JP2002370690A - 海水汲み上げ装置及びそれを用いた海洋肥沃化装置 - Google Patents
海水汲み上げ装置及びそれを用いた海洋肥沃化装置Info
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Abstract
とができ、低コストに構成することのできる海水汲み上
げ装置及びそれを用いた海洋肥沃化装置を提供する。 【解決手段】 海洋肥沃化装置1は、バラストタンクを
備える本体部10の上側に管塔部20が立設されると共
に下側に深層水取水管30が接続されて構成され、深層
水の汲み上げ放流運転時には、放水口16Aが有光層内
の所定放流深度に位置するよう本体部10が没水状態で
管塔部20から取り入れた表層水と深層水取水管30を
介して汲み上げた深層水とを混合して略等しい温度に温
度調節された深層水を放水口16Aから放流し、保守点
検時には、本体部10の上面が水面上となるように浮上
させ得るように構成されている。
Description
を汲み上げる海水汲み上げ装置及びそれを用いる海洋肥
沃化装置に関する。
酸塩・ケイ酸塩・リン酸塩等の栄養塩に富むといった特
徴を有しており、近時、このような海洋深層水を汲み上
げて温度差発電,飲料水,海洋の肥沃化による漁養殖場
等の種々用途に供することが行われている。
上施設から深層水取水管を所定深度まで延設して汲み上
げるものや、洋上に浮かべた船舶や専用の浮体構造物か
ら所定深度に達する深層水取水管を垂下して汲み上げる
ものが知られている。
設から深層水取水管を所定深度まで延設して汲み上げる
ものでは、陸上施設の建築や設置場所によっては数キロ
メートルの長さ深層水取水管が必要となるために建設コ
ストが高い共に、深層水取水管の径に強度的な制限があ
るために取水量が限られるといった問題があった。
度に達する深層水取水管を垂下して汲み上げるもので
は、浮体構造物が波浪によって揺れを生ずるため、浮体
構造物から垂下した深層水取水管及びその取付部を強固
に構成しなければならず、その結果、大型化すると共に
製造コストも高いという問題があった。
であって、波浪の影響を極力排除して洋上に設置するこ
とができ、低コストに構成することのできる海水汲み上
げ装置及びそれを用いた海洋肥沃化装置を提供すること
を目的とする。
明の海水汲み上げ装置は、汲み上げ機構を備える装置本
体に、所定深度に至る海水取水管が垂下接続されると共
に浮力調節手段が設けられ、前記浮力調節手段による浮
力調節によって、汲み上げ作用時には前記装置本体を水
面下所定深度に位置させて前記海水取水管を介してうぃ
ようえんを含んだ海水を汲み上げると共に、保守点検時
には前記装置本体を水面上に位置させ得るように構成さ
れていることを特徴とする。
の外側周囲にバラストタンクが周方向に配設されて構成
されていることを特徴とする。
肥沃化装置として、上記装置本体の周囲に略水平に開口
する放水口が設けられると共に、温度調節手段を備え、
上記海水取水管を介して汲み上げた栄養塩を含んだ海水
を前記温度調節手段によって所定温度に温度調節して所
定深度の有光層中に前記放水口から略水平に放流するよ
う構成されていることを特徴とする。
表層水取水口を有する表層取水機構が設けられており、
上記温度調節手段は、前記表層取水機構によって取り入
れた表層水と上記汲み上げられた栄養塩を含んだ海水と
を混合して温度調節するように構成されていることを特
徴とする。
明の実施の形態について説明する。
用いた海洋肥沃化装置の一構成例の外観を示す正面図で
あり、図2はその平面図である。
盤状を呈する装置本体としての本体部10の上側に所定
高さの管塔部20が立設されると共に下側に海洋取水管
としての深層水取水管30が接続されていわゆる独楽の
ような形状に構成され、管塔部20を介して取り入れた
表層水と深層水取水管30を介して汲み上げた栄養塩を
含む深層水とを混合・温度調節して周囲側方に密度流と
して放流・拡散し、人工的な湧昇流を形成してそこに新
たな漁場を創出するものである。
図1のA−A断面図である図4(A),B−B断面図で
ある図4(B),図1のC−C断面図である図4
(C),図1のD−D断面図である図5及び図1のE−
E断面図である図6に示すように、所定容積で平面形状
が八角形の機器室11を中心として、周囲に浮力調節手
段としてのバラストタンク12が配設され、下側にウェ
イト室13が設けられて構成されている。
を有し、所定水深に水没しても浸水することのないよう
に密閉可能に構成され、中央に取水管路14が縦に貫通
配設されている。その内部には、詳細は示さないが当該
海洋肥沃化装置1の備える各種器機及び装置を自動的又
は無線通信を介して陸上の指令施設から送られる指令に
基づいて制御する制御装置が設置されている。
高さ(厚さ)で、機器室11の外側全周に均等の幅で形
成され、従って、本体部10の全体外形はこのバラスト
タンク12によって形作られ機器室11と相似形の大き
な八角形状を呈している。その内部は、隔壁12A…に
よって機器室11の外側の各辺と対応する台形のコンパ
ートメント12B…に分割されて、各コンパートメント
12B…に図示しないバラストポンプによって海水の注
入・排水が行われるようになっており、その注水量によ
って全体の浮力を調節し得るようになっている。このバ
ラストタンク12への注排水による浮力バランスの調節
範囲は、最も浮力が大きい場合に本体部10の上面が水
面上所定高さに浮かび、最も浮力が小さい場合には本体
部が没水するように設定される。バラストタンク12へ
の注排水は、機器室11内に設けられた制御装置によっ
てバラストポンプを制御駆動することによって行われ
る。尚、本体部10の平面形状は八角形に限らず他の多
角形や円形であっても良く、潮流による抵抗を考慮すれ
ば円形とするのがより好ましい。
(機器室上部構造板11A)から所定間隔離間して流路
板15が配設されており、この流路板15と機器室上部
構造板11Aの間に周方向全域に放水口16Aが開口す
る所定厚さの放流通路16が形成されている。
5と機器室上部構造板11Aと連続して形成されたポン
プケーシング41の内部にインペラ42が設けられて汲
み上げ機構としての放流ポンプ40が構成されている。
放流通路16に連続し、上部吸入口41Uに塔管部20
(管状本体21)の下端が接続され、下部吸入口41L
には機器室11を貫通する取水管路14が接続されてい
る。
口41U側)の上インペラ42Uと深層水取水管30側
(下部吸入口41L側)の下インペラ42Lとから成
り、ポンプケーシング41の内部に上下境界部を放流通
路16の高さ(厚さ)方向中心に一致させて鉛直軸で回
転可能に設けられ、その回転軸はその直上の管塔部20
内部に配設されたポンプモーター43の回転軸に連結さ
れている。
ターであって、後述する管塔部20のアッパーデッキ2
2の内部に設けられた内燃機関による発電,海洋温度差
発電,風力発電,波力発電及び太陽光発電等の発電手段
を単独又は組み合わせによって得られる電力で駆動され
てインペラ42を回転駆動する。その回転制御は、機器
室11内の制御装置によって行われる。
ター43によるインペラ42の回転によって、管塔部2
0から表層水を取り入れると共に深層水取水管30を介
して深層水を汲み上げ、混合して放流通路16に吐出す
る。表層水及び深層水の吸入・吐出量及び混合比率は、
インペラ42の回転数及び羽根形状によって決まるが、
混合比率は放流水の温度がその放流域における水温と略
等しくなるように(即ち密度が略等しくなるように)設
定される。つまり、本構成では、深層水取水管30を介
して汲み上げた深層水に管塔部20を介して取り入れた
表層水を混合することで放流水の温度調節を行うもので
あり、従って、これら管塔部20と放流ポンプ40(上
インペラ42U)が本願における表層取水機構を構成し
ており、従って、温度調節手段をも構成しているもので
ある。
平面形状で所定の高さに形成され、その内部にコンクリ
ート13Aが所定所定厚さに充填打設されて、所定の重
量を得ている。これは、万一深層水取水管30が欠損す
るような事態が生じても、当該海洋肥沃化装置1の姿勢
を保持するためのものであり、そのために必要充分な重
量に設定されている。また、このウェイト室13の中央
には、機器室11から連続する取水管路14が貫通して
いる。
体21の上端に、内部にディーゼルエンジン等の内燃機
関を用いた発電機等が収容されると共に上部に通信用の
アンテナ等を備える管状本体21より大径で所定高さの
アッパーデッキ22が設けられて構成され、管状本体2
1の下端が放流ポンプ40の上部吸入口41Uに接続さ
れている。管状本体21の内部には、図4(A),
(B)に示すように、横断面において一部を占有する管
塔部通路23が長手方向に沿って延設されており、該管
塔部通路23の上端はハッチを介してアッパーデッキ2
2の内部に連通し、下端は後述する管塔基部内通路51
にハッチを介して連通するようになっている。また、後
述する運転時における海面と対応する外面位置に船着場
24が設けられると共に、運転時所定の水深となる位置
に表層水取水口25が周方向に複数開口形成されてい
る。
は、管状本体21より太い大径基部50が所定高さに構
築されている。大径基部50の内面と管状本体21の外
面の間には、周方向及び上下に所定間隔でリブが配設さ
れてこれらリブが管状本体21の外側との間の内部空間
を周方向及び上下方向に複数に分割しているが、その周
方向の一つの分割空間がハッチを介して上下に連通し、
これが管塔基部内通路51となっている。この管塔基部
内通路51は前述のごとくその上端部が管塔部通路23
とハッチを介して連通し、また、下端部は当該部位のみ
に放流通路16を貫通して形成された通路52を介して
機器室11に通じている。
管状であって、その上端が本体部10の下部(ウェイト
室13の下面)に結合されて取水管路14に接続されて
いる。その下端は、取水する深層水域(例えば水深50
0mから600m)に達するように設定され、下端開口
部周囲にはバランス調節のための鎖31が簾状に吊り下
げ配設されており、海底に固定されてはいない。このた
め、海底に固定された深層水取水管が本体部10の揺動
を阻害したりそれに起因して破損を生ずることはない。
また、設置位置の移動も容易に行えるものである。
は、海上又は海中ではウェイト室13及び深層水取水管
30の重量によってその中心軸を鉛直とした姿勢で浮遊
し、本体部10の最大外径部位であるバラストタンク1
2部位に結合されたチェーン等の係留索2によって海底
に係留されて所定海域に設置される。尚、係留索2は、
潮汐による海面変化及び当該海洋肥沃化装置1の深度調
節を許容し得るようにその長さが設定される。
(A)に示すように、バラストタンク12への注排水に
よる浮力調節によって、放水口16Aが有光層内の所定
放流深度(例えば水深30m)に位置するよう浮遊配置
される、放水口16Aは本体部10の上部に位置するた
めにこの設置状態では本体部10は海中所定深度に没
し、管塔部20の管状本体21に開口形成された表層水
取水口25が所定深度となると共に管塔部20の上端が
海面上所定高さに突出してのアッパーデッキ22のみが
海面上に位置する。
塔部20から取り入れた表層水と深層水取水管30を介
して汲み上げた深層水とを混合し、略等しい温度に温度
調節された深層水を全周に開口する放水口16Aから3
60度全周方向に放流するものである。放流された深層
水は、有光層内を密度流として水平に拡散し、その有す
る栄養によって植物プランクトンの増殖を促し、その結
果、自然環境下で漁場を造成することができる。尚、深
層水の放流方向は、全周とせずに任意の方向のみに設定
しても良い。
0が運転時には水面下所定深度に没水することにより、
水線面積を極めて小さくできるために波浪による影響を
少なくして揺れを抑制することができる。これにより、
安定した設置が可能となると共に、本体部10と深層水
取水管30の接合部等構造に作用する負荷を小さくでき
るために高い安全性を有するものを小型軽量に低コスト
で構築できるものである。
2から排水して浮力を増大させて、図7(B)に示すよ
うに本体部10の上面が水面上となるように浮上させる
ことで、機器室11へ容易にアクセスできるようになる
ために、保守作業等の作業性が極めて良好となるもので
ある。
機器室11の周囲に配設したものであるが、バラストタ
ンク12はこれに限らず機器室11の上部又は下部に配
設しても良いものである。しかし、本構成例のごとく周
囲に配設して平面形状を大径とすることで浮遊姿勢を安
定化させることができると共に、保守点検時にはその上
面での作業が可能となり、更に中心から離間したその外
即面に係留索を結合することで放流ポンプ40のインペ
ラ42の回転による生ずる反作用に容易に抗すことがで
きる。
1の下側周囲に設けて成る海洋肥沃化装置1′の一部断
面断面正面図を示す。図中上記構成例と同機能の部位に
は同符号を付してある。図示構成では、バラストタンク
12は、機械室11の外縁部から垂下された所定長さの
連結部17を介して機械室11の所定量下側に配設され
ている。バラストタンク12′による浮力調節範囲は、
最も浮力が大きい場合に当該バラストタンク12′の上
面が水面上所定高さに浮かび、最も浮力が小さい場合に
は上記構成例と同様に放水口16Aが有光層内の所定放
流深度に位置するよう機械室11が没水するように設定
される。このような構成により、当該海洋肥沃化装置
1′を海洋に設置する際に、本体部10をバラストタン
ク12′の上面が水面上となる状態で海面に浮かせ、バ
ラストタンク12′を作業台として機械室11の下部に
深層水取水管30を接続する作業を行うことができる。
つまり、本体部10を作業台船に搭載して深層水取水管
30の接続作業を行う必要がなく、作業台船が不要とな
ることから設置コストを節減できるものである。
に限らず適宜変更可能なものである。即ち、運転時に管
塔部20の上端が海面上に突出するようになっている
が、完全に没水するように構成しても良く、温度調節手
段は表層水を混合することによらず汲み上げた深層水を
ヒーター等によって加熱して温度調節するようにしても
良い。汲み上げ機構も、回転するインペラ42を備える
放流ポンプ40の替わりにエアーポンプや波動ポンプを
用いても良いものである。
合して拡散放流する海洋肥沃化装置として説明したが、
汲み上げた深層水はタンカー等の船舶によって移送する
こととし、海水汲み上げ装置のみとして構成しても良い
ものである。
み上げ装置によれば、汲み上げ機構を備える装置本体
に、所定深度に至る海水取水管が垂下接続されると共に
浮力調節手段が設けられ、浮力調節手段による浮力調節
によって、汲み上げ作用時には装置本体を水面下所定深
度に位置させて海水取水管を介して栄養塩を含んだ海水
を汲み上げると共に、保守点検時には装置本体を水面上
に位置させ得るように構成されていることにより、大き
な体積を有する装置本体が汲み上げ作用時には水面下所
定深度に没水することによって波浪による影響を少なく
して揺れを抑制することができ、その結果、安定した設
置が可能となると共に、本体部と深層水取水管の接合部
等構造に作用する負荷が小さく高い安全性を有して小型
軽量に低コストで構築できるものである。
の外側周囲にバラストタンクが周方向に配設されて構成
されていることにより、平面形状を大径化して浮遊姿勢
を安定化させることができると共に、保守点検時にはそ
の上面での作業が可能となる。
肥沃化装置として、上記装置本体の周囲に略水平に開口
する放水口が設けられると共に、温度調節手段を備え、
海水取水管を介して汲み上げた栄養塩を含んだ海水を温
度調節手段によって所定温度に温度調節して所定深度の
有光層中に放水口から略水平に放流するよう構成されて
いることにより、放流された深層水は密度流として水平
に拡散し、その有する栄養によって植物プランクトンの
増殖を促すことができ、その結果、自然環境下で漁場を
造成することが可能となるものである。
表層水取水口を有する表層取水機構が設けられており、
上記温度調節手段は、表層取水機構によって取り入れた
表層水と上記汲み上げられた栄養塩を含む海水とを混合
して温度調節するように構成されていることにより、多
量の深層水を容易且つ迅速に温度調節して放流すること
ができるものである。
肥沃化装置の一構成例の外観を示す正面図である。
断面図,(C)はC−C断面図である。
(B)は保守点検時である。
図である。
度調節手段)
Claims (4)
- 【請求項1】汲み上げ機構を備える装置本体に、所定深
度に至る海水取水管が垂下接続されると共に浮力調節手
段が設けられ、前記浮力調節手段による浮力調節によっ
て、汲み上げ作用時には前記装置本体を水面下所定深度
に位置させて前記海水取水管を介して栄養塩を含んだ海
水を汲み上げると共に、保守点検時には前記装置本体を
水面上に位置させ得るように構成されていることを特徴
とする海水汲み上げ装置。 - 【請求項2】上記浮力調節手段は、上記装置本体の外側
周囲にバラストタンクが周方向に配設されて構成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の海水汲み上げ装
置。 - 【請求項3】上記装置本体の周囲に略水平に開口する放
水口が設けられると共に、温度調節手段を備え、上記海
水取水管を介して汲み上げた栄養塩を含んだ海水を前記
温度調節手段によって所定温度に温度調節して所定深度
の有光層中に前記放水口から略水平に放流するよう構成
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の海
水汲み上げ装置を用いた海洋肥沃化装置。 - 【請求項4】上記装置本体には、上部に開口する表層水
取水口を有する表層取水機構が設けられており、上記温
度調節手段は、前記表層取水機構によって取り入れた表
層水と上記汲み上げられた栄養塩を含んだ海水とを混合
して温度調節するように構成されていることを特徴とす
る請求項3に記載の海洋肥沃化装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001178376A JP4678992B2 (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 海水汲み上げ装置及びそれを用いた海洋肥沃化装置 |
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