JP2002366750A - 自動契約システム - Google Patents

自動契約システム

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JP2002366750A
JP2002366750A JP2001176555A JP2001176555A JP2002366750A JP 2002366750 A JP2002366750 A JP 2002366750A JP 2001176555 A JP2001176555 A JP 2001176555A JP 2001176555 A JP2001176555 A JP 2001176555A JP 2002366750 A JP2002366750 A JP 2002366750A
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JP2001176555A
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Kunihiro Nomura
訓弘 野村
Hitoshi Maekawa
均 前川
Takeshi Miura
武始 三浦
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Hitachi Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/04Interfaces between hierarchically different network devices
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動契約システムにおいて、事前に送信され
た情報を利用した契約処理の利便性向上を図る。 【解決手段】 金融機関が契約処理を行うための契約処
理装置、利用者が操作するための契約端末を通信回線で
接続して自動契約システムを構成する。契約処理装置
は、契約端末での操作に先立って利用者の所持する携帯
電話から契約に必要な情報を受信し、事前に審査を行
う。審査結果は、特定情報として取得された携帯電話の
MACアドレスと関連づけて契約処理装置に保持され
る。契約端末は、利用者の所持する携帯電話からMAC
アドレスを取得し、契約処理装置に送信する。利用者
は、特定情報を予めメモしておくまでなく、事前の審査
結果を利用することができ、速やかに契約を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、契約端末での操作
に先立って、契約に必要な情報の一部を送信しておくこ
とが可能な自動契約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】消費者金融業界等において、近年、自動
契約システムが普及している。この自動契約システム
は、公衆電話回線などの通信回線で接続された契約端末
と契約処理装置とで構成される。利用者は、通常、無人
店舗に設置される契約端末において契約操作を行う。こ
の操作で入力された情報は、金融機関のオペレータが操
作する契約処理装置に送信される。金融機関のオペレー
タは、送信された情報に基づいて、契約書類の記入事項
の確認、および本人確認、利用者の信用調査などの処理
を行う。
【0003】これらの処理中における利用者の待ち時間
を低減するため、契約に必要な情報の一部を予め契約処
理装置に送信し、事前に利用者の信用調査(以下、「事
前審査」と呼ぶ)を行う方法も提案されている。かかる
システムでは、例えば、利用者が金融機関にインターネ
ット、FAX、電話、郵送でローンを申し込むと、金融
機関は受付番号を利用者に返信する。利用者は、契約端
末で、その受付番号を入力することにより、事前審査結
果を利用して、速やかに契約を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるシステ
ムでは、利用者は金融機関から通知された受付番号をメ
モ又は記憶しておく必要があり、利便性に欠けていた。
また、受付番号を失念等した場合には、事前審査結果を
利用することができないため、通常の契約処理と同様、
契約完了まで長時間待つ必要があった。かかる待ち時間
は、利便性を損ねるという利用者にとっての課題だけで
なく、契約端末の稼働率を低減させるという金融機関に
とっての課題も招いていた。
【0005】これらの課題は、金融機関における契約に
限定されず、商品の購入申込み、サービスの受給申込み
も含めて何らかの契約を自動で行う自動契約システムに
共通の課題である。本発明は、契約端末での操作に先立
って、契約に必要な情報の一部を送信しておくことが可
能な自動契約システムにおいて、利便性および稼働率の
向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
部を解決するために、本発明では、契約処理装置と契約
端末とを通信回線で接続して構成される自動契約システ
ムにおいて、各装置に次の構成を適用した。なお、本明
細書において、「契約処理装置」とは、契約端末と直接
または間接的に接続された装置、および後述する携帯端
末からの事前入力を受け付けて処理を行う「ホストコン
ピュータ」の双方を含む。
【0007】契約処理装置は、所定の契約処理を行うた
めの装置であり、入力部と保持部とを備える。入力部
は、契約端末での操作に先立って、契約に必要な情報の
少なくとも一部を事前情報として利用者から入力する。
事前情報の入力は、契約処理装置に直接行うものとして
もよいし、通信回線を介して行ってもよい。保持部は、
事前情報を所定の特定情報と関連づけて保持する。
【0008】契約端末は、利用者が契約に必要な操作を
行うための装置であり、特定情報取得部と、契約実行部
とを備える。特定情報取得部は、特定情報を記憶した所
定の情報提供媒体から特定情報を取得する。契約実行部
は、特定情報を契約処理装置に送信すると共に、契約処
理を行う。
【0009】本発明によれば、契約端末ひいては契約処
理装置は、所定の情報提供媒体を介して特定情報を取得
するため、事前情報をほぼ確実かつ容易に特定すること
ができる。従って、利用者が特定情報を記憶等しておく
ための負担軽減を図ることができ、自動契約システムの
利便性を向上することができる。
【0010】本発明において、所定の情報提供媒体から
の特定情報の取得は、種々の方法が適用可能である。例
えば、契約端末と所定の情報提供媒体との近距離通信を
利用することができる。近距離通信とは、通信距離が端
末近傍に制限されている通信方法を意味する。近距離通
信には、赤外線を利用した通信、および微弱電波を利用
した通信などが含まれる。後者の例としては、例えば、
Bluetooth(登録商標)を利用することができ
る。近距離通信を利用する場合には、情報提供媒体がそ
の通信に必要となる機能をそれぞれ備えている必要があ
り、例えば、近距離通信機能を備える携帯電話その他の
携帯情報端末などを用いることができる。
【0011】所定の情報提供媒体からの特定情報は、近
距離通信の他、情報提供媒体の種類に応じて、磁気的、
電気的、または光学的に取得するものとしてもよい。例
えば、磁気カードを情報提供媒体として利用する場合に
は、磁気的に特定情報を読みとることができる。携帯電
話、携帯情報端末などの装置を情報提供媒体として用い
る場合には、情報提供媒体と契約端末とをケーブルで接
続し、電気的に特定情報を取得することができる。携帯
電話のように表示画面を有する装置を情報提供媒体とし
て利用する場合には、表示画面に表示された特定情報を
光学的に読みとることができる。
【0012】本発明において、契約端末で行われる処理
には、利用者本人を確認するための認証情報の取得を含
めることができる。この場合、認証情報と事前情報は少
なくとも一部で重複していることが望ましい。こうする
ことにより、事前情報と契約端末を操作している利用者
との照合を的確に行うことができ、虚偽の事前情報に基
づく契約、拾得等した他人の情報提供媒体を悪用した契
約などを敬遠することができる。
【0013】本発明において、携帯電話など、契約処理
装置との通信機能を有する情報提供媒体を利用する場
合、契約処理装置は、特定情報をこの情報提供媒体に対
し通知するものとしてもよい。こうすることにより、特
定情報を誤りなく情報提供媒体に記憶させることができ
る。この通知は、事前情報の授受と併せて行うものとし
てもよいし、別のタイミングで行うものとしてもよい。
【0014】特定情報の通知先となる情報提供媒体は、
事前情報の入力元とは異なっていてもよい。こうするこ
とにより、例えば、事前情報の入力を操作性に優れた汎
用のコンピュータで行い、携帯性に優れた携帯端末に特
定情報の通知を行うなどの方法を採ることが可能とな
り、システムの利便性をより向上することが可能とな
る。
【0015】契約処理装置は、事前情報に基づく契約準
備の完了通知を利用者に行うものとしてもよい。この通
知は、例えば、契約処理装置のオペレータの操作に基づ
いて行うものとしてもよいし、契約準備の完了状況を保
持するデータベースを検索し、契約処理装置が自動的に
送信するものとしてもよい。これらの通知により、契約
準備が未了であるにもかかわらず利用者が契約端末に出
向く可能性を抑制できる。
【0016】本発明において、特定情報は種々の態様で
設定可能である。第1に、受付番号など、契約処理装置
が設定する情報を用いることができる。この場合には、
特定情報は、契約端末での操作に先立って、契約処理装
置から利用者に通知される。
【0017】第2に、利用者が所持する情報提供媒体に
記憶された利用者固有の情報を特定情報として用いるこ
とができる。かかる情報には、例えば、キャッシュカー
ド、クレジットカードなどの磁気カードに記録されてい
る番号等が含まれる。この場合には、特定情報は、事前
情報と併せて契約端末での操作に先立って契約処理装置
に送信される。
【0018】第3に、特定情報は、契約端末と情報提供
媒体との通信に利用される情報提供媒体固有の情報とす
ることもできる。かかる情報には、例えば、通信に利用
されるアドレス情報が含まれる。かかる情報は、情報提
供媒体との通信確立時に必然的に授受される情報である
ため、情報提供媒体からの取得が比較的容易となる利点
がある。
【0019】本発明は、次の構成を有する決済端末また
は取引システムとして構成することもできる。この取引
システムは、商品の購入および契約の申込の少なくとも
一方に関する取引処理を行うための取引システムであっ
て、決済端末、第1の装置、第2の装置を備える。第1
の装置は、利用者が使用する装置である。第2の装置
は、取引処理に関与する装置であって、決済端末および
第1の装置と通信可能であり、取引処理に先立って、第
1の装置から取引処理に必要な情報の少なくとも一部を
受信する装置である。第2の装置は、この情報の受信に
対し、受け付けた内容を特定する特定情報を第1の装置
へ応答する。また、決済端末および第1の装置は、決済
端末での取引処理時に、両者間で特定情報の通信を行う
とともに、取引処理を実行する。
【0020】かかる取引システムにおいては、特定情報
を利用した取引ができることが確認された場合に、利用
者が該取引を選択可能なメニューを決済端末に表示する
ものとしてもよい。また、第1の装置から第2の装置に
送信される情報には、利用者を特定することができる人
体的特徴を表す情報を含めることもできる。
【0021】本発明は、上述した自動契約システムおよ
び取引システムとしての構成の他、これらのシステムに
含まれる自動契約処理装置、契約端末、特定情報を契約
端末に受け渡すための情報提供媒体などの態様で構成す
ることができる。また、これらの自動契約システムを用
いて行われる自動契約方法として構成してもよい。更
に、上述した自動契約システムの各機能をコンピュータ
によって実現するためのコンピュータプログラムおよび
このプログラムを記憶した記憶情報提供媒体として構成
することもできる。
【0022】この場合の記憶情報提供媒体としては、フ
レキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、
ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バー
コードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの
内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外
部記憶装置などコンピュータが読取り可能な種々の情報
提供媒体を利用できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、実
施例に基づき、以下の項目に分けて説明する。 A.システム構成: B.契約処理: B1.フェーズ1(事前情報の送信): B2.フェーズ2(審査結果通知): B3.フェーズ3(本契約処理): C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
【0024】A.システム構成:図1は実施例としての
自動契約システムの構成を示す説明図である。金融機関
と利用者の間で金銭の貸借契約を締結するためのシステ
ムとして構成した場合を例示する。このシステムで行わ
れる契約処理には、融資の新規申込、更新などが含まれ
る。
【0025】実施例の自動契約システムは、ネットワー
クNEで接続された契約端末10、契約処理装置50お
よび携帯電話70とによって構成される。ネットワーク
NEは、公衆通信回線、専用線など種々の通信回線を用
いて構成可能である。契約端末10は、利用者自身が契
約締結のための操作を行う装置である。契約処理装置5
0は、金融機関のオペレータが操作する装置であり、契
約端末10および携帯電話70から契約に必要な情報を
取得して契約処理を実行する。契約処理装置50は、契
約端末10と情報を授受する装置、携帯電話70と情報
を授受するホストコンピュータに分けて構成しても構わ
ない。以下、本明細書では、契約処理装置50でかかる
構成も総称する。携帯電話70は、本システムの利用者
が所持するものであり、契約端末10および契約処理装
置50と通信し、契約の利便性を向上するための携帯端
末として利用される。第1実施例では、携帯電話70が
本発明における情報提供媒体として機能する。携帯電話
70は、契約端末10および契約処理装置50との通信
が可能な種々の携帯端末に置換可能である。
【0026】図中に契約端末10の概略構成を併せて示
した。図示する通り、契約端末10には、利用者による
操作手順を利用者に案内するために、タッチパネル13
およびスピーカ14が設けられている。タッチパネル1
3は、操作手順を表示するとともに、契約に必要な利用
者情報を入力するための入力部としても機能する。
【0027】利用者からの情報は、タッチパネル13の
他、書画カメラ16および人物カメラ11によっても取
得される。書画カメラ16は、運転免許証等の本人認証
書類および契約書類を書画ランプで照らし、その画像を
光学的に取込む機構である。カメラに代えて、いわゆる
スキャナを用いるものとしてもよい。人物カメラ11
は、利用者の顔画像を撮影するためのカメラである。こ
の画像は、運転免許証等に貼付された写真の真偽判断に
利用される。
【0028】タッチパネル13で入力された利用者情
報、書画カメラ16で撮影した書類画像、および人物カ
メラ11で取込んだ人物画像は、一端、記憶装置18に
記憶される。これらの情報は、適宜、通信制御部17を
介して契約処理装置50に送信される。通信制御部17
は、ネットワークNEを介して契約処理装置50からの
指示を入力する機能も奏する。
【0029】近距離通信部19は、利用者が契約端末1
0の操作をする際に、利用者の所持する携帯電話70と
の通信を行う。この通信における通信可能な範囲は、契
約端末10の近傍に限られている。本実施例では、Bl
uetooth(登録商標)を利用するものとし、その
通信可能範囲を約1m程度に設定した。近距離通信はB
luetoothに限らず、種々の微弱電波、赤外線な
どを利用可能である。また、無線での通信に限らず、契
約端末10と携帯電話70とをケーブル等で接続して、
有線で通信するものとしてもよい。
【0030】書類発行機構15およびカード発行部12
は、契約書類および契約カードの発行を行う。
【0031】契約端末10の動作は、制御部20によっ
て制御される。制御部20は、内部にCPU、RAM、
ROMを備えたマイクロコンピュータとして構成されて
おり、予め設定されたコンピュータプログラムに従っ
て、契約に必要な種々の処理を実行する。
【0032】図2は携帯電話70の概略構成を示す説明
図である。後述する通り、携帯電話70は、契約に必要
な事前情報を契約処理装置50(図示しないホストコン
ピュータを含む)に送信するための端末、および事前情
報を特定するための特定情報を契約端末10に伝達する
ための情報提供媒体として機能する。従って、携帯電話
70は、契約処理装置50および契約端末10との通信
に必要な機能を有している。
【0033】携帯電話70は、制御部71によって、全
体動作が制御される。制御部71は、内部にCPUおよ
びメモリを備えたマイクロコンピュータである。通信部
73は、インターネットなどのネットワークを介して契
約処理装置50との通信を行う。入力部74は、携帯電
話70に備えられたボタン等の操作に基づいて契約に必
要な情報の入力を行う。入力された情報は、表示部72
によって液晶ディスプレイに表示されるとともに、通信
部73によって契約処理装置50に送信される。Blu
etooth制御部75は、Bluetoothを利用
して契約端末10との通信を行う。契約端末10の近距
離通信部19がBluetooth以外の通信手段を採
用する場合には、Bluetooth制御部75は、そ
の通信手段に対応した構成に置換される必要がある。
【0034】特定情報記憶部76は、特定情報を記憶し
ておくメモリである。本実施例では、後述する通り、ネ
ットワークを介した通信において携帯電話70を特定す
るためのアドレス情報、例えばMACアドレスを特定情
報として用いる。従って、本実施例においては、特定情
報記憶部76は、MACアドレスを記憶するICチップ
として構成され、その情報は、契約処理のみならず、通
信部73およびBluetooth制御部75による通
信処理にも用いられる。上述のアドレス情報と無関係の
情報を特定情報として用いる場合には、特定情報記憶部
76は、単なるRAM上のメモリ領域として構成するこ
とが可能である。
【0035】図3は契約処理装置50の機能ブロックを
示す説明図である。契約処理装置50は、ネットワーク
を介した通信機能を備える汎用のパーソナルコンピュー
タに、図示する各機能ブロックをソフトウェア的に設け
ることにより構成される。先に説明した通り、契約処理
装置50のいくつかの機能ブロックを個別のホストコン
ピュータ内に構成してもよい。
【0036】制御部51は、契約処理装置50の全体動
作を制御するメインプログラムとしてのソフトウェアで
ある。各機能ブロックは、この制御下で動作する。入力
部53は、金融機関のオペレータによるキーボードおよ
びマウスなどの操作を介して必要な情報の入力を行う。
表示部52は、モニタを通じて操作に必要な情報の表示
を行う。
【0037】通信部57は、ネットワークNEを介した
通信を制御する。端末制御部54は、通信部57を介し
て、契約処理における契約端末10の動作を制御する。
事前情報管理部55は、ネットワークNEを介して携帯
電話70から契約に必要な情報の一部を送受信する。受
信された事前情報は、特定情報と関連づけられた状態で
利用者データベース58として契約処理単位で格納され
る。特定情報は、特定情報設定部56によって設定され
る。本実施例では、携帯電話70のMACアドレスを特
定情報として用いる。従って、特定情報設定部56は、
携帯電話70と契約処理装置50との通信時にMACア
ドレスを取得し、特定情報として利用者データベース5
8に登録する。なお、携帯電話70との通信をホストコ
ンピュータで行う場合には、事前情報はホストコンピュ
ータ内に格納することができる。
【0038】特定情報は、MACアドレス以外の情報を
用いることも可能である。特定情報設定部56の機能
は、採用される特定情報の内容に応じて相違する。例え
ば、受付番号のように契約処理装置50が設定する情報
を特定情報として利用する場合には、特定情報設定部5
6は、その特定情報を携帯電話70に通知する機能を奏
する。銀行の口座番号など利用者固有の番号を特定情報
として利用する場合には、特定情報設定部56は、携帯
電話70との通信を介して、その特定情報を入力する機
能を奏する。
【0039】図中に、利用者データベースの概略構造を
併せて示した。このデータベースでは、契約処理ごとに
受付番号、特定情報、事前情報、審査結果などが保持さ
れる。受付番号は、契約処理時に契約処理装置50によ
って付される管理用の番号である。事前情報は、契約端
末10での操作に先立って携帯電話70から受信する情
報であり、利用者の氏名、住所など契約に必要となる基
礎情報である。審査結果は、契約の可否に関し、事前情
報に基づいて行われた判断結果を示す情報である。図3
中に示したのは、例示に過ぎず、利用者データベースに
は、更に多くの情報を含めても佳い。
【0040】B.契約処理:図4は契約処理の流れを示
す説明図である。携帯電話70、契約処理装置50およ
び契約端末10での情報の授受を示した。本実施例にお
けるシステムでは、契約は時間的に隔離された3つのフ
ェーズから構成される。以下に示す契約処理は、新規申
込、更新のいずれを対象としてもよい。
【0041】B1.フェーズ1(事前情報の送信):フ
ェーズ1は事前情報の送信に関する処理である。この処
理は、携帯電話70の操作によって行われる。利用者が
携帯電話70を操作して、金融機関の提供する申込用の
Webサイトにアクセスすると(ステップSt01)、
契約処理装置50は申込用のインタフェース画面を提供
する(ステップSt02)。利用者は、この画面表示に
従って、契約に必要な事前情報を送信する(ステップS
t03)。本実施例では、事前情報として、氏名、生年
月日、自宅住所および郵便番号、自宅の電話番号、携帯
電話の電話番号、勤務先の名前、勤務先の電話番号、年
収、「持ち家」「賃貸」の区分および「賃貸」の場合に
はその家賃、他社からの借入れ額を送信するものとし
た。これらのデータは、各項目を入力する度に送信する
ものとしてもよいし、全ての項目が入力された後、まと
めて送信するものとしてもよい。
【0042】全ての情報の送信が完了すると、契約処理
装置50は、受付番号を携帯電話70に送信し(ステッ
プSt04)、フェーズ1の処理を完了する。契約処理
装置50は、取得した情報を利用者データベース58に
登録する。契約処理装置50は、フェーズ1の処理過程
において、携帯電話70に固有のアドレス情報、例えば
MACアドレスを取得し、これを特定情報として併せて
記憶する。
【0043】B2.フェーズ2(審査結果通知):フェ
ーズ2は、審査結果通知、即ち事前審査に基づく契約可
否の通知に関する処理である。金融機関では、フェーズ
1で受け取った情報に基づき、利用者との契約可否につ
いての事前審査を行う(ステップSt11)。事前審査
が完了すると、契約の可否が受付番号とともに、携帯電
話70に送信される(ステップSt12)。本実施例で
は、ネットワークを介した電子メールの形式で結果送信
を行うものとした。結果送信は、電話、ファクシミリな
どの方法で行うものとしてもよい。
【0044】審査結果の通知では、契約の可否と併せて
融資可能な限度額などの情報を送信してもよい。審査結
果通知は、契約準備の完了を意味する情報にも相当する
ため、この通知と併せて利用者に契約端末10での操作
を促す情報、契約端末10の設置場所に関する情報など
を併せて送信してもよい。
【0045】本実施例では、契約処理装置50から利用
者に審査結果を通知するものとしたが、この通知に代え
て、またはこの通知とは別に、利用者が金融機関に問い
合わせ可能としてもよい。図5は審査結果問合わせ処理
のフローチャートである。問い合わせを行う際には、利
用者は、携帯電話70から金融機関の提供するWebサ
イトにアクセスする(ステップS16)。契約処理装置
50は、このアクセスに応じて、問い合わせ用のインタ
フェース画面を、携帯電話70に提供する(ステップS
26)。利用者が、申込時に設定された受付番号を入力
すると(ステップS17)、契約処理装置50はこの受
付番号に基づいて利用者データベース58の審査結果を
検索し(ステップS27)、結果を携帯電話70に送
信、表示させる(ステップS28、S18)。審査結果
の表示内容は、問い合わせのタイミングによって異な
る。利用者データベース58に結果が登録されている場
合には、契約の可否が表示され、結果が登録されていな
い場合には、審査が未了である旨が表示される。
【0046】本実施例では、審査結果の問い合わせに受
付番号を用いるものとしたが、特定情報を用いることも
可能である。但し、端末に依存しない受付番号を用いる
ことにより、事前情報の送信に利用した携帯電話70と
は異なる端末からでも審査結果を確認することができる
利点がある。
【0047】本実施例では、Webページへのアクセス
後に、改めて受付番号を入力するものとしたが、フェー
ズ1において、受付番号に代えて、受付番号に相当する
情報をパラメータに含むURLを設定するものとしても
よい。こうすれば、問い合わせ時には、指定されたUR
Lにアクセスするだけで、受付番号等を入力するまでな
く簡便に審査結果の確認を行うことができる。
【0048】B3.フェーズ3(本契約処理):審査結
果を受けると、利用者は、契約端末10の設置された店
舗に行き、本契約処理を行う。図4に戻り、本契約処理
の概要を説明する。ここでは、処理の概要を説明する便
宜上、事前審査によって「契約可」の結果が得られてい
るものとする。
【0049】利用者は、本契約処理として、契約端末1
0が設置されている店舗に行き、画面表示に従って、受
付操作を行う(ステップSt21)。この操作に応じて
契約端末10は、携帯電話とBluetoothによる
通信を行って、携帯電話70から特定情報を取得する
(ステップSt22,St23)。本実施例では、携帯
電話70のアドレス情報を特定情報として利用している
ため、契約端末10と携帯電話70との通信が確立され
た時点で、特定情報の取得が完了することになる。契約
端末10が、常にBluetooth機能を持った端末
の接近を監視しており、かかる機能を持った携帯電話7
0を検知した時点で、自動的に特定情報の取得を行うも
のとしてもよい。
【0050】契約端末10は、こうして取得された特定
情報に基づいて契約処理装置から事前審査の結果を受け
取る(ステップSt24,St25)。こうして得られ
た事前審査結果に基づいて本人認証などの契約処理を行
う(ステップSt26,St27)。全ての処理が完了
すると、契約端末10は融資等に使用するカードを発行
し(ステップSt28)、結果の報告を契約処理装置5
0に行って、フェーズ3の処理を完了する(ステップS
t23)。
【0051】本実施例のシステムは、事前審査が行われ
ているか否かに関わらず契約処理を行うことが可能であ
る。かかる点も含み、本契約処理における契約端末10
の処理内容を詳細に説明する。
【0052】図6は本契約処理における契約端末10の
処理内容を示すフローチャートである。この処理では、
契約端末10は、タッチパネル13に、事前審査済みか
否かの確認画面を表示する(ステップS30)。この画
面では、携帯電話70を利用した事前審査が済んでいる
か否かの選択メニューが表示される。利用者が、審査結
果の通知を受けている場合には、「審査済み」を選択
し、その他の場合には、「事前審査なし」を選択する。
【0053】「事前審査なし」が選択された場合には
(ステップS31)、契約端末10は、通常の契約処理
に移行する。即ち、契約に必要な基礎情報の入力を行
い、その情報を契約処理装置50に送信する(ステップ
S32,S33)。基礎情報は、携帯電話70を介して
入力される事前情報と同等の内容である。
【0054】「審査済み」が選択された場合には(ステ
ップS31)、契約端末10は、その結果を有効活用す
るため、審査結果取得処理を行う(ステップS40)。
携帯電話70が保持する特定情報に基づいて、契約処理
装置50にアクセスして審査結果を取得する処理であ
る。
【0055】図7は審査結果取得処理のフローチャート
である。契約端末10は、利用者に対し、携帯電話70
を契約端末10に近づけるように促す内容を、タッチパ
ネル13に表示する(ステップS41)。本実施例で
は、契約端末10と携帯電話70との通信にBluet
oothを利用しており、両者を通信可能な範囲にまで
接近させる必要があるからである。
【0056】携帯電話70が接近されると、Bluet
oothのプロトコルに従って、契約端末10は携帯電
話70を検出し(ステップS42)、携帯電話70から
特定情報を取得する(ステップS43)。本実施例で
は、携帯電話70のMACアドレスを特定情報として用
いているため、両者の通信が確立された時点で、特定情
報の取得が行われることになる。契約端末10は、こう
して取得された特定情報を契約処理装置50に送信する
とともに、事前審査結果をリクエストする(ステップS
44)。なお、拾得された携帯電話70を悪用した契約
を回避するため、特定情報の取得に際して、契約端末1
0が利用者に暗証番号などの入力を要求するものとして
もよい。
【0057】契約処理装置59は、特定情報を受信する
と(ステップS46)、利用者データベース58から審
査結果を検索し(ステップS47)、それを契約端末1
0に受け渡す(ステップS48、S45)。審査が完了
している場合には、契約の可否に関する情報が受け渡さ
れ、審査が完了していない場合には、審査未了である旨
の情報が受け渡される。事前情報の取得をホストコンピ
ュータで行っている場合には、審査結果もこのホストコ
ンピュータから取得するものとすることができる。
【0058】図6に戻り、本契約処理について引き続き
説明する。契約端末10は、事前審査の結果が「契約
可」である場合には(ステップS41)、契約処理を継
続するが、その他の場合には契約不可である旨をタッチ
パネル13に表示し(ステップS46)、本契約の処理
を完了する。
【0059】審査結果が契約可である場合(ステップS
41)、および事前審査を受けていない場合には、それ
ぞれ本人認証のための処理に移行する。このため契約端
末10は、本人を認証するための書類および本人の写真
を入力し、特定情報または受付番号とともに契約処理装
置50に送信する(ステップS42)。認証書類は、例
えば運転免許証、パスポートなどを用いることができ、
その画像は、書画カメラ16で取得することができる。
本人の写真は人物カメラ11で撮影することができる。
契約処理装置50では、金融機関のオペレータがこれら
の画像に基づいて、本人認証を行う。
【0060】図8は事前審査を受けている場合の認証方
法を示す説明図である。事前審査を受けている場合に
は、契約端末10を操作している人物と認証書類との整
合、携帯電話70から事前に送信された情報と認証書類
の内容との整合を確認する必要がある。前者の整合は、
認証書類画像IMG1に含まれる写真PICと本人の撮
影画像IMG2との比較によって確認できる(図中の矢
印C)。
【0061】後者については、利用者データベース58
に登録されている事前情報と認証書類画像IMG1に含
まれる情報との比較によって確認できる。まず、認証書
類画像IMG1が送信される際には、契約処理装置50
は、携帯電話70から取得された特定情報に基づいて、
操作している人物に対応した事前情報を特定することが
できる(図中の矢印A)。認証書類画像IMG1は、氏
名、住所など利用者データベース58に登録されている
情報と一部で重複した情報が含まれる。このように重複
した範囲で両者が一致しているか否かを確認することに
より、事前情報の認証を行うことができる。従って、虚
偽の情報に基づく契約、拾得した携帯電話70を悪用し
た契約等が行われる可能性を抑制することができる。図
8では、氏名、住所に基づいて事前情報の認証を行う場
合を例示したが、確認に利用される情報は、これらに限
定されるものではない。
【0062】図6に戻り、本契約処理について引き続き
説明する。契約端末10は、本人認証の結果を契約処理
装置50から受信する(ステップS43)。本人認証の
結果には、金融機関のオペレータによる契約可否につい
ての最終判断が含まれる。
【0063】契約端末10は、「契約可」の結果を受け
た場合には(ステップS44)、融資に使用されるカー
ドを発行して(ステップS45)、本契約の処理を完了
する。「契約不可」の結果を受けた場合には(ステップ
S44)、契約不可である旨をタッチパネル13に表示
して、本契約の処理を完了する。
【0064】以上で説明した第1実施例の契約システム
によれば、利用者が特定情報をメモ等するまでなく、携
帯電話70を情報提供媒体として契約端末10ひいては
契約処理装置50に特定情報を受け渡すことができるた
め、事前情報に基づく審査結果を容易かつ確実に利用す
ることができる。従って、契約端末10での操作時間、
審査完了までの待ち時間を短縮でき、自動契約システム
の利便性および契約端末10の稼働率を向上させること
ができる。
【0065】本実施例の契約システムでは、事前審査の
結果を、利用者に通知することができる。利用者は、
「契約可」との結果を得てから店舗に出向けば済むた
め、システムの利便性を向上させることができる。
【0066】C.第2実施例:第1実施例では、携帯電
話70に固有のアドレス情報を特定情報として利用する
場合を例示した。第2実施例では、携帯電話70に依存
しない情報を特定情報として用いる場合を例示する。
【0067】第2実施例におけるシステム構成は、第1
実施例(図1〜図3)とほぼ同様である。以下の説明に
おいては、ネットワークに接続可能な汎用コンピュータ
を用いて事前情報の送信を行うものとしたが、携帯電話
70を用いることも可能である。さらに、ファクシミ
リ、郵便などで事前情報の送信を行うものとしてもよ
い。携帯電話70に備えられる特定情報記憶部76が、
第1実施例ではアドレス情報を記憶しているのに対し、
第2実施例では端末に依存しない情報を記憶する点で相
違する。
【0068】図9は第2実施例における契約処理の流れ
を示す説明図である。第1実施例と同様、契約処理は、
3つのフェーズから成る。フェーズ1では、利用者は、
ネットワークに接続可能なコンピュータを用いて事前情
報の送信、受付番号の受信を行う(ステップSt01A
〜st04A)。第1実施例とは異なり、契約処理装置
50は、これらの過程でコンピュータのアドレス情報を
特定情報として取得する必要はない。また、コンピュー
タと異なる端末で審査結果の通知を受けられるよう、事
前情報には、審査結果の通知先となる端末のメールアド
レスを含めるものとした。もちろん、フェーズ1の操作
を行う端末で通知を受ける場合には、かかる情報は省略
してもよい。
【0069】フェーズ2では、フェーズ1で指定された
メールアドレスに契約処理装置50から審査結果の通知
が行われる(ステップSt11A、St12A)。図9
では、利用者の携帯電話70が通知先として指定されて
いる場合を例示した。この通知は電子メールの形式で行
われ、審査結果および特定情報が含まれる。特定情報
は、契約処理装置50が任意に設定可能な情報とした。
受付番号を特定情報として用いてもよいし、受付番号と
は異なる情報を設定してもよい。
【0070】フェーズ3では、第1実施例と同様の処理
が行われる(ステップst21A〜st29A)。但
し、第2実施例では、契約端末10が携帯電話70から
特定情報を取得する処理が第1実施例と相違する。第2
実施例では、電子メールの形式で送信された情報内に特
定情報が含まれているため、契約端末10は、携帯電話
70との通信が確立した後、携帯電話70のハードウェ
ア資源にアクセスして、特定情報を検出する必要があ
る。
【0071】かかる検出は、種々の方法で実現可能であ
る。第1の方法は、契約端末10は、携帯電話70から
契約処理装置50が送信した電子メールを検索し、内容
を解析して特定情報を取得する方法である。この処理
は、契約端末10から携帯電話70に、かかる機能を奏
するプログラムを送信することにより実現することがで
きる。携帯電話70が保持している全ての電子メールを
契約端末10が一旦取得してから、契約端末10が該当
する電子メールの検索を行うものとしてもよい。
【0072】第2の方法は、審査結果の通知としての電
子メールのタイトルに、特定情報を含ませる方法であ
る。この方法では、電子メールの内容を解析するまでな
く、タイトルの検索を行うだけで特定情報を取得するこ
とができる。この処理は、契約端末10から携帯電話7
0に、かかる機能を奏するプログラムを送信することに
より実現することができる。
【0073】第3の方法は、審査結果の通知としての電
子メールを、利用者によって契約端末10に転送させる
方法である。特定情報の取得は、これらの方法に限ら
ず、契約端末10と携帯電話70の通信方法、携帯電話
70の処理能力等に応じて適宜設定することができる。
【0074】特定情報の取得は、必ずしも携帯電話70
と契約端末10の通信に依る必要はない。例えば、利用
者の操作によって特定情報を携帯電話70に表示させ、
これを契約端末10の書画カメラ16で読みとるものと
してもよい。かかる場合には、偽造や改ざん防止、読み
とり精度確保等の観点から特定情報をバーコードなどの
符号化された状態で表示させることが好ましい。
【0075】特定情報が取得された後の処理は、第1実
施例と同様である。契約端末10は、特定情報に基づい
て事前の審査結果を取得し、契約処理を行うことができ
る。
【0076】以上で説明した第2実施例によれば、第1
実施例と同様、事前情報を有効活用し、効率的に契約処
理を遂行することができる。また、事前情報を容易に特
定することができ、利便性を向上することができる。
【0077】更に、第2実施例によれば、事前情報の送
信と審査結果の通知とを異なる端末で行うことができ
る。例えば、事前情報の送信は操作性の高い汎用のコン
ピュータなどを利用して行うことができ、通知は携帯電
話70など携帯性に優れる端末で受信することができ
る。従って、システムの利便性を向上することができ
る。
【0078】D.第3実施例:第1実施例および第2実
施例では、契約端末10と携帯電話70との通信によっ
て特定情報を取得する場合を例示した。特定情報を契約
端末10に受け渡すための情報提供媒体は、必ずしも通
信機能を有するものには限られない。第3実施例では、
通信機能を有さない情報提供媒体を使用する例として、
磁気カード、ここでは銀行のキャッシュカードを用いる
場合を例示する。
【0079】第3実施例におけるシステム構成は、契約
処理装置50については、第1実施例とほぼ同じであ
る。契約端末10については、次の点で第1実施例と相
違する。第3実施例においては契約端末10が本契約時
にBluetoothによる通信を行う必要はないか
ら、近距離通信部19は省略してもよい。代わりに、カ
ード発行部12に、磁気カードから情報を読みとる機能
が備えられている。
【0080】図10は第3実施例における契約処理の流
れを示す説明図である。第3実施例も契約処理は、3つ
のフェーズから成る。利用者は、第2実施例と同様、ネ
ットワークにアクセス可能なコンピュータから事前情報
の送信を行う(ステップSt01B〜St04B)。第
3実施例では、キャッシュカードに記録されている情
報、例えば「口座番号」を特定情報として用いる。利用
者は、事前情報の送信時において、氏名、住所等の情報
と併せてキャッシュカードに対応した口座番号を契約処
理装置50に送信する(ステップSt03B)。契約処
理装置50は、この口座番号を特定情報として利用者デ
ータベース58に記憶する。フェーズ1の処理は、コン
ピュータの他、ネットワークに接続可能な携帯電話を用
いて行うものとしても構わない。
【0081】フェーズ2における審査結果の通知は、第
1および第2実施例と同様である。契約処理装置50
は、事前情報に基づく審査結果を、利用者の携帯電話7
0に電子メールの形式で送信する(ステップSt11
B、St12B)。
【0082】フェーズ3における本契約処理では、特定
情報を契約端末10に受け渡すための情報提供媒体とし
てキャッシュカードが用いられる。利用者は、契約端末
10で受付処理を行った後(ステップSt21B)、カ
ード発行部12のスロットにキャッシュカードを挿入す
る。契約端末10は、このキャッシュカードから特定情
報としての口座番号を読み取る(ステップSt23
B)。こうして特定情報が得られた後の処理は、第1実
施例および第2実施例と同様である(ステップSt23
B〜St29B)。
【0083】第3実施例によれば、通信を利用しないた
め、通信環境の不安定性などに影響されることなく、安
定して特定情報を取得することができる利点がある。
【0084】第3実施例では、特定情報を受け渡す情報
提供媒体として、キャッシュカードを利用したが、クレ
ジットカードなど固有の情報が記録された種々の磁気カ
ードその他の媒体を利用することができる。
【0085】E.変形例:実施例では、ネットワークを
介して事前情報の送信を行う場合を例示したが、事前情
報の送信は、ファクシミリ、郵送などで行うものとして
もよい。例えば、第1実施例および第2実施例におい
て、契約処理装置50と携帯電話70との間での特定情
報の授受を審査結果の通知時に行うものとすれば、携帯
電話70から契約端末10への特定情報の受け渡しを実
現することができる。
【0086】実施例では、フェーズ2の処理として、契
約処理装置50から事前審査の結果を通知するものとし
たが、かかる通知を省略しても構わない。フェーズ1に
おける事前情報の送信時に契約処理装置50と情報提供
媒体との間で特定情報の授受が完了していれば、フェー
ズ2の処理を省略しても、情報提供媒体から契約端末1
0への特定情報の受け渡しを実現することができる。
【0087】実施例では、融資のための契約処理までを
例示したが、かかる契約と併せて出金処理を行うものと
してもよい。
【0088】実施例のシステムにおいては、フェーズ1
における事前情報に、ディジタルカメラ等で撮影された
利用者の顔写真を含めてもよい。利用者の顔写真を送信
させることにより、いわゆる冷やかしでの申し込みを抑
制することができる。
【0089】実施例の契約端末においては、事前審査済
みであることが選択された場合にのみ契約申込み用のメ
ニューを表示させるものとしてもよい。こうすることに
より、事前審査を行っていない利用者が、故意または誤
って契約申込み用のメニューを選択する可能性を抑制す
ることができ、契約端末の稼働率向上を図ることができ
る。かかる態様は、契約の申込み以外に多数のメニュー
を備える複合機として自動契約システムを構成した場合
に有用性が高い。かかる構成としては、例えば、銀行の
現金取り扱い装置と融資の契約装置とを複合した装置が
考えられる。
【0090】実施例では金融機関における融資契約を対
象としたが、本実施例のシステムは、商品の購入、サー
ビスの受給など種々の契約に適用可能である。一例とし
て、列車の指定席購入システムとして構成する場合を考
える。かかるシステムでは、利用者が、フェーズ1の処
理として携帯電話から列車の指定席を予約すると、鉄道
会社は利用者の携帯電話に予約番号を送信する。次に、
フェーズ3の処理として、Bluetooth通信機能
を備えた切符の自動発券機が、利用者の携帯電話から予
約番号を取得し、予約された切符を発券する。なお、フ
ェーズ2の処理として、指定席の確保ができた旨の通知
を利用者の携帯電話に行うものとしてもよい。本実施例
のシステムは、このように種々の契約処理に適用可能で
ある。
【0091】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。以上の実施例では、契約処理装置50は、
単一のコンピュータで構成される場合を例示したが、ホ
ストコンピュータ等を含め、複数のハードウェアで分散
処理させるものとしても構わない。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、利用者は、事前に送信
した情報を特定する特定情報を、何らかの情報提供媒体
を介して契約端末に受け渡すことができる。従って、契
約処理装置に事前に送信された情報を、特定情報を予め
控えておくなどの負担を伴うことなく利用することがで
き、契約処理を速やかに行うことができる。
【0093】また、契約処理装置は、事前情報に基づ
き、利用者に事前の審査結果を通知することができる。
利用者は、契約締結が可能と通知された場合にのみ契約
処理を行えば済むため、契約処理時の無駄を回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての自動契約システムの構成を示す
説明図である。
【図2】携帯電話70の概略構成を示す説明図である。
【図3】契約処理装置50の機能ブロックを示す説明図
である。
【図4】契約処理の流れを示す説明図である。
【図5】審査結果問合わせ処理のフローチャートであ
る。
【図6】本契約処理における契約端末10の処理内容を
示すフローチャートである。
【図7】審査結果取得処理のフローチャートである。
【図8】事前審査を受けている場合の認証方法を示す説
明図である。
【図9】第2実施例における契約処理の流れを示す説明
図である。
【図10】第3実施例における契約処理の流れを示す説
明図である。
【符号の説明】
10…契約端末 11…人物カメラ 12…カード発行部 13…タッチパネル 14…スピーカ 15…書類発行機構 16…書画カメラ 17…通信制御部 18…記憶装置 19…近距離通信部 20…制御部 50…契約処理装置 51…制御部 52…表示部 53…入力部 54…端末制御部 55…事前情報管理部 55…特定情報設定部 57…通信部 58…利用者データベース 59…契約処理装置 70…携帯電話 71…制御部 72…表示部 73…通信部 74…入力部 76…特定情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 武始 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 BB21 EE35 FF02 FF23 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 HH24

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の契約を自動的に処理する自動契約
    システムであって、 契約処理を行う契約処理装置と、 該契約処理装置と通信回線によって接続され、利用者が
    該契約に必要な操作を行うための契約端末とを有し、 該契約処理装置は、 前記契約端末での操作に先立って、前記契約に必要な情
    報の少なくとも一部を事前情報として前記利用者から入
    力する入力部と、 該事前情報を所定の特定情報と関連づけて保持する保持
    部とを備え、 前記契約端末は、 前記特定情報を記憶した所定の情報提供媒体から該特定
    情報を取得する特定情報取得部と、 該特定情報を前記契約処理装置に送信すると共に、前記
    契約処理に必要な情報入力を行う契約実行部とを備える
    自動契約システム。
  2. 【請求項2】 所定の契約処理を行うための契約処理装
    置と通信回線によって接続され、利用者が前記契約に必
    要な操作を行うための契約端末であって、 前記契約を行う利用者によって前記契約処理装置に事前
    に送信された事前情報を特定するための特定情報を、該
    特定情報が記録された所定の情報提供媒体から取得する
    特定情報取得部と、 該特定情報を前記契約処理装置に送信すると共に、前記
    契約処理に必要な情報入力を行う契約実行部とを備える
    契約端末。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の契約端末であって、 前記特定情報取得部は、前記所定の情報提供媒体との近
    距離通信によって前記特定情報を取得する契約端末。
  4. 【請求項4】 前記近距離通信は、Bluetooth
    である請求項3記載の契約端末。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の契約端末であって、 前記契約実行部が行う契約処理には、利用者本人を確認
    するための情報の認証取得が含まれ、 該認証情報と前記事前情報とは、少なくとも一部で重複
    している契約端末。
  6. 【請求項6】 所定の契約処理を行う際に利用者に操作
    される契約端末と通信回線によって接続され、該契約端
    末を介して取得された情報に基づいて前記契約処理を行
    う契約処理装置であって、 前記契約を行う利用者から前記契約処理に先だって、該
    契約処理に必要な事前情報を入力する事前情報入力部
    と、 該事前情報を所定の特定情報と関連づけて記憶する事前
    情報保持部と、 該特定情報を記憶した所定の情報提供媒体から、前記契
    約端末を介して前記特定情報を取得する特定情報取得部
    と、 該取得された特定情報に基づいて、前記契約端末に契約
    処理を実行させる契約制御部とを備える契約処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の契約処理装置であって、 前記所定の情報提供媒体は該契約処理装置との通信機能
    を有しており、 該契約処理装置は、前記特定情報を前記所定の情報提供
    媒体に対し通知する特定情報通知部を備える契約処理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の契約処理装置であって、 前記事前情報保持部は、前記事前情報の入力元とは異な
    る通知先への通知が許容されている契約処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の契約処理装置であって、 該契約処理装置は、前記事前情報に基づく契約準備の完
    了通知を前記利用者に行う準備完了通知部を備える契約
    処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の契約処理装置であっ
    て、 前記特定情報は、前記契約端末と前記所定の情報提供媒
    体との通信に利用される該情報提供媒体固有の情報であ
    る契約処理装置。
  11. 【請求項11】 所定の契約処理を行うための契約処理
    装置と通信回線によって接続され、利用者によって操作
    される契約端末に対し、該契約に必要な情報の一部を提
    供する情報提供媒体であって、 前記契約を行う利用者によって前記契約処理装置に事前
    に送信された事前情報を特定するための特定情報を記憶
    する特定情報記憶部と、 前記契約端末からのリクエストに応じて該特定情報を該
    契約端末に通信する通信部とを備える情報提供媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の情報提供媒体であっ
    て、 前記契約処理装置に対し、前記事前情報を送信する事前
    情報送信部を備える情報提供媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の情報提供媒体であっ
    て、 前記契約処理装置から前記特定情報を受信し、前記特定
    情報記憶部に記憶される特定情報受信部を備える情報提
    供媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の情報提供媒体であっ
    て、 前記契約処理装置から、前記事前情報に基づく契約準備
    の完了通知を受信する完了通知受信部を備える情報提供
    媒体。
  15. 【請求項15】 通信回線によって接続された契約処理
    装置と契約端末とを用いて、所定の契約を自動的に処理
    する自動契約方法であって、 前記契約処理装置が実行する事前工程と、 前記契約端末が実行する本契約工程とを備え、 該事前工程は、 前記契約端末での操作に先立って、前記契約に必要な情
    報の少なくとも一部を事前情報として入力する工程と、 該事前情報を所定の特定情報と関連づけて保持する工程
    とを有し、該本契約工程は、 前記特定情報を記憶した所定の情報提供媒体から該特定
    情報を取得する工程と、 該特定情報を前記契約処理装置に送信すると共に、前記
    契約処理に必要な情報入力を行う工程とを有する自動契
    約方法。
  16. 【請求項16】 商品の購入および契約の申込の少なく
    とも一方に関する取引処理を行うための決済端末であっ
    て、 利用者の第1の装置から所定の特定情報を受信し、該特
    定情報に基づいて、前記取引処理を実行する取引処理制
    御部を備え、 前記特定情報は、前記取引処理に先立って、前記取引処
    理に関与する装置であって前記決済端末および前記第1
    の装置と通信可能な第2の装置に対し、前記第1の装置
    が前記取引処理に必要な情報の少なくとも一部を送信す
    ることにより、前記第2の装置から前記第1の装置に応
    答される情報である決済端末。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の決済端末であって、 前記特定情報を利用した取引ができることが確認された
    場合に、前記利用者が該取引を選択可能なメニューを表
    示するメニュー表示部を備える決済端末。
  18. 【請求項18】 商品の購入および契約の申込の少なく
    とも一方に関する取引処理を行うための取引システムで
    あって、 決済端末と、 利用者が使用する第1の装置と、 前記取引処理に関与する装置であって、前記決済端末お
    よび前記第1の装置と通信可能であり、前記取引処理に
    先立って、前記第1の装置から前記取引処理に必要な情
    報の少なくとも一部を受信する第2の装置とを備え、 前記第2の装置は、前記情報の受信に対し、受け付けた
    内容を特定する特定情報を前記第1の装置へ応答し、 前記決済端末および第1の装置は、該決済端末での取引
    処理時に、両者間で上記特定情報の通信を行うととも
    に、前記取引処理を実行する取引システム。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の取引システムであっ
    て、 前記第1の装置から前記第2の装置に送信される情報に
    は、前記利用者を特定することができる人体的特徴を表
    す情報が含まれる取引システム。
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