JP2002367729A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2002367729A
JP2002367729A JP2001174510A JP2001174510A JP2002367729A JP 2002367729 A JP2002367729 A JP 2002367729A JP 2001174510 A JP2001174510 A JP 2001174510A JP 2001174510 A JP2001174510 A JP 2001174510A JP 2002367729 A JP2002367729 A JP 2002367729A
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JP
Japan
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locking
housing
lever
type connector
fulcrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001174510A
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English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Takayuki Higuchi
貴之 樋口
Tetsu Hirose
鉄 廣瀬
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠止状態を確実に維持すると共に、必要に応
じて容易に解除する。 【解決手段】 回動レバー3を備えた第1のハウジング
1と、第1のハウジング1と嵌合可能な第2のハウジン
グ2とから成り、第2のハウジング2の両側面に回動レ
バー3のカム溝により駆動される軸部と錠止部15を設
ける。回動レバー3の連結部22の前面には、左右一対
の錠止用アーム25を左右一対の支点部26を介して支
持する。錠止用アーム25の先端部25aには、第2の
ハウジング2の錠止部15と錠止し得る錠止用爪部27
を設ける。錠止用アーム25の内端部25b同士の間に
は空間28を設け、内端部25b同士は上方に突出する
2本ずつの支柱29とこれらの支柱29の上部を連結す
る操作部30とにより連結する。操作部30を押下した
際に、錠止用アーム25は支点部26を支点として回動
し、錠止部15と錠止用爪部27の錠止状態が解除す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の接続端子を
収容した一対のハウジングを、回動レバーによって結合
又は結合解除するレバー式コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレバー式コネクタは、相互に嵌合
可能な一対のハウジングに相互に接続可能な多数の接続
端子をそれぞれ収容し、一方のハウジングに設けた回動
レバーを回動して双方のハウジングを結合又は解除する
ようになっている。回動レバーはカム溝を有していると
共に、他方のハウジングは回動レバーのカム溝に係合可
能なピン部を有している。また、他方のハウジングと回
動レバーは、双方のハウジングが最終位置に結合した際
に相互に錠止する錠止手段を備えている。
【0003】この種の錠止手段は、回動レバーの左右の
側部において相手側ハウジングに対して錠止するか、或
いは回動レバーの中間部において錠止している。後者の
場合には、回動レバーの中央に一体に設けた錠止用突起
と、相手側のハウジングの中央に一体に設けた錠止用可
撓片とから構成されている。そして、双方のハウジング
を嵌合して回動レバーを最終位置に回動した際に、錠止
用可撓片は錠止用突起の作用によって撓み、その後に復
元して錠止用突起と錠止する。また、錠止用可撓片の自
由端部に設けた操作部を操作することにより、錠止用突
起と錠止用可撓片の錠止状態を解除する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
従来のレバー式コネクタでは、錠止用突起が回動レバー
の中央に位置していると共に、錠止用可撓片が相手側の
ハウジングの中央に位置しているので、錠止用突起と錠
止用可撓片が錠止している状態で回動レバーの側面を把
持した場合に、回動レバーの中央近傍が変形し、不時に
錠止状態が解除することがある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
錠止状態を確実に維持し得ると共に、必要に応じて結合
を容易に解除し得るレバー式コネクタを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るレバー式コネクタは、回動レバーを備え
た第1のハウジングと、該第1のハウジングと嵌合可能
な第2のハウジングとから成り、該第2のハウジングの
両側面に前記回動レバーのカム溝により掛動される軸部
を有するレバー式コネクタにおいて、前記第2のハウジ
ングの両側面に錠止部を設けると共に、前記回動レバー
に略アーチ形状の錠止用アームを左右方向に向けて左右
一対の支点部を介して支持し、前記錠止用アームの両先
端部には前記錠止部と錠止可能な錠止用爪部を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1は実施の形態の組立側面図、
図2は横断面図であり、この実施の形態のレバー式コネ
クタは、相互に嵌合可能な合成樹脂製の第1のハウジン
グ1と第2のハウジング2とから成り、第1のハウジン
グ1は第2のハウジング2を第1のハウジング1に対し
て引き寄せ又は押し戻すための合成樹脂製の回動レバー
3を備えている。
【0008】第1のハウジング1の内部には多数の端子
収容孔11を有し、第1のハウジング1の両側壁には回
動レバー3を回動自在に支持するための一対の支軸12
を外方に向けて突設していると共に、第2のハウジング
2の後述する軸部を導き入れるストレート溝13を軸線
に沿う方向に向けて形成している。そして、第2のハウ
ジング2は図示しない多数の端子収容孔を有し、第2の
ハウジング2の両側壁には、回動レバー3の後述するカ
ム溝により駆動される一対の軸部14と、回動レバー3
の後述する錠止用爪部と錠止可能な一対の突片状の錠止
部15とを外方に向けて突設している。
【0009】図3は回動レバー3の斜視図、図4は図3
の一部を切欠した斜視図であり、回動レバー3は、第1
のハウジング1の支軸12に回動自在に支持される一対
のレバー本体部21と、これらのレバー本体部21の上
端部同士を連結する連結部22とから成り、これらは一
体成形されて略コ字形状となっている。レバー本体部2
1には、第1のハウジング1の支軸12を嵌合するため
の嵌合孔23と、第2のハウジング2の軸部14を駆動
するためのカム溝24とを形成している。
【0010】回動レバー3の連結部22の前面には、左
右一対の錠止用アーム25を左右一対の支点部26によ
りそれぞれ一体に支持している。錠止用アーム25は左
右対称のアーチ形状を呈しており、錠止用アーム25の
外側の先端部25aには、第2のハウジング2の錠止部
15と錠止し得る錠止用爪部27を内方に向けて突設し
ている。そして、錠止用アーム25の内端部25b同士
の間には、左右の錠止用アーム25を左右に分離する空
間28を設けている。
【0011】また、錠止用アーム25の内端部25bの
上面には例えば2本ずつの支柱29をそれぞれ立設し、
これら4本の支柱29の上部を一体に連結して操作部3
0を形成している。この操作部30の上面を手指などに
より押圧した際に、錠止用アーム25が支点部26をそ
れぞれ支点として回動し、図5の矢印で示すように錠止
用爪部27が錠止部15から離間するようになってい
る。
【0012】更に、双方の錠止用アーム25の前面側に
は、双方の錠止用アーム25の側面を保護する保護部3
1を連結部22に一体に設けている。この保護部31に
は上述の支点部26をも一体に連結している。
【0013】そして、操作部30の近傍に位置する連結
部22と保護部31の上面には、突起32、33を上方
に向けてそれぞれ設けている。これらの突起32、33
の上面の高さは操作部30の上面の高さよりも高くし、
操作部30の誤操作を防止している。また、連結部22
側の突起32には凹部32aを形成し、手指を操作部3
0に容易に導くことを容易としている。
【0014】第1のハウジング1と第2のハウジング2
を結合する際には、先ず第1のハウジング1のストレー
ト溝13の入口と回動レバー3のカム溝24の入口を整
合させるように、回動レバー3の回動位置を決定する。
次に、第2のハウジング2の軸部14をストレート溝1
3とカム溝24の入口に挿入し、第1のハウジング1と
第2のハウジング2を初期位置に結合する。このとき、
第1のハウジング1の内部の接続端子と第2のハウジン
グ2の内部の接続端子とが初期位置に接触する。
【0015】この状態で、回動レバー3を時計回り方向
に回転駆動すると、回動レバー3のカム溝24の側壁が
第2のハウジング2の軸部14を駆動し、第2のハウジ
ング2を第1のハウジング1側に引き寄せる。そして、
回動レバー3の突起32、33の上面を掌などで押下す
ると、図1に示すように第1のハウジング1と第2のハ
ウジング2が最終位置に結合すると共に、第1のハウジ
ング1の内部の接続端子と第2のハウジング2の内部の
接続端子とが最終的に接続する。同時に、図2に示すよ
うに第2のハウジング2の錠止部15と回動レバー3の
錠止用爪部27とが錠止する。
【0016】また、第2のハウジング2の錠止部15と
回動レバー3の錠止用爪部27との錠止状態を解除する
際には、図5に示すように回動レバー3の操作部30の
上面を手指などにより矢印A方向に押下する。これによ
り、左右の錠止用アーム25が支点部26を支点として
矢印B方向にそれぞれ回転し、錠止用爪部27が錠止部
15から離間し、回動レバー3を回転することが可能と
なる。そして、回動レバー3を反時計回り方向に回転す
ると、回動レバー3のカム溝24の側壁が第2のハウジ
ング2の軸部14を駆動し、第2のハウジング2を第1
のハウジング1から押し出すと共に、第1のハウジング
1の内部の接続端子と第2のハウジング2の内部の接続
端子との接続を解除する。
【0017】この実施の形態では、第2のハウジング2
の両側面に錠止部15を設け、回動レバー3の連結部2
2の前面に左右一対の錠止用アーム25を左右一対の支
点部26を介してそれぞれ支持し、錠止用アーム25の
先端部25aに錠止用爪部27を設けたので、錠止部1
5と錠止用爪部27が錠止している状態で、回動レバー
3のレバー本体部21を把持した場合に、錠止部15と
錠止用爪部27は寧ろ錠止状態を強化する方向に移動
し、錠止状態を確実に維持することができる。
【0018】また、左右一対の支点部26の間に位置す
る操作部30を必要に応じて押下すれば、錠止用アーム
25が支点部26を支点として回動し、錠止用爪部27
が錠止部15から離間するので、錠止部15と錠止用爪
部27の錠止状態を容易に解除することができる。
【0019】なお、上述の実施の形態では左右の錠止用
アーム25の間に隙間28を設けたが、隙間28を設け
ることなく左右の錠止用アーム25を一体とした場合で
も、錠止用アーム25の左右の中間部を押下することに
より錠止部15と錠止用爪部27の錠止状態を容易に解
除することができる。
【0020】また、錠止用アーム25の内端部25b同
士を支柱29と操作部30により一体に連結したが、錠
止用アーム25の内端部25b同士を支柱29と操作部
30により連結しない場合でも、錠止用アーム25の内
端部25bを直接押圧することにより錠止部15と錠止
用爪部27の錠止状態を容易に解除することができる。
【0021】そして、第1のハウジング1のストレート
溝13の入口と回動レバー3のカム溝24の入口を手動
で整合したが、それらを自動的に整合するように回動レ
バー3を付勢することが可能であることは云うまでもな
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレバー
式コネクタは、第2のハウジングの両側面に錠止部を設
けると共に、回動レバーには略アーチ形状の錠止用アー
ムを左右方向に向けて左右一対の支点部を介して支持
し、錠止用アームの両先端部には錠止部と錠止可能な錠
止用爪部を設けたので、回動レバーの側面を把持した場
合でも、錠止部と錠止用爪部の錠止状態を確実に維持す
ることができる。また、錠止用アームの左右の中間部を
必要に応じて押圧すれば、錠止用アームを支点部を支点
として回動させることができ、錠止部と錠止用爪部の錠
止状態を容易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の組立側面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】回動レバーの斜視図である。
【図4】図3の一部を切欠した斜視図である。
【図5】錠止用アームの作用説明図である。
【符号の説明】
1、2 ハウジング 3 回動レバー 13 ストレート溝 14 軸部 15 錠止部 21 レバー本体部 22 連結部 24 カム溝 25 錠止用アーム 26 支点部 27 錠止用爪部 28 隙間 29 支柱 30 操作部 31 保護部 32、33 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 鉄 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱星 電装株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FC31 FC36 HB04 HB05 HB11 HC12 HC37 KA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動レバーを備えた第1のハウジング
    と、該第1のハウジングと嵌合可能な第2のハウジング
    とから成り、該第2のハウジングの両側面に前記回動レ
    バーのカム溝により掛動される軸部を有するレバー式コ
    ネクタにおいて、前記第2のハウジングの両側面に錠止
    部を設けると共に、前記回動レバーに略アーチ形状の錠
    止用アームを左右方向に向けて左右一対の支点部を介し
    て支持し、前記錠止用アームの両先端部には前記錠止部
    と錠止可能な錠止用爪部を設けたことを特徴とするレバ
    ー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記錠止用アームは左右対称に分割した
    請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記錠止用アームの略中間部を前記錠止
    部と前記錠止用爪部の錠止状態を解除する際に操作する
    操作部とした請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記操作部は上方に向けて突設した請求
    項3に記載のレバー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記回動レバーと共働して前記錠止用ア
    ームの側方を保護する保護部を前記回動レバーに一体に
    設けた請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記回動レバーと前記保護部に前記操作
    部の側方を囲む部分を前記操作部よりも高く設けた請求
    項5に記載のレバー式コネクタ。
JP2001174510A 2001-06-08 2001-06-08 レバー式コネクタ Pending JP2002367729A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012134123A (ja) * 2010-12-23 2012-07-12 Itt Manufacturing Enterprises Llc 充電コネクタ
CN107453145A (zh) * 2017-08-07 2017-12-08 浙江永贵电器股份有限公司 一种电连接器二次锁紧机构

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