JPH06214989A - 文書表示方法及びその装置 - Google Patents

文書表示方法及びその装置

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JPH06214989A
JPH06214989A JP5006168A JP616893A JPH06214989A JP H06214989 A JPH06214989 A JP H06214989A JP 5006168 A JP5006168 A JP 5006168A JP 616893 A JP616893 A JP 616893A JP H06214989 A JPH06214989 A JP H06214989A
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JP5006168A
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Masaaki Yamada
雅章 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイパーテキスト文書において、ユーザが参
照したノードやその参照経路についての経緯を容易に把
握させる。 【構成】 RAM4に格納されたノード間移動履歴に基
づいて、ユーザが最初に参照したノードを表す記号に履
歴マークを表示する。次に、そのノードから辿ることが
できるリンクとノードを求め、そのリンクに沿ってリン
ク先のノードへと履歴マークを移動表示する。以下、ノ
ード間移動履歴に基づいて、ノードから辿ることができ
るリンクがなくなるまで、履歴マークの移動表示を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書表示方法及びその装
置に関し、特に、ハイパーテキストにおける文書表示方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新しい文書処理技術の1つとして注目を
集めているハイパーテキストは、従来の文書データがも
っていた行とかページとかいう概念によって文書の構造
を規定するのではなく、ノードという単位によって文書
情報(文字データ、図形、画像を含む)を作成する。そ
して、ノードとノードとの間をリンクで結び合わせるこ
とによって、動的に情報の関連づけを行う。ハイパーテ
キストを用いたシステムでは、ノード間の設定されたリ
ンクを辿ることにより1つのノードから他のノードへと
文書中の参照する点を移動する(以後、これをノード間
移動という)ことができる。
【0003】このようにハイパーテキストはリンク選択
により自由に文書情報を参照することができる半面、ハ
イパーテキスト全体としてどのような構造になっている
か、即ち、どのノードとどのノードがリンクで結ばれて
いるかを知ることが困難であるという問題点も指摘され
ている。
【0004】この問題点を解決するために、例えば図9
に示すように、ノードとノード間に張られたリンクを無
向グラフや有向グラフなどの形で、グラフィックディス
プレイの画面に図示することにより、ユーザが文書全体
の構造を容易に把握することができるようなグラフィッ
クブラウザと呼ばれるツールが用意されている。これに
加えて、ノード間のリンク関係の表示を行う際に、ユー
ザが現在参照しているノードを色分けして表示する機能
を備えたツールもある。また、ユーザがどのようにリン
クを辿ったかを記録することにより、ノード間のリンク
関係を表示する際に、すでにユーザが参照したノードを
色分けして表示する機能を備えたツールもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さてハイパーテキスト
を用いるシステムでは自由なリンク選択により文書情報
を参照する、即ち、一度辿ったリンクをもう一度辿るこ
と、一度辿ったリンクを戻って基のノードに戻ること、
また、異なるリンクを辿って同一のノードへ戻ることな
どができることも大きな特徴である。
【0006】しかしながら上記従来例では、ユーザが参
照したノード、或は、辿ったリンクを他と色分けして表
示することができるのみなので、ユーザが上述の一度辿
ったリンクをもう一度辿るようなリンク経路によってノ
ードを参照した場合、リンクを辿った回数や、リンクを
どのような順番で辿ってハイパーテキストを参照してき
たかを示す履歴をユーザは自分の記憶に頼る以外には知
ることができず、ユーザは自分がハイパーテキスト全体
の中でどのようにノード間を移動してきたかを把握しづ
らいという問題があった。
【0007】このような問題はノード数が多ければ多い
ほど大きくなり、ユーザが自分が望むノードを参照でき
ず情報の迷路の中に迷い込んでしまい文書作成の効率を
著しく低下させてしまうという危険性もはらんでいる。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ユーザがハイパーテキスト文書情報の中で自らの文
書参照点や文書参照経路を容易に把握することのできる
文書表示方法及びその装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文書表示方法は、以下のような工程からな
る。即ち、ハイパーテキストを用いて文書作成、或は/
及び、文書参照する際に、前記文書の参照場所や参照経
路を表示する文書表示方法であって、ノードからノード
への移動の履歴を取得する履歴取得工程と、文書の参照
場所や参照経路を表示画面に表示するよう指示する指示
工程と、前記指示工程による指示に基づいて、前記履歴
を参照して、文書の変更或は/及び参照された順を明示
するように、ノードとリンクとを表す記号を前記表示画
面に表示する表示工程とを有することを特徴とする文書
表示方法を備える。
【0010】また他の発明によれば、ハイパーテキスト
を用いて文書作成、或は/及び、文書参照する際に、前
記文書の参照場所や参照経路を表示する文書表示装置で
あって、ノードからノードへの移動の履歴を取得する履
歴取得手段と、前記履歴を格納する記憶手段と、文書の
参照場所や参照経路を画面に表示するよう指示する指示
手段と、前記指示手段による指示に基づいて、前記履歴
を参照して、文書変更或は/及び参照された順を明示す
るように、ノードとリンクとを表す記号を表示する表示
手段とを有することを特徴とする文書表示装置を備え
る。
【0011】
【作用】以上の構成により本発明は、ノードからノード
への移動の履歴を参照して、文書変更或は/及び参照さ
れた順が明示されるように、ノードとリンクとを表す記
号を表示するよう動作する。
【0012】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0013】[第1実施例]図1は本発明の代表的な実
施例であるハイパーテキスト表示装置の構成を示すブロ
ック図である。図1において、1は本装置全体の制御や
後述の表示処理を行うCPU、2はCPU1が実行する
制御プログラムや図3に示すような処理を実行するプロ
グラムを格納するROM、3はハイパーテキストデータ
を格納するハードディスク、4はCPU1の作業領域及
びハイパーテキストのノード間移動の履歴データ格納領
域などとして用いられるRAM、5はユーザが入力指示
を行うキーボード及びマウス、6はハイパーテキストの
ノード間リンクの表示などを行うグラフィックディスプ
レイ、7はマウス、8は各種装置構成要素を接続するC
PUバスである。また、9はハイパーテキストデータ格
納領域、10はノード間移動履歴データ格納領域であ
る。
【0014】図2は図1で示す構成のハイパーテキスト
表示装置が実行する辿ったリンクの経路を表示する処理
を構成する各機能の関係を示す論理ブロック図である。
図2において、21はハイパーテキストのノードやリン
ク関係の情報を保持するハイパーテキストデータ保持
部、22はユーザがノード間の移動を指示したり、ハイ
パーテキストのノード間のリンク関係の図示を指示した
りするための操作指示部、23は操作指示部22による
指示に基づいて移動先ノードのデータをハイパーテキス
トデータ保持部21から読み出してディスプレイ画面に
表示するノード間移動処理部、24は操作指示部22に
よる指示に基づいてノード間の移動の履歴を保持するノ
ード間移動履歴保持部、25は操作指示部22による指
示に基づいてノード間のリンク関係をデータ保持部21
から読み出してディスプレイ画面に表示するリンク関係
表示部、そして、26はノード間移動履歴保持部24に
保持されたノード間の移動の履歴に従ってリンク関係表
示部25によって表示されたノード間のリンク関係の表
示を順次書き換えるリンク関係表示変更部である。
【0015】実際の装置において、ハイパーテキストデ
ータ保持部21はハイパーテキストデータ格納領域9
に、操作指示部22はキーボード5及び/或はマウス7
に、ノード間移動履歴保持部24はノード間移動履歴デ
ータ格納領域10に対応する。また、ノード間移動処理
部23、リンク関係表示部25、そして、リンク関係表
示変更部26は、CPU1がプログラムを実行すること
によって論理的に生成される処理空間である。
【0016】次に上記構成をもつハイパーテキスト表示
装置が実行する辿ったリンクの経路を表示する処理につ
いて、図3〜図4に示すフローチャートを参照して詳細
に説明する。
【0017】まずステップS1では、ユーザがノード間
のリンク関係の表示の指示、或は、ノード間の移動のた
めに辿るべきリンクの指定などの入力をキーボード5及
び/或はマウス7から行う。ステップS2では、ステッ
プS1で入力された指示がノード間のリンク関係の表示
であるかどうかを調べる。ここで、その入力指示がリン
ク関係の表示の指示であると判断されたならば処理はス
テップS7に進み、それ以外の指示であるならば処理は
ステップS3へ進む。ステップS3ではさらに、ステッ
プS1で入力された指示がノード間の移動の指示である
かどうかを調べる。ここで、その入力指示がノード間の
移動指示であると判断されたならば、処理はステップS
4へ移り、それ以外の指示であるならば処理を終了す
る。
【0018】さて、ステップS4ではステップS1で指
定された辿るべきリンクをノード間移動履歴としてノー
ド間移動履歴領域10に格納する。ノード間移動履歴領
域10に格納される情報の例を図5に示す。図5におい
て、リンク欄51にある数値は装置が自動的に付したリ
ンク識別子を示す数値であり、リンク先ノード欄52に
ある数値は装置が自動的に付したリンク先ノード識別子
を示す数値である。この情報によって、現在いるノード
からどのリンクを辿って、どのノードへ移動しているか
を知ることができる。例えば、図5に示す数値に従うな
ら、現在いるノードのノード識別子を“0”とすると、
次には、リンク“1”を辿ってノード“1”へ移動し、
さらに、リンク“3”を辿ってノード“5”へ移動して
いる。
【0019】続いてステップS5では、ステップS1で
指定された辿るべきリンクのリンク先ノードのデータを
ハイパーテキストデータ格納領域9から読み込み、さら
に、ステップS6ではステップS5で読み込まれたリン
ク先ノードの情報をグラフィックディスプレイ6の表示
画面に表示し、その後処理はステップS1へ戻る。
【0020】さてステップS7〜S17の処理は、リン
ク関係の表示を行うように指示された場合の処理であ
る。
【0021】ステップS7では、ハイパーテキストデー
タがハイパーテキストデータ格納領域9に格納されてい
るにも関わらず、グラフィックディスプレイ6の表示画
面にそのノードが表示されていないものがあるかどうか
を調べる。ここで、表示されていないノードがあると判
断された場合には、処理はステップS8へ進み、そのノ
ードを表す記号をグラフィックディスプレイ6の表示画
面に表示し、その後処理は再びステップS7に戻る。こ
れに対して、ハイパーテキストデータ格納領域9に格納
されているハイパーテキストデータのすべてのノードに
ついての表示がなされていると判断されたなら、処理は
ステップS9へ進む。
【0022】ステップS9ではハイパーテキストデータ
がハイパーテキストデータ格納領域9に格納されてい
て、かつ、リンクが設定されているにも関わらず、グラ
フィックディスプレイ6の表示画面にそのリンクが表示
されていないものがあるかどうかを調べる。ここで、表
示されていないリンクがあると判断された場合には、処
理はステップS10へ進み、そのリンクを表す記号をグ
ラフィックディスプレイ6の表示画面に表示し、その後
処理は再びステップS9に戻る。これに対して、ハイパ
ーテキストデータ格納領域9に格納されているハイパー
テキストデータのすべてのリンクについての表示がなさ
れていると判断されたなら、処理はステップS11へ進
む。すべてのリンク記号が表示されると、グラフィック
ディスプレイ6の表示画面には従来技術で言及した図9
に示すようなノード間のリンク関係を示すマップが表示
される。
【0023】次に処理はステップS11において、ノー
ド間移動履歴格納領域10に格納されたノード間移動履
歴を読み込む。さらに、ステップS12ではステップS
11で読み込まれたノード間移動履歴が“空(即ち、ノ
ード間移動がない)”であるかどうかを調べる。ここ
で、ノード間移動履歴が“空”であると判断されたなら
ば、処理はステップS17へ進みノード間移動履歴表示
の処理を終了させ、その後処理はステップS1に戻る。
これに対して、ノード間移動履歴が“空”でないと判断
されたならば、処理はステップS13へ進む。
【0024】ステップS13では、図6に示すように、
読み込まれたノード間移動履歴に基づいて、その履歴中
の最初のリンクのリンク元ノードを表す表示画面上の記
号(図6の例では“文書断片1”のノード)に、ノード
間の移動履歴を表す履歴マーク(図6の例では“シャド
ウが施されたマル印”)を表示する。これによって、ノ
ード間のリンク関係の内、どのリンクが最初に、どのノ
ードから始まったものなのかが明示される。
【0025】処理は次にステップS14において、読み
込まれたノード間移動履歴を参照して、履歴マークの表
示されているノードから次に辿ることのできるリンクが
あるかどうかを調べる。ここで、そのリンクがないと判
断されたなら、処理はステップS17へ進み、履歴マー
クを消去してノード間移動履歴表示の処理を終了させ、
その後処理はステップS1に戻る。これに対して、その
リンクがあると判断されたなら、処理はステップS15
に進む。ステップS15では、読み込まれたノード間移
動履歴を参照して、履歴マークの表示されているノード
から次に辿ったリンクを求める。
【0026】さらに、ステップS16では、図7に示す
ように、ステップS15で求められたリンクのリンク先
ノードを表す表示画面上の記号位置(図7の例では“文
書断片2”のノード)まで履歴マークを移動して表示す
る。その後、処理はステップS14に戻る。以降、リン
クを辿ることができなくなるまで、ステップS14〜S
16の処理を繰り返す。
【0027】従って本実施例に従えば、ユーザからのリ
ンク関係の表示指示の入力を契機として、ノード間移動
履歴を用いて、その履歴に含まれる最初のリンクのリン
ク元ノードから最新位置までのリンクの移動を、画面上
に表示した履歴マークの移動として表示することができ
る。
【0028】[第2実施例]前述の実施例では、まずス
テップS7〜S10でノード間のリンク関係の表示を行
った後に、ユーザが参照したノード、辿ったリンクを履
歴マークで示す処理について説明したが、本実施例で
は、リンク関係の表示とノード間移動履歴の表示を同時
に実行する場合について説明する。なお、本実施例でも
前述の実施例で説明した装置を共通の装置として用いる
ので、装置に関する説明は省略し、本実施例に特徴的な
処理のみについて説明する。ただ、グラフィックディス
プレイ6についてはカラー表示可能なものとする。
【0029】本実施例では、前述の実施例の処理ステッ
プS7〜S17の代わりに、図8のフローチャートに示
すステップS7”〜S22”の処理を実行することによ
ってリンク関係の表示とノード間移動履歴の表示を同時
に行う。なお、以下の説明では、前述の実施例ですでに
説明した処理ステップS1〜S6の処理は完了し、ノー
ド間移動履歴は所定の領域に格納されているものとす
る。そして、ユーザが参照したノードやリンクを画面表
示するために、所定の表示色を用いるように装置には設
定がなされていることを前提とする。
【0030】まず、ステップS7”では、ノード間移動
履歴格納領域10に格納された履歴を読み込む。次に、
ステップS8”では、読み込まれたノード間移動履歴が
“空(即ち、ノード間移動がない)”であるかどうかを
調べる。ここで、ノード間移動履歴が“空”であると判
断されたならば、処理はステップS17”へ進み、その
履歴が“空”でないと判断されたならば、処理はステッ
プS9”へ進む。
【0031】ステップS9”では、読み込まれたノード
間移動履歴に基づいて、その履歴中の最初のリンクのリ
ンク元ノードを表す記号を所定の表示色で表示する。こ
れによって、ノード間のリンク関係の内、どのリンクが
最初にどのノードから始まったものなのかが明示され
る。ステップS10”では、読み込まれたノード間移動
履歴を参照して記号表示されているノードから次に辿る
ことのできるリンクがあるかどうかを調べる。ここで、
そのリンクがないと判断されたなら、処理はステップS
17”へ進む。これに対して、そのリンクがあると判断
されたなら、処理はステップS11”に進む。ステップ
S11”では、読み込まれたノード間移動履歴を参照し
て記号表示されているノードから次に辿ったリンクを求
める。
【0032】ステップS12”ではステップS11”で
求められたリンクを表す記号がグラフィックディスプレ
イ6の表示画面に未表示であるかどうかを調べる。ここ
で、そのリンクが表示済であるなら、処理はステップS
13”をスキップしてステップS14”に進み、そのリ
ンクが未表示であるなら処理はステップS13”に進ん
でリンクを表す記号を表示する。同様に、ステップS1
4”ではステップS11”で求められたリンク先のノー
ドを表す記号がグラフィックディスプレイ6の表示画面
に未表示であるかどうかを調べる。ここで、そのノード
記号が表示済であるなら、処理はステップS15”をス
キップしてステップS16”に進み、そのノード記号が
未表示であるなら処理はステップS15”に進んでノー
ドを表す記号を表示する。
【0033】ステップS16”では、ステップS11”
で求められたリンクを表す記号(通常は矢印)沿って、
前述の実施例で説明した履歴マークを、リンク元のノー
ドを表す記号の表示位置からステップS11”で求めら
れたリンク先のノードを表す記号の表示位置まで移動表
示させる。その後、処理はステップS10”に戻る。以
降、リンクを辿ることができなくなるまで、ステップS
10”〜S16”の処理を繰り返す。
【0034】これ以降の説明は、ノード間移動履歴が
“空”である場合、或は、ノード間移動履歴によってリ
ンクを辿ることができなくなった場合の処理である。
【0035】まず、ステップS17”では、ノード間の
リンク関係の表示色の設定を、それまで使われていた設
定色と異なる色に設定する。ステップS18”では、グ
ラフィックディスプレイ6の表示画面に未表示のノード
があるかどうかを調べる。ここで、未表示ノードがある
ならば、処理はステップS19”に進み、グラフィック
ディスプレイ6の表示画面にそのノードをステップS1
7”で設定した表示色で記号表示する。これに対して、
未表示ノードがないならば、処理はステップS19”を
スキップしてステップS20”に進む。同様に、ステッ
プS20”では、グラフィックディスプレイ6の表示画
面に未表示のリンクがあるかどうかを調べる。ここで、
未表示リンクがあるならば、処理はステップS21”に
進み、グラフィックディスプレイ6の表示画面にそのリ
ンクをステップS17”で設定した表示色で記号表示す
る。これに対して、未表示リンクがないならば、処理は
ステップS21”をスキップしてステップS22”に進
む。
【0036】最後にステップS22”では履歴マークを
消去してノード間移動履歴表示の処理を終了させる。
【0037】従って本実施例に従えば、ノード間移動履
歴に基づいて、ユーザが参照したノードと辿ったリンク
を同時に所定の色で表示し、ユーザが参照しなかったノ
ードと辿らなかったリンクとは別の色で区別して表示す
ることができる。
【0038】なお第1〜第2実施例では、ノード間移動
履歴に基づいて、表示画面上でノードやリンクを表わす
記号に沿って移動履歴をあらわす履歴マークが移動する
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、履歴マークが移動する代わりに、
対応するノード・リンクを表わす記号の表示色が順々に
変化するように装置を構成しても良い。即ち、図4のフ
ローチャートのステップS13〜S16の処理の代わり
に、ディスプレイ画面上に表示されたノード・リンクに
記号の表示色を変化させる処理を次のように実行する。
【0039】ステップS13の代わりに、読み込まれた
ノード間移動履歴に基づき、最初のリンク元ノードを表
わす記号の表示色をそれまで表示されていた色とは別の
色で表示する処理を実行する。次のステップS14〜S
15は第1実施例と同様の処理を実行する。ステップS
16の代わりに、ステップS15によって求められたリ
ンクとリンク先ノードを表わ記号の表示色をそれまで表
示されていた色とは別の色で表示する処理を実行する。
【0040】また第1〜第2実施例では、ノード間のリ
ンク関係を表す記号に沿って履歴マークがユーザの介在
なしに順々に移動表示する場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザ
による目視確認をより確実なものとするために、履歴マ
ークがあるノードから別のノードに移動するたびごと
に、履歴マークの移動を停止させ、ユーザに確認を求め
るように装置を構成しても良い。このために、例えば、
図4のフローチャートのステップS14〜S16のルー
プ処理において、処理がステップS16から処理ステッ
プS14へ戻る前にステップS18を設け、ユーザが確
認の入力を行うようにすることによって移動履歴を1段
階づつ確認できるようにしても良い。
【0041】さらに第1〜第2実施例では、ディスプレ
イ画面で履歴マークを移動表示させることによって、ど
のようにユーザがリンクを辿ったかを表示するようにし
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、リンクを辿った経路だけでなく、ユーザが変更を加
えたノードについてもユーザに通知できるよう、そのノ
ードを点滅表示させるように構成しても良いし、履歴マ
ークがそのノードに達したときに履歴マークを点滅表示
させるように構成しても良い。
【0042】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ードからノードへの移動の履歴を参照して、文書変更或
は/及び参照された順が明示されるように、ノードとリ
ンクとを表す記号を表示するので、ユーザは自分がハイ
パーテキスト全体の中でどのように文書を参照して辿っ
たかという経緯を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるハイパーテキス
ト表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示すハイパーテキスト表示装置が実行す
る辿ったリンク経路の表示処理を機能的に示した論理ブ
ロック図である。
【図3】辿ったリンク経路の表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】辿ったリンク経路の表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】ノード間移動履歴格納領域に格納される履歴情
報の例を示す図である。
【図6】ディスプレイ画面に表示されたノード間のリン
ク関係の例を示す図である。
【図7】図6に示す表示例において履歴マークが移動す
る様子を示す図である。
【図8】第2実施例に従う辿ったリンク経路の表示処理
を示すフローチャートである。
【図9】従来例に従うグラフィックブラウザによるノー
ドとリンクの表示例である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 ハードディスク 4 RAM 5 キーボード 6 グラフィックディスプレイ 7 マウス 8 CPUバス 9 ハイパーテキストデータ格納領域 10 ノード間移動履歴格納領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーテキストを用いて文書作成、或
    は/及び、文書参照する際に、前記文書の参照場所や参
    照経路を表示する文書表示方法であって、 ノードからノードへの移動の履歴を取得する履歴取得工
    程と、 文書の参照場所や参照経路を表示画面に表示するよう指
    示する指示工程と、 前記指示工程による指示に基づいて、前記履歴を参照し
    て、文書の変更或は/及び参照された順を明示するよう
    に、ノードとリンクとを表す記号を前記表示画面に表示
    する表示工程とを有することを特徴とする文書表示方
    法。
  2. 【請求項2】 前記表示工程は、前記表示画面にマーカ
    を表示し、文書変更或は/及び参照された順に従って、
    前記ノードと前記リンクとを辿るように、前記マーカを
    前記表示画面上で、前記ノードと前記リンクとを表す記
    号から記号に移動表示させることを特徴とする請求項1
    に記載の文書表示方法。
  3. 【請求項3】 前記表示工程は、文書変更或は/及び参
    照された順に従って、前記ノードと前記リンクとを辿る
    ように、前記ノードと前記リンクとを表す記号の表示色
    を順に変化させて表示させることを特徴とする請求項1
    に記載の文書表示方法。
  4. 【請求項4】 ハイパーテキストを用いて文書作成、或
    は/及び、文書参照する際に、前記文書の参照場所や参
    照経路を表示する文書表示装置であって、 ノードからノードへの移動の履歴を取得する履歴取得手
    段と、 前記履歴を格納する記憶手段と、 文書の参照場所や参照経路を画面に表示するよう指示す
    る指示手段と、 前記指示手段による指示に基づいて、前記履歴を参照し
    て、文書変更或は/及び参照された順を明示するよう
    に、ノードとリンクとを表す記号を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする文書表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、 前記画面にマーカを表示するマーカ表示手段と、 文書変更或は/及び参照された順に従って、前記ノード
    と前記リンクとを辿るように、前記マーカを前記画面上
    で、前記ノードと前記リンクとを表す記号から記号に移
    動表示させるマーカ移動表示手段とを有することを特徴
    とする請求項4に記載の文書表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、 カラー表示可能なディスプレイと、 文書変更或は/及び参照された順に従って、前記ノード
    と前記リンクとを辿るように、前記ノードと前記リンク
    とを表す記号の表示色を順々に変化させて前記ディスプ
    レイに表示する表示色変更手段とを有することを特徴と
    する請求項4に記載の文書表示装置。
JP5006168A 1993-01-18 1993-01-18 文書表示方法及びその装置 Withdrawn JPH06214989A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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