JPH1128495A - 水流発生装置 - Google Patents

水流発生装置

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JPH1128495A
JPH1128495A JP9203768A JP20376897A JPH1128495A JP H1128495 A JPH1128495 A JP H1128495A JP 9203768 A JP9203768 A JP 9203768A JP 20376897 A JP20376897 A JP 20376897A JP H1128495 A JPH1128495 A JP H1128495A
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JP
Japan
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water
discharge pipe
discharge
pipe
accelerating
Prior art date
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Withdrawn
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JP9203768A
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Inventor
Mutsuo Nakamura
睦夫 仲村
Yoshiyuki Kaneko
吉幸 金子
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 風車の回転力のみを動力源とし、水域におけ
る例えば高酸素濃度の表層水等の所望の水深の水の吸込
みを定常的に安定して行なうことができるようにし、装
置内の水加速手段の点検、整備を容易に行なうことがで
きるようにする。 【解決手段】 水面S上において風車2を支持するとと
もに伝動機構3を支持する水上構造体としての浮体9
と、浮体9により支持された吸込管5と、吸込管5を通
して吸込んだ水を、所望の水深の水中において吐出する
ことができるように浮体9により支持された吐出管7
a,7bまたは7cと、吸込管5と吐出管7a,7bま
たは7cとの間に介装され、風車2の回転動力により駆
動されて、吸込管5と吐出管7a,7bまたは7cとの
うちの一方の側から他方の側へと水を加速する水加速手
段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水流が停滞
した水域において水の流動を効果的に促進することがで
きる水流発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の水流発生装置の要部断面側
面図、図4は従来の他の水流発生装置の要部断面側面図
である。
【0003】まず図3において、水域における水面Sか
ら所望の水深の位置には、水底Gに対して例えば係留索
あるいは支持脚等の定置手段05により支持された整流
外筒02が、同整流外筒02の水の吸込口および吐出口
が概ね水平方向に向けて開口するようにして、定置され
ている。整流外筒02の内部には、噴射水を噴射ノズル
から噴射してその噴射水の周囲の水を整流外筒02内に
おいて加速する水流発生装置01が配設されている。
【0004】他方、水面上にはポンプ03を搭載する浮
体06が浮かべられており、水面に比較的近い表層部に
おいてポンプ03により吸込まれた水は、同ポンプ03
により加圧された後、駆動水供給ホース04を通して、
水流発生装置01へと送られ、水流発生装置01の噴射
水として噴射ノズルから噴射される。
【0005】図3に示した従来の水流発生装置において
は、駆動水ポンプ03を運転するための電力を必要と
し、その電力の供給のための付帯設備が別途必要とな
る。
【0006】次いで図4に、同じく従来の水流発生装置
であって図3の水流発生装置とは異なった水流発生装置
を示す。図4において、水域の水面S上に浮かべられた
浮体024には、水面Sに対して垂直となるように垂直
軸筒023が支持されており、この垂直軸筒023を上
下方向に貫通する垂直伝動軸の上端部には、垂直軸型風
車022が支持されているとともに、同垂直伝動軸の浮
体024の下面側に突出する下端部には、多数の水掻き
羽根が放射状に取付けられた水面撹拌機021が、同垂
直伝動軸により駆動回転されるようにして取付けられて
いる。
【0007】図4に示した従来の水流発生装置において
は、垂直軸型風車022を使用しているので、風向きに
対する風車軸の方向制御を必要としない反面、水平軸型
風車に比べて、方向や強さが絶えず変動する自然風の作
用の下で安定した高出力を得ることが難しい。また、水
面下に突出する垂直伝動軸の軸端部に取付けられた水面
撹拌機021は、水面Sから浅い水深の表層水を掻くだ
けであるため、所望の水深の水に十分な流れを与えるこ
とができず、水流発生装置としては不向きである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
水流発生装置においては、駆動水ポンプを運転するため
の電力を必要とし、その電力の供給のための付帯設備が
別途必要となったり、方向や強さが絶えず変動する自然
風の作用の下で安定した高出力を得ることが難しかった
り、また、所望の水深において十分な水流を発生させる
ことができない等の不都合があったため、これらの不都
合を解消することができるような水流発生装置が望まれ
ていた。
【0009】そこで、本発明は、水加速手段を駆動する
ための動力として、自然風により回転される風車の回転
動力の外には、他に特別な動力設備を必要とすることが
ないようにし、また水域における例えば高酸素濃度の表
層水等の所望の水深の水の吸込みを定常的に安定して行
なわせることができるようにし、さらに水位が変動して
も変動する水位に対応して、常に所望の水深の水を吸込
むことができるようにし、また水流が停滞している任意
の水深の水中に向けて水を吐出して周囲の水に流れを生
じさせ生じた流れを促進することができるようにすると
ともに、同時に吸込管を通して吸込んだ例えば高酸素濃
度の表層水を停滞して酸素が不足している水中に供給す
ることができるようにし、さらに必要に応じて簡易に水
流の方向を逆向きに変更することもできるようにし、し
かも装置内の水加速手段へのアクセスを容易にして、水
加速手段の点検、整備を容易に行なうことができるよう
にした、水流発生装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の水流発生装置は、水域の水面上において例
えば風向きに合わせて風力により転向することができる
水平軸型の風車を回転自在に支持するとともに同風車の
回転動力を取出して伝動する伝動機構を支持する例えば
浮体や水上プラットフォーム等の水上構造体と、上記水
域の選択された水深における水を吸込むことができるよ
うに同水上構造体により支持された吸込管と、同吸込管
を通して吸込んだ水を、所望の水深の水中において吐出
することができるように上記水上構造体により支持され
た吐出管と、上記吸込管と上記吐出管との間に介装さ
れ、上記風車の回転動力により駆動されることによっ
て、上記吸込管および上記吐出管のうちの選択された一
方の側から他方の側へと水を加速する水加速手段とを備
えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1(1)は本発明の1実施の
形態に係る水流発生装置の要部縦断側面図、図1(2)
は図1(1)の水流発生装置の要部拡大縦断面図、図2
(1)は本発明の他の実施の形態に係る水流発生装置の
要部縦断側面図、図2(2)は図2(1)の水流発生装
置の要部拡大斜視図である。
【0012】まず図1(1)および図1(2)におい
て、水流発生装置は、水域の水面S上に浮いた状態で、
水底Gあるいはその他の係留設備に例えば係留手段11
により係留することができる浮体として形成された水上
構造体9を有している。水上構造体9の上面からは上方
へ向けて伝動軸筒2aが突設されており、この伝動軸筒
2aの上端部には、旋回装置2bを介して、自然風Wの
風力の作用により風向きに合わせて転向することができ
る水平軸型の風車2の垂直軸部が、水平面内で旋回自在
に支持されている。
【0013】水平軸型風車2の回転動力は、伝動機構3
を介して、水上構造体9の中央部に形成された水加速手
段取付け用空所10に着脱可能に装着された水加速手段
1内の水加速用プロペラあるいはポンプ羽根3bへと伝
達される。伝動機構3は、例えば水平軸型風車2と一体
的に回転する水平軸、同水平軸から傘歯車を介して回転
動力の伝達を受ける伝動軸筒2a内の垂直軸、同垂直軸
から図1(2)に示すように傘歯車を介して回転動力の
伝達を受けるプロペラ軸あるいは羽根軸3a等の部材に
より構成することができる。
【0014】水上構造体9の水加速手段取付け用空所1
0内の水加速手段1の一側には、水域の選択された水深
における水、例えば水面Sに近くて酸素の濃度が高い、
いわゆる高酸素濃度の表層水を吸込むことができるよう
に、吸込口4を有する吸込管5が水上構造体9により支
持されている。他方、水上構造体9の水加速手段取付け
用空所10内の水加速手段1の他側には、吸込管5を通
して吸込んだ水を、所望の水深の水中において吐出する
ことができるように、例えば吐出口6aを有する吐出管
7a、吐出口6bを有する吐出管7b、あるいは吐出口
6cを有する吐出管7cが、それぞれ選択的に支持され
る。
【0015】吸込管5と水加速手段1とは開閉弁8aを
介して相互に接続されており、開閉弁8を開閉操作する
ことにより、必要に応じて吸込管5を遮断して吸込管5
内への水の流入を止めることができる。他方、吐出管7
a、吐出管7bあるいは吐出管7cは、開閉弁8bを介
して水加速手段1に接続される。
【0016】吐出管7aは、両端部間の中間部から下方
へ向けて延び、この吐出管7aの吐出口6aには、吐出
流を水平方向に変向させるための吐出流変向手段12が
取付けられている。
【0017】吐出管7bは、その少なくとも1部の長さ
にわたってフレキシブルホースにより形成されており、
この吐出管7bを選択して使用する場合には、吐出口6
bの部分を水底G上において例えば吐出口部支持手段1
3により支えて、吐出口6bを任意の向きに向けておく
ことができる。
【0018】吐出管7cは、水上構造体9により概ね水
平方向に向けて支持されており、吸込管5を通して水加
速手段1により吸込まれた水を、水深をさほど変えない
で吸込口4の向きとは異なった向きに吐出することがで
きる。
【0019】吐出管7a、吐出管7bあるいは吐出管7
cは、吐出管としてのいくつかの例として例示したもの
で、このような種々の吐出管を用意しておくことによ
り、水域の状況に応じてそれら吐出管のうちの最適な吐
出管を選択して、水加速手段1に開閉弁8bを介して接
続することができる。
【0020】吐出管の別の形態として、吐出管7a、吐
出管7bあるいは吐出管7c等のいくつかの種類の吐出
管を、それぞれ開閉弁を介して1本の接続管に接続して
マニホルドとし、同接続管を水加速手段1に接続するよ
うにすることもできる。この場合には、水域の状況に応
じてそれら吐出管のうちの最適な吐出管の開閉弁を選択
的に操作することにより、簡便に最適な吐出管を水加速
手段1に連通させることができる。
【0021】次に、図2(1)および図2(2)によ
り、本発明の他の実施の形態について説明する。図2
(1)および図2(2)において、水流発生装置は、水
面が高水位水面SH と低水位水面SL との間で変動する
水域において、水底Gにより支脚30を介して支えられ
るプラットフォームの形態を持つ水上構造体29を有し
ている。水上構造体29の上面からは上方へ向けて伝動
軸筒22aが突設されており、この伝動軸筒22aの上
端部には、旋回装置22bを介して、自然風Wの風力の
作用により風向きに合わせて転向することができる水平
軸型の風車22の垂直軸部が、水平面内で旋回自在に支
持されている。
【0022】水平軸型風車22の回転動力は、伝動機構
23を介して、水上構造体29の中央部に形成された水
加速手段取付け用空所20に着脱可能に装着された水加
速手段21内の水加速用プロペラあるいはポンプ羽根へ
と伝達される。伝動機構23は、例えば水平軸型風車2
2と一体的に回転する水平軸、同水平軸から傘歯車を介
して回転動力の伝達を受ける伝動軸筒22a内の垂直
軸、同垂直軸から傘歯車を介して回転動力の伝達を受け
るプロペラ軸あるいは羽根軸等の部材により構成するこ
とができる。
【0023】水上構造体29の水加速手段取付け用空所
20内の水加速手段21の一側には、水域の選択された
水深における水、例えば水面SH ないし水面SL に近く
て酸素の濃度が高い、いわゆる高酸素濃度の表層水を吸
込むことができるように、フロート24aを一体に有
し、同フロート24aに働く浮力の作用により水位の変
化に伴い1対のガイドレール25bに沿って上下動をす
るゲート24と、同ゲート24に形成された吸込口24
bの上下方向の移動範囲にわたって上下方向に形成さ
れ、ゲート24の吸込口24bから吸込まれた水を吸込
管25へと案内する水路25aを有する吸込管25が、
水上構造体29により支持されている。
【0024】他方、水上構造体29の水加速手段取付け
用空所20内の水加速手段21の他側には、吸込管25
を通して吸込んだ水を、吸込管25が吸込んだ水の水深
をも含め、水域の選択された水深の水中において吐出す
ることができるように、例えば吐出口26aを有する吐
出管27a、吐出口26bを有する吐出管27b、ある
いは吐出口26cを有する吐出管27cが、それぞれ選
択的に支持される。
【0025】吸込管25と水加速手段21とは開閉弁2
8aを介して相互に接続されており、開閉弁28aを開
閉操作することにより、必要に応じて吸込管25を遮断
して吸込管25内への水の流入を止めることができる。
吐出管27a、吐出管27bあるいは吐出管27cは、
開閉弁8bを介して水加速手段21に接続される。
【0026】吐出管27aは、両端部間の中間部から下
方へ向けて延び、この吐出管27aの吐出口26aに
は、吐出流を水平方向に変向させるための吐出流変向手
段31が取付けられている。
【0027】吐出管27bは、両端部間の中間部から下
方へ向けて延び、この吐出管27bの吐出口26bに近
い部分で水平方向に向きを変えられている。
【0028】吐出管27cは、水上構造体29により概
ね水平方向に向けて支持されており、吸込管25を通し
て水加速手段21により吸込まれた水を、水深をさほど
変えないで吸込口24の向きとは異なった向きに吐出す
ることができる。
【0029】吐出管27a、吐出管27bあるいは吐出
管27cは、吐出管としてのいくつかの例として例示し
たもので、このような種々の吐出管を用意しておくこと
により、水域の状況に応じてそれら吐出管のうちの最適
な吐出管を選択して、水加速手段21に開閉弁28bを
介して接続することができる。
【0030】吐出管の別の形態として、吐出管27a、
吐出管27bあるいは吐出管27c等のいくつかの種類
の吐出管を、それぞれ開閉弁を介して1本の接続管に接
続してマニホルドとし、同接続管を水加速手段21に接
続するようにすることもできる。この場合には、水域の
状況に応じてそれら吐出管のうちの最適な吐出管の開閉
弁を選択的に操作することにより、最適な吐出管を、簡
便に水加速手段21に連通させることができる。
【0031】図1(1)および図1(2)に示した本発
明の水流発生装置、図2(1)および図2(2)に示し
た別の本発明の水流発生装置は、それぞれ以下の利点を
有している。水加速手段1、21を構成するプロペラあ
るいはポンプ羽根3bを回転させるための動力として、
自然風により回転される水平軸型風車2、22の回転動
力が利用されるので、他に特別な動力設備を必要としな
い。
【0032】吸込管5、25の吸込部を水上構造体9、
29の側面に取付ることにより、常時、定常的に、安定
して高酸素濃度の表層水を吸込むことができる。また、
吸込管5、25の吸込口4、24bを、浮体あるいはフ
ロートの浮力作用により、水面の変動に追従して所望の
水深位置に保持するようにしたので、常時、定常的に、
安定して確実に高酸素濃度の表層水を吸込むことができ
る。
【0033】水加速手段1、21を吸込管5、25の吸
込口4、24bと同一レベル又はそれ以下に取付けるこ
とができ、そのようにした場合には吐出口6a、6b,
6c、26a、26b、26cから吐出する水により水
流を効率良く発生させることが出来る。吐出管7a、7
b,7c、27a、27b、27cの配管要領を選択的
に変えることによって、吐出口6a、6b,6c、26
a、26b、26cの高さ、方向等を任意に選定するこ
とができる。
【0034】吐出管7bのように、吐出管の少なくとも
1部にフレキシブルホースを採用することができ、そう
した場合には、水面の変動により水上構造体9としての
浮体が上下移動をしたり、あるいは動揺をしたりして
も、フレキシブルホースの柔軟な追従作用により、浮体
の上下移動や動揺を吸収することができる。
【0035】水加速手段1、21が、水上構造体9、2
9の空所10、20に配設されているので、水加速手段
1、21へのアクセスが容易で、水加速手段1、21の
点検、整備を容易に、かつ安全に行なうことができる。
水加速手段1、21と吸込管5、25および吐出管7
a、7b,7c、27a、27b、27cを逆に接続す
ることもでき、そうすることによって水流を逆にするこ
ともできる。
【0036】浮体等の水上構造体9、29は、必要に応
じて浮き消波堤としたり、周囲に擬岩を配し、デッキ上
に土を盛り樹木、草木植物を直載して、環境保全施設と
することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明の水流発生装置によれば、水域の
水面上において風車を回転自在に支持するとともに同風
車の回転動力を取出して伝動する伝動機構を支持する水
上構造体と、上記水域の選択された水深における水を吸
込むことができるように同水上構造体により支持された
吸込管と、同吸込管を通して吸込んだ水を、所望の水深
の水中において吐出することができるように上記水上構
造体により支持された吐出管と、上記吸込管と上記吐出
管との間に介装され、上記風車の回転動力により駆動さ
れることによって、上記吸込管および上記吐出管のうち
の一方の側から他方の側へと水を加速する水加速手段と
を備えているので、水加速手段を駆動するための動力
が、自然風により回転される風車の回転動力であり、他
に特別な動力設備は必要でなく、また水域における例え
ば高酸素濃度の表層水等の所望の水深の水の吸込みを定
常的に安定して行なわせることができ、さらに吸込管が
選択された水深における水を吸込むことができるように
水上構造体により支持されていることにより、水位が変
動しても変動する水位に対応して、常に所望の水深の水
を吸込むことができ、また吐出管が水域の選択された水
深の水中において水を吐出することができるように水上
構造体により支持されていることにより、水流が停滞し
ている任意の水深の水中に向けて水を吐出して周囲の水
に流れを生じさせ生じた流れを促進することができると
ともに、同時に吸込管を通して吸込んだ例えば高酸素濃
度の表層水を停滞して酸素が不足している水中に供給す
ることができ、さらに必要に応じて簡易に水流の方向を
逆向きに変更することもでき、しかも装置内の水加速手
段へのアクセスが容易で、水加速手段の点検、整備を容
易に行なうことができる(請求項1)。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)図は本発明の1実施の形態に係る水流発
生装置の要部縦断側面図であり、(2)図は図1(1)
の水流発生装置の要部拡大縦断面図である。
【図2】(1)図は本発明の他の実施の形態に係る水流
発生装置の要部縦断側面図であり、(2)図は図2
(1)の水流発生装置の要部拡大斜視図である。
【図3】従来の水流発生装置の要部断面側面図である。
【図4】従来の他の水流発生装置の要部断面側面図であ
る。
【符号の説明】
01 水流発生装置 02 整流外筒 03 駆動水ポンプ 04 駆動水供給ホース 05 定置手段 021 水面撹拌機 022 垂直軸型風車 023 垂直軸筒 024 浮体 1 水加速手段 2 水平軸型風車 2a 伝動軸筒 2b 旋回支持部 3 伝動軸 3a プロペラ軸あるいは羽根軸 3b プロペラあるいはポンプ羽根 4 吸込口 5 吸込管 6a,6b,6c 吐出口 7a,7b,7c 吐出管 8a,8b 開閉弁 9 水上構造体としての浮体 10 水流発生部取付用空所 11 係留手段 12 吐出流変向手段 13 吐出口部支持手段 21 水流発生部 22 水平軸型風車 22a 伝動軸筒 22b 旋回装置 23 伝動機構 24 ゲート 24a フロート 24b 吸込口 25 吸込管 25a 水路 25b ガイドレール 26a,26b,26c 吐出口 27a,27b,27c 吐出管 28 開閉弁 29 水上構造体としてのプラットフォーム 30 支脚 31 吐出流変向手段 G 水底 S 水面 SH 高水位水面 SL 低水位水面 W 自然風

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水域の水面上において風車を回転自在に
    支持するとともに同風車の回転動力を取出して伝動する
    伝動機構を支持する水上構造体と、上記水域の選択され
    た水深における水を吸込むことができるように同水上構
    造体により支持された吸込管と、同吸込管を通して吸込
    んだ水を、所望の水深の水中において吐出することがで
    きるように上記水上構造体により支持された吐出管と、
    上記吸込管と上記吐出管との間に介装され、上記風車の
    回転動力により駆動されることによって、上記吸込管お
    よび上記吐出管のうちの選択された一方の側から他方の
    側へと水を加速する水加速手段とを備えたことを特徴と
    する、水流発生装置。
JP9203768A 1997-07-14 1997-07-14 水流発生装置 Withdrawn JPH1128495A (ja)

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