JP2001134246A - 表示装置およびその駆動回路 - Google Patents

表示装置およびその駆動回路

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JP2001134246A JP2000243953A JP2000243953A JP2001134246A JP 2001134246 A JP2001134246 A JP 2001134246A JP 2000243953 A JP2000243953 A JP 2000243953A JP 2000243953 A JP2000243953 A JP 2000243953A JP 2001134246 A JP2001134246 A JP 2001134246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡素かつ面積小の駆動回路を提供すること。 【解決手段】直列接続のクロックドインバータ回路及び
インバータ回路を有する複数のレジスタ回路を有するシ
フトレジスタ回路とソース又はドレインが直列接続の第
1のn型Tr及び第2のn型Trとp型Trとデータ保
持回路とを有する複数のラッチ回路とを有する駆動回路
であって、クロックドインバータ回路及びインバータ回
路は、クロック信号及びスタートパルスに基づいて信号
を発生させ、レジスタ回路に隣接するレジスタ回路及び
第1のn型Trのゲート電極に信号を出力し、p型Tr
はそのゲート電極にResにより第1の電圧をデータ保
持回路に入力し、第2のn型Trは信号に基づきデータ
を取り込み第1のn型Trのソース又はドレインに出力
し、レジスタ回路に隣接のレジスタ回路からの信号は第
1のn型Trのゲート電極に出力される駆動回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は駆動回路に関する。特に、表示装
置の駆動回路に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】最近安価なガラス基板上に半導体薄膜を形
成した半導体装置、例えば薄膜トランジスタ(TFT)
を作製する技術が急速に発達してきている。その理由
は、アクティブマトリクス型液晶表示装置(液晶表示装
置)の需要が高まってきたことによる。
【0005】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
画素部に数十〜数百万個ものTFTがマトリクス状に配
置され、各TFTに接続された画素電極に出入りする電
荷をTFTのスイッチング機能により制御するものであ
る。
【0006】従来、画素部には、ガラス基板上に形成さ
れたアモルファスシリコンを利用した薄膜トランジスタ
が配置されている。
【0007】また近年、基板として石英を利用し、多結
晶珪素膜でもって薄膜トランジスタを作製する構成も知
られている。この場合、周辺駆動回路も画素部も石英基
板上に形成される薄膜トランジスタでもって構成され
る。
【0008】また最近、レーザーアニール等の技術を利
用することにより、ガラス基板上に結晶性珪素膜を用い
た薄膜トランジスタを作製する技術も知られている。こ
の技術を利用すると、ガラス基板に画素部と周辺駆動回
路とを集積化することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
主としてノート型のパーソナルコンピュータに用いられ
ている。パーソナルコンピュータは、現行のテレビジョ
ン信号(NTSCやPAL)等のアナログデータとは異
なり、デジタルデータを表示装置に出力する。従来は、
パーソナルコンピュータからのデジタルデータをアナロ
グデータに変換しアクティブマトリクス型液晶表示装置
に入力したり、外付けのデジタルドライバを用いたアク
ティブマトリクス型液晶表示装置に入力したりしてい
た。
【0011】そこで、外部からデジタルデータを直接入
力することができるデジタルインターフェイスを有する
液晶表示装置が注目されてきている。
【0012】ここで、図17に最近注目されつつあるデ
ジタルインターフェイスを有する液晶表示装置のソース
ドライバの一部を示す。図17において、8000はシ
フトレジスタ回路であり、8100はデジタルデータラ
ッチ回路である。シフトレジスタ回路2000は、外部
から供給されるクロック信号(CLK)、クロック反転
信号(CLKB)およびスタートパルス(SP)に基づ
いてタイミング信号を発生させ、デジタルデータラッチ
回路8100に前記タイミング信号を送出する。デジタ
ルデータラッチ回路8100は、シフトレジスタ回路8
000からのタイミング信号に基づき外部から入力され
るデジタルデータ(DIGITAL DATA)をサン
プリングし(取り込み)、記憶保持する。
【0013】なお、図17においてはシフトレジスタ回
路8000には、走査方向切替回路が含まれている。走
査方向切替回路は、外部から入力される走査方向切替信
号によりシフトレジスタ回路8000から出力されるタ
イミング信号の順序を左から右または右から左と制御す
るための回路である。
【0014】図17に示すような従来のシフトレジスタ
回路8000においては、シフトレジスタ回路8000
は複雑で、それを構成する素子の数が多い。より高解像
度なアクティブマトリクス型液晶表示装置が要求されて
いる現状においては、解像度の向上に伴いシフトレジス
タ回路の面積も大きくなり、シフトレジスタ回路を構成
する素子の数も増大してしまう。
【0015】素子数の増大によって液晶表示装置全体の
製造歩留りが悪くなってしまう。また、回路の占有面積
が大きくなることによって液晶表示装置の小型化が妨げ
られてしまう。
【0016】そこで、本発明は上述の問題を鑑みてなさ
れたものであり、アクティブマトリクス型液晶表示装置
の小型化および製造歩留りの向上を達成すべく、簡素で
かつ占有面積の小さな駆動回路を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
【0018】図1を参照する。図1には本発明の駆動回
路が示されている。100はシフトレジスタ回路であ
り、200はデジタルデータラッチ回路群である。な
お、図1には、説明の便宜上、5段のシフトレジスタ回
路100およびそれに対応する1ビット分のデジタルデ
ータラッチ回路群200のみが示されている。しかし、
本発明の駆動回路は、n段のシフトレジスタ回路を有す
るようにしてもよいし、またmビット分のデジタルデー
タラッチ回路群を有するようにしてもよい。
【0019】シフトレジスタ回路100は複数のレジス
タ回路110、120、130、140および150を
有している。レジスタ回路110を例にとって説明す
る。レジスタ回路110はクロックドインバータ回路1
11およびインバータ回路112を有している。さら
に、レジスタ回路は信号線113を有しており、この信
号線113の寄生容量もレジスタ回路を構成する素子と
捉えてもよい。また、シフトレジスタ回路100には、
外部から、クロック信号(CLK)、クロックバック信
号(CLKB)およびスタートパルス(SP)が入力さ
れるようになっており、これらの信号はレジスタ回路1
10、120、130、140および150に入力され
る。
【0020】クロックドインバータ回路111は、入力
されるクロック信号(CLK)および反転クロック信号
(CLKB)に同期して動作し、入力されるスタートパ
ルス(SP)をインバータ回路112に出力する。イン
バータ回路112は入力されたパルスを信号線113お
よび次段のレジスタ回路120へ出力するが、信号線1
13には接続されている素子が多く寄生容量が大きいた
め高負荷である。本発明では信号線113の寄生容量が
大きいために高負荷であることを積極的に利用してい
る。よって、レジスタ回路110、120、130、1
40および150から一定の間隔で順にタイミング信号
が出力される。
【0021】デジタルデータラッチ回路群200は、デ
ジタルデータラッチ回路210、220、230、24
0および250を有している。デジタルデータラッチ回
路210を例にとって説明する。デジタルデータラッチ
回路210は、第1のnチャネル型トランジスタ211
および第2のnチャネル型トランジスタ212、pチャ
ネル型トランジスタ213、ならびにインバータ回路2
14および215を有している。デジタルデータラッチ
回路210には、外部から、デジタルデータ(DIGI
TAL DATA)およびリセット信号(Res)が入
力される。また、pチャネル型トランジスタ213のソ
ースまたはドレインには第1の電源電圧(VDD_1)
が接続されている。第1の電源電圧(VDD_1)は、
nチャネル型トランジスタの動作電位よりも高く設定さ
れている。
【0022】シフトレジスタ回路100にスタートパル
ス(SP)が入力される直前に、リセット信号(Re
s)が入力され、インバータ回路214、224、23
4、244および254に第1の電源電圧(VDD_
1)、つまり正論理”1(Hi)”の信号が入力され
る。
【0023】レジスタ回路110から信号線113を通
じて出力されるタイミング信号がデジタルデータラッチ
回路210のnチャネル型トランジスタ212に入力さ
れnチャネル型トランジスタ212が動作し、かつ次段
のレジスタ回路120から信号線123を通じて出力さ
れるタイミング信号がデジタルデータラッチ回路210
のnチャネル型トランジスタ211に入力されnチャネ
ル型トランジスタ211が動作すると、外部から入力さ
れるデジタルデータがインバータ回路214に取り込ま
れ、インバータ回路214および215によって保持さ
れる。このとき外部から入力されるデジタルデータが”
1(Hi)”であれば、インバータ回路214および2
15によってデジタルデータ”1”が保持される。一
方、外部から入力されるデジタルデータが”0(L
o)”であれば、インバータ回路214には”0”が入
力され、インバータ回路214および215によってデ
ジタルデータ”0(Lo)”が保持されることになる。
【0024】次に、図19を参照する。図19には本発
明の駆動回路が示されている。3800はシフトレジス
タ回路であり、3900はデジタルデータラッチ回路群
である。なお、図19には、説明の便宜上、5段のシフ
トレジスタ回路3800およびそれに対応する1ビット
分のデジタルデータラッチ回路群3900のみが示され
ている。しかし、本発明の駆動回路は、n段のシフトレ
ジスタ回路を有するようにしてもよいし、またmビット
分のデジタルデータラッチ回路群を有するようにしても
よい。
【0025】ここで説明する本発明の駆動回路は、図1
に示した本発明の駆動回路とデジタルデータラッチ回路
群の構成が異なる。
【0026】デジタルデータラッチ回路群3900は、
デジタルデータラッチ回路3910、3920、393
0、3940および3950を有している。デジタルデ
ータラッ回路3910を例にとって説明する。デジタル
データラッチ回路3910は、第1のpチャネル型トラ
ンジスタ3911および第2のpチャネル型トランジス
タ3912、nチャネル型トランジスタ3913、なら
びにインバータ回路3914および3915を有してい
る。デジタルデータラッチ回路3910には、外部か
ら、デジタルデータ(DIGITAL DATA)およ
びリセット信号(Res)が入力される。また、nチャ
ネル型トランジスタ3913のソースまたはドレインに
は第2の電源電圧(VSS_1)が接続されている。第
2の電源電圧(VSS_1)は、pチャネル型トランジ
スタの動作電位よりも低く設定されている。
【0027】シフトレジスタ回路3800にスタートパ
ルス(SP)が入力される直前に、リセット信号(Re
s)が入力され、インバータ回路3914、3924、
3934、3944および3954に第2の電源電圧
(VSS_1)、つまり負論理”0(Lo)”の信号が
入力される。
【0028】レジスタ回路3810から信号線3813
を通じて出力されるタイミング信号がデジタルデータラ
ッチ回路3910のpチャネル型トランジスタ3912
に入力されpチャネル型トランジスタ3812が動作
し、かつ次段のレジスタ回路3820から信号線382
3を通じて出力されるタイミング信号がデジタルデータ
ラッチ回路3910のpチャネル型トランジスタ391
1に入力されpチャネル型トランジスタ3911が動作
すると、外部から入力されるデジタルデータがインバー
タ回路3914に取り込まれ、インバータ回路3914
および3915によって保持される。このとき外部から
入力されるデジタルデータが”0(Lo)”であれば、
インバータ回路3914および3915によってデジタ
ルデータ”0”が保持される。一方、外部から入力され
るデジタルデータが”1(Hi)”であれば、インバー
タ回路3914には”1”が入力され、インバータ回路
3914および3915によってデジタルデータ”1
(Hi)”が保持されることになる。
【0029】なお、全てのレジスタ回路および全てのデ
ジタルデータラッチ回路が上述の動作をする。
【0030】以上のような構成をとることにより、本発
明の駆動回路は、従来の駆動回路よりも素子数が半分以
下で済むことになる。
【0031】ここで、本発明の構成を下記に記載する。
【0032】請求項1に記載の本発明の駆動回路は、直
列に接続されたクロックドインバータ回路およびインバ
ータ回路を有する複数のレジスタ回路を有するシフトレ
ジスタ回路と、ソースまたはドレインが直列に接続され
た第1のnチャネル型トランジスタおよび第2のnチャ
ネル型トランジスタと、pチャネル型トランジスタと、
デジタルデータ保持回路とを有する複数のデジタルデー
タラッチ回路と、を有する表示装置の駆動回路であっ
て、前記クロックドインバータ回路および前記インバー
タ回路は、外部から入力される、クロック信号、クロッ
クバック信号、およびスタートパルスに基づいてタイミ
ング信号を発生させ、前記レジスタ回路に隣接するレジ
スタ回路および前記第2のnチャネル型トランジスタの
ゲート電極に前記タイミング信号を出力し、前記pチャ
ネル型トランジスタは、前記pチャネル型トランジスタ
のゲート電極に外部から入力されるリセット信号によっ
て第1の電源電圧を前記デジタルデータ保持回路に入力
し、前記第1のnチャネル型トランジスタは、前記タイ
ミング信号に基づき入力されるデジタルデータを取り込
み前記第2のnチャネル型トランジスタのソースまたは
ドレインに出力し、前記レジスタ回路に隣接するレジス
タ回路から出力されるタイミング信号は、前記第1のn
チャネル型トランジスタのゲート電極に出力されること
を特徴とする表示装置の駆動回路である。
【0033】また、請求項2に記載の本発明の駆動回路
は、直列に接続されたクロックドインバータ回路および
インバータ回路を有するレジスタ回路を有するシフトレ
ジスタ回路と、ソースまたはドレインが直列に接続され
た第1のnチャネル型トランジスタおよび第2のnチャ
ネル型トランジスタと、pチャネル型トランジスタと、
デジタルデータ保持回路とを有するデジタルデータラッ
チ回路と、を有する表示装置の駆動回路であって、前記
第2のnチャネル型トランジスタのゲート電極は前記レ
ジスタ回路の出力線と接続されており、前記第2のnチ
ャネル型トランジスタのソースまたはドレインは前記第
1のnチャネル型トランジスタのソースまたはドレイン
と接続されており、前記第2のnチャネル型トランジス
タのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタルデ
ータ保持回路と接続されており、前記第1のnチャネル
型トランジスタのゲート電極は前記レジスタ回路に隣接
するレジスタ回路の出力線と接続されており、前記第1
のnチャネル型トランジスタのソースまたはドレインの
もう一方はデジタルデータが入力される信号線と接続さ
れており、前記pチャネル型トランジスタのゲート電極
にはリセット信号が入力される信号線と接続されてお
り、前記pチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
インの一方は第1の電源に接続されており、前記pチャ
ネル型トランジスタのソースまたはドレインのもう一方
は前記デジタルデータ保持回路と接続されていることを
特徴とする表示装置の駆動回路である。
【0034】また、請求項3に記載の本発明の駆動回路
は、直列に接続されたクロックドインバータ回路および
インバータ回路を有する複数のレジスタ回路を有するシ
フトレジスタ回路と、ソースまたはドレインが直列に接
続された第1のpチャネル型トランジスタおよび第2の
pチャネル型トランジスタと、nチャネル型トランジス
タと、デジタルデータ保持回路とを有する複数のデジタ
ルデータラッチ回路と、を有する表示装置の駆動回路で
あって、前記クロックドインバータ回路および前記イン
バータ回路は、外部から入力される、クロック信号、ク
ロックバック信号、およびスタートパルスに基づいてタ
イミング信号を発生させ、前記レジスタ回路に隣接する
レジスタ回路および前記第2のpチャネル型トランジス
タのゲート電極に前記タイミング信号を出力し、前記n
チャネル型トランジスタは、前記nチャネル型トランジ
スタのゲート電極に外部から入力されるリセット信号に
よって第2の電源電圧を前記デジタルデータ保持回路に
入力し、前記第1のpチャネル型トランジスタは、前記
タイミング信号に基づき入力されるデジタルデータを取
り込み前記第2のpチャネル型トランジスタのソースま
たはドレインに出力し、前記レジスタ回路に隣接するレ
ジスタ回路から出力されるタイミング信号は、前記第1
のpチャネル型トランジスタのゲート電極に出力される
ことを特徴とする表示装置の駆動回路である。
【0035】また、請求項4に記載の本発明の駆動回路
は、直列に接続されたクロックドインバータ回路および
インバータ回路を有するレジスタ回路を有するシフトレ
ジスタ回路と、ソースまたはドレインが直列に接続され
た第1のpチャネル型トランジスタおよび第2のpチャ
ネル型トランジスタと、nチャネル型トランジスタと、
デジタルデータ保持回路とを有するデジタルデータラッ
チ回路と、を有する表示装置の駆動回路であって、前記
第2のpチャネル型トランジスタのゲート電極は前記レ
ジスタ回路の出力線と接続されており、前記第2のpチ
ャネル型トランジスタのソースまたはドレインは前記第
1のpチャネル型トランジスタのソースまたはドレイン
と接続されており、前記第2のpチャネル型トランジス
タのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタルデ
ータ保持回路と接続されており、前記第1のpチャネル
型トランジスタのゲート電極は前記レジスタ回路に隣接
するレジスタ回路の出力線と接続されており、前記第1
のpチャネル型トランジスタのソースまたはドレインの
もう一方はデジタルデータが入力される信号線と接続さ
れており、前記nチャネル型トランジスタのゲート電極
にはリセット信号が入力される信号線と接続されてお
り、前記nチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
インの一方は第2の電源に接続されており、前記nチャ
ネル型トランジスタのソースまたはドレインのもう一方
は前記デジタルデータ保持回路と接続されていることを
特徴とする表示装置の駆動回路である。
【0036】ここで、以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0037】
【発明の実施の形態】
【0038】図2を参照する。図2には、本発明の駆動
回路のある実施の形態が示されている。図2において、
300はシフトレジスタ回路、400は左右走査方向切
替回路、500はデジタルデータラッチ回路群である。
なお、図2においても、説明の便宜上、5段のシフトレ
ジスタ回路300ならびにそれに対応する左右走査方向
切替回路400および1ビット分のデジタルデータラッ
チ回路群500のみが示されている。しかし、本発明の
駆動回路はn段のシフトレジスタ回路を有するようにし
てもいいし、またmビット分のデジタルデータラッチ回
路群を有するようにしてもよい。
【0039】シフトレジスタ回路300は複数のレジス
タ回路310、320、330、340および350を
有している。なお、上述したが、n段のレジスタ回路を
有するようにしてもよい。
【0040】レジスタ回路310を例にとって説明す
る。レジスタ回路310はクロックドインバータ回路お
よびインバータ回路を有している。さらに、レジスタ回
路は信号線313を有しており、この信号線313の寄
生容量もレジスタ回路を構成する素子と捉えてもよい。
また、シフトレジスタ回路300には、外部から、クロ
ック信号(CLK)、クロックバック信号(CLKB)
およびスタートパルス(SP)が入力されるようになっ
ており、これらの信号はレジスタ回路310、320、
330、340および350に入力される。
【0041】走査方向切替回路400について説明す
る。走査方向切替回路400は、複数の切替回路41
0、420、430、440および450を有してい
る。切替回路410、420、430、440および4
50は、それぞれ、2つのアナログスイッチSWLおよ
びSWRを有している。切替回路410、420、43
0、440および450は、外部から入力される走査方
向切替信号(L/R)によってレジスタ回路から出力さ
れる信号を左右どちらのレジスタ回路に出力するかを制
御する回路である。
【0042】本実施の形態においては、左右方向切替信
号(L/R)に”0(Lo)”が入力されるとアナログ
スイッチSWRが動作し、レジスタ回路310から出力
されるタイミング信号が右隣のレジスタ回路320へ入
力される。さらに、レジスタ回路320から出力される
タイミング信号が右隣のレジスタ回路330へ入力され
る。このように、走査方向切替信号(L/R)に”0
(Lo)”が入力された場合は、次々と右隣のレジスタ
回路へ一定の間隔で発生したタイミング信号が出力され
ていくことになる。
【0043】この場合、レジスタ回路310はタイミン
グ信号を信号線313を通じてデジタルデータラッチ回
路群のデジタルデータラッチ回路510および次段のレ
ジスタ回路323へ出力するが、信号線313には接続
されている素子が多く寄生容量が大きいため高負荷であ
る。
【0044】デジタルデータラッチ回路510は、2つ
のnチャネル型トランジスタ、pチャネル型トランジス
タ、ならびに2つのインバータ回路を有している。デジ
タルデータラッチ回路510には、外部から、デジタル
データ(DIGITAL DATA)およびリセット信
号(Res)が入力される。また、pチャネル型トラン
ジスタのソースまたはドレインには第1の電源電圧(V
DD_1)が接続されている。
【0045】シフトレジスタ回路300にスタートパル
ス(SP)が入力される直前に、リセット信号(Re
s)が入力され、インバータ回路514、524、53
4、544および554に第1の電源電圧(VDD_
1)、つまり正論理”1(Hi)”の信号が入力され
る。
【0046】レジスタ回路310から信号線313を通
じて出力されるタイミング信号がデジタルデータラッチ
回路510のnチャネル型トランジスタ512に入力さ
れnチャネル型トランジスタ512が動作し、かつ次段
のレジスタ回路320から信号線323を通じて出力さ
れるタイミング信号がデジタルデータラッチ回路510
のnチャネル型トランジスタ511に入力されnチャネ
ル型トランジスタ511が動作すると、外部から入力さ
れるデジタルデータがインバータ回路514に取り込ま
れ、インバータ回路514および515によって保持さ
れる。このとき外部から入力されるデジタルデータが”
1(Hi)”であれば、インバータ回路514および5
15によってデジタルデータ”1”が保持される。一
方、外部から入力されるデジタルデータが”0(L
o)”であれば、インバータ回路514には”0”が入
力され、インバータ回路514および515によってデ
ジタルデータ”0(Lo)”が保持されることになる。
【0047】また、走査方向切替信号(L/R)に”1
(Hi)”が入力されるとアナログスイッチSWLが動
作し、レジスタ回路350から出力されるタイミング信
号が左隣のレジスタ回路340へ入力される。さらに、
レジスタ回路340から出力されるパルスが左隣のレジ
スタ回路330へ入力される。このように、走査方向切
替信号(L/R)に”1(Hi)”が入力された場合
は、次々と左隣のレジスタ回路へ一定の間隔で発生した
タイミング信号が出力されていくことになる。
【0048】デジタルデータラッチ回路群500のデジ
タルデータラッチ回路510〜550の動作は、上述の
走査方向切替信号(L/R)に”0(Lo)”である場
合と同様である。
【0049】次に、図3を参照する。図3には、上述の
駆動回路のデジタルデータラッチ回路群の回廊構成を変
えた本発明の駆動回路が示されている。
【0050】図3において、600はシフトレジスタ回
路、700は走査方向切替回路、800はデジタルデー
タラッチ回路群である。ここで説明する本発明の駆動回
路は、デジタルデータラッチ回路群800を構成するデ
ジタルデータラッチ回路810、820、830、84
0および850においては、それぞれ、リセット信号
(Res)によって入力される第1の電源電圧(VDD
_1)および入力されるデジタルデータ(DIGITA
L DATA)が容量Cで保持されるようになってい
る。
【0051】このような構成を採ることによって、より
簡単な駆動回路が実現できる。
【0052】次に、図18を参照する。図18には、シ
フトレジスタ回路とデジタルデータラッチ回路群との間
にバッファ回路を設けた場合の本発明の駆動回路の回路
構成図が示されている。
【0053】図18において、3500はシフトレジス
タ回路、3600はバッファ回路、3700はデジタル
データラッチ回路群である。
【0054】バッファ回路3600は、インバータ回路
3610、3611、3620、3621、3630、
3631、3640、3641、3650、3651を
有している。
【0055】他の構成については、上述の本発明の駆動
回路の説明を参照することができる。
【0056】本発明の実施例について以下に説明する。
【0057】
【実施例】
【0058】(実施例1)
【0059】図4を参照する。図4には、本発明の駆動
回路を用いた液晶表示装置の実施例が示されている。本
実施例の液晶表示装置1000は、ソースドライバ11
00、ゲートドライバ1200、デジタルビデオデータ
分割回路1300および画素部1400を有している。
本実施例の液晶表示装置1000には、外部から8ビッ
トデジタルビデオデータが入力される。また、本実施例
の液晶表示装置1000の画素部は1024×768画
素(横×縦)を有している。
【0060】本実施例のソースドライバ1100は、シ
フトレジスタ回路1110、デジタルデータラッチ回路
(1)1120、デジタルデータラッチ回路(2)11
30、およびD/A変換回路(DAC)1140を有し
ている。なお、シフトレジスタ回路1110は、走査方
向切替回路(図示せず)を有している。また、D/A変
換回路はレベルシフタ回路(図示せず)を有している。
【0061】本実施例のゲートドライバ1200は、シ
フトレジスタ回路およびバッファ回路(共に図示せず)
を有している。なお、本実施例のゲートドライバには、
本発明のシフトレジスタ回路が用いられ得る。
【0062】1300はデジタルデータ分割回路(SP
C;Serial-to-Parallel Conversion Circuit)であ
る。デジタルデータ分割回路1300は、液晶表示装置
1000の外部装置から入力されるデジタルデータの周
波数を1/mに落とすための回路である。外部から入力
されるデジタルビデオデータを分割することにより、駆
動回路の動作に必要な信号の周波数も1/mに落とすこ
とができる。
【0063】本実施例では、デジタルデータ分割回路1
300には、外部から80MHzの8ビットデジタルデ
ータが入力される。デジタルデータ分割回路1300
は、外部から入力される80MHzの8ビットデジタル
データをシリアル−パラレル変換し、40MHzのデジ
タルデータをソースドライバ1100に供給する。
【0064】ここで、本実施例の液晶表示装置1000
のシフトレジスタ回路1110およびデジタルデータラ
ッチ回路(1)について詳細に説明する。
【0065】図5を参照する。図5には、本実施例のシ
フトレジスタ回路1110およびデジタルデータラッチ
回路群(1)1120−1および1120−2が示され
ている。なお、図5においては、説明の便宜上、デジタ
ルデータラッチ回路(1)群として1120−1および
1120−2を示しているが、本実施例のソースドライ
バ1100は、1120−1〜1120−16の16個
のデジタルデータラッチ回路を有している。
【0066】なお、本実施例においては、走査方向切替
回路はシフトレジスタ回路1110の一部と捉えてい
る。ただし、走査方向の切替えの必要のない液晶表示装
置に本実施例のシフトレジスタ回路を用いる場合には、
走査方向切替回路を省略することもできる。
【0067】ここで、本実施例の液晶表示装置の駆動回
路の動作を説明する。
【0068】まず、シフトレジスタ回路1110にクロ
ック信号(CLK)およびクロックバック信号(CLK
B)ならびにスタートパルス(SP)が入力される。上
述した様に本発明の駆動回路においては、シフトレジス
タ回路1110は、クロック信号(CLK)およびクロ
ックバック信号(CLKB)ならびにスタートパルス
(SP)に基づきタイミング信号を順に発生させ、デジ
タルデータラッチ回路群(1)を構成するデジタルデー
タラッチ回路に順に出力する。
【0069】シフトレジスタ回路1110から出力され
たタイミング信号は、デジタルデータラッチ回路(1)
1120−1〜1120−16に供給される。デジタル
データラッチ回路(1)1120−1〜1120−16
は、前記タイミング信号が入力されると、デジタルデー
タ分割回路から供給される8ビットデジタルデータを順
次取り込み、保持する。
【0070】デジタルデータラッチ回路群(1)112
0−1〜1120−16の全てのステージにデジタルデ
ータの書き込みが一通り終了するまでの時間は、ライン
期間と呼ばれる。すなわち、シフトレジスタ回路111
0が左から右に順にタイミング信号を発生させる場合、
デジタルデータラッチ回路群(1)1120−1〜11
20−16の中で一番左側のステージのデジタルデータ
ラッチ回路にデジタルデータの書き込みが開始される時
点から、一番右側のステージのデジタルデータラッチ回
路にデジタルデータの書き込みが終了する時点までの時
間間隔がライン期間である。実際には、上記ライン期間
に水平帰線期間が加えられた期間をライン期間と呼ぶこ
ともある。
【0071】1ライン期間の終了後、シフトレジスタ回
路1110の動作タイミングに合わせて、デジタルデー
タラッチ回路群(2)1130にラッチシグナル(L
S)が供給される。この瞬間、デジタルデータラッチ回
路群(1)1120に書き込まれ保持されているデジタ
ルデータは、デジタルデータラッチ回路群(2)113
0に一斉に送出され、デジタルデータラッチ回路群
(2)1130の全ステージのデジタルデータラッチ回
路に書き込まれ、保持される。
【0072】デジタルデータをデジタルデータラッチ回
路群(2)1130に送出し終えたデジタルデータラッ
チ回路群(1)1120には、シフトレジスタ回路11
10からのタイミング信号に基づき、再びデジタルデー
タ信号分割回路から供給されるデジタルデータの書き込
みが順次行われる。
【0073】この2順目の1ライン期間中には、デジタ
ルデータラッチ回路群(2)1130に書き込まれ、保
持されているデジタルデータがD/A変換回路1140
に出力される。D/A変換回路1140は、入力される
デジタルデータに基づきアナログデータを対応するソー
ス信号線に出力する。
【0074】ソース信号線に供給されるアナログデータ
は、ソース信号線に接続されている画素部1400の画
素TFTのソース領域に供給される。
【0075】ゲートドライバ1200においては、シフ
トレジスタ(図示せず)からのタイミング信号がバッフ
ァ回路(図示せず)に供給され、対応するゲート信号線
(走査線)に供給される。ゲート信号線には、1ライン
分の画素TFTのゲート電極が接続されており、1ライ
ン分全ての画素TFTを同時にONにしなくてはならな
いので、バッファ回路には電流容量の大きなものが用い
られる。
【0076】このように、ゲートドライバからの走査信
号によって対応する画素TFTのスイッチングが行わ
れ、ソースドライバからのアナログデータ(階調電圧)
が画素TFTに供給され、液晶分子が駆動される。
【0077】(実施例2)
【0078】本実施例の液晶表示装置は、実施例1の液
晶表示装置とはソースドライバのデジタルデータラッチ
回路群(1)の構成が異なる。その他の構成は、実施例
1の液晶表示装置と同じである。
【0079】図6を参照する。図6には、本実施例の液
晶表示装置のソースドライバのシフトレジスタ回路21
10、およびデジタルデータラッチ回路群(1)212
0−1および2120−2が示されている。なお、図6
においては、説明の便宜上、デジタルデータラッチ回路
(1)群として2120−1および2120−2を示し
ているが、本実施例のソースドライバ2100は、21
20−1〜2120−16の16個のデジタルデータラ
ッチ回路を有している。
【0080】本実施例のデジタルデータラッチ回路群
(1)2120−1〜2120−16は、デジタルデー
タを保持する素子として容量を用いている。
【0081】本実施例のような構成を採ることによっ
て、より素子数の少ないソースドライバが実現できる。
【0082】(実施例3)
【0083】本実施例の液晶表示装置は、実施例1の液
晶表示装置とはソースドライバのデジタルデータラッチ
回路群(1)の構成が異なる。その他の構成は、実施例
1の液晶表示装置と同じである。
【0084】図7を参照する。図7には、本実施例の液
晶表示装置のソースドライバのシフトレジスタ回路31
10、およびデジタルデータラッチ回路群(1)312
0−1および3120−2が示されている。なお、図7
においては、説明の便宜上、デジタルデータラッチ回路
(1)群として3120−1および3120−2を示し
ているが、本実施例のソースドライバ3100は、31
20−1〜3120−16の16個のデジタルデータラ
ッチ回路を有している。
【0085】本実施例のデジタルデータラッチ回路群
(1)3120−1〜3120−16は、実施例1で用
いられているリセット信号(Res)が入力されるPチ
ャネル型TFTの代わりに抵抗Rが接続されている。
【0086】(実施例4)本実施例においては、本発明
の駆動回路を有する液晶表示装置の作製方法例を図8〜
図12を用いて説明する。本実施例の液晶表示装置にお
いては、画素部、ソースドライバ、ゲートドライバ等を
一つの基板上に一体形成される。なお、説明の便宜上、
画素TFTと本発明の駆動回路の一部を構成するNch
TFTとインバータ回路を構成するPchTFTおよび
NchTFTとが同一基板上に形成されることを示すも
のとする。
【0087】図8(A)において、基板6001には低
アルカリガラス基板や石英基板を用いることができる。
本実施例では低アルカリガラス基板を用いた。この場
合、ガラス歪み点よりも10〜20℃程度低い温度であ
らかじめ熱処理しておいても良い。この基板6001の
TFT形成表面には、基板6001からの不純物拡散を
防ぐために、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸
化窒化シリコン膜などの下地膜6002を形成する。例
えば、プラズマCVD法でSiH4、NH3、N2Oから
作製される酸化窒化シリコン膜を100nm、同様にS
iH4、N2Oから作製される酸化窒化シリコン膜を20
0nmの厚さに積層形成する。
【0088】次に、20〜150nm(好ましくは30
〜80nm)の厚さで非晶質構造を有する半導体膜60
03aを、プラズマCVD法やスパッタ法などの公知の
方法で形成する。本実施例では、プラズマCVD法で非
晶質シリコン膜を54nmの厚さに形成する。非晶質構
造を有する半導体膜としては、非晶質半導体膜や微結晶
半導体膜があり、非晶質シリコンゲルマニウム膜などの
非晶質構造を有する化合物半導体膜を適用しても良い。
また、下地膜6002と非晶質シリコン膜6003aと
は同じ成膜法で形成することが可能であるので、両者を
連続形成しても良い。その場合、下地膜を形成した後、
一旦大気雰囲気に晒すことがなくその表面の汚染を防ぐ
ことが可能となり、作製するTFTの特性バラツキやし
きい値電圧の変動を低減させることができる(図8
(A))。
【0089】そして、公知の結晶化技術を使用して非晶
質シリコン膜6003aから結晶質シリコン膜6003
bを形成する。例えば、レーザー結晶化法や熱結晶化法
(固相成長法)を適用すれば良いが、ここでは、特開平
7−130652号公報で開示された技術に従って、触
媒元素を用いる結晶化法で結晶質シリコン膜6003b
を形成した。結晶化の工程に先立って、非晶質シリコン
膜の含有水素量にもよるが、400〜500℃で1時間
程度の熱処理を行い、含有水素量を5atom%以下にして
から結晶化させることが望ましい。非晶質シリコン膜を
結晶化させると原子の再配列が起こり緻密化するので、
作製される結晶質シリコン膜の厚さは当初の非晶質シリ
コン膜の厚さ(本実施例では54nm)よりも1〜15
%程度減少する(図8(B))。
【0090】そして、結晶質シリコン膜6003bを島
状にパターンニングして、島状半導体層6004〜60
07を形成する。その後、プラズマCVD法またはスパ
ッタ法により50〜150nmの厚さの酸化シリコン膜
によるマスク層6008を形成する(図8(C))。本
実施例では、マスク層6008の厚さは130nmとす
る。
【0091】そしてレジストマスク6009を設け、n
チャネル型TFTを形成することとなる島状半導体層6
004〜6007の全面に1×1016〜5×1017atom
s/cm3程度の濃度でp型を付与する不純物元素としてボ
ロン(B)を添加する。このボロン(B)の添加は、し
きい値電圧を制御する目的でなされる。ボロン(B)の
添加はイオンドープ法で実施しても良いし、非晶質シリ
コン膜を成膜するときに同時に添加しておくこともでき
る。ここでのボロン(B)添加は必ずしも必要ではない
(図8(D))。
【0092】ドライバ等の駆動回路のnチャネル型TF
TのLDD領域を形成するために、n型を付与する不純
物元素を島状半導体層6010〜6012に選択的に添
加する。そのため、あらかじめレジストマスク6013
〜6016を形成する。n型を付与する不純物元素とし
ては、リン(P)や砒素(As)を用いれば良く、ここ
ではリン(P)を添加すべく、フォスフィン(PH3
を用いたイオンドープ法を適用した。形成された不純物
領域6017、6018のリン(P)濃度は2×1016
〜5×1019atoms/cm3の範囲とすれば良い。本明細書
中では、ここで形成された不純物領域6017〜601
9に含まれるn型を付与する不純物元素の濃度を
(n-)と表す。また、不純物領域6019は、画素部
の保持容量を形成するための半導体層であり、この領域
にも同じ濃度でリン(P)を添加する(図9(A))。
その後、レジストマスク6013〜6016を除去す
る。
【0093】次に、マスク層6008をフッ酸などによ
り除去した後、図8(D)と図9(A)で添加した不純
物元素を活性化させる工程を行う。活性化は、窒素雰囲
気中で500〜600℃で1〜4時間の熱処理や、レー
ザー活性化の方法により行うことができる。また、両者
を併用して行っても良い。本実施例では、レーザー活性
化の方法を用いる。レーザー光にはKrFエキシマレー
ザー光(波長248nm)を用いる。本実施例では、レ
ーザー光の形状を線状ビームに加工して用い、発振周波
数5〜50Hz、エネルギー密度100〜500mJ/
cm2として線状ビームのオーバーラップ割合を80〜
98%で走査することによって島状半導体層が形成され
た基板全面を処理する。尚、レーザー光の照射条件には
何ら限定される事項はなく適宣決定することができる。
【0094】そして、ゲート絶縁膜6020をプラズマ
CVD法またはスパッタ法を用いて10〜150nmの
厚さでシリコンを含む絶縁膜で形成する。例えば、12
0nmの厚さで酸化窒化シリコン膜を形成する。ゲート
絶縁膜には、他のシリコンを含む絶縁膜を単層または積
層構造として用いても良い(図9(B))。
【0095】次に、ゲート電極を形成するために第1の
導電層を成膜する。この第1の導電層は単層で形成して
も良いが、必要に応じて二層あるいは三層といった積層
構造としても良い。本実施例では、導電性の窒化物金属
膜から成る導電層(A)6021と金属膜から成る導電
層(B)6022とを積層させる。導電層(B)602
2はタンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン
(Mo)、タングステン(W)から選ばれた元素、また
は前記元素を主成分とする合金か、前記元素を組み合わ
せた合金膜(代表的にはMo−W合金膜またはMo−T
a合金膜)で形成すれば良く、導電層(A)6021は
窒化タンタル(TaN)、窒化タングステン(WN)、
窒化チタン(TiN)膜、窒化モリブデン(MoN)で
形成する。また、導電層(A)6021は代替材料とし
て、タングステンシリサイド、チタンシリサイド、モリ
ブデンシリサイドを適用しても良い。導電層(B)60
22は低抵抗化を図るために含有する不純物濃度を低減
させると良く、特に酸素濃度に関しては30ppm以下
とすると良かった。例えば、タングステン(W)は酸素
濃度を30ppm以下とすることで20μΩcm以下の
比抵抗値を実現することができる。
【0096】導電層(A)6021は10〜50nm
(好ましくは20〜30nm)とし、導電層(B)60
22は200〜400nm(好ましくは250〜350
nm)とすれば良い。本実施例では、導電層(A)60
21に50nmの厚さの窒化タンタル膜を、導電層
(B)6022には350nmのTa膜を用い、いずれ
もスパッタ法で形成する。このスパッタ法による成膜で
は、スパッタ用のガスのArに適量のXeやKrを加え
ておくと、形成する膜の内部応力を緩和して膜の剥離を
防止することができる。尚、図示しないが、導電層
(A)6021の下に2〜20nm程度の厚さでリン
(P)をドープしたシリコン膜を形成しておくことは有
効である。これにより、その上に形成される導電膜の密
着性向上と酸化防止を図ると同時に、導電層(A)また
は導電層(B)が微量に含有するアルカリ金属元素がゲ
ート絶縁膜6020に拡散するのを防ぐことができる
(図9(C))。
【0097】次に、レジストマスク6023〜6027
を形成し、導電層(A)6021と導電層(B)602
2とを一括でエッチングしてゲート電極6028〜60
31と容量配線6032を形成する。ゲート電極602
8〜6031と容量配線6032は、導電層(A)から
成る6028a〜6032aと、導電層(B)から成る
6028b〜6032bとが一体として形成されてい
る。この時、後にドライバ等の駆動回路を構成するTF
Tのゲート電極6028〜6030は不純物領域601
7、6018の一部と、ゲート絶縁膜6020を介して
重なるように形成する(図9(D))。
【0098】次いで、ドライバのPチャネル型TFTの
ソース領域およびドレイン領域を形成するために、P型
を付与する不純物元素を添加する工程を行う。ここで
は、ゲート電極6028をマスクとして、自己整合的に
不純物領域を形成する。このとき、Nチャネル型TFT
が形成される領域はレジストマスク6033で被覆して
おく。そして、ジボラン(B26)を用いたイオンドー
プ法で不純物領域6034を形成した。この領域のボロ
ン(B)濃度は3×1020〜3×1021atoms/cm3とな
るようにする。本明細書中では、ここで形成された不純
物領域6034に含まれるP型を付与する不純物元素の
濃度を(p++)と表す(図10(A))。
【0099】次に、Nチャネル型TFTにおいて、ソー
ス領域またはドレイン領域として機能する不純物領域の
形成を行った。レジストのマスク6035〜6037を
形成し、N型を付与する不純物元素が添加して不純物領
域6038〜6042を形成した。これは、フォスフィ
ン(PH3)を用いたイオンドープ法で行い、この領域
のリン(P)濃度を1×1020〜1×1021atoms/cm3
とした。本明細書中では、ここで形成された不純物領域
6038〜6042に含まれるN型を付与する不純物元
素の濃度を(n+)と表す(図10(B))。
【0100】不純物領域6038〜6042には、既に
前工程で添加されたリン(P)またはボロン(B)が含
まれているが、それに比して十分に高い濃度でリン
(P)が添加されるので、前工程で添加されたリン
(P)またはボロン(B)の影響は考えなくても良い。
また、不純物領域6038に添加されたリン(P)濃度
は図10(A)で添加されたボロン(B)濃度の1/2
〜1/3なのでp型の導電性が確保され、TFTの特性
に何ら影響を与えることはなかった。
【0101】そして、画素部のnチャネル型TFTのL
DD領域を形成するためのn型を付与する不純物添加の
工程を行った。ここではゲート電極6031をマスクと
して自己整合的にn型を付与する不純物元素をイオンド
ープ法で添加する。添加するリン(P)の濃度は1×1
16〜5×1018atoms/cm3であり、図9(A)および
図10(A)と図10(B)で添加する不純物元素の濃
度よりも低濃度で添加することで、実質的には不純物領
域6043、6044のみが形成される。本明細書中で
は、この不純物領域6043、6044に含まれるn型
を付与する不純物元素の濃度を(n--)と表す(図10
(C))。
【0102】ここで、ゲート電極のTaのピーリングを
防止するために層間膜としてSiON膜等を200nm
の厚さで形成しても良い。
【0103】その後、それぞれの濃度で添加されたn型
またはp型を付与する不純物元素を活性化するために熱
処理工程を行う。この工程はファーネスアニール法、レ
ーザーアニール法、またはラピッドサーマルアニール法
(RTA法)で行うことができる。ここではファーネス
アニール法で活性化工程を行った。熱処理は酸素濃度が
1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下の窒素雰囲
気中で400〜800℃、代表的には500〜600℃
で行うものであり、本実施例では500℃で4時間の熱
処理を行った。また、基板6001に石英基板のような
耐熱性を有するものを使用した場合には、800℃で1
時間の熱処理としても良く、不純物元素の活性化と、該
不純物元素が添加された不純物領域とチャネル形成領域
との接合を良好に形成することができる。なお、上述の
ゲート電極のTaのピーリングを防止するための層間膜
を形成した場合には、この効果は得られない場合があ
る。
【0104】この熱処理において、ゲート電極6028
〜6031と容量配線6032形成する金属膜6028
b〜6032bは、表面から5〜80nmの厚さでその
表面に導電層(C)6028c〜6032cが形成され
る。例えば、導電層(B)6028b〜6032bがタ
ングステン(W)の場合には窒化タングステン(WN)
が形成され、タンタル(Ta)の場合には窒化タンタル
(TaN)を形成することができる。また、導電層
(C)6028c〜6032cは、窒素またはアンモニ
アなどを用いた窒素を含むプラズマ雰囲気にゲート電極
6028〜6031及び容量配線6032を晒しても同
様に形成することができる。さらに、3〜100%の水
素を含む雰囲気中で、300〜450℃で1〜12時間
の熱処理を行い、島状半導体層を水素化する工程を行っ
た。この工程は熱的に励起された水素により半導体層の
ダングリングボンドを終端する工程である。水素化の他
の手段として、プラズマ水素化(プラズマにより励起さ
れた水素を用いる)を行っても良い。
【0105】島状半導体層が、非晶質シリコン膜から触
媒元素を用いる結晶化の方法で作製された場合、島状半
導体層中には微量の触媒元素が残留する。勿論、そのよ
うな状態でもTFTを完成させることが可能であるが、
残留する触媒元素を少なくともチャネル形成領域から除
去する方がより好ましい。この触媒元素を除去する手段
の一つにリン(P)によるゲッタリング作用を利用する
手段がある。ゲッタリングに必要なリン(P)の濃度は
図10(B)で形成した不純物領域(n+)と同程度で
あり、ここで実施される活性化工程の熱処理により、n
チャネル型TFTおよびpチャネル型TFTのチャネル
形成領域から触媒元素をゲッタリングをすることができ
た(図10(D))。
【0106】第1の層間絶縁膜6045は500〜15
00nmの厚さで酸化シリコン膜または酸化窒化シリコ
ン膜で形成され、その後、それぞれの島状半導体層に形
成されたソース領域またはドレイン領域に達するコンタ
クトホールを形成し、ソース配線6046〜6049
と、ドレイン配線6050〜6053を形成する(図1
1(A))。図示していないが、本実施例ではこの電極
を、Ti膜を100nm、Tiを含むアルミニウム膜5
00nm、Ti膜150nmをスパッタ法で連続して形
成した3層構造の積層膜とする。
【0107】次に、パッシベーション膜6054とし
て、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、または窒化酸化
シリコン膜を50〜500nm(代表的には100〜3
00nm)の厚さで形成する。本実施例においては、パ
ッシベーション膜6054は窒化シリコン膜50nmと
酸化シリコン膜24.5nmとの積層膜とした。この状
態で水素化処理を行うとTFTの特性向上に対して好ま
しい結果が得られた。例えば、3〜100%の水素を含
む雰囲気中で、300〜450℃で1〜12時間の熱処
理を行うと良く、あるいはプラズマ水素化法を用いても
同様の効果が得られた。なお、ここで後に画素電極とド
レイン配線を接続するためのコンタクトホールを形成す
る位置において、パッシベーション膜6054に開口部
を形成しておいても良い(図11(A))。
【0108】その後、有機樹脂からなる第2層間絶縁膜
6055を1.0〜1.5μmの厚さに形成する。有機
樹脂としては、ポリイミド、アクリル、ポリアミド、ポ
リイミドアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)等を使
用することができる。ここでは、基板に塗布後、熱重合
するタイプのアクリルを用い、250℃で焼成して形成
する(図11(B))。
【0109】ここで、D/A変換回路の容量を形成す
る。D/A変換回路の容量の電極となるべき電極はドレ
イン配線と同一配線層に形成されている。前記電極の上
部の第2層間絶縁膜6055を全部除去する(図示せ
ず)。次に、ブラックマトリクスを形成する(図示せ
ず)。本実施例ではブラックマトリクスは、Ti膜を1
00nmに形成し、その後AlとTiの合金膜を300
nmに形成した積層構造とする。よって、本実施例で
は、前記電極とブラックマトリクスとの間でD/A変換
回路の容量が形成される。
【0110】その後、有機樹脂からなる第3層間絶縁膜
6059を1.0〜1.5μmの厚さに形成する。有機
樹脂としては、第2層間絶縁膜と同様の樹脂をもちいる
ことができる。ここでは、基板に塗布後、熱重合するタ
イプのポリイミドを用い、300℃で焼成して形成し
た。
【0111】そして、第2層間絶縁膜6055および第
3層間絶縁膜6059にドレイン配線6053に達する
コンタクトホールを形成し、画素電極6060を形成す
る。本発明の透過型液晶表示装置においては、画素電極
6060にはITO等の透明導伝膜を用いる。(図11
(B))。
【0112】こうして同一基板上に、駆動回路TFTと
画素部の画素TFTとを有した基板を完成させることが
できる。駆動回路にはpチャネル型TFT6101、第
1のnチャネル型TFT6102、第2のnチャネル型
TFT6103、画素部には画素TFT6104、保持
容量6105が形成されている(図12)。本明細書で
は便宜上このような基板をアクティブマトリクス基板と
呼んでいる。
【0113】次に、上記の工程によって作製されたアク
ティブマトリクス基板をもとに、透過型液晶表示装置を
作製する工程を説明する。
【0114】図12の状態のアクティブマトリクス基板
に配向膜6061を形成する。本実施例では、配向膜6
061にはポリイミドを用いた。次に、対向基板を用意
する。対向基板は、ガラス基板6062、透明導電膜か
らなる対向電極6063、配向膜6064とで構成され
る。
【0115】なお、本実施例では、配向膜には、液晶分
子が基板に対して平行に配向するようなポリイミド膜を
用いた。なお、配向膜形成後、ラビング処理を施すこと
により、液晶分子がある一定のプレチルト角を持って平
行配向するようにした。
【0116】次に、上記の工程を経たアクティブマトリ
クス基板と対向基板とを公知のセル組み工程によって、
シール材やスペーサ(共に図示せず)などを介して貼り
合わせる。その後、両基板の間に液晶6065を注入
し、封止剤(図示せず)によって完全に封止する。よっ
て、図12に示すような透過型液晶表示装置が完成す
る。
【0117】なお本実施例では、透過型液晶表示装置が
TN(ツイスト)モードによって表示を行うようにし
た。そのため、偏光板(図示せず)が透過型液晶表示装
置の上部に配置された。
【0118】駆動回路のpチャネル型TFT6101に
は、島状半導体層6004にチャネル形成領域806、
ソース領域807a、807b、ドレイン領域808
a,808bを有している。第1のnチャネル型TFT
6102には、島状半導体層6005にチャネル形成領
域809、ゲート電極6071と重なるLDD領域81
0(以降、このようなLDD領域をLovと記す)、ソー
ス領域811、ドレイン領域812を有している。この
Lov領域のチャネル長方向の長さは0.5〜3.0μ
m、好ましくは1.0〜1.5μmとした。第2のnチ
ャネル型TFT6103には、島状半導体層6006に
チャネル形成領域813、LDD領域814、815、
ソース領域816、ドレイン領域817を有している。
このLDD領域はLov領域とゲート電極6072と重な
らないLDD領域(以降、このようなLDD領域をLof
fと記す)とが形成され、このLoff領域のチャネル長方
向の長さは0.3〜2.0μm、好ましくは0.5〜
1.5μmである。画素TFT6104には、島状半導
体層6007にチャネル形成領域818、819、Lof
f領域820〜823、ソースまたはドレイン領域82
4〜826を有している。Loff領域のチャネル長方向
の長さは0.5〜3.0μm、好ましくは1.5〜2.
5μmである。また、画素TFT6104のチャネル形
成領域818、819と画素TFTのLDD領域である
Loff領域820〜823との間には、オフセット領域
(図示せず)が形成されている。さらに、容量配線60
74と、ゲート絶縁膜6020から成る絶縁膜と、画素
TFT6073のドレイン領域826に接続し、n型を
付与する不純物元素が添加された半導体層827とから
保持容量805が形成されている。図12では画素TF
T804をダブルゲート構造としたが、シングルゲート
構造でも良いし、複数のゲート電極を設けたマルチゲー
ト構造としても差し支えない。
【0119】以上の様に本実施例においては、画素TF
Tおよびドライバが要求する仕様に応じて各回路を構成
するTFTの構造を最適化し、液晶表示装置の動作性能
と信頼性を向上させることを可能とすることができる。
【0120】なお、本実施例においては透過型の液晶表
示装置について説明した。しかし、本発明の駆動回路を
用いることができる液晶表示装置は、これに限定される
わけではなく、反射型の液晶表示装置にも用いることが
できる。
【0121】(実施例5)
【0122】本実施例では、本発明の駆動回路を有する
液晶表示装置を逆スタガ型のTFTを用いて構成した例
を示す。
【0123】図13を参照する。図13には、本実施例
の液晶表示装置を構成する逆スタガ型のNチャネル型T
FTの断面図が示されている。なお、図13には、1つ
のNチャネル型TFTしか図示しないが、Pチャネル型
TFTとNチャネル型TFTとによってCMOS回路を
構成することもできるのは言うまでもない。また、同様
の構成により画素TFTを構成できることも言うまでも
ない。
【0124】図13(A)を参照する。4001は基板
であり、実施例4で説明したようなものが用いられる。
4002は酸化シリコン膜である。4003はゲート電
極である。4004はゲイト絶縁膜である。4005、
4006、4007および4008は、多結晶シリコン
膜から成る活性層である。この活性層の作製にあたって
は、実施例4で説明した非晶質シリコン膜の多結晶化と
同様の方法が用いられた。またレーザー光(好ましくは
線状レーザー光または面状レーザー光)によって、非晶
質シリコン膜を結晶化させる方法をとっても良い。な
お、4005はソース領域、4006はドレイン領域、
4007は低濃度不純物領域(LDD領域)、4008
はチャネル形成領域である。4009はチャネル保護膜
であり、3010は層間絶縁膜である。4011および
4012はそれぞれ、ソース電極、ドレイン電極であ
る。
【0125】次に、図13(B)を参照する。図13
(B)には図13(A)とは構成が異なる逆スタガ型の
TFTによって液晶表示装置が構成された場合について
説明する。
【0126】図13(B)においても、1つのNチャネ
ル型TFTしか図示しないが、上述のようにPチャネル
型TFTとNチャネル型TFTとによってCMOS回路
を構成することもできるのは言うまでもない。また、同
様の構成により画素TFTを構成できることも言うまで
もない。
【0127】4101は基板である。4102は酸化シ
リコン膜である。4103はゲイト電極である。410
4はベンゾジクロブテン(BCB)膜であり、その上面
が平坦化される。4105は窒化シリコン膜である。B
CB膜と窒化シリコン膜とでゲイト絶縁膜を構成する。
4106、4107、4108および4109は、多結
晶シリコン膜から成る活性層である。この活性層の作製
にあたっては、実施例1で説明した非晶質シリコン膜の
多結晶化と同様の方法が用いられた。またレーザー光
(好ましくは線状レーザー光または面状レーザー光)に
よって、非晶質シリコン膜を結晶化させる方法をとって
も良い。なお、4106はソース領域、4107はレイ
ン領域、4108は低濃度不純物領域(LDD領域)、
4109はチャネル形成領域である。4110はチャネ
ル保護膜であり、4111は層間絶縁膜である。411
2および4113はそれぞれ、ソース電極、ドレイン電
極である。
【0128】本実施例によると、BCB膜と窒化シリコ
ン膜とで構成されるゲイト絶縁膜が平坦化されているの
で、その上に成膜される非晶質シリコン膜も平坦なもの
になる。よって、非晶質シリコン膜を多結晶化する際
に、従来の逆スタガ型のTFTよりも均一な多結晶シリ
コン膜を得ることができる。
【0129】(実施例6)
【0130】上述の本発明の駆動回路を用いた液晶表示
装置にはネマチック液晶以外にも様々な液晶を用いるこ
とが可能である。例えば、1998, SID, "Characteristic
s and Driving Scheme of Polymer-Stabilized Monosta
ble FLCD Exhibiting Fast Response Time and High Co
ntrast Ratio with Gray-Scale Capability" by H. Fur
ue et al.や、1997, SID DIGEST, 841, "A Full-Color
Thresholdless Antiferroelectric LCD Exhibiting Wid
e Viewing Angle with Fast Response Time" by T. Yos
hida et al.や、1996, J. Mater. Chem. 6(4), 671-67
3, "Thresholdless antiferroelectricity in liquid c
rystals and its application to displays" by S. Inu
i et al.や、米国特許第5594569 号に開示された液晶を
用いることが可能である。
【0131】ある温度域において反強誘電相を示す液晶
を反強誘電性液晶という。反強誘電性液晶を有する混合
液晶には、電場に対して透過率が連続的に変化する電気
光学応答特性を示す、無しきい値反強誘電性混合液晶と
呼ばれるものがある。この無しきい値反強誘電性混合液
晶は、いわゆるV字型の電気光学応答特性を示すものが
あり、その駆動電圧が約±2.5V程度(セル厚約1μ
m〜2μm)のものも見出されている。
【0132】ここで、いわゆるV字型の電気光学応答を
示す無しきい値反強誘電性混合液晶の印加電圧に対する
光透過率の特性を示す例を図16に示す。図16に示す
グラフの縦軸は透過率(任意単位)、横軸は印加電圧で
ある。なお、液晶表示装置の入射側の偏光板の透過軸
は、液晶表示装置のラビング方向にほぼ一致する無しき
い値反強誘電性混合液晶のスメクティック層の法線方向
とほぼ平行に設定されている。また、出射側の偏光板の
透過軸は、入射側の偏光板の透過軸に対してほぼ直角
(クロスニコル)に設定されている。
【0133】図14に示されるように、このような無し
きい値反強誘電性混合液晶を用いると、低電圧駆動かつ
階調表示が可能となることがわかる。
【0134】また、このような低電圧駆動の無しきい値
反強誘電性混合液晶を本発明の駆動回路を有する液晶表
示装置に用いた場合にも、D/A変換回路の出力電圧を
下げることができるので、D/A変換回路の動作電源電
圧を下げることができ、ドライバの動作電源電圧を低く
することができる。よって、液晶表示装置の低消費電力
化および高信頼性が実現できる。
【0135】よって、このような低電圧駆動の無しきい
値反強誘電性混合液晶を用いることは、比較的LDD領
域(低濃度不純物領域)の幅が小さなTFT(例えば、
0nm〜500nmまたは0nm〜200nm)を用い
る場合においても有効である。
【0136】また、一般に、無しきい値反強誘電性混合
液晶は自発分極が大きく、液晶自体の誘電率が高い。こ
のため、無しきい値反強誘電性混合液晶を液晶表示装置
に用いる場合には、画素に比較的大きな保持容量が必要
となってくる。よって、自発分極が小さな無しきい値反
強誘電性混合液晶を用いるのが好ましい。
【0137】なお、このような無しきい値反強誘電性混
合液晶を用いることによって低電圧駆動が実現されるの
で、液晶表示装置の低消費電力が実現される。
【0138】なお、図14に示すような電気光学特性を
有する液晶であれば、いかなるものも本発明の駆動回路
を用いた液晶表示装置の表示媒体として用いることがで
きる。
【0139】(実施例7)
【0140】本発明の駆動回路を有する液晶表示装置
は、様々な電子機器に組み込んで用いることができる。
【0141】その様な電子機器としては、ビデオカメ
ラ、デジタルカメラ、プロジェクター(リア型またはフ
ロント型)、ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグル型
ディスプレイ)、ゲーム機、カーナビゲーション、パー
ソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュ
ータ、携帯電話または電子書籍等)などが挙げられる。
それらの一例を図15および図16に示す。
【0142】図15(A)はフロント型プロジェクタ−
であり、本体10001、本発明の駆動回路を用いた液
晶表示装置10002、光源10003、光学系100
04、スクリーン10005で構成されている。なお、
図15(A)には、液晶表示装置を1つ組み込んだフロ
ントプロジェクターが示されているが、液晶表示装置を
3個(R、G、Bの光にそれぞれ対応させる)組み込ん
ことによって、より高解像度・高精細のフロント型プロ
ジェクタを実現することができる。
【0143】図15(B)はリア型プロジェクターであ
り、10006は本体、10007は本発明の駆動回路
を用いた液晶表示装置であり、10008は光源であ
り、10009はリフレクター、10010はスクリー
ンである。なお、図15(B)には、液晶表示装置を3
個(R、G、Bの光にそれぞれ対応させる)組み込んだ
リア型プロジェクタが示されている。
【0144】図16(A)はパーソナルコンピュータで
あり、本体7001、映像入力部7002、本発明の駆
動回路を用いた液晶表示装置7003、キーボード70
04で構成される。
【0145】図16(B)はビデオカメラであり、本体
7101、本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置71
02、音声入力部7103、操作スイッチ7104、バ
ッテリー7105、受像部7106で構成される。
【0146】図16(C)はモバイルコンピュータ(モ
ービルコンピュータ)であり、本体7201、カメラ部
7202、受像部7203、操作スイッチ7204、本
発明の駆動回路を用いた液晶表示装置7205で構成さ
れる。
【0147】図16(D)はゴーグル型ディスプレイで
あり、本体7301、本発明の駆動回路を用いた液晶表
示装置7302、アーム部7303で構成される。
【0148】図16(E)はプログラムを記録した記録
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体7401、本発明の駆動回路を用いた液晶表示
装置7402、スピーカ部7403、記録媒体740
4、操作スイッチ7405で構成される。なお、この装
置は記録媒体としてDVD(Digital Vers
atile Disc)、CD等を用い、音楽鑑賞や映
画鑑賞やゲームやインターネットを行うことができる。
【0149】図16(F)はゲーム機であり、本体75
01、本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置750
2、表示装置7503、記録媒体7504、コントロー
ラ7505、本体用センサ部7506、センサ部750
7、CPU部7508で構成される。本体用センサ部7
506、センサ部7507はそれぞれコントローラ75
05、本体7501から出される赤外線を感知すること
が可能である。
【0150】以上の様に、本発明の駆動回路を用いた液
晶表示装置表示装置の適用範囲は極めて広く、あらゆる
分野の電子機器に適用できる。
【0151】
【発明の効果】
【0152】本発明の駆動回路は、従来の駆動回路より
も構成が簡略化されており、素子数が半分以下で済むこ
とになる。よって、本発明の駆動回路を用いた液晶表示
装置は、製造歩留まりが向上し、かつ小型化が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図2】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図3】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図4】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の回
路ブロック図である。
【図5】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図6】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図7】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図8】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の作
製工程例を示す図である。
【図9】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の作
製工程例を示す図である。
【図10】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の
作製工程例を示す図である。
【図11】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の
作製工程例を示す図である。
【図12】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の
作製工程例を示す図である。
【図13】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置の
断面図である。
【図14】 V字型の電気光学特性を示す反強誘電性液
晶の印加電圧−透過率特性を示すグラフである。
【図15】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置を
組み込んだ電子機器の例である。
【図16】 本発明の駆動回路を用いた液晶表示装置を
組み込んだ電子機器の例である。
【図17】 従来の駆動回路の回路構成図である。
【図18】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【図19】 本発明の駆動回路の回路構成図である。
【符号の説明】
100 シフトレジスタ回路 110、120、130、140、150 レジスタ回
路 200 デジタルデータラッチ回路 210、220、230、240、250 デジタルデ
ータラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 19/00 G11C 19/00 J 19/28 19/28 Z H01L 29/786 H01L 29/78 612B 614

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列に接続されたクロックドインバータ回
    路およびインバータ回路を有する複数のレジスタ回路を
    有するシフトレジスタ回路と、 ソースまたはドレインが直列に接続された第1のnチャ
    ネル型トランジスタおよび第2のnチャネル型トランジ
    スタと、pチャネル型トランジスタと、デジタルデータ
    保持回路とを有する複数のデジタルデータラッチ回路
    と、を有する表示装置の駆動回路であって、 前記クロックドインバータ回路および前記インバータ回
    路は、外部から入力される、クロック信号、クロックバ
    ック信号、およびスタートパルスに基づいてタイミング
    信号を発生させ、前記レジスタ回路に隣接するレジスタ
    回路および前記第2のnチャネル型トランジスタのゲー
    ト電極に前記タイミング信号を出力し、 前記pチャネル型トランジスタは、前記pチャネル型ト
    ランジスタのゲート電極に外部から入力されるリセット
    信号によって第1の電源電圧を前記デジタルデータ保持
    回路に入力し、 前記第1のnチャネル型トランジスタは、前記タイミン
    グ信号に基づき入力されるデジタルデータを取り込み前
    記第2のnチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
    インに出力し、 前記レジスタ回路に隣接するレジスタ回路から出力され
    るタイミング信号は、前記第1のnチャネル型トランジ
    スタのゲート電極に出力されることを特徴とする表示装
    置の駆動回路。
  2. 【請求項2】直列に接続されたクロックドインバータ回
    路およびインバータ回路を有するレジスタ回路を有する
    シフトレジスタ回路と、 ソースまたはドレインが直列に接続された第1のnチャ
    ネル型トランジスタおよび第2のnチャネル型トランジ
    スタと、pチャネル型トランジスタと、デジタルデータ
    保持回路とを有するデジタルデータラッチ回路と、 を有する表示装置の駆動回路であって、 前記第2のnチャネル型トランジスタのゲート電極は前
    記レジスタ回路の出力線と接続されており、前記第2の
    nチャネル型トランジスタのソースまたはドレインは前
    記第1のnチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
    インと接続されており、前記第2のnチャネル型トラン
    ジスタのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタ
    ルデータ保持回路と接続されており、 前記第1のnチャネル型トランジスタのゲート電極は前
    記レジスタ回路に隣接するレジスタ回路の出力線と接続
    されており、前記第1のnチャネル型トランジスタのソ
    ースまたはドレインのもう一方はデジタルデータが入力
    される信号線と接続されており、 前記pチャネル型トランジスタのゲート電極にはリセッ
    ト信号が入力される信号線と接続されており、前記pチ
    ャネル型トランジスタのソースまたはドレインの一方は
    第1の電源に接続されており、前記pチャネル型トラン
    ジスタのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタ
    ルデータ保持回路と接続されていることを特徴とする表
    示装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】直列に接続されたクロックドインバータ回
    路およびインバータ回路を有する複数のレジスタ回路を
    有するシフトレジスタ回路と、 ソースまたはドレインが直列に接続された第1のpチャ
    ネル型トランジスタおよび第2のpチャネル型トランジ
    スタと、nチャネル型トランジスタと、デジタルデータ
    保持回路とを有する複数のデジタルデータラッチ回路
    と、 を有する表示装置の駆動回路であって、 前記クロックドインバータ回路および前記インバータ回
    路は、外部から入力される、クロック信号、クロックバ
    ック信号、およびスタートパルスに基づいてタイミング
    信号を発生させ、前記レジスタ回路に隣接するレジスタ
    回路および前記第2のpチャネル型トランジスタのゲー
    ト電極に前記タイミング信号を出力し、 前記nチャネル型トランジスタは、前記nチャネル型ト
    ランジスタのゲート電極に外部から入力されるリセット
    信号によって第2の電源電圧を前記デジタルデータ保持
    回路に入力し、 前記第1のpチャネル型トランジスタは、前記タイミン
    グ信号に基づき入力されるデジタルデータを取り込み前
    記第2のpチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
    インに出力し、 前記レジスタ回路に隣接するレジスタ回路から出力され
    るタイミング信号は、前記第1のpチャネル型トランジ
    スタのゲート電極に出力されることを特徴とする表示装
    置の駆動回路。
  4. 【請求項4】直列に接続されたクロックドインバータ回
    路およびインバータ回路を有するレジスタ回路を有する
    シフトレジスタ回路と、 ソースまたはドレインが直列に接続された第1のpチャ
    ネル型トランジスタおよび第2のpチャネル型トランジ
    スタと、nチャネル型トランジスタと、デジタルデータ
    保持回路とを有するデジタルデータラッチ回路と、 を有する表示装置の駆動回路であって、 前記第2のpチャネル型トランジスタのゲート電極は前
    記レジスタ回路の出力線と接続されており、前記第2の
    pチャネル型トランジスタのソースまたはドレインは前
    記第1のpチャネル型トランジスタのソースまたはドレ
    インと接続されており、前記第2のpチャネル型トラン
    ジスタのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタ
    ルデータ保持回路と接続されており、 前記第1のpチャネル型トランジスタのゲート電極は前
    記レジスタ回路に隣接するレジスタ回路の出力線と接続
    されており、前記第1のpチャネル型トランジスタのソ
    ースまたはドレインのもう一方はデジタルデータが入力
    される信号線と接続されており、 前記nチャネル型トランジスタのゲート電極にはリセッ
    ト信号が入力される信号線と接続されており、前記nチ
    ャネル型トランジスタのソースまたはドレインの一方は
    第2の電源に接続されており、前記nチャネル型トラン
    ジスタのソースまたはドレインのもう一方は前記デジタ
    ルデータ保持回路と接続されていることを特徴とする表
    示装置の駆動回路。
  5. 【請求項5】前記デジタルデータ保持回路は2つのイン
    バータ回路を有することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか一に記載の表示装置の駆動回路。
  6. 【請求項6】前記デジタルデータ保持回路は容量を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載
    の表示装置の駆動回路。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一に記載の前記
    駆動回路を有する表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の表示装置を有するプロジ
    ェクタ。
  9. 【請求項9】請求項5に記載の表示装置を3個有するリ
    アプロジェクタ。
  10. 【請求項10】請求項5に記載の表示装置を3個有する
    フロントプロジェクタ。
  11. 【請求項11】請求項5に記載の表示装置を有するゴー
    グル型ディスプレイ。
  12. 【請求項12】請求項5に記載の表示装置を有するモバ
    イルコンピュータ。
  13. 【請求項13】請求項5に記載の表示装置を有するノー
    トブック型パーソナルコンピュータ。
  14. 【請求項14】請求項5に記載の表示装置を有するビデ
    オカメラ。
  15. 【請求項15】請求項5に記載の表示装置を有するDV
    Dプレーヤー。
  16. 【請求項16】請求項5に記載の表示装置を有するゲー
    ム機。
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