必要なライセンスキーも購入履歴データベース16に記録する(ステップ245)。
【0086】
ユーザ端末3は、ソフト販売サーバ5からダウンロードしたアプリケーションソフトをローカルディスクなどに格納し、アプリケーションソフトの購入を終える(ステップ135)。
ソフト販売サーバ4は、以上の手順でライセンスキーの発行を行う。ところで、本実施の形態では、発行したライセンスキーのキャンセルが生じた場合は、ライセンスキーの再利用、在庫のもどしは行わない。また、ライセンスキーのキャンセルが生じた場合、ソフトウェアの売り上げ自体もキャンセルとなる。
また、パッケージ商品でにライセンスキーが必要なソフトウェアが含まれていた場合、このソフトウェアに対してのみライセンスキーを割り振る(割り当てて送信する)。また、ライセンスキー発行対象ソフトウェアの在庫数(販売可能数)と未発行ライセンス数は独立して管理するものとする。
購入したライセンスキーを確認する場合、ユーザは、次に説明するようにダウンロード画面68を確認する。
【0087】
図14は、ユーザが、購入したアプリケーションソフトのライセンスキーを確認する場合のユーザ端末3とソフト販売サーバ5の動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザの認証は既に終え、ユーザはソフト販売サーバ5にログインしているものとする。
以下で説明するユーザ端末3の動作は、CPU31が行うものであり、ソフト販売サーバ5の動作はCPU42が行うものである。
する
【0088】
まず、ユーザは、ラインナップ画面61で、ダウンロード画面タブ71を選択し、ダウンロード画面の送信を要求する情報をソフト販売サーバ5に送信する(ステップ305)。
ソフト販売サーバ5は、この情報を受信すると、このユーザが今までに購入したアプリケーションソフトと、これらアプリケーションソフトに対応するライセンスキーを購入履歴データベース16で検索し(ステップ405)、ダウンロード画面68を生成する(ステップ410)。
そして、ソフト販売サーバ5は、生成したダウンロード画面68をユーザ端末3に送信する(ステップ415)。
ユーザ端末3は、ソフト販売サーバ5からダウンロード画面68を受信して、これを表示装置に表示する(ステップ310)。
ユーザは、ダウンロード画面68で、所望のライセンスキーを知ることができる。
【0089】
以上で説明した本実施の形態により、以下のような効果を得ることができる。まず、個人認証したベンダーシステム8のサイト内でライセンスキーを表示し、ユーザにライセンスキーを提示(受け渡し)することができる。更に、個人認証したサイト内にライセンスキーを表示するため、アプリケーションソフトを購入したユーザ以外に不用意にライセンスキーが提示されない。
また、初回のライセンスキーの受け渡しと2回目以降のライセンスキーの確認の手順が同一であるため、ユーザは容易にライセンスキーの確認を行うことができる。
【0090】
アプリケーションソフトの購入時のダウンロード手順と再ダウンロード手順とライセンスキー再確認手順が同じであるため、ユーザは、容易にライセンスキーの確認を行うことができる。
更にライセンスキーを確認したいときはベンダーシステム8にアクセスすることによりいつでもライセンスキーを確認することができる。そのため、ライセンスキーを確認するために、コールセンタ、サポートセンタなどへの問い合わせを行ったり、電子メールで催促する必要がない。
【0091】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、説明した実施形態では、認証サーバ4とソフト販売サーバ5を別物として構成したが、これらの機能を一つのサーバ装置で実現することもできる。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、容易にライセンスキーを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るソフトウェア販売システムのシステム構成を示した図である。
【図2】ベンダーシステムの各サーバの構成を模式的に示した図である。
【図3】ユーザ情報データベースに記憶されているデータの論理的な構成の一例を示した図である。
【図4】商品データベースの論理的な構成の一例を示した図である。
【図5】ライセンスキー管理データベースの論理的な構成の一例を示した図である。
【図6】購入履歴データベースの論理的な構成の一例を示した図である。
【図7】ベンダーシステムがユーザ端末3に送信する画面の遷移を示した図である。
【図8】ラインナップ画面の一例を示した図である。
【図9】ダウンロード画面の一例を示した図である。
【図10】ユーザ端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
【図11】ソフト販売サーバのハードウェア的な構成の一例を示した図である。
【図12】ユーザがソフト販売サーバにログインする際のユーザ端末とベンダーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】ユーザがソフト販売サーバからアプリケーションソフトを購入する場合のユーザ端末とソフト販売サーバの動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】ユーザが、購入したアプリケーションソフトのライセンスキーを確認する場合のユーザ端末とソフト販売サーバの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ソフトウェア販売システム
3 ユーザ端末
4 認証サーバ
5 ソフト販売サーバ
6 ライセンスキー投入サーバ
7 ソフト会社端末
8 ベンダーシステム
10 認証部1
11 ユーザ情報データベース
13 販売部13
14 商品データベース
15 ライセンスキー管理データベース
16 購入履歴データベース
18 ライセンスキー投入部
20 売上集計部
30 制御手段
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 入力手段
35 出力手段
36 通信制御手段
37 バスライン
38 記憶手段
39 記憶媒体駆動手段
40 入出力インターフェース
41 制御手段
42 CPU
43 RAM
44 ROM
46 記憶手段
47 プログラム格納部
48 アプリケーションソフト格納部
50 OS
51 ソフトウェア販売プログラム
52 売上集計認証プログラム
53 ライセンスキー投入プログラム
54 バスライン
55 入力手段
56 出力手段
58 通信制御手段
59 専用回線通信手段
67 記憶媒体駆動手段

Claims (8)

  1. ソフトウェア提供サーバがネットワークを介してユーザの端末にソフトウェアを提供するソフトウェア提供システムであって、
    ユーザは、端末から当該ユーザを特定するユーザ特定情報と共に、ソフトウェア送信要求を前記ソフトウェア提供サーバに送信し、
    前記ソフトウェア提供サーバは、前記送信要求を受信して前記ソフトウェアを前記端末に送信すると共に、前記ソフトウェアと当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報を前記ユーザ特定情報で特定されたユーザに対応付けて記憶し、
    前記ユーザから送信済みソフトウェアの一覧要求があった場合に、前記ソフトウェア提供サーバは、前記記憶したソフトウェアと当該ソフトウェアのライセンス情報の一覧を前記端末に送信することを特徴とするソフトウェア提供システム。
  2. ネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信手段と、
    前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信手段と、
    前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成手段と、
    前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信手段と、
    を具備したことを特徴とするソフトウェア提供サーバ。
  3. 前記ユーザのユーザ特定情報と、当該ユーザに送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられているライセンス情報とを関連付けて記憶する記憶手段を更に具備し、
    前記ライセンス情報生成手段は、前記記憶手段で記憶した情報を用いて前記ライセンス情報を生成することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア提供サーバ。
  4. 前記ライセンス表示情報生成手段は、端末からの要求があった場合に、前記ライセンス表示情報を生成することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア提供サーバ。
  5. 前記ライセンス情報は、少なくとも、前記ソフトウェアをインストールする際に入力が要求される入力情報を含んでいることを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア提供サーバ。
  6. 前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからソフトウェアの一覧要求があった場合、既に送信したソフトウェアを除いた一覧を送信することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア提供サーバ。
  7. ユーザ特定情報受信手段と、ソフトウェア送信手段と、ライセンス表示情報生成手段と、表示情報送信手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    前記ユーザ特定情報受信手段で、ネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信ステップと、
    前記ソフトウェア送信手段で、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信ステップと、
    前記ライスセンス表示情報生成手段で、前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成ステップと、
    前記表示情報送信手段で、前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信ステップと、
    から構成されたことを特徴とするソフトウェア提供方法。
  8. ネットワーク接続された端末からユーザを特定するユーザ特定情報を受信するユーザ特定情報受信機能と、
    前記ユーザ特定情報で特定されたユーザの端末に選択されたソフトウェアを送信するソフトウェア送信機能と、
    前記送信したソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応付けられたライセンス情報とを端末で表示するライセンス表示情報を生成するライセンス表示情報生成機能と、
    前記ユーザ特定情報で特定されたユーザからの要求に応じて、前記生成したライセンス表示情報を前記要求を行った端末に送信する表示情報送信機能と、
    をコンピュータで実現するためのソフトウェア提供プログラム。
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