JP2002373004A - プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 - Google Patents

プログラマブルコントローラのプログラミング装置。

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JP2002373004A JP2001180177A JP2001180177A JP2002373004A JP 2002373004 A JP2002373004 A JP 2002373004A JP 2001180177 A JP2001180177 A JP 2001180177A JP 2001180177 A JP2001180177 A JP 2001180177A JP 2002373004 A JP2002373004 A JP 2002373004A
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泉寿 亀井
Takuhisa Morita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラミング装置の表示画面でラダーダイ
アグラムを作成する場合に、分岐を設定する際の作業効
率を向上するプログラミング装置を提供する。 【解決手段】 プログラミング装置の表示画面にラダー
ダイアグラムを表示して、これを見ながらマウスでダイ
アグラムを作成する際に、分岐を設定する場合におい
て、分岐の始点を決定後に前記分岐の終点の設定可能な
位置の方向を、異なる分岐回路同士が交叉してはならな
いという回路構成の制約に基づいて判断し、その判断結
果、右方向、左方向、左右両方向の3種類のガイドを表
示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラの実行するシーケンスプログラムを、ラダー
ダイアグラムにより作成するプログラマブルコントロー
ラのプログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラのプ
ログラミング装置において、ラダーダイアグラム上を構
成する各ライン上に分岐回路を作成する際、分岐の始
点、終点の設定方法は、図9のように行われていた。図
9において、11はプログラミング装置、12はプログ
ラミング装置11の保守・調整対象のプログラマブルコ
ントローラ、13はプログラミング装置11で作成する
ラダーダイアグラムの表示画面である。前記表示画面1
3において、1は分岐および命令群を配置するライン、
2は分岐回路を構成する分岐、3は命令群であり、ラダ
ーダイアグラムは前記ライン、分岐、および命令群の組
み合わせにより構成される。6は新規に挿入する分岐の
始点位置、7は分岐設定途中のカーソル位置であり、前
記始点決定後に、終点位置に分岐の片端をドラッグして
いる状態である。ところが、従来技術では、前記分岐の
始点に対する終点の設定可能な位置に関する制約が陽に
情報として与えられないため、終点として想定した位置
が実際に設定可能かどうかは、いったん位置指定を実行
してからでなければ判断することができない。このため
プログラム作成の作業効率が低下する問題があった。
【0003】これと同じような作業効率が低下するプロ
グラム作成上の問題として、表示画面13(図9)にお
いて図13で示すような並列回路を作成する場合におい
ても存在していた。すなわち、プログラマブルコントロ
ーラ用シーケンスプログラムには、図13で示すような
直列回路と並列回路からプログラムが構成されている。
図13において、50は並列回路を作成する前のシーケ
ンスプログラム、51、52は接点命令であり、60は
並列分岐回路を作成したシーケンスプログラム、61は
並列分岐回路であり、70は並列回路を作成したシーケ
ンスプログラム、71は並列回路である。そこで、シー
ケンスプログラム50で並列回路71を作成する時は、
従来は、まず接点命令52に対して、並列分岐回路61
を作成し、次に前記作成した並列分岐回路61に接点命
令51を配置するという方法がとられていた。ところ
が、このような従来の方法では、並列回路を作成するた
めに、並列分岐回路を作成する必要があり、その分手間
がかかり、プログラムを速やかに作成することができな
いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、これらの課題を解決するためのもので、従来技術の
ような、分岐の始点に対する終点として想定した位置が
実際に設定可能かどうかは位置指定を実行してからでな
ければ判断することができないといった作業効率の悪い
ものではなくて、予め分岐の終点の設定可能な位置の方
向を示すようにして即座に設定可能かどうかを判断でき
るようにしたプログラミング装置を提供することにあ
る。また、並列回路の作成においても、並列分岐回路を
わざわざ作成する必要のない、効率良くプログラマブル
コントローラ用シーケンスプログラムが作成できるプロ
グラミング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に、請求項1記載のプログラマブルコントローラのプロ
グラミング装置の発明は、表示画面上にラダーダイアグ
ラムを作成する際、ラダーダイアグラムを構成する各ラ
イン上に分岐回路を作成し、前記ライン上および前記分
岐回路上に命令群を配置してプログラマブルコントロー
ラ用シーケンスプログラムを作成するプログラミング装
置において、分岐回路を配置する際、前記分岐回路の分
岐の始点をライン上に決定すると、画面上のカーソル位
置を移動させることにより、前記分岐の終点位置を決定
できる分岐の設定方法について、分岐の始点を決定後、
異なる分岐回路同士が交叉してはならないという回路構
成の制約に基づいて判断し、前記分岐の終点の設定可能
な位置が存在する方向を右方向を示す右ガイドと左方向
を示す左ガイドと左右両方向を示す両ガイドの3種類の
ガイドによって表示する手段を備えたことを特徴とす
る。また、請求項2記載の発明は、同じく、プログラマ
ブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するプ
ログラミング装置において、分岐回路を配置する際、前
記分岐回路の分岐の始点をライン上に決定すると、画面
上のカーソル位置を移動させることにより、前記分岐の
終点位置を決定できる分岐の設定方法について、分岐の
始点を決定後、異なる分岐回路同士が交叉してはならな
いという回路構成の制約に基づいて判断し、前記分岐の
始点から終点までの設定可能な位置が存在する範囲を、
周囲とは異なった表示形態で表示する表示手段を備えた
ことを特徴とする。以上の構成により、予め分岐の終点
の設定可能な位置の方向又はエリアを示すので、即座に
設定可能かどうかを判断でき、したがって作業効率の良
いプログラミングが行える。また、請求項3記載の発明
は、表示画面上にラダーダイアグラムを作成することに
よりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラ
ムを作成するプログラマブルコントローラのプログラミ
ング装置において、ラダーダイアグラムを構成する各種
接点命令の表示位置座標記憶領域を有する記憶手段と、
マウスのポインタの位置座標記憶領域を有する記憶手段
と、前記各種接点命令の表示位置座標記憶領域と前記ポ
インタの位置座標記憶領域をもとに、ラダーダイアグラ
ムの並列回路を作成することを特徴としている。以上の
構成により、並列回路の作成の場合においても、選択し
たい接点命令をマウスによりドラッグし、並列回路を作
成したい接点命令のところで、ドラッグした接点命令を
ドロップすることによって並列回路を容易に作成するこ
とができるため、したがって作業効率の良いプログラミ
ングが行える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明による装置を用いて、ラダ
ーダイアグラムを作成する際の表示画面例である。同図
において、1は分岐、命令を配置するライン、2は分岐
回路を構成する分岐、3は命令群である。図2は、本発
明におけるプログラマブルコントローラのプログラミン
グ装置の構成を示すブロック図である。図において、2
1は入力装置(マウス)、22はCPUを含む主制御
部、23は記憶領域(メモリ)、24は表示装置であ
る。記憶領域23内には、本発明により設けられた次の
3領域がある。230は本発明の第1の実施の形態によ
る既存の分岐情報記憶領域であり、主制御部22によっ
て随時、格納および読み込みが行われ、表示装置24に
ラダーダイアグラムを表示する。231は本発明の第2
の実施の形態によるラダーダイアグラム上の接点命令の
位置座標記憶領域であり、同じく主制御部22によって
随時、格納および読み込みが行われ、表示装置24にラ
ダーダイアグラムを表示する。232は第1および第2
の実施の形態で用いられるマウスのポインタの位置座標
記憶領域であり、入力装置(マウス)21で、マウスの
ポインタを移動すると、主制御部2によって位置座標が
記憶領域に格納される。図3は、ラダーダイアグラムを
作成する際の図1の表示画面を用いて分岐を設定する際
の回路構成の制約を説明する図である。図3において、
4は既存の分岐、5は新規に設定する分岐である。ラダ
ーダイアグラムを作成する際、異なる分岐回路同士の交
叉は認められないという制約がある。交叉を認めると回
路構成のロジックが不正となるためである。この制約に
基づいて図3の回路を見ると、図3(A)の(1)、
(2)の2つの図はいずれも前記新規分岐5が前記既存
分岐4と交叉していないことが分かる。このため上記回
路構成の制約は守られていることになり、この新規分岐
5は適正なものである。ところが、図3(B)の
(1)、(2)の2つの図はいずれも前記新規分岐が前
記既存分岐4と交叉しているのが認められる。すなわ
ち、図3(B)(1)において、既存分岐4と新規分岐
5とが点aにおいて交叉しており、また、図3(B)
(2)においては、既存分岐4と新規分岐5とが区間b
−cにおいて逆向きとなっており、交叉している。この
ように(B)の(1)においては既存分岐4と新規分岐
5が交叉しているため回路構成の制約が守られておら
ず、ロジックが不正となるので、この新規分岐5は不適
正なものである。本発明はこの制約に着目し、これに基
づいて適正なものとなるように方向ガイドを採用するよ
うにしたことが特徴である。
【0007】図4は本発明による装置を用いて、右方向
を示すガイドが表示される分岐の設定例である。8は右
方向にのみ分岐の接続可能を表す方向ガイドである。図
4(A)に示すように、新規に分岐を挿入する際に、既
存の分岐の分岐点を新規分岐の始点6として指定した場
合、前記新規分岐の終点は、異なる分岐回路同士が交叉
してはならないという回路構成の制約から始点の右側に
のみ設定可能という制約が生じる。そのため、本発明に
より、図4(B)のように右方向にのみ終点設定可能を
意味する方向ガイド8が表示されるようになる。したが
って、オペレータはこの方向ガイド8を見ながら、その
指示する方向にカーソル位置7を移動させればよいの
で、新規分岐の終点が設定可能かどうか考える必要がな
くなり、作業効率の良いプログラミングが行える。前記
新規分岐の終点が左側にも設定可能とすると、分岐同士
が交叉することになり回路構成のロジックが不正とな
る。
【0008】図5は本発明による装置を用いて、左方向
を示すガイドが表示される分岐の設定例である。9は左
方向にのみ分岐の接続可能を表す方向ガイドである。図
5(A)の状態から、新規に分岐を挿入する際に、既存
の分岐の合流点を新規分岐の始点6として指定した場
合、前記新規分岐の終点は、異なる分岐回路同士が交叉
してはならないという回路構成の制約から始点の左側に
のみ設定可能という制約が生じる。そのため、図5
(B)のように左方向にのみ終点設定可能を意味する方
向ガイド9が表示される。前記新規分岐の終点が右側に
も設定可能とすると、分岐同士が交叉することになり回
路構成のロジックが不正となる。
【0009】図6は本発明による装置を用いて、左右両
方向を示すガイドが表示される分岐の設定例である。1
0は左右両方向に分岐の接続可能を表す方向ガイドであ
る。図6(A)の状態から、新規に分岐を挿入する際
に、既存の分岐の分岐点、および合流点とは異なる位置
を新規分岐の始点6として指定した場合、前記始点6の
左右いずれも終点として設定可能な位置が存在するた
め、前記新規分岐の終点の方向には回路構成の制約が生
じない。そのため、図6(B)のように左右両方向に終
点配置可能を意味する方向ガイド10が表示される。
【0010】図7は図4〜図6の表示を行わせるフロー
チャートである。図7において、オペレータは表示装置
(図2の24)の表示画面に図9の13のようなラダー
ダイアグラムを表示させ、分岐作業を開始する。まず、
マウス(図2の21)を用いて新規に設定する分岐の始
点を指定する(ステップ1)と、その始点が既存の分岐
の分岐始点と点を共有するかどうか「既存の分岐情報記
憶領域」(図2の230)へ調べにゆき(ステップ
2)、その結果、共有すれば右方向ガイド(図4の8)
を表示する(ステップ3)。一方、ステップ2で分岐始
点を共有しなければステップ4へ飛び、その始点が既存
の分岐の合流点と点を共有するかどうか調べ(ステップ
4)、共有すれば左方向ガイド(図5の9)を表示する
(ステップ6)。さらに、ステップ4で合流点も共有し
なければ左右両方向ガイド(図6の10)を表示する。
オペレータはこれらの方向ガイドを参考にしながらマウ
スで分岐を描き終点までドラッグする(ステップ8)。
そしてこの場合、このドラッグが方向ガイドにしたがっ
てなされたとしても、図4のdのようにドラッグしすぎ
て既存の分岐と交叉することもありうるので、これとの
交叉がないか「既存の分岐情報記憶領域」(図2の23
0)へ調べにゆき(ステップ9)、交叉していれば分岐
は形成せず(ステップ10)、交叉していなければ分岐
を形成して(ステップ11)、この分岐作業は終了す
る。以上のように、本発明の第1実施の形態によれば、
ラダーダイアグラム作成時の分岐の設定において、分岐
の始点を決定後に前記分岐の終点の設定可能な位置の方
向を、異なる分岐回路同士が交叉してはならないという
回路構成の制約に基づいて判断し、右方向、左方向、左
右両方向の3種類のガイドを用いて表示するので、終点
の設定可能な方向が即座に判断可能となり、作業効率が
向上する。
【0011】なお、上記第1実施の形態では、右方向、
左方向、左右両方向の3種類のガイドを用いて表示する
ようにしているが、この変形例として、始点から終点に
至るまでの設定可能な範囲を、図8のようにハッチング
で表示して、周囲とは異なった表示形態で表示するよう
にすれば、オペレータはこの範囲内で終点を設定すれば
よいのできわめて便利である。図8(A)に示すよう
に、新規に分岐を挿入する際に、既存の分岐の分岐点を
新規分岐の始点6として指定した場合、前記新規分岐の
終点は異なる分岐回路同士が交叉してはならないという
回路構成の制約から、始点の右側にのみ設定可能という
制約が生じる。この制約に基づいて既存の分岐の範囲内
のエリア8’の表示(ハッチング)および既存の分岐の
範囲外のエリア8”の表示(網点)を行うと、オペレー
タはこのエリア8’又は8”の範囲でカーソル位置を移
動させればよいので、新規分岐の終点が設定可能かどう
か考える必要がなくなり、作業効率の良いプログラミン
グが行える。図8(B)は新規分岐の始点6を既存の分
岐の合流点に指定した場合の表示例である。上記と同じ
く、新規分岐の終点は異なる分岐回路同士が交叉しては
ならないという回路構成の制約に基づいて既存の分岐の
範囲内のエリア9’の表示(ハッチング)および既存の
分岐の範囲外のエリア8”の表示(網点)を行うと、オ
ペレータはこのエリア8’又は8”の範囲でカーソル位
置を移動させればよいので、新規分岐の終点が設定可能
かどうか考える必要がなくなり、作業効率の良いプログ
ラミングが行える。図8(C)は左右両方向を示すガイ
ドが表示される分岐の設定例である。新規に分岐を挿入
する際に、既存の分岐の分岐点、および合流点とは異な
る位置を新規分岐の始点6として指定した場合、前記始
点6の左右いずれも終点として設定可能な位置が存在す
るため、既存の分岐の範囲内のエリア10’の表示(ハ
ッチング)を行うと、オペレータはこのエリア10’の
範囲でカーソル位置を移動させればよいので、新規分岐
の終点が設定可能かどうか考える必要がなくなり、作業
効率の良いプログラミングが行える。エリアの表示は、
ハッチングや網掛けの他、各色のカラー表示などを採用
してもよい。この表示を行わせるフローチャートは本質
的に図7と同じであり、異なる点はステップ3,6,7
であり、各ステップにおける各ガイドの表示に代えて、
既存の分岐点の始点と合流点で囲まれる内側のエリアの
表示をハッチング等の表示形態で表示させればよい。
【0012】次に、本発明の第2の実施の形態を図2お
よび図10〜図12に基づいて説明する。図2におい
て、21は入力装置、22はCPUを含む主制御部、2
3は記憶領域、24は表示装置であり、本発明の第2の
実施の形態により、231のラダーダイアグラム上の接
点命令の位置座標記憶領域が設けられ、主制御部22に
よって随時、格納および読み込みがここに行われ、表示
装置24にラダーダイアグラムを表示する。232はマ
ウスのポインタの位置座標記憶領域であり、入力装置2
1で、マウスのポインタを移動すると、主制御部2によ
って位置座標が記憶領域に格納される。図10は図2の
表示装置24に表示されるラダーダイアグラムの例であ
り、A、B、C、Dは接点命令である。41は接点命令
Cと接点命令Dの並列回路であり、42は接点命令Cに
対する並列分岐回路である。X、Yはそれぞれラダーダ
イアグラムの左上を原点としたX座標、Y座標を意味す
る。図11は図2の記憶領域23に格納されたデータの
内容を説明する図であり、接点命令の位置座標記憶領域
231は、表示装置24に表示されているラダーダイア
グラム中の、各接点命令の表示位置座標データを、X座
標とY座標として記憶している。マウスポインタの位置
座標記憶領域232は、ラダーダイアグラム中のマウス
ポインタの表示位置座標データを、X座標とY座標とし
て記憶している。図12は、図2に示したプログラミン
グ装置を用いて、プログラマブルコントローラ用シーケ
ンスプログラムを作成する手順を示したフローチャート
である。第2の実施の形態によるプログラミング装置を
使ってシーケンスプログラムを作成する場合、ロードさ
れた図示しないプログラムによって主制御部22(図
2)が動作すると、ラダーダイアグラム中における接点
命令のX座標、Y座標を記憶領域231に、マウスポイ
ンタのX座標、Y座標を記憶領域232に格納し、入力
装置(マウス)21からの入力を待つ(ステップS
1)。選択したい接点命令Aの上にマウスポインタを移
動し、マウスボタンによりドラッグする(ステップS
2)。マウスポインタのX座標とY座標と同じ座標の接
点命令を、接点命令の位置座標記憶領域231より検索
する(ステップS3)。同じ座標を持つ接点命令があれ
ば、前記ドラッグのまま、並列回路を作成したい接点命
令Bの上にマウスポインタを移動する(ステップS
8)。移動したマウスポインタのX座標とY座標を、記
憶領域232に格納し(ステップS9)、マウスポイン
タのX座標とY座標と、同じX座標とY座標の接点命令
を、接点命令の位置座標記憶領域31より検索する(ス
テップS4)。同じ座標をもつ接点命令があれば、マウ
スボタンにより前記選択した接点命令Aをドロップ(ス
テップS5)して、ステップS4で検索した接点命令B
に並列分岐回路を作成し(ステップS6)、ステップS
3で選択した接点命令AをステップS6で作成した並列
分岐回路上に配置し(ステップS7)、処理は終了す
る。これにより、並列回路41と同じ回路が作成され
る。以上のように、本発明の第2の実施の形態によれ
ば、選択したい接点命令をマウスによりドラッグし、並
列回路を作成したい接点命令のところで、ドラッグした
接点命令をドロップすることによって並列回路を容易に
作成することができるため、シーケンスプログラム作成
の効率が向上する。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1の実施
の形態によれば、ラダーダイアグラム作成時の分岐の設
定において、分岐の始点を決定後に前記分岐の終点の設
定可能な位置の方向を、異なる分岐回路同士が交叉して
はならないという回路構成の制約に基づいて判断し、右
方向、左方向、左右両方向の3種類のガイド等を用いて
表示することにより、終点の設定可能な方向が即座に判
断可能となり、作業効率が向上するなどの効果がある。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、選択したい
接点命令をマウスによりドラッグし、並列回路を作成し
たい接点命令のところで、ドラッグした接点命令をドロ
ップすることによって並列回路を容易に作成することが
できるため、シーケンスプログラム作成の効率が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とするラダーダイアグラムの表示
画面例である。
【図2】本発明におけるプログラマブルコントローラの
プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の基礎となる回路構
成の制約説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態で右方向に設定可能
な例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態で左方向に設定可能
な例である。
【図6】本発明の第1の実施の形態で左右両方向に設定
可能な例である。
【図7】図4〜図6の表示を行わせるフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第1の実施の形態の変形例である。
【図9】従来のプログラミング装置のラダーダイアグラ
ムにおける新規分岐の作成例である。
【図10】表示装置に表示されるラダーダイアグラムの
例である。
【図11】記憶領域(メモリ)に格納されたデータの内
容を示す図である。
【図12】第2の実施の形態によるプログラマブルコン
トローラ用シーケンスプログラムを作成する手順であ
る。
【図13】従来の並列回路の作成手順を示す図である。
【符号の説明】
1 分岐、命令を配置するライン 2 分岐回路を構成する分岐 3 命令群 4 既存の分岐 5 新規分岐 6 新規分岐の始点位置 7 分岐設定途中のカーソル(ドラッグ状態) 8 右方向ガイド 9 左方向ガイド 10 左右両方向ガイド 11 プログラミング装置 12 プログラミング装置11の保守・調整対象のプロ
グラマブルコントローラ 13 プログラミング装置11で作成するラダーダイア
グラムの表示画面 21 入力装置 22 主制御部 23 記憶領域 231 接点命令の位置座標記憶領域 232 マウスポインタの位置座標記憶領域 24 表示装置 41 接点命令Cと接点命令Dの並列回路 42 接点命令Cに対する並列分岐回路 50 並列回路を作成する前のシーケンスプログラム 51 接点命令 52 接点命令 60 並列分岐回路を作成したシーケンスプログラム 61 並列分岐回路 70 並列回路を作成したシーケンスプログラム 71 並列回路 A、B、C、D 接点命令 X ラダーダイアグラムの左上を原点としたX座標 Y ラダーダイアグラムの左上を原点としたY座標

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上にラダーダイアグラムを作成
    する際、ラダーダイアグラムを構成する各ライン上に分
    岐回路を作成し、前記ライン上および前記分岐回路上に
    命令群を配置してプログラマブルコントローラ用シーケ
    ンスプログラムを作成するプログラミング装置におい
    て、 分岐回路を配置する際、前記分岐回路の分岐の始点をラ
    イン上に決定すると、画面上のカーソル位置を移動させ
    ることにより、前記分岐の終点位置を決定できる分岐の
    設定方法について、分岐の始点を決定後、異なる分岐回
    路同士が交叉してはならないという回路構成の制約に基
    づいて判断し、前記分岐の終点の設定可能な位置が存在
    する方向を右方向を示す右ガイドと左方向を示す左ガイ
    ドと左右両方向を示す両ガイドの3種類のガイドによっ
    て表示する手段を備えたことを特徴とするプログラマブ
    ルコントローラのプログラミング装置。
  2. 【請求項2】 表示画面上にラダーダイアグラムを作成
    する際、ラダーダイアグラムを構成する各ライン上に分
    岐回路を作成し、前記ライン上および前記分岐回路上に
    命令群を配置してプログラマブルコントローラ用シーケ
    ンスプログラムを作成するプログラミング装置におい
    て、 分岐回路を配置する際、前記分岐回路の分岐の始点をラ
    イン上に決定すると、画面上のカーソル位置を移動させ
    ることにより、前記分岐の終点位置を決定できる分岐の
    設定方法について、分岐の始点を決定後、異なる分岐回
    路同士が交叉してはならないという回路構成の制約に基
    づいて判断し、前記分岐の始点から終点までの設定可能
    な位置が存在する範囲を、周囲とは異なった表示形態で
    表示する表示手段を備えたことを特徴とするプログラマ
    ブルコントローラのプログラミング装置。
  3. 【請求項3】 表示画面上にラダーダイアグラムを作成
    することによりプログラマブルコントローラ用シーケン
    スプログラムを作成するプログラマブルコントローラの
    プログラミング装置において、 ラダーダイアグラムを構成する各種接点命令の表示位置
    座標記憶領域を有する記憶手段と、マウスのポインタの
    位置座標記憶領域を有する記憶手段とを備え、前記各種
    接点命令の表示位置座標記憶領域と前記ポインタの位置
    座標記憶領域をもとに、マウスによりドラッグした接点
    命令のドロップにより、ラダーダイアグラムの並列回路
    を作成することを特徴とする、プログラマブルコントロ
    ーラのプログラミング装置。
JP2001180177A 2001-06-14 2001-06-14 プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 Expired - Fee Related JP4131095B2 (ja)

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JP2009099021A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Koyo Electronics Ind Co Ltd ラダー図編集方式

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