JP2002368111A - D/a変換回路及び半導体装置 - Google Patents
D/a変換回路及び半導体装置Info
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- JP2002368111A JP2002368111A JP2001173956A JP2001173956A JP2002368111A JP 2002368111 A JP2002368111 A JP 2002368111A JP 2001173956 A JP2001173956 A JP 2001173956A JP 2001173956 A JP2001173956 A JP 2001173956A JP 2002368111 A JP2002368111 A JP 2002368111A
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Abstract
性が良く、占有面積の小さいD/A変換回路を提供す
る。 【解決手段】 複数の容量を有するD/A変換回路であ
って、複数の容量は、第1電極と、第1電極に接してい
る第1誘電体と、第1誘電体に接している第2電極と、
第2電極に接している第2誘電体と、第2誘電体に接し
ている第3電極とをそれぞれ有しており、第2電極は、
第1電極及び第3電極と重なっており、第2電極は、第
1電極及び第3電極と重なっている部分において開口部
を有しており、第2電極が有する開口部において、第1
誘電体及び第2誘電体にコンタクトホールが形成されて
おり、コンタクトホールを介して第1電極と第3電極が
接続されていることを特徴とするD/A変換回路。
Description
成される容量に関する。また該容量を用いたD/A変換
(デジタル/アナログ変換)回路(DAC)に関する。
また、このDACを用いた半導体装置に関する。
シリコン膜を活性層に用いた、薄膜トランジスタ(TF
T)の研究開発が活発に行われている。多結晶シリコン
膜を用いたTFTは、非晶質シリコン膜を用いたTFT
と比べて移動度が2桁以上高いため、TFTのゲート幅
を小さく微細化しても回路の動作に必要な電流値を十分
確保できる。よって、マトリクス型のフラットパネルデ
ィスプレイの画素部とその駆動回路を同一基板上に一体
形成した、システム・オン・パネルの実現が可能であ
る。
プレイの組立工程や検査工程の削減によるコストダウン
を可能にし、また、フラットパネルディスプレイの小型
化、高精細化をも可能にする。
プレイの更なる小型化、高精細化を進める上で課題とな
るのは、高速動作が可能で、かつ基板上の占有面積の小
さいDACの実現である。
が、代表的なものとして容量分割型と、抵抗分割型とが
挙げられる。容量分割型のDACは、抵抗分割型に比べ
て比較的少ない面積での高速動作が可能である。
一例を、回路図で示す。図16に示す容量分割型のDA
Cは、nビットのデジタル信号D0〜Dn-1の各ビットが
制御するn個のスイッチSW0〜SWn-1と、各スイッチ
に接続されたn個の容量C、2C、…、2n-1C(Cは
定数)と、リセット用スイッチSWRとを有している。
源A(電圧VA)、電源B(電圧VB)から電圧が与えら
れている。電源Aと電源Bは異なる電圧に保たれてい
る。なお本明細書において電圧とは、特に断りがない限
り、グラウンドの電位との電位差を意味している。DA
Cから出力されるアナログ信号の電圧VOUTは、出力線
に与えられる。
号線の負荷容量である。
応するビットのデジタル信号が入力される。そして入力
されたデジタル信号の有する0または1の情報によっ
て、各容量の一方の電極(第1電極)に、電源Aから電
圧が与えられるか、電源Bから電圧が与えられるかが選
択される。
って説明する。図16示したDACの動作は、リセット
期間TRと書き込み期間TAとに分けて説明される。図1
7を用いて、図16に示したDACの、各期間における
動作を示す。
イッチSWRによって、電源Bの電圧VBが、全ての容量
の一方の電極(第2電極)に与えられる。また、デジタ
ル信号によってスイッチSW0〜SWn-1が制御され、全
ての容量のもう一方の電極(第1電極)に、同じ電源か
ら電圧が与えられる。ここでは仮に、電源Bから電圧V
Bが与えられたとする。このリセット期間終了直前にお
ける、DACの等価回路図を、図12(A)に示す。な
おCTは全ての容量の合成容量を意味する。
が開始される。書き込み期間TAでは、各ビットのデジ
タル信号が有する情報にしたがって、スイッチSW0〜
SWn -1が制御され、各容量の第1電極に、電源Aまた
は電源Bから電圧VAまたは電圧VBが与えられる。そし
て、電荷がn個の容量へ充電され、その後定常状態にな
る。この時の等価回路図を図12(B)に示す。なおC
Aは電圧VAが与えられた容量の合成容量を意味し、CB
は電圧VBが与えられた容量の合成容量を意味する。
TAの動作を繰り返すことで、デジタル信号をアナログ
信号に変換することが可能である。
り高精細化するために、扱うデジタル信号のビット数を
増やすと、容量分割型のDACの場合でも、基板の占有
面積を抑えることが難しくなる。
ACの容量を単純に縮小して設計すると、最下位ビット
に対応する容量の面積及び容量値が小さくなる。容量
は、形成する際のマスク等のずれ、パターニングのなま
り、予測しなかった寄生容量等によって、容量値に多少
のずれが生じる。そのため、容量を縮小して設計する
と、最下位ビットに対応する容量の容量値に占めるずれ
の割合が大きくなり、線形性の良い容量分割型のDAC
を形成するのが難しくなる。
ジタル信号のビット数が増加すると、面積が抑えられな
いばかりではなく、出力抵抗が高くなって高速動作が難
しくなる。
スプレイの更なる小型化、高精細化を進めるために、デ
ジタル信号のビット数が増加しても面積を抑えることが
可能で、なおかつ高速動作が可能な線形性の良いDAC
の作製を課題とする。
となる絶縁膜を挟んで積層された、第1電極、第2電極
及び第3電極の3つの電極を有する容量を形成し、該容
量をDACに用いた。
の容量は、第1電極と、前記第1電極に接している第1
誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電極と、前
記第2電極に接している第2誘電体と、前記第2誘電体
に接している第3電極とをそれぞれ有している。そし
て、前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と
重なっており、前記第2電極は、前記第1電極及び前記
第3電極と重なっている部分において開口部を有してお
り、前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘
電体及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成され
ており、前記コンタクトホールを介して前記第1電極と
前記第3電極が接続されている。
を抑えつつ、容量値を増加させることができる。そのた
め、容量全体に占める、パターニングのなまり、予測し
なかった寄生容量等によって生じる容量値のずれの割合
が小さくなり、容量分割型のDACの線形性を良好に保
つことができる。
し、第2電極をDACの出力側に接続する。上記構成に
より、第1電極と第3電極の間に第2電極が挟まれるの
で、出力線に接続された第2電極が寄生容量の影響を受
けにくくなり、DACの線形性を良好に保つことができ
る。
で、かつ基板上の占有面積が比較的抑えられ、また、線
形性を崩さず高いビット数のデジタル信号に対応するD
ACを形成することができる。
複数形成し、該複数の単位セルの第1電極もしくは第3
電極を互いに電気的に接続し、かつ第2電極を互いに電
気的に接続することで、所望の容量値を有する1つの容
量を、容易に形成することができる。そのため、本発明
の容量を有するDACは、設計が比較的容易である。
示す。図1(A)は単位セルの上面図であり、図1
(B)は図1(A)のA−A’における断面図、図1
(C)は図1(A)のB−B’における断面図を示して
いる。
101に接して第1誘電体102が形成されており、第
1誘電体102に接して導電性を有する第2電極103
が形成されている。そして、第2電極103に接して第
2誘電体104が形成されており、第2誘電体104に
接して導電性を有する第3電極105が形成されてい
る。
れており、該開口部106において、第1誘電体102
及び第2誘電体104に形成されたコンタクトホールを
介して、第1電極101と第3電極105が接続されて
いる。このとき、第1電極101及び第3電極105
は、第2電極103とは接触せず、互いに電気的に分離
している。
縁材料で形成されている。また第1電極101、第2電
極103及び第3電極105は導電性を有する材料で形
成されている。
と、第1誘電体102と、第2電極103とが重なり合
うことで形成される容量と、第2電極103と、第2誘
電体105と及び第3電極105が重なり合うことで形
成される容量とを併せて用いることができる。
を抑えつつ容量値を増加させることができる。また、第
1電極と第3電極を電気的に接続し、第1電極及び第3
電極を信号の入力側に、第2電極を出力側に接続するこ
とで、第1電極と第3電極の間に第2電極が挟まれるの
で、出力側に接続された第2電極が、他の配線または回
路素子との間の寄生容量の影響を受けにくくなる。
複数用いて形成される容量について説明する。図2
(A)は複数の単位セルで形成される容量の上面図であ
り、図2(B)は図2(A)のC−C’における断面
図、図2(C)は図2(A)のD−D’における断面図
を示している。
は、図1に示したものと同じであり、導電性を有する第
1電極201に接して第1誘電体202が形成されてい
る。そして、第1誘電体202に接して第2電極203
が形成されている。また、第2電極203に接して第2
誘電体204が形成されており、第2誘電体204に接
して導電性を有する第3電極205が形成されている。
れており、該開口部206において第1誘電体202と
第2誘電体204とに形成されたコンタクトホールを介
して、第1電極201と第3電極205が接続されてい
る。なお、第1電極201及び第3電極205は、第2
電極203とは接触せず、互いに電気的に分離してい
る。
縁材料で形成されている。また第1電極201、第2電
極203及び第3電極205は導電性を有する材料で形
成されている。
3は、互いに電気的に接続されている。具体的には、各
単位容量が有する第2電極203は、全て1つの導電膜
に含まれており、電気的に等価である。
がそれぞれ有する第3電極205が、ノード207にお
いて互いに電気的に接続され、1つの容量を形成してい
る。
と、第2電極203を含む膜とで容量が形成されること
が予想されるが、この容量値を計算に入れて、容量を設
計するようにしても良い。
は、容量の基板に占める面積を抑えつつ容量値を増加さ
せることができるため、容量全体に占める、パターニン
グのなまり、予測しなかった寄生容量等によって生じる
容量値のずれの割合が小さくなり、線形性を良好に保つ
ことができる。
し、第1電極及び第3電極を信号の入力側に、第2電極
をDACの出力側に接続しているので、第1電極と第3
電極の間に第2電極が挟まれるので、出力線に接続され
た第2電極が寄生容量の影響を受けにくくなり、DAC
の線形性を良好に保つことができる。
で、かつ基板上の占有面積が比較的抑えられ、また、線
形性を崩さず高いビット数のデジタル信号に対応するD
ACを形成することができる。
複数形成し、該複数の単位セルの第1電極もしくは第3
電極を互いに電気的に接続し、かつ第2電極を互いに電
気的に接続することで、所望の容量値を有する1つの容
量を、容易に形成することができる。そのため、本発明
の容量を有するDACは、設計が比較的容易である。
を用いて形成されるDACの構成について説明する。
本実施例のDACは8ビットのデジタル信号をアナログ
信号に変換することが可能である。
トのデジタル信号の各ビットD0〜D7によって動作が制
御される8個のスイッチSW0〜SW7と、各スイッチに
よって与えられる電圧が制御されている8個の容量
C0、C1、…、C7と、リセット用スイッチSWRとを有
している。また、この図3に示したDACは、電源A、
電源B、電源Rによって、それぞれ電圧VA、電圧VB、
電圧VRが与えられている。電圧VAと電圧VBの値は異
なっている。また、DACから出力されるアナログ信号
の電圧VOUTは出力線に与えられる。
れ、C0=C、C1=2C、…、C7=27Cで表される。
するビットのデジタル信号が入力される。そして入力さ
れたデジタル信号の有する0または1の情報によって、
各容量の電極に、電源Aによって電圧VAが与えられる
か、電源Bによって電圧VBが与えられるかが選択され
る。
本発明の単位セルを用いて形成した場合の、8個の容量
C0、C1、…、C7の上面図を示す。なお図4では、第
2電極が設けられている位置を明らかにするために、敢
えて第1誘電体302及び第2誘電体304を示さなか
った。
1、2、…、25個づつ有している。そして容量C2、
…、C7のそれぞれにおいて、各単位セルの第3電極
は、互いにノードを介して接続されている。
有しており、容量C1は、単位セルの1/2の容量値を
有している。容量C0と容量C1の拡大図を、図5に示
す。
あり、図5(B)は図5(A)のE−E’における断面
図であり、図5(C)は図5(A)のF−F’における
断面図である。
する第1電極301に接して第1誘電体302が形成さ
れている。そして、第1誘電体302に接して第2電極
303が形成されている。また、第2電極303に接し
て第2誘電体304が形成されており、第2誘電体30
4に接して導電性を有する第3電極305が形成されて
いる。
タクトホール308において接続されている。なお、図
5において、第1電極と第3電極とが重なる面積は、容
量C 0の場合単位セルの1/4、容量C1の場合単位セル
の1/2になっている。
縁材料で形成されている。また第1電極301、第2電
極303及び第3電極305は導電性を有する材料で形
成されている。
の、スイッチの上面図を示す。なお、図6では図4と同
様に、配線の配置及びTFTの位置を明らかにするため
に、第1誘電体302及び第2誘電体304は示さなか
った。
チSW4〜スイッチSW7は、nチャネル型TFTとpチ
ャネル型TFTを有するトランスミッションゲートを用
いている。
スイッチSW4〜スイッチSW7が有するTFTのチャネ
ル幅を、スイッチSW0〜スイッチSW3が有するTFT
のチャネル幅よりも大きくしている。そして、スイッチ
SW4〜スイッチSW7は、対応する容量の容量値が大き
ければ大きいほど、チャネル幅が大きくなっている。チ
ャネル幅を大きくすることによりTFTの電流能力が大
きくなり、電荷のチャージのスピードが高くなる。容量
値の大きい容量ほど、チャージする電荷の量が大きくな
るので、電荷のチャージのスピードが高い方が好まし
い。
信号をアナログ信号に変換するDACについて説明した
が、本発明はこれに限定されず、ビット数は任意に設定
することができる。
Cに用いられる容量及びTFTと、液晶ディスプレイの
画素部のTFT及び保持容量とを、同一基板上に形成す
る場合の作成工程の一例について説明する。なお図7〜
図10には、DACのリセット用スイッチが有するpチ
ャネル型TFTとnチャネル型TFTを作成する工程に
ついてのみ示したが、本発明で用いられる全てのトラン
ジスタは図7〜図10に示した工程に基づいて作成する
ことが可能である。
ニング社の#7059ガラスや#1737ガラスなどに
代表されるバリウムホウケイ酸ガラスやアルミノホウケ
イ酸ガラスなどのガラス基板の他に、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(P
EN)、ポリエーテルサルフォン(PES)など光学的
異方性を有しないプラスチック基板を用いることができ
る。また、石英基板を用いても良い。ガラス基板を用い
る場合には、ガラス歪み点よりも10〜20℃程度低い
温度であらかじめ熱処理しておくとその後の工程で基板
が変形することを防ぐことができる。
板901からの不純物拡散を防ぐために、酸化シリコン
膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜などの絶
縁膜から成る下地膜902を10〜200nmの厚さで
形成する。下地膜は前記絶縁膜の一層で形成しても良い
し、複数の層で形成しても良い。
有する半導体膜をレーザーアニール法や熱アニール法、
またはラピットサーマルアニール法(RTA法)などで
結晶化させた結晶性を有する半導体膜から形成する。ま
た、スパッタ法、プラズマCVD法、熱CVD法などで
形成した結晶性を有する半導体膜から形成しても良い。
或いは特開平7−130652号公報で開示された技術
に従って、触媒元素を用いる結晶化法で結晶性を有する
半導体層903〜906を形成することもできる。結晶
化の工程ではまず、非晶質の半導体膜が含有する水素を
放出させておくことが好ましく、400〜500℃で1
時間程度の熱処理を行い含有する水素量を5atom%
以下にしてから結晶化させると膜表面の荒れを防ぐこと
ができる。いずれにしても、このように形成した結晶性
を有する半導体膜を選択的にエッチングして所定の場所
に結晶性を有する半導体層903〜906を形成する。
(図7(A))
を形成したSOI(Silicon On Insulators)基板とし
ても良い。SOI基板にはその構造や作製方法によって
いくつかの種類が知られているが、代表的には、SIM
OX(Separation by Implanted Oxygen)、ELTRA
N(Epitaxial Layer Transfer:キャノン社の登録商
標)基板、Smart-Cut(SOITEC社の登録商標)などを使
用することができる。勿論、その他のSOI基板を使用
することも可能である。
を形成するため、マスク907を形成して、半導体層9
03と、半導体層906の一部(保持容量とする領域)
にリンをドーピングし、不純物領域908、909を形
成する(図7(B))。この不純物領域908、909
のリンの濃度は、1×1013〜1×1015atoms/
cm3(代表的には5×1013〜5×1014atoms
/cm3)となるように調整する。
を覆う絶縁膜910を形成した後、パターニングにより
画素の保持容量とする領域909上に位置する絶縁膜9
10の一部を除去する。(図7(C))
1を形成する。この熱酸化によって最終的なゲート絶縁
膜の膜厚は80nmとなった。なお、ゲート絶縁膜91
1の、保持容量とする不純物領域909上に位置する部
分は、他の領域より膜厚が薄く形成される。(図7
(D))
にp型またはn型の不純物元素を低濃度に添加するチャ
ネルドープ工程を全面または選択的に行った。このチャ
ネルドープ工程は、TFTしきい値電圧を制御するため
の工程である。なお、ここではジボラン(B2H6)を質
量分離しないでプラズマ励起したイオンドープ法でボロ
ンを添加した。もちろん、質量分離を行うイオンインプ
ランテーション法を用いてもよい。
行ってゲート電極912〜914および容量配線91
5、916を形成する(図8(A))。ここでは、リン
がドープされたシリコン膜(膜厚150nm)とタング
ステンシリサイド(膜厚150nm)との積層構造を用
いた。
配線915、916は、単層で形成しても良いし、必要
に応じて二層以上の複数の層から成る積層構造としても
良い。例えば、タングステン(W)、タンタル(T
a)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)から選ばれ
た元素、または前記元素を成分とする合金か、前記元素
を組み合わせた合金膜で形成する。また、これらの元素
の窒化物である窒化タングステン(WN)、窒化タンタ
ル(TaN)、窒化チタン(TiN)、窒化モリブデン
(MoN)やシリサイド化物であるタングステンシリサ
イド、タンタルシリサイド、チタンシリサイド、モリブ
デンシリサイドなどとの積層構造を形成しても良い。
クとして、半導体層904〜906に自己整合的にリン
を低濃度に添加する(図8(B))。この低濃度に添加
された領域のリンの濃度が、1×1016〜5×1018a
toms/cm3、代表的には3×1017〜3×1018
atoms/cm3となるように調整する。なお、この
工程において、先の図7(B)の工程でリンを添加した
不純物領域908、909の一部にもリンが添加され
る。上記工程によって、不純物領域921〜927が形
成される。
濃度に添加し、高濃度不純物領域934〜939を形成
する(図8(C))。この高濃度不純物領域のリンの濃
度が1×1020〜1×1021atoms/cm3(代表
的には2×1020〜5×102 0atoms/cm3)の
範囲内に納まるように調整する。なお、不純物領域93
8と939は、先の図7(A)及び図8(B)の工程に
よって、不純物濃度が均一ではないが、図8(C)の工
程において添加される不純物の濃度が図7(A)及び図
8(B)の工程によって添加される不純物の濃度よりも
高いので、最終的な不純物濃度は上記範囲内に納まる。
なお、不純物領域921〜927のうち、マスク931
で覆われた領域は不純物濃度が低く、LDD領域として
機能する。そして、不純物元素の添加後、マスク931
を除去する。
覆ってマスク943を形成し、半導体層905にゲート
電極913をマスクとしてボロンを高濃度に添加する
(図9(A))。ここで形成される不純物領域944、
945はジボラン(B2H6)を用いたイオンドープ法で
形成する。不純物領域944、945のp型を付与する
不純物元素の濃度は、2×1020〜2×1021atom
s/cm3となるようにする。
45は、詳細にはn型を付与する不純物元素を含有して
いる。しかし、これらの不純物領域944、945にお
けるp型を付与する不純物元素の濃度を、n型を付与す
る不純物元素の濃度の1.5から3倍となるようにする
ことにより、pチャネル型TFTのソース領域およびド
レイン領域として機能するために何ら問題は生じない。
ト電極912〜914および容量配線915、916を
覆うパッシベーション膜946を形成する。ここでは、
酸化シリコン膜を70nmの膜厚で形成した。次いで、
半導体層にそれぞれの濃度で添加されたn型またはp型
不純物元素を活性化するための熱処理工程を行う。ここ
では850℃、30分の加熱処理を行った。
縁膜947を形成する。ここでは膜厚400nmのアク
リル樹脂膜を用いた(図9(B))。次いで、半導体層
に達するコンタクトホールを形成した後、容量電極95
0、接続配線951、ソース配線952〜954及びド
レイン配線955、956を形成する。本実施例では容
量電極950、接続配線951、ソース配線952〜9
54及びドレイン配線955、956を、Ti膜を10
0nm、Tiを含むアルミニウム膜を300nm、Ti
膜150nmをスパッタ法で連続して形成した3層構造
の積層膜とした(図9(C))。
リルからなる第2層間絶縁膜957を形成する。そし
て、第2層間絶縁膜957に、容量電極950、接続配
線951、ドレイン配線955に達するようにコンタク
トホールを形成し、第2層間絶縁膜957を覆うよう
に、遮光性を有する導電膜を100nmの厚さで成膜す
る。そしてパターニングにより、容量電極950に接続
されるリセット用配線958と、接続配線951とドレ
イン配線955とを電気的に接続する接続配線959
と、画素部のTFTのチャネル形成領域に重なる遮光層
960を形成する(図10(A))。
る。そして、第2層間絶縁膜957及び第3層間絶縁膜
961に、ドレイン配線956に達するコンタクトホー
ルを形成する。次いで、100nmの透明導電膜(ここ
では酸化インジウム・スズ(ITO)膜)を形成した
後、パターニングして、ドレイン配線956に接する画
素電極962を形成する(図10(B))。
ー等を形成し、対向基板との間に液晶を封じることで、
液晶ディスプレイが完成する。
工程に限定されないことはいうまでもない。例えば、各
絶縁膜として、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜や酸化
窒化シリコン膜や有機樹脂材料(ポリイミド、アクリ
ル、ポリアミド、ポリイミドアミド、BCB(ベンゾシ
クロブテン)等)膜を用いることができる。
明のDACの容量、972はリセット用スイッチ、97
3が画素部のTFT(画素TFT)、974は画素部の
保持容量である。容量971において、不純物領域90
8及び高濃度不純物領域934を含む半導体層903が
第1電極、ゲート絶縁膜911が第1誘電体、容量配線
915が第2電極、パッシベーション膜946及び第1
層間絶縁膜947が第2誘電体、容量電極950が第3
電極に相当する。
TFT975とpチャネル型TFT976とを有してい
る。nチャネル型TFT975は活性層904と、ゲー
ト絶縁膜911と、ゲート電極912とを有している。
活性層904はソース領域977と、ドレイン領域97
8と、LDD領域979、980と、チャネル形成領域
981とを有している。pチャネル型TFT976は活
性層905と、ゲート絶縁膜911と、ゲート電極91
3とを有している。活性層905はソース領域982
と、ドレイン領域983と、チャネル形成領域984と
を有している。
ト絶縁膜911と、ゲート電極914とを有している。
活性層906はソース領域985と、ドレイン領域98
6と、LDD領域987、988と、チャネル形成領域
989とを有している。
縁膜911の厚さが他の部分に比べて薄い部分を誘電体
とし、容量配線916と半導体層906の一部である不
純物領域909とで構成されている。
構成に限定されない。また本発明の容量は液晶ディスプ
レイにのみ用いられるわけではなく、あらゆる種類の半
導体装置に用いることが可能である。
て実施することが可能である。
を用いて形成されるDACの一例について、回路図を用
いて説明する。
Dn-1)のデジタル信号を扱うことができる。なお、D0
をLSBとし、Dn-1をMSBとする。また、nビット
のデジタル信号を、下位mビット(D0〜Dm-1)と上位
(n−m)ビット(Dm〜Dn-1)とに分割して考える。
ットのデジタル信号(D0〜Dn-1)の各ビットが制御す
るn個のスイッチ(SW0〜SWn-1)と、各スイッチ
(SW 0〜SWn-1)に接続された容量(C、2C、…、
2m-1C、C、2C、…、2n-m -1C)と、2つのリセッ
トスイッチ(SWR1およびSWR2)とを有している。
これらの容量は単位容量Cの整数倍となっている。
に、もう1つ容量(C)を有している。もう1つの容量
(C)は、下位mビットに対応する各容量の一方の電極
と電気的に等価である電極と、上位(n−m)ビットに
対応する各容量の一方の電極と電気的に等価である電極
を用いて形成される。
号線の負荷容量である。また、グランド電源をVGとす
る。ただし、VGは任意の定電源でもよい。
VH)、電源L(電圧VL)、オフセット電源(電圧
VB)、電源A(電圧VA)が接続されている。なお、V
H>VLの場合と、VH<VLの場合とでは、出力VOUTに
は逆相のアナログ信号が出力される。なお、ここでは、
VH>VLの場合の出力を正相とし、VH<VLの場合の出
力を反転相とする。
れ、入力されるデジタル信号(D0〜Dn-1)が0(L
o)の時、電源Lに接続され、入力デジタル信号が1
(Hi)の時、電源Hに接続されるようになっている。
リセットスイッチSWR1は、上位(n−m)ビットに対
応する容量(C、2C、…、2n-m-1C)へのVBからの
電荷の充電を制御している。また、リセットスイッチS
WR2は、下位mビットに対応する容量(C、2C、
…、2m-1C)へのVAからの電荷の充電を制御してい
る。
電源Lに接続し、電源Aからの電圧の供給を行わないよ
うにしても良い。
Cの回路図を、図12に示す。図12の従来のDAC
は、nビットのデジタル信号(D0〜Dn-1)の各ビット
が制御するn個のスイッチ(SW0〜SWn-1)と、各ス
イッチ(SW0〜SWn-1)に接続された容量(C、2
C、…、2m-1C、C、2C、…、2n-m-1C)と、2つ
のリセットスイッチ(SWR1およびSWR2)とを有し
ている。また、図12のDACには下位ビット側の回路
に容量Cが接続されている点と、下位ビットに対応する
回路と上位ビットに対応する回路とを接続する容量の容
量値が異なる点とが、図11のDACとは異なってい
る。
W0〜SWn-1)は、それぞれ、入力されるデジタル信号
(D0〜Dn-1)が0(Lo)の時、電源Lに接続され、
入力デジタル信号が1(Hi)の時、電源Hに接続され
るようになっている。
由に組み合わせて実施することが可能である。
た液晶ディスプレイの構造について、図13及び図14
を用いて説明する。
ック図で示す。図13に示した液晶ディスプレイは、画
素部9003と、ソース信号線駆動回路9001と、ゲ
ート信号線駆動回路9002とを有している。
有している。ソース信号線駆動回路9001は、シフト
レジスタ回路9001−1、ラッチ回路A9001−
2、ラッチ回路B9001−3、D/A変換回路900
1−4を有している。またゲート信号線駆動回路900
2は、シフトレジスタ回路9002−1、バッファ回路
9002−1を有している。
−4に用いることが可能である。
素9004は、ソース信号線9005の1つと、ゲート
信号線9006の1つとを有している。また画素900
4は画素TFT9007と、対向電極と画素電極の間に
液晶を挟んだ液晶セル9008と、コンデンサ9009
とが設けられている。
ト信号線9006に接続されている。また、画素TFT
9004のソース領域とドレイン領域は、一方はソース
信号線9005に、もう一方は液晶セル9008が有す
る画素電極及びコンデンサ9009に接続されている。
が非選択状態(オフ状態)にある時、画素電極の電位を
保持するために設けられている。
が与えられている。
フトレジスタ回路9001−1にクロック信号(C
K)、スタートパルス(SP)が入力される。シフトレ
ジスタ回路9001−1は、これらのクロック信号(C
K)およびスタートパルス(SP)に基づきタイミング
信号を順に発生させ、ラッチ回路A9001−2へタイ
ミング信号を順次供給する。
号を記憶する複数のラッチを有している。ラッチ回路A
9001−2は、前記タイミング信号が入力されると、
デジタル信号を各ラッチに順次取り込み、保持する。
にデジタル信号の書き込みが一通り終了するまでの時間
は、ライン期間と呼ばれる。実際には、上記ライン期間
に水平帰線期間が加えられた期間をライン期間と呼ぶこ
ともある。
01−3にラッチシグナル(LatchSignal)が供給され
る。この瞬間、ラッチ回路A9001−2に書き込まれ
保持されているデジタル信号は、ラッチ回路B9001
−3に一斉に送出され、ラッチ回路B9001−3の全
てのラッチに書き込まれ、保持される。
に送出し終えたラッチ回路A9001−2に、シフトレ
ジスタ回路9001−1からのタイミング信号に基づ
き、再びデジタル信号が順次書き込まれる。
回路B9001−3に書き込まれ、保持されているデジ
タル信号が、順次D/A変換回路9001−4に入力さ
れる。
タル信号がアナログのビデオ信号(アナログ信号)に変
換され、ソース信号線9005に供給される。
フトレジスタ回路9002−1にクロック信号(CL
K)、スタートパルス信号(SP)が入力されると、画
素TFT9007のスイッチングを制御する選択信号が
生成される。選択信号はバッファ回路9002−2にお
いて緩衝増幅され、ゲート信号線9006に入力され
る。
号によって、画素TFT9004がオンの状態になり、
ソース信号線に入力されたアナログ信号が画素TFTを
介して液晶セル9008が有する画素電極に入力され
る。
により液晶が駆動し、透過光量が制御されて、画素に画
像の一部(該画素に相当する画像)が表示される。
ると、画素部9003に1つの画像が表示される。
1つの画像が表示される。
わせて実施することが可能である。
体装置は、様々な電子機器に用いることができる。
ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレ
イ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシ
ステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコ
ンポ等)、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機
器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、
携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた
画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(D
VD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるデ
ィスプレイを備えた装置)などが挙げられる。それら電
子機器の具体例を図15に示す。
01、支持台2002、表示部2003、スピーカー部
2004、ビデオ入力端子2005等を含む。本発明の
DACは表示部2003またはその他制御回路に用いる
ことができる。なお、表示装置は、パソコン用、TV放
送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装置
が含まれる。
り、本体2101、表示部2102、受像部2103、
操作キー2104、外部接続ポート2105、シャッタ
ー2106等を含む。本発明のDACは表示部2102
またはその他制御回路に用いることができる。
ュータであり、本体2201、筐体2202、表示部2
203、キーボード2204、外部接続ポート220
5、ポインティングマウス2206等を含む。本発明の
DACは表示部2203またはその他制御回路に用いる
ことができる。
り、本体2301、表示部2302、スイッチ230
3、操作キー2304、赤外線ポート2305等を含
む。本発明のDACは表示部2302またはその他制御
回路に用いることができる。
画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本
体2401、筐体2402、表示部A2403、表示部
B2404、記録媒体(DVD等)読み込み部240
5、操作キー2406、スピーカー部2407等を含
む。表示部A2403は主として画像情報を表示し、表
示部B2404は主として文字情報を表示するが、本発
明のDACはこれら表示部A、B2403、2404ま
たはその他制御回路に用いることができる。なお、記録
媒体を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども
含まれる。
(ヘッドマウントディスプレイ)であり、本体250
1、表示部2502、アーム部2503を含む。本発明
のDACは表示部2502またはその他制御回路に用い
ることができる。
2601、表示部2602、筐体2603、外部接続ポ
ート2604、リモコン受信部2605、受像部260
6、バッテリー2607、音声入力部2608、操作キ
ー2609等を含む。本発明のDACは表示部2602
またはその他制御回路に用いることができる。
体2701、筐体2702、表示部2703、音声入力
部2704、音声出力部2705、操作キー2706、
外部接続ポート2707、アンテナ2708等を含む。
本発明のDACは表示部2703またはその他制御回路
に用いることができる。
ATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて
配信された情報を表示することが多くなり、特に動画を
表示する機会が増してきている。本発明のDACは、高
速動作が可能で、かつ高いビット数のデジタル信号をア
ナログ信号に変換することが可能であり、出力するアナ
ログ信号の線形性も確保することができるので、有用で
ある。
極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可
能である。また、本実施例の電子機器は実施例1〜4に
示したいずれの構成のDACを用いても良い。
能で、かつ基板上の占有面積が比較的抑えられ、また、
線形性を崩さず高いビット数のデジタル信号に対応する
DACを形成することができる。
複数形成し、該複数の単位セルの第1電極もしくは第3
電極を互いに電気的に接続し、かつ第2電極を互いに電
気的に接続することで、所望の容量値を有する1つの容
量を、容易に形成することができる。そのため、本発明
の容量を有するDACは、設計が比較的容易である。
図。
図。
図。
図。
の構造を示すブロック図。
図。
Claims (14)
- 【請求項1】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されていることを特徴とするD/A変換回
路。 - 【請求項2】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と 、前記第2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有
しており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されていることを特徴とするD/A変換回
路。 - 【請求項3】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量の各容量値が等しいことを特徴とするD
/A変換回路。 - 【請求項4】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されており、前記複数の容量の幾つかは、
前記第1電極及び前記第3電極が電気的に接続されてい
ることを特徴とするD/A変換回路。 - 【請求項5】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第3電極
が他の容量と互いに電気的に分離している容量の各容量
値と、前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第
3電極が電気的に接続されている容量の、容量値の和の
比は、20:21:22:…:2n-2:2n-1で表されるこ
とを特徴とするD/A変換回路。 - 【請求項6】複数の容量を有するD/A変換回路であっ
て、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されており、 前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第3電極
が他の容量と互いに電気的に分離している容量の各容量
値と、前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第
3電極が電気的に接続されている容量の、容量値の和の
比は、20:21:22:…:2n-2:2n-1で表されるこ
とを特徴とするD/A変換回路。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記
載の、前記D/A変換回路を用いることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項8】D/A変換回路を有する半導体装置であっ
て、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】D/A変換回路を有する半導体装置であっ
て、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されており、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項10】D/A変換回路を有する半導体装置であ
って、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられており、 前記複数の容量の各容量値が等しいことを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項11】D/A変換回路を有する半導体装置であ
って、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されており、前記複数の容量の幾つかは、
前記第1電極及び前記第3電極が電気的に接続されてお
り、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】D/A変換回路を有する半導体装置であ
って、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられ、 前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第3電極
が他の容量と互いに電気的に分離している容量の各容量
値と、前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第
3電極が電気的に接続されている容量の、容量値の和の
比は、20:21:22:…:2n-2:2n-1で表されるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】D/A変換回路を有する半導体装置であ
って、 前記D/A変換回路は複数の容量を有しており、 前記複数の容量は、第1電極と、前記第1電極に接して
いる第1誘電体と、前記第1誘電体に接している第2電
極と、前記第2電極に接している第2誘電体と、前記第
2誘電体に接している第3電極とをそれぞれ有してお
り、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っており、 前記第2電極は、前記第1電極及び前記第3電極と重な
っている部分において開口部を有しており、 前記第2電極が有する開口部において、前記第1誘電体
及び前記第2誘電体にコンタクトホールが形成されてお
り、 前記コンタクトホールを介して前記第1電極と前記第3
電極が接続されており、 前記複数の容量がそれぞれ有する前記第2電極は、全て
電気的に接続されており、 前記第2電極の電圧が、前記D/A変換回路の後段の回
路に与えられ、 前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第3電極
が他の容量と互いに電気的に分離している容量の各容量
値と、前記複数の容量のうち、前記第1電極及び前記第
3電極が電気的に接続されている容量の、容量値の和の
比は、20:21:22:…:2n-2:2n-1で表されるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項14】請求項8において、表示装置、デジタル
スチルカメラ、ノートブック型パーソナルコンピュー
タ、モバイルコンピュータ、DVDプレーヤー、ヘッド
マウントディスプレイ、ビデオカメラまたは携帯電話あ
ることを特徴とする半導体装置。
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