JP2002372822A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002372822A
JP2002372822A JP2002168629A JP2002168629A JP2002372822A JP 2002372822 A JP2002372822 A JP 2002372822A JP 2002168629 A JP2002168629 A JP 2002168629A JP 2002168629 A JP2002168629 A JP 2002168629A JP 2002372822 A JP2002372822 A JP 2002372822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な現像
装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で可視
化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画像形
成装置において、ユーザーの必要に応じ逆転写の防止を
優先することも、コピー時間の短縮を優先することもで
きる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】画像形成装置の有する複写モードに応じ
て、Bk現像器14における黒の現像剤による作像順序
を入れ替え得ることとした。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、画像データをデジタル信号とし
て処理する複写機、プリンター、ファクシミリなどの電
子写真法を用いる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の一つであるカラー画像形
成装置では、カラー画像の作成に際しては減色混色の三
原色(シアン、マゼンタ、イエロー)の各トナー像を転
写紙上に重ねて形成する。
【0003】近年急速に普及してきたデジタル方式の画
像形成装置では、原稿を色分解されたデジタル信号とし
て処理できるため、文字などの黒部を現像剤としての黒
トナーのみにより再現することが可能となった。よっ
て、一般的なカラー原稿の再現には、黒、シアン、マゼ
ンタ、イエローの現像剤による作像が行われる。
【0004】また、原稿の色を判定するためのスキャン
に先立ち、原稿を一度スキャンする方式、さらに、複写
スピードを速めるため、スキャンと同時に判定を行い、
作像を実行する方式も近年、実用化されている。
【0005】テジタル画像形成装置においては、画像デ
ータの出力媒体として、複写機としてのスキャナーのほ
かに、コンピューター、ファクシミリなどの媒体もコン
トローラなどを用いることで実用化されはじめている。
【0006】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
可視化した各色の顕像を最終的に、転写紙、オーバーヘ
ッドプロジェクター用の用紙などの転写材に転写する画
像形成装置であって、代表的なフルカラー画像形成装置
の多重転写方式としては、 誘電体シート・ベルトに転写紙を機械的・静電的に
固定し、感光体上に形成された各色のトナー像を順次転
写する直接転写方式 中抵抗の樹脂・ゴムにて形成された中間転写媒体と
してのベルト・ローラーに感光体上に形成された各色の
トナー像を順次転写し、最終的に転写剤に全ての像を一
括転写する中間転写方式 がある。 これらの転写方式に共通した問題として、ト
ナーによる顕像を感光体などの像担持体から最終的な転
写材へ直接転写する、あるいは、顕像を像担持体から一
旦、中間転写材に転写し、さらに、中間転写材から最終
的な転写材へ転写する工程をたどる場合に、像担持体か
らの転写の過程で、色ごとに異なる場所に像ができてい
るときには、最初の顕像を像担持体から転写材に転写
し、つぎに、別の顕像を像担持体から転写材に転写する
際に、転写材上にすでに転写されている前記最初の顕像
が像担持体上に逆転写されてしまうとの問題がある。こ
の逆転写は以降の転写工程において、同一場所に他色が
転写されないところで発生しやすい。
【0007】フルカラー画像では、同一場所に色を重ね
て色を再現するので、最初の転写の次以降に行われる2
次色、3次色の転写では順次、同一場所に転写が行われ
る。このため、転写材から像担持体への逆転写は起りに
くい。
【0008】同一画像内にカラー画像と黒文字画像とが
異なる場所に存在するような場合、この場合もフルカラ
ー画像の一種であるが、このようなフルカラー画像で
は、黒トナーのみにて再現される黒文字部では、2次
色、3次色がないため最も逆転写の影響を受けやすく、
逆転写された分、最終転写材上に転写されるトナーの付
着量は減少し、濃度が薄くなるため文字情報では特に読
みにくいなど画像品質が劣化するとの問題を招く。
【0009】先に示したスキャンと同時に黒部判定を行
い、作像を実行する方式を用いる装置では、黒部の作像
を最初に行い、カラー原稿と判定した場合にそれ以後に
カラー画像の作像転写を行うこととしているため特に逆
転写が問題となる。
【0010】一方、Y、M、C、Bkの順に作像する技
術がある(特開平4−69677号公報)。この技術に
よれば黒部の作像が最後になるから、結果的に逆転写の
問題は生じない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術では、こ
の技術の前提として、スキャンを一回終了しないとカラ
ー画像か白黒画像がの判断できない。このためプレスキ
ャンを行う。プレスキャンでは、原稿を色分解したとき
の各色データの比率から原稿がカラーか白黒かを判断す
る。
【0012】自動カラー選択の場合にプレスキャンを行
って、カラー原稿か、黒原稿かの判定を行う。そして、
カラー原稿のときに黒画像の作像を最後とし、黒原稿の
場合には最初から黒画像の作成を行う。
【0013】しかし、このようなモードしか実行できな
いとすれば、カラーか白黒かを問わず、いかなる原稿で
もプレスキャンがなされることとなり、プレスキャンを
必要としないような原稿、例えば黒画像のみの原稿から
の画像形成する場合には最初から黒画像を作成しても逆
転写は生じないのであるから、自動選択しないときはプ
レスキャンは必要なく、このプレスキャンのための時間
はロスとなる。
【0014】本発明は、ユーザーの必要に応じ逆転写の
防止を優先することも、コピー時間の短縮を優先するこ
ともできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、以下のように構成した。 (1) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な現像
装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で可視
化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画像形
成装置において、該画像形成装置の有する複写モードに
応じて、黒の現像剤による作像順序を入れ替え得ること
とした(請求項1)。
【0016】(2) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、少なくとも黒の現像剤に
よる作像順序が、他の色の現像剤による作像順序に対し
て最初となる複写モードと、最初の次以降となる複写モ
ードを有することとした(請求項2)。
【0017】(3) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、少なくとも黒の現像剤に
よる作像順序が、他の色の現像剤による作像順序に対し
て最初となる複写モードと、最後となる複写モードと有
することとした(請求項3)。
【0018】(4) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、黒の現像剤で最初に作像
しなければならない複写モードと、黒の現像剤で最初に
作像しなくてもよい複写モードを有し、これらの複写モ
ードに応じて黒の現像剤による作像順序を入れ替えるこ
ととした(請求項4)。
【0019】(5) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、黒の現像剤による作像を
最初にしなければならない第1の複写モードと、黒の現
像剤による作像を最初にしなくてもよい第2の複写モー
ドを有し、前記第1の複写モードが選択された場合は黒
の現像剤による作像を最初とし、前記第2の作像モード
が選択された場合は黒の作像順序を最初の次以降とする
こととした(請求項5)。
【0020】(6) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、黒の現像剤による作像を
最初にしなければならない第1の複写モードと、黒の現
像剤による作像を最初にしなくてもよい第2の複写モー
ドを有し、前記第1の複写モードが選択された場合は黒
の現像剤による作像を最初とし、前記第2の作像モード
が選択された場合は黒の作像順序を最後とすることとし
た(請求項6)。
【0021】(7) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、黒の現像剤による作像を
最初にしなければならない複写モードと、黒の現像剤に
よる作像を最初にしなくてもよい複写モードを有し、か
つ、どちらのモードを標準とするか選択可能とし、この
選択された複写モードに応じて黒の現像剤による作像順
序を入れ替えることとした(請求項7)。
【0022】(8) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置において、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることとし
た(請求項8) (9) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な現像
装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で可視
化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画像形
成装置において、画像データが黒の現像剤により最初に
作像をしなければならない出力媒体によるものである場
合は、黒の作像順序を他の色の現像剤による作像順序に
対して最初とし、黒の現像剤による作像を最初にしなく
てもよい出力媒体によるものであるときは黒の現像剤に
よる作像順序を最初の次以降とすることとした(請求項
9)。
【0023】(10) 黒を含む複数色の現像剤で顕像
化が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置
の現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に
転写する画像形成装置において、画像データが黒の現像
剤により最初に作像をしなければならない出力媒体によ
るものである場合は、黒の作像順序を他の色の現像剤に
よる作像順序に対して最初とし、黒の現像剤による作像
を最初にしなくてもよい出力媒体によるものであるとき
は黒の現像剤による作像順序を最後とすることとした
(請求項10)。
【0024】(11) 黒を含む複数色の現像剤で顕像
化が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置
の現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に
転写する画像形成装置において、複写モードおよび画像
データの出力媒体に応じて黒の現像剤による作像順序を
入れ替えることとした(請求項11)。
【0025】作用 プレスキャンを前提とし、プレスキャンの結果にもとづ
き、黒画像の作像を最初にしないモードと、プレスキャ
ンをせず、処理速度を優先するモードとの選択の自由が
ひろがる。
【0026】
【発明の実施の形態】(一).本発明にかかる複写機 以下、本発明の実施例を説明する。図1は、本発明に係
るカラー複写機の構成図、図2は、図1に示した像担持
体としての感光体および、転写材としての中間転写ベル
ト回りの拡大図である。以下に、本装置の構成・動作を
説明する。
【0027】カラー複写機は、カラー画像読み取り装置
(以下、カラースキャナーという)1とプリンタ部をな
すカラー画像記録装置(以下、カラープリンターと称
す)2とを有している。
【0028】以下、適宜、図1、図2を参照しつつ、説
明する。カラースキャナー1は、原稿3の画像を照明ラ
ンプ4、ミラー5ー1、5ー2、5ー3など、およびレ
ンズ6を介してカラーセンサ7に結像させるようになっ
ており、原稿のカラー画像情報を、例えば、ブルー(B
lue)、グリーン(Green)、レッド(Red)
の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換す
る。なお、これら分解光は、以下の説明において便宜
上、B、G、Rと表現する。
【0029】そして、このカラースキャナ1で得たB、
G、Rの色分解画像信号強度レベルを基にして、画像処
理部(図示されず)で色変換処理を行ない、ブラック
(以下、Bkと記す)、シアン(同、C)、マゼンタ
(同、M)、イエロー(同、Y)のカラー画像データを
得る。
【0030】これを、次に述べるカラープリンタ2によ
って、Bk、C、M、Yのトナーを用いて顕像化し、こ
れらトナー像を重ね合わせて4色フルカラー画像を形成
する。
【0031】なお、Bk,C,M,Yの画像データを得
るためのカラースキャナー1の動作方式は、カラープリ
ンター2の動作とタイミングをとったスキャナースター
ト信号を受けて、図1において、照明・ミラー光学系が
左矢印方向へ原稿走査し、1回走査ごとに1色の画像デ
ータを得る。
【0032】この動作を4回繰り返すことにより、順次
の4色画像データを得る。そして、そのつど、カラープ
リンター2で順次顕像化しつつ、これを重ね合わせて4
色フルカラー画像を得る。
【0033】次にカラープリンタ2の概要を説明する。
書き込み光学ユニット8は、カラースキャナー1からの
カラー画像データを光信号に変換して原稿画像に対応し
た光書き込みを行ない、像担持体としてのドラム状の感
光体9上に静電潜像を形成する。この潜像形成は、レー
ザ光源8ー1からのレーザビームを駆動モータ8ー3に
より回転されるポリゴンミラー8ー2を介して走査し、
fθレンズ8ー4、反射鏡8ー5によって感光体9に走
査光を導くことにより形成される。
【0034】感光体9は、矢印の如く反時計方向に回転
するが、そのまわりには感光体クリーニングユニット
(クリーニング前除電器を含む)10、除電ランプ1
1、帯電器12、電位センサー13、BK現像器14、
C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度
パターン検知器180、中間転写ベルト19などの電子
写真複写工程を実行するための機器が配置されている。
【0035】各現像器は、図2において、静電潜像を現
像するために現像剤を感光体9に対向させるよう回転す
る現像スリーブ(14ー1、15ー1、16ー1、17
ー1)と、現像剤を汲み上げ・攪拌するために回転する
現像パドル(14ー2、15ー2、16ー2、17ー
2)および現像剤のトナー濃度検知センサー(14ー
3、15ー3、16ー3、17ー3)などで構成されて
いる。
【0036】待機状態では、4個の現像器のすべてにつ
いて、各現像スリーブ上の現像剤が穂切り(現像不作
動)状態になっている。さて、感光体9に形成したトナ
ー像は、感光体と等速駆動されている中間転写ベルト1
9の表面に転写される(以下、感光体から中間転写ベル
トへのトナー像転写をベルト転写と称す)。
【0037】ベルト転写は、感光体9と中間転写ベルト
19が接触状態において、転写バイアスローラ20に所
定のバイアス電圧を印加することで行う。なお、中間転
写ベルト19には、感光体9に順次形成する各色のトナ
ー像を、同ー面に順次、位置合せして4色重ねのベルト
転写画像を形成し、その後、転写紙に一括転写を行う。
【0038】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、ベル
ト転写バイアスローラ20、および従動ローラ群に張架
されており、駆動ローラ21に連結された図示されない
ステッピングモータにより駆動制御される。
【0039】ベルトクリーニングユニット22は、図2
に示すように、ブラシローラ22ー1、ゴムブレード2
2ー2、およびベルトからの接離機構22ー3などで構
成されており、1色目のBK画像をベルト転写した後
の、2、3、4色目をベルト転写している間は、接離機
構22ー3によってベルト面から離間させられるように
なっている。
【0040】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23ー1、ローラークリーニングブレード23ー
2、およびベルトからの接離機構23ー3などで構成さ
れている。
【0041】紙転写バイアスローラ23ー1は、通常、
中間転写ベルト19面から離間しているが、中間転写ベ
ルト19面に形成された4色の重ね画像を転写紙に一括
転写する時に、タイミングをとって接離機構23ー3に
より押圧され、紙転写バイアスローラ23ー1によって
所定のバイアス電が印加されつつ、紙へのトナー像転写
が行われる。
【0042】なお、図1に示すように、転写紙24は、
給紙ローラ25、レジストローラ26によって、中間転
写ベルト面の4色重ね画像の先端部が紙転写位置に到達
するタイミングに合わせて給紙される。
【0043】さて、中間転写ベルト19の動き方は、1
色目のBKトナー像のベルト転写が後端部まで終了した
後の動作方式として次の3通りが考えられるが、これら
3通りの中の1方式か、またはコピーサイズに応じて
(コピー速度面などで)効率的な方式の組合わせ、によ
って動作させる。
【0044】(1)ー定速往動方式 1色目のトナー像のベルト転写後も、そのままー定
速で往動を続ける。
【0045】 そして、中間転写ベルト19面上の一
色目画像先端位置が、再び感光体9との接触部のベルト
転写位置に到達した時、感光体9側は次の2色目のトナ
ー像の先端部が丁度その位置にくるように、タイミング
をとって画像形成されている。
【0046】その結果、2色目画像は1色目画像に正確
に位置合せされて中間転写ベルト19上に重ねてベルト
転写される。
【0047】 その後も、同様動作によって3色・4
色目画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得
る。
【0048】 4色目のトナー像ベルト転写工程に引
き続き、そのまま往動しながら、ベルト面上の4色重ね
トナー像を、上記したように転写紙24にー括転写す
る。
【0049】(2)スキップ往動方式 1色目トナー像のベルト転写が終了したら、感光体
9面から中間転写ベルト19を離間させ、そのままの往
動方向に高速スキップさせて、所定量移動したら当初の
往動速度に戻す。また、その後、再び感光体9に中間転
写ベルト19を接触させる。
【0050】 そして、中間転写ベルト19面上の1
色目画像先端位置が、再びベルト転写位置に到達したと
き、感光体9側には、つぎの2色目トナー像の先端部が
丁度その位置にくるように、タイミングをとって画像形
成されている。その結果、2色目トナー画像は1色目ト
ナー画像に正確に位置合わせして、重ねてベルト転写さ
れる。
【0051】 その後も同様の動作によって、3色・
4色目画像工程に進み、4色重ねのベリト転写画像を得
る。
【0052】 4色目トナー像ベルト転写工程に引き
つづき、そのままの往動速度で、中間転写ベルト19面
上の4色重ねトナー像を転写紙24に一括転写する。
【0053】(3)往復動(クイックリターン)方式 1色目トナー像のベルト転写が終了したら、感光体
9面から中間転写ベルト19を離間させ、そして往動を
停止させると同時に逆方向に高速リターンさせる。リタ
ーンは、中間転写ベルト19面上のBK画像先端位置が
ベルト転写相当位置を逆方向に通過し、さらに、予め設
定された距離分を移動した後に停止させて待機状態にす
る。
【0054】 つぎに、感光体9側の2色目トナー像
の先端部が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到達
した時点で、中間転写ベルト19を再び往動方向にスタ
ートさせる。また、中間転写ベルト19を感光体9面に
再び接触させる。この場合も、2色目トナー画像が中間
転写ベルト19面上で1色目トナー画像に正確に重なる
ような条件に制御されてベルト転写される。
【0055】 その後も同様動作によって、3色・4
色目トナー画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像
を得る。
【0056】 4色目のトナー像のベルト転写工程に
引き続き、リターンせずにそのままの速度で往動して、
中間転写ベルト19面上の4色重ねトナー像を転写紙2
4に一括転写する。
【0057】さて、中間転写ベルト面から4色重ねトナ
ー像を一括転写された転写紙24は、図1において、紙
搬送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度に
コントロールされた定着ローラ28ー1と加圧ローラー
28ー2とでトナー像を溶融定着してコピートレイ29
に搬出され、フルカラーコピーが得られる。
【0058】なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体
クリーニングユニット10(クリーニング前除電器10
ー1、ブラシローラ10ー2、ゴムブレード10ー3)
で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ11で均
一に除電される。
【0059】さらに、転写紙24にトナー像を転写した
後の中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22
を再び接離機構22ー3で押圧して表面をクリーニング
される。
【0060】中間転写ベルト19の方は、1枚目の4色
重ね画像の転写紙への一括転写工程に引きつづき、表面
をクリーニングユニット22でクリーニングされた領域
に、2枚目のトナー像がベルト転写されるようにする。
その後は、1枚目と同様動作になる。
【0061】なお、図1において、転写紙カセット3
0、31、32、33は、各種サイズの転写紙が収納さ
れており、操作パネル(図示なし)で指定されたサイズ
紙の収納カセットからタイミングをとってレジストロー
ラ26の方向に向けて給紙、搬送される。なお、符号3
4はOHP用紙や厚紙などの手差し給紙トレイを示して
いる。
【0062】以上までは4色フルカラーを得るコピーモ
ードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピー
モードの場合は、指定された色と回数の分について上記
同様の動作を行うことになる。
【0063】また、単色コピーモードの場合は、所定枚
数が終了するまでの間、その色の現像器のみを現像作動
(剤穂立て)状態にして、中間転写ベルト19は、感光
体9面に接触したまま往動方向にー定速駆動し、さら
に、ベルトクリーナー22も中間転写ベルト19に接触
したままの状態で、コピー動作を行う。
【0064】また、中間転写ベルト19は、ポリカーボ
ネートやポリエステルなどの樹脂に導電材を分散して、
紙転写ローラ23−1と同様に、10〜1010Ωc
mの体積抵抗になっている。
【0065】一方、紙転写ローラ23−1の背面と対向
する位置には、設置された金属などの芯金にヒドリンゴ
ムなどの導電材を含まない材料を用いて10〜10
12Ωcmの体積抵抗に設定されている部材が被覆され
たベルト駆動ローラ21が設けられている。
【0066】さらに、この画像形成装置には、コンピュ
ーター36、ファクシミリ38によい処理された画像デ
ータを出力するためのコントローラ37が接続されてお
り、スキャナー1にて読み取られた画像データ以外の出
力も可能となっている。
【0067】(二) 実施例 複写モードによる黒の作像順序の入れ替えについて
(請求項1〜請求項7)本例にかかる画像形成装置で
は、複写モードとして少なくとも以下に示すモードを有
していて、ユーザーは希望により、いずれのモードも選
択可能である。
【0068】a 「自動カラー選択」モード1 作像のためのスキャンと同時に原稿色の判断を実行し、
原稿画像の色が黒、カラーのいずれでも、まず、黒の作
像を実施する。原稿画像の色が黒のみの場合は、黒の作
像で複写の工程は終了する。原稿画像の色がカラー画像
でも最初の作像は黒画像部分であり、前記判断にもとづ
き、この黒画像の作像終了後でも複写の工程を終了させ
ず、カラー画像の作像に入るよう指令がなされ、実行さ
れて複写の工程が終了する。
【0069】このモードを選択した場合は、カラー画像
の場合には逆転写が生じないが、コピー時間はブレスキ
ャンがない分、短縮される。
【0070】b 「自動カラー選択」モード2 このモードでは、作像色の順序をすべて、画像形成装置
が判断し実行する。このため、作像のためのスキャンに
先立ち、原稿色の判断を行うための専用のプレスキャン
を行い、しかるのち、画像を読み取る本スキャンを行
う。
【0071】プレスキャンにおいて、原稿画像の色がカ
ラーと判断されたならば、黒画像の逆転写防止のため、
黒の作像を最後、あるいは、最初の色の作像の次以降の
任意の順位にするように作像順序の入れ替えを行う。こ
のモードは、請求項1〜7にいう、黒の現像剤による作
像を最初にしなければならない複写モードあるいは第1
の複写モードに相当する。
【0072】原稿画像の色が単色の黒と判断されたなら
ば、逆転写のおそれはないので、最初から黒の作像を行
い、複写の工程を終了する。最初から黒の作像を行うこ
のモードは、請求項1〜7にいう、黒の現像剤による作
像を最初にしなくともよい複写モードあるいは第2のモ
ードに相当する。
【0073】c 「フルカラー」モード 原稿画像の色がフルカラーであることを予め、ユーザー
が知っているときは、ユーザーはこのモードを実行す
る。このモードでは、原稿画像の色が予めわかっている
のであるから、前記自動カラー選択モードにおけるよう
に、「自動カラー選択」モード1,「自動カラー選択」
モード2,のように原稿の色を機械により自動的に予め
判断する必要はない。ユーザーは当該モードを選択すれ
ば、黒の作像順序は他の色の作像に対し最後、あるいは
最初の色の作像の次以降の任意の色の作像の次以降とな
り、黒画像の逆転写の問題を解消する。
【0074】 画像データ出力媒体による黒の作像順
序の入れ替えについて(請求項8〜請求項11) 本例の画像形成装置は、作像を行うための画像データを
本体に入力する出力媒体として、図1に示したように、
装置本体のスキャナー本体にコントローラ37を介して
接続されたコンピューター36、ファクシミリ38を有
している。
【0075】a 画像データ出力媒体が「装置本体のス
キャナー」である場合 請求項9〜請求項11における、画像データが黒の現像
剤により最初に作像をしなければならない出力媒体と
は、本例にいう、「装置本体のスキャナー」が相当す
る。
【0076】本例では、図1に示すコントローラ37を
介さないで画像形成する。装置を複写機として用いる場
合は、装置本体のスキャナーにより、リアルタイムにて
画像データを処理し、作像を行う。この場合、モードに
かかわらず、黒画像の作像順序を他の色の作像順序に対
して最初としてもよいし、前述したように複写モードに
より、黒の作像順序を入れ替えてもよい。
【0077】b 画像データ出力媒体が図1に示した、
コンピューター36や、フアクシミリ38などの画像出
力媒体である場合 請求項9〜請求項11における、黒の現像剤による作像
を最初にしなくてもよい出力媒体とは、本例にいう、コ
ンピューター36や、フアクシミリ38などの出力媒体
が相当する。図1に示すコントローラ37を介して画像
形成がなされる。
【0078】この場合は、当該画像形成装置は、画像デ
ータを可視像化する画像出力装置としての機能のみを有
し、予め前記画像出力媒体にて作像モードが規定される
ので、原稿のスキャンは必要なく、黒の作像順序を他の
色に対して最後とする。
【0079】以上説明したように、本発明によれば、多
様なモード選択を可能とし、原稿の種類や出力媒体に応
じて、プレスキャンのないモードや、逆転写の防止をは
かるモードを任意に選択可能である。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザーの必要に応じ
逆転写の防止を優先することも、コピー時間の短縮を優
先することもできる画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての画像形成装置の構成を
説明した正面図である。
【図2】本発明の実施例としての現像装置要部の正面図
である。
【符号の説明】
14 BK現像器 15 C現像器 16 M現像器 17 Y現像器17
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月10日(2002.7.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、以下のように構成した。 (1) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な現像
装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で可視
化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画像形
成装置であって、該画像形成装置の有する複写モードに
応じて、黒の現像剤による作像順序を入れ替え得る画像
形成装置において、プレスキャンを行わない複写モード
では黒の現像剤による作像順序を、他の色の現像剤によ
る作像順序に対して最初となるようにし、プレスキャン
を行う複写モード又はユーザーがカラー選択する複写モ
ードでは、黒の現像剤による作像順序が、他の色の現像
剤による作像順序に対して、最初の次以降となるように
した(請求項1)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】(2) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、該画像形成装置の有する
複写モードに応じて、黒の現像剤による作像順序を入れ
替え得る画像形成装置において、プレスキャンを行わな
い複写モードでは黒の現像剤による作像順序、他の色
の現像剤による作像順序に対して最初となるようにし、
プレスキャンを行う複写モード又はユーザーがカラー選
択する複写モードでは、黒の現像剤による作像順序が、
他の色の現像剤による作像順序に対して、最後となるよ
うにした(請求項2)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(3) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
装置本体のスキャナーである場合は、複写モードによ
り、黒の作像順序を他の色の現像剤による作像順に対し
て最初とするか、黒の現像剤による作像順序を最初の次
以降とし、画像データ出力媒体がコンピュータまたはフ
ァクシミリである場合には黒の現像剤による作像順序を
最初の次以降とすることとした(請求項3)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(4) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
装置本体のスキャナーである場合は、複写モードによ
り、黒の作像順序を他の色の現像剤による作像順に対し
て最初とするか、黒の現像剤による作像順序を最後と
し、画像データ出力媒体がコンピュータまたはファクシ
ミリである場合には黒の現像剤による作像順序を最後と
することとした(請求項4)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】(5) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
コントローラを介さないで画像形成する出力媒体である
場合は、複写モードにより、黒の作像順序を他の色の現
像剤による作像順序に対して最初とするか、黒の現像剤
による作像順序を最初の次以降とし、画像データ出力媒
体がコントローラを介して画像形成する出力媒体である
場合には黒の現像剤による作像順序を最初の次以降とす
ることとした(請求項5)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】(6) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
コントローラを介さないで画像形成する出力媒体である
場合は、複写モードにより、黒の作像順序を他の色の現
像剤による作像順序に対して最初とするか、黒の現像剤
による作像順序を最後とし、画像データ出力媒体がコン
トローラを介して画像形成する出力媒体である場合には
黒の現像剤による作像順序を最後とすることとした(請
求項6)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(7) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
装置本体のスキャナーである場合は、黒の作像順序を他
の色の現像剤による作像順序に対して最初とし、画像デ
ータ出力媒体がコンピュータまたはファクシミリである
場合には黒の現像剤による作像順序を最初の次以降とす
こととした(請求項7)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】(8) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化
が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の
現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転
写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体に
応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを特
徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体が
装置本体のスキャナーである場合は、黒の作像順序を他
の色の現像剤による作像順序に対して最初とし、画像デ
ータ出力媒体がコンピュータまたはファクシミリである
場合には黒の現像剤による作像順序を最後とすることと
した(請求項8)。 (9) 黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な現像
装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で可視
化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画像形
成装置であって、画像データの出力媒体に応じて、黒の
現像剤による作像順を入れ替えることを特徴とする画像
形成装置において、画像データ出力媒体がコントローラ
を介さないで画像形成する出力媒体である場合は、黒の
作像順序を他の色の現像剤による作像順序に対して最初
とし、画像データ出力媒体がコントローラを介して画像
形成する出力媒体である場合には黒の現像剤による作像
順序を最初の次以降とすることとした(請求項9)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】(10) 黒を含む複数色の現像剤で顕像
化が可能な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置
の現像剤で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に
転写する画像形成装置であって、画像データの出力媒体
に応じて、黒の現像剤による作像順を入れ替えることを
特徴とする画像形成装置において、画像データ出力媒体
がコントローラを介さないで画像形成する出力媒体であ
る場合は、黒の作像順序を他の色の現像剤による作像順
序に対して最初とし、画像データ出力媒体がコントロー
ラを介して画像形成する出力媒体である場合には黒の現
像剤による作像順序を最後とすることとした(請求項1
0)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上山 英樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DC02 DE07 FA28 FB06 FC02 2H300 EA11 EB02 EB08 EB12 EB21 EC02 EC05 EC11 ED05 ED10 EF02 EF03 EF06 EF08 EG03 EH01 EH16 EJ09 EJ12 EJ14 EJ47 EK03 FF02 FF08 FF12 FF16 GG01 GG02 GG03 GG11 GG47 QQ32 RR16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 該画像形成装置の有する複写モードに応じて、黒の現像
    剤による作像順序を入れ替え得ることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 少なくとも黒の現像剤による作像順序が、他の色の現像
    剤による作像順序に対して最初となる複写モードと、最
    初の次以降となる複写モードを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 少なくとも黒の現像剤による作像順序が、他の色の現像
    剤による作像順序に対して最初となる複写モードと、最
    後となる複写モードと有することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 黒の現像剤で最初に作像しなければならない複写モード
    と、黒の現像剤で最初に作像しなくてもよい複写モード
    を有し、これらの複写モードに応じて黒の現像剤による
    作像順序を入れ替えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 黒の現像剤による作像を最初にしなければならない第1
    の複写モードと、黒の現像剤による作像を最初にしなく
    てもよい第2の複写モードを有し、前記第1の複写モー
    ドが選択された場合は黒の現像剤による作像を最初と
    し、前記第2の作像モードが選択された場合は黒の作像
    順序を最初の次以降とすることを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 黒の現像剤による作像を最初にしなければならない第1
    の複写モードと、黒の現像剤による作像を最初にしなく
    てもよい第2の複写モードを有し、前記第1の複写モー
    ドが選択された場合は黒の現像剤による作像を最初と
    し、前記第2の作像モードが選択された場合は黒の作像
    順序を最後とすることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 黒の現像剤による作像を最初にしなければならない複写
    モードと、黒の現像剤による作像を最初にしなくてもよ
    い複写モードを有し、かつ、どちらのモードを標準とす
    るか選択可能とし、この選択された複写モードに応じて
    黒の現像剤による作像順序を入れ替えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 画像データの出力媒体に応じて、黒の現像剤による作像
    順を入れ替えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能な
    現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤で
    可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する画
    像形成装置において、 画像データが黒の現像剤により最初に作像をしなければ
    ならない出力媒体によるものである場合は、黒の作像順
    序を他の色の現像剤による作像順序に対して最初とし、
    黒の現像剤による作像を最初にしなくてもよい出力媒体
    によるものであるときは黒の現像剤による作像順序を最
    初の次以降とすることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能
    な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤
    で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する
    画像形成装置において、 画像データが黒の現像剤により最初に作像をしなければ
    ならない出力媒体によるものである場合は、黒の作像順
    序を他の色の現像剤による作像順序に対して最初とし、
    黒の現像剤による作像を最初にしなくてもよい出力媒体
    によるものであるときは黒の現像剤による作像順序を最
    後とすることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】黒を含む複数色の現像剤で顕像化が可能
    な現像装置を有し、像担持体上に前記現像装置の現像剤
    で可視化された各色の顕像を最終的に転写材に転写する
    画像形成装置において、 複写モードおよび画像データの出力媒体に応じて黒の現
    像剤による作像順序を入れ替えることを特徴とする画像
    形成装置。
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