JP2007181753A - 曝気装置 - Google Patents
曝気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007181753A JP2007181753A JP2006000131A JP2006000131A JP2007181753A JP 2007181753 A JP2007181753 A JP 2007181753A JP 2006000131 A JP2006000131 A JP 2006000131A JP 2006000131 A JP2006000131 A JP 2006000131A JP 2007181753 A JP2007181753 A JP 2007181753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- aeration
- windmill
- air
- aeration apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
【課題】 従来の曝気装置は、複雑な構成で高価な割には効率が悪く、また、稼働時間に制限が必要であった。
【解決手段】 曝気装置1aは、支持台2の上に、風車3aが載置されて構成されている。支持台2は、曝気対象水域の水面よりも上に位置するように、湖沼に設置されている。ウォーターポンプWは、風車3aの回転軸7に生じる回転力によって駆動され、パイプ41の先端から水を吸い込み、吸い込んだ水を加圧してパイプ42の先端の気泡発生器6の噴射口63から噴射する。この際に空気吸入口62の形成部分の気体室64内に生じる背圧によって空気吸入パイプ5から外部の空気が気体室64内に吸入され、気体室64内に噴射された水と混ざり合って吐出口61から吐出され、曝気対象水域の水中に空気の泡が水流により拡散されながら放出される。
【選択図】 図9
【解決手段】 曝気装置1aは、支持台2の上に、風車3aが載置されて構成されている。支持台2は、曝気対象水域の水面よりも上に位置するように、湖沼に設置されている。ウォーターポンプWは、風車3aの回転軸7に生じる回転力によって駆動され、パイプ41の先端から水を吸い込み、吸い込んだ水を加圧してパイプ42の先端の気泡発生器6の噴射口63から噴射する。この際に空気吸入口62の形成部分の気体室64内に生じる背圧によって空気吸入パイプ5から外部の空気が気体室64内に吸入され、気体室64内に噴射された水と混ざり合って吐出口61から吐出され、曝気対象水域の水中に空気の泡が水流により拡散されながら放出される。
【選択図】 図9
Description
本発明は、湖沼や河川および海などにおける曝気対象水域の水の中に空気の泡を送り込んで、溶存酸素の量を増加することで、水質の浄化を図る曝気装置に関するものである。
従来、このような曝気装置としては、図1,図2に示すように、支持板21が複数の脚部22によって立設されている支持台2の上に載置されて、曝気対象水域の水面上に設置される曝気装置11a,11bや、図3,図4に示すように、曝気対象水域に近接した陸地に設置される曝気装置11c,11dがある。また、図5,図6に示すように、曝気対象水域の水面上に浮遊する支持板21と水中に沈められたアンカー23とをワイヤー24で繋げて支持台2が構成され、この支持台2上に載置されて曝気対象水域の水面に浮かされて設置される曝気装置11e,11fがある。なお、これら各図において同一または相当する部分には同一符号を付して説明する。いずれの曝気装置11a〜11fでも、そのエネルギー源を自然エネルギーである風力エネルギーとしている。図1,図3,図5に示す曝気装置11a,11c,11eでは、ダリウス型風車やサボニウス型風車に代表される垂直軸型風車3aの回転力を伝達する回転軸7に、必要に応じて歯車の組合せなどで構成される加減速装置を介して発電機Gが接続され、また、図2,図4,図6に示す曝気装置11b,11d,11fでは、プロペラ型風車に代表される水平軸型風車3bの回転軸7に、必要に応じて歯車の組合せなどで構成される加減速装置を介して発電機Gが接続されて、風力発電装置が構成されている。風力発電装置は、風力エネルギーを一旦電力エネルギーに変換する。
いずれの曝気装置11a〜11fにおいても、風力発電装置により発電された電力エネルギーは、電源装置Vにより、必要に応じて鉛蓄電池などの蓄電器Eなどに保存され、電動機Mに供給される。電動機Mは、この電力エネルギーの供給を受けてコンプレッサ(エアポンプ)Cを駆動させ、パイプ42などに加圧空気を送出する。パイプ42には、細孔が多数形成されたエアストーンなどの発泡体Dが接続されている。発泡体Dは、曝気対象水域の水中に設置されており、コンプレッサCから送出されてくる加圧空気により水中に空気の泡を放出する。
また、従来、特許文献1に開示される微細気泡発生器を用いて、風力エネルギーを用いずに電力エネルギーを使って水質の浄化を図る図7に示す曝気装置11gもある。この曝気装置11gでは、電力エネルギーを使った電動機Mによる駆動力でウォーターポンプWが駆動され、パイプ41によって水がウォーターポンプWに吸い込まれ、吸い込まれた水はウォーターポンプWによって加圧されてパイプ42に送出される。パイプ42には、曝気対象水域の水中に設置された微細気泡発生器6が接続されている。微細気泡発生器6は、図8に拡大して示すように、パイプ42から送られてくる加圧水を噴射させる噴射ノズル63を気体室64の内部に有している。噴射ノズル63から加圧水が噴射される気体室64の部分に、機械的に背圧部を作り、気体室64の空気吸入口62にパイプなどからなる気体導入管5で空気を呼び込み、噴射ノズル63から噴射される水に空気を混ぜて気体室64の吐出口61から吐出させることで、曝気対象水域の水中に空気の泡が放出させられる。
特開2001−252546号公報(段落[0011]〜[0020])
しかしながら、上記従来の風車3a,3bを用いた曝気装置11a〜11fは、風車3a,3bの他に、発電機G,蓄電池E,電源装置V,電動機M,コンプレッサCまたはウォーターポンプW,およびこれらの制御装置などを備える複雑な構成になっている。このため、上記従来の曝気装置11a〜11fでは、風車3a,3bの効率,発電機Gの効率,蓄電器Eの効率,およびコンプレッサCまたはウォーターポンプWの効率の乗算値で風力エネルギーの利用効率が落ちてしまい、風力エネルギーを小さな効率でしか有効利用できなくなっている。
さらに、風力は時々刻々変化するため、曝気装置11a〜11fにおける風力発電装置は風の強さにより発電電力量が時々刻々変化して大きく変動してしまう。一方、曝気装置11a〜11fのコンプレッサCを駆動すためには、電動機Mに安定した電圧および十分な電流容量の電源供給が行われる必要がある。従って、風車3a,3bを用いた上記従来の曝気装置11a〜11fでは、強い風が吹いて十分に発電が行われているときの電力を鉛蓄電池などに代表される蓄電池Eに一旦保存するとか、あるいは、電動機Mに対して数倍の発電容量を持つ風力発電装置を設置するとか、電源容量が十分な状態のときにのみ電動機Mを駆動するための間欠運転制御を行うことなどが必要になる。しかし、風が吹かないときに蓄電池Eに充電した電力を使用したり、電動機Mを間欠運転制御したりして曝気を行うにしても、ソーラー発電による補助電源の設置といった、間欠時間での曝気対策が必要であった。この結果、上記従来の曝気装置11a〜11fは、複雑な構成で高価な割には曝気効率が悪く、また、稼働時間に制限が必要なものとなっていた。
また、特許文献1に開示される上記従来の曝気装置11gは、間欠時間での曝気対策といったものは必要とされず、稼働時間に制限はないが、電動機Mを駆動するための電源装置を確保する必要があり、そのためにガソリンを用いる発電機を準備したり、あるいは湖沼などまで電力配電線を敷設したりする必要があり、簡便に曝気することができなかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、風の力を受けて回転軸が回転駆動される風車と、この風車の回転軸に生じる回転力によって駆動されるウォーターポンプと、このウォーターポンプによって加圧されて送られて来る水を噴射させる噴射口を気体室内に備え、この噴射口から水が噴射される際に気体室内に生じる背圧によって空気吸入口から気体室内に空気を吸入し、この空気を噴射口から噴射される水と共に気体室の壁面に形成された吐出口から吐出する、曝気対象水域の水中に設置される気泡発生器とから、曝気装置を構成した。
この構成によれば、風車の回転軸に生じる回転力によってウォーターポンプが直接駆動され、ウォーターポンプによって送られて来る加圧水が噴射口から噴射される際に気体室内に生じる背圧により、空気吸入口から空気が気体室内に吸入され、この空気が混ぜ込まれた水が吐出口から曝気対象水域の水中に吐出される。このため、風力エネルギーを電力エネルギーに変換するのに必要とされる発電機,蓄電器,電源装置,およびこれらの制御装置などを持つことなく曝気装置が構成されるため、曝気装置をきわめて簡素な構成にして、安価にすることができる。また、風車により生じる回転力を直接ウォーターポンプに伝達してウォーターポンプが直接駆動されるので、エネルギーの損失要素を最小に抑えることが出来、従来の風力発電による曝気装置でのエネルギー利用効率よりも高いエネルギー利用効率を得ることが出来る。なお、風の強さに応じて吐出口から吐出される空気量が変動して曝気量も変動してしまうが、ある程度長い期間の累積で見れば、曝気対象水域の水中に送り込まれる空気の量は平均化されるので、溶存酸素の量を増やして水質の浄化を行うという目的は十分に達成することができる。
また、本発明は、風の力を受けて回転軸が回転駆動される風車と、この風車の回転軸に生じる回転力によって駆動される空気中に設置されるコンプレッサと、このコンプレッサによって圧縮された空気を細孔から吐出させる、曝気対象水域の水中に設置される発泡体とから、曝気装置を構成した。
この構成によれば、風車の回転軸に生じる回転力によってコンプレッサが直接駆動され、コンプレッサによって送られてくる圧縮空気が曝気対象水域の水中に設置された発泡体の細孔から吐出させられて、水中に混ぜ込まれる。このため、この構成によっても、風力エネルギーを電力エネルギーに変換するのに必要とされる発電機,蓄電器,電源装置,およびこれらの制御装置などを持つことなく曝気装置が構成されるため、曝気装置をきわめて簡素な構成にして、安価にすることができる。また、風車により生じる回転力を直接コンプレッサに伝達してコンプレッサが直接駆動されるので、この構成によっても、エネルギーの損失要素を最小に抑えることが出来、従来の風力発電による曝気装置でのエネルギー利用効率よりも高いエネルギー利用効率を得ることが出来る。
また、本発明は、風車が台の上に載置されて曝気対象水域の水面上に設置され、ウォーターポンプが曝気対象水域の水中に設置されることを特徴とする。また、風車およびコンプレッサが台の上に載置されて曝気対象水域の水面上に設置されることを特徴とする。
この構成によれば、曝気対象水域の水面上に曝気装置が設置されるので、曝気対象水域の近傍に陸地がない所にも、曝気装置を設置することが出来る。
また、本発明は、風車およびウォーターポンプが曝気対象水域に近接した陸地に設置されることを特徴とする。また、風車およびコンプレッサが曝気対象水域に近接した陸地に設置されることを特徴とする。
この構成によれば、曝気対象水域に近接した陸地に風車およびウォーターポンプまたはコンプレッサを設置するので、風車およびウォーターポンプまたはコンプレッサの設置作業や部品の交換作業を容易にすることが出来る。
また、本発明は、台が曝気対象水域の水面に浮かされて設置されることを特徴とする。
この構成によれば、台が水面に浮かされて設置されるので、水中の地形や水深に関わらず、曝気装置を容易に設置することが出来る。
また、本発明は、発泡体が、曝気対象水域の水深に応じて複数個設けられ、その大きさが水深に応じて設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、各発泡体の大きさが水深に応じて設定されているので、水深の浅い発泡体よりも水深の深い発泡体を大きくすることにより、弱い風の時には、コンプレッサによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が小さいので、圧縮空気は深い水深の発泡体まで到達せず、水深の浅い発泡体から空気の泡が放出される。一方、風が強くなれば、コンプレッサによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が大きくなるので、圧縮空気は、途中の浅い水深の小さな発泡体から放出されるのが抑制され、深い水深の発泡体まで送出圧力を保ちつつ到達し、深い水深の発泡体から多くの空気の泡が放出される。このため、風の強さに応じてより深い水深の発泡体から多くの空気の泡が放出されるので、曝気対象水域の水中により広範囲に空気の泡を及ぼすことが可能となり、風の強さに応じて効率的に曝気が行えるようになる。
また、本発明は、発泡体が、曝気対象水域の水深に応じて複数個設けられ、その水深に応じた絞り量のオリフィスを介してコンプレッサから圧縮空気が供給されることを特徴とする。
この構成によれば、発泡体が設けられた水深に応じた絞り量のオリフィスを介してコンプレッサから圧縮空気が発泡体に供給されるので、水深の深い発泡体よりも水深の浅い発泡体に対して、より大きな絞り量のオリフィスを介して圧縮空気が供給されることにより、弱い風の時には、コンプレッサによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が小さいので、圧縮空気は深い水深の発泡体まで到達せず、水深の浅い発泡体から空気の泡が放出される。一方、風が強くなれば、コンプレッサによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が大きくなるので、圧縮空気は、途中の浅い水深の発泡体に接続されたオリフィスによって途中の浅い水深で放出されるのが抑制され、深い水深の発泡体まで送出圧力を保ちつつ到達し、深い水深の発泡体から多くの泡が放出される。このため、この構成によっても、風の強さに応じてより深い水深の発泡体から多くの空気の泡が放出されるので、曝気対象水域の水中により広範囲に空気の泡を及ぼすことが可能となり、風の強さに応じて効率的に曝気が行えるようになる。
このような本発明によれば、上記のように、曝気装置をきわめて簡素な構成にして、安価にすることができる。また、従来の風力発電による曝気装置でのエネルギー利用効率よりも高いエネルギー利用効率を得ることが出来る。
次に、本発明の第1実施形態による曝気装置1aについて説明する。
図9は本発明の第1実施形態による曝気装置1aの構成の概略を説明する図である。
曝気装置1aは、平板状の支持板21が複数の脚部22で支持れている支持台2の上に、風車3aが載置されて構成されている。風車3aは、ダリウス型風車であり、縄跳びの縄の曲線の形状を有する複数の羽根で風を受けて、回転軸7が回転駆動される。支持台2は、曝気対象水域である湖沼の底の地面に脚部22が埋め込まれて、曝気対象水域の水面よりも上に支持台2が位置するように、湖沼に設置されている。風車3aは、回転軸7が支持台2の支持板21に対して垂直に配置され、支持板21に回転自在に取り付けられている。回転軸7は、支持板21の下方にまで延びて、その先端部が水中に設置されたウォーターポンプW内に侵入して、ウォーターポンプWの駆動機構に接続されている。ウォーターポンプWは、風車3aの回転軸7に生じる回転力によって駆動され、水中に延びるパイプ41の先端から水を吸い込み、吸い込んだ水を加圧してパイプ42の先端の気泡発生器6の気体室64内に設けられた噴射口63から噴射する。気泡発生器6は、前述した図8に示される構成をしている。つまり、気体室64の上部壁面には、空気吸入用パイプ5が接続されて空気吸入口62が形成されており、また、気体室64の噴射口63に対向する壁面には、水中内に開口する吐出口61が設けられている。空気吸入用パイプ5は、その先端が水上に開口している。噴射口63から気体室64内に水が噴射されると空気吸入口62の形成部分の気体室64内に背圧が生じ、この背圧によって空気吸入パイプ5から外部の空気が空気吸入口62を介して気体室64内に吸入される。気体室64内に噴射された水と気体室64内に吸入された空気とは、気体室64内で混ざり合って吐出口61から吐出され、曝気対象水域の水中に空気の泡が水流により拡散されながら放出される。
浅い水深の湖沼は、人間の生活活動によって排出される有機物質などによって汚染され、浄化しがたい状態になっている場所もある。こうした場所に本実施形態による曝気装置1aを設置し、気泡発生器6の吐出口61から水中に細かい泡を送り込むことで、水の中の溶存酸素を増加せしめ、水中の好気性細菌による有機物質の分解を促進することによって水質の浄化を行うことができる。
本実施形態によるこのような曝気装置1aによれば、上記のように、風車3aの回転軸7に生じる回転力によってウォーターポンプWが直接駆動され、ウォーターポンプWによって送られてくる加圧水が噴射口63から噴射される際に気体室64内に生じる背圧により、空気吸入口62から空気が気体室64内に吸入され、この空気が混ぜ込まれた水が、吐出口61から曝気対象水域の水中に吐出される。このため、風力エネルギーを電力エネルギーに変換するのに必要とされる、図1〜図6に示される従来の発電機G,蓄電器E,電源装置V,およびこれらの制御装置などを持つことなく曝気装置1aが構成されるため、曝気装置1aをきわめて簡素な構成にして、安価にすることができる。また、風車3aにより生じる回転力を直接ウォーターポンプWに伝達してウォーターポンプWが直接駆動されるので、エネルギーの損失要素を最小に抑えることが出来、従来の風力発電による曝気装置11a〜11fでのエネルギー利用効率よりも高いエネルギー利用効率を得ることが出来る。また、本実施形態では、曝気対象水域の水面上に曝気装置1aが設置されるので、曝気対象水域の近傍に陸地がない所にも、曝気装置1aを設置することが出来る。
なお、風の強さに応じて噴射口63から噴射される水量が変動し、吐出口61から吐出される空気量が変動して曝気量も変動してしまうが、ある程度長い期間の累積で見れば、曝気対象水域の水中に送り込まれる空気の量は平均化されるので、溶存酸素の量を増やして水質の浄化を行うという目的は十分に達成することができる。つまり、曝気装置は何も24時間定常的に稼働されなくてもその効果を得ることが出来、本実施形態の曝気装置1aが風任せの稼働であっても、風車3aの総出力量から送り出される空気の総量で、浄化の効率は劣るとしても、水質浄化の効果を期待できる。すなわち、本実施形態の曝気装置1aは、風が吹きさえすれば曝気が出来、電力を使用しないので炭酸ガスを増やして地球温暖化を助長することもなく、構造が簡単なためメンテナンスに要する時間や費用も小さく、さらには風車3aの持つ環境に優しいイメージのモニュメントとしての価値をも生み出しながら、水質の浄化を実現することが出来る。
また、上記第1実施形態の説明では、風車としてダリウス型風車3aを用いた場合について説明したが、風車の種類は任意であり、図10に示すように、プロペラ型の風車3bを用いる曝気装置1bのような構成としてもよい。なお、同図において図9と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この曝気装置1bは、図9に示す曝気装置1aと比較すると、風車3bを除いて同一の構成を有している。プロペラ型の風車3bは、複数の羽根で風を受けて回転軸7を中心に回転する。風車3bの回転軸7は、羽根の付け根から支持板21に対して水平に延びた後、笠歯歯車8を介してほぼ垂直に下方に延びて、ウォーターポンプWを直接駆動する。このような構成によっても、図9に示す上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることが出来る。また、図9および図10に示す曝気装置1a,1bでは、回転軸7で風車3aの回転をそのままウォーターポンプWに伝達した場合について説明したが、回転軸7に加減速装置を設け、風車3aの回転を加速または減速してウォーターポンプWに伝えるように構成してもよい。
次に、本発明の第2実施形態による曝気装置1cについて説明する。
図11は本発明の第2実施形態による曝気装置1cの構成の概略を説明する図である。なお、同図において図9と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
曝気装置1cは、第1実施形態の曝気装置1aと同様に風車3aが支持台2に載置されて構成されており、曝気装置1aと同じように曝気対象水域である湖沼に設置されている。しかし、支持台2の支持板21にはコンプレッサCが載置されており、回転軸7の先端はコンプレッサC内に侵入して、コンプレッサCの駆動機構に接続されている。回転軸7には加減速装置Pが設けられており、風車3aの回転は加速または減速されてコンプレッサCに伝えられる。コンプレッサCは、回転軸7によって伝えられる風車3aの回転力により駆動され、圧縮空気をパイプ43内に送り込む。パイプ43の先端にはエアーストーンといった発泡体Dが取り付けられて曝気対象水域の水中に沈められており、発泡体Dに多数設けられた細孔から水中に空気を吐出させる。
本実施形態による曝気装置1cによれば、このように、風車3aの回転軸7に生じる回転力によってコンプレッサCが直接駆動され、コンプレッサCによって送られてくる圧縮空気が曝気対象水域の水中に設置された発泡体Dの細孔から吐出させられて、水中に混ぜ込まれる。このため、風力エネルギーを電力エネルギーに変換するのに必要とされる従来の発電機G,蓄電器E,電源装置V,およびこれらの制御装置などを持つことなく曝気装置1cが構成されるため、曝気装置1cをきわめて簡素な構成にして、安価にすることができる。また、風車3aにより生じる回転力を直接コンプレッサCに伝達してコンプレッサCが直接駆動されるので、エネルギーの損失要素を最小に抑えることが出来、従来の風力発電による曝気装置11a〜11fでのエネルギー利用効率よりも高いエネルギー利用効率を得ることが出来る。また、曝気対象水域の水面上に曝気装置1cが設置されるので、曝気対象水域の近傍に陸地がない所にも、曝気装置1cを設置することが出来る。
また、上記第2実施形態の説明では、風車としてダリウス型風車3aを用いた場合について説明したが、風車の種類は任意であり、図12に示すように、プロペラ型の風車3bを用いる曝気装置1dのような構成としてもよい。なお、同図において図11と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この曝気装置1dは、図11に示す曝気装置1cと比較すると、風車3bを除いて同一の構成を有している。プロペラ型の風車3bは、複数の羽根で風を受けて回転軸7を中心に回転する。風車3bの回転軸7は、羽根の付け根から支持板21に対して水平に延びた後、笠歯歯車8を介してほぼ垂直に下方に延びて、コンプレッサCを直接駆動する。このような構成によっても、図11に示す上記第2実施形態と同様の作用効果を得ることが出来る。また、図11および図12に示す曝気装置1a,1bでは、風車3aの回転を加減速装置Pを介してウォーターポンプWに伝達した場合について説明したが、回転軸7に加減速装置Pを設けずに、風車3aの回転を直接ウォーターポンプWに伝えるように構成してもよい。
次に、本発明の第3実施形態による曝気装置1eについて説明する。
図13は本発明の第3実施形態による曝気装置1eの構成の概略を説明する図である。なお、同図において図9と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
曝気装置1eは、第1実施形態の曝気装置1aと同様に風車3aが支持台2に載置されて構成されている。しかし、支持台2は、曝気対象水域である湖沼に近接した陸地の地面に脚部22が埋め込まれて、地面に支持台2が位置するように、曝気対象水域に近接した陸地に設置されている。また、ウォーターポンプWは支持板21の下方の地面に載置されており、回転軸7の先端は支持板21の下まで延びてウォーターポンプW内に侵入している。また、回転軸7には加減速装置Pが設けられており、風車3aの回転は加速または減速されてウォーターポンプWに伝えられる。パイプ42の先端は前述した気泡発生器6に接続されており、噴射口63から気体室64内にウォーターポンプWによって水が噴射されると気体室64内に背圧が生じ、この背圧によって気体室64内に吸入された空気が噴射口63から噴射された水と混ざり合って吐出口61から吐出され、曝気対象水域の水中に空気の泡が放出される。
本実施形態によるこのような曝気装置1eによっても、上記第1実施形態の曝気装置1aと同様の効果を得ることが出来る。しかも、湖沼に近接した陸地に風車3aおよびウォーターポンプWが設置されているので、風車3aおよびウォーターポンプWの設置作業や部品の交換作業を容易にすることが出来る。
また、上記第3実施形態の説明では、風車としてダリウス型風車3aを用いた場合について説明したが、風車の種類は任意であり、図14に示すように、プロペラ型の風車3bを用いる構成としてもよい。なお、同図において図13と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この曝気装置1fは、図13に示す曝気装置1eと比較すると、風車3bを除いて同一の構成を有している。プロペラ型の風車3bは、複数の羽根で風を受けて回転軸7を中心に回転する。風車3bの回転軸7は、羽根の付け根から支持板21に対して水平に延びた後、笠歯歯車8を介してほぼ垂直に下方に延びて、ウォーターポンプWを直接駆動する。このような構成によっても、図13に示す上記第3実施形態と同様の作用効果を得ることが出来る。
次に、本発明の第4実施形態による曝気装置1gについて説明する。
図15は本発明の第4実施形態による曝気装置1gの構成の概略を説明する図である。
なお、同図において図11と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
曝気装置1gは、第2実施形態の曝気装置1cと同様に風車3aが支持台2に載置されている。しかし、支持台2は、曝気対象水域である湖沼に近接した陸地の地面に脚部22が埋め込まれて、地面に支持台2が位置するように、曝気対象水域に近接した陸地に設置されている。また、コンプレッサCは支持板21の下方の地面に載置されており、回転軸7の先端は支持板21の下まで延びてコンプレッサC内に侵入して、コンプレッサCの駆動機構に接続されている。回転軸7には加減速装置Pが設けられており、風車3aの回転は加速または減速されてコンプレッサCに伝えられる。コンプレッサCは、回転軸7によって伝えられる風車3aの回転力により駆動され、圧縮空気をパイプ43内に送り込みむ。パイプ43の先端にはエアーストーンといった発泡体Dが取り付けられて曝気対象水域の水中に沈められており、発泡体Dに多数設けられた細孔から水中に空気を吐出させる。
本実施形態によるこのような曝気装置1gによっても、上記第2実施形態の曝気装置1cと同様の効果を得ることが出来る。しかも、湖沼に近接した陸地に風車3aおよびコンプレッサCが設置されているので、風車3aおよびコンプレッサCの設置作業や部品の交換作業を容易にすることが出来る。
また、上記第4実施形態の説明では、風車としてダリウス型風車3aを用いた場合について説明したが、風車の種類は任意であり、図16に示すように、プロペラ型の風車3bを用いる曝気装置1hのような構成としてもよい。なお、同図において図15と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この曝気装置1hは、図15に示す曝気装置1gと比較すると、風車3bを除いて同一の構成を有している。プロペラ型の風車3bは、複数の羽根で風を受けて回転軸7を中心に回転する。風車3bの回転軸7は、羽根の付け根から支持板21に対して水平に延びた後、笠歯歯車8を介してほぼ垂直に下方に延びて、ウォーターポンプWを直接駆動する。このような構成によっても、図15に示す上記第4実施形態と同様の作用効果を得ることが出来る。
次に、本発明の第5実施形態による曝気装置1iについて説明する。
図17は本発明の第5実施形態による曝気装置1iの構成の概略を説明する図である。
なお、同図において図11と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
曝気装置1iは、第2実施形態の曝気装置1cと同様に風車3aが支持台2に載置されている。しかし、支持台2は、曝気対象水域の水面に支持板21を浮かせ、この支持板21と水中に沈めたアンカー23とをワイヤー24で繋いで構成されている。コンプレッサCは、回転軸7によって伝えられる風車3aの回転力により駆動され、圧縮空気をパイプ43内に送り込む。パイプ43の先端にはエアーストーンといった発泡体Dが取り付けられて曝気対象水域の水中に沈められており、発泡体Dに多数設けられた細孔から水中に空気を吐出させる。
本実施形態によるこのような曝気装置1iによっても、上記第2実施形態の曝気装置1cと同様の効果を得ることが出来る。しかも、湖沼の水面に支持板21が浮かせられているので、湖沼の底の地面に脚部22を埋め込む必要がなく、水中の地形や水深に関わらず、曝気装置1iを容易に設置することが出来る。
また、上記第5実施形態の説明では、風車としてダリウス型風車3aを用いた場合について説明したが、風車の種類は任意であり、図18に示すように、プロペラ型の風車3bを用いる曝気装置1jのような構成としてもよい。なお、同図において図17と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この曝気装置1jは、図17に示す曝気装置1iと比較すると、風車3bを除いて同一の構成を有している。プロペラ型の風車3bは、複数の羽根で風を受けて回転軸7を中心に回転する。風車3bの回転軸7は、羽根の付け根から支持板21に対して水平に延びた後、笠歯歯車8を介してほぼ垂直に下方に延びて、ウォーターポンプWを直接駆動する。このような構成によっても、図17に示す上記第5実施形態と同様の作用効果を得ることが出来る。
また、上記第1実施形態による曝気装置1a,1bについても、上記第5実施形態による曝気装置1iと同様に、曝気対象水域の水面に支持板21を浮かせ、この支持板21と水中に沈めたアンカー23とをワイヤー24で繋いで支持台2を構成することができる。このような構成によっても、上記第5実施形態の曝気装置1iと同様に、水中の地形や水深に関わらずに曝気装置1iを容易に設置することが出来るという効果を得ることが出来る。
上記第2、第4、および第5実施形態では、水中に空気や水を排出する発泡体Dを1個だけ備える場合について説明した。しかし、発泡体Dの数は任意であり、例えば、図19に示すように、複数の発泡体D1,D2,D3を備える構成としてもよい。
図19は、曝気装置1c,1d,1g,1h,1i,1jに設けられた複数の発泡体D1,D2,D3の位置関係を説明する図である。
空気が通るパイプ43は、曝気対象水域の湖沼の底に向けて延びている。パイプ43には曝気対象水域の水深に応じて複数(図では3個)の発泡体D1,D2,D3が設けられている。円柱状をした各発泡体D1,D2,D3の径は、水深の浅い発泡体D1よりも水深の深い発泡体D2、また、水深の浅い発泡体D2よりも水深の深い発泡体D3がそれぞれ大きく設定されている。
この構成によれば、弱い風の時には、コンプレッサCによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が小さいので、圧縮空気は深い水深の発泡体D3まで到達せず、水深の浅い発泡体D1から空気の泡が放出される。一方、風が強くなれば、コンプレッサCによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が大きくなるので、圧縮空気は、途中の浅い水深の小さな発泡体D1や発泡体D2から放出されるのが抑制され、深い水深の発泡体D3まで送出圧力を保ちつつ到達し、深い水深の発泡体D3から多くの空気の泡が放出される。このため、風の強さに応じてより深い水深の発泡体D2や発泡体D3から多くの空気の泡が放出されるので、曝気対象水域の水中により広範囲に空気の泡を及ぼすことが可能となり、風の強さに応じて効率的に曝気が行えるようになる。
また、図20に示すように、各発泡体D1,D2,D3を同じ大きさに設定し、発泡体D1,D2に対しては、その水深に応じた絞り量のオリフィス9a,9bを介してコンプレッサCから圧縮空気が供給される構成としてもよい。水深の浅い発泡体D1への空気の供給路に設けられた空気のオリフィス9aの絞り量は、水深の深い発泡体D2への空気の供給路に設けられたオリフィス9bの絞り量よりも大きくなっている。
この構成によれば、発泡体D1,D2が設けられた水深に応じた絞り量のオリフィス9a,9bを介してコンプレッサCから圧縮空気が発泡体D1,D2に供給されるので、弱い風の時には、コンプレッサCによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が小さいので、圧縮空気は深い水深の発泡体D3まで到達せず、水深の浅い発泡体D1や発泡体D2から空気の泡が放出される。一方、風が強くなれば、コンプレッサCによって送出される圧縮空気の送出量および送出圧力が大きくなるので、圧縮空気は、途中の浅い水深の発泡体D1,D2に接続されたオリフィス9a,9bによって途中の浅い水深で放出されるのが抑制され、深い水深の発泡体D3まで送出圧力を保ちつつ到達し、深い水深の発泡体D3から多くの泡が放出される。このため、この構成によっても、風の強さに応じてより深い水深の発泡体D3から多くの空気の泡が放出されるので、曝気対象水域の水中により広範囲に空気の泡を及ぼすことが可能となり、風の強さに応じて効率的に曝気が行えるようになる。
上記実施形態においては、本発明による曝気装置を湖沼で用いられる曝気装置に適用した場合について説明したが、湖沼以外の河川や海で用いられる他の曝気装置に本発明を適用することも可能である。このような曝気装置に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
1a〜1j…曝気装置
2…支持台
21…支持板
22…脚部
3a…ダリウス型風車
3b…プロペラ型風車
6…気体室
5,41,42,43…パイプ
61…吐出口
62…空気吸入口
63…噴射口
64…気体室
P…加減速装置
M…電動機
W…ウォーターポンプ
C…コンプレッサ
D…発泡体
2…支持台
21…支持板
22…脚部
3a…ダリウス型風車
3b…プロペラ型風車
6…気体室
5,41,42,43…パイプ
61…吐出口
62…空気吸入口
63…噴射口
64…気体室
P…加減速装置
M…電動機
W…ウォーターポンプ
C…コンプレッサ
D…発泡体
Claims (9)
- 風の力を受けて回転軸が回転駆動される風車と、
この風車の前記回転軸に生じる回転力によって駆動されるウォーターポンプと、
このウォーターポンプによって加圧されて送られて来る水を噴射させる噴射口を気体室内に備え、この噴射口から水が噴射される際に前記気体室内に生じる背圧によって空気吸入口から前記気体室内に空気を吸入し、この空気を前記噴射口から噴射される水と共に前記気体室の壁面に形成された吐出口から吐出する、曝気対象水域の水中に設置される気泡発生器と
から構成される曝気装置。 - 風の力を受けて回転軸が回転駆動される風車と、
この風車の前記回転軸に生じる回転力によって駆動される、空気中に設置されるコンプレッサと、
このコンプレッサによって圧縮された空気を細孔から吐出させる、曝気対象水域の水中に設置される発泡体と
から構成される曝気装置。 - 前記風車は台の上に載置されて曝気対象水域の水面上に設置され、前記ウォーターポンプは曝気対象水域の水中に設置されることを特徴とする請求項1に記載の曝気装置。
- 前記風車および前記ウォーターポンプは曝気対象水域に近接した陸地に設置されることを特徴とする請求項1に記載の曝気装置。
- 前記風車および前記コンプレッサは台の上に載置されて曝気対象水域の水面上に設置されることを特徴とする請求項2に記載の曝気装置。
- 前記風車および前記コンプレッサは曝気対象水域に近接した陸地に設置されることを特徴とする請求項2に記載の曝気装置。
- 前記台は曝気対象水域の水面に浮かされて設置されることを特徴とする請求項3または請求項5に記載の曝気装置。
- 前記発泡体は、曝気対象水域の水深に応じて複数個設けられ、その大きさは水深に応じて設定されていることを特徴とする請求項2または請求項5または請求項6に記載の曝気装置。
- 前記発泡体は、曝気対象水域の水深に応じて複数個設けられ、その水深に応じた絞り量のオリフィスを介して前記コンプレッサから圧縮空気が供給されることを特徴とする請求項2または請求項5または請求項6に記載の曝気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000131A JP2007181753A (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 曝気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000131A JP2007181753A (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 曝気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007181753A true JP2007181753A (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=38338263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000131A Pending JP2007181753A (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 曝気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007181753A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081481A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | メタウォーター株式会社 | 散気筒 |
CN104445601A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 成都绿源新创环保科技有限公司 | 一种污水处理风力曝气系统 |
JP2019010608A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 聡 安斎 | 超微細気泡発生装置 |
JP2019152117A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | オルガノ株式会社 | エネルギー供給システム |
KR102152359B1 (ko) * | 2019-03-26 | 2020-09-07 | 임상수 | 풍력 공기정화 장치 |
CN113800715A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-17 | 北京清河北苑水务有限公司 | 一种污水处理系统及处理方法 |
Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442842A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-05 | Sanwa Setsubi Kogyo Kk | Gas spraying device for purifying water |
JPS6079596A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Hitachi Ltd | ダイナミツク型ram |
JPS6174697A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-16 | Murai Yoshio | 風力噴水による湖水等の溜水浄化方法 |
JPH01253572A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-09 | Hideo Ogawa | 風力水中エアポンプ |
JPH0448920A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Inax Corp | エゼクタ及び浄化装置 |
JPH0713499A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Fujitsu Kiden Ltd | 表示素子 |
JPH07251196A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-10-03 | Pub Works Res Inst Ministry Of Constr | 多段式散気設備 |
JPH1128495A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水流発生装置 |
JP2001047084A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-20 | Junichiro Tamiya | 風力エアレーション装置 |
JP2001232387A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Ebara Corp | 水質浄化装置 |
JP2001252546A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-18 | Mori Kikai Seisakusho:Kk | 微細気泡発生器及び該微細気泡発生器を用いた微細気泡発生方法 |
JP2003126665A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-07 | Aura Tec:Kk | マイクロバブル発生装置 |
JP2003305494A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-28 | Kumamoto Technology & Industry Foundation | マイクロバブル製造装置 |
JP2004290893A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Chuden Gijutsu Consultant Kk | 底泥改善・浄化方法及び装置 |
JP2005040705A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Marsima Aqua System Corp | 浮子型散気装置 |
JP2005186051A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Kyoriz:Kk | 水浄化システム |
JP2005334869A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-12-08 | Japan Science & Technology Agency | マイクロバブル発生方法およびその装置 |
-
2006
- 2006-01-04 JP JP2006000131A patent/JP2007181753A/ja active Pending
Patent Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442842A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-05 | Sanwa Setsubi Kogyo Kk | Gas spraying device for purifying water |
JPS6079596A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Hitachi Ltd | ダイナミツク型ram |
JPS6174697A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-16 | Murai Yoshio | 風力噴水による湖水等の溜水浄化方法 |
JPH01253572A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-09 | Hideo Ogawa | 風力水中エアポンプ |
JPH0448920A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Inax Corp | エゼクタ及び浄化装置 |
JPH0713499A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Fujitsu Kiden Ltd | 表示素子 |
JPH07251196A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-10-03 | Pub Works Res Inst Ministry Of Constr | 多段式散気設備 |
JPH1128495A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水流発生装置 |
JP2001047084A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-20 | Junichiro Tamiya | 風力エアレーション装置 |
JP2001232387A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Ebara Corp | 水質浄化装置 |
JP2001252546A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-09-18 | Mori Kikai Seisakusho:Kk | 微細気泡発生器及び該微細気泡発生器を用いた微細気泡発生方法 |
JP2003126665A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-07 | Aura Tec:Kk | マイクロバブル発生装置 |
JP2003305494A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-28 | Kumamoto Technology & Industry Foundation | マイクロバブル製造装置 |
JP2004290893A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Chuden Gijutsu Consultant Kk | 底泥改善・浄化方法及び装置 |
JP2005040705A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Marsima Aqua System Corp | 浮子型散気装置 |
JP2005186051A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Kyoriz:Kk | 水浄化システム |
JP2005334869A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-12-08 | Japan Science & Technology Agency | マイクロバブル発生方法およびその装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081481A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | メタウォーター株式会社 | 散気筒 |
CN104445601A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 成都绿源新创环保科技有限公司 | 一种污水处理风力曝气系统 |
JP2019010608A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 聡 安斎 | 超微細気泡発生装置 |
JP2019152117A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | オルガノ株式会社 | エネルギー供給システム |
KR102152359B1 (ko) * | 2019-03-26 | 2020-09-07 | 임상수 | 풍력 공기정화 장치 |
CN113800715A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-17 | 北京清河北苑水务有限公司 | 一种污水处理系统及处理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007181753A (ja) | 曝気装置 | |
US8651766B2 (en) | Wind, solar and hybrid wind-solar water circulation and aeration methods and apparatus | |
ATE402338T1 (de) | Auftriebsenergiekraftanlage | |
KR20140102863A (ko) | 풍력폭기장치 | |
KR101219784B1 (ko) | 수질정화기능을 갖는 분수대 | |
JP6944286B2 (ja) | 超微細気泡発生装置 | |
JP3878831B2 (ja) | 水質浄化装置 | |
JP2020178682A (ja) | 酸素供給装置 | |
JP2014144451A (ja) | 水力発電装置を配設した曝気装置 | |
CN209152025U (zh) | 一种用于养鱼场的曝气装置 | |
US8946922B1 (en) | Reverse flow hydroelectric generator | |
KR20130058151A (ko) | 자연동력을 이용한 수질 개선장치 | |
JP2020065996A (ja) | 回転式水質浄化装置 | |
CN201442884U (zh) | 超旋磁充氧曝气机 | |
KR20100033993A (ko) | 풍력식 공기압축장치를 이용한 포기장치 | |
KR102274793B1 (ko) | 신재생에너지 발전기능을 구비한 수질정화장치 | |
JP2018079449A (ja) | 水質改良装置 | |
EP2267296A2 (en) | Electricity generating apparatus using bubble buoyancy | |
CN207891136U (zh) | 一种层流交换式微纳米增氧活水机 | |
KR20150003965A (ko) | 태양광 발전과 자립식 수면 교반장치를 이용한 용승류 발생장치 | |
JP4153758B2 (ja) | 移動式水質浄化装置 | |
WO1998001676A1 (fr) | Dispositif a emulsion servant a purifier de l'eau et a generer de l'energie | |
JP2012189071A (ja) | 海水圧高圧噴出発電装置 | |
CN109133238B (zh) | 一种便于增加工作效率且能自发电的生活污水用曝气机 | |
KR20100118549A (ko) | 풍력, 조류, 해류 및 파력을 이용한 발전시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110426 |