JP2002367848A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

電子部品及びその製造方法

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JP2002367848A
JP2002367848A JP2001172017A JP2001172017A JP2002367848A JP 2002367848 A JP2002367848 A JP 2002367848A JP 2001172017 A JP2001172017 A JP 2001172017A JP 2001172017 A JP2001172017 A JP 2001172017A JP 2002367848 A JP2002367848 A JP 2002367848A
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conductive film
electronic component
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manufacturing
gap
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JP2001172017A
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English (en)
Inventor
Shoichi Ikebe
庄一 池邉
Hideyuki Todaka
秀幸 戸▲高▼
Yoshiaki Fujimoto
芳昭 藤本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、Q値が高く、静電容量のばらつき
の小さい電子部品及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 本発明の電子部品は、両端に端子部と、
端子部よりも外周に亘って凹んだ軸芯部とを備えた基体
と、基体の表面に形成された導電膜と、軸芯部で導電膜
を分離する間隙とを備えた電子部品であって、導電膜の
表面がエッチングにより粗面化された構成とし、本発明
の電子部品の製造方法は、基体の表面に形成された導電
膜にレーザーを照射し、導電膜の間隙形成部における導
電膜の一部を外周に亘って除去し、間隙形成部の導電膜
が完全に除去されると共に、間隙形成部以外の導電膜が
残存するように、間隙形成部を含む導電膜をエッチング
する構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モデムカード、ビ
デオカメラ、デジタルスチルカメラや、ノート型パーソ
ナルコンピュータ等の小型薄型電子機器及び携帯電話等
の高周波回路に、広く有用に使用されるコンデンサ等の
電子部品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波回路はリード線付の円板型
磁器コンデンサが用いられてきたが、近年のデジタル技
術の進歩によって、電子機器は小型薄型化され、それに
伴い面実装化が進み、部品のチップ化率も高まってい
る。
【0003】そして、このような動向にあわせて、薄型
対応で、面実装可能な積層チップタイプのコンデンサが
開発され使用されている。
【0004】ここで、従来の積層チップタイプのコンデ
ンサについて説明する。図9は従来の積層チップコンデ
ンサを示す斜視図であり、図10は従来の積層チップコ
ンデンサの断面図である。なお、図10は図9のA−A
線断面図である。
【0005】図9,10において、1は誘電体で構成さ
れた基体である。また、2は内部電極、3は端子電極で
ある。また、20は積層チップコンデンサである。
【0006】図9,10に示すように、積層チップコン
デンサ20は、直方体形状であり、基体1には、内部電
極2が形成されている。基体1は誘電体層が積層されて
構成され、内部電極2は、互いに誘電体層で分離されて
いる。また、基体1の端面で内部電極2と端子電極3は
導通する構成となっている。
【0007】また、その他の従来のコンデンサとして
は、特開平3−232211号公報、或いは、特開平3
−280513号公報に開示されている。これらのコン
デンサを図11に示して説明する。
【0008】図11は、従来のコンデンサの断面図であ
り、図11において、4は導電膜、5は間隙、6は絶縁
被膜で構成された外装材である。また、30はコンデン
サである。
【0009】図11に示すように、コンデンサ30は、
円柱形等の基体1の表面に導電膜4が形成され、この導
電膜4を基体1の外周にわたって、レーザートリミング
することで、間隙5が形成される。そして、導電膜4が
一対の電極に分離されており、外装材6で覆われた構成
となっている。
【0010】このコンデンサ30では、レーザートリミ
ングパターンを変えることによって、間隙5の長さを変
え、任意の静電容量を得ることが可能である。
【0011】更に、他の従来のコンデンサとして、特開
平10−83935号公報に開示されており、このコン
デンサを図12に示して説明する。
【0012】また、図12は、従来のコンデンサの断面
図であり、図12において、7は凹部であり、40はコ
ンデンサである。
【0013】図12に示すように、コンデンサ40は、
円柱状の基体1の表面に凹部7が形成され、その間の突
部の表面が間隙5をなしている。そして、間隙5を除く
基体1の表面に導電膜4を形成し、更に外装材6で覆う
構成である。また、導電膜4は、間隙5の両端側をそれ
ぞれ導電ペーストに浸積して塗布されて形成される。こ
のとき、凹部7間の突出した部分によって、導電ペース
トを堰き止めることが可能となり、所定の間隙5が形成
される。
【0014】このコンデンサ40は、ディップ塗装にお
いても、高い精度で導電膜4間の間隙5を形成すること
が可能で、外装材6の径も大きくならず、高い静電容量
値を得られると言うものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンデンサは以下の課題を有していた。
【0016】まず、図9,10で示した、従来の積層チ
ップコンデンサは、端子電極間に、外装材が形成されず
基体1が剥き出しであり、加えて、積層構造であるの
で、基体1を構成する誘電体層と内部電極2の隙間から
水分が浸入し易く、耐湿負荷寿命試験で、早期に短絡が
発生し、信頼性に劣ると言う問題がある。また、積層構
造であるので、プリント基体等に実装後の撓み強度が弱
いと言う問題もあった。
【0017】また、図11に示した従来のコンデンサに
おいては、絶縁被膜による外装材6の中央が厚くなると
言う問題や実装性に劣ると言う問題がある。
【0018】加えて、図11に示した従来のコンデンサ
の製造方法においては、導電膜4を基体1の外周にわた
って、レーザートリミングすることで、間隙5が形成さ
れるが、レーザーの熱エネルギーは導電膜4を除去する
だけでなく、導電膜4の下層の基体1にも伝わるので、
レーザートリミング時の発熱によって、基体1の材料特
性が劣化し、静電容量にばらつきが生じてしまうと言う
問題があった。更に、静電容量のばらつきだけでなく、
Q値が低下すると言う問題があった。
【0019】これを防止するため、導電膜4を除去する
のに必要な熱エネルギーのみが与えられるように、レー
ザー照射を調整するのは困難であり、下層の基体1への
影響をなくすためレーザーの出力を下げると、間隙5を
完全に形成できず、静電容量が得られないと言う問題も
あった。
【0020】更に、図12に示したコンデンサでは、基
体1に凹部7を設け、その間の突部にて導電ペーストを
堰き止め、ディップ塗装による導電膜4を形成可能と
し、その結果、絶縁被膜による外装材6の径が大きくな
るのを若干抑制しているものの、凹部7が設けられその
間に突部を備えた複雑な構造である。このような構造で
は、導電膜4の形成時には、導電ペーストを堰き止める
と言う利点はあるものの、外装材6を充填する場合に気
泡等を抱き込み易く、外装材6の充填を再現性高く安定
して行えないと言う課題を有していた。
【0021】外装材6の充填に問題が生じると、所望の
特性を得ることができず、大量生産においては、耐電圧
にばらつきが発生してしまい、信頼性が低下すると言う
問題がある。
【0022】また、外装材6が誘電体磁器基体1の外形
寸法よりも明らかにはみ出すと、実装時に問題があり、
図12に示したコンデンサによる外装材6の径増大の抑
制では、十分とは言えない。
【0023】加えて、コンデンサの基体に形成される凹
部と、そこに充填される外装材との関係は、耐電圧の安
定性や、基体の強度維持の観点から重要であるが、従来
の技術においては、これを満足することはできていな
い。
【0024】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、Q値が高く、静電容量のばらつきの小さい電子部品
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子部品は、両端に端子部と、端子部よりも
外周に亘って凹んだ軸芯部とを備えた基体と、基体の表
面に形成された導電膜と、軸芯部で前記導電膜を分離す
る間隙とを備えた電子部品であって、導電膜の表面がエ
ッチングにより粗面化された構成としたものである。
【0026】また本発明の電子部品の製造方法は、基体
の表面に導電膜を形成し、導電膜に導電膜を分離する間
隙を形成する電子部品の製造方法であって、基体の表面
に形成された導電膜にレーザーを照射し、導電膜の間隙
形成部における導電膜の一部を外周に亘って除去し、間
隙形成部の導電膜が完全に除去されると共に、間隙形成
部以外の導電膜が残存するように、間隙形成部を含む導
電膜をエッチングする構成としたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、両端に
端子部と、端子部よりも外周に亘って凹んだ軸芯部とを
備えた基体と、基体の表面に形成された導電膜と、軸芯
部で導電膜を分離する間隙とを備えた電子部品であっ
て、導電膜の表面がエッチングにより粗面化されたこと
を特徴とする電子部品であり、電子部品を被覆する外装
材との接着強度を向上させることができる。
【0028】請求項2に記載の発明は、基体の表面に導
電膜を形成し、導電膜に導電膜を分離する間隙を形成す
る電子部品の製造方法であって、基体の表面に形成され
た導電膜にレーザーを照射し、導電膜の間隙形成部にお
ける導電膜の一部を外周に亘って除去し、間隙形成部の
導電膜が完全に除去されると共に、間隙形成部以外の導
電膜が残存するように、間隙形成部を含む導電膜をエッ
チングすることを特徴とする電子部品の製造方法であ
り、レーザートリミング時の発熱の影響を受けることな
く、基体の材料特性が劣化を防止することができ、静電
容量のばらつきを抑制し、Q値の低下を防ぐことができ
る。更に、導電膜の表面がエッチングにより粗面化され
るので、電子部品を被覆する外装材との接着強度を向上
させることができる。
【0029】請求項3に記載の発明は、基体の表面に導
電膜を形成し、導電膜に導電膜を分離する間隙を形成す
る電子部品の製造方法であって、基体の表面に、膜厚
(d1+d2)の導電膜を形成し、基体の表面に形成さ
れた導電膜にレーザーを照射し、導電膜の間隙形成部に
おける導電膜の膜厚(d1)を外周に亘って除去し、間
隙形成部を含む導電膜の膜厚(d2)をエッチングして
除去することを特徴とする電子部品の製造方法であり、
レーザートリミング時の発熱の影響を受けることなく、
基体の材料特性が劣化を防止することができ、静電容量
のばらつきを抑制し、Q値の低下を防ぐことができる。
更に、導電膜の表面がエッチングにより粗面化されるの
で、電子部品を被覆する外装材との接着強度を向上させ
ることができる。
【0030】請求項4に記載の発明は、両端に端子部
と、端子部よりも外周に亘って凹んだ軸芯部とを備えた
基体と、基体の表面に形成された導電膜と、軸芯部で導
電膜を分離する間隙とを備えた電子部品の製造方法であ
って、基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射
し、導電膜の間隙形成部における導電膜の一部を外周に
亘って除去し、間隙形成部の導電膜が完全に除去される
と共に、間隙形成部以外の導電膜が残存するように、間
隙形成部を含む導電膜をエッチングすることを特徴とす
る電子部品の製造方法であり、レーザートリミング時の
発熱の影響を受けることなく、基体の材料特性が劣化を
防止することができ、静電容量のばらつきを抑制し、Q
値の低下を防ぐことができる。更に、導電膜の表面がエ
ッチングにより粗面化されるので、電子部品を被覆する
外装材との接着強度を向上させることができる。
【0031】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、両端の端子部間に、軸芯部を覆う外装材を形成する
ことを特徴とする電子部品の製造方法であり、耐湿性を
向上させることができる。
【0032】請求項6に記載の発明は、請求項4,5に
おいて、端子部の導電膜の上に、端子電極を形成したこ
とを特徴とする電子部品の製造方法であり、導電膜を保
護することができると共に、基板への接合が容易であ
る。
【0033】請求項7に記載の発明は、基体の表面に導
電膜を形成し、導電膜にスパイラル状の溝を形成する電
子部品の製造方法であって、基体の表面に、膜厚(d1
+d2)の導電膜を形成し、基体の表面に形成された導
電膜にレーザーを照射し、導電膜の溝形成部における導
電膜の膜厚(d1)をスパイラル状に除去し、溝形成部
を含む導電膜の膜厚(d2)をエッチングして除去する
ことを特徴とする電子部品の製造方法であり、レーザー
トリミング時の発熱の影響を受けることなく、基体の材
料特性が劣化を防止することができ、Q値の低下を防ぐ
ことができる。更に、導電膜の表面がエッチングにより
粗面化されるので、電子部品を被覆する外装材との接着
強度を向上させることができる。
【0034】請求項8に記載の発明は、両端に端子部
と、端子部よりも外周に亘って凹んだ軸芯部とを備えた
基体と、基体の表面に形成された導電膜と、軸芯部で導
電膜に形成されたスパイラル状の溝とを備えた電子部品
の製造方法であって、基体の表面に形成された導電膜に
レーザーを照射し、導電膜の溝形成部における導電膜の
一部をスパイラル状に除去し、溝形成部の導電膜が完全
に除去されると共に、溝形成部以外の導電膜が残存する
ように、溝形成部を含む導電膜をエッチングすることを
特徴とする電子部品の製造方法であり、レーザートリミ
ング時の発熱の影響を受けることなく、基体の材料特性
が劣化を防止することができ、Q値の低下を防ぐことが
できる。更に、導電膜の表面がエッチングにより粗面化
されるので、電子部品を被覆する外装材との接着強度を
向上させることができる。
【0035】請求項9に記載の発明は、請求項8におい
て、両端の端子部間に、軸芯部を覆う外装材を形成する
ことを特徴とする記載の電子部品の製造方法であり、耐
湿性を向上させることができる。
【0036】請求項10に記載の発明は、請求項8,9
において、端子部の導電膜の上に、端子電極を形成した
ことを特徴とする電子部品の製造方法であり、導電膜を
保護することができると共に、基板への接合が容易であ
る。
【0037】以下、本発明の電子部品及びその製造方法
について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、
本発明の実施の形態においては、電子部品としてコンデ
ンサを例に説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるコンデンサを示す透視斜視図であり、図
2は本発明の実施の形態1におけるコンデンサを示す断
面図である。なお、図2は図1のA−A線断面図であ
る。
【0039】図1,2において、1は基体、3は端子電
極、4は導電膜、5は間隙、6は外装材である。更に、
8は軸芯部、9は端子部、10は傾斜部であり、100
はコンデンサを示している。なお、θは傾斜部10と軸
芯部8とがなす角度である。
【0040】図1に示すように、コンデンサ100は、
端子部9間に外装材6が充填され、外形が略直方体であ
る。
【0041】更に、図2に示すように、基体1は、その
両端に端子部9、中央に軸芯部8を備えた構成であり、
軸芯部8は端子部9よりも外周に亘って凹んでいる。そ
して、この凹んだ部分に外装材6が充填される。
【0042】また、軸芯部8と、両端の端子部9との間
には、それぞれ傾斜部10が形成されている。この傾斜
部10を備えることによって、外装材6が確実かつ安定
して充填でき、本発明の実施の形態1におけるコンデン
サ100においては、外装材6と基体1の間には、気泡
の抱き込みがほとんどないものとなっている。
【0043】そして、この傾斜部10と軸芯部8とがな
す角度θは、90度〜150度であることが好ましい。
90度以下であると、気泡が発生し、安定した外装材6
の充填が困難である。また、150度を超えると充填さ
れる外装材6が薄くなってしまい、耐湿性の低下など、
信頼性が悪くなる。
【0044】更に、以上のような構成を有する基体1の
表面には、導電膜4が形成され、更に、軸芯部8におい
て導電膜4は間隙5によって分離されている。そして、
間隙5、軸芯部8及び傾斜部10に形成された導電膜4
を覆うように外装材6が形成されている。
【0045】また、外装材6で被覆されていない端子部
9の導電膜4の上には、導電膜4を覆うように端子電極
3が形成されている。なお、端子電極3を設けずに、端
子部9で露出している導電膜4をそのまま電極として用
いても良い。
【0046】また、外装材6と端子部9は略面一であ
り、外形が略直方体となり、チップコンデンサとしての
実装性に優れるものである。また、コンデンサ100の
外形は略直方体であることが実装性に優れるので好まし
いが、チップコンデンサとしての実装性を阻害しない範
囲で、円柱状、多角形状であってもよい。
【0047】更に、コンデンサ100の各構成について
詳しく説明する。
【0048】まず、基体1は、チタン酸ストロンチウ
ム、チタン酸カルシウム等の誘電体材料の主成分に、酸
化ビスマス、酸化チタン、酸化マンガン等の添加剤やそ
の他焼成助剤等を混合して、これを焼成した誘電体セラ
ミックスで構成される。なお、基体1にはアルミナを用
いてもよい。
【0049】また、基体1は中央の軸芯部8がその両端
の端子部9よりも外周に亘って凹んでいる形状であり、
軸芯部8と端子部9との間に傾斜部10を備えている。
【0050】この基体1の形成方法としては、金型に上
記した誘電体材料を装填して所定形状に形成し、これを
焼成することによって形成される。或いは、焼成された
略直方体のベース基体の中央を削って軸芯部8及び傾斜
部10を形成してもよい。
【0051】ここで、図3(a)は本発明の実施の形態
1におけるコンデンサを示す断面図であり、図1のB−
B線断面図である。図3(a)に示すように、軸芯部8
の断面形状は、端子部9と相似形状となっている。即
ち、本発明の実施の形態1において端子部9の断面形状
は略四角形であり、軸芯部8の断面形状もその相似形状
である略四角形となっている。
【0052】なお、図3(b),(c)は本発明の実施
の形態1におけるコンデンサの他の例を示す断面図であ
り、図3(b),(c)に示すように、軸芯部8の形状
を円形や6角形等として、端子部9の断面形状と異なら
せてもよい。
【0053】また、端子部9の断面形状は略四角形であ
ることが実装性に優れるので好ましいが、チップコンデ
ンサの実装性を阻害しない範囲で、円柱状、三角形、五
角形等の多角形状であってもよい。
【0054】更に、基体1の表面に形成される導電膜4
としては、Ag,Cu,Ni,Zn,Alの中から選ば
れる少なくとも1種以上の金属を用いることができる。
この中でも、Agは、Q値が高いと言う理由で特に好ま
しい。そして、導電膜4の表面は、間隙5の形成時のエ
ッチングによって、粗面化されており、外装材6との接
着強度を向上させることができる。
【0055】また、外装材6としては、絶縁性を有する
材料を用いられ、ガラス、絶縁性樹脂等を用いることが
できる。この中でも、絶縁性樹脂が加工適正、低価格で
あり好ましく、更に、熱硬化型のエポキシ樹脂が強度、
耐湿性に優れているので特に好ましい。
【0056】また、端子電極3は、実装時の半田付け性
を向上させ、導電膜4を保護することができる。この端
子電極3としては、Ni,Sn,半田の中から選ばれる
少なくとも1種以上の材料を用いることができる。この
中でも、Ni層上にSnまたは半田を形成した電極は、
半田付性および耐熱性が向上すると言う理由で特に好ま
しい。
【0057】そして、導電膜4としてAgを用い、その
上にNi層、更にSnまたは半田を形成した端子電極3
を用いることで、Q値を高くすることが可能であり、半
田付性および耐熱性を向上させることができる。
【0058】次に、本発明のコンデンサの製造方法につ
いて説明する。
【0059】図4は、本発明の実施の形態1におけるコ
ンデンサの基体を示す断面図、図5は、本発明の実施の
形態1におけるコンデンサの導電膜を形成した状態を示
す断面図であり、図6は、本発明の実施の形態1におけ
るコンデンサの導電膜をレーザー除去した状態を示す断
面図、図7は、本発明の実施の形態1におけるコンデン
サの導電膜をエッチングした状態を示す断面図である。
【0060】図4に示すように、基体1は中央の軸芯部
8がその両端の端子部9よりも外周に亘って凹んでいる
形状である。
【0061】この基体1の形成方法としては、まず、金
型に上記した誘電体材料を装填して加圧形成し、これを
焼成する。なお、焼成された略直方体のベース基体の中
央を削って軸芯部8及び傾斜部10を形成してもよい。
【0062】そして、図5に示すように、基体1の表面
には導電膜4が形成される。この時、導電膜4の膜厚は
(d1+d2)である。
【0063】導電膜4の形成方法としては、導電ペース
トに浸積して塗布するいわゆるディップ塗装や、印刷
法、電着法、鍍金法、蒸着法等の成膜方法を用いること
ができる。
【0064】次に、図6に示すように、導電膜4にレー
ザー(図示せず)を照射し、基体1に形成された導電膜
4を外周に亘って、その膜厚(d1)を除去する。レー
ザーが照射されるのは、間隙5が形成される部分であ
り、この間隙形成部においては、導電膜4の初期膜厚
(d1+d2)が、レーザー照射により膜厚(d1)分
除去されて、膜厚(d2)分が残存している。
【0065】更に、図7に示すように、間隙形成部を含
む導電膜4をエッチングする。エッチング量は、少なく
とも間隙形成部の導電膜4が完全に除去される量であ
り、間隙形成部に残存する膜厚(d2)分に等しい。
【0066】そして、間隙形成部の導電膜4が完全に除
去され、間隙5が形成される。また、この時、間隙形成
部以外の導電膜4は、導電膜4の初期膜厚(d1+d
2)が、エッチングにより膜厚(d2)分除去されて、
膜厚(d1)分が残存している。そして、その表面は粗
面化されている。
【0067】なお、エッチング量は、間隙形成部に残存
する膜厚(d2)以上でもよく、この場合には、間隙形
成部以外の残存する導電膜4の膜厚は(d1)より薄く
なる。基体1の表面に残存する導電膜4の膜厚は1μm
以上であることが好ましい。
【0068】次に、図示はしないが、上記した絶縁性を
有する材料を用いて外装材6を充填し、外装材6で被覆
されていない端子部9の導電膜4の上に、導電膜4を覆
うように端子電極3を形成し、図1,2に示す実施の形
態1におけるコンデンサ100を得ることができる。
【0069】そして、本発明の実施の形態1におけるコ
ンデンサ100は、外形が略直方体となり、チップコン
デンサとしての実装性に優れる。
【0070】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の
形態2におけるコンデンサを示す断面図である。図8に
おいて、110はコンデンサ、Aは端子部9の高さであ
り、Bは軸芯部8の高さである。
【0071】なお、図8では、図1,2で説明した部分
と同じものには同じ符号を付している。そして、本実施
の形態2においては、コンデンサ110を構成する各部
は、実施の形態1で説明したものと同様であり、詳しい
説明は省略する。
【0072】コンデンサ110の基体1は、その機械的
強度、諸特性を維持するために以下のような構成となっ
ている。
【0073】即ち、端子部9の高さAと、軸芯部8の高
さBとの寸法比は、B/A=0.5〜0.85である。
つまり、端子部9の高さAと、軸芯部8の高さBの比
が、A:B=1:0.5〜0.85の範囲にある。
【0074】この値が、0.5未満であると、機械的強
度が不足して、コンデンサ製品として品質を維持するこ
とができない。
【0075】また、この値が、0.85を超えると、充
填される外装材6の厚みが不足し、耐湿性の低下など、
信頼性が悪くなる。
【0076】そして、本実施の形態2においても、導電
膜4の表面は、間隙5の形成時のエッチングによって、
粗面化されており、外装材6との接着強度を向上させる
ことができる。
【0077】なお、本実施の形態2において、コンデン
サ110は傾斜部10を有していない基体1で説明した
が、実施の形態1で説明したコンデンサ100のように
傾斜部10を備えていても良いことは言うまでもない。
【0078】更に、本実施の形態2におけるコンデンサ
も、実施の形態1で説明した本発明のコンデンサの製造
方法によって製造することができるのは言うまでもな
い。
【0079】また、本発明のコンデンサの製造方法によ
って製造されるコンデンサの形状は、実施の形態1,2
で説明した形状のコンデンサに限定されるものではな
い。即ち、本発明のコンデンサの製造方法は、導電膜4
を分離する間隙5によって静電容量を得ることが可能な
全てのコンデンサに適用することができる。
【0080】更に、実施の形態1,2においては、電子
部品としてコンデンサを例に説明したが、コンデンサに
限定されるものではなく、インダクタやチップコイルに
も適用することが可能である。インダクタ等の場合で
は、基体1に形成された導電膜4に対し、実施の形態
1,2で説明したコンデンサにおける、導電膜4を分離
する間隙5の変わりに、スパイラル状の溝を形成するも
のである。
【0081】
【実施例】次に、本発明のコンデンサについて実施例、
比較例により本発明を詳細に説明する。なお、本発明は
以下の実施例等により、なんら限定されるものではな
い。
【0082】(実施例1)主成分であるチタン酸ストロ
ンチウム、チタン酸カルシウム粉末及び添加剤である酸
化ビスマス、酸化チタン、酸化マンガンの各粉末を電子
天秤で所定量を秤量し、ボールミル中に水とともに投入
して所定時間混合し、その後乾燥してベース粉末を得
た。
【0083】次に、ベース粉末を通常の窯業手法で造粒
し、所定量を型に入れ押し固めて、焼成炉にて1300
〜1400℃、2時間の条件で焼成して、図4に示すよ
うなセラミック基体1を得た。
【0084】そして、図5に示したように、基体1にデ
ィップ法によって、Cuからなる膜厚20μmの導電膜
4を形成した。
【0085】次に、図6に示したように、導電膜4にレ
ーザーを照射し、基体1に形成された導電膜4を外周に
亘って、間隙形成部の導電膜4の膜厚15μmを除去し
た。
【0086】更に、間隙形成部を含む導電膜4をエッチ
ングした。なお、エッチング量は5μmである。そし
て、図7に示したように、間隙形成部の導電膜4が完全
に除去され、間隙5が形成された。この時、間隙5以外
に残存している導電膜4の膜厚は15μmであった。
【0087】次に、熱硬化型のエポキシ樹脂を塗布して
外装材6を形成した。
【0088】更に、露出している導電膜4上に、電解N
i鍍金を施し、更にその上にSnまたは半田の電解鍍金
を施して、本実施例1のチップ型セラミックコンデンサ
を完成させた(試作数:n=100)。
【0089】(比較例1)実施例1と同様な組成、形成
方法によって、基体1を作成した。
【0090】そして、基体1にディップ法によって、C
uからなる膜厚15μmの導電膜4を形成した。
【0091】次に、導電膜4にレーザーを照射し、基体
1に形成された導電膜4を外周に亘って完全に除去し、
間隙5を形成した。
【0092】この基体1を実施例1と同様に加工して、
比較例1のチップ型セラミックコンデンサを完成させた
(試作数:n=100)。
【0093】次に、作成した実施例1及び比較例1のチ
ップ型セラミックコンデンサについて、静電容量(p
F)、Q値の測定を行った。なお、測定周波数は1GH
zである。また、静電容量は実施例1、比較例1共に1
pFであった。Q値の測定結果を(表1)に示す。
【0094】
【表1】
【0095】(表1)から明らかなように、実施例1の
チップ型セラミックコンデンサはQ値が高く、比較例1
に比べ優れるものであった。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明は、Q値が高く、
静電容量のばらつきの小さい電子部品及びその製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコンデンサを示
す透視斜視図
【図2】本発明の実施の形態1におけるコンデンサを示
す断面図
【図3】(a)本発明の実施の形態1におけるコンデン
サを示す断面図 (b)本発明の実施の形態1におけるコンデンサの他の
例を示す断面図 (c)本発明の実施の形態1におけるコンデンサの他の
例を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態1におけるコンデンサの基
体を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態1におけるコンデンサの導
電膜を形成した状態を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態1におけるコンデンサの導
電膜をレーザー除去した状態を示す断面図
【図7】本発明の実施の形態1におけるコンデンサの導
電膜をエッチングした状態を示す断面図
【図8】本発明の実施の形態2におけるコンデンサを示
す断面図
【図9】従来の積層チップコンデンサを示す斜視図
【図10】従来の積層チップコンデンサの断面図
【図11】従来のコンデンサの断面図
【図12】従来のコンデンサの断面図
【符号の説明】
1 基体 2 内部電極 3 端子電極 4 導電膜 5 間隙 6 外装材 7 凹部 8 軸芯部 9 端子部 20 積層チップコンデンサ 30,40,100,110 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 芳昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E001 AB05 AD01 AF00 AH01 AH03 AH06 AJ01 5E062 DD01 FG11 5E070 AA01 AB06 CC01 5E082 AA01 AB02 BC30 BC38 EE31 EE42 EE47 FG12 FG26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に端子部と、前記端子部よりも外周に
    亘って凹んだ軸芯部とを備えた基体と、前記基体の表面
    に形成された導電膜と、前記軸芯部で前記導電膜を分離
    する間隙とを備えた電子部品であって、 前記導電膜の表面がエッチングにより粗面化されたこと
    を特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】基体の表面に導電膜を形成し、前記導電膜
    に前記導電膜を分離する間隙を形成する電子部品の製造
    方法であって、 基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射し、前
    記導電膜の間隙形成部における前記導電膜の一部を外周
    に亘って除去し、 前記間隙形成部の導電膜が完全に除去されると共に、前
    記間隙形成部以外の導電膜が残存するように、前記間隙
    形成部を含む導電膜をエッチングすることを特徴とする
    電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】基体の表面に導電膜を形成し、前記導電膜
    に前記導電膜を分離する間隙を形成する電子部品の製造
    方法であって、 基体の表面に、膜厚(d1+d2)の導電膜を形成し、
    前記基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射
    し、前記導電膜の間隙形成部における前記導電膜の膜厚
    (d1)を外周に亘って除去し、 前記間隙形成部を含む導電膜の膜厚(d2)をエッチン
    グして除去することを特徴とする電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】両端に端子部と、前記端子部よりも外周に
    亘って凹んだ軸芯部とを備えた基体と、前記基体の表面
    に形成された導電膜と、前記軸芯部で前記導電膜を分離
    する間隙とを備えた電子部品の製造方法であって、 基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射し、前
    記導電膜の間隙形成部における前記導電膜の一部を外周
    に亘って除去し、 前記間隙形成部の導電膜が完全に除去されると共に、前
    記間隙形成部以外の導電膜が残存するように、前記間隙
    形成部を含む導電膜をエッチングすることを特徴とする
    電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】前記両端の端子部間に、前記軸芯部を覆う
    外装材を形成することを特徴とする請求項4記載の電子
    部品の製造方法。
  6. 【請求項6】前記端子部の導電膜の上に、端子電極を形
    成したことを特徴とする請求項4,5いずれか1記載の
    電子部品の製造方法。
  7. 【請求項7】基体の表面に導電膜を形成し、前記導電膜
    にスパイラル状の溝を形成する電子部品の製造方法であ
    って、 基体の表面に、膜厚(d1+d2)の導電膜を形成し、
    前記基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射
    し、前記導電膜の溝形成部における前記導電膜の膜厚
    (d1)をスパイラル状に除去し、 前記溝形成部を含む導電膜の膜厚(d2)をエッチング
    して除去することを特徴とする電子部品の製造方法。
  8. 【請求項8】両端に端子部と、前記端子部よりも外周に
    亘って凹んだ軸芯部とを備えた基体と、前記基体の表面
    に形成された導電膜と、前記軸芯部で前記導電膜に形成
    されたスパイラル状の溝とを備えた電子部品の製造方法
    であって、 基体の表面に形成された導電膜にレーザーを照射し、前
    記導電膜の溝形成部における前記導電膜の一部をスパイ
    ラル状に除去し、 前記溝形成部の導電膜が完全に除去されると共に、前記
    溝形成部以外の導電膜が残存するように、前記溝形成部
    を含む導電膜をエッチングすることを特徴とする電子部
    品の製造方法。
  9. 【請求項9】前記両端の端子部間に、前記軸芯部を覆う
    外装材を形成することを特徴とする請求項8記載の電子
    部品の製造方法。
  10. 【請求項10】前記端子部の導電膜の上に、端子電極を
    形成したことを特徴とする請求項8,9いずれか1記載
    の電子部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101575037B1 (ko) 2014-12-26 2015-12-14 주식회사 한라정밀엔지니어링 파워인덕터 필링장치 및 필링방법
JP2016189379A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 日本ケミコン株式会社 コンデンサおよびその製造方法
US10262802B2 (en) 2015-03-30 2019-04-16 Nippon Chemi-Con Corporation Capacitor and method for manufacturing same

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