JP2002372059A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JP2002372059A
JP2002372059A JP2001177038A JP2001177038A JP2002372059A JP 2002372059 A JP2002372059 A JP 2002372059A JP 2001177038 A JP2001177038 A JP 2001177038A JP 2001177038 A JP2001177038 A JP 2001177038A JP 2002372059 A JP2002372059 A JP 2002372059A
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Kazuo Akagami
和夫 赤上
Tomoyuki Aizawa
知之 相澤
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/7803Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
    • F16C33/7813Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for tapered roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C19/38Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
    • F16C19/383Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
    • F16C19/388Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with four rows, i.e. four row tapered roller bearings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】密封性を向上させ、また分解・組立性に優れて
い内外輪の軸線方向の相対的な変位に対して、シールの
しめしろの変化を小さくすることができ、しかも最低面
圧を小さく抑えることができるシール構成を備えた軸受
装置を提供する。 【解決手段】シール摺動部材24の傾斜面24dは、シ
ール体22のリップ22cと同方向に傾斜したテーパ形
状を有しているので、軸線方向に断面をとったとき、リ
ップ22cと傾斜面24dとは、同方向に傾いているこ
ととなり、それによりリップ22cと傾斜面24dとの
間に軸線方向の相対変位があった場合でも、傾斜面24
dが軸線に垂直な場合に比べて、リップ22cと傾斜面
24dの面圧の変化を小さく抑えることができる。すな
わち、リップ22cと傾斜面24dとの間における軸線
方向の相対変位を考慮して、リップ22cと傾斜面24
dの最低面圧を確保しても、最大面圧を低く抑えること
ができ、よってリップ22cの発熱や摩耗による影響を
抑制することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄鋼設備の
圧延機等に用いられるロールネック軸受などを含む軸受
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延機や冷間圧延機のワークロー
ル、中間ロールに使用されるロールネック軸受として
は、大荷重を支持することができる複列や4列円錐ころ
軸受が用いられるのが一般的である。
【0003】ところで、圧延機等においては、製品の板
厚を精度良く確保するために、大量の冷却水をワークロ
ール等に供給することによって、その形状制御を行って
いる。従って、ロールネック軸受には、かかる冷却水の
侵入を防止するための密封装置が本来的に必要となる。
【0004】かかる密封装置として、例えば実開平6−
82437号に記載されたごときオイルシールなどの接
触形シールを備えたものがある。かかる従来技術による
オイルシールは、芯金を外輪側の内周面に嵌合させ、そ
の芯金から延在するシール部を内輪側の外周面に当接さ
せている。この従来技術によれば、簡素でかつ安価な密
封装置が提供されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては作業の効率化を促進すべく圧延機等の高速化が図ら
れるようになってきており、それにより軸受の使用環境
も過酷になっているため、その密封性をより高める必要
もある。これに対し、例えば接触形シールを二重に設け
るようにすれば密封性を高めることは出来るが、二重に
シールを設けるスペースが必要となって、装置の大型化
を招く。また、高速化に伴い、通常の軸接触タイプのシ
ール接触部では発熱が大きくなりすぎ、シール部の早期
損傷を招く恐れがある。
【0006】シール接触部の発熱を抑えるために、軸に
垂直に交差する面にシールを接触させるタイプのシール
が考えられる。かかる手法によれば、回転する面におけ
る遠心力を利用したいわゆる振り切り効果により、シー
ル接触部から半径方向内方への冷却水等の流入を抑制
し、密封効果を高めることができる。従って、シール接
触部の面圧を通常より低くすることができ、その分発熱
量を抑えることができるのである。
【0007】しかるに、高速用途で用いる軸受装置にお
いては、軸受温度の上昇による内部すきまの減少によっ
て生じる焼き付きや発熱の増加に対処するため、一般に
初期の軸受内部すきまを大きくすることが行われてい
る。このため軸線方向における内外輪の相対的な移動量
は比較的大きくなり、これに伴い、上述したような軸に
垂直な端面でシールするタイプでは、シールのしめしろ
の変化も大きくなる。しかるに、設計上、密封性を保つ
ためには最低面圧を確保しなくてはならないため、シー
ルのしめしろの変化が大きい場合、その分だけ最大面圧
が大きくなってしまい、発熱や摩耗が生じやすくなると
いう問題がある。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑み、内外輪の
軸線方向の相対的な変位に対して、シールのしめしろの
変化を小さくすることができ、しかも最低面圧を小さく
抑えることができるシール構成を備えた軸受装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明による軸受装置は、内輪と、外輪と、前記内
輪と前記外輪との間に、回転自在に配置された転動体
と、前記内輪と前記外輪の一方の輪に取り付けられ、テ
ーパ状のリップを備えたシール体と、前記内輪と前記外
輪の他方の輪に取り付けられ、前記シール体のリップに
当接する当接面を備えたシール摺動部材と、を有し、前
記シール摺動部材の当接面は、前記シール体のリップと
同方向に傾斜したテーパ形状を有している。
【0010】
【作用】本発明による軸受装置は、内輪と、外輪と、前
記内輪と前記外輪との間に、回転自在に配置された転動
体と、前記内輪と前記外輪の一方の輪に取り付けられ、
テーパ状のリップを備えたシール体と、前記内輪と前記
外輪の他方の輪に取り付けられ、前記シール体のリップ
に当接する当接面を備えたシール摺動部材と、を有し、
前記シール摺動部材の当接面は、前記シール体のリップ
と同方向に傾斜したテーパ形状を有しているので、前記
リップと前記当接面との間に軸線方向の相対変位があっ
た場合でも、前記当接面が軸線に垂直な場合に比べて、
前記リップと前記当接面の面圧の変化を小さく抑えるこ
とができる。すなわち、前記リップと前記当接面との間
における軸線方向の相対変位を考慮して、前記リップと
前記当接面の最低面圧を確保しても、最大面圧を低く抑
えることができ、よってリップの発熱や摩耗による影響
を抑制することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明にか
かる軸受装置を用いて支持する圧延機のワークロール端
部周辺を示す断面図である。図1において、4列円錐こ
ろ軸受10は、圧延機のワークロール1を支持する内輪
12と、ハウジング2に取り付けられた外輪13と、内
輪12と外輪13との間にそれぞれ複数個配置された4
列の円錐ころ(転動体)14を保持する保持器15とか
らなる。軸受10の両側には、密封装置20が配置され
ている。軸受10と密封装置20とで、軸受装置を構成
する。一対の密封装置20は、同様な構成を有するた
め、右側の密封装置20に対してのみ説明を行う。
【0012】図2は、図1のII部を拡大して示す図であ
る。図2において、密封装置20は、リング状の外輪ホ
ルダ21と、外輪ホルダ21に取り付けられたシール体
22と、シール摺動部材24と、シール摺動部材24を
保持する保持部材26と、保持部材26を内輪12に対
して取り付けるためのボルト27とからなる。
【0013】外輪ホルダ21の左端面には、段部21a
が形成されており、一方、外輪13の右端面には、段部
21aに対向するようにして段部13aが形成され、外
輪ホルダ21を外輪13に組み付けた時には、段部21
a、13a同士が係合するようになっている。
【0014】更に、外輪ホルダ21は、外周に周溝21
bを有し、かかる周溝21b内にはO−リング23が配
置され、外輪ホルダ21の外周面とハウジング2(図
1)の内周面との間を密封している。また、外輪ホルダ
21の内周には、段部21cと拡径部21dが形成され
ている。
【0015】環状のシール体22は、断面が略クランク
状の芯金22aと、芯金22aの外側(図2で右側)の
面に接着されたシール部22bとからなる。シール部2
2bは、その外周縁を、外輪ホルダ21の段部21dに
嵌合するようにして取り付けられている。フッ素ゴム、
ニトリルゴム、アクリルゴムなどのゴム素材からなるシ
ール部22bは、芯金22aの内周縁から延在するリッ
プ22cを有している。
【0016】シール摺動部材24は、略L字状の断面を
有し、内輪12と同軸の円筒部24aと、円筒部24a
の図2で右方端から半径方向外方に延在するフランジ部
24bとを有している。フランジ部24bの外周縁と、
外輪ホルダ21の内周面との間には、スキマが小さな狭
路Nが形成されている。シール体22のリップ22c
は、フランジ部24bの図2で左側面に当接するように
なっている。この点については、図3を参照して後述す
る。
【0017】内輪12の図2で右方端に形成された小径
部12aには、環状の保持部材26が圧入により取り付
けられている。保持部材26にシール摺動部材24を隣
接させ、シール摺動部材24の貫通孔24cに貫通させ
たボルト27を、保持部材26のねじ孔26aに螺合さ
せることで、シール摺動部材24は内輪12に対して固
定的に取り付けられるようになっている。
【0018】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図1において、圧延機のワークロール1が内輪12
と共に回転すると、内輪12と外輪13との間を円錐こ
ろ14が転動し、それによりハウジング2に対してワー
クロール1を回転自在に支持することができる。
【0019】かかる場合、ワークロール1の周囲には、
大量の冷却水がかけられるため、図2の密封装置20の
外方(右側)まで、冷却水が飛散してくる可能性があ
る。これに対し、本実施の形態においては、まず、回転
するシール摺動部材24と静止する外輪ホルダ21との
間の狭路Nによりラビリンス効果が発揮され、冷却水の
侵入が抑制されると共に、冷却水がかかる狭路Nを介し
て侵入した場合でも、シール体22のリップ22cが、
シール摺動部材24のフランジ部24bの側面に当接し
ているため、密封性能をより高めることが出来る。
【0020】図3は、シール体22とシール摺動部材2
4の一部を拡大して示す図であり、かかる図ではハッチ
ングを省略している。図3において、シール摺動部材2
4のフランジ部24bにおける図3の左側面の一部(全
部であっても良い)には、傾斜面24dが形成されてい
る。傾斜面24dは、シール体22のリップ22cに向
かうに連れて縮径したテーパ形状を有し、すなわちリッ
プ22cと同方向に傾いており、シール体22のリップ
22cが当接する当接面となっている。
【0021】ここで、本実施の形態の軸受装置は、比較
的高速な用途に用いられるため、軸受温度の上昇による
内部すきまの減少によって生じる焼き付きや発熱の増加
に対処するため、初期の軸受内部すきまを大きくしてい
る。よって、外輪13に対して、内輪12は、比較的大
きな量で軸線方向に相対変位可能となっている。
【0022】内輪12の変位に伴い、シール摺動部材2
4が軸線方向に変位したときに、リップ22cは、自ら
の弾性力により、ほぼその根元を中心にして変形する。
具体的には、シール摺動部材24が、しめしろ(当接時
の面圧)が大きくなる方向(図2で軸線方向左方)に変
位するとリップ22cと傾斜面24dとの当接位置の径
は大きくなり、しめしろが小さくなる方向(軸線方向右
方)に変位すると、かかる当接位置の径は小さくなる。
【0023】本実施の形態においては、初期位置で、シ
ール摺動部材24の傾斜面24dが、軸線に垂直な面に
対し、リップ22cと同方向に角度θで傾斜していると
する。かかる状態から、図3において、シール摺動部材
24が軸線方向に変位したときに、リップ22cと傾斜
面24dとの当接位置がP1からP2へと変化し、その
際の半径方向変移量をLとしたときに、フランジ部24
bの側面が軸線に垂直な場合の変位量をδaと、本実施
の形態のごとき傾斜面24dである場合の変位量δとの
間には、 δ=δa+L・tanθ (1) が成立し、tanθ>0であるから、δ>δaとなる。
これを言い換えると、リップ22cが傾斜面24dに当
接することで、シール摺動部材24の変位量が同じで
も、軸線に垂直な面に当接させる場合に比べると、しめ
しろの変化をより小さく抑えることができ、従ってシー
ル摺動部材24の軸線方向の相対変位を考慮して、リッ
プ22cと傾斜面24dの最低面圧を確保しても、最大
面圧を低く抑えることができ、それによりリップ22c
の発熱や摩耗による影響を抑制することが可能となる。
さらに、リップ22cとシール摺動部材24との隙間が
小さくなるという副次的効果もあり、それによりシール
側の潤滑剤の摺動部への供給が表面張力の作用などによ
り容易になる。尚、本実施の形態では、傾斜面24d
は、その断面が直線となっているが、曲線、または直線
と曲線の組み合わせでもでも良い。
【0024】図4は、第2の実施の形態にかかる図2と
同様な断面図である。第2の実施の形態は、図2に示す
実施の形態に対し、外輪ホルダとシール摺動部材の形状
のみが異なっているため、その他の同様な構成について
は詳細な説明を省略する。
【0025】図4に示す密封装置120において、シー
ル摺動部材124のフランジ部124bの外周面124
eは、図4の右方に向かうに連れて拡径するテーパ状と
なっており、外輪ホルダ121の内周面には、フランジ
部124bの外周面124eに対応して、同様に図4の
右方に向かうに連れて拡径するテーパ面121eが形成
されている。従って、外周面124eとテーパ面121
eとで形成する狭路Nにおいて、シール摺動部材124
の回転時に遠心力の作用により外部から冷却水等が入り
にくく、一方、内部に侵入した冷却水が外部に排出され
やすいという効果が得られる。尚、シール体22は、端
面でシールする形式と異なったタイプを含め複数個設け
ても良い。さらにリップ22cを二重またはそれ以上に
して、間の空間に潤滑材を封入し、密封性をさらに高め
ても良い。
【0026】図5は、第3の実施の形態にかかる図2と
同様な断面図である。第2の実施の形態は、図2に示す
実施の形態に対し、シール摺動部材の形状のみが異なっ
ているため、その他の同様な構成については詳細な説明
を省略する。
【0027】図5に示す密封装置220において、シー
ル摺動部材224のフランジ部224bの外周部に、図
5で左方に突出し周方向に連続した突出部224fを設
けることで、その外周面224eと外輪ホルダ21の内
周面とで形成する狭路Nが長くなり、狭路N内に浸入し
た冷却水などが、リップ22cとシール摺動部224と
の当接面に外周から直接到達するのを防ぎ、それにより
密封性をより向上できる。尚、外周面224eは、図4
に示す実施の形態のように、図5で右方に向かい拡径す
る形状としても良い。また、突出部224fの内周面2
24gを、図5で左方に向かうに連れ拡径させたテーパ
状としているので、シール摺動部材224の回転によっ
て、傾斜面224d付近の冷却水を外へ排出しやすくし
ているが、内周面224gは軸線と平行でも良い。以上
のべた構成は、シール摺動部材224が傾斜面224d
を有していない場合にも効果がある。
【0028】
【発明の効果】本発明による軸受装置は、内輪と、外輪
と、前記内輪と前記外輪との間に、回転自在に配置され
た転動体と、前記内輪と前記外輪の一方の輪に取り付け
られ、テーパ状のリップを備えたシール体と、前記内輪
と前記外輪の他方の輪に取り付けられ、前記シール体の
リップに当接する当接面を備えたシール摺動部材と、を
有し、前記シール摺動部材の当接面は、前記シール体の
リップと同方向に傾斜したテーパ形状を有しているの
で、前記リップと前記当接面との間に軸線方向の相対変
位があった場合でも、前記当接面が軸線に垂直な場合に
比べて、前記リップと前記当接面の面圧の変化を小さく
抑えることができる。すなわち、前記リップと前記当接
面との間における軸線方向の相対変位を考慮して、前記
リップと前記当接面の最低面圧を確保しても、最大面圧
を低く抑えることができ、よってリップの発熱や摩耗に
よる影響を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる軸受装置を用いて支持する圧延
機のワークロール端部周辺を示す断面図である。
【図2】図1のII部を拡大して示す図である。
【図3】シール体22とシール摺動部材24の一部を拡
大して示す図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる図2と同様な断面図
である。
【図5】第3の実施の形態にかかる図2と同様な断面図
である。
【符号の説明】
1 ワークロール 2 ハウジング 12 内輪 13 外輪 14 円錐ころ 20,120,220 密封装置 22 シール体 24,124,224 シール摺動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪と、 外輪と、 前記内輪と前記外輪との間に、回転自在に配置された転
    動体と、 前記内輪と前記外輪の一方の輪に取り付けられ、テーパ
    状のリップを備えたシール体と、 前記内輪と前記外輪の他方の輪に取り付けられ、前記シ
    ール体のリップに当接する当接面を備えたシール摺動部
    材と、を有し、 前記シール摺動部材の当接面は、前記シール体のリップ
    と同方向に傾斜したテーパ形状を有している軸受装置。
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